JPH09221840A - 木造建築における軸組接合方法、および同接合方法に用いる接合金物 - Google Patents
木造建築における軸組接合方法、および同接合方法に用いる接合金物Info
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- JPH09221840A JPH09221840A JP2832496A JP2832496A JPH09221840A JP H09221840 A JPH09221840 A JP H09221840A JP 2832496 A JP2832496 A JP 2832496A JP 2832496 A JP2832496 A JP 2832496A JP H09221840 A JPH09221840 A JP H09221840A
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な接合強度が得られるのみならず、接合
施工時の作業能率も大幅に向上させることができる木造
建築における軸組接合方法、並びに同方法に用いる接合
金物を提供すること。 【解決手段】 後面に嵌合プレート3を突設し、側面に
ガイド溝4及び縦型尖頭ガイドピン6を設けた接合金物
1を利用して軸組接合を行うようにした。 【効果】 柱部材等に予め穿設した嵌合溝Cへ嵌合プレ
ート3を嵌合させるだけで、素早く正確に接合金物1の
取付けを行うことができ、しかも、ガイド溝4及び縦型
尖頭ガイドピン6の上下2つのガイド部材でガイドする
ので、取り付けた接合金物1への梁部材等の嵌め入れ・
固定作業も簡単に行い得る。
施工時の作業能率も大幅に向上させることができる木造
建築における軸組接合方法、並びに同方法に用いる接合
金物を提供すること。 【解決手段】 後面に嵌合プレート3を突設し、側面に
ガイド溝4及び縦型尖頭ガイドピン6を設けた接合金物
1を利用して軸組接合を行うようにした。 【効果】 柱部材等に予め穿設した嵌合溝Cへ嵌合プレ
ート3を嵌合させるだけで、素早く正確に接合金物1の
取付けを行うことができ、しかも、ガイド溝4及び縦型
尖頭ガイドピン6の上下2つのガイド部材でガイドする
ので、取り付けた接合金物1への梁部材等の嵌め入れ・
固定作業も簡単に行い得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造建築における
柱・小屋束等の垂直材と梁・桁等の横架材の如き軸組部
材同士を接合する軸組接合方法、並びにこの方法に用い
る接合金物の改良に関し、更に詳しくは、充分な接合強
度が得られ、しかも、接合施工時の作業能率を大幅に向
上させることのできる軸組接合方法と同方法に用いる接
合金物に関するものである。
柱・小屋束等の垂直材と梁・桁等の横架材の如き軸組部
材同士を接合する軸組接合方法、並びにこの方法に用い
る接合金物の改良に関し、更に詳しくは、充分な接合強
度が得られ、しかも、接合施工時の作業能率を大幅に向
上させることのできる軸組接合方法と同方法に用いる接
合金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造軸組工法(在来工法)は、我が国の
気候・風土に適した工法でありながら近年の大工・職人
等の高齢化や後継者不足等の要因から工期遅延や建築コ
スト高などの弊害を招いているのが現状である。
気候・風土に適した工法でありながら近年の大工・職人
等の高齢化や後継者不足等の要因から工期遅延や建築コ
スト高などの弊害を招いているのが現状である。
【0003】こうした問題を解決する方策の一つとし
て、現在までに、柱・小屋束等の垂直材と梁・桁等の横
架材とを、若しくは横架材と横架材とを、熟練技能が無
くとも簡単に接合することのできる各種の接合金物が開
発されている。この接合金物を使用すれば、従来の手間
のかかる複雑な継手・仕口加工が不要になり、大幅な省
力化を図れるからである。
て、現在までに、柱・小屋束等の垂直材と梁・桁等の横
架材とを、若しくは横架材と横架材とを、熟練技能が無
くとも簡単に接合することのできる各種の接合金物が開
発されている。この接合金物を使用すれば、従来の手間
のかかる複雑な継手・仕口加工が不要になり、大幅な省
力化を図れるからである。
【0004】しかしながら、従来提案されている接合金
物は、垂直材や横架材等の軸組部材同士を接合した状態
におけるその接合強度はある程度確保されているとは言
い得るものの、現場における実際の接合施工性に関して
は充分に考慮されているとは言えなかった。
物は、垂直材や横架材等の軸組部材同士を接合した状態
におけるその接合強度はある程度確保されているとは言
い得るものの、現場における実際の接合施工性に関して
は充分に考慮されているとは言えなかった。
【0005】例えば、接合金物をまず柱等に取付ける作
業段階において、従来の接合金物にあっては、ボルト接
合だけで柱等への取付けを行うようにしていたため、作
業者により取付け位置にバラツキを生じる余地があり、
更にまた、取付けた接合金物に横架材を嵌め入れこれを
固定する作業段階において、従来の接合金物にあって
は、ボルト締結するのではなく固定ピンを差し込むこと
によって横架材の固定を行うようにしていたため、横架
材の差込み孔の一寸したズレによって固定ピンの差込み
性が極端に悪くなり、高い足場の上でピン差込作業がも
たついてしまい、危険な状態をも引起しかねなかったの
である。
業段階において、従来の接合金物にあっては、ボルト接
合だけで柱等への取付けを行うようにしていたため、作
業者により取付け位置にバラツキを生じる余地があり、
更にまた、取付けた接合金物に横架材を嵌め入れこれを
固定する作業段階において、従来の接合金物にあって
は、ボルト締結するのではなく固定ピンを差し込むこと
によって横架材の固定を行うようにしていたため、横架
材の差込み孔の一寸したズレによって固定ピンの差込み
性が極端に悪くなり、高い足場の上でピン差込作業がも
たついてしまい、危険な状態をも引起しかねなかったの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の接合
金物に上記の如き問題があったことに鑑みて為されたも
のであり、充分な接合強度が得られることは勿論のこ
と、接合施工時の作業能率をも大幅に向上させることが
できる軸組接合方法、並びにこの方法に用いる接合金物
を提供することを技術的課題とするものである。
金物に上記の如き問題があったことに鑑みて為されたも
のであり、充分な接合強度が得られることは勿論のこ
と、接合施工時の作業能率をも大幅に向上させることが
できる軸組接合方法、並びにこの方法に用いる接合金物
を提供することを技術的課題とするものである。
【0007】また、本発明の他の技術的課題は、上記課
題に加え、軸組部材の端面の割れを防止でき、また、幾
つかの背の異なる梁や桁等の軸組部材にも対応できる軸
組接合方法とこの方法に用いる接合金物を提供すること
にある。
題に加え、軸組部材の端面の割れを防止でき、また、幾
つかの背の異なる梁や桁等の軸組部材にも対応できる軸
組接合方法とこの方法に用いる接合金物を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような技術的手段を採用した。即
ち、柱または梁等の軸組部材Vと他の軸組部材Hとを軸
組接合するにあたり、軸組部材Vにボルト止め可能な背
面部11、この背面部11に対して直角な一対の側面部12・
12、及び背面部11と側面部12・12に対して直角な底面部
13により一体箱状に構成された接合金物1を使用し、前
記背面部11の外面下部に突設した嵌合プレート3を軸組
部材Vの接合面の所定位置に予め穿設せる嵌合溝Cへ嵌
合せしめた上で、同背面部11に所定間隔に縦設した取付
孔2・2…の少なくとも一つにボルトBを挿通しボルト
止めして当該接合金物1を軸組部材Vに取り付け、前記
側面部12の側面外部の所定位置に添設した1対の縦型尖
頭ガイドピン6・6を他の軸組部材Hの下端面に予め穿
設せるガイド孔Gに嵌合させながら、当該他の軸組部材
Hの内部に予め水平に挿入せる嵌合ピンPを当該側面部
12の上端部の所定位置に対設した1対のガイド溝4・4
内へ嵌合せしめることによって、当該接合金物1内に他
の軸組部材Hを嵌め入れ、然る後、側面部12の側面の所
定位置に開設した少なくとも1対の固定孔5・5および
接合金物1内に嵌め入れた他の軸組部材Hの側面に予め
穿設した通孔AへボルトBを挿通して接合金物1と当該
他の軸組部材Hとをボルト止めして軸組部材Vと他の軸
組部材Hとを接合するという技術的手段を採用した。
決するために以下のような技術的手段を採用した。即
ち、柱または梁等の軸組部材Vと他の軸組部材Hとを軸
組接合するにあたり、軸組部材Vにボルト止め可能な背
面部11、この背面部11に対して直角な一対の側面部12・
12、及び背面部11と側面部12・12に対して直角な底面部
13により一体箱状に構成された接合金物1を使用し、前
記背面部11の外面下部に突設した嵌合プレート3を軸組
部材Vの接合面の所定位置に予め穿設せる嵌合溝Cへ嵌
合せしめた上で、同背面部11に所定間隔に縦設した取付
孔2・2…の少なくとも一つにボルトBを挿通しボルト
止めして当該接合金物1を軸組部材Vに取り付け、前記
側面部12の側面外部の所定位置に添設した1対の縦型尖
頭ガイドピン6・6を他の軸組部材Hの下端面に予め穿
設せるガイド孔Gに嵌合させながら、当該他の軸組部材
Hの内部に予め水平に挿入せる嵌合ピンPを当該側面部
12の上端部の所定位置に対設した1対のガイド溝4・4
内へ嵌合せしめることによって、当該接合金物1内に他
の軸組部材Hを嵌め入れ、然る後、側面部12の側面の所
定位置に開設した少なくとも1対の固定孔5・5および
接合金物1内に嵌め入れた他の軸組部材Hの側面に予め
穿設した通孔AへボルトBを挿通して接合金物1と当該
他の軸組部材Hとをボルト止めして軸組部材Vと他の軸
組部材Hとを接合するという技術的手段を採用した。
【0009】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、柱または梁等の軸組部材Vにボルト止め可能な背面
部11、この背面部11に対して直角な一対の側面部12・1
2、及び背面部11と側面部12・12に対して直角な底面部1
3により一体箱状に構成された接合金物1であって、前
記背面部11には、長手方向に複数の取付孔2・2…が所
定間隔をもって縦設されていると共に、その外面下部に
は嵌合プレート3が突設されており、前記側面部12・12
には、その上端部の所定位置に1対のガイド溝4・4が
対設されていると共に、側面に少なくとも1対の固定孔
5・5が開設され、且つ側面外部の所定位置に1対の縦
型尖頭ガイドピン6・6が添設されているという技術的
手段を採用した。
に、柱または梁等の軸組部材Vにボルト止め可能な背面
部11、この背面部11に対して直角な一対の側面部12・1
2、及び背面部11と側面部12・12に対して直角な底面部1
3により一体箱状に構成された接合金物1であって、前
記背面部11には、長手方向に複数の取付孔2・2…が所
定間隔をもって縦設されていると共に、その外面下部に
は嵌合プレート3が突設されており、前記側面部12・12
には、その上端部の所定位置に1対のガイド溝4・4が
対設されていると共に、側面に少なくとも1対の固定孔
5・5が開設され、且つ側面外部の所定位置に1対の縦
型尖頭ガイドピン6・6が添設されているという技術的
手段を採用した。
【0010】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて、背面部11、取付孔2・2 …、側
面部12・12、ガイド溝4・4、固定孔5・5、及び縦型
尖頭ガイドピン6・6を備えた接合金物1′を受入れ支
承する付加金具であって、前記背面部11に添合する支背
板部70には、その長辺両側から側面部12・12と平行な鍔
部72・72が持ち出し形成され、且つ、前記取付孔2・2
…と対向的に第二取付孔71・71…が開設されていると共
に、前記支背板部70の外面下部には、軸組部材Vの嵌合
溝Cに嵌合すべき嵌合プレート3が突設されており、且
つ支背板部70と鍔部72・72の下端には底面部13が直角に
接合された補助金具7を前記接合金物1′と組み合わせ
て使用するという技術的手段を採用した。
ために、必要に応じて、背面部11、取付孔2・2 …、側
面部12・12、ガイド溝4・4、固定孔5・5、及び縦型
尖頭ガイドピン6・6を備えた接合金物1′を受入れ支
承する付加金具であって、前記背面部11に添合する支背
板部70には、その長辺両側から側面部12・12と平行な鍔
部72・72が持ち出し形成され、且つ、前記取付孔2・2
…と対向的に第二取付孔71・71…が開設されていると共
に、前記支背板部70の外面下部には、軸組部材Vの嵌合
溝Cに嵌合すべき嵌合プレート3が突設されており、且
つ支背板部70と鍔部72・72の下端には底面部13が直角に
接合された補助金具7を前記接合金物1′と組み合わせ
て使用するという技術的手段を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す第
1実施形態、および第2実施形態に基づいて詳しく説明
する。尚、図1は本発明の第1実施形態たる接合金物の
全体斜視図、図2〜図4は第1実施形態の接合金物を用
いて柱と梁とを軸組接合する工程を説明する概略斜視
図、図5は本発明の第2実施形態たる接合金物を分解状
態に示す全体斜視図、図6及び図7は第2実施形態の接
合金物を用いて柱と梁とを軸組接合する工程を説明する
概略斜視図、図8は同接合金物を用いて背の高い梁を軸
組接合する状態を示す概略斜視図である。
1実施形態、および第2実施形態に基づいて詳しく説明
する。尚、図1は本発明の第1実施形態たる接合金物の
全体斜視図、図2〜図4は第1実施形態の接合金物を用
いて柱と梁とを軸組接合する工程を説明する概略斜視
図、図5は本発明の第2実施形態たる接合金物を分解状
態に示す全体斜視図、図6及び図7は第2実施形態の接
合金物を用いて柱と梁とを軸組接合する工程を説明する
概略斜視図、図8は同接合金物を用いて背の高い梁を軸
組接合する状態を示す概略斜視図である。
【0012】『第1実施形態』図1に示すように、本実
施形態の接合金物は、上方・前方の2方向に開放部をも
つ箱型金物であり、起立状態の軸組部材(柱)にボルト
止め可能な背面部11、この背面部11に対して直角な互い
に平行な一対の側面部12・12、及び当該背面部11と側面
部12・12の各下端に直角に溶接された底面部13の各直交
平面から構成されている。
施形態の接合金物は、上方・前方の2方向に開放部をも
つ箱型金物であり、起立状態の軸組部材(柱)にボルト
止め可能な背面部11、この背面部11に対して直角な互い
に平行な一対の側面部12・12、及び当該背面部11と側面
部12・12の各下端に直角に溶接された底面部13の各直交
平面から構成されている。
【0013】そのうちの背面部11には、長手方向に5つ
の取付孔2・2…が等間隔に一列に縦設されており、こ
の背面部11の外面下端部には嵌合プレート3が後方へ向
けて直角に突設されている。本実施形態では、この嵌合
プレート3を底面部13の後端に一体に形成しこの底面部
13を背面部11の下端に接合することにより背面部11の外
面下端部に嵌合プレート3を突起せしめている。
の取付孔2・2…が等間隔に一列に縦設されており、こ
の背面部11の外面下端部には嵌合プレート3が後方へ向
けて直角に突設されている。本実施形態では、この嵌合
プレート3を底面部13の後端に一体に形成しこの底面部
13を背面部11の下端に接合することにより背面部11の外
面下端部に嵌合プレート3を突起せしめている。
【0014】一方、側面部12・12には、上端部の所定位
置に1対のガイド溝4・4が対設されていると共に、そ
の側面には2対4個の固定孔5・5、5・5が開設され
ており、さらにこの側面部12の側面外部の所定位置には
前記ガイド溝4・4の下方に1対の縦型尖頭ガイドピン
6・6が添設されている。本実施形態の縦型尖頭ガイド
ピン6・6は、細円柱状の胴部と切頭円錐状の尖頭部と
から成っており、この胴部の周面の一部(母線部分)に
て側面部12の側面下部に溶接され、これら縦型尖頭ガイ
ドピン6・6の底面は底面部13の底面と面一になってい
る。
置に1対のガイド溝4・4が対設されていると共に、そ
の側面には2対4個の固定孔5・5、5・5が開設され
ており、さらにこの側面部12の側面外部の所定位置には
前記ガイド溝4・4の下方に1対の縦型尖頭ガイドピン
6・6が添設されている。本実施形態の縦型尖頭ガイド
ピン6・6は、細円柱状の胴部と切頭円錐状の尖頭部と
から成っており、この胴部の周面の一部(母線部分)に
て側面部12の側面下部に溶接され、これら縦型尖頭ガイ
ドピン6・6の底面は底面部13の底面と面一になってい
る。
【0015】このように構成された本実施形態の接合金
物1は、柱や梁などの軸組部材同士を接合した状態で充
分な接合強度が得られるだけでなく、以下に説明するよ
うに現場における実際の接合作業能率も大幅に向上させ
ることが可能となる。
物1は、柱や梁などの軸組部材同士を接合した状態で充
分な接合強度が得られるだけでなく、以下に説明するよ
うに現場における実際の接合作業能率も大幅に向上させ
ることが可能となる。
【0016】本実施形態の接合金物1の使用によって、
まず第一に、軸組部材V(柱)の所定位置に接合金物1
を取付ける作業段階(図2参照)においての作業能率、
及び作業の正確性が向上する。
まず第一に、軸組部材V(柱)の所定位置に接合金物1
を取付ける作業段階(図2参照)においての作業能率、
及び作業の正確性が向上する。
【0017】即ち、本実施形態の接合金物にあっては、
背面部11の下端部に嵌合プレート3を突設しているの
で、軸組部材V(柱)の当接面の所定位置に予め丸鋸機
等にて嵌合溝Cを穿設しておけば、現場においてこの嵌
合溝C内へ嵌合プレート3を嵌合させるだけで、素早く
しかも正確に接合金物1の取付け位置決めを行うことが
可能となる。そして、嵌合プレート3を嵌合溝Cに嵌合
した状態で、予め軸組部材V(柱)の側面の所定位置に
穿設した通孔h・h、及び背面部11の取付孔2・2…の
うちの2か所にボルトB・Bを通し丸座金W・Wを介し
てナットN・Nを螺合緊締すれば、接合金物1を簡単に
軸組部材Vに取り付けることができる。
背面部11の下端部に嵌合プレート3を突設しているの
で、軸組部材V(柱)の当接面の所定位置に予め丸鋸機
等にて嵌合溝Cを穿設しておけば、現場においてこの嵌
合溝C内へ嵌合プレート3を嵌合させるだけで、素早く
しかも正確に接合金物1の取付け位置決めを行うことが
可能となる。そして、嵌合プレート3を嵌合溝Cに嵌合
した状態で、予め軸組部材V(柱)の側面の所定位置に
穿設した通孔h・h、及び背面部11の取付孔2・2…の
うちの2か所にボルトB・Bを通し丸座金W・Wを介し
てナットN・Nを螺合緊締すれば、接合金物1を簡単に
軸組部材Vに取り付けることができる。
【0018】つまり、本実施形態の接合金物にあって
は、従来品のようにボルト接合のみで接合金物1の取り
付けを行うのではなく、嵌合プレート3を嵌合溝Cに嵌
合して仮止めした上で、接合金物1を軸組部材V(柱)
にボルト止めするようにしているので、その取付け位置
が作業者によってばらつくこともなく、素早く、正確な
取付け作業が可能になるのである。
は、従来品のようにボルト接合のみで接合金物1の取り
付けを行うのではなく、嵌合プレート3を嵌合溝Cに嵌
合して仮止めした上で、接合金物1を軸組部材V(柱)
にボルト止めするようにしているので、その取付け位置
が作業者によってばらつくこともなく、素早く、正確な
取付け作業が可能になるのである。
【0019】強度確保のために最近の接合金物はそれ自
体が相当の重量を有するようになっている。従来の金物
の場合、柱等に取り付ける作業はこの金物重量を支えな
がら行わねばならなかったのであるが、本実施形態の接
合金物の場合には、この接合金物の重量を、嵌合溝Cに
嵌合した嵌合プレート3で支えることが可能なので、軸
組部材V(柱)への取付けボルト固定作業も手軽に行い
得るのである。
体が相当の重量を有するようになっている。従来の金物
の場合、柱等に取り付ける作業はこの金物重量を支えな
がら行わねばならなかったのであるが、本実施形態の接
合金物の場合には、この接合金物の重量を、嵌合溝Cに
嵌合した嵌合プレート3で支えることが可能なので、軸
組部材V(柱)への取付けボルト固定作業も手軽に行い
得るのである。
【0020】なお、本実施形態において背面部11に取付
孔2・2…を2つ以上開設したのは軸組部材V(柱)の
四方に4本の横架状態の軸組部材H(梁)を十字取り合
いする場合に、取付けボルト同士の干渉を防止するため
である。例えば、互いに対向する1対の接合金物につい
ては複数の取付孔2・2…のうち上から1番目と3番目
の取付孔を使用してボルト接合し、他方の互いに対向す
る接合金物については取付孔2・2…のうち上から2番
目と4番目の取付孔を使用するようにすれば、取付ボル
トB同士の干渉を防止できるのである。
孔2・2…を2つ以上開設したのは軸組部材V(柱)の
四方に4本の横架状態の軸組部材H(梁)を十字取り合
いする場合に、取付けボルト同士の干渉を防止するため
である。例えば、互いに対向する1対の接合金物につい
ては複数の取付孔2・2…のうち上から1番目と3番目
の取付孔を使用してボルト接合し、他方の互いに対向す
る接合金物については取付孔2・2…のうち上から2番
目と4番目の取付孔を使用するようにすれば、取付ボル
トB同士の干渉を防止できるのである。
【0021】本実施形態の接合金物の使用によって、第
二に、軸組部材V(柱)に取付けた接合金物1に他の横
架状態の軸組部材H(梁)を嵌め入れる作業段階(図2
及び図3参照)においての作業能率、及び作業の正確性
も向上する。
二に、軸組部材V(柱)に取付けた接合金物1に他の横
架状態の軸組部材H(梁)を嵌め入れる作業段階(図2
及び図3参照)においての作業能率、及び作業の正確性
も向上する。
【0022】即ち、本実施形態の接合金物1は、側面部
12・12にガイド溝4・4を形成し、このガイド溝4・4
の下方に縦型尖頭ガイドピン6・6を添設しているの
で、図2に示す如く、予めこの軸組部材H(梁)の内部
の所定位置に嵌合ピンPを水平に挿入し、この軸組部材
H(梁)の下端面の所定位置に盲孔のガイド孔G・Gを
穿設し、更にこの軸組部材H(梁)の側面の所定位置に
通孔A・Aを穿設しておけば、現場において側面部12の
縦型尖頭ガイドピン6にガイド孔Gを落し込みながら、
予め軸組部材Hに挿入しておいた嵌合ピンPをガイドし
つつガイド溝4・4内へ入れるだけで、正確に軸組部材
H(梁)を接合金物1内に嵌め入れることが可能となる
(図3参照)。
12・12にガイド溝4・4を形成し、このガイド溝4・4
の下方に縦型尖頭ガイドピン6・6を添設しているの
で、図2に示す如く、予めこの軸組部材H(梁)の内部
の所定位置に嵌合ピンPを水平に挿入し、この軸組部材
H(梁)の下端面の所定位置に盲孔のガイド孔G・Gを
穿設し、更にこの軸組部材H(梁)の側面の所定位置に
通孔A・Aを穿設しておけば、現場において側面部12の
縦型尖頭ガイドピン6にガイド孔Gを落し込みながら、
予め軸組部材Hに挿入しておいた嵌合ピンPをガイドし
つつガイド溝4・4内へ入れるだけで、正確に軸組部材
H(梁)を接合金物1内に嵌め入れることが可能となる
(図3参照)。
【0023】つまり、本実施形態の接合金物1において
は、側面部12の上端部のガイド溝4及び下端部の縦型尖
頭ガイドピン6の上下2ヵ所のガイド部材により軸組部
材H(梁)の嵌め入れをガイドするようにしているの
で、軸組部材H(梁)を設計通りに正確に接合金物1内
に嵌め入れることが可能となり、従来品のように不正な
角度で嵌合されることがないのである。
は、側面部12の上端部のガイド溝4及び下端部の縦型尖
頭ガイドピン6の上下2ヵ所のガイド部材により軸組部
材H(梁)の嵌め入れをガイドするようにしているの
で、軸組部材H(梁)を設計通りに正確に接合金物1内
に嵌め入れることが可能となり、従来品のように不正な
角度で嵌合されることがないのである。
【0024】本実施形態の接合金物の使用により、第三
に、接合金物1内に嵌め入れた軸組部材H(梁)を固定
する作業段階(図4参照)においての作業能率も向上す
る。
に、接合金物1内に嵌め入れた軸組部材H(梁)を固定
する作業段階(図4参照)においての作業能率も向上す
る。
【0025】即ち、本実施形態は、接合金物1に軸組部
材H(梁)を嵌め入れた後に、図4に示すように側面部
12の固定孔5・5、及び軸組部材H(梁)の通孔A・A
にボルトB・Bを通し丸座金W・Wを介してナットN・
Nを螺合緊締するだけで、接合金物1と軸組部材H
(梁)とを固定することができ、起立状態の軸組部材V
(柱)と横架状態の軸組部材H(梁)とを確実に接合す
ることができるのである。
材H(梁)を嵌め入れた後に、図4に示すように側面部
12の固定孔5・5、及び軸組部材H(梁)の通孔A・A
にボルトB・Bを通し丸座金W・Wを介してナットN・
Nを螺合緊締するだけで、接合金物1と軸組部材H
(梁)とを固定することができ、起立状態の軸組部材V
(柱)と横架状態の軸組部材H(梁)とを確実に接合す
ることができるのである。
【0026】このように、本実施形の接合金物にあって
は、軸組部材H(梁)に挿入された嵌合ピンPをガイド
溝4・4により所定位置にガイドしながら、縦型尖頭ガ
イドピン6・6へ軸組部材H(梁)のガイド孔G・Gを
的確に落し込んで設計通りの正確な位置に安座させた上
で、側面部12の固定孔5・5にボルトBを通して接合金
物1と軸組部材H(梁)とをボルト締結することにより
固定しているので、側面部12の固定孔5、及び軸組部材
H(梁)の通孔Aを必ずしも高精度に穿孔しておく必要
もなく、通孔Aを固定孔5より大きめに開設しボルト挿
通性を高めて更なる作業能率向上を図ることも可能なの
である。
は、軸組部材H(梁)に挿入された嵌合ピンPをガイド
溝4・4により所定位置にガイドしながら、縦型尖頭ガ
イドピン6・6へ軸組部材H(梁)のガイド孔G・Gを
的確に落し込んで設計通りの正確な位置に安座させた上
で、側面部12の固定孔5・5にボルトBを通して接合金
物1と軸組部材H(梁)とをボルト締結することにより
固定しているので、側面部12の固定孔5、及び軸組部材
H(梁)の通孔Aを必ずしも高精度に穿孔しておく必要
もなく、通孔Aを固定孔5より大きめに開設しボルト挿
通性を高めて更なる作業能率向上を図ることも可能なの
である。
【0027】これに対して、従来の接合金物において
は、接合金物と軸組部材H(梁)との固定をボルト締結
によるのではなく固定ピンを挿嵌することにより行うよ
うにしていたので、梁部材のガタつきを防ぐためには高
精度に穿設した接合金物の固定孔と軸組部材の通孔との
孔位置を正確に合わせてから固定ピンを挿嵌せねばなら
ず、現場において固定孔と通孔とが微妙にズレて固定ピ
ンの差込み性が悪くなり固定作業に支障を来すことも多
々あったのである。
は、接合金物と軸組部材H(梁)との固定をボルト締結
によるのではなく固定ピンを挿嵌することにより行うよ
うにしていたので、梁部材のガタつきを防ぐためには高
精度に穿設した接合金物の固定孔と軸組部材の通孔との
孔位置を正確に合わせてから固定ピンを挿嵌せねばなら
ず、現場において固定孔と通孔とが微妙にズレて固定ピ
ンの差込み性が悪くなり固定作業に支障を来すことも多
々あったのである。
【0028】本実施形態の接合金物の使用により、軸組
部材V(柱)と軸組部材H(梁)とを軸組接合した状態
における軸組部材同士の接合強度も従来品よりも格段に
向上する。即ち、接合金物1に鉛直下向きの荷重が加わ
ったとき、本実施形態においては、取付ボルトだけでな
く嵌合溝Cに嵌合した嵌合プレート3も当該荷重を支え
ることになり、しかも、当該接合金物1の底面部13も軸
組部材H(梁)の荷重を面状に支えることになるので、
接合強度も大幅にアップするのである。
部材V(柱)と軸組部材H(梁)とを軸組接合した状態
における軸組部材同士の接合強度も従来品よりも格段に
向上する。即ち、接合金物1に鉛直下向きの荷重が加わ
ったとき、本実施形態においては、取付ボルトだけでな
く嵌合溝Cに嵌合した嵌合プレート3も当該荷重を支え
ることになり、しかも、当該接合金物1の底面部13も軸
組部材H(梁)の荷重を面状に支えることになるので、
接合強度も大幅にアップするのである。
【0029】なお、この第一実施形態では、垂直材の軸
組部材V(柱)と横架材の軸組部材H(梁)とを軸組接
合する場合を例に説明しているが、本実施形態の接合金
物1を横架材の軸組部材H(梁)同士の接合にも利用で
きることは勿論である。
組部材V(柱)と横架材の軸組部材H(梁)とを軸組接
合する場合を例に説明しているが、本実施形態の接合金
物1を横架材の軸組部材H(梁)同士の接合にも利用で
きることは勿論である。
【0030】『第2実施形態』図5〜図8に示した第2
実施形態は、背面部11、取付孔2・2 …、側面部12・1
2、ガイド溝4・4、固定孔5・5、及び縦型尖頭ガイ
ドピン6・6を備えた接合金物1′と、断面コ字状の補
助金具7とを組み合わせて使用することによって軸組部
材H(梁)の端面の割れを防止すると共に、幾つかの背
の異なる軸組部材にも対応可能に軸組部材同士を接合で
きるように構成した点に特徴がある。軸組接合作業の各
段階においてその作業能率を向上できる点は前述した第
一実施形態と同様である。
実施形態は、背面部11、取付孔2・2 …、側面部12・1
2、ガイド溝4・4、固定孔5・5、及び縦型尖頭ガイ
ドピン6・6を備えた接合金物1′と、断面コ字状の補
助金具7とを組み合わせて使用することによって軸組部
材H(梁)の端面の割れを防止すると共に、幾つかの背
の異なる軸組部材にも対応可能に軸組部材同士を接合で
きるように構成した点に特徴がある。軸組接合作業の各
段階においてその作業能率を向上できる点は前述した第
一実施形態と同様である。
【0031】図5に示すように、接合金物1′を受入れ
支承する補助金具7は接合金物1′の背面部11に添合す
る支背板部70、この支背板部70の長辺両側から前記側面
部12・12と平行に持ち出し形成された鍔部72・72、及び
この支背板部70と鍔部72・72とに対して直角な底面部13
から構成されている。
支承する補助金具7は接合金物1′の背面部11に添合す
る支背板部70、この支背板部70の長辺両側から前記側面
部12・12と平行に持ち出し形成された鍔部72・72、及び
この支背板部70と鍔部72・72とに対して直角な底面部13
から構成されている。
【0032】この支背板部70には、接合金物1′の取付
孔2・2 …と対向的に第二取付孔71・71…が縦設されて
いると共に、この支背板部70の外面下部には、軸組部材
Vの嵌合溝Cに嵌合すべき嵌合プレート3が突設されて
おり、この支背板部70と鍔部72・72の下端には底面部13
が直角に溶接されている。
孔2・2 …と対向的に第二取付孔71・71…が縦設されて
いると共に、この支背板部70の外面下部には、軸組部材
Vの嵌合溝Cに嵌合すべき嵌合プレート3が突設されて
おり、この支背板部70と鍔部72・72の下端には底面部13
が直角に溶接されている。
【0033】また、本実施形態では、底面部13の所定位
置に計2つの凹部61・61を穿設している一方、側面部12
・12に添設した縦型尖頭ガイドピン6・6の底部を側面
部12・12の下端よりも若干突出させている。このことに
より、接合金物の背面部11に当該補助金具7を配設した
ときに、当該縦型尖頭ガイドピン6・6の底部を凹部61
・61に嵌合せしめて側面部12・12の揺動を防止して接合
強度の向上を図っているのである。
置に計2つの凹部61・61を穿設している一方、側面部12
・12に添設した縦型尖頭ガイドピン6・6の底部を側面
部12・12の下端よりも若干突出させている。このことに
より、接合金物の背面部11に当該補助金具7を配設した
ときに、当該縦型尖頭ガイドピン6・6の底部を凹部61
・61に嵌合せしめて側面部12・12の揺動を防止して接合
強度の向上を図っているのである。
【0034】図6及び図7に示す如く、本実施形態の接
合金物1′と補助金具7とを組み合わせて使用すれば、
補助金具7の鍔部72・72が軸組部材H(梁)の端部を被
覆することになり、軸組部材H(梁)として集成材を用
いたときは勿論、天然木を使用した場合に軸組部材H
(梁)端部の割れを確実に防止することが可能となる。
合金物1′と補助金具7とを組み合わせて使用すれば、
補助金具7の鍔部72・72が軸組部材H(梁)の端部を被
覆することになり、軸組部材H(梁)として集成材を用
いたときは勿論、天然木を使用した場合に軸組部材H
(梁)端部の割れを確実に防止することが可能となる。
【0035】また、本実施形態では、接合金物1′と補
助金具7とが着脱自在なので、図8に示すように、背面
部11に縦設した取付孔2・2…と、補助金具7に縦設し
た第二取付孔71・71…とをその位置をずらして軸組部材
V(柱)にボルト接合するようにすれば、接合金物1′
に対して補助金具7を下方向へ当該取付孔2・2…のピ
ッチで正確にずらして取付けることが可能となり、幾つ
かの背の異なる軸組部材H(梁)にも対応可能となる。
つまりサイズの異なる接合金物を多数用意する必要がな
くなり、作業能率の向上につながるのである。
助金具7とが着脱自在なので、図8に示すように、背面
部11に縦設した取付孔2・2…と、補助金具7に縦設し
た第二取付孔71・71…とをその位置をずらして軸組部材
V(柱)にボルト接合するようにすれば、接合金物1′
に対して補助金具7を下方向へ当該取付孔2・2…のピ
ッチで正確にずらして取付けることが可能となり、幾つ
かの背の異なる軸組部材H(梁)にも対応可能となる。
つまりサイズの異なる接合金物を多数用意する必要がな
くなり、作業能率の向上につながるのである。
【0036】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとおり
本発明に係る軸組接合金物は、軸組部材側へ向けて嵌合
プレートを突設しているので、軸組部材の当接面の所定
位置に予め穿設した嵌合溝内へ当該嵌合プレートを嵌合
させるだけで、素早く、しかも正確に接合金物の取付け
位置決めを行うことができ、作業者によって取付け位置
にバラツキを生ずることもない。
本発明に係る軸組接合金物は、軸組部材側へ向けて嵌合
プレートを突設しているので、軸組部材の当接面の所定
位置に予め穿設した嵌合溝内へ当該嵌合プレートを嵌合
させるだけで、素早く、しかも正確に接合金物の取付け
位置決めを行うことができ、作業者によって取付け位置
にバラツキを生ずることもない。
【0037】また、本発明の軸組接合金物は、側面部の
上端部に形成したガイド溝、及び側面部の下端に添設し
た縦型尖頭ガイドピンの上下2カ所のガイド部材により
軸組部材(梁)の嵌め入れをガイドするので、軸組部材
H(梁)を設計通りに正確に接合金物内に嵌め入れるこ
とが可能となり、従来品のように不正な角度で嵌合され
ることもない。
上端部に形成したガイド溝、及び側面部の下端に添設し
た縦型尖頭ガイドピンの上下2カ所のガイド部材により
軸組部材(梁)の嵌め入れをガイドするので、軸組部材
H(梁)を設計通りに正確に接合金物内に嵌め入れるこ
とが可能となり、従来品のように不正な角度で嵌合され
ることもない。
【0038】更にまた、本発明の軸組接合金物は、軸組
部材(梁)に挿入された嵌合ピンをガイド溝により所定
位置にガイドしながら、縦型尖頭ガイドピンに軸組部材
(梁)のガイド孔を的確に落し込んで設計通りの正確な
位置に安座させた上で、側面部の固定孔にボルトを通し
て接合金物と軸組部材(梁)とをボルト締結して固定し
ているので、側面部の固定孔や軸組部材(梁)の通孔を
必ずしも高精度に穿孔しておく必要がなく、軸組部材
(梁)の通孔を側面部の固定孔より大きめに開設しボル
ト挿通性を高めて更なる作業能率向上を図ることも可能
であり、軸組部材(梁)の固定作業を頗る簡単に行い得
る。
部材(梁)に挿入された嵌合ピンをガイド溝により所定
位置にガイドしながら、縦型尖頭ガイドピンに軸組部材
(梁)のガイド孔を的確に落し込んで設計通りの正確な
位置に安座させた上で、側面部の固定孔にボルトを通し
て接合金物と軸組部材(梁)とをボルト締結して固定し
ているので、側面部の固定孔や軸組部材(梁)の通孔を
必ずしも高精度に穿孔しておく必要がなく、軸組部材
(梁)の通孔を側面部の固定孔より大きめに開設しボル
ト挿通性を高めて更なる作業能率向上を図ることも可能
であり、軸組部材(梁)の固定作業を頗る簡単に行い得
る。
【0039】さらにまた、本発明の接合金物は、軸組部
材の嵌合溝へ嵌合せしめた嵌合プレートによって垂直荷
重を支えることができ、しかも、接合金物の底面部全体
で軸組部材の荷重を面状に支えることができるので、軸
組部材同士の接合強度も格段にアップするのである。
材の嵌合溝へ嵌合せしめた嵌合プレートによって垂直荷
重を支えることができ、しかも、接合金物の底面部全体
で軸組部材の荷重を面状に支えることができるので、軸
組部材同士の接合強度も格段にアップするのである。
【図1】本発明の第1実施形態たる接合金物の全体斜視
図である。
図である。
【図2】同接合金物を用いて柱と梁とを接合する工程を
説明する概略斜視図である。
説明する概略斜視図である。
【図3】同接合金物を用いて柱と梁とを接合する工程を
説明する概略斜視図である。
説明する概略斜視図である。
【図4】同接合金物を用いて柱と梁とを接合する工程を
説明する概略斜視図である。
説明する概略斜視図である。
【図5】本発明の第2実施形態たる接合金物を分解した
状態で示す全体斜視図である。
状態で示す全体斜視図である。
【図6】同接合金物を用いて柱と梁とを接合する工程を
説明する概略斜視図である。
説明する概略斜視図である。
【図7】同接合金物を用いて柱と梁とを接合する工程を
説明する概略斜視図である。
説明する概略斜視図である。
【図8】同接合金物を用いて背の高い梁を接合する状態
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
1 接合金物 11 背面部 12 側面部 13 底面部 2 取付孔 3 嵌合プレート 4 ガイド溝 5 固定孔 6 縦型尖頭ガイドピン 7 補助金具 71 第二取付孔 72 鍔部 V 軸組部材 C 嵌合溝 H 他の軸組部材 G ガイド孔 P 嵌合ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 柱または梁等の軸組部材Vと他の軸組部
材Hとを軸組接合するにあたり、 軸組部材Vにボルト止め可能な背面部11、この背面部11
に対して直角な一対の側面部12・12、及び背面部11と側
面部12・12に対して直角な底面部13により一体箱状に構
成された接合金物1を使用し、 前記背面部11の外面下部に突設した嵌合プレート3を軸
組部材Vの接合面の所定位置に予め穿設せる嵌合溝Cへ
嵌合せしめた上で、同背面部11に所定間隔に縦設した取
付孔2・2…の少なくとも一つにボルトBを挿通しボル
ト止めして当該接合金物1を軸組部材Vに取り付け、 前記側面部12の側面外部の所定位置に添設した1対の縦
型尖頭ガイドピン6・6を他の軸組部材Hの下端面に予
め穿設せるガイド孔Gに嵌合させながら、当該他の軸組
部材Hの内部に予め水平に挿入せる嵌合ピンPを当該側
面部12の上端部の所定位置に対設した1対のガイド溝4
・4内へ嵌合せしめることによって、当該接合金物1内
に他の軸組部材Hを嵌め入れ、 然る後、側面部12の側面の所定位置に開設した少なくと
も1対の固定孔5・5および接合金物1内に嵌め入れた
他の軸組部材Hの側面に予め穿設した通孔AへボルトB
を挿通して接合金物1と当該他の軸組部材Hとをボルト
止めして軸組部材Vと他の軸組部材Hとを接合すること
を特徴とする木造建築における接合金物を用いた軸組接
合方法。 - 【請求項2】 柱または梁等の軸組部材Vにボルト止め
可能な背面部11、この背面部11に対して直角な一対の側
面部12・12、及び背面部11と側面部12・12に対して直角
な底面部13により一体箱状に構成された接合金物1であ
って、 前記背面部11には、長手方向に複数の取付孔2・2…が
所定間隔をもって縦設されていると共に、その外面下部
には嵌合プレート3が突設されており、前記側面部12・
12には、その上端部の所定位置に1対のガイド溝4・4
が対設されていると共に、側面に少なくとも1対の固定
孔5・5が開設され、且つ側面外部の所定位置に1対の
縦型尖頭ガイドピン6・6が添設されていることを特徴
とする木造建築における軸組接合金物。 - 【請求項3】 背面部11、取付孔2・2 …、側面部12・
12、ガイド溝4・4、固定孔5・5、及び縦型尖頭ガイ
ドピン6・6を備えた接合金物1′を受入れ支承する付
加金具であって、前記背面部11に添合する支背板部70に
は、その長辺両側から側面部12・12と平行な鍔部72・72
が持ち出し形成され、且つ、前記取付孔2・2 …と対向
的に第二取付孔71・71…が開設されていると共に、前記
支背板部70の外面下部には、軸組部材Vの嵌合溝Cに嵌
合すべき嵌合プレート3が突設されており、且つ、支背
板部70と鍔部72・72の下端には底面部13が直角に接合さ
れた補助金具7を前記接合金物1′と組み合わせて使用
する請求項1記載の木造建築における軸組接合金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2832496A JPH09221840A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 木造建築における軸組接合方法、および同接合方法に用いる接合金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2832496A JPH09221840A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 木造建築における軸組接合方法、および同接合方法に用いる接合金物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09221840A true JPH09221840A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12245443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2832496A Pending JPH09221840A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 木造建築における軸組接合方法、および同接合方法に用いる接合金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09221840A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018204417A (ja) * | 2017-10-17 | 2018-12-27 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
| JP2018204367A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP2832496A patent/JPH09221840A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018204367A (ja) * | 2017-06-07 | 2018-12-27 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
| JP2018204417A (ja) * | 2017-10-17 | 2018-12-27 | みやび建設株式会社 | 建築用連結具、建築物形成用ユニット、及び建築物 |
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