JPH08157526A - ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のハーフエステル化物の製造方法 - Google Patents

ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のハーフエステル化物の製造方法

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JPH08157526A
JPH08157526A JP30509494A JP30509494A JPH08157526A JP H08157526 A JPH08157526 A JP H08157526A JP 30509494 A JP30509494 A JP 30509494A JP 30509494 A JP30509494 A JP 30509494A JP H08157526 A JPH08157526 A JP H08157526A
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vinyl ether
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anhydride copolymer
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Hisashi Nose
寿 野瀬
Tsuneyoshi Fujii
恒良 藤井
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TOKYO FINE CHEM KK
Tokyo Fine Chemical Co Ltd
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TOKYO FINE CHEM KK
Tokyo Fine Chemical Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/14Esterification

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反応性、作業性、経済性、品質等の面から有
利であり、かつ生産工程時間が短縮化され、工業的製造
方法として有利かつ有効なビニルエーテル−マレイン酸
共重合体のハーフエステル化物の製造方法を提供する。 【構成】 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体を
アルコールと反応させてビニルエーテル−無水マレイン
酸共重合体のハーフエステル化物を製造するにおいて、
反応終了後の反応液を真空乾燥器で処理し、固体化して
顆粒状となし、次いでこれをアルコールに溶解して製品
とするビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のハー
フエステル化物の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビニルエーテル−無水
マレイン酸共重合体のハーフエステル化物(ビニルエー
テル−マレイン酸モノエステル共重合体)の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】メチルビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体のハーフエステル化物は、紙、繊維、または金
属等に表面処理して、防湿(保湿)、風合い付与、糊、
防錆等に使用されている。
【0003】従来、このハーフエステル化物は、メチル
ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体をアルコール
類でエステル化することによって製造されていたが、こ
のエステル化は、反応速度が小さいために、共重合体と
アルコール類を反応させるにあたって、従来、アルコー
ルそのものを、あるいはケトン類などその他の有機溶剤
を反応溶媒として用い、反応缶中で加温して数時間もし
くは10数時間反応させた後、得られた淡黄色ないし淡
褐色の反応液をそのまま反応缶中で蒸発または濃縮し、
乾燥して未反応のアルコールまたは反応溶媒を分離、回
収することがなされていた。
【0004】しかしながら、この分離工程において、未
反応のアルコールあるいは反応溶媒を蒸発または濃縮し
てゆくと、反応液の粘度は次第に高くなり、終了時直前
には、ハーフエステル化物が反応缶底部にへばりつい
て、攪拌が不可能になって反応を円滑に進めることがで
きず、取扱いが極めて不便であり、さらに得られるハー
フエステル化物が塊団化してしまうため、その後製品化
するための粉砕、溶解工程等がむずかしくなるものであ
った。また、この分離工程において、生成したハーフエ
ステル化物の熱分解が生じてしまう虞れがあるものであ
った。
【0005】さらに、特公昭43−25,982号に
は、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体と実質的
に当量の気体状態のアルコールとを、該アルコールの沸
点以上、モノエステル共重合体の軟化点以下で接触させ
てハーフエステル共重合体を粉末状で得る方法が開示し
てある。この製造方法によると、過剰なアルコールある
いは有機溶媒等の反応溶媒を使用することがないので、
溶媒回収、回収溶媒の精製、製品の乾燥等を省略できる
ものであるが、アルコール蒸気を系内に導入して使用す
るために反応装置が複雑となり、またハーフエステル共
重合体の軟化点以上の沸点を有するアルコールを使用す
る場合、反応系を減圧して、アルコールの沸点を軟化点
より低い温度としなければ、アルコールの凝縮によるハ
ーフエステル共重合体の塊団化が生じてしまう。さらに
このような観点から総じて反応系の温度制御等の操作が
煩雜であった。
【0006】また、特開昭62−297301号には、
ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体と実質的に当
量のアルコールとを、得られるハーフエステル化物の軟
化温度あるいはそれ以上の温度において最終的に混練し
て反応させることによって破砕されたハーフエステル化
物を得る製造方法が開示してある。この製造方法による
と、過剰なアルコールあるいは有機溶媒等の反応溶媒を
使用することがないので、溶媒回収、回収溶媒の精製、
製品の乾燥等を省略できるものであるが、反応に長持間
を要するあるいは均一な反応進行が困難であるといった
問題の残るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のハ
ーフエステル共重合体の製造方法は、工業的製造方法と
しては、繁雑な工程を有するあるいは反応性、作業性、
経済性、品質等の面から問題があり、工業的に合理的な
ものとはいえないものであった。
【0008】従って、本発明は、改良されたハーフエス
テル共重合体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明はまた、反応性、作業性、経済性等の面から有利
であり、かつ生産工程時間が短縮化され、工業的製造方
法として有利かつ有効なハーフエステル共重合体の製造
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体をアル
コールと反応させてビニルエーテル−無水マレイン酸共
重合体のハーフエステル化物を製造するにおいて、反応
終了後の反応液を真空乾燥器で処理し、固体化して顆粒
状となし、次いでこれをアルコールに溶解して製品とす
ることを特徴とするビニルエーテル−無水マレイン酸共
重合体のハーフエステル化物の製造方法である。
【0010】さらに本発明は、前記真空乾燥器において
回収されたアルコールを再利用して、ビニルエーテル−
無水マレイン酸共重合体との反応に使用する製造方法を
示すものである。また本発明は、ビニルエーテル−無水
マレイン酸共重合体との反応に供されるアルコールが、
メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコ
ールおよびブチルアルコールからなる群から選ばれてな
るいずれか1つまたは2以上の混合物である製造方法を
示すものである。本発明はまた、真空乾燥器における処
理条件が、圧力0.5〜50Torr、より好ましく
は、1〜10Torr、乾燥温度50〜200℃、より
好ましくは80〜150℃である製造方法を示すもので
ある。本発明はさらに、反応に使用するビニルエーテル
−無水マレイン酸共重合体とアルコールとの仕込比が、
反応終了後の不揮発分換算で10〜60重量%である製
造方法を示すものである。本発明はさらに、真空乾燥器
で回収したアルコールを精製処理して、反応に再利用す
るものである製造方法を示すものである。
【0011】
【作用】このように本発明においては、反応終了後の反
応液を濃縮乾燥するに際し、真空乾燥器で処理するた
め、反応液中に含まれる未反応のアルコールが一部フラ
ッシュ蒸発し、乾燥物が多孔質となるために、後工程で
の粉砕が容易であり、またアルコールに溶解しやくすく
なるものである。さらに揮発性不純物の除去が可能とな
る。
【0012】以下、本発明を実施態様に基づきより詳細
に説明する。図1は本発明のビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体のハーフエステル化物の製造方法におけ
る製造工程図である。
【0013】本発明において、原料として用いられるビ
ニルエーテル−無水マレイン酸共重合体としては、無水
マレイン酸と、これと共重合し得る種々のビニルエーテ
ル、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビニルエー
テル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテ
ル、オクチルビニルエーテルおよびオクタデシルビニル
エーテル等の少なくとも1種を含む共重合体が挙げられ
る。このうち好ましくは、下記の一般式(1)で表わさ
れるメチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体で
ある。
【0014】
【化2】
【0015】本発明に用いられるこれらのビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体は、溶液重合等の公知の方
法により製造されたものであればいずれでもよく、その
分子量は、10,000〜40,000程度であり、無
水マレイン酸とビニルエーテルが1モル:1モルの割合
で結合したものである。
【0016】一方、このビニルエーテル−無水マレイン
酸共重合体との反応に供せられるアルコールとしては、
炭素数1〜8程度の脂肪族アルコールなどが挙げられ、
このうち、入手が容易でかつ比較的低コストであるとい
った観点から、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコールまたはブチルアルコールを単独であ
るいは複数混合物として用いることができる。
【0017】また、本発明においては、必要に応じて、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベンゼ
ン、キシレンといった芳香族炭化水素類などの有機溶媒
を反応系に添加することも可能である。
【0018】本発明においてはまず、上記したようなビ
ニルエーテル−無水マレイン酸共重合体とアルコール
(および有機溶媒)とを均一となるまで充分に混合す
る。この場合のビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体のアルコール(および有機溶媒)に対する仕込比(重
量比)は、反応終了後の不揮発分換算で10〜60重量
%、より好ましくは30〜50重量%である。すなわ
ち、上記比率よりもビニルエーテル−無水マレイン酸共
重合体の量が多いと、反応に長持間を要したり、エステ
ル化が不十分あるいは均一な反応が生じない虞れがあ
り、一方上記比率よりもビニルエーテル−無水マレイン
酸共重合体の量が少ないと、反応後の反応生成物の分離
回収が困難となる虞れがあるためである。なお、アルコ
ールと有機溶媒とを併用する場合にあっては、アルコー
ルの量は、当然にビニルエーテル−無水マレイン酸共重
合体の当量以上とする必要がある。
【0019】エステル化反応は、例えば反応缶等の容器
内において、攪拌混合しながら、使用するアルコールが
ゆっくり還流する温度に加温することにより行なわれ
る。反応温度は、使用するアルコールによって異なって
おり、一概には規定できないが、その温度範囲はほぼ6
0℃〜150℃程度である。また反応時間も使用するア
ルコールの種類、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重
合体の仕込比等によって左右されるため一概には規定で
きないが、3〜10時間程度である。
【0020】また、このようなエステル化反応において
は、必要に応じて適当な触媒を存在させることも可能で
あり、例えば、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−
ジメチルアニリン、ヘキサメチレンテトラミンなどのよ
うな第3級アミン塩基を、前記ビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体1モルに対して、5×10-3〜0.1
モル程度添加することができる。
【0021】このようにしてビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体とアルコールとを反応させることによ
り、以下の一般式(2)で示されるようなビニルエーテ
ル−無水マレイン酸共重合体のハーフエステル化物が生
成する。
【0022】
【化3】
【0023】このようにして反応容器にて十分な時間、
エステル化反応を行なった後、図1に示すように反応液
を真空乾燥器に移し、減圧乾燥する。この真空乾燥器に
おける処理条件としては、圧力が0.5〜50Tor
r、より好ましくは、1〜10Torr、乾燥温度が5
0〜200℃、より好ましくは80〜150℃であるこ
とが望ましい。このように本発明においては、乾燥が比
較的低温条件下で行なわれるため、生成したエステル化
物の熱分解が生起し難い。また、この減圧下における乾
燥工程においては、反応液中における余剰のアルコール
が一部フラシュ蒸発するために、得られる乾燥物(エス
テル化物)は多孔質となる。さらにこの乾燥工程におい
て、例えばアセトン等の揮発性不純物が除去される利点
がある。
【0024】なお、この乾燥工程において真空乾燥器よ
り蒸気として外部に取り出されたアルコールは、図1に
示すように、凝縮して回収し、ビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体とのエステル化反応に再利用すること
が望ましい。なお、アルコールは凝縮温度が低いため
に、適当な冷媒、例えば、テトラフルオロエタン、トリ
クロロフルオロエタン等の弗化炭化水素類を用いて冷却
凝縮させることが望ましい。
【0025】さらにこのようにして回収されたアルコー
ル中には、水分、アセトン、ベンゼンその他の異臭物な
どの不純物が存在し、再利用することにより反応速度を
低下させるほか製品品質に悪影響を及ぼす虞れがあるた
め、図1に示すように回収後に精製工程を経て反応工程
へと戻すことが望まれる。この精製工程としては特に限
定されるものではないが、例えば蒸留法、活性炭等の吸
着剤を用いた吸着法などを採用することが可能である。
回収アルコール中の水分は、少いに越したことはない
が、好ましくは2%以下に抑えた方がよい。
【0026】上記真空蒸発工程終了後、真空乾燥器に残
留する固形状物は、上記したように多孔質のものであ
り、乾燥器付属の簡易な破砕器により実用上十分に小さ
な粒径を有するものとなる。なお、必要に応じてさらに
解砕を行なうことは任意である。
【0027】最後に、このようにして得られた顆粒状の
エステル化物を、エタノール等のアルコールに30〜5
0重量%程度の濃度に溶解して製品とする。この際、溶
解を促進するためにアルコールの沸点程度に加熱するこ
とが望ましい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。 実施例1 還流冷却器を備えた攪拌式反応器にn−ブチルアルコー
ル1480kgおよびメチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体500kgを仕込んだ。そしてこの混合
物を攪拌しながら、還流下で4時間反応させた。反応終
了後、反応液をベルト式連続真空乾燥器(テフロン製ベ
ルト)に移し、110℃、5Torrの条件下で真空乾
燥させ、700kgの固形状物を得た。なお、得られた
固形状物の酸価は、257(mg−KOH/g、以下同
様)であった。この固形状物を700kgのエチルアル
コールに溶解して製品とした。なお、溶解はエタノール
還流下に行ない、約3時間で溶解を完了した。
【0029】一方、ベルト式連続真空乾燥器から留出す
る蒸気を、冷媒としてフロンR−22(タカギ冷機
(株)、TW−700H)を使用して凝縮回収し、さら
に蒸留精製して1020kgのアルコールを回収した。
この回収アルコール(水分0.8%)に新たなn−ブチ
ルアルコール460kgを加え、上記と同様にメチルビ
ニルエーテル−無水マレイン酸共重合体500kgと反
応させたところ、得られた固形状物の酸価は、256で
あり、新鮮なアルコールと反応させた場合と比較して、
エステル化率が実質的に低下しないことが明らかとなっ
た。さらにこのような余剰アルコールの回収精製による
再利用を合計5回繰返した後においても、新鮮なアルコ
ールを使用した場合と比較して反応時間は1時間延長し
たが、エステル化率の低下は認められなかった。また、
何れの製品も異臭もなく品質に異常は認められなかっ
た。なお、回収アルコールの水分は蒸留工程において
0.5〜1.0%以内に制御した。
【0030】比較例1 実施例1において回収アルコールの精製処理をしない
で、同様に5回繰返し反応させたところ、回収アルコー
ル中の水分は3%に増え、同じ反応率(酸価)を維持す
るために必要な反応時間は次第に延長を余儀なくされ、
5回目の反応では7時間となった。また、得られた製品
は異臭がみとめられ、そのままでは出荷できないものと
なった。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ビニ
ルエーテル−無水マレイン酸共重合体とアルコールとを
反応させてビニルエーテル−マレイン酸共重合体のハー
フエステル化物を得るにおいて、反応性、作業性、経済
性、品質等の面から有利であり、かつ生産工程時間が短
縮化され、工業的製造方法として有望な製造方法を提供
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のビニルエーテル−無水マレイン酸共
重合体のハーフエステル化物の製造方法における製造工
程図である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
    体をアルコールと反応させてビニルエーテル−無水マレ
    イン酸共重合体のハーフエステル化物を製造するにおい
    て、反応終了後の反応液を真空乾燥器で処理し、固体化
    して顆粒状となし、次いでこれをアルコールに溶解して
    製品とすることを特徴とするビニルエーテル−無水マレ
    イン酸共重合体のハーフエステル化物の製造方法。
  2. 【請求項2】 真空乾燥器において回収されたアルコー
    ルを再利用して、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重
    合体との反応に使用するものである請求項1に記載の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
    体との反応に供されるアルコールが炭素数1〜8程度の
    脂肪族アルコールである請求項1または2に記載の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
    体との反応に供されるアルコールが、メチルアルコー
    ル、エチルアルコール、プロピルアルコールおよびブチ
    ルアルコールからなる群から選ばれてなるいずれか1つ
    または2以上の混合物である請求項3に記載の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 真空乾燥器における処理条件が、圧力
    0.5〜50Torr、乾燥温度50〜200℃である
    請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 真空乾燥器における処理条件が、圧力1
    〜10Torr、乾燥温度80〜150℃である請求項
    5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 反応に使用するビニルエーテル−無水マ
    レイン酸共重合体の仕込比が、反応終了後の不揮発分換
    算で10〜60重量%である請求項1〜6のいずれかに
    記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 真空乾燥器で回収したアルコールを精製
    処理して、反応に再利用するものである請求項2〜7の
    いずれかに記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 真空乾燥器としてベルト式連続真空乾燥
    器を用いるものである請求項1〜8のいずれかに記載の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ビニルエーテル−無水マレイン酸
    共重合体が、無水マレイン酸と、これと共重合し得る種
    々のビニルエーテル、例えば、メチルビニルエーテル、
    エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチ
    ルビニルエーテル、オクチルビニルエーテルおよびオク
    タデシルビニルエーテル等の少なくとも1種を含む共重
    合体、特に好ましくは、下記の一般式(1)で表わされ
    るメチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体であ
    る請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。 【化1】
  11. 【請求項11】 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重
    合体をアルコールと反応させてビニルエーテル−無水マ
    レイン酸共重合体のハーフエステル化物を製造するにお
    いて、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベ
    ンゼン、キシレンといった芳香族炭化水素類などの有機
    溶媒を反応系に添加するものである請求項1〜10のい
    ずれかに記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 エステル化反応は、例えば反応缶等の
    容器内において、攪拌混合しながら、使用するアルコー
    ルがゆっくり還流する温度に加温することにより行なう
    ものである請求項1〜11のいずれかに記載の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 エステル化反応温度を約60℃〜15
    0℃程度、反応時間を約3〜10時間程度とするもので
    ある請求項1〜12のいずれかに記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 エステル化反応において、例えば、ピ
    リジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリ
    ン、ヘキサメチレンテトラミンなどのような第3級アミ
    ン塩基等の適当な触媒を、前記ビニルエーテル−無水マ
    レイン酸共重合体1モルに対して、5×10-3〜0.1
    モル程度添加するものである請求項1〜13のいずれか
    に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 真空乾燥器において回収されたアルコ
    ールを例えば、テトラフルオロエタン、トリクロロフル
    オロエタン等の弗化炭化水素類などの適当な冷媒を用い
    て冷却凝縮させるものである請求項2〜14のいずれか
    に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 回収されたアルコールを、例えば蒸留
    法、活性炭等の吸着剤を用いた吸着法などを用いて精製
    処理するものである請求項2〜15のいずれかに記載の
    製造方法。
  17. 【請求項17】 回収・精製処理されたアルコール中の
    水分を2%以下に抑えるものである請求項16に記載の
    製造方法。
  18. 【請求項18】 上記真空蒸発工程終了後、真空乾燥器
    に残留する固形状のエステル化物が多孔質のものであ
    り、乾燥器付属の簡易な破砕器により実用上十分に小さ
    な粒径を有するものとされるものである請求項1〜17
    のいずれかに記載の製造方法。
  19. 【請求項19】 真空蒸発工程で得られた顆粒状のエス
    テル化物を、エタノールに30〜50重量%程度の濃度
    に溶解して製品とするものである請求項1〜18のいず
    れかに記載の製造方法。
  20. 【請求項20】 エステル化物をアルコールに溶解する
    際に、アルコールを沸点程度に加熱するものである請求
    項1〜19のいずれかに記載の製造方法。
  21. 【請求項21】 還流冷却器を備えた攪拌式反応器に、
    n−ブチルアルコールおよびメチルビニルエーテル−無
    水マレイン酸共重合体を、ビニルエーテル−無水マレイ
    ン酸共重合体の仕込比が、反応終了後の不揮発分換算で
    10〜60重量%となるように仕込み、この混合物を攪
    拌しながら、還流下で約3〜10時間反応させ、反応終
    了後、反応液をベルト式連続真空乾燥器(テフロン製ベ
    ルト)に移し、圧力0.5〜50Torr、乾燥温度5
    0〜200℃の条件下で真空乾燥させて固形状物を得、
    この固形状物をエチルアルコールに還流条件下に溶解し
    て、30〜50重量%程度のエチルアルコール溶液とし
    て製品化する一方、ベルト式連続真空乾燥器から留出す
    る蒸気を、冷媒を使用して凝縮回収し、さらに蒸留精製
    して回収n−ブチルアルコール中の水分を0.5〜1.
    0%以内に制御し、当該回収n−ブチルアルコールを再
    利用してビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体との
    反応に使用するものである請求項1〜20のいずれかに
    記載の製造方法。
JP30509494A 1994-12-08 1994-12-08 ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体のハーフエステル化物の製造方法 Pending JPH08157526A (ja)

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JP (1) JPH08157526A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006152219A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Nof Corp ドライクリーニング用洗浄剤組成物

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