【発明の詳細な説明】
複素環式化合物
発明の分野
本発明は新規なキノリン化合物、その製造法、その使用およびその医薬組成物
に関する。本化合物はN−メチル−D−アスパラギン酸(NMDA)受容体のアンタ
ゴニストであり、NMDA興奮性アミノ酸受容体の遮断に対して応答的であることが
知られている疾患の治療において有用である。したがって、これらは特に痛み、
不安および脳虚血のような疾患の治療において、また麻酔剤として有用である。
発明の背景
内因性の酸性アミノ酸、L−グルタミン酸およびL−アスパラギン酸は主要な
興奮性神経伝達物質として確立している。これらの興奮性アミノ酸の作用は幾つ
かの異なるサブタイプの受容体により媒介され、その1つはN−メチル−D−ア
スパラギン酸(NMDA)受容体である。NMDA受容体複合体の過剰の活性化は幾つか
の神経病理学的症状と関係があるため、この受容体複合体のアンタゴニストは新
規な治療剤を与える可能性がある。
人間の疾患の動物モデルにおいて、特定の知られているNMDAアンタゴニストは
抗けいれん活性を有することがわかっている(例えばLehmannらのJ.Pharmacol
.Exp.Therap.,246,65(1988年)を参照)。これはNMDAアンタゴニストの抗
てんかん剤としての有用性と関係がある。知られているNMDAアンタゴニストはま
た、過剰の刺激によりひき起こされる神経細胞の死を防ぐ(BoastらのBrain Res.
,442,345(1982年)を参照)。したがってこれらの薬剤は虚血および低酸素状
態、さらに神経変性疾患、例えばアルツハイマー病の治
療において使用されうる。髄腔内注射により、知られているNMDAアンタゴニスト
は鎮痛活性を示した(CahusacらのNeuropharmacology,23,719(1984年)を参照)
。アンタゴニストはまた、片頭痛、不安、聴力損失、運動ニューロン疾患、感染
による外傷および黄体形成ホルモン分泌に関連する病気の治療において有用であ
る。アリールにより間隔のあるホスホノα−アミノ酸構造を有するNMDAアンタゴ
ニストは例えばJ.Med.Chem.,32,1580(1989年)およびJ.Med.Chem.,36,
331(1993年)に記載されている。
発明の概略
本発明は新規なNMDAアンタゴニスト、それらの製造法、それらを含有する医薬
組成物、並びに神経系の興奮性アミノ酸受容体の過剰刺激により誘発される生理
学的作用を予防および/または軽減するためのアンタゴニストの治療的使用に関
する。
本発明の新規化合物は次の構造式I
〔式中、mは0、1または2であり;nは1、2または3であり;そしてR1およ
びR2は独立して同一または異なって水素、C1〜C7アルキル、C2〜C7アルケニル、
C4〜C7アルカジエニル、C6アリール、C6アリール−C1〜C7アルキル、C1〜C7アル
コキシ、C1〜C7アルカノイル、C1〜C7アルカノイルオキシ、C6アロイル、C6アロ
イルオキシ、C6アリール−C1〜C7アルカノイル、C1〜C7アルコキシカルボニル、
C6アリール−C1〜C7アルコキシカルボニル、C1〜C7アルキルチオ、
トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、C1〜C7アルキルスルホニルアミノ
、C1〜C7アルキルアミノ、C1〜C7アルカノイルアミノ、ニトロ、ハロゲンである
か、またはR1およびR2は一緒になってC1〜C7アルキレン、C2〜C7アルケニレンも
しくはC4〜C7アルカジエニレンである〕の化合物、その薬学的に許容しうるエス
テル、塩および水和物である。
好ましい本発明の化合物は式(II)
(式中、R1およびR2は上記で定義された通りである)の化合物である。
本発明の化合物はα−アミノ酸誘導体であり、そのため個々のエナンチオマー
だけでなく、エナンチオマー混合物、例えばラセミ混合物を含む。R−異性体は
好ましい異性体である。
本発明に関して本明細書で使用される一般定義は次の意味を有する。
有機基の炭化水素部分は7個以下の炭素原子、より好ましくは4個以下の炭素
原子を含有する。
本発明の好ましいアルキル基はC1〜C4アルキル、例えばメチル、エチル、プロ
ピルまたはブチルである。分枝状アルキル、例えばイソプロピルもまた範囲内に
含まれる。シクロアルキル基もまたアルキル基の定義の範囲内に含まれる。
R1およびR2が一緒になる場合、本発明の好ましいアルキレン基は
C2〜C6アルキレン、例えばエチレン、プロピレンまたはブチレンである。
好ましいアルケニル基はC2〜C4アルケニルである。
好ましいアルカジエニル基はC4〜C6アルカジエニルである。
R1およびR2が一緒になる場合、本発明の好ましいアルケニレン基はC2〜C6アル
ケニレン、例えばブテニレンである。
R1およびR2が一緒になる場合、本発明の好ましいアルカジエニレン基はC4〜C6
アルカジエニレン、例えばブタジエニレンである。
本発明の好ましいC6アリール基は場合により置換されたフェニル、例えばフェ
ニルまたはC1〜C7アルキル、C1〜C7アルコキシ、トリフルオロメチルおよびハロ
ゲンから選択される1〜3個の置換基により置換されたフェニル;またはピリジ
ル、特に3−ピリジルである。
本発明の好ましいC6アリール−低級アルキル基はC6アリールが上記で定義され
たような意味を有するC6アリール−C1〜C4−アルキル、有利にはベンジルまたは
2−フェニルエチルである。
本発明の好ましいアルコキシ基はC1〜C4アルコキシ、例えばエトキシ、プロポ
キシまたはメトキシである。
本発明の好ましいアルカノイル基はC2〜C7アルカノイル、有利にはアセチル、
プロピオニル、n−ブチリル、イソブチリルまたはピバロイルである。
本発明の好ましいアルカノイルオキシ基はC2〜C5アルカノイルオキシ、有利に
はアセトキシ、プロピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ、i−ブチリルオキシ
またはピバロイルオキシである。
C6アロイルはC6−アリールカルボニルである。
本発明の好ましいアロイル基はベンゾイルまたはC1〜C7アルキル、C1〜C7アル
コキシ、トリフルオロメチルおよびハロゲンから選択される1〜3個の置換基に
より置換されたベンゾイル;またはピリジルカルボニル、特にニコチニルである
。
本発明の好ましいC6アロイルオキシ基はベンゾイルオキシ、フェニル環がC1〜
C7アルキル、ハロゲンまたはC1〜C7アルコキシにより置換されたベンゾイルオキ
シ;またはニコチノイルオキシである。
ハロゲンは好ましくはフッ素および塩素であるが、臭素またはヨウ素であって
もよい。
本発明の好ましいC6アリール−アルカノイル基はC6アリール−C1〜C4−アルカ
ノイル、有利にはフェニルアセチルまたは3−フェニルプロピオニルである。
本発明の好ましいアルコキシカルボニル基はアルコキシ部分に1〜4個の炭素
原子を含有するC1〜C4アルコキシカルボニル、例えばメトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニルまたはエトキシカルボニルである
。
C6アリール−C1〜C7−アルコキシカルボニルは好ましくはベンジルオキシカル
ボニルである。
本発明において、薬学的に許容しうるエステルはカルボキシ基を有する本発明
の化合物のエステル、好ましくは生理学的条件下でその相当する遊離カルボン酸
に変換できるカルボン酸プロドラッグエステルである。最も好ましいプロドラッ
グエステルはC1〜C7アルキル、C6アリール−C1〜C7アルキル、C1〜C7アルカノイ
ルオキシメチル、C1〜C7アルキルアミノ−直鎖状C2〜C4−アルキルエステル、例
えば2−ジエチルアミノエチルである。
薬学的に許容しうる塩はアルカリ金属塩(ナトリウムまたはカリウム)、アル
カリ土類金属塩(カルシウムまたはマグネシウム)、あるいはアンモニアまたは
薬学的に許容しうる有機アミン、例えばC1〜C7アルキルアミン、シクロヘキシル
アミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミンまたはトリス−(ヒドロキシ
メチル)−アミノメタンから誘導されるアンモニウム塩である。塩基性アミンで
ある本発明の化合物は好ましくは薬学的に許容しうる無機酸または有機酸、例え
ばハロゲン化水素酸、硫酸、リン酸、あるいは脂肪族または芳香族のカルボン酸
またはスルホン酸、例えば酢酸、コハク酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸
、アスコルビン酸、ニコチン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸ま
たはナフタレンスルホン酸の酸付加塩を生成する。
現在知られている本発明の最も好ましい化合物は
(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプ
ロパン酸;
(R)−α−アミノ−6,7−ジクロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプ
ロパン酸;および
(R)−α−アミノ−6,7−ジエチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプ
ロパン酸
である。製造
本発明の化合物は容易に入手できるまたは容易に製造される出発物質を使用し
て当該技術分野で知られている方法により製造することができ、例えばキノリン
出発物質の置換基に応じて幾つかの合成経路を下記に示す。
出発化合物の置換キノリン(III)
はスクラップキノリン合成のデーブナー・フォン・ミラー変法により、適当に置
換されたまたは未置換のアニリンおよびトランス−2−メチルブテナールから製
造できる。N−ブロモスクシンイミドで臭素化した後、ブロモメチル基を亜リン
酸トリアルキルとアルブゾフ反応条件下で反応させる。N−ブロモスクシンイミ
ドで第2の臭素化を行った後、ブロモメチル基を使用してアルカリ金属アルコキ
シドの存在下でジアルキルアセトアミドマロネートをC−アルキル化する。別法
としてアルキル化はアルカリ金属アルコキシドの存在下でN−ベンジリデングリ
シンエステルを使用して、または相転移条件下でエナンチオマー的に純粋な生成
物を与えるキラルな相転移触媒を使用して行うことができる。ラセミ混合物とし
て現れる化合物は慣用の手段により容易にそれらの純粋なエナンチオマーに分割
することができる。本発明の化合物は保護基の除去により得られる。
置換キノリン(IV)
はフリードレンダーキノリン合成の変法により、適当に置換されたまたは未置換
のo−ニトロベンズアルデヒドをアセト酢酸エチルと縮合させ、その後ニトロ基
を還元して製造できる。N−ブロモスク
シンイミドで臭素化した後、ブロモメチル基を使用してアルカリ金属アルコキシ
ドの存在下でジアルキルアセトアミドマロネートをC−アルキル化する。別法と
して、アルキル化はアルカリ金属アルコキシドの存在下でN−ベンジリデングリ
シンエステルを使用して、または相転移条件下でエナンチオマー的に純粋な生成
物を与えるキラルな相転移触媒を使用して行うことができる。次に、エチル3−
キノリンカルボキシレートを直接または間接にヒドロキシメチル基に還元するこ
とができる。三臭化リンで臭素化した後、ブロモメチル基を亜リン酸トリアルキ
ルとアルブゾフ反応条件下で反応させて所望のホスホネートを得る。ラセミ混合
物として現れる化合物は慣用の手段により容易にそれらの純粋なエナンチオマー
に分割することができる。本発明の化合物は保護基の除去により得られる。
置換キノリン(V)
は多くの方法で、例えば2−クロロキノリンのC-3をリチウムジアルキルアミド
でリチウム化し、ホルムアルデヒドで捕捉し、次に三臭化リンで臭素化すること
により製造でき、または最初に3−カルボキシエチル−2−キノロンをその2−
ハロ誘導体に変換し、次に3−カルボキシ基を還元し、最後に三臭化リンで臭素
化することにより2−ブロモ−3−ブロモメチルキノリン(V)を得ることができ
る。ブロモメチル基を亜リン酸トリアルキルとアルブゾフ反応条件下で反応させ
て所望のホスホネートを得る。次に、2−ブロモキノリンを2−アミドアクリレ
ートと修正Heck反応条件下で結合させ、
または金属化β−ヨードアラニンと反応させる。Pd/Cのような貴金属触媒または
エナンチオマー的に純粋な生成物を与える不斉触媒を使用してジデヒドロアミノ
酸誘導体を接触水素添加する。ラセミ混合物として現れる化合物は慣用の手段に
より容易にそれらの純粋なエナンチオマーに分割することができる。本発明の化
合物は保護基の除去により得られる。
本発明の化合物の製造を詳細に説明する。
式(VI)
の化合物を適当に保護されたグリシンアニオン等価物と反応させて保護基を有す
る式Iの化合物を得、その後保護基を除去するか;または
式(VII)
の保護化合物を亜リン酸トリアルキルと反応させ、その後保護基を除去するか;
または
式(VIII)
の化合物を適当に保護された2−アミドアクリレートと反応させ、生成した化合
物を水素化し、そして保護基を除去するか;または
(VIII)を適当に保護された金属化β−ヨードアラニンと反応させ、その後保護
基を除去する。
実施例
本発明を下記の実施例でより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。
実施例 1
α−アミノ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸
四塩化炭素(40ml)中における2,3−ジメチルキノリン(0.50g、3.2ミリモル
)の溶液に、ベンゾイルペルオキシド(100mg)およびN−ブロモスクシンイミ
ド(1.14g、6.4ミリモル)を加えた。反応混合物を4時間還流し、室温まで冷
却した。沈澱物を濾過により除去し、濾液を真空下で蒸発させた。残留物を溶離
剤として酢酸エチル/石油エーテルを用いるシリカゲル上のフラッシュクロマト
グラフィーで処理して0.25gの3−ブロモメチル−2−メチルキノリンを得た。
得られた3−ブロモメチル−2−メチルキノリン(0.25g、1.0ミリモル)およ
び亜リン酸トリメチル(0.4ml、3.2ミリモル)の混合物をトルエン(10ml)中で
16時間還流した。次に、反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をシリカゲル上の
フラッシュクロマトグラフィーで処理した。酢酸エチルで溶離して0.28gの3−
(ジメチルホスホノメチル)−2−メチルキノリンを得た。
得られた3−(ジメチルホスホノメチル)−2−メチルキノリン(0.28g、1.
0ミリモル)の四塩化炭素(20ml)溶液をベンゾイルペ
ルオキシド(50mg)、次にN−ブロモスクシンイミド(0.20g、1.1ミリモル)で
処理した。反応混合物を4時間還流し、濾過し、真空下で濃縮した。残留物を溶
離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで
処理して0.21gの2−ブロモメチル−3−(ジメチルホスホノメチル)キノリン
を得た。
エタノール(5ml)中におけるナトリウム(15mg、0.65ミリモル)の混合物に
ジエチルアセトアミドマロネート(0.133g、0.61ミリモル)を加えた。15分間撹
拌した後、エタノール(5ml)に溶解した2−ブロモメチル−3−(ジメチルホ
スホノメチル)キノリン(0.21g、0.61ミリモル)を加えた。反応混合物を乾燥窒
素下、室温で3時間撹拌した。酢酸エチル(25ml)および水(5ml)を反応混合
物に加えた。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(10ml)で洗浄した。合一した
有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空下で乾燥した。残留物を
シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで処理した。酢酸エチルで溶離し
て0.11gのα−アセチルアミノ−(3−ジメチルホスホノメチル)−2−キノリ
ンプロパン二酸ジエチルエステルを得た。
中間体のアセチルアミノ誘導体(0.11g、0.23ミリモル)を6N塩酸(10ml)中
で3時間還流した。混合物を真空下で濃縮し、Dowex50W*8Hを通して最初に水で
、次に1M NH3で溶離して50mgのα−アミノ−3−(ホスホノメチル)−2−キ
ノリンプロパン酸アンモニウム塩を得た。1H NMR(D2O,400 MHz):δ3.30(d,2H
,CH2-P),3.71(d,2H,CH2),4.49(m,1H,CH),7.4-8.2(m,5H,ArH)
実施例 2
α−アミノ−2−(ホスホノメチル)−3−キノリンプロパン酸
四塩化炭素(60ml)中における2,3−ジメチルキノリン(1.0g、6.4ミリモル)の
溶液に、ベンゾイルペルオキシド(100mg)およびN−ブロモスクシンイミド(2.28
g、12.8ミリモル)を加えた。反応混合物を4時間還流し、室温まで冷却した。
沈澱物を濾過により除去し、濾液を真空下で蒸発させた。残留物を溶離剤として
酢酸エチル/石油エーテルを用いるシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィ
ーで処理して0.50gの2,3−ジ(ブロモメチル)キノリンを得た。
2,3−ジ(ブロモメチル)キノリン(0.50g、1.4ミリモル)および亜リン酸ト
リメチル(0.18ml、1.4ミリモル)の混合物をトルエン中で4時間還流した。次に
、反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグ
ラフィーで処理した。酢酸エチルで溶離して0.35gの3−ブロモメチル−2−(
ジメチルホスホノメチル)キノリンを得た。
エタノール(5ml)中におけるナトリウム(20mg、0.90ミリモル)の混合物にジ
エチルアセトアミドマロネート(0.19g、0.87ミリモル)を加えた。15分間撹拌
した後、エタノール(5ml)に溶解した3−ブロモメチル−2−(ジメチルホス
ホノメチル)キノリン(0.30g、0.87ミリモル)を加えた。反応混合物を乾燥窒素
下、室温で3時間撹拌した。酢酸エチル(25ml)および水(5ml)を反応混合物
に加えた。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(10ml)で洗浄した。合一した有
機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空下で乾燥した。残留物をシ
リカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで処理した。酢酸エチルで溶離して
0.30gのα−アセチルアミノ−(2−ジメチルホスホノメチル)−3−キノリン
プロパン二酸ジエチルエステルを得た。
中間体のアセチルアミノ誘導体(0.25g、0.52ミリモル)を6N塩酸(10ml)
中で6時間還流した。混合物を真空下で濃縮し、90mgのα−アミノ−2−(ホス
ホノメチル)−3−キノリンプロパン酸を水から沈澱させた。1H NMR(D2O,400
MHz):δ3.41(d,2H,CH2),3.60(d,2H,CH2-P),4.49(m,1H,CH),7.4-8.7(m
,5H,ArH)
実施例 3
α−アミノ−6−クロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸
四塩化炭素(80ml)中における6−クロロ−2,3−ジメチルキノリン(2.0g、10.
5ミリモル)の溶液に、ベンゾイルペルオキシド(100mg)およびN−ブロモスクシ
ンイミド(3.7g、21.0ミリモル)を加えた。反応混合物を4時間還流し、室温ま
で冷却した。沈澱物を濾過により除去し、濾液を真空下で蒸発させた。残留物を
溶離剤として酢酸エチル/石油エーテルを用いるシリカゲル上のフラッシュクロ
マトグラフィーで処理して0.90gの3−ブロモメチル−6−クロロ−2−メチル
キノリンを得た。
3−ブロモメチル−6−クロロ−2−メチルキノリン(0.85g、3.0ミリモル
)および亜リン酸トリメチル(1.2ml、9.6ミリモル)の混合物をトルエン(20ml)
中で16時間還流した。次に、反応混合物を真空下で濃縮し、残留物をシリカゲル
上のフラッシュクロマトグラフィーで処理した。酢酸エチルで溶離して0.90gの
6−クロロ−3−(ジメチルホスホノメチル)−2−メチルキノリンを得た。
四塩化炭素(40ml)中における6−クロロ−3−(ジメチルホスホノメチル)
−2−メチルキノリン(0.85g、2.7ミリモル)の溶液をベンゾイルペルオキシド(
100mg)、次にN−ブロモスクシンイミ
ド(0.50g、2.8ミリモル)で処理した。反応混合物を4時間還流し、濾過し、真
空下で濃縮した。残留物を溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲル上のフラ
ッシュクロマトグラフィーで処理して0.75gの2−ブロモメチル−6−クロロ−
3−(ジメチルホスホノメチル)キノリンを得た。
エタノール(10ml)中におけるナトリウム(44mg、1.9ミリモル)の混合物にジ
エチルアセトアミドマロネート(0.40g、1.85ミリモル)を加えた。15分間撹拌
した後、エタノール(10ml)に溶解した2−ブロモメチル−6−クロロ−3−(
ジメチルホスホノメチル)キノリン(0.70g、1.85ミリモル)を加えた。反応混
合物を乾燥窒素下、室温で3時間撹拌した。酢酸エチル(50ml)および水(10ml)
を反応混合物に加えた。有機層を分離し、水層を酢酸エチル(20ml)で洗浄した。
合一した有機抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空下で蒸発させた
。残留物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで処理した。酢酸エチ
ルで溶離して0.46gのα−アセチルアミノ−6−クロロ−(3−ジメチルホスホ
ノメチル)−2−キノリンプロパン二酸ジエチルエステルを得た。
中間体のアセチルアミノ誘導体(0.40g、78ミリモル)を6N塩酸中で6時間還
流した。混合物を真空下で濃縮し、150mgのα−アミノ−6−クロロ−3−(ホ
スホノメチル)−2−キノリンプロパン酸を水から沈澱させた。1H NMR(D2O,40
0 MHz):δ3.29(d,2H,CH2-P),3.69(d,2H,CH2),4.49(m,1H,CH),7.4-8.7
(m,4H,ArH)
実施例 4
(R)−α−アミノ−7−エトキシ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
オキシ塩化リン(36.4ml、0.4モル)を氷冷ジメチルホルムアミド(6.6ml、86ミ
リモル)に撹拌しながらゆっくりと加えた。冷却浴を取り除き、N−(3−エト
キシフェニル)−3−クロロプロピオンアミド(13g、57ミリモル)を混合物に加
え、それを10時間加熱還流した。冷却後、混合物を砕いた氷に注ぎ、二酸化炭素
の発生が終了するまで炭酸ナトリウム固体を加えた。混合物をトルエン/EtOAc
で抽出し、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、抽出物をシリカゲルのパッドを通し
て濾過し、溶媒を蒸発させて9.9gの2−クロロ−3−クロロメチル−7−エト
キシキノリン(約85%純度)を得た。酢酸プロピルから再結晶して6.0gの純粋
な物質を得た。
上記反応からの生成物を15mlの亜リン酸トリエチルと125℃で15時間反応させ
た。亜リン酸トリエチルを真空下、60℃で蒸発させた。残留物を再結晶して2−
クロロ−3−ジエチルホスホノメチル−7−エトキシキノリンを得た。
上記ホスホネートを0.5当量のメタンスルホン酸の存在下、還流2−ブタノン
中、5当量のヨウ化ナトリウムで10時間処理した。混合物を飽和炭酸水素ナトリ
ウムで中和し、エーテルで抽出した。溶媒を蒸発させて3−ジエチルホスホノメ
チル−7−エトキシ−2−ヨードキノリンを得たが、それはまだ約20%の出発塩
化物を含んでいた。
上記ヨウ化物を下記のようにしてD−3−ヨードアラニンのBOC−保護メチル
エステルから誘導された亜鉛試薬とのカップリングにおいて使用した。亜鉛試薬
を本質的にJacksonらのJ.Org.Chem.,57,3397(1992年)に記載のようにして、
トルエンおよびN,N−ジメチルアセトアミドの混合物中で生成した。亜鉛試薬の
溶液にトリ−
o−トリルホイフィン(0.2当量)、塩化パラジウム(0.1当量)および上記のヨ
ウ化物(0.55当量)を加え、超音波処理を3時間続けた。混合物を水および酢酸
エチルに分配することにより後処理した。溶媒を蒸発させ、クロマトグラフィー
で処理した後、メチルα−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジエチルホスホ
ノメチル−7−エトキシ−2−キノリンプロピオネートを収率50%で得た。
アミノ酸の脱保護を還流6M HCl中で6時間行った。溶媒を蒸発させて得られ
た残留物を酸性イオン交換樹脂に付し、水で溶離した。ニンヒドリン感受性フラ
クションを集め、溶媒を蒸発させて(R)−α−アミノ−3−ホスホノメチル−7
−エトキシ−2−キノリンプロパン酸を得た。13C-NMR(D2O+NH3蒸気):δ(ppm)
174.7,158.7,156.3,146.3,138.0,137.9,128.6,122.6,118.8,106.2,64
.4,54.1,34,2,34.0,32.8,13.9
実施例 5
(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
実施例4に記載のようにして製造した2−クロロ−3−ジエチルホスホノメチ
ル−6,7−ジメチルキノリン(0.40g、1.17ミリモル)を2−ブタノン(20ml)に
溶解し、ヨウ化ナトリウム(0.39g、2.6ミリモル)およびp−トルエンスルホン
酸(0.11g、0.58ミリモル)で処理した。混合物を10時間還流した。酢酸エチルお
よび飽和炭酸水素ナトリウムを加えた。有機層を分離し、シリカゲルのパッドを
通して濾過した。溶媒を蒸発させて0.28gの3−ジエチルホスホノメチル−6,7
−ジメチル−2−ヨードキノリンを得た。
乾燥トルエン(6ml)および乾燥ジメチルアセトアミド(0.4ml)
中におけるメチル(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−β−ヨードブロピ
オネート(0.40g、1.21ミリモル)の溶液を窒素でパージした、亜鉛−銅カップ
ル(0.16g、2.43ミリモル)を含んだフラスコに加えた。得られる混合物を出発
物質がなくなるまで窒素下で55分間超音波処理した。塩化パラジウム(23mg、0.
13ミリモル)およびトリ−o−トリルホスフィン(61mg、0.20ミリモル)を加え
、次にトルエン(2ml)に溶解した上記で製造した2−ヨードキノリン(0.28g
、0.65ミリモル)を加えた。混合物を1時間超音波処理し、55℃で3時間撹拌し
た。酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウムを加えた。有機層を水で洗浄し、
蒸発させた。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーで処理して0.23gの
メチル(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−ジエチルホスホノメチル
−6,7−ジメチル−2−キノリンプロピオネートを得た。
上記アミノ酸誘導体(0.23g、0.45ミリモル)を6N塩酸(10ml)中で6時間還
流した。混合物を真空下で濃縮し、110mgの(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−
3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸を水から沈澱させた。1H NMR
(D2O+NH3,400 MHz):δ2.28(s,3H,CH3),2.30(s,3H,CH3),3.00(m,2H
,CH2-P),3.45(m,2H,CH2),4.20(m,1H,CH),7.44(s,1H,ArH),7.60(s,1
H,ArH),7.92(d,1H,ArH)
実施例 6
(R)−α−アミノ−7−クロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパ
ン酸
実施例5に記載のようにして製造したメチル(R)−α−t−ブトキシカルボニ
ルアミノ−7−クロロ−3−ジエチルホスホノメチル
−2−キノリンプロピオネート(0.23g、0.45ミリモル)を6N塩酸(10ml)中で
6時間還流した。混合物を真空下で濃縮し、100mgの(R)−α−アミノ−7−クロ
ロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸を水から沈澱させた。1H
NMR(D2O,400 MHz):δ3.18(d,2H,CH2-P),3.58(m,2H,CH2),4.38(m,1H
,CH),7.12(d,1H,ArH),7.47(d,1H,ArH),7.53(s,1H,ArH),8.42(d,1H
,ArH)
実施例 7
α−アミノ−6,7−ジメトキシ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパ
ン酸
THF(100ml)中における2−ニトロ−4,5−ジメトキシベンズアルデヒド(5,28
g、25ミリモル)およびラネーニッケルの混合物を3当量の水素が消費されるま
で水素化した。混合物をセライトを通して濾過した。アセト酢酸エチル(3.2ml、
25ミリモル)およびピペリジン(12滴)を加え、溶液を4時間還流し、濃縮した
。固体残留物をMeOHから再結晶して3.89gのエチル6,7−ジメトキシ−2−メチ
ルキノリン−3−カルボン酸を得た。
乾燥THF(75ml)中における6,7−ジメトキシ−2−メチルキノリン−3−カル
ボン酸エチルエステル(2.83g、10.3ミリモル)の溶液を、乾燥THF(50ml)中に
おける水素化リチウムアルミニウム(0.39g、10.3ミリモル)の撹拌した氷冷懸濁
液に20分間にわたって滴加した。混合物を2時間かけて室温に戻し、過剰の水素
化リチウムアルミニウムを酢酸エチル、アセトンおよび2M NaOHを注意しなが
ら順番に加えることにより分解した。混合物を濾過し、白色のゴム状物をアセト
ンで2回抽出した。濾液および抽出物を合一し、濃縮
して2.31gの6,7−ジメトキシ−2−メチルキノリン−3−メタノールを得た。
6,7−ジメトキシ−2−メチルキノリン−3−メタノール(2.31g、9.9ミリモ
ル)を塩化チオニル(50ml)に溶解し、2時間還流した。溶液を濃縮し、残留物を
酢酸エチルおよび水性NaHCO3に分配した。層を分離し、水層を酢酸エチルで抽出
した。合一した有機層を水およびブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥した。溶媒
を蒸発させて2.48gの6,7−ジメトキシ−3−クロロメチル−2−メチルキノリ
ンを得た。
6,7−ジメトキシ−3−クロロメチル−2−メチルキノリン(2.48g、9.9ミリ
モル)および亜リン酸トリエチル(6ml)の混合物を160℃で4時間加熱し、室温ま
で冷却した。過剰の亜リン酸トリエチルをヘキサンで抽出することにより除去し
、残留する暗色の油状物をクロマトグラフィーにより精製して3.50gの3−(ジ
エチルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−メチルキノリンを得た。
SeO2(0.56g、5.06ミリモル)をジオキサン(25ml)中における3−(ジエチルホ
スホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−メチルキノリン(1.79g、5.06ミリモル
)の溶液に加えた。混合物を75分間還流し、濾過し、濃縮した。残留する油状物
をクロマトグラフィーにより精製して1.48gの3−(ジエチルホスホノメチル)−
6,7−ジメトキシキノリン−2−カルボキシアルデヒドを得た。
THF(4ml)中におけるN−ベンジルオキシカルボニル−α−(ジメチルホスホ
ニル)グリシンメチルエステル(0.99g、3ミリモル)の溶液を室温でTHF(2ml)
中におけるNaH(82mg、3.4ミリモル)の撹拌懸濁液に滴加した。ガスの発生が終
了した後、THF(3ml)中に
おける3−(ジエチルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシキノリン−2−カルボ
キシアルデヒド(1.13g、3ミリモル)の溶液を2分間にわたって滴加した。2時
間後、反応混合物を水性NH4Clで急冷し、酢酸エチルおよび水に分配した。層を
分離し、水層を酢酸エチルで抽出した。合一した有機層を水およびブラインで洗
浄し、MgSO4上で乾燥した。濃縮して褐色の泡状物を得、それをクロマトグラフ
ィーにより精製して1.04gのα−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−3−(ジ
エチルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−キノリンアクリル酸メチルエス
テルを得た。
MeOH(10ml)中におけるα−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−3−(ジエ
チルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−キノリンアクリル酸メチルエステ
ル(0.14g、0.25ミリモル)および触媒量のパラジウム/木炭(10%)の混合物
を4バールで20時間水素化した。濾過し、クロマトグラフィーにより精製して0.
09gのα−アミノ−3−(ジエチルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−キ
ノリンプロパン酸メチルエステルを得た。
α−アミノ−3−(ジエチルホスホノメチル)−6,7−ジメトキシ−2−キノリ
ンプロパン酸メチルエステル(0.09g、0.2ミリモル)を6M HCl(15ml)中で6
時間還流した。混合物を濃縮し、水に溶解した。濾過により幾らかの不溶物質を
除去した後、38mgの表題化合物、α−アミノ−6,7−ジメトキシ−3−(ホスホノ
メチル)−2−キノリンプロパン酸をアセトニトリルを加えることにより沈澱さ
せた。1H NMR(D2O,400 MHz):δ3.22(dd,2H),3.66(m,2H),3.90(s,3H),3.
92(s,3H),4.15(m,1H),7.22(s,1H),7.37(s,1H),8.53(s,1H)
実施例 8
(R)−α−アミノ−7−メチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン
酸塩酸塩
150mlのトルエン中における30mlのm−トルイジンの溶液に、50mlのトルエン
中における25mlの塩化アセチルの溶液を加えた。反応混合物を+20℃の水浴中で
冷却したが、添加の終了時に+50℃の反応温度を与えた。混合物を室温で一晩撹
拌し、100mlのトルエンで希釈し、200mlの水、100mlの飽和重炭酸ナトリウム溶
液で洗浄し、層分離紙を通して濾過し、真空下で蒸発させて37.2gのN−アセト
アミド−m−トルイジンを結晶物として得た。
31ml(0.4モル)の乾燥ジメチルホルムアミドを氷/エタノール浴中で冷却し、8
7ml(0.94モル)のオキシ塩化リンを機械的に撹拌しながら30分間にわたって加
えて塩化ホルムイミニウムを懸濁液として得た。次に、20g(0.134モル)のN−
アセトアミド−m−トルイジン粉末を0〜+5℃で加えた。混合物を1.5時間に
わたって室温にし、そして還流冷却器を備え、栓をしたフラスコ中において+80
℃で3時間加熱した。室温で一晩放置した後、混合物を1lの砕いた氷に注ぎ、
混合物を約30分間撹拌した。沈澱物を濾過し、水で洗浄し、真空下で乾燥して18
.5gの2−クロロ−3−ホルミル−7−メチルキノリンを得た。
250mlの無水エタノール中における6.9g(180ミリモル)のホウ水素化ナトリウ
ムの撹拌溶液に、250mlの乾燥テトラヒドロフラン中における15g(73ミリモル
)の2−クロロ−3−ホルミル−7−メチルキノリンの溶液を冷却せずに15分間
にわたって加えた。添加中に僅かな水素の発生および+28℃までの温度上昇が観
察された。反
応混合物を室温で4時間撹拌し、4mlの反応混合物を真空下で蒸発させ、残留物
を酢酸エチルに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、そして真空下で蒸発させて100mgの残留物を得た。1H NMRはアルコ
ールへの完全な変換を示した。5時間後、全反応混合物を同様に後処理し、蒸発
させた後14.8gの2−クロロ−3−ヒドロキシメチル−7−メチルキノリンを得
た。
10ml(106ミリモル)の三臭化リンを氷浴中で冷却し、6.4g(30.8ミリモル)の2
−クロロ−3−ヒドロキシメチル−7−メチルキノリン固体を撹拌しながら加え
た。温度は添加終了時に+10℃に達し、濃い懸濁液を生成した。次に、冷却浴を
取り外し、混合物を+100℃で3時間加熱した。50mlのトルエンを加え、混合物
をさらに3時間還流した。次に、反応混合物を200mlの氷に注ぎ、得られた混合
物を濾過し、トルエン層を濾液から分離し、固体を塩化メチレンに再び溶解し、
トルエンおよび塩化メチレン溶液を合一し、水で洗浄し、乾燥し、そして真空下
で蒸発させて5.9gの2−ブロモ−3−ブロモメチル−7−メチルキノリンを結
晶性固体として得た。1H-、13C-NMRおよびMSは再結晶により除去することができ
ない不純物として20%の2−クロロ−3−ブロモメチル−7−メチルキノリンの
存在を示した。
50mlのトルエン中における4g(12.6ミリモル)の上記2−ブロモ−3−ブロ
モメチル−7−メチルキノリンの溶液に4.3ml(25ミリモル)の亜リン酸トリエチ
ルを加え、混合物を22時間還流した。真空下で蒸発させて5.1gの固体残留物を
得、それを10mlのトルエン(僅かに温めた)に溶解し、濁るまでヘキサンで希釈
した。溶液を
少量のふわふわした沈澱物からデカンテーションし、氷浴中で結晶化した。結晶
性沈澱物を濾過し、ヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥して20%の2−クロロ−3
−ジエチルホスホノメチル−7−メチルキノリンを不純物として含有する3.3g
の2−ブロモ−3−ジエチルホスホノメチル−7−メチルキノリンを得た。
30mlの乾燥トルエンおよび2mlの乾燥N,N−ジメチルアセトアミド中における2
.5g(7.5ミリモル)のN−t−ブトキシカルボニル−3−ヨード−D−アラニ
ンメチルエステルの溶液に、900mgのZn(Cu)微粉末を加えた。混合物を超音波浴
中で1時間50分間処理した。その後TLCはヨード−アラニン誘導体の完全な変換
を示した。70mg(0.4ミリモル)のPdCl2および240mg(0.8ミリモル)のトリ−o
−トリルホスフィンの混合物、次に1.9g(5.0ミリモル)の2−ブロモ−3−ジ
エチルホスホノメチル−7−メチルキノリンを加え、超音波処理を50〜60℃で3
時間続け、そして混合物を室温で一晩放置した。反応混合物を酢酸エチルで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発さ
せて3.91gの油状物を得た。粗生成物を溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカ
ゲル上のクロマトグラフィーに付して1.334gの純粋なメチル(R)−α−t−ブト
キシカルボニルアミノ−3−ジエチルホスホノメチル−7−メチル−2−キノリ
ンプロピオネートを得た。
1.27g(2.57ミリモル)のメチル(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−3
−ジエチルホスホノメチル−7−メチル−2−キノリンプロピオネートを20mlの
6M塩酸に加え、混合物を6時間還流した。真空下で蒸発させて1.03gの固体を
得、それを5mlの水に再び溶解し、5mlのイソプロピルアルコールを加え、そし
て混合物を氷
浴中で結晶化した。沈澱物を濾過し、真空下で乾燥して399mgのα−アミノ−3
−ホスホノメチル−7−メチル−2−キノリンプロパン酸塩酸塩を得た。13C-NM
R(D2O):δ(ppm)21.5,30.7,31.9,32.0,51.6,118.1,126.2,127.9,128.
6,132.4,137.4,140.4,147.4,151.4,170.8
実施例 9
(R)−α−アミノ−6,7−ジクロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
3,4−ジクロロ−6−ニトロベンズアルデヒド(4.40g、20ミリモル)を50〜60
℃で50%水性エタノール(200ml)に溶解し、溶液を90℃で水(200ml)中における
硫酸鉄(II)七水和物(27.8g、100ミリモル)の溶液に加えた。濃縮(25%)水
性アンモニア(50ml)を温度を沸点近くに保ち、強く撹拌しながら数回に分けて
加えた。混合物を5〜10分間還流し、冷却した。沈澱物を濾過し、エタノールで
洗浄した。濾液を真空下で濃縮して殆どのエタノールを除去した。得られた沈澱
物を集め、水で洗浄し、40〜50℃で真空乾燥して3.3gの3,4−ジクロロ−6−ア
ミノベンズアルデヒドを得た。
3,4−ジクロロ−6−アミノベンズアルデヒド(2.85g、15ミリモル)をジメチ
ルマロネート(10ml)と一緒に140℃で20時間撹拌した。混合物をエチルエーテル(
100ml)で希釈した。沈澱物を集め、エチルエーテルで2回洗浄し、真空下で乾燥
して2.86gのメチル6,7−ジクロロ−2−ヒドロキシキノリン−3−カルボキシ
レートを得た。
メチル6,7−ジクロロ−2−ヒドロキシキノリン−3−カルボキシレート(2.7
2g、10ミリモル)をテトラヒドロフラン(25ml)中
におけるDIBAL(ヘキサン中1M、25ml、25ミリモル)の撹拌溶液に窒素下、25〜3
0℃で少しづつ加えた。混合物を周囲温度で0.5時間撹拌し、5〜10℃で過剰の20
%HClを用いて急冷した。沈澱物を集め、水、テトラヒドロフランおよびエチル
エーテルで洗浄して2.12gの6,7−ジクロロ−2−ヒドロキシキノリン−3−メ
タノールを得た。
6,7−ジクロロ−2−ヒドロキシキノリン−3−メタノール(1.22g、5ミリモ
ル)およびオキシ臭化リン(5g)の混合物を110℃で2〜3時間撹拌した。冷却後
、それを温度を50℃以下に保つように水で注意しながら急冷した。沈澱物を集め
、水、アセトニトリルおよびエチルエーテルで洗浄して1.66gの6,7−ジクロロ
−2−ブロモ−3−ブロモメチルキノリンを得た。
6,7−ジクロロ−2−ブロモ−3−ブロモメチルキノリン(0.74g、2ミリモル
)および亜リン酸トリメチル(5ml)の混合物を80〜90℃で2〜3時間加熱した
。次に、過剰の亜リン酸トリメチルを70〜80℃において真空下で除去し、油状残
留物をヘキサン/エチルエーテル(1:1)で処理して結晶化した。結晶を集め
、トルエンで洗浄し、真空下で乾燥して0.65gの6,7−ジクロロ−3−ジメチル
ホスホノメチル−2−ブロモキノリンを得た。
乾燥ベンゼン(3ml)および乾燥ジメチルアセトアミド(0.5ml)中における
N−t−ブトキシカルボニル−3−ヨード−D−アラニンメチルエステル(0.66
g、2ミリモル)の溶液を亜鉛−銅カップル(0.31g)に加えた。得られた混合物
を出発物質がなくなる(TLCによる判定)まで窒素下、40〜45℃で2.5〜3時間超
音波処理した。トリ−o−トリルホスフィン(0.06g、0.2ミリモル)および塩化
パ
ラジウム(0.02g、0.1ミリモル)を加え、次に乾燥ベンゼン(3ml)および乾燥
ジメチルアセトアミド(0.5ml)中における6,7−ジクロロ−3−ジメチルホスホ
ノメチル−2−ブロモキノリン(0.4g、1ミリモル)の溶液を加えた。得られた
混合物を窒素下、50〜60℃で2.5〜3時間撹拌し、冷却した。水を加え、混合物
をセライトを通して濾過し、後者を酢酸エチルで洗浄した。合一した有機層を分
離し、乾燥(MgSO4)し、真空下で濃縮した。残留物をトルエンで数回共蒸発させ
て殆どのジメチルアセトアミドを除去し、溶離剤として0〜2%メタノール/ク
ロロホルムを使用してシリカゲルカラムで精製して0.33gのメチル(R)−α−t
−ブトキシカルボニルアミノ−6,7−ジクロロ−3−ジメチルホスホノメチル−
2−キノリンプロピオネートを得た。
メチル(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−6,7−ジクロロ−ジメチルホ
スホノメチル−2−キノリンプロピオネート(0.26g、0.5ミリモル)を6M HC
l(20ml)中で4時間還流した。溶媒を真空下で除去し、残留物をアセトニトリル
で3回共蒸発させた。得られた粉末を水およびクロロホルムで処理し、濾過し、
最後にメタノールから再結晶して0.11gの(R)−α−アミノ−6,7−ジクロロ−3
−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸を得た。1H NMR(D2O,400 MHz)
:δ3.15(d,2H),3.56(dd,1H),3.64(dd,1H),4.41(m,1H),7.91(s,1H),8
.00(s,1H),8.02(s,1H)
実施例 10
(R)−α−アミノ−5−クロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン
酸
実施例9の手順に従って、2−クロロ−6−ニトロベンズアルデ
ヒドで開始して表題化合物を製造した。1H NMR(CD3OD,400 MHz):δ3.52(d,2H
),3.94(m,2H),4.76(m,1H),7.78(m,1H),8.12(m,2H),8.76(d,1H)
実施例 11
(R)−α−アミノ−6−フルオロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパ
ン酸
実施例9の手順に従って、3−フルオロ−6−ニトロベンズアルデヒドで開始
して表題化合物を製造した。1H NMR(D2O,400 MHz):δ3.24(d,2H),3.71(m,2
H),4.43(t,1H),7.60(m,2H),7.94(m,1H),8.61(d,1H)
実施例 12
(R)−α−アミノ−6,8−ジクロロ−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
実施例9の手順に従って、3,5−ジクロロ−6−ニトロベンズアルデヒドで開
始して表題化合物を製造した。1H NMR(D2O,400 MHz):δ3.15(dd,2H),3.70(m
,2H),4.55(t,1H),7.36(s,1H),7.44(s,1H),7.80(m,1H)
実施例 13
(R)−α−アミノ−7−クロロ−6−メチル−3−(ホスホノメチル)−キノリン
プロパン酸
実施例4の手順に従って、3−クロロ−N−(3−クロロ−4−メチルフェニ
ル)プロピオンアミドで開始して3−クロロメチル−2,7−ジクロロ−6−メチ
ルキノリンを製造した。
3−クロロ−2,7−ジクロロ−6−メチルキノリン(3.4g、13ミリモル)およ
びオキシ臭化リン(15g)を100℃で4時間加熱した。
混合物を冷却し、砕いた氷に注いだ。得られた混合物を塩化メチレンで抽出し、
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、真空下で蒸
発させて4.4gの2−ブロモ−3−ブロモメチル−7−クロロ−6−メチルキノ
リンを得た。
2−ブロモ−3−ブロモメチル−7−クロロ−6−メチルキノリン(4.2g、12
ミリモル)、トルエン(50ml)および亜リン酸トリエチル(4.2ml)の混合物を20時
間還流した。冷却後、溶液を真空濃縮し、生成物をヘキサンの添加により沈澱さ
せた。結晶を濾過し、ヘキサンで洗浄し、真空下で乾燥して4.5gの2−ブロモ
−7−クロロ−3−ジエチルホスホノメチル−6−メチルキノリンを得た。
乾燥トルエン(12ml)および乾燥ジメチルアセトアミド(0.8ml)中におけるN
−t−ブトキシカルボニル−3−ヨード−D−アラニンメチルエステル(0.81g
、2.46ミリモル)の溶液を窒素でパージした。亜鉛−銅カップル(0.32g、4.92
ミリモル)を含んだフラスコに加えた。混合物を出発物質がなくなる(TLCによる
判定)まで超音波浴中で1時間処理した。PdCl2(23mg、0.13ミリモル)およびトリ
−o−トリルホスフィン(79mg、0.26ミリモル)の混合物、次に2−ブロモ−7
−クロロ−3−ジエチルホスホノメチル−6−メチルキノリン(0.5g、1.23ミリ
モル)を加え、超音波処理を50〜60℃で3時間続けた。冷却後、反応混合物を酢
酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し、MgSO4上で乾燥し、
蒸発させた。粗生成物を溶離剤として酢酸エチルを用いるシリカゲル上でクロマ
トグラフィーに付して0.49gのメチル(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ
−7−クロロ−3−ジエチルホスホノメチル−6−メチル−2−キノリンプロピ
オネートを得た。
(R)−α−t−ブトキシカルボニルアミノ−7−クロロ−3−ジエチルホスホ
ノメチル−6−メチル−2−キノリンプロピオネートを6N塩酸(15ml)中で6
時間還流した。混合物を真空下で濃縮し、生成物を水−アセトン混合物から結晶
化した。生成物を濾過し、真空下で乾燥して0.31gの(R)−α−7−クロロ−6
−メチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロパン酸を得た。1H NMR(D2O
,400 MHz):δ2.10(s,3H),3.26(d,2H),3.63(m,2H),4.44(t,1H),7.61(s
,1H),7.75(s,1H),8.53(d,1H)
実施例 14
(R)−α−アミノ−6,7−ジエチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
実施例8の手順に従って、N−(3,4−ジエチルフェニル)アセトアミドで開始
して表題化合物を製造した。1H NMR(D2O,400 MHz):δ1.10(m,6H),2.69(m,4
H),3.36(d,2H),3.6(d,2H),4.54(t,1H),7.73(s,1H),7.77(s,1H),8.69
(s,1H)
実施例 15
(S)−α−アミノ−6,7−ジエチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリンプロ
パン酸
実施例13の手順に従って、3−クロロ−N−(3,4−ジメチルフェニル)プロピ
オンアミドで開始し、カップリング反応においてN−t−ブトキシカルボニル−
3−ヨード−L−アラニンを使用して表題化合物を製造した。1H NMR(D2O,400
MHz):δ2.10(s,3H),2.12(s,3H),3.23(d,2H),3.62(d,2H),4.45(t,1H)
,7.58(s,1H),7.62(s,1H),8.49(d,1H)
実施例 16
エチル(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−3−(ホスホノメチル)−2−キノリ
ンプロピオネート
実施例13の手順に従って、3−クロロ−N−(3,4−ジメチルフェニル)プロピ
オンアミドで開始して(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−3−(ホスホノメチル
)−2−キノリンプロパン酸を製造した。このアミノ酸(0.15g、0.44ミリモル
)を塩酸で飽和させたエタノール(15ml)中で16時間還流した。溶媒を真空下で
除去し、生成物をエタノール−アセトン混合物から再結晶した。生成物を濾過し
、真空下で乾燥して0.15gのエチル(R)−α−アミノ−6,7−ジメチル−3−(ホ
スホノメチル)−2−キノリンプロピオネートを得た。1H NMR(CD3OD,400 MHz)
:δ1.11(t,3H),2.48(s,3H),2.52(s,3H),3.44(d,2H),3.85(d,2H),4.2
4(q,2H),4.75(t,1H),7.76(s,1H),7.90(s,1H),8.42(d,1H)医薬製剤
式Iの化合物を含有する医薬製剤は知られている方法に従って製造される。化
合物がNMDA−アンタゴニストとして使用される場合、本発明の化合物は注射に適
した液状希釈剤に溶解される。本化合物を等張性食塩水に溶解することが特に好
ましい。化合物が本発明に従って使用される場合、それらを錠剤、カプセル剤ま
たは坐剤のような経口または経腸製剤の形態で投与することもできる。経口投与
用投与単位の形態で式Iの化合物を含有する医薬製剤を製造するために、選択さ
れた化合物を固体状賦形剤、例えばラクトースまたはセルロース誘導体;ゼラチ
ンのような結合剤;およびステアリン酸マグネシウムのような滑沢剤と混合し、
次に圧縮して錠剤とすることができる。経腸投与用投与単位は液剤または懸濁剤
であるか、ま
たは坐剤の形態で製造することができる。経口投与用液状製剤はシロップ剤また
は懸濁剤の形態であってよく、例えば約0.2〜約20重量%の本明細書記載の活性
物質を含有する溶液である。注射による非経口投与用液剤は活性物質の水溶性で
薬学的に許容しうる塩の水溶液として製造することができる。これらの溶液は場
合により安定剤および/または緩衝剤を含有し、好都合には様々な単位投与量の
アンプルとして提供されうる。成人の治療的処置において適当な本発明の化合物
の単位投与量は経口投与では10〜800mgであり、髄腔内投与では0.1〜100μgで
ある。生物学的評価
本発明の化合物は有用な薬理学的特性を示し、例えば哺乳動物のNMDA興奮性ア
ミノ酸受容体を遮断する。従って、これらの新規化合物は虚血状態;卒中;大脳
または脊髄の損傷;神経変性疾患;アルツハイマー病、パーキンソン病の痴呆ま
たはハンチントン舞踏病;およびけいれん性疾患、例えばてんかんの治療におい
て有用である。これらはまた、不安、精神分裂病、片頭痛、尿失禁、筋肉痙攣(
痙直)の治療において;鎮痛剤および麻酔剤として;そして薬物およびアルコー
ルの禁断症状を予防するのに有用である。これらの作用は生体外または生体内、
例えばマウス、ラット、イヌまたはサルでの試験により証明されうる。それらに
前記化合物を経口的にまたは非経口的に投与することができる。NMDA−型興奮性
アミノ酸受容体における阻害作用は本質的にLehmannおよびScattonのBrain Rese
arch,252,77(1982年)に記載のようにして、ラットの脳に線条体組織からのNMD
A−誘発3H−アセチルコリン放出の阻害率を測定することにより生体外で測定さ
れる。線条体組織片からのNMDA−誘
発3H−アセチルコリン放出の阻害率は対照と比較した50μMのNMDAでの刺激に反
応する3H−アセチルコリン放出の百分率(%)として表す。
NMDA−型興奮性アミノ酸受容体における阻害作用はまた、本質的にLehmannら
のJ.Pharmacol.Exptl.Therap.,246,65(1988年)に従って脳組織標本と3H-CG
S 19755の結合の阻害率を測定する生体外での試験により測定される。
本発明の化合物の抗けいれん作用は本質的に一番最後に挙げた文献に記載のよ
うにして、マウスにおける電気ショック−またはNMDA−誘発けいれんの阻害によ
り生体内で測定される。
前記化合物の鎮痛作用は本質的にCahusacらのNeuropharmacology,23,719(19
84年)に従って髄腔内注射によりラットおよびマウスで測定される。
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61K 31/675 AAH A61K 31/675 AAH
AAM 9051−4C AAM
AAN AAN
AAR AAR
ABK ABK
ABN ABN
ABS ABS
ACV ACV
ADA ADA
ADQ ADQ
ADS ADS
ADT ADT
(31)優先権主張番号 9402122−7
(32)優先日 1994年6月16日
(33)優先権主張国 スウェーデン(SE)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE
,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,
LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N
L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE
,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN