JPH09310299A - キャストコート紙用塗料組成物及び該組成物を塗工して なるキャストコート紙 - Google Patents
キャストコート紙用塗料組成物及び該組成物を塗工して なるキャストコート紙Info
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- JPH09310299A JPH09310299A JP12866196A JP12866196A JPH09310299A JP H09310299 A JPH09310299 A JP H09310299A JP 12866196 A JP12866196 A JP 12866196A JP 12866196 A JP12866196 A JP 12866196A JP H09310299 A JPH09310299 A JP H09310299A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 顔料及び接着剤を主成分とするキャスト
コート紙用塗料において、接着剤として、顔料100重
量部に対し、脂肪族共役ジオレフィン系単量体及びこれ
と共重合可能な単量体を乳化重合して得られる共重合体
ラテックス及び/又は(メタ)アクリル酸エステル系単
量体及びこれと共重合可能な単量体を乳化重合して得ら
れる共重合体ラテックスを8〜40重量部、(メタ)ア
クリルアミド系重合体を0.1〜5重量部を含有してな
るキャストコート紙用塗料組成物。 【効果】 キャスト塗工用塗料の高濃度化を可能にし、
乾燥エネルギーの削減と生産性アップが図られると同時
に、品質面では白紙光沢度と表面強度に優れたキャスト
コート紙が得られる。
コート紙用塗料において、接着剤として、顔料100重
量部に対し、脂肪族共役ジオレフィン系単量体及びこれ
と共重合可能な単量体を乳化重合して得られる共重合体
ラテックス及び/又は(メタ)アクリル酸エステル系単
量体及びこれと共重合可能な単量体を乳化重合して得ら
れる共重合体ラテックスを8〜40重量部、(メタ)ア
クリルアミド系重合体を0.1〜5重量部を含有してな
るキャストコート紙用塗料組成物。 【効果】 キャスト塗工用塗料の高濃度化を可能にし、
乾燥エネルギーの削減と生産性アップが図られると同時
に、品質面では白紙光沢度と表面強度に優れたキャスト
コート紙が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャストコート紙
の製造方法に於て、従来より必須成分として使用されて
いたカゼインを含有させなくても優れた光沢度のキャス
トコート紙を得ることが出来るキャストコート紙用塗料
組成物、及び該組成物を塗工してなるキャストコート紙
に関するものである。
の製造方法に於て、従来より必須成分として使用されて
いたカゼインを含有させなくても優れた光沢度のキャス
トコート紙を得ることが出来るキャストコート紙用塗料
組成物、及び該組成物を塗工してなるキャストコート紙
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャストコート紙の製造方法としては、
従来よりコート紙用塗料組成物を原紙に塗工し、湿潤状
態のままで加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して光沢仕上げを
する直接法、原紙に塗工した湿潤状態のコート紙用塗料
組成物を凝固させてから加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して
光沢仕上げをする凝固法、及びコート紙用塗料組成物を
原紙に塗工して一旦乾燥または半乾燥した後、再度湿潤
させてから加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して光沢仕上げを
する再湿法等がある。
従来よりコート紙用塗料組成物を原紙に塗工し、湿潤状
態のままで加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して光沢仕上げを
する直接法、原紙に塗工した湿潤状態のコート紙用塗料
組成物を凝固させてから加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して
光沢仕上げをする凝固法、及びコート紙用塗料組成物を
原紙に塗工して一旦乾燥または半乾燥した後、再度湿潤
させてから加熱鏡面ドラムに圧着乾燥して光沢仕上げを
する再湿法等がある。
【0003】これらのキャストコート紙の製造方法は、
いずれも塗工された顔料および接着剤を主成分とするコ
ート紙用塗料組成物を、湿潤状態で加熱鏡面ドラムに圧
着乾燥し、鏡面より剥離させて高光沢で均一なキャスト
面を得る点で共通している。現在、キャストコート紙用
塗料は接着剤成分として合成ゴムラテックスとカゼイン
の併用が一般的であり、このようにして得られたキャス
トコート紙はスーパーキャレンダー仕上げされた通常の
アート紙、コート紙に比べ高い白紙光沢と表面平滑性を
有し、優れた印刷効果が得られることにより高級印刷物
又は高級紙器等の用途に専ら利用されており、より光沢
度が高く印刷適正の優れた製品が要望されている。
いずれも塗工された顔料および接着剤を主成分とするコ
ート紙用塗料組成物を、湿潤状態で加熱鏡面ドラムに圧
着乾燥し、鏡面より剥離させて高光沢で均一なキャスト
面を得る点で共通している。現在、キャストコート紙用
塗料は接着剤成分として合成ゴムラテックスとカゼイン
の併用が一般的であり、このようにして得られたキャス
トコート紙はスーパーキャレンダー仕上げされた通常の
アート紙、コート紙に比べ高い白紙光沢と表面平滑性を
有し、優れた印刷効果が得られることにより高級印刷物
又は高級紙器等の用途に専ら利用されており、より光沢
度が高く印刷適正の優れた製品が要望されている。
【0004】この要望に答える為に通常の塗工紙やキャ
ストコート紙表面にポリエチレンや塩化ビニル等のプラ
スチックフィルムを貼り合わせた所謂ラミネート紙を使
用したり、また、キャストコート紙用塗料中の接着剤成
分であるカゼインの対顔料比率を高める等の工夫がなさ
れている。
ストコート紙表面にポリエチレンや塩化ビニル等のプラ
スチックフィルムを貼り合わせた所謂ラミネート紙を使
用したり、また、キャストコート紙用塗料中の接着剤成
分であるカゼインの対顔料比率を高める等の工夫がなさ
れている。
【0005】しかし、ラミネート紙は古紙としての再利
用が難しいとともにコスト面でも通常キャストコート紙
に比べ高くなるという欠点を有する。
用が難しいとともにコスト面でも通常キャストコート紙
に比べ高くなるという欠点を有する。
【0006】一方、カゼインの対顔料比率を高める方法
は、カゼインが天然物である為に供給に不安な面がある
とともに高価であること、また、動物性蛋白質としての
食用資源として有用であることを考慮した場合、多量に
用いることは好ましくない。また、カゼインは溶解する
のに一般的にアルカリを用い、時間と熱エネルギーを必
要とし調整に手間を要するという問題も有している。
は、カゼインが天然物である為に供給に不安な面がある
とともに高価であること、また、動物性蛋白質としての
食用資源として有用であることを考慮した場合、多量に
用いることは好ましくない。また、カゼインは溶解する
のに一般的にアルカリを用い、時間と熱エネルギーを必
要とし調整に手間を要するという問題も有している。
【0007】また、カゼインの溶解度と塗料濃度を考慮
すると塗料固形分濃度はせいぜい50%前後が限度であ
り、塗布層の乾燥に時間がかり操業スピードを上げるこ
とが出来ない等の多くの欠点があり、カゼインを使用し
ないで高光沢の出るキャストコート紙の製造が強く要望
されている。
すると塗料固形分濃度はせいぜい50%前後が限度であ
り、塗布層の乾燥に時間がかり操業スピードを上げるこ
とが出来ない等の多くの欠点があり、カゼインを使用し
ないで高光沢の出るキャストコート紙の製造が強く要望
されている。
【0008】カゼインを使用しないでキャストコート紙
を作る方法として、カゼインの代りに澱粉を用いること
が特開昭57−16996号公報で開示されているが、
光沢度と耐水性で満足の行くキャストコート紙が得られ
ていない。
を作る方法として、カゼインの代りに澱粉を用いること
が特開昭57−16996号公報で開示されているが、
光沢度と耐水性で満足の行くキャストコート紙が得られ
ていない。
【0009】また、特開平6−158589号公報には
水溶性ウレタンとポリビニルアルコールを併用する方法
が開示されているが、この方法ではウエット強度と印刷
光沢が低下し満足の行くキャストコート紙が得られてい
ないのが実状である。
水溶性ウレタンとポリビニルアルコールを併用する方法
が開示されているが、この方法ではウエット強度と印刷
光沢が低下し満足の行くキャストコート紙が得られてい
ないのが実状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はキャストコー
ト紙製造法において、かかる現状に鑑みキャストコート
紙用塗料の接着剤成分として、カゼインを用いなくても
光沢度に優れかつ塗料の高濃度化を可能にしたキャスト
コート紙用塗料組成物及び該接着剤を塗工してなるキャ
ストコート紙を提供するものである。
ト紙製造法において、かかる現状に鑑みキャストコート
紙用塗料の接着剤成分として、カゼインを用いなくても
光沢度に優れかつ塗料の高濃度化を可能にしたキャスト
コート紙用塗料組成物及び該接着剤を塗工してなるキャ
ストコート紙を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、接着剤として
合成ゴム系ラテックス及び/又はアクリル酸エステル系
ラテックスと(メタ)アクリルアミド系重合体を併用す
ることが有効であることを見出し、本発明を成すに至っ
た。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、接着剤として
合成ゴム系ラテックス及び/又はアクリル酸エステル系
ラテックスと(メタ)アクリルアミド系重合体を併用す
ることが有効であることを見出し、本発明を成すに至っ
た。
【0012】即ち本発明は、 (1) 顔料及び接着剤を主成分とするキャストコート
紙用塗料において、該接着剤として、(a)脂肪族共役
ジオレフィン系単量体及びこれと共重合可能な単量体を
乳化重合して得られる共重合体ラテックス及び/又は、
(b)下記一般式(1)[化3]で表される(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体及びこれと共重合可能な単量
体を乳化重合して得られる共重合体ラテックスと、
(c)(メタ)アクリルアミド系重合体を含有してなる
ことを特徴とするキャストコート紙用塗料組成物、
紙用塗料において、該接着剤として、(a)脂肪族共役
ジオレフィン系単量体及びこれと共重合可能な単量体を
乳化重合して得られる共重合体ラテックス及び/又は、
(b)下記一般式(1)[化3]で表される(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体及びこれと共重合可能な単量
体を乳化重合して得られる共重合体ラテックスと、
(c)(メタ)アクリルアミド系重合体を含有してなる
ことを特徴とするキャストコート紙用塗料組成物、
【0013】
【化3】 (式中R1 は水素原子又はCH3 、R2 は炭素数1〜1
2のアルキル基) (2) キャストコート紙用塗料組成物が、接着剤とし
て顔料100重量部に対し、(a)及び/又は(b)を
8〜40重量部、(c)を0.1〜5重量部含有するこ
とを特徴とする(1)記載のキャストコート紙用塗料組
成物、 (3) (メタ)アクリルアミド系重合体(c)が下記
一般式(2)[化4]で表される化合物を用いて重合す
ることにより得られる共重合体を含有することを特徴と
する(1)又は(2)記載のキャストコート紙用塗料組
成物、
2のアルキル基) (2) キャストコート紙用塗料組成物が、接着剤とし
て顔料100重量部に対し、(a)及び/又は(b)を
8〜40重量部、(c)を0.1〜5重量部含有するこ
とを特徴とする(1)記載のキャストコート紙用塗料組
成物、 (3) (メタ)アクリルアミド系重合体(c)が下記
一般式(2)[化4]で表される化合物を用いて重合す
ることにより得られる共重合体を含有することを特徴と
する(1)又は(2)記載のキャストコート紙用塗料組
成物、
【0014】
【化4】 (式中Rは水素原子又は炭素数1〜3の低級アルキル
基、nは1〜8の整数、Xは水素原子又は塩形成可能な
原子又は化合物) (4) (1)〜(3)のいずれかに記載の塗料組成物
を塗工してなるキャストコート紙、に関するものであ
る。
基、nは1〜8の整数、Xは水素原子又は塩形成可能な
原子又は化合物) (4) (1)〜(3)のいずれかに記載の塗料組成物
を塗工してなるキャストコート紙、に関するものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明について更に詳しく説明す
ると、本発明の特徴は、顔料および接着剤を主成分とす
るキャストコート紙用塗料組成物において、該接着剤と
して共重合体ラテックス(a)及び/又は(b)と(メ
タ)アクリルアミド系重合体(c)を併用することが必
須である。
ると、本発明の特徴は、顔料および接着剤を主成分とす
るキャストコート紙用塗料組成物において、該接着剤と
して共重合体ラテックス(a)及び/又は(b)と(メ
タ)アクリルアミド系重合体(c)を併用することが必
須である。
【0016】本発明で用いられる共重合体ラテックス
(a)を構成する単量体のうち、脂肪族共役ジオレフィ
ン系単量体としては、例えば、1,3ブタジエン、2−
メチル−1,3ブタジエン、2−クロロ−1,3ブタジ
エン等が挙げられ、これらの群から選ばれた一種または
二種以上を混合使用できる。また、これらと共重合可能
な単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチ
レン、クロロスチレンやジメチルスチレン等のオレフィ
ン系芳香族系単量体、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル等の
(メタ)アクリル酸エステル類、ジエチルフマレート、
ジメチルイタコネート等のカルボン酸アルキルエステル
類、(メタ)アクリロニトリル、α−クロルアクリロニ
トリル等のシアン化ビニル系化合物、および酢酸ビニル
等のオレフィン系脂肪族単量体の群から選ばれた一種ま
たは二種以上を混合使用できる。また必要に応じて例え
ば、アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビニル
酢酸、メタクリル酸、チグリン酸、オレイン酸、ソルビ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、マレイン酸アルキルモノエステル、フマル酸、
フマル酸アルキルモノエステル、シトラコン酸、テトラ
コン酸、イタコン酸、イタコン酸アルキルモノエステ
ル、等の脂肪族不飽和カルボン酸類、アクリル酸ヒドロ
キシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒドロキシプ
ロピル等のヒドロキシ基を含有する脂肪族不飽和カルボ
ン酸のエステル類、アクリルアミド、メタアクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタアクリルアミド等の如きオ
レフィン系不飽和アミドモノマー類の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。これらのモノマー
は例示であり、この外にも同様の作用機能を有する共重
合可能な単量体であれば全て使用することができる。
(a)を構成する単量体のうち、脂肪族共役ジオレフィ
ン系単量体としては、例えば、1,3ブタジエン、2−
メチル−1,3ブタジエン、2−クロロ−1,3ブタジ
エン等が挙げられ、これらの群から選ばれた一種または
二種以上を混合使用できる。また、これらと共重合可能
な単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチ
レン、クロロスチレンやジメチルスチレン等のオレフィ
ン系芳香族系単量体、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2
−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル等の
(メタ)アクリル酸エステル類、ジエチルフマレート、
ジメチルイタコネート等のカルボン酸アルキルエステル
類、(メタ)アクリロニトリル、α−クロルアクリロニ
トリル等のシアン化ビニル系化合物、および酢酸ビニル
等のオレフィン系脂肪族単量体の群から選ばれた一種ま
たは二種以上を混合使用できる。また必要に応じて例え
ば、アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビニル
酢酸、メタクリル酸、チグリン酸、オレイン酸、ソルビ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、マレイン酸アルキルモノエステル、フマル酸、
フマル酸アルキルモノエステル、シトラコン酸、テトラ
コン酸、イタコン酸、イタコン酸アルキルモノエステ
ル、等の脂肪族不飽和カルボン酸類、アクリル酸ヒドロ
キシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒドロキシプ
ロピル等のヒドロキシ基を含有する脂肪族不飽和カルボ
ン酸のエステル類、アクリルアミド、メタアクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタアクリルアミド等の如きオ
レフィン系不飽和アミドモノマー類の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。これらのモノマー
は例示であり、この外にも同様の作用機能を有する共重
合可能な単量体であれば全て使用することができる。
【0017】共重合体ラテックス(b)を構成する単量
体のうち、一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸
エステル系単量体としては、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル
酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
グリシジル等の(メタ)アクリル酸エステル類、ジエチ
ルフマレート、ジメチルイタコネート等のカルボン酸ア
ルキルエステル類、等の群から選ばれた一種または二種
以上を混合使用できる。
体のうち、一般式(1)で表される(メタ)アクリル酸
エステル系単量体としては、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル
酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
グリシジル等の(メタ)アクリル酸エステル類、ジエチ
ルフマレート、ジメチルイタコネート等のカルボン酸ア
ルキルエステル類、等の群から選ばれた一種または二種
以上を混合使用できる。
【0018】また、これらと共重合可能な単量体として
は、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、クロロス
チレンやジメチルスチレン等のオレフィン系芳香族系単
量体類、(メタ)アクリロニトリル、α−クロルアクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル系化合物、および酢酸ビ
ニル等のオレフィン系脂肪族単量体の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。また必要に応じて
例えば、アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビ
ニル酢酸、メタクリル酸、チグリン酸、オレイン酸、ソ
ルビン酸、リノール酸、リノレン酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、マレイン酸アルキルモノエステル、フマル
酸、フマル酸アルキルモノエステル、シトラコン酸、テ
トラコン酸、イタコン酸、イタコン酸アルキルモノエス
テル、等の脂肪族不飽和カルボン酸類、アクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシエチル、アク
リル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒドロキシ
プロピル等のヒドロキシ基を含有する脂肪族不飽和カル
ボン酸のエステル類、アクリルアミド、メタアクリルア
ミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロール
メタアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタアクリルアミド等の如きオ
レフィン系不飽和アミドモノマー類の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。これらのモノマー
は例示であり、この外にも同様の作用機能を有する共重
合可能な単量体であれば全て使用することができる。
は、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、クロロス
チレンやジメチルスチレン等のオレフィン系芳香族系単
量体類、(メタ)アクリロニトリル、α−クロルアクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル系化合物、および酢酸ビ
ニル等のオレフィン系脂肪族単量体の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。また必要に応じて
例えば、アクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビ
ニル酢酸、メタクリル酸、チグリン酸、オレイン酸、ソ
ルビン酸、リノール酸、リノレン酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、マレイン酸アルキルモノエステル、フマル
酸、フマル酸アルキルモノエステル、シトラコン酸、テ
トラコン酸、イタコン酸、イタコン酸アルキルモノエス
テル、等の脂肪族不飽和カルボン酸類、アクリル酸ヒド
ロキシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシエチル、アク
リル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒドロキシ
プロピル等のヒドロキシ基を含有する脂肪族不飽和カル
ボン酸のエステル類、アクリルアミド、メタアクリルア
ミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロール
メタアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタアクリルアミド等の如きオ
レフィン系不飽和アミドモノマー類の群から選ばれた一
種または二種以上を混合使用できる。これらのモノマー
は例示であり、この外にも同様の作用機能を有する共重
合可能な単量体であれば全て使用することができる。
【0019】共重合体ラテックスの配合量は、顔料10
0重量部に対して8〜40重量部であり、8重量部未満
では得られるキャストコート紙の表面強度を十分に得る
ことが困難となり、40重量部を越えるとキャストドラ
ムとの剥離性が低下してしまう為、より好ましくは12
〜30重量部が良い。
0重量部に対して8〜40重量部であり、8重量部未満
では得られるキャストコート紙の表面強度を十分に得る
ことが困難となり、40重量部を越えるとキャストドラ
ムとの剥離性が低下してしまう為、より好ましくは12
〜30重量部が良い。
【0020】前記記載の単量体からなる共重合体ラテッ
クス(a)及び(b)は、通常の乳化重合によって得ら
れ、通常水性媒体中において、乳化剤、重合開始剤など
を用いて製造される。
クス(a)及び(b)は、通常の乳化重合によって得ら
れ、通常水性媒体中において、乳化剤、重合開始剤など
を用いて製造される。
【0021】乳化剤としては、例えばアルキルスルホネ
ート、アルキルアリルスルホネート、アルキルサルフェ
ート、アルキルナフタレンスルホネート、アルキルサク
シネートスルホネート等のアニオン性活性剤や、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪族エス
テル等のノニオン性活性剤を単独または併用にて使用す
ることもできる。これら乳化剤の使用量は、通常ラテッ
クス全構成重合体成分に対して5重量%以下で使用され
る。重合開始剤としては、酸化剤例えば過硫酸のカリウ
ム、ナトリウムやアンモニウム塩、過酸化水素、ジイソ
ブチルベンゾイルパーオキシド、キュメンハイドロパー
オキシド、ラウリルパーオキシド等の酸化剤が単独で使
用されたり、これらの酸化剤と亜硫酸ソーダ、重亜硫酸
ソーダ、チオ硫酸ソーダ等の還元剤との併用、即ちレド
ックスシステムで用いることもできる。
ート、アルキルアリルスルホネート、アルキルサルフェ
ート、アルキルナフタレンスルホネート、アルキルサク
シネートスルホネート等のアニオン性活性剤や、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪族エス
テル等のノニオン性活性剤を単独または併用にて使用す
ることもできる。これら乳化剤の使用量は、通常ラテッ
クス全構成重合体成分に対して5重量%以下で使用され
る。重合開始剤としては、酸化剤例えば過硫酸のカリウ
ム、ナトリウムやアンモニウム塩、過酸化水素、ジイソ
ブチルベンゾイルパーオキシド、キュメンハイドロパー
オキシド、ラウリルパーオキシド等の酸化剤が単独で使
用されたり、これらの酸化剤と亜硫酸ソーダ、重亜硫酸
ソーダ、チオ硫酸ソーダ等の還元剤との併用、即ちレド
ックスシステムで用いることもできる。
【0022】ゲル含有率の調節は、乳化重合時にオクチ
ルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、ブチルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−ヘキサデ
シルメルカプタン、n−テトラデシルメルカプタン、t
−テトラデシルメルカプタン等のアルキルメルカプタン
類や、ジメチルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキ
サントゲンジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲン
ジスルフィド等のキサントゲンジスルフィド類や、テト
ラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラム
ジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド等の
チウラムジスルフィド類や、ターピノーレンなどのテル
ペノイド類や、その他α−メチルスチレンダイマー、2
−エチルヘキシルチオグリコレート、アルコール類等の
連鎖移動剤を一種または二種以上用いて行なうことがで
きる。また、重合中の粒子の安定化を図る目的で保護コ
ロイド剤として、例えば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル等を添加しても良い。
ルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、ブチルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−ヘキサデ
シルメルカプタン、n−テトラデシルメルカプタン、t
−テトラデシルメルカプタン等のアルキルメルカプタン
類や、ジメチルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキ
サントゲンジスルフィド、ジイソプロピルキサントゲン
ジスルフィド等のキサントゲンジスルフィド類や、テト
ラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラム
ジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド等の
チウラムジスルフィド類や、ターピノーレンなどのテル
ペノイド類や、その他α−メチルスチレンダイマー、2
−エチルヘキシルチオグリコレート、アルコール類等の
連鎖移動剤を一種または二種以上用いて行なうことがで
きる。また、重合中の粒子の安定化を図る目的で保護コ
ロイド剤として、例えば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル等を添加しても良い。
【0023】本発明に用いられる共重合体ラテックスの
重合は、通常50〜100℃、ゲージ圧力0〜10Kg
/cm2 の範囲で行なわれ、前述した単量体およびその
他の添加剤は一括添加、分割添加、または、連続添加の
何れの方法でも行なうことができる。
重合は、通常50〜100℃、ゲージ圧力0〜10Kg
/cm2 の範囲で行なわれ、前述した単量体およびその
他の添加剤は一括添加、分割添加、または、連続添加の
何れの方法でも行なうことができる。
【0024】本発明の共重合体ラテックス(a)及び
(b)は、上記の製造方法に従って製造するのが好まし
いが、市販品として入手したものを使用しても何等差し
支えない。例えば、共重合体ラテックス(a)として、
三井東圧化学株式会社製の商品名:ポリラック518N
−01、同 518D−59、同 518E−82等を
好適に使用することができる。又、共重合体ラテックス
(b)として、同社製のアクリル酸エステル系ラテック
ス、商品名:ボンロン482TB、同 S−1059等
を好適に使用することができる。
(b)は、上記の製造方法に従って製造するのが好まし
いが、市販品として入手したものを使用しても何等差し
支えない。例えば、共重合体ラテックス(a)として、
三井東圧化学株式会社製の商品名:ポリラック518N
−01、同 518D−59、同 518E−82等を
好適に使用することができる。又、共重合体ラテックス
(b)として、同社製のアクリル酸エステル系ラテック
ス、商品名:ボンロン482TB、同 S−1059等
を好適に使用することができる。
【0025】本発明の塗料組成物に於ては、接着剤成分
として前述した共重合体ラテックスに(メタ)アクリル
アミド系重合体を併用させることが必須条件であるが、
この外に塗料組成物に接着性と保水性を付与する水溶性
高分子、例えばカゼイン、酸化澱粉、リン酸エステル化
澱粉、水性ウレタン樹脂、大豆蛋白、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースや、ポリビニ
ルアルコール、ポリカルボン酸またはポリアクリルアミ
ド系等の重合体を単独または二種以上を併用することも
できる。
として前述した共重合体ラテックスに(メタ)アクリル
アミド系重合体を併用させることが必須条件であるが、
この外に塗料組成物に接着性と保水性を付与する水溶性
高分子、例えばカゼイン、酸化澱粉、リン酸エステル化
澱粉、水性ウレタン樹脂、大豆蛋白、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースや、ポリビニ
ルアルコール、ポリカルボン酸またはポリアクリルアミ
ド系等の重合体を単独または二種以上を併用することも
できる。
【0026】一方、本発明で用いられる(メタ)アクリ
ルアミド系重合体(c)とは、(メタ)アクリルアミド
及びその他の共重合可能なビニル化合物を共重合して得
られる共重合体及び/又は、(メタ)アクリルアミド
と、一般式(2)で表されるスルホン酸化合物もしくは
その塩との共重合体からなる化合物であり、(メタ)ア
クリルアミド系重合体(c)の配合量は、顔料100重
量部に対して0.1〜5重量部であり、0.1重量部未
満では得られるキャストコート紙の白紙光沢度を十分に
得ることが困難であり、5重量部を越えると塗料の粘度
が高くなり過ぎ、エアーナイフコーター等での塗工作業
面で問題となる為、より好ましくは0.5〜4重量部が
良い。
ルアミド系重合体(c)とは、(メタ)アクリルアミド
及びその他の共重合可能なビニル化合物を共重合して得
られる共重合体及び/又は、(メタ)アクリルアミド
と、一般式(2)で表されるスルホン酸化合物もしくは
その塩との共重合体からなる化合物であり、(メタ)ア
クリルアミド系重合体(c)の配合量は、顔料100重
量部に対して0.1〜5重量部であり、0.1重量部未
満では得られるキャストコート紙の白紙光沢度を十分に
得ることが困難であり、5重量部を越えると塗料の粘度
が高くなり過ぎ、エアーナイフコーター等での塗工作業
面で問題となる為、より好ましくは0.5〜4重量部が
良い。
【0027】共重合体中の(メタ)アクリルアミドの量
は通常20モル%以上 99.995モル%以下であ
り、(メタ)アクリルアミドは分体あるいは水溶液の状
態で市販され、工業的に通常市販されているものであれ
ば何れも使用することができる。 共重合体中の一般式
(2)で表されるスルホン酸化合物の量は通常0.00
5モル%以上30モル%以下であり、より好ましくは
0.01モル%以上20モル%以下、さらに好ましくは
0.05モル%以上5モル%以下である。30モル%を
越えると重合反応の制御が困難となりがちである。
は通常20モル%以上 99.995モル%以下であ
り、(メタ)アクリルアミドは分体あるいは水溶液の状
態で市販され、工業的に通常市販されているものであれ
ば何れも使用することができる。 共重合体中の一般式
(2)で表されるスルホン酸化合物の量は通常0.00
5モル%以上30モル%以下であり、より好ましくは
0.01モル%以上20モル%以下、さらに好ましくは
0.05モル%以上5モル%以下である。30モル%を
越えると重合反応の制御が困難となりがちである。
【0028】また、その他の共重合可能なビニル化合物
の添加量は50モル%以下が好ましく、さらに好ましく
は30モル%以下であり、50モル%を越えた場合はキ
ャスコート紙用塗料とした時の保水性効果の低下傾向が
見られる。
の添加量は50モル%以下が好ましく、さらに好ましく
は30モル%以下であり、50モル%を越えた場合はキ
ャスコート紙用塗料とした時の保水性効果の低下傾向が
見られる。
【0029】一般式(2)で表されるスルホン酸化合物
において、Rは水素原子又は低級アルキル基であり、好
ましくは炭素数1〜3のアルキル基で、即ち、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基であ
り、具体的な化合物としては、例えばアリルスルホン
酸、メタリルスルホン酸、それらの塩であるアリルスル
ホン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸ナトリウム、メ
タリルスルホン酸アンモニウム等を例示することができ
る。
において、Rは水素原子又は低級アルキル基であり、好
ましくは炭素数1〜3のアルキル基で、即ち、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基であ
り、具体的な化合物としては、例えばアリルスルホン
酸、メタリルスルホン酸、それらの塩であるアリルスル
ホン酸ナトリウム、メタリルスルホン酸ナトリウム、メ
タリルスルホン酸アンモニウム等を例示することができ
る。
【0030】その他の共重合可能なビニル化合物として
は、カチオン性ビニル化合物やアニオン性ビニル化合物
が例示でき、カチオン性ビニル化合物としては、例え
ば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルア
ミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、ジ
エチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等の第3級
アミノ系ビニル化合物、アリルアミン、メタリルアミン
等、またはそれらの塩類、さらにこれらの化合物のアミ
ノ基をメチルクロライド等の4級化剤との反応によって
得られる第4級アミノ系ビニル化合物が挙げられ、これ
らのカチオン性ビニル化合物の量は15モル%以下が好
ましい。
は、カチオン性ビニル化合物やアニオン性ビニル化合物
が例示でき、カチオン性ビニル化合物としては、例え
ば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルア
ミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、ジ
エチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等の第3級
アミノ系ビニル化合物、アリルアミン、メタリルアミン
等、またはそれらの塩類、さらにこれらの化合物のアミ
ノ基をメチルクロライド等の4級化剤との反応によって
得られる第4級アミノ系ビニル化合物が挙げられ、これ
らのカチオン性ビニル化合物の量は15モル%以下が好
ましい。
【0031】また、アニオン性ビニル化合物としては、
例えば、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、あるいはマレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、クロトン酸もしくはシトラコ酸等の
α,β−不飽和カルボン酸またはそれらのナトリウム塩
もしくはカリウム塩などのアルカリ金属塩またはアンモ
ニウム塩等が挙げられ、これらのアニオン性ビニル化合
物の量は15モル%以下が好ましい。
例えば、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、アク
リル酸、メタクリル酸、あるいはマレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、クロトン酸もしくはシトラコ酸等の
α,β−不飽和カルボン酸またはそれらのナトリウム塩
もしくはカリウム塩などのアルカリ金属塩またはアンモ
ニウム塩等が挙げられ、これらのアニオン性ビニル化合
物の量は15モル%以下が好ましい。
【0032】また、その他の共重合可能なビニル化合物
としては、上記の他に架橋性のビニル化合物が挙げら
れ、例えば、メチレン(ビス)アクリルアミド、メチレ
ン(ビス)メタアクリルアミド、ジアリルアクリルアミ
ド、トリアクリルホルマール、ジアクリロイルアミド、
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、エチレングリコールジメタアクリレ
ート、プロピレングリコールジアクリレート、1,3−
ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタ
レート等である。これらの架橋性のビニル化合物の量は
20モル%以下が好ましい。
としては、上記の他に架橋性のビニル化合物が挙げら
れ、例えば、メチレン(ビス)アクリルアミド、メチレ
ン(ビス)メタアクリルアミド、ジアリルアクリルアミ
ド、トリアクリルホルマール、ジアクリロイルアミド、
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジアクリレート、エチレングリコールジメタアクリレ
ート、プロピレングリコールジアクリレート、1,3−
ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタ
レート等である。これらの架橋性のビニル化合物の量は
20モル%以下が好ましい。
【0033】さらにその他の共重合可能なビニル化合物
としては、(メタ)アクリロニトリル、ジメチルアクリ
ルアミド、メタクリル酸メチル、アリルアルコール、メ
タリルアルコール、アリルメタクリレート、アリルクロ
ライド、メタリルクロライド、アリルシアニド、メタリ
ルシアニド、アリルベンゼン、メタリルベンゼン、アリ
ルアセトン、ヒドロキシメチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルアクリレート、スチレン、αメチルスチレ
ン、αメチルスチレンダイマー等が挙げられ、これらの
量は20モル%以下が好ましい。
としては、(メタ)アクリロニトリル、ジメチルアクリ
ルアミド、メタクリル酸メチル、アリルアルコール、メ
タリルアルコール、アリルメタクリレート、アリルクロ
ライド、メタリルクロライド、アリルシアニド、メタリ
ルシアニド、アリルベンゼン、メタリルベンゼン、アリ
ルアセトン、ヒドロキシメチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルアクリレート、スチレン、αメチルスチレ
ン、αメチルスチレンダイマー等が挙げられ、これらの
量は20モル%以下が好ましい。
【0034】本発明に用いられる(メタ)アクリルアミ
ド系重合体(c)を製造する方法は公知の重合方法、例
えば水溶液重合、沈殿重合、乳化重合等を用いることが
出来る。回分重合、半回分重合の何れの組み合わせでも
よく、重合方法は何等制限されず、例えば、(メタ)ア
クリルアミドと一般式(2)で表わされるスルホン酸化
合物もしくはその塩、及び必要に応じてその他の共重合
可能なビニル化合物をその目的とする上記割合で添加混
合し、所望のpHに調整し、水溶媒下において10〜9
5℃に加温し、重合開始剤を加え1〜10時間重合する
ことにより製造できる。
ド系重合体(c)を製造する方法は公知の重合方法、例
えば水溶液重合、沈殿重合、乳化重合等を用いることが
出来る。回分重合、半回分重合の何れの組み合わせでも
よく、重合方法は何等制限されず、例えば、(メタ)ア
クリルアミドと一般式(2)で表わされるスルホン酸化
合物もしくはその塩、及び必要に応じてその他の共重合
可能なビニル化合物をその目的とする上記割合で添加混
合し、所望のpHに調整し、水溶媒下において10〜9
5℃に加温し、重合開始剤を加え1〜10時間重合する
ことにより製造できる。
【0035】重合温度は重合開始剤の種類、量により異
なる。また、その他の共重合可能なビニル化合物を添加
する場合には、それらの物性にも左右されるが、通常1
0〜95℃、好ましくは20〜90℃である。また、重
合時のビニル化合物の濃度は5〜50重量%であり、好
ましくは10〜40重量%である。重合開始剤として
は、例えば、過酸化水素、過酸化ベンゾイルの如き過酸
化物、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アン
モニウムの如き過硫酸塩、臭素酸カリウム、臭素酸ナト
リウムの如き臭素酸塩、過ホウ酸カリウム、過ホウ酸ナ
トリウム、過ホウ酸アンモニウムの如き過ホウ酸塩、過
炭酸カリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸アンモニウム
の如き過炭酸塩、過リン酸カリウム、過リン酸ナトリウ
ム、過リン酸アンモニウムの如き過リン酸塩等が挙げら
れる。更に、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス[2−
(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン]ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス[2−
(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロク
ロライド、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリ
ン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス{2−
メチル−N−[1,1’−ビス(ヒドロキシメチル)−
2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’
−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチ
ル)プロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(2−メ
チルプロピオンアミド)ジヒドレイト、4,4’−アゾ
ビス(4−シアノ吉草酸)、等が使用できる。また、前
記の酸化剤に還元剤を共存させる重合方法、すなわちレ
ドックス重合を行なうことも可能である。レドックス重
合に用いられる還元剤としては、硫酸第一鉄、塩化第一
鉄の如き鉄類、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウ
ム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、亜硝酸ナトリ
ウム、亜硝酸カリウム等の水溶性無機還元剤が挙げられ
る。重合開始剤の添加量は通常全ビニル化合物に対して
0.001〜5重量%の範囲で使用される。pH調節剤
としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、アンモニア等のアルカリ化剤、また、リン酸、硫
酸、塩酸等が挙げられる。
なる。また、その他の共重合可能なビニル化合物を添加
する場合には、それらの物性にも左右されるが、通常1
0〜95℃、好ましくは20〜90℃である。また、重
合時のビニル化合物の濃度は5〜50重量%であり、好
ましくは10〜40重量%である。重合開始剤として
は、例えば、過酸化水素、過酸化ベンゾイルの如き過酸
化物、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アン
モニウムの如き過硫酸塩、臭素酸カリウム、臭素酸ナト
リウムの如き臭素酸塩、過ホウ酸カリウム、過ホウ酸ナ
トリウム、過ホウ酸アンモニウムの如き過ホウ酸塩、過
炭酸カリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸アンモニウム
の如き過炭酸塩、過リン酸カリウム、過リン酸ナトリウ
ム、過リン酸アンモニウムの如き過リン酸塩等が挙げら
れる。更に、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス[2−
(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパ
ン]ジヒドロクロライド、2,2’−アゾビス[2−
(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]ジヒドロク
ロライド、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリ
ン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス{2−
メチル−N−[1,1’−ビス(ヒドロキシメチル)−
2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’
−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチ
ル)プロピオンアミド]、2,2’−アゾビス(2−メ
チルプロピオンアミド)ジヒドレイト、4,4’−アゾ
ビス(4−シアノ吉草酸)、等が使用できる。また、前
記の酸化剤に還元剤を共存させる重合方法、すなわちレ
ドックス重合を行なうことも可能である。レドックス重
合に用いられる還元剤としては、硫酸第一鉄、塩化第一
鉄の如き鉄類、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウ
ム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、亜硝酸ナトリ
ウム、亜硝酸カリウム等の水溶性無機還元剤が挙げられ
る。重合開始剤の添加量は通常全ビニル化合物に対して
0.001〜5重量%の範囲で使用される。pH調節剤
としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、アンモニア等のアルカリ化剤、また、リン酸、硫
酸、塩酸等が挙げられる。
【0036】以上の方法により得られた(メタ)アクリ
ルアミド系重合体(c)は絶対平均分子量が5〜500
万の水溶液重合体であり、本発明に用いられる重合体の
絶対平均分子量は10〜400万が好ましく、10万未
満では塗料組成物とした時の保水性効果が低く、キャス
トコート紙として白紙光沢が十分でなく、400万を越
えると保水性効果は高いが水溶液重合体の粘度が高くな
り、塗料組成物とした時、粘度及び流動性に悪影響を与
え、塗工作業性が困難となる。
ルアミド系重合体(c)は絶対平均分子量が5〜500
万の水溶液重合体であり、本発明に用いられる重合体の
絶対平均分子量は10〜400万が好ましく、10万未
満では塗料組成物とした時の保水性効果が低く、キャス
トコート紙として白紙光沢が十分でなく、400万を越
えると保水性効果は高いが水溶液重合体の粘度が高くな
り、塗料組成物とした時、粘度及び流動性に悪影響を与
え、塗工作業性が困難となる。
【0037】本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合
体(c)は、上記の製造方法に従って製造するのが好ま
しいが、市販品として入手したものを使用しても何等差
し支えない。例えば、三井東圧化学株式会社製のアクリ
ルアミド共重合体 商品名:ホープロン3100CS−
2、サンタックス30E等を好適に使用することができ
る。
体(c)は、上記の製造方法に従って製造するのが好ま
しいが、市販品として入手したものを使用しても何等差
し支えない。例えば、三井東圧化学株式会社製のアクリ
ルアミド共重合体 商品名:ホープロン3100CS−
2、サンタックス30E等を好適に使用することができ
る。
【0038】本発明に用いられる顔料としては、通常の
コート紙に用いられるクレー、軽質炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
サチンホワイト、硫酸バリウム、酸化マグネシウム、タ
ルクやコロイダルシリカ等の無機顔料およびプラスチッ
クピグメントや白色尿素樹脂顔料等の有機顔料の単独ま
たは二種以上の使用が可能である。この外の添加剤とし
ては、消泡剤、分散剤、耐水化剤、防腐剤、着色剤、凝
固剤、離型剤等の助剤を必要に応じて添加することも有
効である。
コート紙に用いられるクレー、軽質炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
サチンホワイト、硫酸バリウム、酸化マグネシウム、タ
ルクやコロイダルシリカ等の無機顔料およびプラスチッ
クピグメントや白色尿素樹脂顔料等の有機顔料の単独ま
たは二種以上の使用が可能である。この外の添加剤とし
ては、消泡剤、分散剤、耐水化剤、防腐剤、着色剤、凝
固剤、離型剤等の助剤を必要に応じて添加することも有
効である。
【0039】このようにして得られたキャストコート紙
用塗料組成物は、例えばエアーナイフコーター、ブレー
ドコーター、ロールコーター、バーコーター等の塗工装
置によって、一般の塗工紙製造と同様に塗工されるが、
この時の塗工紙用塗料組成物の固形分濃度は通常40〜
65重量%の範囲に調整される。
用塗料組成物は、例えばエアーナイフコーター、ブレー
ドコーター、ロールコーター、バーコーター等の塗工装
置によって、一般の塗工紙製造と同様に塗工されるが、
この時の塗工紙用塗料組成物の固形分濃度は通常40〜
65重量%の範囲に調整される。
【0040】本発明のキャストコート紙用原紙として
は、一般の印刷塗工紙用の坪量40〜300g/m2 の
上質紙、中質紙、板紙等、およびこれらに予め片面また
は両面に塗料組成物を塗工乾燥したコート紙等が原紙と
して用いられる。これら原紙への塗工紙用塗料組成物の
塗工量は、乾燥重量で通常片面に10〜25g/m2 塗
工される。このようにして塗工された後、直接キャスト
法、凝固キャスト法、再湿キャスト法あるいはこれらの
組み合わせによって鏡面が形成される。
は、一般の印刷塗工紙用の坪量40〜300g/m2 の
上質紙、中質紙、板紙等、およびこれらに予め片面また
は両面に塗料組成物を塗工乾燥したコート紙等が原紙と
して用いられる。これら原紙への塗工紙用塗料組成物の
塗工量は、乾燥重量で通常片面に10〜25g/m2 塗
工される。このようにして塗工された後、直接キャスト
法、凝固キャスト法、再湿キャスト法あるいはこれらの
組み合わせによって鏡面が形成される。
【0041】
【作用】本発明において得られる作用は明確ではない
が、キャストコート紙用塗料組成物において、接着剤と
して共重合体ラテックスと(メタ)アクリルアミド系重
合体を併用することで保水性が向上し、塗布後の接着剤
成分の原紙への浸透が押えられ、均一な塗被層が得られ
ることにより、高光沢で強度の強い均一な塗工面を有す
るキャストコート紙を製造することを可能にした。
が、キャストコート紙用塗料組成物において、接着剤と
して共重合体ラテックスと(メタ)アクリルアミド系重
合体を併用することで保水性が向上し、塗布後の接着剤
成分の原紙への浸透が押えられ、均一な塗被層が得られ
ることにより、高光沢で強度の強い均一な塗工面を有す
るキャストコート紙を製造することを可能にした。
【0042】
【実施例】以下に本発明の実施例および比較例を挙げて
更に詳述するが、本発明はこれらにより何等限定される
ものではない。また、以下例中に於て用いる部および%
は特記のない限り重量基準を示す。
更に詳述するが、本発明はこれらにより何等限定される
ものではない。また、以下例中に於て用いる部および%
は特記のない限り重量基準を示す。
【0043】[実施例1] 塗料組成物の配合 固形分換算でカオリン(UW−90:米国エンゲルハー
ド社製)70部,軽質炭酸カルシウム(タマパール12
3:奥多摩工業社製)30部,分散剤(アロンT−4
0:東亜合成化学社製)0.2部,泡消剤(ノプコ12
2NS:サンノプコ社製)0.15部をカウレス混練機
を用いて水に分散させ、固形分濃度70%の顔料スラリ
ーを調整し塗料1とした。
ド社製)70部,軽質炭酸カルシウム(タマパール12
3:奥多摩工業社製)30部,分散剤(アロンT−4
0:東亜合成化学社製)0.2部,泡消剤(ノプコ12
2NS:サンノプコ社製)0.15部をカウレス混練機
を用いて水に分散させ、固形分濃度70%の顔料スラリ
ーを調整し塗料1とした。
【0044】塗料1に、共重合体ラテックス(a)とし
て下記共重合体ラテックス1,2を、又(メタ)アクリ
ルアミド系共重合体(c)として下記アクリルアミド共
重合体1を用いて、固形分換算で次のような組成になる
ように調合し、固形分濃度45%のキャストコート紙用
塗料組成物を得た。 塗料組成物原料 固形比 塗料1 100.35部 離型剤(ノフコPEM−17:サンノプコ社製) 1 部 共重合体ラテックス1 (ポリラック518N−01:三井東圧化学社製) 16 部 共重合体ラテックス2 (ポリラック518D−59:三井東圧化学社製) 5.6 部 アクリルアミド共重合体1 (ホープロン3100CS−2:三井東圧化学社製) 1.4 部 前記より得られた塗料組成物を、坪量104.7g/m
2 の上質紙にドクターブレードにて、塗料組成物の塗工
量が乾燥重量で18g/m2 になるように塗工し、室温
にて適宜乾燥した後、塗被層に2%ギ酸カルシウム水溶
液を塗布し再湿潤させ、テスト用キャストコーター(由
利ロール機械社製)にて、ドラム温度95〜97℃、ス
ピード2m/分、プレス圧力100kg/cm、の条件
下に掛け乾燥させ、自然剥離によりキャストコート紙を
作成した。上記方法において、キャストコート紙用塗料
組成物の粘度並びに塗布後の室温乾燥時間及び上記方法
により作成したキャストコート紙の物性を測定し、これ
らの結果を表−1に示した。尚、得られたキャストコー
ト紙用塗料組成物並びにキャストコート紙の物性評価は
次のように行なった。
て下記共重合体ラテックス1,2を、又(メタ)アクリ
ルアミド系共重合体(c)として下記アクリルアミド共
重合体1を用いて、固形分換算で次のような組成になる
ように調合し、固形分濃度45%のキャストコート紙用
塗料組成物を得た。 塗料組成物原料 固形比 塗料1 100.35部 離型剤(ノフコPEM−17:サンノプコ社製) 1 部 共重合体ラテックス1 (ポリラック518N−01:三井東圧化学社製) 16 部 共重合体ラテックス2 (ポリラック518D−59:三井東圧化学社製) 5.6 部 アクリルアミド共重合体1 (ホープロン3100CS−2:三井東圧化学社製) 1.4 部 前記より得られた塗料組成物を、坪量104.7g/m
2 の上質紙にドクターブレードにて、塗料組成物の塗工
量が乾燥重量で18g/m2 になるように塗工し、室温
にて適宜乾燥した後、塗被層に2%ギ酸カルシウム水溶
液を塗布し再湿潤させ、テスト用キャストコーター(由
利ロール機械社製)にて、ドラム温度95〜97℃、ス
ピード2m/分、プレス圧力100kg/cm、の条件
下に掛け乾燥させ、自然剥離によりキャストコート紙を
作成した。上記方法において、キャストコート紙用塗料
組成物の粘度並びに塗布後の室温乾燥時間及び上記方法
により作成したキャストコート紙の物性を測定し、これ
らの結果を表−1に示した。尚、得られたキャストコー
ト紙用塗料組成物並びにキャストコート紙の物性評価は
次のように行なった。
【0045】(1)塗料粘度 B型粘度計(BM型:東機産業社製)にて、60回転/
25℃の粘度を測定した。
25℃の粘度を測定した。
【0046】(2)白紙光沢 村上色彩(株)製、光沢計(GM−3D)を使用し、6
0 で鏡面光沢を測定した。
0 で鏡面光沢を測定した。
【0047】(3)表面強度(ドライ強度&ウエット強
度) 明製作所(株)製RI印刷試験機(RI−III型)を使
用し、東洋インキ製SMXインキタックNo.15墨
0.4ccを使用し、ピッキング試験を行ない、印刷面
のピッキング状態を目視により10段階評価(10は全
く発生せず良好,1は表面全体に発生し不良)で判定し
た。
度) 明製作所(株)製RI印刷試験機(RI−III型)を使
用し、東洋インキ製SMXインキタックNo.15墨
0.4ccを使用し、ピッキング試験を行ない、印刷面
のピッキング状態を目視により10段階評価(10は全
く発生せず良好,1は表面全体に発生し不良)で判定し
た。
【0048】[実施例2]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりに次の方法にて製造したアクリルアミド共重合体2
を使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート
紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示し
た。
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりに次の方法にて製造したアクリルアミド共重合体2
を使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート
紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示し
た。
【0049】アクリルアミド共重合体2の製造例 攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素ガス導入管を備えた
4つ口フラスコに50%アクリルアミド水溶液730
g、メタリルスルホン酸ナトリウム5g、80%アクリ
ル酸水溶液12.5g、純水1045gを仕込み、混合
溶解し、40%硫酸でpHを4.2に調整し後、窒素ガ
スを吹き込みながら内温を40℃に調整しまず、過硫酸
アンモニウム2.5gを溶解した水溶液60gを添加
し、ついで、亜硫酸水素ナトリウム2gを溶解した水溶
液60gを添加し、6時間重合反応を行なった。その
後、冷却し反応を終了させ、25℃におけるブルックフ
ィ−ルド粘度510cpsのアクリルアミド共重合体水
溶液を得た。重量平均分子量を静的光散乱法により測定
したところ、34万であった。
4つ口フラスコに50%アクリルアミド水溶液730
g、メタリルスルホン酸ナトリウム5g、80%アクリ
ル酸水溶液12.5g、純水1045gを仕込み、混合
溶解し、40%硫酸でpHを4.2に調整し後、窒素ガ
スを吹き込みながら内温を40℃に調整しまず、過硫酸
アンモニウム2.5gを溶解した水溶液60gを添加
し、ついで、亜硫酸水素ナトリウム2gを溶解した水溶
液60gを添加し、6時間重合反応を行なった。その
後、冷却し反応を終了させ、25℃におけるブルックフ
ィ−ルド粘度510cpsのアクリルアミド共重合体水
溶液を得た。重量平均分子量を静的光散乱法により測定
したところ、34万であった。
【0050】[実施例3]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりに次の方法にて製造したアクリルアミド共重合体3
を使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート
紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示し
た。
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりに次の方法にて製造したアクリルアミド共重合体3
を使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート
紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示し
た。
【0051】アクリルアミド共重合体3の製造例 攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素ガス導入管、滴下口
を備えた5つ口フラスコに純水1330gを仕込み、窒
素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整した。一
方、50%アクリルアミド水溶液730g、メチレンビ
スアクリルアミド0.21g、メタリルスルホン酸ナト
リウム15.3g、80%アクリル酸水溶液12.5g
を混合溶解し、40%硫酸でpHを4.2に調整した。
又、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩1.2gを溶解した水溶液60gを調整した。次に上
記両水溶液をそれぞれ反応容器中に150分かけて均等
滴下した。この間、反応容器内の温度を80℃一定に保
った。滴下終了後、80℃で3時間重合を続けた。その
後、冷却し反応を終了させることにより、25℃におけ
るブルックフィ−ルド粘度5100cpsのアクリルア
ミド共重合体水溶液を得た。重量平均分子量を静的光散
乱法により測定したところ、230万であった。
を備えた5つ口フラスコに純水1330gを仕込み、窒
素ガスを吹き込みながら内温を80℃に調整した。一
方、50%アクリルアミド水溶液730g、メチレンビ
スアクリルアミド0.21g、メタリルスルホン酸ナト
リウム15.3g、80%アクリル酸水溶液12.5g
を混合溶解し、40%硫酸でpHを4.2に調整した。
又、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩1.2gを溶解した水溶液60gを調整した。次に上
記両水溶液をそれぞれ反応容器中に150分かけて均等
滴下した。この間、反応容器内の温度を80℃一定に保
った。滴下終了後、80℃で3時間重合を続けた。その
後、冷却し反応を終了させることにより、25℃におけ
るブルックフィ−ルド粘度5100cpsのアクリルア
ミド共重合体水溶液を得た。重量平均分子量を静的光散
乱法により測定したところ、230万であった。
【0052】[実施例4]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2の代わり
に、共重合体ラテックス(b)としてアクリル酸エステ
ル系ラテックス(ボンロン482TB:三井東圧化学社
製)を固形分換算で1.4部使用した以外は実施例1と
同様にしてキャストコート紙を作成し、物性を測定しこ
れらの結果を表−1に示した。
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2の代わり
に、共重合体ラテックス(b)としてアクリル酸エステ
ル系ラテックス(ボンロン482TB:三井東圧化学社
製)を固形分換算で1.4部使用した以外は実施例1と
同様にしてキャストコート紙を作成し、物性を測定しこ
れらの結果を表−1に示した。
【0053】[実施例5]実施例2のキャストコート紙
用塗料組成物において、塗料固形分濃度を55%にした
以外は実施例2と同様にしてキャストコート紙を作成
し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
用塗料組成物において、塗料固形分濃度を55%にした
以外は実施例2と同様にしてキャストコート紙を作成
し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
【0054】[比較例1]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2とアクリ
ルアミド共重合体1の代わりに、カゼインを固形分換算
で7部使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコ
ート紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に
示した。
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2とアクリ
ルアミド共重合体1の代わりに、カゼインを固形分換算
で7部使用した以外は実施例1と同様にしてキャストコ
ート紙を作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に
示した。
【0055】[比較例2]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりにカルボキシメチルセルロース(セロゲンPR:第
一工業製薬社製)を固形分換算で1.4部使用した以外
は実施例1と同様にしてキャストコート紙を作成し、物
性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりにカルボキシメチルセルロース(セロゲンPR:第
一工業製薬社製)を固形分換算で1.4部使用した以外
は実施例1と同様にしてキャストコート紙を作成し、物
性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
【0056】[比較例3]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりにポリビニルアルコール(PVA−117S:クラ
レ社製)を固形分換算で1.4部使用した以外は実施例
1と同様にしてキャストコート紙を作成し、物性を測定
しこれらの結果を表−1に示した。
用塗料組成物において、アクリルアミド共重合体1の代
わりにポリビニルアルコール(PVA−117S:クラ
レ社製)を固形分換算で1.4部使用した以外は実施例
1と同様にしてキャストコート紙を作成し、物性を測定
しこれらの結果を表−1に示した。
【0057】[比較例4]実施例1のキャストコート紙
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2の代わり
に水溶性ウレタン樹脂(オレスターUD100N:三井
東圧化学社製)を固形分換算で5.6部及びアクリルア
ミド共重合体1の代わりにポリビニルアルコール(PV
A−117S:クラレ社製)を固形分換算で1.4部使
用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート紙を
作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
用塗料組成物において、共重合体ラテックス2の代わり
に水溶性ウレタン樹脂(オレスターUD100N:三井
東圧化学社製)を固形分換算で5.6部及びアクリルア
ミド共重合体1の代わりにポリビニルアルコール(PV
A−117S:クラレ社製)を固形分換算で1.4部使
用した以外は実施例1と同様にしてキャストコート紙を
作成し、物性を測定しこれらの結果を表−1に示した。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】表−2の数値が示す如く、本発明の実施
例によるキャストコート紙用塗料組成物は、優れた白紙
光沢と強度の強い均一な面を有するキャスト紙を生産す
ることを可能にしたものであり、さらに塗料固形分濃度
を高濃度化することができるので作業効率が向上する等
のキャストコート紙用の塗料組成物として、従来にない
非常に有用な塗料組成物であることは明らかである。
例によるキャストコート紙用塗料組成物は、優れた白紙
光沢と強度の強い均一な面を有するキャスト紙を生産す
ることを可能にしたものであり、さらに塗料固形分濃度
を高濃度化することができるので作業効率が向上する等
のキャストコート紙用の塗料組成物として、従来にない
非常に有用な塗料組成物であることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 博 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】顔料及び接着剤を主成分とするキャストコ
ート紙用塗料において、該接着剤として、(a)脂肪族
共役ジオレフィン系単量体及びこれと共重合可能な単量
体を乳化重合して得られる共重合体ラテックス及び/又
は、(b)下記一般式(1)[化1]で表される(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体及びこれと共重合可能
な単量体を乳化重合して得られる共重合体ラテックス
と、(c)(メタ)アクリルアミド系重合体を含有して
なることを特徴とするキャストコート紙用塗料組成物。 【化1】 (式中R1 は水素原子又はCH3 、R2 は炭素数1〜1
2のアルキル基) - 【請求項2】キャストコート紙用塗料組成物が、接着剤
として顔料100重量部に対し、(a)及び/又は
(b)を8〜40重量部、(c)を0.1〜5重量部含
有することを特徴とする請求項1記載のキャストコート
紙用塗料組成物。 - 【請求項3】(メタ)アクリルアミド系重合体(c)が
下記一般式(2)[化2]で表される化合物を用いて重
合することにより得られる共重合体を含有することを特
徴とする請求項1又は2記載のキャストコート紙用塗料
組成物。 【化2】 (式中Rは水素原子又は炭素数1〜3の低級アルキル
基、nは1〜8の整数、Xは水素原子又は塩形成可能な
原子又は化合物) - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の塗料組成
物を塗工してなるキャストコート紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12866196A JPH09310299A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | キャストコート紙用塗料組成物及び該組成物を塗工して なるキャストコート紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12866196A JPH09310299A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | キャストコート紙用塗料組成物及び該組成物を塗工して なるキャストコート紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310299A true JPH09310299A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14990327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12866196A Pending JPH09310299A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | キャストコート紙用塗料組成物及び該組成物を塗工して なるキャストコート紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09310299A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7537052B1 (ja) * | 2023-12-27 | 2024-08-20 | ハリマ化成株式会社 | 水系バリアコート剤およびコート紙 |
| WO2025141915A1 (ja) * | 2023-12-27 | 2025-07-03 | ハリマ化成株式会社 | 水系バリアコート剤およびコート紙 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP12866196A patent/JPH09310299A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7537052B1 (ja) * | 2023-12-27 | 2024-08-20 | ハリマ化成株式会社 | 水系バリアコート剤およびコート紙 |
| WO2025141915A1 (ja) * | 2023-12-27 | 2025-07-03 | ハリマ化成株式会社 | 水系バリアコート剤およびコート紙 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050809 |