JPH09316851A - 植物栽培用ポーラスコンクリート成形体及びそれを用いた多自然型護岸の施工方法 - Google Patents

植物栽培用ポーラスコンクリート成形体及びそれを用いた多自然型護岸の施工方法

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Publication number
JPH09316851A
JPH09316851A JP8136121A JP13612196A JPH09316851A JP H09316851 A JPH09316851 A JP H09316851A JP 8136121 A JP8136121 A JP 8136121A JP 13612196 A JP13612196 A JP 13612196A JP H09316851 A JPH09316851 A JP H09316851A
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JP
Japan
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porous concrete
type
revetment
concrete mould
family
Prior art date
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Pending
Application number
JP8136121A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Kidokoro
卓明 城所
Atsushi Yatagai
敦 谷田貝
Masayuki Ueno
雅之 上野
Takashi Takada
岳志 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09316851A publication Critical patent/JPH09316851A/ja
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  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヨモギ等の河川の護岸部に見られる植物の生
育に適するポーラスコンクリート成形体及びそれを用い
た多自然型護岸の施工方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも一面が凹凸形状を有する空隙
率が15〜25%であるポーラスコンクリート成形体で
あって、該凹凸形状を有する面を用いて植物を育成させ
る植物栽培用ポーラスコンクリート成形体、及び、該ポ
ーラスコンクリート成形体に充填土壌材を充填したもの
を河川、湖沼、海辺の沿岸帯に敷き並べるか、該成形体
を該沿岸帯に敷き並べた後、充填土壌材を充填し、該成
形体の凹凸形状を有する面で、キク科、イネ科、ヤナギ
科、またはマングローブを形成するシルギ類の植物を育
成させることにより、自然環境や景観を損なうことなく
岸壁を保護できるようにした多自然型護岸の施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、覆土して植物を栽
培するためのポーラスコンクリート成形体及びそれを用
いた多自然型護岸の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】河川、特に流水に頻繁にさらされる低水
護岸部の緑化には、植栽基盤の安定を図りながら、護岸
としての機能を維持していくことが必要とされ、さまざ
まな多自然型護岸工法が提案されている。内部に空隙を
もつポーラスコンクリートは、透水性を有し、歩道等や
植栽用の材料として用いられている。しかしながら、ポ
ーラスコンクリートを多自然型護岸に用いる場合、護岸
強度を確保するために空隙率が15〜25%のものを用
いる必要があり、従来の平板型のポーラスコンクリート
では、植物の成育が十分でない場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のもの
と比べて植物の生育により好適なポーラスコンクリート
成形体を得ること、及び該ポーラスコンクリート成形体
を用いた多自然型護岸の施工方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の植物栽培用ポーラスコンクリート
成形体は、少なくとも一面が凹凸形状を有し、空隙率が
15〜25%であり、該凹凸形状を有する面を用いて植
物を育成させることを特徴とする。請求項2に記載の多
自然型護岸の施工方法は、請求項1記載のポーラスコン
クリート成形体に充填土壌材を充填したものを河川、湖
沼、海辺の沿岸帯に敷き並べるか、該成形体を該沿岸帯
に敷き並べた後、充填土壌材を充填し、該成形体の凹凸
形状を有する面でキク科、イネ科、ヤナギ科、またはマ
ングローブを形成するシルギ類の植物を育成させること
により、自然環境や景観を損なうことなく岸壁を保護で
きるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のポーラスコンクリート成
形体を用いて好適に栽培することのできる植物として
は、キク科のヨモギ、イネ科のリードカナリーグラス、
ヤナギ科のカワヤナギ等を挙げることができる。本発明
のポーラスコンクリート成形体の空隙率は、15〜25
%、好ましくは18〜23%である。空隙率が15%未
満であると、植物がポーラスコンクリート中に根を伸ば
すのに支障がある等の問題を生じ、25%を超えると、
河川護岸用コンクリート製品に必要な18N/mm2
度の圧縮強度を得ることができない。
【0006】本発明のポーラスコンクリート成形体の大
きさは、施工のし易さの点から、縦30〜50cm、横
30〜50cm、厚さ5〜20cm程度のものが望まし
い。凹凸形状を有する面は、通常、図1に示すように縦
×横で形成される一面かあるいはその対面も含めた両面
である。凹凸の数は、一面当り5〜6個程度が望まし
い。凹凸の高さは、成形体の厚さの20〜50%程度が
望ましい。成形体の厚さは、好ましくは、ヨモギの場
合、5.0〜8.0cmであり、リードカナリーグラス
の場合、8.0〜12.0cmであり、カワヤナギの場
合、8.0〜15.0cmである。
【0007】ポーラスコンクリート成形体での凹凸形状
は、植栽する植物の品種によって異なる。ヨモギの場合
は、山型または凹型が好適であり、リードカナリーグラ
スの場合は、窪地型、山型または凹型が好適であり、カ
ワヤナギの場合は、窪地型、山型または凹型が好適であ
る。
【0008】ここで、窪地型とは、成形体の表面の平面
に多数の窪んだ部分が形成されたものをいう。そして、
例えば図1の(a)のように、窪んだ部分の列が左右で
互いに位置をずらすようにしてもよく、あるいは図2の
(C)のように、左右で互いに位置をずらさないように
してもよい。窪んだ部分は、曲面であっても、平面で切
り取った形状でもよい。窪んだ部分の底部の形状は、平
面、曲面、点等、任意である。
【0009】山型とは、成形体の表面が多数の溝(山部
と谷部)から形成され、かつ、溝の断面が山型であるも
のをいう。溝の断面は、曲線であっても、いくつかの直
線で切り取られたものであってもよい。溝の断面の頂部
及び底部は、ある幅を有する直線でも、曲線でも、ある
いは点であってもよい。
【0010】凹型とは、成形体の表面の平面に少なくと
も一つの溝のみが形成されたものをいう。溝の断面は、
長方形や半円等、種々の形状をとることができる。これ
ら各形状の具体例を図1に(a)〜(c)として示す。
(a)は窪地型、(b)は山型、(c)は凹型である。
本発明の成形体は、前記の凹凸形状に合わせた型枠を用
いれば、従来の方法で製造できる。また、本発明の成形
体において、凹凸形状を有する面で植物を育成する場
合、該面は、根をはらせる場所、茎を育成させる場所の
どちらでもよい。
【0011】本発明の施工方法の例を、以下に(1)〜
(3)として示す。 (1)少なくとも一面が凹凸形状を有する空隙率が15
〜25%であるポーラスコンクリート成形体に充填土壌
材を充填し、凹凸形状を有する面が上面あるいは底面に
なるように該ポーラスコンクリート成形体を隙間なく沿
岸帯に敷き並べた後、播種し、さらにその上に覆土する
ことを特徴とする多自然型護岸の施工方法。 (2)少なくとも一面が凹凸形状を有する空隙率が15
〜25%であるポーラスコンクリート成形体を凹凸形状
を有する面が上面あるいは底面になるように隙間なく上
部沿岸帯及び真沿岸帯に敷き並べ、該ポーラスコンクリ
ート成形体に充填土壌材を充填した後、播種し、さらに
その上に覆土することを特徴とする多自然型護岸の施工
方法。 (3)少なくとも一面が凹凸形状を有する空隙率が15
〜25%であるポーラスコンクリート成形体を凹凸形状
を有する面が上面あるいは底面になるように隙間なく上
部沿岸帯及び真沿岸帯に敷き並べ、該ポーラスコンクリ
ート成形体に充填土壌材を充填した後、その上を覆土
し、苗木を移植することを特徴とする多自然型護岸の施
工方法。
【0012】上記充填土壌材としては、例えば、浄水場
発生土、ゼオライト、パーライト、パルプ、アルギン酸
ナトリウム及び水等の混合物を使用する。このような充
填土壌材として、例えば、特開平7−327482号公
報に記載されているアルカリ硬化体空隙の植生用充填材
が挙げられる。
【0013】
【実施例】実施例1 表1に示す配合割合の原料をパン型ミキサーに投入して
練り混ぜ、成形後に蒸気養生を行い、表2に示す物性、
及び図2に示す(A)〜(D)の各形状を有する成形体
を作製した。
【0014】
【表1】
【0015】成形体ブロックの寸法は、いずれも縦30
cm、横30cm、高さ15cmである。(A)は平板
型、(B)は上向山型、(B)を上下逆にしたのが下向
山型、(C)は窪地型、(D)は凹型、(D)を上下逆
にしたのが下向凹型である。(B)の山の頂部の間隔は
10cm、谷の深さは5cmであり、(C)の谷の深さ
は5cmであり、(D)の溝の幅は10cm、溝の深さ
は5cmである。
【0016】河川護岸のヨモギの生育に適した場所で、
充填土壌材を充填した種々の形状のポーラスコンクリー
ト成形体を9個(1区)ずつ並べ、それらの表面に、鹿
沼土混合土を3cm覆土し、ヨモギを1区当たり25g
播種した。充填土壌材の配合成分は、浄水場発生土1
5.40重量%、ゼオライト5.28重量%、パーライ
ト1.14重量%、パルプ0.26重量%、アルギン酸
ナトリウム0.48重量%、水77.44重量%であ
る。植栽試験の結果を表2に示す。表中、生体重とは、
刈り取った地上部の植物の重量をいい、乾物重とは、刈
り取った地上部の植物を105℃で15分間乾燥した
後、8時間密閉して自然放冷した後の重量をいう。対照
区とは、ポーラスコンクリートブロックを用いないで行
った試験区をいう。
【0017】
【表2】 表2から、平板型と比べて、下向山型、下向凹型の場合
に平均乾物重が大きく、ヨモギの生育が良好であること
がわかる。
【0018】実施例2 ヨモギの代わりにリードカナリーグラスを1区当たり2
5g播種した他は、実施例1と同様にして、植栽した。
その結果を表3に示す。
【表3】 表3から、平板型と比べて、下向山型、上向山型、窪地
型、下向凹型、凹型の場合に、平均乾物重がほぼ同等
で、生育株数が大きいことがわかる。
【0019】実施例3 ヨモギの代わりにカワヤナギの枝を挿し木した他は、実
施例1と同様にして、植栽した。その結果を表4に示
す。
【表4】 表4から、平板型と比べて、下向山型、上向山型、窪地
型、下向凹型、凹型の場合に、平均乾物重が大きく、カ
ワヤナギの生育が良好であることがわかる。
【0020】
【発明の効果】本発明の、凹凸形状を有するポーラスコ
ンクリート成形体は、ヨモギ、リードカナリーグラス、
カワヤナギ等の植物に対してこれまでより効果的に育成
できる。したがって、この成形体を河川の護岸部等の緑
化に用いると植物の成育が良好なので自然環境の保護が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)窪地型、(b)山型、(c)凹型の各形
状の具体例を示す図である。
【図2】実施例で用いた(A)平板型、(B)山型、
(C)窪地型、(D)凹型の各形状のポーラスコンクリ
ート成形体を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一面が凹凸形状を有する空隙
    率が15〜25%であるポーラスコンクリート成形体で
    あって、該凹凸形状を有する面を用いて植物を育成させ
    ることを特徴とする植物栽培用ポーラスコンクリート成
    形体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポーラスコンクリート成
    形体に充填土壌材を充填したものを河川、湖沼、海辺の
    沿岸帯に敷き並べるか、該成形体を沿岸帯に敷き並べた
    後、充填土壌材を充填し、該成形体の凹凸形状を有する
    面でキク科、イネ科、ヤナギ科、またはマングローブを
    形成するシルギ類の植物を育成させることにより、自然
    環境や景観を損なうことなく該沿岸帯を保護できるよう
    にした多自然型護岸の施工方法。
JP8136121A 1996-05-30 1996-05-30 植物栽培用ポーラスコンクリート成形体及びそれを用いた多自然型護岸の施工方法 Pending JPH09316851A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6973752B2 (en) * 2001-05-31 2005-12-13 Anderson James F Aquatic planting process and related plant and seed holders
JP2009150120A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Hs Corporation:Kk 構築用表層型枠
KR101067702B1 (ko) * 2008-09-23 2011-09-27 주식회사 한국종합환경연구소 파이프형 구조물을 이용한 연안 습지 복원 방법
JP2022118906A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 戸田建設株式会社 植生基盤による緑化水路

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