JPH09285037A - 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置 - Google Patents

無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置

Info

Publication number
JPH09285037A
JPH09285037A JP8110480A JP11048096A JPH09285037A JP H09285037 A JPH09285037 A JP H09285037A JP 8110480 A JP8110480 A JP 8110480A JP 11048096 A JP11048096 A JP 11048096A JP H09285037 A JPH09285037 A JP H09285037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
load device
commercial
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8110480A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihisa Murasato
道久 村里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP8110480A priority Critical patent/JPH09285037A/ja
Publication of JPH09285037A publication Critical patent/JPH09285037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源異常時に予備電源により確実にバッ
クアップすることができ、かつ、電力供給時間を長くで
きるようにした無停電電源装置を簡単な構成で安価に提
供できるようにする。 【解決手段】 商用電源異常時における負荷装置6への
直流電力供給線を商用電源正常時における交流電力供給
線と共用し、電源正常時には商用電源2から直に交流電
力を負荷装置6に供給し、電源異常時には電力供給路を
切り替え、電源正常時に内蔵バッテリー8に充電されて
いた直流電力を供給するようにすることにより、負荷装
置6の電力消費状況に応じて平準化した電流が無停電電
源装置1より常時流れるようにして、DC−DCコンバ
ータ9に必要な変換容量を定格容量程度のもので済むよ
うにするとともに、直流電力を交流電力に変換するイン
バータ回路をDC−DCコンバータ9の後段に設けなく
ても済むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源の異常対
策として設置する無停電電源装置およびその電力供給方
法、並びに負荷装置用電力変換装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータで重要な処理を行う場合の
ように、機器の運用中に電源が断たれることが大きな問
題となる場合に、無停電電源装置(Uninterruptible Po
wer Sorce : UPS、以下UPS装置ともいう)が使用
されることがある。
【0003】図9に、従来のUPS装置の概略構成を示
す。この図9に示すUPS装置1は、オフライン型UP
S装置またはスタンドバイ型UPS装置と言われるもの
で、商用電力が正常なときには商用電源2からの交流電
力をバイパスライン4aを供給路として負荷装置6に電
力を供給し、商用電力に異常が発生したときには電力供
給路をバッテリー8からの非バイパスライン4bに切り
替えて負荷装置6に電力を供給するという方法を採った
バックアップ電源装置である。
【0004】このUPS装置1は、通常時は商用電源2
(例えば100Vのコンセント)から受電している。こ
の商用電源2から供給された交流電圧は、入力切断用の
スイッチ3を介してバイパスライン4aを通り、切り替
えスイッチ5を介して電子機器等の負荷装置6に与えら
れる。これと同時に、上記供給された交流電圧は、バイ
パスライン4aとに並列に接続された充電回路7を介し
てバッテリーなどの補助電源8に与えられている。
【0005】上記補助電源8には、充電回路7の他にD
C−DCコンバータ9が接続されており、このDC−D
Cコンバータ9の出力側には、直流電力を交流電力に変
換するインバータ回路10が接続されている。さらに、
このインバータ回路10の出力側は、上記切り替えスイ
ッチ5を介して負荷装置6に接続されている。
【0006】以下に、このように構成された従来のUP
S装置1の動作を説明する。商用電源2が正常な場合、
負荷装置6には、入力切断用スイッチ3、バイパスライ
ン4a、切り替えスイッチ5を介して、UPS装置1が
受電した商用電源2の交流電圧がそのままUPS装置1
より出力される。これと同時に、上記受電した交流電圧
は、バイパスライン4aと並列に接続された充電回路7
により直流電力に変換され、この充電回路7の出力側に
接続されている補助電源8を充電する。
【0007】一方、停電時のような商用電源2の異常時
には、上記切り替えスイッチ5が瞬間的にインバータ回
路10側に切り替わり、補助電源8に充電されていた直
流電力がDC−DCコンバータ9により十分高い直流電
圧を持つ直流電力に変換される。そして、この変換され
た直流電力がインバータ回路10により商用電源2と同
じ交流電力に変換され、その交流電力が非バイパスライ
ン4a、切り替えスイッチ5を介して負荷装置6に出力
される。
【0008】以上のようなUPS装置1の動作により、
負荷装置6は、停電等のような商用電源2の異常時でも
その影響を受けずに動作を継続することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記UPS装置1に接
続される負荷装置6としては、図9に示したように、ダ
イオードブリッジ11、平滑コンデンサ12およびDC
−DCコンバータ13等から構成されるコンデンサイン
プット式の電力変換装置を入力部に備えた電子機器が多
い。このような電力変換装置に対して交流電圧を投入し
た場合、入力電圧が平滑コンデンサ12の両端電圧を上
回った短時間のみ供給電流が流れる。
【0010】一般に、このときの最大電流量は定格出力
電流の3倍程度となる。このため、UPS装置1に求め
られる性能の一つとして、上記のようなパルス状の電流
を十分に供給できることが必要である。すなわち、UP
S装置1は、この瞬間的に流れる電流量に合わせた容量
を持つDC−DCコンバータ9やインバータ回路10等
で構成されなければならない。よって、上記DC−DC
コンバータ9やインバータ回路10は、定格電力容量の
3倍近くの変換容量のものが必要となり、高コストにな
らざるを得なかった。
【0011】さらに、商用電源2の異常時には、エネル
ギー容量が有限である補助電源8から電力供給を行うこ
とから、補助電源8から負荷装置6までのエネルギー伝
送効率を上げて、できる限り長い電力供給時間を確保す
ることが求められている。現状では、補助電源8から負
荷装置6までに経由するDC−DCコンバータ9とイン
バータ回路10の変換効率は、双方とも高いもので約9
0%程度であり、2つを合わせた総合の伝送効率は約8
0数%である。
【0012】次に、他の従来技術として、特開平4−1
25038号に開示された技術を、図10および図11
を参照しながら説明する。図10において、UPS装置
は、商用電源2に接続された整流器51と、チョッパ5
2を介して整流器51の出力側に並列に接続されたバッ
テリー53と、整流器51の出力を各々の負荷561
562 、563 に接続されたコンバータ551 、5
2 、553 に配電する直流母線54と、整流器51の
出力を入力として各直流負荷561 、562 、563
合わせた直流電圧をそれぞれ出力するDC−DCコンバ
ータ551 、552 、553 とから構成されている。
【0013】電源正常時には、商用電源2からの交流電
圧を入力として整流器51により変換された直流電圧が
直流母線54を介して複数台に分散した各々のDC−D
Cコンバータ551 、552 、553 に出力される。一
方、商用電源異常時には、チョッパ52を介して変換さ
れたバッテリー53の直流電圧が、直流母線54を介し
て複数台に分散した各々のDC−DCコンバータ5
1 、552 、553 に出力される。
【0014】ここで、各々のDC−DCコンバータ55
1 、552 、553 とそれらに対応して設けられた負荷
561 、562 、563 間の配線距離は短くしてあり、
かつ、各DC−DCコンバータ551 、552 、553
は出力電圧調整能力を有することから、安定した所定の
直流電圧を負荷561 、562 、563 に供給すること
ができる。
【0015】図11は、商用電源2による交流電圧を各
負荷に接続されているコンバータ571 、572 、57
3 に交流母線58を介して配電するとともに、バッテリ
ー53からコンバータ571 、572 、573 に対して
は、チョッパ52により変換された直流電圧を直流母線
54を介して配電する構成となっている。
【0016】各コンバータ571 、572 、573
は、交流母線58から入力された交流電圧を内蔵のAC
−DCコンバータで直流電圧に変換して、直流母線54
より入力された直流配線と突き合わせる。この後さら
に、内蔵のDC−DCコンバータにより異なる電圧値の
直流電力に変換して各負荷に供給する。なお、これと同
様の概念の発明は、特開昭55−133636号にも示
されている。
【0017】図10に示した従来技術では、商用電源2
の異常時に各コンバータ551 、552 、553 に配電
される電力形態は直流電力である。そのため、コンバー
タ551 、552 、553 の入力回路がたとえコンデン
サインプット型であっても常時ほぼ一定の入力電流が流
れるため、図9の交流入力で説明したような一時的な大
電流が流れることはない。これにより、これに必要なU
PS装置内部のチョッパ回路52は、定格電力相当の変
換能力を持つのみでよく、しかも、配電線も大電流が流
れないため電線にかかるコストが小さくて済む。
【0018】しかしながら、図10に示す構成では、接
続される各々の直流負荷561 、562 、563 の必要
電圧は多様であり、負荷変更時にはそれに対応したハー
ドの変更がその都度必要となる。
【0019】加えて、負荷として交流入力を前提とした
電子機器を想定していないため、もしこれを接続する場
合には、特開平4−125038号で示しているような
図10中のコンバータを、直交変換を行うインバータに
置換して給電しなければならない。この場合は、コンバ
ータをインバータに置換することにより、供給電流が大
電流とならないという直流給電のメリットが無くなって
しまい、これに伴いチョッパ回路52等に必要な電力容
量が増大し、コストアップとなってしまう。
【0020】一方、図11に示した構成では、交流直流
の双方で入力を得ることが可能であるが、その入力切り
替え機能は各負荷に接続されたコンバータ571 、57
2 、573 に内蔵されており、商用電源2からの電力供
給線が各々のコンバータ571 、572 、573 に直接
接続された構成となっている。
【0021】そして、この例では、入力切り替え機能を
実現するための素子としてダイオードを使用している。
すなわち、商用電源2の停電時等のように電圧が低下し
たときには、それまで直流給電電圧よりも高かったコン
バータ内部の電圧が低下することにより、ダイオードが
順方向となり、直流電力供給線からの給電に自動的に切
り替わるように動作する。
【0022】しかしながら、この例では、停電や電圧低
下等の電源異常に対してはうまく動作するが、定格以上
の電圧が商用電源2に発生したとき等の異常に対して
は、電源切り替え機能は動作しない。したがって、より
高い出力電圧波形の信頼性を求める場合、これに対する
対策が別に必要となる。
【0023】本発明は上記の実情に鑑み、対応負荷装置
を、UPS装置が最も使われているコンデンサインプッ
ト型のAC/DCコンバータ装置を使用した電子機器等
のように直流交流の両入力に対して動作可能な負荷装置
に限定し、上記従来のUPS装置の構成を簡素化して安
価に提供できるようにするとともに、オフライン型無停
電電源装置のように商用電源異常時には商用電源の電力
供給路を負荷から確実に切り放して予備電源によりバッ
クアップすることを可能とし、且つ、構成の簡素化によ
りバッテリー等の予備電源から負荷装置までのエネルギ
ー伝送効率を向上させることにより、バッテリー容量を
増加させることなく電力供給時間を長くできるようにす
ることを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の無停電電源装置
の電力供給方法は、商用電源正常時には、該商用電源か
らの交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作
可能な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して
内蔵するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時に
は、上記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力
を上記負荷装置に供給するようにする無停電電源装置の
電力供給方法であって、上記商用電源異常時における上
記負荷装置への2本の直流電力供給線を上記商用電源正
常時における上記負荷装置への2本の交流電力供給線と
共用して、上記商用電源正常時には該商用電源から直に
交流電圧の形態で電力供給を行い、上記商用電源異常時
には電力供給路を切り替え、上記内蔵するバッテリーに
充電されていた直流電力を上記負荷装置側の平滑コンデ
ンサに適する電圧値に変換して直流電圧の形態で電力供
給を行うようにしたことを特徴とする。
【0025】本発明の他の特徴とするところは、商用電
源正常時には、該商用電源からの交流電力を、直流およ
び交流の両入力に対して動作可能な負荷装置に供給する
とともに直流電力に変換して内蔵するバッテリーに充電
し、上記商用電源異常時には、上記内蔵するバッテリー
に充電されていた直流電力を上記負荷装置に供給するよ
うにする無停電電源装置の電力供給方法であって、上記
商用電源異常時における上記負荷装置への2本の直流電
力供給線のうち、上記バッテリーの正負極のどちらか一
方に対応する電力線のみ専用線を用い、もう一方の電力
線は上記商用電源正常時における上記負荷装置への2本
の交流電力供給線の一方と共用して、上記商用電源正常
時には該商用電源から直に交流電圧の形態で電力供給を
行い、上記商用電源異常時には電力供給路を切り替え、
上記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上
記負荷装置側の平滑コンデンサに適する電圧値に変換し
て直流電圧の形態で電力供給を行うようにしたことを特
徴とする。
【0026】本発明のその他の特徴とするところは、商
用電源正常時には、該商用電源からの交流電力を、直流
および交流の両入力に対して動作可能な負荷装置に供給
するとともに直流電力に変換して内蔵するバッテリーに
充電し、上記商用電源異常時には、上記内蔵するバッテ
リーに充電されていた直流電力を上記負荷装置に供給す
るようにする無停電電源装置の電力供給方法であって、
上記商用電源正常時における上記負荷装置への2本の交
流電力供給線の他に、上記商用電源異常時における上記
負荷装置への直流電力供給線に2本の専用線を用いて、
上記商用電源正常時には該商用電源から直に交流電圧の
形態で電力供給を行い、上記商用電源異常時には電力供
給路を切り替え、上記内蔵するバッテリーに充電されて
いた直流電力を上記負荷装置側の平滑コンデンサに適す
る電圧値に変換して直流電圧の形態で電力供給を行うよ
うにしたことを特徴とする。
【0027】本発明の無停電電源装置は、商用電源正常
時には、該商用電源からの交流電力を、直流および交流
の両入力に対して動作可能な負荷装置に供給するととも
に直流電力に変換して内蔵するバッテリーに充電し、上
記商用電源異常時には、上記内蔵するバッテリーに充電
されていた直流電力を上記負荷装置に供給するようにす
る無停電電源装置であって、上記負荷装置に対する電力
供給路を、上記商用電源が直接接続されるバイパスライ
ンおよび上記バッテリーが接続される非バイパスライン
の何れかに切り替える切り替え手段と、上記商用電源か
らの交流電力を直流電力に変換して上記バッテリーを充
電する充電手段と、上記バッテリーからの直流電力を上
記商用電源の整流電圧相当の電圧値を有する直流電力に
変換し、この変換した直流電力を上記非バイパスライン
を介して上記負荷装置に供給するDC−DCコンバータ
とを備え、上記切り替え手段と上記負荷装置との間を接
続する電力供給線に関し、上記商用電源異常時における
負荷装置への直流電力供給線を上記商用電源正常時にお
ける交流電力供給線と共用するように構成したことを特
徴とする。
【0028】本発明の他の特徴とするところは、商用電
源正常時には、該商用電源からの交流電力を、直流およ
び交流の両入力に対して動作可能な負荷装置に供給する
とともに直流電力に変換して内蔵するバッテリーに充電
し、上記商用電源異常時には、上記内蔵するバッテリー
に充電されていた直流電力を上記負荷装置に供給するよ
うにする無停電電源装置であって、上記負荷装置に対す
る電力供給路を、上記商用電源が直接接続されるバイパ
スラインおよび上記バッテリーが接続される非バイパス
ラインの何れかに切り替える切り替え手段と、上記商用
電源からの交流電力を直流電力に変換して上記バッテリ
ーを充電する充電手段と、上記バッテリーからの直流電
力を上記商用電源の整流電圧相当の電圧値を有する直流
電力に変換し、この変換した直流電力を上記非バイパス
ラインを介して上記負荷装置に供給するDC−DCコン
バータとを備え、上記切り替え手段と上記負荷装置との
間を接続する電力供給線に関し、上記商用電源異常時に
おける負荷装置への2本の直流電力供給線のうち、上記
バッテリーの正負極のどちらか一方に対応する電力線の
み専用線を用い、もう一方の電力線を上記商用電源正常
時における負荷装置への2本の交流電力供給線の一方と
共用するように構成したことを特徴とする。
【0029】本発明のその他の特徴とするところは、商
用電源正常時には、該商用電源からの交流電力を、直流
および交流の両入力に対して動作可能な負荷装置に供給
するとともに直流電力に変換して内蔵するバッテリーに
充電し、上記商用電源異常時には、上記内蔵するバッテ
リーに充電されていた直流電力を上記負荷装置に供給す
るようにする無停電電源装置であって、上記負荷装置に
対する電力供給路を、上記商用電源が直接接続されるバ
イパスラインおよび上記バッテリーが接続される非バイ
パスラインの何れかに切り替える切り替え手段と、上記
商用電源からの交流電力を直流電力に変換して上記バッ
テリーを充電する充電手段と、上記バッテリーからの直
流電力を上記商用電源の整流電圧相当の電圧値を有する
直流電力に変換し、この変換した直流電力を上記非バイ
パスラインを介して上記負荷装置に供給するDC−DC
コンバータとを備え、上記切り替え手段と上記負荷装置
との間を接続する電力供給線に関し、上記商用電源正常
時における負荷装置への2本の交流電力供給線とは独立
に、上記商用電源異常時における負荷装置への直流電力
供給線として2本の専用線を用いるように構成したこと
を特徴とする。
【0030】本発明の負荷装置用電力変換装置は、無停
電電源装置が電力供給を行う負荷装置用の電力変換装置
において、請求項5に記載の無停電電源装置からの1本
の直流電力供給専用線を、商用電源用整流回路の2つの
入力端の片側に接続したことを特徴とする。
【0031】本発明の他の特徴とするところは、無停電
電源装置が電力供給を行う負荷装置用の電力変換装置に
おいて、請求項5に記載の無停電電源装置からの1本の
直流電力供給専用線を、ダイオードを介して商用電源用
整流回路の2つの出力端の片側に接続したことを特徴と
する。
【0032】本発明のその他の特徴とするところは、無
停電電源装置が電力供給を行う負荷装置用の電力変換装
置において、請求項6に記載の無停電電源装置からの2
本の直流電力供給専用線を、商用電源用整流回路の2つ
の入力端の両側に接続したことを特徴とする。
【0033】本発明のその他の特徴とするところは、無
停電電源装置が電力供給を行う負荷装置用の電力変換装
置において、請求項6に記載の無停電電源装置からの2
本の直流電力供給専用線を、ダイオードを介して商用電
源用整流回路の2つの出力端の両側に接続したことを特
徴とする。
【0034】本発明のその他の特徴とするところは、請
求項4、5、6のうちの何れか1項に記載の無停電電源
装置が負荷装置と一体に構成されて成ることを特徴とす
る。
【0035】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態であ
るUPS装置およびそれに接続される負荷装置の概略構
成を示し、以下にこの構成および動作を説明する。な
お、図1において、図9に示した各要素と実質的に同一
機能を有する部分には同一符号を付して重複する説明を
省略する。
【0036】図1において、本実施形態のUPS装置1
は、通常時は商用電源2(例えば100Vのコンセン
ト)から電源を取っている。上記商用電源2より供給さ
れた交流入力電圧は、入力切断用スイッチ3を介してバ
イパスライン4aを通り、連動式切り替えスイッチ5a
を介して負荷装置6に与えられる。これと同時に、上記
商用電源2より供給された交流入力電圧は、バイパスラ
イン4aと並列に接続された充電回路7を介して補助電
源8に与えられている。この部分は、従来技術で述べた
図9の構成と略同一である。
【0037】補助電源8には更に充電回路7の他にDC
−DCコンバータ9が並列に接続され、そのDC−DC
コンバータ9の出力は切り替えスイッチ5a,5bを介
して負荷装置6に接続されている。この部分に関して
は、図9の従来技術に対して、直流電力を交流電力に変
換するインバータ回路10が省略されており、DC−D
Cコンバータ9の出力が直接切り替えスイッチ5a,5
bを介して負荷装置6に接続されているところが異な
り、本実施形態の特徴となっている。
【0038】ここで、DC−DCコンバータ9の出力電
圧は、負荷装置6用の電力変換装置を構成する平滑コン
デンサ12の平常時における両端子間の適切な電圧、つ
まり商用電源2より入力される交流電圧のピーク電圧に
ほぼ等しい電圧となるように設定されていることが必要
である。
【0039】本実施形態のUPS装置1と負荷装置6
は、商用電源正常時における交流電力供給線と商用電源
異常時における直流電力供給線とを共用した2本の直交
電力供給共用線15a,15bによって接続されてい
る。
【0040】上記入力切断用スイッチ3は、UPS装置
1から負荷装置6への電力供給の入切を外部操作によっ
て切り替えるものであり、接点式の機械的スイッチが主
に用いられるが、これをサイリスタ等の半導体スイッチ
素子で置き換えて、外部信号によりオンオフ制御するよ
うにしてもよい。
【0041】また、連動式切り替えスイッチ5a,5b
は、商用電源2の入力状態を監視し、異常があった場合
に、バイパスライン4aからバッテリーである補助電源
8からの非バイパスライン4bに電力供給路を切り替え
るためのものであり、図示しない電源異常検出回路等か
らの外部信号により切り替わるリレースイッチまたは電
子スイッチで構成されている。
【0042】充電回路7は、商用電源2から供給される
交流電力をバッテリー充電に最適な直流電力に変換する
ものであり、交流電圧の整流平滑回路とスイッチング方
式のDC−DCコンバータとで構成されている。なお、
この充電回路7は、バッテリー充電を目的とするもので
あるから、上記DC−DCコンバータがスイッチング方
式のものではなく、シリーズ型の電力変換装置であって
も良い。ただし、高い変換効率を求める上ではスイッチ
ング方式の電力変換装置が望ましい。
【0043】補助電源8は、一般的には、シール型の鉛
蓄電池バッテリーを少なくとも1個以上用いて構成され
る。しかし、ここでは2次電池機能があるものであれば
基本的には何でも良い。例えば、Ni−Cd系電池、L
iイオン電池、NI−H系電池、大容量コンデンサ(ス
ーパーキャパシティ)等でも構わない。
【0044】DC−DCコンバータ9は、上記補助電源
8から出力される直流電力を負荷装置6用の電力変換装
置を構成する平滑コンデンサ12の適性電圧範囲内の直
流電力に変換するためのものであり、一般的には、スイ
ッチング方式のDC−DCコンバータで構成されてい
る。
【0045】本実施形態のUPS装置1を構成する上述
した個々の回路は、図9の従来技術で使用していたもの
と内容的には変わらないものである。ただし、DC−D
Cコンバータ9に関しては、従来法ではインバータ回路
10により直流電力を交流電力に変換していたため、交
流電圧のピーク電圧よりも余裕をもった出力電圧値が必
要であったが、後述するように、本実施形態では、負荷
装置6用の電力変換装置内の平滑コンデンサ12の電圧
をバックアップするものであるから、上記電圧値よりも
若干低めで良い。
【0046】また、近年では、電子機器に使われている
コンデンサインプット型の電力変換装置の入力端子に流
れる高調波電流を抑制するため、アクティブフィルタと
呼ばれる高調波対策回路がブリッジダイオード11と平
滑コンデンサ12との間に挿入される場合がある。この
場合のDC−DCコンバータ9の出力は、高調波対策回
路の出力側に接続された平滑コンデンサ12の両端電圧
をサポートできる電圧値、つまり上記高調波対策回路の
規定出力電圧程度であることが望ましい。
【0047】以下に動作を説明する。商用電源2が正常
な場合、負荷装置6には、UPS装置1に入力された商
用電源2の交流電圧がほぼそのまま入力切断用スイッチ
3、バイパスライン4a、連動式切り替えスイッチ5
a,5bを介してUPS装置1より出力される。これと
同時に、上記入力された交流電圧は、バイパスライン4
aと並列に接続された充電回路7により直流電力に変換
され、この充電回路7の出力側に接続されている補助電
源8を充電する。
【0048】一方、停電時や、電圧が低下したり上限値
以上になったりする異常電圧発生時等の商用電源異常時
には、上記切り替えスイッチ5a,5bがバイパスライ
ン4aから非バイパスライン4bへと瞬間的に切り替わ
る。これにより、補助電源8に充電されていた直流電力
が、DC−DCコンバータ9により、平滑コンデンサ1
2の平常時における両端電圧、つまり商用電源2の交流
入力電圧のピーク電圧にほぼ等しく、かつ、安定した電
圧値を持つ直流電力に変換され、その変換された直流電
力が切り替えスイッチ5a,5bを介して負荷装置6に
出力される。
【0049】このように、負荷装置6には、商用電源正
常時には商用電源2から交流の形態で電力が供給される
のに対して、商用電源異常時にはUPS装置1より直流
の形態で電力が供給されることになる。このとき、ダイ
オードブリッジ11を介して直流電力が入力された負荷
装置6用の電力変換装置内の平滑コンデンサ12の両端
子間には、商用電源正常時とほぼ同じ直流電圧が形成さ
れる。そのため、平滑コンデンサ12以降に接続される
DC−DCコンバータ13は、商用電源異常による影響
を一切受けずに正常に動作を継続することが可能であ
る。
【0050】以上のUPS装置1の動作により、負荷装
置6は、停電等のような商用電源2の異常時でも、その
影響を受けずに動作を継続することができる。また、商
用電源異常時の電力供給路の切り替えに、切り替えスイ
ッチ5a,5bを使用していることにより、従来法のよ
うにダイオードによる切り替えを行っていた場合と異な
り、異常電圧発生時にも外部信号により電力供給路の切
り替えを確実に行うことが可能となる。
【0051】本実施形態の技術は、対応負荷装置を、U
PS装置が最も使われており、直流電力による給電によ
っても基本的に影響を受けないコンデンサインプット型
の電力変換装置等を使用した電子機器に限定したもので
あり、従来技術がカバーしていた負荷となる電子機器を
すべて同じく負荷として包含するものではない。
【0052】しかしながら、上記コンデンサインプット
型の電力変換装置は、交流電圧を入力した場合だけでな
く、交流入力の電圧を整流した電圧に相当する直流電圧
を入力した場合でも正常に動作することに着目し、UP
S装置1に接続される負荷装置6をある程度限定するこ
とにより、従来高価であったUPS装置を安価でしかも
従来以上に小型にすることができ、かつ高い伝送効率で
電力を供給することができるようになる。
【0053】すなわち、従来技術で説明したように、交
流入力では、負荷装置6用の電力変換装置を構成する平
滑コンデンサ12の両端電圧よりも入力電圧が大きくな
った短時間の位相角のみパルス状の供給電流が流れるの
に対し、本実施形態によれば、負荷装置6の電力消費状
況に応じて平準化した供給電流がUPS装置1より常時
流れるようになる。
【0054】そのため、本実施形態のUPS装置1を構
成するDC−DCコンバータ9に必要な変換容量は、定
格容量程度のものでほぼ十分となり、瞬時の大きな出力
電流に対応する必要がなくなる。これにより、DC−D
Cコンバータ9の変換容量は、従来法に対して約1/3
の容量で済む。これに加えて、本実施形態では、直流電
力を交流電力に変換するインバータ回路10が不要とな
ることから、結果としてUPS装置1を小型で安価に提
供することができる。
【0055】また、補助電源8からの電力供給時には、
従来はDC−DCコンバータ9とインバータ回路10と
で二重に変換が行われていた(総合伝送効率約80%)
のに対し、本実施形態の方法では、DC−DCコンバー
タ9のみの電力変換(総合伝送効率約90%)となる。
このように、本実施形態によれば、変換効率が向上し、
電力供給可能時間を従来よりも長くすることができる。
【0056】さらに、本実施形態では、商用電力異常時
における直流電力供給線を商用電力正常時における商用
電源供給線と共用している(直交電力供給共用線15
a,15b)。このため、負荷装置6用の電力変換装置
がコンデンサインプット型の電力変換装置であれば、そ
の負荷装置6と商用電源2との間に本実施形態のUPS
装置1を必要に応じて挿入すれば、負荷装置6に対して
回路等の変更を加えることなしに、バックアップ機能を
付加することができる。このように、本実施形態では、
UPS機能付加選択の自由度が高いことも特徴の一つで
ある。
【0057】次に、図2に、本発明の他の実施形態であ
るUPS装置およびそれに接続される負荷装置の概略構
成を示す。なお、図2においても図1と同様に、図9に
示した各要素と実質的に同一機能を有する部分について
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0058】図1では、商用電源異常時における2本の
直流電力供給線を商用電源2による2本の交流電力供給
線と双方とも共用していたのに対し、図2は、2本の直
流電力供給線のうち補助電源8の正極(負極でも構わな
い)に対応する電力線に専用線を用い、もう一方の電力
線だけを商用電源2による交流電力供給線と共用したも
のである。
【0059】すなわち、図2に示すUPS装置1の構成
は、図1の構成と比べて、DC−DCコンバータ9の正
極端子が連動式切り替えスイッチ5cと直流電力供給専
用線16とを介して負荷装置6用の電力変換装置内部の
ダイオードブリッジ11の2つの入力端子の一方に接続
され、DC−DCコンバータ9の負極端子が連動式切り
替えスイッチ5bと直交電力供給共用線15bとを介し
てダイオードブリッジ11のもう一方の入力端子に接続
されているところが異なる。
【0060】図2の構成では、図1に示した構成におけ
る動作および効果とほぼ同じであるが、バッテリーであ
る補助電源8からの電力供給に切り替わったときに、D
C−DCコンバータ9の正極→切り替えスイッチ5c→
直流電力供給専用線16→ダイオードブリッジ11→平
滑コンデンサ12→ブリッジダイオード11→直交電力
供給共用線15b→切り替えスイッチ5b→DC−DC
コンバータ9の負極という経路で供給電流が流れるよう
になる。
【0061】これによる商用電源異常時のバッテリーか
らの電力供給に関する効果は、図1に示したものとほぼ
変わりはない。ただし、直流電力供給線として専用線を
1本用いたので、その1本の直流電力供給専用線16の
端子形状を直交電力供給共用線15a,15bのそれと
区別する等の工夫を付加的に行うことにより、今回限定
した直流交流給電に対応する負荷装置(コンデンサイン
プット型の電力変換装置等のように直流交流両入力に対
して動作可能な電力変換装置を持つ電子機器等)以外の
負荷機器(例えば交流入力専用機器等)を使用者が誤っ
て接続してしまうことがあるという不都合を防止するこ
とができる。
【0062】この場合、図2に示すように、負荷装置6
用の電力変換装置でも上記に示した直流電力供給専用線
16に対応した入力端子が一つ必要であるが、図11の
従来技術で説明した直流交流両入力に対応のDC−DC
コンバータに必要なダイオードは不要であるので、負荷
装置6用の電力変換装置の変更に対するコストアップは
最小限のもので済む。
【0063】次に、図3に、本発明のさらに他の実施形
態であるUPS装置およびそれに接続される負荷装置の
概略構成を示す。なお、図3においても図1と同様に、
図9に示した各要素と実質的に同一機能を有する部分に
ついては同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0064】上記図2の例では、商用電源異常時におけ
る直流電力供給専用線として、DC−DCコンバータ9
の正極側の電力線にのみ専用線を用い、負極側の電力線
は商用電源2による電力線と共用していた。これに対
し、図3では、DC−DCコンバータ9の正極側、負極
側の電力線の2本とも専用線を用いたものである。
【0065】すなわち、図3に示すUPS装置1の構成
は、図1に示した構成と比べて、DC−DCコンバータ
9の正極端子が切り替えスイッチ5cと一方の直流電力
供給専用線16aとを介して負荷装置6用の電力変換装
置を構成するダイオードブリッジ11の一方の入力端子
に接続され、DC−DCコンバータ9の負極端子が切り
替えスイッチ5dともう一方の直流電力供給専用線16
bとを介してダイオードブリッジ11のもう一方の入力
端子に接続されているところが異なる。
【0066】図3の構成では、図1および図2に示した
構成での動作および効果とほぼ同じであるが、バッテリ
ーである補助電源8からの電力供給に切り替わったとき
に、DC−DCコンバータ9の正極→切り替えスイッチ
5c→直流電力供給専用線16a→ダイオードブリッジ
11→平滑コンデンサ12→ダイオードブリッジ11→
直流電力供給専用線16b→切り替えスイッチ5d→D
C−DCコンバータ9の負極という経路で供給電流が流
れるようになる。
【0067】これによる商用電源異常時のバッテリーか
らの電力供給に関する効果は、図1に示したものとほぼ
変わりはない。ただし、直流電力供給線として専用線を
2本用いたので、その2本の直流電力供給専用線16
a,16bの端子形状を直交電力供給共用線15a,1
5bのそれと区別する等の工夫を付加的に行うことによ
り、今回限定した直流交流給電に対応する負荷装置以外
の負荷機器との使用者による誤接続を防止することが、
図2に示した構成の場合と同様に可能となる。
【0068】この場合、図3に示すように、負荷装置6
用の電力変換装置でも上記に示した直流電力供給専用線
16a,16bに対応した入力端子が二つ必要となる
が、図11の従来技術で説明した直流交流両入力に対応
のDC−DCコンバータに必要なダイオードは不要であ
るので、負荷装置6用の電力変換装置の変更に対するコ
ストアップは最小限のもので済む。
【0069】次に、本発明の更に他の実施形態であるU
PS装置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を
図4および図5に示す。この2つの実施形態では、UP
S装置1は、それぞれ図2および図3に示したものと同
じであるが、負荷装置6の構成が異なっている。
【0070】すなわち、図4の構成は、負荷装置6用の
電力変換装置の回路において、UPS装置1と接続され
ている直流電力供給専用線16からの入力端子がダイオ
ード17を介して電力変換装置内部の平滑コンデンサー
12の片端子に接続されているところが異なる。また、
図5の構成は、負荷装置6用の電力変換装置の回路にお
いて、UPS装置1と接続されている直流電力供給専用
線16a,16bからの入力端子が第1のダイオード1
7、第2のダイオード18を介して電力変換装置内部の
平滑コンデンサー12の両端子に接続されているところ
が異なる。
【0071】これらの図4および図5に示す実施形態に
おける動作および効果は、図2および図3に示したもの
とほぼ同じであり、第1のダイオード17、第2のダイ
オード18がダイオードブリッジ11と同じ整流機能を
代替えしているだけである。しかし、このように構成し
た場合、交流入力端子と直流入力端子との間にダイオー
ドがあることから、両端子間における電流の逆流および
ショートの可能性が無くなる。
【0072】つまり、直流電力供給専用線16a,16
bに接続されている負荷装置6側の第1、第2のダイオ
ード17,18は、電流の逆流防止用、誤接続時の感電
防止用、および交流入力端子と直流入力端子間の絶縁用
として機能し、安全性をより向上させることができる。
【0073】なお、図1においては補助電源8からの2
本の直流電力供給線を商用電源2からの2本の交流電力
供給線と共用していたのに対し、以上に説明した図2〜
図5の実施形態は、上記2本の共用線のうちの1本また
は2本を直流電力供給専用線16a,16bに置き換え
たものである。この場合は、上述したように、UPS装
置1だけでなく、負荷装置6用の電力変換装置にも特徴
的な構成を持っている。
【0074】つまり、負荷装置6用の電力変換装置は、
補助電源8からの直流電力供給専用線16a,16bに
対応した入力端子と、その入力端子からダイオードブリ
ッジ11または平滑コンデンサ12に至るまで、直接な
いしはダイオード17,18を介した配線とが必要とな
る。
【0075】上記の構成に加え、上述した高調波対策回
路がブリッジダイオード11と平滑コンデンサ12との
間に挿入される場合には、図6に示すように、直流電力
供給用の電力供給線は、高調波対策回路31の出力側に
接続された平滑コンデンサ12の両端子に接続されるの
が望ましい。
【0076】次に、本発明の更に他の実施形態であるU
PS装置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を
図7に示す。なお、この図7においても図1と同様に、
図9に示した各要素と実質的に同一機能を有する部分に
ついては同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0077】図7の構成は、図1で説明したUPS装置
1と負荷装置6用の電力変換装置とを同一筐体内に一体
化させたものである。このように構成することにより、
負荷装置6の使用者は、通常の交流入力の負荷装置と同
様に、入力端子を商用電源2に接続するのみでよく、上
記した実施形態と同様、小型で高伝送効率の特性を持っ
た無停電電源装置の特徴を電源に持たせることができ
る。
【0078】しかも、この図7の場合は、UPS装置1
と負荷電源6とが一体となっていることより、今回限定
した直流交流給電に対応する負荷装置(コンデンサイン
プット型の電力変換装置等のように直流交流の両入力に
対して動作可能な電力変換装置を持つ電子機器等)以外
の負荷機器(例えば交流入力専用機器等)との使用者に
よる誤接続をなくすることができ、上述したような誤接
続対策を講じる必要がない利点がある。
【0079】
【実施例】図8に、本発明の無停電電源装置の一実施例
である回路図を示す。なお、この図8の回路構成は、図
2に示した概略構成を元にしたものであり、図2に示し
た各要素と実質的に同一機能を有する部分については同
一符号を付して重複する説明を省略する。
【0080】本実施例では、無停電電源装置1内の充電
回路7として、整流用ダイオードを加えた自励式のRC
C型スイッチングレギュレータを用い、DC−DCコン
バータ9として、これも自励式のRCC型スイッチング
レギュレータを用いている。また、商用電源2からの入
力部分およびDC−DCコンバータ9の出力部分にはノ
イズフィルタ20,22を挿入している。さらに、切り
替えスイッチ5a,5b,5cには、リレーコイル28
により連動して切り替えられるリレースイッチを用い
た。
【0081】トランス23、ダイオードブリッジ24、
アンプ25、CPU26、スイッチ素子27およびリレ
ーコイル28は、商用電源2の電圧異常を感知して電源
ラインを切り替えることを目的としたものである。
【0082】すなわち、トランス23、ダイオードブリ
ッジ24およびアンプ25を通してCPU26が商用電
源波形を監視し、この波形に異常があった場合、CPU
26から異常検出信号を発生する。そして、スイッチ素
子27がこの異常検出信号に反応してリレーコイル28
を動作させ、スイッチ5a,5b,5cの接続をバイパ
スライン4a(商用電源ライン)から補助電源8による
非バイパスライン4b(直流供給ライン)へと切り替え
る。
【0083】また、商用電源2の異常が解消した場合に
は、CPU26がこれを感知してスイッチ素子27によ
るリレーコイル28の動作を停止させ、電源供給ライン
を元の商用電源ラインに復帰させる。
【0084】一方、負荷装置6である電子機器側の電源
には、図1〜図7中では図示を省略していたが、入力電
圧の入切を切り替えるためのスイッチ29、ノイズフィ
ルタ30を設けている。そして、電圧入力用の電力線と
して、2本の交流用電力線の他に、直流電力供給用の専
用電力線16が、上記スイッチ29、ノイズフィルタ3
0を介してダイオードブリッジ11に接続されている。
入切用スイッチ29が“入”のときには上記2本の交流
用電力線が導通状態になり、“切”のときには2本全て
が非導通となるように連動されている。
【0085】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、小型で、エネルギー伝送効率が高く、電源異常時
に商用電源の電力供給路を負荷装置から確実に切り放し
てバッテリーによりバックアップすることができるよう
にした無停電電源装置を従来よりも低価格で提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である無停電電源装置およ
びそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の他の実施形態である無停電電源装置お
よびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の更に他の実施形態である無停電電源装
置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図
である。
【図4】本発明の更に他の実施形態である無停電電源装
置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図
である。
【図5】本発明の更に他の実施形態である無停電電源装
置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図
である。
【図6】本発明の更に他の実施形態である無停電電源装
置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図
である。
【図7】本発明の更に他の実施形態である無停電電源装
置およびそれに接続される負荷装置の概略構成を示す図
である。
【図8】本発明の一実施例である無停電電源装置および
それに接続される負荷装置の回路構成を示す図である。
【図9】従来のスイッチング電源回路の一例を概念的に
示す構成図である。
【図10】従来のスイッチング電源回路の他の例を概念
的に示す構成図である。
【図11】従来のスイッチング電源回路の更に他の例を
概念的に示す構成図である。
【符号の説明】
1 無停電電源装置 2 商用電源 3 入力切断用スイッチ 4a バイパスライン 4a 非バイパスライン 5a〜5d 連動式切り替えスイッチ 6 負荷装置(電子機器) 7 充電回路 8 補助電源(バッテリー) 9 DC−DCコンバータ 10 インバータ回路 11 ダイオードブリッジ 12 平滑コンデンサ 13 DC−DCコンバータ 14 負荷装置用負荷回路(主要回路) 15a,15b 直交電力供給共用線 16a,16b 直流電力供給専用線 17,18 ダイオード 19,21 ヒューズ 20,22 ノイズフィルタ 23 トランス 24 ダイオードブリッジ 25 アンプ 26 演算装置(CPU) 27 スイッチ素子 28 リレーコイル 29 入力切断用スイッチ 30 フィルター回路 31 高調波対策回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置の電力供
    給方法であって、 上記商用電源異常時における上記負荷装置への2本の直
    流電力供給線を上記商用電源正常時における上記負荷装
    置への2本の交流電力供給線と共用して、上記商用電源
    正常時には該商用電源から直に交流電圧の形態で電力供
    給を行い、上記商用電源異常時には電力供給路を切り替
    え、上記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力
    を上記負荷装置側の平滑コンデンサに適する電圧値に変
    換して直流電圧の形態で電力供給を行うようにしたこと
    を特徴とする無停電電源装置の電力供給方法。
  2. 【請求項2】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置の電力供
    給方法であって、 上記商用電源異常時における上記負荷装置への2本の直
    流電力供給線のうち、上記バッテリーの正負極のどちら
    か一方に対応する電力線のみ専用線を用い、もう一方の
    電力線は上記商用電源正常時における上記負荷装置への
    2本の交流電力供給線の一方と共用して、上記商用電源
    正常時には該商用電源から直に交流電圧の形態で電力供
    給を行い、上記商用電源異常時には電力供給路を切り替
    え、上記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力
    を上記負荷装置側の平滑コンデンサに適する電圧値に変
    換して直流電圧の形態で電力供給を行うようにしたこと
    を特徴とする無停電電源装置の電力供給方法。
  3. 【請求項3】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置の電力供
    給方法であって、 上記商用電源正常時における上記負荷装置への2本の交
    流電力供給線の他に、上記商用電源異常時における上記
    負荷装置への直流電力供給線に2本の専用線を用いて、
    上記商用電源正常時には該商用電源から直に交流電圧の
    形態で電力供給を行い、上記商用電源異常時には電力供
    給路を切り替え、上記内蔵するバッテリーに充電されて
    いた直流電力を上記負荷装置側の平滑コンデンサに適す
    る電圧値に変換して直流電圧の形態で電力供給を行うよ
    うにしたことを特徴とする無停電電源装置の電力供給方
    法。
  4. 【請求項4】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置であっ
    て、 上記負荷装置に対する電力供給路を、上記商用電源が直
    接接続されるバイパスラインおよび上記バッテリーが接
    続される非バイパスラインの何れかに切り替える切り替
    え手段と、 上記商用電源からの交流電力を直流電力に変換して上記
    バッテリーを充電する充電手段と、 上記バッテリーからの直流電力を上記商用電源の整流電
    圧相当の電圧値を有する直流電力に変換し、この変換し
    た直流電力を上記非バイパスラインを介して上記負荷装
    置に供給するDC−DCコンバータとを備え、 上記切り替え手段と上記負荷装置との間を接続する電力
    供給線に関し、上記商用電源異常時における負荷装置へ
    の直流電力供給線を上記商用電源正常時における交流電
    力供給線と共用するように構成したことを特徴とする無
    停電電源装置。
  5. 【請求項5】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置であっ
    て、 上記負荷装置に対する電力供給路を、上記商用電源が直
    接接続されるバイパスラインおよび上記バッテリーが接
    続される非バイパスラインの何れかに切り替える切り替
    え手段と、 上記商用電源からの交流電力を直流電力に変換して上記
    バッテリーを充電する充電手段と、 上記バッテリーからの直流電力を上記商用電源の整流電
    圧相当の電圧値を有する直流電力に変換し、この変換し
    た直流電力を上記非バイパスラインを介して上記負荷装
    置に供給するDC−DCコンバータとを備え、 上記切り替え手段と上記負荷装置との間を接続する電力
    供給線に関し、上記商用電源異常時における負荷装置へ
    の2本の直流電力供給線のうち、上記バッテリーの正負
    極のどちらか一方に対応する電力線のみ専用線を用い、
    もう一方の電力線を上記商用電源正常時における負荷装
    置への2本の交流電力供給線の一方と共用するように構
    成したことを特徴とする無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 商用電源正常時には、該商用電源からの
    交流電力を、直流および交流の両入力に対して動作可能
    な負荷装置に供給するとともに直流電力に変換して内蔵
    するバッテリーに充電し、上記商用電源異常時には、上
    記内蔵するバッテリーに充電されていた直流電力を上記
    負荷装置に供給するようにする無停電電源装置であっ
    て、 上記負荷装置に対する電力供給路を、上記商用電源が直
    接接続されるバイパスラインおよび上記バッテリーが接
    続される非バイパスラインの何れかに切り替える切り替
    え手段と、 上記商用電源からの交流電力を直流電力に変換して上記
    バッテリーを充電する充電手段と、 上記バッテリーからの直流電力を上記商用電源の整流電
    圧相当の電圧値を有する直流電力に変換し、この変換し
    た直流電力を上記非バイパスラインを介して上記負荷装
    置に供給するDC−DCコンバータとを備え、 上記切り替え手段と上記負荷装置との間を接続する電力
    供給線に関し、上記商用電源正常時における負荷装置へ
    の2本の交流電力供給線とは独立に、上記商用電源異常
    時における負荷装置への直流電力供給線として2本の専
    用線を用いるように構成したことを特徴とする無停電電
    源装置。
  7. 【請求項7】 無停電電源装置が電力供給を行う負荷装
    置用の電力変換装置において、 請求項5に記載の無停電電源装置からの1本の直流電力
    供給専用線を、商用電源用整流回路の2つの入力端の片
    側に接続したことを特徴とする負荷装置用電力変換装
    置。
  8. 【請求項8】 無停電電源装置が電力供給を行う負荷装
    置用の電力変換装置において、 請求項5に記載の無停電電源装置からの1本の直流電力
    供給専用線を、ダイオードを介して商用電源用整流回路
    の2つの出力端の片側に接続したことを特徴とする負荷
    装置用電力変換装置。
  9. 【請求項9】 無停電電源装置が電力供給を行う負荷装
    置用の電力変換装置において、 請求項6に記載の無停電電源装置からの2本の直流電力
    供給専用線を、商用電源用整流回路の2つの入力端の両
    側に接続したことを特徴とする負荷装置用電力変換装
    置。
  10. 【請求項10】 無停電電源装置が電力供給を行う負荷
    装置用の電力変換装置において、 請求項6に記載の無停電電源装置からの2本の直流電力
    供給専用線を、ダイオードを介して商用電源用整流回路
    の2つの出力端の両側に接続したことを特徴とする負荷
    装置用電力変換装置。
  11. 【請求項11】 請求項4、5、6のうちの何れか1項
    に記載の無停電電源装置が負荷装置と一体に構成されて
    成ることを特徴とする無停電電源装置内蔵型の負荷装置
    用電力変換装置。
JP8110480A 1996-04-05 1996-04-05 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置 Pending JPH09285037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110480A JPH09285037A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8110480A JPH09285037A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09285037A true JPH09285037A (ja) 1997-10-31

Family

ID=14536795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8110480A Pending JPH09285037A (ja) 1996-04-05 1996-04-05 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09285037A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101431482B1 (ko) * 2014-04-09 2014-08-21 유한회사 주왕산업 단독운전용 자동제어반의 전원보상장치
JP2014155260A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Tdk Corp 電圧補償回路
CN105429280A (zh) * 2014-08-15 2016-03-23 光宝电子(广州)有限公司 不断电系统及其供应方法
JP2023030667A (ja) * 2021-08-23 2023-03-08 沖電気工業株式会社 情報処理装置及び情報処理システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014155260A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Tdk Corp 電圧補償回路
KR101431482B1 (ko) * 2014-04-09 2014-08-21 유한회사 주왕산업 단독운전용 자동제어반의 전원보상장치
CN105429280A (zh) * 2014-08-15 2016-03-23 光宝电子(广州)有限公司 不断电系统及其供应方法
JP2016042780A (ja) * 2014-08-15 2016-03-31 光寶電子(廣州)有限公司 無停電電力供給システム、無停電電力供給方法及び記録媒体
JP2023030667A (ja) * 2021-08-23 2023-03-08 沖電気工業株式会社 情報処理装置及び情報処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4318123B2 (ja) バックアップ電源及び電源装置
US6104104A (en) Uninterruptible power supply apparatus
EP1209789A2 (en) Solar battery module and power generation apparatus
JPWO2016203517A1 (ja) 電力変換装置
US20230412063A1 (en) Power supply systems and power supply methods
CN116760165A (zh) 不间断供电电源系统
JPH09285037A (ja) 無停電電源装置およびその電力供給方法、並びに負荷装置用電力変換装置
JPH05276690A (ja) 電流制限機能付無停電電源装置
US12531492B2 (en) Electrical storage device
JPH06209533A (ja) 電源装置
CN110739765A (zh) 直流供电系统
CN110752661A (zh) 一种双向全桥高频隔离的单相串并补偿式ups
JP7021711B2 (ja) 無停電電源装置
JP3885230B2 (ja) 電力変換装置
KR20020015465A (ko) 무정전 스위칭 모드 전원 장치
US12519339B2 (en) Uninterruptible power supply and power supply switchover method
JP2818645B2 (ja) 二重/多重電圧レベル入力切替電源供給装置
JPH0223032A (ja) 並列運転制御方法
JPH09261894A (ja) 複合電源バックアップシステム
JPS62250876A (ja) 電圧形インバ−タ装置
JP2001352696A (ja) 無停電電源装置
JP7405704B2 (ja) 蓄電システム
JPH07203639A (ja) 無停電電源装置
JP2025117783A (ja) 無停電電源装置及び短絡故障検出方法
JP2776559B2 (ja) 突入電流供給回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030520