JPH08273474A - 照光式押釦スイッチ装置、照光式押釦スイッチ装置用カバー部材およびその製造方法 - Google Patents

照光式押釦スイッチ装置、照光式押釦スイッチ装置用カバー部材およびその製造方法

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JPH08273474A
JPH08273474A JP7094265A JP9426595A JPH08273474A JP H08273474 A JPH08273474 A JP H08273474A JP 7094265 A JP7094265 A JP 7094265A JP 9426595 A JP9426595 A JP 9426595A JP H08273474 A JPH08273474 A JP H08273474A
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JP
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phosphorescent
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JP7094265A
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English (en)
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Mikio Kiyozawa
幹男 清沢
Noboru Nakato
登 中藤
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間や暗闇においても符号を正確に視認で
き、また、電力消費量が少なく機器のバッテリーパック
等を小型化でき、さらに、長期間使用しても符号を明瞭
に視認することができる照光式押釦スイッチ装置、照光
式押釦スイッチ装置用カバー部材およびその製造方法を
提供する。 【構成】 キートップ部11の裏側部分11a、スカー
ト部12、ベース部13および接点部14を蓄光性蛍光
体を含有したゴム材料から蓄光蛍光層Rとして一体成形
し、この蓄光蛍光層Rのキートップ部11の裏面側部分
11aの表側に透光性の高硬度樹脂からなる透光層11
bを固着するとともに、該透光層11bの表面に符号形
成層15を設けてカバー部材10を構成し、該カバー部
材10を透明な導光板38およびクリック板39を介し
て回路基板30に組み付けてケース1内に収容し、この
ケース1内に回路基板30と導光板38との間で暗所で
のみ点灯して蓄光蛍光層Rを照光するLED33を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯電話機、自動車
電話、リモートコントローラあるいはハンディターミナ
ル等の機器に用いられる照光式押釦スイッチ装置、この
照光式押釦スイッチ装置に用いるカバー部材およびその
製造方法に係り、詳しくは、カバー部材等に蓄光性蛍光
体を含有させて自発光するように構成し、このカバー部
材を回路基板に組み付けて構成される自発光性のスイッ
チ装置、カバー部材、カバー部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の機器にあっては、カバー
部材を回路基板と組み付けてケース内に収容し、これら
カバー部材と回路基板とによりスイッチ装置が構成され
る。一般に、このようなカバー部材は、文字や記号等の
符号が天面に形成された複数のキートップ部を表面側に
有し、これらキートップ部の裏面に接点部を膨出形成
し、キートップ部の押圧操作により接点部が回路基板と
直接あるいは間接に接触して回路の開閉を行う。
【0003】ところが、このようなスイッチ装置は、上
述したカバー部材をシリコーンゴムにより成形した場合
にシリコーンゴムのスカート部の厚み等の如何によって
は適当な反撥弾性率が得られないことがある。このた
め、近年では、適正な押圧感を得ることを目的に、接点
部の下方に回路基板との間で金属やポリエステル樹脂な
どの反撥弾性に優れた素材をドーム状に加工してなるク
リック板を配置し、このクリック板の屈曲による反撥弾
性をスカート部の反撥弾性に加え、これらの反撥弾性で
スイッチング動作を行わせるスイッチ装置も提案されて
いる。
【0004】そして、このようなカバー部材にあって
は、シリコーンゴムにより全体を一体成形することで、
あるいは、ベース部やスカート部をシリコーンゴムで形
成してキートップ部を硬質樹脂により形成することで構
成され、接点部は直接に回路の開閉を行う場合は導電性
の素材から構成される。
【0005】一方、このようなスイッチ装置は、暗所に
おいて符号を明瞭に視認できることが望まれ、図16や
図17、また、図18や図19に示すように構成された
ものが提案されている。前者の図16や図17の照光式
のスイッチ装置(便宜上、先行技術1と称する)は、透
明なシリコーンゴムにより一体形成されたカバー部材9
0のキートップ部91天面に遮光層を符号形状に設けて
符号92aを形成し(図16)、あるいは、カバー部材
90の全表面に形成された遮光層92のキートップ部9
1天面部分を部分的に除去して符号92aを形成し(図
17)、このカバー部材90を回路基板99にクリック
板98やスペーサおよび導光板97を介して組み付ける
とともに、カバー部材90と回路基板99との間にLE
D等の発光源96を設け、この発光源96により符号9
2aを照光する。
【0006】また、後者の図18や図19の照光式のス
イッチ装置(便宜上、先行技術2と称する)は、シリコ
ーンゴムからなるカバー部材90のキートップ部91天
面に蓄光性蛍光体を含有した樹脂により蓄光蛍光層とし
て符号92bを形成し(図18)、あるいは、カバー部
材90全体をキートップ部91を含め蓄光性蛍光体を配
合した樹脂から構成してそのキートップ部91の天面に
遮光層により符号92aを形成する(図19)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行技術1にかかる照光式のスイッチ装置にあって
は、カバー部材90の全てのキートップ部91の天面の
符号をLED96により均一に照射することが難しく、
照光ムラや輝度ムラが避けられず、また、多数のLED
96を点灯するため消費電力が大きくなるという問題が
あり、さらに、操作時のみ照射するに過ぎないため夜間
や暗闇での操作が困難であるという問題があった。後者
の問題は、LED96を常時点灯させておくことで解決
できるとも考えられるが、消費電力がさらに増大し、携
帯電話等の機器の使用時間の短縮という問題を招き、ま
た、大容量のバッテリーパックが不可欠で機器の重量増
大という新たな問題を生じる。
【0008】また、先行技術2にかかる照光式の押釦ス
イッチ装置にあっては、キートップ部91の天面に蓄光
蛍光層の符号92bが露呈するため、あるいは、キート
ップ部91自体が蓄光蛍光層として構成されるため、オ
ペレータの指が蓄光蛍光層と直接に接触し、長時間の使
用により指先の油脂分が蓄光蛍光層に浸透して発光機能
が損なわれ、符号の明瞭性が損なわれるという問題があ
る。また特に、先行技術2の押釦スイッチ装置にあって
は、LED等の発光源を必要としないことから電力消費
量を少なくできるという利点があるものの、暗所に長時
間放置した場合には蓄光蛍光層が発光不能となり視認性
が損なわれるという問題もある。
【0009】この発明は、上記問題に鑑みてなされたも
ので、夜間や暗闇においても符号を正確に視認でき、ま
た、電力消費量が少なくバッテリーパック等の小型化が
図れ、さらに、長期間使用しても符号を明瞭に視認する
ことができる照光式押釦スイッチ装置、このスイッチ装
置に用いるカバー部材およびこのカバー部材の製造方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、表側に突出するキートップ
部、該キートップ部に連続する薄肉のスカート部、該薄
肉のスカート部を介して前記キートップ部を支持するベ
ース部および前記キートップ部の底面から裏側に膨出す
る接点部が形成されたカバー部材を、前記接点部と対応
したスイッチ部を有する回路基板に組み付けてケース内
に収容した照光式押釦スイッチ装置において、前記キー
トップ部の天面を除く一部分、前記ベース部あるいは前
記スカート部の少なくとも一部分の少なくとも一方を蓄
光性蛍光体を含有した蓄光蛍光層として、かつ、該蓄光
蛍光層よりも上側部分を透光性に形成するとともに、前
記ケース外の明るさを検出する光センサと、該光センサ
の検知出力に基づき前記ケース外が暗い場合に点灯して
前記蓄光蛍光層を照光する光源とを前記ケースに設け
た。
【0011】そして、請求項1記載の発明の照光式押釦
スイッチ装置は、前記キートップ部の天面を除く一部分
に前記蓄光蛍光層を有し、該蓄光蛍光層上に透明な透光
層または透明硬質樹脂層を設け、該透光層または透明硬
質樹脂層の上側あるいは下側のいずれかの一側に遮光あ
るいは有色の符号形成層を設けて該符号形成層により符
号を形成し、前記回路基板と前記ベース部との間で透明
な導光板を介在させて組み付ける態様(請求項2)に構
成することができる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、符号が形成
されたキートップ部と該キートップ部の底面から裏側に
膨出する接点部とを少なくとも備えるカバー部材を、前
記接点部と対応したスイッチ部が設けられた回路基板の
一面側に組み付けてケース内に収容した照光式押釦スイ
ッチ装置において、前記カバー部材と前記回路基板との
間に、少なくとも一部が蓄光性蛍光体を含有した蓄光蛍
光層からなる導光板またはスペーサあるいは樹脂クリッ
ク板付きスペーサを、その蓄光蛍光層の発光する光が前
記符号を照光可能に介設するとともに、前記ケース外の
明るさを検出する光センサと、該光センサの検知出力に
基づき前記ケース外が暗い場合に点灯して前記蓄光蛍光
層を照射する光源とを前記ケースに設けた。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、表側に突
出するキートップ部、該キートップ部に連続する薄肉の
スカート部、該薄肉部を介して前記キートップ部を支持
するベース部および前記キートップ部の底面から裏面側
に膨出する接点部を有する照光式押釦スイッチ装置用カ
バー部材において、前記キートップ部の少なくとも裏側
部分、前記スカート部および前記ベース部を蓄光性蛍光
体を含有したゴム材料から蓄光蛍光層として構成し、前
記キートップ部の蓄光蛍光層上に透光性の透光層または
透明硬質樹脂層を設けるとともに、該透光層または透明
硬質樹脂層の表側あるいは裏側の一側に符号を形成する
有色あるいは遮光性の符号形成層を設けた。
【0014】またさらに、請求項5記載の発明は、表側
に突出するキートップ部、該キートップ部に連続する薄
肉のスカート部、該薄肉部を介して前記キートップ部を
支持するベース部および前記キートップ部の底面から裏
面側に膨出する接点部を有し、少なくとも前記キートッ
プ部の裏面側部分を蓄光性蛍光体配合の蓄光蛍光層とし
て、前記キートップ部の表側部分を透光性の透光層とし
て形成した照光式押釦スイッチ装置用カバー部材の製造
方法であって、前記キートップ部の裏面側部分、前記ス
カート部、前記ベース部および前記接点部を有するカバ
ー基材を蓄光性蛍光体を含有したゴム材料から蓄光蛍光
層として一体に成形するとともに、前記キートップ部の
表側部分を透光性の樹脂材料から透光層として形成し、
この後に、該透光層と前記キートップ部の蓄光蛍光層と
を固着するようにした。
【0015】そして、上記請求項5記載の発明は、キー
トップ部形成用彫込部を有する表側成形金型と接点部形
成用彫込部を有する裏側成形金型とを用い、前記表側成
形金型のキートップ部形成用彫込部に透光性樹脂材料を
充填した後、該透光性樹脂材料が流動性を喪失したもの
の粘着性を保持する状態で前記表側成形金型と裏側成形
金型とを閉じてキートップ部裏面側部分、スカート部お
よびベース部形成用キャビティを画成し、該キャビティ
内に蓄光性蛍光体配合材料を充填する態様(請求項6)
に構成することができる。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明にかかる照光式押釦スイッ
チ装置によれば、暗所等においては光源が発光して蓄光
蛍光層を照光するため、この光源の発光する光あるいは
明所の外部光でエネルギーを蓄積して発光する。このた
め、暗所に長時間存在した場合でも、符号を照光でき、
優れた視認性が得られる。特に、光源を所定時間発光さ
せて蓄光蛍光層にエネルギーを蓄積した後は光源を消灯
させ、蓄積エネルギーが少なくなった時に再度光源を点
灯させ、これを繰り返すように点灯・消灯制御するた
め、暗所において少ない電力消費量で長時間にわたって
蓄光蛍光層を発光させることができるようになる。そし
て、蓄光蛍光層はキートップ部天面を除く領域、すなわ
ち、使用者の押圧操作により使用者の指と接触する部分
を除いた領域に形成されるため、使用者の指の油脂等に
汚染されることもなく、長期間の使用後においても符号
の視認性が低下することもない。
【0017】そして、請求項2記載の発明にかかる照光
式押釦スイッチ装置は、キートップ部の蓄光蛍光層上に
透光層または透明硬質樹脂層を設け、この透光層(透明
硬質樹脂層)の表裏いずれか一側に着色あるいは遮光性
の符号形成層を設け、この符号形成層により符号を形成
するため、明瞭な符号を形成することができるととも
に、美観を改善でき、デザイン的に優れたスイッチ装置
が得られ、また、使用者の指が蓄光蛍光層に接触するこ
とを確実に防止でき、使用に伴う蓄光蛍光層の劣化を有
効に防止することができる。
【0018】また、請求項3記載の発明にかかる照光式
押釦スイッチ装置によれば、カバー部材と回路基板との
間に蓄光性蛍光体含有の導光板等、すなわち、少なくと
も一部が蓄光蛍光層として形成された部材を設けるた
め、導光板やクリック板の発光する光でキートップ部の
符号を照射することができ、暗所等における符号の視認
性が消費電力を増大させること無く改善され、また、カ
バー部材を変更する必要がないため既存のものを使用で
き安価に達成される。
【0019】さらに、請求項4記載の発明にかかる照光
式押釦スイッチ装置用カバー部材によれば、キートップ
部の一部(少なくとも裏面部分)、スカート部、ベース
部および接点部を蓄光蛍光層として一体に形成するた
め、透光層や保護層、また、符号形成層の成形が容易で
2色成形等により成形も可能となり、コストの低減が図
れる。
【0020】またさらに、請求項5記載の照光式押釦ス
イッチ装置用カバー部材の製造方法によれば、キートッ
プ部の蓄光蛍光層、スカート部、ベース部および接点部
を一体に有するカバー基材を蓄光性蛍光体を含有したゴ
ム材料から成形し、このカバー基材のキートップ部の蓄
光蛍光層に透光性の樹脂から成形した透光層を固着する
ため、製造工程を簡素化でき、製造コストを低減でき
る。
【0021】そして、請求項6記載の照光式押釦スイッ
チ装置用カバー部材の製造方法は、金型を交換すること
無く2色成形に近似する成形で蓄光蛍光層と透光層を連
続的に固着して成形することができるため、その製造が
より容易に行え、また、製造時間の短縮も図れる。
【0022】なお、本明細書における「蓄光性蛍光体」
とは、紫外線等の光線を照射して刺激した場合、その刺
激を停止した後も数10分から数時間にわたって残光を
発する(自発光)ものであり、蛍光性顔料や燐光性顔料
等を含むものである。すなわち、「自発光」とは、発光
物質自体のエネルギーで発光する条体ではなく、外部か
らのエネルギー(外光、ランプ、LEDなどの光エネル
ギー)受けてエネルギーを蓄積し、蓄積したエネルギに
より発光する状態をいう。
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1および図2はこの発明の第1実施例にかか
る照光式押釦スイッチ装置を示し、図1がスイッチ装置
が適用される携帯電話機の一部を破断した斜視図、図2
が同スイッチ装置の一部断面図である。
【0024】図1および図2において、1は携帯電話機
のケースであり、ケース1内にはカバー部材10を回路
基板30に組み付けてなるスイッチ装置S、バッテリー
パック2、タイマ3、光センサ(図示せず)およびスピ
ーカ4等が収納され、カバー部材10の後述するキート
ップ部が押釦Bとしてパネル正面から突出する。回路基
板30は、マイクロフォン31や種々の電子素子(部
品)が装着されて通信回路や制御回路を構成し、また、
複数の固定接点(スイッチ部)32と発光ダイオード
(光源)33が各押釦Bに対応して設けられる。固定接
点32は、カバー部材10の後述する接点部の当接で閉
成し、また、その離間で開成するスイッチを構成する。
【0025】光センサは、上記制御回路に接続され、外
部の明るさを検出して検知信号を出力する。発光ダイオ
ード(以下、LEDと記す)33は、上記制御回路を介
してバッテリーパック2と接続され、その通電(点灯)
が光センサの検知信号に基づきタイマ3と制御回路によ
って制御される。後述するように、これらのLED33
は、暗い場合にのみ、所定時間(例えば、5〜30分
間)点灯した後に所定時間(例えば、15〜240分
間)消灯し、この点灯と消灯を繰り返すように制御され
る。なお、述べるまでもないが、光源としてはLEDに
代えて通常のランプを設けることも可能である。
【0026】カバー部材10は、押圧するための複数の
キートップ部11、キートップ部11と連続し、キート
ップ部11を押圧すると屈曲(クリック)して押圧を解
除すると反撥弾性により初期の状態に復帰するというス
イッチング動作を行う薄肉のスカート部12、回路基板
30の表面にスカート部12を介して各キートップ部1
1を支持するベース部13、各キートップ部11の底面
から膨出する接点部14を有する。接点部14は、回路
基板30と直接あるいは金属薄板のクリック板、また
は、導電パターン印刷を設けた樹脂クリック板付きスペ
ーサを介し間接に接触して上述した固定接点32の開閉
を行う。
【0027】このカバー部材10は、キートップ部11
の裏面側部分11a、スカート部12およびベース部1
3が蓄光性蛍光体を含有したゴム材料から一体に構成さ
れ、各キートップ部11の裏面側部分11a上に透明樹
脂からなる柱状の透光層11bが、また、この透光層1
1b上に着色あるいは遮光性の樹脂を文字や記号の平面
形状に成形した符号15(符号形成層)が設けられる。
キートップ部11の裏面側部分11a、スカート部12
およびベース部13(以下、これらを蓄光蛍光層Rで総
称する)は、例えば、シリコーンゴムを主原料(配合比
の60%以上を占める場合を言う)として蓄光性蛍光体
を5〜10重量部配合したものを材料として圧縮成形や
射出成形により一体に成形される。
【0028】蓄光性蛍光体としては、蛍光顔料や燐光顔
料のルミネセンス効果を有するもの、具体的には、下記
の、また、特開平7−11250号公報に記載さ
れたもの等が用いられる。 ZnS:Cu、CaS:Bi、CaSrS:Bi、
ZnCdS:Cu等に代表される硫化物蛍光体粉末 高純度のアルミナを原料にアルミン酸ストロンチウ
ム、ジスプロシウム、ユーロビウムなど複数種の希土類
を加えて還元性の雰囲気下で焼成しアルキッド樹脂をバ
インダとして添加したもの 上記にさらに可視光線を選択的に吸収する要素で
自然放出により蛍光を発するフルオレセインやローダミ
ンなどの蛍光染料を加えたもの
【0029】なお、蓄光性蛍光体は、上述したもの等か
ら適宜選択されるが、基本色が淡黄あるいは黄緑色で人
間に最も明るく感じられる色(530nm前後の波長)
で発光するものが望ましい。また、蓄光性蛍光体の輝度
は粒度が大きくなるほどに高くなるので粒度の大きいも
のを用いることが望ましいが、輝度効率や分散性、加工
性からは19〜25μm程度の粒度が好ましい。
【0030】透光層11bは、透明なシリコーンゴム、
あるいは、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂等の透明樹脂から構成される。ただ
し、この透光層11bは、ショアD硬度が40度以上9
0度未満の硬質樹脂から構成することが望ましく、この
硬質樹脂により構成することで接触感に優れ操作性にも
優れたものが得られる。符号形成層15は、スクリーン
印刷やパッド印刷により形成される。
【0031】この実施例のカバー部材10の製造方法の
一例を述べれば、キートップ部側形成金型と接点部側形
成金型とからなる2枚構成金型を用い、次に述べるよう
にして製造される。先ず、各金型を成形温度(150〜
180°C)に加熱し、キートップ部側形成金型のキー
トップ部成形用彫込部にシリコーンゴム若しくは高硬度
樹脂を注入する。このシリコーンゴム若しくは高硬度樹
脂により透光層11bが形成される。次いで、2枚の金
型を合わせ、シリコーンゴム若しくは高硬度樹脂が粘着
性を有するものの流動性を喪失したところで蓄光性蛍光
体を配合したゴム材料(樹脂)を注入し、透光層11b
と一体化した蓄光蛍光層R、すなわち、キートップ部1
1の裏面側部分11a、スカート部12、ベース部13
および接点部14を成形する。そして、この蓄光蛍光層
Rの蓄光性蛍光体を配合したゴム材料が硬化したところ
で、キートップ部11の天面、すなわち、透光層11b
の表面に符号形成層15をスクリーン印刷やパッド印刷
等で形成する。
【0032】この実施例のスイッチ装置にあっては、カ
バー部材10はキートップ部11の裏面側部分11a、
スカート部12およびベース部13が蓄光性蛍光体を含
有した蓄光蛍光層Rとして形成され、この蓄光蛍光層R
のキートップ部の裏面側部分11a上に透光層11bと
符号形成層15を設けて構成されるため、暗所等におい
ても蓄光蛍光層Rの発光により符号形成層15を明瞭に
視認することができ、また、操作時においてオペレータ
の指が蓄光蛍光層Rに直接に接触することがないため、
蓄光蛍光層Rが使用者の指の油脂等に汚染されず長期間
使用しても蓄光性蛍光体の発光機能が損なわれることが
なく、暗所における符号15の視認性を長期間にわたっ
て良好に維持できる。
【0033】そして、この実施例のスイッチ装置は、L
ED33を光センサの出力に基づきケース1外が暗い場
合にのみ、5〜30分間程度の時間点灯させた後は15
〜240分間程度消灯させ、この点灯と消灯とを繰り返
すようにタイマー回路により制御する。このため、LE
D33の消費電力を少なくでき、バッテリーパック2の
使用時間を長くすることができる。ただし、この点灯制
御は、携帯電話機等に適用した場合は暗所での受信(着
信)と同時に点灯させて所定時間あるいは通話(通信)
が終了するまで点灯させるように制御することも可能で
あり、また、ファクシミリ等のOA機器等のスイッチ装
置として用いた場合は周囲の明暗に係わらず赤外線セン
サ(対人センサ)等により人の接近が検知された時に点
灯し人が存在する間点灯し続けるように構成することも
可能である。
【0034】なお、上述した第1実施例は、携帯電話機
に適用したスイッチ装置を例示するが、図3に示すよう
なスイッチ装置にも本発明が適用できることは述べるま
でもない。すなわち、上記第1実施例では、円柱(円
形)の押釦Bを有し、各押釦Bのスイッチ部にそれぞれ
LED33を設けるが、図3に示すような角形の押釦B
を有するスイッチ装置に適用し、また、LED等の発光
源をケース内の押釦B間位置に配置するように構成する
ことも可能である。
【0035】図4はこの発明の第2実施例にかかるスイ
ッチ装置を示し、カバー部材の断面図である。なお、こ
の第2実施例および後述する他の実施例においては、上
述した第1実施例と同一の部分には同一の番号を付し、
その説明と一部の図示を省略する。この第2実施例は、
回路基板30の表面に光反射層37を設け、この光反射
層37上にクリック板39、スペーサ40および導光板
38を介してカバー部材10のベース部13が当接す
る。クリック板39にはベース部13の直下に収納孔3
9aが形成され、また、この収納孔39aに連続する凹
部38aが導光板38に形成され、この凹部38aと収
納孔39aとにより画成される空間にLED33が配置
される。
【0036】光反射層37は、蒸着または印刷等により
光反射性の薄膜を回路基板30上に形成することで、あ
るいは、光反射性のシートやフィルムを貼着すること等
で形成される。この光反射層37は、LED33が発光
する光を上方、すなわち蓄光蛍光層Rに向けて拡散させ
る。導光板38は、透明なシリコーンゴムやアクリル等
の樹脂の薄板、あるいは、透明な樹脂やシリコーンゴム
の層をカバー部材10の蓄光蛍光層Rに2色成形等で層
設して構成される。クリック板39は、前述したよう
に、金属やポリエステル樹脂などの反撥弾性に優れた素
材の板を部分的にドーム状等に加工して構成される。
【0037】この第2実施例にあっては、導光板38を
カバー部材10と回路基板30との間に介装し、この導
光板38の凹部38a内にLED33を配置し、LED
33の発する光を光反射層37により拡散して蓄光蛍光
層Rを照光するため、各キートップ部11に個別的にL
ED33を設けなくとも蓄光蛍光層Rの全域を照光する
ことができ、また、機器全体を薄型化しても蓄光蛍光層
Rをムラなく均一に照光することができる。
【0038】図5はこの発明の第3実施例にかかるスイ
ッチ装置を示し、カバー部材の断面図である。この第3
実施例にあっては、符号形成層15がカバー部材10の
全表面に遮光層を塗装等で形成した後にキートップ部1
1の天面(透光層11b上面)部分をレーザーマーカー
により部分的に除去、すなわち、記号や文字状に除去
し、この除去された欠落部分により符号を形成するもの
である。
【0039】上述した第2実施例および第3実施例にか
かるスイッチ装置は、前記第1実施例と同様に暗所でも
使用できるが、キートップ部11に蓄光蛍光層Rの独特
の色(緑色等)が目立たなく外観に優れる反面、蓄光蛍
光層Rの容積が小さく照度が低いため、明所での使用時
間が長い機器、例えば、オフィス用電話機や計算機に適
する。
【0040】図6はこの発明の第4実施例にかかるスイ
ッチ装置を表し、カバー部材の1つのキートップ部を部
分的に破断して示す斜視図である。この第4実施例にあ
っては、角形のキートップ部11を構成するもので、蓄
光蛍光層Rのキートップ部裏面側部分11a上に透光層
11bを設け、この透光層11bの天面全面に着色ある
いは遮光性の遮光層を符号形成層15として形成し、こ
の遮光層をレーザーマーカーにより部分的に文字等の形
状に除去して符号(欠落部)15aが構成される。この
第4実施例にあっても、キートップ部11の裏面側部分
11a、スカート部12およびベース部13が蓄光性蛍
光体を配合された樹脂やシリコーンゴムから蓄光蛍光層
Rとして構成される。
【0041】図7は、この発明の第5実施例にかかるス
イッチ装置を表し、カバー部材の模式断面図である。こ
の第5実施例にあっては、キートップ部11の裏面側部
分11a、この裏面側部分11a上に連続するコア部1
1c、スカート部12およびベース部13を蓄光性蛍光
体を配合した樹脂やシリコーンゴム等から蓄光蛍光層R
として一体に成形し、コア部11cの上面に符号形成層
15を形成し、また、コア部11cの符号形成層15形
成面(上面)と側面とに透光層11bを形成して被覆す
る。透光層11bは、上述した実施例と同様に、高硬度
樹脂等から構成される。
【0042】図8は、この発明の第6実施例にかかるス
イッチ装置を表し、カバー部材の断面図である。この第
6実施例は、キートップ部11の頂部を除くほぼ全体
(便宜上、裏面および中間部分11fで示す)をも蓄光
蛍光層Rとしてスカート部12、ベース部13および接
点部14とともに一体形成し、このキートップ部11f
の天面に符号形成層15を形成して透光層11bで被覆
したものである。この透光層11bも、高硬度樹脂によ
り形成される。
【0043】上記第5,6実施例にあっては、ケース1
パネル面から突出するキートップ部11の大半(裏面側
部分11a,コア部11c,裏面および中間部分11
f)が蓄光蛍光層Rであるため、符号形成層15を暗所
でも明瞭に視認することができ、また、その発光時間も
長い。したがって、この第5実施例は、車載用電話や夜
間通用扉の暗証番号入力装置等に有用である。
【0044】そして、上記第5実施例および第6実施例
は、そのカバー部材10が次のように製造される。先
ず、蓄光性蛍光体が配合されたシリコーンゴム材料を用
いて圧縮成形あるいは射出成形により蓄光蛍光層Rを成
形、すなわち、キートップ部の部分11c(11f)と
スカート部12とベース部13と接点部14を一体に成
形し、この蓄光蛍光層Rのキートップ部11の部分11
c(11f)の天面にスクリーン印刷やパッド印刷によ
り符号形成層15を形成する。次に、第5実施例にあっ
てはベース部13とスカート部12にマスキングを施し
透光性樹脂や透光性ゴムを塗装して透光層11bを形成
し、また、第6実施例にあってはスクリーン印刷やポッ
ティング法で透光層11bを形成する。
【0045】なお、上述した第6実施例は、図9に示す
ように、キートップ部11を角形に構成し、また、蓄光
蛍光層Rの裏面および中間部分11fの天面全面に形成
した遮光層15をレーザーマーカー等により部分的に除
去して符号形成層(符号)15を形成し、該符号形成層
15上に透光性樹脂や透光性ゴムによる透光層11bを
設けることも可能である。
【0046】図10は、この発明の第7実施例にかかる
スイッチ装置を表し、カバー部材の模式断面図である。
この第7実施例は、蓄光蛍光層Rのキートップ部11の
裏面および中間部分11fの頂部を略半球状に成形して
該半球状の面上に透光層11bを設け、透光層11bの
上面(キートップ部11の天面)に符号形成層15を形
成する。また、接点部14はその端面に導電層14aが
形成される。この第7実施例は、予め凹み状の透光層1
1bと蓄光蛍光層Rを別々に成形しておき、この蓄光蛍
光層Rのキートップ部11の部分11fの半球状頂面に
透光層11bを接着剤により接着することでカバー部材
10が製造される。
【0047】なお、この第7実施例は、上述した第5,
6実施例におけるクリック板やスペーサを設けず、薄肉
のスカート部12をドーム状に成形して大きな反撥弾性
が得られるようにしている。述べるまでもなく、この第
7実施例にあっても、キートップ部11の裏面および中
間部分11f、スカート部12、ベース部13および接
点部14が蓄光性蛍光体を配合したシリコーンゴム等の
ゴム材料から蓄光蛍光層Rとして一体に形成され、ま
た、透光層11bが2色成形等により形成される。
【0048】図11は、この発明の第8実施例にかかる
スイッチ装置を表し、カバー部材の断面図である。この
第8実施例は、キートップ部11の裏面側部分11A、
スカート部12、ベース部13および接点部14を透光
性のシリコーンゴム等のゴム材料から一体に成形し(こ
の一体成形体を便宜上、カバー基材Qと記す)、その裏
面側部分11Aの上部に蓄光性蛍光体を配合した樹脂で
蓄光蛍光層Raを設けて該蓄光蛍光層Ra上に符号形成
層15を、また、符号形成層15を被覆するように上透
光層11bを設けてカバー部材10が構成される。カバ
ー基材Qは可能なかぎり透明度の高いゴム材料から、ま
た、上透光層11bはアクリル樹脂、ABS樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等の熱可塑性樹脂や、シリコーン樹
脂、メタクリル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂等から、好ましくは、硬度の高い樹脂を
選んで用いる。
【0049】この第8実施例は、カバー部材10が前述
したキートップ部側形成金型と接点部側形成金型とから
なる2枚構成金型を用いて次のようにして製造される。
先ず、キートップ部側形成金型を150〜180°Cに
加熱し、この金型のキートップ部形成用彫込部に蓄光性
蛍光体が配合された高硬度樹脂液状体を所定量充填し、
続いて、スポイトなどの液状体吸引治具を用いて彫込部
中央で硬化直前の液状体を任意量吸引し、液状体の中央
に凹みを形成する。次に、透光性のシリコーンゴム材料
をスカート部12やベース部13を形成する彫込部に充
填し、金型を閉じて所定の硬化時間、硬化温度で蓄光性
蛍光体含有の高硬度樹脂とシリコーンゴムとを一体化す
る。そして、離型した後、キートップ部11の蓄光蛍光
層Raの天面にスクリーン印刷等で符号形成層15を形
成し、さらに、この符号形成層15を含む蓄光蛍光層R
aの天面にスクリーン印刷やボッティング法で透光性樹
脂の液状体を配して上透光層11bを形成する。
【0050】なお、上述した製造に際しては、高硬度樹
脂に配合する蓄光性蛍光体の配合量は5重量部以上とす
れば足りるが、繰り返し屈曲に対する耐久性を考慮する
必要がないため15重量部以上が好ましく、また、成形
時の高硬度樹脂の流動性を確保するため60重量部以下
が望ましい。
【0051】この第8実施例にあっては、キートップ部
11の比較的上方部位に蓄光蛍光層Raが位置するた
め、外光により蓄光蛍光層Raが照光されやすく、定期
的にキートップ部11に光が当たる環境下、また、常に
微弱な光が照射される環境下で使用されるスイッチ装置
に有効である。
【0052】図12a,bはこの発明の第9実施例にか
かるスイッチ装置を表し、図12aがカバー部材の模式
断面図、図12bがカバー部材の成形過程における中間
成形物の模式断面図である。この第9実施例にあって
は、キートップ部11およびスカート部12を透光性の
シリコーンゴムから、ベース部13を蓄光性蛍光体を配
合した樹脂から蓄光蛍光層Rとして形成し、キートップ
部11の天面に符号形成層15を設けるものである。
【0053】この第9実施例にあっては、スカート部1
2を蓄光性蛍光体を配合しないシリコーンゴム等から構
成するため、繰り返し屈曲に対して高い耐久性が得ら
れ、ノート型パソコンのキーボード用スイッチ装置に適
する。なお、この第9実施例にあっては、全てのベース
部13を蓄光蛍光層Rとする必要はなく、一部のベース
部13のみを蓄光蛍光層Rとすることでも足りる。
【0054】そして、この第9実施例のカバー部材10
は、前述した2枚金型を用いて次のように製造すること
ができる。先ず、未硬化の透光性シリコーンゴムPaと
未硬化の蓄光性蛍光体を配合したシリコーンゴムPbと
を準備し、これら透光性シリコーンゴムPaと蓄光性蛍
光体配合のシリコーンゴムPbとを図12bに示すよう
にキートップ部11、スカート部12、ベース部13と
対応した粗形状にプレフォームする(プレフォーム体F
の成形)。蓄光性蛍光体配合のシリコーンゴムPbの蓄
光性蛍光体の配合割合としては5重量部以上、望ましく
は20〜60重量部であり、また、プレフォーム体Fの
成形に際しては、キートップ部側形成金型のキートップ
部形成用彫込部に透光性シリコーンゴム材料をキートッ
プ部11の容積とスカート部12の容積を合わせた量に
若干量(2g以下)を加えた量を充填する。
【0055】続いて、キートップ部側形成用金型と接点
部側形成用金型を閉じ蓄光性蛍光体配合のシリコーンゴ
ムによりベース部13を成形し、この充填物を所定時間
硬化させて成形体、すなわち、カバー部材10とする。
得られた成形体を金型から離型し、キートップ部天面に
遮光層を形成して符号形成層15とする。なお、必要に
応じて接点部16に導電性インキで塗膜を形成し、これ
を可動接点とすることも可能である。
【0056】図13はこの発明の第10実施例にかかる
スイッチ装置を表し、その要部の模式断面図である。こ
の第10実施例にあっては、カバー部材10の全体を通
常の透光性のシリコーンゴム等から構成し、導光板38
を蓄光性蛍光体配合の樹脂から構成したものである。導
光板38は、表層部分に蓄光性蛍光体が偏在した透光性
の樹脂板、あるいは、表面に蓄光性蛍光体が含有された
塗料を塗装した樹脂板等から構成される。そして、この
導光板38は、前者の態様に構成する場合は、成形原料
であるポリカーボネートなどの高透明樹脂樹脂中に蓄光
性蛍光体を5〜60重量部予め配合しておき、これを用
いて成形する。
【0057】なお、この第10実施例においては、導光
板38とクリック板付きスペーサ39aの双方を蓄光性
蛍光体配合の樹脂から構成することも可能であり、ま
た、導光板38を設けること無く蓄光性蛍光体配合の樹
脂からなるクリック板付きスペーサ39aのみをカバー
部材10と回路基板30との間に介装することも可能で
あり、この場合、クリック板付きスペーサ39aは蓄光
性蛍光体を5〜20重量部含むポリエステル系TPE
(熱可塑性エラストマー)にて成形する。さらに、この
第10実施例においては、蓄光性蛍光体配合の樹脂から
なるスペーサを別個に介装することも可能であり、また
さらに、前述した実施例のようにカバー部材10を蓄光
性蛍光体配合の樹脂から構成することに加えてクリック
板付きスペーサ39a等をも蓄光性蛍光体配合の樹脂か
ら構成することも可能である。
【0058】この第10実施例によれば、符号15自体
の視認性は上述した実施例よりも劣るが、キートップ部
11の配列が認識できれば操作可能であるような機器、
例えば、リモコン用スイッチ、コンピュータのマウスの
スイッチ装置、また、ファックスの電源スイッチ等に用
いれば有効である。なお、この第10実施例では、蓄光
蛍光層Rがケース1内に存在するためケース1のキート
ップ部11が突出するパネル開口を大きくすることが好
ましく、また、キートップ部11の天面部分を部分的に
高硬度樹脂から構成することも可能である。
【0059】図14はこの発明の第11実施例にかかる
スイッチ装置を表し、その模式断面図である。この第1
1実施例は、メンブレンタイプのスイッチ装置に適用し
たものであり、補強プレート42により補強された回路
基板30上に光反射層37、スペーサ40が積層され、
このスペーサ40上がディスプレイシート41により被
覆される。スペーサ40またはディスプレイシート41
の少なくとも一方は蓄光性蛍光体を含有する。
【0060】ディスプレイシート41には上面に符号1
5(キートップ部に相当)が形成され、この符号15に
対応してスペーサ40と光反射層37とにそれぞれ穴
(符号を省略する)が形成される。そして、回路基板3
0には上面に穴内に望んでスイッチ部32が、ディスプ
レイシート41には裏面に穴内に望んでスイッチ部32
が回路基板30のスイッチ部32と接触可能に設けられ
る。
【0061】また、回路基板30にはスイッチ部32の
廻りに複数の孔30aが形成され、この孔30a内に光
源33が配設され、光反射層37には上記孔30aと同
軸的に透孔(符号を省略する)が形成される。光源33
は、その発光する光が光反射層37の透孔を経てスペー
サ40等の蓄光性蛍光体を照光する。
【0062】図15はこの発明の第12実施例にかかる
スイッチ装置を表し、その模式断面図である。この第1
2実施例は、ディスプレイシート41上の符号15をポ
ッティングキートップ43により被覆し、また、スペー
サ40と導光板38を切り欠いて回路基板30上に光源
33を配設したものである。なお、その他の構成は上述
した第11実施例等と同一である。
【0063】上述した第11実施例および第12実施例
にあっても、上述した各実施例と同様に、符号15の視
認性に優れ、また、高い耐久性が得られる。なお、上述
した第11および第12実施例でも光センサが設けられ
るが、その説明は割愛する。
【0064】次に、この発明の具体例と従来のスイッチ
装置に相当する比較例を対比して説明する。 −具体例1− キー配列が同じ押釦スイッチ装置で本発明にかかる5つ
のサンプルと、従来のスイッチ装置に相当する2つの比
較例(サンプルA,B)を作成し、発光源の必要数比
較、暗所放置10時間後の視認性比較、3か月使用後の
暗所放置2時間後の視認性比較、文字部の磨耗耐久性比
較を行った。
【0065】 各サンプルと比較例のスイッチ装置の共通仕様 このスイッチ装置は図3に示す構成を採用した。 キーの配列:縦2キー、横4キー、合計8キー キーサイズ:いずれのキーもL9mm×W12mm×H
6±0.2mm カバー部材外形サイズ:58mm×110mm、ベース
部厚み:1.5mm
【0066】・サンプル1 シリコーンゴムパウンドKE−961U(信越化学工業
(株)製)100重量部に架橋剤C−8(信越化学工業
(株)製)2重量部、アルミン酸ストロンチウム含有の
蓄光性蛍光体・N夜光(根本特殊化学(株)製)10重
量部を配合してなるシリコーンゴム配合物を薄肉部、ベ
ース部、スカート部形成用材料として準備した。ジエチ
レングリコールビスアリルジカーボネートとアレルカー
ボネートとからなるプレポリマー3.5重量部と、ネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート・NKエステル1
4G(新中村化学工業(株)製)8重量部と、ウレタン
アクリレート・NKオリゴU−122A(新中村化学工
業(株)製)40重量部、有機過酸化物1・3−ビス
(t−ブチル−ペロキシ−カルボキシ)ヘキセン・BH
(日本油脂(株)製)2重量部からなる高硬度樹脂液状
体をキートップ部形成用材料として準備した。
【0067】165°Cに加熱された2枚構成金型(前
述したもの)のキートップ部側形成用金型のキートップ
部形成用彫込部にエアディスペンサーを用い、高硬度樹
脂液状体を充填し、このものが流動性を失った時点でス
カート部・ベース部形成用彫込部にシリコーンゴム配合
物を充填し、金型を閉じ、未硬化シリコーンゴムと高硬
度樹脂を硬化一体化させた。このようにして得られたカ
バー基材のキートップ部天面にスクリーン印刷で遮光層
を設け、文字部としてカバー部材を完成させた。遮光層
は2液反応型ポリエステルポリオール系インキ・ハイペ
ット9301(十条化工(株)製)を用いた。このよう
にして得られたカバー部材をリン青銅製クリック板やポ
リカーボネート製導光板、LEDなどとともにケース1
中に組み込み、図3に示す照光式押釦スイッチ装置を得
た。
【0068】・サンプル2の製造条件 サンプル1のカバー部材の製造に用いたシリコーンゴム
配合物をスカート部、ベース部、接点部、スカート部か
ら4mm上方までのキートップ部の形成用材料として準
備し、さらに、サンプル1のカバー部材の製造に用いた
高硬度樹脂液状体を準備した。サンプル1で用いたもの
と同様な構造であるが、175°Cに加熱した2枚構成
金型にシリコーンゴム配合物を充填し、金型を閉じ硬化
させることによりキートップ部の高さが2mm低いカバ
ー基材を得た。この成形体のキートップ部の仮の天面部
に遮光層を設け、文字部とした。遮光層はシリコーン系
インキにて形成した。
【0069】このようにして得られたカバー基材の仮の
天面部に先ずシランカップリング剤にて薄層を形成し、
この薄層が硬化しないうちに高硬度樹脂液状体をポッテ
ィングし、カバー部材を得た。このようにして得られた
カバー部材をリン青銅製クリック板やポリカーボネート
製導光板、LEDなどともにケース中に組み込み、図8
に示すような照光式押釦スイッチ装置を得た。
【0070】・サンプル3の製造条件 シリコーンゴムパウンドKE−961U(信越化学工業
(株)製)100重量部に架橋剤C−8(信越化学工業
(株)製)2重量部からなるシリコーンゴムパウンド配
合物をスカート部、ベース部接点部およびキートップ部
裏面側部分の形成用材料として準備した。サンプル1の
カバー部材の製造に用いた高硬度樹脂液状体をキートッ
プ部表面側部分形成溶剤量として準備した。また、当該
高硬度樹脂液状体にさらにN夜光(根本特殊化学(株)
製)を30重量部配合し、キートップ部中間部分の形成
用材料とした。
【0071】サンプル2で用いた金型を165°Cに加
熱し、そのキートップ部形成用彫込部にキートップ部中
間部分形成用の高硬度樹脂液状体をエアディスペンサー
で充填し、高硬度樹脂液状体が硬化する前に専用の吸引
治具(すべてのキートップ部形成用彫込部に対応するだ
けの吸引口を有する治具で真空ポンプの作動により、そ
れぞれのキートップ部形成用彫込部から所定量の未硬化
の液状体を除去するもの)により、充填量の1/3の容
積の液状体を除去した。
【0072】シリコーンゴム配合物を未硬化の液状体を
除去してなる空隙部を含め、スカート部、ベース部、接
点部形成用彫込部に充填し、金型を閉じて硬化し、カバ
ー基材とした。このカバー基材のキートップ部の仮の天
面部に遮光層を設け文字部とした。遮光層はサンプル1
で用いたポリエステルポリウレタン系インキにて形成し
た。次に、このようにして得られたカバー基材の仮の天
面部に先ずシランカップリング剤にて薄層を形成し、こ
の薄層が硬化しないうちにキートップ部上層部形成用高
硬度樹脂液状体をポッティングし、カバー部材を得た。
このカバー部材をリン青銅製クリック板やポリカーボネ
ート製導光板、LEDなどとともにケース中に組み込
み、図11に示すような照光式押釦スイッチ装置を得
た。
【0073】・サンプル4の製造方法 シリコーンゴムパウンドKE−961U(信越化学工業
(株)製)100重量部に架橋剤C−8(信越化学工業
(株)製)2重量部からなるシリコーンゴムパウンド配
合物をスカート部、キートップ部、接点部の形成用材料
として準備した。また、このシリコーンゴム配合物にN
夜光(根本特殊化学(株)製)を25重量部添加し、ベ
ース部形成用材料として準備した。
【0074】上記2種類のシリコーンゴム配合物を図1
2bに示すように未硬化の状態でプレフォームし、前述
した2枚構成金型の彫込部に充填し、金型を閉じて硬化
させた。得られたカバー基材のキートップ部天面にシリ
コーン系インキで遮光層の文字を形成し、図12aのカ
バー部材を得た。このカバー部材をリン青銅製クリック
板やポリカーボネート製導光板、LEDなどとともにケ
ース中に組み込み、図12aに示すような照光式押釦ス
イッチ装置を得た。
【0075】・サンプル5の製造方法 サンプル3のカバー部材の製造に用いたシリコーンゴム
配合物でサンプル1の製造に用いた金型を用い、カバー
部材を得た。このカバー部材のキートップ部天面に遮光
層の文字をスクリーン印刷で形成し、カバー部材とし
た。遮光層はシリコーン系インキを用いた。導光板をア
クリル板で製造したが、そのアクリル板のカバー部材対
向面全面とポリエステルフィルムによるクリック板付き
スペーサにN夜光(根本特殊化学(株)製)の塗料を塗
装した。カバー部材を導光板、発光源、クリック板付き
スペーサなどとともにケースに組み込み、図13に示す
ような照光式押釦スイッチ装置を得た。
【0076】・サンプルAのカバー部材の製造方法 サンプル5で用いたカバー部材とポリカーボネート製の
導光板と、リン青銅製のクリック板、発光源をケース中
に組み込み、押釦スイッチ装置を構成した。 ・サンプルBの製造方法 予めサンプル5と同様にしてカバー基材を製造してお
き、シリコーン系インキに蓄光性蛍光体を15重量部配
合してなる蓄光インキを用い、スクリーン印刷法にてキ
ートップ部天面に文字を形成し、カバー部材とした。こ
のカバー部材とともにクリック板、スペーサをケース中
に配して押釦スイッチ装置を構成した。
【0077】評価結果 上記サンプル1〜5とサンプルA,Bを比較評価したと
ころ、下記の表1に示す結果が得られ、本発明の具体例
であるサンプル1〜5が発光源(LED)の数を多くし
なくても長期間文字照光機能を維持できるため、携帯電
話などの機器のスイッチ装置に有用であることが判っ
た。なお、視認製の認識は視力1.5の検査者が押釦ス
イッチ装置を50cm離して文字を見て、全ての文字が
視認できるか確認した。また、文字部の耐磨耗性はカバ
ー部材のキートップ部天面にプラスチック消しゴムを当
て、500回、1000回これを繰り返し往復運動さ
せ、500回往復で視認性を有しているものを良好、1
000回往復で視認性を有しているものを極めて良好と
評価した。
【0078】
【表1】
【0079】−具体例2− 携帯電話機の押釦スイッチ用カバー部材を以下のように
して製造した。先ず、ジメチルジフェニルシリコーンレ
ジン(信越化学工業(株)製)100重量部に架橋剤
(信越化学工業(株)製)0.4重量部を配合してなる
キートップ部形成用材料と、シリコーンゴムパウンド
(KE−961U 信越化学工業(株)製)100重量
部に架橋剤C−8(信越化学工業(株)製)2重量部と
主成分がZnS:Cuである蓄光性蛍光体GSS(根本
特殊化学(株)製)15重量部を配合してなるスカート
部・ベース部形成用シリコーンゴム配合物を準備した。
【0080】次に、175°Cに加熱された金型のキー
トップ部形成用彫込部にキートップ部形成用材料をエア
ディスペンサーを用いて充填し、充填された材料が流動
性を失ったところで、スカート部とベース部形成用彫込
部にシリコーンゴム配合物を充填し、キートップ部側形
成側金型と接点部形成側金型を閉じ合わせ、5分間加熱
硬化し、カバー基材を得た。このカバー基材のキートッ
プ部天面にインキ(ハイペット9301)を用いスクリ
ーン印刷で文字を形成した。さらに、接点部にスクリー
ン印刷によりシリコーン系の導電性インキ(シリコーン
ゴムレジンに硬化剤やカーボンブラックを配合したも
の)からなる導電膜を設けて接点部とし、カバー部材を
完成させた。
【0081】このようにして得たカバー部材と、カバー
部材のそれぞれのキートップ部に対応する位置に固定接
点とLEDを有する回路基板と、スピーカと、マイクロ
フォンと、バッテリーパックと、60分間隔でLEDを
5分間点灯させるタイマーとを図1の破断平面図や図2
の縦断面図に示すようにケースに組み付けて携帯電話と
した。この携帯電話を1年間利用しても、暗所などで文
字の視認性が悪くなったことはなかった。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の照光式押釦スイッチ装置によれば、暗所においては
蓄光蛍光層に含まれる蓄光性蛍光体が光源の発光する光
や昼間の太陽光等で蓄積されたエネルギーにより発光す
るため、暗所に長時間にわたって放置されたような場合
にも、少ない電力消費量で蓄光蛍光層を発光させること
ができ、符号を明瞭に視認することができ、また、電池
パック等を小容量化して小型化を図ることができる。そ
して、蓄光蛍光層はキートップ部天面を除く領域、すな
わち、使用者が押圧操作する部分以外に形成されるた
め、使用者の指の油脂等に汚染されることもなく、長期
間にわたって使用しても符号の視認性が低下することも
ない。
【0083】そして、請求項2記載の発明の照光式押釦
スイッチ装置によれば、キートップ部が蓄光蛍光層上に
透明な透光層または透明硬質樹脂層を設け、この透光層
(透明硬質樹脂層)の表裏いずれかに着色あるいは遮光
性の符号形成層を設けて符号を形成するとともに、回路
基板とベース部との間に導光板を介在させるため、明瞭
な符号を形成することができるのみならず、美観を改善
でき、デザイン的に優れたスイッチ装置が得られ、ま
た、使用に伴う油脂の浸透等に起因する蓄光蛍光層の劣
化を確実に防止することができ、さらに、光源の発する
光で全ての蓄光蛍光層をほぼ均等に照射することができ
る。
【0084】また、請求項3記載の発明の照光式押釦ス
イッチ装置によれば、カバー部材と回路基板との間に蓄
光性蛍光体含有の導光板等、すなわち、少なくとも一部
が蓄光蛍光層として形成された部材を設けるため、導光
板やクリック板の発光する光でキートップ部の符号を照
射することができ、暗所等における符号の視認性が消費
電力を増大させること無く改善され、また、カバー部材
を変更する必要がないため既存のものを使用でき安価に
達成される。
【0085】さらに、請求項4記載の発明にかかる照光
式押釦スイッチ装置用カバー部材によれば、キートップ
部の少なくとも裏面側部分、スカート部、ベース部およ
び接点部を蓄光蛍光層として一体に形成するため、透光
層や保護層、また、符号形成層を2色成形等により形成
することができ、その成形が容易に行える。
【0086】またさらに、請求項5記載の照光式押釦ス
イッチ装置用カバー部材の製造方法によれば、キートッ
プ部の蓄光蛍光層、スカート部、ベース部および接点部
を一体に有するカバー基材を蓄光性蛍光体を含有したゴ
ム材料から成形し、このカバー基材のキートップ部の蓄
光蛍光層に透光性の樹脂から成形した透光層を固着する
ため、製造工程を簡素化でき、製造コストを低減でき
る。
【0087】そして、請求項6記載の照光式押釦スイッ
チ装置用カバー部材の製造方法は、金型を交換すること
無く2色成形に近似する成形で蓄光蛍光層と透光層を連
続的に固着して成形することができるため、その製造が
より容易に行え、また、製造時間の短縮も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置が適用された携帯電話機の一部破断平面図であ
る。
【図2】同携帯電話機の一部の縦断面図である。
【図3】同照光式押釦スイッチ装置の他の態様を示す平
面図である。
【図4】この発明の第2実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置の一部の縦断面図である。
【図5】この発明の第3実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置の一部の縦断面図である。
【図6】この発明の第4実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置のカバー部材の1つのキートップ部を部分的に
破断して示す斜視図である。
【図7】この発明の第5実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置の一部の縦断面図である。
【図8】この発明の第6実施例にかかる照光式押釦スイ
ッチ装置の一部の縦断面図である。
【図9】同第6実施例の他の態様を示し、カバー部材の
キートップ部を部分的に破断した斜視図である。
【図10】この発明の第7実施例にかかる照光式押釦ス
イッチ装置の一部の縦断面図である。
【図11】この発明の第8実施例にかかる照光式押釦ス
イッチ装置の一部の縦断面図である。
【図12】この発明の第9実施例にかかる照光式押釦ス
イッチ装置を表し、aがその一部の縦断面図、bがプレ
フォーム体の模式断面図である。
【図13】この発明の第10実施例にかかる照光式押釦
スイッチ装置の一部の縦断面図である。
【図14】この発明の第11実施例にかかる照光式押釦
スイッチ装置の一部の縦断面図である。
【図15】この発明の第12実施例にかかる照光式押釦
スイッチ装置の一部の縦断面図である。
【図16】従来の照光式押釦スイッチ装置の一態様を示
す要部の模式断面図である。
【図17】従来の照光式押釦スイッチ装置の他の一態様
を示す要部の模式断面図である。
【図18】従来の照光式押釦スイッチ装置のまた他の一
態様を示す要部の模式断面図である。
【図19】従来の照光式押釦スイッチ装置のさらに他の
一態様を示す要部の模式断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 バッテリーパック 3 タイマ 10 カバー部材 11 キートップ部 11A 裏面側部分 11a 裏面側部分 11b 透光層 11c コア部 12 スカート部 13 ベース部 14 接点部 15 符号形成層 30 回路基板 32 スイッチ部(固定接点) 33 光源(LED) 37 光反射層 38 導光板(導光部) 39a クリック板付きスペーサ 40 スペーサ B 押釦 Q カバー基材 R 蓄光蛍光層 Ra 蓄光蛍光層 S スイッチ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表側に突出するキートップ部、該キート
    ップ部に連続する薄肉のスカート部、該薄肉のスカート
    部を介して前記キートップ部を支持するベース部および
    前記キートップ部の底面から裏側に膨出する接点部が形
    成されたカバー部材を、前記接点部と対応したスイッチ
    部を有する回路基板に組み付けてケース内に収容した照
    光式押釦スイッチ装置において、 前記キートップ部の天面を除く一部分、前記ベース部あ
    るいは前記スカート部の少なくとも一部分の少なくとも
    一方を蓄光性蛍光体を含有した蓄光蛍光層として形成す
    るとともに該蓄光蛍光層より上側部分を透光性に構成
    し、前記ケース外の明るさを検出する光センサと、該光
    センサの検知出力に基づき前記ケース外が暗い場合に点
    灯して前記蓄光蛍光層を照光する光源とを前記ケースに
    設けたことを特徴とする照光式押釦スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記キートップ部の天面を除く一部分に
    前記蓄光蛍光層を有し、該蓄光蛍光層上に透明な透光層
    または透明硬質樹脂層を設け、該透光層または透明硬質
    樹脂層の上側あるいは下側のいずれかの一側に遮光ある
    いは有色の符号形成層を設けて該符号形成層により符号
    を形成し、前記回路基板と前記ベース部との間で透明な
    導光板を介在させて組み付けた請求項1記載の照光式押
    釦スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 符号が形成されたキートップ部と該キー
    トップ部の底面から裏側に膨出する接点部とを少なくと
    も備えるカバー部材を、前記接点部と対応したスイッチ
    部が設けられた回路基板の一面側に組み付けてケース内
    に収容した照光式押釦スイッチ装置において、 前記カバー部材と前記回路基板との間に、少なくとも一
    部が蓄光性蛍光体を含有した蓄光蛍光層からなる導光板
    またはスペーサあるいは樹脂クリック板付きスペーサ
    を、その蓄光蛍光層の発光する光が前記符号を照光可能
    に介設するとともに、 前記ケース外の明るさを検出する光センサと、該光セン
    サの検知出力に基づき前記ケース外が暗い場合に点灯し
    て前記蓄光蛍光層を照射する光源とを前記ケースに設け
    たことを特徴とする照光式押釦スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 表側に突出するキートップ部、該キート
    ップ部に連続する薄肉のスカート部、該薄肉部を介して
    前記キートップ部を支持するベース部および前記キート
    ップ部の底面から裏面側に膨出する接点部を有する照光
    式押釦スイッチ装置用カバー部材において、 前記キートップ部の少なくとも裏側部分、前記スカート
    部および前記ベース部を蓄光性蛍光体を含有したゴム材
    料から蓄光蛍光層として構成し、前記キートップ部の蓄
    光蛍光層上に透光性の透光層または透明硬質樹脂層を設
    けるとともに、該透光層または透明硬質樹脂層の表側あ
    るいは裏側の一側に符号を形成する有色あるいは遮光性
    の符号形成層を設けたことを特徴とする照光式押釦スイ
    ッチ装置用カバー部材。
  5. 【請求項5】 表側に突出するキートップ部、該キート
    ップ部に連続する薄肉のスカート部、該薄肉部を介して
    前記キートップ部を支持するベース部および前記キート
    ップ部の底面から裏面側に膨出する接点部を有し、少な
    くとも前記キートップ部の裏面側部分を蓄光性蛍光体配
    合の蓄光蛍光層として、前記キートップ部の表側部分を
    透光性の透光層として形成した照光式押釦スイッチ装置
    用カバー部材の製造方法であって、 前記キートップ部の裏面側部分、前記スカート部、前記
    ベース部および前記接点部を有するカバー基材を蓄光性
    蛍光体を含有したゴム材料から蓄光蛍光層として一体に
    成形するとともに、前記キートップ部の表側部分を透光
    性の樹脂材料から透光層として形成し、この後に、該透
    光層と前記キートップ部の蓄光蛍光層とを固着すること
    を特徴とする照光式押釦スイッチ装置用カバー部材の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 キートップ部形成用彫込部を有する表側
    成形金型と接点部形成用彫込部を有する裏側成形金型と
    を用い、前記表側成形金型のキートップ部形成用彫込部
    に透光性樹脂材料を充填した後、該透光性樹脂材料が流
    動性を喪失したものの粘着性を保持する状態で前記表側
    成形金型と裏側成形金型とを閉じてキートップ部裏面側
    部分、スカート部およびベース部形成用キャビティを画
    成し、該キャビティ内に蓄光性蛍光体配合材料を充填す
    る請求項5記載の照光式押釦スイッチ装置用カバー部材
    の製造方法。
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