JPH08268350A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JPH08268350A
JPH08268350A JP9317995A JP9317995A JPH08268350A JP H08268350 A JPH08268350 A JP H08268350A JP 9317995 A JP9317995 A JP 9317995A JP 9317995 A JP9317995 A JP 9317995A JP H08268350 A JPH08268350 A JP H08268350A
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Masahiro Munakata
正寛 宗像
Yasunari Onodera
康成 小野寺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペアタイヤキャリヤの駆動軸を回転させる
ためのスペアタイヤ脱着用ロッドを案内するガイド筒
を、簡単に車体のクロスシルに取付けることのできる自
動車を提案する。 【構成】 フロアパネル5の後部下面に固着されたクロ
スシル33のアウタパネル16に形成されている取付孔
21にガイド筒23を嵌着し、そのガイド筒23を、リ
ヤバンパ18を被うリヤバンパカバー19と一体に成形
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロアパネルの下方に
スペアタイヤを格納するためのスペアタイヤキャリヤを
有する自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フロアパネルの下方に、スペアタイヤキ
ャリヤによってスペアタイヤを格納できるようにした自
動車は従来より周知であり、例えば、実開昭58−12
6280号公報又は実開昭58−129279号公報に
かかるスペアタイヤキャリヤの一例が示されている。ス
ペアタイヤキャリヤは、チェーンと、これが巻き付けら
れるチェーンホイールと、これを回転させるための駆動
軸を備え、スペアタイヤ脱着用ロッドの先端部をスペア
タイヤキャリヤの駆動軸に係合させ、スペアタイヤ脱着
用ロッドを回転操作することにより、その駆動軸を介し
てチェーンホイールを回転させ、チェーンをチェーンホ
イールに巻き付けつつ、チェーンの自由端側に保持され
たスペアタイヤをフロアパネルの下方に格納する。逆の
操作によってスペアタイヤをフロアパネル下方の格納位
置から取り出すことができる。
【0003】スペアタイヤ脱着用ロッドは、スペアタイ
ヤキャリヤよりも後方に位置するリヤバンパ又は車体の
クロスシルなどに形成された孔に、車体の後方側から挿
入される。このようにしてスペアタイヤ脱着用ロッドの
先端部がスペアタイヤキャリヤの駆動軸に係合するので
あるが、その際、スペアタイヤ脱着用ロッドを上述した
孔に挿入するとき、これを円滑に案内して、該ロッドの
先端部が容易かつ正確にスペアタイヤキャリヤの駆動軸
に係合するように、リヤバンパ又はクロスシルに形成さ
れた孔にガイド筒を嵌着しておくことが望ましい。スペ
アタイヤ脱着用ロッドを駆動軸に係合させるとき、その
ロッドの先端部をガイド筒の内部貫通孔によって案内
し、その先端部が駆動軸に容易に正しく係合するように
構成するのである。かかる構成では、リヤバンパ又はク
ロスシルがガイド筒を取付ける取付部材を構成し、その
取付部材に形成された孔が、ガイド筒を取付ける取付孔
を構成する。
【0004】上述のようにガイド筒を設ければ、スペア
タイヤ脱着用ロッドの先端部を楽に駆動軸に係合させる
ことができるのであるが、このようなガイド筒を設ける
と、自動車の製造時に、そのガイド筒をねじによって取
付部材に固定しなければならず、その固定作業時に多大
な労力を必要とする。しかも、ガイド筒の固定のために
ねじを用いれば、それだけ自動車の部品点数が増大し、
そのコストが上昇する欠点を免れない。
【0005】また、ガイド筒を設ければ、当然その分の
部品点数が増え、その取付作業の工数が増大するばかり
でなく、ガイド筒自体による部品点数の増大に伴って自
動車のコストが上昇する欠点を免れない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであり、その第1の目的
は、ねじなどの固着部材を用いずとも、極く簡単にガイ
ド筒を取付部材に取付けることのできる自動車を提供す
ることにある。また本発明の第2の目的は、ガイド筒を
設けることによる部品点数の増大を阻止できる自動車を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した第1
の目的を達成するため、チェーンとこれが巻き付けられ
るチェーンホイールと該チェーンホイール回転用の駆動
軸とを有するスペアタイヤキャリヤが、車体のフロアパ
ネルの下方に配備され、スペアタイヤ脱着用ロッドの先
端部を前記駆動軸に係合させて、スペアタイヤ脱着用ロ
ッドを回転操作することにより、前記駆動軸を介してチ
ェーンホイールを回転させ、チェーンをチェーンホイー
ルに巻き付けつつ、チェーンの自由端側に保持したスペ
アタイヤをフロアパネルの下方に格納するようにした自
動車において、前記スペアタイヤキャリヤよりも後方に
位置する取付部材の車体後方側部分と車体前方側部分と
に、車体の後方側から前記スペアタイヤキャリヤの駆動
軸に向く取付孔がそれぞれ形成され、スペアタイヤ脱着
用ロッドの先端部を車体の後方側から駆動軸に導いて、
この駆動軸に係合させるための内部貫通孔を有するガイ
ド筒が前記両取付孔に挿入されて嵌着され、該ガイド筒
には、その外周面に、半径方向に突出する突部が形成さ
れ、前記2つの取付孔のうち少なくとも一方は、これに
ガイド筒が挿入されるとき、当該ガイド筒に突設された
前記突部の通過を許容する大きさに設定された第1の孔
部と、該第1の孔部に連通していて、前記ガイド筒の嵌
合を許容し、かつ前記突起の通過を禁止する大きさに設
定されている第2の孔部から形成されていることを特徴
とする自動車を提案する。
【0008】同じく、本発明は、第2の目的を達成する
ため、チェーンとこれが巻き付けられるチェーンホイー
ルと該チェーンホイール回転用の駆動軸とを有するスペ
アタイヤキャリヤが、車体のフロアパネルの下方に配備
され、スペアタイヤ脱着用ロッドの先端部を前記駆動軸
に係合させて、スペアタイヤ脱着用ロッドを回転操作す
ることにより、前記駆動軸を介してチェーンホイールを
回転させ、チェーンをチェーンホイールに巻き付けつ
つ、チェーンの自由端側に保持したスペアタイヤをフロ
アパネルの下方に格納するようにした自動車において、
前記スペアタイヤキャリヤよりも後方に位置する取付部
材の取付孔に嵌着されていて、スペアタイヤ脱着用ロッ
ドの先端部を車体の後方側から前記駆動軸に導いて、こ
の駆動軸に係合させるための内部貫通孔を有するガイド
筒を具備し、該ガイド筒が、リヤバンパの少なくとも一
部を被うリヤバンパカバーに一体に成形されていること
を特徴とする自動車を提案する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
【0010】図1は、スペアタイヤキャリヤとバックド
アを有する自動車の後部の下部側を示す側断面図であ
り、矢印X(図2、図3も参照)がその自動車の前進方
向となる。本明細書における「前」又は「後」は、自動
車の前進方向Xを基準とした前後を意味する。
【0011】図1において、符号1はバックドアを示
し、このドア1は一端側が車体2にヒンジ連結されてい
る。図2は、かかるバックドア1を備えた自動車10の
後部側を示し、この例の自動車では、バックドア1の上
端部1Aが車体2にヒンジ連結され、当該ドア1が、図
2に示した開放位置と、図1に示した閉鎖位置(図9も
参照)との間を回動開閉される。
【0012】図1に戻って、自動車の車室4の下部は、
車体2のフロアパネル5によって区画され、このフロア
パネル5の下方にはスペアタイヤキャリヤ6が配備され
ている。図3において、符号7で示すものは車体2を載
せるシャシフレームであるが、このシャシフレーム7
は、一対のサイドレール8,8と、これらのレールの間
に横架されて固着され、車体の幅方向に延びるクロスメ
ンバ9とを有している。本例の自動車では、上記スペア
タイヤキャリヤ6がクロスメンバ9に組付けられてい
る。
【0013】図1において、スペアタイヤキャリヤ6
は、チェーン14と、このチェーンの基端部14aが係
止され、当該チェーン14が巻き付けられるチェーンホ
イール12と、該チェーンホイール回転用の駆動軸13
を有し、チェーンホイール12は、シャシフレーム7を
構成するクロスメンバ9の下面に固着されたブラケット
30に回転自在に支持された支持軸31に固定されてい
る。支持軸31は、チェーンホイール回転用駆動軸13
に連結され、この駆動軸13の回転によって回転駆動さ
れる。従って、図2に示したスペアタイヤ脱着用ロッド
3を用い、この先端部3aを駆動軸13に係合させて、
スペアタイヤ脱着用ロッド3を回転操作すると、駆動軸
13が回転し、その駆動軸13と支持軸31を介してチ
ェーンホイール12が回転する。
【0014】チェーンホイール12が回転すると、チェ
ーン14が、そのチェーンホイール12に巻き付けら
れ、図3に示したようにチェーン14の自由端部に取り
付けられた保持部材32に保持されたスペアタイヤ15
が吊り上げられる。このように、チェーン14をチェー
ンホイール12に巻き付けつつ、チェーン14の自由端
側に保持したスペアタイヤ15をフロアパネル5の下方
に格納するのである。逆の操作によって、スペアタイヤ
15を下方に下げ、そのタイヤ15をチェーン14から
外し、スペアタイヤ15を使用することができる。
【0015】ここで、図1に示すように、フロアパネル
5の後端部の下面には、スペアタイヤキャリヤ6よりも
後方に位置し、かつ車体2の幅方向に延びる車体補強用
のクロスシル33が固着されている。本例では、このク
ロスシル33が、車体2の後方側に位置するアウタパネ
ル16と、このアウタパネル16よりも車体前方側に位
置して、該パネル16に対向したインナパネル17によ
り構成され、両パネル16,17の下部合せフランジ部
34がスポット溶接により互いに固着されている。又、
各パネル16,17の上部フランジ部がフロアパネル5
の下面にスポット溶接されている。
【0016】クロスシル33のアウタパネル16とイン
ナパネル17には、車体2の後方側からスペアタイヤキ
ャリヤ6の駆動軸13に向く同心状の取付孔21,22
がそれぞれ形成され、これらの取付孔21,22には、
スペアタイヤ脱着用ロッド3の挿入方向、すなわち車体
2のほぼ前後方向に延びるガイド筒23が挿入されて嵌
着されている。かかるガイド筒23の内部貫通孔23A
は、その一方の後部側開口23Bが車体2の後方側を向
いて外部に開放し、他方の前部側の開口23Cはスペア
タイヤキャリヤ6の駆動軸13を向いて開放している。
図1における符号18は自動車の後部に位置するリヤバ
ンパであり、19はそのバンパ18を被うリヤバンパカ
バーである。
【0017】ここで、図2に示すように、バックドア1
を開放した状態で、クロスシル33のアウタパネル16
が、ガイド筒23の後部側開口23Bと共に車体外に露
出する。かかる状態で、スペアタイヤ脱着用ロッド3を
車体2の後方からガイド筒23の内部貫通孔23Aに差
し込むと、同ロッド3の先端部3aはガイド筒23の内
部貫通孔23Aに案内され、そのガイド筒23を出た
後、当該先端部3aが駆動軸13に係合する。すなわち
ガイド筒23の内部貫通孔23Aによるガイド作用によ
り、ロッド先端部3aが駆動軸13の方に導かれて、こ
の軸に係合するのである。この係合後、ロッド3を従来
と同じく回転操作すれば、前述のようにチェーン14
(図3)が巻き上げられ、スペアタイヤ15がフロアパ
ネル5の下方に格納される。また、逆の操作により、ス
ペアタイヤ15をその格納位置から取り出すことができ
る。
【0018】上述のように、本例では車体2の一部を構
成するクロスシル33が、スペアタイヤキャリヤよりも
後方に位置するガイド筒用取付部材を構成し、その車体
後方側部分であるアウタパネル16と、その車体前方側
部分であるインナパネル17とに、車体3の後方側から
スペアタイヤキャリヤ6の駆動軸13に向く取付孔2
1,22がそれぞれ形成され、その両取付孔21,22
に、内部貫通孔23Aを有するガイド筒23が挿入され
て嵌着されている。この内部貫通孔23Aは、スペアタ
イヤ脱着用ロッド3の先端部3aを車体2の後方側から
駆動軸13に導いて、この駆動軸13に係合させる用を
なす。
【0019】このように、ガイド筒23を設ければ、ス
ペアタイヤ脱着用ロッド3の先端部3aを楽に駆動軸1
3に係合させることができるのであるが、このガイド筒
23を、自動車の製造時に例えば図10に示すようにね
じ24によってクロスシル33に固定したとすれば、そ
のねじ24の締付作業を必要とするため、その固定作業
時に多大な労力を必要とする。しかも、かかるねじ24
を用いると、自動車の部品点数が増大し、そのコストが
上昇する。
【0020】そこで、本例の自動車においては、図1及
び図4に示すようにガイド筒23の外周面に、半径方向
に突出する適数個の突部25が一体に形成されている。
また、クロスシル33に形成された前述の2つの取付孔
21,22のうちの少なくとも一方、この例ではインナ
パネル17に形成された方の取付孔22が、図4に示す
ように第1の孔部22Aと、この孔部22Aに連通した
第2の孔部22Bとから形成されている。第1の孔部2
2Aは、これにガイド筒23が挿入されるとき、そのガ
イド筒23に突設された前述の突部25の通過を許容す
る大きさに設定され、第2の孔部22Bは、ガイド筒2
3の嵌合を許容し、かつその突部25の通過を禁止する
大きさに設定されている。第1及び第2の孔部22A,
22Bの間の連通部27は、第2の孔部22Bの径より
もわずかに狭い幅を有していて、第1及び第2の孔部2
2A,22Bと、その間の連通部27は、その全体がだ
るま穴状に形成されている。
【0021】また、本例では、クロスシル33のアウタ
パネル16に形成された取付孔21は、図4に示すよう
にガイド筒に突設された突部25の通過を許容するよう
に形成されている。その際、取付孔21の径Dを、突部
25が通過し得る大きさに設定してもよいし、その取付
孔21の円形部の径Dの大きさを、ガイド筒23の外径
よりも極くわずかに大きく設定すると共に、図4に示す
如く、突部25が通過できる切欠26を取付孔21に形
成してもよい。
【0022】インナパネル17に形成された取付孔22
の第1の孔部22Aについても、上述したところと全く
同様に、その孔部22Aの径dを、図4に示す如く突部
25が通過できる大きさに設定するほか、その孔部22
Aの円形部の径dをガイド筒23の外径よりもわずかに
大きく設定し、この孔部22Aに、突部25が通過でき
る切欠を形成してもよい。
【0023】ここで、自動車の製造時に、ガイド筒23
をクロスシル33に取付けるには、先ずガイド筒23の
先端を、車体後方側からクロスシル33のアウタパネル
16に形成された取付孔21に挿入し、次いでインナパ
ネル17に形成された取付孔22の第1の孔部22Aに
挿入する。このとき、ガイド筒23の突部25は、取付
孔21と第1の孔部22Aを支障なく通過し、図5に示
すように、インナパネル17よりも前方側に位置する。
次に、このガイド筒23の先端側を、連通部27を通し
て、図6に示すように第2の孔部22Bへスライドさせ
る。このとき、ガイド筒23は連通部27から受ける外
力によってわずかに弾性変形するが、ガイド筒23が第
2の孔部22Bに移行し終えると、そのガイド筒23は
元の状態に弾性復帰する。このようにして、ガイド筒2
3は、その先端側が第2の孔部22Bにガタ付くことな
く嵌合するが、図1はこのときの状態を示している。ガ
イド筒23が第2の孔部22Bに移行すると、その突部
25が第2の孔部22Bを通過することはできず、しか
もガイド筒23の後端側には、アウタパネル16の後部
面に当接するフランジ28(図1)などの邪魔部片が形
成されているので、ガイド筒23が取付孔21,22か
らその軸線方向に抜け出ることはない。また、第1の孔
部22Aと第2の孔部22Bとの間の連通部27はガイ
ド筒23の径よりも幅狭に形成されているので、ガイド
筒23を強制的に連通部27の側へ引かない限り、その
ガイド筒23が第2の孔部22Bから第1の孔部22A
の方へ移動することはない。このようにしてガイド筒2
3は、クロスシル33に対して不動に保持され、支障な
くスペアタイヤ脱着用ロッド3を案内する働きをなすこ
とができる。
【0024】上述した構成によれば、ガイド筒23を取
付孔21,22に挿入し、次いでこれを車体の幅方向に
わずかにスライドさせるだけで、そのガイド筒23をク
ロスシル33に強固に保持させることができ、その固定
のためにねじを用いたり、これを締付けるような作業は
全く不要である。このようにして、極く簡単にガイド筒
23をクロスシル33に取付けることができ、しかもね
じが不要であるため、自動車のコストを低減することが
できる。
【0025】上述した実施例では、取付部材を構成する
クロスシル33の車体前方側部分、すなわちインナパネ
ル17に形成された取付孔22を、第1の孔部22A
と、第2の孔部22Bと、その間の連通部27とによっ
て構成したが、取付部材の車体後方側部分、すなわちア
ウタパネル16に形成された取付孔21を、上述した第
1及び第2の孔部とその間の連通部と同じく形成し、上
述したところと全く同様にして、その第1及び第2の孔
部と連通部とによってガイド筒23をクロスシル33に
取付け、次いでこれを不動に保持することもできる。こ
の場合には、ガイド筒23に突設された突部は、図1に
符号25Aを付し、かつ鎖線で示したように、ガイド筒
23の後部側に設けられ、これが取付孔21の第1の孔
部を通して挿入され、次いでガイド筒23を連通部を通
して第2の孔部にスライドさせることにより、突部25
Aがアウタパネル16の前方側の面に係合し、ガイド筒
23の抜け出しが阻止される。
【0026】また、アウタパネル16とインナパネル1
7にそれぞれ形成される取付孔21,22の両者を、共
に前述した第1及び第2の孔部とその間の連通部によっ
て形成し、これらの構成と、図1に実線と鎖線で示した
突部25,25Aとの協働作用によって、ガイド筒23
をクロスシル33に対して不動に固定するように構成す
ることもできる。
【0027】図7及び図8は、それぞれ、本発明の第2
の実施例を示す、図1及び図2と同様な図である。ここ
に示した実施例は、そのガイド筒23の構成と、これが
嵌合する取付孔21,22の構成が、図1乃至図6に示
した第1の実施例と異なるだけで、他の構成は第1の実
施例と変りはない。よって、ここでは第1の実施例と同
じ構成の部分についての説明は省略する。
【0028】図7において、第1の実施例と全く同じく
構成されたスペアタイヤキャリヤ6の後方には、フロア
パネル5の後端部下面に固着されたクロスシル33より
成る取付部材が位置し、そのアウタパネル16に形成さ
れた取付孔21にガイド筒23が嵌着され、その内部貫
通孔23Aはスペアタイヤ脱着用ロッド3(図8)の挿
入方向に沿って延びている。クロスシル33のインナパ
ネル17にも、上記取付孔21と同心状に位置する孔2
2が形成されている。取付孔21は、第1の実施例のよ
うに第1の孔部と第2の孔部を有している必要はなく、
ガイド筒23をクロスシル33に保持できるものであれ
ばよい。もう1つの孔も、例えば単なる円形孔であって
よい。
【0029】スペアタイヤをスペアタイヤキャリヤ6に
よってフロアパネル5の下方に格納するときは、第1の
実施例の場合と全く同様に、バックドア1を開放した状
態にして、スペアタイヤ脱着用ロッド3の先端部3a
を、車体2の後方側からガイド筒23の内部貫通孔23
Aに挿入し、その先端部3aを孔22を通してスペアタ
イヤキャリヤ6の駆動軸13に導き、その駆動軸13に
係合させ、引き続きロッド3を回転してチェーンホイー
ル12を回転させ、チェーン14をそのホイール12に
巻き付ける。逆の操作によってスペアタイヤを外すこと
ができる。
【0030】第2の実施例の特徴とするところは、ガイ
ド筒23が、リヤバンパ18の少なくとも一部を被うリ
ヤバンパカバー19と一体に成形されている点である。
すなわち、自動車の後部には、リヤバンパ18が設けら
れているが、かかるバンパ18は、その少なくとも一部
が例えば樹脂成形品より成るリヤバンパカバー19によ
って被われている。本例では、この点に着目し、ガイド
筒23をそのリヤバンパカバー19と一体に成形したの
である。かかる構成によれば、ガイド筒23が独立した
部材として構成されるのではなく、リヤバンパカバー1
9の一部として構成されるので、ガイド筒23を設けて
も、自動車の部品点数が増大することはない。しかも、
リヤバンパカバー19をリヤバンパ18に装着すると
き、同時にガイド筒23を取付孔21に嵌合できるの
で、その取付作業を極めて簡素化することができる。そ
の上、ガイド筒23をクロスシル33に対してねじなど
によって固定する必要もなく、組付作業は至って簡単で
ある。このようにして、自動車のコストを一層下げるこ
とができるのである。
【0031】図7に示した実施例では、ガイド筒23を
クロスシル33のアウタパネル16に形成された取付孔
21にのみ嵌着したが、このガイド筒23をより長く形
成し、これをインナパネル17の取付孔22の方にも嵌
着することができる。
【0032】以上説明した各実施例においては、ガイド
筒23を保持する取付部材を、クロスシル33によって
構成したが、この構成によると、クロスシル33はバッ
クドア1を閉じた状態でそのドア1によって被われ、外
部から目視されない状態となるので、ドア1を閉じれ
ば、ガイド筒23も外部から隠されてしまう。従って、
ドア1を閉じた状態では、ガイド筒23の内部貫通孔2
3Aにスペアタイヤ脱着用ロッド3を差し込むことはで
きず、よって格納されているスペアタイヤが第3者によ
って不用意に持ち去られてしまう不具合を阻止できる。
ドア1を開けば、支障なくガイド筒23にロッド3を挿
入することができる。またドア閉鎖時にはガイド筒23
が外部から隠蔽されるので、自動車の見ばえを向上させ
ることもできる。
【0033】取付部材としてクロスシル33を用いる
と、上述の如き各種の利点が得られるが、図9に示すよ
うにその取付部材としてリヤバンパ18を用い、これ
に、前述した第1の実施例と同様にしてガイド筒23を
嵌着し、或いはこのリヤバンパ18の少なくとも一部を
被うリヤバンパカバー19の一部をガイド筒として形成
し、これをリヤバンパ18に形成した取付孔に嵌着する
こともできる。
【0034】また、上述した各実施例では、図1及び図
7に示したようにスペアタイヤキャリヤ6のブラケット
30をシャシフレーム7に固定したが、このブラケット
30をフロアパネル5の下面に固着することもできる。
これから判るように、本発明は、シャシフレームのない
モノコックタイプの自動車にも適用できるものである。
【0035】又、スペアタイヤを1個のみではなく複数
個、スペアタイヤキャリヤ6によってフロアパネル5の
下方に格納できる自動車においても、本発明の適用が可
能であり、更に、バックドア1が、この側部側や下端部
側の一端側で車体にヒンジ連結された自動車においても
本発明の適用が可能である。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、ねじな
どの固着部材を用いることなく、極く簡単にガイド筒を
取付部材に取付けることができ、自動車の部品点数とコ
ストの低減を達成できる。
【0037】請求項2に記載の構成によれば、ガイド筒
を設けることによる部品点数の増大を阻止でき、ガイド
筒の組付作業性の向上と、自動車のコスト上昇を阻止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の自動車の側断面図である。
【図2】図1に示したバックドアを開放させた状態を示
す自動車の後部側を示す外観斜視図である。
【図3】図1に示したフロアパネルの下位に配置される
シャシフレーム周りの構成を、格納されるスペアタイヤ
と共に示す斜視図である。
【図4】ガイド筒を取付孔に挿入する前の様子を示す斜
視図である。
【図5】ガイド筒を第1の孔部に挿入したときの様子を
示す斜視図である。
【図6】ガイド筒を第2の孔部にスライドさせたときの
様子を示す斜視図である。
【図7】第2の実施例を示す、図1と同様な断面図であ
る。
【図8】第2の実施例を示す、図2と同様な斜視図であ
る。
【図9】リヤバンパによって取付部材を構成した実施例
を示す斜視図である。
【図10】ガイド筒をねじによってクロスシルに固定す
る構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 車体 3 スペアタイヤ脱着用ロッド 3a 先端部 5 フロアパネル 6 スペアタイヤキャリヤ 10 自動車 12 チェーンホイール 13 駆動軸 14 チェーン 15 スペアタイヤ 18 リヤバンパ 19 リヤバンパカバー 21 取付孔 22 取付孔 22A 第1の孔部 22B 第2の孔部 23 ガイド筒 23A 内部貫通孔 25 突部 25A 突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーンとこれが巻き付けられるチェー
    ンホイールと該チェーンホイール回転用の駆動軸とを有
    するスペアタイヤキャリヤが、車体のフロアパネルの下
    方に配備され、スペアタイヤ脱着用ロッドの先端部を前
    記駆動軸に係合させて、スペアタイヤ脱着用ロッドを回
    転操作することにより、前記駆動軸を介してチェーンホ
    イールを回転させ、チェーンをチェーンホイールに巻き
    付けつつ、チェーンの自由端側に保持したスペアタイヤ
    をフロアパネルの下方に格納するようにした自動車にお
    いて、前記スペアタイヤキャリヤよりも後方に位置する
    取付部材の車体後方側部分と車体前方側部分とに、車体
    の後方側から前記スペアタイヤキャリヤの駆動軸に向く
    取付孔がそれぞれ形成され、スペアタイヤ脱着用ロッド
    の先端部を車体の後方側から駆動軸に導いて、この駆動
    軸に係合させるための内部貫通孔を有するガイド筒が前
    記両取付孔に挿入されて嵌着され、該ガイド筒には、そ
    の外周面に、半径方向に突出する突部が形成され、前記
    2つの取付孔のうち少なくとも一方は、これにガイド筒
    が挿入されるとき、当該ガイド筒に突設された前記突部
    の通過を許容する大きさに設定された第1の孔部と、該
    第1の孔部に連通していて、前記ガイド筒の嵌合を許容
    し、かつ前記突起の通過を禁止する大きさに設定されて
    いる第2の孔部から形成されていることを特徴とする自
    動車。
  2. 【請求項2】 チェーンとこれが巻き付けられるチェー
    ンホイールと該チェーンホイール回転用の駆動軸とを有
    するスペアタイヤキャリヤが、車体のフロアパネルの下
    方に配備され、スペアタイヤ脱着用ロッドの先端部を前
    記駆動軸に係合させて、スペアタイヤ脱着用ロッドを回
    転操作することにより、前記駆動軸を介してチェーンホ
    イールを回転させ、チェーンをチェーンホイールに巻き
    付けつつ、チェーンの自由端側に保持したスペアタイヤ
    をフロアパネルの下方に格納するようにした自動車にお
    いて、前記スペアタイヤキャリヤよりも後方に位置する
    取付部材の取付孔に嵌着されていて、スペアタイヤ脱着
    用ロッドの先端部を車体の後方側から前記駆動軸に導い
    て、この駆動軸に係合させるための内部貫通孔を有する
    ガイド筒を具備し、該ガイド筒が、リヤバンパの少なく
    とも一部を被うリヤバンパカバーに一体に成形されてい
    ることを特徴とする自動車。
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Cited By (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020080969A (ko) * 2001-04-18 2002-10-26 기아자동차주식회사 상용차용 스패어 타이어 착탈장치
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CN115107435A (zh) * 2021-12-17 2022-09-27 长城汽车股份有限公司 储气罐安装结构和具有其的车辆

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