JPH1022211A - 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents
位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法Info
- Publication number
- JPH1022211A JPH1022211A JP8188629A JP18862996A JPH1022211A JP H1022211 A JPH1022211 A JP H1022211A JP 8188629 A JP8188629 A JP 8188629A JP 18862996 A JP18862996 A JP 18862996A JP H1022211 A JPH1022211 A JP H1022211A
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- Japan
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- light
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- mark
- adjustment mark
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被検物体に設けた調整マークを対称な光強度
の照明光で照明し、該調整マークを高精度に検出して被
検物体の位置合わせを行った位置検出装置及びそれを用
いたデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 被検物体上又は該被検物体を載置してい
る基板上に設けた調整マークを照明系からの光束で照明
し、該調整マークを検出系で所定面上に結像させること
によって該被検物体の所定方向の位置検出を行う際、該
照明系はその瞳面上において、位置検出方向では通過光
量の変化がなく、該瞳面の周辺部では通過光量を調整す
ることができるようにした光学部材を有していること。
の照明光で照明し、該調整マークを高精度に検出して被
検物体の位置合わせを行った位置検出装置及びそれを用
いたデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 被検物体上又は該被検物体を載置してい
る基板上に設けた調整マークを照明系からの光束で照明
し、該調整マークを検出系で所定面上に結像させること
によって該被検物体の所定方向の位置検出を行う際、該
照明系はその瞳面上において、位置検出方向では通過光
量の変化がなく、該瞳面の周辺部では通過光量を調整す
ることができるようにした光学部材を有していること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関するものであり、特
に半導体IC,LSI,CCD,液晶パネル,磁気ヘッ
ド等の各種のデバイスを製造する投影露光装置のように
マスクやウエハ等の物体の位置を該物体の像を観察して
高精度に検出し、該検出情報に基づいて物体の位置合わ
せを行う際に好適なものである。
れを用いたデバイスの製造方法に関するものであり、特
に半導体IC,LSI,CCD,液晶パネル,磁気ヘッ
ド等の各種のデバイスを製造する投影露光装置のように
マスクやウエハ等の物体の位置を該物体の像を観察して
高精度に検出し、該検出情報に基づいて物体の位置合わ
せを行う際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体技術の進展は近年ますます速度を
増しており、それに伴って微細加工技術の進展も著しい
ものがある。特にその中心をなす半導体素子製造用の投
影露光装置を用いた光加工技術は1MDRAMを境にサ
ブミクロンの領域に及んでいる。
増しており、それに伴って微細加工技術の進展も著しい
ものがある。特にその中心をなす半導体素子製造用の投
影露光装置を用いた光加工技術は1MDRAMを境にサ
ブミクロンの領域に及んでいる。
【0003】投影パターン像の解像力を向上させる手段
として投影露光装置に対して過去より行われてきた方法
としては、露光波長を固定して投影光学系のNAを大き
くしていく手法や、露光波長をg線からi線、さらには
エキシマレーザーの発振波長というように、より短波長
化していく手法等がある。又最近では位相シフトマスク
や変形照明等により、光露光による光加工の限界を広げ
る試みが行われている。
として投影露光装置に対して過去より行われてきた方法
としては、露光波長を固定して投影光学系のNAを大き
くしていく手法や、露光波長をg線からi線、さらには
エキシマレーザーの発振波長というように、より短波長
化していく手法等がある。又最近では位相シフトマスク
や変形照明等により、光露光による光加工の限界を広げ
る試みが行われている。
【0004】一方、投影パターン像の解像力の向上に伴
って、投影露光装置におけるウエハとレチクルを相対位
置合わせするアライメントについても高精度化が必要と
されている。投影露光装置は高解像度の露光装置である
と同時に高精度な位置検出装置としての機能も要求され
ている。
って、投影露光装置におけるウエハとレチクルを相対位
置合わせするアライメントについても高精度化が必要と
されている。投影露光装置は高解像度の露光装置である
と同時に高精度な位置検出装置としての機能も要求され
ている。
【0005】図3は従来の半導体素子製造用の投影露光
装置で用いられているアライメント用の位置検出光学系
の構成を示したものである。ウエハ4の表面内に図に示
したようにx,y軸を取るが、露光装置の位置検出系は
x及びy方向が同様なので、ここではy方向の計測につ
いて説明する。ここで位置検出光学系とは光源から検出
に到るまでの全ての光学系を総称した名称として用いて
いる。
装置で用いられているアライメント用の位置検出光学系
の構成を示したものである。ウエハ4の表面内に図に示
したようにx,y軸を取るが、露光装置の位置検出系は
x及びy方向が同様なので、ここではy方向の計測につ
いて説明する。ここで位置検出光学系とは光源から検出
に到るまでの全ての光学系を総称した名称として用いて
いる。
【0006】不図示のHe−Neレーザー等の光源から
出射した光は、ファイバー12を通して照明光学系11
に導かれる。光は偏光ビームスプリッタ10により紙面
に垂直なS偏光成分が反射され、λ/4板7を透過して
円偏光に変換される。その後、光は結像光学系6を介し
て開口絞り(対物絞り)101で制限されて結像光学系
5,ミラー30,投影露光光学系1を介し、xyz方向
に駆動可能なステージ2の上に置かれたウエハ4上に作
成されたマーク(アライメントマーク)31をケーラー
照明する。
出射した光は、ファイバー12を通して照明光学系11
に導かれる。光は偏光ビームスプリッタ10により紙面
に垂直なS偏光成分が反射され、λ/4板7を透過して
円偏光に変換される。その後、光は結像光学系6を介し
て開口絞り(対物絞り)101で制限されて結像光学系
5,ミラー30,投影露光光学系1を介し、xyz方向
に駆動可能なステージ2の上に置かれたウエハ4上に作
成されたマーク(アライメントマーク)31をケーラー
照明する。
【0007】ここで結像光学系5,6の間に配置した開
口絞り101は、照明系の瞳面と共役の位置(検出系像
面のフーリエ変換面)に、照明光束を制限すると共に検
出系の取り込みNAを決定している。
口絞り101は、照明系の瞳面と共役の位置(検出系像
面のフーリエ変換面)に、照明光束を制限すると共に検
出系の取り込みNAを決定している。
【0008】マーク31からの反射光、あるいは散乱光
は再び投影露光光学系1,ミラー30,結像光学系5,
開口絞り101,結像光学系6を通過した後、λ/4板
7を経て今度は紙面内成分であるP偏光に変換される。
P偏光に変換された光は偏光ビームスプリッター10を
透過し、結像レンズ8によってCCDカメラ等の光電変
換素子9上に前記マーク31の像を結像させる。該光電
変換素子9で検出された信号は画像処理されてマーク3
1の位置が高精度で検出され、該検出値からステージ2
を駆動してウエハ4の位置合わせを行っている。
は再び投影露光光学系1,ミラー30,結像光学系5,
開口絞り101,結像光学系6を通過した後、λ/4板
7を経て今度は紙面内成分であるP偏光に変換される。
P偏光に変換された光は偏光ビームスプリッター10を
透過し、結像レンズ8によってCCDカメラ等の光電変
換素子9上に前記マーク31の像を結像させる。該光電
変換素子9で検出された信号は画像処理されてマーク3
1の位置が高精度で検出され、該検出値からステージ2
を駆動してウエハ4の位置合わせを行っている。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】図3に示す半導体
素子製造用の投影露光装置に用いられている位置検出光
学系においては、いくつかの検出精度を低下させる要因
が存在している。
素子製造用の投影露光装置に用いられている位置検出光
学系においては、いくつかの検出精度を低下させる要因
が存在している。
【0010】第1に挙げられるのは検出用光束の波長に
伴う問題である。このような位置検出装置ではアライメ
ント用の光源として、検出時の露光を防ぐ為非露光光を
用いることが普通である。投影露光光学系1は露光波長
に対して最適化されている為、非露光光の波長では収差
を持っており、又製造誤差による影響もあって検出時に
計測誤差を発生させる要因となる。
伴う問題である。このような位置検出装置ではアライメ
ント用の光源として、検出時の露光を防ぐ為非露光光を
用いることが普通である。投影露光光学系1は露光波長
に対して最適化されている為、非露光光の波長では収差
を持っており、又製造誤差による影響もあって検出時に
計測誤差を発生させる要因となる。
【0011】第2の要因はケーラー照明に関する問題で
ある。該ケーラー照明において照明をσ=0 で使用する
のは、光量や結像時における空間周波数のカットオフの
問題がある為実用上困難で、一般には有限の大きさの発
光面を持った光源が用いられる。例えば実際にはレーザ
ー光源からの光をファイバーで照明系に導光したり、ラ
ンプそのものを光源として用いたりする。
ある。該ケーラー照明において照明をσ=0 で使用する
のは、光量や結像時における空間周波数のカットオフの
問題がある為実用上困難で、一般には有限の大きさの発
光面を持った光源が用いられる。例えば実際にはレーザ
ー光源からの光をファイバーで照明系に導光したり、ラ
ンプそのものを光源として用いたりする。
【0012】σがゼロでない為検出対象面のウエハ面で
は光軸に対してある角度を持った照明光が存在する。ケ
ーラー照明は検出面を一様に照明する手法であるが、検
出光学系の瞳面の分布である有効光源の一様性まで保証
するものではない。従って有効光源の光強度分布がマー
ク(アライメントマーク)の計測方向に対して対称でな
い場合、即ち検出面に対する照明光の入射角分布が非対
称な場合、観察されるマーク像の光強度分布が対称に照
明されたものと異なり、計測誤差を発生させるという問
題が生じてくる。
は光軸に対してある角度を持った照明光が存在する。ケ
ーラー照明は検出面を一様に照明する手法であるが、検
出光学系の瞳面の分布である有効光源の一様性まで保証
するものではない。従って有効光源の光強度分布がマー
ク(アライメントマーク)の計測方向に対して対称でな
い場合、即ち検出面に対する照明光の入射角分布が非対
称な場合、観察されるマーク像の光強度分布が対称に照
明されたものと異なり、計測誤差を発生させるという問
題が生じてくる。
【0013】図4(A)は図3に示すy方向の位置検出
を行う為のy方向計測用のマーク31の鳥瞰図、図4
(B)は該マーク31をx方向から見た断面図、図4
(C)は光電変換素子9面上で観察される信号波形を示
す。
を行う為のy方向計測用のマーク31の鳥瞰図、図4
(B)は該マーク31をx方向から見た断面図、図4
(C)は光電変換素子9面上で観察される信号波形を示
す。
【0014】有効光源の分布は光源の発光強度分布と等
価なので、検出面では該発光領域の強度に依存した入射
角度の強度分布を生じる。図4で32aをマーク31に
対して垂直に入射する光、32bと32cをそれぞれ垂
直方向に対して角度が等しいが、方向の異なる方向から
の入射光とし、段差構造を持ったマーク31を照明して
位置検出を行うケースを考える。
価なので、検出面では該発光領域の強度に依存した入射
角度の強度分布を生じる。図4で32aをマーク31に
対して垂直に入射する光、32bと32cをそれぞれ垂
直方向に対して角度が等しいが、方向の異なる方向から
の入射光とし、段差構造を持ったマーク31を照明して
位置検出を行うケースを考える。
【0015】図に示すように光束32bの照明光強度
が、光束32cの照明光強度より弱いとすると、マーク
31を検出する場合、マークエッジ部の散乱光強度に差
が発生し正確な位置検出ができないという問題が発生す
る。
が、光束32cの照明光強度より弱いとすると、マーク
31を検出する場合、マークエッジ部の散乱光強度に差
が発生し正確な位置検出ができないという問題が発生す
る。
【0016】簡単の為マークの断面形状を完全に対称で
あると仮定すれば、マークエッジからの散乱光の干渉条
件の差は考慮しなくてよいが、このように理想的な場合
でも、光束32cの方が光束32bよりも強度が強けれ
ばマークエッジ部での光の散乱の様子が異なる。この結
果、得られるマークの画像信号は図4(C)に見られる
ようにマーク中心34に対して非対称となる。即ち、マ
ーク自体が対称であるにもかかわらず、照明条件が非対
称だと検出する画像信号の波形が歪んでしまい、正確な
マーク位置の検出が困難となる。勿論、光束32bと光
束32cの強度が等しければ対称性より、波形は完全に
対称な形となる。
あると仮定すれば、マークエッジからの散乱光の干渉条
件の差は考慮しなくてよいが、このように理想的な場合
でも、光束32cの方が光束32bよりも強度が強けれ
ばマークエッジ部での光の散乱の様子が異なる。この結
果、得られるマークの画像信号は図4(C)に見られる
ようにマーク中心34に対して非対称となる。即ち、マ
ーク自体が対称であるにもかかわらず、照明条件が非対
称だと検出する画像信号の波形が歪んでしまい、正確な
マーク位置の検出が困難となる。勿論、光束32bと光
束32cの強度が等しければ対称性より、波形は完全に
対称な形となる。
【0017】実際の信号の非対称性はマーク31の段差
の構造の違いや、レジスト等の半導体素子製造工程の違
いによっても生じる。又、エッジの散乱特性は入射光の
強度に比例したり、反比例したりと千差万別な様相を示
して信号の非対称性の発生を複雑化させる。しかしなが
ら、装置自身としてはまず位置検出方向における照明光
の入射角強度の非対称性によるマークの計測誤差を取り
除くことが重要となってくる。
の構造の違いや、レジスト等の半導体素子製造工程の違
いによっても生じる。又、エッジの散乱特性は入射光の
強度に比例したり、反比例したりと千差万別な様相を示
して信号の非対称性の発生を複雑化させる。しかしなが
ら、装置自身としてはまず位置検出方向における照明光
の入射角強度の非対称性によるマークの計測誤差を取り
除くことが重要となってくる。
【0018】従来より、このような現象を解決する方法
として瞳面や像面に拡散板や空間フィルター等のフィル
タを配置し、光強度及び角度分布の均一化を図ってい
た。ところがこのように拡散板を用いると光強度の均一
度に反比例して物体面での光量の減少を引き起こし、半
導体素子の製造工程によってアライメントマークの検出
が困難になる場合がある。
として瞳面や像面に拡散板や空間フィルター等のフィル
タを配置し、光強度及び角度分布の均一化を図ってい
た。ところがこのように拡散板を用いると光強度の均一
度に反比例して物体面での光量の減少を引き起こし、半
導体素子の製造工程によってアライメントマークの検出
が困難になる場合がある。
【0019】或は、本出願人が先の特願平7−2922
23号で提案している方法で、計測精度の向上を図るこ
とができる。しかしこの方法で調整シロが大きくなって
しまう場合、光軸傾きによるデフォーカス時の測定誤差
(以下「デフォーカス特性」と呼ぶ。)の影響が無視で
きなくなる。
23号で提案している方法で、計測精度の向上を図るこ
とができる。しかしこの方法で調整シロが大きくなって
しまう場合、光軸傾きによるデフォーカス時の測定誤差
(以下「デフォーカス特性」と呼ぶ。)の影響が無視で
きなくなる。
【0020】これは、ウエハ平面度が悪く(ウエハ内に
凹凸がある場合)、各々の位置検出マークを検出系に対
してベストフォーカス面に追い込めない場合、該位置検
出マークをデフォーカスした状態で検出しなければなら
ない。従って検出系のデフォーカス特性が悪い時、位置
検出マークがズレて検出されてしまい、測定誤差を発生
する。
凹凸がある場合)、各々の位置検出マークを検出系に対
してベストフォーカス面に追い込めない場合、該位置検
出マークをデフォーカスした状態で検出しなければなら
ない。従って検出系のデフォーカス特性が悪い時、位置
検出マークがズレて検出されてしまい、測定誤差を発生
する。
【0021】本発明はレチクルとウエハとの相対的な位
置合わせを行った後にレチクル面上のパターンをウエハ
上に投影露光する際に、被検物体として例えばウエハ面
又は該ウエハを載置する基板上に設けた調整マーク(ア
ライメントマーク)を適切に設定した照明系からの光束
で照明することによって所定面上に該調整マークの像を
良好に形成し、ウエハの位置検出を高精度に行い、高集
積度のデバイスが容易に製造することができる投影露光
装置に好適な位置検出装置及びそれを用いたデバイスの
製造方法の提供を目的とする。
置合わせを行った後にレチクル面上のパターンをウエハ
上に投影露光する際に、被検物体として例えばウエハ面
又は該ウエハを載置する基板上に設けた調整マーク(ア
ライメントマーク)を適切に設定した照明系からの光束
で照明することによって所定面上に該調整マークの像を
良好に形成し、ウエハの位置検出を高精度に行い、高集
積度のデバイスが容易に製造することができる投影露光
装置に好適な位置検出装置及びそれを用いたデバイスの
製造方法の提供を目的とする。
【0022】
【課題を解決する為の手段】本発明の位置検出装置は、 (1-1)被検物体上又は該被検物体を載置している基板上
に設けた調整マークを照明系からの光束で照明し、該調
整マークを検出系で所定面上に結像させることによって
該被検物体の所定方向の位置検出を行う際、該照明系は
その瞳面上において、位置検出方向では通過光量の変化
がなく、該瞳面の周辺部では通過光量を調整することが
できるようにした光学部材を有していることを特徴とし
ている。
に設けた調整マークを照明系からの光束で照明し、該調
整マークを検出系で所定面上に結像させることによって
該被検物体の所定方向の位置検出を行う際、該照明系は
その瞳面上において、位置検出方向では通過光量の変化
がなく、該瞳面の周辺部では通過光量を調整することが
できるようにした光学部材を有していることを特徴とし
ている。
【0023】特に、 (1-1-1)前記光学部材は前記照明系の瞳面上において位
置検出方向の光束は遮光せず、該瞳面の周辺部の一部の
光束を遮光する開口絞りより成っていること。
置検出方向の光束は遮光せず、該瞳面の周辺部の一部の
光束を遮光する開口絞りより成っていること。
【0024】(1-1-2)前記光学部材は前記検出系で得ら
れる前記調整マークに関する検出信号に基づいて前記照
明系の瞳面上での光束通過状態を調整していること。
れる前記調整マークに関する検出信号に基づいて前記照
明系の瞳面上での光束通過状態を調整していること。
【0025】(1-1-3)前記光学部材は四角形状の開口部
を有する開口絞りより成り、該四角形状の対角線方向が
位置検出方向に一致するように配置していること。
を有する開口絞りより成り、該四角形状の対角線方向が
位置検出方向に一致するように配置していること。
【0026】(1-1-4)前記検出系で得られる前記調整マ
ークに基づく検出信号より前記光学部材による調整量を
演算処理部で算出し、前記照明系の光学特性を判別して
いること。
ークに基づく検出信号より前記光学部材による調整量を
演算処理部で算出し、前記照明系の光学特性を判別して
いること。
【0027】(1-1-5)前記演算処理部からの算出信号に
基づいて駆動部で前記光学部材を位置検出方向に駆動さ
せていること。
基づいて駆動部で前記光学部材を位置検出方向に駆動さ
せていること。
【0028】(1-1-6)前記調整マークが回転可能な機構
の上に搭載されていること。
の上に搭載されていること。
【0029】(1-1-7)前記照明系の調整状態の検定を前
記調整マークを互いに180°回転させた2つの状態で
観察し、該2つの状態の観察から計算される評価値を用
いて行うこと。
記調整マークを互いに180°回転させた2つの状態で
観察し、該2つの状態の観察から計算される評価値を用
いて行うこと。
【0030】(1-1-8)前記検出系で得られた検出信号か
ら求められる評価値が所定の基準値から外れていた場
合、前記光学部材を位置検出方向に移動させて前記照明
系の瞳面を通過する光量を調整していること。等を特徴
としている。
ら求められる評価値が所定の基準値から外れていた場
合、前記光学部材を位置検出方向に移動させて前記照明
系の瞳面を通過する光量を調整していること。等を特徴
としている。
【0031】本発明のデバイスの製造方法は、構成要件
(1-1)の位置検出装置を用いてレチクルとウエハとの位
置合わせを行った後に該レチクル面上のパターンをウエ
ハに投影露光し、その後該ウエハを現像処理してデバイ
スを製造していることを特徴としている。
(1-1)の位置検出装置を用いてレチクルとウエハとの位
置合わせを行った後に該レチクル面上のパターンをウエ
ハに投影露光し、その後該ウエハを現像処理してデバイ
スを製造していることを特徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の位置検出装置を半
導体素子製造用の投影露光装置に適用したときの実施形
態1の要部概略図である。図中、座標軸はウエハ4の表
面内に図に示したようにx,y軸を取っている。同図に
示す投影露光装置の位置検出光学系はx及びy方向の計
測は同等なので、以下はy方向の計測(位置検出)につ
いて説明する。
導体素子製造用の投影露光装置に適用したときの実施形
態1の要部概略図である。図中、座標軸はウエハ4の表
面内に図に示したようにx,y軸を取っている。同図に
示す投影露光装置の位置検出光学系はx及びy方向の計
測は同等なので、以下はy方向の計測(位置検出)につ
いて説明する。
【0033】図1においてELはステージ2上に設けた
調整マーク14を照明する照明系を示し、DLはステー
ジ2上の調整マーク14の像を所定面上に形成して調整
マーク14の位置を検出する検出系を示している。
調整マーク14を照明する照明系を示し、DLはステー
ジ2上の調整マーク14の像を所定面上に形成して調整
マーク14の位置を検出する検出系を示している。
【0034】本実施形態において位置検出光学系は照明
系EL、検出系DL、そして投影露光光学系1等の各要
素より成っている。
系EL、検出系DL、そして投影露光光学系1等の各要
素より成っている。
【0035】図1においてHe−Neレーザーあるいは
その他の非露光光源で構成される光源13から出射した
光(検出光)はファイバー12を通して照明系レンズ1
5に入射している。照明系レンズ15はファイバー12
の射出面(瞳面)12bを所定面に結像している。この
ときの所定面に照明系の開口絞り16を配置している。
開口絞り16は後述するウエハ4の位置検出方向(y方
向)で光軸と直交する面内に移動可能となっており、こ
れによって照明系の瞳面を通過する光量を制御して照明
系の光学重心を調整して最適な照明系を構成している。
その他の非露光光源で構成される光源13から出射した
光(検出光)はファイバー12を通して照明系レンズ1
5に入射している。照明系レンズ15はファイバー12
の射出面(瞳面)12bを所定面に結像している。この
ときの所定面に照明系の開口絞り16を配置している。
開口絞り16は後述するウエハ4の位置検出方向(y方
向)で光軸と直交する面内に移動可能となっており、こ
れによって照明系の瞳面を通過する光量を制御して照明
系の光学重心を調整して最適な照明系を構成している。
【0036】開口絞り16の開口を通過した光束は照明
光学系11に入射する。照明光学系11からの光は偏光
ビームスプリッタ10により紙面に垂直なS偏光成分が
反射され、λ/4板7を透過して円偏光に変換される。
光学系11に入射する。照明光学系11からの光は偏光
ビームスプリッタ10により紙面に垂直なS偏光成分が
反射され、λ/4板7を透過して円偏光に変換される。
【0037】その後、光は結像光学系6を介して開口絞
り(対物絞り)101で制限されて、結像光学系5,投
影露光光学系1を介してxyz方向に駆動可能なステー
ジ2の上又はステージ2上に置かれたウエハ4上に作成
された矩形段差構造を持つ調整マーク14を照明する。
り(対物絞り)101で制限されて、結像光学系5,投
影露光光学系1を介してxyz方向に駆動可能なステー
ジ2の上又はステージ2上に置かれたウエハ4上に作成
された矩形段差構造を持つ調整マーク14を照明する。
【0038】調整マーク14からの反射光、あるいは散
乱光は再び順に投影露光光学系1,結像光学系5,開口
絞り101,結像光学系6を通過した後、λ/4板7を
経て今度は紙面内成分であるP偏光に変換される。P偏
光に変換された光は偏光ビームスプリッタ10を透過
し、結像レンズ8によってCCDカメラ等の光電変換素
子9上に前記調整マーク14の像を結像させる。該光電
変換素子9で検出された信号は画像処理されて調整マー
ク14の位置が検出され、該検出値からステージ2を駆
動してウエハ4の位置合わせを行っている。
乱光は再び順に投影露光光学系1,結像光学系5,開口
絞り101,結像光学系6を通過した後、λ/4板7を
経て今度は紙面内成分であるP偏光に変換される。P偏
光に変換された光は偏光ビームスプリッタ10を透過
し、結像レンズ8によってCCDカメラ等の光電変換素
子9上に前記調整マーク14の像を結像させる。該光電
変換素子9で検出された信号は画像処理されて調整マー
ク14の位置が検出され、該検出値からステージ2を駆
動してウエハ4の位置合わせを行っている。
【0039】本実施形態では開口絞り16を位置検出方
向に駆動させて照明系ELからの光束が調整マーク14
に入射するときの角度分布を変えている。即ち、照明系
ELの光学重心を変えている。このとき照明系の光学重
心を調整マーク14からの信号を用いて変えている。
向に駆動させて照明系ELからの光束が調整マーク14
に入射するときの角度分布を変えている。即ち、照明系
ELの光学重心を変えている。このとき照明系の光学重
心を調整マーク14からの信号を用いて変えている。
【0040】調整マークは図9に示す構造を持ったメカ
ニズムの上に形成されている。即ち調整マーク14は第
2基板21の上に取り付けられている。第2基板21は
z軸方向の調整が可能となるようにピエゾ素子等の歪電
素子22を介して第1基板23の上に載置されており、
更に第1基板23は回転軸24によって保持されてい
る。
ニズムの上に形成されている。即ち調整マーク14は第
2基板21の上に取り付けられている。第2基板21は
z軸方向の調整が可能となるようにピエゾ素子等の歪電
素子22を介して第1基板23の上に載置されており、
更に第1基板23は回転軸24によって保持されてい
る。
【0041】このような構造を持っている為ピエゾ素子
22の印加電圧を制御することで調整マーク14のフォ
ーカスを調整でき、更に調整マーク14を所定の角度回
転することが可能となっている。特に調整マーク14を
180°回転させて観察し、回転前の観察と比較して調
整マーク14構造自体の非対称性による影響を削除して
いる。又、調整マーク14のように特別なマークを装置
に設けると、ウエハと関係なく簡易に計測でき、且つ安
定した調整基準を持つことが可能となる。これによって
純粋に照明系ELが有するオフセットを観察している。
22の印加電圧を制御することで調整マーク14のフォ
ーカスを調整でき、更に調整マーク14を所定の角度回
転することが可能となっている。特に調整マーク14を
180°回転させて観察し、回転前の観察と比較して調
整マーク14構造自体の非対称性による影響を削除して
いる。又、調整マーク14のように特別なマークを装置
に設けると、ウエハと関係なく簡易に計測でき、且つ安
定した調整基準を持つことが可能となる。これによって
純粋に照明系ELが有するオフセットを観察している。
【0042】ここでは特別にステージ2上に調整マーク
を設けたが、同じことは同様のマークを持つウエハある
いはそれに類するマークを持つウエハを用いて行うこと
も可能である。
を設けたが、同じことは同様のマークを持つウエハある
いはそれに類するマークを持つウエハを用いて行うこと
も可能である。
【0043】今、便宜上位置検出光学系の瞳面の光学重
心が計測方向(y方向)を含む面内で光軸に関して対称
ではあるが、例えば検出光の波長に対して投影露光光学
系を含む位置検出光学系が全体として偏心コマ収差を持
つものと仮定する。
心が計測方向(y方向)を含む面内で光軸に関して対称
ではあるが、例えば検出光の波長に対して投影露光光学
系を含む位置検出光学系が全体として偏心コマ収差を持
つものと仮定する。
【0044】図6はそのときの調整マーク14への入射
光と反射光(散乱光)そして出力信号の模式図である。
図6(A)は位置検出方向に断面の段差形状を持った調
整マーク14と照明光41、及び偏心コマを考慮した散
乱光42a,42bを示している。
光と反射光(散乱光)そして出力信号の模式図である。
図6(A)は位置検出方向に断面の段差形状を持った調
整マーク14と照明光41、及び偏心コマを考慮した散
乱光42a,42bを示している。
【0045】図6(B)は図6(A)の状態での調整マ
ーク14に基づく画像信号である。マークエッジ部から
の検出光はマーク中心に対して非対称な波形となってい
る。ここで一方のエッジの強度をa、もう一方のエッジ
の強度をb、マーク全体の強度をcとして、評価値E
を、 E=(a−b)/c ‥‥(1) とする。
ーク14に基づく画像信号である。マークエッジ部から
の検出光はマーク中心に対して非対称な波形となってい
る。ここで一方のエッジの強度をa、もう一方のエッジ
の強度をb、マーク全体の強度をcとして、評価値E
を、 E=(a−b)/c ‥‥(1) とする。
【0046】本実施形態では(1)式で定義した評価値
Eが所定値となるように開口絞り16を用いて位置検出
光学系の調整状態、即ち光学重心の最適化を行ってい
る。
Eが所定値となるように開口絞り16を用いて位置検出
光学系の調整状態、即ち光学重心の最適化を行ってい
る。
【0047】図5は本実施形態において光学重心の最適
化を行うときのフローチャートである。調整は段差を持
つウエハを用いても行うことができるが、ここでは図1
に従って、調整マーク14を用いた場合について説明す
る。
化を行うときのフローチャートである。調整は段差を持
つウエハを用いても行うことができるが、ここでは図1
に従って、調整マーク14を用いた場合について説明す
る。
【0048】まず調整マーク14を回転がない初期状態
において図9に示すピエゾ素子22を用いてフォーカス
位置に駆動して、該調整マーク14の画像データの取り
込みを行う。この状態での計測を添字 nを付けて表す事
とし、図6(B)に示すように得られた画像データのエ
ッジ信号の高さをan ,bn 、信号の全体強度をcnと
し、(1)式より評価値En を求める。
において図9に示すピエゾ素子22を用いてフォーカス
位置に駆動して、該調整マーク14の画像データの取り
込みを行う。この状態での計測を添字 nを付けて表す事
とし、図6(B)に示すように得られた画像データのエ
ッジ信号の高さをan ,bn 、信号の全体強度をcnと
し、(1)式より評価値En を求める。
【0049】次に調整マーク14を回転軸24により1
80°回転して、再びピエゾ素子22によりフォーカス
駆動を行って画像データを取り込む。この状態での計測
を添字 rを付けて表す事とし、得られた画像データのエ
ッジ信号の高さをar ,br、信号の全体強度をcr と
し、(1)式より評価値En を求める。その後、2つの
評価値を平均化して E0 =(En +Er )/2 ‥‥(2) を最終評価値とする。
80°回転して、再びピエゾ素子22によりフォーカス
駆動を行って画像データを取り込む。この状態での計測
を添字 rを付けて表す事とし、得られた画像データのエ
ッジ信号の高さをar ,br、信号の全体強度をcr と
し、(1)式より評価値En を求める。その後、2つの
評価値を平均化して E0 =(En +Er )/2 ‥‥(2) を最終評価値とする。
【0050】評価値E0 が所定の判断基準Ethよりも小
さければ、位置検出光学系の調整が十分になされている
ことになり通常のアライメント・ルーチンを続けること
ができる。なお、判断基準Ethは位置検出装置ごとに、
発生する工程間オフセットが許容範囲となるような判断
基準値として予め設定されている。評価値E0 が判断基
準Eth よりも大きい場合は評価値E0 に関する情報を
CRT等の表示手段に表示する。この場合は位置検出光
学系の調整が不十分である為評価値E0 の値が判断基準
Eth以下になるまで開口絞り16の位置を調整して光学
重心の最適化を繰り返し行っている。
さければ、位置検出光学系の調整が十分になされている
ことになり通常のアライメント・ルーチンを続けること
ができる。なお、判断基準Ethは位置検出装置ごとに、
発生する工程間オフセットが許容範囲となるような判断
基準値として予め設定されている。評価値E0 が判断基
準Eth よりも大きい場合は評価値E0 に関する情報を
CRT等の表示手段に表示する。この場合は位置検出光
学系の調整が不十分である為評価値E0 の値が判断基準
Eth以下になるまで開口絞り16の位置を調整して光学
重心の最適化を繰り返し行っている。
【0051】以上述べたように調整マーク14を回転し
ないときの画像データと、180°回転したときの画像
データを用いることで、使用する調整マーク14が保有
する非対称性によるオフセットの影響を除去している。
従って調整マーク14の段差構造がマーク中心34(図
4(C))に対して完全に対称なことが予め分かってい
る場合は調整マーク14を180°回転して計測すると
いう操作を割愛することができる。又180°の回転に
より発生するオフセット量が予め分かっている場合も、
回転操作を割愛し、代わりに該オフセット量を評価値E
n に反映させて最終評価値E0 を求めても良い。
ないときの画像データと、180°回転したときの画像
データを用いることで、使用する調整マーク14が保有
する非対称性によるオフセットの影響を除去している。
従って調整マーク14の段差構造がマーク中心34(図
4(C))に対して完全に対称なことが予め分かってい
る場合は調整マーク14を180°回転して計測すると
いう操作を割愛することができる。又180°の回転に
より発生するオフセット量が予め分かっている場合も、
回転操作を割愛し、代わりに該オフセット量を評価値E
n に反映させて最終評価値E0 を求めても良い。
【0052】これまでの説明は一方向の調整、即ち図1
のy方向の計測の調整について述べてきたが、最終的な
位置合わせは二次元的にせねばならない。その場合、前
記方向と直交する方向、即ち図1のx方向についての調
整も同様に行うことができる。即ちx方向については調
整マーク14を90°,270°と回転させ、y方向と
同様に互いに180°異なる2つの状態にして計測を行
って、1つの調整マーク14でx,y両方向を賄ってい
る。1つの調整マークを用いると省スペースとなると同
時に、調整マーク自体が2つの方向で共通となる為、オ
フセットの管理上からも実用的に価値が大きい。
のy方向の計測の調整について述べてきたが、最終的な
位置合わせは二次元的にせねばならない。その場合、前
記方向と直交する方向、即ち図1のx方向についての調
整も同様に行うことができる。即ちx方向については調
整マーク14を90°,270°と回転させ、y方向と
同様に互いに180°異なる2つの状態にして計測を行
って、1つの調整マーク14でx,y両方向を賄ってい
る。1つの調整マークを用いると省スペースとなると同
時に、調整マーク自体が2つの方向で共通となる為、オ
フセットの管理上からも実用的に価値が大きい。
【0053】次に本実施形態に係る開口絞り16の構成
及びその光学的作用について説明する。
及びその光学的作用について説明する。
【0054】図7は位置検出光学系における瞳面形状の
説明図である。図7(B)の実線で示されている円10
2は位置検出光学系の開口絞り(図1の対物絞り101
に相当)を表わし、円103は照明系の開口絞り(図1
の開口絞り16に相当)を表わしている。この中で瞳の
計測方向の直径上では照明系からの光束の一部が対物絞
り102に蹴られ、斜線部は光束が来ない部分を示して
いる。これによって瞳の偏心を行っている。
説明図である。図7(B)の実線で示されている円10
2は位置検出光学系の開口絞り(図1の対物絞り101
に相当)を表わし、円103は照明系の開口絞り(図1
の開口絞り16に相当)を表わしている。この中で瞳の
計測方向の直径上では照明系からの光束の一部が対物絞
り102に蹴られ、斜線部は光束が来ない部分を示して
いる。これによって瞳の偏心を行っている。
【0055】図10(A),(B)に図7(B)の円形
状絞りを用いて測定した時(検出系に収差が存在してい
る場合)の瞳の偏心に対する評価値Eの変化及びデフォ
ーカス特性の変化をそれぞれ示す。図10(A)はσ=
1の時のデータを示しており、図10(B)には、この
時のデフォーカス特性を1μmデフォーカスに対する計
測誤差量として表わしている。
状絞りを用いて測定した時(検出系に収差が存在してい
る場合)の瞳の偏心に対する評価値Eの変化及びデフォ
ーカス特性の変化をそれぞれ示す。図10(A)はσ=
1の時のデータを示しており、図10(B)には、この
時のデフォーカス特性を1μmデフォーカスに対する計
測誤差量として表わしている。
【0056】一方、図7(A)に示す様に開口絞りを四
角形状にした四角形状絞り104を用い更に計測方向に
その対角が一致する様に配置し、瞳を偏心させた時の評
価値E、及びデフォーカス特性の変化を図11(A),
(B)に示す。
角形状にした四角形状絞り104を用い更に計測方向に
その対角が一致する様に配置し、瞳を偏心させた時の評
価値E、及びデフォーカス特性の変化を図11(A),
(B)に示す。
【0057】図7(B)に示す円形絞りと図7(A)に
示す四角形状絞りを用いた時の特性を示す図10,図1
1を比較すると図11の四角形状絞りを用いた場合の方
が、円形絞りを用いた場合よりデフォーカス特性の変化
が小さい。
示す四角形状絞りを用いた時の特性を示す図10,図1
1を比較すると図11の四角形状絞りを用いた場合の方
が、円形絞りを用いた場合よりデフォーカス特性の変化
が小さい。
【0058】そこで本実施形態では円形絞りの代わり
に、四角形状絞りを用いる事によって検出系の調整を容
易とし、かつデフォーカス特性の劣化を抑えて調整を可
能としている。
に、四角形状絞りを用いる事によって検出系の調整を容
易とし、かつデフォーカス特性の劣化を抑えて調整を可
能としている。
【0059】図1の実施形態1ではファイバー12の射
出面12bを照明系レンズ15で結像させ、そのときの
結像面に開口絞り16を配置して瞳面を形成したが、瞳
面の形成方法はこれに限定されるものではない。
出面12bを照明系レンズ15で結像させ、そのときの
結像面に開口絞り16を配置して瞳面を形成したが、瞳
面の形成方法はこれに限定されるものではない。
【0060】例えばファイバー12の出射面12bを瞳
面とする場合、ファイバー12の出射面12bを上述の
四角形状にしても良い。従って、検出系の像面のフーリ
エ変換面、つまり瞳面の瞳形状を上述の形状にするもの
であればどのようなものでも良い。
面とする場合、ファイバー12の出射面12bを上述の
四角形状にしても良い。従って、検出系の像面のフーリ
エ変換面、つまり瞳面の瞳形状を上述の形状にするもの
であればどのようなものでも良い。
【0061】又、上述では、瞳を四角形状としたが形状
に関してはこれに限定されるものではなく、照明光の瞳
面の計測方向に垂直方向でNAの高い領域の光量分布を
効率的に変化させる形状であれば良い。従って、照明系
の瞳面に液晶等の空間フィルタを配置し、NAの高い領
域の遮光状態を変えて光量分布を変化させ、波形調整す
るようにしても良い。
に関してはこれに限定されるものではなく、照明光の瞳
面の計測方向に垂直方向でNAの高い領域の光量分布を
効率的に変化させる形状であれば良い。従って、照明系
の瞳面に液晶等の空間フィルタを配置し、NAの高い領
域の遮光状態を変えて光量分布を変化させ、波形調整す
るようにしても良い。
【0062】次に本実施形態において四角形状絞りを用
いたときの効果について説明する。図12(A)はσ=
1の時の円形絞り109、図12(B)は対物絞り10
2に内接する四角形状絞り110、図12(C)は対物
絞り102に内接も外接もしない中間の四角形状絞り1
11をそれぞれ偏心させた時の概略図を表している。こ
の中で一点破線で示されたのは、位置検出方向(y方
向)と直交方向の光学重心の分布を表している。この光
学重心部分の移動がマーク検出波形、及びデフォーカス
特性に影響している。
いたときの効果について説明する。図12(A)はσ=
1の時の円形絞り109、図12(B)は対物絞り10
2に内接する四角形状絞り110、図12(C)は対物
絞り102に内接も外接もしない中間の四角形状絞り1
11をそれぞれ偏心させた時の概略図を表している。こ
の中で一点破線で示されたのは、位置検出方向(y方
向)と直交方向の光学重心の分布を表している。この光
学重心部分の移動がマーク検出波形、及びデフォーカス
特性に影響している。
【0063】一方図13には、それぞれの絞りについ
て、瞳偏心させた時の光学重心分布の変化を表してい
る。光学重心分布113に比べ光学重心分布114で示
されている方が瞳偏心が大きい場合である。又、このグ
ラフは光軸に対称の為、光軸から上半分の光学重心分布
だけを表している。
て、瞳偏心させた時の光学重心分布の変化を表してい
る。光学重心分布113に比べ光学重心分布114で示
されている方が瞳偏心が大きい場合である。又、このグ
ラフは光軸に対称の為、光軸から上半分の光学重心分布
だけを表している。
【0064】円形絞りの場合(図13(A))、瞳偏心
に対する光学重心分布の変化は、すべての高さで一様に
シフトしていく事がわかる。それに対して、四角形状絞
りを用いた場合(図13(B),(C))、光軸近辺の
光学重心移動に比べ、NAの高い所(瞳の周辺部)の移
動の方が大きくなっている。検出マーク波形の非対称性
は検出系の偏心コマ収差等の影響による。この様な収差
は、瞳の周辺部(NAの高い所)の光束で効き量が大き
くなる。
に対する光学重心分布の変化は、すべての高さで一様に
シフトしていく事がわかる。それに対して、四角形状絞
りを用いた場合(図13(B),(C))、光軸近辺の
光学重心移動に比べ、NAの高い所(瞳の周辺部)の移
動の方が大きくなっている。検出マーク波形の非対称性
は検出系の偏心コマ収差等の影響による。この様な収差
は、瞳の周辺部(NAの高い所)の光束で効き量が大き
くなる。
【0065】更に上述してきた位置検出光学系におい
て、照明光の瞳面の光学重心を検出系の瞳に対して偏心
させると、検出マークからの光情報(反射光、散乱光
等)もそれに追随して変化する。つまり、検出マークの
非対称性は、照明光の瞳面に於ける周辺部の光量分布
(光学重心)の調整で敏感に波形調整できる。それに対
しデフォーカス特性は主として光軸近辺の光学重心の分
布に大きく影響されている。従って、円形絞り109に
対して、四角形状絞り110,111の方が瞳偏心によ
る光軸近辺の光学重心変化が小さいので、デフォーカス
特性の劣化を抑えて波形調整が可能となる。
て、照明光の瞳面の光学重心を検出系の瞳に対して偏心
させると、検出マークからの光情報(反射光、散乱光
等)もそれに追随して変化する。つまり、検出マークの
非対称性は、照明光の瞳面に於ける周辺部の光量分布
(光学重心)の調整で敏感に波形調整できる。それに対
しデフォーカス特性は主として光軸近辺の光学重心の分
布に大きく影響されている。従って、円形絞り109に
対して、四角形状絞り110,111の方が瞳偏心によ
る光軸近辺の光学重心変化が小さいので、デフォーカス
特性の劣化を抑えて波形調整が可能となる。
【0066】以上の事から、先の実験結果も説明するこ
とができる。又このグラフから類推できるように、対物
絞りに内接する四角形状絞りより、内接と外接の中間と
なる四角形状絞り111を用いた方が、よりデフォーカ
ス特性の劣化を抑えて検出系の調整が可能となる。
とができる。又このグラフから類推できるように、対物
絞りに内接する四角形状絞りより、内接と外接の中間と
なる四角形状絞り111を用いた方が、よりデフォーカ
ス特性の劣化を抑えて検出系の調整が可能となる。
【0067】尚、対物絞りに外接する四角形状絞りにつ
いて、本実施形態での解説は割愛するが、この場合、瞳
偏心に対して光軸近辺の光学重心移動量は小さいが、周
辺部の移動量も小さい。その為、瞳偏心量に対する波形
変動も小さいので効率が悪く、又検出系の解像力の低下
も招く為あまり好ましくない。
いて、本実施形態での解説は割愛するが、この場合、瞳
偏心に対して光軸近辺の光学重心移動量は小さいが、周
辺部の移動量も小さい。その為、瞳偏心量に対する波形
変動も小さいので効率が悪く、又検出系の解像力の低下
も招く為あまり好ましくない。
【0068】尚本実施形態中では、検出系の開口絞りを
「対物絞り」と表記したが、これに限定されるものでは
なく、検出系の瞳面となりNAを決定するものであれば
どのようなものであっても良い。図2は本発明の位置検
出装置を半導体素子製造用の投影露光装置に適用したと
きの実施形態2の要部概略図である。本実施形態は図1
の実施形態1に比べて光学重心の最適化を自動的に行う
補正システムを備えたことが特徴となっている。図2に
おいても図1で説明したものと同一の部材については同
一の符号が付されている。本実施形態の最も特徴となっ
ている部分は位置検出光学系の照明系ELの構成であ
り、その他は図1と同じなのでここでは照明系ELに着
目して説明を行う。
「対物絞り」と表記したが、これに限定されるものでは
なく、検出系の瞳面となりNAを決定するものであれば
どのようなものであっても良い。図2は本発明の位置検
出装置を半導体素子製造用の投影露光装置に適用したと
きの実施形態2の要部概略図である。本実施形態は図1
の実施形態1に比べて光学重心の最適化を自動的に行う
補正システムを備えたことが特徴となっている。図2に
おいても図1で説明したものと同一の部材については同
一の符号が付されている。本実施形態の最も特徴となっ
ている部分は位置検出光学系の照明系ELの構成であ
り、その他は図1と同じなのでここでは照明系ELに着
目して説明を行う。
【0069】ファイバー12から出射した光は照明系レ
ンズ15を通過した後、ファイバー12の射出面(瞳
面)の像を照明系11内で少なくとも1度結像する。該
結像位置には検出系のσが1以下となる開口絞り16、
又はそれと同等な空間フィルタが配置される。照明系レ
ンズ15はファイバー12の射出面12bを開口絞り1
6の位置に開口部の大きさより十分大きい大きさで結像
させる為、開口絞り16の位置を照明系の光軸に対して
直交する方向に動かすことで光学重心を調整して、最適
な照明系を達成している。
ンズ15を通過した後、ファイバー12の射出面(瞳
面)の像を照明系11内で少なくとも1度結像する。該
結像位置には検出系のσが1以下となる開口絞り16、
又はそれと同等な空間フィルタが配置される。照明系レ
ンズ15はファイバー12の射出面12bを開口絞り1
6の位置に開口部の大きさより十分大きい大きさで結像
させる為、開口絞り16の位置を照明系の光軸に対して
直交する方向に動かすことで光学重心を調整して、最適
な照明系を達成している。
【0070】開口絞り16の駆動は実施形態1で説明し
た評価値E0 をもとに演算処理部17で開口絞り16の
最適移動量を算出して行われる。該算出値に従い基板5
4上に設けたピエゾ素子等の駆動部53を使って開口絞
り16を駆動し、自動で且つ容易に高精度な位置検出光
学系の調整を達成している。
た評価値E0 をもとに演算処理部17で開口絞り16の
最適移動量を算出して行われる。該算出値に従い基板5
4上に設けたピエゾ素子等の駆動部53を使って開口絞
り16を駆動し、自動で且つ容易に高精度な位置検出光
学系の調整を達成している。
【0071】このような自動補正シーケンスは装置の定
期メンテナンス時や、装置に不具合が発生した時に行う
とよい。評価値E0 の計測値が判断基準Ethより大きけ
れば、自動補正のクローズト・ループ・シーケンスに入
り、小さければ前述のとうり通常のアライメント・ルー
チンに入る。
期メンテナンス時や、装置に不具合が発生した時に行う
とよい。評価値E0 の計測値が判断基準Ethより大きけ
れば、自動補正のクローズト・ループ・シーケンスに入
り、小さければ前述のとうり通常のアライメント・ルー
チンに入る。
【0072】図8は本発明の実施形態3の要部概略図で
ある。これまでの実施形態では位置検出光学系として、
投影露光光学系を介して位置検出する所謂TTLオフア
クシス系を用いていた。
ある。これまでの実施形態では位置検出光学系として、
投影露光光学系を介して位置検出する所謂TTLオフア
クシス系を用いていた。
【0073】これに対して本実施形態では図8に示すよ
うに投影露光光学系を介さない単純なオフアクシスの位
置検出光学系を利用している。図中これまでの説明図で
用いたものと同じ構成要素については同じ符号を付して
ある。光源13から出射した光は位置検出光学系50に
導光され、ウエハ又は調整マーク14を照明する。
うに投影露光光学系を介さない単純なオフアクシスの位
置検出光学系を利用している。図中これまでの説明図で
用いたものと同じ構成要素については同じ符号を付して
ある。光源13から出射した光は位置検出光学系50に
導光され、ウエハ又は調整マーク14を照明する。
【0074】調整マーク14はステージ2上に載せられ
ており、図9に示す構造を持っていることは他の実施形
態と同様である。調整マーク14からの反射光はCCD
カメラ等の光電変換素子9上に結像されて、電気信号に
変換される。該電気信号から得られた情報より演算処理
部17が評価値E0 の値を計算し、判断基準Ethと比較
する。照明系の光学重心の位置を調整するか否かを決定
する以降の手順は先の2つの実施形態と同一である。
ており、図9に示す構造を持っていることは他の実施形
態と同様である。調整マーク14からの反射光はCCD
カメラ等の光電変換素子9上に結像されて、電気信号に
変換される。該電気信号から得られた情報より演算処理
部17が評価値E0 の値を計算し、判断基準Ethと比較
する。照明系の光学重心の位置を調整するか否かを決定
する以降の手順は先の2つの実施形態と同一である。
【0075】尚レチクル51を通してウエハ4上のマー
クを観察する所謂TTLオフアクシス位置検出系につい
ても、実施形態1〜3と同様の機能及び手段を持つこと
で、位置検出光学系の調整状態をチェックし、位置検出
精度の向上を図ることができる。
クを観察する所謂TTLオフアクシス位置検出系につい
ても、実施形態1〜3と同様の機能及び手段を持つこと
で、位置検出光学系の調整状態をチェックし、位置検出
精度の向上を図ることができる。
【0076】以上の各実施形態では一次元方向の位置検
出について解説してきたが、二次元方向の検出にも同様
に適用することができる。図14には、二次元方向の検
出系の瞳面を表わしている。上述と同様に斜線部は光束
がない部分を示し、計測方向(x及びy方向)の直径近
傍に対しては、検出系の開口絞りで照明系からの光束が
蹴られるようになっている。
出について解説してきたが、二次元方向の検出にも同様
に適用することができる。図14には、二次元方向の検
出系の瞳面を表わしている。上述と同様に斜線部は光束
がない部分を示し、計測方向(x及びy方向)の直径近
傍に対しては、検出系の開口絞りで照明系からの光束が
蹴られるようになっている。
【0077】このように四角形状絞りを計測方向以外
に、かつ光軸を含む計測方向の直径で照明系からの光束
が検出系の開口絞りに蹴られる(計測方向の直径近傍で
光量変化がない)様、調整することで上述した効果が同
様に得られる。
に、かつ光軸を含む計測方向の直径で照明系からの光束
が検出系の開口絞りに蹴られる(計測方向の直径近傍で
光量変化がない)様、調整することで上述した効果が同
様に得られる。
【0078】次に上記説明した投影露光装置を利用した
半導体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
半導体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
【0079】図15は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造の
フローチャートである。
の半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造の
フローチャートである。
【0080】本実施例においてステップ1(回路設計)
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
【0081】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0082】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0083】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0084】図16は上記ステップ4のウエハプロセス
の詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
の詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
【0085】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0086】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0087】尚本実施例の製造方法を用いれば高集積度
の半導体デバイスを容易に製造することができる。
の半導体デバイスを容易に製造することができる。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、レチクル
とウエハとの相対的な位置合わせを行った後にレチクル
面上のパターンをウエハ上に投影露光する際に、被検物
体として例えばウエハ面又は該ウエハを載置する基板上
に設けた調整マーク(アライメントマーク)を適切に設
定した照明系からの光束で照明することによって所定面
上に該調整マークの像を良好に形成し、ウエハの位置検
出を高精度に行い、高集積度のデバイスが容易に製造す
ることができる投影露光装置に好適な位置検出装置及び
それを用いたデバイスの製造方法を達成することができ
る。
とウエハとの相対的な位置合わせを行った後にレチクル
面上のパターンをウエハ上に投影露光する際に、被検物
体として例えばウエハ面又は該ウエハを載置する基板上
に設けた調整マーク(アライメントマーク)を適切に設
定した照明系からの光束で照明することによって所定面
上に該調整マークの像を良好に形成し、ウエハの位置検
出を高精度に行い、高集積度のデバイスが容易に製造す
ることができる投影露光装置に好適な位置検出装置及び
それを用いたデバイスの製造方法を達成することができ
る。
【0089】特に本発明によれば位置検出光学系を光学
重心が調整可能となるように構成し、ある特定の画像信
号を観察して照明条件を最適化することで調整マークの
位置検出精度を向上させている。
重心が調整可能となるように構成し、ある特定の画像信
号を観察して照明条件を最適化することで調整マークの
位置検出精度を向上させている。
【0090】又、照明光の不均一性、位置検出光学系や
投影露光光学系の保有する収差による位置検出精度の劣
化を補正することができる。更に所定形状の開口絞りを
用いることによって検出系の光軸傾きによるデフォーカ
ス時の計測誤差の発生を抑える事ができ、工程間のオフ
セットの少ない位置検出光学系が構成でき、位置検出精
度の向上を容易に図ることができる。
投影露光光学系の保有する収差による位置検出精度の劣
化を補正することができる。更に所定形状の開口絞りを
用いることによって検出系の光軸傾きによるデフォーカ
ス時の計測誤差の発生を抑える事ができ、工程間のオフ
セットの少ない位置検出光学系が構成でき、位置検出精
度の向上を容易に図ることができる。
【図1】本発明の実施形態1の位置検出装置の構成図
【図2】本発明の実施形態2の位置検出装置の構成図
【図3】従来の位置検出装置の構成図
【図4】アライメントマークと照明光と信号の関係を示
す図
す図
【図5】本発明に係る光学重心の最適化のフローチャー
ト
ト
【図6】理想照明光と検出系に収差のある場合のマーク
断面及びマークエッジ検出信号の説明図
断面及びマークエッジ検出信号の説明図
【図7】図1の照明系の瞳面上の説明図
【図8】本発明の実施形態3の位置検出装置の構成図、
【図9】図1の一部分の拡大説明図
【図10】円形状開口絞りの偏心に対する評価値とデフ
ォーカス特性の変化の説明図
ォーカス特性の変化の説明図
【図11】四角形状開口絞りの偏心に対する評価値とデ
フォーカス特性の変化の説明図
フォーカス特性の変化の説明図
【図12】本発明に適用可能な開口絞りの説明図
【図13】瞳偏心に対する光学重心の変化の説明図
【図14】本発明に係る2次元位置検出系の瞳位置の説
明図
明図
【図15】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
ト
ト
【図16】本発明のデバイスの製造方法のフローチャー
ト
ト
1 投影露光光学系 2 xyzステージ、 3 ウエハチヤック材 4 ウエハ 5,6 検出光学系 7 λ/4板 8 結像光学系 9 光電変換素子 10 偏光ビームスプリッタ 11 照明光学系 12 ファイバー 13 光源 14 調整マーク 15 照明系レンズ 16,101 開口絞り 17 演算処理部 21 第一基板 22 歪電素子 23 第2基板 24 回転軸 30 ミラー 31 アライメントマーク 32 照明光 34 マーク中心 41 照明光 42 エッジ散乱光 50 位置検出光学系 51 レチクル 52 露光照明系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 525L
Claims (10)
- 【請求項1】 被検物体上又は該被検物体を載置してい
る基板上に設けた調整マークを照明系からの光束で照明
し、該調整マークを検出系で所定面上に結像させること
によって該被検物体の所定方向の位置検出を行う際、該
照明系はその瞳面上において、位置検出方向では通過光
量の変化がなく、該瞳面の周辺部では通過光量を調整す
ることができるようにした光学部材を有していることを
特徴とする位置検出装置。 - 【請求項2】 前記光学部材は前記照明系の瞳面上にお
いて位置検出方向の光束は遮光せず、該瞳面の周辺部の
一部の光束を遮光する開口絞りより成っていることを特
徴とする請求項1の位置検出装置。 - 【請求項3】 前記光学部材は前記検出系で得られる前
記調整マークに関する検出信号に基づいて前記照明系の
瞳面上での光束通過状態を調整していることを特徴とす
る請求項1又は2の位置検出装置。 - 【請求項4】 前記光学部材は四角形状の開口部を有す
る開口絞りより成り、該四角形状の対角線方向が位置検
出方向に一致するように配置していることを特徴とする
請求項1,2又は3の位置検出装置。 - 【請求項5】 前記検出系で得られる前記調整マークに
基づく検出信号より前記光学部材による調整量を演算処
理部で算出し、前記照明系の光学特性を判別しているこ
とを特徴とする請求項2,3又は4の位置検出装置。 - 【請求項6】 前記演算処理部からの算出信号に基づい
て駆動部で前記光学部材を位置検出方向に駆動させてい
ることを特徴とする請求項5の位置検出装置。 - 【請求項7】 前記調整マークが回転可能な機構の上に
搭載されていることを特徴とする請求項1の位置検出装
置。 - 【請求項8】 前記照明系の調整状態の検定を前記調整
マークを互いに180°回転させた2つの状態で観察
し、該2つの状態の観察から計算される評価値を用いて
行うことを特徴とする請求項7の位置検出装置。 - 【請求項9】 前記検出系で得られた検出信号から求め
られる評価値が所定の基準値から外れていた場合、前記
光学部材を位置検出方向に移動させて前記照明系の瞳面
を通過する光量を調整していることを特徴とする請求項
1の位置検出装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れか1項記載の位置
検出装置を用いてレチクルとウエハとの位置合わせを行
った後に該レチクル面上のパターンをウエハに投影露光
し、その後該ウエハを現像処理してデバイスを製造して
いることを特徴とするデバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8188629A JPH1022211A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8188629A JPH1022211A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1022211A true JPH1022211A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16227050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8188629A Pending JPH1022211A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1022211A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149423B2 (en) | 2009-03-24 | 2012-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus, exposure apparatus, and method of manufacturing device |
| CN114624969A (zh) * | 2020-12-08 | 2022-06-14 | 佳能株式会社 | 检测装置和方法、曝光装置、曝光系统和物品制造方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8188629A patent/JPH1022211A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149423B2 (en) | 2009-03-24 | 2012-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus, exposure apparatus, and method of manufacturing device |
| US8259310B2 (en) | 2009-03-24 | 2012-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Position detection apparatus, exposure apparatus, and method of manufacturing device |
| CN114624969A (zh) * | 2020-12-08 | 2022-06-14 | 佳能株式会社 | 检测装置和方法、曝光装置、曝光系统和物品制造方法 |
| US11835470B2 (en) | 2020-12-08 | 2023-12-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Detection apparatus, detection method, exposure apparatus, exposure system, and article manufacturing method |
| US12241846B2 (en) | 2020-12-08 | 2025-03-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Detection apparatus, detection method, exposure apparatus, exposure system, and article manufacturing method |
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