JPH09233331A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH09233331A
JPH09233331A JP8041751A JP4175196A JPH09233331A JP H09233331 A JPH09233331 A JP H09233331A JP 8041751 A JP8041751 A JP 8041751A JP 4175196 A JP4175196 A JP 4175196A JP H09233331 A JPH09233331 A JP H09233331A
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JP8041751A
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Atsushi Matsumoto
敦 松本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多階調の画像データを、それよりも少ない階
調の画像データに変換する場合において、変換後の画像
データでもって可視画像を形成させたとしても擬似輪郭
等の発生を抑えつつ、画像全体に対する濃度を保存しな
がら良好な画像形成に役立てることができる。 【構成】 ROM105には、予め2つの閾値が変動し
て読出されるように格納しておく。そして、8ビット画
像データ(256階調画像データ)を3値化する際に
は、閾値切換装置104が3値化する場合に必要な2つ
の閾値をROM105から読み込み、それを閾値処理装
置103に供給する。閾値処理装置103は、入力画像
データ中のある画素データ(誤差配分処理装置102で
補正されたデータ)と、供給された2つの閾値とを比較
し、0、1、2の3値化した画素データのいずれかを出
力する。そして、誤差演算処理装置106は、3値化結
果と、その前の段階での画素データとの差分をとり、誤
差を演算し、それを未処理の画素位置に分配する。以上
の処理を、次々と処理していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び方
法、詳しくは多階調の入力画像に対し、それよりも少な
い階調数の画像データに変換する画像処理装置及び方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、入力画像信号のもつ階調数に対
して、出力画像のもつ階調数が少ない場合、マクロ的に
階調を保存する方法として誤差拡散法などの画像処理方
法が用いられる。
【0003】例えば、誤差拡散法は、各画素毎に閾値と
比較し、出力信号を決定すると共に、その際に発生した
誤差を計算する。そして、その誤差を誤差拡散マトリク
スの重みづけ係数に応じて近傍の未処理の画素位置に配
分し、マクロ的に階調を保存することを行う。これまで
は、多値の誤差拡散法で用いられる閾値のセットは1つ
のみであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、固定の閾値を1セットしか持たないために、
以下の問題点があった。
【0005】すなわち、出力する階調数が3値以上でか
つ充分の多値レベルを持たない場合、白及び黒のレベル
以外の中間調の値をもつ出力レベルで擬似輪郭を生じて
しまう。例えば、3値化の処理ならば、0から255レ
ベルの濃度画像信号のうち、0レベル(白)、128レ
ベル、255レベル(黒)の3階調で画像を表現するこ
とになる。ここで128レベルの近辺で、誤差の発生が
少ないため、0にも255にもならず128レベルが続
く箇所が生じ、これが擬似輪郭となって目立ってしまう
という問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、多階調の画像データを、それ
よりも少ない階調の画像データに変換する場合におい
て、変換後の画像データでもって可視画像を形成させた
としても擬似輪郭等の発生を抑えつつ、画像全体に対す
る濃度を保存しながら良好な画像形成に役立てることが
できる画像処理装置及び方法を提供しようとするもので
ある。
【0007】この課題を達成するため、例えば本発明の
画像処理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、M
値画像データをN(N<M)値画像データに変換すると
共に、N値化した際に発生する誤差を未処理の画素位置
に分配する画像処理装置であって、M値画像データをN
値画像に変換するのに必要な数の閾値を発生する発生手
段と、該発生手段を制御し、前記閾値の持つ値を変動さ
せる制御手段とを備える。
【0008】また、本発明の好適な実施態様に従えば、
前記発生手段は、予め複数の閾値を記憶しているメモリ
で構成され、前記制御手段は、前記メモリからN値化に
必要な数の閾値を取り出すことを特徴とする。これによ
って、簡単な構成でもって、擬似輪郭の発生を抑制し得
る閾値を効率良く発生することが可能になる。
【0009】また、前記発生手段は、乱数的に閾値を発
生すること様にしても良い。これによっても良好な画像
データに変換を行うことが可能になる。
【0010】また、前記発生手段で発生する閾値のうち
の少なくとも1つは、当該閾値が対象とする2つの出力
レベルのうちの少なくとも1つの出力レベルを越える範
囲で発生することが望ましい。この結果、例えば均等な
濃度の画像データを入力したとしても、変換後の画像デ
ータ中には必ず様々なレベルの画素データを混在させる
ことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
かかる実施形態の一例を詳細に説明する。
【0012】図1は、実施形態における画像処理システ
ムの構成ブロック図を示している。図示において、1は
システム全体を制御するCPU、2はシステムのブート
プログラム及びBIOS等を記憶しているROM、3は
CPU1が活用するRAMである。4は各種指示を与え
るためのキーボードであり、5はOSや画像編集等のア
プリケーションを記憶している外部記憶装置(例えばハ
ードディスク装置)である。また、6は表示画像を展開
するVRAM、7はVRAMに展開された画像データを
表示する表示装置、8は原稿画像を読み取るイメージス
キャナ、9はイメージスキャナ8から読み取られた画像
データの階調を変換する画像処理部(詳細は後述)であ
る。10はイメージスキャナ8から読み取られた画像デ
ータ及び画像処理部9によって変換された画像データを
記憶する画像メモリ、11はプリンタである。
【0013】ここで、実施形態におけるイメージスキャ
ナ8は、原稿画像を読み取って本システムに出力する際
には、1画素につき8ビット(=256階調)のデータ
を出力する。また、プリンタ11は、例えばインクジェ
ットプリンタであり、3階調の画像を記録することがで
きるものとする。3階調の画像記録は、同じ位置にイン
ク滴を2滴吐出、1滴吐出、吐出無しの3つの状態で実
現するものとする。ただし、3値記録処理そのものによ
って本願発明が限定されるものではないので、これ以上
の詳述は省略する。
【0014】さて、イメージスキャナ8で読み取った2
56階調の画像データは、画像処理部9でもって3値化
され、それをプリンタ11に出力し、可視画像を形成す
るという工程を踏む。但し、イメージスキャナ8で読み
取られた画像データを一旦表示装置7に表示させ、そこ
で各種編集処理を行うことも当然あり得る。この場合に
は、編集後の画像データを変換対象とすることになる。
【0015】以下、実施形態における画像処理部9につ
いて更に詳しく説明する。
【0016】図2は実施形態における画像処理部9のブ
ロック構成を示している。図中、101は画像信号入力
部、102は誤差配分処理装置、103は閾値処理装
置、104は閾値切換え装置、105はROM、106
は誤差演算処理装置、107は画像信号出力部である。
【0017】画像信号入力部101より入力された画像
信号(以下、注目画素データという)は、誤差配分処理
装置102に入力される。
【0018】誤差配分処理装置102では、入力された
注目画素データと、それ以前の注目画素近辺での3値化
して発生し、注目画素位置に累積された誤差とを足し合
わせて補正し、それを閾値処理装置103及び誤差演算
処理装置106に出力する。
【0019】閾値処理装置103では、閾値切換装置1
04から供給されてきた2つの閾値T1、T2と、注目
画素の値とを比較して3値化後のデータ0、1、2のい
ずれかを画像新号出力部107に出力する。ここで注目
画素の値をX、3値化後のデータをQとすると、次式の
通りである。
【0020】X≦T1 の場合、Q=0 T1<X≦T2 の場合、Q=1 T2<X の場合、Q=2 (但し、T1<T2である) ここで、Qの値“0”は256階調における“0”を意
味し、Qの値“1”は同“128”、Qの値“2”は同
“255”を意味する。混乱を避けるため、Qの値0、
1、2を以下では0(3)、1(3)、2(3)として
表記する(括弧内は階調値)。
【0021】さて、閾値切換装置104は先に説明した
ように2つの閾値T1、T2を閾値処理装置103に供
給するが、この2つの閾値T1、T2はROM105か
ら読み出された2つの値を、各画素毎に切換えて出力す
る。換言すれば、ROM405には予めT1、T2の組
み(8×2=16ビット)の値が書き込まれており、そ
こから読み出された16ビット中の上位8ビットと下位
8ビットとを閾値T1、T2として閾値処理装置103
に出力する。このROM105からの読み出しを行う際
のアドレスは閾値切換装置104が出力するが、このア
ドレスは3値化する度に順次インクメントとする。但
し、ROM105に格納されている閾値T1、T2に相
当するデータは、T1<T2という条件を持ちつつも、
乱数的な値として格納されている。従って、読み出しア
ドレスが順次インクリメントしていっても、結果的には
閾値は乱数的に発生することになる。
【0022】閾値処理装置103は、先に説明したよう
に、補正された注目画素のデータを、閾値T1、T2と
比較することで3値化処理し、0(3)、1(3)、2
(3)のいずれかを出力する。誤差演算処理装置106
は3値化以前の値から3値化後の値を減算して発生した
誤差を演算する。
【0023】以下、3値化処理及び誤差の計算の具体的
な例を図3に従って説明する。
【0024】図3(a)は、閾値T1=64、閾値T2
=192のケース、図3(b)は閾値T1=140、閾
値T2=200のケースを示している。
【0025】今、注目画素の値が“128”であるとす
ると、図3(a)での3値化後のデータは1(3)にな
る。また、同図(b)では3値化後のデータは0(3)
になる。
【0026】閾値処理装置103は、このように閾値T
1、T2に基づいて注目画素データを3値化する。
【0027】一方、発生した誤差は、誤差演算処理装置
106によって算出される。この誤差演算処理装置10
6では、3値化後のデータ0(3)、1(3)、2
(3)を256階調における0、128、255と見た
てて、それを入力した注目画素データから減じる演算を
行う。
【0028】例えば、入力した注目画素の値が“12
8”の場合は、図3(a)のケースで“1(3)”に3
値化されるので、発生した誤差は“0”(=128−1
28)になる。また、同条件で図3(b)のケースで
は、“0(3)”に3値化されるので、発生した誤差は
“+128”(=128−0)となる。
【0029】誤差配分処理装置102は、誤差演算処理
装置106からの誤差データを受け、これに図4に示す
ような誤差マトリクスの係数a1〜a10(但し、Σa
i=1)を乗じた値を未3値化の画素位置にそれぞれ累
積させていく(従って、数ライン分のバッファメモリを
備えていることになる)。尚、図示の“*”は注目画素
位置を示し、この注目画素位置に累積された誤差データ
を、このときに画像信号入力部101より入力した注目
画素データに足し込む処理をも行っている。また、この
マトリクスのサイズやその内部の係数の数値は図示に限
るものではない。
【0030】以上の結果、256階調を3値化(3階
調)に量子化した際に発生する誤差、換言すれば、画像
全体としての濃度は保存させることが可能になる。ま
た、実施形態の如く、入力画像の濃度が例えば“12
8”を適当に上下してたとしても、結果的に、3値化後
の値は0(3)、1(3)にもなり、閾値T1、T2に
よっては2(3)にもなり得ることになる。
【0031】従来は、例えば、図3(a)の如く、閾値
T1、T2を固定にするのみであったので、例えば、
“128”近傍の画像データを受信した場合には、誤差
配分処理装置102による累積誤差が足し込まれてある
程度は補正されるものの、結果的に“1(3)”に連続
して3値化されることになり、これが擬似輪郭発生の要
因となっていた。
【0032】これに対し、上記本実施形態に従えば、図
3(a)、(b)のように、閾値T1、T2そのものが
各画素毎に変動するので擬似輪郭の発生を抑制すること
ができるようになる。しかも、発生した誤差が保存され
るように作用するので、画像全体の濃度も保存されるよ
うに作用する。
【0033】<第2の実施形態の説明>図5に第2の実
施形態における画像処理部9の構成を示す。図示におい
て符号301〜307は図2における符号101〜10
7に対応するものであり、閾値切換装置304にアドレ
ス信号入力部308からのアドレスが入力される点が異
なる。
【0034】かかる構成において、画像信号入力部30
1より入力された画素データ(注目画素データ)に対
し、誤差配分処理装置302により、以前に決定された
出力信号により注目画素位置に累積された誤差データが
足しこまれ、補正されたデータを生成する。この補正後
の注目画素データは、閾値切換え装置304がアドレス
信号入力部308から得られたアドレス信号により、い
ちまつ模様のように交互に切換えた閾値セットをROM
305から読み出し、閾値処理装置303は該選択され
た閾値セットを用いて3値化し、画像信号出力部307
から出力画像信号として出力する。誤差演算処理装置3
06は3値化されたデータと3値化以前のデータに基づ
いて誤差を求め、それを誤差配分処理装置302に出力
して未3値化の画素位置に分配させる。
【0035】以上の結果、本第2の実施形態でも、先に
説明した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることが
可能になる。
【0036】<第3の実施形態の説明>図6に第3の実
施形態における画像処理部9の構成を示す。図示におい
て符号401〜407は図2における符号101〜10
7に対応するものであり、ROM405に供給する読出
しアドレスとして、乱数発生装置408から発生した乱
数値を用いる点が異なる。
【0037】かかる構成において、画像信号入力部40
1より入力された画素データ(注目画素データ)に対
し、誤差配分処理装置402により、以前に決定された
出力信号により注目画素位置に累積された誤差データが
足しこまれ、補正されたデータを生成する。一方、乱数
発生装置408は乱数値を読出しアドレス信号としてR
OMに供給することで、閾値を発生する。発生した閾値
は、閾値切換装置404でもって閾値処理装置403に
供給され、ここで注目画素が3値化される。3値化され
たデータは画像信号出力部407より出力される。誤差
演算処理装置406は3値化されたデータと3値化以前
のデータに基づいて誤差を求め、それを誤差配分処理装
置402に出力して未3値化の画素位置に分配させる。
【0038】以上の結果、本第3の実施形態でも、先に
説明した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることが
可能になる。しかも閾値T1、T2は完全に乱数的に発
生するようになるので、ウォームと呼ばれる目障りなテ
クスチャーの発生も低減できるという効果もある。
【0039】<第4の実施形態の説明>図7に第4の実
施形態における画像処理部9の構成を示す。図示におい
て、501は画像信号入力部、502は誤差配分処理装
置、503は閾値処理装置、504は閾値発生装置、5
05は誤差演算処理装置、506は画像信号出力部であ
る。
【0040】画像信号入力部501より入力された画像
データ(注目画素データ)には、誤差配分処理装置50
2により、以前に決定された出力信号による生じた誤差
データが足し込まれ補正された画素データを生成する。
閾値発生装置504は閾値のセット(T1、T2)を各
画素毎に発生し、閾値処理装置503は該発生された閾
値セットと補正後の注目画素データとに基づいて注目画
素を3値化し、それを画像信号出力部507を介して出
力する。また、出力された3値化データと、3値化以前
の補正後の注目画素データとの差を求め、誤差配分処理
装置502で誤差を各画素へと配分する。
【0041】図8は閾値の発生の範囲を表したものであ
る。本第8の実施形態における閾値発生装置504は、
0(3)と1(3)のいずれかに3値化するための閾値
T1の範囲が32〜92レベルの間になるようにし、1
(3)と2(3)のいずれかに3値化するための閾値T
2の範囲が92〜224レベルの間になるように発生す
る。このように128レベルを越える範囲に閾値の発生
範囲を設定することで、128レベル近傍の濃度レベル
が続くような画像がきた場合でも128の出力レベルが
誤差が小さいために続いてしまう現象を防ぎ、適度に2
55レベル、0レベルが発生することで擬似輪郭の発生
を低減することができる。
【0042】また、乱数により上記閾値の発生範囲のな
かで閾値を発生させることで実施したり、閾値の発生範
囲を千鳥格子のように交互に切換えることで実施するこ
とで、擬似輪郭の発生を抑えながら、目障りなテクスチ
ャーの発生も抑える効果を実現可能となる。
【0043】<第5の実施形態の説明>第5の実施形態
にける構成は、基本的に図2と同じ構成で、閾値切換え
装置102は、閾値のセットと同時に出力レベルのセッ
トも切換える事を特徴とする。
【0044】図9は第5の実施形態で行う閾値セット及
び出力レベルセットの切換えの説明図である。図9にあ
るように、閾値切換え装置102は、0、128、25
5レベルの3値の出力レベルのセットと64、192レ
ベルの2つの閾値レベルのセットをもつ同図(a)のセ
ットと、0、255レベルの2値の出力レベルのセット
と128レベルの1つの閾値レベルをもつ同図(b)の
セットを各画素毎に切換える。すなわち、3値化処理と
2値化処理とを切り替えるのである。但し、2値化及び
3値化処理の画素データが混在することになるので、2
値化処理後のデータは3値化処理後のデータ形式に合わ
せる。すなわち、この場合の2値化では、0(3)、2
(3)のいずれか一方を出力するようにし、2、3値化
の量子化後の画素データのつじつまを合わせた。また、
切換えの手段としては、乱数によって、(a)のセット
と(b)のセットがランダムに現れることにより効果的
に擬似輪郭をとりながらテクスチャーの発生を防ぎ、か
つ乱数使用に伴うノイズ感も少ない画像処理を施すこと
ができる。
【0045】尚、本第5の実施形態では、256階調画
像データを3値化する例を説明したが、例えば4値化す
る場合には、3つの閾値、2つの閾値、1つの閾値を混
在させ、最終的に4値化画像を生成するようにしても良
い。
【0046】以上説明したように、本第1〜第5の実施
形態に従えば、少なくとも8ビットデータ(256階調
データ)を3値化させる際に使用する閾値を変動させる
ことで、濃度が略一定な部分等における擬似輪郭の発生
を抑制することができるようになる。
【0047】しかも、発生した誤差は基本的に保存され
るので、入力画像全体に対する濃度も保存され、良好な
画像を形成するのに適した処理を提供できる。
【0048】また、上記実施形態では、出力装置として
プリンタを例にして説明したが、表示装置でも良いのは
勿論であり、再現可能な階調数も3値に限らず、4値や
それ以上であっても構わない。但し、インクジェット等
のインク滴を吐出するプリンタの場合、多くのインク滴
を吐出しても飽和してしまい、且つ、それが定着するま
でに多くの時間を必要とすることが予想されるので、か
かる装置に適用する場合にはせいぜい5、6値化が限度
であろう。
【0049】尚、上記実施形態では、画像処理部9にお
ける処理として説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、イメージスキャナ等の画像入
力装置や、プリンタや表示装置などの可視画像形成装置
を接続した汎用の情報処理装置に、外部から上記処理を
実現するプログラムを供給し、そのプログラムでもって
上記と同様の処理を行うことでも実現できるからであ
る。
【0050】例えば、第1の実施形態で説明した処理を
ソフトウェアでもって実現するためには、図10に示す
ような閾値テーブルを予め用意し、そして、図11に示
すフローチャートに従って処理を行うことになろう。以
下、同フローチャートを説明する。
【0051】先ず、ステップS1で変数iに初期値とし
て“0”をセットし、ステップS2で画素データXを入
力する。そして、ステップS3で、入力した注目画素デ
ータXを、その画素位置に累積された誤差を足し込み補
正する。次いで、閾値テーブルにおける変数iで示され
る位置からT1、T2を読出し(予めT1<T2なる関
係で格納されている)、ステップS5で比較処理を行
う。
【0052】このステップS5では、結局のところ、X
≦T1、T1<X≦T2、T2<Xのいずれかかを判断
することになるので、それぞれのケースに従ってステッ
プS6〜8のいずれかに進み、0(3)、1(3)、2
(3)として3値化後のデータを出力する。
【0053】この後、処理はステップS9に進み、3値
化処理で発生した誤差を演算し、ステップS10におい
て、別途予め確保したバッファ上の各未処理画素位置の
該当する位置に配分する。
【0054】そして、ステップS11で、変数iをイン
クメントし、次の閾値セットを読み取るようにする。
【0055】以上の処理を、ステップS12において、
全画素に対して処理したを判断するまで繰り返す。説明
が前後するが、変数iの値はテーブルの大きさを越えた
ら、“0”にセットする。
【0056】以上であるが、他の実施形態においてもソ
フトウェアでもって実現できるのは、上記説明からすれ
ば容易に推察されよう。
【0057】以上の如く、本発明は、複数の機器(例え
ばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、プリンタ、複写機,
ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0058】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0059】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0060】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0061】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0062】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0063】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図12のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
も、M値画像データをN(N<M)値画像データに変換
すると共に、N値化した際に発生する誤差を未処理の画
素位置に分配させるモジュール以外に、M値画像データ
をN値画像に変換するのに必要な数の閾値を発生する発
生工程の閾値発生モジュールと、この閾値発生モジュー
ルを制御し、前記閾値の持つ値を変動させる制御モジュ
ールとを備える。
【0064】以上説明したように本実施形態によれば、
複数の閾値のセットを持ち、これを各画素で切換えるこ
とにより、同じ中間調が続くことを防ぎ、擬似輪郭の発
生を低減させることが可能になる。
【0065】また、交互に閾値を切換えることによりよ
っても同様の作用効果を奏することが可能になる。ま
た、交互ににすることで、規則性がでるためざらつきも
低減する。
【0066】また、乱数を用いて閾値のセットを切換え
ることで、擬似輪郭の発生を防ぐと同時にテクスチャー
と高周波数においやり、目障りなテクスチャーの発生を
抑えることができる。また、乱数を、加えるのではなく
て、閾値のセットを切換えることに用いるため、乱数処
理を用いた場合のざらつき感も少なくてすむというメリ
ットもある。
【0067】また、閾値のセットを切換えるのではな
く、各画素毎に閾値を発生させることにより、各画素毎
に発生させてやることにより、同様の作用効果を奏する
ことも可能になる。
【0068】また、閾値の発生範囲を出力レベルにまた
がるように設定することで、任意の出力レベル近傍が続
いた際に、誤差の発生が少なくても強制的に出力レベル
が選択し擬似輪郭の発生を低減させることが可能にな
る。
【0069】更に、出力レベルのセットを複数もち、閾
値レベルのセットは出力レベルに対応する形でもち、こ
れを各画素毎に切換えることにより、擬似輪郭の発生を
防ぐことが可能になる。
【0070】以上の各実施形態を実施することにより、
現在問題となっている多値化の際に目障りなテクスチャ
ーもなく、ざらつきを抑えながら、擬似輪郭を防ぐこと
ができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
階調の画像データを、それよりも少ない階調の画像デー
タに変換する場合において、変換後の画像データでもっ
て可視画像を形成させたとしても擬似輪郭等の発生を抑
えつつ、画像全体に対する濃度を保存しながら良好な画
像形成に役立てることができる。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像処理システムのブロック
構成図である。
【図2】第1の実施形態における画像処理部のブロック
構成図である。
【図3】第1の実施形態における3値化処理時における
閾値の変動を示す図である。
【図4】実施形態における誤差拡散マトリクスの一例を
示す図である。
【図5】第2の実施形態における画像処理部のブロック
構成図である。
【図6】第3の実施形態における画像処理部のブロック
構成図である。
【図7】第4の実施形態における画像処理部のブロック
構成図である。
【図8】第4の実施形態における閾値の変動範囲を示す
図である。
【図9】第5の実施形態において発生する閾値の例を示
す図である。
【図10】画像処理をソフトウェアでもって実現する際
に参照される閾値テーブルの一例を示す図である。
【図11】画像処理のソフトウェアの手順を示すフロー
チャートである。
【図12】記憶媒体の構成を示す図である。
【符号の説明】
101 画像信号入力部 102 誤差配分処理装置 103 閾値処理装置 104 閾値切換え装置 105 ROM 106 誤差演算処理装置 107 画像信号出力部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M値画像データをN(N<M)値画像デ
    ータに変換すると共に、N値化した際に発生する誤差を
    未処理の画素位置に分配する画像処理装置であって、 M値画像データをN値画像に変換するのに必要な数の閾
    値を発生する発生手段と、 該発生手段を制御し、前記閾値の持つ値を変動させる制
    御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記発生手段は、予め複数の閾値を記憶
    しているメモリで構成され、前記制御手段は、前記メモ
    リからN値化に必要な数の閾値を取り出すことを特徴と
    する請求項第1項に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記発生手段は、乱数的に閾値を発生す
    ることを特徴とする請求項第1項に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記発生手段で発生する閾値のうちの少
    なくとも1つは、当該閾値が対象とする2つの出力レベ
    ルのうちの少なくとも1つの出力レベルを越える範囲で
    発生することを特徴とする請求項第1項に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 M値画像データをN(N<M)値画像デ
    ータに変換すると共に、N値化した際に発生する誤差を
    未処理の画素位置に分配する画像処理方法であって、 M値画像データをN値画像に変換するのに必要な数の閾
    値を発生する発生工程と、 該発生工程を制御し、前記閾値の持つ値を変動させる制
    御工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記発生工程では、予め複数の閾値を記
    憶しているメモリを、前記制御工程の制御に基づいて前
    記メモリからN値化に必要な数の閾値を取り出すことを
    特徴とする請求項第5項に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記発生工程は、乱数的に閾値を発生す
    ることを特徴とする請求項第5項に記載の画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記発生工程で発生する閾値のうちの少
    なくとも1つは、当該閾値が対象とする2つの出力レベ
    ルのうちの少なくとも1つの出力レベルを越える範囲で
    発生することを特徴とする請求項第5項に記載の画像処
    理方法。
  9. 【請求項9】 情報処理装置がメモリに読み込み実行す
    ることで、M値画像データをN(N<M)値画像データ
    に変換すると共に、N値化した際に発生する誤差を未処
    理の画素位置に分配させる記憶媒体であって、 M値画像データをN値画像に変換するのに必要な数の閾
    値を発生する発生工程の手順コードと、 該発生工程を制御し、前記閾値の持つ値を変動させる制
    御工程の手順コードとを備えることを特徴とする記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】 M値画像データをN(N<M)値画像
    データに変換すると共に、変換した際に発生する誤差を
    未処理の画素位置に分配する画像処理装置であって、 M値画像データをN値画像に変換する際に、P個(P<
    N)の閾値を発生する発生手段と、 発生する閾値の個数を制御する制御手段と、 該制御手段の下で前記発生手段で発生したP個の閾値に
    基づいてP+1値化した画像データを、前記N値化した
    画像データとして出力する出力手段とを備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記Nが3の場合には、前記Pは1又
    は2であって、各段階での変換結果を3値画像データと
    して出力することを特徴とする請求項第10項に記載の
    画像処理装置。
  12. 【請求項12】 M値画像データをN(N<M)値画像
    データに変換すると共に、変換した際に発生する誤差を
    未処理の画素位置に分配する画像処理方法であって、 M値画像データをN値画像に変換する際に、P個(P<
    N)の閾値を発生する発生工程と、 発生する閾値の個数を制御する制御工程と、 該制御工程の下で前記発生工程で発生したP個の閾値に
    基づいてP+1値化した画像データを、前記N値化した
    画像データとして出力する出力工程とを備えることを特
    徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記Nが3の場合には、前記Pは1又
    は2であって、各段階での変換結果を3値画像データと
    して出力することを特徴とする請求項第12項に記載の
    画像処理方法。
  14. 【請求項14】 情報処理装置がメモリに読み込み実行
    することで、M値画像データをN(N<M)値画像デー
    タに変換すると共に、変換した際に発生する誤差を未処
    理の画素位置に分配させる記憶媒体であって、 M値画像データをN値画像に変換する際に、P個(P<
    N)の閾値を発生する発生工程の手順コードと、 発生する閾値の個数を制御する制御工程の手順コード
    と、 該制御工程の下で前記発生工程で発生したP個の閾値に
    基づいてP+1値化した画像データを、前記N値化した
    画像データとして出力する出力工程の手順コードとを備
    えることを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1133162B1 (en) * 2000-03-07 2007-04-11 Seiko Instruments Inc. Method and apparatus for gradation reproduction of continuous tone image

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