JPH09203569A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH09203569A
JPH09203569A JP1324696A JP1324696A JPH09203569A JP H09203569 A JPH09203569 A JP H09203569A JP 1324696 A JP1324696 A JP 1324696A JP 1324696 A JP1324696 A JP 1324696A JP H09203569 A JPH09203569 A JP H09203569A
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JP
Japan
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evaporator
windward
refrigerant
defrosting
operation mode
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JP1324696A
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Seiji Kase
清司 加瀬
Kazuhisa Makita
和久 牧田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除霜に伴う庫内温度上昇を効果的に抑制す
る。 【解決手段】 蒸発器8の風上部8aへの着霜量が最も
多い点に注目して、蒸発器8の風上部8aを、その空気
下流側に位置する風下部8bに対して冷媒流路を切替可
能に構成する。また、減圧手段として、蒸発器8の風上
部8aおよび風下部8bの両方を流れる冷媒を減圧膨張
させる第1の膨張弁6と、蒸発器8の風下部8bを流れ
る冷媒を減圧膨張させる第2の膨張弁7とを設ける。除
霜、冷凍運転モード時には、凝縮器2で凝縮した高圧側
の液冷媒を、第1の膨張弁6をバイパスして直接、蒸発
器8の風上部8aに流入させ、次いで、この高圧側液冷
媒を、第2の膨張弁7で減圧膨張させた後に、蒸発器8
の風下部8bに流入させる。除霜運転モード時には、圧
縮機1の吐出側ガス冷媒を、両膨張弁6、7をバイパス
して直接、蒸発器8の風上部8aおよび風下部8bに流
入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置における
蒸発器の除霜制御に関するもので、例えば、冷凍車に適
用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、低温クラス(庫内温度−18°C
程度)の冷凍装置における蒸発器の除霜方式としては、
一般に、凝縮器をバイパスして高圧側冷媒ガス(ホット
ガス)を直接蒸発器に流入させるホットガス除霜方式が
用いられている。この除霜方式においては、通常、タイ
マー等により所定時間(例えば、1時間)ごとに、ホッ
トガスをバイパスさせて除霜を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方式で
は、ホットガスをバイパスさせるごとに、その都度、蒸
発器温度、ひいては庫内温度の上昇をきたす。従って、
冷凍装置始動後におけるクールダウン中であれば、除霜
に伴う温度上昇分だけ、クールダウン時間(庫内温度が
所定温度まで下がるのに要する時間)が長くかかるとい
う不具合を生じる。
【0004】また、積み荷を配送中であれば、庫内温度
上昇により積み荷に悪影響を及ぼす懸念があった。かと
いって、除霜インターバルの時間を長くすれば、蒸発器
への着霜量が増大して、送風量や熱伝達率の低下を招
き、冷却能力が低下するので、かえって庫内が冷えず、
庫内温度が上昇してしまう。
【0005】本発明は上記点に鑑み、除霜に伴う庫内温
度上昇を効果的に抑制できる冷凍装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。冷凍装置の蒸
発器(8)において、着霜量が最も多い部位は、水分の
含有量が多い庫内空気に最初接触する風上部(8a)で
ある点に注目して、請求項1〜5記載の発明では、蒸発
器(8)の風上部(8a)と、その空気下流側に位置す
る風下部(8b)とを冷媒流路切替可能に構成し、か
つ、蒸発器(8)に流入する冷媒を減圧膨張させる減圧
手段(6、7、7′)として、蒸発器(8)の風上部
(8a)および風下部(8b)の両方を流れる冷媒を減
圧膨張させる第1の減圧手段(6)と、蒸発器(8)の
風下部(8b)を流れる冷媒を減圧膨張させる第2の減
圧手段(7、7′)とを設け、冷凍運転モード時には、
凝縮器(2)で凝縮した冷媒を、第1の減圧手段(6)
で減圧膨張させた後に蒸発器(8)の風上部(8a)お
よび風下部(8b)の両方に流入させ、除霜、冷凍運転
モード時には、凝縮器(2)で凝縮した高圧側の液冷媒
を、第1の減圧手段(6)をバイパスして直接、蒸発器
(8)の風上部(8a)に流入させ、次いで、この高圧
側の液冷媒を、第2の減圧手段(7、7′)で減圧膨張
させた後に、蒸発器(8)の風下部(8b)に流入さ
せ、除霜運転モード時には、圧縮機(1)の吐出側から
第1の減圧手段(6)の上流側までの高圧側の冷媒を、
第1の減圧手段(6)および第2の減圧手段(7、
7′)をバイパスして直接、蒸発器(8)の風上部(8
a)および風下部(8b)に流入させることを特徴とし
ている。
【0007】このように構成しているため、除霜、冷凍
運転モード時には、温度の高い高圧側液冷媒の熱で、蒸
発器(8)の風上部(8a)の霜を溶解することがで
き、しかも、同時に蒸発器(8)の風下部(8b)では
第2の減圧手段(7、7′)で減圧膨張した冷媒を蒸発
させて、庫内の冷却を続行できる。従って、着霜量の最
も多い風上部(8a)の霜を溶解しつつ、庫内の冷却を
続行できることになり、その結果、着霜量の最も多い風
上部(8a)の霜を、庫内温度の上昇を抑制しながら、
効果的に溶解できるため、除霜運転モードの実施インタ
ーバルを従来装置に比して大幅に延長でき、除霜に伴う
庫内温度の上昇を最小限に抑えることができる。
【0008】特に、請求項5記載の発明では、、蒸発器
(8)の風上部(8a)のフィン(8c)を、風下部
(8b)のフィン(8h)より切り離して独立に設けて
いるから、除霜、冷凍運転モード時において、風上部
(8a)を流れる温度の高い高圧側液冷媒の熱が直接、
風下部(8b)のフィン(8h)に伝導することがな
く、従って、風下部(8b)による庫内冷却作用をより
有効に行うことができる。
【0009】なお、上記各手段および特許請求の範囲に
記載の各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形
態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1実施形態)第1実施形態は冷凍車の庫内を−18
°C程度の温度に冷却する低温クラスの冷凍装置に適用
した例であり、まず図1を用いて冷凍サイクルについて
説明すると、圧縮機1は、電磁クラッチ1aを有し、こ
の電磁クラッチ1a、プーリ(図示せず)等を介して図
示しない車両走行用エンジンに連結され、このエンジン
の動力が伝達されることによって作動するものである。
この圧縮機1は低圧側の冷媒を吸入、圧縮して高温高圧
のガス冷媒として吐出するものである。
【0011】電磁クラッチ1aは、通電状態にて上記エ
ンジン動力を圧縮機1に伝達し、非通電状態にて上記エ
ンジン動力を圧縮機1から遮断する。凝縮器2は、その
内部を流れる冷媒と冷却用電動ファン2aにて送風され
る冷却空気とを熱交換させて、圧縮機1からの吐出ガス
冷媒を凝縮させるものである。レシーバ3は、凝縮器3
で凝縮した冷媒の気液を分離し、液冷媒のみを膨張弁5
に送る気液分離器であり、冷凍サイクル1を循環する冷
媒量が少ない場合は冷媒を溜める機能を果たす。
【0012】電磁弁4、5はレシーバ3の出口側回路に
並列に設けられており、冷媒回路を開閉する開閉手段を
なす。膨張弁6、7はこの2つの並列設置された電磁弁
4、5により開閉される回路に設置されており、レシー
バ3からの液冷媒を減圧膨張させ、低温低圧の気液2相
冷媒とする減圧手段である。この膨張弁6、7は周知の
温度作動式のものであって、蒸発器8の出口冷媒の過熱
度が所定値となるように、蒸発器8の出口冷媒の過熱度
に応じて弁開度が調節されようになっている。
【0013】蒸発器8は、冷凍車の庫内を冷却する冷却
ユニットに設置されるものであって、庫内空気は蒸発器
用電動ファン9により蒸発器8に送風され、蒸発器8に
て冷媒の蒸発潜熱により冷却された後、庫内に循環する
ようになっている。蒸発器8は本例ではプレートフィン
と丸チューブとを組み合わせた構成となっおり、そし
て、送風空気の風上側に位置する風上部8aと送風空気
の風下側に位置する風下部8bとに分割されている。こ
の風上側部8aと風下部8bとの間では、相互のフィン
8c、8hの間を所定距離(例えば、10mm程度)切
り離して、両者間での熱伝導を抑制するようにしてあ
る。
【0014】また、風上部8aのフィン8cの表面には
親水性の皮膜層を形成して、除霜時の排水性を向上させ
るようにしてある。また、風上部8aは、図1の例で
は、送風空気流れ方向にチューブの3列分、配設してあ
るが、風上部8aは後述するように蒸発器8の着霜部を
なす部位であって、所定のインターバルにて、除霜を行
う部分であるため、風上部8aはできるかぎり小容量と
し、風下部8bをできるかぎり大容量とすることが、除
霜、冷凍運転時の冷凍能力低下を抑えるために望まし
い。
【0015】前記した一方の電磁弁4の下流側は、膨張
弁6および蒸発器8の風上部8aのの最前列(1段目)
のチューブ8dを経て風下部8bのチューブ8eの入口
部8fに到達し、他方の電磁弁5の下流側は、蒸発器8
の風上部8aの2、3段目のチューブ8gおよび膨張弁
7を経て風下部8bのチューブ8eの入口部8fに到達
し、この入口部8fにおいて風上部8aの2つのチュー
ブ8d、8gが合流している。
【0016】アキュムレータ10は、蒸発器8からの冷
媒を溜めて気液分離し、ガス冷媒のみを圧縮機1に送る
気液分離器である。除霜用バイパス回路11は、圧縮機
1の吐出側を膨張弁6の下流側に直接連結して、圧縮機
吐出側のホットガスを蒸発器8の風上部8aに流入させ
るためのものであり、除霜用バイパス回路11の途中に
は、電磁弁12が設置されている。
【0017】図2は図1の冷凍サイクルの制御用回路図
であり、13は車載の電源バッテリ、14は手動操作さ
れる冷凍作動スイッチ、15は庫内温度設定器で、手動
操作される可変抵抗器よりなる。16は庫内温度検出用
の温度センサ、17は冷凍サイクルの高圧が設定値以上
になると開く高圧スイッチ、18は冷凍サイクルの低圧
が設定値以下になると開く低圧スイッチである。
【0018】19は例えばマイクロコンピュータとその
周辺回路にて構成された制御装置で、上記スイッチ類、
センサからの入力信号を受けて、冷凍サイクルの各機器
を制御するものてある。20、21、22はリレーであ
る。次に、上記構成において作動を説明すると、図3は
第1実施形態の作動を示すフローチャートであり、い
ま、冷凍作動スイッチ14が投入されると、電磁クラッ
チ1aに通電され、圧縮機1が始動し、冷凍装置の運転
が開始される(ステップS1)。この冷凍装置の運転開
始に伴って、タイマーt1およびタイマーt2が計時を
開始する(ステップS2)。
【0019】また、温度センサ16の検出する庫内温度
Tiおよび庫内温度設定器15の設定する設定温度Ts
が入力される(ステップS3)。次に、庫内温度Tiと
設定温度Tsと比較され(ステップS4)、庫内温度T
iが設定温度Ts以上であるときは、冷凍運転モードと
なる(ステップS5)。この冷凍運転モードでは、冷凍
サイクルの各機器が図4のaの状態に制御回路19によ
り制御される。これより、冷凍サイクルにおいて、冷媒
は、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3から電磁弁4およ
び膨張弁6を経て、蒸発器8の風上部8aのチューブ8
dに流入し、次いで風下部8bのチューブ8eを通過
し、アキュームレータ10を経て圧縮機1に吸入され
る。
【0020】以上の経路で、冷媒が循環することによ
り、膨張弁6で減圧、膨張した気液2相冷媒が蒸発器8
の風上部8aのチューブ8dおよび風下部8bのチュー
ブ8eを通過する間に、冷媒は蒸発器用ファン9により
送風される庫内空気から吸熱して蒸発する。この吸熱に
より庫内空気は冷却され、庫内を冷却する。そして、庫
内の冷却が進行して、ステップS4の判定で庫内温度T
iが設定温度Tsより低下すると、ステップS6に進
み、保冷モードが設定される。この保冷モードでは、冷
凍サイクルの各機器が図4のbの状態に制御回路19に
より制御される。これより、冷凍サイクルにおいて、圧
縮機1およびファン2a、9が停止する。この保冷モー
ドと冷凍運転モードとを切り換えることにより、庫内温
度を設定温度Tsに制御できる。
【0021】上記の冷凍運転モードおよび保冷モード
は、次のステップS7にてタイマーt1の経過時間が設
定値を越えるまで継続される。そして、タイマーt1
の経過時間が設定値(例えば、15分〜30分程度)
を越えると、ステップS8に進み、除霜、冷凍運転モー
ドとなる。この除霜、冷凍運転モードでは、冷凍サイク
ルの各機器が図4のcの状態に制御回路19により制御
される。
【0022】これより、冷凍サイクルにおいて、冷媒
は、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3から電磁弁5を経
て、蒸発器8の風上部8aの2、3段目のチューブ8g
に流入し、次いで膨張弁7を経て風下部8bのチューブ
8eを通過し、アキュームレータ10を経て圧縮機1に
吸入される。以上の経路で、冷媒が循環することによ
り、風上部8aの2、3段目のチューブ8gにはレシー
バ3からの高温高圧の液冷媒が電磁弁5を経て直接流入
し、風上部8aの温度が上昇するとともに、風上部8a
の最前列のチューブ8dには冷媒が流れないが、フィン
8cによりチューブ8gの熱が伝導される。
【0023】ここで、風上部8aの最前列のチューブ8
dは、次の理由から、冷凍運転モード時には蒸発器8の
うち最も着霜が多くなる着霜部となる。すなわち、風上
部8aの最前列のチューブ8dは、冷凍運転モード時に
は蒸発器8の冷媒入口部となり、最も低温になるととも
に、水分が多く含まれている状態の庫内空気に最初に接
触するため、最前列のチューブ8dにおいて着霜が最も
多く発生することになる。
【0024】このため、風上部8aの2、3段目のチュ
ーブ8gにレシーバ3からの高温高圧の液冷媒が電磁弁
5を経て流入することにより、風上部8aのフィン8c
に付着した霜を効果的に溶かすことができる。これと同
時に、膨張弁7で減圧、膨張した気液2相冷媒が蒸発器
8の風下部8bのチューブ8eを通過する間に、庫内空
気から吸熱して蒸発する。この吸熱により庫内空気は冷
却され、庫内を冷却することができる。
【0025】つまり、除霜、冷凍運転モードでは、風上
部8aのフィン8cの除霜を行いながら、風下部8bで
庫内空気を冷却するので、庫内の冷却を続行できる。従
って、除霜に伴う庫内温度の上昇を抑制できる。この除
霜、冷凍運転モードが所定時間x(例えば、5〜10分
間程度)継続されると、次のステップS9に進み、タイ
マーt2の経過時間が設定値(例えば、2〜4時間程
度)を越えたどうか判定される。タイマーt2の経過時
間が設定値以内であると、ステップS10に進み、タ
イマーt1がリセットされ、前述のステップS2に戻
る。
【0026】また、ステップS9においてタイマーt2
の経過時間が設定値を越えると、ステップS11に進
み、除霜運転モードが設定される。この除霜運転モード
では、冷凍サイクルの各機器が図4のdの状態に制御回
路19により制御される。これにより、冷凍サイクルに
おいて、電磁弁4、5が閉弁するとともに、バイパス回
路11の電磁弁12が開弁するため、圧縮機1の吐出側
のホットガスが直接蒸発器8の風上部8aの最前列のチ
ューブ8dに流入し、さらにこのチューブ8dから風下
部8bのチューブ8eに流入する。
【0027】その結果、ホットガスの熱により、蒸発器
8の風上部8aおよび風下部8bのフィン8c、8hに
付着した霜を溶かすことができる。この除霜運転モード
は所定時間Y(例えば、5〜10分間程度)続行され
る。そして、除霜運転モードの時間が所定時間Yを越え
ると、ステップS12に進み、タイマーt1、t2がリ
セットされ、前述のステップS2に戻る。
【0028】以上のように、蒸発器8のうち、最も着霜
の多い風上部8aで除霜を行いながら、着霜の少ない風
下部8bで庫内冷却を続行する、除霜、冷凍運転モード
を設定しているため、除霜運転モードの運転インターバ
ル(タイマーt2の設定値)を従来装置に比して大幅
に延ばすことができる。なお、着霜の多い風上部8aの
プレートフィン8cの表面に親水性の皮膜層を形成する
ことにより、除霜時の排水性を向上させることができ、
これにより、溶解した霜の水分が再凍結するのを防止で
きる。 (第2実施形態)図5は第2実施形態を示すもので、蒸
発器8のうち、風上部8aの最前列のチューブ8dを冷
媒入口部とせず、冷媒出口部とした例であり、このよう
にしても、風上部8aの最前列のチューブ8dは冷凍運
転モード時に水分の多い庫内空気に最初に接触するた
め、着霜は最も多くなる。従って、第1実施形態と同様
に、除霜、冷凍運転モードを設定することにより、同様
の作用効果を発揮できる。
【0029】なお、第2実施形態における各作動モード
における各機器の作動は図4と同じ態様で制御される。 (第3実施形態)図6、図7は第3実施形態を示すもの
で、除霜方式として、第1、第2実施形態のようなホッ
トガスバイパス方式を採用せず、レシーバ3からの高圧
液冷媒を用いて、除霜を行うようにしたものである。
【0030】具体的に述べると、蒸発器8の風上部8a
の最前列のチューブ8dの上流側に膨張弁6を設けると
ともに、この膨張弁6と並列に電磁弁4′を設ける。ま
た、風上部8aの2、3段目のチューブ8gの下流側
と、風下部8bのチューブ8eの上流側との間に、キャ
ピラリチューブ、オリフィス等の固定絞り7′を設ける
とともに、この固定絞り7′と並列に電磁弁5′を設け
ている。
【0031】第3実施形態も第1、第2実施形態と同様
に、前述の4つのモードにて作動するものであって、そ
の作動表は図7に示すとおりであり、除霜、冷凍運転モ
ードにおいては、電磁弁4′が開、電磁弁5′が閉とな
ることにより、レシーバ3からの高圧液冷媒が膨張弁6
をバイパスして、蒸発器8の風上部8aのチューブ8
d、8gに流入して、風上部8aのフィン8cの霜を溶
かすした後に、高圧側液冷媒は固定絞り7′にて減圧さ
れ膨張して気液2相状態となり、風下部8bのチューブ
8eに流入し、ここで庫内空気から吸熱して蒸発するの
で、庫内空気を冷却できる。
【0032】また、除霜運転モードにおいては、電磁弁
4′および電磁弁5′がともに開となることにより、レ
シーバ3からの高圧液冷媒の熱にて蒸発器8の風上部8
aおよび風下部8bのフィン8c、8hの霜を溶かす。
なお、第3実施形態における冷凍運転モードおよび保冷
モードは、第1、第2実施形態と基本的に同じであるの
で、説明は省略する。 (第4実施形態)図8、図9は第4実施形態を示すもの
で、第3実施形態において、除霜方式として、第1、第
2実施形態のようなホットガスバイパス方式を組み合わ
せたものであり、除霜運転モードでは、電磁弁4′が
閉、電磁弁5′、12が開となることにより、圧縮機1
吐出側のホットガスが蒸発器8の風上部8aおよび風下
部8bに流入して、フィン8c、8hの霜を溶かす。
【0033】他のモードの作動は第3実施形態と同じで
ある。 (他の実施形態)なお、図3のフローチャートでは、除
霜、冷凍運転モードおよび除霜運転モードをそれぞれ予
め設定した所定時間X、Yだけ実行するようにしている
が、この所定時間X、Yの設定をせず、その代わりに、
蒸発器8のフィン8cまたはフィン8hの温度を検知し
て、フィン温度が所定温度まで上昇した時点、あるいは
蒸発器8のチューブ8gまたは8eの出口温度を検知し
て、出口チューブ温度が所定温度まで上昇した時点で、
除霜、冷凍運転モードおよび除霜運転モードをそれぞれ
終了させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図2】図1の冷凍サイクルの制御回路図である。
【図3】図1の冷凍サイクルの作動を示すフローチャー
トである。
【図4】図1の冷凍サイクルの各機器の作動をまとめて
示す図表である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図6】本発明の第3実施形態を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図7】図6の冷凍サイクルの各機器の作動をまとめて
示す図表である。
【図8】本発明の第4実施形態を示す冷凍サイクル図で
ある。
【図9】図8の冷凍サイクルの各機器の作動をまとめて
示す図表である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、4、4′、5、5′、12…
電磁弁、6、7…膨張弁、7′…固定絞り、8…蒸発
器、8a…風上部、8b…風下部、8c、8h…フィ
ン、11…除霜用バイパス回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮、吐出する圧縮機(1)と、 この圧縮機(1)から吐出されたガス冷媒を冷却し、凝
    縮させる凝縮器(2)と、 この凝縮器(2)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる減
    圧手段(6、7、7′)と、 この減圧手段(6、7、7′)で減圧された冷媒を庫内
    空気から吸熱して蒸発させ、庫内を冷却する蒸発器
    (8)とを備える冷凍装置において、 前記蒸発器(8)に、庫内空気の風上側に位置する風上
    部(8a)と、庫内空気の風下側に位置する風下部(8
    b)とを冷媒流路切替可能に設け、 かつ、前記減圧手段(6、7、7′)として、前記蒸発
    器(8)の前記風上部(8a)および前記風下部(8
    b)の両方を流れる冷媒を減圧膨張させる第1の減圧手
    段(6)と、前記蒸発器(8)の前記風下部(8b)を
    流れる冷媒を減圧膨張させる第2の減圧手段(7、
    7′)とを設け、 冷凍運転モード時には、前記凝縮器(2)で凝縮した冷
    媒を、前記第1の減圧手段(6)で減圧膨張させた後に
    前記蒸発器(8)の前記風上部(8a)および前記風下
    部(8b)の両方に流入させ、 除霜、冷凍運転モード時には、前記凝縮器(2)で凝縮
    した高圧側の液冷媒を、前記第1の減圧手段(6)をバ
    イパスして直接、前記蒸発器(8)の前記風上部(8
    a)に流入させ、次いで、前記高圧側の液冷媒を、前記
    第2の減圧手段(7、7′)で減圧膨張させた後に、前
    記蒸発器(8)の前記風下部(8b)に流入させ、 除霜モード運転時には、前記圧縮機(1)の吐出側から
    前記第1の減圧手段(6)の上流側までの高圧側の冷媒
    を、前記第1の減圧手段(6)および前記第2の減圧手
    段(7、7′)をバイパスして直接、前記蒸発器(8)
    の前記風上部(8a)および前記風下部(8b)に流入
    させることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 除霜運転モード時には、前記圧縮機
    (1)の吐出側ガス冷媒を、前記第1の減圧手段(6)
    および前記第2の減圧手段(7、7′)をバイパスして
    直接、前記蒸発器(8)の前記風上部(8a)および前
    記風下部(8b)に流入させることを特徴とする請求項
    1に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 除霜運転モード時には、前記凝縮器
    (2)で凝縮した高圧側の液冷媒を、前記第1の減圧手
    段(6)および前記第2の減圧手段(7、7′)をバイ
    パスして直接、前記蒸発器(8)の前記風上部(8a)
    および前記風下部(8b)に流入させることを特徴とす
    る請求項1に記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記除霜、冷凍運転モードを前記冷凍運
    転モード開始後、第1の所定時間間隔で実行し、 前記除霜運転モードを、前記第1の所定時間間隔より十
    分長い第2の所定時間間隔で実行することを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記蒸発器(8)の前記風上部(8a)
    のフィン(8c)を、前記風下部(8b)のフィン(8
    h)より切り離して独立に設けたことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1つに記載の冷凍装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014362A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース
CN109340919A (zh) * 2018-09-14 2019-02-15 广东美的制冷设备有限公司 空调器

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