JPH09153210A - ヘッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置 - Google Patents
ヘッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置Info
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- JPH09153210A JPH09153210A JP8255893A JP25589396A JPH09153210A JP H09153210 A JPH09153210 A JP H09153210A JP 8255893 A JP8255893 A JP 8255893A JP 25589396 A JP25589396 A JP 25589396A JP H09153210 A JPH09153210 A JP H09153210A
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- pressure generating
- disk
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- recording
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/20—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
- G11B21/21—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/41—Cleaning of heads
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヨー角依存性が少ないヘッドスライダ、及び
これを用いて記録密度の向上を図ることが可能な記録再
生装置の提供。 【解決手段】 回転可能な記録媒体であるディスク上で
情報の記録再生を行う記録再生ヘッド20を搭載したヘ
ッドスライダ1において、前記ヘッドスライダ1の前記
ディスクと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転
方向と略垂直な方向に沿って長い形状を有し、前記ディ
スクの回転方向に沿って配列される動圧発生部2a,2
bと、前方の動圧発生部2aに、前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿った段差4を形成することにより
設けられ、該動圧発生部2aの前記ディスクの回転方向
に関する全長Lの10%より大きく50%より小さい長
さSを有するランド部5とを有することを特徴とするヘ
ッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置。
これを用いて記録密度の向上を図ることが可能な記録再
生装置の提供。 【解決手段】 回転可能な記録媒体であるディスク上で
情報の記録再生を行う記録再生ヘッド20を搭載したヘ
ッドスライダ1において、前記ヘッドスライダ1の前記
ディスクと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転
方向と略垂直な方向に沿って長い形状を有し、前記ディ
スクの回転方向に沿って配列される動圧発生部2a,2
bと、前方の動圧発生部2aに、前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿った段差4を形成することにより
設けられ、該動圧発生部2aの前記ディスクの回転方向
に関する全長Lの10%より大きく50%より小さい長
さSを有するランド部5とを有することを特徴とするヘ
ッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮上量のばらつき
や変動もしくは接触力の変動を抑制することが可能なヘ
ッドスライダ、及びこれを用いて記録再生ヘッドの低浮
上化もしくは低荷重かつ安定な接触を実現し、記録密度
の向上を図ることが可能な記録再生装置に関する。
や変動もしくは接触力の変動を抑制することが可能なヘ
ッドスライダ、及びこれを用いて記録再生ヘッドの低浮
上化もしくは低荷重かつ安定な接触を実現し、記録密度
の向上を図ることが可能な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録再生装置においては、高記録
密度化に関する技術開発が盛んに行われており、特に磁
気ディスク装置における高記録密度化は、ビット密度
(ディスク周方向の記録密度)の増加、並びにトラック
密度(ディスク半径方向の記録密度)の増加の両面から
進められている。ここで、ビット密度を増加させるため
の技術として、記録再生ヘッド(以下「ヘッド」とい
う)を搭載したヘッドスライダ(以下「スライダ」とい
う)の低浮上化は必須となっている。しかし、従来のス
ライダにあっては、シーク時の浮上量の動的変動によ
り、ヘッドの低浮上化が妨げられている。以下その要因
について詳説する。
密度化に関する技術開発が盛んに行われており、特に磁
気ディスク装置における高記録密度化は、ビット密度
(ディスク周方向の記録密度)の増加、並びにトラック
密度(ディスク半径方向の記録密度)の増加の両面から
進められている。ここで、ビット密度を増加させるため
の技術として、記録再生ヘッド(以下「ヘッド」とい
う)を搭載したヘッドスライダ(以下「スライダ」とい
う)の低浮上化は必須となっている。しかし、従来のス
ライダにあっては、シーク時の浮上量の動的変動によ
り、ヘッドの低浮上化が妨げられている。以下その要因
について詳説する。
【0003】図23は、従来のスライダを採用した磁気
ディスク装置の概要を示したものである。いわゆるテー
パフラットスライダに代表される従来のスライダ101
のほとんどは、記録媒体であるディスク102の内外周
速差による浮上量差をヨー角依存性を利用して抑制して
いる。ここで、ヨー角とはディスク回転方向とスライダ
101の長手方向とのなす角(図中ではθ)である。
ディスク装置の概要を示したものである。いわゆるテー
パフラットスライダに代表される従来のスライダ101
のほとんどは、記録媒体であるディスク102の内外周
速差による浮上量差をヨー角依存性を利用して抑制して
いる。ここで、ヨー角とはディスク回転方向とスライダ
101の長手方向とのなす角(図中ではθ)である。
【0004】図23に示すように、いわゆるロータリア
クチュエータ103を用いた磁気ディスク装置において
は、スライダ101とディスク102との配置をディス
ク内周側Xでヨー角が小さく、ディスク外周側Yでヨー
角が大きくなるように設定している。
クチュエータ103を用いた磁気ディスク装置において
は、スライダ101とディスク102との配置をディス
ク内周側Xでヨー角が小さく、ディスク外周側Yでヨー
角が大きくなるように設定している。
【0005】図24は、従来のテーパフラットスライダ
の概略を示した斜視図である。図に示すようにスライダ
101は、ディスク回転方向Aに沿って伸びる細長い形
状の動力発生部101aを有し、この動力発生部101
aと回転するディスク(図示せず)との間で発生する動
圧を利用して浮上する構成となっている。ディスクの回
転方向Aに沿って伸びる動力発生部101aは、ヨー角
が生じてディスクの回転方向がAからBに変わると、圧
力発生効率が低下する性質を有する。これは、ヨー角が
小さいときにはスライダ前縁部から流れ込む空気流はス
ライダ全長に沿って比較的長い距離を流れることによっ
て動圧を発生するのに対し、ヨー角が大きくなると、空
気流のうちある部分はスライダ全長に達する以前に側縁
部から流出し、またある部分は側縁部から流入しスライ
ダ後端部から流出するいわゆる空気流の横漏れにより、
効果的に動圧を高めるのに必要な流動距離を確保するこ
とが困難となるためである。従って、従来のテーパフラ
ットスライダ101では、ディスク外周側Yに行くにつ
れてヨー角が大きくなると空気流の横漏れによりスライ
ダ101に作用する動圧発生効率が低下する。このた
め、ディスク外周側Yに行くにつれて周速が増加しても
スライダ101に作用する浮上力は変動せず、ディスク
102内外周における浮上量差を抑制することができ
る。
の概略を示した斜視図である。図に示すようにスライダ
101は、ディスク回転方向Aに沿って伸びる細長い形
状の動力発生部101aを有し、この動力発生部101
aと回転するディスク(図示せず)との間で発生する動
圧を利用して浮上する構成となっている。ディスクの回
転方向Aに沿って伸びる動力発生部101aは、ヨー角
が生じてディスクの回転方向がAからBに変わると、圧
力発生効率が低下する性質を有する。これは、ヨー角が
小さいときにはスライダ前縁部から流れ込む空気流はス
ライダ全長に沿って比較的長い距離を流れることによっ
て動圧を発生するのに対し、ヨー角が大きくなると、空
気流のうちある部分はスライダ全長に達する以前に側縁
部から流出し、またある部分は側縁部から流入しスライ
ダ後端部から流出するいわゆる空気流の横漏れにより、
効果的に動圧を高めるのに必要な流動距離を確保するこ
とが困難となるためである。従って、従来のテーパフラ
ットスライダ101では、ディスク外周側Yに行くにつ
れてヨー角が大きくなると空気流の横漏れによりスライ
ダ101に作用する動圧発生効率が低下する。このた
め、ディスク外周側Yに行くにつれて周速が増加しても
スライダ101に作用する浮上力は変動せず、ディスク
102内外周における浮上量差を抑制することができ
る。
【0006】ところで、図25に示すように、スライダ
101のシーク時にはディスクの周速成分Vr(5〜1
0m/s)以外に、この周速成分Vrにほぼ直交する方
向のシーク速度成分Vs(最大1m/s程度)が存在す
る。従って、この2つの速度成分の合成ベクトルVは、
スライダ101の長手方向に対して5〜10°程度の角
度をなす。即ち、シーク時には、等価的なヨー角変動
(図中ではθ’)が生じていることになる。従って、上
記したヨー角依存性と同様の原理により、シーク時には
空気流の横漏れにより動圧発生効率が低下するため、過
渡的な浮上量低下が発生する。その量は、通常10nm
を越えることが実験的にも確認されており、シーク時に
おけるディスクとスライダとの衝突を避けるためには、
この浮上量低下をマージンとして見込んだスペーシング
(浮上隙間)を設定しなければならず、スライダの低浮
上化を妨げる大きな要因となっている。
101のシーク時にはディスクの周速成分Vr(5〜1
0m/s)以外に、この周速成分Vrにほぼ直交する方
向のシーク速度成分Vs(最大1m/s程度)が存在す
る。従って、この2つの速度成分の合成ベクトルVは、
スライダ101の長手方向に対して5〜10°程度の角
度をなす。即ち、シーク時には、等価的なヨー角変動
(図中ではθ’)が生じていることになる。従って、上
記したヨー角依存性と同様の原理により、シーク時には
空気流の横漏れにより動圧発生効率が低下するため、過
渡的な浮上量低下が発生する。その量は、通常10nm
を越えることが実験的にも確認されており、シーク時に
おけるディスクとスライダとの衝突を避けるためには、
この浮上量低下をマージンとして見込んだスペーシング
(浮上隙間)を設定しなければならず、スライダの低浮
上化を妨げる大きな要因となっている。
【0007】一方、現在、更なる記録密度の向上を目指
して、ヘッドをディスクに対して接触させ、実質的に浮
上量ゼロで記録再生を行う接触記録技術が検討されてい
る。この接触記録技術における最大の技術課題はヘッド
の摩耗低減である。そのためには、ヘッド−ディスク間
の接触力を低荷重かつ安定に維持することが必要とな
る。しかし、従来のスライダでは、シーク時に上記した
ような等価的なヨー角変動により接触力が変動するた
め、ヘッド−ディスク間に作用する接触力を低荷重かつ
安定に維持することはできない。また、ヘッドの摩耗が
進行した場合に、ディスク内外周で浮上姿勢が変化する
と、接触部が浮上してスペーシングが生じてしまうおそ
れもある。
して、ヘッドをディスクに対して接触させ、実質的に浮
上量ゼロで記録再生を行う接触記録技術が検討されてい
る。この接触記録技術における最大の技術課題はヘッド
の摩耗低減である。そのためには、ヘッド−ディスク間
の接触力を低荷重かつ安定に維持することが必要とな
る。しかし、従来のスライダでは、シーク時に上記した
ような等価的なヨー角変動により接触力が変動するた
め、ヘッド−ディスク間に作用する接触力を低荷重かつ
安定に維持することはできない。また、ヘッドの摩耗が
進行した場合に、ディスク内外周で浮上姿勢が変化する
と、接触部が浮上してスペーシングが生じてしまうおそ
れもある。
【0008】さらに、最近実用化され、今後主流となる
と考えられる磁気抵抗効果素子を用いたヘッド、いわゆ
るMRヘッドを採用する場合、記録ヘッドと再生ヘッド
を別個に設ける必要があり、通常2つのヘッドをトラッ
ク方向に並べて配置する。このような構成においては、
ディスク内外周でヨー角が大きく変化すると、2つのヘ
ッド間にトラック幅方向のずれ(トラックずれ)が生じ
る。この問題に対しては、リニアアクチュエータを用い
る方法や、アクチュエータアームの長さを最適化してヨ
ー角の変動を小さくする方法(特開平5−298615
号参照)等が検討されている。従って、MRヘッドを採
用するスライダについても、ヨー角依存性を利用しない
でディスク内外周での浮上量差を抑制する手法が必要に
なる可能性が高い。
と考えられる磁気抵抗効果素子を用いたヘッド、いわゆ
るMRヘッドを採用する場合、記録ヘッドと再生ヘッド
を別個に設ける必要があり、通常2つのヘッドをトラッ
ク方向に並べて配置する。このような構成においては、
ディスク内外周でヨー角が大きく変化すると、2つのヘ
ッド間にトラック幅方向のずれ(トラックずれ)が生じ
る。この問題に対しては、リニアアクチュエータを用い
る方法や、アクチュエータアームの長さを最適化してヨ
ー角の変動を小さくする方法(特開平5−298615
号参照)等が検討されている。従って、MRヘッドを採
用するスライダについても、ヨー角依存性を利用しない
でディスク内外周での浮上量差を抑制する手法が必要に
なる可能性が高い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のスライダでは、ディスク内外周での浮上量差を抑
制するためヨー角依存性を利用しているので、シーク時
の等価的なヨー角変動により浮上量の低下もしくは接触
力の変動が生じる。従って、ヘッドの低浮上化もしくは
ヘッド−ディスク間の低荷重かつ安定な接触を実現する
ことは困難である。
従来のスライダでは、ディスク内外周での浮上量差を抑
制するためヨー角依存性を利用しているので、シーク時
の等価的なヨー角変動により浮上量の低下もしくは接触
力の変動が生じる。従って、ヘッドの低浮上化もしくは
ヘッド−ディスク間の低荷重かつ安定な接触を実現する
ことは困難である。
【0010】また、接触記録においてヘッドの摩耗が進
行した場合に、ディスク内外周で浮上姿勢が変化する
と、接触部が浮上してスペーシングが生じてしまうおそ
れもある。
行した場合に、ディスク内外周で浮上姿勢が変化する
と、接触部が浮上してスペーシングが生じてしまうおそ
れもある。
【0011】さらに、MRヘッドを採用するスライダに
おいては、ヨー角依存性を利用しないでディスク内外周
での浮上量差を抑制する手法に対する要請が強い。そこ
で、本発明では、上記課題を解決し、ヨー角依存性を利
用せずにディスク内外周での浮上量差もしくは接触力変
動を抑制できるスライダ形状を提案するとともに、かか
るスライダを用いて、ヘッドの低浮上化もしくはヘッド
−ディスク間の低荷重かつ安定な接触を実現し、記録密
度の向上を図ることが可能な記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
おいては、ヨー角依存性を利用しないでディスク内外周
での浮上量差を抑制する手法に対する要請が強い。そこ
で、本発明では、上記課題を解決し、ヨー角依存性を利
用せずにディスク内外周での浮上量差もしくは接触力変
動を抑制できるスライダ形状を提案するとともに、かか
るスライダを用いて、ヘッドの低浮上化もしくはヘッド
−ディスク間の低荷重かつ安定な接触を実現し、記録密
度の向上を図ることが可能な記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、回転可能な記録媒体であるディスク上
で情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載したヘッ
ドスライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディス
クと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方向と
略垂直な方向に沿って長い形状を有し、前記ディスクの
回転方向に沿って配列される少なくとも2つの動圧発生
部と、これら動圧発生部のうち前記ディスクの回転方向
に向って最も前方に位置する動圧発生部に、前記ディス
クの回転方向と略垂直な方向に沿った段差を形成するこ
とにより設けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転
方向に関する全長の10%より大きく50%より小さい
長さを有するランド部とを有することを特徴とするヘッ
ドスライダを提供する。
に、本発明では、回転可能な記録媒体であるディスク上
で情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載したヘッ
ドスライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディス
クと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方向と
略垂直な方向に沿って長い形状を有し、前記ディスクの
回転方向に沿って配列される少なくとも2つの動圧発生
部と、これら動圧発生部のうち前記ディスクの回転方向
に向って最も前方に位置する動圧発生部に、前記ディス
クの回転方向と略垂直な方向に沿った段差を形成するこ
とにより設けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転
方向に関する全長の10%より大きく50%より小さい
長さを有するランド部とを有することを特徴とするヘッ
ドスライダを提供する。
【0013】ここで、前記ランド部は、前記ディスクの
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。
【0014】また、前記ランド部と、該ランド部を有す
る動圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後
方に位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特
徴とするものであってもよい。
る動圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後
方に位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特
徴とするものであってもよい。
【0015】また、前記動圧発生部のうち前記ディスク
の回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両
側端部を面取りしたことを特徴とするものであってもよ
い。また、前記動圧発生部のうち前記ディスクの回転方
向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該回転方
向と反対方向に開口する略V字形状に形成されているこ
とを特徴とするものであってもよい。
の回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両
側端部を面取りしたことを特徴とするものであってもよ
い。また、前記動圧発生部のうち前記ディスクの回転方
向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該回転方
向と反対方向に開口する略V字形状に形成されているこ
とを特徴とするものであってもよい。
【0016】また、前記動圧発生部のうち少なくとも前
記ディスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差を形成する切欠部が設けられていることを特
徴とするものであってもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
記ディスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差を形成する切欠部が設けられていることを特
徴とするものであってもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
【0017】また、前記動圧発生部のうち少なくとも前
記ディスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向
にほぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられている
ことを特徴とするものでもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
記ディスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向
にほぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられている
ことを特徴とするものでもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
【0018】また、前記ランド部の接地面積は、該ラン
ド部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転
方向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積より
も小さいことを特徴とするものであってもよい。
ド部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転
方向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積より
も小さいことを特徴とするものであってもよい。
【0019】また、本発明では、回転可能な記録媒体で
あるディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘッド
を搭載したヘッドスライダにおいて、前記ヘッドスライ
ダの前記ディスクと対向する面に設けられる動圧発生部
と、この動圧発生部の両側部に設けられる、前記ディス
クの回転方向にほぼ沿った段差を形成する切欠部とを有
することを特徴とするヘッドスライダを提供する。
あるディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘッド
を搭載したヘッドスライダにおいて、前記ヘッドスライ
ダの前記ディスクと対向する面に設けられる動圧発生部
と、この動圧発生部の両側部に設けられる、前記ディス
クの回転方向にほぼ沿った段差を形成する切欠部とを有
することを特徴とするヘッドスライダを提供する。
【0020】ここで、前記動圧発生部は、前記ディスク
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスク上で情報の記録再生を行う記録
再生ヘッドを搭載したヘッドスライダにおいて、前記ヘ
ッドスライダの前記ディスクと対向する面のに設けられ
る動圧発生部と、この動圧発生部の両側部に設けられ
る、前記ディスクの回転方向にほぼ沿った段差と、該回
転方向と略垂直な方向にほぼ沿った段差とを形成する切
欠部とを有することを特徴とするヘッドスライダを提供
する。
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスク上で情報の記録再生を行う記録
再生ヘッドを搭載したヘッドスライダにおいて、前記ヘ
ッドスライダの前記ディスクと対向する面のに設けられ
る動圧発生部と、この動圧発生部の両側部に設けられ
る、前記ディスクの回転方向にほぼ沿った段差と、該回
転方向と略垂直な方向にほぼ沿った段差とを形成する切
欠部とを有することを特徴とするヘッドスライダを提供
する。
【0021】ここで、前記動圧発生部は、前記ディスク
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスク上で、情報の記録再生を行う記
録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダにおいて、前記
ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に設けら
れ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿って長
い形状を有し、該回転方向に関する前端部に配置される
動圧発生部と、該回転方向の後端部に配置され、前記記
録再生ヘッドを搭載して動作中に前記ディスクに接触す
るパッド部と、前記動圧発生部に前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿った段差を形成することにより設
けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向に関す
る全長の10%より大きく50%より小さい長さを有す
るランド部とを有することを特徴とするヘッドスライダ
を提供する。
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスク上で、情報の記録再生を行う記
録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダにおいて、前記
ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に設けら
れ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿って長
い形状を有し、該回転方向に関する前端部に配置される
動圧発生部と、該回転方向の後端部に配置され、前記記
録再生ヘッドを搭載して動作中に前記ディスクに接触す
るパッド部と、前記動圧発生部に前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿った段差を形成することにより設
けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向に関す
る全長の10%より大きく50%より小さい長さを有す
るランド部とを有することを特徴とするヘッドスライダ
を提供する。
【0022】ここで、前記ランド部は、前記ディスクの
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってももよい。
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってももよい。
【0023】また、前記ランド部と前記パッドとが略同
一平面をなすことを特徴とするものであってもよい。一
方、本発明では、回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に
設けられ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿
って長い形状を有し、前記ディスクの回転方向に沿って
配列される少なくとも2つの動圧発生部と、これら動圧
発生部のうち前記ディスクの回転方向に向って最も前方
に位置する動圧発生部に、前記ディスクの回転方向と略
垂直な方向に沿った段差を形成することにより設けら
れ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向に関する全
長の10%より大きく50%より小さい長さを有するラ
ンド部とを有することを特徴とする記録再生装置を提供
する。
一平面をなすことを特徴とするものであってもよい。一
方、本発明では、回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に
設けられ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿
って長い形状を有し、前記ディスクの回転方向に沿って
配列される少なくとも2つの動圧発生部と、これら動圧
発生部のうち前記ディスクの回転方向に向って最も前方
に位置する動圧発生部に、前記ディスクの回転方向と略
垂直な方向に沿った段差を形成することにより設けら
れ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向に関する全
長の10%より大きく50%より小さい長さを有するラ
ンド部とを有することを特徴とする記録再生装置を提供
する。
【0024】ここで、前記ランド部は、前記ディスクの
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。
【0025】また、前記ランド部と、該ランド部を有す
る動圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後
方に位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特
徴とするものであってもよい。
る動圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後
方に位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特
徴とするものであってもよい。
【0026】また、前記動圧発生部のうち前記ディスク
の回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両
側端部を面取りしたことを特徴とするものであってもよ
い。また、前記動圧発生部のうち前記ディスクの回転方
向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該回転方
向と反対方向に開口する略V字形状に形成されているこ
とを特徴とするものであってもよい。
の回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両
側端部を面取りしたことを特徴とするものであってもよ
い。また、前記動圧発生部のうち前記ディスクの回転方
向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該回転方
向と反対方向に開口する略V字形状に形成されているこ
とを特徴とするものであってもよい。
【0027】また、前記動圧発生部のうち少なくとも前
記ディスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差を形成する切欠部が設けられていることを特
徴とするものであってもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
記ディスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差を形成する切欠部が設けられていることを特
徴とするものであってもよく、さらに、前記ランド部
は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形状であ
ることを特徴とするものであってもよい。
【0028】また、前記動圧発生部のうち少なくとも前
記ディスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向
にほぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられている
ことを特徴とするものであってもよく、さらに、前記ラ
ンド部は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形
状であることを特徴とするものであってもよい。
記ディスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧
発生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ
沿った段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向
にほぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられている
ことを特徴とするものであってもよく、さらに、前記ラ
ンド部は、前記ディスクの回転方向に開口した略V字形
状であることを特徴とするものであってもよい。
【0029】また、前記ランド部の接地面積は、該ラン
ド部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転
方向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積より
も小さいことを特徴とするものであってもよい。
ド部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転
方向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積より
も小さいことを特徴とするものであってもよい。
【0030】また、本発明では、回転可能な記録媒体で
あるディスクと、このディスク上で情報の記録再生を行
う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘ
ッドスライダと、このヘッドスライダを支持し前記ディ
スク上を移動させるアクチュエータとを備えた記録再生
装置において、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対
向する面に設けられる動圧発生部と、この動圧発生部の
両側部に設けられる、前記ディスクの回転方向にほぼ沿
った段差を形成する切欠部とを有することを特徴とする
記録再生装置を提供する。
あるディスクと、このディスク上で情報の記録再生を行
う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘ
ッドスライダと、このヘッドスライダを支持し前記ディ
スク上を移動させるアクチュエータとを備えた記録再生
装置において、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対
向する面に設けられる動圧発生部と、この動圧発生部の
両側部に設けられる、前記ディスクの回転方向にほぼ沿
った段差を形成する切欠部とを有することを特徴とする
記録再生装置を提供する。
【0031】ここで、前記動圧発生部は、前記ディスク
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスクと、このディスク上で情報の記
録再生を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを
搭載するヘッドスライダと、このヘッドスライダを支持
し前記ディスク上を移動させるアクチュエータとを備え
た記録再生装置において、前記ヘッドスライダの前記デ
ィスクと対向する面のに設けられる動圧発生部と、この
動圧発生部の両側部に設けられる、前記ディスクの回転
方向にほぼ沿った段差と、該回転方向と略垂直な方向に
ほぼ沿った段差とを形成する切欠部とを有することを特
徴とする記録再生装置を提供する。
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスクと、このディスク上で情報の記
録再生を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを
搭載するヘッドスライダと、このヘッドスライダを支持
し前記ディスク上を移動させるアクチュエータとを備え
た記録再生装置において、前記ヘッドスライダの前記デ
ィスクと対向する面のに設けられる動圧発生部と、この
動圧発生部の両側部に設けられる、前記ディスクの回転
方向にほぼ沿った段差と、該回転方向と略垂直な方向に
ほぼ沿った段差とを形成する切欠部とを有することを特
徴とする記録再生装置を提供する。
【0032】ここで、前記動圧発生部は、前記ディスク
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスクと、このディスク上で情報の記
録再生を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを
搭載するヘッドスライダと、このヘッドスライダを支持
し前記ディスク上を移動させるアクチュエータとを備え
た記録再生装置において、前記ヘッドスライダの前記デ
ィスクと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿って長い形状を有し、該回転方向
に関する前端部に配置される動圧発生部と、該回転方向
の後端部に配置され、前記記録再生ヘッドを搭載して動
作中に前記ディスクに接触するパッド部と、前記動圧発
生部に前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿った
段差を形成することにより設けられ、該動圧発生部の前
記ディスクの回転方向に関する全長の10%より大きく
50%より小さい長さを有するランド部とを有すること
を特徴とする記録再生装置を提供する。
の回転方向に開口する略U字形状であることを特徴とす
るものであってもよい。また、本発明では、回転可能な
記録媒体であるディスクと、このディスク上で情報の記
録再生を行う記録再生ヘッドと、この記録再生ヘッドを
搭載するヘッドスライダと、このヘッドスライダを支持
し前記ディスク上を移動させるアクチュエータとを備え
た記録再生装置において、前記ヘッドスライダの前記デ
ィスクと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方
向と略垂直な方向に沿って長い形状を有し、該回転方向
に関する前端部に配置される動圧発生部と、該回転方向
の後端部に配置され、前記記録再生ヘッドを搭載して動
作中に前記ディスクに接触するパッド部と、前記動圧発
生部に前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿った
段差を形成することにより設けられ、該動圧発生部の前
記ディスクの回転方向に関する全長の10%より大きく
50%より小さい長さを有するランド部とを有すること
を特徴とする記録再生装置を提供する。
【0033】ここで、前記ランド部は、前記ディスクの
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。また、前記ランド部と前記パッドとが略
同一平面をなすことを特徴とするものであってもよい。
回転方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回
転方向に関する全長のほぼ30%の長さを有するもので
あってもよい。また、前記ランド部と前記パッドとが略
同一平面をなすことを特徴とするものであってもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しつつ詳細に説明する。ここでは、記録再生装
置の一例として、磁気ディスク装置について説明する
が、本発明はこの場合に限定されず、ヘッドをスライダ
によって支持する形態を有する他の記録再生装置につい
ても適用が可能である。
面を参照しつつ詳細に説明する。ここでは、記録再生装
置の一例として、磁気ディスク装置について説明する
が、本発明はこの場合に限定されず、ヘッドをスライダ
によって支持する形態を有する他の記録再生装置につい
ても適用が可能である。
【0035】まず、本発明の実施形態の説明に先立ち、
磁気ディスク装置の概要について説明する。図1は、ロ
ータリーアクチュエータを用いた磁気ディスク装置の概
略を示したものである。ディスク201は、スピンドル
202に装着され、所定の回転数で回転される。ディス
ク201上を浮上もしくは接触した状態で情報の記録再
生を行う磁気ギャップを搭載したスライダ203は、薄
板状のサスペンション204の先端に取付られている。
サスペンション204は、図示しない駆動コイルを保持
するボビン部等を有するアクチュエータアーム205の
一端に接続されている。一方、アクチュエータアーム2
05の他端には、リニアモータの一種であるボイスコイ
ルモータ206が設けられている。ボイスコイルモータ
206は、前記アクチュエータアーム205のボビン部
に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み
込むように対向して配置された永久磁石及び対向ヨーク
からなる磁気回路とから構成される。アクチュエータア
ーム205は、固定軸207の上下2カ所に設けられた
図示しないボールベアリングによって保持され、ボイス
コイルモータ206により回転揺動が自在にできるよう
になっている。
磁気ディスク装置の概要について説明する。図1は、ロ
ータリーアクチュエータを用いた磁気ディスク装置の概
略を示したものである。ディスク201は、スピンドル
202に装着され、所定の回転数で回転される。ディス
ク201上を浮上もしくは接触した状態で情報の記録再
生を行う磁気ギャップを搭載したスライダ203は、薄
板状のサスペンション204の先端に取付られている。
サスペンション204は、図示しない駆動コイルを保持
するボビン部等を有するアクチュエータアーム205の
一端に接続されている。一方、アクチュエータアーム2
05の他端には、リニアモータの一種であるボイスコイ
ルモータ206が設けられている。ボイスコイルモータ
206は、前記アクチュエータアーム205のボビン部
に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、それを挟み
込むように対向して配置された永久磁石及び対向ヨーク
からなる磁気回路とから構成される。アクチュエータア
ーム205は、固定軸207の上下2カ所に設けられた
図示しないボールベアリングによって保持され、ボイス
コイルモータ206により回転揺動が自在にできるよう
になっている。
【0036】次に、スライダの浮上姿勢について、図2
を参照しつつ簡単に説明する。スライダ201は、動作
時にその姿勢をディスクに倣わせるための図示しない可
撓性部材(ジンバル)を介してサスペンションにより保
持されており、ディスクの回転に伴って発生する空気流
の動圧によって、その全体もしくは一部がディスクから
浮上している。スライダ201の姿勢は、何らかの製造
誤差あるいは動圧の変動などによって微妙に変化する場
合があり、その変化はローリング及びピッチングという
形で規定できる。図2に示すように、ローリングとは、
スライダ201の長手方向軸線208回りの回転Rをい
い、ピッチングとは、スライダ201の長手方向に直交
する方向の軸線209回りの回転Pをいう。なお、スラ
イダ201の長手方向は、ディスクの回転方向Aとほぼ
一致する。
を参照しつつ簡単に説明する。スライダ201は、動作
時にその姿勢をディスクに倣わせるための図示しない可
撓性部材(ジンバル)を介してサスペンションにより保
持されており、ディスクの回転に伴って発生する空気流
の動圧によって、その全体もしくは一部がディスクから
浮上している。スライダ201の姿勢は、何らかの製造
誤差あるいは動圧の変動などによって微妙に変化する場
合があり、その変化はローリング及びピッチングという
形で規定できる。図2に示すように、ローリングとは、
スライダ201の長手方向軸線208回りの回転Rをい
い、ピッチングとは、スライダ201の長手方向に直交
する方向の軸線209回りの回転Pをいう。なお、スラ
イダ201の長手方向は、ディスクの回転方向Aとほぼ
一致する。
【0037】第1の実施形態 本発明の第1の実施形態について、図3を参照しつつ説
明する。図3は、本発明の第1の実施形態にかかるスラ
イダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。ここで、(b)は図示し
ないディスク表面と対向する側のスライダ面を示したも
のである。スライダ1は、ディスク回転方向Aに向かっ
て後方に位置する端面に磁極21を備えた記録再生ヘッ
ド20を搭載している。
明する。図3は、本発明の第1の実施形態にかかるスラ
イダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。ここで、(b)は図示し
ないディスク表面と対向する側のスライダ面を示したも
のである。スライダ1は、ディスク回転方向Aに向かっ
て後方に位置する端面に磁極21を備えた記録再生ヘッ
ド20を搭載している。
【0038】上記したように、等価的なヨー角変動によ
り浮上量等が変動するのは、空気流の横漏れによる動圧
発生効率の低下が原因であり、これは、いわゆるテーパ
フラットスライダに代表されるディスク回転方向Aに関
して長い動圧発生部をもつスライダ形状において顕著に
見られる現象である。かかるヨー角依存性を低減するた
めには、図示したように、スライダ1の動圧発生部2
a,2bをディスク回転方向Aに関して略垂直な方向に
長い横長形状とすることが望ましい。しかし、スライダ
1の形状自体をかかる横長形状とすると、ピッチング剛
性の低下が問題となる。そこで、本実施形態では、横長
形状の動圧発生部2a,2bをディスク回転方向Aに関
して前後に2つ配列する構成とする。ここで、前後の動
圧発生部2a,2bは、空気流による動圧がほとんど発
生しない深溝3によって隔てられる。深溝3は、機械加
工もしくはエッチングにより形成される。
り浮上量等が変動するのは、空気流の横漏れによる動圧
発生効率の低下が原因であり、これは、いわゆるテーパ
フラットスライダに代表されるディスク回転方向Aに関
して長い動圧発生部をもつスライダ形状において顕著に
見られる現象である。かかるヨー角依存性を低減するた
めには、図示したように、スライダ1の動圧発生部2
a,2bをディスク回転方向Aに関して略垂直な方向に
長い横長形状とすることが望ましい。しかし、スライダ
1の形状自体をかかる横長形状とすると、ピッチング剛
性の低下が問題となる。そこで、本実施形態では、横長
形状の動圧発生部2a,2bをディスク回転方向Aに関
して前後に2つ配列する構成とする。ここで、前後の動
圧発生部2a,2bは、空気流による動圧がほとんど発
生しない深溝3によって隔てられる。深溝3は、機械加
工もしくはエッチングにより形成される。
【0039】一方、単に横長形状の動圧発生部2a,2
bを複数有するスライダとしただけでは、ヨー角依存性
の低減により過渡的な浮上量変動を抑制することは可能
となるが、逆にディスク内外周での浮上量差が生じてし
まう。そこで、本実施形態においては、ヨー角依存性に
よらずにディスク内外周での浮上量差を抑制すべく、前
方の動圧発生部2aの一部にディスク回転方向Aに略垂
直な方向に沿った段差4を設けることにより、ランド部
5を形成することとした。ここで、段差4は、ランド部
5をマスキングし、エッチングにより形成する。段差4
の深さは、前方の動圧発生部2aの後端部の浮上量とほ
ぼ等しい程度とすることが望ましく、非常に浅く形成す
れば良いことから、短時間で形成でき、かつマスキング
も容易である。また、ランド部5と後方の動圧発生部2
bが同一平面をなすように形成すれば、1回のエッチン
グ工程で動圧発生部2a,2bを形成することができる
ため、製作効率が向上し、大量生産にも適した構造とす
ることができる。
bを複数有するスライダとしただけでは、ヨー角依存性
の低減により過渡的な浮上量変動を抑制することは可能
となるが、逆にディスク内外周での浮上量差が生じてし
まう。そこで、本実施形態においては、ヨー角依存性に
よらずにディスク内外周での浮上量差を抑制すべく、前
方の動圧発生部2aの一部にディスク回転方向Aに略垂
直な方向に沿った段差4を設けることにより、ランド部
5を形成することとした。ここで、段差4は、ランド部
5をマスキングし、エッチングにより形成する。段差4
の深さは、前方の動圧発生部2aの後端部の浮上量とほ
ぼ等しい程度とすることが望ましく、非常に浅く形成す
れば良いことから、短時間で形成でき、かつマスキング
も容易である。また、ランド部5と後方の動圧発生部2
bが同一平面をなすように形成すれば、1回のエッチン
グ工程で動圧発生部2a,2bを形成することができる
ため、製作効率が向上し、大量生産にも適した構造とす
ることができる。
【0040】次に、本実施形態により、ディスク内外周
での浮上量差を抑制できる理由について説明する。後方
の動圧発生部2bはディスク回転方向Aに関して短く、
同方向Aに略垂直な方向に関して長い横長形状の平面で
あり、動作時には、前方の動圧発生部2aが浮上するの
にともなって所定のピッチングを有して浮上する。
での浮上量差を抑制できる理由について説明する。後方
の動圧発生部2bはディスク回転方向Aに関して短く、
同方向Aに略垂直な方向に関して長い横長形状の平面で
あり、動作時には、前方の動圧発生部2aが浮上するの
にともなって所定のピッチングを有して浮上する。
【0041】図4は、後方の動圧発生部2bの後端のス
ペーシング(浮上隙間)を一定とした場合において、後
方の動圧発生部2bのピッチングに対する、浮上力をプ
ロットしたものである。図中で、○はスライダ1がディ
スク外周側に位置する場合、△はディスク内周側に位置
する場合の結果をそれぞれ示している。図示したよう
に、浮上力はピッチングが一定であれば、ディスク内外
周ではほとんど差がない。即ち、浮上力の変動は、ディ
スク内外周での周速差よりも、ピッチングの変動による
ところが大きいことがわかる。
ペーシング(浮上隙間)を一定とした場合において、後
方の動圧発生部2bのピッチングに対する、浮上力をプ
ロットしたものである。図中で、○はスライダ1がディ
スク外周側に位置する場合、△はディスク内周側に位置
する場合の結果をそれぞれ示している。図示したよう
に、浮上力はピッチングが一定であれば、ディスク内外
周ではほとんど差がない。即ち、浮上力の変動は、ディ
スク内外周での周速差よりも、ピッチングの変動による
ところが大きいことがわかる。
【0042】従って、ヨー角依存性によらずにディスク
内外周での浮上量差を抑制するためには、後方の動圧発
生部2bのピッチングがディスク内外周でほぼ一定とな
るようにすればよい。即ち、ディスク内外周で後方の動
圧発生部2bのピッチングが変化しないように、前方の
動圧発生部2aの形状を設定することによりヘッド21
が設けられる後方の動圧発生部2bの後端におけるスペ
ーシングを、ディスク内外周における周速差によらず一
定に保つことが可能となる。
内外周での浮上量差を抑制するためには、後方の動圧発
生部2bのピッチングがディスク内外周でほぼ一定とな
るようにすればよい。即ち、ディスク内外周で後方の動
圧発生部2bのピッチングが変化しないように、前方の
動圧発生部2aの形状を設定することによりヘッド21
が設けられる後方の動圧発生部2bの後端におけるスペ
ーシングを、ディスク内外周における周速差によらず一
定に保つことが可能となる。
【0043】図5は、スライダ1のピッチング及び後端
のスペーシングを一定とした場合に、図3に示したスラ
イダ1の前方の動圧発生部2aのディスク回転方向Aに
関する全長Lとランド部5の同方向Aに関する長さSと
の比率に対する、ディスク内外周での前方の動圧発生部
に作用する浮上力の比をプロットしたものである。ここ
では、前方の動圧発生部2aの全長Lや段差4の深さ等
の条件を変化させた4種類の形状に関する解析結果を示
した。4種類の形状の解析条件は、以下の通りである。
のスペーシングを一定とした場合に、図3に示したスラ
イダ1の前方の動圧発生部2aのディスク回転方向Aに
関する全長Lとランド部5の同方向Aに関する長さSと
の比率に対する、ディスク内外周での前方の動圧発生部
に作用する浮上力の比をプロットしたものである。ここ
では、前方の動圧発生部2aの全長Lや段差4の深さ等
の条件を変化させた4種類の形状に関する解析結果を示
した。4種類の形状の解析条件は、以下の通りである。
【0044】 全長 L 段差の深さ □ 0.2mm 0.1μm ○ 0.3mm 0.1μm △ 0.4mm 0.2μm ▽ 0.4mm 0.3μm 尚、スライダ1のスペーシング(最小浮上量)は50n
m、ピッチングは100μradとしている。
m、ピッチングは100μradとしている。
【0045】この結果によれば、全長Lに対してランド
部5の長さSの比率が50%以上となる第1の領域にお
いては、ディスク内周側における浮上力よりもディスク
外周側における浮上力の方が大きくなっている。一方、
前記比率が10%より大きく50%より小さい第2の領
域においては、ディスク内外周での浮上力変化が比較的
小さい。さらに、前記比率が10%以下となる第3の領
域においては、ディスク内周側における浮上力よりもデ
ィスク外周側における浮上力の方が小さくなっている。
部5の長さSの比率が50%以上となる第1の領域にお
いては、ディスク内周側における浮上力よりもディスク
外周側における浮上力の方が大きくなっている。一方、
前記比率が10%より大きく50%より小さい第2の領
域においては、ディスク内外周での浮上力変化が比較的
小さい。さらに、前記比率が10%以下となる第3の領
域においては、ディスク内周側における浮上力よりもデ
ィスク外周側における浮上力の方が小さくなっている。
【0046】図6は、上記した3つの領域に属する前方
の動圧発生部を採用した場合において、ディスクの周速
に対するスライダ1のピッチング及びヘッドが設けられ
る後方の動圧発生部2bの後端におけるスペーシングの
変化をそれぞれ示したものである。ここで、縦軸はディ
スク外周側でのピッチング及びスペーシングを基準とし
た比で表示している。
の動圧発生部を採用した場合において、ディスクの周速
に対するスライダ1のピッチング及びヘッドが設けられ
る後方の動圧発生部2bの後端におけるスペーシングの
変化をそれぞれ示したものである。ここで、縦軸はディ
スク外周側でのピッチング及びスペーシングを基準とし
た比で表示している。
【0047】まず、第1の領域に属する前方の動圧発生
部(前記比率が50%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ディスクの周速が上がるほど(ディスク
外周側へ行くほど)ピッチングが大きくなる(図中の
△)ので、それに伴ってスペーシングも増加し(図中の
黒三角)、ディスク内外周での浮上量一定化は実現でき
ない。
部(前記比率が50%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ディスクの周速が上がるほど(ディスク
外周側へ行くほど)ピッチングが大きくなる(図中の
△)ので、それに伴ってスペーシングも増加し(図中の
黒三角)、ディスク内外周での浮上量一定化は実現でき
ない。
【0048】また、第3の領域に属する前方の動圧発生
部(前記比率が10%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ディスクの周速が上がるほど(ディスク
外周側へ行くほど)ピッチングが小さくなる(図中の
□)ので、それにともなってスペーシングも減少し(図
中の黒四角)、やはりディスク内外周での浮上量一定化
は実現できない。
部(前記比率が10%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ディスクの周速が上がるほど(ディスク
外周側へ行くほど)ピッチングが小さくなる(図中の
□)ので、それにともなってスペーシングも減少し(図
中の黒四角)、やはりディスク内外周での浮上量一定化
は実現できない。
【0049】一方、第2の領域に属する前方の動圧発生
部(前記比率が30%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ピッチング(図中の○)及びスペーシン
グ(図中の黒丸)はディスクの周速差によらずにほぼ一
定となるため、ディスク内外周での浮上量一定化が実現
できる。
部(前記比率が30%)を採用した場合は、ディスク内
外周において、ピッチング(図中の○)及びスペーシン
グ(図中の黒丸)はディスクの周速差によらずにほぼ一
定となるため、ディスク内外周での浮上量一定化が実現
できる。
【0050】従って、前方の動圧発生部2aに形成され
るランド部5のディスク回転方向Aに関する長さを該動
圧発生部2aの同方向Aに関する全長の10%より大き
く50%より小さい範囲とすることにより、ディスク内
外周での浮上量一定化(浮上量の変動が±10%程度は
許容できるものとする)を実現することが可能となる。
さらに、ランド部5の長さが動圧発生部2aの全長のほ
ぼ30%であれば、ディスク内外周での浮上量をほぼ完
全に一定とすることが可能となる。
るランド部5のディスク回転方向Aに関する長さを該動
圧発生部2aの同方向Aに関する全長の10%より大き
く50%より小さい範囲とすることにより、ディスク内
外周での浮上量一定化(浮上量の変動が±10%程度は
許容できるものとする)を実現することが可能となる。
さらに、ランド部5の長さが動圧発生部2aの全長のほ
ぼ30%であれば、ディスク内外周での浮上量をほぼ完
全に一定とすることが可能となる。
【0051】なお、ランド部5の長さが動圧発生部2a
の全長のほぼ30%の場合は、段差を設けることにより
ランド部を形成したいわゆるステップ軸受における動圧
発生効率が最も高くなることが一般に知られている。従
って、この場合にはディスク内外周での浮上量一定化の
効果とともに、限られたスライダ面積内で効果的に十分
な動圧を発生させることが可能となる。
の全長のほぼ30%の場合は、段差を設けることにより
ランド部を形成したいわゆるステップ軸受における動圧
発生効率が最も高くなることが一般に知られている。従
って、この場合にはディスク内外周での浮上量一定化の
効果とともに、限られたスライダ面積内で効果的に十分
な動圧を発生させることが可能となる。
【0052】以上述べたように、本発明の第1の実施形
態によれば、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上量
変動を抑制することができるとともに、ディスク内外周
での浮上量一定化を実現することが可能となる。
態によれば、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上量
変動を抑制することができるとともに、ディスク内外周
での浮上量一定化を実現することが可能となる。
【0053】ところで、ディスク停止時にスライダとデ
ィスクとの間に水分が凝集するなどの理由により、ディ
スク上にスライダが吸着し、ディスク起動時にスライダ
を円滑に浮上させることが困難になる場合がある。この
問題を回避するために従来はディスク31の表面にテク
スチャと呼ばれる微少な凹凸を設けることにより、停止
中のディスクとスライダとの間に隙間を維持することが
行われている。しかし、このテクスチャは動作時におけ
る浮上量のばらつきに伴って発生するスライダとディス
クとの衝突の危険度を高める原因となり、スライダの低
浮上化に対する妨げとなる。
ィスクとの間に水分が凝集するなどの理由により、ディ
スク上にスライダが吸着し、ディスク起動時にスライダ
を円滑に浮上させることが困難になる場合がある。この
問題を回避するために従来はディスク31の表面にテク
スチャと呼ばれる微少な凹凸を設けることにより、停止
中のディスクとスライダとの間に隙間を維持することが
行われている。しかし、このテクスチャは動作時におけ
る浮上量のばらつきに伴って発生するスライダとディス
クとの衝突の危険度を高める原因となり、スライダの低
浮上化に対する妨げとなる。
【0054】一方、ディスク起動時には、ディスクは必
ずしも所定の回転方向のみに進むのではなく、前後に揺
動するような動きをしながら回転を始める。その様子を
図7に示す。前後に揺動するディスクの動きは、ディス
ク起動時の励磁タイミングやモータの磁極とコイルの位
置関係などに起因する。この時、ディスクが所定の回転
方向Aと逆方向A’に進行する瞬間には、図に示すよう
にジンバル22を介してサスペンション23に指示され
たスライダ1には、サスペンションからの反力Fが作用
し、この反力Fによってスライダ1の後端を支点として
前方の動圧発生部2aを引き剥がすようなモーメントM
が作用する。その際、スライダ1においては、前方の動
圧発生部2aのディスク24に対する接地面積の方が後
方の動圧発生部の2bのそれよりも小さくなっているこ
とから、まず前方の動圧発生部2aがディスク24から
容易に引き剥がされる。その後、ディスクが正規の回転
方向Aに進み始めると、空気流の動圧により容易にピッ
チングが生じスライダ1の全体がディスク24から容易
に引き剥がされる。即ち、本実施形態によれば、前方の
動圧発生部2aに設けられたランド部5のみがディスク
24上に接地することから、前方の動圧発生部2aの接
地面積を後方の動圧発生部の接地面積よりも小さくする
ことができ、上記した吸着現象を有効に防止することが
可能となる。
ずしも所定の回転方向のみに進むのではなく、前後に揺
動するような動きをしながら回転を始める。その様子を
図7に示す。前後に揺動するディスクの動きは、ディス
ク起動時の励磁タイミングやモータの磁極とコイルの位
置関係などに起因する。この時、ディスクが所定の回転
方向Aと逆方向A’に進行する瞬間には、図に示すよう
にジンバル22を介してサスペンション23に指示され
たスライダ1には、サスペンションからの反力Fが作用
し、この反力Fによってスライダ1の後端を支点として
前方の動圧発生部2aを引き剥がすようなモーメントM
が作用する。その際、スライダ1においては、前方の動
圧発生部2aのディスク24に対する接地面積の方が後
方の動圧発生部の2bのそれよりも小さくなっているこ
とから、まず前方の動圧発生部2aがディスク24から
容易に引き剥がされる。その後、ディスクが正規の回転
方向Aに進み始めると、空気流の動圧により容易にピッ
チングが生じスライダ1の全体がディスク24から容易
に引き剥がされる。即ち、本実施形態によれば、前方の
動圧発生部2aに設けられたランド部5のみがディスク
24上に接地することから、前方の動圧発生部2aの接
地面積を後方の動圧発生部の接地面積よりも小さくする
ことができ、上記した吸着現象を有効に防止することが
可能となる。
【0055】以上説明した実施形態では、前方の動圧発
生部2aのみに段差4を設けることとしたが、図8に示
すように、前後の動圧発生部に段差を設ける構成として
も、本実施形態と同様の作用効果が期待できる。かかる
構成によれば、後方の動圧発生部2bも、前方の動圧発
生部2aと同様の浮上力を得ることから、後方の動圧発
生部2b全体の面積を低減することができ、スライダ全
体を小型化することが可能となるとともに、吸着現象を
さらに低減することが可能となる。
生部2aのみに段差4を設けることとしたが、図8に示
すように、前後の動圧発生部に段差を設ける構成として
も、本実施形態と同様の作用効果が期待できる。かかる
構成によれば、後方の動圧発生部2bも、前方の動圧発
生部2aと同様の浮上力を得ることから、後方の動圧発
生部2b全体の面積を低減することができ、スライダ全
体を小型化することが可能となるとともに、吸着現象を
さらに低減することが可能となる。
【0056】第2の実施形態 本発明の第2の実施形態について、図9を参照しつつ説
明する。図9は、本発明の第2の実施形態にかかるスラ
イダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。なお、図中で、図2に示
した部分と同一の部分もしくは同一機能を有する部分に
ついては、同一の符号を付すことにより重複説明を省略
する(以下の実施形態においても同様とする)。
明する。図9は、本発明の第2の実施形態にかかるスラ
イダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。なお、図中で、図2に示
した部分と同一の部分もしくは同一機能を有する部分に
ついては、同一の符号を付すことにより重複説明を省略
する(以下の実施形態においても同様とする)。
【0057】本実施形態においては、スライダ1の動圧
発生部2a,2bをディスク回転方向Aに関して前後に
2つ配列するとともに、前方の動圧発生部2aにディス
ク内外周での浮上量差を抑制するため、段差4を設けて
ランド部5を形成するとともに、後方の動圧発生部2b
を図示のごとく略V字形状とする。
発生部2a,2bをディスク回転方向Aに関して前後に
2つ配列するとともに、前方の動圧発生部2aにディス
ク内外周での浮上量差を抑制するため、段差4を設けて
ランド部5を形成するとともに、後方の動圧発生部2b
を図示のごとく略V字形状とする。
【0058】上記した第1の実施形態のごとく横長形状
の動圧発生部2a,2bを有するスライダ1において
は、ディスク外周側でヨー角がつくと、空気流に伴って
発生する動圧の圧力中心がスライダ1のディスク内周側
にシフトする。このため、スライダ1は、ディスク内周
側が高く外周側が低くなるようにローリングした姿勢で
飛行することになる。また、スライダ1を支持する図示
しないサスペンションの取付誤差や、ディスク表面の凹
凸、装置外部からの振動等の影響により、スライダ1に
ローリングが生じることもある。かかる場合、スライダ
1の後端のうち浮上量の最も低下するディスク内外周側
の側端部がディスクと接触するおそれがある。そこで、
後方の動圧発生部2bのディスク内周側及び外周側の側
端部を面取りするとともに、スライダ1のローリング剛
性を低下させないために、図示したように略V字型の形
状としてスライダ側面近傍における動圧発生部の面積を
確保することとした。
の動圧発生部2a,2bを有するスライダ1において
は、ディスク外周側でヨー角がつくと、空気流に伴って
発生する動圧の圧力中心がスライダ1のディスク内周側
にシフトする。このため、スライダ1は、ディスク内周
側が高く外周側が低くなるようにローリングした姿勢で
飛行することになる。また、スライダ1を支持する図示
しないサスペンションの取付誤差や、ディスク表面の凹
凸、装置外部からの振動等の影響により、スライダ1に
ローリングが生じることもある。かかる場合、スライダ
1の後端のうち浮上量の最も低下するディスク内外周側
の側端部がディスクと接触するおそれがある。そこで、
後方の動圧発生部2bのディスク内周側及び外周側の側
端部を面取りするとともに、スライダ1のローリング剛
性を低下させないために、図示したように略V字型の形
状としてスライダ側面近傍における動圧発生部の面積を
確保することとした。
【0059】本実施形態によれば、上記した第1の実施
形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上
量変動を抑制することができ、かつディスク内外周での
浮上量一定化を実現することが可能となるとともに、ス
タイダ1にローリングが発生した場合でも、後方の動圧
発生部2bの側端部がディスクと接触するおそれがなく
なる。
形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上
量変動を抑制することができ、かつディスク内外周での
浮上量一定化を実現することが可能となるとともに、ス
タイダ1にローリングが発生した場合でも、後方の動圧
発生部2bの側端部がディスクと接触するおそれがなく
なる。
【0060】なお、後方の動圧発生部の形状は上記した
略V字形状に限られず、ローリング剛性が確保できれ
ば、図10に示すように、後方の動圧発生部2bのディ
スク内周側及び外周側の側端部を面取りしただけの形状
としても良い。
略V字形状に限られず、ローリング剛性が確保できれ
ば、図10に示すように、後方の動圧発生部2bのディ
スク内周側及び外周側の側端部を面取りしただけの形状
としても良い。
【0061】また、この面取りは、上記した前方の動圧
発生部2aにおける段差4と同一の深さとし、1回のエ
ッチングにより形成するようにすれば、製作効率を向上
させることができる。
発生部2aにおける段差4と同一の深さとし、1回のエ
ッチングにより形成するようにすれば、製作効率を向上
させることができる。
【0062】第3の実施形態 本発明の第3の実施形態について、図11を参照しつつ
説明する。図11は、本発明の第3の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。上記したように、第
1の実施形態のごとく横長形状の動圧発生部2a,2b
を有するスライダ1においては、ディスク外周側でヨー
角がつくと、ディスク内周側が高く外周側が低くなるよ
うにローリングした姿勢で飛行することになる。そこ
で、本実施形態においては、スライダ1の動圧発生部2
a,2bをディスク回転方向に沿って前後2段に配列
し、前方の動圧発生部2aにディスク内外周での浮上量
差を抑制するため、段差4を設けてランド部5を形成す
るとともに、後方の動圧発生部2bのディスク内周側及
び外周側の側部に切欠部25a,25bを形成し、ディ
スク回転方向Aにほぼ沿った段差6a,6bを設ける構
成とした。
説明する。図11は、本発明の第3の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。上記したように、第
1の実施形態のごとく横長形状の動圧発生部2a,2b
を有するスライダ1においては、ディスク外周側でヨー
角がつくと、ディスク内周側が高く外周側が低くなるよ
うにローリングした姿勢で飛行することになる。そこ
で、本実施形態においては、スライダ1の動圧発生部2
a,2bをディスク回転方向に沿って前後2段に配列
し、前方の動圧発生部2aにディスク内外周での浮上量
差を抑制するため、段差4を設けてランド部5を形成す
るとともに、後方の動圧発生部2bのディスク内周側及
び外周側の側部に切欠部25a,25bを形成し、ディ
スク回転方向Aにほぼ沿った段差6a,6bを設ける構
成とした。
【0063】ディスクの回転方向は、厳密にはディスク
内外周でヨー角の変動分だけ相違する。ここでは、スラ
イダ1がディスク内周側に位置しているときの該ディス
クの回転方向を矢印Aで示し、スライダ1がディスク外
周側に位置しているときの該ディスクの回転方向を図中
の矢印Bで示す。この場合、ディスク外周側の段差6a
ではスライダ1をディスクから離反させる方向の圧力
(正圧)が発生するのに対して、ディスク内周側の段差
6bでは、それと反対方向の圧力(負圧)が発生する。
このため、スライダ1は、ディスク内周側が低く外周側
が高くなるようにローリングした姿勢をとろうとする。
即ち、ディスク外周側でヨー角がつくことにより、空気
流に伴って発生する動圧の圧力中心がディスクの内周側
にシフトするため、ディスク内周側が高く外周側が低く
なるようにローリングした姿勢をとろうとする作用に対
して、段差6a,6bを設けることにより、それとは反
対の姿勢をとろうとする作用が生じることになる。従っ
て、両作用が相殺されることにより、ディスク外周側で
のローリングを防止することが可能となる。
内外周でヨー角の変動分だけ相違する。ここでは、スラ
イダ1がディスク内周側に位置しているときの該ディス
クの回転方向を矢印Aで示し、スライダ1がディスク外
周側に位置しているときの該ディスクの回転方向を図中
の矢印Bで示す。この場合、ディスク外周側の段差6a
ではスライダ1をディスクから離反させる方向の圧力
(正圧)が発生するのに対して、ディスク内周側の段差
6bでは、それと反対方向の圧力(負圧)が発生する。
このため、スライダ1は、ディスク内周側が低く外周側
が高くなるようにローリングした姿勢をとろうとする。
即ち、ディスク外周側でヨー角がつくことにより、空気
流に伴って発生する動圧の圧力中心がディスクの内周側
にシフトするため、ディスク内周側が高く外周側が低く
なるようにローリングした姿勢をとろうとする作用に対
して、段差6a,6bを設けることにより、それとは反
対の姿勢をとろうとする作用が生じることになる。従っ
て、両作用が相殺されることにより、ディスク外周側で
のローリングを防止することが可能となる。
【0064】本実施形態によれば、上記した第1の実施
形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上
量変動を抑制することができ、かつディスク内外周での
浮上量一定化を実現することが可能となるとともに、デ
ィスク外周側でのスタイダ1のローリングを防止できる
ため、後方の動圧発生部がディスクと接触するおそれが
なくなる。
形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上
量変動を抑制することができ、かつディスク内外周での
浮上量一定化を実現することが可能となるとともに、デ
ィスク外周側でのスタイダ1のローリングを防止できる
ため、後方の動圧発生部がディスクと接触するおそれが
なくなる。
【0065】なお、ここで、上記した前方の動圧発生部
2aにおける段差4と本実施形態により新たに設けた段
差6a,6bとを同一の深さとし、1回のエッチングに
より形成するようにすれば、製作効率を向上させること
ができる。
2aにおける段差4と本実施形態により新たに設けた段
差6a,6bとを同一の深さとし、1回のエッチングに
より形成するようにすれば、製作効率を向上させること
ができる。
【0066】第4の実施形態 本発明の第4の実施形態について、図12を参照しつつ
説明する。図12は、本発明の第4の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
説明する。図12は、本発明の第4の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
【0067】上記した第3の実施形態によれば、ディス
ク外周側でのスタイダ1のローリングを防止できるが、
後方の動圧発生部2bの側部に切欠部25a,25bを
設けることから、その部分の動圧が小さくなるため、ス
ライダ1のローリング剛性が低下するおそれがある。そ
こで、本実施形態では、後方の動圧発生部2bの側部に
ディスク回転方向にほぼ沿った段差6a,6bと同回転
方向に略垂直な方向に沿った段差7a,7bを設けるよ
う切欠部26a,26bを形成している。かかる構成に
よれば、上記した第3の実施形態と同様の効果が生じる
とともに、前記段差7a,7bによって、正圧が発生す
ることから、後方の動圧発生部における所定の動圧を確
保しつつ、両側部近傍の圧力分布を高めることができ、
スライダ1のローリング剛性を高く維持することが可能
となる。
ク外周側でのスタイダ1のローリングを防止できるが、
後方の動圧発生部2bの側部に切欠部25a,25bを
設けることから、その部分の動圧が小さくなるため、ス
ライダ1のローリング剛性が低下するおそれがある。そ
こで、本実施形態では、後方の動圧発生部2bの側部に
ディスク回転方向にほぼ沿った段差6a,6bと同回転
方向に略垂直な方向に沿った段差7a,7bを設けるよ
う切欠部26a,26bを形成している。かかる構成に
よれば、上記した第3の実施形態と同様の効果が生じる
とともに、前記段差7a,7bによって、正圧が発生す
ることから、後方の動圧発生部における所定の動圧を確
保しつつ、両側部近傍の圧力分布を高めることができ、
スライダ1のローリング剛性を高く維持することが可能
となる。
【0068】図13は、後方の動圧発生部におけるディ
スクの回転方向と略垂直な方向(スライダ幅方向)に関
する圧力分布を示したものである。図中で、D1は上記
した第1の実施形態に示したフラットな面からなる動圧
発生部を有する場合の圧力分布、D2は本実施形態に係
る動圧発生部を有する場合の圧力分布をそれぞれ示した
ものである。
スクの回転方向と略垂直な方向(スライダ幅方向)に関
する圧力分布を示したものである。図中で、D1は上記
した第1の実施形態に示したフラットな面からなる動圧
発生部を有する場合の圧力分布、D2は本実施形態に係
る動圧発生部を有する場合の圧力分布をそれぞれ示した
ものである。
【0069】図示したように、フラットな面からなる動
圧発生部を有する場合は、スライダ幅方向の中央部で最
も圧力が高く、両側端に近づくにつれて圧力が大気圧に
漸近するような圧力分布となる。これに対して、実施形
態にかかる動圧発生部を有する場合は、圧力が段差7
a,7bの近傍で高く、スライダ幅方向の中央付近では
低い圧力分布となる。従って、後方の動力発生部での浮
上力が仮に同じであっても、本実施形態に係る動圧発生
部の形状の方がより高いローリング剛性を得ることがで
きる。
圧発生部を有する場合は、スライダ幅方向の中央部で最
も圧力が高く、両側端に近づくにつれて圧力が大気圧に
漸近するような圧力分布となる。これに対して、実施形
態にかかる動圧発生部を有する場合は、圧力が段差7
a,7bの近傍で高く、スライダ幅方向の中央付近では
低い圧力分布となる。従って、後方の動力発生部での浮
上力が仮に同じであっても、本実施形態に係る動圧発生
部の形状の方がより高いローリング剛性を得ることがで
きる。
【0070】一方、上記した第1の実施形態において示
したようなフラットな面に比べて、段差7a,7bを形
成した方がより大きな動圧を発生させることができるた
め、本実施形態にかかる構成によれば、後方の動圧発生
部2bをディスク回転方向に関して短く形成することが
でき、スライダ全体を小型化することが可能となるとと
もに、ディスク停止時における後方の動圧発生部の接地
面積を削減できることから、スライダの吸着現象を防止
することも可能となる。
したようなフラットな面に比べて、段差7a,7bを形
成した方がより大きな動圧を発生させることができるた
め、本実施形態にかかる構成によれば、後方の動圧発生
部2bをディスク回転方向に関して短く形成することが
でき、スライダ全体を小型化することが可能となるとと
もに、ディスク停止時における後方の動圧発生部の接地
面積を削減できることから、スライダの吸着現象を防止
することも可能となる。
【0071】上記した本実施形態によれば、上記した第
3の実施形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡
的な浮上量変動を抑制することができ、かつディスク内
外周での浮上量一定化を実現することが可能となるとと
もに、ディスク外周側でのスタイダ1のローリングを防
止でき、しかもローリング剛性を高く維持することがで
きるため、後方の動圧発生部がディスクと接触するおそ
れがなくなる。
3の実施形態と同様に、ヨー角依存性の低減により過渡
的な浮上量変動を抑制することができ、かつディスク内
外周での浮上量一定化を実現することが可能となるとと
もに、ディスク外周側でのスタイダ1のローリングを防
止でき、しかもローリング剛性を高く維持することがで
きるため、後方の動圧発生部がディスクと接触するおそ
れがなくなる。
【0072】なお、ここで、上記した前方の動圧発生部
2aにおける段差4と本実施形態により新たに設けた段
差6a,6b,7a,7bとを同一の深さとし、1回の
エッチングにより形成するようにすれば、製作効率を向
上させることができる。
2aにおける段差4と本実施形態により新たに設けた段
差6a,6b,7a,7bとを同一の深さとし、1回の
エッチングにより形成するようにすれば、製作効率を向
上させることができる。
【0073】第5の実施形態 本発明の第5の実施形態について、図14を参照しつつ
説明する。図14は、本発明の第5の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。本実施形態では、上
記した第4実施例において、スライダ1を支持する図示
しないサスペンションの取付誤差や、ディスク表面の凹
凸、装置外部からの振動等の影響により、スライダ1に
ローリングが生じた場合に、スライダ1の後端のうち浮
上量の最も低下する後方の動圧発生部2bのディスク内
外周側の側端部がディスクと接触しないよう、後方の動
圧発生部2bのディスク内周側及び外周側の側端部を面
取りすることとした。その際、スライダ1の側部に設け
る段差6a,6bの効果を低減しないように、図示のご
とく段差8a,8bを設けるように面取りするようにし
た。かかる構成によれば、仮にスライダにローリングが
生じた場合でも、スライダ1の後端部がディスクと接触
するおそれはない。
説明する。図14は、本発明の第5の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。本実施形態では、上
記した第4実施例において、スライダ1を支持する図示
しないサスペンションの取付誤差や、ディスク表面の凹
凸、装置外部からの振動等の影響により、スライダ1に
ローリングが生じた場合に、スライダ1の後端のうち浮
上量の最も低下する後方の動圧発生部2bのディスク内
外周側の側端部がディスクと接触しないよう、後方の動
圧発生部2bのディスク内周側及び外周側の側端部を面
取りすることとした。その際、スライダ1の側部に設け
る段差6a,6bの効果を低減しないように、図示のご
とく段差8a,8bを設けるように面取りするようにし
た。かかる構成によれば、仮にスライダにローリングが
生じた場合でも、スライダ1の後端部がディスクと接触
するおそれはない。
【0074】さらに、本実施形態においては、段差等を
形成した後、深溝3を形成する際に、前後の動圧発生部
2a,2bに形成されるランド部5,9の寸法が変動し
たり、エッジにカケ等の欠陥が発生しないように、各動
圧発生部の深溝3の近傍にマージン10を設定してい
る。なお、かかる構成において、前方の動圧発生部2a
のディスク回転方向に関する全長には、マージン10は
含まれないものとする。ここで、深溝3を形成する際に
生じる寸法誤差の主な原因は、加工に用いるブレードの
厚み誤差である。一方、前後の動圧発生部のうち、後方
の動圧発生部2bについては、寸法誤差に伴う浮上量変
動の影響が小さいことから、後方の動圧発生部2bの前
端とブレード端部とを正確に位置決めすれば、マージン
10は前方の動圧発生部2aの後端のみに設けるように
してもよい。図15はそのようにして製作した場合の本
実施形態にかかるスライダ形状を示したものである。
形成した後、深溝3を形成する際に、前後の動圧発生部
2a,2bに形成されるランド部5,9の寸法が変動し
たり、エッジにカケ等の欠陥が発生しないように、各動
圧発生部の深溝3の近傍にマージン10を設定してい
る。なお、かかる構成において、前方の動圧発生部2a
のディスク回転方向に関する全長には、マージン10は
含まれないものとする。ここで、深溝3を形成する際に
生じる寸法誤差の主な原因は、加工に用いるブレードの
厚み誤差である。一方、前後の動圧発生部のうち、後方
の動圧発生部2bについては、寸法誤差に伴う浮上量変
動の影響が小さいことから、後方の動圧発生部2bの前
端とブレード端部とを正確に位置決めすれば、マージン
10は前方の動圧発生部2aの後端のみに設けるように
してもよい。図15はそのようにして製作した場合の本
実施形態にかかるスライダ形状を示したものである。
【0075】また、スライダ1は、通常その側面が連結
された状態で複数個同時に形成され、最後に側面を切断
することにより分割される。従って、本実施形態におい
ては、切断加工を行う際に、ランド部5,9のエッジに
カケ等の欠陥が発生しないように、各動圧発生部の側部
近傍にもマージン11を設定している。
された状態で複数個同時に形成され、最後に側面を切断
することにより分割される。従って、本実施形態におい
ては、切断加工を行う際に、ランド部5,9のエッジに
カケ等の欠陥が発生しないように、各動圧発生部の側部
近傍にもマージン11を設定している。
【0076】第6の実施形態 本発明の第6の実施形態について、図16を参照しつつ
説明する。図14は、本発明の第5の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。本実施形態は、上記
した第5の実施形態に係るスライダ形状の変形形態を示
したものである。
説明する。図14は、本発明の第5の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。本実施形態は、上記
した第5の実施形態に係るスライダ形状の変形形態を示
したものである。
【0077】上記した第5の実施形態に係るスライダ形
状において、ヘッドとディスクとの所望の浮上隙間を実
現するための一方策として、後方の動圧発生部2bの両
端部近傍に設けられる正圧発生用の段差7a,7bの幅
(ディスク回転方向と略垂直方向の長さ)を調整する方
法がある。即ち、段差7a,7bの幅を小さくすれば浮
上隙間が小さくなり、段差7a,7bの幅を大きくすれ
ば浮上隙間が大きくなる。しかし、段差7a,7bの幅
を調整すると、必然的にディスクの回転方向にほぼ沿っ
た段差6a,6bの位置が変動し、かかる段差6a,6
bによって生じるローリング防止の効果(第4の実施形
態の説明参照)が顕著になりすぎて、ヨー角が大きくな
るディスク外周側において、スライダが内周側にローリ
ングしてしまうおそれがある。
状において、ヘッドとディスクとの所望の浮上隙間を実
現するための一方策として、後方の動圧発生部2bの両
端部近傍に設けられる正圧発生用の段差7a,7bの幅
(ディスク回転方向と略垂直方向の長さ)を調整する方
法がある。即ち、段差7a,7bの幅を小さくすれば浮
上隙間が小さくなり、段差7a,7bの幅を大きくすれ
ば浮上隙間が大きくなる。しかし、段差7a,7bの幅
を調整すると、必然的にディスクの回転方向にほぼ沿っ
た段差6a,6bの位置が変動し、かかる段差6a,6
bによって生じるローリング防止の効果(第4の実施形
態の説明参照)が顕著になりすぎて、ヨー角が大きくな
るディスク外周側において、スライダが内周側にローリ
ングしてしまうおそれがある。
【0078】このような場合の解決策として、本実施形
態では、前方の動圧発生部2aに設けられるランド部5
をディスクの回転方向Aに向かって開口する略V字形状
としている。かかる形状によれば、ディスク外周側にお
いてヨー角が生じた場合、ディスク外周側のランド部5
aはディスクディスクの回転方向Bとほぼ直交する方向
に配置されるため、空気流がランド部5aを通過する距
離が短く、動圧が十分に高まる以前に空気流がランド部
5aから流出してしまう。これに対して、ディスク内周
側のランド部5bはディスクの回転方向Bに対して傾い
ているので、空気流がランド部5bを通過する距離が長
くなり、ディスク外周側のランド部5aに比べて高い動
圧が発止する。従って、スライダを外周側に傾けるモー
メントが発生し、上述したローリング防止効果を調整す
ることが可能となる。
態では、前方の動圧発生部2aに設けられるランド部5
をディスクの回転方向Aに向かって開口する略V字形状
としている。かかる形状によれば、ディスク外周側にお
いてヨー角が生じた場合、ディスク外周側のランド部5
aはディスクディスクの回転方向Bとほぼ直交する方向
に配置されるため、空気流がランド部5aを通過する距
離が短く、動圧が十分に高まる以前に空気流がランド部
5aから流出してしまう。これに対して、ディスク内周
側のランド部5bはディスクの回転方向Bに対して傾い
ているので、空気流がランド部5bを通過する距離が長
くなり、ディスク外周側のランド部5aに比べて高い動
圧が発止する。従って、スライダを外周側に傾けるモー
メントが発生し、上述したローリング防止効果を調整す
ることが可能となる。
【0079】なお、本実施形態は、上記した第4の実施
形態にも適用が可能であることは言うまでもない。ま
た、かかる略V字形状のランド部5において、本発明の
第1の実施形態で示したようなディスク内外周でのピッ
チングをほぼ一定とするための条件を考える場合には、
ディスクの回転方向に関する前方の動圧発生部2aの全
長Lとしては、図に示すようにスライダ前縁部からV字
形状の後縁部までの平均距離をとればよく、また、ラン
ド部の長さSとしては、図に示すようにランド部の前縁
から後縁までの距離をとればよい。
形態にも適用が可能であることは言うまでもない。ま
た、かかる略V字形状のランド部5において、本発明の
第1の実施形態で示したようなディスク内外周でのピッ
チングをほぼ一定とするための条件を考える場合には、
ディスクの回転方向に関する前方の動圧発生部2aの全
長Lとしては、図に示すようにスライダ前縁部からV字
形状の後縁部までの平均距離をとればよく、また、ラン
ド部の長さSとしては、図に示すようにランド部の前縁
から後縁までの距離をとればよい。
【0080】第7の実施形態 本発明の第7の実施形態について、図17及び図18を
参照しつつ説明する。図17は、従来の負圧スライダの
概略を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平面
図、(c)は側面図である。負圧スライダは、スライダ
1の前方に形成された段差12により正圧を発生させる
とともに、後方に形成された段差13aにより負圧を発
生させることにより、ディスク内外周においてスライダ
1が所定の浮上姿勢を確保するように構成されたもので
ある。なお、負圧スライダでは、所定の浮上力を得ると
ともに、ローリング剛性を確保するため、図17に示す
ようにディスク回転方向に開口した略U字形状の動圧発
生部14が形成される。かかる構成によれば、ディスク
内外周で周速差が生じた場合でも、正圧と負圧との釣合
関係が変化せず、浮上量の一定化を図ることが可能とな
る。
参照しつつ説明する。図17は、従来の負圧スライダの
概略を示したもので、(a)は斜視図、(b)は平面
図、(c)は側面図である。負圧スライダは、スライダ
1の前方に形成された段差12により正圧を発生させる
とともに、後方に形成された段差13aにより負圧を発
生させることにより、ディスク内外周においてスライダ
1が所定の浮上姿勢を確保するように構成されたもので
ある。なお、負圧スライダでは、所定の浮上力を得ると
ともに、ローリング剛性を確保するため、図17に示す
ようにディスク回転方向に開口した略U字形状の動圧発
生部14が形成される。かかる構成によれば、ディスク
内外周で周速差が生じた場合でも、正圧と負圧との釣合
関係が変化せず、浮上量の一定化を図ることが可能とな
る。
【0081】しかし、図17に示すような従来の構成で
は、ディスク外周側でヨー角がついて、ディスク回転方
向が図中の矢印Bのようになった場合、負圧を発生させ
るために設けられる段差のうち、ディスク回転方向にほ
ぼ沿った部分13bでは負圧が、13cでは正圧がそれ
ぞれ発生する。このため、スライダ1は、ディスク内周
側が高く外周側が低くなるように極端にローリングした
姿勢で飛行することになる。
は、ディスク外周側でヨー角がついて、ディスク回転方
向が図中の矢印Bのようになった場合、負圧を発生させ
るために設けられる段差のうち、ディスク回転方向にほ
ぼ沿った部分13bでは負圧が、13cでは正圧がそれ
ぞれ発生する。このため、スライダ1は、ディスク内周
側が高く外周側が低くなるように極端にローリングした
姿勢で飛行することになる。
【0082】そこで、本実施形態では、図18に示すよ
うなスライダ形状とした。図18は、本発明の第7の実
施形態にかかるスライダ形状を示したもので、(a)は
斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図である。図に
示すように、本実施形態では、動圧発生部14の両側部
にディスク回転方向にほぼ沿った段差15a,15bを
設けることとした。この段差15a,15bは、上記し
た第3の実施形態において示した段差6a,6bと同様
に、スライダ1がディスク内周側が低く外周側が高くな
るようにローリングした姿勢となるような動圧を発生さ
せる。従って、段差13b,13cと段差15a,15
bの作用が相殺されることにより、ディスク外周側での
ローリングを防止することが可能となる。
うなスライダ形状とした。図18は、本発明の第7の実
施形態にかかるスライダ形状を示したもので、(a)は
斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図である。図に
示すように、本実施形態では、動圧発生部14の両側部
にディスク回転方向にほぼ沿った段差15a,15bを
設けることとした。この段差15a,15bは、上記し
た第3の実施形態において示した段差6a,6bと同様
に、スライダ1がディスク内周側が低く外周側が高くな
るようにローリングした姿勢となるような動圧を発生さ
せる。従って、段差13b,13cと段差15a,15
bの作用が相殺されることにより、ディスク外周側での
ローリングを防止することが可能となる。
【0083】なお、本実施形態では、スライダ1の両側
端部における圧力分布を高めることにより、スライダ1
の後端部におけるローリング剛性を高く維持するため、
動圧発生部14がディスク回転方向に開口する略V字形
状となるように段差15a,15bを設けている。
端部における圧力分布を高めることにより、スライダ1
の後端部におけるローリング剛性を高く維持するため、
動圧発生部14がディスク回転方向に開口する略V字形
状となるように段差15a,15bを設けている。
【0084】さらに、段差12と段差15a,15bを
同じ深さで連続的に設けることにより、1回のエッチン
グで双方の段差を形成することができるため、製作効率
を向上させることができる。
同じ深さで連続的に設けることにより、1回のエッチン
グで双方の段差を形成することができるため、製作効率
を向上させることができる。
【0085】第8の実施形態 本発明の第8の実施形態について、図19を参照しつつ
説明する。図19は、本発明の第8の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
説明する。図19は、本発明の第8の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
【0086】本実施形態は、上記した第4の実施形態と
同様の概念を負圧スライダに適用したものである。即
ち、動圧発生部14の側部にディスク回転方向にほぼ沿
った段差15a,15bと同回転方向に略垂直な方向に
ほぼ沿った段差16a,16bを設けるようにしてい
る。かかる構成によれば、上記した第6の実施形態と同
様の効果が生じるとともに、前記段差16a,16bに
よって、正圧が発生することから、スライダ1の後端に
おける所定の動圧を確保しつつ、両側端部近傍の圧力分
布を高めることができ、スライダ1のローリング剛性を
高く維持することが可能となる。
同様の概念を負圧スライダに適用したものである。即
ち、動圧発生部14の側部にディスク回転方向にほぼ沿
った段差15a,15bと同回転方向に略垂直な方向に
ほぼ沿った段差16a,16bを設けるようにしてい
る。かかる構成によれば、上記した第6の実施形態と同
様の効果が生じるとともに、前記段差16a,16bに
よって、正圧が発生することから、スライダ1の後端に
おける所定の動圧を確保しつつ、両側端部近傍の圧力分
布を高めることができ、スライダ1のローリング剛性を
高く維持することが可能となる。
【0087】なお、段差12と段差15a,15b及び
段差16a,16bを同じ深さで連続的に設けることに
より、1回のエッチングで各段差を形成することができ
るため、製作効率を向上させることができる。
段差16a,16bを同じ深さで連続的に設けることに
より、1回のエッチングで各段差を形成することができ
るため、製作効率を向上させることができる。
【0088】第9の実施形態 本発明の第9の実施形態について、図20を参照しつつ
説明する。図20は、本発明の第9の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
説明する。図20は、本発明の第9の実施形態にかかる
スライダ形状を示したもので、(a)は斜視図、(b)
は平面図、(c)は側面図である。
【0089】本実施形態は、上記した第1の実施形態に
かかるスライダを接触記録に用いる場合の構成を示した
ものである。接触記録の場合、ディスクと接触する部分
の近傍は、実質的に浮上力が発生しない構造にする必要
がある。このため、本実施形態では、第1の実施形態に
かかる後方の動圧発生部2bは設けずに、前方の動圧発
生部2aの後方に、ヘッド素子を搭載するとともに動作
中にディスクと接触するパッド部17を設けた構成とす
る。かかる構成によれば、ヨー角依存性の低減により過
渡的な浮上量変動を抑制することができるとともに、上
記した第1の実施形態において説明した原理と同様の原
理によりに、ディスク内外周での接触力、即ちパッド部
の接触状態を一定にすることが可能となる。従って、接
触力の変動を見込んでヘッドの押圧荷重を設定する必要
がなくなることから、可能な限り低荷重による接触を実
現することが可能となる。なお、接触記録の場合、ピッ
チング剛性は要求されず、前方の動圧発生部に作用する
浮上力の作用位置と、パッド部に作用する接触力の作用
位置と、スライダに荷重を加える際の荷重作用位置とを
調整することにより、パッド部17における接触力を安
定に保つことができる(特願平6−276912号参
照)。また、本実施形態によれば、ディスク内外周でピ
ッチングがほとんど変化しないことから、ヘッドの摩耗
が進行しても接触部が浮上してスペーシングが生じてし
まうおそれがない。
かかるスライダを接触記録に用いる場合の構成を示した
ものである。接触記録の場合、ディスクと接触する部分
の近傍は、実質的に浮上力が発生しない構造にする必要
がある。このため、本実施形態では、第1の実施形態に
かかる後方の動圧発生部2bは設けずに、前方の動圧発
生部2aの後方に、ヘッド素子を搭載するとともに動作
中にディスクと接触するパッド部17を設けた構成とす
る。かかる構成によれば、ヨー角依存性の低減により過
渡的な浮上量変動を抑制することができるとともに、上
記した第1の実施形態において説明した原理と同様の原
理によりに、ディスク内外周での接触力、即ちパッド部
の接触状態を一定にすることが可能となる。従って、接
触力の変動を見込んでヘッドの押圧荷重を設定する必要
がなくなることから、可能な限り低荷重による接触を実
現することが可能となる。なお、接触記録の場合、ピッ
チング剛性は要求されず、前方の動圧発生部に作用する
浮上力の作用位置と、パッド部に作用する接触力の作用
位置と、スライダに荷重を加える際の荷重作用位置とを
調整することにより、パッド部17における接触力を安
定に保つことができる(特願平6−276912号参
照)。また、本実施形態によれば、ディスク内外周でピ
ッチングがほとんど変化しないことから、ヘッドの摩耗
が進行しても接触部が浮上してスペーシングが生じてし
まうおそれがない。
【0090】なお、パッド部17は、上記した第1の実
施形態における後方の動圧発生部に相当する部分をディ
スク回転方向に関して非常に短く構成した後、パッド部
17を構成する部分をマスキングし、残りの部分をエッ
チングすることにより構成する。その際、パッド部17
と前方の動圧発生部2aのランド部5とが同一平面をな
すようにすれば、1回のエッチング工程で、パッド部1
7とランド部5を形成することができるため、製作効率
が向上する。
施形態における後方の動圧発生部に相当する部分をディ
スク回転方向に関して非常に短く構成した後、パッド部
17を構成する部分をマスキングし、残りの部分をエッ
チングすることにより構成する。その際、パッド部17
と前方の動圧発生部2aのランド部5とが同一平面をな
すようにすれば、1回のエッチング工程で、パッド部1
7とランド部5を形成することができるため、製作効率
が向上する。
【0091】また、本実施形態においては、上記した第
5の実施形態と同様に、深溝3を形成する際に、動圧発
生部2aに形成されるランド部5及びパッド部17の寸
法が変動したり、エッジにカケ等の欠陥が発生しないよ
うに、動圧発生部及びパッド部の深溝3の近傍にマージ
ン10を設定している。
5の実施形態と同様に、深溝3を形成する際に、動圧発
生部2aに形成されるランド部5及びパッド部17の寸
法が変動したり、エッジにカケ等の欠陥が発生しないよ
うに、動圧発生部及びパッド部の深溝3の近傍にマージ
ン10を設定している。
【0092】ここで、深溝3を形成する際に生じる寸法
誤差の主な原因は、加工に用いるブレードの厚み誤差で
ある。一方、パッド部17については、寸法誤差による
影響がほとんど問題にならないことから、パッド部17
の前端とブレード端部とを正確に位置決めすれば、マー
ジン10は前方の動圧発生部2aの後端のみに設けるよ
うにしてもよい。図21はそのようにして製作した場合
の本実施形態にかかるスライダ形状を示したものであ
る。
誤差の主な原因は、加工に用いるブレードの厚み誤差で
ある。一方、パッド部17については、寸法誤差による
影響がほとんど問題にならないことから、パッド部17
の前端とブレード端部とを正確に位置決めすれば、マー
ジン10は前方の動圧発生部2aの後端のみに設けるよ
うにしてもよい。図21はそのようにして製作した場合
の本実施形態にかかるスライダ形状を示したものであ
る。
【0093】また、スライダを分離するために切断加工
を行う際に、ランド部5のエッジにカケ等の欠陥が発生
しないように、動圧発生部の側部近傍にもマージン11
を設定している。
を行う際に、ランド部5のエッジにカケ等の欠陥が発生
しないように、動圧発生部の側部近傍にもマージン11
を設定している。
【0094】ところで、本実施形態においては、後方の
動圧発生部に相当する部分2bは、パッド部17を設け
るために便宜上設けられたもので、ディスク回転方向に
関して非常に短く構成しているため、ほとんど動圧が発
生しない構造とすることができる。なお、図22に示す
ように、パッド部17を構成する部分をマスキングし、
残りの部分を深溝3と同じ深さまでエッチングすること
により後方の動圧発生部2bを完全に除去した構成とし
てもよい。
動圧発生部に相当する部分2bは、パッド部17を設け
るために便宜上設けられたもので、ディスク回転方向に
関して非常に短く構成しているため、ほとんど動圧が発
生しない構造とすることができる。なお、図22に示す
ように、パッド部17を構成する部分をマスキングし、
残りの部分を深溝3と同じ深さまでエッチングすること
により後方の動圧発生部2bを完全に除去した構成とし
てもよい。
【0095】また、上記した各実施形態は、ヨー角依存
性によらずにディスク内外周における浮上量もしくは接
触力を一定に維持する機能を有するものであるから、M
Rヘッドを採用し、ディスク内外周でトラックずれを防
止するためディスク内外周でヨー角変動が生じないよう
なシークを行う場合にも、非常に適したスライダ形状で
あるといえる。
性によらずにディスク内外周における浮上量もしくは接
触力を一定に維持する機能を有するものであるから、M
Rヘッドを採用し、ディスク内外周でトラックずれを防
止するためディスク内外周でヨー角変動が生じないよう
なシークを行う場合にも、非常に適したスライダ形状で
あるといえる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上量変動を抑制す
ることができるとともに、ディスク内外周での浮上量一
定化もしくはヘッド−ディスク間の接触力の一定化を実
現することが可能なヘッドスライダを提供することがで
きる。
ヨー角依存性の低減により過渡的な浮上量変動を抑制す
ることができるとともに、ディスク内外周での浮上量一
定化もしくはヘッド−ディスク間の接触力の一定化を実
現することが可能なヘッドスライダを提供することがで
きる。
【0097】また、本発明にかかるヘッドスライダを用
いることにより、ヘッドスライダの低浮上化、あるいは
ヘッド−ディスク間の低荷重かつ安定な接触が可能とな
ることから、記録密度の向上を図ることが可能な記録再
生装置を提供することができる。
いることにより、ヘッドスライダの低浮上化、あるいは
ヘッド−ディスク間の低荷重かつ安定な接触が可能とな
ることから、記録密度の向上を図ることが可能な記録再
生装置を提供することができる。
【図1】 記録再生装置の一例である磁気ディスク装置
の概略図。
の概略図。
【図2】 スライダの浮上姿勢に関する説明図。
【図3】 本発明の第1の実施形態にかかるヘッドスラ
イダの形状を示した図。
イダの形状を示した図。
【図4】 後方の動圧発生部のピッチングに対して、同
動圧発生部の後端のスペーシングを一定とした場合の浮
上力をプロットした図。
動圧発生部の後端のスペーシングを一定とした場合の浮
上力をプロットした図。
【図5】 前方の動圧発生部のディスク回転方向に関す
る全長Lとランド部の同方向に関する長さSとの比率に
対する、スライダの後端のスペーシングを一定とした場
合のディスク内外周での浮上力の比をプロットした図。
る全長Lとランド部の同方向に関する長さSとの比率に
対する、スライダの後端のスペーシングを一定とした場
合のディスク内外周での浮上力の比をプロットした図。
【図6】 ディスクの周速に対するスライダのピッチン
グ及びヘッドが設けられる後方の動圧発生部の後端にお
けるスペーシングの変化を示した図。
グ及びヘッドが設けられる後方の動圧発生部の後端にお
けるスペーシングの変化を示した図。
【図7】 ディスク起動時の状態を示した説明図。
【図8】 本発明の第1の実施形態にかかるヘッドスラ
イダの変形例の形状を示した図。
イダの変形例の形状を示した図。
【図9】 本発明の第2の実施形態にかかるヘッドスラ
イダの形状を示した図。
イダの形状を示した図。
【図10】 本発明の第2の実施形態にかかるヘッドス
ライダの変形例の形状を示した図。
ライダの変形例の形状を示した図。
【図11】 本発明の第3の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図12】 本発明の第4の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図13】 後方の動圧発生部におけるディスクの回転
方向と略垂直な方向(スライダ幅方向)に関する圧力分
布を示した図。
方向と略垂直な方向(スライダ幅方向)に関する圧力分
布を示した図。
【図14】 本発明の第5の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図15】 本発明の第5の実施形態にかかるヘッドス
ライダの変形例の形状を示した図。
ライダの変形例の形状を示した図。
【図16】 本発明の第6の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図17】 従来の負圧スライダの形状を示した図。
【図18】 本発明の第7の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図19】 本発明の第8の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図20】 本発明の第9の実施形態にかかるヘッドス
ライダの形状を示した図。
ライダの形状を示した図。
【図21】 本発明の第9の実施形態にかかるヘッドス
ライダの変形例の形状を示した図。
ライダの変形例の形状を示した図。
【図22】 本発明の第9の実施形態にかかるヘッドス
ライダの変形例の形状を示した図。
ライダの変形例の形状を示した図。
【図23】 従来のスライダを採用した磁気ディスク装
置の概略図。
置の概略図。
【図24】 従来のテーパフラットスライダの概略を示
した斜視図。
した斜視図。
【図25】 シーク時における等価的なヨー角変動の説
明図。
明図。
1 ヘッドスライダ 2a,2b 動圧発生部 3 深溝 4,6a,6b,7a,7b,8a,8b,12,13
a,13b,13c,15a,15b,16a,16b
段差 5,9,14 ランド部 10,11 マージン 17 パッド部 20 記録再生ヘッド 21 磁極 25a,25b,26a,26b 切欠部
a,13b,13c,15a,15b,16a,16b
段差 5,9,14 ランド部 10,11 マージン 17 パッド部 20 記録再生ヘッド 21 磁極 25a,25b,26a,26b 切欠部
Claims (34)
- 【請求項1】 回転可能な記録媒体であるディスク上で
情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載したヘッド
スライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディスク
と対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方向と略
垂直な方向に沿って長い形状を有し、前記ディスクの回
転方向に沿って配列される少なくとも2つの動圧発生部
と、これら動圧発生部のうち前記ディスクの回転方向に
向って最も前方に位置する動圧発生部に、前記ディスク
の回転方向と略垂直な方向に沿った段差を形成すること
により設けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方
向に関する全長の10%より大きく50%より小さい長
さを有するランド部とを有することを特徴とするヘッド
スライダ。 - 【請求項2】 前記ランド部は、前記ディスクの回転方
向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回転方向
に関する全長のほぼ30%の長さを有することを特徴と
する請求項1記載のヘッドスライダ。 - 【請求項3】 前記ランド部と、該ランド部を有する動
圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後方に
位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特徴と
する請求項1記載のヘッドスライダ。 - 【請求項4】 前記動圧発生部のうち前記ディスクの回
転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両側端
部を面取りしたことを特徴とする請求項1記載のヘッド
スライダ。 - 【請求項5】 前記動圧発生部のうち前記ディスクの回
転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該回
転方向と反対方向に開口する略V字形状に形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のヘッドスライダ。 - 【請求項6】 前記動圧発生部のうち少なくとも前記デ
ィスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生
部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ沿っ
た段差を形成する切欠部が設けられていることを特徴と
する請求項1記載のヘッドスライダ。 - 【請求項7】 前記ランド部は、前記ディスクの回転方
向に開口した略V字形状であることを特徴とする請求項
6記載のヘッドスライダ。 - 【請求項8】 前記動圧発生部のうち少なくとも前記デ
ィスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧発生
部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ沿っ
た段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向にほ
ぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられていること
を特徴とする請求項1記載のヘッドスライダ。 - 【請求項9】 前記ランド部は、前記ディスクの回転方
向に開口した略V字形状であることを特徴とする請求項
8記載のヘッドスライダ。 - 【請求項10】 前記ランド部の接地面積は、該ランド
部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転方
向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積よりも
小さいことを特徴とする請求項1記載のヘッドスライ
ダ。 - 【請求項11】 回転可能な記録媒体であるディスク上
で情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載したヘッ
ドスライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディス
クと対向する面に設けられる動圧発生部と、この動圧発
生部の両側部に設けられる、前記ディスクの回転方向に
ほぼ沿った段差を形成する切欠部とを有することを特徴
とするヘッドスライダ。 - 【請求項12】 前記動圧発生部は、前記ディスクの回
転方向に開口する略U字形状であることを特徴とする請
求項11記載のヘッドスライダ。 - 【請求項13】 回転可能な記録媒体であるディスク上
で情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載したヘッ
ドスライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディス
クと対向する面のに設けられる動圧発生部と、この動圧
発生部の両側部に設けられる、前記ディスクの回転方向
にほぼ沿った段差と、該回転方向と略垂直な方向にほぼ
沿った段差とを形成する切欠部とを有することを特徴と
するヘッドスライダ。 - 【請求項14】 前記動圧発生部は、前記ディスクの回
転方向に開口する略U字形状であることを特徴とする請
求項13記載のヘッドスライダ。 - 【請求項15】 回転可能な記録媒体であるディスク上
で、情報の記録再生を行う記録再生ヘッドを搭載するヘ
ッドスライダにおいて、前記ヘッドスライダの前記ディ
スクと対向する面に設けられ、前記ディスクの回転方向
と略垂直な方向に沿って長い形状を有し、該回転方向に
関する前端部に配置される動圧発生部と、該回転方向の
後端部に配置され、前記記録再生ヘッドを搭載して動作
中に前記ディスクに接触するパッド部と、前記動圧発生
部に前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿った段
差を形成することにより設けられ、該動圧発生部の前記
ディスクの回転方向に関する全長の10%より大きく5
0%より小さい長さを有するランド部とを有することを
特徴とするヘッドスライダ。 - 【請求項16】 前記ランド部は、前記ディスクの回転
方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回転方
向に関する全長のほぼ30%の長さを有することを特徴
とする請求項13記載のヘッドスライダ。 - 【請求項17】 前記ランド部と前記パッドとが略同一
平面をなすことを特徴とする請求項7記載のヘッドスラ
イダ。 - 【請求項18】 回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に
設けられ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿
って長い形状を有し、前記ディスクの回転方向に沿って
配列される少なくとも2つの動圧発生部と、これら動圧
発生部のうち前記ディスクの回転方向に向って最も前方
に位置する動圧発生部に、前記ディスクの回転方向と略
垂直な方向に沿った段差を形成することにより設けら
れ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向に関する全
長の10%より大きく50%より小さい長さを有するラ
ンド部とを有することを特徴とする記録再生装置。 - 【請求項19】 前記ランド部は、前記ディスクの回転
方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回転方
向に関する全長のほぼ30%の長さを有することを特徴
とする請求項18記載の記録再生装置。 - 【請求項20】 前記ランド部と、該ランド部を有する
動圧発生部よりも前記ディスクの回転方向に向って後方
に位置する動圧発生部とが略同一平面をなすことを特徴
とする請求項18記載の記録再生装置。 - 【請求項21】 前記動圧発生部のうち前記ディスクの
回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部の両側
端部を面取りしたことを特徴とする請求項18記載のの
記録再生装置。 - 【請求項22】 前記動圧発生部のうち前記ディスクの
回転方向に向って最も後方に位置する動圧発生部は、該
回転方向と反対方向に開口する略V字形状に形成されて
いることを特徴とする請求項18記載の記録再生装置。 - 【請求項23】 前記動圧発生部のうち少なくとも前記
ディスクの回転方向に向って最も後方に位置する動圧発
生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ沿
った段差を形成する切欠部が設けられていることを特徴
とする請求項18記載の記録再生装置。 - 【請求項24】 前記ランド部は、前記ディスクの回転
方向に開口した略V字形状であることを特徴とする請求
項23記載の記録再生装置。 - 【請求項25】 前記動圧発生部のうち少なくとも前記
ディスクの回転方向に関して最も後方に位置する動圧発
生部には、該動圧発生部の両側部に該回転方向にほぼ沿
った段差と、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に
ほぼ沿った段差とを形成する切欠部が設けられているこ
とを特徴とする請求項18記載の記録再生装置。 - 【請求項26】 前記ランド部は、前記ディスクの回転
方向に開口した略V字形状であることを特徴とする請求
項25記載の記録再生装置。 - 【請求項27】 前記ランド部の接地面積は、該ランド
部が設けられる動圧発生部よりも前記ディスクの回転方
向に向って後方に位置する動圧発生部の接地面積よりも
小さいことを特徴とする請求項18記載の記録再生装
置。 - 【請求項28】 回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に
設けられる動圧発生部と、この動圧発生部の両側部に設
けられる、前記ディスクの回転方向にほぼ沿った段差を
形成する切欠部とを有することを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項29】 前記動圧発生部は、前記ディスクの回
転方向に開口する略U字形状であることを特徴とする請
求項28記載の記録再生装置。 - 【請求項30】 回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面の
に設けられる動圧発生部と、この動圧発生部の両側部に
設けられる、前記ディスクの回転方向にほぼ沿った段差
と、該回転方向と略垂直な方向にほぼ沿った段差とを形
成する切欠部とを有することを特徴とする記録再生装
置。 - 【請求項31】 前記動圧発生部は、前記ディスクの回
転方向に開口する略U字形状であることを特徴とする請
求項30記載の記録再生装置。 - 【請求項32】 回転可能な記録媒体であるディスク
と、このディスク上で情報の記録再生を行う記録再生ヘ
ッドと、この記録再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ
と、このヘッドスライダを支持し前記ディスク上を移動
させるアクチュエータとを備えた記録再生装置におい
て、前記ヘッドスライダの前記ディスクと対向する面に
設けられ、前記ディスクの回転方向と略垂直な方向に沿
って長い形状を有し、該回転方向に関する前端部に配置
される動圧発生部と、該回転方向の後端部に配置され、
前記記録再生ヘッドを搭載して動作中に前記ディスクに
接触するパッド部と、前記動圧発生部に前記ディスクの
回転方向と略垂直な方向に沿った段差を形成することに
より設けられ、該動圧発生部の前記ディスクの回転方向
に関する全長の10%より大きく50%より小さい長さ
を有するランド部とを有することを特徴とする記録再生
装置。 - 【請求項33】 前記ランド部は、前記ディスクの回転
方向に向って最も前方に位置する動圧発生部の該回転方
向に関する全長のほぼ30%の長さを有することを特徴
とする請求項32記載の記録再生装置。 - 【請求項34】 前記ランド部と前記パッドとが略同一
平面をなすことを特徴とする請求項32記載の記録再生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8255893A JPH09153210A (ja) | 1995-09-29 | 1996-09-27 | ヘッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25329995 | 1995-09-29 | ||
| JP7-253299 | 1995-09-29 | ||
| JP8255893A JPH09153210A (ja) | 1995-09-29 | 1996-09-27 | ヘッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09153210A true JPH09153210A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=17249364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8255893A Pending JPH09153210A (ja) | 1995-09-29 | 1996-09-27 | ヘッドスライダ及びこれを用いた記録再生装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH09153210A (ja) |
| KR (1) | KR100244860B1 (ja) |
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| US7145752B2 (en) | 2003-04-10 | 2006-12-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Magnetic head apparatus having magnetic head slider and magnetic disk apparatus equipped with magnetic head apparatus |
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-
1996
- 1996-09-25 KR KR1019960042382A patent/KR100244860B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-27 JP JP8255893A patent/JPH09153210A/ja active Pending
- 1996-09-27 US US08/722,766 patent/US5917678A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-09 US US09/264,882 patent/US6023394A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5917678A (en) | 1999-06-29 |
| KR970017505A (ko) | 1997-04-30 |
| KR100244860B1 (ko) | 2000-02-15 |
| US6023394A (en) | 2000-02-08 |
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