JPH08195767A - バックアップリングの監視方法 - Google Patents
バックアップリングの監視方法Info
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- JPH08195767A JPH08195767A JP7006102A JP610295A JPH08195767A JP H08195767 A JPH08195767 A JP H08195767A JP 7006102 A JP7006102 A JP 7006102A JP 610295 A JP610295 A JP 610295A JP H08195767 A JPH08195767 A JP H08195767A
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- ring
- stations
- backup
- diagnosis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】メインリング1,バックアップリング2からな
る二重化ネットワーク上で常時はメインリングを介し通
信する局A〜Dのシステム運用を停止せずバックアップ
リングの異常の有無を診断する。 【構成】診断周期Ti毎に診断開始局Aは図(a)のよ
うにメインリング1の入力ポートとバックアップリング
2の出力ポートを、同時に局Bも局Aからの連絡により
メインリングの出力ポートとバックアップリングの入力
ポートを夫々ラップ状態に切替える。この時、局A〜D
は通常の通信にはメインリングとバックアップリングか
らなる新たなリングを用いる。一方、局AとBは図
(b)のように互に診断用の信号を送出し局A,B間の
バックアップ伝送路を診断し、異常があればその旨を出
力して伝送路を復旧する。次に局AはBに診断指令パケ
ットを送り、局B,C間で同様な診断を行う。この診断
を局の配列順に繰返しバックアップリング全体を診断す
る。
る二重化ネットワーク上で常時はメインリングを介し通
信する局A〜Dのシステム運用を停止せずバックアップ
リングの異常の有無を診断する。 【構成】診断周期Ti毎に診断開始局Aは図(a)のよ
うにメインリング1の入力ポートとバックアップリング
2の出力ポートを、同時に局Bも局Aからの連絡により
メインリングの出力ポートとバックアップリングの入力
ポートを夫々ラップ状態に切替える。この時、局A〜D
は通常の通信にはメインリングとバックアップリングか
らなる新たなリングを用いる。一方、局AとBは図
(b)のように互に診断用の信号を送出し局A,B間の
バックアップ伝送路を診断し、異常があればその旨を出
力して伝送路を復旧する。次に局AはBに診断指令パケ
ットを送り、局B,C間で同様な診断を行う。この診断
を局の配列順に繰返しバックアップリング全体を診断す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模な分散制御システ
ムにおいて用いられるメインリング,バックアップリン
グからなる二重化リング型ネットワークにおけるバック
アップリングの異常の有無を監視する方法に関する。な
お、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
ムにおいて用いられるメインリング,バックアップリン
グからなる二重化リング型ネットワークにおけるバック
アップリングの異常の有無を監視する方法に関する。な
お、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
【0002】
【従来の技術】大規模な分散制御システムにおいて、リ
ング型のネットワーク(例えばFDDIやトークンリン
グなどのネットワーク)はシステムの信頼性の面からメ
インリングとバックアップリングとの二重化リングで構
成されることが多い。図9はこのような二重化リング型
ネットワークを用いた分散制御システムの構成例を示
す。同図において1はメインリング、2はバックアップ
リングの各ネットワーク、A,B,C,Dはこの二重化
リング型ネットワーク上の局である。そして同図(a)
はネットワークの正常時、同図(b)はメインリング1
での異常発生時を夫々示す。
ング型のネットワーク(例えばFDDIやトークンリン
グなどのネットワーク)はシステムの信頼性の面からメ
インリングとバックアップリングとの二重化リングで構
成されることが多い。図9はこのような二重化リング型
ネットワークを用いた分散制御システムの構成例を示
す。同図において1はメインリング、2はバックアップ
リングの各ネットワーク、A,B,C,Dはこの二重化
リング型ネットワーク上の局である。そして同図(a)
はネットワークの正常時、同図(b)はメインリング1
での異常発生時を夫々示す。
【0003】通常データはメインリング1を利用して転
送される。バックアップリング2はメインリング1に異
常が発生した場合に利用され、メインリング1とは逆方
向にデータを転送する。図9(b)のようにメインリン
グ1で異常が発生すると、異常が発生した箇所に最も近
い局、この例ではA及びBによってメインリング1の異
常を検出し、異常箇所を切り放すために内部でメインリ
ング側の伝送路とバックアップリング側の伝送路とを折
り返す形で結合し、いわゆるラップ状態にしてメインリ
ング1とバックアップリング2からなる新たなリングを
再形成し、メインリングの異常時にも局A〜D間の通信
が可能となるように対処している。
送される。バックアップリング2はメインリング1に異
常が発生した場合に利用され、メインリング1とは逆方
向にデータを転送する。図9(b)のようにメインリン
グ1で異常が発生すると、異常が発生した箇所に最も近
い局、この例ではA及びBによってメインリング1の異
常を検出し、異常箇所を切り放すために内部でメインリ
ング側の伝送路とバックアップリング側の伝送路とを折
り返す形で結合し、いわゆるラップ状態にしてメインリ
ング1とバックアップリング2からなる新たなリングを
再形成し、メインリングの異常時にも局A〜D間の通信
が可能となるように対処している。
【0004】そして従来は運用を停止することができな
いシステムにおいては運用中にバックアップ系の診断を
実施しておらず、また、運用を停止することが可能なシ
ステムにおいてはすべての通信を停止した状態でバック
アップ系の診断を実施していた。
いシステムにおいては運用中にバックアップ系の診断を
実施しておらず、また、運用を停止することが可能なシ
ステムにおいてはすべての通信を停止した状態でバック
アップ系の診断を実施していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、バッ
クアップ系の診断はシステムの運用を停止した状態で診
断する方法が取られているだけで、システム運用中の診
断は実施していない。従って長期間稼動し続けるシステ
ムにおいて運用中に発生したバックアップ系の異常はシ
ステムの立ち上げ直後の診断では検出できず、メインリ
ングに予測できない異常が発生した時点で通信不能状態
を引き起こしていた。このためネットワークを二重化し
ている効果が薄く、システムの信頼性を低下させてい
る。また、システムの運用を停止して事前にバックアッ
プ系の診断を実施しようとすると診断中はすべて通信不
能となり、運用ロスにつながる。
クアップ系の診断はシステムの運用を停止した状態で診
断する方法が取られているだけで、システム運用中の診
断は実施していない。従って長期間稼動し続けるシステ
ムにおいて運用中に発生したバックアップ系の異常はシ
ステムの立ち上げ直後の診断では検出できず、メインリ
ングに予測できない異常が発生した時点で通信不能状態
を引き起こしていた。このためネットワークを二重化し
ている効果が薄く、システムの信頼性を低下させてい
る。また、システムの運用を停止して事前にバックアッ
プ系の診断を実施しようとすると診断中はすべて通信不
能となり、運用ロスにつながる。
【0006】そこでこの発明は以下の2点を達成し得る
バックアップリングの監視方法を提供することを課題と
する。 (1)運用中に通信を停止することなく定期的なバック
アップ系の診断を実施し、通信不能となる障害の事前保
守を可能とし、二重化リングの信頼性を高める。
バックアップリングの監視方法を提供することを課題と
する。 (1)運用中に通信を停止することなく定期的なバック
アップ系の診断を実施し、通信不能となる障害の事前保
守を可能とし、二重化リングの信頼性を高める。
【0007】(2)バックアップ系の信頼性の高いネッ
トワークでは診断による運用ロスや負荷を軽減し、逆に
信頼性の低いネットワークでは診断を強化し、バックア
ップ系の異常を早期に検出する。
トワークでは診断による運用ロスや負荷を軽減し、逆に
信頼性の低いネットワークでは診断を強化し、バックア
ップ系の異常を早期に検出する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、メインリング(1など),バックアップリング
(2など)からなる二重化リング型ネットワーク上にあ
る複数の局(A〜Dなど)が常時はメインリングを介し
て通信し、メインリングの異常時、この異常箇所を挟む
2局が前記2つのリングをラップ状態に切替え、この2
局を直接結ぶ伝送路を除くメインリングとバックアップ
リングとで新たなリングを形成し、前記複数局間の通信
を可能とするネットワークシステムにおいて、請求項1
の監視方法では、前記複数局中の隣接する2局が前記と
同様に2つのリングをラップ状態に切替えて、この2局
を直接結ぶバックアップ伝送路の異常の有無を診断する
ようにする。
めに、メインリング(1など),バックアップリング
(2など)からなる二重化リング型ネットワーク上にあ
る複数の局(A〜Dなど)が常時はメインリングを介し
て通信し、メインリングの異常時、この異常箇所を挟む
2局が前記2つのリングをラップ状態に切替え、この2
局を直接結ぶ伝送路を除くメインリングとバックアップ
リングとで新たなリングを形成し、前記複数局間の通信
を可能とするネットワークシステムにおいて、請求項1
の監視方法では、前記複数局中の隣接する2局が前記と
同様に2つのリングをラップ状態に切替えて、この2局
を直接結ぶバックアップ伝送路の異常の有無を診断する
ようにする。
【0009】また、請求項2の監視方法では、所定の診
断周期(Ti)で前記複数局中の所定の1局(Aなど、
以下診断開始局という)が、その所定の側の隣接局との
間で前記と同様に2つのリングをラップ状態に切替えて
この2局を直接結ぶバックアップリング伝送路の異常の
有無を診断したのち、リングの切替を復旧すると共に診
断指令パケット(3など)を前記隣接局に送信し、次に
前記隣接局は自局に隣接する次局との間で前記と同様な
バックアップリング伝送路の診断を行って、リングの切
替を復旧すると共に診断指令パケットを前記次局に送信
し、以下順次隣接2局間で前記と同様なバックアップリ
ング伝送路の診断に関わる一連の動作を繰返し、バック
アップリング全体の診断を行うようにする。
断周期(Ti)で前記複数局中の所定の1局(Aなど、
以下診断開始局という)が、その所定の側の隣接局との
間で前記と同様に2つのリングをラップ状態に切替えて
この2局を直接結ぶバックアップリング伝送路の異常の
有無を診断したのち、リングの切替を復旧すると共に診
断指令パケット(3など)を前記隣接局に送信し、次に
前記隣接局は自局に隣接する次局との間で前記と同様な
バックアップリング伝送路の診断を行って、リングの切
替を復旧すると共に診断指令パケットを前記次局に送信
し、以下順次隣接2局間で前記と同様なバックアップリ
ング伝送路の診断に関わる一連の動作を繰返し、バック
アップリング全体の診断を行うようにする。
【0010】また、請求項3の監視方法では、請求項2
に記載の監視方法において、前記の各局は自局が行った
バックアップリング伝送路の診断結果の良否に応じて、
次回のこの伝送路の診断時間(Tt)を所定の時間枠
(最小診断時間Ttmin,最大診断時間Ttmax)
内で夫々短縮側又は伸長側に(時間増減分Δtだけ)可
変するものであるようにする。
に記載の監視方法において、前記の各局は自局が行った
バックアップリング伝送路の診断結果の良否に応じて、
次回のこの伝送路の診断時間(Tt)を所定の時間枠
(最小診断時間Ttmin,最大診断時間Ttmax)
内で夫々短縮側又は伸長側に(時間増減分Δtだけ)可
変するものであるようにする。
【0011】また、請求項4の監視方法では、請求項3
に記載の監視方法において、前記診断開始局は全局が行
ったバックアップリング伝送路の診断時間の合計値が前
回の合計値より長いか否かに応じて、前記診断周期を所
定の時間枠(最小診断周期Timin,最大診断周期T
imax)内で夫々短縮側又は伸長側に(時間増減分Δ
tだけ)可変するものであるようにする。
に記載の監視方法において、前記診断開始局は全局が行
ったバックアップリング伝送路の診断時間の合計値が前
回の合計値より長いか否かに応じて、前記診断周期を所
定の時間枠(最小診断周期Timin,最大診断周期T
imax)内で夫々短縮側又は伸長側に(時間増減分Δ
tだけ)可変するものであるようにする。
【0012】
【作用】二重化リング型ネットワーク上の局が一方の隣
接局とでメインリング,バックアップリングをラップ状
態に切替えて、この2局を直接結ぶ伝送路を除く2つの
リングで新たなリングを形成してシステムの運用を可能
としたうえ、2局を直接結ぶバックアップリング伝送路
の診断を行い、次に隣接局へ診断指令パケットを送って
隣接局とその次の隣接局との2局間で同様なバックアッ
プリングの局所的診断を行わせる動作を順次リング型ネ
ットワーク上の各局に行わせ、バックアップリング全体
の診断を行う。そしてこのバックアップリング全体の診
断を周期的に繰返す。
接局とでメインリング,バックアップリングをラップ状
態に切替えて、この2局を直接結ぶ伝送路を除く2つの
リングで新たなリングを形成してシステムの運用を可能
としたうえ、2局を直接結ぶバックアップリング伝送路
の診断を行い、次に隣接局へ診断指令パケットを送って
隣接局とその次の隣接局との2局間で同様なバックアッ
プリングの局所的診断を行わせる動作を順次リング型ネ
ットワーク上の各局に行わせ、バックアップリング全体
の診断を行う。そしてこのバックアップリング全体の診
断を周期的に繰返す。
【0013】また、上記の診断を実行する際に瞬断回数
を軽減するために、前回の診断結果により次回のバック
アップ系の診断時間と診断周期を可変する。
を軽減するために、前回の診断結果により次回のバック
アップ系の診断時間と診断周期を可変する。
【0014】
【実施例】次に図1ないし図8に基づいて本発明の実施
例を説明する。図3は本発明において対象となるネット
ワークの概略図を示す。ネットワークはメインリング1
とバックアップリング2の2つのリングからなり、局
A,B,C,D間を結んでいる。各局A〜Dは2つのポ
ート(物理層エンティティ)からなり、夫々のポートで
伝送路をスルー(メインリング1からの入力をメインリ
ング1への出力へ、又はバックアップリング2からの入
力をバックアップリング2への出力へ直結する)状態
と、ラップ(メインリング1からの入力をバックアップ
リング2への出力側へ、又はバックアップリング2から
の入力をメインリング1への出力側へ折り返す)状態に
する機構を持っている。
例を説明する。図3は本発明において対象となるネット
ワークの概略図を示す。ネットワークはメインリング1
とバックアップリング2の2つのリングからなり、局
A,B,C,D間を結んでいる。各局A〜Dは2つのポ
ート(物理層エンティティ)からなり、夫々のポートで
伝送路をスルー(メインリング1からの入力をメインリ
ング1への出力へ、又はバックアップリング2からの入
力をバックアップリング2への出力へ直結する)状態
と、ラップ(メインリング1からの入力をバックアップ
リング2への出力側へ、又はバックアップリング2から
の入力をメインリング1への出力側へ折り返す)状態に
する機構を持っている。
【0015】バックアップリング2の診断を開始する局
はネットワーク内で1局とし、この例では局Aとする。
この診断開始局Aは診断を開始するまでの診断周期Ti
をデフォルト値で持つ。また、すべての局A〜Dは隣接
局との間で、その局間の伝送路の状態を診断する診断時
間Ttをデフォルト値で保持している。診断開始局Aは
メインリング1が正常に稼働した後、バックアップリン
グ2の診断用のタイマを起動し、診断周期Ti時間後に
隣接局との間でバックアップ伝送路の診断を開始する。
なお、他の局B〜Dは診断を済ませた隣接局から、後述
の診断指令パケットを受信して診断を開始する。
はネットワーク内で1局とし、この例では局Aとする。
この診断開始局Aは診断を開始するまでの診断周期Ti
をデフォルト値で持つ。また、すべての局A〜Dは隣接
局との間で、その局間の伝送路の状態を診断する診断時
間Ttをデフォルト値で保持している。診断開始局Aは
メインリング1が正常に稼働した後、バックアップリン
グ2の診断用のタイマを起動し、診断周期Ti時間後に
隣接局との間でバックアップ伝送路の診断を開始する。
なお、他の局B〜Dは診断を済ませた隣接局から、後述
の診断指令パケットを受信して診断を開始する。
【0016】ここで図1(a),(b)は本発明におけ
る局A,B間のバックアップ伝送路の診断の説明図で、
同図(b)は同図(a)の点線四角部の拡大図である。
図2(a),(b)は同じく局B,C間のバックアップ
伝送路の診断の説明図で、同図(b)は同図(a)の点
線四角部の拡大図である。図4は同じく診断指令パケッ
トの送出の説明図である。
る局A,B間のバックアップ伝送路の診断の説明図で、
同図(b)は同図(a)の点線四角部の拡大図である。
図2(a),(b)は同じく局B,C間のバックアップ
伝送路の診断の説明図で、同図(b)は同図(a)の点
線四角部の拡大図である。図4は同じく診断指令パケッ
トの送出の説明図である。
【0017】また、図7及びこれに続く図8は本発明に
おいて診断開始局Aが診断周期Tiのタイムアップ後
に、又は他局B〜Dが診断指令パケットを受信して、起
動するバックアップリングの診断手順を示すフローチャ
ートで、S1〜S27はそのステップを示す。バックア
ップリングの診断の手順としては図1(a)に示すよう
に、まず、診断開始局Aはメインリング1の入力側のポ
ートを強制的にラップさせる(図7・S2)。ただし、
局Aがネットワークのある部分で既にラップ状態になっ
ていることを検出している場合は診断を取り止める(図
7・S1)。局Aでラップ状態になると、隣接局の局B
も局A側からの特定の信号指示によってラップ状態にな
り、新しいリングを形成する(図7・S3)。その後局
A,BはA−B間で伝送路の状態をデフォルトの診断時
間Ttでテストする(図7・S4)。図1(b)に示す
ように、診断は特定の信号パターンを相手局に送出し、
受信局がその信号をモニタし、異常な信号パターンを検
出した頻度により判定する。診断の結果、伝送路の品質
が悪かったり(図8・S6,分岐N)、全く伝送ができ
ない場合には(図8・S5,分岐Y)、局A−B間のバ
ックアップ系の異常をLEDの表示やアラームで通知す
る(図8・S7,S8)。これにより、運転中にバック
アップ系の保守を可能とし、バックアップ系による障害
を未然に回避することが可能となる。局A−B間の診断
を終了すると局Aは自らラップ状態からスルー状態にな
る(図8・S9)。局Bも診断終了後、局A側の信号変
化を検出するとスルー状態になり元のメインリングによ
るデータ転送に戻る(図8・S10)。局Aは診断中に
他のメインリングで異常が発生し、ネットワークの構成
が変化した場合には診断を中止し、リングを元の状態に
戻した伝送路の分断を防止する。
おいて診断開始局Aが診断周期Tiのタイムアップ後
に、又は他局B〜Dが診断指令パケットを受信して、起
動するバックアップリングの診断手順を示すフローチャ
ートで、S1〜S27はそのステップを示す。バックア
ップリングの診断の手順としては図1(a)に示すよう
に、まず、診断開始局Aはメインリング1の入力側のポ
ートを強制的にラップさせる(図7・S2)。ただし、
局Aがネットワークのある部分で既にラップ状態になっ
ていることを検出している場合は診断を取り止める(図
7・S1)。局Aでラップ状態になると、隣接局の局B
も局A側からの特定の信号指示によってラップ状態にな
り、新しいリングを形成する(図7・S3)。その後局
A,BはA−B間で伝送路の状態をデフォルトの診断時
間Ttでテストする(図7・S4)。図1(b)に示す
ように、診断は特定の信号パターンを相手局に送出し、
受信局がその信号をモニタし、異常な信号パターンを検
出した頻度により判定する。診断の結果、伝送路の品質
が悪かったり(図8・S6,分岐N)、全く伝送ができ
ない場合には(図8・S5,分岐Y)、局A−B間のバ
ックアップ系の異常をLEDの表示やアラームで通知す
る(図8・S7,S8)。これにより、運転中にバック
アップ系の保守を可能とし、バックアップ系による障害
を未然に回避することが可能となる。局A−B間の診断
を終了すると局Aは自らラップ状態からスルー状態にな
る(図8・S9)。局Bも診断終了後、局A側の信号変
化を検出するとスルー状態になり元のメインリングによ
るデータ転送に戻る(図8・S10)。局Aは診断中に
他のメインリングで異常が発生し、ネットワークの構成
が変化した場合には診断を中止し、リングを元の状態に
戻した伝送路の分断を防止する。
【0018】リングが元の状態に戻ると、図4に示すよ
うに局Aは局Bに対して局B−C間でバックアップ伝送
路の診断の開始を要求する診断指令パケット3を送出す
る(図8・S11)。局Bは診断指令パケット3を受信
すると局Aと同様に、図2(a)に示すように局A側の
ポートをラップし、同図(b)に示すように今度は局B
−C間でバックアップ伝送路の診断を実施する。以上の
操作を局C−D間,局D−A間と順次同様に繰返す。こ
のようにシステム運用中にその運用を中断することなく
隣接2局間で局所的なバックアップ系の診断を実施し、
局所的な診断を巡回させることで全体のバックアップ系
の診断を行う。
うに局Aは局Bに対して局B−C間でバックアップ伝送
路の診断の開始を要求する診断指令パケット3を送出す
る(図8・S11)。局Bは診断指令パケット3を受信
すると局Aと同様に、図2(a)に示すように局A側の
ポートをラップし、同図(b)に示すように今度は局B
−C間でバックアップ伝送路の診断を実施する。以上の
操作を局C−D間,局D−A間と順次同様に繰返す。こ
のようにシステム運用中にその運用を中断することなく
隣接2局間で局所的なバックアップ系の診断を実施し、
局所的な診断を巡回させることで全体のバックアップ系
の診断を行う。
【0019】本発明ではバックアップ伝送路の診断結果
に応じて次回の診断時間Ttを可変し、また診断開始局
Aはトータル診断時間に応じて診断周期Tiを可変す
る。図5は本発明における伝送路の診断結果と各局の処
理との関係を示し、図6は同じくトータル診断時間と診
断周期Tiとの関係を示す。また、図8,図9中のS2
1〜S27はこの動作に関わるステップを示す。
に応じて次回の診断時間Ttを可変し、また診断開始局
Aはトータル診断時間に応じて診断周期Tiを可変す
る。図5は本発明における伝送路の診断結果と各局の処
理との関係を示し、図6は同じくトータル診断時間と診
断周期Tiとの関係を示す。また、図8,図9中のS2
1〜S27はこの動作に関わるステップを示す。
【0020】即ち、図5に示すようにバックアップ系の
診断状況に応じて各局は次回の診断時間Ttを以下のよ
うに決定する。伝送路の状態が悪い場合には最大値Tt
maxを超えない範囲で現在の診断時間Ttよりも長く
し(図8・S22)、逆に伝送路の状態が良好であれば
最小値Ttmin未満にならない範囲で現在の診断時間
Ttよりも短くする(図8・S21)。また、診断開始
局である局Aは局Dから診断指令パケットを受信すると
(図7・S23,S24)、リングの局数と局Aから局
D間の全体のバックアップ系の診断時間から次の診断開
始までの時間(=診断周期Ti)を図6のように決定す
る。
診断状況に応じて各局は次回の診断時間Ttを以下のよ
うに決定する。伝送路の状態が悪い場合には最大値Tt
maxを超えない範囲で現在の診断時間Ttよりも長く
し(図8・S22)、逆に伝送路の状態が良好であれば
最小値Ttmin未満にならない範囲で現在の診断時間
Ttよりも短くする(図8・S21)。また、診断開始
局である局Aは局Dから診断指令パケットを受信すると
(図7・S23,S24)、リングの局数と局Aから局
D間の全体のバックアップ系の診断時間から次の診断開
始までの時間(=診断周期Ti)を図6のように決定す
る。
【0021】即ち、全体の診断時間が前回より長ければ
(図7・S25,分岐Y)、任意に決定した最小値Ti
minの範囲で診断周期Tiを短くする(図7・S2
7)。逆に全体の診断時間が前回と同じ、あるいは短け
れば(図7・S25,分岐N)、最大値Timaxを超
えない範囲で診断周期Tiを長くする(図7・S2
6)。このようにバックアップ系の診断状況に応じて診
断時間Ttや診断周期Tiを決定し、定期的なバックア
ップの診断を実施する。
(図7・S25,分岐Y)、任意に決定した最小値Ti
minの範囲で診断周期Tiを短くする(図7・S2
7)。逆に全体の診断時間が前回と同じ、あるいは短け
れば(図7・S25,分岐N)、最大値Timaxを超
えない範囲で診断周期Tiを長くする(図7・S2
6)。このようにバックアップ系の診断状況に応じて診
断時間Ttや診断周期Tiを決定し、定期的なバックア
ップの診断を実施する。
【0022】
【発明の効果】本発明によればシステム運用中に通信を
停止することなくバックアップ系への切替えやバックア
ップリングの診断を実施するため、バックアップ系を診
断するためにシステム運用を停止する運用ロスの発生な
しにメインリングで異常が発生する前のバックアップ系
の事前保守が可能となり、長期に渡る通信不能となる不
測の事態を防止することができる。
停止することなくバックアップ系への切替えやバックア
ップリングの診断を実施するため、バックアップ系を診
断するためにシステム運用を停止する運用ロスの発生な
しにメインリングで異常が発生する前のバックアップ系
の事前保守が可能となり、長期に渡る通信不能となる不
測の事態を防止することができる。
【0023】また、バックアップ系の診断結果に基づき
次の診断時間や診断周期を動的に決定するため、バック
アップ系に特に問題がない信頼性の高いネットワークで
は瞬断時間(回数)を軽減し、診断によるシステムの運
用ロス,負荷を軽減し、逆に信頼性の低いネットワーク
では診断を強化しバックアップ系の異常を早期に検出す
ることができる。
次の診断時間や診断周期を動的に決定するため、バック
アップ系に特に問題がない信頼性の高いネットワークで
は瞬断時間(回数)を軽減し、診断によるシステムの運
用ロス,負荷を軽減し、逆に信頼性の低いネットワーク
では診断を強化しバックアップ系の異常を早期に検出す
ることができる。
【図1】本発明の実施例としての局A−B間のバックア
ップ系の診断動作の説明図
ップ系の診断動作の説明図
【図2】同じく局B−C間のバックアップ系の診断動作
の説明図
の説明図
【図3】本発明が対象とするネットワークの概略図
【図4】本発明における診断指令パケット送出の説明図
【図5】本発明の実施例としての診断結果による各局の
処理の説明図
処理の説明図
【図6】同じくトータル診断時間による診断周期の可変
方法の説明図
方法の説明図
【図7】本発明における各局の診断手順を示すフローチ
ャート
ャート
【図8】図7に続くフローチャート
【図9】二重リングネットワークにおける従来の問題点
の説明図
の説明図
1 メインリング 2 バックアップリング 3 診断指令パケット A〜D 局 A 診断開始局 Ti 診断周期 Timin 最小診断周期 Timax 最大診断周期 Tt 診断時間 Ttmin 最小診断時間 Ttmax 最大診断時間 Δt 時間増減分
Claims (4)
- 【請求項1】メインリング,バックアップリングからな
る二重化リング型ネットワーク上にある複数の局が常時
はメインリングを介して通信し、メインリングの異常
時、この異常箇所を挟む2局が前記2つのリングをラッ
プ状態に切替え、この2局を直接結ぶ伝送路を除くメイ
ンリングとバックアップリングとで新たなリングを形成
し、前記複数局間の通信を可能とするネットワークシス
テムにおいて、 前記複数局中の隣接する2局が前記と同様に2つのリン
グをラップ状態に切替えて、この2局を直接結ぶバック
アップ伝送路の異常の有無を診断するようにしたことを
特徴とするバックアップリングの監視方法。 - 【請求項2】メインリング,バックアップリングからな
る二重化リング型ネットワーク上にある複数の局が常時
はメインリングを介して通信し、メインリングの異常
時、この異常箇所を挟む2局が前記2つのリングをラッ
プ状態に切替え、この2局を直接結ぶ伝送路を除くメイ
ンリングとバックアップリングとで新たなリングを形成
し、前記複数局間の通信を可能とするネットワークシス
テムにおいて、 所定の診断周期で前記複数局中の所定の1局(以下診断
開始局という)が、その所定の側の隣接局との間で前記
と同様に2つのリングをラップ状態に切替えてこの2局
を直接結ぶバックアップリング伝送路の異常の有無を診
断したのち、リングの切替を復旧すると共に診断指令パ
ケットを前記隣接局に送信し、 次に前記隣接局は自局に隣接する次局との間で前記と同
様なバックアップリング伝送路の診断を行って、リング
の切替を復旧すると共に診断指令パケットを前記次局に
送信し、 以下順次隣接2局間で前記と同様なバックアップリング
伝送路の診断に関わる一連の動作を繰返し、バックアッ
プリング全体の診断を行うようにしたことを特徴とする
バックアップリングの監視方法。 - 【請求項3】請求項2に記載の監視方法において、 前記の各局は自局が行ったバックアップリング伝送路の
診断結果の良否に応じて、次回のこの伝送路の診断時間
を所定の時間枠内で夫々短縮側又は伸長側に可変するも
のであることを特徴とするバックアップリングの監視方
法。 - 【請求項4】請求項3に記載の監視方法において、 前記診断開始局は全局が行ったバックアップリング伝送
路の診断時間の合計値が前回の合計値より長いか否かに
応じて、前記診断周期を所定の時間枠内で夫々短縮側又
は伸長側に可変するものであることを特徴とするバック
アップリングの監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006102A JPH08195767A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | バックアップリングの監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006102A JPH08195767A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | バックアップリングの監視方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08195767A true JPH08195767A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11629147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006102A Pending JPH08195767A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | バックアップリングの監視方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08195767A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007142501A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | リング状ネットワークシステムにおける局間テスト実施方法及びリング状ネットワークシステム |
| CN1326045C (zh) * | 2003-06-09 | 2007-07-11 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 构建高可用分布式存储系统的方法 |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006102A patent/JPH08195767A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1326045C (zh) * | 2003-06-09 | 2007-07-11 | 浪潮电子信息产业股份有限公司 | 构建高可用分布式存储系统的方法 |
| JP2007142501A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | リング状ネットワークシステムにおける局間テスト実施方法及びリング状ネットワークシステム |
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