JPH0831734A - 半導体露光装置及び多重結像露光法の最適化法 - Google Patents

半導体露光装置及び多重結像露光法の最適化法

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JPH0831734A
JPH0831734A JP18896894A JP18896894A JPH0831734A JP H0831734 A JPH0831734 A JP H0831734A JP 18896894 A JP18896894 A JP 18896894A JP 18896894 A JP18896894 A JP 18896894A JP H0831734 A JPH0831734 A JP H0831734A
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latent image
light
pattern
photochromic material
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JP18896894A
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Masaya Uematsu
政也 植松
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】FLEXステッΔZの最適値を自動的に求め得
る多重結像露光法の最適化法を提供する。 【構成】多重結像露光法の最適化法は、(イ)投影光学
系から基板ステージ上に配置されたフォトクロミック材
料までの距離初期値をZ0とし、投影光学系からかかる
フォトクロミック材料までの距離ZをZ0+ΔZ×i
(但し、i=0,1,2,・・,K)に変えて、レチク
ルのパターン光学像をフォトクロミック材料に(K+
1)回結像させる多重結像露光法によってフォトクロミ
ック材料へパターンの潜像を形成する工程を、ΔZの値
を一定として、距離初期値Z0の値を変化させてM回繰
り返し、M個のパターン潜像を形成し、(ロ)前記
(イ)の工程をΔZを変えてN回繰り返し、M×(N+
1)個のパターン潜像を形成し、(ハ)M×(N+1)
個のパターン潜像を光学的に観察し、その結果に基づき
最適なΔZの値を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大きな焦点深度を付与
するための所謂多重結像露光法(FLEX法、Focus La
titude Enhancement Exposure法)を最適化する機構、
より詳しくは、多重結像露光法におけるFLEXステッ
プを自動的に最適化する機構を有する半導体露光装置、
並びにかかる半導体露光装置を用いた多重結像露光法の
最適化法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置においては、レジストの
露光に用いる光の波長をλ、レンズの開口数をNAとし
たとき、解像度及び焦点深度DOFは、以下の式で表わ
される。 解像度=k1λ/NA 式(1) DOF=k2λ/NA2 式(2) ここでk1、k2は半導体露光装置に依存した定数であ
る。
【0003】従来の半導体露光装置においては、半導体
集積回路の集積度を高めるために、式(1)から明らか
なように、短波長の露光光源を使用する必要がある。こ
の露光光源として、例えば超高圧水銀アークランプやエ
キシマ・レーザを挙げることができる。
【0004】従来の露光光源においては、射出される露
光光の波長は一定であり、単焦点であるため、波長λが
短くなるに従い、式(2)にて求められる焦点深度が十
分でなくなっている。そのため、段差を有するような領
域(例えば、コンタクトホール部)上のレジストにパタ
ーンを焼き付ける場合、十分な解像度を得ることが困難
になりつつある。
【0005】このような焦点深度の問題を解決するため
の一手段に多重結像露光法がある。この多重結像露光法
の概要を、以下、簡単に説明する。通常、レチクルに形
成されたパターンを縮小投影光学系(縮小投影レンズ
等)を用いて、ウエハステージに載置されたウエハ上に
形成されたレジストに転写する。この際、多重結像露光
法においては、ウエハ上に形成されたレジストと縮小投
影光学系との間の距離を変えて、最低2回露光を行う。
ウエハ上に形成されたレジストと縮小投影光学系との間
の距離(z)は、ウエハステージをZ軸方向に移動させ
ることで変化させることができる。
【0006】このような多重結像露光法によって得られ
るレジストの厚さ方向の光強度分布を模式的に図14及
び図15に示す。ウエハ上に形成されたレジストと縮小
投影光学系との間の距離がzの場合の露光によって、図
14の左側の(a)のような光強度分布が得られる。ま
た、ウエハ上に形成されたレジストと縮小投影光学系と
の間の距離をz−ΔZ(あるいはz+ΔZ)に変化させ
て露光することによって、図14の中央の(b)のよう
な光強度分布が得られる。尚、多重結像露光法におい
て、このように、ウエハ上に形成されたレジストと縮小
投影光学系との間の距離を各露光毎に変化させるが、こ
のような距離の変化量をFLEXステップと呼び、以
下、ΔZで示す。
【0007】このような2回の露光の結果、図14の右
側の(c)に示すような、レジストの厚さ方向の光強度
分布を得ることができる。図14の(c)に示した光強
度分布のピークを結んだ光強度分布を図15の(A)に
示す。このような最低2回の露光を行うことによって、
通常の1回の露光と比較して光強度のピークコントラス
トは低下するものの、焦点深度DOFの値を大きくする
ことが可能になる。尚、露光回数は2回に限定されず、
最適焦点深度及びピークコントラストを得るように、適
宜変更することができる。尚、k回の露光の場合には、
ウエハ上に形成されたレジストと縮小投影光学系との間
の距離を、例えば、z、z+ΔZ、z+2ΔZ、・・
・、z+kΔZに変化させる。
【0008】このような多重結像露光法は焦点深度の値
を大きくする効果的な方法である。そして、FLEXス
テップΔZの値を最適化することが重要である。もしも
FLEXステップΔZの値が大きすぎると、図15の
(B)に示すように、ベストフォーカス付近におけるコ
ントラストが低下する。一方、FLEXステップΔZの
値が小さすぎると、図15の(C)に示すように、焦点
深度DOFが狭くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】多重結像露光法を採用
する上での問題点は、レジストに形成すべきパターンサ
イズ及びパターン密度に依存して、FLEXステップΔ
Zの最適値が変化する点にある。パターンサイズ0.4
μm、パターン密度1:2において、FLEXステップ
ΔZを種々変化させて露光したときのベストフォーカス
からの距離のずれと露光されたレジストにおけるパター
ンサイズの関係を、図16に示す。また、パターンサイ
ズ0.32μm、パターン密度1:2、及び、パターン
サイズ0.32μm、パターン密度1:1.7における
同様の関係を図17及び図18に示す。更に、図16〜
図18から求めた、それぞれの条件におけるFLEXス
テップΔZの最適値を下表に示す。尚、パターンサイズ
とは、ウエハ上に形成されたレジストに形成されるパタ
ーンの大きさ(幅)を意味し、パターン密度とは、レジ
ストに形成されたパターンの大きさ(幅)と、パターン
とパターンとの間のスペースの大きさ(幅)の比を意味
する。
【0010】 パターンサイズ パターン密度 FLEXステップΔZの最適値 0.4μm 1:2 2.4μm 0.32μm 1:2 1.8μm 0.32μm 1:1.7 2.4μm
【0011】上記の表からも明らかなように、パターン
サイズ及びパターン密度が変化すると、FLEXステッ
プΔZの最適値も変化する。従って、従来の技術におい
ては、パターンサイズ及びパターン密度が変化する度
に、FLEXステップΔZの値を変化させて、実際にパ
ターンをウエハ上に形成されたレジストに焼き付け、か
かる焼き付けられたパターンの測長を例えば測長SEM
を用いて行い、FLEXステップΔZの最適値を求める
といった煩雑な作業を行わなければならなかった。
【0012】従って、本発明の目的は、大きな焦点深度
を付与するための所謂多重結像露光法の最適化を行うの
に適した、FLEXステッΔZの最適値を自動的に求め
得る一種の自己診断機構を有する半導体露光装置、並び
にかかる半導体露光装置を用いた多重結像露光法の最適
化法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体露光装置は、(イ)投影光学系用光
源と、(ロ)投影光学系用光源からの光をレチクルに照
射することによって得られる光学像を基板に結像させる
ための投影光学系と、(ハ)基板を載置する基板ステー
ジと、(ニ)基板ステージ上に配置されたフォトクロミ
ック材料、(ホ)投影光学系用光源からの光をレチクル
に照射することによって得られたフォトクロミック材料
に形成されたパターン潜像を光学的に観察するための潜
像検出系、を具備したことを特徴とする。
【0014】本発明の半導体露光装置においては、投影
光学系用光源は、レーザ光源、並びにこのレーザ光源か
ら射出された光が入射されそしてこの光の第2高調波に
基づいた波長を有する光を射出する第2高調波発生装置
から成り、レーザ光源は、潜像検出系用光源及びパター
ン潜像を消色するための消色用光源を兼ねていることが
好ましい。この場合、レーザ光源は、レーザダイオー
ド、Nd:YAGから成る固体レーザ媒質及び非線形光
学結晶素子から構成されたLD励起固体レーザから成
り、非線形光学結晶素子から射出された光を潜像検出系
用光源及び消色用光源として用いることができる。ある
いは又、レーザ光源は、レーザダイオード、Nd:YA
Gから成る固体レーザ媒質及び非線形光学結晶素子から
構成されたLD励起固体レーザから成り、レーザダイオ
ードから射出された光を潜像検出系用光源及び消色用光
源として用いることができる。
【0015】あるいは又、本発明の半導体露光装置にお
いては、投影光学系用光源は、レーザ光源、並びにこの
レーザ光源から射出された光が入射されそしてこの光の
第2高調波に基づいた波長を有する光を射出する第2高
調波発生装置から成り、第2高調波発生装置から射出さ
れた光から長波長成分を有する光を分光するバンドパス
フィルターを更に備え、かかる長波長成分を有する光を
潜像検出系用光源及び消色用光源として用いることが好
ましい。
【0016】本発明の半導体露光装置においては、潜像
検出系と、オフアクシス・アライメント検出系とを兼用
させることができる。この場合、投影光学系用光源から
の光をオフアクシス・アライメント検出系を通してフォ
トクロミック材料に照射することが望ましい。
【0017】上記の目的を達成するための本発明の多重
結像露光法の最適化法は、(イ)投影光学系から基板ス
テージ上に配置されたフォトクロミック材料までの距離
初期値をZ0とし、投影光学系から基板ステージ上に配
置されたフォトクロミック材料までの距離ZをZ0+Δ
Z×i(但し、i=0,1,2,・・・,K)に順次変
えて、パターンが形成されたレチクルに投影光学系用光
源からの光を照射して得られたパターン光学像を投影光
学系を介してフォトクロミック材料に(K+1)回結像
させる多重結像露光法によってフォトクロミック材料へ
パターンの潜像を形成する工程を、ΔZの値を一定とし
て、距離初期値Z0の値を変化させてM回繰り返し、Z
の値が異なるM個のパターン潜像を形成し、(ロ)前記
工程(イ)を、ΔZの値を変えてN回繰り返し、最終的
にM×(N+1)個のパターン潜像を形成し、(ハ)得
られたパターン潜像を光学的に観察し、(ニ)このパタ
ーン潜像観察結果に基づき最適なΔZの値を求める、各
工程から成ることを特徴とする。
【0018】本発明の多重結像露光法の最適化法におい
ては、フォトクロミック材料に形成されたパターン潜像
に消色用光源からの光を照射することによってパターン
潜像を消色する工程を更に含むことができる。また、パ
ターン潜像の光学的な観察はパターン潜像のコントラス
トの測定から成り、オフアクシス・アライメント検出系
を用いて行うことができる。
【0019】
【作用】本発明においては、投影光学系用光源からの光
をレチクルに照射することによって得られるフォトクロ
ミック材料に形成されたパターン潜像を光学的に観察す
ることによって、FLEXステッΔZの最適値を自動的
に求めることができる。それ故、レチクルの交換等によ
ってレジストに形成すべきパターンサイズ及びパターン
密度が変化した場合でも、従来技術のような時間、労
力、費用を費やすことなく、容易に且つ短時間で多重結
像露光法におけるFLEXステップΔZの最適化を図る
ことができる。また、パターン潜像が形成されたフォト
クロミック材料を消色することによって、多重結像露光
法の最適化法を繰り返し実行することができる。尚、本
発明の半導体露光装置の好ましい態様においては、投影
光学系用光源が潜像検出系用光源や消色用光源を兼ねて
いるので、半導体露光装置の構造を簡素化することがで
きる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
【0021】(実施例1)実施例1の半導体露光装置
は、図1、図2、図3及び図9に概念図を示すように、
投影光学系用光源10,20と、投影光学系用光源1
0,20からの光をレチクル61に照射することによっ
て得られる光学像を基板64に結像させるための投影光
学系62と、基板64を載置する基板ステージ66とを
具備している。更に、基板ステージ66上に配置された
フォトクロミック材料70と、投影光学系用光源からの
光をレチクル61に照射することによって得られた、フ
ォトクロミック材料70に形成されたパターン潜像を光
学的に観察するための潜像検出系を具備している。尚、
実施例1においては、更に、フォトクロミック材料70
に形成されたパターン潜像を消色するための消色用光源
が備えられており、投影光学系用光源が、潜像検出系用
光源及び消色用光源を兼ねている。また、パターン潜像
を光学的に観察するための(具体的にはパターン潜像の
コントラストを測定するための)潜像検出系は、オフア
クシス・アライメント検出系を兼用している。
【0022】フォトクロミック材料70に形成されるパ
ターン潜像は、例えば回路パターンの一部から成る。そ
して、図1に示すように、投影光学系用光源10,20
からの光を回路パターンが形成されたレチクル61の一
部分に照射して得られた回路パターン光学像を投影光学
系62によってフォトクロミック材料70に結像させ
る。これによって、フォトクロミック材料70にパター
ン潜像を形成することができる。尚、レチクル61にテ
スト用パターンを形成しておいてもよい。パターン潜像
の形成に関しては後述する。
【0023】フォトクロミック材料70は、例えばスピ
ロピラン系材料から成り、基板チャック67の近傍の基
板ステージ66の表面に蒸着法若しくはスパッタ法にて
形成することができる。フォトクロミック材料70の表
面をPVAあるいはガラス板にて被覆し、フォトクロミ
ック材料70を保護することが望ましい。
【0024】投影光学系用光源は、図11に模式図を示
すように、例えば、レーザ光源10、並びにこのレーザ
光源10から射出された光が入射されそしてこの入射光
の第2高調波に基づいた波長を有する光を射出する第2
高調波発生装置20から成る。レーザ光源10は、レー
ザダイオード11、Nd:YAGから成る固体レーザ媒
質12及び非線形光学結晶素子13から構成されたLD
励起固体レーザから成る。また、第2高調波発生装置2
0は、非線形光学結晶素子21、光共振器22及び共振
器長制御装置30から成る。これらのレーザ光源10、
第2高調波発生装置20及び共振器長制御装置30の詳
細については後述する。
【0025】実施例1においては、投影光学系用光源を
構成するレーザ光源10が、潜像検出系用光源及び消色
用光源を兼ねており、レーザ光源10(より具体的に
は、非線形光学結晶素子13)から射出された光が、パ
ターン潜像の光学的な観察並びにフォトクロミック材料
70の消色のために用いられる。レーザ光源10は、更
に、オフアクシス・アライメント検出系光源をも兼ねて
いる。
【0026】潜像検出系を兼用しているオフアクシス・
アライメント検出系は、図10に示すように、アライメ
ント顕微鏡40、0次の回析光を検出する第1の光検出
器41、±1次の回析光を検出する第2の光検出器4
2、基板64に形成されたアライメントマーク65で反
射された0次の回析光を第1の光検出器41に入射させ
るためのハーフミラー43、光検出器41,42からの
信号出力を処理する信号処理装置44から構成されてい
る。アライメント顕微鏡40は、小さな開口数NAを有
する通常の光学顕微鏡である。オフアクシス・アライメ
ント検出系用の照明光は、レーザ光源10(具体的に
は、非線形光学結晶素子13)から射出された光を光路
分割手段50で分割することによって得ることができ
る。
【0027】尚、オフアクシス・アライメント検出系に
は、例えば多面回転ミラー(ポリゴンミラー)(図示せ
ず)が設けられており、光路分割手段50から分割され
た光がスキャンされるようになっている。即ち、レーザ
光源10から射出されそして光路分割手段50にて分割
されたオフアクシス・アライメント検出系用の照明光
は、多面回転ミラーを介して、ハーフミラー43、アラ
イメント顕微鏡40を通過し、レジスト63及びアライ
メントマーク65が形成された基板64を一定速度で照
射・スキャンする。アライメントマーク65で回析、散
乱、屈折反射した光を、第1及び第2の光検出器41,
42で検出する。
【0028】フォトクロミック材料70には、多重結像
露光法の最適化法におけるパターン潜像形成工程(詳細
は後述する)において、パターン潜像が形成される。ま
た、実施例1の半導体露光装置においては、図2及び図
3に示すように、レーザ光源10(より具体的には、非
線形光学結晶素子13)から射出された光によって、フ
ォトクロミック材料70に形成されたパターン潜像を光
学的に観察し、あるいはパターン潜像を消色する。具体
的には、図2及び図3に示すように、レーザ光源10か
ら射出され、ビームスプリッターあるいはハーフミラー
50、ハーフミラー43、アライメント顕微鏡40を透
過した光によって、基板ステージ66上に配置されたフ
ォトクロミック材料70を照射し、これによって、フォ
トクロミック材料70に形成されたパターン潜像を光学
的に観察し、あるいはパターン潜像を消色する。
【0029】以下、図1、図2及び図4を参照して、本
発明の多重結像露光法の最適化法、より具体的には多重
結像露光法におけるFLEXステップΔZの最適化法に
ついて説明する。尚、このFLEXステップΔZの最適
化法のフロー図を図6に示す。
【0030】[パターン潜像形成工程−1]先ず、図1
に示すように、投影光学系62から基板ステージ66上
に配置されたフォトクロミック材料70までの距離初期
値をZ0とする。そして、投影光学系62から基板ステ
ージ66上に配置されたフォトクロミック材料70まで
の距離ZをZ0+ΔZ×i(但し、i=0,1,2,・
・・,K)に順次変えて、パターンが形成されたレチク
ル61に投影光学系用光源10,20からの光を照射す
る。これによって得られたパターン光学像を投影光学系
62を介してフォトクロミック材料に(K+1)回結像
させる多重結像露光法によって、フォトクロミック材料
70へパターンの潜像を形成する。このようなパターン
潜像形成工程を、ΔZの値を一定として、距離初期値Z
0の値を変化させてM回繰り返し、Zの値が異なるM個
のパターン潜像を形成する。ここで、ΔZがFLEXス
テップである。距離Zの変更は、基板ステージ66をZ
軸方向に移動させることで行うことができる。
【0031】実施例1においては、K=1、M=21と
した。即ち、投影光学系62から基板ステージ66上に
配置されたフォトクロミック材料70までの距離Zを、
0及びZ0+ΔZに順次変えて、フォトクロミック材料
に(K+1)=2回、パターン光学像を結像させて、フ
ォトクロミック材料70へパターン潜像を形成する。そ
して、ΔZの値を一定(例えばΔZ=2.0μm)とし
て、距離初期値Z0の値を例えば0.2μm刻みで変化
させて、上記のパターン潜像形成工程をM=21回繰り
返し、Zの値が異なるM=21個のパターン潜像を形成
した。尚、この際、基板ステージ66を(X,Y)方向
に適宜移動して、フォトクロミック材料70におけるパ
ターン潜像形成位置を変えた。
【0032】フォトクロミック材料70に投影光学系用
光源からの光を照射してパターン潜像を形成すると、図
4に模式的に示すように、パターン潜像が形成された部
分のフォトクロミック材料70の光吸収特性は、短波長
領域に吸収ピークを有する特性(図4に(a)で示す)
から、長波長領域に吸収ピークを有する特性(図4に
(b)で示す)に変化する。
【0033】[パターン潜像形成工程−2]次に、[パ
ターン潜像形成工程−1]を、ΔZを0.2μm刻みで
変えてN回(実施例1においては、N=2)繰り返し、
最終的にM×(N+1)個=63個のパターン潜像を形
成した。尚、[パターン潜像形成工程−1]の繰り返し
の際、距離初期値Z0の値や変化量は常に同じでなくと
もよいし、MやKの値を代えてもよい。
【0034】[パターン潜像のコントラスト測定工程]
次に、得られたM×(N+1)個のパターン潜像の光学
的な観察を行う。具体的には、潜像検出系を兼用するオ
フアクシス・アライメント検出系を用いて、パターン潜
像のコントラストの測定を行う(図2参照)。そのため
に、先ず、フォトクロミック材料70に形成されたパタ
ーン潜像がアライメント顕微鏡40の直下に位置するよ
うに、基板ステージ66を移動させる。そして、フォト
クロミック材料70に形成されたパターン潜像のコント
ラストをオフアクシス・アライメント検出系を用いて測
定する。即ち、レーザ光源10から射出されそして光路
分割手段50にて分割され、多面回転ミラーを介して、
ハーフミラー43及びアライメント顕微鏡40を通過し
た光(この光は、オフアクシス・アライメント検出系の
照明光と同等である)で、フォトクロミック材料70の
パターン潜像を照射・スキャンする。パターン潜像が形
成されたフォトクロミック材料70の領域にて反射され
た光は、アライメント顕微鏡40及びハーフミラー43
を経由して、CCDカメラから成る第1の光検出器41
に入射する。
【0035】第1の光検出器41からの信号出力は信号
処理装置44によって信号処理され、図4に(b)にて
示したフォトクロミック材料70の光吸収曲線、即ちコ
ントラストを得ることができる。
【0036】例えば基板ステージ66をZ方向に移動さ
せることによってアライメント顕微鏡40からフォトク
ロミック材料70までの距離を変えて、各パターン潜像
に対して、最もシャープなコントラスト(最も高いピー
クを有する吸収曲線及び/又は最も狭い半値幅を有する
吸収曲線)を有するフォトクロミック材料70の潜像が
得られたときのコントラスト値(ピーク値)を決定す
る。このような操作を各パターン潜像に対して実行す
る。そして、ΔZの値毎に、投影光学系62から基板ス
テージ66上に配置されたフォトクロミック材料70ま
での距離Zをパラメータとして、コントラスト値(ピー
ク値)を結び、コントラストカーブを得る。このような
コントラストカーブを模式的に図5に示す。実施例1に
おいては、N=2としたので、合計3本のコントラスト
カーブを得る。尚、このようなコントラストカーブの作
成は小型コンピュータを用いて容易に行うことができ
る。
【0037】[最適FLEXステップΔZの算出工程]
その後、パターン潜像の光学的な観察結果(具体的に
は、パターン潜像のコントラスト測定結果)に基づき、
多重結像露光法におけるFLEXステップΔZの最適値
を求める。
【0038】例えば、図5の曲線(c)に示すコントラ
ストカーブは、FLEXステップΔZの値が大きすぎる
ために、凹部が生じ、ピークが2つ存在する。従って、
ベストフォーカス付近におけるコントラストが低下して
しまい、このようなコントラストカーブを得たときのF
LEXステップΔZの値は最適値ではない。図5の曲線
(a)に示すコントラストカーブは、FLEXステップ
ΔZの値が小さすぎるために、平坦部が狭い。即ち、焦
点深度DOFの値が小さい。従って、このようなコント
ラストカーブを得たときのFLEXステップΔZの値も
最適値ではない。一方、図5の曲線(b)に示すコント
ラストカーブは、FLEXステップΔZの値が最適であ
り、平坦部が広く、しかも凹部は存在しない。即ち、焦
点深度DOFの値が大きく、しかもコントラストカーブ
が広い焦点深度領域に亙って平坦である。従って、この
ようなコントラストカーブを得たときのFLEXステッ
プΔZの値が最適値である。このようにして、FLEX
ステップΔZの最適値を決定する。
【0039】[パターン潜像消色工程]以上の操作で、
多重結像露光法の最適化が行われる。即ち、具体的に
は、FLEXステップΔZの最適値が求まる。その後、
フォトクロミック材料70に形成されたパターン潜像に
消色用光源からの光を照射することによってパターン潜
像を消色することが望ましい。実施例1の半導体露光装
置においては、図3に示すように、消色用光源を兼ねた
レーザ光源10(より具体的には、非線形光学結晶素子
13)から射出された光を用いて、フォトクロミック材
料70に形成されたパターン潜像を消色する。
【0040】即ち、レーザ光源10から射出され、ビー
ムスプリッターあるいはハーフミラー50、ハーフミラ
ー43、アライメント顕微鏡40を通過した光で、基板
ステージ66上に配置されたフォトクロミック材料70
を照射する。[パターン潜像のコントラスト測定工程]
において、フォトクロミック材料70に形成されたパタ
ーン潜像のコントラストを測定する場合には、フォトク
ロミック材料70へのレーザ光源10からの光の照射時
間を短時間にする。こうすることによって、フォトクロ
ミック材料70に形成されたパターン潜像が消色される
ことを防ぎ得る。フォトクロミック材料70に形成され
たパターン潜像を消色する場合には、フォトクロミック
材料70をレーザ光源10からの光に長時間晒せばよ
い。
【0041】以下、参考のために、レジスト露光工程及
びオフアクシス・アライメント方式によるアライメント
操作について、簡単に説明する。
【0042】レジスト露光工程においては、図9に示す
ように、レーザ光源10から射出された光は第2高調波
発生装置20に入射される。第2高調波発生装置20
は、この入射光の第2高調波に基づいた波長を有する光
を射出する。第2高調波発生装置20から射出された光
は、レチクル61を照射し、レチクル61に形成された
回路パターン等を投影光学系(例えば、縮小投影レン
ズ)62を介して基板64上に形成されたレジスト63
に転写する。レチクル61に形成されたパターンは、レ
ジスト63上に形成すべきパターンが例えば5倍に拡大
されたものである。投影光学系62は、入射した光を透
過し、例えば1/5に縮小した光学像を基板64に形成
されたレジスト63に投影する。これによって、レジス
ト63には微細な回路パターン等が形成される。尚、基
板64は基板ステージ66に載置されている。
【0043】レジスト露光工程においては、[最適FL
EXステップΔZの算出工程]にて求めたFLEXステ
ップΔZの最適値を用いた多重結像露光法によって、レ
ジストを露光する。即ち、基板64上に形成されたレジ
スト63と縮小投影光学系62との間の距離をzとし
て、レチクル61に形成された回路パターン等をレジス
ト63に焼き付ける。次に、基板64上に形成されたレ
ジスト63と縮小投影光学系62との間の距離をz−Δ
Z×i(あるいはz+ΔZ×i)(但し、i=1,2,
・・・k)に順次変えて、レジスト露光を行う。これを
k回繰り返す。
【0044】オフアクシス・アライメント方式によるア
ライメント操作においては、図10に示すように、レー
ザ光源10から射出したオフアクシス・アライメント検
出系用の照明光によって、アライメントマーク65を照
射する。そして、アライメントマーク65で回析、散
乱、屈折反射した光を、第1及び第2の光検出器41,
42で検出する。
【0045】この場合、0次の回析光を受光した第1の
光検出器41からの出力信号を信号処理装置44で信号
処理することによって、明視野像を得ることができる。
この明視野像をCRTにて観察する。明視野像は、信号
の重ね合わせ処理を行うことによって得ることができ、
信号出力の平均化効果により再現性の良い像を得ること
ができるが、アライメントマーク検出分解能は低い。基
板64に形成されたグレーティングから成るアライメン
トマーク65からの±1次の回析光を受光した第2の光
検出器42からの出力信号を信号処理装置44で信号処
理することによって、暗視野像を得ることができる。明
視野像と比較して、この暗視野像はアライメントマーク
検出分解能は高いが、像の再現性が低い。回析角がアラ
イメントマーク65の形状等に大きく依存するからであ
る。図10に、基板に形成されたアライメントマーク6
5が観察されたときの第1及び第2の光検出器41,4
2からの信号出力を模式的に示した。明視野像及び暗視
野像を組み合わせることによって、アライメントマーク
65の位置を高い精度で検出することができる。
【0046】このように、潜像検出系用光源、消色用光
源及びオフアクシス・アライメント検出系用の光源をレ
ーザ光源10が兼ねることによって、従来の半導体露光
装置において用いられているHe−Neレーザ等から成
る独立したオフアクシス・アライメント検出系用光源が
不要となり、あるいは独立した潜像検出系用光源や消色
用光源が不要となり、半導体露光装置の製造コストや保
守コストの低減を図ることができる。尚、レーザ光源1
0から射出される光は干渉性が強いので、オフアクシス
・アライメント検出系のアライメントマーク検出分解能
を向上させることができる。
【0047】(実施例2)実施例2は、実施例1の変形
である。レーザ光源10を、レーザダイオード11、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質12及び非線形光学
結晶素子13から成るLD励起固体レーザから構成する
点は、実施例1と同様である。実施例1においては、非
線形光学結晶素子13から射出された光を、潜像検出系
用光源及び消色用光源として用いた。これに対して、実
施例2においては、図7に概念図を示すように、レーザ
ダイオード11から射出された光を、潜像検出系用光源
及び消色用光源として用いる。この点が実施例1と相違
する。即ち、レーザ光源10を構成するレーザダイオー
ド11から射出され、ビームスプリッターあるいはハー
フミラー50を介して、ハーフミラー43、アライメン
ト顕微鏡40を通過した光で、基板ステージ66上に配
置されたフォトクロミック材料70を照射し、パターン
潜像の光学的観察あるいは消色を行う。その他の半導体
露光装置の構造及び多重結像露光法の最適化法は、実施
例1と同様とすることができるので、詳細な説明は省略
する。尚、レーザダイオード11から射出された光を、
オフアクシス・アライメント検出系用の照明光として用
いることもできる。
【0048】(実施例3)実施例3における投影光学系
用光源は、実施例1あるいは実施例2と同様に、レーザ
光源10、並びにこのレーザ光源から射出された光が入
射されそしてこの入射光の第2高調波に基づいた波長を
有する光を射出する第2高調波発生装置20から成る。
実施例3が実施例1若しくは実施例2と相違する点は、
図8に概念図を示すように、(A)半導体露光装置が第
2高調波発生装置から射出された光から長波長成分を有
する光を分光するバンドパスフィルター80を備えてい
る点、及び、(B)かかる長波長成分を有する光を、潜
像検出系用光源及び消色用光源として用いる点にある。
【0049】第2高調波発生装置20から射出される光
には、レーザ光源10から射出された光の波長(長波長
成分)を有する光が混在している。実施例3において
は、かかる長波長成分を有する光をバンドパスフィルタ
ー80によって分光する。そして、こうして得られた光
を、フォトクロミック材料70に形成されたパターン潜
像の観察用(コントラスト測定用)あるいは消色用とし
て用いる。即ち、第2高調波発生装置20から射出さ
れ、バンドパスフィルター80を介して、ハーフミラー
43、アライメント顕微鏡40を通過した光で、基板ス
テージ66上に配置されたフォトクロミック材料70を
照射する。その他の半導体露光装置の構造及び多重結像
露光法の最適化法は、実施例1と同様とすることができ
るので、詳細な説明は省略する。尚、バンドパスフィル
ター80によって得られた長波長成分を有する光を、オ
フアクシス・アライメント検出系用の照明光として用い
ることもできる。
【0050】以上、各実施例にて説明した投影光学系用
光源としての使用に適したレーザ光源10及び第2高調
波発生装置20を、図11、図12及び図13を参照し
て、以下、説明する。
【0051】図11に示すように、レーザ光源10は、
レーザダイオード11、Nd:YAGから成る固体レー
ザ媒質12、非線形光学結晶素子13から構成された、
第2高調波を射出し得るLD励起固体レーザから成る。
また、第2高調波発生装置20は、非線形光学結晶素子
21及び光共振器22から成る。第2高調波発生装置2
0には、光共振器22の共振器長を制御するための共振
器長制御装置30が更に備えられている。
【0052】実施例1及び実施例2においては、レーザ
光源10から射出された光は、光路分割手段50によっ
て分割され、多重結像露光法の最適化法の実行時及びア
ライメント操作時にはオフアクシス・アライメント検出
系に送られ、一方、レジスト露光時には、第2高調波発
生装置20を構成する光共振器22に入射する。第2高
調波発生装置20は、光共振器22に入射された光の第
2高調波に基づいた波長を有する光(固体レーザ媒質が
生成するレーザ光を基準とした場合、第4高調波)を射
出する。実施例3においては、第2高調波発生装置20
から射出された光は、バンドパスフィルター80によっ
て分光され、多重結像露光法の最適化法の実行時及びア
ライメント操作時にはオフアクシス・アライメント検出
系に送られ、一方、レジスト露光時には、レチクル61
へと送られる。尚、図11には、実施例1での使用に適
した投影光学系用光源を図示した。
【0053】図11に示すように、レーザ光源10は、
例えば、複数のレーザダイオード11(射出光の波長:
808nm)、Nd:YAGから成る固体レーザ媒質1
2(射出光の波長:1064nm)、及びKTP(KT
iOPO4)から成る非線形光学結晶素子13から構成
されている。固体レーザ媒質12は、端面励起方式であ
る。このような構成により、レーザ光源10からは、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質の第2高調波である
532nmの光が射出される。レーザ光源10には、N
d:YAGから成る固体レーザ媒質12の前方に1/4
波長板14が配置されている。これによって、レーザ光
源において、所謂ホールバーニング効果による多モード
発振を抑制することができる。
【0054】非線形光学結晶素子13は、平面鏡15及
び凹面鏡16から成る光共振器の光路内に配置されてお
り、所謂外部SHG方式(レーザ発振器の外部に構成し
た光共振器中に配置する方式)を構成する。平面鏡15
は光の殆どを反射する。また、凹面鏡16はNd:YA
Gから成る固体レーザ媒質の第2高調波の殆どを透過
し、その他の波長を有する光を殆ど反射する。凹面鏡1
6は、例えばダイクロイックミラーで構成することがで
きる。
【0055】図11に示すように、第2高調波発生装置
20は、例えばBBO(β−BaB24)から成る非線
形光学結晶素子21及び光共振器22から構成されてい
る。第2高調波発生装置20を構成する非線形光学結晶
素子21は、光共振器22の光路内に配置されている。
即ち、第2高調波発生装置20は、所謂外部SHG方式
である。この光共振器22においては、所謂フィネス値
(共振のQ値に相当する)を例えば100〜1000程
度と大きくして、光共振器22内部の光密度を、光共振
器22に入射される光の光密度の数百倍とすることによ
って、光共振器22内に配置された非線形光学結晶素子
21の非線形効果を有効に利用することができる。
【0056】光共振器22は、一対の凹面鏡23,24
及び一対の平面鏡25,26から構成されている。第2
高調波発生装置20に入射した光(例えば、532nm
の波長を有する光)は、第1の凹面鏡23を透過し、非
線形光学結晶素子21を透過して少なくとも一部が第2
高調波(例えば、波長266nmの光)にされた後、第
2の凹面鏡24によって反射され、次に、平面鏡25,
26によって反射され、更には、第1の凹面鏡23によ
って反射される。このような状態において、第2の凹面
鏡24に入射した光(例えば、波長266nmの光)の
少なくとも一部が第2の凹面鏡24を透過し、第2高調
波発生装置20からレチクル61に向かって射出され
る。また、平面鏡26から第1の凹面鏡23へと入射し
た光の一部分(例えば、波長532nmの光)は、第1
の凹面鏡23を透過し、後述する共振器長制御装置30
へと入射する。尚、第1及び第2の凹面鏡23,24、
平面鏡25,26は、以上の説明のように光を反射・透
過させるように設計する。第2の凹面鏡24は、例えば
ダイクロイックミラーで構成することができる。尚、実
施例3での使用に適した光共振器22においては、光共
振器22へ入射した光の一部を第2の凹面鏡24から射
出させ得る構造とする。
【0057】第2高調波発生装置20から射出された光
の波長は、第2高調波発生装置20に入射する光を基準
とすれば、かかる入射光の第2高調波である。即ち、第
2高調波発生装置20に入射する入射光の波長は532
nmであり、第2高調波発生装置20から射出する光は
266nmである。尚、Nd:YAGから成る固体レー
ザ媒質12から射出されるレーザ光の波長(1064n
m)を基準とすれば、第2高調波発生装置20から射出
される光は第4高調波に相当する。第2高調波発生装置
20からは、波長266nmの狭帯域を有するレーザ光
が連続的に射出され、かかる光のモード均一性は高い。
尚、第2高調波発生装置20から射出された光には、5
32nmの波長を有する光も混在する。
【0058】第2高調波発生装置20には、更に、共振
器長制御装置30が備えられている。光共振器22の共
振器長(L)は、共振器長制御装置30によって精密に
制御され一定長に保持される。この光共振器22の共振
器長(L)を一定長に精密に保持することにより、第2
高調波発生装置20から射出される射出光の強度を一定
に保持することができる。尚、共振器長(L)は、第1
の凹面鏡23、第2の凹面鏡24、平面鏡25、平面鏡
26、及び第1の凹面鏡23のそれぞれの反射面を結ん
だ光路長に相当する。
【0059】第2高調波発生装置20から射出される射
出光(第2高調波発生装置20に入射する入射光の第2
高調波)の波長をλとしたとき、光共振器22の共振器
長L0が、λ=L0/N(但し、Nは正数)を満足すると
き(ロック状態とも呼ぶ)、光共振器22は共振し、第
2高調波発生装置20は高強度の光を安定に射出する。
言い換えれば、光共振器22における光路位相差Δが2
πの整数倍のとき、第2高調波発生装置20を構成する
光共振器22は共振状態となる。即ち、ロック状態とな
る。ここで、非線形光学結晶素子21の屈折率をn、厚
さをlとしたとき、光路位相差Δは(4πnl/λ)で
表わすことができる。
【0060】また、光共振器22の共振器長L0±ΔL0
が、λ≠(L0±ΔL0)/N’(但し、N’は正数)の
とき(アンロック状態とも呼ぶ)、第2高調波発生装置
20は低強度の光を射出する。言い換えれば、光共振器
22における光路位相差Δが2πの整数倍からずれたと
き、第2高調波発生装置20を構成する光共振器22は
非共振状態となる。即ち、アンロック状態となる。
【0061】従って、第2高調波発生装置20から波長
λの光を安定に射出するためには、光共振器22の共振
器長(L)の経時的な変動(具体的には、例えば、凹面
鏡23,24、平面鏡25,26の位置の変動)を出来
る限り小さくする必要がある。そこで、共振器長制御装
置30の制御によって、第1の凹面鏡23と第2の凹面
鏡24とを結ぶ光軸上で、第1の凹面鏡23を移動させ
たり、かかる光軸に対する第1の凹面鏡23の配置角度
を変化させ、光共振器22の共振器長(L)の経時的な
変動を抑制し、光共振器22の共振器長(L)を一定に
保持する。
【0062】共振器長制御装置30は、本出願人が平成
4年3月2日付で特許出願した「レーザ光発生装置」
(特開平5−243661号)に詳述されている。
【0063】この形式の共振器長制御装置30は、図1
1に示すように、フォトダイオード等の光検出器31、
ボイスコイルモータ(VCM)32、ボイスコイルモー
タ制御回路(VCM制御回路)33、位相変調器34か
ら構成される。位相変調器34は、レーザ光源10と第
2高調波発生装置20との間の光路内に配置されてお
り、レーザ光源10から射出された光を位相変調する所
謂EO(電気光学)素子やAO(音響光学)素子から成
る。位相変調器34と第2高調波発生装置20との間に
は、集光レンズ35が配置されている。ボイスコイルモ
ータ32には、光共振器22を構成する第1の凹面鏡2
3が取り付けられている。
【0064】図12に模式図を示すように、ボイスコイ
ルモータ32は、磁性材料から成る基体320、1つ以
上の電磁石(所謂ボイスコイル)322、磁性体から成
るヨーク323、及び少なくとも1つのコイルバネ(あ
るいは渦巻き状の板バネ)321から構成された電磁ア
クチュエータである。コイルバネ321は、その一端が
基体320に取り付けられ、そして他端がヨーク323
に取り付けられている。また、ヨーク323には、第1
の凹面鏡23及び電磁石322が取り付けられている。
電磁石322に電流を流すと、磁界が形成され、ヨーク
323と基体320との間の距離が変化する。その結
果、第1の凹面鏡23の位置を移動させることができ
る。即ち、電磁石322に流す電流を制御することによ
って、光共振器22の共振器長(L)を変化させること
ができる。ボイスコイルモータ32に対して、サーボ制
御が行われる。
【0065】ボイスコイルモータ32の駆動電流は数十
〜数百mA程度である。従って、駆動回路構成を安価に
作製することができる。しかも、サーボループの複共振
の周波数を数十kHz〜100kHz以上とすることが
でき、位相回りの少ない周波数特性を有するため、サー
ボ帯域を数十MHzと広帯域化することができ、安定し
た制御を得ることができる。
【0066】光共振器22がロック状態にあるとき、例
えば第1の凹面鏡23から射出され光検出器31に到達
する光の強度が極小となり、また、かかる光の位相が大
きく変化する。このような変化を利用して光共振器の制
御を行うことが、例えば、R.W.P.Drever, et al. "Lase
r Phase and Frequency Stabilization Using an Optic
al Resonator", Applied Physics B31. 97-105(1983)に
開示されている。光共振器22のロック状態の制御は、
基本的にはこの技術を応用している。
【0067】即ち、例えば第1の凹面鏡23を透過し、
光検出器31に到達する光の強度が常に極小値(例えば
0)となるように、VCM制御回路33によってボイス
コイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡23の位置を
変化させれば、光共振器22のロック状態を安定して保
持することができる。言い換えれば、レーザ光源10か
ら射出された光を位相変調信号に基づき位相変調を施し
て、第2高調波発生装置20に入射させ、第2高調波発
生装置20からの戻り光を光検出器31によって検出す
ることで検出信号を得る。そして、かかる検出信号を、
位相変調信号にて同期検波し、誤差信号を取り出す。こ
の誤差信号が0となるようにVCM制御回路33によっ
て、ボイスコイルモータ32を駆動して第1の凹面鏡2
3の位置を変化させる。
【0068】VCM制御回路33は、図13に構成図を
示すように、例えば、発振器330、位相変調器駆動回
路331、同期検波回路332、ローパスフィルタ33
3、及びボイスコイルモータ駆動回路(VCM駆動回
路)334から構成されている。
【0069】発振器330から出力された周波数f
m(例えば10MHz)の変調信号は、位相変調器駆動
回路331を介して位相変調器34に送られる。位相変
調器34においては、レーザ光源10から射出された光
(周波数fO。1014Hzオーダー)に位相変調が施さ
れ、周波数fO±fmのサイドバンドが生成される。
【0070】光共振器22を構成する第1の凹面鏡23
を通過して光共振器22の系外に射出された光(周波
数:fO及びfO±fm)は、光検出器31によって検出
される。このような周波数(fO及びfO±fm)を有す
る光の間のビートを検出するFMサイドバンド法によっ
て、極性を有する誤差信号を得ることができ、かかる誤
差信号に基づき光共振器22の共振器長(L)を制御す
る。
【0071】即ち、この光検出器31から出力された信
号は、同期検波回路332に送られる。この信号は、周
波数fOの光の強度信号と、周波数fmの変調信号に対応
する信号とが重畳された信号である。同期検波回路33
2には、発振器330から出力された変調信号も(必要
に応じて波形整形や位相遅延等が施されて)供給され
る。光検出器31から出力された信号と変調信号とは同
期検波回路322において乗算され、同期検波が行われ
る。同期検波回路332から出力された検波出力信号は
ローパスフィルタ333に入力され、ローパスフィルタ
333においてこの検波出力信号から変調信号成分を除
去することで、光共振器22の共振器長の誤差信号が生
成される。ここで、誤差信号とは、光共振器22の設定
共振器長(L0)に対する測定共振器長(L0±ΔL0
の差(±ΔL0)を表わす信号である。
【0072】この誤差信号はVCM駆動回路334に送
られ、かかる誤差信号に基づきボイスコイルモータ32
が駆動され(具体的には、電磁石322に流れる電流を
制御し)、第1の凹面鏡23を透過しそして光検出器3
1に到達する光が極小値となるように(言い換えれば、
光共振器22の共振器長がL0となり、誤差信号が0と
なるように)、光共振器22の共振器長(L)が調整さ
れる。
【0073】光共振器22の共振器長(L)がL0に設
定されている場合(即ち、ロック状態においては)、共
振器長制御装置30の制御によって、光共振器22の共
振器長(L)の経時的な変動を、第2高調波発生装置2
0に入射する光の波長の1/1000〜1/10000
に抑えることができる。
【0074】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例にて説明した[パターン潜像形成工程−
1]、[パターン潜像形成工程−2]及び[パターン潜
像のコントラスト測定工程]の順序を以下のように変更
することも、本発明の多重結像露光法の最適化法に包含
される。 (1)[パターン潜像形成工程−1] (2)[パターン潜像のコントラスト測定工程] (3)[パターン潜像形成工程−2] (4)[パターン潜像のコントラスト測定工程] (5)必要に応じて(3)及び(4)の繰り返し
【0075】更には、[パターン潜像形成工程−1]に
て説明したパターン潜像形成工程の実行の後、直ちに
[パターン潜像のコントラスト測定工程]を行い、これ
らの操作を必要回数繰り返すことも、本発明の多重結像
露光法の最適化法に包含される。
【0076】光ファイバを使用して、光路分割手段50
やバンドパスフィルター80からアライメント顕微鏡4
0を介さず、直接、フォトクロミック材料70へと光を
伝達することができる。光路分割手段50は、ビームス
プリッターやハーフミラー以外にも、光路を分割し得る
如何なる手段とすることもできる。
【0077】本発明の半導体露光装置は、上述した実施
例のような屈折系の光学系を用いた投影露光装置にのみ
限定されるものでなく、例えば反射系の光学系を用いた
半導体露光装置や近接露光装置にも応用することができ
る。
【0078】フォトクロミック材料は、スピロピラン以
外にも、各種有機系フォトクロミック材料あるいは無機
系フォトクロミック材料を用いることができる。有機系
フォトクロミック材料として、光酸化還元(メチレンブ
ルー+Fe2+)、光解離反応による遊離基の生成(βテ
トラクロロ−1−ケトジヒドロナフタレン)、分子内水
素移動に伴う互変異性化(サリチリデンアニリン)、シ
ス−トランス光異性化(アゾベンゼン)、光重合(アン
トラセン)等の反応形態によるフォトクロミック材料を
例示することができる。また、無機系フォトクロミック
材料として、SrTiO3などの酸化物に遷移金属元素
をドープしたもの、CaF2などのフッ化物に稀土類元
素をドープしたもの、ケイ酸塩ガラスなどのガラスに銀
ハライドを分散させたものを用いることができる。以下
に、物質とドーパントを例示する。 物質 ドーパント SrTiO3 Fe/Mo,Ni/Mo CaTiO3 Fe,Zn,Sb,V,Ni/Mo TiO2 Fe,Cr,Cu,Na,Mn BaTiO3 Fe,Zn,Sb,V CaWO4 Bi Nb25 Fe SnO2 Cu CaF2 Ce,Gd,Tb,La CaF2 Eu/Sm BaF2 Eu/Sm ケイ酸塩ガラス Eu,Ce,Zr ケイ酸塩ガラス AgBr,AgCl AgI・HgI2 −−
【0079】投影光学系用光源を構成するレーザ光源1
0、第2高調波発生装置20及び共振器長制御装置30
の構造は例示であり、適宜設計変更することができる
し、他の形式の投影光学系用光源を用いることもでき
る。潜像検出系や消色用光源を投影光学系用光源とは独
立して設けてもよい。
【0080】レーザ光源10、第2高調波発生装置20
及び共振器長制御装置30から投影光学系用光源を構成
する場合、固体レーザ媒質は、Nd:YAG以外にも、
Nd:YVO4、Nd:BEL、LNP等から構成する
ことができる。レーザダイオードによる固体レーザ媒質
の励起方式も、端面励起方式だけでなく、側面励起方式
や表面励起方式とすることができ、更にはスラブ固体レ
ーザを用いることもできる。また、非線形光学結晶素子
として、KTPやBBOの他にも、LN、QPM L
N、LBO、KN等、入射光や射出光に要求される光の
波長に依存して適宜選定することができる。
【0081】一対の反射鏡から成る光共振器の光路内に
固体レーザ媒質と非線形光学結晶素子が配置された、所
謂内部SHG方式のレーザ光源を用いることもできる。
また、固体レーザ媒質12からの射出光を非線形光学結
晶素子13に通すような構造(即ち、平面鏡15及び凹
面鏡16から成る光共振器を省略する構造)とすること
もできる。更には、レーザ光源として、LD励起固体レ
ーザの代わりに、例えば青色半導体レーザを使用し、か
かる半導体レーザの射出光を第2高調波発生装置に直接
入射させることもできるし、かかる半導体レーザと非線
形光学結晶素子とを組み合わせた所謂内部SHG方式か
ら成るレーザ光源と第2高調波発生装置との組み合わせ
構造とすることもできる。また、平面鏡15及び凹面鏡
16から成る光共振器の共振器長の制御のために、共振
器長制御装置30を別途設けることもできる。
【0082】第2高調波発生装置20における光共振器
22の構造を、例えば、凹面鏡と平面鏡から構成された
ファブリ−ペロー型共振器とすることもできる。この場
合、第2高調波発生装置20に入射する入射光を透過
し、そして第2高調波発生装置20からの戻り光を反射
する反射鏡を、第2高調波発生装置20の手前に配置
し、かかる反射鏡で反射された光を光検出器31で検出
すればよい。光共振器22の共振器長を変えるために
は、第1の凹面鏡23を移動させるだけでなく、他の鏡
を移動させてもよい。
【0083】共振器長制御装置30の別の態様として、
PZT等から成る共振器長制御装置を挙げることができ
る。即ち、光共振器22を構成する第1の凹面鏡23を
移動させるために、PZT等から成る積層圧電素子及び
共振器長(L)の長さ変化に比例した信号をこの積層圧
電素子に供給する制御装置から成る共振器長制御装置を
用い、かかる信号をフィードバックしてサーボループを
構成する。これによって、光共振器22の共振器長の制
御を行い、第2高調波発生装置20から射出される射出
光の強度制御を行うこともできる。
【0084】第2高調波発生装置から射出される光は、
レーザ光源からの入射光の第2高調波に基づいた波長を
主に有する光であるが、この第2高調波発生装置から射
出される光の波長は、実施例にて説明したように、固体
レーザ媒質の射出する光を基準とした第4高調波だけで
なく、第5高調波とすることもできる。この場合には、
例えばNd:YAGから成る固体レーザ媒質から射出さ
れる光(波長:1064nm)と、第2高調波発生装置
20から射出される光(波長:266nm)とを合成し
て、再び別の第2高調波発生装置20(例えば、非線形
光学結晶素子として有機結晶の urea CO(NH22
を用いる)を通すことによって、Nd:YAGから成る
固体レーザ媒質の第5高調波(波長:213nm)を生
成することができる。
【0085】基板としては、シリコン半導体基板や、G
aAs等の化合物半導体基板、TFT等を形成するため
のガラス基板等を例示することができる。
【0086】
【発明の効果】本発明の多重結像露光法の最適化法によ
り、レチクルの交換等によってレジストに形成すべきパ
ターンサイズ及びパターン密度が変化した場合でも、従
来技術のような時間、労力、費用を費やすことなく、容
易に短時間で多重結像露光法におけるFLEXステップ
ΔZの最適化を図ることができる。また、パターン潜像
が形成されたフォトクロミック材料を消色することによ
って、多重結像露光法の最適化法を繰り返し実行するこ
とができる。更には、本発明の半導体露光装置の好まし
い態様においては、投影光学系用光源が潜像検出系の光
源や消色用光源を兼ねているので、半導体露光装置の構
造を簡素化することができ、半導体露光装置のコストア
ップや保守のために多くの費用を必要とすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体露光装置の概念図であり、多
重結像露光法の最適化法における潜像形成工程を示す図
である。
【図2】実施例1の半導体露光装置の概念図であり、多
重結像露光法の最適化法における潜像のコントラスト測
定工程を示す図である。
【図3】実施例1の半導体露光装置の概念図であり、多
重結像露光法の最適化法における潜像消色工程を示す図
である。
【図4】フォトクロミック材料の光吸収曲線の変化を模
式的に示す図である。
【図5】種々のΔZにおけるコントラストカーブを模式
的に示す図である。
【図6】多重結像露光法の最適化法の工程のフロー図で
ある。
【図7】実施例2の半導体露光装置の概念図であり、多
重結像露光法の最適化法における潜像のコントラスト測
定工程を示す図である。
【図8】実施例3の半導体露光装置の概念図であり、多
重結像露光法の最適化法における潜像のコントラスト測
定工程を示す図である。
【図9】レジスト露光工程を説明するための半導体露光
装置の概念図である。
【図10】オフアクシス・アライメント方式によるアラ
イメント操作を説明するための半導体露光装置の概念図
である。
【図11】レーザ光源、第2高調波発生装置及び共振器
長制御装置の模式図である。
【図12】ボイスコイルモータの模式図である。
【図13】共振器長制御装置を構成するVCM制御回路
の構成図である。
【図14】多重結像露光法によって得られるレジストの
厚さ方向の光強度分布を模式的に示す図である。
【図15】多重結像露光法によって得られるレジストの
厚さ方向の光強度分布を模式的に示す図である。
【図16】FLEXステップΔZを変化させて露光した
ときのベストフォーカスからの距離のずれと露光パター
ンサイズの関係を示す図である。
【図17】FLEXステップΔZを変化させて露光した
ときのベストフォーカスからの距離のずれと露光パター
ンサイズの関係を示す図である。
【図18】FLEXステップΔZを変化させて露光した
ときのベストフォーカスからの距離のずれと露光パター
ンサイズの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 レーザ光源 11 レーザダイオード 12 固体レーザ媒質 13 非線形光学結晶素子 14 1/4波長板 15 平面鏡 16 凹面鏡 20 第2高調波発生装置 21 非線形光学結晶素子 22 光共振器 23 第1の凹面鏡 24 第2の凹面鏡 25,26 平面鏡 30 共振器長制御装置 31 光検出器 32 ボイスコイルモータ 320 基体 321 コイルバネ 322 電磁石 323 ヨーク 33 VCM制御回路 330 発振機 331 位相変調器駆動回路 332 同期検波回路 333 ローパスフィルタ 334 VCM駆動回路 34 位相変調器 35 集光レンズ 40 アライメント顕微鏡 41,42 光検出器 43,71 ハーフミラー 44 信号処理装置 50 光路分割手段 61 レチクル 62 投影光学系 63 レジスト 64 基板 65 アライメントマーク 66 基板ステージ 67 基板チャック 70 フォトクロミック材料 80 バンドパスフィルター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)投影光学系用光源と、 (ロ)投影光学系用光源からの光をレチクルに照射する
    ことによって得られる光学像を基板に結像させるための
    投影光学系と、 (ハ)基板を載置する基板ステージと、 (ニ)基板ステージ上に配置されたフォトクロミック材
    料、 (ホ)投影光学系用光源からの光をレチクルに照射する
    ことによって得られたフォトクロミック材料に形成され
    たパターン潜像を光学的に観察するための潜像検出系、
    を具備したことを特徴とする半導体露光装置。
  2. 【請求項2】投影光学系用光源は、レーザ光源、並びに
    該レーザ光源から射出された光が入射されそして該光の
    第2高調波に基づいた波長を有する光を射出する第2高
    調波発生装置から成り、 該レーザ光源は、潜像検出系用光源及びパターン潜像を
    消色するための消色用光源を兼ねていることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体露光装置。
  3. 【請求項3】レーザ光源は、レーザダイオード、Nd:
    YAGから成る固体レーザ媒質及び非線形光学結晶素子
    から構成されたLD励起固体レーザから成り、非線形光
    学結晶素子から射出された光を潜像検出系用光源及び消
    色用光源として用いることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体露光装置。
  4. 【請求項4】レーザ光源は、レーザダイオード、Nd:
    YAGから成る固体レーザ媒質及び非線形光学結晶素子
    から構成されたLD励起固体レーザから成り、レーザダ
    イオードから射出された光を潜像検出系用光源及び消色
    用光源として用いることを特徴とする請求項2に記載の
    半導体露光装置。
  5. 【請求項5】投影光学系用光源は、レーザ光源、並びに
    該レーザ光源から射出された光が入射されそして該光の
    第2高調波に基づいた波長を有する光を射出する第2高
    調波発生装置から成り、 第2高調波発生装置から射出された光から長波長成分を
    有する光を分光するバンドパスフィルターを更に備え、 かかる長波長成分を有する光を、潜像検出系用光源及び
    パターン潜像を消色するための消色用光源として用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体露光装置。
  6. 【請求項6】前記潜像検出系は、オフアクシス・アライ
    メント検出系を兼用していることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体露光装置。
  7. 【請求項7】(イ)投影光学系から基板ステージ上に配
    置されたフォトクロミック材料までの距離初期値をZ0
    とし、投影光学系から基板ステージ上に配置されたフォ
    トクロミック材料までの距離ZをZ0+ΔZ×i(但
    し、i=0,1,2,・・・,K)に順次変えて、パタ
    ーンが形成されたレチクルに投影光学系用光源からの光
    を照射して得られたパターン光学像を投影光学系を介し
    てフォトクロミック材料に(K+1)回結像させる多重
    結像露光法によってフォトクロミック材料へパターンの
    潜像を形成する工程を、ΔZの値を一定として、距離初
    期値Z0の値を変化させてM回繰り返し、Zの値が異な
    るM個のパターン潜像を形成し、 (ロ)前記工程(イ)を、ΔZの値を変えてN回繰り返
    し、最終的にM×(N+1)個のパターン潜像を形成
    し、 (ハ)得られたパターン潜像を光学的に観察し、 (ニ)該パターン潜像観察結果に基づき最適なΔZの値
    を求める、各工程から成ることを特徴とする多重結像露
    光法の最適化法。
  8. 【請求項8】フォトクロミック材料に形成されたパター
    ン潜像に消色用光源からの光を照射することによってパ
    ターン潜像を消色する工程を更に含むことを特徴とする
    請求項7に記載の多重結像露光法の最適化法。
  9. 【請求項9】パターン潜像の光学的な観察はパターン潜
    像のコントラストの測定から成り、オフアクシス・アラ
    イメント検出系を用いて行うことを特徴とする請求項7
    又は請求項8に記載の多重結像露光法の最適化法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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