JPH08319512A - 真空熱処理炉の炉内搬送装置 - Google Patents

真空熱処理炉の炉内搬送装置

Info

Publication number
JPH08319512A
JPH08319512A JP12643695A JP12643695A JPH08319512A JP H08319512 A JPH08319512 A JP H08319512A JP 12643695 A JP12643695 A JP 12643695A JP 12643695 A JP12643695 A JP 12643695A JP H08319512 A JPH08319512 A JP H08319512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
fork truck
prevention device
heat treatment
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12643695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3747950B2 (ja
Inventor
Hiroshi Machida
洋 町田
Takao Iura
孝男 井浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP12643695A priority Critical patent/JP3747950B2/ja
Publication of JPH08319512A publication Critical patent/JPH08319512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3747950B2 publication Critical patent/JP3747950B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さい水平距離で被処理物によるフォークの
転倒モーメントを受けることができ、これにより、張出
部分なしで、真空熱処理炉の全長を短縮することができ
る真空熱処理炉の炉内搬送装置を提供する。 【構成】 フォーク台車12の左右両側にそれぞれ1つ
の車輪11を有し、この車輪によりフォーク台車を前後
方向に水平に案内する。また、前倒防止装置14及び後
倒防止装置16がそれぞれ、フォーク台車の左右両側に
それぞれ上下に間隔を隔てて設けられた遊動可能な上下
のスプロケット14a,14b,16a,16bと、両
上下スプロケットと噛合するそれぞれ1本の倒れ防止チ
ェーン15,17とからなり、前倒防止装置の上部水平
部15aにより、フォーク台車の前向の倒れを防止し、
後倒防止装置の上部水平部17aにより、フォーク台車
の後向の倒れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空熱処理炉内で被処
理物を搬送するための炉内搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真空熱処理炉は、図5に例示する
ように、冷却室と加熱室からなる2室型(A)と、更に
準備室を有する3室型(B)とに大別される。2室型真
空熱処理炉は、冷却室に被処理物を搬入したのち内部を
真空にし、次いで中間ドアを開いて真空に保持された加
熱室内に被加熱物を搬送し、熱処理完了後に逆の動作に
より冷却室から外部に被加熱物を取り出すようになって
いる。これに対して、3室型真空熱処理炉は、準備室、
加熱室、冷却室の順で被加熱物を順送りすることによ
り、熱処理の能率を高めるようになっている。
【0003】本発明の炉内搬送装置は、上述した2室型
及び3室型のいずれにも用いられ、真空熱処理炉内にお
いて、加熱室へ被加熱物を搬入し、加熱室から被加熱物
を搬出するために用いられる。以下、かかる炉内搬送装
置を2室型についてのみ説明するが、3室型の場合でも
同様である。従来の2室型炉内搬送装置(以下、単に炉
内搬送装置という)は、図6に例示するような構成から
なっている。この図において、1は冷却室、2は冷却室
内に並設された2本のレール、3はレールに沿って走行
するフォーク、4aはフォークを案内支持する2個の前
部車輪、4bは同じく2個の後部車輪、5aは入口ド
ア、5bは中間ドア、5cはフアン、6は昇降装置、7
は被処理物、8は加熱室である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の炉内搬
送装置では、フォーク3がレール2に沿って移動し、被
処理物7を加熱室8の中へ搬入し、ここから搬出するた
め、被処理物7の重量によるフォーク3の転倒モーメン
ト(図で右回り)を受けるために、前部車輪4aと後部
車輪4bとの間に比較的大きな水平距離hを必要とする
問題点があった。このため、冷却室1(及び準備室)に
無駄なスペースが必要となり、真空熱処理炉の全長が伸
び、その設置スペース、内部容積、及びガス消費量が大
きくなる問題があった。
【0005】かかる問題点を解決するため、実開平3−
41837号公報の「真空熱処理炉」では、図7(A)
に部分的に示すように、フォーク3の転倒モーメントを
受ける支持部(前部車輪と後部車輪からなる)だけを真
空熱処理炉から(図で左方に)張り出すことにより、真
空熱処理炉を短くしている。しかし、かかる真空熱処理
炉では、内部容積やガス消費量自体は低減できるが、炉
内搬送装置の実質的な長さは短くなっていないため、図
7(B)に例示するように、2台以上の真空熱処理炉を
並設して、トラバース装置により被処理物をそれぞれの
真空熱処理炉に搬入/搬出する場合に、支持部を格納し
た張出部分9がトラバース装置と干渉するため、トラバ
ース装置の設置に障害となり、全体の設置スペースは小
さくできない問題点があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
に創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、
小さい水平距離で被処理物によるフォークの転倒モーメ
ントを受けることができ、これにより、張出部分なし
で、真空熱処理炉の全長を短縮し、その設置スペース、
内部容積、及びガス消費量を小さくできる真空熱処理炉
の炉内搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の構成によれ
ば、左右両側にそれぞれ1つの車輪を有し、該車輪によ
り前後方向に水平に案内されるフォーク台車と、該フォ
ーク台車の前向の倒れを防止する前倒防止装置と、フォ
ーク台車の後向の倒れを防止する後倒防止装置と、を備
え、前倒防止装置及び後倒防止装置はそれぞれ、フォー
ク台車の左右両側にそれぞれ上下に間隔を隔てて設けら
れた遊動可能な上下のスプロケットと、該両上下スプロ
ケットと噛合するそれぞれ1本の倒れ防止チェーンとか
らなり、前倒防止装置の倒れ防止チェーンは、後端が固
定部分に連結され上スプロケットの上部まで水平に延び
る上部水平部と、上スプロケットの前方から下スプロケ
ットの後方に斜めに延びる傾斜部と、下スプロケットの
下部から前方に水平に延び前端が固定部分に連結された
下部水平部とからなり、後倒防止装置の倒れ防止チェー
ンは、前端が固定部分に連結され上スプロケットの上部
まで水平に延びる上部水平部と、上スプロケットの後方
から下スプロケットの前方に斜めに延びる傾斜部と、下
スプロケットの下部から後方に水平に延び後端が固定部
分に連結された下部水平部とからなる、ことを特徴とす
る真空熱処理炉の炉内搬送装置が提供される。本発明の
好ましい実施例によれば、前記フォーク台車に一部が連
結され前後に水平駆動される駆動チェーンを更に備え
る。
【0008】また、本発明によれば、左右両側にそれぞ
れ1つの車輪を有し、該車輪により前後方向に水平に案
内されるフォーク台車と、該フォーク台車の前向の倒れ
を防止する前倒防止装置と、フォーク台車の後向の倒れ
を防止する後倒防止装置と、を備え、前倒防止装置及び
後倒防止装置はそれぞれ、フォーク台車の左右両側にそ
れぞれ上下に間隔を隔てて設けられた遊動可能な上下の
スプロケットと、該両上下スプロケットと噛合するそれ
ぞれ1本の倒れ防止チェーンとを有し、前倒防止装置は
更に後方の固定部分に取り付けられ回転駆動される駆動
スプロケットと、前方の固定部分に自由回転可能に取り
付けられた従動スプロケットとを有し、前倒防止装置の
倒れ防止チェーンは、一端がフォーク台車に連結され駆
動スプロケットの下部まで水平に延びる上部固定部と、
駆動スプロケットから上スプロケットの上部まで水平に
延びる上部水平部と、上スプロケットの前方から下スプ
ロケットの後方に斜めに延びる傾斜部と、下スプロケッ
トの下部から従動スプロケットまで前方に水平に延びる
下部水平部と、従動スプロケットから後方に水平に延び
他端がフォーク台車に連結された下部固定部と、からな
る、ことを特徴とする真空熱処理炉の炉内搬送装置が提
供される。
【0009】本発明の好ましい実施例によれば、前記前
倒防止装置及び後倒防止装置の上下のスプロケットは、
同一軸上に取り付けられている。また、前記フォーク台
車は、複数のフリーローラからなる水平ローラコンベヤ
を有する。更に、加熱室内の被加熱物を昇降させる昇降
装置を更に備える、ことが好ましい。
【0010】
【作用】上記本発明の構成によれば、フォーク台車を前
後方向に水平に案内する車輪が、左右両側にそれぞれ1
つずつしかないので、従来の後部車輪がなく、前部車輪
と後部車輪との水平距離が実質的になくなる。また、フ
ォーク台車の前後方向の倒れは、前倒防止装置と後倒防
止装置により防止され、これらの装置は、フォーク台車
に取り付けられた遊動スプロケットとこのスプロケット
に噛合し前後に延びたチェーンとからなるので、フォー
ク台車を被処理物の搬送(搬入/搬出)に必要な最小長
さにすることができる。従って、真空熱処理炉内に余分
な水平距離を設けることなく、被処理物によるフォーク
の転倒モーメントを受けることができ、これにより張出
部分なしで、真空熱処理炉の全長を短縮することができ
る。
【0011】また、前記フォーク台車に、複数のフリー
ローラからなる水平ローラコンベヤを設けておけば、こ
の水平ローラコンベヤにより被処理物の搬入/搬出を一
層容易にすることができる。更に、加熱室内の被加熱物
を昇降させる昇降装置を備えれば、フォーク台車を前後
方向に水平移動させるだけで、昇降装置との連動によ
り、簡単な機構で加熱室への被加熱物の搬入又は搬出を
行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面に基づ
いて説明する。なお、各図において、共通部分には同一
の符号を用い、重複した説明を省略する。図1は、本発
明の炉内搬送装置を備えた真空熱処理炉の全体構成図で
あり、図2は、炉内搬送装置の第1実施例を示す斜視図
である。図1及び図2に示すように、本発明の炉内搬送
装置10は、冷却室1と加熱室8からなる2室型真空熱
処理炉内に格納されている。なお、前述のように、本発
明の炉内搬送装置は、2室型及び3室型のいずれにも同
様に用いることができる。
【0013】図1において、本発明による炉内搬送装置
10は、左右(この図では紙面に直交する方向)の両側
にそれぞれ1つの車輪11を有するフォーク台車12
と、フォーク台車12の前向(この図で右向き)の倒れ
を防止する前倒防止装置14と、フォーク台車の後向
(この図で左向き)の倒れを防止する後倒防止装置16
と、を備えている。また、13は前後方向に水平に延び
る一対のレールであり、車輪11はこのレール13に沿
って前後方向に移動し、フォーク台車12の重量を支持
しながらフォーク台車12を前後方向に水平に案内する
ようになっている。
【0014】図2に示すように、フォーク台車12は、
左右両側のフレーム12aとこれを連結する上下の連結
ビーム12bとからなる。フレーム12aは、台車の後
端に設けられた垂直部分と垂直部分に後端が固定され前
方に延びた水平部分からなり、水平部分の内側には連結
ビーム12bよりも短い複数のフリーローラ12cが水
平に取り付けられ、水平ローラコンベヤを構成してい
る。連結ビーム12bは、被処理物を水平にフリーロー
ラ12c上に搬入し搬出できるように、被処理物から上
下に間隔を隔てた位置に設けられている。この構成によ
り、水平ローラコンベヤ上に被処理物を載せて前後方向
に自由に移動させることができ、外部からフォーク台車
12への被処理物の搬入、或いはフォーク台車12から
外部への被処理物の搬出を、適当な手段、例えばトラバ
ース台車(図7)上の周知の搬入出装置により容易に行
うことができる。
【0015】図2において、前倒防止装置14及び後倒
防止装置16はそれぞれ、フォーク台車12の左右両側
にそれぞれ上下に間隔を隔てて設けられた上下のスプロ
ケット14a,14b,16a,16bと、これらの両
上下スプロケットと噛合するそれぞれ1本の倒れ防止チ
ェーン15,17とからなる。また、図2に示すよう
に、前倒防止装置14及び後倒防止装置16の上スプロ
ケット14aと16a及び下スプロケット14bと16
bは、それぞれ同一軸上に取り付けられている。この構
成によりチェーン15,17を幅方向にオフセットさ
せ、かつ前後方向に配置することができる。また、各ス
プロケット14a,14b,16a,16bはすべて、
軸心を中心に自由に回転できる遊動スプロケットであ
り、同一軸上のスプロケット14aと16a、及び14
bと16bも相互に別々に回転できるようになってい
る。なお、同一軸上の2つのスプロケットは、一体で回
転するようにしてもよい。
【0016】図3は、図2における各スプロケットと各
チェーンとの関係を模式的に示す図である。図2及び図
3(A)に示すように、前倒防止装置14の倒れ防止チ
ェーン15は、上部水平部15a、傾斜部15b、及び
下部水平部15cからなり、上部水平部15aは、その
後端が冷却室内の固定部分1aに連結され、上スプロケ
ット14aの上部まで水平に延びている。また、傾斜部
15bは、上スプロケット14aの前方から下スプロケ
ット14bの後方に斜めに延び、下部水平部15cは、
下スプロケット14bの下部から前方に水平に延び、そ
の前端が冷却室内の固定部分1aに連結されている。ま
た、上部水平部15a、傾斜部15b、及び下部水平部
15cは、適当な手段(テンション装置等)により常に
たるみがない状態に保持されている。
【0017】上述した前倒防止装置14により、フォー
ク台車と被処理物7の重量による図3で右回りの回転モ
ーメントを上部水平部15aの張力で支持することがで
き、フォーク台車12の前向の倒れを防止することがで
きる。また、上スプロケット14a及び下スプロケット
14bが、軸心を中心に自由に回転できる遊動スプロケ
ットなので、フォーク台車12を前後に移動しても、各
スプロケット14a,14bが空転して上部水平部15
aと下部水平部15cの長さが変わるだけで、上述した
倒れ防止機構は、停止中も移動中も同様に維持すること
ができる。
【0018】また、図2及び図3(B)に示すように、
後倒防止装置16の倒れ防止チェーン17は、前端が固
定部分1aに連結され上スプロケット16aの上部まで
水平に延びる上部水平部17aと、上スプロケット16
aの後方から下スプロケット16bの前方に斜めに延び
る傾斜部17bと、下スプロケット16cの下部から後
方に水平に延び後端が固定部分1aに連結された下部水
平部17cとからなる。その他の構成は、前倒防止装置
14と同様であり、かかる後倒防止装置16により、フ
ォーク台車12の移動・停止時に生じる図3で左回りの
回転モーメントを上部水平部17aの張力で支持するこ
とができ、フォーク台車12の後向の倒れを防止するこ
とができる。また、前倒防止装置14と同様に、上スプ
ロケット16a及び下スプロケット16bが、軸心を中
心に自由に回転できる遊動スプロケットなので、フォー
ク台車12を前後に移動しても、各スプロケット16
a,16bが空転して上部水平部17aと下部水平部1
7cの長さが変わるだけで、上述した倒れ防止機構は、
停止中も移動中も同様に維持することができる。
【0019】図1乃至図3に示すように、第1実施例の
炉内搬送装置10では、フォーク台車12に一部が連結
され前後に水平駆動される駆動チェーン18を更に備え
ている。この駆動チェーン18は、冷却室1の壁を気密
に貫通する駆動軸19により回転駆動される駆動スプロ
ケット19aにより水平に移動するようになっている。
この構成により、図3(A)に示すように、駆動軸19
の回転により、フォーク台車12を前後方向(図3で左
右)に移動することができる。
【0020】図4(A)は、本発明による炉内搬送装置
の第2実施例を示す斜視図であり、図4(B)は、図3
(A)と同様の模式図である。この図において、前倒防
止装置14は更に後方の冷却室内の固定部分1aに取り
付けられ回転駆動される駆動スプロケット20aと、前
方の固定部分1aに自由回転可能に取り付けられた従動
スプロケット20bとを有し、駆動スプロケット20a
は、冷却室の壁を気密に貫通する駆動軸19により回転
駆動される。すなわち、第1実施例における駆動チェー
ン18及び駆動スプロケット19aの代わりに、駆動ス
プロケット20aにより倒れ防止チェーン15を直接駆
動するようになっている。
【0021】また、前倒防止装置14の倒れ防止チェー
ン15は、第1実施例と相違し、一端がフォーク台車1
2に連結され駆動スプロケット20aの下部まで水平に
延びる上部固定部15dと、駆動スプロケット20aか
ら上スプロケット14aの上部まで水平に延びる上部水
平部15aと、上スプロケット14aの前方から下スプ
ロケット14bの後方に斜めに延びる傾斜部15bと、
下スプロケット14bの下部から従動スプロケット20
bまで前方に水平に延びる下部水平部15cと、従動ス
プロケット20bから後方に水平に延び他端がフォーク
台車12に連結された下部固定部15eと、からなる。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
【0022】上述した前倒防止装置14により、駆動軸
19の回転駆動により駆動スプロケット20aを介して
倒れ防止チェーン15を駆動して、フォーク台車12を
前後に移動することができる。また、上部固定部15d
と下部固定部15eはそれぞれフォーク台車12に固定
されており、その長さの和は変化しないので、上部水平
部15aと下部水平部15cの長さの和も、第1実施例
と同様に一定であり、フォーク台車自体の自重及び被処
理物7の重量による図4で右回りの回転モーメントを上
部水平部15aの張力で支持することができ、フォーク
台車12の前向の倒れを防止することができる。
【0023】更に図1に示すように、本発明の真空熱処
理炉の炉内搬送装置10は、加熱室8内の被加熱物7を
昇降させる昇降装置22を更に備えている。この昇降装
置22は、加熱室8を気密に貫通する例えば昇降シリン
ダであり、フォーク台車12が前進して被処理物7を加
熱室8内に挿入(搬入)した状態で、被処理物7を上方
にわずかに持ち上げることにより、被処理物7をフォー
ク台車12から昇降装置22に移載することができる。
次いで、フォーク台車12を後退させ、昇降装置22を
下降させることにより、被処理物7を加熱室8内に載置
し、中間ドア5bを閉じて所定の熱処理を行うことがで
きる。また、逆に被処理物7の搬出の際には、一旦昇降
装置22により被処理物7を上方にわずかに持ち上げ、
フォーク台車12を前進させて被処理物7の下方に水平
部分を挿入し、昇降装置22を下降させることにより、
被処理物7をフォーク台車12の水平ローラコンベヤ上
に移載することができる。
【0024】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できるこ
とは勿論である。
【0025】
【発明の効果】上述したように、本発明の構成によれ
ば、車輪が、左右両側にそれぞれ1つずつしかないの
で、従来の前部車輪と後部車輪との水平距離がなくな
り、また、フォーク台車の前後方向の倒れは、フォーク
台車に取り付けられた遊動スプロケットとこのスプロケ
ットに噛合し前後に延びたチェーンとにより防止される
ので、フォーク台車を被処理物の搬送(搬入/搬出)に
必要な最小長さにすることができる。
【0026】従って、本発明の真空熱処理炉の炉内搬送
装置は、小さい水平距離で被処理物によるフォークの転
倒モーメントを受けることができ、これにより、張出部
分なしで、真空熱処理炉の全長を短縮し、その設置スペ
ース、内部容積、及びガス消費量を小さくできる、等の
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炉内搬送装置を備えた真空熱処理炉の
全体構成図である。
【図2】炉内搬送装置の第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】各スプロケットと各チェーンとの関係を模式的
に示す図である。
【図4】炉内搬送装置の第2実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の真空熱処理炉の模式図である。
【図6】従来の2室型炉内搬送装置の概略図である。
【図7】従来の真空熱処理炉の概略図(A)とトラバー
ス装置との関係を示す図(B)である。
【符号の説明】
1 冷却室 1a 固定部分 2 レール 3 フォーク 4a 前部車輪 4b 後部車輪 5 6 昇降装置 7 被処理物 8 加熱室 9 張出部分 10 真空熱処理炉の炉内搬送装置 11 車輪 12 フォーク台車 12c フリーローラ 13 レール 14 前倒防止装置 14a,14b スプロケット 15 倒れ防止チェーン 15d 上部固定部 15e 下部固定部 16 後倒防止装置 16a,16b スプロケット 17 倒れ防止チェーン 15a,17a 上部水平部 15b,17b 傾斜部 15c,17c 下部水平部 18 駆動チェーン 19 駆動軸 20a 駆動スプロケット 20b 従動スプロケット 22 昇降装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側にそれぞれ1つの車輪を有し、
    該車輪により前後方向に水平に案内されるフォーク台車
    と、該フォーク台車の前向の倒れを防止する前倒防止装
    置と、フォーク台車の後向の倒れを防止する後倒防止装
    置と、を備え、 前倒防止装置及び後倒防止装置はそれぞれ、フォーク台
    車の左右両側にそれぞれ上下に間隔を隔てて設けられた
    遊動可能な上下のスプロケットと、該両上下スプロケッ
    トと噛合するそれぞれ1本の倒れ防止チェーンとからな
    り、 前倒防止装置の倒れ防止チェーンは、後端が固定部分に
    連結され上スプロケットの上部まで水平に延びる上部水
    平部と、上スプロケットの前方から下スプロケットの後
    方に斜めに延びる傾斜部と、下スプロケットの下部から
    前方に水平に延び前端が固定部分に連結された下部水平
    部とからなり、 後倒防止装置の倒れ防止チェーンは、前端が固定部分に
    連結され上スプロケットの上部まで水平に延びる上部水
    平部と、上スプロケットの後方から下スプロケットの前
    方に斜めに延びる傾斜部と、下スプロケットの下部から
    後方に水平に延び後端が固定部分に連結された下部水平
    部とからなる、ことを特徴とする真空熱処理炉の炉内搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーク台車に一部が連結され前後
    に水平駆動される駆動チェーンを更に備える、ことを特
    徴とする請求項1に記載の真空熱処理炉の炉内搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 左右両側にそれぞれ1つの車輪を有し、
    該車輪により前後方向に水平に案内されるフォーク台車
    と、該フォーク台車の前向の倒れを防止する前倒防止装
    置と、フォーク台車の後向の倒れを防止する後倒防止装
    置と、を備え、 前倒防止装置及び後倒防止装置はそれぞれ、フォーク台
    車の左右両側にそれぞれ上下に間隔を隔てて設けられた
    遊動可能な上下のスプロケットと、該両上下スプロケッ
    トと噛合するそれぞれ1本の倒れ防止チェーンとを有
    し、前倒防止装置は更に後方の固定部分に取り付けられ
    回転駆動される駆動スプロケットと、前方の固定部分に
    自由回転可能に取り付けられた従動スプロケットとを有
    し、 前倒防止装置の倒れ防止チェーンは、一端がフォーク台
    車に連結され駆動スプロケットの下部まで水平に延びる
    上部固定部と、駆動スプロケットから上スプロケットの
    上部まで水平に延びる上部水平部と、上スプロケットの
    前方から下スプロケットの後方に斜めに延びる傾斜部
    と、下スプロケットの下部から従動スプロケットまで前
    方に水平に延びる下部水平部と、従動スプロケットから
    後方に水平に延び他端がフォーク台車に連結された下部
    固定部と、からなる、ことを特徴とする真空熱処理炉の
    炉内搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記前倒防止装置及び後倒防止装置の上
    下のスプロケットは、同一軸上に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の真空熱処理炉
    の炉内搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記フォーク台車は、複数のフリーロー
    ラからなる水平ローラコンベヤを有する、ことを特徴と
    する請求項1又は3に記載の真空熱処理炉の炉内搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 加熱室内の被加熱物を昇降させる昇降装
    置を更に備えた、ことを特徴とする請求項1又は3に記
    載の真空熱処理炉の炉内搬送装置。
JP12643695A 1995-05-25 1995-05-25 真空熱処理炉の炉内搬送装置 Expired - Fee Related JP3747950B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12643695A JP3747950B2 (ja) 1995-05-25 1995-05-25 真空熱処理炉の炉内搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12643695A JP3747950B2 (ja) 1995-05-25 1995-05-25 真空熱処理炉の炉内搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08319512A true JPH08319512A (ja) 1996-12-03
JP3747950B2 JP3747950B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=14935162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12643695A Expired - Fee Related JP3747950B2 (ja) 1995-05-25 1995-05-25 真空熱処理炉の炉内搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3747950B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185349A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Ihi Corp 多室型熱処理炉
CN109443008A (zh) * 2018-12-21 2019-03-08 衡阳金化高压容器股份有限公司 连续固化炉挂架防游动装置
CN119592769A (zh) * 2025-02-10 2025-03-11 杭州自强链传动有限公司 轴料端面加工装置和系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185349A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Ihi Corp 多室型熱処理炉
CN109443008A (zh) * 2018-12-21 2019-03-08 衡阳金化高压容器股份有限公司 连续固化炉挂架防游动装置
CN109443008B (zh) * 2018-12-21 2023-09-19 衡阳金化高压容器股份有限公司 连续固化炉挂架防游动装置
CN119592769A (zh) * 2025-02-10 2025-03-11 杭州自强链传动有限公司 轴料端面加工装置和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3747950B2 (ja) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2523754B2 (ja) サブストレ―トをほぼ連続的に処理する装置
JP3879818B2 (ja) 搬送装置
US4368037A (en) Conveyor arrangement for a continuous oven
JP2006306504A (ja) カセット保管及び被処理板の処理設備
KR20080020437A (ko) 자동창고
JPH08319512A (ja) 真空熱処理炉の炉内搬送装置
JP2573699B2 (ja) 自走体使用の搬送設備
JP3916338B2 (ja) 機械式立体駐車装置
JP4502300B2 (ja) 移動システム
JP4065997B2 (ja) 台車式搬送装置
JP3799691B2 (ja) セグメント受渡装置
JPH032799B2 (ja)
JP3111545B2 (ja) 連続炉の台車搬送装置
JPS58193804A (ja) 昇降装置
JP2679284B2 (ja) 天井走行車
JPH05193498A (ja) 自動車ドアの搬送装置
JP2000203419A (ja) 単軌条運搬装置
JP2002285246A (ja) カテナリー型連続熱処理炉用ロール取替え装置
JPS63196405A (ja) 水平・垂直搬送コンベア装置
JPH08144566A (ja) 円形循環式駐車装置
JPH018451Y2 (ja)
JP3225194B2 (ja) 平板瓦製造設備における焼成台車に載せる棚板への白地積込装置
JPH0761602A (ja) タイヤ移載装置
JPH0710123A (ja) 長尺材移載装置
JPH075954B2 (ja) 転炉ライニング築造装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081209

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees