JPH08197538A - 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物の製造方法Info
- Publication number
- JPH08197538A JPH08197538A JP2887495A JP2887495A JPH08197538A JP H08197538 A JPH08197538 A JP H08197538A JP 2887495 A JP2887495 A JP 2887495A JP 2887495 A JP2887495 A JP 2887495A JP H08197538 A JPH08197538 A JP H08197538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- rubber
- carbon
- thermoplastic elastomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
し、強度、弾性回復性および成形加工性のバランスに優
れた熱可塑性エラストマー組成物を得る。 【構成】 (A)炭素−炭素不飽和結合を有するゴム状
物質30〜80重量部、(B)炭素−炭素不飽和結合を
含まない熱可塑性樹脂70〜20重量部〔ただし、
(A)+(B)=100重量部〕、および(C)ビスマ
レイミド化合物を(A)成分100重量部に対し0.0
1〜7重量部を、押し出し機の比エネルギー(kw・h
r/kg)が0.1以上の条件下で動的熱処理を行う。
Description
トマー組成物の製造方法に関し、さらに詳細には炭素−
炭素不飽和結合を含むゴム状物質、炭素−炭素不飽和結
合を含まない熱可塑性樹脂および特定の架橋剤を用い
て、高剪断下で動的に熱処理することにより、強度、弾
性回復性および成形加工性などのバランスに優れた熱可
塑性エラストマー組成物の製造方法に関する。
炭素不飽和結合を持つゴム状物質、および炭素−炭素不
飽和結合を含まない熱可塑性樹脂を主原料とし、架橋剤
の存在下で動的熱処理し、ゴム成分を部分的または完全
に架橋させた架橋型熱可塑性エラストマー組成物は、既
に公知である。動的な熱処理を利用する方法としては、
ゴム状物質と熱可塑性樹脂の両者に作用する架橋剤を使
用するもの(従来法A)、および主としてゴム状物質の
みに作用する架橋剤を使用するもの(従来法B)が現在
までに公知であるが、従来の方法によって得られる組成
物に関しては、以下に述べるような点で改良が望まれて
いる。
表とするフリーラジカル発生剤を使用するもので、特公
昭53−34210号公報(米国特許第3,806,5
58号明細書に対応する)にその例が示されている。熱
可塑性樹脂がポリプロピレン系樹脂のように有機過酸化
物分解型樹脂である場合、およびEPDMのプロピレン
部分において有機過酸化物分解成分を含む場合、分解が
少なからず起こり、射出成形などの加工時の流動性の良
好な組成物は得られるが、分子切断反応が避けられず、
このため引っ張り強さなどの強度、圧縮永久歪などの弾
性回復性などの機械的特性の低下が生じる。このため、
架橋効率を上げるため、例えば特公昭56−15741
号公報、あるいは特公昭55−18448号公報(米国
特許第4,130,535号明細書に対応する)には、
架橋剤として、ジビニルベンゼン、ビスマレイミド類が
用いられており、架橋効率は向上するが、完全に分子切
断反応が避けられない致命的欠点があり、強度、弾性回
復性の改善効果は不充分である。
ような有機過酸化物架橋型樹脂に対しては、組成物の流
動性が著しく低下するために使用できない。さらに、こ
の製造方法を使用した場合には、フリーラジカル発生剤
の貯蔵時・動的処理時の安定性、安全性、加熱された加
工機内壁への付着による熱分解ロスなども必ず付随する
問題である。また、上述の特公昭55−18448号公
報において、ビスマレイミド化合物を用いる例示がある
が、極めて改質効果に乏しく、該発明範囲外のものとな
っている。
−34210号公報(米国特許第3,806,558号
明細書に対応する)に提案されている有機イオウ化合
物、特公昭54−19421号公報に提案されているハ
ロゲン化フェノール樹脂またはキノンジオキシム系化合
物、特公昭55−18448号公報に提案されているイ
オウ系架橋剤を用いたものである。しかしながら、これ
らの方法では、比較的多量の添加を必要とし、通常の混
練り温度において極度の悪臭を発生するのみならず、得
られる組成物も悪臭を放つ。この組成物の悪臭は、成形
加工時に可塑化工程で再発生して著しく商品価値を低下
させる。また、この組成物は、帯色が著しいため、組成
物の着色の自由度が制限され、使用分野が制限される。
上記のように、これらの組成物は、成分の分解による性
能悪化、悪臭、着色などの欠点を示すため、いずれの方
法も実用上、充分に満足できるものとはいえず、より優
れた熱可塑性エラストマー組成物の改良が望まれてい
る。
術の課題を背景になされたもので、特定の架橋剤を用
い、かつ架橋剤の存在下に高剪断の条件下で動的熱処理
を施すことにより、従来の架橋剤の欠点ができるだけ抑
制され、かつ少量の添加で高い架橋反応性が得られるこ
とを見出し、これを用いて不飽和ゴム状物質と熱可塑性
樹脂の混合物の架橋を行うことにより、改良された熱可
塑性エラストマー組成物の製造方法を提供するものであ
る。
炭素不飽和結合を有するゴム状物質30〜80重量部、
(B)炭素−炭素不飽和結合を含まない熱可塑性樹脂7
0〜20重量部〔ただし、(A)+(B)=100重量
部〕、および(C)ビスマレイミド化合物を(A)成分
100重量部に対し0.01〜7重量部を、押し出し機
の比エネルギー(kw・hr/kg)が0.1以上の条
件下で動的熱処理を行うことを特徴とする熱可塑性エラ
ストマー組成物の製造方法を提供するものである。
エチレン−プロピレン−ジエン・ランダム共重合体
(EPDM)、イソプレン−イソブチレン共重合体
(IIR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
(NBR)またはその部分水添物、およびスチレン−
ブタジエン共重合体(SBR)またはその部分水添物か
ら選ばれ、これらは1種単独であるいは2種以上併用し
て使用することができる。一般に、炭素−炭素不飽和結
合を有するゴム状物質としては、上記のほかに天然ゴ
ム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエン−スチレン・ブロック共重合
体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン・ブロ
ック共重合体(SIS)、1,2−ポリブタジエンなど
のゴム類も含まれるが、本発明の(A)成分としては、
上記〜の4種類が好ましく選ばれる。
の相溶性の観点から溶融混練りによる分散が容易である
こと、組成物の耐候性、耐熱性、耐オゾン性の観点よ
り、不飽和結合が多くなく、局所的に存在しているもの
が好ましいからである。そのほか、SBS、SISなど
の部分水添物を用いた場合においては、部分的に架橋を
施したとしても、熱可塑的性質が強く、高温時の弾性回
復性に乏しいなどの欠点を示す。本発明で使用する上記
〜の4種のゴム状物質の中では、特にEPDMが
(B)成分の各樹脂に対する改質効果が大きく、適用さ
れる樹脂の種類も広く、かつ高い溶融混練り温度におい
ても安定であり、得られる組成物の耐熱性、耐候性の大
きい点などから好ましい。
レンのモル比は10/90〜90/10で共重合されて
いるものが好ましく、非共役ジエンとしては、エチリデ
ンノルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキ
サジエンが好ましく、ヨウ素価表示で40以下となるよ
うな量で存在することが望ましい。また、ムーニー粘度
(ML1+4 、100℃)は、通常、60〜500、好ま
しくは150〜400である。このEPDMにおいて、
エチレン/プロピレンのモル比が10モル%未満、また
は90モル%を超えると、該EPDMの柔軟性が不足し
好ましくない。また、ムーニー粘度(ML1+4 、100
℃)が、60未満であると強度が低くなり、一方500
を超えると(B)熱可塑性樹脂との分散不良が生じて好
ましくない。
通常、0.2〜0.6g/cm3 、好ましくは0.25
〜0.55g/cm3 の範囲の粒子状のもので、その形
状としては、ペレット状、クラム状、および粉砕機によ
り粉砕を施した粉末状などが用いられ、嵩密度が本発明
の範囲内であれば、形状として特に限定されない。嵩密
度が、0.6g/cm3 を超えると均一でかつ所望の物
性を有する熱可塑性エラストマー組成物が得られず、一
方0.2g/cm3 未満のものは工業的に製造すること
が困難であり、仮にこれを用いたとしても本発明の熱可
塑性エラストマー組成物の製造上、生産性が悪化し好ま
しくない。
オレフィン系、ポリスチレン系、ポリアミド系、ポリエ
ステル系、ポリメタクリレート系、ポリアクリロニトリ
ル系などの樹脂が挙げられるが、好ましくはオレフィン
系樹脂である。ポリオレフィン系樹脂としては、例えば
高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖
状低密度ポリエチレン、エチレン不飽和カルボン酸エス
テル共重合体、ポリプロピレン、プロピレン単位を85
モル%以上含有するプロピレンとプロピレンを除く炭素
数2〜10のα−オレフィンとの共重合体などの結晶性
ポリプロピレン系樹脂、ポリ(1−ブテン)、1−ブテ
ン単位を85モル%以上含有する1−ブテンと1−ブテ
ンを除く炭素数2〜10のα−オレフィンの共重合体な
どのポリ(1−ブテン)系樹脂、結晶性ポリ(4−メチ
ル−1−ペンテン)、4−メチル−1−ペンテンを85
モル%以上含有する4−メチル−1−ペンテンと4−メ
チル−1−ペンテンを除く炭素数2〜10のα−オレフ
ィンとの共重合体などのポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)系樹脂などを挙げることができる。これらの中で、
ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、およびポ
リ(1−ブテン)系樹脂が好ましく、メルトフローレー
ト(230℃、2.16kg荷重)が約0.1〜100
g/10分、特に0.5〜50g/10分のポリプロピ
レン系樹脂が好ましい。
いて、示差走査熱量測定法によるピーク温度(Tm)が
100℃以上のものが好ましく、100℃未満であると
耐熱性、引張強度が不足する傾向を示す。また、(B)
熱可塑性樹脂が粒状物である場合、(A)ゴム状物質の
粒子形状と同一である必要はないが、一般に嵩密度が
0.2〜0.6g/cm3 のものが好ましい。
配合割合は、(A)成分30〜80重量部、好ましくは
45〜75重量部、(B)成分70〜20重量部、好ま
しくは55〜25重量部〔ただし、(A)+(B)=1
00重量部〕である。(A)ゴム状物質が30重量部未
満では、柔軟性に乏しくなり弾性回復性に劣り、一方8
0重量部を超える割合で用いられると、得られる熱可塑
性エラストマー組成物中の(B)熱可塑性樹脂の割合が
小さくなり、そのままでは強度が低くなり、また樹脂成
分が少ないため流動性が悪くなる。
れる(C)ビスマレイミド化合物としては、N,N′−
m−フェニレンビスマレイミド、N,N′−エチレンビ
スマレイミドに代表されるビスマレイミド類が用いられ
る。(C)ビスマレイミド化合物の配合量は、(A)成
分100重量部に対し0.01〜7重量部、好ましくは
0.05〜5重量部である。0.01重量部未満では、
改質効果が不充分であり、一方7重量部を超えると過剰
の添加量となり経済的に好ましくない。
成分を、直接、高剪断可能な押し出し機に供給し、押し
出し機の比エネルギー(kw・hr/kg)が0.1以
上の高剪断の条件下で動的熱処理を施して、はじめて改
良された熱可塑性エラストマー組成物を製造することが
できる。本発明の組成物を製造し得る高剪断可能な押し
出し機としては、2軸押し出し機が好ましい。このよう
なエネルギーを与える2軸押し出し機としては、2本の
スクリューの回転方向が同一方向のもの、異なる方向の
もの、あるいはスクリューが噛み合うもの、噛み合わな
いものなど、任意のものが使用できる。さらには、単軸
押し出し機において、混練り部分を設けたスクリュー
(ダルメージスクリュー)を用いて製造でき、比エネル
ギー(kw・hr/kg)が0.1以上の条件下で各成
分を動的熱処理できれば、これらに限定されるものでは
ない。なお、単軸押し出し機において、混練り部分のな
いスクリュー(フルフライトスクリュー)を用いた場合
は、本発明の高剪断範囲とすることが困難であるため好
ましくない。また、押し出し機とは異なる混練り機であ
る、バンバリーミキサー、ニーダーなどでも上記同様に
好ましくない。
行っている押し出し機の駆動動力(HP1 KW)から、
同一スクリュー回転でカラ運転(フィード物のない状
態)した場合の駆動動力(HP2 KW)を引いた値を、
押し出し量(Qkg/hr)で除した値と定義され、従
ってその単位はkw・hr/kgである。この比エネル
ギーは、押し出し機の運転条件を変化させることにより
調節することができる。すなわち、スクリュー回転数の
増加、スクリーンパックのナッシュの増加、被処理物の
供給量の低下などによって、比エネルギーの量を増加さ
せることができる。また、スクリューの形状によっても
変化し、さらにスクリューの溝の深さが浅いものを使用
すると比エネルギーは増加する。本発明において、比エ
ネルギーが0.1kw・hr/kg未満であると、部分
架橋したゴム状物質と熱可塑性樹脂成分とが良好に分散
した熱可塑性エラストマー組成物が得られず、従ってそ
の物性も良好ではない。一方、比エネルギーが1.0k
w・hr/kgを超えるような条件下では、過剰のエネ
ルギーにより被処理物の劣化、物性の低下をもたらす傾
向がみられ、また経済的でもない。比エネルギーは、好
ましくは0.12〜0.80kw・hr/kgの範囲で
ある。
スクリューを用いた単軸押し出し機を用いての動的熱処
理は、被処理物が溶融する温度、通常、約170〜28
0℃、好ましくは約180〜260℃の温度で、通常、
約15〜240秒間、さらに好ましくは約30〜180
秒間の滞留時間の条件下で行われる。
混合物を溶融混練りして混練り後の組成物におけるシク
ロヘキサン不溶分を混練り前の値に比べて増加させるこ
とをいう。この動的熱処理によって、本発明の効果が達
成されるのであり、一般にはシクロヘキサン不溶分が増
大するほど弾性回復性をはじめとする各種効果の向上が
大きい。また、シクロヘキサン不溶分は、実質的に
(B)成分と架橋された(A)成分量であるので、シク
ロヘキサン不溶分より(B)成分量を除して架橋された
ゴム成分の量が分かる。(A)成分に対して、シクロヘ
キサン不溶分が60重量%以上が好ましく、さらに好ま
しくは70重量%以上である。
ために、架橋剤である(C)ビスマレイミド化合物をよ
り有効に作用させるため、動的架橋部分において架橋に
関与しない(B)成分を少なくし、架橋終了後、追添加
により(B)成分を追加するする方法をとることもでき
る。また、反応が終結した後工程より、添加成分として
鉱物油系もしくは合成油系軟化剤(好ましくは鉱物油系
軟化剤)、カーボンブラック、シリカなどの補強剤、ク
レー、タルク、炭酸カルシウムなどの充填剤、加工助
剤、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、安定剤、滑
剤、離型剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤などを必要に
応じて配合することもできる。なお、鉱物油系もしくは
合成油系軟化剤の配合量は、(A)成分100重量部に
対して250重量部以下が好ましい。
(B)熱可塑性樹脂との混合物の架橋に際し、架橋剤と
して(C)ビスマレイミド化合物を用い、かつ高剪断可
能な押し出し機により高剪断の条件下で動的熱処理を施
すことにより、従来の組成物に比較して著しく強度、弾
性回復性および成形加工性などのバランスに優れた熱可
塑性エラストマー組成物を得るものである。
である。 (A)ゴム状物質がEPDM、(B)熱可塑性樹脂が
ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂またはポリ
(1−ブテン)系樹脂、(C)ビスマレイミド化合物が
N,N′−m−フェニレンビスマレイミドまたはN,
N′−エチレンビスマレイミドである熱可塑性エラスト
マー組成物の製造方法。 (A)成分のシクロヘキサン不溶分が60重量%以上
である熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。 (A)成分が粒子状であり、嵩密度が0.2〜0.6
g/cm3 である熱可塑性エラストマー組成物の製造方
法。 (A)成分と(B)成分の重量比が45〜75/55
〜25であり、(C)成分を(A)成分100重量部に
対して0.05〜5重量部配合してなる熱可塑性エラス
トマー組成物の製造方法。 (A)〜(C)成分以外に、鉱物油系軟化剤を(A)
成分100重量部に対し、250重量部以下配合してな
る熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。 押し出し機の比エネルギーを0.1〜1.0kw・h
r/kgで行う熱可塑性エラストマーの製造方法。 動的熱処理時の処理温度が170〜280℃、処理時
間が15〜240秒である熱可塑性エラストマー組成物
の製造方法。
に説明するが、以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り
重量基準である。
ン−エチリデンノルボルネン・ランダム共重合ゴム、E
P98A〔エチレン/プロピレンモル比=80/20、
ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)=320、ヨウ素
価=15〕を100部に対し、鉱物油系軟化剤〔出光石
油化学(株)製、PW−380〕を75部添加したもの
で、固形状であり、嵩密度は0.88g/cm3 であ
る。 EP−1C;EP−1を粉砕機により5mmφ以下の粒
子状に粉砕処理したもので、嵩密度は0.34g/cm
3 である。 EP−1P;EP−1Cを単軸押し出し機により230
℃の条件下で溶融し、ペレット状に造粒処理したもの
で、嵩密度は0.42g/cm3 である。 EP−2;日本合成ゴム(株)製、エチレン−プロピレ
ン−エチリデンノルボルネン・ランダム共重合ゴムEP
57C〔エチレン/プロピレンモル比=80/20、ム
ーニー粘度(ML1+4 、100℃)=90、ヨウ素価=
15〕、嵩密度は0.25g/cm3 である。
レン−イソプレン共重合ゴム、Butyl365〔不飽
和度=2.0%、ムーニー(ML1+4 、100℃)=4
5〕を粉砕機により5mmφ以下の粒子状に粉砕処理し
たもので、嵩密度は0.35g/cm3 である。 NBR;日本合成ゴム(株)製、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合ゴム、N250S〔結合アクリロニトリ
ル含量=20%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)
=63〕を粉砕機により5mmφ以下の粒子状に粉砕処
理したもので、嵩密度は0.35g/cm3 である。 H−SBR;日本合成ゴム(株)製、スチレン−ブタジ
エン共重合ゴムの水添物、ダイナロン1320P〔スチ
レン含量=10%、メルトフローレート(230℃、
2.16kg)=3.5g/10分〕、嵩密度は0.4
7g/cm3 である。
レフィン系樹脂を用いた。 PP−1;三菱油化(株)製、ポリプロピレンBC5C
〔プロピレン−エチレンブロック共重合体、メルトフロ
ーレート(230℃、2.16kg)=3.0g/10
分、密度=0.90g/cm3 〕 PP−2;三菱油化(株)製、ポリプロピレンBC03
GS〔プロピレン−エチレンブロック共重合体、メルト
フローレート(230℃、2.16kg)=30g/1
0分、密度=0.90g/cm3 〕 PE−1;三菱油化(株)製、高密度ポリエチレンFY
50D〔メルトフローレート(190℃、2.16k
g)=0.4g/10分、密度=0.942g/c
m3 〕 PE−2;三菱油化(株)製、低密度ポリエチレンYK
30〔メルトフローレート(190℃、2.16kg)
=4.0g/10分、密度=0.920g/cm3 〕
のものを用いた。 BMI;N,N′−m−フェニレンビスマレイミド〔大
内新興化学工業(株)製、バルノックPM〕 また、比較にその他の架橋剤として、以下のものを用い
た。 比PO;有機過酸化物〔2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3、日本油脂
(株)製、パーヘキシン25B〕配合系 表3〜7の実施例および比較例に記載する方法で行っ
た。
分、または比較としての架橋剤を配合処方に応じて、ヘ
ンシェルミキサー中で30秒間予備混合し、この混合物
を通常の2軸押し出し機〔(株)池貝製、PCM、45
mm径、L/D=33.5〕を用い、スクリュー回転数
および押し出し量を変えることにより、比エネルギーの
量を変化させた。その操作条件の詳細は、表1のとおり
である。
ェルミキサー中で全成分を予備混合した混合物を、通常
の単軸押し出し機〔日本プラコン(株)製、DMG、5
0mm径、L/D=36〕を用い、スクリュー形状とし
て混練り効果の強いダルメージスクリュータイプ〔送り
部分と練り強化(ニーディング)部分の比は65:3
5〕を用い、スクリュー回転数および押し出し量を変え
ることにより、比エネルギーの量を変化させた。その操
作条件の詳細は、表2のとおりである。
状を混練り効果の弱いフルフライトスクリュータイプ
(すべて送り部分)を用いる以外は、製造方法IIと同様
に行った。 製造方法IV;バッチ式混練り機〔森山製作所(株)製、
3Lニーダ〕を用い、全成分を一括添加し、230℃、
60rpmにて6分間混練りしたのち取り出し、ロール
によりシート化し冷却したのち、角切りペレタイザーに
よりペレット化したものをサンプルとして用いた。
は、ペレットのサンプルを射出成形にて2mm厚のシー
トを作製し、試験に供した。 成形機 ;日本製鋼(株)製、N−100、6.5oz
射出成形機 成形温度;230℃ 射出圧力;一次圧500kg/cm2 、二次圧400k
g/cm2 射出速度;低速(A−6) 成形速度;50秒サイクル 金型温度;40℃ 金型 ;フィルムゲート 2mm厚角板
形状を打抜き積み重ねにより規定の厚さとし、その試験
片を用い、以下の条件で測定した。 条件;70℃×22時間、圧縮率25%
200℃、30kg荷重の条件により、ノズル1mmφ
×2mmLより押し出された試験物を目視により判定し
た。 ○;表面が平滑 △;表面が凸凹 ×;表面が凸凹大
3℃×48時間後のシクロヘキサン不溶物を取り出し、
真空乾燥(105℃×1時間)後、次式によりシクロヘ
キサン不溶分を算出した。 シクロヘキサン不溶分(%)={抽出後の試料重量−
〔抽出前の試料重量×(B)〜(C)成分の配合割合〕
/〔抽出前の試料重量×(A)成分の配合割合〕}×1
00
5)は、特定の架橋剤を用い、高剪断可能な押し出し機
を用いて架橋剤の存在下に高剪断の条件下で動的熱処理
を施すことで、強度、弾性回復性および成形加工性のバ
ランスのよいものが得られることが分かる。
の比エネルギーが0.1kw・hr/kg未満の場合で
あり、また比較例5はバッチ式混練り機で混練りした場
合であり、いずれも強度、弾性回復性、成形加工性に劣
ることが分かる。比較例6は、(C)ビスマレイミド化
合物を配合しない例であり、動的熱処理が行われておら
ず、弾性回復性に劣り、また強度に劣る。比較例7は、
(C)ビスマレイミド化合物の代わりに、従来の有機過
酸化物を用いた例であり、強度、弾性回復性、成形加工
性に劣る。比較例8は、(A)ゴム状物質が本発明の範
囲外で多く、かつ(B)熱可塑性樹脂が本発明の範囲外
で少ない例であり、強度、弾性回復性、成形加工性に劣
る。比較例9は、(A)ゴム状物質が本発明の範囲外で
少なく、かつ(B)熱可塑性樹脂が本発明の範囲外で多
い例であり、硬度が硬すぎ、弾性回復性が劣る。
高剪断可能な押し出し機により高剪断の条件下で動的熱
処理することにより、均一に混合された、高強度、低圧
縮永久歪でかつ成形加工性に優れた部分架橋型熱可塑性
エラストマー組成物を製造することができる。本発明に
より得られる組成物は、従来公知の成形法、例えば押し
出し成形、射出成形、中空成形、圧縮成形、真空成形、
積層成形、カレンダー成形などにより、実用上有用な成
形品に加工することができる。また、必要に応じて発
泡、延伸、接着、印刷、塗装、メッキなどの加工を施す
こともできる。本発明により得られる組成物の用途とし
ては、例えばエアダクト、車内表皮材などの自動車内外
装用途、土木シート、防水シートなどの土木・建築用
途、日用雑貨用途、スポーツ用途、弱電部品、工業用
品、ガスケットシール部品などに使用することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)炭素−炭素不飽和結合を有するゴ
ム状物質30〜80重量部、(B)炭素−炭素不飽和結
合を含まない熱可塑性樹脂70〜20重量部〔ただし、
(A)+(B)=100重量部〕、および(C)ビスマ
レイミド化合物を(A)成分100重量部に対し0.0
1〜7重量部を、押し出し機の比エネルギー(kw・h
r/kg)が0.1以上の条件下で動的熱処理を行うこ
とを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2887495A JP3731216B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2887495A JP3731216B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197538A true JPH08197538A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3731216B2 JP3731216B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=12260533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2887495A Expired - Lifetime JP3731216B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3731216B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005504661A (ja) * | 2001-10-11 | 2005-02-17 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 動的架橋された熱可塑性エラストマーの製造方法 |
| JP2008546575A (ja) * | 2005-06-27 | 2008-12-25 | アドバンスド エラストマー システムズ,エル.ピー. | 多軸スクリュー押出機における動的加硫による熱可塑性エラストマーの生成方法 |
| JP2016501310A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-01-18 | エクソンモービル ケミカル パテンツ インコーポレイテッド | 動的加硫アロイの製造方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP2887495A patent/JP3731216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005504661A (ja) * | 2001-10-11 | 2005-02-17 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 動的架橋された熱可塑性エラストマーの製造方法 |
| JP2010105402A (ja) * | 2001-10-11 | 2010-05-13 | Dsm Ip Assets Bv | 動的架橋された熱可塑性エラストマーの製造方法 |
| JP2008546575A (ja) * | 2005-06-27 | 2008-12-25 | アドバンスド エラストマー システムズ,エル.ピー. | 多軸スクリュー押出機における動的加硫による熱可塑性エラストマーの生成方法 |
| JP2016501310A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-01-18 | エクソンモービル ケミカル パテンツ インコーポレイテッド | 動的加硫アロイの製造方法 |
| US9546251B2 (en) | 2012-12-20 | 2017-01-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Process for preparing dynamically vulcanized alloys |
| US9546250B2 (en) | 2012-12-20 | 2017-01-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Process for preparing dynamically vulcanized alloys |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3731216B2 (ja) | 2006-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69500810T2 (de) | Thermoplastische elastomer mit verbesserten oberflächeneigenschaften | |
| US4871796A (en) | Method of production of thermoplastic elastomer compounds | |
| EP1023379A1 (en) | Thermoplastic elastomer compositions having improved processing properties | |
| JPH09137007A (ja) | イソブチレンゴム及びepdm又は共役ジエンゴムからの熱可塑性加硫ゴム | |
| CN101208187A (zh) | 通过动态硫化制备热塑性弹性体的方法 | |
| JP3322066B2 (ja) | 射出融着性に優れた熱可塑性エラストマー組成物 | |
| KR20060018862A (ko) | 고무 및 폴리올레핀의 열가소성 엘라스토머 블렌드 제조용가공조제 | |
| JPWO2001081462A1 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| AU598808B2 (en) | Thermoplastic elastomer composition | |
| EP0757077A1 (en) | Very soft thermoplastic elastomer compositions | |
| JP3610773B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| JPH07286078A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JP2836186B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| JPH0733916A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
| KR101292092B1 (ko) | 내마모성이 향상된 친환경 가스켓용 수지조성물, 이를 이용한 드럼식 세탁기 도어 밀폐용 가스켓 및 상기 가스켓을 구비한 드럼식 세탁기 | |
| JP3731216B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| JP4793005B2 (ja) | 再生ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
| JPH05222214A (ja) | 防水シート | |
| JP3413974B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| JP3731459B2 (ja) | オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| US5597860A (en) | Vulcanizable rubber compositions and vulcanized rubber | |
| JP3196453B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| CN102977450A (zh) | 热塑性弹性体组合物 | |
| TWI679237B (zh) | 動態交聯熱塑性彈性體及其製程 | |
| JPH0236243A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050318 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050614 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050708 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050824 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050920 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051003 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131021 Year of fee payment: 8 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |