JPH10212182A - 炭素−炭化ケイ素複合材料及びその製造方法 - Google Patents

炭素−炭化ケイ素複合材料及びその製造方法

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JPH10212182A
JPH10212182A JP9031114A JP3111497A JPH10212182A JP H10212182 A JPH10212182 A JP H10212182A JP 9031114 A JP9031114 A JP 9031114A JP 3111497 A JP3111497 A JP 3111497A JP H10212182 A JPH10212182 A JP H10212182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度用炭素基材の所定部位(摺動部分)の
表層部にSiC層が深めに形成されてなる、摺動封止用
部材に適した新規な炭素−炭化ケイ素複合材料及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】 高強度用炭素基材の少なくとも相手材と
接する部分(摺動部分)の表層部をケイ化処理してなる
炭素−炭化ケイ素複合材料であって、該表層部の炭化ケ
イ素層が少なくとも1mm以上の深さに形成されると共
に、該炭化ケイ素層における炭化ケイ素質部分の均一分
散性が深さ方向に沿っても確保されてなることを特徴と
する。また、製造方法は、高強度用炭素基材の前記摺動
部分の表面にケイ素粉末、炭化ホウ素粉末及びバインダ
ーからなるスラリーを塗布し、乾燥した後、10Tor
r以下の非酸化性雰囲気中で1500°C以上に熱処理
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な複合材料、
特に摺動封止用部材として好適な複合材料及びその製造
方法に関するものであり、さらに詳しくは、高強度用炭
素基材の少なくとも相手材と接する部分の表層部をケイ
化処理してなる新規な炭素−炭化ケイ素複合材料及びそ
の新規なる製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような複合材料は、耐摩耗性が要求
される摺動封止用部材、例えばメカニカルシール部材、
軸受、シャフト軸、ピストンシリンダー内壁、ピストン
リング、スラスト板、バルブ摺動部構成部品、ベーン等
に適用される。
【0003】摺動封止用部材には、従来から炭素基材が
多く用いられるが、炭素基材の硬度、耐摩耗性を改善す
る手法として、その表面をより硬く、より耐摩耗性の高
い炭化ケイ素質に転換、改質することが行われている。
【0004】炭素基材の表面を炭化ケイ素で被覆する方
法としては、一般に化学蒸着法(CVD法)や転換法
(CVR法)が採用されている。即ち、CVD法は、ケ
イ素化合物の熱分解と化学反応を利用して炭化ケイ素を
生成させ、これを炭素基材の表面に蒸着させる方法であ
る。一方、CVR法は、二酸化ケイ素に炭素又はケイ素
を反応させることにより、生成させた一酸化ケイ素ガス
を、炭素基材表面の炭素と直接反応させて、炭化ケイ素
からなる被覆層を形成する方法である。また、これらの
方法以外にも、炭素基材の表層部にケイ素粉末をのせて
熱処理し、炭素基材の気孔中にケイ素を浸透させて炭化
ケイ素に転化させる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法で炭素基材
の表層部に形成された炭化ケイ素層(以下、「SiC
層」と略記する。)は、確かに緻密で硬い組織層を呈し
ている。しかし、このSiC層を支える炭素基材そのも
のは、CVD法やCVR法という製法を円滑に実施させ
る関係でいずれも平均細孔半径が比較的大きくて嵩比重
が小さいという性質、つまり機械的強度に弱いという性
質を有している。しかも、SiC層の厚みとしては、比
較的薄いもの(数十〜数百μm程度のもの)しか形成さ
れないという実状がある。このため、製品としての摺動
封止用部材に仕上げるための表面加工(切削加工)時に
表層部のSiC層に割れ(クラック)や欠けを生じやす
いという問題が起きており、またその表面加工時の加工
代が僅かしかとれず、その加工作業を非常に困難なもの
としている。さらに、上述のようにSiC層の厚みその
ものが薄いため、摺動封止用部材としては安全性の面で
不安が残る。
【0006】摺動封止用部材の寿命を長くするための一
つの方法としては、炭素基材の機械的強度を高めること
が挙げられ、この観点から、本発明者は先に、炭素基材
の表層部をケイ化処理し、さらに該基材に金属を含浸さ
せることにより、耐久性のある摺動封止用部材に適した
新規な炭素−炭化ケイ素−金属複合材料の開発に成功
し、特許出願を行っている(特開平8−109083号
公報)。しかし、この新規な炭素−炭化ケイ素−金属複
合材料においても、仕様条件によっては炭素基材の機械
的強度不足のために使用範囲が限定されていた。
【0007】そこで、本発明者は、炭素基材の強度の向
上と基材表層部のSiC層の増深を同時に満足できるよ
うな技術を開発すべく、引き続き研究を重ねてきた。こ
の際、従来では機械的強度の弱い炭素基材しか使用でき
なかったものを機械的強度の高いものに変えて使用し、
かつその機械的強度の高い炭素基材の所定部位(摺動部
分)の表層部にSiC層を深めに形成することができる
ような技術を開発すれば、上記の諸問題(クラック,欠
けの発生,表面加工の困難性、短命という問題)を一挙
に解決できると考えた。さらに進めて、そのような技術
であれば、本発明者による先の開発技術のうち、仕様条
件によっては金属含浸作業の省略を可能とし、生産性の
改善にも寄与できるとの指針が得られた。そして、この
指針に沿って、そのような技術を見い出すべく種々実験
を行い、検討を重ねてきた。
【0008】即ち、本発明の目的は、高強度用炭素基材
の表層部にSiC層が深めに形成されてなる新規な炭素
−炭化ケイ素複合材料及びその製造方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明(請求項1記載の発明)の炭素─炭化ケイ素複合材
料とは、高強度用炭素基材、特に特性として少なくとも
嵩密度が1.77(g/cm3)以上、平均細孔半径が1.5
(μm)以下、曲げ強度が450(kgf/cm2)以上である
炭素基材、より好ましくは少なくとも嵩密度が1.80
(g/cm3)以上、平均細孔半径が1.2(μm)以下、曲
げ強度が700(kgf/cm2)以上である炭素基材の少なく
とも相手材と接する部分(摺動部分)の表層部をケイ化
処理してなる炭素−炭化ケイ素複合材料であって、該表
層部の炭化ケイ素層が少なくとも1mm以上の深さに形
成されると共に、該炭化ケイ素層における炭化ケイ素質
部分の均一分散性が深さ方向に沿っても確保されてなる
ことを基本的特徴とする。
【0010】さらに、上記目的を達成し得た本発明の複
合材料の製造方法とは、上記の高強度用炭素基材の前記
摺動部分の表面にケイ素粉末、炭化ホウ素粉末及びバイ
ンダーからなるスラリー(スラリー中の炭化ホウ素粉末
の含有量は少なくとも5重量%以上)を塗布し、乾燥し
た後、10Torr以下の非酸化性雰囲気中で1500
°C以上に熱処理することを特徴とする。
【0011】本発明をさらに詳しく説明する。 (1)本発明で使用される高強度用炭素基材の製造には
通常の炭素材の製造方法を用いて行えば良く、用いる炭
素基材としては、一般黒鉛材、等方性黒鉛材等が挙げら
れる。また、高強度用炭素基材の特性としては、嵩密度
が1.77g/cm3 以上、平均細孔半径が1.5μm
以下、曲げ強度が450(kgf/cm2)以上のものが望ま
しい。炭素基材の嵩密度が1.77g/cm3 未満のも
のや、平均細孔半径が1.5μmを超えるもの、又は曲
げ強度が450(kgf/cm2)未満のものである場合に
は、炭素基材の機械的強度の低下が目立ち、もはや高強
度用炭素基材とは言えなくなり、製品化された摺動封止
用部材の強化及び安全面での信頼性の確保を図るという
初期の目的が果たせなくなってしまうからである。
【0012】さらに言えば、炭素基材としては、特性に
して少なくとも嵩密度が1.80(g/cm3)以上、平均
細孔半径が1.2μm以下、曲げ強度が700(kgf/c
m2)以上のものを使用することが望ましい。より機械的
強度の高い炭素基材に対してSiC層を実用可能な範囲
の厚みを確保するように形成できれば、摺動封止用部材
としての諸特性(不浸透性、機械的強度、耐摩耗性等)
を一層高めることができ、従来と同一の使用条件下では
一層の延命化を図ることができ、より厳しい使用条件下
でも十分実用的に対応できるからである。
【0013】(2)使用するバインダーとしては、一般
に造膜性が高く、かつ残炭率が低い樹脂を使用し、例え
ばポリアミドイミド、ポリビニルアルコール、ポリアミ
ド樹脂の内より選ばれたものが特に好ましい。中でもポ
リアミドイミドが更に望ましく、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、
Nメチル−2ピロリドン等の溶媒に溶解させて使用す
る。
【0014】(3)この溶液に平均粒径が約30〜50
μmのケイ素粉末(Si)と平均粒径が約4〜20μm
の炭化ホウ素粉末(B)とを混合分散してスラリーとす
る。ケイ素粉末と炭化ホウ素粉末を樹脂で混合する場
合、ケイ素粉末95〜50重量%に対して炭化ホウ素粉
末が5〜50重量%が望ましい。
【0015】炭化ホウ素粉末が5重量%未満では、炭化
ホウ素粉末の混合による効果が少ないからである。具体
的には、高温下の真空炉内で処理した場合、溶融Siが
黒鉛の気孔中に完全には浸透せず、冷却後黒鉛の表面に
金属Siとなって固着した状態で残ってしまい、しかも
この固着物は取り除くことが非常に困難となるからであ
る。一方、炭化ホウ素粉末を少なくとも5重量%以上含
有させた場合は、溶融Siが黒鉛の気孔中に深くまで浸
透し、黒鉛との反応が進みSiC化され、深めのSiC
層が形成される。即ち、本発明は炭化ホウ素が有する焼
成時における被焼成物内部の濡れ性改善機能に着目して
なされたものであり、炭化ホウ素粉末を少なくとも5重
量%以上含有させておくことで、初めてかかる機能を有
効に発揮させ、SiC層の増深を達成することができ
る。
【0016】この場合、黒鉛の表面には金属Siとして
の残留物は存在せず、使用した樹脂の炭化物,SiC,
4 Cの成分の残留物が残るが、容易に取り除くことが
できるため、特に問題となることはない。但し、炭化ホ
ウ素粉末が50重量%を超えると、ケイ化反応に関与す
るケイ素の絶対量そのものが少なくなり、結果的にSi
C層を実用可能な深さまで形成できなくなるので望まし
くない。
【0017】(4)上記のように調製されたスラリーを
はけ塗り、手塗り等の適宜な手段で炭素基材の必要な部
分(ケイ化を望む部分)にのみ塗布する。塗布された部
分に相当する炭素基材の表層部が、後述の乾燥から熱処
理までの一連の処理を経て深めのSiC層に転化すると
ころである。 (5)この後約300°Cで2時間乾燥することによ
り、溶媒は揮散し、樹脂は完全に硬化する。
【0018】(6)上記(1)〜(5)のようにして得
られた材料を、10Torr以下の不活性ガス雰囲気中
で高温熱処理する。昇温速度は約400°C/時間と
し、約1550〜1600°Cに達した後30分間保持
する。加熱手段は特に限定されるものではなく、適当な
手段で行えばよい。この操作によって、ケイ素成分は溶
融し、樹脂の炭化層を通って炭素基材の細孔内に深く侵
入し、炭素と反応してSiC化する。
【0019】上記操作で10Torr以下の条件は、下
記の考察及び実験結果に基づいて採用し得たものであ
る。即ち、本発明者による先の開発技術の場合、熱処理
後の炭素−炭化ケイ素複合材料の表面にはケイ素と樹脂
の極めて硬い炭化物が付着して残るが、この付着物を分
析したところ、ケイ素の含有量が非常に高い炭化物であ
ることが分かった。この原因としては、熱処理中の雰囲
気圧が約20Torr近くにも達しており、上位のSi
成分はこの圧力のために気化できず、また下位のSi成
分も、より下位のSi成分が基材の細孔へスムーズに浸
透しないこともあって、身動きできない余剰のケイ素成
分が樹脂の炭化層に高濃度に蓄積するためであると推察
された。
【0020】そこで本発明者は、樹脂の炭化層にとどま
るケイ素成分が少なくなるような手段を採用し、同時に
樹脂に炭化ホウ素成分を添加することにより、基本的に
炭素基材の所定部位(摺動部分)の表層部の化学構造を
安定させて濡れ性を改善することによりケイ素成分が細
孔内へ浸透しやすくし、さらにその際に、基材表層部に
停滞する余剰のケイ素成分が気化できる雰囲気の条件に
してやれば、ケイ素成分が気化した分だけ表層部に占め
る炭化ホウ素成分の相対的割合が増加し、濡れ性のさら
なる改善によりケイ素成分の浸透が一層深く進みやすく
なり、SiC層の増深化を実現できるはずとの考えに立
って、種々の実験を行った。この結果、10Torr以
下、望ましくは2〜5Torrの条件下で熱処理すれ
ば、種々の高強度用炭素基材の所定部位(摺動部分)の
表層部にSiC層を深めに形成できることを見い出した
ものである。
【0021】(7)なお、得られた炭素−炭化ケイ素複
合材料は、樹脂の炭化物が炭素基材の表面に付着してい
るため、これを取り除く。
【0022】なお、摺動封止用部材として要求される仕
様条件によっては、さらに樹脂(例えばフラン樹脂、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂等)を含浸させたり、金属
含浸を行い、摺動封止用部材としてより一層の不浸透
性、機械的強度、耐熱性、耐摩耗性の向上を企図するこ
とも可能である。含浸方法は、本発明者が既に開示して
いる(特開平8−109083号公報)が、概略は以下
に従えばよい。即ち、含浸に使用される金属としては、
例えばSn,Cu,Sb,Ag,Zn又はこれらを主成
分として含む合金が挙げられるが、200°C以上の融
点を持ち、炭素と反応して炭化物を形成しにくいものを
使用することが好ましい。炭素−炭化ケイ素複合材料へ
の金属含浸方法は、まず含浸する金属を含浸装置内に入
れ、1〜5Torrで減圧加熱し、金属を溶解させる。
この中に上記(1)〜(7)までの工程で調製した材料
を入れ、50〜100kg/cm2 に加圧して30分間
以上保持し、含侵を行えばよい。
【0023】本発明で得られる炭素−炭化ケイ素複合材
料は、高強度用炭素基材の摺動部分に炭化ケイ素の被覆
層が深めに形成された構造のものである。このため、摺
動特性が優れたものであることはもちろん、メカニカル
シール部材や軸受部材等の摺動封止用部材として安全性
の面でも十分な信頼性を確保することができ、また仕様
条件によっては従来の金属含浸作業を省略可能とし、生
産性の向上にも寄与することができる。さらに、摺動特
性に対して要求される仕様が非常に高い場合には、Si
C層に樹脂や金属を付加的に含浸させることにより、確
実に対応することができる。
【0024】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明
する。 (実施例1)炭素基材として、嵩密度が1.77g/c
3 、平均細孔半径が1.5μm、曲げ強度が450k
gf/cm2 の等方性黒鉛(東洋炭素(株)製)をφ5
2.5/φ42.5の製品形状に加工した。なお、平均
細孔半径は、水銀圧入法による測定値(水銀と試料との
接触角141.3°、最大圧力1000kg/cm3
ときの累積気孔容積の半分の値)を採用した。また、バ
インダーとしてのポリアミドイミド樹脂がN−メチル−
2−ピロリドンに溶解した20重量%溶液(小原化工
製、「AI−10」)を分散媒とした。ケイ素粉末(和
光純薬工業製、平均粒度40μm)と炭化ホウ素粉末
(電気化学工業製、品種AFI平均粒度5μm)を重量
比で80:20の比率に混合し、分散媒中に混合分散さ
せてスラリーとした。このスラリーを炭素基材の必要部
分(摺動部分)の表面にはけで塗布した後、乾燥機の中
で300°Cで溶媒を蒸発させ、さらに3TorrのN
2 ガス雰囲気下、誘導加熱炉において1600°Cまで
4時間で昇温し、30分間保持した後、冷却して取り出
した。その後、750℃、120kg/cm2 の圧力下
でアンチモンを含浸した。
【0025】(実施例2)嵩密度が1.82g/c
3 、平均細孔半径が1.0μm、曲げ強度が780k
gf/cm2 の等方性黒鉛(東洋炭素(株)製)を用
い、以下製造方法は実施例1と同様にして該黒鉛基材の
所定部位(摺動部分)をSiC層を転化した。その後、
常温にて、20kg/cm2 の圧力下でフェノール樹脂
を含浸した。 (実施例3)嵩密度が1.90g/cm3 、平均細孔半
径が0.15μm、曲げ強度が950kgf/cm2
等方性黒鉛(東洋炭素(株)製)を用いて、上記実施例
と同様、該黒鉛基材の所定部位(摺動部分)をSiC層
に転化した。その後、常温にて、20kg/cm2 の圧
力下でフェノール樹脂を含浸した。
【0026】(比較例1)実施例1と同一材質,同一形
状の等方性黒鉛(東洋炭素(株)製)を使用する一方、
炭化ホウ素粉末を添加せずに同様に調製したスラリーを
使用し、また常圧真空下で誘導加熱する条件以外は同様
の製造方法に従って黒鉛基材の所定部位(摺動部分)を
SiC層に転化した。その後、750℃、120kg/
cm2 の圧力下でアンチモンを含浸した。 (比較例2)実施例2と同一材質,同一形状の等方性黒
鉛(東洋炭素(株)製)を使用する一方、炭化ホウ素粉
末を添加せずに同様に調製したスラリーを使用し、また
常圧真空下で誘導加熱する条件以外は同様の製造方法に
従って黒鉛基材所定部位(摺動部分)をSiC層に転化
した。その後、常温にて、20kg/cm2 の圧力下で
フェノール樹脂を含浸した。 (比較例3)実施例3と同一材質,同一形状の等方性黒
鉛(東洋炭素(株)製)を使用する一方、炭化ホウ素粉
末を添加せずに同様に調製したスラリーを使用し、また
常圧真空下で誘導加熱する条件以外は同様の製造方法に
従って黒鉛基材の所定部位(摺動部分)をSiC層に転
化した。しかし、SiC層は全く形成されていなかっ
た。
【0027】上記実施例1〜3及び比較例1〜2で得ら
れた試料について、その縦断面及び横断面について観察
し、SiC層の形成深さ及びケイ化部分の成分組成を調
べ、比較評価した。なお、成分組成は、顕微鏡写真及び
面分析法(コンピュータによる画像積算法)により調べ
た。さらに、その後すべての試料について摺動性能試験
を行った。
【0028】まず、SiC層の形成深さの調査結果を表
1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1に基づき、使用した炭素基材の特性値
と得られた複合材料のSiC層の深さとの関係をグラフ
にしたものを図1に示す。横軸に嵩密度及び曲げ強度を
示し、縦軸にSiC層の深さを示している。図1より明
らかなように、平均細孔半径が0.15以上1.2未満
で曲げ強度が700〜1000( kgf/cm2)程度の高強
度用炭素基材を使用しても、この炭素基材の摺動部分に
実用上要求される少なくとも1mm以上の深さのSiC
層を確実に形成できることはもちろん、条件によっては
3〜4mm程度の深さまでSiC層の形成が可能である
ことが分かる。
【0031】この点を、図中の破線領域に存在する従来
品と比較すると、従来品では上記の特性範囲にある高強
度用炭素基材上に1mm以上のSiC層を形成させたも
のはほとんど見当たらない。本発明品では、SiC層を
少なくとも1mm以上確実に形成させたものである点
に、最大の技術的意義を有するものである。また、高強
度用炭素基材として、嵩密度が1.77(g/cm3)、平均
細孔半径が1.5(μm)、曲げ強度が450(kgf/cm
2)のものを使用した場合について言えば、従来品のSi
C層の深さは2.8mmであるのに対し、本発明品では
SiC層の形成深さは5.8mmにも達しており、同一
の摺動性能が得られるとした場合、本発明品は従来品よ
りも実に2倍以上の寿命を有することができる。
【0032】面分析は、代表例として実施例3について
行い、まず前処理として試料のSiC化処理部分をMM
A(メチルメタアクリレート)にて埋め込んだ後硬化
し、その後観察したい面を研摩し、さらにその研磨表面
に炭素蒸着を施した。測定条件としては、加速電圧20
KV、試料電流0.6nA、測定時間200secと
し、装置はEMAX−2700(堀場製)を使用した。
Siの面分析写真を図2に示す。但し、図2中白い部分
はSiC質の部分、斜線の部分は炭素質の部分を示す。
また、面積比率は表2の通りであった。さらに、実施例
1、実施例2及び実施例3のそれぞれについて、SiC
層形成部における縦断面の顕微鏡写真を図3、図4及び
図5に示す。
【0033】
【表2】
【0034】上記表1、図1〜図5及び表2から以下の
事実が明らかとなった。即ち、嵩密度が1.9g/cm
3 で平均細孔半径が0.15μmという、従来ではSi
C層の形成そのものが全く不可能とされていた機械的強
度の極めて高い炭素基材を使用しても、その所定部位
(摺動部分)にSiC層を実用的な深さ(少なくとも1
mm)を超えて十分信頼できる深さまで形成できること
が確認できた。また、同一炭素基材の所定部位(摺動部
分)をSiC層に転化する際、本発明方法によれば非常
に深く(少なくとも2倍以上)形成することができ、同
時に深さ方向にも均質な成分組成(C−SiC組成)を
形成できることが確認できた。特に図3〜図5の縦断面
顕微鏡写真からその事実がよく理解できる。
【0035】次に、実施例1〜3及び比較例1〜3のそ
れぞれの試料について中空円筒体(外径52.5mmφ
×内径42.5mmφ×高さ26.0mm)を成形し、
上面側を不浸透化処理としてフェノール樹脂を含浸した
後に、同一条件下に摺動性能試験機にてその摺動性能を
比較評価した。試験条件は下記(〜)のように設定
した。 試験機 メカニカルシール用試験機を利用 流体圧力 10kgf/cm2 流体 水 回転数 3600r.p.m 相手材 SiC 試験時間 100hr 流体温度 RT〜30°C 試験品寸法 φ52.5/42.5×26.0m
m バランス比 1.22
【0036】試験結果を表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】表3からも明らかなように、実施例1〜3
の試料は比較例1〜3のものに比べて良好な摺動特性を
極めて長時間保持できるものであることが分かる。
【0039】
【実施例5〜7】本発明の複合材料の用途例について説
明する。中空円筒部材の端面を本発明の方法に従ってケ
イ化処理してなるメカニカルシール部材を装着した実機
の運転の結果、従来型メカニカルシール部材を装着した
実機の運転の場合に比べて、良好な摺動封止特性をより
長時間保持できることが確認できた。また中空円筒体の
内周面を同様にケイ化処理してなるスラスト軸受部材及
びラジアル軸受部材を装着した実機の運転の結果、従来
型軸受部材を装着した実機の運転の場合に比べて、良好
な摺動特性をより長時間保持できることが確認できた。
【0040】
【発明の効果】本発明の炭素−炭化ケイ素複合材料及び
その製造方法は以上の様に構成されており、高強度用炭
素基材に対してもその所定部位(摺動部分)にSiC層
を深めにかつ均質な組織(C−SiC組成)で形成する
ことができるようになった。この結果、摺動封止用部材
の良好な摺動特性の維持はもちろん、メカニカルシール
部材や軸受部材等の摺動封止用部材として安全性の面で
も十分な信頼性を確保することができる。この結果、摺
動封止用部材の用途の一層の拡大を図ることができる。
また、仕様条件によっては、従来の金属含浸作業を省略
可能とし、生産性の向上にも寄与することができる。さ
らに、摺動特性に対して要求される仕様が非常に高い場
合でも、樹脂や金属を付加的に含浸させることにより、
簡単かつ確実に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合材料おける炭素基材の嵩密度と表
層部のSiC層の深さとの関係を示すグラフである。
【図2】面分析図である。
【図3】実施例1のSiC層形成部における縦断面の顕
微鏡写真図である。
【図4】実施例2のSiC層形成部における縦断面の顕
微鏡写真図である。
【図5】実施例3のSiC層形成部における縦断面の顕
微鏡写真図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16J 15/34 C04B 35/52 G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高強度用炭素基材の少なくとも相手材と
    接する部分(摺動部分)の表層部をケイ化処理してなる
    炭素−炭化ケイ素複合材料であって、該表層部の炭化ケ
    イ素層が少なくとも1mm以上の深さに形成されると共
    に、該炭化ケイ素層における炭化ケイ素質部分の均一分
    散性が深さ方向に沿っても確保されてなることを特徴と
    する炭素−炭化ケイ素複合材料。
  2. 【請求項2】 前記炭素基材の特性が、少なくとも嵩密
    度にして1.77(g/cm3)以上、平均細孔半径が1.5
    (μm)以下、曲げ強度が450(kgf/cm2)以上である
    請求項1記載の炭素−炭化ケイ素複合材料。
  3. 【請求項3】 前記炭素基材の特性が、少なくとも嵩密
    度にして1.80(g/cm3)以上、平均細孔半径が1.2
    (μm)以下、曲げ強度が700(kgf/cm2)以上である
    請求項1記載の炭素−炭化ケイ素複合材料。
  4. 【請求項4】 前記炭素基材及び前記摺動部分の表層部
    の炭化ケイ素層に樹脂が含浸されたものである請求項1
    乃至請求項3のいずれか一項に記載の炭素−炭化ケイ素
    複合材料。
  5. 【請求項5】 前記炭素基材及び前記摺動部分の表層部
    の炭化ケイ素層に金属が含浸されたものである請求項1
    乃至請求項3のいずれか一項に記載の炭素−炭化ケイ素
    複合材料。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の炭素−炭化ケイ素複合材料を用いてなる摺動封止
    用部材。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の炭素−炭化ケイ素複合材料を用いてなるメカニカ
    ルシール部材。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の炭素−炭化ケイ素複合材料を用いてなる軸受部
    材。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の炭素基材の前記摺動部分の表面にケイ素粉末、炭
    化ホウ素粉末及びバインダーからなるスラリーを塗布
    し、乾燥した後、10Torr以下の非酸化性雰囲気中
    で1500°C以上に熱処理することを特徴とする炭素
    −炭化ケイ素複合材料の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記スラリー中の炭化ホウ素粉末の含
    有量が少なくとも5重量%以上である請求項9記載の発
    明の炭素−炭化ケイ素複合材料の製造方法。
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