JPH08269661A - トップドロス掻出し装置 - Google Patents
トップドロス掻出し装置Info
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- JPH08269661A JPH08269661A JP7643895A JP7643895A JPH08269661A JP H08269661 A JPH08269661 A JP H08269661A JP 7643895 A JP7643895 A JP 7643895A JP 7643895 A JP7643895 A JP 7643895A JP H08269661 A JPH08269661 A JP H08269661A
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- Japan
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- top dross
- plating bath
- dross
- molten metal
- metal plating
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】溶融金属めっき浴に浮遊しているトップドロス
を掻き崩しながら掻き集めて外部に掻き出すトップドロ
ス掻出し装置を提供する。 【構成】掻込み器50を溶融亜鉛めっき浴12に浮かせ
た状態で回転させ、突出片64によりトップドロスを掻
き崩しながら開口62からトップドロスを内部に掻き込
む。内部に掻き込んだトップドロスを第1のスクリュウ
56と第2のスクリュウ44を使って搬送し、外部のド
ロス台車に集める。
を掻き崩しながら掻き集めて外部に掻き出すトップドロ
ス掻出し装置を提供する。 【構成】掻込み器50を溶融亜鉛めっき浴12に浮かせ
た状態で回転させ、突出片64によりトップドロスを掻
き崩しながら開口62からトップドロスを内部に掻き込
む。内部に掻き込んだトップドロスを第1のスクリュウ
56と第2のスクリュウ44を使って搬送し、外部のド
ロス台車に集める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融亜鉛、溶融アルミ
ニウム、溶融スズ、溶融銅、溶融ハンダ等が貯えられた
溶融金属めっき浴に浮遊しているトップドロスを掻き出
すトップドロス掻出し装置に関する。
ニウム、溶融スズ、溶融銅、溶融ハンダ等が貯えられた
溶融金属めっき浴に浮遊しているトップドロスを掻き出
すトップドロス掻出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリップ(鋼板)の表面に亜鉛めっき
を施す方法の一つとして、一般に、溶融亜鉛を主成分と
するめっき浴中にストリップを連続的にどぶづけする、
いわゆる溶融亜鉛めっき法が知られている。溶融亜鉛め
っき浴中には、添加剤であるアルミニウムやストリップ
から溶け出た鉄分が含まれており、これらアルミニウム
や鉄分が金属間化合物となって、いわゆるドロスと呼ば
れる微粒子状不純物が生成される。このドロスは、アル
ミニウムの含有比率が高いため比重が軽く、めっき浴に
浮遊しているトップドロスと、鉄の含有比率が高いため
比重が重く、めっき浴に沈んでいるボトムドロスとに大
別される。このため、めっき浴中では、上部にトップド
ロス、中間部に溶融金属、下部にボトムドロスが存在す
る。
を施す方法の一つとして、一般に、溶融亜鉛を主成分と
するめっき浴中にストリップを連続的にどぶづけする、
いわゆる溶融亜鉛めっき法が知られている。溶融亜鉛め
っき浴中には、添加剤であるアルミニウムやストリップ
から溶け出た鉄分が含まれており、これらアルミニウム
や鉄分が金属間化合物となって、いわゆるドロスと呼ば
れる微粒子状不純物が生成される。このドロスは、アル
ミニウムの含有比率が高いため比重が軽く、めっき浴に
浮遊しているトップドロスと、鉄の含有比率が高いため
比重が重く、めっき浴に沈んでいるボトムドロスとに大
別される。このため、めっき浴中では、上部にトップド
ロス、中間部に溶融金属、下部にボトムドロスが存在す
る。
【0003】めっき浴中にドロスが増えるとめっきの品
質が著しく損なわれるので、めっき浴中からドロスを除
去する技術が従来から提案されている。ドロスを除去す
る技術としては、実開昭50−128310号公報に開
示された技術や、特開昭63−219536号公報に開
示された技術が知られている。実開昭50−12831
0号公報に開示された技術は、めっき浴表面に浮いてい
るトップドロスをめっき液と共にドロス投入口から内部
の反応部へ供給し、薬剤と混ぜてめっき浴とトップドロ
スとを分離した後、トップドロスをスクリューコンベア
を用いて外部へ搬送して除去するものである。この技術
では、ドロス投入口までトップドロスを掻き集める何ら
かの手段が必要とされる。
質が著しく損なわれるので、めっき浴中からドロスを除
去する技術が従来から提案されている。ドロスを除去す
る技術としては、実開昭50−128310号公報に開
示された技術や、特開昭63−219536号公報に開
示された技術が知られている。実開昭50−12831
0号公報に開示された技術は、めっき浴表面に浮いてい
るトップドロスをめっき液と共にドロス投入口から内部
の反応部へ供給し、薬剤と混ぜてめっき浴とトップドロ
スとを分離した後、トップドロスをスクリューコンベア
を用いて外部へ搬送して除去するものである。この技術
では、ドロス投入口までトップドロスを掻き集める何ら
かの手段が必要とされる。
【0004】特開昭63−219536号公報に開示さ
れた技術は、めっき液である溶融亜鉛をポンプ等を用い
て遠心分離装置に供給し、遠心分離によって比重の軽い
トップドロスと比重の重い溶融亜鉛とに分離し、トップ
ドロスを上部に設けた排出口から排出すると共に、溶融
亜鉛を下部の排出口から排出することによって、トップ
ドロスを除去するものである。この技術では、上述のよ
うに、ポンプを用いてトップドロスを溶融亜鉛ごと分離
機へ供給する。
れた技術は、めっき液である溶融亜鉛をポンプ等を用い
て遠心分離装置に供給し、遠心分離によって比重の軽い
トップドロスと比重の重い溶融亜鉛とに分離し、トップ
ドロスを上部に設けた排出口から排出すると共に、溶融
亜鉛を下部の排出口から排出することによって、トップ
ドロスを除去するものである。この技術では、上述のよ
うに、ポンプを用いてトップドロスを溶融亜鉛ごと分離
機へ供給する。
【0005】また、トップドロスを回収する技術とし
て、実開平4−2586号公報に開示された技術が知ら
れている。この技術は、底壁と一部が低い側壁とを有す
る枠体をめっき浴表面で浸漬した後に引き上げる動作を
繰り返し、トップドロスを回収するものである。トップ
ドロスを除去する他の従来技術として、特開平7−00
3413号公報に開示された技術が提案されている。こ
の技術は、遠心分離装置を用いて、溶融亜鉛から比重の
軽いトップドロスと比重の重いボトムドロスとを分離
し、トップドロスを上部に設けた排出口から連続して排
出し、溶融亜鉛を中間部の排出口から連続排出し、ボト
ムドロスを下部の排出口から連続排出することによっ
て、トップドロスとボトムドロスを除去するものであ
る。この技術でも、ポンプを用いてトップドロスを溶融
亜鉛ごと分離機へ供給する。
て、実開平4−2586号公報に開示された技術が知ら
れている。この技術は、底壁と一部が低い側壁とを有す
る枠体をめっき浴表面で浸漬した後に引き上げる動作を
繰り返し、トップドロスを回収するものである。トップ
ドロスを除去する他の従来技術として、特開平7−00
3413号公報に開示された技術が提案されている。こ
の技術は、遠心分離装置を用いて、溶融亜鉛から比重の
軽いトップドロスと比重の重いボトムドロスとを分離
し、トップドロスを上部に設けた排出口から連続して排
出し、溶融亜鉛を中間部の排出口から連続排出し、ボト
ムドロスを下部の排出口から連続排出することによっ
て、トップドロスとボトムドロスを除去するものであ
る。この技術でも、ポンプを用いてトップドロスを溶融
亜鉛ごと分離機へ供給する。
【0006】また、トップドロスを除去する他の技術と
して、特開平7−003414号公報に開示された技術
が提案されている。この技術は、遠心分離装置を用い
て、溶融亜鉛から比重の重いボトムドロスを分離し、高
い回転数での分離運転中には溶融亜鉛を上部に設けた排
出口から連続して排出すると共に、低い回転数での排出
運転中にはボトムドロスを下部の排出から回分排出する
ことにより、トップドロスとボトムドロスを除去するも
のである。この技術では、ポンプを用いてトップドロス
を溶融亜鉛ごと分離機へ供給する。
して、特開平7−003414号公報に開示された技術
が提案されている。この技術は、遠心分離装置を用い
て、溶融亜鉛から比重の重いボトムドロスを分離し、高
い回転数での分離運転中には溶融亜鉛を上部に設けた排
出口から連続して排出すると共に、低い回転数での排出
運転中にはボトムドロスを下部の排出から回分排出する
ことにより、トップドロスとボトムドロスを除去するも
のである。この技術では、ポンプを用いてトップドロス
を溶融亜鉛ごと分離機へ供給する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術には以下に示す問題がある。実開昭50−1283
10号公報に開示された技術では、めっき浴表面に浮遊
しているトップドロスを、何らかの掻き集め手段や汲み
出し手段を用いてドロス投入口まで持って行かなければ
ならない。
技術には以下に示す問題がある。実開昭50−1283
10号公報に開示された技術では、めっき浴表面に浮遊
しているトップドロスを、何らかの掻き集め手段や汲み
出し手段を用いてドロス投入口まで持って行かなければ
ならない。
【0008】特開昭63−219536号公報に開示さ
れた技術では、ポンプを用いてトップドロスを溶融亜鉛
ごと分離機へ供給するため、ポンプの吸い込み口にドロ
スを掻き集めねばならない。また、実開平4−2585
6号公報に開示された、トップドロスを掻き集める技術
では、枠体を浸漬してこの枠体にトップドロスを取り込
むので、トップドロスの大きな固まりなどを掻き崩す必
要がある。
れた技術では、ポンプを用いてトップドロスを溶融亜鉛
ごと分離機へ供給するため、ポンプの吸い込み口にドロ
スを掻き集めねばならない。また、実開平4−2585
6号公報に開示された、トップドロスを掻き集める技術
では、枠体を浸漬してこの枠体にトップドロスを取り込
むので、トップドロスの大きな固まりなどを掻き崩す必
要がある。
【0009】特開平7−003413号公報、特開平7
−003414号公報に開示された従来技術では、ポン
プを用いてトップドロスを溶融亜鉛ごと分離機へ供給す
るので、ポンプの吸い込み口にトップドロスを掻き集め
る必要がある。このように上記の従来技術では、めっき
浴からトップドロスを掻き出すに当たっては、トップド
ロスを溶融亜鉛とともにポンプの吸い込み口に掻き集め
るか、又は柄杓のようなものでトップドロスを掻き出す
必要がある。しかも、固まったトップドロスがめっき浴
表面に広がっている場合は、固まったトップドロスを掻
き崩しながら掻き集める必要がある。
−003414号公報に開示された従来技術では、ポン
プを用いてトップドロスを溶融亜鉛ごと分離機へ供給す
るので、ポンプの吸い込み口にトップドロスを掻き集め
る必要がある。このように上記の従来技術では、めっき
浴からトップドロスを掻き出すに当たっては、トップド
ロスを溶融亜鉛とともにポンプの吸い込み口に掻き集め
るか、又は柄杓のようなものでトップドロスを掻き出す
必要がある。しかも、固まったトップドロスがめっき浴
表面に広がっている場合は、固まったトップドロスを掻
き崩しながら掻き集める必要がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、溶融金属めっ
き浴に浮遊しているトップドロスを掻き崩しながら掻き
集めて外部に掻き出すトップドロス掻出し装置を提供す
ることを目的とする。
き浴に浮遊しているトップドロスを掻き崩しながら掻き
集めて外部に掻き出すトップドロス掻出し装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のトップドロス掻出し装置は、溶融金属めっき
浴に浮遊しているトップドロスを掻き出すトップドロス
掻出し装置において、 (1)溶融金属めっき浴の表面近傍から斜め上方に延び
るアーム、及びこのアームを支持する支持部材を有する
フレーム (2)溶融金属めっき浴の表面近傍から上記アームに沿
って斜め上方に延びる筒状の傾斜部、及びこの傾斜部の
下端から連続して溶融金属めっき浴表面に浮いた状態に
延びる筒状の浮遊部を有し、上記アームに固定された第
1の筒状体 (3)上記傾斜部の上端側に配置され、上記アームに固
定された駆動機 (4)この駆動機の駆動軸に接続されると共に上記傾斜
部に挿入され、回転力を伝達する伝達部材が下端部に固
定された回転するシャフト (5)このシャフトの外周面を螺旋状に取り巻く状態に
このシャフトに固定された第1のスクリュウ (6)外周面に形成された複数の開口、この開口の周縁
から突出した突出片、及び上記伝達部材から回転力が伝
達される伝達部を有し、端部が上記浮遊部に回転自在に
挿入されて溶融金属めっき浴に浮いた状態で回転する第
2の筒状体 (7)この第2の筒状体の内部に挿入された状態で固定
された、密閉された中空の浮力体 (8)この浮力体の外周面を螺旋状に取り巻く状態にこ
の浮力体に固定された第2のスクリュウ を備えたことを特徴とするものである。
の本発明のトップドロス掻出し装置は、溶融金属めっき
浴に浮遊しているトップドロスを掻き出すトップドロス
掻出し装置において、 (1)溶融金属めっき浴の表面近傍から斜め上方に延び
るアーム、及びこのアームを支持する支持部材を有する
フレーム (2)溶融金属めっき浴の表面近傍から上記アームに沿
って斜め上方に延びる筒状の傾斜部、及びこの傾斜部の
下端から連続して溶融金属めっき浴表面に浮いた状態に
延びる筒状の浮遊部を有し、上記アームに固定された第
1の筒状体 (3)上記傾斜部の上端側に配置され、上記アームに固
定された駆動機 (4)この駆動機の駆動軸に接続されると共に上記傾斜
部に挿入され、回転力を伝達する伝達部材が下端部に固
定された回転するシャフト (5)このシャフトの外周面を螺旋状に取り巻く状態に
このシャフトに固定された第1のスクリュウ (6)外周面に形成された複数の開口、この開口の周縁
から突出した突出片、及び上記伝達部材から回転力が伝
達される伝達部を有し、端部が上記浮遊部に回転自在に
挿入されて溶融金属めっき浴に浮いた状態で回転する第
2の筒状体 (7)この第2の筒状体の内部に挿入された状態で固定
された、密閉された中空の浮力体 (8)この浮力体の外周面を螺旋状に取り巻く状態にこ
の浮力体に固定された第2のスクリュウ を備えたことを特徴とするものである。
【0012】ここで、上記支持部材を上下方向に移動さ
せる高さ調節器を備えることが好ましい。
せる高さ調節器を備えることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明のトップドロス掻出し装置では、浮力体
が第2の筒状体の内部に挿入された状態で固定されてい
るので、第2の筒状体は溶融金属めっき浴に浮くことが
できる。また、第2の筒状体は伝達部を有し、この伝達
部にはシャフトの回転力が伝達部材から伝達されるので
駆動機により第2の筒状体が回転する。第2の筒状体が
溶融金属めっき浴に浮いた状態で回転すると、この第2
の筒状体の外周面に形成された複数の開口の突出片が溶
融金属めっき浴に浮遊しているトップドロスを掻き崩し
て開口から内部に掻き集める。内部に掻き集められたト
ップドロスは第2のスクリュウによって第1の筒状体の
浮遊部に搬送され、この浮遊部からは、傾斜部に挿入さ
れたシャフトとこのシャフトに固定された第2のスクリ
ュウにより搬送される。また、第1の筒状体はフレーム
のアームに固定されており、第2の筒状体の端部は第1
の筒状体に回転自在に挿入されているので、フレームを
動かすことにより第2の筒状体を溶融金属めっき浴表面
で移動でき、この結果、溶融金属めっき浴表面に広がる
トップドロスを掻き崩しながら掻き集めて、外部に掻き
出すことができる。
が第2の筒状体の内部に挿入された状態で固定されてい
るので、第2の筒状体は溶融金属めっき浴に浮くことが
できる。また、第2の筒状体は伝達部を有し、この伝達
部にはシャフトの回転力が伝達部材から伝達されるので
駆動機により第2の筒状体が回転する。第2の筒状体が
溶融金属めっき浴に浮いた状態で回転すると、この第2
の筒状体の外周面に形成された複数の開口の突出片が溶
融金属めっき浴に浮遊しているトップドロスを掻き崩し
て開口から内部に掻き集める。内部に掻き集められたト
ップドロスは第2のスクリュウによって第1の筒状体の
浮遊部に搬送され、この浮遊部からは、傾斜部に挿入さ
れたシャフトとこのシャフトに固定された第2のスクリ
ュウにより搬送される。また、第1の筒状体はフレーム
のアームに固定されており、第2の筒状体の端部は第1
の筒状体に回転自在に挿入されているので、フレームを
動かすことにより第2の筒状体を溶融金属めっき浴表面
で移動でき、この結果、溶融金属めっき浴表面に広がる
トップドロスを掻き崩しながら掻き集めて、外部に掻き
出すことができる。
【0014】ここで、上記支持部材を上下方向に移動さ
せる高さ調節器を備えた場合は、この調節器で支持部材
を上下方向に移動させることにより第2の筒状体を上下
に移動できるので、めっき液の増減により溶融金属めっ
き浴の表面の位置が変化しても、この変化に応じて第2
の筒状体を溶融金属めっき浴に浮かせることができる。
せる高さ調節器を備えた場合は、この調節器で支持部材
を上下方向に移動させることにより第2の筒状体を上下
に移動できるので、めっき液の増減により溶融金属めっ
き浴の表面の位置が変化しても、この変化に応じて第2
の筒状体を溶融金属めっき浴に浮かせることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のトップドロス
掻出し装置の一実施例を説明する。図1は、本発明のト
ップドロス掻出し装置の一実施例を示す模式図、図2及
び図3と図4は、その一部を拡大して示す断面図であ
る。トップドロス掻出し装置10は、フレーム20と、
このフレーム20に固定され、掻き集められたトップド
ロスを外部に搬送する搬送器30と、溶融亜鉛めっき浴
12に浮いた状態で回転する掻込み器50を備えてい
る。溶融亜鉛めっき浴12には、トップドロス14が溶
融亜鉛16に浮いている。
掻出し装置の一実施例を説明する。図1は、本発明のト
ップドロス掻出し装置の一実施例を示す模式図、図2及
び図3と図4は、その一部を拡大して示す断面図であ
る。トップドロス掻出し装置10は、フレーム20と、
このフレーム20に固定され、掻き集められたトップド
ロスを外部に搬送する搬送器30と、溶融亜鉛めっき浴
12に浮いた状態で回転する掻込み器50を備えてい
る。溶融亜鉛めっき浴12には、トップドロス14が溶
融亜鉛16に浮いている。
【0016】フレーム20は、溶融亜鉛めっき浴12の
表面近傍から斜め上方に延びるアーム22と、このアー
ム22を支持する支持部材24を備えている。支持部材
24には、この支持部材を上下方向に移動させる高さ調
節器18が取り付けられており、この調節器18の調節
ピン18aの位置を変えることにより支持部材24を上
下方向に移動させて掻込み器50を上下に移動できる。
このため、めっき浴の増減により溶融亜鉛めっき浴12
の表面の位置が変化しても、この変化に応じて掻込み器
50を溶融亜鉛めっき浴に浮かせることができる。ま
た、高さ調節器18の下部にはキャスタ19が固定され
ており、高さ調節器18を移動させてトップドロス掻出
し装置10を移動させることができる。これにより、掻
込み器50を、溶融亜鉛めっき浴12の表面で自在に移
動させることができる。搬送器30の上端側には、フレ
ーム20にギアードモータ(本発明にいう駆動機の一
例)26が固定されている。このギアードモータ26
は、アーム22に取り付けられた遮熱板28により下方
からの熱から保護される。
表面近傍から斜め上方に延びるアーム22と、このアー
ム22を支持する支持部材24を備えている。支持部材
24には、この支持部材を上下方向に移動させる高さ調
節器18が取り付けられており、この調節器18の調節
ピン18aの位置を変えることにより支持部材24を上
下方向に移動させて掻込み器50を上下に移動できる。
このため、めっき浴の増減により溶融亜鉛めっき浴12
の表面の位置が変化しても、この変化に応じて掻込み器
50を溶融亜鉛めっき浴に浮かせることができる。ま
た、高さ調節器18の下部にはキャスタ19が固定され
ており、高さ調節器18を移動させてトップドロス掻出
し装置10を移動させることができる。これにより、掻
込み器50を、溶融亜鉛めっき浴12の表面で自在に移
動させることができる。搬送器30の上端側には、フレ
ーム20にギアードモータ(本発明にいう駆動機の一
例)26が固定されている。このギアードモータ26
は、アーム22に取り付けられた遮熱板28により下方
からの熱から保護される。
【0017】搬送器30は、アーム22に固定された第
1の筒状体32を備えている。この第1の筒状体32
は、溶融亜鉛めっき浴12の表面近傍からアーム22に
沿って斜め上方に延びる筒状の傾斜部34と、傾斜部3
4の下端から連続して溶融亜鉛めっき浴12の表面に浮
いた状態に延びる筒状の浮遊部36からなる。傾斜部3
4にはシャフト38が回転自在に挿入されており、この
シャフト38の上端部はカップリング26aを介してギ
アードモータ26の駆動軸26bに接続されている。ま
た、シャフト38の下端部は軸受40に回転自在に支持
されており、シャフト38の下端には、シャフト38の
回転力を伝達するギア状の伝達部材のピニオン42が固
定されている。さらに、シャフト38には、このシャフ
ト38の外周面を螺旋状に取り巻く状態に第1のスクリ
ュウ44が固定されている。以上のように、ギアードモ
ータ26にシャフト38が接続され、シャフト38には
第1のスクリュウ44が固定されているので、ギアード
モータ26を駆動させることにより第1のスクリュウ4
4を回転させて、掻込み器50によって搬送されてきた
トップドロスをドロス台車46に搬送できる。
1の筒状体32を備えている。この第1の筒状体32
は、溶融亜鉛めっき浴12の表面近傍からアーム22に
沿って斜め上方に延びる筒状の傾斜部34と、傾斜部3
4の下端から連続して溶融亜鉛めっき浴12の表面に浮
いた状態に延びる筒状の浮遊部36からなる。傾斜部3
4にはシャフト38が回転自在に挿入されており、この
シャフト38の上端部はカップリング26aを介してギ
アードモータ26の駆動軸26bに接続されている。ま
た、シャフト38の下端部は軸受40に回転自在に支持
されており、シャフト38の下端には、シャフト38の
回転力を伝達するギア状の伝達部材のピニオン42が固
定されている。さらに、シャフト38には、このシャフ
ト38の外周面を螺旋状に取り巻く状態に第1のスクリ
ュウ44が固定されている。以上のように、ギアードモ
ータ26にシャフト38が接続され、シャフト38には
第1のスクリュウ44が固定されているので、ギアード
モータ26を駆動させることにより第1のスクリュウ4
4を回転させて、掻込み器50によって搬送されてきた
トップドロスをドロス台車46に搬送できる。
【0018】掻込み器50は、第2の筒状体52と、第
2の筒状体52の内部に挿入されて端部54aが固定さ
れた、密閉された中空の浮力体54と、浮力体54の外
周面を螺旋状に取り巻く状態にこの浮力体54に固定さ
れた第2のスクリュウ56を備えている。掻込み器50
は、浮力体54により溶融亜鉛めっき浴12に浮いてい
る。第2の筒状体52の端部52aには、シャフト38
のピニオン42と噛み合ってシャフト38の回転力が伝
達される内歯車状の伝達部52bが形成されており、シ
ャフト38の回転に伴って第2の筒状体52も回転す
る。第2の筒状体52の外周面には複数の開口62が形
成されており、各開口62の周縁からは突出片64が突
出している。
2の筒状体52の内部に挿入されて端部54aが固定さ
れた、密閉された中空の浮力体54と、浮力体54の外
周面を螺旋状に取り巻く状態にこの浮力体54に固定さ
れた第2のスクリュウ56を備えている。掻込み器50
は、浮力体54により溶融亜鉛めっき浴12に浮いてい
る。第2の筒状体52の端部52aには、シャフト38
のピニオン42と噛み合ってシャフト38の回転力が伝
達される内歯車状の伝達部52bが形成されており、シ
ャフト38の回転に伴って第2の筒状体52も回転す
る。第2の筒状体52の外周面には複数の開口62が形
成されており、各開口62の周縁からは突出片64が突
出している。
【0019】図1から図4までを参照して、トップドロ
ス掻出し装置10を使ってトップドロスを掻き崩しなが
ら掻き集めている様子を説明する。ギアードモータ26
を駆動させてシャフト38を回転させると、図4に示す
ように、シャフト38の回転に伴って第2の筒状体52
が矢印66で示す方向に回転する。第2の筒状体52が
矢印66で示す方向に回転すると、トップドロスは、突
出片64により強制的に掻き崩されながら開口62から
第2の筒状体52の内部に掻き込まれる。第2の筒状体
52の内部に掻き込まれたトップドロスは、第2のスク
リュウ56の回転に伴って第2の筒状体52の端部52
aに搬送される。端部52aに搬送されたトップドロス
は、回転している第1のスクリュウ44により、第1の
筒状体32の傾斜部34の上端に搬送され、ドロス台車
46に集められる。上述したように、高さ調節器18の
下部にはキャスタ19が固定されているので、高さ調節
器18を移動させると同時にトップドロス掻出し装置1
0を横方向にも移動させることができる。これにより、
掻込み器50を溶融亜鉛めっき浴12の表面で、例えば
矢印68で示す方向に自在に移動させることができる。
このため、掻込み器50が移動した溶融亜鉛めっき浴1
2の表面のトップドロスは、スポンジ状に固まったトッ
プドロスも含めて残らず除去回収できる。このように、
トップドロス掻出し装置10を使うことにより、清浄な
溶融亜鉛めっき浴を得ることができると共に、効率よく
トップドロスを掻き出すことができる。また、清浄な溶
融亜鉛めっき浴を得られることから、いっそう品質の高
いめっき鋼板が得られるようになり、さらに、めっき浴
中の浴中機器の寿命の延長が可能になる。
ス掻出し装置10を使ってトップドロスを掻き崩しなが
ら掻き集めている様子を説明する。ギアードモータ26
を駆動させてシャフト38を回転させると、図4に示す
ように、シャフト38の回転に伴って第2の筒状体52
が矢印66で示す方向に回転する。第2の筒状体52が
矢印66で示す方向に回転すると、トップドロスは、突
出片64により強制的に掻き崩されながら開口62から
第2の筒状体52の内部に掻き込まれる。第2の筒状体
52の内部に掻き込まれたトップドロスは、第2のスク
リュウ56の回転に伴って第2の筒状体52の端部52
aに搬送される。端部52aに搬送されたトップドロス
は、回転している第1のスクリュウ44により、第1の
筒状体32の傾斜部34の上端に搬送され、ドロス台車
46に集められる。上述したように、高さ調節器18の
下部にはキャスタ19が固定されているので、高さ調節
器18を移動させると同時にトップドロス掻出し装置1
0を横方向にも移動させることができる。これにより、
掻込み器50を溶融亜鉛めっき浴12の表面で、例えば
矢印68で示す方向に自在に移動させることができる。
このため、掻込み器50が移動した溶融亜鉛めっき浴1
2の表面のトップドロスは、スポンジ状に固まったトッ
プドロスも含めて残らず除去回収できる。このように、
トップドロス掻出し装置10を使うことにより、清浄な
溶融亜鉛めっき浴を得ることができると共に、効率よく
トップドロスを掻き出すことができる。また、清浄な溶
融亜鉛めっき浴を得られることから、いっそう品質の高
いめっき鋼板が得られるようになり、さらに、めっき浴
中の浴中機器の寿命の延長が可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトップドロ
ス掻出し装置によれば、掻込み器が溶融金属めっき浴に
浮いた状態で回転するので、溶融金属めっき浴に浮遊し
ているトップドロスは掻き崩されながら掻込み器の内部
に掻き集められた後、搬送器によって外部に搬送される
ので、溶融金属めっき浴からトップドロスを掻き出すこ
とができる。
ス掻出し装置によれば、掻込み器が溶融金属めっき浴に
浮いた状態で回転するので、溶融金属めっき浴に浮遊し
ているトップドロスは掻き崩されながら掻込み器の内部
に掻き集められた後、搬送器によって外部に搬送される
ので、溶融金属めっき浴からトップドロスを掻き出すこ
とができる。
【図1】本発明のトップドロス掻出し装置の一実施例を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図2】図1のトップドロス掻出し装置の浮遊部を示
す、(a)は拡大断面図、(b)は(a)のA−A断面
図である。
す、(a)は拡大断面図、(b)は(a)のA−A断面
図である。
【図3】図1のトップドロス掻出し装置の第2の筒状体
を示す、(a)は拡大面図、(b)は(a)のB−B断
面図である。
を示す、(a)は拡大面図、(b)は(a)のB−B断
面図である。
【図4】トップドロスを掻き崩しながら掻き集めている
様子を模式的に示す断面図である。
様子を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】 10 トップドロス掻出し装置 12 溶融亜鉛めっき浴 14 トップドロス 16 溶融亜鉛 18 調節器 18a 調節ピン 19 キャスター 20 フレーム 22 アーム 24 支持部材 26 ギアードモータ 26a カップリング 26b 駆動軸 28 遮熱板 30 搬送器 32 第1の筒状体 34 傾斜部 36 浮遊部 38 シャフト 40 軸受 42 ピニオン 44 第1のスクリュウ 50 掻込み器 52 第2の筒状体 54 浮力体 56 第2のスクリュウ 62 開口 64 突出片
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融金属めっき浴に浮遊しているトップ
ドロスを掻き出すトップドロス掻出し装置において、 溶融金属めっき浴の表面近傍から斜め上方に延びるアー
ム、及び該アームを支持する支持部材を有するフレーム
と、 溶融金属めっき浴の表面近傍から前記アームに沿って斜
め上方に延びる筒状の傾斜部、及び該傾斜部の下端から
連続して溶融金属めっき浴表面に浮いた状態に延びる筒
状の浮遊部を有し、前記アームに固定された第1の筒状
体と、 前記傾斜部の上端側に配置され、前記アームに固定され
た駆動機と、 該駆動機の駆動軸に接続されると共に前記傾斜部に挿入
され、回転力を伝達する伝達部材が下端部に固定された
回転するシャフトと、 該シャフトの外周面を螺旋状に取り巻く状態に該シャフ
トに固定された第1のスクリュウと、 外周面に形成された複数の開口、該開口の周縁から突出
した突出片、及び前記伝達部材から回転力が伝達される
伝達部を有し、端部が前記浮遊部に回転自在に挿入され
て溶融金属めっき浴に浮いた状態で回転する第2の筒状
体と、 該第2の筒状体の内部に挿入された状態で固定された、
密閉された中空の浮力体と、 該浮力体の外周面を螺旋状に取り巻く状態に該浮力体に
固定された第2のスクリュウとを備えたことを特徴とす
るトップドロス掻出し装置。 - 【請求項2】 前記支持部材を上下方向に移動させる高
さ調節器を備えたことを特徴とする請求項2記載のトッ
プドロス掻出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7643895A JPH08269661A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | トップドロス掻出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7643895A JPH08269661A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | トップドロス掻出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08269661A true JPH08269661A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=13605162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7643895A Withdrawn JPH08269661A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | トップドロス掻出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08269661A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116676549A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-09-01 | 天津勤晟金属制品有限公司 | 一种热镀锌吊镀工艺 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7643895A patent/JPH08269661A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116676549A (zh) * | 2023-07-28 | 2023-09-01 | 天津勤晟金属制品有限公司 | 一种热镀锌吊镀工艺 |
| CN116676549B (zh) * | 2023-07-28 | 2023-10-17 | 天津勤晟金属制品有限公司 | 一种热镀锌吊镀工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |