JPH08286130A - 光線路切り換え装置 - Google Patents

光線路切り換え装置

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JPH08286130A
JPH08286130A JP11516495A JP11516495A JPH08286130A JP H08286130 A JPH08286130 A JP H08286130A JP 11516495 A JP11516495 A JP 11516495A JP 11516495 A JP11516495 A JP 11516495A JP H08286130 A JPH08286130 A JP H08286130A
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JP
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optical
fiber
optical line
line switching
head
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Application number
JP11516495A
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English (en)
Inventor
Katsusuke Kaneko
勝祐 金子
Yoshihisa Ito
良久 伊藤
Kiyonori Oomizu
清納 大水
Shinichi Furukawa
眞一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
NTT Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光線路切り換え装置の小型化を図る。 【構成】 多心光コネクタ10を縦横二次元上に複数配列
配置する。ステージ6には光線路切り換えヘッド16とフ
ァイバ切り換え機構17を設ける。切り換え搬送機構15は
ステージ6を横方向と縦方向と進退方向に移動制御し、
光線路切り換えヘッド16を指定された多心光コネクタ10
へ向けて搬送移動する。光線路切り換えヘッド16の上面
には多心光コネクタ10の光線路12と同数のV溝20を形成
する。ステージ6を進退方向に移動して嵌合ピン21と嵌
合ピン穴14を着脱嵌合する。ファイバ切り換え機構17は
マスター光ファイバ7をV溝20の配列方向に移動し、指
定された検査対象の光線路12の溝20の位置へ順次移動し
てそのV溝20に挿入し、各光線路12とマスター光ファイ
バ7とを接続して光線路12の検査をマスター光ファイバ
7側に接続されるOTDRを用いて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心の光ファイバ心線
を一心単位で切り換え接続する光線路切り換え装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信回線や、光回路の多心の光ファイ
バ心線(光線路)の光伝送異常を点検検査するに際し、
配線や回路側の各心の光線路を検査装置側の光線路(光
ファイバ)に切り換え接続して、各心の検査や点検が行
われている。これらの点検や検査に際して光線路の切り
換え接続を行う従来の装置が図5に示されている。
【0003】同図において、ハウジング1の壁面2には
コモンアダプタ3と複数のアダプタ4が配設され、コモ
ンアダプタ3には、光線路の異常検出を行う、例えば、
OTDR(Optical Time Domain Reflectometer )側の
外部単心線(図示せず)が接続され、複数のアダプタ4
には、例えば、多心テープファイバの各心線端末が1対
1に対応して接続されている。
【0004】ハウジング1内にはボールねじ5を用いた
搬送移動手段が設けられており、この搬送移動手段によ
ってステージ6がボールねじ5に沿って往復移動される
ようになっている。ステージ6にはマスター光ファイバ
7側のフェルール8が搭載されており、マスター光ファ
イバ7の他端側はコモンアダプタ3側に接続されてい
る。コンピュータ(CPU)には搬送移動手段の制御回
路が内蔵されており、このCPUの制御回路により、ボ
ールねじ5を回転制御し、ステージ6を指定した検査対
象の光線路のアダプタ4に移動し、カム部材9を駆動し
てフェルール8を対応するアダプタ4に接続すること
で、検査対象の光線路は、OTDR側に接続され、フェ
ルール8が接続された光線路の検査や点検が行われる。
【0005】次に、カム部材9を駆動してフェルール8
をアダプタ4から抜き出し、次の指定された検査対象の
光線路のアダプタ位置にステージ6を搬送移動して、同
様に、フェルール8を検査対象光線路のアダプタに接続
することで、その検査対象の光線路の点検検査が行われ
る。このように、検査対象の光線路を指定することによ
り、次々に、所定の順序に従い、フェルール8が検査対
象の各光線路のアダプタに結合し、各光線路の点検検査
が自動的にされるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光線路切り換え装置は、1個のアダプタ4に1本の光フ
ァイバ心線を接続する方式であるため、検査対象の心線
数が多くなると、それに応じて多くのアダプタ4を設置
しなければならないために、装置が異常に大型化してし
まうという問題があった。
【0007】アダプタ4は、例えば、幅10mm、高さ22m
m、奥行き23mmの寸法形状をもつため、僅か200 心の光
ファイバ心線を切り換えるだけでも、10mm×22mm×23mm
×200=1012000m3 のアダプタ取り付け容積を必要とす
る。最近においては、光通信回線や回路の普及に伴い、
2000心等の光線路の切り換え接続が要求されるようにな
ってきており、このような心線数の多い光線路切り換え
装置を図5に示すように、一心の光線路に対し1個のア
ダプタ4を設ける方式では、装置があまりにも大型化す
るという問題がある。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、小型の装置でもっ
て、多数の光線路の切り換えを的確に行うことができる
光線路切り換え装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、第
1の発明は、縦・横二次元上に複数配列配置される多心
光コネクタと、少なくとも1個の多心光コネクタの心数
に対応する多数のV溝が多心光コネクタの光ファイバ配
列ピッチと同ピッチ間隔で設けられている光線路切り換
えヘッドと、この光線路切り換えヘッドと各多心光コネ
クタとの位置合わせ嵌合着脱手段と、光線路切り換えヘ
ッドを指定された多心光コネクタの嵌合着脱位置へ移動
する切り換え搬送機構と、光線路切り換えヘッドが指定
の多心光コネクタに位置合わせ嵌合されている状態でマ
スター光ファイバを順次光線路切り換えヘッドのV溝配
列方向に移動して指定されたV溝に挿入し多心光コネク
タの各心の光線路とマスター光ファイバとの接続切り換
えを行うファイバ切り換え機構とを有することを特徴と
して構成されている。
【0010】また、第2の発明は、前記第1の発明の構
成において、多心光コネクタの横一列の配列個数と同数
の光線路切り換えヘッドが同じく横一列に配列配置さ
れ、ヘッド移動機構により横一列の光線路切り換えヘッ
ドを列単位で縦方向に一括移動する構成としたことを特
徴とする。
【0011】さらに第3の発明は、前記第1の発明の構
成において、1個の光線路切り換えヘッドの横幅を複数
の多心光コネクタの横一列全体の配列幅とほぼ同じに形
成し、1個の光線路切り換えヘッドに横一列の各多心光
コネクタの心数に対応するV溝を設け、ヘッド移動機構
によりこの1個の光線路切り換えヘッドを列単位で縦方
向に移動する構成としたことを特徴とする。
【0012】さらに第4の発明は、縦・横二次元上に複
数配列配置される多心光コネクタを備え、各多心光コネ
クタの接続端面側には、多心光コネクタの心数に対応す
る多数のV溝が多心光コネクタの光ファイバ配列ピッチ
と同ピッチ間隔で位置合わせ配設されている光線路切り
換えヘッドが一体的に結合されており、また、マスター
光ファイバを順次光線路切り換えヘッドのV溝配列方向
に移動して指定されたV溝に挿入し多心光コネクタの各
心の光線路とマスター光ファイバとの接続切り換えを行
うファイバ切り換え機構と、このファイバ切り換え機構
を指定された多心光コネクタの光線路切り換えヘッド位
置へ移動する切り換え搬送機構とを有することを特徴と
して構成されている。
【0013】
【作用】上記構成の第1〜第3の発明では、切り換え搬
送機構を駆動して、光線路切り換えヘッドを光線路の検
査や点検の対象として指定された多心光コネクタの嵌合
着脱位置に移動し、光線路切り換えヘッドをその多心光
コネクタ側に嵌合着脱手段によって嵌合接続する。
【0014】この多心光コネクタと光線路切り換えヘッ
ドの嵌合装着により、多心光コネクタ側の各光線路と光
線路切り換えヘッド側のV溝との位置合わせが自動的に
行われる。この状態で、ファイバ切り換え機構を駆動
し、マスター光ファイバを光線路切り換えヘッドのV溝
配列方向に移動し、指定されたV溝に挿入して押えるこ
とにより、多心光コネクタの検査対象の光線路とマスタ
ー光ファイバとが接続され、マスター光ファイバに接続
されるOTDR等の検査点検装置を用いて検査対象の光
線路の点検検査が行われる。この点検検査の終了後、マ
スター光ファイバをV溝から抜き出し、次の指定された
V溝に移動して挿入することで、次の検査点検対象の光
線路とマスター光ファイバとの接続が達成される。この
ように、マスター光ファイバを、順次検査対象の光線路
のV溝へ移動してV溝へ挿入することにより、多心光コ
ネクタ側の各心の光線路とマスター光ファイバとの接続
の切り換えが達成される。
【0015】また、第4の発明では、切り換え搬送機構
により、ファイバ切り換え機構を指定された多心光コネ
クタの光線路切り換えヘッド側へ移動し、前記第1〜第
3の発明と同様に、ファイバ切り換え機構を駆動して、
マスター光ファイバを順次光線路切り換えヘッドのV溝
配列方向へ移動して、V溝へ挿入することにより、検査
や点検対象の各多心光コネクタ側の光線路とマスター光
ファイバとの接続の切り換えが達成される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。図1〜図4には本発明の一実施例が示されている。
本実施例の光線路切り換え装置は、従来例と同様にハウ
ジング1を有し、このハウジング1の壁面2に、図2に
示すように、多数の多心光コネクタ10が縦方向(図では
上下方向)と横方向の二次元上に配列配置されている。
【0017】図1に示す如く、各多心光コネクタ10に
は、光通信回線や光回路の多心テープファイバ11が接続
されており、多心テープファイバ11の各心の光線路(光
ファイバ)12は、多心光コネクタ10の光ファイバ挿通孔
に挿入固定され、多心光コネクタ10の接続端面13側に露
出している。
【0018】接続端面13の光線路12の端面は、等ピッチ
間隔で横一列に配列配置されており、この光線路12の配
列群の両側に嵌合ピン穴14が形成されている。
【0019】ハウジング1内にはステージ6が配設され
ており、このステージ6は、該ステージ6を縦横二次元
方向と、多心光コネクタ10に対する進退方向の移動を行
う切り換え搬送機構15に連係されている。
【0020】前記ステージ6には、光線路切り換えヘッ
ド16と、ファイバ切り換え機構17とが搭載されている。
光線路切り換えヘッド16は1個の多心光コネクタ10の横
幅とほぼ同じ横幅をもち、その上面側には凹部18が形成
され、この凹部18の底面には、前記多心光コネクタ10の
各光線路12の配列ピッチ間隔と同間隔の多数のV溝20が
多心光コネクタ10の光線路12の数に対応させて形成され
ている。
【0021】光線路切り換えヘッド16の接続端面側(多
心光コネクタ10の接続端面13に対向する面側)には、V
溝20の配列群の両側に嵌合ピン21が突設されており、こ
の嵌合ピン21が多心光コネクタ10の嵌合ピン穴14に嵌合
することで、多心光コネクタ10の各心の光線路12と、光
線路切り換えヘッド16の各V溝20とが位置合わされ、V
溝20に収容されるマスター光ファイバ7とそのV溝20に
対向する多心光コネクタ10側の光線路12との光軸が位置
合わせされる構成となっており、嵌合ピン21と嵌合ピン
穴14は光線路切り換えヘッド16と多心光コネクタ10との
位置合わせ嵌合着脱手段として機能する。
【0022】図3は図1におけるステージ6と光線路切
り換えヘッド16とファイバ切り換え機構17との相互関係
をより詳細に示すもので、ステージ6の前端側(多心光
コネクタ10に対向する面側)の上面にはヘッド取り付け
台22がねじ締結によって固定されており、このヘッド取
り付け台22の上端には光線路切り換えヘッド16が載置固
定されている。ステージ6の後半側上面には移動基台23
が配置されている。
【0023】移動基台23の底面側には逆U字形状の移動
レール24が固定されており、この移動レール24が対向す
るステージ6側の面には凹部25が形成され、この凹部25
にU字形状の固定レール26が固定され、固定レール26の
内側には前記移動レール24がボール27を介して嵌合し、
移動基台23はステージ6に対して固定レール26に沿って
図3の紙面に直交する方向(光線路切り換えヘッド16の
V溝配列方向)に移動可能となっている。この移動基台
23の移動手段としては、従来例の図5に示すようなボー
ルねじ5を用いた移動機構や、搬送ベルトを移動基台23
に取り付け、搬送ベルトの搬送移動によって移動基台23
を移動する機構や、搬送基台23にワイヤーの一端側を固
定し、ワイヤーの巻き取りによって移動基台23を移動す
る機構等、様々な形態によって移動基台23の移動機構が
構成される。なお図3中の28は、移動基台23の移動をガ
イドするガイドロッドであり、このガイドロッド28はス
テージ6の両端側に掛け渡されてステージ6に固定され
ている。
【0024】移動基台23と前記ヘッド取り付け台22との
間にはファイバ押え機構30が設けられている。このファ
イバ押え機構30は、第1のブロック体31と第2のブロッ
ク体32を有して構成されている。これら第1のブロック
体31と第2のブロック体32は移動基台23側に固定されて
いる側板33に設けられている。側板33にはロッド軸34が
固定され、このロッド軸34にカム(図示せず)が設けら
れており、このカムは第1のブロック体31の従動面に係
止されている。第1のブロック体31はロッド軸34に回転
自在に嵌め込まれており、カムの回転によって第1のブ
ロック体31はロッド軸34を支点として傾動回転するよう
になっている。
【0025】第2のブロック体32は側板33に対して回転
可能に取り付けられており、ばね19によって反時計回転
方向に付勢されており、この付勢状態で、側板33側のス
トッパ(図示せず)に係止され、常時は実線の定位置に
位置規制されている。
【0026】第2のブロック体32の下方側にはスプリン
グ収容穴35が形成されており、このスプリング収容穴35
に圧縮状のスプリング36が収容され、スプリング36の先
端はスプリング収容穴35から突き出し、第1のブロック
体31の凹部係止面37に係止され、常時第1のブロック体
31を反時計回りに付勢している。第1のブロック体31に
はロッド軸34の上側に係止ピン38がねじ込み装着されて
おり、この係止ピン38の先端側は第1のブロック体31か
ら外側に突出して、第2のブロック体32に当接係止して
おり、この当接係止により、スプリング36の付勢力によ
る第1のブロック体31の反時計回りの回転が規制されて
いる(第2のブロック体32が第1のブロック体31の反時
計回りの回転のストッパとして機能している)。
【0027】第1のブロック体31の上端面には保持板40
の基端側がねじ等により固定されており、保持板40の先
端側には板ばねからなるファイバ押えばね41の基端側が
同様にねじ等により固定されている。ファイバ押えばね
41の先端側には下に向けて突き出す折曲部42が形成さ
れ、この折曲部42が光線路切り換えヘッド16のV溝20に
収容されるマスター光ファイバ7を押えて保持するファ
イバ押え保持部42として機能している。この実施例では
ブロック体31,32と移動基台23の機構部分がファイバ切
り換え機構17として機能する。
【0028】なお、本実施例は、従来例の図5に示すも
のと同様なコンピュータ(CPU)を備えており、この
コンピュータ内の制御回路によって、ステージ6の移動
と、移動基台23の移動と、第1のブロック体31を傾動回
転するカムの回転制御が行われている。なお、カムの傾
動回転はレバー操作等により手動により行うこともあ
る。
【0029】本実施例は上記のように構成されており、
次に、多心光コネクタ10側の光線路12とマスター光ファ
イバ7の切り換え動作を説明する。まず、複数の多心光
コネクタ10のうち、検査点検対象の多心光コネクタが指
定されると、ステージ6に連係されている切り換え搬送
機構15が制御駆動され、ステージ6は縦方向と横方向の
移動が制御されて、検査対象の指定された多心光コネク
タ10に搬送移動され、光線路切り換えヘッド16は検査対
象の多心光コネクタ10に対向する。
【0030】この状態で、さらに切り換え搬送機構15の
駆動により、ステージ6が進出方向に移動されること
で、光線路切り換えヘッド16の嵌合ピン21は多心光コネ
クタ10の嵌合ピン穴14に嵌合し、多心光コネクタ10と光
線路切り換えヘッド16の嵌合位置合わせ接続が達成され
る。
【0031】この状態で、多心光コネクタ10の多心の光
線路12の検査点検対象の光線路をコンピュータ(CP
U)側に指定することにより、あるいは予め指定してお
くことにより、移動基台23の移動機構の移動制御により
移動基台23は固定レール26およびガイドロッド28に沿っ
て図3の紙面に直交する方向に移動する。この移動に際
し、第1のブロック体31および第2のブロック体32は側
板33を介して移動基台23に連結されているので、移動基
台23の移動に連動して第1のブロック体31および第2の
ブロック体32も光線路切り換えヘッド16のV溝配列方向
に沿って連動移動する。
【0032】この移動基台23の移動制御により、移動基
台23側から第2のブロック体32を介して光線路切り換え
ヘッド16側に繰り出されているマスター光ファイバ7も
光線路切り換えヘッド16のV溝20の配列方向へ一体的に
移動し指定された多心光コネクタ10の光線路12のV溝20
上で停止する。このマスター光ファイバ7のV溝配列方
向への移動に際しては、ロッド軸34に取り付けられてい
るカムは第1のブロック体31とカム動作状態にある。
【0033】カム動作は、ロッド軸34に設けられている
カムを時計方向に回転することにより行う。このカムの
時計回転により、カム動作面が第1のブロック体31の受
動面に係止し、第1のブロック体31を図3の実線で示す
状態から、ロッド軸34を支点として時計回りに回転させ
る。第1のブロック体31と第2のブロック体32との間に
は隙間43が設けられているので、最初は、第2のブロッ
ク体32は回転せず、第1のブロック体31のみが時計回り
に回転する。そして、第1のブロック体31の作動端44が
スプリング36の付勢力に抗して時計回りに回転して第2
のブロック体32に係止すると、第2のブロック体32も第
1のブロック体31と一体的に時計回りに回転し、第1お
よび第2のブロック体31,32は実線の状態から鎖線で示
すように傾動する。
【0034】この結果、移動基台23側から第2のブロッ
ク体32を介して光線路切り換えヘッド16側に繰り出され
ているマスター光ファイバ7も実線の状態から破線で示
す状態に前方先端が上向きに傾動し、マスター光ファイ
バ7は光線路切り換えヘッド16から離れて非接触状態で
V溝20の配列方向に移動し、指定された多心光コネクタ
10の光線路12に対向するV溝20の位置で停止する。この
状態を模式的に示すと図4の(a)の状態となる。
【0035】この状態で、カムを逆方向に回転してカム
動作を解消することにより、第1のブロック体31はスプ
リング36の付勢力により反時計回りに回転して元の定位
置に復帰し、第2のブロック体32もばね19によって反時
計回りに回転して図示されていないストッパに係止して
元の定位置に復帰し、第1および第2のブロック体31,
32は鎖線の状態から実線の状態となり、マスター光ファ
イバ7は傾動状態から水平向きとなって所定のV溝20内
に嵌まり込む。
【0036】そして、この嵌まり込み状態で、マスター
光ファイバ7は上側からファイバ押えばね41により押圧
保持され、V溝20に正しく位置決め保持される。この状
態を模式的に示すと図4の(b)の状態となる。本実施
例では、図4の(b)に示すように、V溝20に位置決め
されたマスター光ファイバ7の先端と多心光コネクタ10
の光線路12との間には僅かな隙間45ができるようにステ
ージ6の進出方向の移動が制御されており、この隙間45
の形成により、マスター光ファイバ7の先端と多心光コ
ネクタ10との接触が回避され、この接触によるマスター
光ファイバ7の損傷を防止している。
【0037】このように、マスター光ファイバ7と光線
路12との位置合わせ接続が達成されることで、検査対象
の多心テープファイバ11の光線路12はマスター光ファイ
バ7を介してOTDR等の検査点検装置に接続され、O
TDRの検査点検動作により、多心テープファイバ11の
光線路12の点検検査が行われる。
【0038】この検査対象の光線路12の点検検査が終了
した後に、カムの動作により、第1および第2のブロッ
ク体31,32は実線の状態から鎖線の状態に傾動して、フ
ァイバ押えばね41はV溝20から離れてマスター光ファイ
バ7の押圧保持を解除する。この状態で、移動基台23を
次の検査対象の光線路12に対応するV溝位置へ移動し、
カム動作を解除することにより、マスター光ファイバ7
は次の溝20に挿入されて保持され、次の検査対象の光線
路12の点検検査が同様に行われる。このように、順次移
動基台23を移動してマスター光ファイバ7を指定された
溝に挿入することにより、検査対象の多心光コネクタ10
の各心の光線路12の点検検査が順次行われる。
【0039】1個の多心光コネクタ10の点検検査が終了
すると、切り換え搬送機構15の駆動により、ステージ6
は次の検査対象の多心光コネクタ10の位置に移動し、同
様に、その検査対象の多心光コネクタ10の各光線路12と
マスター光ファイバ7の接続切り換えが順次行われ、そ
の多心光コネクタ10の光線路12の点検検査が行われる。
このように、切り換え搬送機構15を駆動して光線路切り
換えヘッド16を指定された検査対象の多心光コネクタ10
の位置へ順次搬送することにより、検査したい多心光コ
ネクタ10の点検検査が全て自動的に行われる。
【0040】本実施例によれば、光線路切り換えヘッド
16にV溝20を多数形成し、マスター光ファイバ7をV溝
20の配列方向に移動して指定されたV溝20内に挿入して
検査対象の光線路12とマスター光ファイバ7との接続切
り換えを行うようにしたので、従来例のように1本の光
線路12に対して1個のアダプタを設ける方式に比べ、大
幅な装置の小型化を達成でき、従来の装置に比べ、例え
ば、1/100 の小型化が可能となった。
【0041】また、本実施例では、多数の多心光コネク
タ10の点検検査を行うのに、1個の光線路切り換えヘッ
ド16を用意すれば足り、光線路切り換えヘッド16の作製
も容易となる。光線路切り換えヘッド16の作製に際して
は、多数のV溝20を多心光コネクタ10の各心の光線路12
と同一のピッチ間隔で精度良く作製するには細心の注意
を払う必要があるが、前記の如く、本実施例では、1個
の光線路切り換えヘッド16を用意すればよいので、V溝
20の形成作業も1個分の多心光コネクタ10の光線路12の
数だけ形成すればよいので、その分、光線路切り換えヘ
ッド16の作製作業が容易となり、これに伴い、装置の低
コスト化も可能となる。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、前述した如く、多数の多心光コネクタ10に
対して1個の光線路切り換えヘッド16を用いたが、横一
列の多心光コネクタ10の数だけ光線路切り換えヘッド16
をヘッド取り付け台22に配設してもよい。この場合は、
切り換え搬送機構15により、ステージ6を進出方向に移
動することにより、横一列の各多心光コネクタ10の嵌合
ピン穴14に対応する各光線路切り換えヘッド16の嵌合ピ
ン21が嵌合して横一列の複数の多心光コネクタ10と対応
する複数の光線路切り換えヘッド16の位置合わせ嵌合装
着が横列単位で一括的に行われることとなる。
【0043】したがって、この場合には、切り換え搬送
機構15は横方向に移動する必要はなく、進退方向と縦方
向(上下方向)に移動すればよく、横一列の複数の多心
光コネクタ10の各光線路12の点検検査が終了した後は、
ステージ6を列単位で縦方向に一括移動し、次の横一列
の各多心光コネクタの光線路12の点検検査が光線路12と
マスター光ファイバ7との接続切り換えにより行われる
こととなる。
【0044】さらに、この場合、光線路切り換えヘッド
16の数を減らし、複数の多心光コネクタ10の横一列全体
の配列幅とほぼ同じ幅の光線路切り換えヘッド16を1個
用意し、この広幅の光線路切り換えヘッド16をヘッド取
り付け台22に装備するようにしてもよい。この場合に
は、1個の光線路切り換えヘッド16の凹部18の底面に、
横一列の複数の多心光コネクタ10の光線路12の数分だけ
V溝20を形成することとなる。この場合も、切り換え搬
送機構15により、ステージ6は進退方向と、縦方向の移
動が行われ、光線路切り換えヘッド16は列単位で縦方向
に移動することとなる。
【0045】さらに、上記実施例では、光線路切り換え
ヘッド16をステージ6と共に、各検査対象の多心光コネ
クタ10へ順次搬送移動するようにしたが、この光線路切
り換えヘッド16の搬送は行わないようにし、ファイバ切
り換え機構17のみを検査対象の多心光コネクタ10へ搬送
移動するようにしてもよい。この場合には、光線路切り
換えヘッド16はステージ6から分離し、多心光コネクタ
10の数だけ光線路切り換えヘッド16を用意し、各多心光
コネクタ10ごとに光線路切り換えヘッド16を嵌合ピン21
と嵌合ピン穴14とで嵌合接続して多心光コネクタ10と一
体的に結合し、ステージ6ではヘッド取り付け台22を省
略し、第1および第2のブロック体31,32と移動基台23
とのファイバ切り換え機構17のみを搭載装備することと
なる。
【0046】そして、切り換え搬送機構15により、ファ
イバ切り換え機構17をステージ6と共に検査点検対象の
多心光コネクタ10の組の光線路切り換えヘッド16に移動
して、前記実施例と同様に、移動基台23の移動制御によ
り、マスター光ファイバ7と光線路12との接続切り換え
を行うように構成する。この場合も、光線路切り換えヘ
ッド16の横幅を複数の多心光コネクタの横一列全体の配
列幅とほぼ同じ幅に形成して、光線路切り換えヘッド16
を多心光コネクタ10の縦列の個数だけ作製し、横一列の
複数の多心光コネクタに対し、1個の光線路切り換えヘ
ッド16を横列単位で一括嵌合接続するように構成するこ
とも可能である。
【0047】さらに、上記実施例では、マスター光ファ
イバ7を1本としたが、このマスター光ファイバ7は複
数本であってもよい。マスター光ファイバ7を複数本と
することにより、複数本の光線路12を一括切り換え接続
できることとなり、多心光コネクタ10の光線路12の点検
検査を短時間で効率的に行うことが可能となる。また、
多心光コネクタ10側の光線路12が2本を一対としてルー
プを形成している場合には、マスター光ファイバ7は偶
数本(通常2本)設けられることとなる。
【0048】さらに、上記実施例では、カムを用い、第
1のブロック体31と第2のブロック体32の傾動回転を利
用してマスター光ファイバ7のばね押えとその解除を行
うように構成したが、これらファイバ押え機構30は本実
施例以外の様々な構成形態を採り得るものである。
【0049】
【発明の効果】本発明は複数の多心光コネクタを二次元
上に配列配置し、V溝を形成した光線路切り換えヘッド
を検査対象の多心光コネクタ側へ移動するか、あるいは
光線路切り換えヘッドを多心光コネクタと一体的に結合
し、ファイバ切り換え機構を検査点検対象の多心光コネ
クタの光線路切り換えヘッド側に移動するように構成
し、さらに、ファイバ切り換え機構により、マスター光
ファイバを順次光線路切り換えヘッドのV溝配列方向に
移動して指定されたV溝に挿入し、マスター光ファイバ
と多心光コネクタの検査点検対象の光線路とを切り換え
接続するように構成したものであるから、従来例のよう
に、検査対象の1本の光線路につき1個のアダプタを配
設する方式に比べ、例えば、1/100 という格段の装置
の小型化が可能となり、最近の光通信回線や光回路の増
加に伴う、例えば、2000回線等の多数の光線路の切り換
え接続を小型の装置で達成でき、その装置の小型化が可
能となる分、装置コストの低減が可能となり、多数の光
線路の切り換え接続の要請に充分応え得る利用価値の絶
大な光線路切り換え装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成の説明図である。
【図2】同実施例装置における多数多心光コネクタの二
次元配列形態と、1個の光線路切り換えヘッドの切り換
え搬送移動の関係を示す模式説明図である。
【図3】同実施例装置におけるファイバ押え機構部分の
詳細構成図である。
【図4】本実施例装置の模式的な動作説明図である。
【図5】従来の光線路切り換え装置の説明図である。
【符号の説明】
7 マスター光ファイバ 10 多心光コネクタ 12 光線路 15 切り換え搬送機構 16 光線路切り換えヘッド 17 ファイバ切り換え機構 20 V溝 23 移動基台 30 ファイバ押え機構 31 第1のブロック体 32 第2のブロック体 41 ファイバ押えばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大水 清納 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 古川 眞一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦・横二次元上に複数配列配置される多
    心光コネクタと、少なくとも1個の多心光コネクタの心
    数に対応する多数のV溝が多心光コネクタの光ファイバ
    配列ピッチと同ピッチ間隔で設けられている光線路切り
    換えヘッドと、この光線路切り換えヘッドと各多心光コ
    ネクタとの位置合わせ嵌合着脱手段と、光線路切り換え
    ヘッドを指定された多心光コネクタの嵌合着脱位置へ移
    動する切り換え搬送機構と、光線路切り換えヘッドが指
    定の多心光コネクタに位置合わせ嵌合されている状態で
    マスター光ファイバを順次光線路切り換えヘッドのV溝
    配列方向に移動して指定されたV溝に挿入し多心光コネ
    クタの各心の光線路とマスター光ファイバとの接続切り
    換えを行うファイバ切り換え機構とを有する光線路切り
    換え装置。
  2. 【請求項2】 多心光コネクタの横一列の配列個数と同
    数の光線路切り換えヘッドが同じく横一列に配列配置さ
    れ、ヘッド移動機構により横一列の光線路切り換えヘッ
    ドを列単位で縦方向に一括移動する構成とした請求項1
    記載の光線路切り換え装置。
  3. 【請求項3】 1個の光線路切り換えヘッドの横幅を複
    数の多心光コネクタの横一列全体の配列幅とほぼ同じに
    形成し、1個の光線路切り換えヘッドに横一列の各多心
    光コネクタの心数に対応するV溝を設け、ヘッド移動機
    構によりこの1個の光線路切り換えヘッドを列単位で縦
    方向に移動する構成とした請求項1記載の光線路切り換
    え装置。
  4. 【請求項4】 縦・横二次元上に複数配列配置される多
    心光コネクタを備え、各多心光コネクタの接続端面側に
    は、多心光コネクタの心数に対応する多数のV溝が多心
    光コネクタの光ファイバ配列ピッチと同ピッチ間隔で位
    置合わせ配設されている光線路切り換えヘッドが一体的
    に結合されており、また、マスター光ファイバを順次光
    線路切り換えヘッドのV溝配列方向に移動して指定され
    たV溝に挿入し多心光コネクタの各心の光線路とマスタ
    ー光ファイバとの接続切り換えを行うファイバ切り換え
    機構と、このファイバ切り換え機構を指定された多心光
    コネクタの光線路切り換えヘッド位置へ移動する切り換
    え搬送機構とを有する光線路切り換え装置。
JP11516495A 1995-04-17 1995-04-17 光線路切り換え装置 Pending JPH08286130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0846969A3 (en) * 1996-12-09 1999-12-15 Anritsu Corporation Optical switch capable of detecting correct switching operation
CN113451872A (zh) * 2021-06-28 2021-09-28 长春理工大学 一种快速启动中红外激光器及相应的多晶体切换装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0846969A3 (en) * 1996-12-09 1999-12-15 Anritsu Corporation Optical switch capable of detecting correct switching operation
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