JPH0832750B2 - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
- Publication number
- JPH0832750B2 JPH0832750B2 JP1101875A JP10187589A JPH0832750B2 JP H0832750 B2 JPH0832750 B2 JP H0832750B2 JP 1101875 A JP1101875 A JP 1101875A JP 10187589 A JP10187589 A JP 10187589A JP H0832750 B2 JPH0832750 B2 JP H0832750B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- curing
- weight
- polyester resin
- unsaturated polyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリート構築物や岩盤等にアンカーボ
ルトを固着するために好適に用いられる接着剤組成物に
関する。
ルトを固着するために好適に用いられる接着剤組成物に
関する。
(従来の技術) コンクリート構築物や岩盤等にアンカーボルトを固着
するには、コンクリート構築物や岩盤等に穴をあけて接
着剤を入れ、これにアンカーボルトを回転して挿入し、
接着剤を硬化させる方法が採用されている。
するには、コンクリート構築物や岩盤等に穴をあけて接
着剤を入れ、これにアンカーボルトを回転して挿入し、
接着剤を硬化させる方法が採用されている。
この様な方法に使用される接着剤には、安価にして高
強度で、貯蔵安定性が良く、しかも硬化時間が短いこと
が要求され、一般に不飽和ポリエステル樹脂系接着剤が
使用されている。かかる接着剤として、不飽和ポリエス
テル樹脂に第三アミン系硬化促進剤を含有する主剤と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤とからなる二液型の
接着剤組成物が用いられている。
強度で、貯蔵安定性が良く、しかも硬化時間が短いこと
が要求され、一般に不飽和ポリエステル樹脂系接着剤が
使用されている。かかる接着剤として、不飽和ポリエス
テル樹脂に第三アミン系硬化促進剤を含有する主剤と、
有機過酸化物を主成分とする硬化剤とからなる二液型の
接着剤組成物が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記の接着剤組成物は、硬化時間は短いが
主剤の貯蔵安定性が充分でなく、ゲル化を起こし長期に
亘り保存できないという問題がある。不飽和ポリエステ
ル樹脂には、通常、ハイドロキノン等の重合禁止剤が含
有されており、貯蔵安定性を良くするために、上記重合
禁止剤の含有量を多くすると硬化時間が長くなり問題が
ある。
主剤の貯蔵安定性が充分でなく、ゲル化を起こし長期に
亘り保存できないという問題がある。不飽和ポリエステ
ル樹脂には、通常、ハイドロキノン等の重合禁止剤が含
有されており、貯蔵安定性を良くするために、上記重合
禁止剤の含有量を多くすると硬化時間が長くなり問題が
ある。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、その目
的とするところは、硬化時間をあまり長くすることなし
に貯蔵安定性に優れた接着剤組成物を提供することにあ
る。
的とするところは、硬化時間をあまり長くすることなし
に貯蔵安定性に優れた接着剤組成物を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の接着剤組成物は、不飽和ポリエステル樹脂に
第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有する主
剤と、有機過酸化物を主成分とする硬化剤とからなり、
そのことにより上記の目的が達成される。
第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有する主
剤と、有機過酸化物を主成分とする硬化剤とからなり、
そのことにより上記の目的が達成される。
本発明において用いる不飽和ポリエステル樹脂として
が、例えば無水マレイン酸のような不飽和二塩基酸及び
無水フタル酸のような飽和二塩基酸と、エチレングリコ
ールやプロプレングリコールのようなグリコール類とを
重縮合させて得られる樹脂をスチレンのような重合性モ
ノマーに溶解した液状樹脂等がある。
が、例えば無水マレイン酸のような不飽和二塩基酸及び
無水フタル酸のような飽和二塩基酸と、エチレングリコ
ールやプロプレングリコールのようなグリコール類とを
重縮合させて得られる樹脂をスチレンのような重合性モ
ノマーに溶解した液状樹脂等がある。
この不飽和ポリエステル樹脂に含有される第三アミン
系硬化促進剤としては、例えばジメチルアニリン、ジエ
チルアニリン等がある。かかる第三アミン系硬化促進剤
は、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して一般に
0.1〜2.0重量部の範囲で含有されるのが好ましい。2重
量部より多い量では硬化時間が短くなるが、貯蔵安定性
が充分でない。逆に0.1重量部より少ない量では貯蔵安
定性は良くなるが、硬化時間が長くなる。
系硬化促進剤としては、例えばジメチルアニリン、ジエ
チルアニリン等がある。かかる第三アミン系硬化促進剤
は、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して一般に
0.1〜2.0重量部の範囲で含有されるのが好ましい。2重
量部より多い量では硬化時間が短くなるが、貯蔵安定性
が充分でない。逆に0.1重量部より少ない量では貯蔵安
定性は良くなるが、硬化時間が長くなる。
更に、不飽和ポリエステル樹脂に含有されるナフテン
酸錫の量は、特に制限はないが、その効果と経済性のバ
ランスにより決定される。この点を考慮すると、ナフテ
ン酸錫の含有量は好ましくは不飽和ポリエステル樹脂10
0重量部に対して0.1〜5重量部、更に好ましくは0.05〜
2重量部である。0.01重量部よりも少ないと貯蔵安定性
の向上効果が小さく、5重量部よりも多いと貯蔵安定性
の向上効果は大きいが、組成物のコストが高価となり、
また硬化時間がやや長くなる傾向がある。
酸錫の量は、特に制限はないが、その効果と経済性のバ
ランスにより決定される。この点を考慮すると、ナフテ
ン酸錫の含有量は好ましくは不飽和ポリエステル樹脂10
0重量部に対して0.1〜5重量部、更に好ましくは0.05〜
2重量部である。0.01重量部よりも少ないと貯蔵安定性
の向上効果が小さく、5重量部よりも多いと貯蔵安定性
の向上効果は大きいが、組成物のコストが高価となり、
また硬化時間がやや長くなる傾向がある。
このように不飽和ポリエステル樹脂に適量の第三アミ
ン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有させて主剤が構
成されるが、これに必要に応じて砕石、炭酸カルシウム
等の骨材や充填剤を適量配合してもよい。
ン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有させて主剤が構
成されるが、これに必要に応じて砕石、炭酸カルシウム
等の骨材や充填剤を適量配合してもよい。
また、本発明において用いる有機過酸化物を主成分と
する硬化剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化
デカノイル等を主成分とする硬化剤がある。かかる硬化
剤は、上記の主剤100重量部に対して、一般に5〜30重
量部の範囲で使用される。上記の有機過酸化物は、通
常、硫酸カルシウム(石膏粉)やジオクチルフタレート
(可塑剤)等で希釈して使用される。
する硬化剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化
デカノイル等を主成分とする硬化剤がある。かかる硬化
剤は、上記の主剤100重量部に対して、一般に5〜30重
量部の範囲で使用される。上記の有機過酸化物は、通
常、硫酸カルシウム(石膏粉)やジオクチルフタレート
(可塑剤)等で希釈して使用される。
本発明の接着剤組成物は、通常、上記の主剤と硬化剤
とがガラス管又は合成樹脂管からなる二重構造の容器
に、主剤と硬化剤とが混じらないように別々に充填され
て貯蔵される。そして、使用に際しては、例えばコンク
リート構築物や岩盤等に設けられた穴に容器のまま挿入
され、これにアンカーボルトが回転挿入されて容器が砕
かれて主剤と硬化剤とが混合され、その後接着剤が硬化
してアンカーボルトが固着される。しかし、使用に際し
て容器から取り出して主剤と硬化剤とを混合し接着させ
る種々の用途にも使用することができる。
とがガラス管又は合成樹脂管からなる二重構造の容器
に、主剤と硬化剤とが混じらないように別々に充填され
て貯蔵される。そして、使用に際しては、例えばコンク
リート構築物や岩盤等に設けられた穴に容器のまま挿入
され、これにアンカーボルトが回転挿入されて容器が砕
かれて主剤と硬化剤とが混合され、その後接着剤が硬化
してアンカーボルトが固着される。しかし、使用に際し
て容器から取り出して主剤と硬化剤とを混合し接着させ
る種々の用途にも使用することができる。
(作用) 本発明の接着剤組成物において、不飽和ポリエステル
樹脂に第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有
させて主剤を構成すると、ナフテン酸錫を含有しない主
剤に比べ、上記主剤のゲル化が起こりにくくなる。しか
も、このナフテン酸錫は、有機過酸化物を主成分とする
硬化剤による主剤の硬化反応を抑制することがない。
樹脂に第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫とを含有
させて主剤を構成すると、ナフテン酸錫を含有しない主
剤に比べ、上記主剤のゲル化が起こりにくくなる。しか
も、このナフテン酸錫は、有機過酸化物を主成分とする
硬化剤による主剤の硬化反応を抑制することがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例1 不飽和ポリエステル樹脂(ゴーセラック80S:日本合成
化学製)100重量部とジメチルアニリン1.0重量部とナフ
テン酸錫(三共有機製)0.1重量部とを均一に混合して
主剤を調製した。この主剤について、貯蔵安定性を評価
するために、80℃及び120℃におけるゲル発生までの時
間を測定した。80℃のゲル化時間は目視と手の感触によ
り測定し、120℃でのゲル化時間は回転トルク法により
測定した。
化学製)100重量部とジメチルアニリン1.0重量部とナフ
テン酸錫(三共有機製)0.1重量部とを均一に混合して
主剤を調製した。この主剤について、貯蔵安定性を評価
するために、80℃及び120℃におけるゲル発生までの時
間を測定した。80℃のゲル化時間は目視と手の感触によ
り測定し、120℃でのゲル化時間は回転トルク法により
測定した。
また、上記の主剤10gに、過酸化ベンゾイルを硫酸カ
ルシウムで30重量%に希釈した硬化剤2.0g(不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対して過酸化ベンゾイル6.0重
量部に相当する)を均一に混合して接着剤を調製した。
この接着剤について、20℃における硬化時間を測定し
た。この硬化時間は、混合系内の温度が最高になるまで
の時間とした。
ルシウムで30重量%に希釈した硬化剤2.0g(不飽和ポリ
エステル樹脂100重量部に対して過酸化ベンゾイル6.0重
量部に相当する)を均一に混合して接着剤を調製した。
この接着剤について、20℃における硬化時間を測定し
た。この硬化時間は、混合系内の温度が最高になるまで
の時間とした。
さらに、上記の主剤4gに砕石(粒径2〜4mmに整粒)8
gを均一に混合したものを、外径13mm、肉厚0.7mm、長さ
85mmのガラス管(外管)に充填し、これに予め上記の硬
化剤0.8gを充填したガラス管(内管)を装填し、管の開
口部に合成樹脂製の栓をして接着剤組成物を調製した。
gを均一に混合したものを、外径13mm、肉厚0.7mm、長さ
85mmのガラス管(外管)に充填し、これに予め上記の硬
化剤0.8gを充填したガラス管(内管)を装填し、管の開
口部に合成樹脂製の栓をして接着剤組成物を調製した。
この接着剤組成物をガラス管に充填したまま、圧縮強
度240kg/cm2のコンクリートブロックに設けた直径15m
m、深さ105mmの穴に挿入し、これに直径12mm、長さ150m
mの全ネジボルトをハンマードリルで回転攪拌してガラ
ス管を砕きながら打設し、−5℃×3時間、−5℃×24
時間、23℃×6ケ月の条件で養生して硬化させたものに
ついて、その固着強度を測定した。固着強度は、上記と
同じ温度条件で油圧ジャッキによる最大引抜力で示し、
これを三回づつ測定した。
度240kg/cm2のコンクリートブロックに設けた直径15m
m、深さ105mmの穴に挿入し、これに直径12mm、長さ150m
mの全ネジボルトをハンマードリルで回転攪拌してガラ
ス管を砕きながら打設し、−5℃×3時間、−5℃×24
時間、23℃×6ケ月の条件で養生して硬化させたものに
ついて、その固着強度を測定した。固着強度は、上記と
同じ温度条件で油圧ジャッキによる最大引抜力で示し、
これを三回づつ測定した。
以上の結果を第1表にまとめて示した。
実施例2〜6及び比較例1〜3 接着剤の組成を第1表に示すように変更したこと以外
は、実施例1と同様にして主剤、硬化剤及び接着剤組成
物を調製し、ゲル化時間、硬化時間及び固着強度を測定
した。その結果を第1表にまとめて示した。比較例2及
び3はナフテン酸錫に類似の化合物では効果のないこと
を示している。
は、実施例1と同様にして主剤、硬化剤及び接着剤組成
物を調製し、ゲル化時間、硬化時間及び固着強度を測定
した。その結果を第1表にまとめて示した。比較例2及
び3はナフテン酸錫に類似の化合物では効果のないこと
を示している。
(発明の効果) 上述の通り、本発明の接着剤組成物は、不飽和ポリエ
ステル樹脂に第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫と
を含有する主剤と、有機過酸化物を主成分とする硬化剤
とからなり、ナフテン酸錫を含有しない従来のこの種の
接着剤組成物に比べ、硬化時間をあまり長くすることな
しに貯蔵安定性に優れ、施工作業性が良く、固着強度も
低下しない。
ステル樹脂に第三アミン系硬化促進剤とナフテン酸錫と
を含有する主剤と、有機過酸化物を主成分とする硬化剤
とからなり、ナフテン酸錫を含有しない従来のこの種の
接着剤組成物に比べ、硬化時間をあまり長くすることな
しに貯蔵安定性に優れ、施工作業性が良く、固着強度も
低下しない。
したがって、本発明の接着剤組成物は、長期に亘り接
着剤組成物を保存する場合が多く、しかも速やかな施工
作業が要求される用途、例えばコンクリート構築物や岩
盤等にアンカーボルトを固着するための接着剤等に好適
に用いられる。
着剤組成物を保存する場合が多く、しかも速やかな施工
作業が要求される用途、例えばコンクリート構築物や岩
盤等にアンカーボルトを固着するための接着剤等に好適
に用いられる。
Claims (1)
- 【請求項1】不飽和ポリエステル樹脂に第三アミン系硬
化促進剤とナフテン酸錫とを含有する主剤と、有機過酸
化物を主成分とする硬化剤とからなる接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1101875A JPH0832750B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1101875A JPH0832750B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02281018A JPH02281018A (ja) | 1990-11-16 |
| JPH0832750B2 true JPH0832750B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=14312143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1101875A Expired - Fee Related JPH0832750B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832750B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020010473A (ko) * | 2000-07-26 | 2002-02-04 | 토마스 더블유. 버크맨 | 화학 고정 접착제를 적용하는 방법 |
| JP6285164B2 (ja) | 2013-12-05 | 2018-02-28 | デクセリアルズ株式会社 | 化合物、熱硬化性樹脂組成物、及び熱硬化性シート |
-
1989
- 1989-04-21 JP JP1101875A patent/JPH0832750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02281018A (ja) | 1990-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |