JPH09312985A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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Publication number
JPH09312985A
JPH09312985A JP8151572A JP15157296A JPH09312985A JP H09312985 A JPH09312985 A JP H09312985A JP 8151572 A JP8151572 A JP 8151572A JP 15157296 A JP15157296 A JP 15157296A JP H09312985 A JPH09312985 A JP H09312985A
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JP
Japan
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mover
linear motor
control device
curtain
electric power
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Pending
Application number
JP8151572A
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English (en)
Inventor
Hideo Kondo
英夫 近藤
Takanari Fujii
隆也 藤井
Naoki Rachi
直樹 良知
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力配線の取り回しが簡単であると共に、遠
隔操作を行い得るリニアモータを提供する。 【解決手段】 1台のリモートコントロール装置60に
より遠隔操作される複数のリニアモータ10A、10
B、10Cであって、各々の可動子50A、50B、5
0Cに、該リモートコントロール装置60からの各々異
なる信号に基づき電機子52a、52b、52cを制御
する制御回路72を内蔵させる。給電線98aを介して
可動子50Aへ電力を供給し、リモートコントロール装
置60からの各々異なる信号に基づき可動子50Aを制
御するため、それぞれの可動子へ給電線98aを介して
制御信号を与える必要がない。このため、複数のリニア
モータに共通の電力線98aを介して電力を供給するこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータに関
し、特に、遠隔操作装置からの音波、電波又は赤外線信
号により遠隔操作されるリニアモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電動で開閉するカーテンが、建物用の他
に、車両にも用いられている。この車両用の電動カーテ
ンを遠隔操作で開閉するものが種々提案されている。こ
の遠隔操作方式の一つとして、例えば、実開昭63−5
5782号公報にて示すリニアモータを用いたものが提
案されている。このリニアモータの構成について、図6
を参照して説明する。リニアモータは、レール120内
に可動子(カーテンランナ)150を長手方向に沿って
走行可能に遊挿して成る。該レール120内には、永久
磁石142を長手方向に沿って極性が交互になるように
配設した固定子140が形成されている。他方、該可動
子150内には、一対の電機子152A、152Bと、
該電機子152A、152Bの通電方向を切り換えるド
ライブ回路180とが配設されている。
【0003】このリニアモータでは、該可動子150の
入力端子151A及び151Bに電力を供給することに
より、ドライブ回路180が電機子152A、152B
への通電方向を切り換え、発生させる磁界方向を反転し
て行くことにより、永久磁石142に対して推力を発生
させ、該可動子150を一定方向へ走行させる。このリ
ニアモータでは、入力端子151A及び151Bに供給
する電力の方向を反転することによって、可動子の走行
方向を切り換え、カーテンの開閉を行わしめていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、いわゆる1ボッ
クス車両においては、リヤウィンドウのみならず、両サ
イドウィンドウに電動カーテンが配置され、各々独立し
て開閉し得るように構成されることがある。ここで、図
6に示す方式のリニアモータにおいては、入力端子15
1A及び151Bに電圧を印加することにより可動子1
50を駆動し、また、該電圧の極性を反転することによ
って可動子の走行方向(即ち、カーテンの開又は閉)を
切り換えている。即ち、電力供給線が開閉制御用の信号
線を兼任している。
【0005】このため、リヤウィンドウの電動カーテン
と、両サイドウィンドウのそれぞれの電動カーテンとを
運転席から独立して開閉し得るようにするためには、制
御用のスイッチを運転席に配置すると共に、該スイッチ
からそれぞれの電動カーテンまで独立した電力線を配設
しなければならなかった。ここで、リヤウィンドウの近
辺には、例えば、リヤウィンドウの熱線ヒータや後尾灯
等に用いるための電力線が配設されており、また、サイ
ドウィンドウの近くには室内灯等に用いるための電力線
が配設されているが、これら電力線とは別に、電動カー
テン用の電力線を少なくとも3組配設することが必要と
なった。
【0006】また、上述したリヤウィンドウの熱線ヒー
タや後尾灯等に用いるための電力線は、所謂ボディアー
スを用い、車体をバッテリーの負極側に接続すること
で、バッテリーの正極側に接続された1本の線で電力を
供給している。これに対して、図6に示すリニアモータ
では、印加する電圧の極性を反転することによって可動
子150の走行方向を切り換えているため、ボディアー
スが使えず、2本の電力線で電力を送る必要があるの
で、電線の本数が2倍必要となる。従って、リヤウィン
ドウと、両サイドウィンドウのそれぞれの電動カーテン
とを駆動するためには、6本の電力線を配設しなければ
ならなかった。
【0007】更に、図6に示すリニアモータを用いるリ
ヤウィンドウの電動カーテンと、両サイドウィンドウの
電動カーテンとを製造ライン上ではなく、完成した車両
に後から取り付ける場合には、運転席に設けられたスイ
ッチから上記6本の電力線を車内に配設しなければなら
ないため、取り付けが非常に困難である。
【0008】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、電力配
線の取り回しが簡単であると共に、遠隔操作を行い得る
リニアモータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1のリニアモータでは、遠隔操作装置からの
信号により遠隔操作されるリニアモータであって、永久
磁石を長手方向に沿って極性が交互になるように配設し
て成る固定子を内蔵するカーテンレールと、カーテンを
吊り下げ、前記カーテンレール内を走行する複数のコイ
ルを有する可動子と、電力を供給するための電力供給路
とを有し、前記可動子に、前記遠隔操作装置からの信号
の受信部と、該受信部により受信された信号に基づき、
前記電力供給路から供給された電力の通電方向を切り換
えて前記コイルへ印加する制御装置と、を内蔵させたこ
とを技術的特徴とする。
【0010】また、上記の目的を達成するため、請求項
2のリニアモータでは、1台の遠隔操作装置からの信号
により遠隔操作される複数のリニアモータであって、そ
れぞれのリニアモータが、永久磁石を長手方向に沿って
極性が交互になるように配設して成る固定子を内蔵する
カーテンレールと、カーテンを吊り下げ、前記カーテン
レール内を走行する複数のコイルを有する可動子と、電
力を供給するための電力供給路とを有し、それぞれの前
記可動子に、前記遠隔操作装置からの各々異なる信号の
受信部と、該受信部により受信された信号に基づき、前
記電力供給路から供給された電力の通電方向を切り換え
て前記コイルへ印加する制御装置と、を内蔵させたこと
を技術的特徴とする。
【0011】更に、請求項3のリニアモータでは、請求
項1又は2において、前記制御装置が、前記可動子と前
記カーテンレールとの相対位置を認識し、前記カーテン
レールの端部の手前から前記可動子を減速制御するよう
にしたことを技術的特徴とする。
【0012】更に、請求項4のリニアモータでは、請求
項1乃至3において、前記可動子の前記受信部が、前記
カーテンレールから外部に露出していることを技術的特
徴とする。
【0013】更に、請求項5のリニアモータでは、請求
項1乃至4において、前記電力供給路の少なくとも一部
が、車体を介して電力を供給することを技術的特徴とす
る。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、電力供給路を介してリニ
アモータへ電力を供給し、遠隔操作装置からの信号に基
づき可動子を制御装置によって制御するため、リニアモ
ータへ電力供給路を介して制御信号を与える必要がな
い。このため、リニアモータへの電力供給路を、他の部
材への電力供給路と共用することが可能となる。
【0015】請求項2の発明では、電力供給路を介して
複数のリニアモータへ電力を供給し、遠隔操作装置から
の各々異なる信号に基づき可動子を制御装置によって個
別に制御するため、それぞれのリニアモータへ電力供給
路を介して制御信号を与える必要がない。このため、複
数のリニアモータに共通の電力供給路を介して電力を供
給することが可能となる。
【0016】また、請求項3の発明では、制御装置が、
可動子とカーテンレールとの相対位置を認識し、カーテ
ンレールの端部の手前から可動子を減速制御するため、
カーテンを円滑に開閉することができる。
【0017】更に、請求項4の発明では、可動子の受信
部が、カーテンレールから外部に露出しているため、遠
隔操作装置からの信号を効率良く受信できる。
【0018】また、請求項5の発明では、車体を介して
電力を供給するため、電力供給路を廉価に構成すること
が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1は、本発明の1
実施態様に係る車両に配設されたリニアモータを示して
いる。図中では、車両のリヤウィンドウ(図示せず)に
配設させれるリニアモータ10Aと、図中右側(車両進
行方向に対して左側)の左サイドウィンドウ(図示せ
ず)に配設されたリニアモータ10Bと、図中左側(車
両進行方向に対して右側)の右サイドウィンドウ(図示
せず)に配設されたリニアモータ10Cとが配設されて
おり、これらリニアモータ10A、10B、10Cが、
一台のリモートコントロール装置60にて制御されるよ
うになっている。
【0020】リヤウィンドウ側に配設されたリニアモー
タ10Aは、後述する固定子を内蔵するカーテンレール
20A、該カーテンレール20A内を走行する一対の可
動子(先頭ランナ)50A、50A’と、それぞれカー
テン80を吊り下げる遊挿ランナ82、82・・・とか
ら主として構成されている。ここで、リモートコントロ
ール装置60から「開」の指令が送出されると、図中左
側の可動子(先頭ランナ)50Aは左方向に走行し、ま
た、図中右側の可動子(先頭ランナ)50A’は右方向
に走行し、これら可動子50A、50Bに従動して遊挿
ランナ82、82・・が移動してカーテン80を開く。
一方、リモートコントロール装置60から「閉」の指令
が送出されると、可動子50Aは右方向に走行し、ま
た、可動子50A’は左方向に走行してカーテン80を
閉じる。
【0021】他方、左サイドウィンドウに配置されたリ
ニアモータ10Bは、カーテンレール20B及び1台の
可動子(先頭ランナ)50Bを有し、また、右サイドウ
ィンドウに配置されたリニアモータ10Cは、カーテン
レール20C及び1台の可動子(先頭ランナ)50Cを
有し、リモートコントロール装置60からの指令により
カーテン80を開閉するように構成されている。
【0022】図2は、リモートコントロール装置60の
平面図を示している。リモートコントロール装置60の
上面には、リヤウィンドウのリニアモータ10A、左サ
イドウィンドウのリニアモータ10B、右サイドウィン
ドウのリニアモータ10Cをそれぞれ選択するための選
択スイッチ64a、64b、64cが配設されている。
また、カーテンを全開するための全開スイッチ66a
と、全閉するための全閉スイッチ66bと、上記可動子
をカーテンの開方向に移動させるための開スイッチ66
cと、閉方向に移動させるための閉スイッチ66dとが
配設されている。更に、該リモートコントロール装置6
0の前側(図中上方)には、赤外線を発射するための発
光部62が取り付けられている。このリモートコントロ
ール装置60においては、例えば、リヤウィンドウのカ
ーテンを開くときには、リニアモータ10Aを選択する
「後」と表記された選択スイッチ64aを押圧した後
に、全開スイッチ66aを押すことにより、カーテンを
開くことができる。
【0023】引き続き、本発明のリニアモータの構成に
ついて、図3及び図4を参照して説明する。図3は、リ
ヤウィンドウに配設されたリニアモータ10Aの側面を
表している。また、図4は、該リニアモータ10Aに配
設されている可動子(先頭ランナ)50Aの構造を示し
ている。
【0024】図3に示すように、カーテンレール20A
には、長手方向に沿って極性が交互になるように配置さ
れた永久磁石42と、該永久磁石42に添設されたヨー
ク(図示せず)とから成る固定子40が配設されてい
る。また、該カーテンレール20Aの上部には、可動子
50A及び50A’(図1参照)へ給電するための架線
30が取り付けられている。可動子50Aは、カーテン
レール20A内に設けられた図示しないインナーレール
上を走行し得るように遊挿されている。この可動子50
Aには、上記永久磁石42との間で推力を発生する3個
の電機子52a、52b、52cと、該永久磁石42と
の相対位置を検出するための3個のホール素子92a、
92b、92cとが配設されている。また、該可動子5
0Aの上端には、該架線30から電力を受けるためのブ
ラシ54a、54bが配設されている。他方、該可動子
50Aの下端部は、カーテンレール20Aの下端の開口
部20aから延在しており、この延在部には、リモート
コントロール装置60からの赤外線を受信するための受
光部94と、カーテン80を吊り下げるためのリング孔
57とが配設されている。
【0025】図4は、可動子50Aの構成を示してい
る。該可動子50Aは、上述した受光部(受信回路)9
4の他に、ブラシ54a、54bを介して12Vのバッ
テリー96の電位を受電し、5Vに降圧する電源回路7
0と、図示しない通電制御素子から成り、3個の電機子
52a、52b、52cを駆動する駆動回路74と、受
光部94を介してリモートコントロール装置60からの
指令を受け、駆動回路74に制御信号を与えて3個の電
機子52a、52b、52cの励磁方向を順次切り換
え、可動子50Aを一定方向へ走行させる制御回路72
とを有している。この3個のホール素子92a、92
b、92cは、固定子40の永久磁石42の極性を検出
して、該制御回路72側へ検出信号を送出するよう構成
されている。制御回路72は、該ホール素子92a、9
2b、92cからの検出信号に基づき、電機子52a、
52b、52cの対応位置にある永久磁石42の極性を
判断し、各々の電機子52a、52b、52cの通電方
向を切り換える。更に、該制御回路72は、ホール素子
92a、92b、92cから検出信号に基づき、可動子
50Aの走行速度を演算して、該可動子50Aの速度を
制御すると共に、可動子50Aとカーテンレール(固定
子)40との相対位置を検出して、後述するように位置
に応じて速度を高速と低速とに切り換える。
【0026】他方、架線30には、正極の電位が印加さ
れる導電部32aと、負極側の電位が印加される導電部
32bとが配設されている。この架線30は、可撓性を
有する絶縁フィルムから成り、導電部32a、32bは
銅箔から成る。導電部32aは、給電線98aを介して
バッテリー96の正極側に接続されている。この給電線
98aは、車両の図示しないリヤウィンドウのヒータ配
線等の種々の機器に電力を供給するためのものを共用で
きる。バッテリー96の負極側は、アース(車体)Eに
接続されている。また、該架線30の導電部32bは、
給電線98bを介してアース(車体)Eに接続されてい
る。即ち、該架線30には、ボディアースを用いて、実
質的に1本の給電線98aにより電力が供給されるよう
になっている。そして、該架線30の導電部32a側か
ら、ブラシ54aを介して正極電位が、また、導電部3
2b側からブラシ54bを介して負極電位が可動子50
Aに印加されるようになっている。
【0027】引き続き、図1乃至図4に示すリヤウイン
ドに配設されたリニアモータ10Aの可動子50Aの動
作について、制御回路72の処理を示す図5のフローチ
ャートを参照して説明する。まず、リモートコントロー
ル装置60からの赤外線の信号を受光部94で受信する
と、制御回路72は、リモートコントロール装置60か
ら送られた信号の識別コードと、当該可動子50Aの識
別コードとが一致するかを判断する(S12)。ここ
で、リモートコントロール装置60の操作者が、右、又
は左サイドウィンドウのリニアモータ10B又は10C
を操作するため図2に示す選択スイッチ64b又は64
cを押圧し、当該リニアモータの識別コードが送られて
いるときは、当該ステップ12の判断がNoとなる。
【0028】他方、操作者が、リヤウィンドウのリニア
モータ10Aを操作するため図2に示す選択スイッチ6
4aを押圧し、当該リニアモータ10Aの識別コードが
送られているときは、当該ステップ12の判断がYes
となる。引き続き、制御回路72は、カーテンを閉じる
旨の信号が発せられたかを判断する(S14)。ここ
で、リモートコントロール装置60の全閉スイッチ66
bまたは閉スイッチ66dが操作されたときには、該ス
テップ14の判断がYesとなり、ステップ16へ移行
し、可動子50Aをカーテンの閉方向に駆動するよう設
定する。反対に、リモートコントロール装置60の全開
スイッチ66aまたは開スイッチ66cが操作されたと
きには、該ステップ14の判断がNoとなり、ステップ
18へ進み、可動子50Aをカーテンの開方向に駆動す
るよう設定する。
【0029】次に、制御回路72は、リモートコントロ
ール装置60の全閉スイッチ66bまたは全開スイッチ
66aのいずれかが操作されたかを判断する(S2
0)。ここで、このいずれかのスイッチが押圧されてい
るときには(S20がYes)、まず、ホール素子92
a、92b、92cからの検出信号の切り換わり、即
ち、永久磁石42の極性の変化を計数することにより、
可動子50Aの現在位置を算出する(S26)。引き続
き、該ホール素子92a、92b、92cからの検出信
号の切り換わる周期に基づき、可動子50Aの速度を算
出する(S28)。
【0030】続いて、制御回路72は、可動子50Aが
所定位置内に達したかを判断する(S30)。ここで、
所定位置とは、図1に示すカーテンレール20Aの開端
位置(停止位置)Aの例えば10cm手前の減速開始位置
A’、または、閉端位置(停止位置)Bの10cm手前の
減速開始位置B’を意味する。該減速開始位置A’また
はB’に達する前は(S30がNo)、ステップ34へ
進み、可動子50Aを予め設定された高速度(一定速
度)となるように、図4に示す駆動回路74に制御信号
を与え、3個の電機子52a、52b、52cの励磁時
間を調整させる。
【0031】ここで、該減速開始位置A’またはB’に
達した際(S30がYes)、例えば、図1中の閉側
(図中右側)へ可動子50Aを走行している最中に、減
速開始位置A’を通過した時には、ステップ32へ移行
し、可動子50Aを予め設定された低速度(一定速度)
となるように、図4に示す駆動回路74に制御信号を与
え、電機子52a、52b、52cの励磁時間を調整さ
せる。その後、可動子50Aが停止したかを判断する
(S36)。ここで、可動子50Aが停止するまでは
(S36がNo)、ステップ20へ戻り、上記処理を繰
り返す。他方、図1に示す開端位置Aまたは閉端位置B
に可動子50Aが到達し停止すると(S36がYe
s)、即ち、電機子52a、52b、52cを励磁して
推力を発生しても可動子50Aが移動しないときには、
開端位置Aまたは閉端位置Bと判断して電機子52a、
52b、52cの励磁を停止して可動子50Aを当該位
置に保持する(S38)。なお、この開端位置A及び閉
端位置Bには、可動子50Aを停止させるための図示し
ないストッパーが配設されている。可動子50Aの停止
位置保持は、電機子52a、52b、52cの鉄心コア
と、固定子40の永久磁石42との吸引力による。
【0032】なお、図2に示すリモートコントロール装
置60の開スイッチ66c、または、閉スイッチ66d
が操作された際には、上記ステップ20がNoとなり、
ステップ22へ移行し、開閉信号が停止したかを判断す
る。即ち、開スイッチ66c、または、閉スイッチ66
dが押され続けている限り、該ステップ22の判断がN
oとなり、ステップ26へ移行して、可動子50Aを走
行させ続ける。他方、操作者が所望の位置で可動子50
A(カーテン)を停止させるために、該開スイッチ66
c、または、閉スイッチ66dから指を離すと、リモー
トコントロール装置60からの開閉信号が停止し(S2
2がYes)、ステップ24へ移行して、制御回路72
は可動子50Aを当該位置で停止させる。
【0033】車両のリヤウィンドウ用の電動カーテンに
おいては、カーテンを高速で開き得ることが要求され
る。即ち、車両が後退する際には、素早くカーテンを開
き得ることが求められている。ここで、カーテンを短時
間で開くようするため、可動子50Aの速度を高める
と、可動子50Aが開端位置A、閉端位置Bのストッパ
ーに当たった際に、音が発生することとなる。このた
め、本実施態様では、開端位置A、閉端位置B手前の所
定位置(減速開始位置A’、B’)から、可動子50A
の速度を下げることにより、高速開閉を行いながら、該
可動子50Aの停止の際に音が発生するのを防いでい
る。なお、サイドウィンド側のリニアモータ10B、1
0Cに対しては、比較的低い速度で可動子50B、50
Cを走行させることにより、落ちついた印象を与えるよ
うに設定してあるが、やはり、開端位置、閉端位置の手
前から可動子50B、50Cを減速制御することによ
り、異音の発生を防いでいる。
【0034】なお、上述した実施態様では、リニアモー
タ10Aの可動子50Aの動作について説明したが、該
リニアモータ10Aの他方の可動子50A’も、上述し
たと同様にして、リモートコントロール装置60からの
可動子50Aに送出される制御信号に基づき動作を行
う。但し、該可動子50A’の走行方向は、可動子50
Aと反対になる。また、サイドウィンド側のリニアモー
タ10B、10Cも、同様にして可動子50B、50C
内に、図4を参照して上述したと同様な電源回路、駆動
回路、制御回路、受光部等が組み込まれており、リモー
トコントロール装置60の赤外線信号に基づき動作する
よう構成されている。
【0035】本実施態様においては、予め車両に配置さ
れている電力線に接続するだけで、リニアモータ10
A、10B、10Cに電力を供給することができるの
で、図6を参照して上述したリニアモータと異なり、リ
ニアモータの数に応じて1対の電力線をそれぞれ配設す
る必要がなく、廉価に構成することができる。
【0036】また、リヤウィンドウの電動カーテンと、
両サイドウィンドウの電動カーテンとを製造ライン上で
はなく、完成した車両に後から取り付ける場合にも、既
に、配設されている電力線に接続するだけで配線が完了
するため、取り付けが非常に簡便である。
【0037】更に、本実施態様では、図3を参照して上
述したように可動子50Aの受光部94をカーテンレー
ル20aから外部に露出させているため、リモートコン
トロール装置60からの赤外線信号を効率良く受信で
き、誤動作が生じない。
【0038】なお、この実施態様では、リモートコント
ロール装置60が、赤外線を利用して信号を送出した
が、赤外線以外にも、種々の電波、或いは、超音波を用
いることができる。ここで、超音波を用いる際にも、超
音波の受信部をカーテンレール20aから外部に突出す
ることが好適である。
【0039】
【効果】以上記述したように本発明のリニアモータにお
いては、複数のリニアモータを配設して遠隔操作を行う
際にも、電力配線の取り回しが簡単であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態様に係る車両に搭載されたリ
ニアモータを示す説明図である。
【図2】リモートコントロール装置の平面図である。
【図3】リニアモータの側面図である。
【図4】図3に示す可動子の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に示す制御回路による処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】従来技術に係るリニアモータの構成を示す側面
図である。
【符号の説明】
10A、10B、10C リニアモータ 20A、20B、20C カーテンレール 30 架線 40 固定子 42 永久磁石 50A、50B、50C 可動子 72 制御回路 80 カーテン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作装置からの信号により遠隔操作
    されるリニアモータであって、 永久磁石を長手方向に沿って極性が交互になるように配
    設して成る固定子を内蔵するカーテンレールと、 カーテンを吊り下げ、前記カーテンレール内を走行する
    複数のコイルを有する可動子と、 電力を供給するための電力供給路とを有し、 前記可動子に、前記遠隔操作装置からの信号の受信部
    と、 該受信部により受信された信号に基づき、前記電力供給
    路から供給された電力の通電方向を切り換えて前記コイ
    ルへ印加する制御装置と、を内蔵させたことを特徴とす
    るリニアモータ。
  2. 【請求項2】 1台の遠隔操作装置からの信号により遠
    隔操作される複数のリニアモータであって、 それぞれのリニアモータが、永久磁石を長手方向に沿っ
    て極性が交互になるように配設して成る固定子を内蔵す
    るカーテンレールと、 カーテンを吊り下げ、前記カーテンレール内を走行する
    複数のコイルを有する可動子と、 電力を供給するための電力供給路とを有し、 それぞれの前記可動子に、前記遠隔操作装置からの各々
    異なる信号の受信部と、 該受信部により受信された信号に基づき、前記電力供給
    路から供給された電力の通電方向を切り換えて前記コイ
    ルへ印加する制御装置と、を内蔵させたことを特徴とす
    るリニアモータ。
  3. 【請求項3】 前記制御装置が、前記可動子と前記カー
    テンレールとの相対位置を認識し、 前記カーテンレールの端部の手前から前記可動子を減速
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1又は2の
    リニアモータ。
  4. 【請求項4】 前記可動子の前記受信部が、前記カーテ
    ンレールから外部に露出していることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のリニアモータ。
  5. 【請求項5】 前記電力供給路の少なくとも一部が、車
    体を介して電力を供給することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかひとつに記載の車両用のリニアモータ。
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