JPH10231928A - 作業車両 - Google Patents
作業車両Info
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- JPH10231928A JPH10231928A JP3486597A JP3486597A JPH10231928A JP H10231928 A JPH10231928 A JP H10231928A JP 3486597 A JP3486597 A JP 3486597A JP 3486597 A JP3486597 A JP 3486597A JP H10231928 A JPH10231928 A JP H10231928A
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- Japan
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- tractor
- work machine
- vehicle
- work
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラクタ等の作業車両を車庫などへ格納する
ときには、昇降自在に設けた作業機を着地した状態で格
納するものであるが、このままの状態で再びこの車両を
車庫から出すため、オペレータがエンジンを始動し、ク
ラッチペダルから足を離すと、車両が発進することとな
るため、前記作業機を引きずってしまい、これを破損す
る恐れが有った。また、前記作業機を上方へ位置させて
格納したときには、車庫の設備や入口などを破損する恐
れがあった。 【解決手段】 リフトアームの回動によって昇降自在に
設けた作業機を有するトラクタに、この車両の発進を防
止する装置、例えば主クラッチをコントローラの通電に
より「切」とすることのできる油圧シリンダを設け、エ
ンジン始動時にはこのリフトアーム角度の検出値が、作
業機が十分に上昇していると想定される角度内に入って
いるかどうかを判定し、これがNOである間は発進する
ことができない構成とした。
ときには、昇降自在に設けた作業機を着地した状態で格
納するものであるが、このままの状態で再びこの車両を
車庫から出すため、オペレータがエンジンを始動し、ク
ラッチペダルから足を離すと、車両が発進することとな
るため、前記作業機を引きずってしまい、これを破損す
る恐れが有った。また、前記作業機を上方へ位置させて
格納したときには、車庫の設備や入口などを破損する恐
れがあった。 【解決手段】 リフトアームの回動によって昇降自在に
設けた作業機を有するトラクタに、この車両の発進を防
止する装置、例えば主クラッチをコントローラの通電に
より「切」とすることのできる油圧シリンダを設け、エ
ンジン始動時にはこのリフトアーム角度の検出値が、作
業機が十分に上昇していると想定される角度内に入って
いるかどうかを判定し、これがNOである間は発進する
ことができない構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農業用、建設
用、運搬用等の作業車両の構成に関し、特に、昇降自在
な作業機を有するものに関する。
用、運搬用等の作業車両の構成に関し、特に、昇降自在
な作業機を有するものに関する。
【0002】
【従来のの技術、及び課題】従来、作業車両には各種作
業に応じて作業機を装着可能に構成されたものが知られ
ている。また、これらの作業車両の変速装置をコントロ
ーラの指令により電気的に変速可能な構成とし、エンジ
ン始動時には、この変速装置を低速側へ移行して急発進
を防止する技術がある。例えば、特開平7−21772
9号公報には、コントローラの指令により圧着する油圧
クラッチ式の変速装置を有するトラクタが示され、作業
開始前、エンジンキースイッチをONにすると、変速装
置を強制的に低速側に切り替える構成となっている。
業に応じて作業機を装着可能に構成されたものが知られ
ている。また、これらの作業車両の変速装置をコントロ
ーラの指令により電気的に変速可能な構成とし、エンジ
ン始動時には、この変速装置を低速側へ移行して急発進
を防止する技術がある。例えば、特開平7−21772
9号公報には、コントローラの指令により圧着する油圧
クラッチ式の変速装置を有するトラクタが示され、作業
開始前、エンジンキースイッチをONにすると、変速装
置を強制的に低速側に切り替える構成となっている。
【0003】しかしながら、前記トラクタを車庫に格納
するときには、作業機を着地した状態で格納するもので
あるが、このままの状態で、再度トラクタを使用すると
きにオペレータがエンジンを始動し、クラッチペダルか
ら足を離すと、車両がいきなり発進することとなるた
め、前記作業機を引きずってしまい、これを破損する恐
れが有った。
するときには、作業機を着地した状態で格納するもので
あるが、このままの状態で、再度トラクタを使用すると
きにオペレータがエンジンを始動し、クラッチペダルか
ら足を離すと、車両がいきなり発進することとなるた
め、前記作業機を引きずってしまい、これを破損する恐
れが有った。
【0004】また、前記作業機を上方へ位置させる作業
車両の場合には、車庫内の設備や入口などを破損する恐
れがあった。
車両の場合には、車庫内の設備や入口などを破損する恐
れがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上のよう
な課題を解消するために、次のような技術手段を講じ
た。即ち、昇降自在に設けた作業機1を有する作業車両
において、この作業機1の位置を検出する作業機位置検
出手段2と、車体の発進を防止する発進防止手段3とを
設け、この車両のエンジン4始動時に予め設定された設
定位置に作業機1が位置していることが検出されるまで
前記発進防止手段3により、車両の発進を防止する作業
車両とした。
な課題を解消するために、次のような技術手段を講じ
た。即ち、昇降自在に設けた作業機1を有する作業車両
において、この作業機1の位置を検出する作業機位置検
出手段2と、車体の発進を防止する発進防止手段3とを
設け、この車両のエンジン4始動時に予め設定された設
定位置に作業機1が位置していることが検出されるまで
前記発進防止手段3により、車両の発進を防止する作業
車両とした。
【0006】
【発明の効果】これにより、作業車両のエンジン4の始
動時に、作業機1が発進時に適する設定位置に位置する
ことが検出されない間は、発進防止手段3により車両を
停止するため、前述のように作業機1を着地したまま発
進したり、上方へ位置させたままで発進して作業機1自
体を損傷したり、格納庫内の設備などを破損する恐れが
無くなる。
動時に、作業機1が発進時に適する設定位置に位置する
ことが検出されない間は、発進防止手段3により車両を
停止するため、前述のように作業機1を着地したまま発
進したり、上方へ位置させたままで発進して作業機1自
体を損傷したり、格納庫内の設備などを破損する恐れが
無くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を作
業車両である農用トラクタ(以下、トラクタ10)につ
いて説明する。トラクタ10の全体構成について説明す
る。トラクタ10は、機体前部のボンネット11の内部
にエンジン4を設け、このエンジン4からクラッチハウ
ジング、ミッションケース12、及びリアミッションケ
ース13等を一体に連結して設け車体の主枠を構成して
いる。また、エンジン4の下方左右には前輪14,14
を設け、リヤミッションケース13の左右側方には後輪
15,15を設けている。
業車両である農用トラクタ(以下、トラクタ10)につ
いて説明する。トラクタ10の全体構成について説明す
る。トラクタ10は、機体前部のボンネット11の内部
にエンジン4を設け、このエンジン4からクラッチハウ
ジング、ミッションケース12、及びリアミッションケ
ース13等を一体に連結して設け車体の主枠を構成して
いる。また、エンジン4の下方左右には前輪14,14
を設け、リヤミッションケース13の左右側方には後輪
15,15を設けている。
【0008】前記ボンネット11の後面には、液晶モニ
タ16を有するメータパネル17を設ている。更にこの
後方にハンドルポスト18を設け、この側方に前後進切
替レバー19を設け、同ポスト18の上部にハンドル2
0を突出して設けている。そして、このハンドル20の
回転操作により前記前輪15を操向する構成となってい
る。また、ハンドルポスト18の下方には、クラッチペ
ダル8を設けている。
タ16を有するメータパネル17を設ている。更にこの
後方にハンドルポスト18を設け、この側方に前後進切
替レバー19を設け、同ポスト18の上部にハンドル2
0を突出して設けている。そして、このハンドル20の
回転操作により前記前輪15を操向する構成となってい
る。また、ハンドルポスト18の下方には、クラッチペ
ダル8を設けている。
【0009】トラクタ10の操縦席21の近傍について
説明すると、この操縦席21の側方には、握部に変速段
を1段ごとに増減速させる変速アップスイッチ24、及
び変速ダウンスイッチ25を有する走行用変速レバー2
2と、作業機を昇降させる操作部であるポジションレバ
ー23を設けている。前記変速レバー22の回動基部に
は、ポテンショメータ26を設け、オペレータのレバー
操作を操縦席20の下方に設けた制御部であるコントロ
ーラ5に入力し、前記スイッチ24、25とともに変速
装置の変速位置を設定する構成となっている。また、前
記ポジションレバー4の回動基部にも、ポテンショメー
タ27を設け、コントローラ5は、同レバー4の操作角
度を検出し、これに応じて後述するリフトアーム角セン
サ2の設定角度が一致するように作業機昇降シリンダ2
8を駆動する構成となっている。
説明すると、この操縦席21の側方には、握部に変速段
を1段ごとに増減速させる変速アップスイッチ24、及
び変速ダウンスイッチ25を有する走行用変速レバー2
2と、作業機を昇降させる操作部であるポジションレバ
ー23を設けている。前記変速レバー22の回動基部に
は、ポテンショメータ26を設け、オペレータのレバー
操作を操縦席20の下方に設けた制御部であるコントロ
ーラ5に入力し、前記スイッチ24、25とともに変速
装置の変速位置を設定する構成となっている。また、前
記ポジションレバー4の回動基部にも、ポテンショメー
タ27を設け、コントローラ5は、同レバー4の操作角
度を検出し、これに応じて後述するリフトアーム角セン
サ2の設定角度が一致するように作業機昇降シリンダ2
8を駆動する構成となっている。
【0010】トラクタ10の後部の構成について説明す
る。前記リヤミッションケース13の後上部にはシリン
ダーケース29を設けている。このシリンダーケース2
9は作業機昇降シリンダ28を内蔵し、この昇降シリン
ダ28のピストン伸縮によりケース29の左右に支持し
たリフトアーム30,30を上下回動する構成となって
いる。そして、このリフトアーム30の回動基部には、
作業機位置検出手段であるリフトアーム角センサ2を設
け、作業機1の昇降位置を間接的に検出する構成となっ
ている。また、リヤミッションケース13の後部にはト
ップリンク37と左右ロアリンク38,38とからなる
3点リンク機構を設け,この後端部に作業機1を連結可
能に構成している。
る。前記リヤミッションケース13の後上部にはシリン
ダーケース29を設けている。このシリンダーケース2
9は作業機昇降シリンダ28を内蔵し、この昇降シリン
ダ28のピストン伸縮によりケース29の左右に支持し
たリフトアーム30,30を上下回動する構成となって
いる。そして、このリフトアーム30の回動基部には、
作業機位置検出手段であるリフトアーム角センサ2を設
け、作業機1の昇降位置を間接的に検出する構成となっ
ている。また、リヤミッションケース13の後部にはト
ップリンク37と左右ロアリンク38,38とからなる
3点リンク機構を設け,この後端部に作業機1を連結可
能に構成している。
【0011】また、トラクタ10の後輪15,15を前
方から上方へかけて覆う左右フェンダー35,35は、
この後端部を更に後方へスライド可能な可動部35aを
有する構成となっている。そしてフェンダー35は、前
記変速レバーの22の操作角度が、変速位置が路上走行
を想定する高速側に変速されると駆動手段である電気モ
ータ36により自動的に伸長する構成となっている。こ
れにより、作業時にはフェンダー35の可動部35a
は、短縮位置に位置して、トラクタ10の後方確認や作
業機1の対地高さを確認しやすくなる。また、路上走行
時には、後輪15,15が高速回転することにより跳ね
上げる泥土を防止することができる。
方から上方へかけて覆う左右フェンダー35,35は、
この後端部を更に後方へスライド可能な可動部35aを
有する構成となっている。そしてフェンダー35は、前
記変速レバーの22の操作角度が、変速位置が路上走行
を想定する高速側に変速されると駆動手段である電気モ
ータ36により自動的に伸長する構成となっている。こ
れにより、作業時にはフェンダー35の可動部35a
は、短縮位置に位置して、トラクタ10の後方確認や作
業機1の対地高さを確認しやすくなる。また、路上走行
時には、後輪15,15が高速回転することにより跳ね
上げる泥土を防止することができる。
【0012】図例の作業機1は、ロータリ作業機であっ
て、トラクタ10のエンジン4の回転動力をリヤミッシ
ョンケース13背面のPTO軸31より取り出し、伝達
軸32を介して作業機1側へ伝達し、伝導機構を介して
複数の耕耘爪33…を有する耕耘軸34を回転し、圃場
を耕起する構成となっている。トラクタ10の動力伝導
構成について、図3と図4に基づいて説明する。前記エ
ンジン4から出力された回転動力は、主クラッチ40に
て断続され、前後進切替装置41へ入力される。この主
クラッチ40には、発進防止手段である主クラッチ操作
用のシリンダ3を設け、このシリンダ3のピストン伸縮
により、前記クラッチペダル8の踏み操作と同様に主ク
ラッチ40を入り切りする構成となっている。
て、トラクタ10のエンジン4の回転動力をリヤミッシ
ョンケース13背面のPTO軸31より取り出し、伝達
軸32を介して作業機1側へ伝達し、伝導機構を介して
複数の耕耘爪33…を有する耕耘軸34を回転し、圃場
を耕起する構成となっている。トラクタ10の動力伝導
構成について、図3と図4に基づいて説明する。前記エ
ンジン4から出力された回転動力は、主クラッチ40に
て断続され、前後進切替装置41へ入力される。この主
クラッチ40には、発進防止手段である主クラッチ操作
用のシリンダ3を設け、このシリンダ3のピストン伸縮
により、前記クラッチペダル8の踏み操作と同様に主ク
ラッチ40を入り切りする構成となっている。
【0013】前後進切替装置41はシンクロメッシュ式
ギヤによる切替装置で、前記前後進切替レバー19を前
方へ押し込むと、前記入力された回転動力は、正回転で
主変速装置42へ伝達し車体は前進し、同レバー19を
後方へ引き込むと、前記回転動力は、逆転軸43を介し
て逆回転で主変速装置42へ伝達して車体を後進させる
構成となっている。
ギヤによる切替装置で、前記前後進切替レバー19を前
方へ押し込むと、前記入力された回転動力は、正回転で
主変速装置42へ伝達し車体は前進し、同レバー19を
後方へ引き込むと、前記回転動力は、逆転軸43を介し
て逆回転で主変速装置42へ伝達して車体を後進させる
構成となっている。
【0014】主変速速装置42は、シンクロメッシュ式
ギヤによる4段変速可能な変速装置であり、変速用のア
クチュエータである2つの油圧シリンダ43A,43B
のピストンの内、いづれか一方を伸長、或いは短縮する
ことで主変速装置42に入力されたエンジン4の回転動
力が、四速ギヤ組44、三速ギヤ組45、二速ギヤ組4
6、一速ギヤ組47の何れか1つのギヤ組を通じて副変
速装置48へ伝達される構成となっている。即ち、コン
トローラ5により切替制御弁49のソレノイド49aへ
通電が行なわれ、油圧シリンダ43Aのピストンが伸長
し「4速」となり、切替制御弁49のソレノイド49b
へ通電が行なわれると、油圧シリンダ43Aのピストン
が短縮し「3速」となり、切替制御弁50のソレノイド
51aへ通電が行なわれると、油圧シリンダ43Bのピ
ストンが伸長して「2速」となり、切替制御弁50のソ
レノイド50bへ通電が行なわれると、油圧シリンダ4
3Bのピストンが短縮して「1速」となっている。尚、
図例では「4速」から「1速」になるに従い減速比が大
きくなっている。
ギヤによる4段変速可能な変速装置であり、変速用のア
クチュエータである2つの油圧シリンダ43A,43B
のピストンの内、いづれか一方を伸長、或いは短縮する
ことで主変速装置42に入力されたエンジン4の回転動
力が、四速ギヤ組44、三速ギヤ組45、二速ギヤ組4
6、一速ギヤ組47の何れか1つのギヤ組を通じて副変
速装置48へ伝達される構成となっている。即ち、コン
トローラ5により切替制御弁49のソレノイド49aへ
通電が行なわれ、油圧シリンダ43Aのピストンが伸長
し「4速」となり、切替制御弁49のソレノイド49b
へ通電が行なわれると、油圧シリンダ43Aのピストン
が短縮し「3速」となり、切替制御弁50のソレノイド
51aへ通電が行なわれると、油圧シリンダ43Bのピ
ストンが伸長して「2速」となり、切替制御弁50のソ
レノイド50bへ通電が行なわれると、油圧シリンダ4
3Bのピストンが短縮して「1速」となっている。尚、
図例では「4速」から「1速」になるに従い減速比が大
きくなっている。
【0015】また、副変速装置48は、油圧クラッチ式
変速装置であり、4つの油圧クラッチ51H,51M,
51L,51LLの内、いづれか一つを圧着すること
で、前記主変速装置42から入力された回転動力を減速
して後輪デフ装置52を介して後輪15,15、または
前輪駆動伝達装置53へ伝達する構成となっている。即
ち、コントローラ5が、油圧回路の比例圧力制御弁54
のソレノイド54sへ通電を行ない油圧クラッチ51H
が圧着すると「高速」となり、比例圧力制御弁55のソ
レノイド55sへ通電を行ない油圧クラッチ51Mが圧
着すると「中速」となり、比例圧力制御弁56のソレノ
イド56sへ通電を行ない油圧クラッチ51Lが圧着す
ると「低速」となり、比例圧力制御弁57のソレノイド
57sへ通電を行ない油圧クラッチ51LLが圧着する
と「超低速」となる。
変速装置であり、4つの油圧クラッチ51H,51M,
51L,51LLの内、いづれか一つを圧着すること
で、前記主変速装置42から入力された回転動力を減速
して後輪デフ装置52を介して後輪15,15、または
前輪駆動伝達装置53へ伝達する構成となっている。即
ち、コントローラ5が、油圧回路の比例圧力制御弁54
のソレノイド54sへ通電を行ない油圧クラッチ51H
が圧着すると「高速」となり、比例圧力制御弁55のソ
レノイド55sへ通電を行ない油圧クラッチ51Mが圧
着すると「中速」となり、比例圧力制御弁56のソレノ
イド56sへ通電を行ない油圧クラッチ51Lが圧着す
ると「低速」となり、比例圧力制御弁57のソレノイド
57sへ通電を行ない油圧クラッチ51LLが圧着する
と「超低速」となる。
【0016】以上のようにトラクタ10は、主変速4
段、副変速4段の組み合わせより前16段の変速が可能
となっており(図9)、この16段の変速位置を作業別
(超低速作業域1〜4段、ロータリ作業域5〜10段、
プラウ作業域8〜12段、走行領域12〜16段)に分
配している。これにより、オペレータは、前記ポジショ
ンレバー4により作業域を選択し、この領域の中で変速
位置を変速アップスイッチ24と変速ダウンスイッチ2
5とで選択して変速する構成となっている。また、前記
前輪駆動伝達装置53は、副変速装置48の回転動力を
前輪伝達ギヤ58を介して伝達軸59へ伝達し、この回
転動力を多板クラッチ式ギヤで断続する構成となってい
る。
段、副変速4段の組み合わせより前16段の変速が可能
となっており(図9)、この16段の変速位置を作業別
(超低速作業域1〜4段、ロータリ作業域5〜10段、
プラウ作業域8〜12段、走行領域12〜16段)に分
配している。これにより、オペレータは、前記ポジショ
ンレバー4により作業域を選択し、この領域の中で変速
位置を変速アップスイッチ24と変速ダウンスイッチ2
5とで選択して変速する構成となっている。また、前記
前輪駆動伝達装置53は、副変速装置48の回転動力を
前輪伝達ギヤ58を介して伝達軸59へ伝達し、この回
転動力を多板クラッチ式ギヤで断続する構成となってい
る。
【0017】尚、図4中の油圧回路内の62は減圧回路
を示し、63はミッションケース12を兼ねる油圧タン
ク、64は油圧ポンプを示す。前記コントローラ5は、
各種センサやスイッチの情報を処理するCPUや、この
情報を一時記憶するRAMや、この制御プログラムを設
定しているROM等を有する構成となっている。そし
て、入力部には、前記変速レバー22のポテンショメー
タ26と、変速アップスイッチ24、変速ダウンスイッ
チ25、ポジションレバー23のポテンショメータ27
と、リフトアーム角センサ2とを接続している。出力部
には、前記主クラッチ40を入り切りする切替制御弁6
のソレノイド6a,6bと、左右フェンダー35,35
を伸長する電気モータ36,36と、前記主変速装置4
2の切替制御弁49のソレノイド49aとソレノイド4
9bと、切替制御弁50のソレノイド50aとソレノイ
ド50bと、副変速装置48の比例圧力制御弁54のソ
レノイド54sと、比例圧力制御弁55のソレノイド5
5sと、比例圧力制御弁56のソレノイド56sと、比
例圧力制御弁57のソレノイド57sとを接続し、ま
た、昇降シリンダ28のピストンを伸縮する比例圧力制
御弁66,67のソレノイド66s,67sを接続して
設けている。各制御の作動状態を示す液晶モニタ16を
接続している。
を示し、63はミッションケース12を兼ねる油圧タン
ク、64は油圧ポンプを示す。前記コントローラ5は、
各種センサやスイッチの情報を処理するCPUや、この
情報を一時記憶するRAMや、この制御プログラムを設
定しているROM等を有する構成となっている。そし
て、入力部には、前記変速レバー22のポテンショメー
タ26と、変速アップスイッチ24、変速ダウンスイッ
チ25、ポジションレバー23のポテンショメータ27
と、リフトアーム角センサ2とを接続している。出力部
には、前記主クラッチ40を入り切りする切替制御弁6
のソレノイド6a,6bと、左右フェンダー35,35
を伸長する電気モータ36,36と、前記主変速装置4
2の切替制御弁49のソレノイド49aとソレノイド4
9bと、切替制御弁50のソレノイド50aとソレノイ
ド50bと、副変速装置48の比例圧力制御弁54のソ
レノイド54sと、比例圧力制御弁55のソレノイド5
5sと、比例圧力制御弁56のソレノイド56sと、比
例圧力制御弁57のソレノイド57sとを接続し、ま
た、昇降シリンダ28のピストンを伸縮する比例圧力制
御弁66,67のソレノイド66s,67sを接続して
設けている。各制御の作動状態を示す液晶モニタ16を
接続している。
【0018】以上のように、構成されたトラクタ10の
発進時のコントローラ5の制御について、図1のフロー
チャートに基づいて説明する。まず最初に、トラクタ1
0のエンジンキースイッチをONすると、コントローラ
5は、各種センサの状態やスイッチの入力状態を読み込
む。(STEP1,2)。そして、前記比例圧力制御弁
6のソレノイド6aへ通電して、主クラッチ操作シリン
ダ3を作動して主クラッチ40を「切」の状態にする。
(STEP3)これにより、オペレータがクラッチペダ
ル8の踏み込みを止めてもエンジン4回転動力は遮断さ
れるのでトラクタ10の発進が防止される。次に、前記
変速レバー22や変速スイッチ24,25による変速操
作があるかどうかが判定される(STEP4)。ここで
YESであれば、続けてリフトアーム角センサ2により
リフトアーム角度が検出され、この角度が作業機1が接
地していない程度の一定の角度範囲に入っているかどう
が判定される(STEP5)。この前記STEP4とS
TEP5の判定が共にYesであると、前記変速が開始
された後、切替制御弁6のソレノイド6bに通電が行わ
れ主クラッチ操作シリンダ3のピストンが短縮し主クラ
ッチが「入」りとなり、トラクタ10は発進可能とな
る。また、STEP4、STEP5の判定がNOの場合
は、変速操作は行われないで、前記表示モニタに「変速
牽制」の旨の表示を行いオペレータが作業機1を前記設
定範囲へ上昇操作するように促し、周期的に前記リフト
アーム−角度を検出する。
発進時のコントローラ5の制御について、図1のフロー
チャートに基づいて説明する。まず最初に、トラクタ1
0のエンジンキースイッチをONすると、コントローラ
5は、各種センサの状態やスイッチの入力状態を読み込
む。(STEP1,2)。そして、前記比例圧力制御弁
6のソレノイド6aへ通電して、主クラッチ操作シリン
ダ3を作動して主クラッチ40を「切」の状態にする。
(STEP3)これにより、オペレータがクラッチペダ
ル8の踏み込みを止めてもエンジン4回転動力は遮断さ
れるのでトラクタ10の発進が防止される。次に、前記
変速レバー22や変速スイッチ24,25による変速操
作があるかどうかが判定される(STEP4)。ここで
YESであれば、続けてリフトアーム角センサ2により
リフトアーム角度が検出され、この角度が作業機1が接
地していない程度の一定の角度範囲に入っているかどう
が判定される(STEP5)。この前記STEP4とS
TEP5の判定が共にYesであると、前記変速が開始
された後、切替制御弁6のソレノイド6bに通電が行わ
れ主クラッチ操作シリンダ3のピストンが短縮し主クラ
ッチが「入」りとなり、トラクタ10は発進可能とな
る。また、STEP4、STEP5の判定がNOの場合
は、変速操作は行われないで、前記表示モニタに「変速
牽制」の旨の表示を行いオペレータが作業機1を前記設
定範囲へ上昇操作するように促し、周期的に前記リフト
アーム−角度を検出する。
【0019】これにより、トラクタ10のエンジン始動
時、作業機1が接地した状態で発進して作業機自体、或
いは格納庫などの施設などに接触してこれらを破損する
ことを防止することができる。また、リフトアーム3
0,30の角度が一定範囲内にあるときには、そのまま
トラクタ10を発進することができるので、発進時に毎
回作業機1を操作することと比較して迅速に走行を開始
することができる。
時、作業機1が接地した状態で発進して作業機自体、或
いは格納庫などの施設などに接触してこれらを破損する
ことを防止することができる。また、リフトアーム3
0,30の角度が一定範囲内にあるときには、そのまま
トラクタ10を発進することができるので、発進時に毎
回作業機1を操作することと比較して迅速に走行を開始
することができる。
【0020】尚、トラクタ10の発進防止手段としての
別形態としては、前記前後進切替装置41にこの回転動
力を入り切を操作する油圧シリンダ等のアクチュエータ
を設け、このアクチュエータの作動によりエンジン4の
回転動力を主変速装置42へ伝達しない構成としてもよ
いし、また、主変速装置42、或いは副変速装置48に
て、この動力を遮断してもよい。また、前記後輪15,
15のブレーキを油圧式に作動する構成として、エンジ
ン「切」時にブレーキを作動状態として、エンジン始動
時に作業機1設定位置に検出されるまでこのブレーキに
よりトラクタの走行を停止する構成としてもよい。
別形態としては、前記前後進切替装置41にこの回転動
力を入り切を操作する油圧シリンダ等のアクチュエータ
を設け、このアクチュエータの作動によりエンジン4の
回転動力を主変速装置42へ伝達しない構成としてもよ
いし、また、主変速装置42、或いは副変速装置48に
て、この動力を遮断してもよい。また、前記後輪15,
15のブレーキを油圧式に作動する構成として、エンジ
ン「切」時にブレーキを作動状態として、エンジン始動
時に作業機1設定位置に検出されるまでこのブレーキに
よりトラクタの走行を停止する構成としてもよい。
【0021】また、作業機位置検出手段の別形態として
は、前記作業機1にリヤカバーの角度を検出するリヤカ
バー角センサを設け、作業機1の接地状態を検出しても
良い。即ち、作業機1が上昇されてリヤカバー角度が大
きくなる角度を設定角度とし、この設定角度が検出され
るまでは、トラクタ10の発進を防止する構成としても
良い。これにより、作業機1の非接地状態を直接検出す
ることができる。
は、前記作業機1にリヤカバーの角度を検出するリヤカ
バー角センサを設け、作業機1の接地状態を検出しても
良い。即ち、作業機1が上昇されてリヤカバー角度が大
きくなる角度を設定角度とし、この設定角度が検出され
るまでは、トラクタ10の発進を防止する構成としても
良い。これにより、作業機1の非接地状態を直接検出す
ることができる。
【0022】また、前記コントローラ5の入力側に、こ
の設定角度をオペレータ自身で設定する設定器を設け、
各種装着する作業機に応じてこの設定位置を調整する構
成としても良い。尚、特許請求の範囲に実施の形態の構
成に対応する部材の符号を付すが、これによりこの発明
を実施の形態に限るものではない。
の設定角度をオペレータ自身で設定する設定器を設け、
各種装着する作業機に応じてこの設定位置を調整する構
成としても良い。尚、特許請求の範囲に実施の形態の構
成に対応する部材の符号を付すが、これによりこの発明
を実施の形態に限るものではない。
【図1】トラクタのエンジン始動時の変速制御を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図2】トラクタの全体側面図。
【図3】トラクタの動力伝達線図。
【図4】トラクタの変速装置に関する油圧回路図。
【図5】コントローラの接続状態を示すブロック図。
【図6】トラクタのフェンダー後部を示す図
1 作業機 2 リフトアーム角センサ 3 主クラッチ操作シリンダ 4 エンジン 5 コントローラ 10 トラクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 章弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降自在に設けた作業機1を有する作業
車両において、この作業機1の位置を検出する作業機位
置検出手段2と、車体の発進を防止する発進防止手段3
とを設け、この車両のエンジン4始動時に予め設定され
た設定位置に作業機1が位置していることが検出される
まで前記発進防止手段3により、車両の発進を防止する
ことを特徴とする作業車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3486597A JPH10231928A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3486597A JPH10231928A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 作業車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231928A true JPH10231928A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12426069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3486597A Pending JPH10231928A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 作業車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231928A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006333766A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の変速制御装置 |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP3486597A patent/JPH10231928A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006333766A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の変速制御装置 |
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