JPH09249518A - 変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

変性シロキサン化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料

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JPH09249518A
JPH09249518A JP6272596A JP6272596A JPH09249518A JP H09249518 A JPH09249518 A JP H09249518A JP 6272596 A JP6272596 A JP 6272596A JP 6272596 A JP6272596 A JP 6272596A JP H09249518 A JPH09249518 A JP H09249518A
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siloxane compound
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formula
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JP6272596A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshino
浩二 吉野
Joji Okada
譲二 岡田
Momoko Shimizu
桃子 清水
Akira Yamamuro
朗 山室
Koichi Nakamura
浩一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 式(1)及び(2)で表わされるシロキ
サン単位を有する重合度2〜4000の変性シロキサン
化合物、その製造法及びこれを含有する化粧料。 【化1】 〔R1 及びR2 はC1〜C18の炭化水素、Qはヘテロ
原子を含む二価の連結基、RfはC1〜C20のパーフ
ルオロアルキル、m、p=2〜16、n=1〜6〕 【効果】 この変性シロキサン化合物はフッ素系化合物
をも安定して配合することができ、かつ皮膚親和性が高
いため、これを配合した化粧料は肌のなじみ、密着性が
良く、化粧成分が消失しにくく、しかも安定性が良好な
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変性シロキサン化
合物、その製造法及びこれを含有する化粧料に関し、更
に詳しくはフッ素化合物を安定に配合することができ、
かつ高い皮膚親和性を有する新規な変性シロキサン化合
物、その製造法及びこれを含有する、安定性が良好で肌
への付着性の高い化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、汗や皮脂による化粧崩れを防止す
る目的で、撥水・撥油性を有するフッ素系の液状油剤
(特開平2−295912号公報、特開平5−2472
14号公報、特開平6−184312号公報、特開平6
−234858号公報参照)が使用されている。一方、
シリコーン類は広い分野で利用されているが、化粧品分
野で利用されている撥水・撥油性を兼ね備えたノニオン
活性剤は、ポリオキシアルキレン基を側鎖として持つシ
リコーンからなるポリエーテル変性シリコーンだけであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフッ素系の液状油剤は通常用いられる他の添加剤と
は相溶し難く、化粧品分野で一般に用いられているポリ
エーテル変性シリコーンなどを乳化剤として用いても安
定な化粧料を得るのは困難であった。
【0004】従って、本発明の目的は、フッ素系の化合
物をも安定に配合でき、かつ皮膚親和性が高い変性シロ
キサン化合物及びこれを含有する、安定性が良好で、肌
への付着性が高い化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、パーフルオロアルキル基と
グリセリル基とを有する特定の変性シロキサン化合物が
フッ素系の化合物をも安定に配合でき、かつ皮膚親和性
が高いことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、一般式(1)及び一般式(2)
【0007】
【化5】
【0008】〔式中、R1 及びR2 は炭素数1〜18の
炭化水素基を示し、Qはヘテロ原子を含む二価の連結基
を示し、Rfは炭素数1〜20のパーフルオロアルキル
基を示し、m及びpは2〜16の整数を示し、nは1〜
6の整数を示す。〕で表わされるシロキサン単位を有す
る重合度2〜4000の変性シロキサン化合物、その製
造法及びこれを含有する化粧料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の変性シロキサン化合物
は、通常のオルガノポリシロキサンの少なくとも2個の
シロキサン単位が上記(1)、(2)の構造を有するも
のである。上記式中、R1 及びR2 は炭素数1〜18の
炭化水素基を示すが、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシ
ル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル等の直
鎖アルキル基;イソプロピル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、2−
エチルヘキシル等の分岐鎖アルキル基;シクロペンチ
ル、シクロヘキシル等の環状アルキル基などが挙げられ
る。このうち、炭素数1〜6のアルキル基、特にメチル
基が好ましい。Qはヘテロ原子を含む二価の連結基を示
し、ヘテロ原子としては酸素原子及び硫黄原子が挙げら
れる。Qとしては例えばエーテル基(−O−)、ポリオ
キシアルキレン基、チオエーテル基(−S−)、エステ
ル基(−OCO−)などが挙げられるが、化合物の安定
性の点からエーテル基、ポリオキシアルキレン基(−
(OC2-4アルキレン)2-6−)が好ましい。Rは炭素数
2〜16の二価の炭化水素基を示すが、炭素数2〜5の
直鎖又は分岐鎖のアルキレン基が好ましく、特にエチレ
ン基、プロピレン基等が好ましい。Rfは炭素数が1〜
20のパーフルオロアルキル基を示し、CF3- 、C2
5-、C49-、C613-、C8 17-、C1021-、C12
25-、C1429-、C1633−、C1837、C2041−な
どが挙げられるが、炭素数6〜20のパーフルオロアル
キル基がより好ましく、特にC613-、C817-、C10
21-、C1225-及びこれらの混合物(異鎖長混合物)
が好ましい。m及びpは2〜16の整数を示すが、特に
3〜11が好ましい。−(CH2m−及び−(CH2p
−の具体例としてはトリメチレン、テトラメチレン、ペ
ンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オク
タメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメ
チレン、ドデカメチレン、テトラデカメチレン、ヘキサ
デカメチレンが挙げられる。nは1〜6の整数を示す
が、特に2(具体的にはエチレン)が好ましい。
【0010】本発明変性シロキサン化合物の重合度(シ
ロキサン単位の数)は2〜4000であるが、4〜20
00、特に4〜500が好ましい。また、全シロキサン
単位中の式(1)及び(2)の変性シロキサン単位の割
合(変性率)は、それぞれ0.1〜90%、特に1〜5
0%が好ましい。
【0011】本発明の変性シロキサン化合物のより好ま
しい構造は次の通りである。
【0012】
【化6】
【0013】〔aは2〜200の整数、b及びcは1〜
200の整数を示し、R1 、R2 、Rf、m及びpは前
記と同じ意味を示す。〕 本発明の変性シロキサン化合物は、例えば次の一般式
(4)及び(5)、
【0014】
【化7】
【0015】〔式中、R1 及びR2 は前記と同じ意味を
示す。〕で表わされるシロキサン単位を有するハイドロ
ジェンポリシロキサンに一般式(6)及び一般式(7)
で表わされる化合物、
【0016】
【化8】
【0017】〔式中、Q、Rf、m、n及びpは前記と
同じ意味を示す。〕を反応させることによって製造され
る。
【0018】原料であるハイドロジェンポリシロキサン
の好ましい例としては、次の構造を有するものが挙げら
れる。
【0019】
【化9】
【0020】〔dは2〜1000の整数、eは2〜10
00の整数を示す。〕 本反応は、触媒の存在下に行われ、触媒としては一般に
ヒドロシリル化に用いられるもの、例えば遊離ラジカル
開始剤;光開始剤;ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、オスミウム、イリジウム、白金等の金属化合物及び
これらの金属の錯体化合物;これらをシリカゲル、活性
炭、又はアルミナ等に担持させたものなどが挙げられ
る。これらのうち、特に塩化白金酸、塩化白金酸のアル
コール溶液、カールシュテット触媒、白金炭素等が好ま
しい。触媒の使用量は特に限定されないが、使用するオ
レフィン1molに対して10-6〜10-1molの範囲が好ま
しい。
【0021】本反応においては反応溶媒の使用は必須で
はないが、必要に応じて適当な溶媒中で反応を行ってよ
い。反応溶媒としては、反応を阻害しないものであれば
特に限定されず、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘ
キサン等の炭化水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシ
レン等のベンゼン系溶媒;ジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、THF(テトラヒドロフラン)等のエ
ーテル系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、ブタノール等のアルコール系溶媒などが挙
げられる。アルコール系溶媒を使用する場合には、Si
−Hと−OHとの間における脱水素反応を防止ないし抑
制するために、酢酸カリウム等のpH調整剤(特開昭57
−149290号公報)を用いるのが好ましい。このヒ
ドロシリル化は、0℃〜200℃で進行するが、反応速
度や生成物の着色などを考え、20℃〜130℃で行う
のが好ましい。また、反応時間は0.5〜24時間程度
とするのが好ましい。
【0022】このようにして得られる変性シロキサン化
合物を化粧料に配合する場合、配合量は特に制限される
ものではないが、通常0.01〜80重量%(以下、単
に「%」で示す)、好ましくは0.1〜50%である。
【0023】本発明の化粧料には上記の変性シロキサン
化合物に加えて、必要に応じて通常の化粧料に配合され
る成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合す
ることができる。かかる成分としては、例えば、ワセリ
ン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタリンワック
ス、カルナウバロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の
固形・半固形油分;オリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、
スクワラン、流動パラフィン、エステル油、ジグリセラ
イド、トリグリセライド等の炭化水素系液体油;オクタ
メチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペン
タシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン等のシリコーン油;パーフルオロポリ
エーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロアダマ
ンタン、パーフルオロブチルテトラヒドロフラン、パー
フルオロペンタン、パーフルオロオクタン、パーフルオ
ロノナン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカ
ン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系液体油;無機及
び有機顔料、シリコン又はフッ素化合物で処理された無
機及び有機顔料、有機染料等の色剤;水溶性及び油溶性
ポリマー;非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性
剤、陽イオン性界面活性剤、ジメチルポリシロキサン・
ポリオキシアルキレン共重合体等の界面活性剤;水、防
腐剤、酸化防止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫
外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺
菌剤、皮膚賦活剤などが挙げられる。
【0024】本発明の化粧料は、その剤型、種類等も特
に制限はなく、また通常の方法に従って製造することが
でき、例えば油性化粧料、乳化化粧料、水性化粧料、口
紅、頬紅、ファンデーション、皮膚洗浄剤、毛髪洗浄剤
などとして適用される。
【0025】
【発明の効果】本発明の変性シロキサン化合物はフッ素
系化合物を安定して配合することができ、かつ皮膚親和
性が高いため、これを配合した化粧料は肌へのなじみ、
密着性が良く、化粧成分が消失しにくく、しかも安定性
が良好なものである。
【0026】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0027】実施例1 式(A)、
【0028】
【化10】
【0029】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン100g(19.6mmol)、C 817−(CH2
2−O−CH2CH=CH2 47.5g(94.3mmo
l)、H2C=CHCH2−O−CH2CH(OH)CH2
OH 10.4g(78.5mmol)、2%H2PtCl6
のイソプロパノール溶液50mgを混合し、70℃で3時
間加熱した。残存Si−H量をKOHによる水素発生量
から滴定したところ、反応率はほぼ100%であった。
過剰のC817(CH)2−O−CH2CH=CH2を減圧
留去して目的物(A′)を135g得た。
【0030】
【化11】
【0031】1 H−NMR(ppm,CDCl3中、CHCl3基準(7.28ppm)): 0.01−0.1(s,402H) Si−C 3 0.34−0.50(t,16H,積分値基準)Si−C 2− 1.45−1.65(m,16H) Si−CH2−C 2− 2.18−2.47(m,8H) −C 2−C817 3.28−3.83(m,44H) −C 2−O−, −O−C
【0032】実施例2 式(B)、
【0033】
【化12】
【0034】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン70g(3.9mmol)、C61 3−(CH22
O−CH2CH=CH2 47.2g(116.7mmo
l)、H2C=CHCH2−O−CH2CH(OH)CH2
OH 12.8g(97.2mmol)、2%H2PtCl6
のイソプロパノール溶液50mgを混合し、70℃で3時
間加熱した。残存Si−H量をKOHによる水素発生量
から滴定したところ、反応率はほぼ100%であった。
過剰のC613−(CH22−O−CH2CH=CH2
減圧留去して目的物(B′)を112g得た。
【0035】
【化13】
【0036】1 H−NMR(ppm,CDCl3中、CHCl3基準(7.28ppm)): 0.01−0.1(s,1368H) Si−CH3 0.34−0.50(t,100H,積分値基準)Si−CH2− 1.45−1.65(m,100H) Si−CH2−CH2− 2.18−2.47(m,50H) −CH2−C817 3.28−3.83(m,275H) −CH2−O−, −O−CH−
【0037】実施例3 式(C)、
【0038】
【化14】
【0039】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン50g(11.2mmol)、C919−(CH22
−O−CH2CH=CH2 179.0g(322.9mm
ol;フッ化アルキル基が異鎖長混合物)、H2C=CH
(CH24−O−CH2CH(OH)CH2OH 15.
6g(89.7mmol)、2%H2PtCl6のイソプロパ
ノール溶液50mgを混合し、70℃で3時間加熱した。
残存Si−H量をKOHによる水素発生量から滴定した
ところ、反応率はほぼ100%であった。過剰のC9
19−(CH22−O−CH2CH=CH2を減圧留去して
目的物(C′)を193g得た。
【0040】
【化15】
【0041】1 H−NMR(ppm,CDCl3中、CHCl3基準(7.28ppm)): 0.01−0.1(s,306H) Si−CH3 0.34−0.50(t,64H,積分値基準)Si−CH2− 1.15−1.30(m,48H) −CH2− (O、Siに隣接しない) 1.45−1.65(m,64H) Si−CH2−CH2− 2.18−2.47(m,48H) −CH2−C817 3.28−3.83(m,152H) −CH2−O−, −O−CH−
【0042】実施例4 式(C)、
【0043】
【化16】
【0044】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン50g(11.2mmol)、C817−(CH22
−O−CH2CH=CH2 189.9g(376.7mm
ol)、式(8)、
【0045】
【化17】
【0046】で示される化合物11.0g(44.8mm
ol)、2%H2PtCl6のイソプロパノール溶液50mg
を混合し、70℃で3時間加熱した。残存Si−H量を
KOHによる水素発生量から滴定したところ、反応率は
ほぼ100%であった。過剰のC817−(CH22
O−CH2CH=CH2を減圧留去して目的物(C1)を
90g得た。
【0047】
【化18】
【0048】1 H−NMR(ppm,CDCl3中、CHCl3基準(7.28ppm)): 0.01−0.1(s,306H) Si−CH3 0.34−0.50(t,64H,積分値基準)Si−CH2− 1.15−1.30(m,64H) −CH2− (O、Siに隣接しない) 1.45−1.65(m,64H) Si−CH2−CH2− 2.18−2.47(m,56H) −CH2−C817 3.28−3.83(m,140H) −CH2−O−, −O−CH−
【0049】実施例5 式(D)、
【0050】
【化19】
【0051】で示されるメチルハイドロジェンポリシロ
キサン120g(22.5mmol)、C 817−(CH2
2−O−CH2CH=CH2 108.9g(216.0m
mol)、上記化合物(8)22.0g(90.0mmo
l)、2%H2PtCl6のイソプロパノール溶液50mg
を混合し、70℃で3時間加熱した。残存Si−H量を
KOHによる水素発生量から滴定したところ、反応率は
ほぼ100%であった。過剰のC817−(CH22
O−CH2CH=CH2を減圧留去して目的物(D′)を
214g得た。
【0052】
【化20】
【0053】1 H−NMR(ppm,CDCl3中、CHCl3基準(7.28ppm)): 0.01−0.1(s,414H) Si−CH3 0.34−0.50(t,24H,積分値基準) Si−CH2− 1.15−1.30(m,64H) −CH2− (O、Siに隣接しない) 1.45−1.65(m,24H) Si−CH2−CH2− 2.18−2.47(m,16H) −CH2−C817 3.28−3.83(m,60H) −CH2−O−, −O−CH−
【0054】実施例6及び比較例1〜2(乳化化粧料) 表1に示す水相成分を加熱混合して、70℃に保ち、油
相成分も同様に70℃に加熱溶解し、この油相成分に水
相成分を加え、乳化機にて乳化し、乳化物を熱交換機に
て終温25℃まで冷却し、乳化化粧料を得た。得られた
乳化化粧料を40℃で7日間保存した後、その外観を目
視により判定し、安定性を評価した。また、専門パネラ
ー10名により、表1の試験項目について、下記評価基
準により評価を行った。この結果を表1に示す。
【0055】評価基準 ◎:10名中8名以上が良好と評価した。 ○:10名中6名以上が良好と評価した。 △:10名中4名以上が良好と評価した。 ×:10名中3名以下が良好と評価した。
【0056】
【表1】
【0057】表1の結果から明らかなように、本発明の
化粧料は安定性が良好で使用感に優れたものである。
【0058】実施例7〜9及び比較例3〜4(口紅) 表2に示す各成分を80℃に加熱して、均一に混合し、
成型溶出性型に流し込み、冷却固化し、口紅を製造し
た。得られた口紅について、専門パネラー10名により
表3の評価項目について下記評価基準により、評価を行
った。結果を表3に示す。
【0059】評価基準 ◎:10名中8名以上が良好と評価した。 ○:10名中6名以上が良好と評価した。 △:10名中4名以上が良好と評価した。 ×:10名中3名以下が良好と評価した。
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】表3から明らかなように、本発明の変性シ
ロキサン化合物を配合した口紅は、のびの良さ、なじみ
の良さ、べたつきのなさ、仕上がりの好み、化粧持ちの
良さ、しっとり感において優れたものである。
【0063】実施例10(二層型液状ファンデーショ
ン) 下記組成中、成分(2)〜(7)を室温にて溶解した
後、成分(1)をディスパーで分散させ、これに成分
(8)〜(10)を室温で溶解したものを攪拌しながら
添加して乳化し、目的の二層型液状ファンデーションを
得た。
【0064】
【表4】 (成分) (%) (1)シリコーン処理顔料 (ポリメチルハイドロジェンシロキサンで処理した市販品) 酸化チタン 6.0 セリサイト 8.0 酸化鉄(赤、黄、黒) 1.2 (2)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0 (3)実施例1の変性シロキサン化合物 1.0 (4)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC/04,アウシモント社製) 10.0 (5)ジメチルポリシロキサン (KF-96A,6cs, 信越化学工業社製) 2.0 (6)メトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (7)香料 0.1 (8)エタノール 10.0 (9)グリセリン 2.0 (10)精製水 バランス
【0065】実施例11(乳液状ファンデーション) 下記成分(1)〜(5)を加熱混合して、70℃に保っ
た。成分(8)〜(11)も同様に70℃に加熱溶解し
た後、成分(12)を加えて分散させた。これに成分
(1)〜(5)を加熱混合したものを加え、乳化機にて
乳化した。乳化物を熱交換機にて終温25℃まで冷却
し、更に成分(6)及び(7)を攪拌しながら加え乳液
状ファンデーションを得た。
【0066】
【表5】 (成分) (%) (1)α−モノイソステアリルグリセリルエーテル 1.0 (2)実施例2の変性シロキサン化合物 2.0 (3)ジメチルポリシロキサン (KF-96L,2cs, 信越化学工業社製) 10.0 (4)パーフルオロポリエーテル (FOMBLIN HC/03,アウシモント社製) 10.0 (5)メトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (6)オクタメチルシクロテトラシロキサン 15.0 (7)香料 0.1 (8)硫酸マグネシウム 1.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)グリセリン 7.0 (11)精製水 バランス (12)フッ素化合物処理粉体 (製造法1に従って処理したものを後から混合) 酸化チタン 7.0 セリサイト 6.1 ベンガラ 0.5 黄酸化鉄 1.3 黒酸化鉄 0.1
【0067】製造法1 セリサイト150gを丸底フラスコ(又はニーダー)に
入れ、これにC817CH2CH2OP(O)(OH)2
(C817CH2CH2O)2P(O)OHのほぼ1:1の
混合物7.5gをイソプロピルアルコール1500gに
加熱溶解(50℃)しておいたものを加え、60℃で4
時間混合した。その後、40〜50℃にてイソプロピル
アルコールを減圧留去し、乾燥して目的の粉体155g
を得た。
【0068】実施例12(ハンドクリーム) 下記成分(1)〜(4)を混合し、75℃に加熱し、こ
の中に75℃に加熱した成分(5)〜(7)の混合物を
攪拌下徐々に加え乳化し、室温まで冷却し、ハンドクリ
ームを得た。
【0069】
【表6】 (成分) (%) (1)実施例4の変性シロキサン化合物 2.0 (2)塩化アルミニウム 0.8 (3)イソプロピルミリステート 4.0 (4)ジメチルポリシロキサン (KF-96A,6cs, 信越化学工業社製) 10.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (6)ソルビトール 10.0 (7)精製水 バランス
【0070】実施例13(二層型サンスクリーン乳液) 下記組成の二層型サンスクリーン乳液を実施例10と同
様の製法により得た。
【0071】
【表7】 (成分) (%) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 25.0 (2)実施例5の変性シロキサン化合物 1.0 (3)ジメチルポリシロキサン (KF-96A,6cs, 信越化学工業社製) 10.0 (4)メトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (5)グリセリン 2.0 (6)エタノール 12.0 (7)精製水 バランス (8)シリコーン処理顔料 (メチルハイドロジェンポリシロキサンで処理した市販品) 酸化亜鉛 5.5 酸化チタン 2.0 タルク 5.0 (9)香料 微量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 77/46 NUL C08G 77/46 NUL 81/00 NUU 81/00 NUU (72)発明者 山室 朗 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 中村 浩一 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)及び一般式(2) 【化1】 〔式中、R1 及びR2 は炭素数1〜18の炭化水素基を
    示し、Qはヘテロ原子を含む二価の連結基を示し、Rf
    は炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基を示し、m
    及びpは2〜16の整数を示し、nは1〜6の整数を示
    す。〕で表わされるシロキサン単位を有する重合度2〜
    4000の変性シロキサン化合物。
  2. 【請求項2】 Qが一般式(3) 【化2】 〔式中、Rは炭素数2〜16の二価の炭化水素基を示
    し、qは0〜50の整数を示す。〕で表わされる基であ
    る請求項1記載の変性シロキサン化合物。
  3. 【請求項3】 一般式(4)及び(5) 【化3】 〔式中、R1 及びR2 は炭素数1〜18の炭化水素基を
    示す。〕で表わされるシロキサン単位を有するハイドロ
    ジェンポリシロキサンに一般式(6)及び一般式(7)
    で表わされる化合物、 【化4】 〔式中、Q、Rf、m、n及びpは上記と同じ意味を示
    す。〕を反応させることを特徴とする請求項1記載の変
    性シロキサン化合物の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の変性シロキサン化合物を
    含有する化粧料。
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