JPH08276314A - スリッタライン設備 - Google Patents
スリッタライン設備Info
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- JPH08276314A JPH08276314A JP8245195A JP8245195A JPH08276314A JP H08276314 A JPH08276314 A JP H08276314A JP 8245195 A JP8245195 A JP 8245195A JP 8245195 A JP8245195 A JP 8245195A JP H08276314 A JPH08276314 A JP H08276314A
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- Japan
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- tail end
- slit coil
- slit
- coil
- slitter
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- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリッタラインにおいて、簡単な操作でスリ
ットコイルの緩みや位置ずれ等がないように巻き取れる
ようにして生産性の向上を図ること。 【構成】 スリッタとその下流に配置されスリッティン
グされたスリットコイルを必要に応じて剪断するシャー
と、その下流に配置されスリットコイルを前記シャーに
より剪断された尾端までを含めて巻き取る巻取り機とを
備えるラインにおいて、シャーと巻取り機との間に、ス
リットコイルの尾端を上反り又は下反り形状に矯正する
尾端曲げ装置を配置し、尾端の上反り変形については巻
取り機に付帯するセパレータにこの反り変形部分を引っ
掛けてスリッタコイルの解けをなくし、尾端を下反り変
形させたときには巻き取ったコイルの外周面に倣わせて
テープ等によって拘束して緩みを防止する。
ットコイルの緩みや位置ずれ等がないように巻き取れる
ようにして生産性の向上を図ること。 【構成】 スリッタとその下流に配置されスリッティン
グされたスリットコイルを必要に応じて剪断するシャー
と、その下流に配置されスリットコイルを前記シャーに
より剪断された尾端までを含めて巻き取る巻取り機とを
備えるラインにおいて、シャーと巻取り機との間に、ス
リットコイルの尾端を上反り又は下反り形状に矯正する
尾端曲げ装置を配置し、尾端の上反り変形については巻
取り機に付帯するセパレータにこの反り変形部分を引っ
掛けてスリッタコイルの解けをなくし、尾端を下反り変
形させたときには巻き取ったコイルの外周面に倣わせて
テープ等によって拘束して緩みを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延処理後の鋼板スト
リップを複数の条にスリッティングするスリッタライン
に係り、特にスリッティング後のスリットコイルの巻取
りが緩みやずれを生じることなく操作できるようにした
スリットコイルの尾端曲げ装置に関する。
リップを複数の条にスリッティングするスリッタライン
に係り、特にスリッティング後のスリットコイルの巻取
りが緩みやずれを生じることなく操作できるようにした
スリットコイルの尾端曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のスリッタラインは、圧延された後
の鋼板ストリップとしてラインに通板し、このストリッ
プを幅方向に切開するスリッタによって複数の条のスリ
ットコイルとし、これらのスリットコイルを巻取り機の
ロールに巻き取るというものがその一般的なライン構成
である。
の鋼板ストリップとしてラインに通板し、このストリッ
プを幅方向に切開するスリッタによって複数の条のスリ
ットコイルとし、これらのスリットコイルを巻取り機の
ロールに巻き取るというものがその一般的なライン構成
である。
【0003】スリッタの下流に位置する巻取り機には、
多数のスリットコイルが整然とロールに巻き取られるよ
うに、各条のスリットコイルをガイドする仕分けディス
クを備えたセパレータが付帯される。このセパレータの
仕分けディスクは、巻取りロールの周面の近傍にこのロ
ールの軸線に平行に配置され、スリッタからの各条のス
リットコイルをディスクどうしの間に案内しながら巻取
りロールの周面側に導く機構としたものである。
多数のスリットコイルが整然とロールに巻き取られるよ
うに、各条のスリットコイルをガイドする仕分けディス
クを備えたセパレータが付帯される。このセパレータの
仕分けディスクは、巻取りロールの周面の近傍にこのロ
ールの軸線に平行に配置され、スリッタからの各条のス
リットコイルをディスクどうしの間に案内しながら巻取
りロールの周面側に導く機構としたものである。
【0004】このようなセパレータを備えることによっ
て、スリッティング後の多数条のスリットコイルは、巻
取りロールの軸線方向に仕分けられると共にロール周面
方向に押え付けられてそれぞれが巻き取られていき、最
終的にはスリットコイルの1個ずつを巻取りロールから
回収する。
て、スリッティング後の多数条のスリットコイルは、巻
取りロールの軸線方向に仕分けられると共にロール周面
方向に押え付けられてそれぞれが巻き取られていき、最
終的にはスリットコイルの1個ずつを巻取りロールから
回収する。
【0005】また、スリットコイルを巻取りロールの周
面に押し付けるため、ディスクを貫通する軸をスリット
コイルの周面に押し当て、これによって巻き取ったスリ
ットコイルの緩みや位置ずれを防止するようにしてい
る。
面に押し付けるため、ディスクを貫通する軸をスリット
コイルの周面に押し当て、これによって巻き取ったスリ
ットコイルの緩みや位置ずれを防止するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、鋼板の圧延にお
いては、クラウンによって鋼板の幅方向の中央の肉厚が
エッジ部分よりも大きくなる。そして、鋼板ストリップ
が薄肉であっても、このような肉厚の偏差の履歴は残
り、スリッティングした後のスリットコイルを巻き取っ
ていくと、次第に巻取りロールの中央部分に巻き取られ
るスリットコイルの層厚は端部側のそれより速く大径状
となる。
いては、クラウンによって鋼板の幅方向の中央の肉厚が
エッジ部分よりも大きくなる。そして、鋼板ストリップ
が薄肉であっても、このような肉厚の偏差の履歴は残
り、スリッティングした後のスリットコイルを巻き取っ
ていくと、次第に巻取りロールの中央部分に巻き取られ
るスリットコイルの層厚は端部側のそれより速く大径状
となる。
【0007】ところが、先のようにスリットコイルの巻
取りに従って各条の列は紡錘状の外郭になっていくの
で、ディスクを貫通している軸は巻取りロールの軸線方
向の中央部分についてはスリットコイル押さえることは
できるが、軸線方向の端部側のスリットコイルの周面と
の間には隙間ができてしまう。
取りに従って各条の列は紡錘状の外郭になっていくの
で、ディスクを貫通している軸は巻取りロールの軸線方
向の中央部分についてはスリットコイル押さえることは
できるが、軸線方向の端部側のスリットコイルの周面と
の間には隙間ができてしまう。
【0008】このように、スリットコイルの巻取りに伴
って、巻取りロールへのスリットコイルの保持は中央部
分のみでは十分に行えるものの、巻取りロールの軸線方
向の端部側に巻き取られるスリットコイルについては緩
み等を生じやすい。このため、従来では、巻き取った後
のスリットコイルの尾端を人力によって外側に折り曲げ
てセパレータの軸に掛けたり、別途に設備したフェルト
付きのアームをスリットコイルの周面に当てることによ
り、緩みを防止するようにしている。
って、巻取りロールへのスリットコイルの保持は中央部
分のみでは十分に行えるものの、巻取りロールの軸線方
向の端部側に巻き取られるスリットコイルについては緩
み等を生じやすい。このため、従来では、巻き取った後
のスリットコイルの尾端を人力によって外側に折り曲げ
てセパレータの軸に掛けたり、別途に設備したフェルト
付きのアームをスリットコイルの周面に当てることによ
り、緩みを防止するようにしている。
【0009】ところが、スリットコイルの尾端を曲げる
作業では、多数の条のそれぞれについて曲げ変形させる
ので、巻取りの終了の度の作業のための時間が稼働率に
も影響を与えるほか、作業者が危険にさらされる度合い
も大きい。
作業では、多数の条のそれぞれについて曲げ変形させる
ので、巻取りの終了の度の作業のための時間が稼働率に
も影響を与えるほか、作業者が危険にさらされる度合い
も大きい。
【0010】また、フェルト付きのアームを設備するも
のでは、機械的な操作が可能ではあるものの、各スリッ
トコイルの周りにたとえば鋼製のバンドを掛けて出荷す
るような場合ではこのフェルトが邪魔になってバンド掛
け作業が煩雑になるという問題がある。
のでは、機械的な操作が可能ではあるものの、各スリッ
トコイルの周りにたとえば鋼製のバンドを掛けて出荷す
るような場合ではこのフェルトが邪魔になってバンド掛
け作業が煩雑になるという問題がある。
【0011】本発明において解決すべき課題は、スリッ
タラインにおけるスリットコイルの巻取りにおいて、簡
単な操作でスリットコイルの緩みや位置ずれ等がないよ
うに巻き取れるようにして生産性の向上を図ることにあ
る。
タラインにおけるスリットコイルの巻取りにおいて、簡
単な操作でスリットコイルの緩みや位置ずれ等がないよ
うに巻き取れるようにして生産性の向上を図ることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋼板のパスに
よって複数の条帯にスリッティングするスリッタと、そ
の下流に配置されスリッティングされたスリットコイル
を必要に応じて剪断するシャーと、その下流に配置され
前記スリットコイルを前記シャーにより剪断された尾端
までを含めて巻き取る巻取り機とを備え、前記シャーと
巻取り機との間に、前記スリットコイルの尾端を上反り
又は下反り形状に矯正する尾端曲げ装置を配置してなる
ことを特徴とする。
よって複数の条帯にスリッティングするスリッタと、そ
の下流に配置されスリッティングされたスリットコイル
を必要に応じて剪断するシャーと、その下流に配置され
前記スリットコイルを前記シャーにより剪断された尾端
までを含めて巻き取る巻取り機とを備え、前記シャーと
巻取り機との間に、前記スリットコイルの尾端を上反り
又は下反り形状に矯正する尾端曲げ装置を配置してなる
ことを特徴とする。
【0013】このような構成において、巻取り機は、ス
リッタコイルのそれぞれをガイドする複数のディスクを
備えたセパレータを付帯し、これらのディスクを貫通す
る支軸に上反り変形させたスリットコイルの尾端を係止
可能とすることができる。
リッタコイルのそれぞれをガイドする複数のディスクを
備えたセパレータを付帯し、これらのディスクを貫通す
る支軸に上反り変形させたスリットコイルの尾端を係止
可能とすることができる。
【0014】
【作用】スリッタによってスリッティングされたスリッ
トコイルが巻取り機に巻き取られていき、その巻取りを
終了するときにはシャーによってスリットコイルが剪断
される。そして、尾端曲げ装置はこのスリットコイルの
尾端が巻取り機に巻き取られてしまう前に、尾端を上反
りまたは下反り変形するように矯正し、このような変形
が付与された状態でスリットコイルの全体が巻取り機に
巻き取られる。
トコイルが巻取り機に巻き取られていき、その巻取りを
終了するときにはシャーによってスリットコイルが剪断
される。そして、尾端曲げ装置はこのスリットコイルの
尾端が巻取り機に巻き取られてしまう前に、尾端を上反
りまたは下反り変形するように矯正し、このような変形
が付与された状態でスリットコイルの全体が巻取り機に
巻き取られる。
【0015】尾端が上反り変形しているときには、この
尾端部分が先行して巻き取られているスリットコイルの
外周面から外側に突き出るようになる。したがって、こ
の突き出た尾端部分に引っ掛かりスリットコイルが解け
ない向きに尾端を拘束すれば、スリットコイルの緩みが
防止される。このためには、たとえば巻取り装置に付帯
され各スリットコイルをマンドレルの軸線方向に仕分け
して保持するセパレータの支軸に尾端を掛けるようにす
れば所期の目的が達成され得る。
尾端部分が先行して巻き取られているスリットコイルの
外周面から外側に突き出るようになる。したがって、こ
の突き出た尾端部分に引っ掛かりスリットコイルが解け
ない向きに尾端を拘束すれば、スリットコイルの緩みが
防止される。このためには、たとえば巻取り装置に付帯
され各スリットコイルをマンドレルの軸線方向に仕分け
して保持するセパレータの支軸に尾端を掛けるようにす
れば所期の目的が達成され得る。
【0016】また、尾端を下反り変形させたときには、
巻取り機に巻き取った後はこの尾端が先行して巻かれて
いるスリットコイルの外周面に倣う形状となるので、テ
ープ等によって尾端部分を拘束してその緩みを無くすこ
とができる。
巻取り機に巻き取った後はこの尾端が先行して巻かれて
いるスリットコイルの外周面に倣う形状となるので、テ
ープ等によって尾端部分を拘束してその緩みを無くすこ
とができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明のスリッタラインの要部の概要
であって、鋼板のスリッティングからスリットコイルの
巻取りまでの工程を示す図である。
であって、鋼板のスリッティングからスリットコイルの
巻取りまでの工程を示す図である。
【0018】図において、圧延後の鋼板50を巻いたア
ンコイラ(図示せず)の下流にスリッタ1,シャー2及
び巻取り機3がこの順に配置され、シャー2と巻取り機
3との間にスリットコイルの尾端曲げ装置4を設けてい
る。このようなレイアウトにおいて、スリッタ1は従来
から知られているように鋼板50を一定の複数の条帯の
スリットコイル51に切開する機構を持ち、シャー2は
スリットコイル51の全てを同時に剪断によってカット
可能なものである。
ンコイラ(図示せず)の下流にスリッタ1,シャー2及
び巻取り機3がこの順に配置され、シャー2と巻取り機
3との間にスリットコイルの尾端曲げ装置4を設けてい
る。このようなレイアウトにおいて、スリッタ1は従来
から知られているように鋼板50を一定の複数の条帯の
スリットコイル51に切開する機構を持ち、シャー2は
スリットコイル51の全てを同時に剪断によってカット
可能なものである。
【0019】巻取り機3は駆動機構(図示せず)によっ
てスリットコイル51を巻取り可能なマンドレル3aを
備え、従来技術の項でも説明したように各スリットコイ
ル51をガイドするためのセパレータ3bを設けたもの
である。このセパレータ3bは、アーム3cによって支
持されマンドレル3aの軸線と平行な関係を保ちながら
揺動する支軸3dを備え、図2に示すように、この支軸
3dにスリットコイル51の幅寸法に合わせた間隔で固
定したディスク3eを備えている。
てスリットコイル51を巻取り可能なマンドレル3aを
備え、従来技術の項でも説明したように各スリットコイ
ル51をガイドするためのセパレータ3bを設けたもの
である。このセパレータ3bは、アーム3cによって支
持されマンドレル3aの軸線と平行な関係を保ちながら
揺動する支軸3dを備え、図2に示すように、この支軸
3dにスリットコイル51の幅寸法に合わせた間隔で固
定したディスク3eを備えている。
【0020】尾端曲げ装置4には、スリットコイル51
のパスラインの下側に配置した1本の固定式のロール4
a及びその上流に配置した昇降ロール4bを備える。そ
して、パスラインの上側であって固定式のロール4aと
昇降ロール4bのパスライン方向のほぼ中間に昇降ロー
ル4cを配置すると共に、固定式のロール4aよりも下
流側には第2の昇降ロール4dを設ける。これらのロー
ル4a〜4dはいずれも自在に回転可能としたもので
も、駆動機構に連接し回転駆動されるようにしたもので
もよく、昇降ロール4b〜4dはそれぞれに連接したシ
リンダ4b−1〜4d−1によって上下に位置を自由に
変えることができる。
のパスラインの下側に配置した1本の固定式のロール4
a及びその上流に配置した昇降ロール4bを備える。そ
して、パスラインの上側であって固定式のロール4aと
昇降ロール4bのパスライン方向のほぼ中間に昇降ロー
ル4cを配置すると共に、固定式のロール4aよりも下
流側には第2の昇降ロール4dを設ける。これらのロー
ル4a〜4dはいずれも自在に回転可能としたもので
も、駆動機構に連接し回転駆動されるようにしたもので
もよく、昇降ロール4b〜4dはそれぞれに連接したシ
リンダ4b−1〜4d−1によって上下に位置を自由に
変えることができる。
【0021】なお、図示のレイアウトでは、尾端曲げ装
置4と巻取り装置3との間に一対のロール5a,5bを
デフレクタ用として配置している。これらのロール5
a,5bは、巻取り機の3によるスリットコイル51の
巻取りによってその巻取り径が次第に大きくなるように
変化するので、尾端曲げ装置4の出側と巻取り機3側と
の間でのガイドとして機能させるようにしたものであ
る。
置4と巻取り装置3との間に一対のロール5a,5bを
デフレクタ用として配置している。これらのロール5
a,5bは、巻取り機の3によるスリットコイル51の
巻取りによってその巻取り径が次第に大きくなるように
変化するので、尾端曲げ装置4の出側と巻取り機3側と
の間でのガイドとして機能させるようにしたものであ
る。
【0022】以上の構成において、鋼板50をアンコイ
ラから供給してスリッタ1によりスリッティングしてス
リットコイル51に切開し、これを巻取り機3によって
巻き取る工程では、尾端曲げ装置4における各ロール4
a〜4dの配置は図3に示すように設定する。この場
合、固定式のロール4aはその位置は不変であり、その
上流の昇降ロール4bは固定式のロール4aとレベルを
合わせる。そして、パスラインよりも上の2個の昇降ロ
ール4c4dはスリットコイルに接触しないように上に
退避させる。
ラから供給してスリッタ1によりスリッティングしてス
リットコイル51に切開し、これを巻取り機3によって
巻き取る工程では、尾端曲げ装置4における各ロール4
a〜4dの配置は図3に示すように設定する。この場
合、固定式のロール4aはその位置は不変であり、その
上流の昇降ロール4bは固定式のロール4aとレベルを
合わせる。そして、パスラインよりも上の2個の昇降ロ
ール4c4dはスリットコイルに接触しないように上に
退避させる。
【0023】このようなロール4a〜4dの配置でスリ
ットコイル51は巻取り機3のマンドレル3aに巻き取
られていき、図2に示すようにセパレータ3bのディス
ク3eによって各スリットコイル51の条が仕分けられ
る。
ットコイル51は巻取り機3のマンドレル3aに巻き取
られていき、図2に示すようにセパレータ3bのディス
ク3eによって各スリットコイル51の条が仕分けられ
る。
【0024】次いで、巻取り機3へのスリットコイル5
1の巻取り量が最大限に近くなると、スリットコイル5
1の供給を停止させるためにシャー2によって剪断す
る。なお、このシャー2より上流側であってアンコイラ
との間にはループを設けておくことで、シャー2による
剪断後の上流側のスリットコイル51及び鋼板50の供
給を継続できる設備とすることができる。
1の巻取り量が最大限に近くなると、スリットコイル5
1の供給を停止させるためにシャー2によって剪断す
る。なお、このシャー2より上流側であってアンコイラ
との間にはループを設けておくことで、シャー2による
剪断後の上流側のスリットコイル51及び鋼板50の供
給を継続できる設備とすることができる。
【0025】シャー2によるスリットコイル51の剪断
の後には、その尾端51aが昇降ロール4b,4cの間
を抜ける前に図4の(a)に示すような各ロール4a〜
4dの配置に設定する。この場合では、図3の状態から
シリンダ4c−1だけを作動させて昇降シリンダ4cを
パスラインの下側の固定式のロール4aと昇降ロール4
bとの間に落とし込む。
の後には、その尾端51aが昇降ロール4b,4cの間
を抜ける前に図4の(a)に示すような各ロール4a〜
4dの配置に設定する。この場合では、図3の状態から
シリンダ4c−1だけを作動させて昇降シリンダ4cを
パスラインの下側の固定式のロール4aと昇降ロール4
bとの間に落とし込む。
【0026】このようにスリットコイル51の各条につ
いて尾端51aが上反りに矯正されることで、巻取り装
置3に巻き取られたスリットコイル51の尾端は、図4
の(b)に示すように各条を仕切っているディスク3e
の間の支軸3dに引っ掛かるようになる。したがって、
巻取り装置3のマンドレル3aの回転の停止を、同図の
ように尾端51aが支軸3dに掛かったときにタイミン
グを合わせて実行させることで、スリットコイル51を
セパレータ3bに引っ掛けることができる。そして、こ
のときのスリットコイル51の尾端51aは、巻き取ら
れたスリットコイル51自身が解けない向きに支軸3d
によって拘束されるので、スリットコイル51の緩み等
が発生することがない。
いて尾端51aが上反りに矯正されることで、巻取り装
置3に巻き取られたスリットコイル51の尾端は、図4
の(b)に示すように各条を仕切っているディスク3e
の間の支軸3dに引っ掛かるようになる。したがって、
巻取り装置3のマンドレル3aの回転の停止を、同図の
ように尾端51aが支軸3dに掛かったときにタイミン
グを合わせて実行させることで、スリットコイル51を
セパレータ3bに引っ掛けることができる。そして、こ
のときのスリットコイル51の尾端51aは、巻き取ら
れたスリットコイル51自身が解けない向きに支軸3d
によって拘束されるので、スリットコイル51の緩み等
が発生することがない。
【0027】このように、スリットコイル51の尾端5
1aが巻取り機3に入り込む前に尾端曲げ装置によって
尾端51aを上反り変形させるように矯正するだけで、
全ての条についてのスリットコイル51の緩みを無くす
ことができ、作業者による処理に比べると格段に作業性
が向上する。
1aが巻取り機3に入り込む前に尾端曲げ装置によって
尾端51aを上反り変形させるように矯正するだけで、
全ての条についてのスリットコイル51の緩みを無くす
ことができ、作業者による処理に比べると格段に作業性
が向上する。
【0028】一方、鋼板50がたとえば0.8mm程度
の薄肉であれば、先のような上反り変形をさせて支軸3
dに引っ掛けるようにしても、スリットコイル51自身
が弾性変形しやすいので、引っ掛かり力が十分にとれな
い。これに対しては、巻き取った後のスリットコイル5
1をテープで拘束して保持しやすいように、尾端曲げ装
置4によって下反り変形ができるように矯正する。
の薄肉であれば、先のような上反り変形をさせて支軸3
dに引っ掛けるようにしても、スリットコイル51自身
が弾性変形しやすいので、引っ掛かり力が十分にとれな
い。これに対しては、巻き取った後のスリットコイル5
1をテープで拘束して保持しやすいように、尾端曲げ装
置4によって下反り変形ができるように矯正する。
【0029】このような下反り変形のための操作は、図
5の(a)に示すように、パスラインの下側の昇降ロー
ル4bを固定式のロール4aよりも下レベルとし、パス
ラインの上側の昇降ロール4c,4dをそれぞれ下降さ
せることによって可能である。そして、先の例と同様
に、スリットコイル51の尾端51aが昇降ロール4c
を抜ける前に同図のように各ロール4a〜4dの配置と
することで、尾端51aが下に曲がるように矯正するこ
とができる。
5の(a)に示すように、パスラインの下側の昇降ロー
ル4bを固定式のロール4aよりも下レベルとし、パス
ラインの上側の昇降ロール4c,4dをそれぞれ下降さ
せることによって可能である。そして、先の例と同様
に、スリットコイル51の尾端51aが昇降ロール4c
を抜ける前に同図のように各ロール4a〜4dの配置と
することで、尾端51aが下に曲がるように矯正するこ
とができる。
【0030】このようにして下反り変形が施された尾端
51aは、同図の(b)に示すように先行して巻付けら
れているスリットコイル51の周面に倣うようになる。
したがって、適切な強度を持つテープ52によって尾端
51a部分と先行して巻き付けているスリットコイル5
1の表面部分とを接合することで、スリットコイル51
の緩みやずれを防ぐことができる。そして、テープ52
によって各条のスリットコイル51はそれぞれ環状に保
持されるので、マンドレル3aを抜けばそれぞれのスリ
ットコイル51をそのまま次のラインに送り出すことが
できる。
51aは、同図の(b)に示すように先行して巻付けら
れているスリットコイル51の周面に倣うようになる。
したがって、適切な強度を持つテープ52によって尾端
51a部分と先行して巻き付けているスリットコイル5
1の表面部分とを接合することで、スリットコイル51
の緩みやずれを防ぐことができる。そして、テープ52
によって各条のスリットコイル51はそれぞれ環状に保
持されるので、マンドレル3aを抜けばそれぞれのスリ
ットコイル51をそのまま次のラインに送り出すことが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明では、スリッティングした後の各
スリットコイルの尾端について、巻取り機に巻き取られ
る前の段階で、尾端曲げ装置によって反り変形を与える
ので、従来のように作業者が上に反り変形させてセパレ
ータに掛けるような作業は一切不要となり、作業性が向
上する。
スリットコイルの尾端について、巻取り機に巻き取られ
る前の段階で、尾端曲げ装置によって反り変形を与える
ので、従来のように作業者が上に反り変形させてセパレ
ータに掛けるような作業は一切不要となり、作業性が向
上する。
【0032】また、スリットコイルの肉厚が薄い場合に
は下反りの変形をさせるようにすれば、巻き取られた尾
端は先に巻かれているスリットコイルの外周面に倣わせ
ることができ、テープによる尾端部分の接合作業も簡単
に行うことができ、同様の作業性の大幅な改善が図られ
る。
は下反りの変形をさせるようにすれば、巻き取られた尾
端は先に巻かれているスリットコイルの外周面に倣わせ
ることができ、テープによる尾端部分の接合作業も簡単
に行うことができ、同様の作業性の大幅な改善が図られ
る。
【図1】 本発明の尾端曲げ装置を備えたスリッタライ
ンの要部の概要を示す図である。
ンの要部の概要を示す図である。
【図2】 巻取り装置に付帯するセパレータとマンドレ
ルとの間の位置関係をパスライン方向に観た図である。
ルとの間の位置関係をパスライン方向に観た図である。
【図3】 尾端曲げ装置のスリットコイル通板時のロー
ルシフトを示す概略図である。
ルシフトを示す概略図である。
【図4】 スリットコイルの尾端を上反り変形させる例
であって、同図の(a)はロールシフトを示す概略図、
同図の(b)はセパレータの支軸への尾端の引っ掛けに
よる保持を示す概略図である。
であって、同図の(a)はロールシフトを示す概略図、
同図の(b)はセパレータの支軸への尾端の引っ掛けに
よる保持を示す概略図である。
【図5】 スリットコイルの尾端を下反り変形させる例
であって、同図の(a)はロールシフトを示す概略図、
同図(b)はテープによる尾端のコイル側への接合を示
す概略図である。
であって、同図の(a)はロールシフトを示す概略図、
同図(b)はテープによる尾端のコイル側への接合を示
す概略図である。
1 スリッタ 2 シャー 3 巻取り機 3a マンドレル 3b セパレータ 3c アーム 3d 支軸 3e ディスク 4 尾端曲げ装置 4a ロール 4b 昇降ロール 4c 昇降ロール 4d 昇降ロール 5 デフレクタロール 50 鋼板 51 スリットコイル 51a 尾端 52 テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 鋼板のパスによって複数の条帯にスリッ
ティングするスリッタと、その下流に配置されスリッテ
ィングされたスリットコイルを必要に応じて剪断するシ
ャーと、その下流に配置され前記スリットコイルを前記
シャーにより剪断された尾端までを含めて巻き取る巻取
り機とを備え、前記シャーと巻取り機との間に、前記ス
リットコイルの尾端を上反り又は下反り形状に矯正する
尾端曲げ装置を配置してなるスリッタライン設備。 - 【請求項2】 前記巻取り機は、前記スリッタコイルの
それぞれをガイドする複数のディスクを備えたセパレー
タを付帯し、これらのディスクを貫通する支軸に前記上
反り変形させたスリットコイルの尾端を係止可能として
なる請求項1記載のスリッタライン設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245195A JPH08276314A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | スリッタライン設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245195A JPH08276314A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | スリッタライン設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276314A true JPH08276314A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13774888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8245195A Withdrawn JPH08276314A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | スリッタライン設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276314A (ja) |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP8245195A patent/JPH08276314A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |