JPH09508270A - 細胞の分離、同定および/または分析のための生存性プローブ - Google Patents
細胞の分離、同定および/または分析のための生存性プローブInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明で提供する生存性プローブは、独立して充実性腫瘍または非付着性腫瘍を分析するために、独立して使用することができ、またはモノクローナル抗体パネル中に含有させるのに有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
細胞の分離、同定および/または分析のための生存性プローブ技術分野
本発明が提供する生存性プローブは、充実性腫瘍または非付着性の腫瘍を分析
するために、独立して使用することができ、またはモノクローナル抗体パネル中
に含有させるのに有用である。背景技術
生存していない、透過性が亢進された細胞は、フローサイトメトリー分析に際
して、顕著な阻害の原因となっている。この阻害を一次的にもたらしているのは
、分化抗原形質発現(13)、生化学的変化(例えば、自発蛍光の増大)(24
)、および細胞死を伴う膜の透過亢進に起因するプローブの非特異的な摂取およ
び結合(6、15、20、22)である。従って、生存細胞の精密な分析のため
には、生存していない細胞の排除が必要である(20)。
細胞死の二種類の最も特徴的な過程は、壊死およびアポトーシスである(1、
3、5、9、13、19)。壊死は、典型的には、酸素圧低下または細胞毒性因
子のような細胞外の条件によって引き起こされ、代謝系の崩壊、細胞膨潤化、溶
菌および周囲の組織の炎症という順序によって特徴付けられる(1、5、7、9
、23)。一層一般的な現象であるアポトーシス(1、10)は、プログラムさ
れた細胞死に関連しており、細胞の収縮、クロマチン濃縮および開裂、および最
終的には膜の透過性の亢進という順序によって特徴付けられる(1、3、5、7
、9、10、13)。染色中の細胞が透過亢進するのにつれて、これらの細胞の
形態と屈折率との変化によって、これらの細胞の光散乱特性が著しく変化し、膜
の一体性が失われることによって、通常は不透過性のプローブの摂取が可能にな
る。
最も一般的に使用されているフローサイトメトリー法による細胞死の識別技術
は、三種類の主要なカテゴリーに分けることができる:(1)物理的分離法、(
2)微分光散乱法および(3)蛍光プローブによる分染法である。これらの技術
は大きくは膜の透過亢進の測定方法であり、この現象が細胞死に等しいことに基
づいている(6、13)。
従って、明らかに、試料を透過亢進剤によって処理すると、試料の貯蔵、細胞
内標識、またはバイオハザードの制御のためにしばしば必要なことであるが、自
然に透過亢進した死亡細胞を、人工的な透過亢進の前には生存していた細胞から
識別するという、著しい挑戦がもたらされる。これらの薬剤は、細胞の形態およ
び屈折率を劇的に変化させ、生存している細胞と死亡した細胞、更には相異なる
型の細胞の光散乱特性に同一性をもたらす。更に、透過亢進剤によって、透過亢
進の前には生存していた細胞を含むすべての細胞に、この溶液中に過剰に存在し
ているあらゆるプローブや、前に染色された死亡細胞から外部へと漏れだしたあ
らゆるプローブを摂取させる。この結果、一般的に、固定化および透過亢進によ
って、死亡細胞を識別するための二種類の最も一般的な新鮮調製技術、即ち、光
散乱に基づいた電子的ゲート制御と膜不透過性プローブの摂取との使用が、排除
される。
このように、透過亢進に先立って死亡していた細胞を識別する必要性があり、
またこれを実施するのに適した技術が欠如していた。パーコールおよびフィコー
ル密度勾配分離法のような物理的分離技術によって、浮遊密度が相異なることに
基づいて、生存細胞を死亡細胞から分離することができるが(5)、しかし純度
および回収率に幅広いバラツキが見られること、選択的な細胞損失があること(
11)、およびある環境下においては細胞毒性が見られること(21)という不
利益を有している。光散乱に基づいた死亡細胞の識別は、しばしば、充実性腫瘍
のような異種細胞の混合物に対しては適用できない。これはある種の死亡細胞が
、異なる種類の生存細胞の光散乱特性に類似した光散乱特性を有しうるからであ
る(15、20)。最後に、既知の蛍光生存性プローブ(例えば、ヨウ化プロピ
ジウム、フルオレセイン ジアセテート等)のほとんどは、透過亢進剤の使用と
和合性であるとは考えられておらず、これは基本的に結合が弱いかまたは可逆的
であるために、プローブが、染色細胞から、人工的に透過亢進された非染色細胞
中へと漏れだしうるからである(15、20)。
ポラック等は、エタノールで固定化された試料中で、PIを使用して、死亡細
胞を識別することに成功したことを報告した(14)。
本発明は、次の基準を確立するような、充実性腫瘍モノクローナル抗体パネル
中に含有させるための生存性プローブを提供するものである:広範な細胞型特異
性;生存細胞の非特異的な染色が少ないこと;死亡細胞の染色について信号/ノ
イズ比率が高いこと;透過亢進手順に耐えるのに十分なほど高い親和性をもって
、死亡細胞中で結合すること;および、励起および発光スペクトルが、充実性腫
瘍パネル中で他の染料と和合性であること。発明の開示
従って、本発明の課題は、充実性腫瘍、好ましくは胸部腫瘍を分析するために
、モノクローナル抗体パネル中に含有させるのに有用な、生存性プローブを提供
することである。
本発明の更に他の課題は、相対的に安定な細胞内抗原を対象とする生存性プロ
ーブを提供することである。
本発明の更なる課題は、劣化したクロマチンを含有する後期アポトーシスおよ
び壊死細胞(タイプIII)についての情報を提供するような、生存性プローブ
を提供することである。
本発明の更なる課題は、天然のクロマチンを含有する透過亢進細胞(タイプI
)についての情報を提供するような、生存性プローブを提供することである。
本発明の他の課題は、試料の貯蔵、バイオハザードの制御、または細胞内標識
に対してしばしば必要とされるような固定化および透過亢進手順に対して耐性で
あるという、顕著な利点を有する生存性プローブを提供することである。
本発明の他の課題は、あらゆる広範な系列の入手可能な蛍光団に対して接合し
うる抗体プローブを提供することである。
本発明の生存性プローブは、本出願と同時に提出された、「多重パラメーター
フローサイトメトリーによる充実性腫瘍の分析」と題された、139,646号
のドケットナンバーを有する出願の方法において採用しうる。この出願を、ここ
で参照することによって、本明細書中に包含する。
本発明の更なる目的、利点および新規な特徴は、部分的には続く明細書の中で
説明し、部分的には、以下を審査する際に本分野の当業者にとって明確となるで
あろうし、または本発明の実施に際して学びうる。本発明の目的および利点は、
添付した特許請求の範囲において特に指摘した装置および組み合わせによって、
認識でき、達成できる。図面の簡単な発明
ここで、本発明の好適な実施形態を実施例によって、本明細書に添付した図面
を参照しながら説明する。ここで、
図1は、試料の処理のフローチャートを示し;
図2は、処理していない細胞の光の散乱(LT散乱)およびPI染色と、実験
的な生存性プローブであるアクチン−SAM−FITC(アクチン−SF)、サ
イトケラチン−SAM−FITC(CK−SF)、7−AAD、およびTO−P
RO−3による処理細胞の染色との対比を示し;
図3は、処理していない(PI固定化されていない)細胞の光の散乱(LT散
乱)およびPI染色と、実験的な生存性プローブであるLDS−751(LDS
)、チューブリン−SAM−FITC(チューブリン−SF)、EMA、および
PI(PI固定化)による処理細胞の染色との対比を示す。本発明の実施形態
充実性腫瘍には共通にしばしば大規模なアポトーシス集団と壊死集団とが発生
し、腫瘍細胞の精密なフローサイトメトリー分析に対して顕著な障害となってい
る。実際のところ、特に大きな腫瘍や貯蔵試料においては、生存中の腫瘍細胞が
、全細胞集団のうちのほんの僅かな小部分であることは、まったく起こり得るこ
とである。これらの生存腫瘍細胞を同定し、分離できるようになるまでは、誤っ
た免疫表現型およびDNA分析の可能性があるために役にたたず、これは相異な
る細胞型および死亡細胞の自発蛍光のバックグラウンドが幅広く変化すること、
非特異的な細胞表面への抗体の結合、非特異的な抗体の摂取、および死亡した細
胞中におけるクロマチンの劣化に起因している。
本発明で提供する生存性プローブは、充実性腫瘍、好ましくは胸部腫瘍を分析
するために、モノクローナル抗体パネル中に含有させるのに有用である。
本発明者が見いだしたところでは、本発明の生存性プローブは、充実性腫瘍中
に見いだされる幅広い細胞に対して情報を与えるという点で十分に広範囲の細胞
型特異性を示し(4);非特異的な結合が少なく;染色および透過亢進手順に耐
えるのに十分なほど強固に特異的に結合し;死亡細胞が崩壊する前(光の散乱に
基づいて残滓を識別できるか、またはゲートから出せる時点)に充実性腫瘍中で
耐えうる時間の間、情報が得られるようにするために、高くかつ安定な蛍光強度
を示し;および、腫瘍抗体パネルを構成する四種類の他の蛍光プローブに対して
親和性を有している。
本発明者が発見したところでは、チューブリン−SAM−FITCが、前記の
基準のすべてを満足するようである。すべての真核細胞中にチューブリンが存在
することによって(18)、腫瘍異質性の問題が回避され;このプローブは、生
菌に対する非特異的な結合性を、僅かしか示さないか、まったく示さず、透過亢
進された細胞中におけるプローブの結合は、染色および透過亢進手順に耐えるの
には十分に強固であり;その信号/ノイズ比率は、細胞の回収後15日間にわた
ってさえも、自発蛍光からこの蛍光を明瞭に識別するのに十分なほど高く、その
蛍光強度は、この時間経過の間に比較的にゆっくりと消失し;かつこのプローブ
は、腫瘍抗体パネルを構成する他のプローブと和合性である。サイトケラチン−
SAM−FITCは、上皮細胞のみに対して特異的であることを除けば、すべて
の点で満足できた。アクチン、EMA、および7−ADDは、全時間経過の間に
わたって、十分に高い信号/ノイズ比率を示さなかった。TO−PRO−3、L
DS−751、およびPI(処理された細胞)は、生存している細胞と死亡した
細胞との双方を同じように染色するので、本出願における生存に関しては情報を
与えない。
膜の透過亢進が、壊死の際にはクロマチン劣化よりも先行し、アポトーシスの
際にはクロマチン劣化に続くという、最近の報告は(1、5、7、13)、表1
に示すように、死亡細胞に少なくとも三種類のはっきりとした型が発生すること
を意味している。
本発明は、こうしたカテゴリー分類を支持している。DNA−特異的プローブ
による染色が、細胞死の開始時に最も強く、集菌後の細胞齢が増加するのにつれ
て、減少するという事実から、I型およびIII型の死亡細胞の存在が示唆され
ている。II型の死亡細胞の存在を、生膜および劣化したクロマチンと共に、予
期させるのは、低い前方散乱を有する(アポトーシスに際して、細胞容積の減少
がクロマチンの劣化に先行することを示唆している)(7)細胞の百分率が、生
存性プローブ(処理された細胞中のTO−PRO−3、LDS−751、および
PIを除く。これらのすべては生存細胞と死亡した細胞とを区別することなく染
色した)に対して陽性の細胞の百分率よりも定常的に高い(表2および表3)こ
とである。
更に、本発明の生存性プローブが対象としている相対的に安定な細胞内抗原は
、劣化したクロマチンを含有するアポトーシス後期および壊死後期の細胞(II
I型)に対して、更には天然のクロマチンを含有する透過亢進された細胞(I型
)に対して、伝統的なDNA特異的な生存性染料(例えば、ヨウ化プロピジウム
)よりも一層有用な情報を与えることが証明されている。本発明は、試料の貯蔵
、バイオハザードの制御または細胞内標識のためにしばしば必要とされるように
、固定化および透過亢進手順に対して耐性であるという、顕著な利点を有してい
る。最後に、本発明は、広範な系列のあらゆる入手可能な蛍光団に対して結合し
うる
抗体プローブの使用を教示しており、これは固定された、しばしば広範囲の発光
スペクトルを有するもっと伝統的な染料プローブよりも、広い適用の可能性を有
している。
本発明の好適な実施形態においては、生存性プローブがサイトケラチンである
。本発明の最も好適な実施形態においては、この生存性プローブがチューブリン
である。
本発明は、下記のような二種類の時間系列の研究を提供しており、ここで、腫
瘍細胞系を誘起させて細胞の酸素圧低下の条件に入り、充実性腫瘍の内部の酸素
圧低下環境を刺激することを意図しており、ここで多数の生存性プローブによる
これらの染色の度合いを比較する。最初の研究が関連しているのは、標準として
、透過亢進なしの、ヨウ化プロピジウム(PI)によるMDA(胸部腫瘍)細胞
系の染色であり、および、透過亢進を伴う、抗−アクチン−SAM−FITC、
抗−サイトケラチン−SAM−FITC、7−アミノアクチノマイシンD(7−
AAD;高親和性のDNAインターカレーターであり、約650nmに発光最大
値を有する)(16、17)およびTO−PRO−3(膜不透過性の、高親和性
のDNAインターカレーターであり、661nmに発光最大値を有しており、核
酸に結合されたときを除いて、最小の蛍光を有する)によるMDA(胸部腫瘍)
細胞系の染色である。第二の研究に含まれるのは、標準としての、透過亢進なし
のPIによるMDA細胞の染色であり、および、透過亢進を伴う、抗−チューブ
リン−SAM−FITC、臭化エチジウム モノアジド(EMA、光活性化され
た、共有結合しているDNAインターカレーターであり、約600nmに発光最
大値を有している)(15)、LDS−751(生体核酸染料であり、670n
mに発光最大値を有している)(20)およびPIによるMDA細胞の染色であ
る。
材 料
PBS、リゾホスファチジル コリン、「ノニデットP−40(NP−40)
」、トリパン ブルー、抗−α−平滑筋アクチン モノクローナル抗体、および
7−アミノアクチノマイシン D(7−AAD)を、シグマケミカル コーポレ
ーション(ミズーリ州、セントルイス)から入手した。FBSおよび純メタノー
ルを、
ハイクローン社(ユタ州、ローガン)およびJTベーカー インコーポレーテッ
ド(ニュージャージー州、フィリップスバーグ)からそれぞれ入手した。ヨウ化
プロピジウム(PI)染料(DNA調製キットから;50μg/mlのPI、4
KU/mlのウシ膵臓III型RNAse、0.1%のNaN3、生理的食塩水
および安定化剤)および抗−サイトケラチン−SAM−FITCモノクローナル
抗体は、クールターコーポレーション(フロリダ州、マイアミ)から入手した。
抗−α−チューブリンは、ザイムド ラボラトリーズ インコーポレーテッド(
カリフォルニア州、サンフランシスコ)から入手した。FITC−結合ヒツジ0
抗−マウスF(ab’)フラグメント(SAM−FITC)は、サイレナス ラ
ボラトリーズ(オーストラリア、ビクトリア)から入手した。臭化エチジウム
モノアジド(EMA)およびTO−PRO−3を、モルキュラー プローブス
インコーポレーテッド(オレゴン州、ユージーン)から入手した。LDS−75
1をエクサイトン社(オハイオ州、デイトン)から入手した。
細胞培養物
MDA−MB−175−VII乳癌腫瘍細胞系(アメリカン タイプ カルチ
ャー コレクション、メリーランド州ロックビル)の単層培養物を、10%ウシ
胎児血清(ハイクローン社、ユタ州ローガン)を補充した高グルコースDMEM
(バイオホイットテイカー社、メリーランド州、ウオーカーズビル)中で、37
℃で、加湿雰囲気中で5%CO2で成長させた。この培養物を、回収に先立って
対数成長条件の下に維持した。本明細書で示した時間系列研究のそれぞれについ
て、細胞を毎日回収し(週末を除く)、次いで、固く封をした状態で、37℃で
、加湿雰囲気中で5%CO2で保持し、腫瘍内の酸素圧低下を刺激した。各研究
において、12回の連日の細胞の回収に際して、各バッチからの試料を、フロー
サイトメトリー分析のために処理した。
細胞の染色
本発明者等の充実性腫瘍のモノクロナール抗体パネル中に含有させるための生
存性プローブを評価するために、充実性腫瘍の表面及び核内を同時に染色するた
めに、本発明者等の実験室で採用されている手順に従って、試料を処理した。
それぞれの時間経過研究において、12個の毎日(週末を除く)の細胞のバッ
チの最後のものを回収した後に、トリパンブルーによる生存性染色および顕微鏡
的評価のために、各バッチから分割試料(アリコート)を採取した。次いで、各
バッチからの細胞を、1試験当り1×106個の細胞の割合で、12×75mm
のシリコン化されたガラス製の試験管内に分割した。各実験において、試料を2
つの集団に分けた:標準として、ヨウ化プロピジウム(PI)によって染色すべ
き非処理(即ち、下記の充実性腫瘍染色処理によって処理されていない)系列、
および、他の生存性染料によって染色され、下記の充実性腫瘍染色処理(図1)
によって処理されるべき系列とである。このようにして、研究1においては、M
DA細胞の毎日の回収物(0日の最も若い細胞から、15日の最も古い細胞にわ
たる)について、7種類の試料(非処理の非染色の対照例;非処理のPI染色し
た標準;処理された、非染色の対照例;及び、アクチン−SAM−FITC、サ
イトケラチン−SAM−FITC、7−AAD、又はTO−PRO−3のいずれ
かによって染色された4種類の処理された試料)が存在していた。研究2におい
ては、MDA細胞の毎日の回収物についてやはり7種類の試料(非処理の非染色
の対照例;非処理のPI染色された標準;処理された非染色の対照例;およびチ
ューブリン−SAM−FITC、EMA、LDS−751又はPIによって染色
された、4種類の処理された試料)が存在していた。銘記すべきことに、むしろ
イソタイプの対照例よりも、染色されていない細胞をここでは使用し、抗体標識
細胞に対する蛍光のバックグラウンドを確立した。細胞の内側での抗体染色の強
度は、標的抗原に対する特異的な結合、非特異的な抗体の結合、抗体の捕捉、お
よび染料それ自体の非特異的な結合を含む、複数の因子が組み合わされた結果で
ある。明らかに、標的抗原に対する特異的結合の測定が目的である場合には、イ
ソタイプの対照例を使用して、非特異的な蛍光の水準を評価しなければならない
。しかし、この場合におけるように、目的が、単に蛍光抗体の摂取によって生存
細胞から透過性が亢進された細胞を識別することである場合には、抗体が摂取さ
れればされるほど(特異的であろうと、非特異的であろうと)、識別が良好とな
る。本出願における識別因子は、特異的であるよりも、むしろ全体的であるので
、蛍
光性のイソタイプの対照例は不要である。
細胞を分割した後には、PIによって染色されるべき処理されていない系列と
、これらの染色されていない対照例とを、500×gで5分間、室温で遠心分離
し、デカンテーションした。染色されていない対照例を、2.5%FBS(PB
SF)を補充したPBSに再懸濁し、このPI染色された試料を、1ml中に再
懸濁し、フローサイトメトリー分析に先立って、暗中で室温で20分間インキュ
ベートした。この残りの試料を上記のように遠心分離し、デカンテーションした
。染色されていない対照例と、7−ADD、TO−PRO−3、LDS−751
、EMAまたはPIによって染色されるべき細胞とを、200μlのPBSF中
に再懸濁させ、15分間室温でインキュベートした。この残りの試料を、PBS
F(蛋白質の濃度は不明)中のアクチンの1:200の希釈液、PBSF(蛋白
質の濃度は不明)中のチューブリンの1:200の希釈液、またはPBSF中の
25μg/mlのサイトケラチン(3種類の抗体に対する最適用量は、先に滴定
によって決定したが、データは示していない)のいずれかの各200μlの中に
再懸濁し、15分間室温でインキュベートした。次いで、すべての試料を、それ
ぞれ2mlのPBSによって洗浄し、上記のように遠心分離し、デカンテーショ
ンした。次いで、染色されていない対照例を、200μlのPBSF中に再懸濁
させ、15分間室温でインキュベートした。アクチン、チューブリンまたはサイ
トケラチンによって染色された試料を、PBSF中の48.8μg/mlのSA
M−FITCを200μl中に再懸濁させ、室温で15分間、暗中でインキュベ
ートした。7−ADDで染色された細胞を、試験当たり1mlの25μg/ml
の7−ADD(49.75mlのPBSF中の250μlの貯蔵溶液:貯蔵溶液
は、メタノール中に5mg/mlである)中に再懸濁させ、暗中で、15分間、
室温でインキュベートした。TO−PRO−3で染色された細胞を、1ml/試
験のPBSF中の5μMのTO−PRO中に再懸濁させ、暗中で、15分間、室
温でインキュベートした。LDS−751で染色された細胞を、10μlの2μ
g/mlのLDS−751を含有する試験当たり1mlのPBSF(4.95m
lのPBSF中の50μlの貯蔵溶液:貯蔵溶液は、メタノール中に1ml当た
り0.2mgのLDS−751である)中に再懸濁させ、暗中で、15分間、室
温でインキ
ュベートした。EMAで染色された細胞を、5μg/mlのEMAを10μl/
試験(4.875mlのPBSF中の125μlの貯蔵溶液:貯蔵溶液は、メタ
ノール中に1ml当たり0.2mgのEMAである)中に再懸濁させ、15分間
、室温で、蛍光ライトバルブから20cm離れた位置でインキュベートした。P
Iで染色された細胞を、処理されていない細胞に使用したのと同じPI溶液を1
mg/試験の中に再懸濁し、暗中で、15分間、室温でインキュベートした。次
いで、すべての試料を上記のように洗浄し、次いで200μl/試験のPBSF
中に再懸濁させ、15分間、暗中で室温で(腫瘍試料の表面の抗原染色を刺激す
るために)インキュベートした。次いで、すべての試料を上記のようにして2回
以上洗浄した。この上澄み液をデカンテーションした後、各試料を、1%パラホ
ルムアルデヒド中の20μg/mlの25℃のリゾホスファチジル コリン1m
l中に再懸濁させ、2分間、室温でインキュベートし、500×gで5分間室温
で遠心分離し、デカンテーションした。次いで、これらの試料を、1ml/試験
の−20℃の純メタノール中に再懸濁し、氷上で10分間インキュベートし、次
いで、上記したように遠心分離した。デカンテーションの後、試料を、1ml/
試験の4℃の0.1%NP40中に再懸濁させ、氷上で5分間インキュベートし
、次いで上記のように遠心分離した。デカンテーションの後、試料を、200μ
g/試験のPBSF中に再懸濁させ、暗中で15分間室温で(腫瘍試料の細胞内
の抗原染色を刺激するために)インキュベートし、次いで上記のように洗浄した
。最後に、試料を、フローサイトメトリーに先立って、1ml/試験のPBSF
中に再懸濁させた。
フローサイトメトリー
5個のフォトマルチプライヤーチューブおよび3個のレーザー(水冷の5Wの
アルゴンレーザー、15mWで作動する空冷の488nmのアルゴンレーザー、
および10mWの空冷式の633nmのヘリウム−ネオンレーザー)を備えてい
る「EPICS ELITE」フローサイトメーター(コールター コーポレー
ション、フロリダ州、マイアミ)で、試料を分析した。TO−PRO−3で染色
された試料を、633nmの励起で分析し;他のすべての試料を、空冷されたア
ルゴンレーザーによって、488nmの励起で分析した。アクチン−、サイトケ
ラチン−、およびチューブリン−SAM−FITCの蛍光発光を、550nmの
ダイクロイックロングパスフィルターによって反射させ、525nmのバンドパ
スフィルターを通した。PIおよびEMA蛍光を、650nmのダイクロイック
ロングパスフィルターによって反射させ、610nmのバンドパスフィルターを
通した。7−AAD、TO−PRO−3、およびLDS−751蛍光は、650
nmのダイクロイックロングパスフィルターを通過し、675nmのバンドパス
フィルターを通過した。染色されていない対照例の自発発光を、染色された試料
と適合したフィルター装置と同じフィルター装置によって測定した。
各試料についてリストされたフォーマットの中に、5000個の結果を、前方
および側方散乱の直線的増幅および蛍光の40の対数的増幅と共に、収集した。
情報の入手と分析とは、「ELITE」ソフトウエアによって実行し;カラーグラフ
ィックスは、「WinList」ソフトウエア(メイン州、トップシャム、ベリティ
ソフトウエアハウス)および「EXCEL」ソフトウエア(ワイオミング州、レ
ッドモンド、マイクロソフト コーポレーション)によって実行した。
最初の時間経過研究の結果を、図2および表2に示してある。図2において、
最も右側の欄は、対応する列の細胞のバッチを回収後に保持した日数を示してい
る(5、6、12、13日目は週末に対応しており、この間は細胞は回収されて
いない)。この次の欄は、各バッチから得られた処理されていない細胞の光散乱
の結果を示している(これらのヒストグラムの各々においては、前方散乱がY軸
上にあり、側方散乱はX軸上にある)。この残りの欄は、染色されていない細胞
の蛍光ヒストグラムを(緑色で)示し、各欄の頂部上に示されたプローブによっ
て染色された細胞のヒストグラムによって(緑色以外の色で)電子的に重ね合わ
されている。すべての機器のセッティングは、この実験が続く間、変更しないで
保持した。蛍光ヒストグラムは、40の対数目盛り上にある。すべてのヒストグ
ラムは、5,000個の自動目盛りの結果を含んでいる。
一般的には、死亡細胞は、前方角度の光散乱の減少を示し、90℃の光散乱に
増大を示し、(人工的な透過亢進に先立って、または人工的な透過亢進をしない
で)蛍光プローブ(17)によって染色されたときには、蛍光に増大を示す。従
って、我々の基準を満足するためには、生存性プローブは、図2および図3にお
いて、3つの特性を示さなければならない。(1)生存細胞の染色を示さないか
、ほとんど示さないこと(即ち、図2および図3の第一列中の試験試料の緑色で
ないピークが、染色されていない対照例の緑色のピークに適合していなければな
らず、これらは可能な限り接近して重なっている);(2)図2および図3にお
いて光散乱によって示されているように、試料中の生存細胞および死亡細胞の割
合に対応する蛍光の二峰性があること(即ち、試験試料中の緑色でないピークが
、光散乱ヒストグラムが生存細胞および死亡細胞の双方の存在を示している列中
(基本的には1〜4日)で二峰性でなけれぱならず、光散乱ヒストグラムが、生
存細胞のみまたは死亡細胞のみの存在を示している列中(基本的には0日および
7〜15日)では単峰性でなければならない);および(3)死亡細胞の蛍光染
色が、染色されていない対照例の自発蛍光よりも顕著に明るいこと(即ち、試験
試料の陽性の緑色ではないピークが、これらに重なっている染色されていない対
照例の緑色のピークから、可能な限り遠く離れていなければならない)。強調す
べきことは、各蛍光ヒストグラム中の緑色のピークが、陰性に染色された細胞で
はなく、(緑色以外の色で、染色された試料と電子的に重なっている)染色され
ていない対照例に対応していることである。
図2において、生存細胞の非特異的な染色は、アクチン−SAM−FITCお
よびサイトケラチン−SAM−FITCに対して最適であり、7−ADDについ
はてぼやけており、PIについては比較的に明るく、TO−PRO−3について
は非常に明るい。PI、アクチン−SAM−FITC、サイトケラチン−SAM
−FITCおよび7−ADDの蛍光分布は、これらの陰性(生存細胞)および陽
性(死亡細胞)のピークの相対的比率について、光散乱およびトリパンブルーの
摂取(データは示していない)に対応している;TO−PRO−3の蛍光の分布
は、この時間経過の間中、単峰性に止まっていた。本出願に適している3種類の
プローブ(アクチン−SAM−FITC、サイトケラチン−SAM−FITCお
よび7−ADD)のうち、サイトケラチン−SAM−FITCは、最も高い信号
/ノイズ比率を示し、15日間にわたって自発蛍光から識別可能であり続ける。
4日目には、アクチン染色も、7−ADD染色も、自発蛍光とは顕著に異なって
いた。PIは、その可逆性の結合のために、TO−PRO−3は、生存細胞と死
亡細胞との双方を実質的に区別することなく強く染色することのために、本出願
の生存性プローブとしては受け入れられない。
表2において、研究1で採用した種々の生存性プローブによって陽性に染色さ
れた細胞の百分率は、死亡細胞の低い前方散乱特性および高い側方散乱特性を示
す細胞の百分率に匹敵する。特定のプローブが生存細胞を非特異的に染色したの
で、染色の陽性の百分率は、染色されていない細胞に対してよりも、双峰性の分
布における陰性のピークに対して計算した。双峰性が完全に失われた各欄中の点
では、この表中にダッシュが現れている。興味深いことに、光散乱に基づいた百
分率は、蛍光に基づいた百分率よりも、定常的にかつ顕著に高い。PI、アクチ
ン−SAM−FITC、サイトケラチン−SAM−FITCおよび7−ADDは
、7−ADDの分布の双峰性が失われたときに,4日間を通してかなりの陽性を
もたらした。PI、アクチン、およびサイトケラチンの陽性は、回収の後15日
を通して、かなりのものであり続けた。この発見が重要である。なぜなら、これ
が示唆するところでは、DNA特異性の染料に対して、より大きな寸法の抗体サ
ンドイッチ複合体は、染色を阻害しないからである。この研究の間のTO−PR
O−3の単峰性の分布と、その生存細胞の強い染色によって、ここでは染色依存
性についての情報が得られなくなった。蛍光強度の平均チャンネル値も報告され
ている。一般的には、0日後には、生存細胞が優勢であることのために染色が最
小である場合には(TO−PRO−3についてを除く)、すべてのプローブの蛍
光強度が、相異なる速度で減少する。PIおよびTO−PRO−3の蛍光強度は
極端な減少を示し、サイトケラチンがこれに続き、アクチンと7−ADDとが並
んでこれに続く。逆に、自発蛍光(緑色のヒストグラム)は、回収後の細胞齢と
共に、特にスペクトルの緑色の領域においては、定常的に増大する。
第二の時間経過研究の結果を、図3および表3に示す。双方の形式は、図2お
よび表2の形式とそれぞれ同じである。処理されていない細胞の光散乱、自発蛍
光およびPI染色は、図2のものと同様である。図3において、生存細胞の非特
異的な染色は、チューブリン−SAM−FITCについて最適であり、PI(処
理された細胞と処理されていない細胞との双方において)、LDS−751、お
よびEMAについて比較的に高い。処理されていない細胞中のPI、チューブリ
ン−SAM−FITC、およびEMAの蛍光分布は、これらの陰性および陽性の
ピークの相対的比率中の光散乱およびトリパンブルーの摂取に対応していた:処
理細胞中のPIおよびLDS−751の蛍光分布は、この時間経過の間、実質的
に単峰性に留まっていた。本出願に適している二つのプローブ(チューブリン−
SAM−FITCおよびEMA)のうち、チューブリン−SAM−FITCは、
最も高い信号/ノイズ比率を示し、15日間を通して染色されていない細胞から
非常に異なったままであった。7日目には、EMAの染色と自発蛍光との差が、
0日目における生存細胞中の非特異的染色の水準とほぼ同じであった。PIはそ
の可逆的な結合のために、LDS−751は、定常的に単峰性の蛍光分布である
ために、本出願の生存性プローブとしては許容できない。
表2におけるように、表3における死亡細胞の光散乱に基づいた百分率は、定
常的にかつ顕著に、蛍光に基づいた百分率よりも高い。処理されていない細胞中
のPI、チューブリン−SAM−FITCおよびEMAは、この時間経過の間に
わたって、比較的に陽性をもたらした。処理された細胞中のLDS−751およ
びPIの分布が定常的に単峰性であるために、ここではこれらは生存性プローブ
依存性については情報を与えない。処理された試料中と、処理されていない試料
中との双方における、PIの平均蛍光強度は、この時間経過の間に急激に減少し
、一方、EMAおよびチューブリン−SAM−FITCの平均蛍光強度は、ゆっ
くりと減少した。興味深いことには、LDS−751の蛍光強度は、この時間経
過の間に周期的であるように見え、一方、他のすべてのプローブは、蛍光強度の
直線的な減少を示している。
本明細書中に引用されているすべての引用文献は、本出願が属する技術分野に
おいて、当業者の習熟水準を示す。各引用文献を、本明細書中で各引用文献が引
用された位置で、参照によってそれぞれ本明細書中に包含する。
本技術分野に習熟した者であれば理解できるであろうように、上記の手順およ
び方法においては、特定の試薬および条件を概説したけれども、本発明の思想お
よび範囲によって包含されることを意図する変更を加えることができる。従って
、この手順および方法は、本発明を説明するために与えられたものである。こう
した他の手段は、続く請求の範囲において規定される本発明の意図および思想の
範囲内に包含されるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年12月29日
【補正内容】
請求の範囲
1.透過亢進剤によって処理された異種の生物試料中の死亡細胞を識別する方法
であって、
(a)生存性プローブによって前記試料を染色し、このプローブが、固定化お
よび透過亢進に対して耐性であり;
(b)蛍光測定機器によって分析し;
(c)蛍光測定機器の結果からヒストグラムを得;および
(d)このヒストグラムを分析することを特徴とする方法。
2.前記生存性プローブが核酸特異的な染料であることによって更に特徴付けら
れる、請求項1記載の方法。
3.前記生存性プローブが、細胞内抗原であることによって更に特徴付けられる
、請求項1記載の方法。
4.前記生存性プローブがチューブリンであることによって更に特徴付けられる
、請求項3記載の方法。
5.前記生存性プローブが細胞骨格抗原であることによって更に特徴付けられる
、請求項1記載の方法。
6.前記細胞骨格抗原がサイトケラチンであることによって更に特徴付けられる
、請求項5記載の方法。
7.前記細胞が悪性細胞であることによって更に特徴付けられる、請求項1記載
の方法。
8.前記悪性細胞が充実性腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、請
求項7記載の方法。
9.前記悪性細胞が胸部腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、請求
項7記載の方法。
10.前記細胞が非付着性の腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、
請求項1記載の方法。
11.前記非付着性の腫瘍細胞が、造血系の腫瘍形成細胞であることによって更
に特徴付けられる、請求項10記載の方法。
12.前記細胞が、劣化したクロマチン(III型)細胞を含有する後期アポト
ーシス細胞および後期壊死細胞であることによって更に特徴付けられる、請求項
1記載の方法。
13.前記細胞が天然のクロマチンを含有している(I型)ことによって更に特
徴付けられる、請求項1記載の方法。
14.前記細胞を抗体プローブによって染色することによって更に特徴付けられ
る、請求項1記載の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.異種の生物試料中の死亡細胞を識別する方法であって、 (a)生存性プローブによって細胞を染色し、このプローブが、固定化および 透過亢進手順に対して耐性であり、および (b)蛍光測定機器によって分析することを特徴とする方法。 2.前記生存性プローブが核酸特異的な染料であることによって更に特徴付けら れる、請求項1記載の方法。 3.前記生存性プローブが、細胞内抗原であることによって更に特徴付けられる 、請求項1記載の方法。 4.前記細胞内抗原がチューブリンであることによって更に特徴付けられる、請 求項3記載の方法。 5.前記生存性プローブが細胞骨格抗原であることによって更に特徴付けられる 、請求項1記載の方法。 6.前記細胞骨格抗原がサイトケラチンであることによって更に特徴付けられる 、請求項5記載の方法。 7.前記細胞が悪性細胞であることによって更に特徴付けられる、請求項1記載 の方法。 8.前記悪性細胞が充実性腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、請 求項7記載の方法。 9.前記悪性細胞が胸部腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、請求 項7記載の方法。 10.前記細胞が非付着性の腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、 請求項1記載の方法。 11.前記非付着性の腫瘍細胞が、造血系の腫瘍形成細胞であることによって更 に特徴付けられる、請求項10記載の方法。 12.劣化したクロマチンを含有するアポトーシス後期の細胞(III型)を識 別する方法であって、 (a)生存性プローブによって細胞を染色し、このプローブが固定化および透 過亢進手順に対して安定であり;および (b)フローサイトメトリーによって分析することによって特徴付けられる方 法。 13.劣化したクロマチンを含有する壊死細胞(III型)を識別する方法であ って、 (a)細胞を生存性プローブによって染色し、このプローブが固定化および透 過亢進に対して耐性であり、および (b)フローサイトメトリーによって分析することによって特徴付けられる方 法。 14.天然のクロマチンを含有する透過亢進された細胞(I型)を識別する方法 であって、 (a)細胞を生存性プローブによって染色し、このプローブが固定化および透 過亢進に対して耐性であり、および (b)フローサイトメトリーによって分析することによって特徴付けられる方 法。 15.異種生物試料中の死亡細胞を識別する方法であって、 (a)細胞を生存性プローブによって染色し、このプローブが固定化および透 過亢進手順に対して耐性であり; (b)抗体プローブによって染色し;および (c)蛍光測定機器によって分析することによって特徴付けられる方法。 16.前記生存性プローブが核酸特異的染料であることによって更に特徴付けら れる、請求項15記載の方法。 17.前記生存性プローブが細胞内抗原であることによって更に特徴付けられる 、請求項15記載の方法。 18.前記細胞内抗原がチューブリンであることによって更に特徴付けられる、 請求項17記載の方法。 19.前記生存性プローブが細胞骨格抗原であることによって更に特徴付けられ る、請求項15記載の方法。 20.前記細胞骨格抗原がサイトケラチンであることによって更に特徴付けられ る、請求項19記載の方法。 21.前記細胞が悪性細胞であることによって更に特徴付けられる、請求項15 記載の方法。 22.前記悪性細胞が充実性腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、 請求項21記載の方法。 23.前記悪性細胞が胸部腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、請 求項21記載の方法。 24.前記細胞が非付着性の腫瘍細胞であることによって更に特徴付けられる、 請求項15記載の方法。 25.前記非付着性の腫瘍細胞が、造血系の腫瘍形成細胞であることによって更 に特徴付けられる、請求項24記載の方法。
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