JPH10178546A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH10178546A JPH10178546A JP8346528A JP34652896A JPH10178546A JP H10178546 A JPH10178546 A JP H10178546A JP 8346528 A JP8346528 A JP 8346528A JP 34652896 A JP34652896 A JP 34652896A JP H10178546 A JPH10178546 A JP H10178546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿画像を読み取ったイメージセンサから出
力される画像信号から常に安定した画像データをサンプ
リングすることができる画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 原稿画像の読み取りに先立って、サンプ
リング位相制御手段により順次切り換えられる各位相の
サンプリングタイミングでサンプリングされシェーディ
ング補正手段により正規化された、所定の白画像を読み
取って得られた1ライン分の画像データの変動幅を前記
各位相と対応付けて記憶する変動幅記憶手段と、原稿画
像読み取り時には、前記サンプリングタイミングの位相
を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のうちの
最も値が小さいものに対応する位相に設定するサンプリ
ング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
力される画像信号から常に安定した画像データをサンプ
リングすることができる画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 原稿画像の読み取りに先立って、サンプ
リング位相制御手段により順次切り換えられる各位相の
サンプリングタイミングでサンプリングされシェーディ
ング補正手段により正規化された、所定の白画像を読み
取って得られた1ライン分の画像データの変動幅を前記
各位相と対応付けて記憶する変動幅記憶手段と、原稿画
像読み取り時には、前記サンプリングタイミングの位相
を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のうちの
最も値が小さいものに対応する位相に設定するサンプリ
ング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に、原稿画像を読み取ったイメージセンサから画
素クロックに同期して出力される画像信号を、前記画素
クロックに同期したサンプリングタイミングでサンプリ
ングすることにより画像データを得る画像読取装置に関
する。
し、特に、原稿画像を読み取ったイメージセンサから画
素クロックに同期して出力される画像信号を、前記画素
クロックに同期したサンプリングタイミングでサンプリ
ングすることにより画像データを得る画像読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】密着イメージセンサを原稿画像読み取り
のためのイメージセンサとして使用した画像読取装置に
おいては、主にコスト的な要請のために、その密着イメ
ージセンサの動作クロックとなる画素クロックを、動作
可能なぎりぎりの高い周波数に設定して使用する場合が
ある。
のためのイメージセンサとして使用した画像読取装置に
おいては、主にコスト的な要請のために、その密着イメ
ージセンサの動作クロックとなる画素クロックを、動作
可能なぎりぎりの高い周波数に設定して使用する場合が
ある。
【0003】しかし、そのように限界に近い高周波数の
画素クロックで密着イメージセンサを駆動した場合、そ
の密着イメージセンサから各画素毎に出力される画像信
号の波形が不安定になってしまう場合がある。その場
合、画素クロックに同期し、その画素クロックに対して
所定位相のサンプリングクロックでその密着イメージセ
ンサから出力される画像信号をサンプリングして得られ
た画像データが不正確なものとなることがある。
画素クロックで密着イメージセンサを駆動した場合、そ
の密着イメージセンサから各画素毎に出力される画像信
号の波形が不安定になってしまう場合がある。その場
合、画素クロックに同期し、その画素クロックに対して
所定位相のサンプリングクロックでその密着イメージセ
ンサから出力される画像信号をサンプリングして得られ
た画像データが不正確なものとなることがある。
【0004】つまり、図31(a)に示すように、密着
イメージセンサから出力される画像信号波形が各画素に
ついて安定している場合には、画素クロックの1画素周
期Tpにおける、位相Psのサンプリング点Spの近傍
では、画像信号波形は平坦であり、同一の入射光強度に
対して、画素によらず同一値の画像データが得られる。
イメージセンサから出力される画像信号波形が各画素に
ついて安定している場合には、画素クロックの1画素周
期Tpにおける、位相Psのサンプリング点Spの近傍
では、画像信号波形は平坦であり、同一の入射光強度に
対して、画素によらず同一値の画像データが得られる。
【0005】一方、図31(b)に示すように、密着イ
メージセンサから出力される画像信号波形が各画素につ
いて不安定な場合には、画素クロックの1画素周期Tp
における、位相Psのサンプリング点Spの近傍では、
画像信号波形は平坦ではなく傾斜しており、また、その
傾斜の態様は、各画素毎に変動している。したがって、
同一の入射光強度に対して、各画素毎に異なる値の画像
データが得られることになる。すなわち、得られた画像
データが不正確なものとなる。なお、図31の説明にお
いては、各画素の感度が同一であると仮定しているが、
現実的には密着イメージセンサの各画素の感度にはばら
つきがある。その感度のばらつきは、いわゆるシェーデ
ィング補正により補正可能であるが、その補正によって
も、画像信号波形の各画素毎の変動は、補正することが
できない。
メージセンサから出力される画像信号波形が各画素につ
いて不安定な場合には、画素クロックの1画素周期Tp
における、位相Psのサンプリング点Spの近傍では、
画像信号波形は平坦ではなく傾斜しており、また、その
傾斜の態様は、各画素毎に変動している。したがって、
同一の入射光強度に対して、各画素毎に異なる値の画像
データが得られることになる。すなわち、得られた画像
データが不正確なものとなる。なお、図31の説明にお
いては、各画素の感度が同一であると仮定しているが、
現実的には密着イメージセンサの各画素の感度にはばら
つきがある。その感度のばらつきは、いわゆるシェーデ
ィング補正により補正可能であるが、その補正によって
も、画像信号波形の各画素毎の変動は、補正することが
できない。
【0006】このように、密着イメージセンサから出力
される画像信号が各画素毎に変動してしまう原因として
は、先ず、イメージセンサ自体の応答性の遅さ挙げられ
る。これは、密着イメージセンサは、文字通り原稿に密
着して当該原稿画像を読み取るため、読み取るべき原稿
の幅程度のサイズになり、縮小光学系により縮小された
原稿画像を読み取るCCDイメージセンサのように小型
ではないため、回路の遅延が大きいためである。
される画像信号が各画素毎に変動してしまう原因として
は、先ず、イメージセンサ自体の応答性の遅さ挙げられ
る。これは、密着イメージセンサは、文字通り原稿に密
着して当該原稿画像を読み取るため、読み取るべき原稿
の幅程度のサイズになり、縮小光学系により縮小された
原稿画像を読み取るCCDイメージセンサのように小型
ではないため、回路の遅延が大きいためである。
【0007】また、密着イメージセンサは、イメージセ
ンサ部と増幅アンプ部が一体に構成されている場合が多
いが、イメージセンサ部の感度が小さい場合に、増幅ア
ンプ部のゲインを大きくする必要が有り、その結果、出
力画像信号の各画素毎の変動が大きくなることが考えら
れる。
ンサ部と増幅アンプ部が一体に構成されている場合が多
いが、イメージセンサ部の感度が小さい場合に、増幅ア
ンプ部のゲインを大きくする必要が有り、その結果、出
力画像信号の各画素毎の変動が大きくなることが考えら
れる。
【0008】このように、同一の入射光強度に対して各
画素毎の画像信号に変動が生じると、読み取られた画像
中のハーフトーン部分に地肌が出たり、黒べた部分に白
画素が混じって、ざらついた感じの画像となってしまう
問題がある。
画素毎の画像信号に変動が生じると、読み取られた画像
中のハーフトーン部分に地肌が出たり、黒べた部分に白
画素が混じって、ざらついた感じの画像となってしまう
問題がある。
【0009】また、同一の入射光強度に対しての各画素
毎の画像信号の変動が少ない場合でも、密着イメージセ
ンサから出力される画像信号を、画素クロックに対して
所定位相のサンプリングクロックでサンプリングして得
られた画像データが安定しない場合がある。
毎の画像信号の変動が少ない場合でも、密着イメージセ
ンサから出力される画像信号を、画素クロックに対して
所定位相のサンプリングクロックでサンプリングして得
られた画像データが安定しない場合がある。
【0010】つまり、図32(a)に示すように、密着
イメージセンサから出力される画像信号波形が各画素に
ついて安定している場合には、画素クロックの1画素周
期Tpにおける、位相Psのサンプリング点Spの近傍
では、画像信号波形は平坦であり、同一の入射光強度に
対して、画素によらず同一値の画像データが得られる。
イメージセンサから出力される画像信号波形が各画素に
ついて安定している場合には、画素クロックの1画素周
期Tpにおける、位相Psのサンプリング点Spの近傍
では、画像信号波形は平坦であり、同一の入射光強度に
対して、画素によらず同一値の画像データが得られる。
【0011】一方、図32(b)に示すように、密着イ
メージセンサから出力される画像信号波形が各画素につ
いてはほぼ安定しており、1画素周期Tpの間に画像信
号波形が平坦で安定した部分があるにもかからわず、画
素クロックの1画素周期Tpにおける、位相Psのサン
プリング点Spの近傍では、画像信号波形は平坦ではな
く傾斜している。したがって、画像信号波形の位相がわ
ずかにシフトしただけて、サンプリング点Spにおける
画像信号のレベルが大きく変化してしまい、それは、画
像信号波形の位相のわずかなシフトでは、画像信号のレ
ベルがほとんど変化しない平坦部とは対照的である。こ
のように、画像信号波形が各画素についてはほぼ安定し
ている場合でも、各画素における画素信号波形を安定な
平坦部でサンプリングできないと、得られた画像データ
が不正確なものとなる。
メージセンサから出力される画像信号波形が各画素につ
いてはほぼ安定しており、1画素周期Tpの間に画像信
号波形が平坦で安定した部分があるにもかからわず、画
素クロックの1画素周期Tpにおける、位相Psのサン
プリング点Spの近傍では、画像信号波形は平坦ではな
く傾斜している。したがって、画像信号波形の位相がわ
ずかにシフトしただけて、サンプリング点Spにおける
画像信号のレベルが大きく変化してしまい、それは、画
像信号波形の位相のわずかなシフトでは、画像信号のレ
ベルがほとんど変化しない平坦部とは対照的である。こ
のように、画像信号波形が各画素についてはほぼ安定し
ている場合でも、各画素における画素信号波形を安定な
平坦部でサンプリングできないと、得られた画像データ
が不正確なものとなる。
【0012】そのため、所定の入射光強度に対して、各
画素についてサンプリングした画像信号レベルが、規定
値内に収まるように、サンプリングクロックの位相を調
整することで、各密着イメージセンサの特性のばらつき
や、装置の設置環境のばらつきを補正できるものがあ
る。
画素についてサンプリングした画像信号レベルが、規定
値内に収まるように、サンプリングクロックの位相を調
整することで、各密着イメージセンサの特性のばらつき
や、装置の設置環境のばらつきを補正できるものがあ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その規
定値は幅が大きく、また、同一の入射光強度に対しての
各画素毎の画像信号の変動の態様や、各画素における画
像信号波形の形態は、密着イメージセンサの製造ロット
間のばらつきや温度環境および素子劣化等に大きく依存
している。つまり、固定された規定値内にいったん調整
されたとしても、その後、同一の入射光強度に対しての
各画素毎の画像信号の変動量が規定値から外れて大きく
なってしまったり、サンプリング点が画像信号波形の平
坦部からずれてしまって画像データの読み取りが不正確
になる場合があるという問題点があった。
定値は幅が大きく、また、同一の入射光強度に対しての
各画素毎の画像信号の変動の態様や、各画素における画
像信号波形の形態は、密着イメージセンサの製造ロット
間のばらつきや温度環境および素子劣化等に大きく依存
している。つまり、固定された規定値内にいったん調整
されたとしても、その後、同一の入射光強度に対しての
各画素毎の画像信号の変動量が規定値から外れて大きく
なってしまったり、サンプリング点が画像信号波形の平
坦部からずれてしまって画像データの読み取りが不正確
になる場合があるという問題点があった。
【0014】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力さ
れる画像信号から常に安定した画像データをサンプリン
グすることができる画像読取装置を提供することを目的
とする。
あり、原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力さ
れる画像信号から常に安定した画像データをサンプリン
グすることができる画像読取装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の画像読取装置は、原稿画像を読み取
ったイメージセンサから画素クロックに同期して出力さ
れる画像信号を、前記画素クロックに同期したサンプリ
ングタイミングでサンプリングすることにより画像デー
タを得る画像読取装置において、前記イメージセンサの
各画素についての画像データを、予め所定の白画像を読
み取って得たシェーディング補正データに基づいて正規
化するシェーディング補正手段と、原稿画像の読み取り
に先立って、前記画素クロックに対しての前記サンプリ
ングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段階に切
り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサンプリン
グ位相制御手段により順次切り換えられる各位相のサン
プリングタイミングでサンプリングされ前記シェーディ
ング補正手段により正規化された、前記所定の白画像を
読み取って得られた1ライン分の画像データの最大値と
最小値の差を変動幅として前記各位相と対応付けて記憶
する変動幅記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記
画素クロックに対しての前記サンプリングタイミングの
位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のう
ちの最も値が小さいものに対応する位相に設定するサン
プリング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
め、請求項1記載の画像読取装置は、原稿画像を読み取
ったイメージセンサから画素クロックに同期して出力さ
れる画像信号を、前記画素クロックに同期したサンプリ
ングタイミングでサンプリングすることにより画像デー
タを得る画像読取装置において、前記イメージセンサの
各画素についての画像データを、予め所定の白画像を読
み取って得たシェーディング補正データに基づいて正規
化するシェーディング補正手段と、原稿画像の読み取り
に先立って、前記画素クロックに対しての前記サンプリ
ングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段階に切
り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサンプリン
グ位相制御手段により順次切り換えられる各位相のサン
プリングタイミングでサンプリングされ前記シェーディ
ング補正手段により正規化された、前記所定の白画像を
読み取って得られた1ライン分の画像データの最大値と
最小値の差を変動幅として前記各位相と対応付けて記憶
する変動幅記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記
画素クロックに対しての前記サンプリングタイミングの
位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のう
ちの最も値が小さいものに対応する位相に設定するサン
プリング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2記載の画像読取装置は、原稿画像
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、前記イメージ
センサの各画素についての画像データを、予め所定の白
画像を読み取って得たシェーディング補正データに基づ
いて正規化するシェーディング補正手段と、原稿画像の
読み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記
サンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数
段階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサ
ンプリング位相制御手段により順次切り換えられる各位
相のサンプリングタイミングでサンプリングされ前記シ
ェーディング補正手段により正規化された、前記所定の
白画像を読み取って得られた1ライン分の画像データの
うちの規定範囲内の値の画像データにおける最大値と最
小値の差を変動幅として前記各位相と対応付けて記憶す
る変動幅記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記画
素クロックに対しての前記サンプリングタイミングの位
相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のうち
の最も値が小さいものに対応する位相に設定するサンプ
リング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、前記イメージ
センサの各画素についての画像データを、予め所定の白
画像を読み取って得たシェーディング補正データに基づ
いて正規化するシェーディング補正手段と、原稿画像の
読み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記
サンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数
段階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサ
ンプリング位相制御手段により順次切り換えられる各位
相のサンプリングタイミングでサンプリングされ前記シ
ェーディング補正手段により正規化された、前記所定の
白画像を読み取って得られた1ライン分の画像データの
うちの規定範囲内の値の画像データにおける最大値と最
小値の差を変動幅として前記各位相と対応付けて記憶す
る変動幅記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記画
素クロックに対しての前記サンプリングタイミングの位
相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各変動幅のうち
の最も値が小さいものに対応する位相に設定するサンプ
リング位相設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項3記載の画像読取装置は、請求項1
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの平均値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記平均値が所定範
囲内の値であるもののなかで最も値が小さいものに対応
する位相に設定することを特徴とする。
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの平均値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記平均値が所定範
囲内の値であるもののなかで最も値が小さいものに対応
する位相に設定することを特徴とする。
【0018】請求項4記載の画像読取装置は、請求項1
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの最大値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記最大値が所定の
上限値以下であるもののなかで最も値が小さいものに対
応する位相に設定することを特徴とする。
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの最大値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記最大値が所定の
上限値以下であるもののなかで最も値が小さいものに対
応する位相に設定することを特徴とする。
【0019】請求項5記載の画像読取装置は、請求項1
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの最小値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記最小値が所定の
下限値以上であるもののなかで最も値が小さいものに対
応する位相に設定することを特徴とする。
または2のいずれかの記載の画像読取装置において、前
記変動幅記憶手段は、前記1ライン分の画像データの変
動幅に加えて、当該画像データの最小値を前記各位相と
対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手
段は、前記画素クロックに対しての前記サンプリングタ
イミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された各
変動幅のうちの、それらに対応する前記最小値が所定の
下限値以上であるもののなかで最も値が小さいものに対
応する位相に設定することを特徴とする。
【0020】請求項6記載の画像読取装置は、原稿画像
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、原稿画像の読
み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段
階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサン
プリング位相制御手段により順次切り換えられる各位相
のサンプリングタイミングで所定の白画像をサンプリン
グして得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像
データのうちの特定画素についての前記各位相に対応す
る出力データ値の隣接する位相間の差分値の絶対値を傾
き値として計算して前記各位相と対応付けて記憶する傾
き記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記画素クロ
ックに対しての前記サンプリングタイミングの位相を、
前記傾き記憶手段に記憶された各傾き値のうちの最小の
ものに対応する位相に設定するサンプリング位相設定手
段とを備えたことを特徴とする。
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、原稿画像の読
み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段
階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサン
プリング位相制御手段により順次切り換えられる各位相
のサンプリングタイミングで所定の白画像をサンプリン
グして得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像
データのうちの特定画素についての前記各位相に対応す
る出力データ値の隣接する位相間の差分値の絶対値を傾
き値として計算して前記各位相と対応付けて記憶する傾
き記憶手段と、原稿画像読み取り時には、前記画素クロ
ックに対しての前記サンプリングタイミングの位相を、
前記傾き記憶手段に記憶された各傾き値のうちの最小の
ものに対応する位相に設定するサンプリング位相設定手
段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項7記載の画像読取装置は、原稿画像
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、原稿画像の読
み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段
階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサン
プリング位相制御手段により順次切り換えられる各位相
のサンプリングタイミングで所定の白画像をサンプリン
グして得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像
データのうちの複数の特定画素のそれぞれについての前
記各位相に対応する出力データ値の隣接する位相間の差
分値の絶対値を傾き値として計算して前記各位相と対応
付けて前記複数の特定画素のそれぞれについて記憶する
傾き記憶手段と、前記複数の特定画素のそれぞれについ
て前記傾き記憶手段に記憶された傾き値のうちの最小の
ものに対応する位相を検出する一方、前記各位相のそれ
ぞれについて、前記特定画素の傾き値を最小にしたもの
として検出された回数を頻度値として計数して前記各位
相と対応付けて記憶する頻度記憶手段と、原稿画像読み
取り時には、前記画素クロックに対しての前記サンプリ
ングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記憶され
た各頻度値のうちの最大のものに対応する位相に設定す
るサンプリング位相設定手段とを備えたことを特徴とす
る。
を読み取ったイメージセンサから画素クロックに同期し
て出力される画像信号を、前記画素クロックに同期した
サンプリングタイミングでサンプリングすることにより
画像データを得る画像読取装置において、原稿画像の読
み取りに先立って、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を1ライン毎に順次複数段
階に切り換えるサンプリング位相制御手段と、そのサン
プリング位相制御手段により順次切り換えられる各位相
のサンプリングタイミングで所定の白画像をサンプリン
グして得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像
データのうちの複数の特定画素のそれぞれについての前
記各位相に対応する出力データ値の隣接する位相間の差
分値の絶対値を傾き値として計算して前記各位相と対応
付けて前記複数の特定画素のそれぞれについて記憶する
傾き記憶手段と、前記複数の特定画素のそれぞれについ
て前記傾き記憶手段に記憶された傾き値のうちの最小の
ものに対応する位相を検出する一方、前記各位相のそれ
ぞれについて、前記特定画素の傾き値を最小にしたもの
として検出された回数を頻度値として計数して前記各位
相と対応付けて記憶する頻度記憶手段と、原稿画像読み
取り時には、前記画素クロックに対しての前記サンプリ
ングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記憶され
た各頻度値のうちの最大のものに対応する位相に設定す
るサンプリング位相設定手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0022】請求項8記載の画像読取装置は、請求項6
記載の画像読取装置において、前記傾き記憶手段は、前
記特定画素についての傾き値に加えて、前記サンプリン
グ位相制御手段により順次切り換えられる各位相のサン
プリングタイミングで前記所定の白画像をサンプリング
して得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像デ
ータの平均値を前記各位相と対応付けて記憶する一方、
前記サンプリング位相設定手段は、前記画素クロックに
対しての前記サンプリングタイミングの位相を、前記傾
き記憶手段に記憶された各傾き値のうちの、それらに対
応する前記平均値が所定範囲内の値であるもののなかで
最小のものに対応する位相に設定することを特徴とす
る。
記載の画像読取装置において、前記傾き記憶手段は、前
記特定画素についての傾き値に加えて、前記サンプリン
グ位相制御手段により順次切り換えられる各位相のサン
プリングタイミングで前記所定の白画像をサンプリング
して得られた前記イメージセンサの1ライン分の画像デ
ータの平均値を前記各位相と対応付けて記憶する一方、
前記サンプリング位相設定手段は、前記画素クロックに
対しての前記サンプリングタイミングの位相を、前記傾
き記憶手段に記憶された各傾き値のうちの、それらに対
応する前記平均値が所定範囲内の値であるもののなかで
最小のものに対応する位相に設定することを特徴とす
る。
【0023】請求項9記載の画像読取装置は、請求項7
記載の画像読取装置において、前記頻度記憶手段は、前
記頻度値に加えて、前記サンプリング位相制御手段によ
り順次切り換えられる各位相のサンプリングタイミング
で前記所定の白画像をサンプリングして得られた前記イ
メージセンサの1ライン分の画像データの平均値を前記
各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位
相設定手段は、前記画素クロックに対しての前記サンプ
リングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記憶さ
れた各頻度値のうちの、それらに対応する前記平均値が
所定範囲内の値であるもののなかで最大ものに対応する
位相に設定することを特徴とする。
記載の画像読取装置において、前記頻度記憶手段は、前
記頻度値に加えて、前記サンプリング位相制御手段によ
り順次切り換えられる各位相のサンプリングタイミング
で前記所定の白画像をサンプリングして得られた前記イ
メージセンサの1ライン分の画像データの平均値を前記
各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプリング位
相設定手段は、前記画素クロックに対しての前記サンプ
リングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記憶さ
れた各頻度値のうちの、それらに対応する前記平均値が
所定範囲内の値であるもののなかで最大ものに対応する
位相に設定することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態について詳細に説明する。
発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0025】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
画像読取装置のブロック構成を示している。
画像読取装置のブロック構成を示している。
【0026】同図において、CPU1は、装置各部を制
御するマイクロコンピュータである。ROM2はCPU
1によって読み出されるものであり、CPU1の各種制
御手順や制御データが格納されているものである。RA
M3は、CPU1の作業領域となるものであり、一時的
なデータが記憶されるものである。プロッタ4は、画像
データを記録出力するものである。機構制御部5は、装
置各部を構成する機構部の動作を制御するものである。
密着イメージセンサ6は、原稿画像を読み取るためのも
のである。
御するマイクロコンピュータである。ROM2はCPU
1によって読み出されるものであり、CPU1の各種制
御手順や制御データが格納されているものである。RA
M3は、CPU1の作業領域となるものであり、一時的
なデータが記憶されるものである。プロッタ4は、画像
データを記録出力するものである。機構制御部5は、装
置各部を構成する機構部の動作を制御するものである。
密着イメージセンサ6は、原稿画像を読み取るためのも
のである。
【0027】スキャナ制御部7は、図2に示すように、
密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D変換器7
aによりA/D変換して画像データに変換する一方、ク
ロック発生器7bから出力される画素クロックを、密着
イメージセンサ6に対して供給するものであり、密着イ
メージセンサ6は、その画素クロックに同期して、各画
素毎の画像信号を出力する。また、スキャナ制御部7
は、位相制御器7cを備え、位相制御器7cは、CPU
1からの位相制御信号に応じて、クロック発生器7bか
ら出力される画素クロックを遅延させたクロックをサン
プリングクロックとしてA/D変換器7aに供給するも
のである。ここで、位相制御器7cにおける位相制御の
方法としては、遅延量の異なる遅延素子の切り換えや、
直列接続された遅延素子の接続数の切り換え等のそれ自
体既に知られた方法を適用することができる。
密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D変換器7
aによりA/D変換して画像データに変換する一方、ク
ロック発生器7bから出力される画素クロックを、密着
イメージセンサ6に対して供給するものであり、密着イ
メージセンサ6は、その画素クロックに同期して、各画
素毎の画像信号を出力する。また、スキャナ制御部7
は、位相制御器7cを備え、位相制御器7cは、CPU
1からの位相制御信号に応じて、クロック発生器7bか
ら出力される画素クロックを遅延させたクロックをサン
プリングクロックとしてA/D変換器7aに供給するも
のである。ここで、位相制御器7cにおける位相制御の
方法としては、遅延量の異なる遅延素子の切り換えや、
直列接続された遅延素子の接続数の切り換え等のそれ自
体既に知られた方法を適用することができる。
【0028】位相制御器7cにおける位相制御信号に応
じた位相の遅延量、すなわち、サンプリングクロックの
位相の画素クロックに対する遅延量は、本実施の形態に
おいては、図3に示すように、画素クロックの1周期
(1画素周期)Tpの開始点を基準として、位相P1、
P2、…、Pl、…、Pmのいずれかに設定されるもの
とする。実際的には、それらの位相は、数ナノ秒単位ず
つのステップで変化する。この位相P1、P2、…、P
l、…、PmのいずれかのタイミングでA/D変換器7
aによりサンプリングされA/D変換された画像信号の
レベルが、当該画素についての画像データとなる。
じた位相の遅延量、すなわち、サンプリングクロックの
位相の画素クロックに対する遅延量は、本実施の形態に
おいては、図3に示すように、画素クロックの1周期
(1画素周期)Tpの開始点を基準として、位相P1、
P2、…、Pl、…、Pmのいずれかに設定されるもの
とする。実際的には、それらの位相は、数ナノ秒単位ず
つのステップで変化する。この位相P1、P2、…、P
l、…、PmのいずれかのタイミングでA/D変換器7
aによりサンプリングされA/D変換された画像信号の
レベルが、当該画素についての画像データとなる。
【0029】さて、図1に戻って、ビデオRAM8は、
スキャナ制御部7のA/D変換器7aから出力される画
像データを記憶蓄積するものである。画像データ処理部
9はビデオRAM8に記憶された画像データに対して、
2値化等の各種演算処理を行うものである。画像データ
処理部9により処理された後の画像データは、必要に応
じてプロッタ4により記録出力される。なお、得られた
画像データは、プロッタ4により記録出力するばかりで
なく、上位のコンピュータ装置に転送したりする等、様
々に利用可能であることはいうまでもない。
スキャナ制御部7のA/D変換器7aから出力される画
像データを記憶蓄積するものである。画像データ処理部
9はビデオRAM8に記憶された画像データに対して、
2値化等の各種演算処理を行うものである。画像データ
処理部9により処理された後の画像データは、必要に応
じてプロッタ4により記録出力される。なお、得られた
画像データは、プロッタ4により記録出力するばかりで
なく、上位のコンピュータ装置に転送したりする等、様
々に利用可能であることはいうまでもない。
【0030】以上のように構成される本実施の形態に係
る画像読取装置において行われる原稿画像読み取り時の
処理について、以下第1ないし第5実施形態、及び、第
6ない第8実施形態に分けて説明する。
る画像読取装置において行われる原稿画像読み取り時の
処理について、以下第1ないし第5実施形態、及び、第
6ない第8実施形態に分けて説明する。
【0031】先ず、第1実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について、図4を参照して説明する。
り処理について、図4を参照して説明する。
【0032】同図において、CPU1は、先ず、キセノ
ンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しない原稿
照明用のランプを点灯させる(処理101)。そして、
変数lに初期値としての1を代入し(処理102)、密
着イメージセンサ6と圧接する、基準となる白レベル波
形を得るための図示しない白圧板を、サンプリング位相
Pl、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってシ
ェーディング補正用データDcを得る(処理103)。
また、白圧板をサンプリング位相Pl、すなわち、サン
プリング位相P1で読み取ってテンポラリデータDtを
得る(処理104)。それらのシェーディング補正用デ
ータDc及びテンポラリデータDtは、図5に示すよう
に、ビデオRAM8に記憶される。それらのデータは、
密着イメージセンサ6の1ライン分のデータであり、そ
の1ラインを構成する各画素毎のデータの集合である。
ンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しない原稿
照明用のランプを点灯させる(処理101)。そして、
変数lに初期値としての1を代入し(処理102)、密
着イメージセンサ6と圧接する、基準となる白レベル波
形を得るための図示しない白圧板を、サンプリング位相
Pl、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってシ
ェーディング補正用データDcを得る(処理103)。
また、白圧板をサンプリング位相Pl、すなわち、サン
プリング位相P1で読み取ってテンポラリデータDtを
得る(処理104)。それらのシェーディング補正用デ
ータDc及びテンポラリデータDtは、図5に示すよう
に、ビデオRAM8に記憶される。それらのデータは、
密着イメージセンサ6の1ライン分のデータであり、そ
の1ラインを構成する各画素毎のデータの集合である。
【0033】密着イメージセンサ6を構成するライン状
に配置された画素は、図6に示すように、画素1、画素
2、画素3、…、画素k、…、画素nまでのn個配置さ
れている。したがって、図5に示すシェーディング補正
用データDc中のデータCk(k=1、…、n)は、画
素k(k=1、…、n)に対応するデータであり、同様
にテンポラリデータDt中のデータTk(k=1、…、
n)は、画素k(k=1、…、n)に対応するデータで
あることを示している。
に配置された画素は、図6に示すように、画素1、画素
2、画素3、…、画素k、…、画素nまでのn個配置さ
れている。したがって、図5に示すシェーディング補正
用データDc中のデータCk(k=1、…、n)は、画
素k(k=1、…、n)に対応するデータであり、同様
にテンポラリデータDt中のデータTk(k=1、…、
n)は、画素k(k=1、…、n)に対応するデータで
あることを示している。
【0034】さて、図4において、処理104の後は、
シェーディング補正を行う(処理105)。このシェー
ディング補正は、図7に示す処理により行われる。
シェーディング補正を行う(処理105)。このシェー
ディング補正は、図7に示す処理により行われる。
【0035】図7において、CPU1は、先ず、シェー
ディング補正用データDcを構成するデータC1、…、
Ck、…、Cnのうちの最大値を変数Cmaxに代入す
る(処理201)。この最大値を求める処理は、順次デ
ータの大小関係を比較することで容易に実現できる。
ディング補正用データDcを構成するデータC1、…、
Ck、…、Cnのうちの最大値を変数Cmaxに代入す
る(処理201)。この最大値を求める処理は、順次デ
ータの大小関係を比較することで容易に実現できる。
【0036】そして、変数kに初期値1を代入し(処理
202)、図5に示したようにビデオRAM8に記憶さ
れたテンポラリデータDtを構成するデータTkすなわ
ち、データT1に、シェーディング補正用データDcを
構成するデータCkすなわち、データC1で当該データ
T1を除した値に処理201で求めたCmaxを乗じた
値を代入する(処理203)。そして変数kをインクリ
メントする(処理204)。処理203、204は、変
数kの値が密着イメージセンサ6の画素数nを越えるま
で(判断205のYes)、繰り返される(判断205
のNo)。これにより、テンポラリデータDtを構成す
る各データTk(k=1、…、n)が、シェーディング
補正されて正規化され、各画素毎の受光感度のばらつき
が補正される。
202)、図5に示したようにビデオRAM8に記憶さ
れたテンポラリデータDtを構成するデータTkすなわ
ち、データT1に、シェーディング補正用データDcを
構成するデータCkすなわち、データC1で当該データ
T1を除した値に処理201で求めたCmaxを乗じた
値を代入する(処理203)。そして変数kをインクリ
メントする(処理204)。処理203、204は、変
数kの値が密着イメージセンサ6の画素数nを越えるま
で(判断205のYes)、繰り返される(判断205
のNo)。これにより、テンポラリデータDtを構成す
る各データTk(k=1、…、n)が、シェーディング
補正されて正規化され、各画素毎の受光感度のばらつき
が補正される。
【0037】さて、図4においてシェーディング補正
(処理105)が完了すると、CPU1は、シェーディ
ング補正後のテンポラリデータDtを構成するデータT
1、…、Tk、…、Tnのうちの最大値を変数Dmax
に代入する(処理106)。また、シェーディング補正
後のテンポラリデータDtを構成するデータT1、…、
Tk、…、Tnのうちの最小値を変数Dminに代入し
(処理107)、DmaxとDminの差を、サンプリ
ング位相Pl(l=1)における変動幅として変数Wl
(l=1)に代入する(処理108)。そして、変動幅
Wlをサンプリング位相Pl(l=1)と対応付けてR
AM3に記憶する(処理109)。そして変数lをイン
クリメントする(処理110)。処理103ないし11
0は、変数lの値が、設定可能なサンプリング位相の総
数mを越えるまで(判断111のYes)、繰り返され
る(判断111のNo)。これにより、各サンプリング
位相Pl(l=1、…、m)について、それらに対応す
る変動幅Wl(l=1、…、m)が、図8に示すよう
に、RAM3に対応付けられて記憶される。
(処理105)が完了すると、CPU1は、シェーディ
ング補正後のテンポラリデータDtを構成するデータT
1、…、Tk、…、Tnのうちの最大値を変数Dmax
に代入する(処理106)。また、シェーディング補正
後のテンポラリデータDtを構成するデータT1、…、
Tk、…、Tnのうちの最小値を変数Dminに代入し
(処理107)、DmaxとDminの差を、サンプリ
ング位相Pl(l=1)における変動幅として変数Wl
(l=1)に代入する(処理108)。そして、変動幅
Wlをサンプリング位相Pl(l=1)と対応付けてR
AM3に記憶する(処理109)。そして変数lをイン
クリメントする(処理110)。処理103ないし11
0は、変数lの値が、設定可能なサンプリング位相の総
数mを越えるまで(判断111のYes)、繰り返され
る(判断111のNo)。これにより、各サンプリング
位相Pl(l=1、…、m)について、それらに対応す
る変動幅Wl(l=1、…、m)が、図8に示すよう
に、RAM3に対応付けられて記憶される。
【0038】CPU1は、このようにして、各サンプリ
ング位相Pl(l=1、…、m)について求められた各
変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで最小のものに対
応するサンプリング位相に設定して(処理112)、画
像読み取り処理を行う(処理113)。すなわち、位相
制御信号により位相制御器7cに対して、サンプリング
位相の設定を指示する。これにより、図3に示すよう
に、密着イメージセンサ6から出力される画像信号が、
同一レベルの白画像に対して各画素毎に変動していたと
しても、比較的各画素毎の変動幅の少ない位相(図3に
おいては、サンプリング位相Pl)に、位相を設定する
ことで、同一レベルの白画像に対しての各画素毎の画像
データがほぼ一定レベルとなる。したがって、そのよう
に画像信号が安定するサンプリング位相で、密着イメー
ジセンサ6からの画像信号をA/D変換器7aによりサ
ンプリングしてA/D変換することで安定した原稿画像
データを得ることができるようになる。なお、処理11
3の画像読み取り処理は、サンプリング位相が最適に設
定されていること以外は、従来と変わることろはなく、
最適に設定されたサンプリング位相でシェーディング補
正データを収集した後、原稿を機構制御部5により副走
査しつつ密着イメージセンサ6により1主走査ラインず
つ読み取り、得られた1ライン毎の画像信号を、最適な
サンプリング位相で駆動されるA/D変換器7aにより
A/D変換する共にシェーディング補正して画像データ
を得る処理である。
ング位相Pl(l=1、…、m)について求められた各
変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで最小のものに対
応するサンプリング位相に設定して(処理112)、画
像読み取り処理を行う(処理113)。すなわち、位相
制御信号により位相制御器7cに対して、サンプリング
位相の設定を指示する。これにより、図3に示すよう
に、密着イメージセンサ6から出力される画像信号が、
同一レベルの白画像に対して各画素毎に変動していたと
しても、比較的各画素毎の変動幅の少ない位相(図3に
おいては、サンプリング位相Pl)に、位相を設定する
ことで、同一レベルの白画像に対しての各画素毎の画像
データがほぼ一定レベルとなる。したがって、そのよう
に画像信号が安定するサンプリング位相で、密着イメー
ジセンサ6からの画像信号をA/D変換器7aによりサ
ンプリングしてA/D変換することで安定した原稿画像
データを得ることができるようになる。なお、処理11
3の画像読み取り処理は、サンプリング位相が最適に設
定されていること以外は、従来と変わることろはなく、
最適に設定されたサンプリング位相でシェーディング補
正データを収集した後、原稿を機構制御部5により副走
査しつつ密着イメージセンサ6により1主走査ラインず
つ読み取り、得られた1ライン毎の画像信号を、最適な
サンプリング位相で駆動されるA/D変換器7aにより
A/D変換する共にシェーディング補正して画像データ
を得る処理である。
【0039】次に、上記第1実施形態の変形例である、
第2実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
9及び図10を参照して説明する。
第2実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
9及び図10を参照して説明する。
【0040】それらの図において、CPU1は、先ず、
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理30
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理302)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理303)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理304)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理30
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理302)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理303)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理304)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
【0041】そして、第1実施形態と同様に、図7に示
すシェーディング補正処理を行い(処理305)、ビデ
オRAM8に記憶されたシェーディング補正後のテンポ
ラリデータDtのうちのデータT1を初期値として変数
Dmax及びDminに代入する(処理306、処理3
07)。
すシェーディング補正処理を行い(処理305)、ビデ
オRAM8に記憶されたシェーディング補正後のテンポ
ラリデータDtのうちのデータT1を初期値として変数
Dmax及びDminに代入する(処理306、処理3
07)。
【0042】そして、変数kに初期値1を代入し(処理
308)、図5に示したようにビデオRAM8に記憶さ
れたテンポラリデータDtのうちのデータTkすなわ
ち、データT1が規定範囲内の値であるか、すなわち、
Tmin以上Tmax以下の範囲内の値であるかを判断
する(判断309)。所定の値Tmin及びTmax
は、正常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定す
るものであり、値Tminを下回ったり、値Tmaxを
上回る値は、ノイズ等の影響による異常な値であるとい
える。
308)、図5に示したようにビデオRAM8に記憶さ
れたテンポラリデータDtのうちのデータTkすなわ
ち、データT1が規定範囲内の値であるか、すなわち、
Tmin以上Tmax以下の範囲内の値であるかを判断
する(判断309)。所定の値Tmin及びTmax
は、正常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定す
るものであり、値Tminを下回ったり、値Tmaxを
上回る値は、ノイズ等の影響による異常な値であるとい
える。
【0043】そのため、データTkがTmin以上Tm
ax以下の範囲内の値でない場合(判断309のNo)
は、判断310ないし処理313を行わず、処理314
に処理を移す。
ax以下の範囲内の値でない場合(判断309のNo)
は、判断310ないし処理313を行わず、処理314
に処理を移す。
【0044】データTkがTmin以上Tmax以下の
範囲内の値である場合(判断309のYes)は、判断
310ないし処理313を行う。すなわち、データTk
がDmaxより大きい場合(判断310のYes)は、
DmaxにデータTkを代入し(処理311)、データ
TkがDminよりも小さい場合(判断312のYe
s)は、DminにデータTkを代入する(処理31
3)。
範囲内の値である場合(判断309のYes)は、判断
310ないし処理313を行う。すなわち、データTk
がDmaxより大きい場合(判断310のYes)は、
DmaxにデータTkを代入し(処理311)、データ
TkがDminよりも小さい場合(判断312のYe
s)は、DminにデータTkを代入する(処理31
3)。
【0045】そして、変数kをインクリメントする(処
理314)。判断309ないし処理314は、変数kの
値が密着イメージセンサ6の画素数nを越えるまで(判
断315のYes)、繰り返される(判断315のN
o)。これにより、テンポラリデータDtを構成する各
データTk(k=1、…、n)のうちで、Tmin以上
Tmax以下の規定範囲に属するものの中で、最も大き
な値が変数Dmaxに代入され、最も小さな値が変数D
minに代入される。これにより、ノイズ等の影響によ
り、変数DmaxやDminに異常値が代入されてしま
うことなく、正しい最大値と最小値を得ることができ
る。
理314)。判断309ないし処理314は、変数kの
値が密着イメージセンサ6の画素数nを越えるまで(判
断315のYes)、繰り返される(判断315のN
o)。これにより、テンポラリデータDtを構成する各
データTk(k=1、…、n)のうちで、Tmin以上
Tmax以下の規定範囲に属するものの中で、最も大き
な値が変数Dmaxに代入され、最も小さな値が変数D
minに代入される。これにより、ノイズ等の影響によ
り、変数DmaxやDminに異常値が代入されてしま
うことなく、正しい最大値と最小値を得ることができ
る。
【0046】さて、このようにして、最大値Dmax
と、最小値Dminが得られると、DmaxとDmin
の差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変動
幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理31
6)。そして、変動幅Wlをサンプリング位相Pl(l
=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理31
7)。そして変数lをインクリメントする(処理31
8)。処理303ないし318は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断3
19のYes)、繰り返される(判断319のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl(l=1、
…、m)が、図8に示すように、RAM3に対応付けら
れて記憶される。
と、最小値Dminが得られると、DmaxとDmin
の差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変動
幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理31
6)。そして、変動幅Wlをサンプリング位相Pl(l
=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理31
7)。そして変数lをインクリメントする(処理31
8)。処理303ないし318は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断3
19のYes)、繰り返される(判断319のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl(l=1、
…、m)が、図8に示すように、RAM3に対応付けら
れて記憶される。
【0047】CPU1は、このようにして、各サンプリ
ング位相Pl(l=1、…、m)について求められた各
変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで最小のものに対
応するサンプリング位相に設定し(処理320)、画像
読み取り処理を行う(処理321)。すなわち、位相制
御信号により位相制御器7cに対して、サンプリング位
相の設定を指示する。これにより、図3に示すように、
密着イメージセンサ6から出力される画像信号が、同一
レベルの白画像に対して各画素毎に変動していたとして
も、比較的各画素毎の変動幅の少ない位相(図3におい
ては、サンプリング位相Pl)に、位相を設定すること
で、同一レベルの白画像に対しての各画素毎の画像デー
タがほぼ一定レベルとなる。したがって、そのように画
像信号が安定するサンプリング位相で、密着イメージセ
ンサ6からの画像信号をA/D変換器7aによりサンプ
リングしてA/D変換することで安定した原稿画像デー
タを得ることができるようになる。また、本来各画素毎
の変動幅の少ない位相であるはずのサンプリング位相
が、ノイズ等の影響により変動幅の大きな位相であると
誤判定されてしまうことがないため、いっそう確実に最
適なサンプリング位相を設定することができる。
ング位相Pl(l=1、…、m)について求められた各
変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで最小のものに対
応するサンプリング位相に設定し(処理320)、画像
読み取り処理を行う(処理321)。すなわち、位相制
御信号により位相制御器7cに対して、サンプリング位
相の設定を指示する。これにより、図3に示すように、
密着イメージセンサ6から出力される画像信号が、同一
レベルの白画像に対して各画素毎に変動していたとして
も、比較的各画素毎の変動幅の少ない位相(図3におい
ては、サンプリング位相Pl)に、位相を設定すること
で、同一レベルの白画像に対しての各画素毎の画像デー
タがほぼ一定レベルとなる。したがって、そのように画
像信号が安定するサンプリング位相で、密着イメージセ
ンサ6からの画像信号をA/D変換器7aによりサンプ
リングしてA/D変換することで安定した原稿画像デー
タを得ることができるようになる。また、本来各画素毎
の変動幅の少ない位相であるはずのサンプリング位相
が、ノイズ等の影響により変動幅の大きな位相であると
誤判定されてしまうことがないため、いっそう確実に最
適なサンプリング位相を設定することができる。
【0048】次に、前記第1実施形態の変形例である、
第3実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
11及び図12を参照して説明する。
第3実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
11及び図12を参照して説明する。
【0049】それらの図において、CPU1は、先ず、
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理40
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理402)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理403)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理404)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理40
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理402)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理403)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理404)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
【0050】そして、CPU1は、第1実施形態と同様
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理4
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理406)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理407)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理40
8)。
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理4
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理406)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理407)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理40
8)。
【0051】また、テンポラリデータDtを構成するデ
ータT1、…、Tk、…、Tnをデータ数nで除するこ
とで得られる平均値を変数Al(l=1)に代入する
(処理409)。そして、変動幅Wl及び平均値Alを
サンプリング位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3
に記憶する(処理410)。そして変数lをインクリメ
ントする(処理411)。処理403ないし411は、
変数lの値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを
越えるまで(判断412のYes)、繰り返される(判
断412のNo)。これにより、各サンプリング位相P
l(l=1、…、m)について、それらに対応する変動
幅Wl及び画像データの平均値Al(l=1、…、m)
が、図13に示すように、RAM3に対応付けられて記
憶される。
ータT1、…、Tk、…、Tnをデータ数nで除するこ
とで得られる平均値を変数Al(l=1)に代入する
(処理409)。そして、変動幅Wl及び平均値Alを
サンプリング位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3
に記憶する(処理410)。そして変数lをインクリメ
ントする(処理411)。処理403ないし411は、
変数lの値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを
越えるまで(判断412のYes)、繰り返される(判
断412のNo)。これにより、各サンプリング位相P
l(l=1、…、m)について、それらに対応する変動
幅Wl及び画像データの平均値Al(l=1、…、m)
が、図13に示すように、RAM3に対応付けられて記
憶される。
【0052】そして、図13に示すように、RAM3に
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理413)。
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理413)。
【0053】そして、変数lに初期値1を代入し(処理
414)、図13に示したようにRAM3に記憶された
平均値A1ないしAmのうちの平均値Alすなわち、平
均値A1が所定範囲内の値であるか、すなわち、Ami
n以上Amax以下の範囲内の値であるかを判断する
(判断415)。所定の値Amin及びAmaxは、正
常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定するもの
であり、平均値Alが、値Aminを下回ったり、値A
maxを上回る値である場合は、その平均値Alに対応
するサンプリング位相Plで白圧板を読み取ったデータ
のレベルは、白画像のレベルとしては、低過ぎたり、高
過ぎたりして不適切であるといえる。
414)、図13に示したようにRAM3に記憶された
平均値A1ないしAmのうちの平均値Alすなわち、平
均値A1が所定範囲内の値であるか、すなわち、Ami
n以上Amax以下の範囲内の値であるかを判断する
(判断415)。所定の値Amin及びAmaxは、正
常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定するもの
であり、平均値Alが、値Aminを下回ったり、値A
maxを上回る値である場合は、その平均値Alに対応
するサンプリング位相Plで白圧板を読み取ったデータ
のレベルは、白画像のレベルとしては、低過ぎたり、高
過ぎたりして不適切であるといえる。
【0054】そのため、平均値AlがAmin以上Am
ax以下の範囲内の値でない場合(判断415のNo)
は、判断416ないし処理418を行わず、処理419
に処理を移す。
ax以下の範囲内の値でない場合(判断415のNo)
は、判断416ないし処理418を行わず、処理419
に処理を移す。
【0055】平均値AlがAmin以上Amax以下の
範囲内の値である場合(判断415のYes)は、判断
416ないし処理418を行う。すなわち、平均値Al
に対応する変動幅WlがWminより小さい場合(判断
416のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し
(処理417)、変数lminに、現時点で、Wmin
に格納されている値を提供した変動幅Wlの特定するた
めに、変数lの値を代入する(処理418)。
範囲内の値である場合(判断415のYes)は、判断
416ないし処理418を行う。すなわち、平均値Al
に対応する変動幅WlがWminより小さい場合(判断
416のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し
(処理417)、変数lminに、現時点で、Wmin
に格納されている値を提供した変動幅Wlの特定するた
めに、変数lの値を代入する(処理418)。
【0056】そして、変数lをインクリメントする(処
理419)。判断415ないし処理419は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断420のYes)、繰り返される(判断420の
No)。これにより、平均値Al(l=1、…、m)の
うちで、Amin以上Amax以下の規定範囲に属する
ものに対応する変動幅Wl(l=1、…、m)のうち
で、最小のものがWlminであることが分かり、対応
するサンプリング位相Plminが、白画像データの平
均値がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当なレベ
ルであって、変動幅がもっとも少ないサンプリング位相
であるということになる。
理419)。判断415ないし処理419は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断420のYes)、繰り返される(判断420の
No)。これにより、平均値Al(l=1、…、m)の
うちで、Amin以上Amax以下の規定範囲に属する
ものに対応する変動幅Wl(l=1、…、m)のうち
で、最小のものがWlminであることが分かり、対応
するサンプリング位相Plminが、白画像データの平
均値がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当なレベ
ルであって、変動幅がもっとも少ないサンプリング位相
であるということになる。
【0057】CPU1は、このようにして求めたサンプ
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理421)、画像読み取り処理を行う(処理42
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、例えば、図3におけるサンプリング位相P1
のように、その位相における画像信号は、各画素毎に安
定しているが、白画像のレベルとしては低すぎて適当で
ないような位相は、サンプリング位相として設定されな
いため、いっそう最適な位相にA/D変換器7aのサン
プリングタイミングを設定することができる。
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理421)、画像読み取り処理を行う(処理42
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、例えば、図3におけるサンプリング位相P1
のように、その位相における画像信号は、各画素毎に安
定しているが、白画像のレベルとしては低すぎて適当で
ないような位相は、サンプリング位相として設定されな
いため、いっそう最適な位相にA/D変換器7aのサン
プリングタイミングを設定することができる。
【0058】次に、前記第1実施形態の変形例である、
第4実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
14及び図15を参照して説明する。
第4実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
14及び図15を参照して説明する。
【0059】それらの図において、CPU1は、先ず、
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理50
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理502)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理503)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理504)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理50
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理502)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理503)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理504)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
【0060】そして、CPU1は、第1実施形態と同様
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理5
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理506)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理507)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理50
8)。
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理5
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理506)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理507)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理50
8)。
【0061】また、最大値Dmaxを最大値MAXl
(l=1)に代入する(処理509)。この最大値MA
Xlは、当該サンプリング位相Pl(l=1)で読みと
った白画像データの最大値を意味している。そして、変
動幅Wl及び最大値MAXlをサンプリング位相Pl
(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理51
0)。そして変数lをインクリメントする(処理51
1)。処理503ないし511は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断5
12のYes)、繰り返される(判断512のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl及び最大値
MAXl(l=1、…、m)が、図16に示すように、
RAM3に対応付けられて記憶される。
(l=1)に代入する(処理509)。この最大値MA
Xlは、当該サンプリング位相Pl(l=1)で読みと
った白画像データの最大値を意味している。そして、変
動幅Wl及び最大値MAXlをサンプリング位相Pl
(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理51
0)。そして変数lをインクリメントする(処理51
1)。処理503ないし511は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断5
12のYes)、繰り返される(判断512のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl及び最大値
MAXl(l=1、…、m)が、図16に示すように、
RAM3に対応付けられて記憶される。
【0062】そして、図16に示すように、RAM3に
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理513)。
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理513)。
【0063】そして、変数lに初期値1を代入し(処理
514)、図16に示したようにRAM3に記憶された
最大値MAX1ないしMAXmのうちのMAXlすなわ
ち、MAX1が所定の上限値K以下の値であるかを判断
する(判断515)。所定の上限値Kは、正常な白画像
レベルとして妥当な値の上限を規定するものであり、最
大値MAXlが、上限値Kを上回る値である場合は、そ
の最大値MAXlに対応するサンプリング位相Plで白
圧板を読み取ったデータのレベルは、白画像のレベルと
しては、高過ぎて不適切であるといえる。また、この場
合は、第3実施形態のように、平均値Alが所定の範囲
かを判定する場合には、数画素で所定の上限値Kを越え
た突出したレベルのデータであった場合に、その突出し
たレベルのデータが平均化により検出できないが、この
第4実施形態では、最大値MAXlと、所定の上限値K
の大小関係により判定しているため、数画素しかない突
出したレベルのデータを検出することができる。
514)、図16に示したようにRAM3に記憶された
最大値MAX1ないしMAXmのうちのMAXlすなわ
ち、MAX1が所定の上限値K以下の値であるかを判断
する(判断515)。所定の上限値Kは、正常な白画像
レベルとして妥当な値の上限を規定するものであり、最
大値MAXlが、上限値Kを上回る値である場合は、そ
の最大値MAXlに対応するサンプリング位相Plで白
圧板を読み取ったデータのレベルは、白画像のレベルと
しては、高過ぎて不適切であるといえる。また、この場
合は、第3実施形態のように、平均値Alが所定の範囲
かを判定する場合には、数画素で所定の上限値Kを越え
た突出したレベルのデータであった場合に、その突出し
たレベルのデータが平均化により検出できないが、この
第4実施形態では、最大値MAXlと、所定の上限値K
の大小関係により判定しているため、数画素しかない突
出したレベルのデータを検出することができる。
【0064】そのため、最大値MAXlが所定の上限値
K以下の値でない場合(判断515のNo)は、判断5
16ないし処理518を行わず、処理519に処理を移
す。
K以下の値でない場合(判断515のNo)は、判断5
16ないし処理518を行わず、処理519に処理を移
す。
【0065】最大値MAXlが所定の上限値K以下の値
である場合(判断515のYes)は、判断516ない
し処理518を行う。すなわち、最大値MAXlに対応
する変動幅WlがWminより小さい場合(判断416
のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し(処理5
17)、変数lminに、現時点で、Wminに格納さ
れている値を提供した変動幅Wlの特定するために、変
数lの値を代入する(処理518)。
である場合(判断515のYes)は、判断516ない
し処理518を行う。すなわち、最大値MAXlに対応
する変動幅WlがWminより小さい場合(判断416
のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し(処理5
17)、変数lminに、現時点で、Wminに格納さ
れている値を提供した変動幅Wlの特定するために、変
数lの値を代入する(処理518)。
【0066】そして、変数lをインクリメントする(処
理519)。判断515ないし処理519は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断520のYes)、繰り返される(判断520の
No)。これにより、最大値MAXl(l=1、…、
m)のうちで、所定の上限値K以下のであるものに対応
する変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで、最小のも
のがWlminであることが分かり、対応するサンプリ
ング位相Plminが、白画像データの最大値が所定の
上限値K以下の範囲内の妥当なレベルであって、変動幅
がもっとも少ないサンプリング位相であるということに
なる。
理519)。判断515ないし処理519は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断520のYes)、繰り返される(判断520の
No)。これにより、最大値MAXl(l=1、…、
m)のうちで、所定の上限値K以下のであるものに対応
する変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで、最小のも
のがWlminであることが分かり、対応するサンプリ
ング位相Plminが、白画像データの最大値が所定の
上限値K以下の範囲内の妥当なレベルであって、変動幅
がもっとも少ないサンプリング位相であるということに
なる。
【0067】CPU1は、このようにして求めたサンプ
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理521)、画像読み取り処理を行う(処理52
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、白画像データの変動幅が最小でも密着イメー
ジセンサ6の出力規格からはずれるような大き過ぎるデ
ータを出力してしまうようなサンプリング位相には設定
されないため、いっそう確実なサンプリング位相の設定
が可能となる。
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理521)、画像読み取り処理を行う(処理52
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、白画像データの変動幅が最小でも密着イメー
ジセンサ6の出力規格からはずれるような大き過ぎるデ
ータを出力してしまうようなサンプリング位相には設定
されないため、いっそう確実なサンプリング位相の設定
が可能となる。
【0068】次に、前記第1実施形態の変形例である、
第5実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
17及び図18を参照して説明する。
第5実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
17及び図18を参照して説明する。
【0069】それらの図において、CPU1は、先ず、
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理60
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理602)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理603)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理604)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
図示しない原稿照明用のランプを点灯させる(処理60
1)。そして、変数lに初期値としての1を代入し(処
理602)、密着イメージセンサ6と圧接する、基準と
なる白レベル波形を得るための図示しない白圧板を、サ
ンプリング位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1
で読み取ってシェーディング補正用データDcを得る
(処理603)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理604)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
【0070】そして、CPU1は、第1実施形態と同様
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理6
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理606)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理607)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理60
8)。
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理6
05)、シェーディング補正後のテンポラリデータDt
を構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最
大値を変数Dmaxに代入する(処理606)。また、
シェーディング補正後のテンポラリデータDtを構成す
るデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの最小値を変
数Dminに代入し(処理607)、DmaxとDmi
nの差を、サンプリング位相Pl(l=1)における変
動幅として変数Wl(l=1)に代入する(処理60
8)。
【0071】また、最小値Dminを最小値MINl
(l=1)に代入する(処理609)。この最小値MI
Nlは、当該サンプリング位相Pl(l=1)で読みと
った白画像データの最小値を意味している。そして、変
動幅Wl及び最小値MINlをサンプリング位相Pl
(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理61
0)。そして変数lをインクリメントする(処理61
1)。処理603ないし611は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断6
12のYes)、繰り返される(判断612のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl及び最小値
MINl(l=1、…、m)が、図19に示すように、
RAM3に対応付けられて記憶される。
(l=1)に代入する(処理609)。この最小値MI
Nlは、当該サンプリング位相Pl(l=1)で読みと
った白画像データの最小値を意味している。そして、変
動幅Wl及び最小値MINlをサンプリング位相Pl
(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理61
0)。そして変数lをインクリメントする(処理61
1)。処理603ないし611は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mを越えるまで(判断6
12のYes)、繰り返される(判断612のNo)。
これにより、各サンプリング位相Pl(l=1、…、
m)について、それらに対応する変動幅Wl及び最小値
MINl(l=1、…、m)が、図19に示すように、
RAM3に対応付けられて記憶される。
【0072】そして、図19に示すように、RAM3に
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理613)。
記憶された変動幅W1ないしWmのうちの変動幅W1を
初期値として変数Wminに代入する(処理613)。
【0073】そして、変数lに初期値1を代入し(処理
614)、図19に示したようにRAM3に記憶された
最小値MIN1ないしMINmのうちのMINlすなわ
ち、MIN1が所定の下限値L以上の値であるかを判断
する(判断615)。所定の下限値Lは、正常な白画像
レベルとして妥当な値の下限を規定するものであり、最
小値MINlが、下限値Lを下回る値である場合は、そ
の最小値MINlに対応するサンプリング位相Plで白
圧板を読み取ったデータのレベルは、白画像のレベルと
しては、低過ぎて不適切であるといえる。また、この場
合は、第3実施形態のように、平均値Alが所定の範囲
かを判定する場合には、数画素で所定の下限値Lを下回
る低過ぎるレベルのデータであった場合に、その低過ぎ
るレベルのデータが平均化により検出できないが、この
第5実施形態では、最小値MINlと、所定の下限値L
の大小関係により判定しているため、数画素しかない低
過ぎるレベルのデータを検出することができる。
614)、図19に示したようにRAM3に記憶された
最小値MIN1ないしMINmのうちのMINlすなわ
ち、MIN1が所定の下限値L以上の値であるかを判断
する(判断615)。所定の下限値Lは、正常な白画像
レベルとして妥当な値の下限を規定するものであり、最
小値MINlが、下限値Lを下回る値である場合は、そ
の最小値MINlに対応するサンプリング位相Plで白
圧板を読み取ったデータのレベルは、白画像のレベルと
しては、低過ぎて不適切であるといえる。また、この場
合は、第3実施形態のように、平均値Alが所定の範囲
かを判定する場合には、数画素で所定の下限値Lを下回
る低過ぎるレベルのデータであった場合に、その低過ぎ
るレベルのデータが平均化により検出できないが、この
第5実施形態では、最小値MINlと、所定の下限値L
の大小関係により判定しているため、数画素しかない低
過ぎるレベルのデータを検出することができる。
【0074】そのため、最小値MINlが所定の下限値
L以上の値でない場合(判断615のNo)は、判断6
16ないし処理618を行わず、処理619に処理を移
す。
L以上の値でない場合(判断615のNo)は、判断6
16ないし処理618を行わず、処理619に処理を移
す。
【0075】最小値MINlが所定の下限値L以上の値
である場合(判断615のYes)は、判断616ない
し処理618を行う。すなわち、最小値MINlに対応
する変動幅WlがWminより小さい場合(判断616
のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し(処理6
17)、変数lminに、現時点で、Wminに格納さ
れている値を提供した変動幅Wlの特定するために、変
数lの値を代入する(処理618)。
である場合(判断615のYes)は、判断616ない
し処理618を行う。すなわち、最小値MINlに対応
する変動幅WlがWminより小さい場合(判断616
のYes)は、Wminに変動幅Wlを代入し(処理6
17)、変数lminに、現時点で、Wminに格納さ
れている値を提供した変動幅Wlの特定するために、変
数lの値を代入する(処理618)。
【0076】そして、変数lをインクリメントする(処
理619)。判断615ないし処理619は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断620のYes)、繰り返される(判断620の
No)。これにより、最小値MINl(l=1、…、
m)のうちで、所定の下限値L以上であるものに対応す
る変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで、最小のもの
がWlminであることが分かり、対応するサンプリン
グ位相Plminが、白画像データの最小値が所定の下
限値L以上の範囲内の妥当なレベルであって、変動幅が
もっとも少ないサンプリング位相であるということにな
る。
理619)。判断615ないし処理619は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mを越えるまで
(判断620のYes)、繰り返される(判断620の
No)。これにより、最小値MINl(l=1、…、
m)のうちで、所定の下限値L以上であるものに対応す
る変動幅Wl(l=1、…、m)のうちで、最小のもの
がWlminであることが分かり、対応するサンプリン
グ位相Plminが、白画像データの最小値が所定の下
限値L以上の範囲内の妥当なレベルであって、変動幅が
もっとも少ないサンプリング位相であるということにな
る。
【0077】CPU1は、このようにして求めたサンプ
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理621)、画像読み取り処理を行う(処理62
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、白画像データの変動幅が最小でも密着イメー
ジセンサ6の出力規格から外れるような小さ過ぎるデー
タを出力してしまうようなサンプリング位相には設定さ
れないため、いっそう確実なサンプリング位相の設定が
可能となる。
リング位相Plminに、サンプリング位相を設定し
(処理621)、画像読み取り処理を行う(処理62
2)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図3に示すように、密着イメージセンサ6から出力
される画像信号が、同一レベルの白画像に対して各画素
毎に変動していたとしても、比較的各画素毎の変動幅の
少ない位相(図3においては、サンプリング位相Pl)
に、位相を設定することで、同一レベルの白画像に対し
ての各画素毎の画像データがほぼ一定レベルとなる。し
たがって、そのように画像信号が安定するサンプリング
位相で、密着イメージセンサ6からの画像信号をA/D
変換器7aによりサンプリングしてA/D変換すること
で安定した原稿画像データを得ることができるようにな
る。また、白画像データの変動幅が最小でも密着イメー
ジセンサ6の出力規格から外れるような小さ過ぎるデー
タを出力してしまうようなサンプリング位相には設定さ
れないため、いっそう確実なサンプリング位相の設定が
可能となる。
【0078】以上説明した第1ないし第5実施形態に係
る原稿画像読み取り処理は、基本的には、密着イメージ
センサ6から出力される画像信号の同一レベルの白画像
に対しての各画素毎の変動の幅ができるだけ少なくなる
サンプリング位相で画像信号をサンプリングすること
で、安定した原稿画像データを得ることができるもので
あったが、以下説明する第6ないし第8実施形態に係る
画像読み取り処理は、同一の入射光強度に対しての各画
素毎の画像信号の変動は比較的少なく、密着イメージセ
ンサ6から出力される画像信号波形が各画素については
ほぼ安定していて、図20に示すように、1画素周期T
pの間に画像信号波形が平坦で安定した部分がある場合
に、常に画像信号波形のできるだけ平坦な部分をサンプ
リングできるようにしようとするための処理である。
る原稿画像読み取り処理は、基本的には、密着イメージ
センサ6から出力される画像信号の同一レベルの白画像
に対しての各画素毎の変動の幅ができるだけ少なくなる
サンプリング位相で画像信号をサンプリングすること
で、安定した原稿画像データを得ることができるもので
あったが、以下説明する第6ないし第8実施形態に係る
画像読み取り処理は、同一の入射光強度に対しての各画
素毎の画像信号の変動は比較的少なく、密着イメージセ
ンサ6から出力される画像信号波形が各画素については
ほぼ安定していて、図20に示すように、1画素周期T
pの間に画像信号波形が平坦で安定した部分がある場合
に、常に画像信号波形のできるだけ平坦な部分をサンプ
リングできるようにしようとするための処理である。
【0079】第6ないし第8実施形態に係る画像読み取
り処理においては、位相制御器7cにおける位相制御信
号に応じた位相の遅延量、すなわち、サンプリングクロ
ックの位相の画素クロックに対する遅延量は、図3に示
した第1ないし第5実施形態の場合と同様で、図20に
示すように、画素クロックの1周期(1画素周期)Tp
の開始点を基準として、一定間隔で位相P1、P2、
…、Pl、P(l+1)、…、Pmのいずれかに設定さ
れるものとする。この位相P1、P2、…、Pl、P
(l+1)、…、PmのいずれかのタイミングでA/D
変換器7aによりサンプリングされA/D変換された画
像信号のレベルが、当該画素についての画像データとな
る。以後説明する第6ないし第8実施形態においては、
図20を適宜参照する。
り処理においては、位相制御器7cにおける位相制御信
号に応じた位相の遅延量、すなわち、サンプリングクロ
ックの位相の画素クロックに対する遅延量は、図3に示
した第1ないし第5実施形態の場合と同様で、図20に
示すように、画素クロックの1周期(1画素周期)Tp
の開始点を基準として、一定間隔で位相P1、P2、
…、Pl、P(l+1)、…、Pmのいずれかに設定さ
れるものとする。この位相P1、P2、…、Pl、P
(l+1)、…、PmのいずれかのタイミングでA/D
変換器7aによりサンプリングされA/D変換された画
像信号のレベルが、当該画素についての画像データとな
る。以後説明する第6ないし第8実施形態においては、
図20を適宜参照する。
【0080】先ず、第6実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について、図21及び図22を参照して説明す
る。
り処理について、図21及び図22を参照して説明す
る。
【0081】それらの図において、CPU1は、先ず、
キセノンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しな
い原稿照明用のランプを点灯させる(処理701)。そ
して、変数lに初期値として、(m+1)/2の少数点
以下を切り捨てた整数の値を代入する(処理702)。
値mは、図20に示したように、設定可能なサンプリン
グ位相の総数であり、サンプリング位相Plつまり、P
(INT(m+1)/2)は、画素周期Tpのほぼ中間
のサンプリング位相を表している。
キセノンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しな
い原稿照明用のランプを点灯させる(処理701)。そ
して、変数lに初期値として、(m+1)/2の少数点
以下を切り捨てた整数の値を代入する(処理702)。
値mは、図20に示したように、設定可能なサンプリン
グ位相の総数であり、サンプリング位相Plつまり、P
(INT(m+1)/2)は、画素周期Tpのほぼ中間
のサンプリング位相を表している。
【0082】そして、密着イメージセンサ6と圧接す
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P(INT(m+1)/2)で読み取ってシェー
ディング補正用データDcを得る(処理703)。これ
は、ほとんどの場合、サンプリング位相P(INT(m
+1)/2)付近が最も画像信号波形が安定しており、
少なくとも、異常に低いまたは異常に高い信号レベルに
なることはほとんどなく、以後の信号レベルの比較のた
めの基準となるレベルとして適しているためである。な
お、後述するように、この第6実施形態に係る原稿画像
読み取り処理においては、特定の1画素についての各位
相毎の画像データを用いて最適なサンプリング位相の決
定を行うため、その最適なサンプリング位相の決定のた
めに処理706で行われるシェーディング補正は、そも
そもシェーディング補正は、イメージセンサの各画素毎
の受光感度のばらつき等を補正するために行われるもの
であるため、省略することは可能である。
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P(INT(m+1)/2)で読み取ってシェー
ディング補正用データDcを得る(処理703)。これ
は、ほとんどの場合、サンプリング位相P(INT(m
+1)/2)付近が最も画像信号波形が安定しており、
少なくとも、異常に低いまたは異常に高い信号レベルに
なることはほとんどなく、以後の信号レベルの比較のた
めの基準となるレベルとして適しているためである。な
お、後述するように、この第6実施形態に係る原稿画像
読み取り処理においては、特定の1画素についての各位
相毎の画像データを用いて最適なサンプリング位相の決
定を行うため、その最適なサンプリング位相の決定のた
めに処理706で行われるシェーディング補正は、そも
そもシェーディング補正は、イメージセンサの各画素毎
の受光感度のばらつき等を補正するために行われるもの
であるため、省略することは可能である。
【0083】そして、変数lに1を代入して再初期化す
る(処理704)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理705)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
る(処理704)。また、白圧板をサンプリング位相P
l、すなわち、サンプリング位相P1で読み取ってテン
ポラリデータDtを得る(処理705)。それらのシェ
ーディング補正用データDc及びテンポラリデータDt
は、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶される。
それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ライン分
のデータであり、その1ラインを構成する各画素毎のデ
ータの集合である。
【0084】密着イメージセンサ6を構成するライン状
に配置された画素は、図6に示すように、画素1、画素
2、画素3、…、画素k、…、画素nまでのn個配置さ
れている。したがって、図5に示すシェーディング補正
用データDc中のデータCk(k=1、…、n)は、画
素k(k=1、…、n)に対応するデータであり、同様
にテンポラリデータDt中のデータTk(k=1、…、
n)は、画素k(k=1、…、n)に対応するデータで
あることを示している。
に配置された画素は、図6に示すように、画素1、画素
2、画素3、…、画素k、…、画素nまでのn個配置さ
れている。したがって、図5に示すシェーディング補正
用データDc中のデータCk(k=1、…、n)は、画
素k(k=1、…、n)に対応するデータであり、同様
にテンポラリデータDt中のデータTk(k=1、…、
n)は、画素k(k=1、…、n)に対応するデータで
あることを示している。
【0085】さて、図21において、処理705の後
は、シェーディング補正を行う(処理706)。このシ
ェーディング補正は、前述した図7に示す処理により行
われる。
は、シェーディング補正を行う(処理706)。このシ
ェーディング補正は、前述した図7に示す処理により行
われる。
【0086】そのシェーディング補正が完了すると、C
PU1は、シェーディング補正後のテンポラリデータD
tを構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの
予め定めておいた特定のデータTs(1≦s≦n)を、
サンプリング位相Pl(l=1)における特定画素sの
画素値(特定画素値)としてTsl(l=1)に代入す
る(処理707)。そして、特定画素値Tslをサンプ
リング位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3に記憶
する(処理708)。そして変数lをインクリメントす
る(処理709)。処理705ないし709は、変数l
の値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを越える
まで(判断710のYes)、繰り返される(判断71
0のNo)。これにより、各サンプリング位相Pl(l
=1、…、m)について、それらに対応する特定画素値
Tsl(l=1、…、m)が、図23に示すように、R
AM3に対応付けられて記憶される。
PU1は、シェーディング補正後のテンポラリデータD
tを構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの
予め定めておいた特定のデータTs(1≦s≦n)を、
サンプリング位相Pl(l=1)における特定画素sの
画素値(特定画素値)としてTsl(l=1)に代入す
る(処理707)。そして、特定画素値Tslをサンプ
リング位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3に記憶
する(処理708)。そして変数lをインクリメントす
る(処理709)。処理705ないし709は、変数l
の値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを越える
まで(判断710のYes)、繰り返される(判断71
0のNo)。これにより、各サンプリング位相Pl(l
=1、…、m)について、それらに対応する特定画素値
Tsl(l=1、…、m)が、図23に示すように、R
AM3に対応付けられて記憶される。
【0087】CPU1は、更に変数lに1を代入して再
初期化し(処理711)、傾き値としての変数dTsl
つまり、変数dTs1に、(Ts(l+1)−Tsl)
の絶対値つまり、(Ts2−Ts1)の絶対値を代入す
る(処理712)。変数dTsl(l=1、…、m−
1)は、図23に示すように、各サンプリング位相Pl
(l=1、…、m−1)に対応しており、処理712で
変数dTslに代入された傾き値は、サンプリング位相
Plに対応付けられてRAM3に記憶される。
初期化し(処理711)、傾き値としての変数dTsl
つまり、変数dTs1に、(Ts(l+1)−Tsl)
の絶対値つまり、(Ts2−Ts1)の絶対値を代入す
る(処理712)。変数dTsl(l=1、…、m−
1)は、図23に示すように、各サンプリング位相Pl
(l=1、…、m−1)に対応しており、処理712で
変数dTslに代入された傾き値は、サンプリング位相
Plに対応付けられてRAM3に記憶される。
【0088】そして変数lをインクリメントする(処理
713)。処理712及び713は、変数lの値が、設
定可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい
(m−1)を越えるまで(判断714のYes)、繰り
返される(判断714のNo)。これにより、各サンプ
リング位相Pl(l=1、…、m)について、それらに
対応する傾き値dTsl(l=1、…、m−1)が特定
画素値Tsl(l=1、…、m)と共に、図23に示す
ように、RAM3に対応付けられて記憶される。
713)。処理712及び713は、変数lの値が、設
定可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい
(m−1)を越えるまで(判断714のYes)、繰り
返される(判断714のNo)。これにより、各サンプ
リング位相Pl(l=1、…、m)について、それらに
対応する傾き値dTsl(l=1、…、m−1)が特定
画素値Tsl(l=1、…、m)と共に、図23に示す
ように、RAM3に対応付けられて記憶される。
【0089】ここで、各傾き値dTsl(l=1、…、
m−1)は、対応する特定画素値Tsl(l=1、…、
m−1)と、次の位相における特定画素値Ts(l+
1)(l=1、…、m−1)との差分値を値として持
ち、厳密には画像信号波形の傾きを表していない。しか
し、各サンプリング位相P(l=1、…、m)の位相遅
延量は、前述したように各隣接する位相間で同一である
ため、各位相における傾き値の大小関係の比較において
は、当該位相における画像信号波形の傾きを表している
と考えて差し支えなく、かえって、余計な演算が不要と
なる利点がある。もちろん、サンプリング位相の位相間
の間隔が不等であっても、隣接する位相間の差分値を当
該位相間の間隔で割算することにより、各位相における
傾き値の大小関係の比較が可能であるのはいうまでもな
い。図20には、サンプリング位相P1についての傾き
値dTs1と、サンプリング位相Plについての傾き値
dTslを模式的に示している。同図を見て分かるよう
に、サンプリング位相Pmについては、参照すべきサン
プリング位相P(m+1)についての特定画素値Ts
(m+1)は、存在しないため、傾き値dTsmも求め
ることはできない。しかし、mが十分大きな値であれ
ば、mと(m+1)の差は問題にならない。また、例え
ば、サンプリング位相Plについての傾き値dTsl
を、サンプリング位相P(l+1)についての傾き値と
して捉えるようにしてもよく、その場合は、逆にサンプ
リング位相P1についての、傾き値が求められなくな
る。また、傾き値を隣接するサンプリング位相における
特定画素値の差分値の絶対値としているのは、図20に
示すように、画像信号の傾きを絶対値で評価しないと、
画素周期Tp後半の急激な右肩下がりの画像信号部分の
ように、傾き値が大きな負数で、サンプリング位相とし
て不適切な位置が最も傾き値が小さいとしてサンプリン
グ位相として選択されるのを防ぐためである。
m−1)は、対応する特定画素値Tsl(l=1、…、
m−1)と、次の位相における特定画素値Ts(l+
1)(l=1、…、m−1)との差分値を値として持
ち、厳密には画像信号波形の傾きを表していない。しか
し、各サンプリング位相P(l=1、…、m)の位相遅
延量は、前述したように各隣接する位相間で同一である
ため、各位相における傾き値の大小関係の比較において
は、当該位相における画像信号波形の傾きを表している
と考えて差し支えなく、かえって、余計な演算が不要と
なる利点がある。もちろん、サンプリング位相の位相間
の間隔が不等であっても、隣接する位相間の差分値を当
該位相間の間隔で割算することにより、各位相における
傾き値の大小関係の比較が可能であるのはいうまでもな
い。図20には、サンプリング位相P1についての傾き
値dTs1と、サンプリング位相Plについての傾き値
dTslを模式的に示している。同図を見て分かるよう
に、サンプリング位相Pmについては、参照すべきサン
プリング位相P(m+1)についての特定画素値Ts
(m+1)は、存在しないため、傾き値dTsmも求め
ることはできない。しかし、mが十分大きな値であれ
ば、mと(m+1)の差は問題にならない。また、例え
ば、サンプリング位相Plについての傾き値dTsl
を、サンプリング位相P(l+1)についての傾き値と
して捉えるようにしてもよく、その場合は、逆にサンプ
リング位相P1についての、傾き値が求められなくな
る。また、傾き値を隣接するサンプリング位相における
特定画素値の差分値の絶対値としているのは、図20に
示すように、画像信号の傾きを絶対値で評価しないと、
画素周期Tp後半の急激な右肩下がりの画像信号部分の
ように、傾き値が大きな負数で、サンプリング位相とし
て不適切な位置が最も傾き値が小さいとしてサンプリン
グ位相として選択されるのを防ぐためである。
【0090】さて、CPU1は、このようにして、各サ
ンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)について求
められた各傾き値dTsl(l=1、…、m−1)のう
ちで最小のものに対応するサンプリング位相に設定して
(処理715)、画像読み取り処理を行う(処理71
6)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図20に示すように、密着イメージセンサ6から出
力される画像信号の一部に平坦で安定した部分があれ
ば、その安定した平坦部分が経時変化等により位相シフ
トしたとしても、最も傾き値の小さくなる位相(図3に
おいては、サンプリング位相Pl)に、位相が設定され
ることで、常に画像信号の平坦な部分にサンプリング点
を設定できる。したがって、そのように画像信号が安定
するサンプリング位相で、密着イメージセンサ6からの
画像信号をA/D変換器7aによりサンプリングしてA
/D変換することで安定した原稿画像データを得ること
ができるようになる。なお、処理716の画像読み取り
処理は、サンプリング位相が最適に設定されていること
以外は、従来と変わることろはなく、最適に設定された
サンプリング位相でシェーディング補正データを収集し
た後、原稿を機構制御部5により副走査しつつ密着イメ
ージセンサ6により1主走査ラインずつ読み取り、得ら
れた1ライン毎の画像信号を、最適なサンプリング位相
で駆動されるA/D変換器7aによりA/D変換する共
にシェーディング補正して画像データを得る処理であ
る。
ンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)について求
められた各傾き値dTsl(l=1、…、m−1)のう
ちで最小のものに対応するサンプリング位相に設定して
(処理715)、画像読み取り処理を行う(処理71
6)。すなわち、位相制御信号により位相制御器7cに
対して、サンプリング位相の設定を指示する。これによ
り、図20に示すように、密着イメージセンサ6から出
力される画像信号の一部に平坦で安定した部分があれ
ば、その安定した平坦部分が経時変化等により位相シフ
トしたとしても、最も傾き値の小さくなる位相(図3に
おいては、サンプリング位相Pl)に、位相が設定され
ることで、常に画像信号の平坦な部分にサンプリング点
を設定できる。したがって、そのように画像信号が安定
するサンプリング位相で、密着イメージセンサ6からの
画像信号をA/D変換器7aによりサンプリングしてA
/D変換することで安定した原稿画像データを得ること
ができるようになる。なお、処理716の画像読み取り
処理は、サンプリング位相が最適に設定されていること
以外は、従来と変わることろはなく、最適に設定された
サンプリング位相でシェーディング補正データを収集し
た後、原稿を機構制御部5により副走査しつつ密着イメ
ージセンサ6により1主走査ラインずつ読み取り、得ら
れた1ライン毎の画像信号を、最適なサンプリング位相
で駆動されるA/D変換器7aによりA/D変換する共
にシェーディング補正して画像データを得る処理であ
る。
【0091】以上説明した第6実施形態においては、密
着イメージセンサ6からの各画素毎の画像信号波形がほ
ぼ同一で画像信号が安定している平坦部の位相位置もほ
ぼ同一であるとの前提の下に、特定の1画素についての
各位相毎の傾き値を評価してサンプリング位相を決定し
た。しかし、特定の1画素のみにおいて最も画像信号の
傾きの小さい位相位置のサンプリング位相を選択したと
しても、密着イメージセンサ6からの1ライン分の各画
素毎の画像信号波形が各画素毎に若干ばらついていて画
像信号が安定している平坦部の位相位置も各画素毎に若
干ずれているような場合、特定の1画素のみについて最
適に選択されたサンプリング位相が、必ずしも、その他
の画素からの画像信号の平坦部に位置するとは限らない
問題が残る。
着イメージセンサ6からの各画素毎の画像信号波形がほ
ぼ同一で画像信号が安定している平坦部の位相位置もほ
ぼ同一であるとの前提の下に、特定の1画素についての
各位相毎の傾き値を評価してサンプリング位相を決定し
た。しかし、特定の1画素のみにおいて最も画像信号の
傾きの小さい位相位置のサンプリング位相を選択したと
しても、密着イメージセンサ6からの1ライン分の各画
素毎の画像信号波形が各画素毎に若干ばらついていて画
像信号が安定している平坦部の位相位置も各画素毎に若
干ずれているような場合、特定の1画素のみについて最
適に選択されたサンプリング位相が、必ずしも、その他
の画素からの画像信号の平坦部に位置するとは限らない
問題が残る。
【0092】以下説明する第7実施形態は、そのような
第6実施形態に係る原稿画像読み取り処理に残された問
題を解決しようとする、第6実施形態の変形例である。
第6実施形態に係る原稿画像読み取り処理に残された問
題を解決しようとする、第6実施形態の変形例である。
【0093】第7実施形態に係る原稿画像読み取り処理
について、図24及び図25を参照して説明する。
について、図24及び図25を参照して説明する。
【0094】それらの図において、CPU1は、先ず、
キセノンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しな
い原稿照明用のランプを点灯させる(処理801)。そ
して、変数lに初期値として、(m+1)/2の少数点
以下を切り捨てた整数の値を代入する(処理802)。
値mは、図20に示したように、設定可能なサンプリン
グ位相の総数であり、サンプリング位相Plつまり、P
(INT(m+1)/2)は、画素周期Tpのほぼ中間
のサンプリング位相を表している。
キセノンランプや発光ダイオードアレイ等の、図示しな
い原稿照明用のランプを点灯させる(処理801)。そ
して、変数lに初期値として、(m+1)/2の少数点
以下を切り捨てた整数の値を代入する(処理802)。
値mは、図20に示したように、設定可能なサンプリン
グ位相の総数であり、サンプリング位相Plつまり、P
(INT(m+1)/2)は、画素周期Tpのほぼ中間
のサンプリング位相を表している。
【0095】そして、密着イメージセンサ6と圧接す
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P(INT(m+1)/2)で読み取ってシェー
ディング補正用データDcを得る(処理803)。な
お、後述するように、この第7実施形態に係る原稿画像
読み取り処理においては、複数の特定画素について各位
相毎の画像データを用いて最適なサンプリング位相の決
定を行うが、各位相毎の画像データの比較は、各特定画
素においてのみ行われ、異なる特定画素からの画像デー
タの比較は行われないため、その最適なサンプリング位
相の決定のために処理808で行われるシェーディング
補正は、そもそもシェーディング補正はイメージセンサ
の各画素毎の受光感度のばらつき等を補正して、各画素
毎の信号レベルを正規化するために行われるものである
ため、省略することは可能である。
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P(INT(m+1)/2)で読み取ってシェー
ディング補正用データDcを得る(処理803)。な
お、後述するように、この第7実施形態に係る原稿画像
読み取り処理においては、複数の特定画素について各位
相毎の画像データを用いて最適なサンプリング位相の決
定を行うが、各位相毎の画像データの比較は、各特定画
素においてのみ行われ、異なる特定画素からの画像デー
タの比較は行われないため、その最適なサンプリング位
相の決定のために処理808で行われるシェーディング
補正は、そもそもシェーディング補正はイメージセンサ
の各画素毎の受光感度のばらつき等を補正して、各画素
毎の信号レベルを正規化するために行われるものである
ため、省略することは可能である。
【0096】そして、変数iに0を代入して初期化し
(処理804)。複数の特定画素のうちのいずれかを指
し示すポインタ変数であるsにs(i)を代入する(処
理805)。
(処理804)。複数の特定画素のうちのいずれかを指
し示すポインタ変数であるsにs(i)を代入する(処
理805)。
【0097】ここで、変数iは0からjまでの値をと
り、値jは、図6に示したように、密着イメージセンサ
の1ライン分の画素1からnまでのn個の画素から特定
画素として選ばれた画素の総数を示しており、1≦s
(1)<s(2)<s(3)<…<s(i)<…<s
(j)≦nの関係を満たしており、変数sは、現時点て
処理対象となっている特定画素の位置を指し示している
ことになる。
り、値jは、図6に示したように、密着イメージセンサ
の1ライン分の画素1からnまでのn個の画素から特定
画素として選ばれた画素の総数を示しており、1≦s
(1)<s(2)<s(3)<…<s(i)<…<s
(j)≦nの関係を満たしており、変数sは、現時点て
処理対象となっている特定画素の位置を指し示している
ことになる。
【0098】特定画素群s(i)(i=1、…、j)
は、値jを大きくすることで上限のn個までの範囲で任
意に設定可能であるが、あまり多数の特定画素を設定す
ると、いっそう正確に最適なサンプリング位相を決定で
きるものの、その分処理が複雑になるため、求める最適
なサンプリング位相の精度と処理時間のバランスを考慮
して画素1から画素nまでの間にほぼ等間隔に適当数配
置する。
は、値jを大きくすることで上限のn個までの範囲で任
意に設定可能であるが、あまり多数の特定画素を設定す
ると、いっそう正確に最適なサンプリング位相を決定で
きるものの、その分処理が複雑になるため、求める最適
なサンプリング位相の精度と処理時間のバランスを考慮
して画素1から画素nまでの間にほぼ等間隔に適当数配
置する。
【0099】さて、CPU1は、ポインタ変数sが指し
示す特定画素を処理対象として以後の処理を行う。つま
り、変数lに1を代入して再初期化する(処理80
6)。また、白圧板をサンプリング位相Pl、すなわ
ち、サンプリング位相P1で読み取ってテンポラリデー
タDtを得る(処理807)。それらのシェーディング
補正用データDc及びテンポラリデータDtは、図5に
示すように、ビデオRAM8に記憶される。それらのデ
ータは、密着イメージセンサ6の1ライン分のデータで
あり、その1ラインを構成する各画素毎のデータの集合
である。
示す特定画素を処理対象として以後の処理を行う。つま
り、変数lに1を代入して再初期化する(処理80
6)。また、白圧板をサンプリング位相Pl、すなわ
ち、サンプリング位相P1で読み取ってテンポラリデー
タDtを得る(処理807)。それらのシェーディング
補正用データDc及びテンポラリデータDtは、図5に
示すように、ビデオRAM8に記憶される。それらのデ
ータは、密着イメージセンサ6の1ライン分のデータで
あり、その1ラインを構成する各画素毎のデータの集合
である。
【0100】処理807の後は、シェーディング補正を
行う(処理808)。このシェーディング補正は、前述
した図7に示す処理により行われる。
行う(処理808)。このシェーディング補正は、前述
した図7に示す処理により行われる。
【0101】そのシェーディング補正が完了すると、C
PU1は、シェーディング補正後のテンポラリデータD
tを構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの
データTsを、サンプリング位相Pl(l=1)におけ
る特定画素sの画素値(特定画素値)としてTsl(l
=1)に代入する(処理809)。この場合の添字s
は、処理805において代入されたポインタ変数sであ
る。
PU1は、シェーディング補正後のテンポラリデータD
tを構成するデータT1、…、Tk、…、Tnのうちの
データTsを、サンプリング位相Pl(l=1)におけ
る特定画素sの画素値(特定画素値)としてTsl(l
=1)に代入する(処理809)。この場合の添字s
は、処理805において代入されたポインタ変数sであ
る。
【0102】そして、特定画素値Tslをサンプリング
位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する
(処理810)。そして変数lをインクリメントする
(処理811)。処理807ないし811は、変数lの
値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを越えるま
で(判断811のYes)、繰り返される(判断811
のNo)。これにより、各サンプリング位相Pl(l=
1、…、m)について、それらに対応する特定画素値T
sl(l=1、…、m)が、図23に示すように、RA
M3に対応付けられて記憶される。
位相Pl(l=1)と対応付けてRAM3に記憶する
(処理810)。そして変数lをインクリメントする
(処理811)。処理807ないし811は、変数lの
値が、設定可能なサンプリング位相の総数mを越えるま
で(判断811のYes)、繰り返される(判断811
のNo)。これにより、各サンプリング位相Pl(l=
1、…、m)について、それらに対応する特定画素値T
sl(l=1、…、m)が、図23に示すように、RA
M3に対応付けられて記憶される。
【0103】CPU1は、更に変数lに1を代入して再
初期化し(処理813)、傾き値としての変数dTsl
つまり、変数dTs1に、(Ts(l+1)−Tsl)
の絶対値つまり、(Ts2−Ts1)の絶対値を代入す
る(処理814)。変数dTsl(l=1、…、m−
1)は、図23に示すように、各サンプリング位相Pl
(l=1、…、m−1)に対応しており、処理814で
変数dTslに代入された傾き値は、サンプリング位相
Plに対応付けられてRAM3に記憶される。
初期化し(処理813)、傾き値としての変数dTsl
つまり、変数dTs1に、(Ts(l+1)−Tsl)
の絶対値つまり、(Ts2−Ts1)の絶対値を代入す
る(処理814)。変数dTsl(l=1、…、m−
1)は、図23に示すように、各サンプリング位相Pl
(l=1、…、m−1)に対応しており、処理814で
変数dTslに代入された傾き値は、サンプリング位相
Plに対応付けられてRAM3に記憶される。
【0104】そして変数lをインクリメントする(処理
815)。処理814及び815は、変数lの値が、設
定可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい
(m−1)を越えるまで(判断816のYes)、繰り
返される(判断816のNo)。これにより、各サンプ
リング位相Pl(l=1、…、m)について、それらに
対応する傾き値dTsl(l=1、…、m−1)が特定
画素値Tsl(l=1、…、m)と共に、図23に示す
ように、RAM3に対応付けられて記憶される。
815)。処理814及び815は、変数lの値が、設
定可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい
(m−1)を越えるまで(判断816のYes)、繰り
返される(判断816のNo)。これにより、各サンプ
リング位相Pl(l=1、…、m)について、それらに
対応する傾き値dTsl(l=1、…、m−1)が特定
画素値Tsl(l=1、…、m)と共に、図23に示す
ように、RAM3に対応付けられて記憶される。
【0105】CPU1は、ここまでの処理により、特定
画素s、つまり、特定画素s(i)(i=1)につい
て、各サンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)に
おいて求められた各傾き値dTsl(l=1、…、m−
1)のうちで最大のものに対応するサンプリング位相に
対応する頻度をインクリメントする(処理817)。つ
まり、CPU1は、RAM3に図26に示すような、サ
ンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)と、頻度H
l(l=1、…、m−1)との対応テーブルを確保し、
処理817により、図23に示すサンプリング位相と傾
き値との対応テーブルから最小の傾き値を探し、対応す
るサンプリング位相について、図26に示テーブルの対
応する頻度をインクリメントする(1だけ加える)(処
理817)。なお、Hl(l=1、…、m−1)の初期
値は0である。
画素s、つまり、特定画素s(i)(i=1)につい
て、各サンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)に
おいて求められた各傾き値dTsl(l=1、…、m−
1)のうちで最大のものに対応するサンプリング位相に
対応する頻度をインクリメントする(処理817)。つ
まり、CPU1は、RAM3に図26に示すような、サ
ンプリング位相Pl(l=1、…、m−1)と、頻度H
l(l=1、…、m−1)との対応テーブルを確保し、
処理817により、図23に示すサンプリング位相と傾
き値との対応テーブルから最小の傾き値を探し、対応す
るサンプリング位相について、図26に示テーブルの対
応する頻度をインクリメントする(1だけ加える)(処
理817)。なお、Hl(l=1、…、m−1)の初期
値は0である。
【0106】そして、変数iをインクリメントする(処
理818)。処理805ないし818は、変数iの値
が、設定された特定画素の総数jを越えるまで(判断8
19のYes)、繰り返される(判断819のNo)。
これにより、各特定画素について、傾き値を最小にする
サンプリング位相が求められ、ある特定画素についての
傾き値を最小にしたサンプリング位相の頻度は、その都
度インクリメントされるため、図26に示すテーブルに
おける最大の頻度に対応するサンプリング位相は、他の
サンプリング位相と比較して最も多数の特定画素につい
て、その傾き値を最小にできる、密着イメージセンサ6
の1ライン分の画素全体にとって最も最適なサンプリン
グ位相であるといえる。
理818)。処理805ないし818は、変数iの値
が、設定された特定画素の総数jを越えるまで(判断8
19のYes)、繰り返される(判断819のNo)。
これにより、各特定画素について、傾き値を最小にする
サンプリング位相が求められ、ある特定画素についての
傾き値を最小にしたサンプリング位相の頻度は、その都
度インクリメントされるため、図26に示すテーブルに
おける最大の頻度に対応するサンプリング位相は、他の
サンプリング位相と比較して最も多数の特定画素につい
て、その傾き値を最小にできる、密着イメージセンサ6
の1ライン分の画素全体にとって最も最適なサンプリン
グ位相であるといえる。
【0107】そこで、CPU1は、各サンプリング位相
Pl(l=1、…、m−1)のうちで、それらに対応す
る頻度Hl(l=1、…、m−1)が最大のものに対応
するサンプリング位相に設定して(処理820)、画像
読み取り処理を行う(処理821)。これにより、密着
イメージセンサ6の1ライン分の画素全体として画像信
号の安定した位相でのサンプリングが可能となる。な
お、この第7実施形態においては、複数の特定画素のう
ちの1つの特定画素に着目し、その着目した特定画素に
おいて各サンプリング位相での画像データを収集して図
23に示す対応テーブルを作成し、傾き値が最小のサン
プリング位相について、図26に示す対応テーブルの頻
度をインクリメントする処理を全ての特定画素について
順次行うことにより、前記複数の特定画素が、図23に
示す対応テーブルを使い回す構成であった。しかし、複
数の特定画素のそれぞれについて図23に示す対応テー
ブルを個別に容易し、各サンプリング位相での各特定画
素における画像データを各特定画素のための対応テーブ
ルに一度に記憶して、その後に各サンプリング位相につ
いて傾き値を最小にできた特定画素の数を集計して図2
6に示す対応テーブルの頻度値とする構成にすれば、複
数の特定画素のそれぞれについてサンプリング位相をず
らしつつの画像データの収集をする必要がなくなり、処
理時間の短縮が図れる。ただし、その場合、RAM3に
特定画素数分の図23に示す対応テーブルを確保するた
めの大きな記憶領域が必要となる。
Pl(l=1、…、m−1)のうちで、それらに対応す
る頻度Hl(l=1、…、m−1)が最大のものに対応
するサンプリング位相に設定して(処理820)、画像
読み取り処理を行う(処理821)。これにより、密着
イメージセンサ6の1ライン分の画素全体として画像信
号の安定した位相でのサンプリングが可能となる。な
お、この第7実施形態においては、複数の特定画素のう
ちの1つの特定画素に着目し、その着目した特定画素に
おいて各サンプリング位相での画像データを収集して図
23に示す対応テーブルを作成し、傾き値が最小のサン
プリング位相について、図26に示す対応テーブルの頻
度をインクリメントする処理を全ての特定画素について
順次行うことにより、前記複数の特定画素が、図23に
示す対応テーブルを使い回す構成であった。しかし、複
数の特定画素のそれぞれについて図23に示す対応テー
ブルを個別に容易し、各サンプリング位相での各特定画
素における画像データを各特定画素のための対応テーブ
ルに一度に記憶して、その後に各サンプリング位相につ
いて傾き値を最小にできた特定画素の数を集計して図2
6に示す対応テーブルの頻度値とする構成にすれば、複
数の特定画素のそれぞれについてサンプリング位相をず
らしつつの画像データの収集をする必要がなくなり、処
理時間の短縮が図れる。ただし、その場合、RAM3に
特定画素数分の図23に示す対応テーブルを確保するた
めの大きな記憶領域が必要となる。
【0108】次に、前記第6実施形態の変形例である、
第8実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
21、図27及び図28を参照して説明する。
第8実施形態に係る原稿画像読み取り処理について、図
21、図27及び図28を参照して説明する。
【0109】それらの図において、図21に示す処理手
順は、前述した第6実施形態に係る原稿画像読み取り処
理と共通の処理である。また、図27に示す処理手順の
うちの処理901ないし判断904は、前述した第6実
施形態に係る原稿画像読み取り処理の一部である、図2
2に示す処理711ないし判断714と同一の処理であ
る。
順は、前述した第6実施形態に係る原稿画像読み取り処
理と共通の処理である。また、図27に示す処理手順の
うちの処理901ないし判断904は、前述した第6実
施形態に係る原稿画像読み取り処理の一部である、図2
2に示す処理711ないし判断714と同一の処理であ
る。
【0110】したがって、図21に示す処理701ない
し判断710及び、図27に示す処理901ないし判断
904において、第6実施形態と同一の処理が行われる
ことにより、図29に示すように、RAM3には、各サ
ンプリング位相Pl(l=1、…、m)について求めら
れた各特定画素値Tsl(l=1、…、m)の差分をと
ることにより得られた、各サンプリング位相Pl(l=
1、…、m−1)と対応した傾き値dTsl(l=1、
…、m−1)が記憶される。
し判断710及び、図27に示す処理901ないし判断
904において、第6実施形態と同一の処理が行われる
ことにより、図29に示すように、RAM3には、各サ
ンプリング位相Pl(l=1、…、m)について求めら
れた各特定画素値Tsl(l=1、…、m)の差分をと
ることにより得られた、各サンプリング位相Pl(l=
1、…、m−1)と対応した傾き値dTsl(l=1、
…、m−1)が記憶される。
【0111】そのようにして各傾き値を記憶した後、C
PU1は、図示しない原稿照明用のランプを点灯させる
(処理905)。そして、変数lに初期値としての1を
代入し(処理906)、密着イメージセンサ6と圧接す
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P1で読み取ってシェーディング補正用データD
cを得る(処理907)。また、白圧板をサンプリング
位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1で読み取っ
てテンポラリデータDtを得る(処理908)。それら
のシェーディング補正用データDc及びテンポラリデー
タDtは、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶さ
れる。それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ラ
イン分のデータであり、その1ラインを構成する各画素
毎のデータの集合である。
PU1は、図示しない原稿照明用のランプを点灯させる
(処理905)。そして、変数lに初期値としての1を
代入し(処理906)、密着イメージセンサ6と圧接す
る、基準となる白レベル波形を得るための図示しない白
圧板を、サンプリング位相Pl、すなわち、サンプリン
グ位相P1で読み取ってシェーディング補正用データD
cを得る(処理907)。また、白圧板をサンプリング
位相Pl、すなわち、サンプリング位相P1で読み取っ
てテンポラリデータDtを得る(処理908)。それら
のシェーディング補正用データDc及びテンポラリデー
タDtは、図5に示すように、ビデオRAM8に記憶さ
れる。それらのデータは、密着イメージセンサ6の1ラ
イン分のデータであり、その1ラインを構成する各画素
毎のデータの集合である。
【0112】そして、CPU1は、第6実施形態と同様
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理9
09)、テンポラリデータDtを構成するデータT1、
…、Tk、…、Tnをデータ数nで除することで得られ
る平均値を変数Al(l=1)に代入する(処理91
0)。そして、平均値Alをサンプリング位相Pl(l
=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理91
1)。そして変数lをインクリメントする(処理91
2)。処理907ないし912は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい(m
−1)を越えるまで(判断913のYes)、繰り返さ
れる(判断913のNo)。これにより、各サンプリン
グ位相Pl(l=1、…、m−1)について、それらに
対応する平均値Al(l=1、…、m−1)が、図29
に示すように、傾き値dTsl(l=1、…、m−1)
と共にRAM3に対応付けられて記憶される。
に、図7に示すシェーディング補正処理を行い(処理9
09)、テンポラリデータDtを構成するデータT1、
…、Tk、…、Tnをデータ数nで除することで得られ
る平均値を変数Al(l=1)に代入する(処理91
0)。そして、平均値Alをサンプリング位相Pl(l
=1)と対応付けてRAM3に記憶する(処理91
1)。そして変数lをインクリメントする(処理91
2)。処理907ないし912は、変数lの値が、設定
可能なサンプリング位相の総数mより1だけ小さい(m
−1)を越えるまで(判断913のYes)、繰り返さ
れる(判断913のNo)。これにより、各サンプリン
グ位相Pl(l=1、…、m−1)について、それらに
対応する平均値Al(l=1、…、m−1)が、図29
に示すように、傾き値dTsl(l=1、…、m−1)
と共にRAM3に対応付けられて記憶される。
【0113】そして、図28に示すように、RAM3に
記憶された傾き値dTs1ないしdTs(m−1)のう
ちの傾き値dTs1を初期値として変数dTs_min
に代入する(処理914)。
記憶された傾き値dTs1ないしdTs(m−1)のう
ちの傾き値dTs1を初期値として変数dTs_min
に代入する(処理914)。
【0114】そして、変数lに初期値1を代入し(処理
915)、図29に示したようにRAM3に記憶された
平均値A1ないしA(m−1)のうちの平均値Alすな
わち、平均値A1が所定範囲内の値であるか、すなわ
ち、Amin以上Amax以下の範囲内の値であるかを
判断する(判断916)。所定の値Amin及びAma
xは、正常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定
するものであり、平均値Alが、値Aminを下回った
り、値Amaxを上回る値である場合は、その平均値A
lに対応するサンプリング位相Plで白圧板を読み取っ
たデータのレベルは、白画像のレベルとしては、低過ぎ
たり、高過ぎたりして不適切であるといえる。
915)、図29に示したようにRAM3に記憶された
平均値A1ないしA(m−1)のうちの平均値Alすな
わち、平均値A1が所定範囲内の値であるか、すなわ
ち、Amin以上Amax以下の範囲内の値であるかを
判断する(判断916)。所定の値Amin及びAma
xは、正常な白画像レベルとして妥当な値の範囲を規定
するものであり、平均値Alが、値Aminを下回った
り、値Amaxを上回る値である場合は、その平均値A
lに対応するサンプリング位相Plで白圧板を読み取っ
たデータのレベルは、白画像のレベルとしては、低過ぎ
たり、高過ぎたりして不適切であるといえる。
【0115】そのため、平均値AlがAmin以上Am
ax以下の範囲内の値でない場合(判断916のNo)
は、判断917ないし処理919を行わず、処理920
に処理を移す。
ax以下の範囲内の値でない場合(判断916のNo)
は、判断917ないし処理919を行わず、処理920
に処理を移す。
【0116】平均値AlがAmin以上Amax以下の
範囲内の値である場合(判断916のYes)は、判断
917ないし処理919を行う。すなわち、平均値Al
に対応する傾き値dTslがdTs_minより小さい
場合(判断917のYes)は、dTs_minに傾き
値dTslを代入し(処理918)、変数lminに、
現時点でdTs_minに格納されている値を提供した
傾き値dTslを特定するために、変数lの値を代入す
る(処理919)。
範囲内の値である場合(判断916のYes)は、判断
917ないし処理919を行う。すなわち、平均値Al
に対応する傾き値dTslがdTs_minより小さい
場合(判断917のYes)は、dTs_minに傾き
値dTslを代入し(処理918)、変数lminに、
現時点でdTs_minに格納されている値を提供した
傾き値dTslを特定するために、変数lの値を代入す
る(処理919)。
【0117】そして、変数lをインクリメントする(処
理920)。判断916ないし処理920は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mより1だけ小さ
い(m−1)を越えるまで(判断921のYes)、繰
り返される(判断921のNo)。これにより、平均値
Al(l=1、…、m−1)のうちで、Amin以上A
max以下の規定範囲に属するものに対応する傾き値d
Tsl(l=1、…、m−1)のうちで、最小のものが
dTs(lmin)であることが分かり、対応するサン
プリング位相P(lmin)が、白画像データの平均値
がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当なレベルで
あって、傾き値がもっとも小さくなるサンプリング位相
であるということになる。
理920)。判断916ないし処理920は、変数lの
値が設定可能なサンプリング位相の数mより1だけ小さ
い(m−1)を越えるまで(判断921のYes)、繰
り返される(判断921のNo)。これにより、平均値
Al(l=1、…、m−1)のうちで、Amin以上A
max以下の規定範囲に属するものに対応する傾き値d
Tsl(l=1、…、m−1)のうちで、最小のものが
dTs(lmin)であることが分かり、対応するサン
プリング位相P(lmin)が、白画像データの平均値
がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当なレベルで
あって、傾き値がもっとも小さくなるサンプリング位相
であるということになる。
【0118】CPU1は、このようにして求めたサンプ
リング位相P(lmin)に、サンプリング位相を設定
し(処理922)、画像読み取り処理を行う(処理92
3)。これにより、特定のサンプリング位相が、画像信
号波形の傾き値が小さく、一見サンプリング位相として
適しているようにみえても、当該サンプリング位相でサ
ンプリングすると密着イメージセンサ6の1ライン全体
の平均として白画像のレベルが低すぎて適当でない場合
には、当該サンプリング位相は画像読み取り時のサンプ
リング位相として設定されないため、A/D変換器7a
のサンプリングタイミングをいっそう最適な位相を設定
することができる。
リング位相P(lmin)に、サンプリング位相を設定
し(処理922)、画像読み取り処理を行う(処理92
3)。これにより、特定のサンプリング位相が、画像信
号波形の傾き値が小さく、一見サンプリング位相として
適しているようにみえても、当該サンプリング位相でサ
ンプリングすると密着イメージセンサ6の1ライン全体
の平均として白画像のレベルが低すぎて適当でない場合
には、当該サンプリング位相は画像読み取り時のサンプ
リング位相として設定されないため、A/D変換器7a
のサンプリングタイミングをいっそう最適な位相を設定
することができる。
【0119】なお、以上説明した第8実施形態では、前
記第6実施形態の変形例として、特定画素における画像
信号波形の傾き値を最小とするサンプリング位相の選択
の際に、密着イメージセンサ6の1ライン全体としての
白画像データの平均値を所定範囲内に納めるサンプリン
グ位相であることを必要条件としたが、前記第7実施形
態に対しても同様の変形が可能である。
記第6実施形態の変形例として、特定画素における画像
信号波形の傾き値を最小とするサンプリング位相の選択
の際に、密着イメージセンサ6の1ライン全体としての
白画像データの平均値を所定範囲内に納めるサンプリン
グ位相であることを必要条件としたが、前記第7実施形
態に対しても同様の変形が可能である。
【0120】すなわち、第7実施形態における図24及
び図25に示した処理801ないし判断819により、
図30に示すように各サンプリング位相Pl(l=1、
…、m−1)と対応した頻度Hl(l=1、…、m−
1)をRAM3に記憶する。そして、第8実施形態にお
ける、図27に示す処理905ないし判断913に示す
手順と同様の手順により、図30に示すように、密着イ
メージセンサ6の1ライン分の白画データの平均値Al
(l=1、…、m−1)を頻度Hl(l=1、…、m−
1)と共に各サンプリング位相Pl(l=1、…、m−
1)と対応付けて記憶する。これにより、白画像データ
の平均値がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当な
レベルであって、頻度値が最大のサンプリング位相を画
像読み取り時のサンプリング位相として設定することが
できる。したがって、特定のサンプリング位相が、最も
多数の特定画素においてその画像信号波形の傾き値を最
小とするものであり一見サンプリング位相として適して
いるようにみえても、当該サンプリング位相でサンプリ
ングすると密着イメージセンサ6の1ライン全体の平均
としての白画像のレベルが低すぎて適当でない場合に
は、当該サンプリング位相は画像読み取り時のサンプリ
ング位相として設定されないため、A/D変換器7aの
サンプリングタイミングを更にいっそう最適な位相に設
定することができる。
び図25に示した処理801ないし判断819により、
図30に示すように各サンプリング位相Pl(l=1、
…、m−1)と対応した頻度Hl(l=1、…、m−
1)をRAM3に記憶する。そして、第8実施形態にお
ける、図27に示す処理905ないし判断913に示す
手順と同様の手順により、図30に示すように、密着イ
メージセンサ6の1ライン分の白画データの平均値Al
(l=1、…、m−1)を頻度Hl(l=1、…、m−
1)と共に各サンプリング位相Pl(l=1、…、m−
1)と対応付けて記憶する。これにより、白画像データ
の平均値がAmin以上Amax以下の範囲内の妥当な
レベルであって、頻度値が最大のサンプリング位相を画
像読み取り時のサンプリング位相として設定することが
できる。したがって、特定のサンプリング位相が、最も
多数の特定画素においてその画像信号波形の傾き値を最
小とするものであり一見サンプリング位相として適して
いるようにみえても、当該サンプリング位相でサンプリ
ングすると密着イメージセンサ6の1ライン全体の平均
としての白画像のレベルが低すぎて適当でない場合に
は、当該サンプリング位相は画像読み取り時のサンプリ
ング位相として設定されないため、A/D変換器7aの
サンプリングタイミングを更にいっそう最適な位相に設
定することができる。
【0121】なお、以上説明した実施の形態において
は、イメージセンサとして密着イメージセンサを適用し
た画像読取装置に本発明を適用したが、本発明はそれに
限らず、CCDイメージセンサを適用した画像読取装置
等に対しても同様に適用可能なものである。
は、イメージセンサとして密着イメージセンサを適用し
た画像読取装置に本発明を適用したが、本発明はそれに
限らず、CCDイメージセンサを適用した画像読取装置
等に対しても同様に適用可能なものである。
【0122】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、原稿画像
の読み取りに先立って、前記所定の白画像に対する前記
1ライン分の画像データの変動幅、すなわち、各画素毎
のばらつきが最小になるサンプリングタイミングの位相
を求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めたば
らつきが最小になる位相のサンプリングタイミングで前
記原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される
画像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デ
ータをサンプリングすることができる。
の読み取りに先立って、前記所定の白画像に対する前記
1ライン分の画像データの変動幅、すなわち、各画素毎
のばらつきが最小になるサンプリングタイミングの位相
を求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めたば
らつきが最小になる位相のサンプリングタイミングで前
記原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される
画像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デ
ータをサンプリングすることができる。
【0123】請求項2に係る発明によれば、原稿画像の
読み取りに先立って、前記所定の白画像に対する前記1
ライン分の画像データの変動幅、すなわち、各画素毎の
ばらつきが最小になるサンプリングタイミングの位相を
求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めたばら
つきが最小になる位相のサンプリングタイミングで前記
原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される画
像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デー
ターをサンプリングすることができる。更に、前記所定
の白画像に対する前記画像データの変動幅は、各画素毎
の画像データのうちの前記規定範囲内の値の画像データ
における最大値と最小値との差として求めるため、ノイ
ズ等の影響により、前記規定範囲外の異常値となった画
像データのために、前記変動幅が、異常に大きくなるこ
とがなく、いっそう正確に前記変動幅を求めることがで
きる。したがって、前記画像データの各画素毎のばらつ
きが最小になるサンプリングタイミングの位相をいっそ
う正確に求めることができる。
読み取りに先立って、前記所定の白画像に対する前記1
ライン分の画像データの変動幅、すなわち、各画素毎の
ばらつきが最小になるサンプリングタイミングの位相を
求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めたばら
つきが最小になる位相のサンプリングタイミングで前記
原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される画
像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デー
ターをサンプリングすることができる。更に、前記所定
の白画像に対する前記画像データの変動幅は、各画素毎
の画像データのうちの前記規定範囲内の値の画像データ
における最大値と最小値との差として求めるため、ノイ
ズ等の影響により、前記規定範囲外の異常値となった画
像データのために、前記変動幅が、異常に大きくなるこ
とがなく、いっそう正確に前記変動幅を求めることがで
きる。したがって、前記画像データの各画素毎のばらつ
きが最小になるサンプリングタイミングの位相をいっそ
う正確に求めることができる。
【0124】請求項3に係る発明によれば、原稿画像読
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最も
値が小さいものに対応する位相に設定するため、前記画
像データの変動幅が十分小さくても、前記画像データの
平均値が前記所定範囲外でレベルが低すぎたり、高すぎ
たりして、画像データのレベルとして適さなくなるよう
な位相に前記サンプリングタイミングが設定されること
がなく、いっそう最適な位相にサンプリングタイミング
を設定することができる。
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最も
値が小さいものに対応する位相に設定するため、前記画
像データの変動幅が十分小さくても、前記画像データの
平均値が前記所定範囲外でレベルが低すぎたり、高すぎ
たりして、画像データのレベルとして適さなくなるよう
な位相に前記サンプリングタイミングが設定されること
がなく、いっそう最適な位相にサンプリングタイミング
を設定することができる。
【0125】請求項4に係る発明によれば、原稿画像読
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの最大値が所定の上限値以下であるもののなか
で最も値が小さいものに対応する位相に設定するため、
前記画像データの変動幅が十分小さくても、前記画像デ
ータの最大値が前記所定の上限値以上で、異常に高す
ぎ、画像データのレベルとして適さなくなるような位相
に前記サンプリングタイミングが設定されることがな
く、いっそう最適な位相にサンプリングタイミングを設
定することができる。また、請求項3に係る発明のよう
に、画像データの平均値をとった場合、異常に高いレベ
ルの画像データが数画素分あっても平均化されてわから
ないが、本発明では、そのような数画素の異常な高レベ
ルを確実に検知することができる。
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの最大値が所定の上限値以下であるもののなか
で最も値が小さいものに対応する位相に設定するため、
前記画像データの変動幅が十分小さくても、前記画像デ
ータの最大値が前記所定の上限値以上で、異常に高す
ぎ、画像データのレベルとして適さなくなるような位相
に前記サンプリングタイミングが設定されることがな
く、いっそう最適な位相にサンプリングタイミングを設
定することができる。また、請求項3に係る発明のよう
に、画像データの平均値をとった場合、異常に高いレベ
ルの画像データが数画素分あっても平均化されてわから
ないが、本発明では、そのような数画素の異常な高レベ
ルを確実に検知することができる。
【0126】請求項5に係る発明によれば、原稿画像読
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの最小値が所定の下限値以上であるもののなか
で最も値が小さいものに対応する位相に設定するため、
前記画像データの変動幅が十分小さくても、前記画像デ
ータの最小値が前記所定の下限値以下で、異常に低す
ぎ、画像データのレベルとして適さなくなるような位相
に前記サンプリングタイミングが設定されることがな
く、いっそう最適な位相にサンプリングタイミングを設
定することができる。また、請求項3に係る発明のよう
に、画像データの平均値をとった場合、異常に低いレベ
ルの画像データが数画素分あっても平均化されてわから
ないが、本発明では、そのような数画素の異常な低レベ
ルを確実に検知することができる。
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に
記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前記画
像データの最小値が所定の下限値以上であるもののなか
で最も値が小さいものに対応する位相に設定するため、
前記画像データの変動幅が十分小さくても、前記画像デ
ータの最小値が前記所定の下限値以下で、異常に低す
ぎ、画像データのレベルとして適さなくなるような位相
に前記サンプリングタイミングが設定されることがな
く、いっそう最適な位相にサンプリングタイミングを設
定することができる。また、請求項3に係る発明のよう
に、画像データの平均値をとった場合、異常に低いレベ
ルの画像データが数画素分あっても平均化されてわから
ないが、本発明では、そのような数画素の異常な低レベ
ルを確実に検知することができる。
【0127】請求項6に係る発明によれば、原稿画像の
読み取りに先立って、前記特定画素における傾き値が最
小になる、すなわち、画像信号波形が最も平坦になる位
置でサンプリングできるサンプリングタイミングの位相
を求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めた傾
き値が最小になる位相のサンプリングタイミングで前記
原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される画
像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デー
タをサンプリングすることができる。
読み取りに先立って、前記特定画素における傾き値が最
小になる、すなわち、画像信号波形が最も平坦になる位
置でサンプリングできるサンプリングタイミングの位相
を求めておき、原稿画像読み取り時には、その求めた傾
き値が最小になる位相のサンプリングタイミングで前記
原稿画像を読み取ったイメージセンサから出力される画
像信号をサンプリングするため、常に安定した画像デー
タをサンプリングすることができる。
【0128】請求項7に係る発明によれば、原稿画像の
読み取りに先立って、前記複数の特定画素うちの最も多
数の特定画素についてその傾き値を最小にできる、すな
わち、前記イメージセンサを構成する画素全体からみて
画像信号波形が最も平坦になる位置でサンプリングでき
るサンプリングタイミングの位相を求めておき、原稿画
像読み取り時には、その求めた最も多数の特定画素につ
いてその傾き値を最小にできる位相のサンプリングタイ
ミングで前記原稿画像を読み取ったイメージセンサから
出力される画像信号をサンプリングするため、常にいっ
そう安定した画像データをサンプリングすることができ
る。
読み取りに先立って、前記複数の特定画素うちの最も多
数の特定画素についてその傾き値を最小にできる、すな
わち、前記イメージセンサを構成する画素全体からみて
画像信号波形が最も平坦になる位置でサンプリングでき
るサンプリングタイミングの位相を求めておき、原稿画
像読み取り時には、その求めた最も多数の特定画素につ
いてその傾き値を最小にできる位相のサンプリングタイ
ミングで前記原稿画像を読み取ったイメージセンサから
出力される画像信号をサンプリングするため、常にいっ
そう安定した画像データをサンプリングすることができ
る。
【0129】請求項8に係る発明によれば、原稿画像読
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記傾き記憶手段に記
憶された各傾き値のうちの、それらに対応する前記画像
データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最小の
ものに対応する位相に設定するため、前記傾き値が十分
小さくても、前記画像データの平均値が前記所定範囲外
でレベルが低すぎたり、高すぎたりして、画像データの
レベルとして適さなくなるような位相に前記サンプリン
グタイミングが設定されることがなく、いっそう最適な
位相にサンプリングタイミングを設定することができ
る。
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記傾き記憶手段に記
憶された各傾き値のうちの、それらに対応する前記画像
データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最小の
ものに対応する位相に設定するため、前記傾き値が十分
小さくても、前記画像データの平均値が前記所定範囲外
でレベルが低すぎたり、高すぎたりして、画像データの
レベルとして適さなくなるような位相に前記サンプリン
グタイミングが設定されることがなく、いっそう最適な
位相にサンプリングタイミングを設定することができ
る。
【0130】請求項9に係る発明によれば、原稿画像読
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記
憶された各頻度値のうちの、それらに対応する前記画像
データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最大の
ものに対応する位相に設定するため、前記頻度値が大き
くても、前記画像データの平均値が前記所定範囲外でレ
ベルが低すぎたり、高すぎたりして、画像データのレベ
ルとして適さなくなるような位相に前記サンプリングタ
イミングが設定されることがなく、更にいっそう最適な
位相にサンプリングタイミングを設定することができ
る。
み取り時における、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記頻度記憶手段に記
憶された各頻度値のうちの、それらに対応する前記画像
データの平均値が所定範囲内であるもののなかで最大の
ものに対応する位相に設定するため、前記頻度値が大き
くても、前記画像データの平均値が前記所定範囲外でレ
ベルが低すぎたり、高すぎたりして、画像データのレベ
ルとして適さなくなるような位相に前記サンプリングタ
イミングが設定されることがなく、更にいっそう最適な
位相にサンプリングタイミングを設定することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置のブロ
ック構成を示す図である。
ック構成を示す図である。
【図2】スキャナ制御部のブロック構成を示す図であ
る。
る。
【図3】設定され得るサンプリング位相と1画素周期と
の関係及び、各画素毎の白画像信号のレベルの変動を模
式的に示す図である。
の関係及び、各画素毎の白画像信号のレベルの変動を模
式的に示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る原稿画像読み取り
処理について示すフローチャートである。
処理について示すフローチャートである。
【図5】ビデオRAMに記憶されたシェーディング補正
用データ及びテンポラリデータを示す図である。
用データ及びテンポラリデータを示す図である。
【図6】密着イメージセンサの画素配列について示す図
である。
である。
【図7】本発明の各実施形態に係るシェーディング補正
処理について示すフローチャートである。
処理について示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1または第2実施形態に係る原稿画
像読み取り処理により、各サンプリング位相と対応付け
られてRAMに記憶される白画像レベルの変動幅を示す
図である。
像読み取り処理により、各サンプリング位相と対応付け
られてRAMに記憶される白画像レベルの変動幅を示す
図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る原稿画像読み取り
処理について示すフローチャートである。
処理について示すフローチャートである。
【図10】図9と共に本発明の第2実施形態に係る原稿
画像読み取り処理について示すフローチャートである。
画像読み取り処理について示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図12】図11と共に本発明の第3実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第3実施形態に係る原稿画像読み取
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び平均値を示
す図である。
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び平均値を示
す図である。
【図14】本発明の第4実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図15】図14と共に本発明の第4実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図16】本発明の第4実施形態に係る原稿画像読み取
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び最大値を示
す図である。
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び最大値を示
す図である。
【図17】本発明の第5実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図18】図17と共に本発明の第5実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図19】本発明の第5実施形態に係る原稿画像読み取
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び最小値を示
す図である。
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される白画像レベルの変動幅及び最小値を示
す図である。
【図20】設定され得るサンプリング位相と1画素周期
との関係及び、安定した平坦部を含む画像信号波形と設
定され得るサンプリング位相との関係を模式的に示す図
である。
との関係及び、安定した平坦部を含む画像信号波形と設
定され得るサンプリング位相との関係を模式的に示す図
である。
【図21】本発明の第6実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図22】図21と共に本発明の第6実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図23】本発明の第6または第7実施形態に係る原稿
画像読み取り処理により、各サンプリング位相と対応付
けられてRAMに記憶される特定画素値と傾き値とを示
す図である。
画像読み取り処理により、各サンプリング位相と対応付
けられてRAMに記憶される特定画素値と傾き値とを示
す図である。
【図24】本発明の第7実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図25】図24と共に本発明の第7実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図26】本発明の第7実施形態に係る原稿画像読み取
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される頻度値を示す図である。
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される頻度値を示す図である。
【図27】本発明の第8実施形態に係る原稿画像読み取
り処理について示すフローチャートである。
り処理について示すフローチャートである。
【図28】図27と共に本発明の第8実施形態に係る原
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
稿画像読み取り処理について示すフローチャートであ
る。
【図29】本発明の第8実施形態に係る原稿画像読み取
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される特定画素値、傾き値及び平均値を示す
図である。
り処理により、各サンプリング位相と対応付けられてR
AMに記憶される特定画素値、傾き値及び平均値を示す
図である。
【図30】各サンプリング位相と対応付けられてRAM
に記憶される頻度値及び平均値を示す図である。
に記憶される頻度値及び平均値を示す図である。
【図31】従来の問題点について説明するための図であ
る。
る。
【図32】従来の問題点について説明するための図31
とは別の図である。
とは別の図である。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 プロッタ 5 機構制御部 6 密着イメージセンサ 7 スキャナ制御部 7a A/D変換器 7b クロック発生器 7c 位相制御器 8 ビデオRAM 9 画像データ処理部 10 システムバス
Claims (9)
- 【請求項1】 原稿画像を読み取ったイメージセンサか
ら画素クロックに同期して出力される画像信号を、前記
画素クロックに同期したサンプリングタイミングでサン
プリングすることにより画像データを得る画像読取装置
において、前記イメージセンサの各画素についての画像
データを、予め所定の白画像を読み取って得たシェーデ
ィング補正データに基づいて正規化するシェーディング
補正手段と、原稿画像の読み取りに先立って、前記画素
クロックに対しての前記サンプリングタイミングの位相
を1ライン毎に順次複数段階に切り換えるサンプリング
位相制御手段と、そのサンプリング位相制御手段により
順次切り換えられる各位相のサンプリングタイミングで
サンプリングされ前記シェーディング補正手段により正
規化された、前記所定の白画像を読み取って得られた1
ライン分の画像データの最大値と最小値の差を変動幅と
して前記各位相と対応付けて記憶する変動幅記憶手段
と、原稿画像読み取り時には、前記画素クロックに対し
ての前記サンプリングタイミングの位相を、前記変動幅
記憶手段に記憶された各変動幅のうちの最も値が小さい
ものに対応する位相に設定するサンプリング位相設定手
段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 原稿画像を読み取ったイメージセンサか
ら画素クロックに同期して出力される画像信号を、前記
画素クロックに同期したサンプリングタイミングでサン
プリングすることにより画像データを得る画像読取装置
において、 前記イメージセンサの各画素についての画像データを、
予め所定の白画像を読み取って得たシェーディング補正
データに基づいて正規化するシェーディング補正手段
と、原稿画像の読み取りに先立って、前記画素クロック
に対しての前記サンプリングタイミングの位相を1ライ
ン毎に順次複数段階に切り換えるサンプリング位相制御
手段と、そのサンプリング位相制御手段により順次切り
換えられる各位相のサンプリングタイミングでサンプリ
ングされ前記シェーディング補正手段により正規化され
た、前記所定の白画像を読み取って得られた1ライン分
の画像データのうちの規定範囲内の値の画像データにお
ける最大値と最小値の差を変動幅として前記各位相と対
応付けて記憶する変動幅記憶手段と、原稿画像読み取り
時には、前記画素クロックに対しての前記サンプリング
タイミングの位相を、前記変動幅記憶手段に記憶された
各変動幅のうちの最も値が小さいものに対応する位相に
設定するサンプリング位相設定手段とを備えたことを特
徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】 前記変動幅記憶手段は、前記1ライン分
の画像データの変動幅に加えて、当該画像データの平均
値を前記各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプ
リング位相設定手段は、前記画素クロックに対しての前
記サンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手
段に記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前
記平均値が所定範囲内の値であるもののなかで最も値が
小さいものに対応する位相に設定することを特徴とする
請求項1または2のいずれかの記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 前記変動幅記憶手段は、前記1ライン分
の画像データの変動幅に加えて、当該画像データの最大
値を前記各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプ
リング位相設定手段は、前記画素クロックに対しての前
記サンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手
段に記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前
記最大値が所定の上限値以下であるもののなかで最も値
が小さいものに対応する位相に設定することを特徴とす
る請求項1または2のいずれかの記載の画像読取装置。 - 【請求項5】 前記変動幅記憶手段は、前記1ライン分
の画像データの変動幅に加えて、当該画像データの最小
値を前記各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプ
リング位相設定手段は、前記画素クロックに対しての前
記サンプリングタイミングの位相を、前記変動幅記憶手
段に記憶された各変動幅のうちの、それらに対応する前
記最小値が所定の下限値以上であるもののなかで最も値
が小さいものに対応する位相に設定することを特徴とす
る請求項1または2のいずれかの記載の画像読取装置。 - 【請求項6】 原稿画像を読み取ったイメージセンサか
ら画素クロックに同期して出力される画像信号を、前記
画素クロックに同期したサンプリングタイミングでサン
プリングすることにより画像データを得る画像読取装置
において、 原稿画像の読み取りに先立って、前記画素クロックに対
しての前記サンプリングタイミングの位相を1ライン毎
に順次複数段階に切り換えるサンプリング位相制御手段
と、そのサンプリング位相制御手段により順次切り換え
られる各位相のサンプリングタイミングで所定の白画像
をサンプリングして得られた前記イメージセンサの1ラ
イン分の画像データのうちの特定画素についての前記各
位相に対応する出力データ値の隣接する位相間の差分値
の絶対値を傾き値として計算して前記各位相と対応付け
て記憶する傾き記憶手段と、原稿画像読み取り時には、
前記画素クロックに対しての前記サンプリングタイミン
グの位相を、前記傾き記憶手段に記憶された各傾き値の
うちの最小のものに対応する位相に設定するサンプリン
グ位相設定手段とを備えたことを特徴とする画像読取装
置。 - 【請求項7】 原稿画像を読み取ったイメージセンサか
ら画素クロックに同期して出力される画像信号を、前記
画素クロックに同期したサンプリングタイミングでサン
プリングすることにより画像データを得る画像読取装置
において、 原稿画像の読み取りに先立って、前記画素クロックに対
しての前記サンプリングタイミングの位相を1ライン毎
に順次複数段階に切り換えるサンプリング位相制御手段
と、そのサンプリング位相制御手段により順次切り換え
られる各位相のサンプリングタイミングで所定の白画像
をサンプリングして得られた前記イメージセンサの1ラ
イン分の画像データのうちの複数の特定画素のそれぞれ
についての前記各位相に対応する出力データ値の隣接す
る位相間の差分値の絶対値を傾き値として計算して前記
各位相と対応付けて前記複数の特定画素のそれぞれにつ
いて記憶する傾き記憶手段と、前記複数の特定画素のそ
れぞれについて前記傾き記憶手段に記憶された傾き値の
うちの最小のものに対応する位相を検出する一方、前記
各位相のそれぞれについて、前記特定画素の傾き値を最
小にしたものとして検出された回数を頻度値として計数
して前記各位相と対応付けて記憶する頻度記憶手段と、
原稿画像読み取り時には、前記画素クロックに対しての
前記サンプリングタイミングの位相を、前記頻度記憶手
段に記憶された各頻度値のうちの最大のものに対応する
位相に設定するサンプリング位相設定手段とを備えたこ
とを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項8】 前記傾き記憶手段は、前記特定画素につ
いての傾き値に加えて、前記サンプリング位相制御手段
により順次切り換えられる各位相のサンプリングタイミ
ングで前記所定の白画像をサンプリングして得られた前
記イメージセンサの1ライン分の画像データの平均値を
前記各位相と対応付けて記憶する一方、前記サンプリン
グ位相設定手段は、前記画素クロックに対しての前記サ
ンプリングタイミングの位相を、前記傾き記憶手段に記
憶された各傾き値のうちの、それらに対応する前記平均
値が所定範囲内の値であるもののなかで最小のものに対
応する位相に設定することを特徴とする請求項6記載の
画像読取装置。 - 【請求項9】 前記頻度記憶手段は、前記頻度値に加え
て、前記サンプリング位相制御手段により順次切り換え
られる各位相のサンプリングタイミングで前記所定の白
画像をサンプリングして得られた前記イメージセンサの
1ライン分の画像データの平均値を前記各位相と対応付
けて記憶する一方、前記サンプリング位相設定手段は、
前記画素クロックに対しての前記サンプリングタイミン
グの位相を、前記頻度記憶手段に記憶された各頻度値の
うちの、それらに対応する前記平均値が所定範囲内の値
であるもののなかで最大ものに対応する位相に設定する
ことを特徴とする請求項7記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8346528A JPH10178546A (ja) | 1996-10-18 | 1996-12-11 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-295942 | 1996-10-18 | ||
| JP29594296 | 1996-10-18 | ||
| JP8346528A JPH10178546A (ja) | 1996-10-18 | 1996-12-11 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10178546A true JPH10178546A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=26560474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8346528A Pending JPH10178546A (ja) | 1996-10-18 | 1996-12-11 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10178546A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6704050B1 (en) | 1999-04-23 | 2004-03-09 | Polaroid Corporation | Active-pixel image sensing device with linear mode voltage to current conversion |
| WO2007119483A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 自動位相調整装置 |
| JP2008135908A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相調整装置、デジタルカメラおよび位相調整方法 |
| JP2009130827A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 固体撮像装置 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8346528A patent/JPH10178546A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6704050B1 (en) | 1999-04-23 | 2004-03-09 | Polaroid Corporation | Active-pixel image sensing device with linear mode voltage to current conversion |
| WO2007119483A1 (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 自動位相調整装置 |
| JP2008135908A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相調整装置、デジタルカメラおよび位相調整方法 |
| JP2009130827A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 固体撮像装置 |
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