JPH08197102A - 靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法 - Google Patents
靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法Info
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- JPH08197102A JPH08197102A JP724595A JP724595A JPH08197102A JP H08197102 A JPH08197102 A JP H08197102A JP 724595 A JP724595 A JP 724595A JP 724595 A JP724595 A JP 724595A JP H08197102 A JPH08197102 A JP H08197102A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通常板厚のH形鋼を圧延すると同等の条件で熱
間圧延を施し、靭性と溶接性に優れた極厚H形鋼を製造
する方法を提供する。 【構成】C0.05〜0.15重量%、Si0.20重
量%以下、Mn1.00〜1.80重量%、N0.00
20〜0.0070重量%以下、Al0.050重量%
以下、V0.010〜0.15重量%を含有し、且つC
u0.05〜0.60重量%、Ni0.05〜0.6重
量%、Cr0.05〜0.5重量%、Mo0.02〜
0.3重量%の1種又は2種以上を含有し、残部Fe及
び不可避的不純物で、C当量が0.40%以下である素
材を、1200〜1350℃に加熱した後、1200〜
1000℃の温度範囲でフランジ部に累積圧下で40%
以上の圧下を施した後、室温まで空冷する。
間圧延を施し、靭性と溶接性に優れた極厚H形鋼を製造
する方法を提供する。 【構成】C0.05〜0.15重量%、Si0.20重
量%以下、Mn1.00〜1.80重量%、N0.00
20〜0.0070重量%以下、Al0.050重量%
以下、V0.010〜0.15重量%を含有し、且つC
u0.05〜0.60重量%、Ni0.05〜0.6重
量%、Cr0.05〜0.5重量%、Mo0.02〜
0.3重量%の1種又は2種以上を含有し、残部Fe及
び不可避的不純物で、C当量が0.40%以下である素
材を、1200〜1350℃に加熱した後、1200〜
1000℃の温度範囲でフランジ部に累積圧下で40%
以上の圧下を施した後、室温まで空冷する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築、土木構造物など
に用いられる衝撃靭性と溶接性に優れた所謂極厚H形鋼
(板厚 40mm以上)の製造方法に関する。
に用いられる衝撃靭性と溶接性に優れた所謂極厚H形鋼
(板厚 40mm以上)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築や土木などの分野では、JIS G
3101で規定される一般構造用圧延鋼材やJIS
G 3106で規定される溶接構造用圧延鋼材を熱間圧
延したH形鋼が広く利用されている。一方、近年の構造
物大型化の要請に伴い、大型構造物に使用されるH形鋼
は、厚肉化及び高強度化の傾向にある。
3101で規定される一般構造用圧延鋼材やJIS
G 3106で規定される溶接構造用圧延鋼材を熱間圧
延したH形鋼が広く利用されている。一方、近年の構造
物大型化の要請に伴い、大型構造物に使用されるH形鋼
は、厚肉化及び高強度化の傾向にある。
【0003】しかしながら、板厚が40mmを超える極
厚H形鋼を、素材に引張強度(TS)が490MPa以
上の高張力鋼を用いて従来通りの熱間圧延法で製造しよ
うとすると、その製品の目標強度を確保するには、素材
のC当量を通常より高くせざるを得なかった。その結
果、該製品H形鋼を溶接する際には、溶接割れが発生し
やすくなったり、溶接熱影響部(所謂、HAZ部)の靭
性が低くなる等の問題が生じた。また、一般に、H形鋼
の圧延工程においては、造形上の寸法精度の制約から、
変形が容易なように高温で且つ軽圧下するのが望まし
い。特に、板厚の厚い上記極厚H形鋼の製造に際して
は、圧延での変形抵抗が大きいため、素材を1250℃
以上の高温度に加熱し、且つ変形の比較的容易な130
0〜1000℃の高温域で圧延するのが好ましい。しか
しながら、かかる条件で極厚H形鋼を製造するのでは、
高温加熱で一旦粗大化した素材中の結晶粒が、圧延で微
細化せず、良好な靭性を有する製品が得られないという
別の問題もあった。
厚H形鋼を、素材に引張強度(TS)が490MPa以
上の高張力鋼を用いて従来通りの熱間圧延法で製造しよ
うとすると、その製品の目標強度を確保するには、素材
のC当量を通常より高くせざるを得なかった。その結
果、該製品H形鋼を溶接する際には、溶接割れが発生し
やすくなったり、溶接熱影響部(所謂、HAZ部)の靭
性が低くなる等の問題が生じた。また、一般に、H形鋼
の圧延工程においては、造形上の寸法精度の制約から、
変形が容易なように高温で且つ軽圧下するのが望まし
い。特に、板厚の厚い上記極厚H形鋼の製造に際して
は、圧延での変形抵抗が大きいため、素材を1250℃
以上の高温度に加熱し、且つ変形の比較的容易な130
0〜1000℃の高温域で圧延するのが好ましい。しか
しながら、かかる条件で極厚H形鋼を製造するのでは、
高温加熱で一旦粗大化した素材中の結晶粒が、圧延で微
細化せず、良好な靭性を有する製品が得られないという
別の問題もあった。
【0004】そこで、極厚H形鋼の靭性と溶接性を確保
する研究が以前より行われ、そのためには所謂TMCP
(Thermo Mechanical Contro
lled Process)を活用してC当量を低減す
るのが有効であると言われていた。例えば、特公昭56
−35734号公報は、C 0.01〜0.30%、M
n 0.30〜1.50% を含有する鋼材をオーステ
ナイト域でH形鋼に熱間加工後、そのフランジを外表面
からAr1 点〜Ms点の温度範囲に急冷した後、空冷し
て微細な低温変態生成物を形成せしめるフランジ強化H
形鋼の製造方法を開示した。また、特開昭58−104
42号公報は、C 0.005〜0.2%、Mn 0.
3〜2.5%、Si 1.0%以下、Nb,Vの1種又
は2種を0.005〜0.2%含有し、残部が鉄又は不
可避不純物よりなる鋼材を1000〜1300℃に加熱
し、少なくとも980℃〜Ar3 点の温度範囲で減面率
30%以上に加工して、フェライトを析出させた後、急
冷してフェライトとマルテンサイトの2相層状組織とす
る加工性に優れた高靭性高張力鋼の製造方法を開示し
た。
する研究が以前より行われ、そのためには所謂TMCP
(Thermo Mechanical Contro
lled Process)を活用してC当量を低減す
るのが有効であると言われていた。例えば、特公昭56
−35734号公報は、C 0.01〜0.30%、M
n 0.30〜1.50% を含有する鋼材をオーステ
ナイト域でH形鋼に熱間加工後、そのフランジを外表面
からAr1 点〜Ms点の温度範囲に急冷した後、空冷し
て微細な低温変態生成物を形成せしめるフランジ強化H
形鋼の製造方法を開示した。また、特開昭58−104
42号公報は、C 0.005〜0.2%、Mn 0.
3〜2.5%、Si 1.0%以下、Nb,Vの1種又
は2種を0.005〜0.2%含有し、残部が鉄又は不
可避不純物よりなる鋼材を1000〜1300℃に加熱
し、少なくとも980℃〜Ar3 点の温度範囲で減面率
30%以上に加工して、フェライトを析出させた後、急
冷してフェライトとマルテンサイトの2相層状組織とす
る加工性に優れた高靭性高張力鋼の製造方法を開示し
た。
【0005】しかしながら、これらの公報に記載の技術
は、熱間圧延後にフランジ外面側から急冷するため、フ
ランジの板厚断面で強度や靭性に差が生じたり、急冷に
より残留応力、歪が発生するなど、極厚H形鋼の製造に
適用した場合には、多くの問題が発生した。
は、熱間圧延後にフランジ外面側から急冷するため、フ
ランジの板厚断面で強度や靭性に差が生じたり、急冷に
より残留応力、歪が発生するなど、極厚H形鋼の製造に
適用した場合には、多くの問題が発生した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
を鑑み、通常板厚のH形鋼を圧延すると同等の条件で熱
間圧延を施しても、フランジの強度や靭性のばらつき、
あるいは残留応力、歪等を発生させることがなく、靭性
と溶接性に優れた極厚H形鋼の製造方法を提供すること
を目的としてる。
を鑑み、通常板厚のH形鋼を圧延すると同等の条件で熱
間圧延を施しても、フランジの強度や靭性のばらつき、
あるいは残留応力、歪等を発生させることがなく、靭性
と溶接性に優れた極厚H形鋼の製造方法を提供すること
を目的としてる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、種々の実験、研究を鋭意行い、以下の新
しい知見を得た。 1.素材にNb、V,Cu、Ni等の合金元素を添加す
ることによって、極厚H形鋼に熱間圧延しても、その後
空冷のままで所定の強度が確保できる。つまり、空冷で
製造しても、フランジ板厚断面での強度や靭性のばらつ
きおよび残留応力、歪みは発生しない。 2.素材のC当量が0.40%以下になるよう合金成分
を調整することによって、良好な溶接性が確保できる。 3.素材にREM及びTi、Nを添加することにより、
その素材の加熱時にγ結晶粒が粗大化するのを抑制し、
さらに圧延中には素材中にBNを析出させ、これを核と
してフェライトを析出させると、靭性の良い極厚H形鋼
が得られる。 4.溶接熱影響部もREM、TiN,BNによる結晶粒
の微細化作用によって靭性が向上できる。
達成するため、種々の実験、研究を鋭意行い、以下の新
しい知見を得た。 1.素材にNb、V,Cu、Ni等の合金元素を添加す
ることによって、極厚H形鋼に熱間圧延しても、その後
空冷のままで所定の強度が確保できる。つまり、空冷で
製造しても、フランジ板厚断面での強度や靭性のばらつ
きおよび残留応力、歪みは発生しない。 2.素材のC当量が0.40%以下になるよう合金成分
を調整することによって、良好な溶接性が確保できる。 3.素材にREM及びTi、Nを添加することにより、
その素材の加熱時にγ結晶粒が粗大化するのを抑制し、
さらに圧延中には素材中にBNを析出させ、これを核と
してフェライトを析出させると、靭性の良い極厚H形鋼
が得られる。 4.溶接熱影響部もREM、TiN,BNによる結晶粒
の微細化作用によって靭性が向上できる。
【0008】本発明は、これらの知見に基づきなされた
もので、具体的には、C:0.05〜0.15重量%、
Si:0.20重量%以下、Mn:1.00〜1.80
重量%、N:0.0020〜0.0070重量%、A
l:0.050重量%以下、V:0.010〜0.15
重量%、Nb:0.003〜0.020重量%を含有
し、且つCu:0.05〜0.6重量%、Ni:0.0
5〜0.6重量%、Cr:0.05〜0.5重量%、M
o:0.02〜0.3重量%の1種又は2種以上を含有
し、残部Fe及び不可避的不純物で、下式で規定するC
当量が0.40%以下である素材を、1200〜135
0℃に加熱した後、1200〜1000℃の温度範囲で
フランジ部に累積圧下で40%以上の圧下を施した後、
室温まで空冷することを特徴とする靭性と溶接性に優れ
た極厚H形鋼の製造方法である。また、本発明は、上記
素材に、B:0.0002〜0.005重量%を追加し
たり、さらに、Ti:0.005〜0.02重量%、R
EM:0.001〜0.02重量%、Ca:0.001
〜0.01重量%の1種又は2種以上を追加したことを
特徴とする靭性と溶接性に優れた極厚H形鋼の製造方法
でもある。
もので、具体的には、C:0.05〜0.15重量%、
Si:0.20重量%以下、Mn:1.00〜1.80
重量%、N:0.0020〜0.0070重量%、A
l:0.050重量%以下、V:0.010〜0.15
重量%、Nb:0.003〜0.020重量%を含有
し、且つCu:0.05〜0.6重量%、Ni:0.0
5〜0.6重量%、Cr:0.05〜0.5重量%、M
o:0.02〜0.3重量%の1種又は2種以上を含有
し、残部Fe及び不可避的不純物で、下式で規定するC
当量が0.40%以下である素材を、1200〜135
0℃に加熱した後、1200〜1000℃の温度範囲で
フランジ部に累積圧下で40%以上の圧下を施した後、
室温まで空冷することを特徴とする靭性と溶接性に優れ
た極厚H形鋼の製造方法である。また、本発明は、上記
素材に、B:0.0002〜0.005重量%を追加し
たり、さらに、Ti:0.005〜0.02重量%、R
EM:0.001〜0.02重量%、Ca:0.001
〜0.01重量%の1種又は2種以上を追加したことを
特徴とする靭性と溶接性に優れた極厚H形鋼の製造方法
でもある。
【0009】この場合、素材中のSiが0.1重量%以
下であるとより好ましい効果が得られる。 C当量(%)=C(%)+Si(%)/24+Mn
(%)/6+Ni(%)/40+Cr(%)/5+Mo
(%)/4+V(%)/14・・・・(1)式
下であるとより好ましい効果が得られる。 C当量(%)=C(%)+Si(%)/24+Mn
(%)/6+Ni(%)/40+Cr(%)/5+Mo
(%)/4+V(%)/14・・・・(1)式
【0010】
【作用】本発明では、C:0.05〜0.15重量%、
Si:0.20重量%以下、Mn:1.00〜1.80
重量%、N:0.01重量%以下、Al:0.05重量
%以下、V:0.010〜0.15重量%、Nb:0.
003〜0.020重量%を含有し、且つCu:0.0
5〜0.6重量%、Ni:0.05〜0.6重量%、C
r:0.05〜0.5重量%、Mo:0.02〜0.3
0重量%の1種又は2種以上を含有し、残部Fe及び不
可避的不純物で、C当量((1)式)が0.40%以下
である素材を、1200〜1350℃に加熱した後、1
200〜1000℃の温度範囲でフランジ部に累積圧下
で40%以上の圧下を施した後、室温まで空冷するよう
にしたので、フランジの強度や靭性のばらつき、あるい
は残留応力、歪等を発生させることがなくなり、靭性と
溶接性に優れた極厚H形鋼の製造が可能となった。ま
た、本発明では、上記素材に、B:0.0002〜0.
0050重量%を追加したり、さらに、Ti:0.00
5〜0.020重量%、REM:0.001〜0.02
重量%、Ca:0.001〜0.01重量%の1種又は
2種以上を追加するようにしたので、上記効果は一層明
確になった。
Si:0.20重量%以下、Mn:1.00〜1.80
重量%、N:0.01重量%以下、Al:0.05重量
%以下、V:0.010〜0.15重量%、Nb:0.
003〜0.020重量%を含有し、且つCu:0.0
5〜0.6重量%、Ni:0.05〜0.6重量%、C
r:0.05〜0.5重量%、Mo:0.02〜0.3
0重量%の1種又は2種以上を含有し、残部Fe及び不
可避的不純物で、C当量((1)式)が0.40%以下
である素材を、1200〜1350℃に加熱した後、1
200〜1000℃の温度範囲でフランジ部に累積圧下
で40%以上の圧下を施した後、室温まで空冷するよう
にしたので、フランジの強度や靭性のばらつき、あるい
は残留応力、歪等を発生させることがなくなり、靭性と
溶接性に優れた極厚H形鋼の製造が可能となった。ま
た、本発明では、上記素材に、B:0.0002〜0.
0050重量%を追加したり、さらに、Ti:0.00
5〜0.020重量%、REM:0.001〜0.02
重量%、Ca:0.001〜0.01重量%の1種又は
2種以上を追加するようにしたので、上記効果は一層明
確になった。
【0011】以下に、本発明での素材の化学組成及び圧
延条件の限定理由を説明する。まず、化学組成である
が、Cは、母材部及び溶接部に必要な強度を確保するた
め最低で0.05重量%以上必要であるが、0.15重
量%を超えると母材靭性及び溶接性が劣化するので、
0.05〜0.15重量%に限定した。Siは、その量
が多くなると母材及びHAZ部の靭性が悪くなると共
に、1200℃以上の圧延加熱において酸化が顕著とな
り、圧延後のH形鋼の表面性状が悪くなるので、0.2
0重量%を上限とした。なお、Siは、0.10重量%
以下であると、一層良い結果が得られる。
延条件の限定理由を説明する。まず、化学組成である
が、Cは、母材部及び溶接部に必要な強度を確保するた
め最低で0.05重量%以上必要であるが、0.15重
量%を超えると母材靭性及び溶接性が劣化するので、
0.05〜0.15重量%に限定した。Siは、その量
が多くなると母材及びHAZ部の靭性が悪くなると共
に、1200℃以上の圧延加熱において酸化が顕著とな
り、圧延後のH形鋼の表面性状が悪くなるので、0.2
0重量%を上限とした。なお、Siは、0.10重量%
以下であると、一層良い結果が得られる。
【0012】Mnは、鋼材の強度を確保する上で不可決
の元素であり、その下限は1.00重量%とした。しか
し、Mn量が1.8重量%を超えると溶接性、HAZ部
の靭性劣化が大きくなるので、その上限を1.8重量%
とした。Alは、脱酸のために0.005重量%以上必
要であるが、0.05重量%を超えて必要以上添加して
も脱酸効果は向上できないので、上限を0.05重量%
とした。
の元素であり、その下限は1.00重量%とした。しか
し、Mn量が1.8重量%を超えると溶接性、HAZ部
の靭性劣化が大きくなるので、その上限を1.8重量%
とした。Alは、脱酸のために0.005重量%以上必
要であるが、0.05重量%を超えて必要以上添加して
も脱酸効果は向上できないので、上限を0.05重量%
とした。
【0013】Nbは、強度確保に有効な元素であるが、
熱間圧延の再結晶細粒化を抑制し、圧延空冷後に粗大ベ
イナイトを生成して靭性を低下させる。従って、Nbは
強度確保のために0.003重量%以上必要であるが、
0.02重量%を超えて添加すると極厚H形鋼の軽圧下
圧延では再結晶細粒化が図れず靭性が低下するととも
に、溶接性が徐々に劣化するので0.02重量%を上限
とした。
熱間圧延の再結晶細粒化を抑制し、圧延空冷後に粗大ベ
イナイトを生成して靭性を低下させる。従って、Nbは
強度確保のために0.003重量%以上必要であるが、
0.02重量%を超えて添加すると極厚H形鋼の軽圧下
圧延では再結晶細粒化が図れず靭性が低下するととも
に、溶接性が徐々に劣化するので0.02重量%を上限
とした。
【0014】Cu、Ni、Cr、Moは、いずれも焼入
性向上に有効な元素であり、熱間圧延後の空冷での強度
を高める。強度向上のためには、それぞれ0.0.5重
量%、0.05重量%、0.05重量%、0.02重量
%以上が必要である。また、Cu、Niは、溶接性をほ
とんど劣化させないが、Cuには熱間加工性を劣化させ
る欠点がある。Cuの熱間加工性を抑制するためにはほ
ぼ当量のNi添加を必要とするが、Niは0.6重量%
を超えて添加すると、製造コストが高価になりすぎるた
め、Cu、Niの上限は0.6重量%とした。Cr、M
oは、それぞれ0.5重量%、0.3重量%を超える
と、溶接性や低温靭性を損なうなどの弊害をもたらすの
で、これを上限とした。
性向上に有効な元素であり、熱間圧延後の空冷での強度
を高める。強度向上のためには、それぞれ0.0.5重
量%、0.05重量%、0.05重量%、0.02重量
%以上が必要である。また、Cu、Niは、溶接性をほ
とんど劣化させないが、Cuには熱間加工性を劣化させ
る欠点がある。Cuの熱間加工性を抑制するためにはほ
ぼ当量のNi添加を必要とするが、Niは0.6重量%
を超えて添加すると、製造コストが高価になりすぎるた
め、Cu、Niの上限は0.6重量%とした。Cr、M
oは、それぞれ0.5重量%、0.3重量%を超える
と、溶接性や低温靭性を損なうなどの弊害をもたらすの
で、これを上限とした。
【0015】Vは、析出強化元素であり、空冷材の強度
を向上させる。特に、Nbを0.003%以上含有する
鋼にVを添加した場合の強化が大きい。そして、その添
加量が0.010重量%以下では効果がなく、0.15
重量%を超えるとHAZ部の靭性を劣化させるので、
0.005〜0.15重量%に制限した。Caは、素材
中に生じたMnSの形態を制御し、とくに板厚方向の延
性、靭性を向上させる。しかし、0.001重量%以下
では実用上効果がなく、0.01重量%を超えると、C
aOあるいはCaSが多く生成し、かえって鋼の清浄
性、靭性を劣化させるので、Caの添加範囲は0.00
1〜0.01重量%とした。
を向上させる。特に、Nbを0.003%以上含有する
鋼にVを添加した場合の強化が大きい。そして、その添
加量が0.010重量%以下では効果がなく、0.15
重量%を超えるとHAZ部の靭性を劣化させるので、
0.005〜0.15重量%に制限した。Caは、素材
中に生じたMnSの形態を制御し、とくに板厚方向の延
性、靭性を向上させる。しかし、0.001重量%以下
では実用上効果がなく、0.01重量%を超えると、C
aOあるいはCaSが多く生成し、かえって鋼の清浄
性、靭性を劣化させるので、Caの添加範囲は0.00
1〜0.01重量%とした。
【0016】Tiは、素材中にTiNを形成して、12
00〜1350℃に加熱した時にγ結晶粒の粗大化を抑
制すると共に、Bとの共有で圧延後のフェライト粒を細
かくする効果がある。そのためには、Tiは0.005
重量%以上の添加が必要であるが、0.02重量%を超
えて添加すると、かえって母材及び溶接HAZ部の靭性
を劣化させる。
00〜1350℃に加熱した時にγ結晶粒の粗大化を抑
制すると共に、Bとの共有で圧延後のフェライト粒を細
かくする効果がある。そのためには、Tiは0.005
重量%以上の添加が必要であるが、0.02重量%を超
えて添加すると、かえって母材及び溶接HAZ部の靭性
を劣化させる。
【0017】REMは、高温においても安定でTiNと
同様に、高温でのγ結晶粒の粗大化を抑制すると共に、
圧延急冷後のフェライト粒を細かくする効果がある。こ
の効果を十分発揮させるには、0.001重量%以上の
添加が必要であるが、0.02重量%を超えると、鋼の
清浄性及び靭性が劣化する。Bは、圧延中にBNとして
析出し、圧延空冷後のフェライト粒を細かくするが、そ
の効果は0.0002重量%以上で得られる。しかし、
0.005重量%を超えると、微細化の効果が小さくな
り、鋼の靭性が低下するので、0.0002〜0.00
5重量%の範囲に添加量を限定した。
同様に、高温でのγ結晶粒の粗大化を抑制すると共に、
圧延急冷後のフェライト粒を細かくする効果がある。こ
の効果を十分発揮させるには、0.001重量%以上の
添加が必要であるが、0.02重量%を超えると、鋼の
清浄性及び靭性が劣化する。Bは、圧延中にBNとして
析出し、圧延空冷後のフェライト粒を細かくするが、そ
の効果は0.0002重量%以上で得られる。しかし、
0.005重量%を超えると、微細化の効果が小さくな
り、鋼の靭性が低下するので、0.0002〜0.00
5重量%の範囲に添加量を限定した。
【0018】Nは、素材中にTiN及びBNを形成させ
るのに必要で、上記フェライト粒微細化の効果を得るた
めには、0.002重量%以上が必要であるが、0.0
07重量%を超えると、母材及び溶接HAZ部の靭性が
劣化するので、0.002〜0.007重量%の範囲に
限定した。なお、Tiの存在下でBNを形成させるため
には、Ti(TiN)に対し過剰のNが必要であり、T
i/Nの比は、Tiの化学量論理的組み合わせよりもN
が若干過剰に存在する組み合わせ、すなわち、2〜3で
あることが望ましい。
るのに必要で、上記フェライト粒微細化の効果を得るた
めには、0.002重量%以上が必要であるが、0.0
07重量%を超えると、母材及び溶接HAZ部の靭性が
劣化するので、0.002〜0.007重量%の範囲に
限定した。なお、Tiの存在下でBNを形成させるため
には、Ti(TiN)に対し過剰のNが必要であり、T
i/Nの比は、Tiの化学量論理的組み合わせよりもN
が若干過剰に存在する組み合わせ、すなわち、2〜3で
あることが望ましい。
【0019】素材のC当量((1)式)が0.40%を
超えると、熱間圧延後の空冷ではベイナイト主体の組織
となり、フェライト析出による細粒化が図れなくなる。
その結果、母材の靭性が低下すると共に、溶接HAZ部
に島状マルテンサイトが生成しやすくなり、靭性が劣化
するので、C当量は0.40%以下に限定する。次に、
上記素材を圧延する条件の限定理由を述べる。熱間圧延
のための加熱温度は、通常の極厚でないH形鋼の圧延に
適用する1200〜1350℃あれば十分である。そし
て、熱間圧延中では、1200〜1000℃の温度範囲
で累積圧下率を40%以上とするが、その理由は、粗大
な結晶粒を圧延で再結晶微細化し、高い靭性を確保する
ためである。なお、圧延では、7%以上の圧下率/パス
を4パス以上繰り返すと、再結晶細粒化に一層良い結果
が得られる。以下、実施例において、本発明に係る製造
方法で得た極厚H形鋼の機械的性質の優秀さを確認す
る。
超えると、熱間圧延後の空冷ではベイナイト主体の組織
となり、フェライト析出による細粒化が図れなくなる。
その結果、母材の靭性が低下すると共に、溶接HAZ部
に島状マルテンサイトが生成しやすくなり、靭性が劣化
するので、C当量は0.40%以下に限定する。次に、
上記素材を圧延する条件の限定理由を述べる。熱間圧延
のための加熱温度は、通常の極厚でないH形鋼の圧延に
適用する1200〜1350℃あれば十分である。そし
て、熱間圧延中では、1200〜1000℃の温度範囲
で累積圧下率を40%以上とするが、その理由は、粗大
な結晶粒を圧延で再結晶微細化し、高い靭性を確保する
ためである。なお、圧延では、7%以上の圧下率/パス
を4パス以上繰り返すと、再結晶細粒化に一層良い結果
が得られる。以下、実施例において、本発明に係る製造
方法で得た極厚H形鋼の機械的性質の優秀さを確認す
る。
【0020】
【実施例】表1及び表2に化学組成を示すように、本発
明の対象とする素材A〜F及び比較例用素材G〜Iから
なる鋼片を、1250〜1350℃に加熱した後、表3
及び表4に示す種々の圧延条件及び冷却条件でフランジ
板厚65〜100mmの極厚H形鋼を製造した。そし
て、各極厚H形鋼のフランジ幅の1/4の位置におい
て、その表面下8mmの部分と1/2板厚の部分とよ
り、日本工業規格で規定する4号引張試験片及び4号衝
撃試験片を採取し、それぞれの機械的性質(降伏強度
(YS)、引張強度(TS)、降伏比(YR)及び衝撃
値(vE0 ))を調査した。その調査結果は、上記表3
及び4に同時に示してある。
明の対象とする素材A〜F及び比較例用素材G〜Iから
なる鋼片を、1250〜1350℃に加熱した後、表3
及び表4に示す種々の圧延条件及び冷却条件でフランジ
板厚65〜100mmの極厚H形鋼を製造した。そし
て、各極厚H形鋼のフランジ幅の1/4の位置におい
て、その表面下8mmの部分と1/2板厚の部分とよ
り、日本工業規格で規定する4号引張試験片及び4号衝
撃試験片を採取し、それぞれの機械的性質(降伏強度
(YS)、引張強度(TS)、降伏比(YR)及び衝撃
値(vE0 ))を調査した。その調査結果は、上記表3
及び4に同時に示してある。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】表3に示すように、本発明に係る製造方法
で得た極圧H形鋼では、フランジ板厚75mm以上でも
表層と中心との強度、靭性の差が小さく、TSで530
MPa以上の高強度と、vEoで90J以上の高靭性が
得られる。しかしながら、表2及び4から明らかなよう
に、比較例のG鋼はC量及びC当量が高いため、衝撃靭
性がvEoで62J以下と低い。また、比較例のH鋼
は、Nb及びVを含まないため、強度はTSで460〜
480MPa程度と低く、TSで490MPa以上の高
強度が得られない。さらに、比較例のI鋼は、Nb含有
量が高いため,細粒が得られず、良好な母材靭性が確保
できない。
で得た極圧H形鋼では、フランジ板厚75mm以上でも
表層と中心との強度、靭性の差が小さく、TSで530
MPa以上の高強度と、vEoで90J以上の高靭性が
得られる。しかしながら、表2及び4から明らかなよう
に、比較例のG鋼はC量及びC当量が高いため、衝撃靭
性がvEoで62J以下と低い。また、比較例のH鋼
は、Nb及びVを含まないため、強度はTSで460〜
480MPa程度と低く、TSで490MPa以上の高
強度が得られない。さらに、比較例のI鋼は、Nb含有
量が高いため,細粒が得られず、良好な母材靭性が確保
できない。
【0026】表4中の比較鋼、A−3鋼は、素材の化学
組成は本発明に係るA鋼と同じであるが、圧延時の累積
圧下率が小さいため細粒が得られず靭性が低い。また、
圧延後の冷却を水冷したため、表層と中心との強度の差
が著しくなっている。次に、溶接割れ感受性を評価する
ため、JIS Z 3158に規定する「斜めy形溶接
割れ試験」を行った。本発明鋼の中でC当量の比較的高
いC、D、E鋼及び比較鋼Gについて、フランジから板
厚50×長さ200×幅150mmの試験片を切り出
し、高張力鋼用被覆アーク溶接棒を用い170アンペ
ア、24ボルト150mm/minの条件で試験した。
その際、溶接の予熱温度は50℃とした。比較鋼のG鋼
には、同一の溶接条件で割れが発生したが、本発明に係
る製造方法で得たC、D、E鋼からの試験片ではいずれ
も割れが発生しなかった。
組成は本発明に係るA鋼と同じであるが、圧延時の累積
圧下率が小さいため細粒が得られず靭性が低い。また、
圧延後の冷却を水冷したため、表層と中心との強度の差
が著しくなっている。次に、溶接割れ感受性を評価する
ため、JIS Z 3158に規定する「斜めy形溶接
割れ試験」を行った。本発明鋼の中でC当量の比較的高
いC、D、E鋼及び比較鋼Gについて、フランジから板
厚50×長さ200×幅150mmの試験片を切り出
し、高張力鋼用被覆アーク溶接棒を用い170アンペ
ア、24ボルト150mm/minの条件で試験した。
その際、溶接の予熱温度は50℃とした。比較鋼のG鋼
には、同一の溶接条件で割れが発生したが、本発明に係
る製造方法で得たC、D、E鋼からの試験片ではいずれ
も割れが発生しなかった。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、建
築、土木構造物用鋼材として衝撃靭性と溶接性に優れ、
板厚方向の強度ばらつきが小さい高強度の極厚H形鋼が
容易に製造できるようになった。
築、土木構造物用鋼材として衝撃靭性と溶接性に優れ、
板厚方向の強度ばらつきが小さい高強度の極厚H形鋼が
容易に製造できるようになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 B 38/48 38/54 38/58 (72)発明者 松崎 明博 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究所内 (72)発明者 天野 虔一 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究所内 (72)発明者 橋本 隆文 倉敷市水島川崎通1丁目(番地なし) 川 崎製鉄株式会社水島製鉄所内
Claims (3)
- 【請求項1】 C:0.05〜0.15重量%、Si:
0.20重量%以下、Mn:1.00〜1.80重量
%、N:0.0020〜0.0070重量%、Al:
0.050重量%以下、V:0.010〜0.15重量
%、Nb:0.003〜0.02重量%を含有し、且つ
Cu:0.05〜0.60重量%、Ni:0.05〜
0.6重量%、Cr:0.05〜0.5重量%、Mo:
0.02〜0.3重量%の1種又は2種以上を含有し、
残部Fe及び不可避的不純物で、下式で規定するC当量
が0.40%以下である素材を、1200〜1350℃
に加熱した後、1200〜1000℃の温度範囲でフラ
ンジ部に累積圧下で40%以上の圧下を施した後、室温
まで空冷することを特徴とする靭性と溶接性に優れた極
厚H形鋼の製造方法。 C当量(%)=C(%)+Si(%)/24+Mn
(%)/6+Ni(%)/40+Cr(%)/5+Mo
(%)/4+V(%)/14・・・・(1)式 - 【請求項2】 上記素材に、B:0.002〜0.00
5重量%を追加したことを特徴とする請求項1記載の極
厚H形鋼の製造方法。 - 【請求項3】 前記素材に、さらに、Ti:0.005
〜0.02重量%、REM:0.001〜0.02重量
%、Ca:0.001〜0.01重量%の1種又は2種
以上を追加したことを特徴とする請求項1又は2記載の
靭性と溶接性に優れた極厚H形鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP724595A JPH08197102A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP724595A JPH08197102A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197102A true JPH08197102A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11660637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP724595A Withdrawn JPH08197102A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 靭性と溶接性に優れた極厚h形鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197102A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761824A3 (en) * | 1995-08-29 | 1998-04-22 | Kawasaki Steel Corporation | Heavy-wall structural steel and method |
| EP1035222A1 (en) * | 1999-03-10 | 2000-09-13 | Kawasaki Steel Corporation | Continuous casting slab suitable for the production of non-tempered high tensile steel material |
| KR101298699B1 (ko) * | 2011-04-27 | 2013-08-21 | 현대제철 주식회사 | 고강도 강재 및 그 제조방법 |
| CN105018861A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-11-04 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种低成本正火轧制热轧h型钢及其制备方法 |
| JP2017186594A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 新日鐵住金株式会社 | 低温用h形鋼及びその製造方法 |
| CN111349853A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-06-30 | 河北津西钢铁集团股份有限公司 | 微合金处理热轧h型钢及其轧制方法 |
| JP2023079163A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | Jfeスチール株式会社 | H形鋼およびその製造方法 |
| WO2024179612A1 (zh) * | 2023-02-28 | 2024-09-06 | 莱芜钢铁集团银山型钢有限公司 | 一种正火轧制型420MPa级高强韧风电用钢板及其制备方法 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP724595A patent/JPH08197102A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761824A3 (en) * | 1995-08-29 | 1998-04-22 | Kawasaki Steel Corporation | Heavy-wall structural steel and method |
| EP1035222A1 (en) * | 1999-03-10 | 2000-09-13 | Kawasaki Steel Corporation | Continuous casting slab suitable for the production of non-tempered high tensile steel material |
| US6358335B1 (en) | 1999-03-10 | 2002-03-19 | Kawasaki Steel Corporation | Continuous casting slab suitable for the production of non-tempered high tensile steel material |
| KR101298699B1 (ko) * | 2011-04-27 | 2013-08-21 | 현대제철 주식회사 | 고강도 강재 및 그 제조방법 |
| CN105018861A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-11-04 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种低成本正火轧制热轧h型钢及其制备方法 |
| JP2017186594A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 新日鐵住金株式会社 | 低温用h形鋼及びその製造方法 |
| CN111349853A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-06-30 | 河北津西钢铁集团股份有限公司 | 微合金处理热轧h型钢及其轧制方法 |
| JP2023079163A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | Jfeスチール株式会社 | H形鋼およびその製造方法 |
| WO2024179612A1 (zh) * | 2023-02-28 | 2024-09-06 | 莱芜钢铁集团银山型钢有限公司 | 一种正火轧制型420MPa级高强韧风电用钢板及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |