JPH08246918A - 燃料噴射式エンジン - Google Patents
燃料噴射式エンジンInfo
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- JPH08246918A JPH08246918A JP5112595A JP5112595A JPH08246918A JP H08246918 A JPH08246918 A JP H08246918A JP 5112595 A JP5112595 A JP 5112595A JP 5112595 A JP5112595 A JP 5112595A JP H08246918 A JPH08246918 A JP H08246918A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- engine
- fuel injection
- cylinder
- amount
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】空気の吸入量を精度よく検出して燃料噴射量を
制御し、最適の空燃比を実現させることにより、出力お
よび燃費の向上を図った燃料噴射式エンジンを提供する
にある。 【構成】スロットル28の開度とエンジン1の回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置26の上流側
吸気通路27内に適切な量の燃料を噴射するようにした
燃料噴射式エンジン1において、上記吸気バルブ装置2
6の上流側に吸気圧の検出手段41を設け、検出された
上記吸気圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正するよう
に構成したものである。
制御し、最適の空燃比を実現させることにより、出力お
よび燃費の向上を図った燃料噴射式エンジンを提供する
にある。 【構成】スロットル28の開度とエンジン1の回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置26の上流側
吸気通路27内に適切な量の燃料を噴射するようにした
燃料噴射式エンジン1において、上記吸気バルブ装置2
6の上流側に吸気圧の検出手段41を設け、検出された
上記吸気圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正するよう
に構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射式エンジンに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに混合気を供給する手段として
キャブレタを用いるものがある。キャブレタは、エンジ
ンの吸気通路の途中に位置し、エンジンが吸込む空気の
流れを利用して燃料をキャブレタ内の部屋から吸出し、
霧状にして空気と混合させて燃料と空気の混合気として
エンジン内に送っている。
キャブレタを用いるものがある。キャブレタは、エンジ
ンの吸気通路の途中に位置し、エンジンが吸込む空気の
流れを利用して燃料をキャブレタ内の部屋から吸出し、
霧状にして空気と混合させて燃料と空気の混合気として
エンジン内に送っている。
【0003】キャブレタは、エンジンの特性と、走行の
要求に応えるために、幾つものジェット類を組み合わせ
て最良のセッティングを得ようとしているが、運転状態
や回りの環境等の変化に臨機応変に従順することは不可
能であった。
要求に応えるために、幾つものジェット類を組み合わせ
て最良のセッティングを得ようとしているが、運転状態
や回りの環境等の変化に臨機応変に従順することは不可
能であった。
【0004】そこで近年、キャブレタの代わりに燃料噴
射装置を備えたエンジンが多くなった。燃料噴射装置
は、スロットル開度、エンジン回転数、エンジン温度、
外気温度・気圧などをセンサで感知し、その情報をコン
ピューターで処理して補正値を求め、その時最も適切な
必要燃料量をエンジンの吸気通路にフューエルインジェ
クタで直接噴射するものであり、燃焼効率がよく出力の
向上が図れる一方、最低必要量しか燃料を噴射しないの
で燃料消費量も少ないなどの利点がある。
射装置を備えたエンジンが多くなった。燃料噴射装置
は、スロットル開度、エンジン回転数、エンジン温度、
外気温度・気圧などをセンサで感知し、その情報をコン
ピューターで処理して補正値を求め、その時最も適切な
必要燃料量をエンジンの吸気通路にフューエルインジェ
クタで直接噴射するものであり、燃焼効率がよく出力の
向上が図れる一方、最低必要量しか燃料を噴射しないの
で燃料消費量も少ないなどの利点がある。
【0005】ところで、一般的なエンジンの排気出口は
大気開放となっているため、エンジンに吸入される空気
の量はスロットル開度およびエンジン回転数から一義的
に演算されている。
大気開放となっているため、エンジンに吸入される空気
の量はスロットル開度およびエンジン回転数から一義的
に演算されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
ボート等に用いられる船外機の場合、エンジンの排気出
口は水中となっているため、船体の走行状況、例えば速
度や前後進等によっては排気通路の背圧が変化すること
がある。特に、2サイクルエンジンを備えた船外機の場
合、背圧の変化は空気の吸入量(吸気量)を変化させる
ことになる。その結果、従来の燃料噴射装置のように吸
気量をスロットル開度およびエンジン回転数から求めて
も実際の吸気量と異なる場合があり、エンジン出力の低
下、燃費の悪化、排気ガスの悪化等の不具合が生じる虞
がある。
ボート等に用いられる船外機の場合、エンジンの排気出
口は水中となっているため、船体の走行状況、例えば速
度や前後進等によっては排気通路の背圧が変化すること
がある。特に、2サイクルエンジンを備えた船外機の場
合、背圧の変化は空気の吸入量(吸気量)を変化させる
ことになる。その結果、従来の燃料噴射装置のように吸
気量をスロットル開度およびエンジン回転数から求めて
も実際の吸気量と異なる場合があり、エンジン出力の低
下、燃費の悪化、排気ガスの悪化等の不具合が生じる虞
がある。
【0007】また、多気筒エンジンの場合、一般的なエ
ンジンの排気通路長はほぼ等しく構成されているが、船
外機の場合はその構造上エンジンの排気通路長が各気筒
毎に異なる場合がある。エンジンの排気通路長が各気筒
毎に異なることにより各排気通路の背圧も異なり、各気
筒の吸気量にばらつきが生ずる。その結果、従来のよう
にスロットル開度およびエンジン回転数から吸気量を求
める方法や、熱線式またはカルマン渦等を利用して直接
吸気量を求める方法、吸気経路の圧力とエンジン回転数
とから吸気量を求める方法、多気筒のうち一つの気筒の
クランクケース内の圧力から吸気量を求める方法等によ
る演算値に基づいて各気筒に同一量の燃料を噴射しても
最適空燃比を達成できず、エンジン出力の低下、燃費の
悪化、排気ガスの悪化等の不具合が生じる虞がある。
ンジンの排気通路長はほぼ等しく構成されているが、船
外機の場合はその構造上エンジンの排気通路長が各気筒
毎に異なる場合がある。エンジンの排気通路長が各気筒
毎に異なることにより各排気通路の背圧も異なり、各気
筒の吸気量にばらつきが生ずる。その結果、従来のよう
にスロットル開度およびエンジン回転数から吸気量を求
める方法や、熱線式またはカルマン渦等を利用して直接
吸気量を求める方法、吸気経路の圧力とエンジン回転数
とから吸気量を求める方法、多気筒のうち一つの気筒の
クランクケース内の圧力から吸気量を求める方法等によ
る演算値に基づいて各気筒に同一量の燃料を噴射しても
最適空燃比を達成できず、エンジン出力の低下、燃費の
悪化、排気ガスの悪化等の不具合が生じる虞がある。
【0008】上述した問題を解決するために、例えば特
開平5−18287号公報に示すように、排気圧を検出
して燃料の噴射量に補正を加える方法もあるが、例えば
排気ポート付近は高温・高圧になるため、排気圧検出手
段に耐圧・耐温性のものが必要になり、コストがかかる
と共に、排気圧検出手段の信頼性も劣る。また、排気ポ
ート付近は周囲に冷却水通路や掃気ポートが配置されて
いるため、排気圧検出手段の設置が困難である。さら
に、排気圧検出手段を排気ポートから離して設置した場
合、水分や塩分が付着する可能性が生じ、やはり排気圧
検出手段の信頼性が劣る。
開平5−18287号公報に示すように、排気圧を検出
して燃料の噴射量に補正を加える方法もあるが、例えば
排気ポート付近は高温・高圧になるため、排気圧検出手
段に耐圧・耐温性のものが必要になり、コストがかかる
と共に、排気圧検出手段の信頼性も劣る。また、排気ポ
ート付近は周囲に冷却水通路や掃気ポートが配置されて
いるため、排気圧検出手段の設置が困難である。さら
に、排気圧検出手段を排気ポートから離して設置した場
合、水分や塩分が付着する可能性が生じ、やはり排気圧
検出手段の信頼性が劣る。
【0009】一方、例えば特開平5−10168号公報
に示すように、クランクケース内の圧力を検出して燃料
の噴射量に補正を加える方法もあるが、クランクケース
内はピストンによる混合気の一時圧縮行程によりかなり
高圧になると共に、上述したように背圧の変化による吸
気量の変化で吸気圧も不安定になる。
に示すように、クランクケース内の圧力を検出して燃料
の噴射量に補正を加える方法もあるが、クランクケース
内はピストンによる混合気の一時圧縮行程によりかなり
高圧になると共に、上述したように背圧の変化による吸
気量の変化で吸気圧も不安定になる。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、空気の吸入量を精度よく検出して燃料噴射量を
制御し、最適の空燃比を実現させることにより、出力お
よび燃費の向上を図った燃料噴射式エンジンを提供する
ことを目的とする。
もので、空気の吸入量を精度よく検出して燃料噴射量を
制御し、最適の空燃比を実現させることにより、出力お
よび燃費の向上を図った燃料噴射式エンジンを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る燃料噴射式
エンジンは、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、スロットルの開度とエンジンの回転
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした燃料
噴射式エンジンにおいて、上記吸気バルブ装置の上流側
に吸気圧の検出手段を設け、検出された上記吸気圧に基
づいて上記燃料の噴射量を補正するように構成したもの
である。
エンジンは、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、スロットルの開度とエンジンの回転
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした燃料
噴射式エンジンにおいて、上記吸気バルブ装置の上流側
に吸気圧の検出手段を設け、検出された上記吸気圧に基
づいて上記燃料の噴射量を補正するように構成したもの
である。
【0012】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにし
た複数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各
気筒の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそ
れぞれ設け、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて
上記各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したも
のである。
求項2に記載したように、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにし
た複数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各
気筒の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそ
れぞれ設け、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて
上記各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したも
のである。
【0013】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、スロットルの開度とエンジ
ンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置
の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するように
した複数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、
各気筒の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそ
れぞれ設け、これらの検出孔は吸気圧検出通路を介して
気筒数以下の数の吸気圧検出手段に連結されると共に、
上記吸気圧検出手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換
えバルブを設けて上記各気筒の吸気圧を選択的に検出す
る一方、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記
各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したもので
ある。
請求項3に記載したように、スロットルの開度とエンジ
ンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置
の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するように
した複数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、
各気筒の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそ
れぞれ設け、これらの検出孔は吸気圧検出通路を介して
気筒数以下の数の吸気圧検出手段に連結されると共に、
上記吸気圧検出手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換
えバルブを設けて上記各気筒の吸気圧を選択的に検出す
る一方、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記
各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したもので
ある。
【0014】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、スロットルの開度とエ
ンジンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ
装置の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するよ
うにすると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延
設される排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エ
ンジンにおいて、予め実験等で上記エンジン回転数毎の
上記各気筒の吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記
各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したもので
ある。
に、請求項4に記載したように、スロットルの開度とエ
ンジンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ
装置の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するよ
うにすると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延
設される排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エ
ンジンにおいて、予め実験等で上記エンジン回転数毎の
上記各気筒の吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記
各気筒への燃料噴射量を補正するように構成したもので
ある。
【0015】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、スロットルの開度とエンジ
ンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置
の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するように
すると共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって
駆動される従動体を上記シフト機構によって正・逆回転
可能とした燃料噴射式エンジンにおいて、予め実験等で
上記シフト機構のシフト位置によるエンジン回転数毎の
吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量
を補正するように構成したものである。
請求項5に記載したように、スロットルの開度とエンジ
ンの回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置
の上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するように
すると共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって
駆動される従動体を上記シフト機構によって正・逆回転
可能とした燃料噴射式エンジンにおいて、予め実験等で
上記シフト機構のシフト位置によるエンジン回転数毎の
吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量
を補正するように構成したものである。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、スロッ
トルの開度とエンジンの回転数とを基に基本空気量を求
め、吸気バルブ装置の上流側吸気通路内に適切な量の燃
料を噴射するようにした燃料噴射式エンジンの上記吸気
バルブ装置の上流側に吸気圧の検出手段を設け、検出さ
れた上記吸気圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正する
ように構成したため、様々な原因で排気通路の背圧が吸
気量を変化させても、比較的安定した吸気圧により、最
適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の制御が可能とな
り、エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
トルの開度とエンジンの回転数とを基に基本空気量を求
め、吸気バルブ装置の上流側吸気通路内に適切な量の燃
料を噴射するようにした燃料噴射式エンジンの上記吸気
バルブ装置の上流側に吸気圧の検出手段を設け、検出さ
れた上記吸気圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正する
ように構成したため、様々な原因で排気通路の背圧が吸
気量を変化させても、比較的安定した吸気圧により、最
適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の制御が可能とな
り、エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
【0017】また、スロットルの開度とエンジンの回転
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数
の気筒を有する燃料噴射式エンジンの各気筒の上記吸気
バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそれぞれ設け、検
出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気筒への
燃料噴射量を補正するように構成したため、各気筒の吸
気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得られるよ
う各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン
出力の向上および燃費の向上が図れる。
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数
の気筒を有する燃料噴射式エンジンの各気筒の上記吸気
バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそれぞれ設け、検
出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気筒への
燃料噴射量を補正するように構成したため、各気筒の吸
気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得られるよ
う各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン
出力の向上および燃費の向上が図れる。
【0018】さらに、スロットルの開度とエンジンの回
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複
数の気筒を有する燃料噴射式エンジンの各気筒の上記吸
気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそれぞれ設け、こ
れらの検出孔は吸気圧検出通路を介して気筒数以下の数
の吸気圧検出手段に連結されると共に、上記吸気圧検出
手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換えバルブを設け
て上記各気筒の吸気圧を選択的に検出する一方、検出さ
れた上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気筒への燃料
噴射量を補正するように構成したため、各気筒の吸気量
にばらつきが生じても、最適の空燃比が得られるよう各
気筒毎に燃料噴射量の制御が可能であると共に、気筒数
が多い場合には上記吸気圧検出手段の公差を小さくで
き、エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複
数の気筒を有する燃料噴射式エンジンの各気筒の上記吸
気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそれぞれ設け、こ
れらの検出孔は吸気圧検出通路を介して気筒数以下の数
の吸気圧検出手段に連結されると共に、上記吸気圧検出
手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換えバルブを設け
て上記各気筒の吸気圧を選択的に検出する一方、検出さ
れた上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気筒への燃料
噴射量を補正するように構成したため、各気筒の吸気量
にばらつきが生じても、最適の空燃比が得られるよう各
気筒毎に燃料噴射量の制御が可能であると共に、気筒数
が多い場合には上記吸気圧検出手段の公差を小さくで
き、エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
【0019】さらにまた、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにす
ると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延設され
る排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エンジン
の予め実験等で上記エンジン回転数毎の上記各気筒の吸
気量を求め、この吸気量に基づいて上記各気筒への燃料
噴射量を補正するように構成したため、上記各排気通路
の背圧が異なって、上記各気筒の吸気量にばらつきが生
じても、最適の空燃比が得られるよう各気筒毎に燃料噴
射量の制御が可能となり、エンジン出力の向上および燃
費の向上が図れる。
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにす
ると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延設され
る排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エンジン
の予め実験等で上記エンジン回転数毎の上記各気筒の吸
気量を求め、この吸気量に基づいて上記各気筒への燃料
噴射量を補正するように構成したため、上記各排気通路
の背圧が異なって、上記各気筒の吸気量にばらつきが生
じても、最適の空燃比が得られるよう各気筒毎に燃料噴
射量の制御が可能となり、エンジン出力の向上および燃
費の向上が図れる。
【0020】そして、スロットルの開度とエンジンの回
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると
共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって駆動さ
れる従動体を上記シフト機構によって正・逆回転可能と
した燃料噴射式エンジンの予め実験等で上記シフト機構
のシフト位置によるエンジン回転数毎の吸気量を求め、
この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量を補正するよう
に構成したため、シフト位置によって吸気量が変化して
も、最適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の制御が可
能となり、エンジン出力の向上、燃費の向上および燃費
の向上が図れる。
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると
共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって駆動さ
れる従動体を上記シフト機構によって正・逆回転可能と
した燃料噴射式エンジンの予め実験等で上記シフト機構
のシフト位置によるエンジン回転数毎の吸気量を求め、
この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量を補正するよう
に構成したため、シフト位置によって吸気量が変化して
も、最適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の制御が可
能となり、エンジン出力の向上、燃費の向上および燃費
の向上が図れる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0022】図1は、この発明を適用した燃料噴射式エ
ンジン1を搭載した船外機2の一例を示す縦断面図であ
り、この船外機2は船体3のトランサム4にブラケット
5を介して装着される。船外機2は、ドライブシャフト
ハウジング6を有し、このドライブシャフトハウジング
6の上部にエンジンホルダ7が設けられ、このエンジン
ホルダ7上にエンジン1が設置される。このエンジン1
は、シリンダヘッド8、シリンダブロック9およびクラ
ンクケース10等を組み合わせて構成される。また、エ
ンジンホルダ7上に設置されたエンジン1はエンジンカ
バー11により覆われる。このエンジン1は、例えば水
冷2サイクル4気筒エンジンであり、クランクケース1
0内で回転自在に軸支されるクランクシャフト12はほ
ぼ鉛直方向に配置される。
ンジン1を搭載した船外機2の一例を示す縦断面図であ
り、この船外機2は船体3のトランサム4にブラケット
5を介して装着される。船外機2は、ドライブシャフト
ハウジング6を有し、このドライブシャフトハウジング
6の上部にエンジンホルダ7が設けられ、このエンジン
ホルダ7上にエンジン1が設置される。このエンジン1
は、シリンダヘッド8、シリンダブロック9およびクラ
ンクケース10等を組み合わせて構成される。また、エ
ンジンホルダ7上に設置されたエンジン1はエンジンカ
バー11により覆われる。このエンジン1は、例えば水
冷2サイクル4気筒エンジンであり、クランクケース1
0内で回転自在に軸支されるクランクシャフト12はほ
ぼ鉛直方向に配置される。
【0023】一方、ドライブシャフトハウジング6の下
部にはギヤケース13が設けられており、このギヤケー
ス13にエンジン1によって駆動される従動体であるプ
ロペラシャフト14が回動自在に支持される。このプロ
ペラシャフト14には、クランクシャフト12に接続さ
れたドライブシャフト15によりエンジン1の回転が伝
達され、プロペラシャフト14後端部に支持されたプロ
ペラ16を駆動させるようになっている。また、プロペ
ラシャフト14前端部付近にはシフト機構17が設けら
れ、遠隔操作によりプロペラシャフト14を正・逆回転
可能になっている。なお、シフト機構17には、そのシ
フト位置(正・ニュートラル・逆)を検出する図示しな
いシフト位置センサが設けられる。
部にはギヤケース13が設けられており、このギヤケー
ス13にエンジン1によって駆動される従動体であるプ
ロペラシャフト14が回動自在に支持される。このプロ
ペラシャフト14には、クランクシャフト12に接続さ
れたドライブシャフト15によりエンジン1の回転が伝
達され、プロペラシャフト14後端部に支持されたプロ
ペラ16を駆動させるようになっている。また、プロペ
ラシャフト14前端部付近にはシフト機構17が設けら
れ、遠隔操作によりプロペラシャフト14を正・逆回転
可能になっている。なお、シフト機構17には、そのシ
フト位置(正・ニュートラル・逆)を検出する図示しな
いシフト位置センサが設けられる。
【0024】ところで、エンジン1のシリンダブロック
9内にはシリンダ18(気筒)が形成される。なお、シ
リンダ18は、便宜上図の上方に配置されたものを第1
シリンダ18aとし、以下、下方に向かって第2シリン
ダ18b、第3シリンダ18c、第4シリンダ18dと
する。これらのシリンダ18a…内にはピストン19が
摺動自在に挿入され、クランクシャフト12のクランク
ピン20とがコンロッド21によって連結される。そし
て、ピストン19の往復ストロークがクランクシャフト
12の回転運動に変換されるようになっている。
9内にはシリンダ18(気筒)が形成される。なお、シ
リンダ18は、便宜上図の上方に配置されたものを第1
シリンダ18aとし、以下、下方に向かって第2シリン
ダ18b、第3シリンダ18c、第4シリンダ18dと
する。これらのシリンダ18a…内にはピストン19が
摺動自在に挿入され、クランクシャフト12のクランク
ピン20とがコンロッド21によって連結される。そし
て、ピストン19の往復ストロークがクランクシャフト
12の回転運動に変換されるようになっている。
【0025】クランクシャフト12の上端にはマグネト
22が設けられ、このマグネト22の側方にはマグネト
22の回転を検出することによりエンジン1の回転数
(クランクシャフト12のクランク角)を出力するエン
ジン回転数センサ23が設けられる。また、エンジン1
にはその温度を検出する図示しないエンジン温度センサ
や、エンジン冷却水の温度を検出する図示しない冷却水
温度センサも設けられる。なお、符号24は燃焼室であ
り、その中央部には外方から点火プラグ25がねじ結合
される。
22が設けられ、このマグネト22の側方にはマグネト
22の回転を検出することによりエンジン1の回転数
(クランクシャフト12のクランク角)を出力するエン
ジン回転数センサ23が設けられる。また、エンジン1
にはその温度を検出する図示しないエンジン温度センサ
や、エンジン冷却水の温度を検出する図示しない冷却水
温度センサも設けられる。なお、符号24は燃焼室であ
り、その中央部には外方から点火プラグ25がねじ結合
される。
【0026】図2は、図1のII−II線に沿う断面図
であり、図3は、図1のIII −III線に沿う断面図であ
る。図1〜図3に示すように、クランクケース10には
各シリンダ18a…毎に吸気バルブ装置としてのリード
バルブ装置26が設けられる。リードバルブ装置26の
上流側には吸気通路の一部を構成するサージタンク27
が配置され、サージタンク27のさらに上流側にはスロ
ットル28を備えた吸気管29が接続される。また、吸
気管29の外部にはスロットル28の開度を検出するス
ロットル開度センサ30が設けられる。そして、吸気管
29の上流側には図示しないエアクリーナが接続され
る。
であり、図3は、図1のIII −III線に沿う断面図であ
る。図1〜図3に示すように、クランクケース10には
各シリンダ18a…毎に吸気バルブ装置としてのリード
バルブ装置26が設けられる。リードバルブ装置26の
上流側には吸気通路の一部を構成するサージタンク27
が配置され、サージタンク27のさらに上流側にはスロ
ットル28を備えた吸気管29が接続される。また、吸
気管29の外部にはスロットル28の開度を検出するス
ロットル開度センサ30が設けられる。そして、吸気管
29の上流側には図示しないエアクリーナが接続され
る。
【0027】サージタンク27には、外方からフューエ
ルインジェクタ31が装着される。インジェクタ31は
各シリンダ18a…毎に備えられ、各リードバルブ装置
26の上流側に向かって燃料を噴射するように配置され
る。
ルインジェクタ31が装着される。インジェクタ31は
各シリンダ18a…毎に備えられ、各リードバルブ装置
26の上流側に向かって燃料を噴射するように配置され
る。
【0028】一方、リードバルブ装置26の下流側はク
ランクケース10内部のクランク室10aとシリンダブ
ロック9に形成された掃気ポート32とに繋がってい
る。そして、掃気ポート32はシリンダ18の内周面に
開口している。また、シリンダ18の内周面には排気ポ
ート33が形成され、これらの排気ポート33から排気
通路34が延設される。
ランクケース10内部のクランク室10aとシリンダブ
ロック9に形成された掃気ポート32とに繋がってい
る。そして、掃気ポート32はシリンダ18の内周面に
開口している。また、シリンダ18の内周面には排気ポ
ート33が形成され、これらの排気ポート33から排気
通路34が延設される。
【0029】第1シリンダ18aの排気通路34aと第
2シリンダ18bの排気通路34bは途中で合流してド
ライブシャフトハウジング6のほぼ中ほどまで延設され
る。また、第3シリンダ18cの排気通路34cと第4
シリンダ18dの排気通路34dも同様に途中で合流し
てドライブシャフトハウジング6のほぼ中ほどまで延設
され、第1および第2シリンダ18a,18bの排気通
路34a,34bと合流する。排気通路34の末端はギ
ヤケース13内の排気室35に開口すると共に、排気室
35はプロペラシャフト14の周囲に形成される最終排
気通路36と連通する。
2シリンダ18bの排気通路34bは途中で合流してド
ライブシャフトハウジング6のほぼ中ほどまで延設され
る。また、第3シリンダ18cの排気通路34cと第4
シリンダ18dの排気通路34dも同様に途中で合流し
てドライブシャフトハウジング6のほぼ中ほどまで延設
され、第1および第2シリンダ18a,18bの排気通
路34a,34bと合流する。排気通路34の末端はギ
ヤケース13内の排気室35に開口すると共に、排気室
35はプロペラシャフト14の周囲に形成される最終排
気通路36と連通する。
【0030】ところで、ドライブシャフトハウジング6
の下半分およびギヤケース13は水中に没しており、エ
ンジン1停止時には排気通路34の下半分、排気室35
および最終排気通路36内には水が侵入した状態であ
る。この水は、エンジン1が作動すると排気ガスの排気
圧によって押し下げられ、図1の実線の矢印37に示す
ように、排気ガスが水中に排出される。また、エンジン
アイドリング時や低速運転時には排気圧は水を充分に押
し下げるほど高くないため、排気ガスは図1の破線の矢
印38が示すように、ドライブシャフトハウジング6に
形成されたバイパス通路39を経て副排気口40から大
気中に排出される。
の下半分およびギヤケース13は水中に没しており、エ
ンジン1停止時には排気通路34の下半分、排気室35
および最終排気通路36内には水が侵入した状態であ
る。この水は、エンジン1が作動すると排気ガスの排気
圧によって押し下げられ、図1の実線の矢印37に示す
ように、排気ガスが水中に排出される。また、エンジン
アイドリング時や低速運転時には排気圧は水を充分に押
し下げるほど高くないため、排気ガスは図1の破線の矢
印38が示すように、ドライブシャフトハウジング6に
形成されたバイパス通路39を経て副排気口40から大
気中に排出される。
【0031】リードバルブ装置26の上流側に配置され
たサージタンク27にはクランク室10a上流側の吸気
圧の検出手段である吸気圧センサ41および図示しない
大気圧センサ、吸気温度センサが設けられる。図1に示
す本発明の第一実施例においては、吸気圧センサ41は
1個のみ用いられ、その吸気圧検出孔42はサージタン
ク27内に開口する。なお、各気筒はその空気の吸入量
(吸気量)が微妙に異なるため、吸気圧検出孔42は比
較的吸気圧が安定している部位、例えばリードバルブ装
置26から離れた場所に設けられる。
たサージタンク27にはクランク室10a上流側の吸気
圧の検出手段である吸気圧センサ41および図示しない
大気圧センサ、吸気温度センサが設けられる。図1に示
す本発明の第一実施例においては、吸気圧センサ41は
1個のみ用いられ、その吸気圧検出孔42はサージタン
ク27内に開口する。なお、各気筒はその空気の吸入量
(吸気量)が微妙に異なるため、吸気圧検出孔42は比
較的吸気圧が安定している部位、例えばリードバルブ装
置26から離れた場所に設けられる。
【0032】また、図4に示す本発明の第二実施例にお
いては、吸気圧センサ41はシリンダ数と同数、本実施
例においては4個用いられる。そして、各吸気圧センサ
41の吸気圧検出孔42は吸気量がそれぞれ異なる各シ
リンダ18a…に対応させるため、リードバルブ装置2
6の直前に設けられる。
いては、吸気圧センサ41はシリンダ数と同数、本実施
例においては4個用いられる。そして、各吸気圧センサ
41の吸気圧検出孔42は吸気量がそれぞれ異なる各シ
リンダ18a…に対応させるため、リードバルブ装置2
6の直前に設けられる。
【0033】さらに、図5に示す本発明の第三実施例に
おいては、第二実施例同様吸気圧センサ41の吸気圧検
出孔42を各シリンダ18a…のリードバルブ装置26
の直前に設けるが、吸気圧センサ41をシリンダ数以
下、例えば1個のみとし、吸気圧センサ41と吸気圧検
出孔42とを連結する吸気圧検出通路43の途中にソレ
ノイドバルブ(電磁弁)等の切換えバルブ44を設けた
ものである。
おいては、第二実施例同様吸気圧センサ41の吸気圧検
出孔42を各シリンダ18a…のリードバルブ装置26
の直前に設けるが、吸気圧センサ41をシリンダ数以
下、例えば1個のみとし、吸気圧センサ41と吸気圧検
出孔42とを連結する吸気圧検出通路43の途中にソレ
ノイドバルブ(電磁弁)等の切換えバルブ44を設けた
ものである。
【0034】次に、本発明の各実施例の作用について説
明する。
明する。
【0035】フューエルインジェクタ31からの燃料噴
射量は、基本的には図6に示すように、エンジン1の回
転数、スロットル28の開度、サージタンク27内の吸
気圧、大気圧、エンジン温度、冷却水温度および吸気温
度が各センサで検出され、制御ユニット45に入力され
る。制御ユニット45内ではマイクロコンピュータ46
が各データを基に吸気量を演算し、各種補正を施した後
に燃料の噴射量を演算し、フューエルインジェクタ31
に出力するようになっている。なお、吸気圧の演算処理
方法としては、フィルタ等を通した平均値の他に、負圧
部分の平均値やエンジン一回転毎のピーク値およびその
平均値、一定のクランク角瞬時の圧力等を用いることが
できる。
射量は、基本的には図6に示すように、エンジン1の回
転数、スロットル28の開度、サージタンク27内の吸
気圧、大気圧、エンジン温度、冷却水温度および吸気温
度が各センサで検出され、制御ユニット45に入力され
る。制御ユニット45内ではマイクロコンピュータ46
が各データを基に吸気量を演算し、各種補正を施した後
に燃料の噴射量を演算し、フューエルインジェクタ31
に出力するようになっている。なお、吸気圧の演算処理
方法としては、フィルタ等を通した平均値の他に、負圧
部分の平均値やエンジン一回転毎のピーク値およびその
平均値、一定のクランク角瞬時の圧力等を用いることが
できる。
【0036】第一実施例においては、リードバルブ装置
26の上流側に配置されたサージタンク27の比較的吸
気圧が安定している部位に吸気圧センサ41の吸気圧検
出孔42を設けることにより、様々な原因で排気通路3
4の背圧が吸気量を変化させても最適の空燃比が得られ
るよう燃料噴射量の制御が可能である。また、従来のよ
うに高温・高圧になる排気圧やクランクケース10内の
圧力を検出する必要がないので、吸気圧センサ41に耐
圧性、耐温性、耐水性、耐塩性等の配慮が不要になり、
吸気圧センサ41のコスト、信頼性、取付位置・取付構
造の自由度等の面でメリットが大きい。
26の上流側に配置されたサージタンク27の比較的吸
気圧が安定している部位に吸気圧センサ41の吸気圧検
出孔42を設けることにより、様々な原因で排気通路3
4の背圧が吸気量を変化させても最適の空燃比が得られ
るよう燃料噴射量の制御が可能である。また、従来のよ
うに高温・高圧になる排気圧やクランクケース10内の
圧力を検出する必要がないので、吸気圧センサ41に耐
圧性、耐温性、耐水性、耐塩性等の配慮が不要になり、
吸気圧センサ41のコスト、信頼性、取付位置・取付構
造の自由度等の面でメリットが大きい。
【0037】一方、第二および第三実施例においては、
リードバルブ装置26の上流側に配置されたサージタン
ク27のリードバルブ装置26の直前に吸気圧センサ4
1の吸気圧検出孔42を設けることにより、例えば船外
機2に搭載された多気筒エンジンのように、エンジン1
の排気通路34長が各シリンダ18a…毎に異るため各
排気通路34a…の背圧が異なって、各シリンダ18a
…の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得ら
れるよう各シリンダ18a…毎に燃料噴射量の制御が可
能である。また、エンジン1始動前やアイドリング時に
各シリンダ18a…の圧力値が大きく異なって検出され
た場合は、センサ等の故障と判断し、センサ故障表示を
行うようにしてもよい。なお、この方法は船外機2のエ
ンジン1に限らず、何等かの外的要因によって背圧が変
化するエンジンに適用できる。
リードバルブ装置26の上流側に配置されたサージタン
ク27のリードバルブ装置26の直前に吸気圧センサ4
1の吸気圧検出孔42を設けることにより、例えば船外
機2に搭載された多気筒エンジンのように、エンジン1
の排気通路34長が各シリンダ18a…毎に異るため各
排気通路34a…の背圧が異なって、各シリンダ18a
…の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得ら
れるよう各シリンダ18a…毎に燃料噴射量の制御が可
能である。また、エンジン1始動前やアイドリング時に
各シリンダ18a…の圧力値が大きく異なって検出され
た場合は、センサ等の故障と判断し、センサ故障表示を
行うようにしてもよい。なお、この方法は船外機2のエ
ンジン1に限らず、何等かの外的要因によって背圧が変
化するエンジンに適用できる。
【0038】ところで、上記第二実施例のように各シリ
ンダ18a…毎に吸気圧センサ41を設ける場合、吸気
圧センサ41には公差(誤差)があるため、シリンダ数
が増えるに伴って吸気圧センサ数を増やすと誤差が増大
する虞がある。また、吸気圧センサ数を増やすとコスト
もかかってしまう。そこで、上記第三実施例のように、
吸気圧センサ41をシリンダ18a…の数より少ない数
とし、吸気圧センサ41と吸気圧検出孔42とを連結す
る吸気圧検出通路43の途中に切換えバルブ44を設け
て各シリンダ18a…の吸気圧を少ない数の吸気圧セン
サ41で検出するようにすれば上記問題点を解決でき
る。また、図示しない大気圧検出通路を切換えバルブ4
4に接続すれば、大気圧センサを省略することも可能で
ある。なお、切換えバルブ44は、図6に示すように、
制御ユニット45からの駆動信号により吸気圧検出通路
43を切り換え、各シリンダ18a…の圧力を吸気圧セ
ンサ41に導くようになっている。
ンダ18a…毎に吸気圧センサ41を設ける場合、吸気
圧センサ41には公差(誤差)があるため、シリンダ数
が増えるに伴って吸気圧センサ数を増やすと誤差が増大
する虞がある。また、吸気圧センサ数を増やすとコスト
もかかってしまう。そこで、上記第三実施例のように、
吸気圧センサ41をシリンダ18a…の数より少ない数
とし、吸気圧センサ41と吸気圧検出孔42とを連結す
る吸気圧検出通路43の途中に切換えバルブ44を設け
て各シリンダ18a…の吸気圧を少ない数の吸気圧セン
サ41で検出するようにすれば上記問題点を解決でき
る。また、図示しない大気圧検出通路を切換えバルブ4
4に接続すれば、大気圧センサを省略することも可能で
ある。なお、切換えバルブ44は、図6に示すように、
制御ユニット45からの駆動信号により吸気圧検出通路
43を切り換え、各シリンダ18a…の圧力を吸気圧セ
ンサ41に導くようになっている。
【0039】ここで、第三実施例の構成を図7に示すフ
ローチャートで説明する。まず、ステップ1およびステ
ップ2(以下、S1、S2…とする。)でスロットル2
8の開度およびエンジン1の回転数を検出し、S3で基
本吸気量を演算する。さらに、S4で他のセンサで検出
された吸気温、大気圧、エンジン温度等のデータで補正
係数を演算し、S3で得られた基本吸気量を補正する。
S4で得られた吸気量はS5においてシリンダ18別の
補正係数(後述)でさらに補正され、各シリンダ18a
…毎の最終的な燃料噴射量が演算されてS6でシリンダ
18別に燃料の噴射が行われる。
ローチャートで説明する。まず、ステップ1およびステ
ップ2(以下、S1、S2…とする。)でスロットル2
8の開度およびエンジン1の回転数を検出し、S3で基
本吸気量を演算する。さらに、S4で他のセンサで検出
された吸気温、大気圧、エンジン温度等のデータで補正
係数を演算し、S3で得られた基本吸気量を補正する。
S4で得られた吸気量はS5においてシリンダ18別の
補正係数(後述)でさらに補正され、各シリンダ18a
…毎の最終的な燃料噴射量が演算されてS6でシリンダ
18別に燃料の噴射が行われる。
【0040】シリンダ18別の補正係数は、S7からS
18までのステップを繰り返すことにより得られる。具
体的には、まず、S7で切換えバルブ44(電磁弁)を
制御して第1シリンダ18aの吸気圧を検出する用意を
する。バルブの切換え直後は圧力が不安定のため、一定
の遅延後(S8)、エンジン回転数センサ23でクラン
ク角を検出し(S9)、エンジン1の所定回転時の第1
シリンダ18aの吸気圧をS10で検出・演算し、S1
1で後述する平均値との差から第1シリンダ18aの補
正係数を演算する。第1シリンダ18aの補正係数が演
算された後、S12で電磁弁を制御して次のシリンダ
(第Nシリンダ)の吸気圧を検出する用意をし、以下S
13〜S16で第Nシリンダの補正係数を演算する。そ
して、全シリンダ18a…の吸気圧が検出・演算された
後S17で全シリンダ18a…の圧力平均値を演算し、
この圧力平均値との圧力差から各シリンダ18a…別の
補正係数をS18で演算し、前記S5に出力すると共
に、再びS7に戻って第1シリンダ18aから順に各シ
リンダ18a…の吸気圧の検出・演算を繰り返す。
18までのステップを繰り返すことにより得られる。具
体的には、まず、S7で切換えバルブ44(電磁弁)を
制御して第1シリンダ18aの吸気圧を検出する用意を
する。バルブの切換え直後は圧力が不安定のため、一定
の遅延後(S8)、エンジン回転数センサ23でクラン
ク角を検出し(S9)、エンジン1の所定回転時の第1
シリンダ18aの吸気圧をS10で検出・演算し、S1
1で後述する平均値との差から第1シリンダ18aの補
正係数を演算する。第1シリンダ18aの補正係数が演
算された後、S12で電磁弁を制御して次のシリンダ
(第Nシリンダ)の吸気圧を検出する用意をし、以下S
13〜S16で第Nシリンダの補正係数を演算する。そ
して、全シリンダ18a…の吸気圧が検出・演算された
後S17で全シリンダ18a…の圧力平均値を演算し、
この圧力平均値との圧力差から各シリンダ18a…別の
補正係数をS18で演算し、前記S5に出力すると共
に、再びS7に戻って第1シリンダ18aから順に各シ
リンダ18a…の吸気圧の検出・演算を繰り返す。
【0041】なお、第二実施例同様、エンジン1始動前
やアイドリング時に各シリンダ18a…の圧力値が大き
く異なって検出された場合は、センサ等の故障と判断
し、センサ故障表示を行うようにしてもよい。また、詳
細には図示しないが、4サイクルエンジンに上記第二お
よび第三実施例を適用する場合は、吸気バルブの上流側
の吸気通路に吸気圧センサ41の吸気圧検出孔42を設
けることにより上述した2サイクルエンジン1と同様の
効果が得られる。
やアイドリング時に各シリンダ18a…の圧力値が大き
く異なって検出された場合は、センサ等の故障と判断
し、センサ故障表示を行うようにしてもよい。また、詳
細には図示しないが、4サイクルエンジンに上記第二お
よび第三実施例を適用する場合は、吸気バルブの上流側
の吸気通路に吸気圧センサ41の吸気圧検出孔42を設
けることにより上述した2サイクルエンジン1と同様の
効果が得られる。
【0042】ところで、図1に示すような船外機2のエ
ンジン1は、その構造上各シリンダ18a…から延設さ
れる排気通路34の長さがそれぞれ異なる。エンジン1
の排気通路34長が各シリンダ18a…毎に異なること
により各排気通路34a…の背圧も異なり、各シリンダ
18a…の吸気量にばらつきが生ずる。そこで、各シリ
ンダ18a…のエンジン回転数毎の吸気量を予め実験等
で求め、このデータを補正係数として燃料の噴射量を演
算し、フューエルインジェクタ31に出力するようにす
れば上記不具合を解決可能である。なお、この方法は船
外機2のエンジン1に限らず、何等かの外的要因によっ
て排気通路内の背圧が変化するエンジンに適用できる。
ンジン1は、その構造上各シリンダ18a…から延設さ
れる排気通路34の長さがそれぞれ異なる。エンジン1
の排気通路34長が各シリンダ18a…毎に異なること
により各排気通路34a…の背圧も異なり、各シリンダ
18a…の吸気量にばらつきが生ずる。そこで、各シリ
ンダ18a…のエンジン回転数毎の吸気量を予め実験等
で求め、このデータを補正係数として燃料の噴射量を演
算し、フューエルインジェクタ31に出力するようにす
れば上記不具合を解決可能である。なお、この方法は船
外機2のエンジン1に限らず、何等かの外的要因によっ
て排気通路内の背圧が変化するエンジンに適用できる。
【0043】また、図1に示すような船外機2のエンジ
ン1は、その使用目的上、シフト機構17によってプロ
ペラシャフト14を正・逆回転可能になっている。ま
た、プロペラシャフト14を回転させないニュートラル
状態にすることも可能である。
ン1は、その使用目的上、シフト機構17によってプロ
ペラシャフト14を正・逆回転可能になっている。ま
た、プロペラシャフト14を回転させないニュートラル
状態にすることも可能である。
【0044】プロペラシャフト14の正回転時には船体
3が前進するため、プロペラシャフト14の周囲に形成
された最終排気通路36の圧力が低下して排気ガスが排
出しやすくなる。よってシリンダ18から延設される排
気通路34内の背圧も低下して吸気量が増える。一方、
プロペラシャフト14の逆回転時には船体3が後進する
ため、最終排気通路36の圧力が水圧によって高まり、
排気ガスが排出しにくくなる。よってシリンダ18から
延設される排気通路34内の背圧も高まって吸気量が減
る。他方、プロペラシャフト14のニュートラル時には
エンジン1の回転数が低いため、排気圧は水を充分に押
し下げるほど高くなく、排気ガスはバイパス通路39を
経て副排気口40から大気中に排出される。
3が前進するため、プロペラシャフト14の周囲に形成
された最終排気通路36の圧力が低下して排気ガスが排
出しやすくなる。よってシリンダ18から延設される排
気通路34内の背圧も低下して吸気量が増える。一方、
プロペラシャフト14の逆回転時には船体3が後進する
ため、最終排気通路36の圧力が水圧によって高まり、
排気ガスが排出しにくくなる。よってシリンダ18から
延設される排気通路34内の背圧も高まって吸気量が減
る。他方、プロペラシャフト14のニュートラル時には
エンジン1の回転数が低いため、排気圧は水を充分に押
し下げるほど高くなく、排気ガスはバイパス通路39を
経て副排気口40から大気中に排出される。
【0045】以上のように、シフト機構17のシフト位
置によって吸気量が変化するため、シフト位置によるエ
ンジン回転数毎の吸気量を予め実験等で求め、このデー
タを補正係数としてシフト位置センサによって検出され
たシフト位置に応じて燃料の噴射量を演算し、フューエ
ルインジェクタ31に出力するようにすれば上記不具合
を解決可能である。
置によって吸気量が変化するため、シフト位置によるエ
ンジン回転数毎の吸気量を予め実験等で求め、このデー
タを補正係数としてシフト位置センサによって検出され
たシフト位置に応じて燃料の噴射量を演算し、フューエ
ルインジェクタ31に出力するようにすれば上記不具合
を解決可能である。
【0046】いずれの実施例においても、空気の吸入量
を精度よく検出して燃料噴射量を制御し、最適の空燃比
を実現させることにより、出力および燃費の向上を図る
ことができる。
を精度よく検出して燃料噴射量を制御し、最適の空燃比
を実現させることにより、出力および燃費の向上を図る
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る燃料
噴射式エンジンによれば、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにし
た燃料噴射式エンジンにおいて、上記吸気バルブ装置の
上流側に吸気圧の検出手段を設け、検出された上記吸気
圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正するように構成し
たため、様々な原因で排気通路の背圧が吸気量を変化さ
せても、比較的安定した吸気圧により、最適の空燃比が
得られるよう燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン
出力の向上および燃費の向上が図れる。
噴射式エンジンによれば、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにし
た燃料噴射式エンジンにおいて、上記吸気バルブ装置の
上流側に吸気圧の検出手段を設け、検出された上記吸気
圧に基づいて上記燃料の噴射量を補正するように構成し
たため、様々な原因で排気通路の背圧が吸気量を変化さ
せても、比較的安定した吸気圧により、最適の空燃比が
得られるよう燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン
出力の向上および燃費の向上が図れる。
【0048】また、スロットルの開度とエンジンの回転
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数
の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒の
上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそれぞれ
設け、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各
気筒への燃料噴射量を補正するように構成したため、各
気筒の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得
られるよう各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能となり、
エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側
吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数
の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒の
上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそれぞれ
設け、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各
気筒への燃料噴射量を補正するように構成したため、各
気筒の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得
られるよう各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能となり、
エンジン出力の向上および燃費の向上が図れる。
【0049】さらに、スロットルの開度とエンジンの回
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複
数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒
の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそれぞれ
設け、これらの検出孔は吸気圧検出通路を介して気筒数
以下の数の吸気圧検出手段に連結されると共に、上記吸
気圧検出手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換えバル
ブを設けて上記各気筒の吸気圧を選択的に検出する一
方、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気
筒への燃料噴射量を補正するように構成したため、各気
筒の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得ら
れるよう各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能であると共
に、気筒数が多い場合には上記吸気圧検出手段の公差を
小さくでき、エンジン出力の向上および燃費の向上が図
れる。
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複
数の気筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒
の上記吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそれぞれ
設け、これらの検出孔は吸気圧検出通路を介して気筒数
以下の数の吸気圧検出手段に連結されると共に、上記吸
気圧検出手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換えバル
ブを設けて上記各気筒の吸気圧を選択的に検出する一
方、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気
筒への燃料噴射量を補正するように構成したため、各気
筒の吸気量にばらつきが生じても、最適の空燃比が得ら
れるよう各気筒毎に燃料噴射量の制御が可能であると共
に、気筒数が多い場合には上記吸気圧検出手段の公差を
小さくでき、エンジン出力の向上および燃費の向上が図
れる。
【0050】さらにまた、スロットルの開度とエンジン
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにす
ると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延設され
る排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エンジン
において、予め実験等で上記エンジン回転数毎の上記各
気筒の吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記各気筒
への燃料噴射量を補正するように構成したため、上記各
排気通路の背圧が異なって、上記各気筒の吸気量にばら
つきが生じても、最適の空燃比が得られるよう各気筒毎
に燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン出力の向上
および燃費の向上が図れる。
の回転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の
上流側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにす
ると共に、複数の気筒を有し、上記各気筒から延設され
る排気通路の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エンジン
において、予め実験等で上記エンジン回転数毎の上記各
気筒の吸気量を求め、この吸気量に基づいて上記各気筒
への燃料噴射量を補正するように構成したため、上記各
排気通路の背圧が異なって、上記各気筒の吸気量にばら
つきが生じても、最適の空燃比が得られるよう各気筒毎
に燃料噴射量の制御が可能となり、エンジン出力の向上
および燃費の向上が図れる。
【0051】そして、スロットルの開度とエンジンの回
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると
共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって駆動さ
れる従動体を上記シフト機構によって正・逆回転可能と
した燃料噴射式エンジンにおいて、予め実験等で上記シ
フト機構のシフト位置によるエンジン回転数毎の吸気量
を求め、この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量を補正
するように構成したため、シフト位置によって吸気量が
変化しても、最適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の
制御が可能となり、エンジン出力の向上、燃費の向上お
よび燃費の向上が図れる。
転数とを基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流
側吸気通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると
共に、シフト機構を有し、上記エンジンによって駆動さ
れる従動体を上記シフト機構によって正・逆回転可能と
した燃料噴射式エンジンにおいて、予め実験等で上記シ
フト機構のシフト位置によるエンジン回転数毎の吸気量
を求め、この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量を補正
するように構成したため、シフト位置によって吸気量が
変化しても、最適の空燃比が得られるよう燃料噴射量の
制御が可能となり、エンジン出力の向上、燃費の向上お
よび燃費の向上が図れる。
【図1】本発明に係る燃料噴射式エンジンを搭載した船
外機の一実施例を示す縦断面図。
外機の一実施例を示す縦断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】図1のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】本発明の第二実施例を示すサージタンクの縦断
面図。
面図。
【図5】本発明の第三実施例を示すサージタンクの縦断
面図。
面図。
【図6】燃料噴射量制御の基本構成図。
【図7】本発明の第三実施例の燃料噴射量制御の構成を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
1 エンジン 2 船外機 6 ドライブシャフトハウジング 10 クランクケース 12 クランクシャフト 13 ギヤケース 14 プロペラシャフト(エンジンによって駆動される
従動体) 15 ドライブシャフト 16 プロペラ 17 シフト機構 18 シリンダ(気筒) 23 エンジン回転数センサ 26 リードバルブ装置(吸気バルブ装置) 27 サージタンク(吸気通路) 28 スロットル 29 吸気管 30 スロットル開度センサ 31 フューエルインジェクタ 34 排気通路 41 吸気圧センサ(吸気圧の検出手段) 42 吸気圧検出孔 43 吸気圧検出通路 44 切換えバルブ 45 制御ユニット
従動体) 15 ドライブシャフト 16 プロペラ 17 シフト機構 18 シリンダ(気筒) 23 エンジン回転数センサ 26 リードバルブ装置(吸気バルブ装置) 27 サージタンク(吸気通路) 28 スロットル 29 吸気管 30 スロットル開度センサ 31 フューエルインジェクタ 34 排気通路 41 吸気圧センサ(吸気圧の検出手段) 42 吸気圧検出孔 43 吸気圧検出通路 44 切換えバルブ 45 制御ユニット
Claims (5)
- 【請求項1】 スロットルの開度とエンジンの回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側吸気
通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした燃料噴射
式エンジンにおいて、上記吸気バルブ装置の上流側に吸
気圧の検出手段を設け、検出された上記吸気圧に基づい
て上記燃料の噴射量を補正するように構成したことを特
徴とする燃料噴射式エンジン。 - 【請求項2】 スロットルの開度とエンジンの回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側吸気
通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数の気
筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒の上記
吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出手段をそれぞれ設
け、検出された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気
筒への燃料噴射量を補正するように構成したことを特徴
とする燃料噴射式エンジン。 - 【請求項3】 スロットルの開度とエンジンの回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側吸気
通路内に適切な量の燃料を噴射するようにした複数の気
筒を有する燃料噴射式エンジンにおいて、各気筒の上記
吸気バルブ装置直前に吸気圧の検出孔をそれぞれ設け、
これらの検出孔は吸気圧検出通路を介して気筒数以下の
数の吸気圧検出手段に連結されると共に、上記吸気圧検
出手段は上記吸気圧検出通路の途中に切換えバルブを設
けて上記各気筒の吸気圧を選択的に検出する一方、検出
された上記各気筒の吸気圧に基づいて上記各気筒への燃
料噴射量を補正するように構成したことを特徴とする燃
料噴射式エンジン。 - 【請求項4】 スロットルの開度とエンジンの回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側吸気
通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると共に、
複数の気筒を有し、上記各気筒から延設される排気通路
の長さがそれぞれ異なる燃料噴射式エンジンにおいて、
予め実験等で上記エンジン回転数毎の上記各気筒の吸気
量を求め、この吸気量に基づいて上記各気筒への燃料噴
射量を補正するように構成したことを特徴とする燃料噴
射式エンジン。 - 【請求項5】 スロットルの開度とエンジンの回転数と
を基に基本空気量を求め、吸気バルブ装置の上流側吸気
通路内に適切な量の燃料を噴射するようにすると共に、
シフト機構を有し、上記エンジンによって駆動される従
動体を上記シフト機構によって正・逆回転可能とした燃
料噴射式エンジンにおいて、予め実験等で上記シフト機
構のシフト位置によるエンジン回転数毎の吸気量を求
め、この吸気量に基づいて上記燃料の噴射量を補正する
ように構成したことを特徴とする燃料噴射式エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112595A JPH08246918A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 燃料噴射式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112595A JPH08246918A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 燃料噴射式エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08246918A true JPH08246918A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12878096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112595A Pending JPH08246918A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 燃料噴射式エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08246918A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013249774A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Aisan Industry Co Ltd | エンジンの排気還流装置 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP5112595A patent/JPH08246918A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013249774A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Aisan Industry Co Ltd | エンジンの排気還流装置 |
| US9222441B2 (en) | 2012-05-31 | 2015-12-29 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust gas recirculation apparatus for engine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040907 |