JPH10264279A - 片側吸収型脱酸素多層体とその製造方法 - Google Patents
片側吸収型脱酸素多層体とその製造方法Info
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- JPH10264279A JPH10264279A JP9071626A JP7162697A JPH10264279A JP H10264279 A JPH10264279 A JP H10264279A JP 9071626 A JP9071626 A JP 9071626A JP 7162697 A JP7162697 A JP 7162697A JP H10264279 A JPH10264279 A JP H10264279A
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Abstract
速く、かつ、脱酸素成分の溶出汚染のない、フィルム状
又はシート状の脱酸素多層体とその製造方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 多孔質化した脱酸素層を備え、この脱酸
素層の吸収面側に、無孔薄膜の酸素透過性層と保護層と
して粒状難水溶性フィラーを分散した樹脂組成物を微多
孔質化させた酸素透過性層とを組み合わせて積層した構
成の遮蔽層を設けた脱酸素多層体とする。さらに前記構
成の脱酸素多層体は、基材の樹脂積層体を延伸すること
により一挙に実現される。
Description
るフィルム状又はシート状の片面吸収型脱酸素多層体と
その製造方法に関する。詳しくは、基材の樹脂積層体を
延伸することにより同時に形成された微多孔質の脱酸素
層の吸収面に無孔薄膜の酸素透過性層と微多孔質の酸素
透過性層とを備え、かつ脱酸素層の他面にバリア層を配
して、脱酸素性能に優れ、かつ耐水・耐油性を備えたフ
ィルム状又はシート状の片面吸収型脱酸素多層体とその
製造方法に関する。本発明の脱酸素多層体は、食品や医
薬品、金属製品などに代表される酸素の影響を受けて変
質し易い各種製品の変質を防止する目的でこれらを収納
するための容器および包装体として使用される。
る食品や医薬品をはじめ、金属製品などの変質を防止す
る目的で、これらを収納した包装容器や包装袋内の酸素
を除去するために脱酸素剤が従来より使用されている。
開発以来現在も多く使用されている脱酸素剤は粒状また
は粉状の脱酸素成分を小袋に詰めた形態のものである。
これに対して、より取扱いが容易で適用範囲が広く、誤
食などの問題のない脱酸素体として、フィルム状やシー
ト状の脱酸素体が知られている。このフィルム又はシー
ト状の脱酸素体(以下、単に「脱酸素体」という。)を
容器や袋に用いることにより、包装容器や包装袋自体に
脱酸素性能を持たせることができる。
マトリックス成分として粒状または粉状の脱酸素成分を
分散、固定化した脱酸素樹脂組成物が用いられ、また脱
酸素成分には公知の脱酸素剤、特に脱酸素性能に優れた
鉄粉系脱酸素剤が利用されることが多いが、脱酸素体自
体が食品などの被包装物に直接接触することは好ましく
なく、脱酸素体となる脱酸素樹脂組成物からなる脱酸素
層を設け、これを通気性の遮蔽層で覆った脱酸素多層体
とすることが知られている。一般に脱酸素多層体は、一
面を酸素の吸収面として通気性材料で覆い、他面をガス
バリア材料で覆った多層構成がとられる。この吸収面の
遮蔽層に多孔性の通気材料を用いた場合、多水分系の被
包装物に対して脱酸素成分の溶出による汚染がしばしば
経験され、遮蔽層には脱酸素成分の溶出の心配がないも
のが望ましく、この点では樹脂層が好ましく、また脱酸
素層を被覆する層が樹脂層で構成された積層体は、製造
や成形加工が容易で好都合でもある。
3−2648等には脱酸素層の両面を樹脂層で覆った多
層体が知られていた。しかし、従来の脱酸素層を樹脂層
で覆った脱酸素多層体の脱酸素速度は著しく低いものに
留まっていた。これは、脱酸素成分が配合される樹脂と
して用いられたポリオレフィン系樹脂の酸素透過性が比
較的低いために、脱酸素樹脂層自体の脱酸素性能が高い
ものにならないことと、同様に脱酸素層を吸収面を被覆
する樹脂の遮蔽層の酸素透過度が低いこととに因る。換
言すれば、脱酸素層の脱酸素成分がマトリックス成分の
樹脂と遮蔽層の樹脂に隔てられているためである。
脂層自体の脱酸素性能の向上を図る技術として、熱可塑
性樹脂に鉄粉主剤の脱酸素成分を混練した樹脂組成物の
シートを延伸し微多孔質化することによって脱酸素層を
形成する方法が示されている。さらに同じ特開平2−7
2851及び特開平5−162251には、脱酸素成分
を含有する樹脂組成物の層に熱可塑性樹脂に難水溶性フ
ィラーを配合した樹脂組成物の層を積層した多層体を延
伸して、この二つの層を同時に微多孔質化して脱酸素層
と隔離層を形成する技術が記載されている。
き粒状異物をそれぞれ含む樹脂組成物からなる二つの層
は、延伸することにより、粒状異物と樹脂との界面が剥
離して多くの細孔ができ、できた細孔が相互に結ばれて
全体が連続微多孔質体となる。これによって樹脂部分の
酸素透過性が著しく改善されるために、二つの層は、そ
れぞれ、脱酸素速度及び通気性が著しく向上する。また
この微多孔質体は、多孔体ではあるが、非極性または低
極性の高分子を用いられているために、その撥水性によ
り水が通り難いものとなっている。このように、連続微
多孔質の脱酸素層が連続微多孔質の遮蔽層で覆われた形
態の脱酸素多層体は、脱酸素速度が早く、被包装物が多
水分系のものでも短期間なら脱酸素成分の溶出汚染の問
題はなく、優れた脱酸素多層体であると考えられる。
に極性の低い液体(例えば、水単独でなく各種の油脂や
アルコールなどが加わる場合)が存在する場合には、連
続微多孔質部分の細孔中に液体が浸透し、その液相を経
路として脱酸素成分が脱酸素多層体の外部に溶出して、
被包装物を汚染するという問題があった。また、水の場
合でも長期間になると、細孔中の気体が散逸(液体中に
溶解など)した場合には水が浸透し、同様に脱酸素成分
が溶出することがある。これを防ぐために隔離層に撥油
性を与える目的で、例えば、フッ素系処理剤などで撥油
処理をすることも可能であるが、新たな汚染の危険性が
生じるために、処理剤はできるだけ使用しないことが望
ましい。
は、脱酸素層の遮蔽層は無孔の樹脂層であることが好ま
しいが、この樹脂層が厚くなると酸素の透過性が十分で
ないことになる。このため、遮蔽層として、厚みの薄い
プラスチック層を遮蔽層として用いた例は多く知られて
いる。例えば、特開平5−318675には、延伸して
微多孔質化した脱酸素樹脂層に樹脂の皮膜を形成した酸
素吸収多層シートが提案されている。しかしながら、脱
酸素樹脂層に直接無孔の薄い皮膜を形成した酸素吸収シ
ートは、製造中や取扱い中に脱酸素樹脂中の脱酸素成
分、特に鉄の粉や粒子がシート表面の遮蔽層の厚みの薄
い皮膜に突出するという強度的な問題があり、依然とし
て脱酸素成分による汚染の恐れが存在する。勢い遮蔽層
の皮膜の厚さを大きくすると通気性を損なうことにな
り、結果として脱酸素速度の低いものとならざるを得な
かった。
備えた無孔の樹脂薄膜を脱酸素樹脂層に積層して脱酸素
多層体を形成することは実際は容易ではない。特に厚み
の薄いフィルム状の脱酸素多層体を商用生産することは
ほぼ不可能に近い。例えば、脱酸素樹脂層にフィルムを
貼り合わせるにしても、酸素透過性に優れた接着剤がな
く、貼り合わせ法で遮蔽層として無孔の薄膜を積層して
脱酸素多層体を製造することは難しい。また押出し積層
法や共押出し積層法などの公知の積層法で脱酸素多層体
を製造しようとすると、脱酸素樹脂層が鉄粉などの異物
を含むために、鉄粉が薄膜を破りピンホールが生じたり
多層体の表面に凹凸が生じたりするなど、フィルム加工
上に問題がある。このように、脱酸素多層体を包装材料
として、液体物質に使用しても脱酸素成分の溶出汚染の
懸念が全くなく、かつ脱酸素性能に優れた、実用性のあ
るフィルム状又はシート状の脱酸素多層体及びその製造
方法はないというのが実情である。
従来技術の問題点を解決して、脱酸素層として脱酸素性
能に優れた微多孔質脱酸素樹脂層と脱酸素層の吸収面側
の隔離層として無孔薄膜の酸素透過性層を備え、脱酸素
成分が表面に突出するようなことがなく、液体物質に使
用しても脱酸素成分の溶出による汚染がなく安全衛生性
に問題がなく、さらにバリア層に各種の材料の使用が可
能で製造加工が容易であり、脱酸素性能に優れかつ耐水
・耐油性に優れたフィルム状又はシート状の片面吸収型
脱酸素多層体とその製造方法を提供することにある。
を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、脱酸素多層体の
脱酸素層として脱酸素性能に優れた微多孔質の脱酸素樹
脂層を用い、この脱酸素層の吸収面側に、無孔薄膜の樹
脂層とこれに保護層として粒状難水溶性フィラーを分散
した樹脂組成物を微多孔質化させた層とを組み合わせて
積層した構成の遮蔽層を設けることにより、脱酸素速度
に優れ、かつ、脱酸素成分が表面に突出するようなこと
がなく、液体物質に使用しても脱酸素成分の溶出の恐れ
のない、フィルム状又はシート状の脱酸素多層体とする
ことができることを見い出した。そして、脱酸素多層体
の製造に際し、脱酸素成分を分散した樹脂組成物の層の
吸収面側に酸素透過性を有する熱可塑性樹脂の層と粒状
難水溶性フィラーを分散した樹脂組成物の層を組み合わ
せ積層した樹脂積層体を延伸することにより、連続微多
孔質の脱酸素層に無孔薄膜の酸素透過性層と連続微多孔
質の酸素透過性層とを組み合わせた遮蔽層が一挙に形成
できることを見い出した。同時に前記樹脂積層体の吸収
面側の他面に予め樹脂層(緩衝層)を設けておき、これ
を延伸して緩衝層の面にバリア層を積層することによ
り、上記課題を解決して、フィルム状又はシート状の片
面吸収型脱酸素多層体が容易に製造できることを見い出
した。
素透過性層を備え、他面にバリア層を備えたフィルム状
又はシート状の脱酸素多層体において、脱酸素成分を分
散させた樹脂組成物が連続微多孔質化されてなる脱酸素
層Aの一面に、少なくとも無孔薄膜の熱可塑性樹脂から
なる酸素透過性層Cと粒状の難水溶性フィラーを分散さ
せた樹脂組成物が連続微多孔質化されてなる酸素透過性
層Bとを備え、かつ前記層Aの他面に熱可塑性樹脂から
なる緩衝層Eを備え、隣接する前記各層が熱融着されて
なる積層体の緩衝層E面にバリア層Dが積層されてなる
ことを特徴とする片面吸収型脱酸素多層体を提供する。
以下、「片面吸収型脱酸素多層体」を、「脱酸素多層
体」又は「多層体」と言うことがある。
成分を分散させた樹脂組成物が微多孔質化された脱酸素
層Aを備え、この脱酸素成分としては、鉄粉を主剤とす
る脱酸素成分が好ましい。
薄膜の熱可塑性樹脂からなる酸素透過性層Cと粒状の難
水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物が微多孔質化さ
れてなる酸素透過性層Bとがそれぞれ1層以上組み合わ
されて積層された遮蔽層(酸素透過性層)が形成されて
いるが、前記酸素透過性層Cの酸素透過率は、1×10
-11 〜6×10-9[cm3 /cm2 ・sec ・Pa]であること
が好ましい。
素透過性層Cが存在する側をn−ヘプタンに浸漬した際
に、脱酸素多層体からの溶出量が表面積1cm2 当たり
0.3mg以下であることが好ましく、これにより、脱酸
素多層体は耐油性に優れたものとなり、包装材料とした
場合に被包装物への影響を避けることができる。
脱酸素体であるが、前記脱酸素層Aの吸収面側に形成さ
れた遮蔽層の構成は簡便な構成が好ましく、脱酸素層A
から順に酸素透過性層B、酸素透過性層Cが積層された
構成、あるいは脱酸素層Aから順に酸素透過性層C、酸
素透過性層Bが積層された構成とすることができる。
酸素多層体を製造する方法として、脱酸素成分を分散さ
せた樹脂組成物の層aの一面に酸素透過性を有する熱可
塑性樹脂の層cと粒状の難水溶性フィラーを分散させた
樹脂組成物の層bとがそれぞれ1層以上組み合わされて
積層され、かつ前記層aの他面に熱可塑性樹脂の層eが
積層され、隣接する前記各層が互いに熱融着されてなる
樹脂積層体の基材を延伸し、次に延伸した前記基材の層
e面にバリア層Dを積層して、層aが連続微多孔質化さ
れてなる脱酸素層Aの一面に、少なくとも層cが薄膜化
されてなる無孔の酸素透過性層Cと層bが連続微多孔質
化されてなる酸素透過性層Bとを備え、前記層Aの他面
に層eが延伸されてなる緩衝層Eに積層してなるバリア
層Dを備えたフィルム状又はシート状の脱酸素多層体を
製造する片側吸収型脱酸素多層体の製造方法を提供す
る。
前記樹脂積層体の基材を1軸方向又は2軸方向に面積換
算で2〜20倍に延伸することが好ましい。また基材の
樹脂積層体の延伸は、1軸延伸、2軸同時延伸又は2軸
逐次延伸のいずれの方法であってもよい。
体の脱酸素層Aの他面に緩衝層Eを介してバリア層Dを
積層することにより、酸素バリア性に優れた材料や複合
材料等の各種材料を、接着、融着、押し出しコーティン
グ、蒸着等の方法を、その材料や構成に応じ適宜選択し
て、積層することができる。仮に、緩衝層Eの介在なく
直接延伸によって形成された脱酸素層Aに、例えば、接
着剤を塗布すれば、脱酸素層Aに形成された微多孔質層
に接着剤が浸透することとなり、また軟化点の高い樹脂
層を熱融着させようとすれば、微多孔質層を損なうこと
となり、前記公知の方法は採用できない。しかし、本発
明によれば、樹脂積層体にバリア層として予め積層して
延伸することが不可能な材料でも、緩衝層Eを介して積
層することにより、バリア層Dとすることが可能とな
る。
の態様が、図1;無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A
/緩衝層E/接着層F/バリヤ層Dに例示される。ここ
で、図1の吸収面の構成、無孔質層C/多孔質層B/脱
酸素層Aを、多孔質層B/無孔質層C/脱酸素層Aにす
ることもできる。なお、ここでは、酸素透過層Cを無孔
質層C、酸素透過層Bを多孔質層Bと言い換える。ま
た、緩衝層Eとバリヤ層Dの間に接着層Fが設けられて
いる。
えた包装材料として吸収面を内側にして、包装袋や包装
容器の一部又は全部に様々の形で使用することができ
る。例えば、図2は、脱酸素体10を包装用容器20の
トップシールフィルムに用いた例であり、図3は、脱酸
素体10を包装袋の片側に利用した例である。ここで
は、被包装物は固体に制限することなく、液体、または
固体、液体の両方を含むものであってもよい。
層について詳しく説明する。本発明の脱酸素多層体にお
いて重要な機能を果たす無孔薄膜の酸素透過性層Cにつ
いては、その酸素透過率が、1×10-11 〜6×10-9
[cm3 /cm2 ・sec・Pa]であることが望まれる。その
必要性は、次の計算によって理解される。
定)、体積Vの気体を透過させるのに要する時間tの場
合、その定義より、気体透過率(P/X、Pは気体透過
係数、Xは膜の厚さ)は、次式で示される。 P/X=
V/(A・p・t)
素を対象とする有限系では、酸素の圧力が脱酸素に伴っ
て低下するので、圧力差が低下していくことを考慮する
と、酸素濃度の変化は直線的な減少ではなく、ほぼ指数
関数的な減少となる。そのため、例えば、酸素濃度20.6
容積%の空気を含む対象系から、酸素濃度 0.1容積%の
状態に酸素濃度が低下するとすると、この場合の気体透
過率は前式で計算される値の loge (20.6 /0.1 )=5
倍程度あればよいことになる。さらに、空気の体積Va
(V=0.206 Va )、空気の圧力pa (p= 0.206
pa )より、係数0.206 は相殺されて、前記の気体透過
率の式は、P/X=5Va /(A・pa ・t)となる。
明に係わる脱酸素多層体の無孔の酸素透過性層Cに要求
される酸素透過率を計算すると、pa =1.013 ×105Pa
(常圧)において、Va /A=0.1 〜5cm3/cm2 (脱酸
素多層体の吸収面側の単位表面積当たりの被包装物側に
存在する空気量で、本発明に係る脱酸素対象系はほとん
どこの範囲に含まれる)、脱酸素所要時間t=0.5 〜5d
ayとすると、Va /(A・t)=0.02〜10cm3 /cm2 ・
day となり、結局、P/X=1.1 ×10-11 〜 5.7×10-9
[cm3 /cm2 ・sec ・Pa]となる。
脂及び厚さは、前記の酸素透過率P/Xで表される要求
性能に応じて、適宜、選択することができる。樹脂とし
ては、非極性または低極性高分子で、その酸素透過係数
Pは、前記の酸素透過率に対する要求が低い場合には特
に制限がないが、より広い要求範囲に対応するために
は、Pが1×10-13 [cm3 ・cm/cm2 ・sec ・Pa]以
上、さらにできれば1×10-12 [cm3 ・cm/cm2 ・se
c ・Pa]以上の熱可塑性樹脂が好ましい。また無孔質体
であれば、単独のモノマー種から重合された高分子のみ
でなく、各種の共重合体、樹脂の混合体でもあってもよ
い。さらに酸素透過性層Cは、層全体での酸素透過率が
前記の範囲を満たしていれば、複数の層で構成してもよ
い。
例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、4−
メチル−1−ペンテンなどのオレフィン類の単独重合体
および共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
ブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共
重合体とその水素添加物、各種シリコン樹脂、などがあ
り、さらにこれらの変成物、グラフト体、混合物などで
あってもよい。
マトリックス成分となる樹脂にこの層Cと同じ樹脂を用
いる場合には特に制限はないが、異なる樹脂を用いる場
合には、その樹脂と層Cを構成する樹脂との親和性が重
要である。すなわち、積層に際し特に接着剤などを用い
ない場合には、層Cの樹脂と他の層に用いる樹脂とが互
いに相溶性を持っていることが望まれる。なお、ここで
の「相溶性」の証明は熱力学的に厳密である必要はな
く、例えば、両者のヒートシールが可能な程度であれば
それを肯定してよい。
プロピレンと酸素透過性の比較的高いポリメチルペンテ
ンを用いて無孔質の酸素透過性層Cを構成したケースに
ついて試算してみる。 1)ポリプロピレン:酸素透過係数P= 1.7×10
-13 [cm3 ・cm/cm2 ・sec ・Pa](30℃)(Polymer
Handbook, 2nd Ed. III-235. J.Brandrup and E.H.Imme
rgut, John Willy & Sons(1975) 、単位は変換) 厚さX>10μm においては、P/X<1.7 ×10-17 [cm
3 /cm2 ・sec ・Pa]の範囲であれば適用可能である。
典型的な対象として、Va /A=1cm3/cm2 、t=1da
y の場合には、同様の計算より、厚さX=3μm の薄さ
が必要となる。この厚さの無孔質層は、強度面からはほ
ぼ限界にあるが、所要脱酸素時間を考慮すれば、層厚を
厚くできるので、ポリプロピレンが使用できることが判
る。
=2.4 ×10-12 [cm3 ・cm/cm2 ・sec ・Pa](25℃)
(Polymer Handbook, 2nd Ed. III-235 ) 厚さX>10μm においては、P/X<2.4 ×10-9[cm3
/cm2 ・sec ・Pa]の範囲であれば適用可能である。こ
の場合には、Va /A=1cm3/cm2 、t=1dayの場合で
も厚さX=42μm となるので実用的な層となる。以上の
ように、遮蔽用の無孔質層における酸素透過性について
は、適当な樹脂を正しく選択すれば、ほぼ要求性能を満
たすことが可能である。
は、酸素透過率で表される脱酸素対象物の要求性能と樹
脂の酸素透過係数とにより決定される。ただし、ピンホ
ールなどが発生しないように安定して製造可能で、か
つ、通常の使用において内容物との接触などでもピンホ
ールや破れが生じないことが確実であれば、最大値より
もできるだけ薄いことが望ましい。層Cの厚さは、製造
上少なくとも3μm 程度は必要であり、一般的には厚さ
5〜20μm 程度が望ましい。
粒状の難水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物が延伸
によって連続微多孔質化された樹脂組成物の層よりな
る。この層Bに用いられるフィラーとしては、水に不溶
または難溶の無機または有機物であれば特に制限はない
が、被包装物が酸性などの液体の場合にも使用できる脱
酸素多層体とする場合で、特にこの層Bが最外層に位置
する場合には、それらの条件下でも溶出しないことが必
要となる。また、燃焼の危険性が低い酸化物などのフィ
ラーが望ましい。
としては、シリカ、珪藻土、タルク、チタニア、硫酸バ
リウムなどが適当である。また有機フィラーの例として
は、マトリックスの樹脂よりも高融点を有する粒状樹
脂、セルロース粉末などが適当である。フィラーの粒径
としては、樹脂への添加などを含めて扱い易い範囲であ
れば特に制限はないが、他の層を傷つけず、さらに連続
多孔質層として前記酸素透過性層Cを保護する点から、
層Cの厚さ未満で、より細かい方が望ましく、最大粒径
で10μm 以下が好ましい。
ては、樹脂そのものの酸素透過性は、微多孔質化される
ためにあまり問題とならず、難水溶性フィラーを容易に
混合、分散させられるものであれば、特に制限はない。
むしろ、無孔質層Cとの相溶性のよさ、延伸の容易さ、
脱酸素多層体の使用温度範囲、などを考慮して選択すれ
ばよく、一般的には前述の無孔質層Cの樹脂の例に準ず
る。
する添加比率は、一般に体積分率で10〜60容積%、
より好ましくは20〜40容積%の範囲である。難水溶
性フィラーの添加比率が低すぎると微多孔質化が難し
く、高すぎるとフィルム化又はシート化が困難となるこ
とから、これらを考慮して前記範囲で適正に設定すれば
よい。
難水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物に形成された
連続微多孔質構造によって十分に確保される。この層B
における微多孔の体積分率は 0.1以上が望ましく、層の
強度の観点から、上限は 0.9以下、好ましくは 0.5以下
である。
酸素透過性層Cの保護や補強、また脱酸素成分粒子によ
る層Cの損傷(例えば大きな鉄粉による破れなど)の防
止、ができる程度の厚さが必要で、少なくとも脱酸素成
分の最大粒子径以上が望ましい。他方、必要以上に厚い
と脱酸素多層体を厚くすることになるので、層Bの厚さ
は、厚くとも脱酸素成分粒子の最大粒径の10倍以下で
ある。通常は、20〜200μmの範囲が好ましい。
の2種の層は、各1層以上を組み合わせ、脱酸素層Aの
吸収面側に積層して、酸素透過性の遮蔽層が構成され
る。これらの2種の酸素透過性層の多層構造中における
位置及びその数は、脱酸素多層体を包装材として使用し
た場合に、被包装物に対して脱酸素層Aとの間にあれば
特に制限はなく、用途・目的、生産性等に応じて、適
宜、選択される。ただし、全体の層数をできるだけ少な
くしてより簡便に製造することを考慮すれば、脱酸素層
Aの吸収面側に酸素透過性層C及び酸素透過性層Bを各
1層の構成とすることができる。この場合、酸素透過性
層C又は酸素透過性層Bが、脱酸素層Aに対して直接被
包装物側、すなわち最外層に位置する構成となる。
素透過性層Bとの中間にある場合には、難水溶性フィラ
ーを含む連続微多孔質の酸素透過性層Bが外部からの力
に対して無孔薄膜の酸素透過性層Cを保護するように作
用し、層Cが層Bの内容物側にある場合には、層Bが層
Cを裏から補強するように作用し、いずれにしても、本
発明の脱酸素多層体においては、酸素透過性層Bは酸素
透過性層Cの保護層の役割を果たす。また、酸素透過性
層Cが脱酸素層Aと酸素透過性層Bの間にある構成は、
製造時延伸に際し、層Cは厚さ方向への変形が少ないた
めに損傷し難く、また製造後は外部からの直接の衝撃か
ら保護される点で優れている。他方、酸素透過性層Cが
最外層に位置する構成は、極性の低い液体と接触して
も、多層体内部への液体の浸透が全くない点が優れてい
る。これらの利害得失を勘案して層構成が選択される。
分散させた脱酸素樹脂組成物の層が延伸により微多孔質
化されたものよりなる。この脱酸素層Aに用いる脱酸素
成分としては、種々の組成物が知られているが、中でも
鉄粉、アルミニウム粉、ケイ素粉などの金属粉、第一鉄
塩などの無機塩類、アスコルビン酸とその塩類、カテコ
ール、グリセリンなどのアルコールまたはフェノール類
などが好ましく、特に鉄粉を主成分とするものが好適で
ある。さらに、鉄粉と各種塩類、特にハロゲン化金属を
添加したもの、中でも鉄粉の表面をハロゲン化金属で被
覆したものが好ましい。
最大粒径が脱酸素層Aの厚さを超えなければ、粒径分布
などに特に制限はないが、酸化速度の点、他の層を傷つ
けない(貫通などのない)点ではより細かいものが望ま
しい。ただし、粒子が細か過ぎる場合には粉塵爆発など
の危険性から取扱いに慎重さが要求され、また、一般に
高価となることから、脱酸素成分の粒子の大きさは、平
均粒径として10〜100μm が好ましく、30〜50
μm がより好ましい。
は、この場合も前記微多孔質化する酸素透過性層Bの場
合と同様、樹脂そのものの酸素透過性は、微多孔質化さ
れるためにあまり問題とならず、鉄粉などの脱酸素成分
を容易に混合、分散させられるものであれば、特に制限
はなく、樹脂の選択は、前述の酸素透過性層Bに係る樹
脂の選択に準ずる。
率は、同様に微多孔質化するために、体積分率で10〜
60容積%、より好ましくは20〜40容積%の範囲に
選ばれる。添加比率を重量分率で表現すると脱酸素成分
の密度によって異なることになるが、鉄粉主剤の脱酸素
成分の場合、添加比率は40〜90重量%、より好まし
くは60〜85重量wt%となる。また、鉄粉を少なくす
る場合には、他のフィラーを加えることにより、同様に
連続微多孔質化が可能である。
様、微多孔の体積分率は 0.1以上、上限は 0.9以下、好
ましくは 0.5以下が望ましい。脱酸素層A内の通気性が
粒状脱酸素成分を分散した樹脂組成物に形成された連続
微多孔質構造によって確保され、層内では容易に酸素が
脱酸素成分に到達することができる。
量によりほぼ決定される。すなわち、対象とする空気の
中の酸素を全て吸収できる最低量の脱酸素成分を含む厚
さが最低の厚さとなる。通常は、内容物の長期保存時の
若干の酸素流入をも考慮して、この最低量の脱酸素成分
の2〜3倍を用いるため、厚さもこの最低の場合の2〜
3倍が基本となる。加えて、脱酸素層が連続微多孔質化
していると、微多孔化していない場合と比較して、脱酸
素層内部の脱酸素成分まで直ちに脱酸素に関与する。そ
のため、特に、初期の吸収速度が厚さにほぼ比例して大
きくなる。そこで、この脱酸素速度をも考慮して厚さを
決定する。ただし、他方で無孔質の酸素透過性層Cの酸
素透過が律速となるため、層Cにおける透過速度と脱酸
素層Aにおける吸収速度とが等しくなる場合が、最大の
吸収速度となる。脱酸素層Aの厚さは、上記を考慮して
適宜決められるが、通常、好ましくは10〜400μ
m、より好ましくは30〜200μmの範囲に選ばれ
る。
脱酸素層Aの樹脂に熱融着可能で前記樹脂積層体として
一体化して延伸できるものであれば、特に制限はなく、
脱酸素層Aと相溶性があり、加工性を考慮して選ばれ、
通常、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン系樹脂が用いられる。緩衝層Eの厚さは、10〜50
0μm、より好ましくは20〜200μmの範囲に選ば
れる。
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル類、ナイロン6、ナイロンMXD等の
ポリアミド類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等
の塩素含有樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体
等の低酸素透過性樹脂が挙げられる。バリヤ層Dに係る
樹脂は、必ずしも酸素バリヤ性樹脂でなくても、厚みを
厚くすることによって実質的にバリヤ層として使用でき
るものであれば、酸素透過性の樹脂でも使用できる。さ
らにバリヤ層Dを構成する材料としては、前記低酸素透
過性樹脂の単層フィルムの他、このフィルムの複合フィ
ルム、アルミニウム等の金属箔、金属又は金属酸化物、
ケイ素酸化物等の蒸着膜を用いた複合フィルムであって
もよい。バリヤ層Dは、延伸用基材の樹脂積層体を延伸
した後、前記の緩衝層E面に積層され、緩衝層Eとバリ
ヤ層Dとの間には、接着層を設けることができる。
て、各種の液体を多く含む系に好適に用いられるには、
それら液体に対する耐液性があることが好ましい。前記
の各層を構成する樹脂として、主に非極性又は低極性の
高分子、又はこれらの高分子の混合物を用いることによ
り、水、アルコール類などの高極性溶媒や、酸、アルカ
リなどの水溶液に対する耐液性をほぼ付与することがで
きる。しかし、非極性又は低極性の高分子の中には、各
種の油類や低極性の有機溶媒類によっては、部分的また
は完全に溶解されてしまうものがある。そこで、このよ
うな各種の油類や低極性の有機溶媒類に対する耐性(以
下、耐油性と呼ぶ)を必要とする用途では、さらに樹脂
種を選択すると良い。この選択には、例えば、代表的な
1種以上の溶媒に対する樹脂の溶解量を測定することで
可能であり、その溶解量が予め定めた値よりも低ければ
耐油性の用途に使用できる。
用いる場合の溶解量については、一般に満たすべき基準
が存在する。日本における基準は、「食品衛生法」に基
づく「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年厚生省
告示第370号)の「第3器具及び容器包装」の「D
器具若しくは容器包装又はこれらの材質別規格」の「2
合成樹脂製の器具又は容器包装」に示される。このう
ち、耐油性は、フィルムの表面積1cm2 当たり2cm3 の
n−ヘプタンを用いて、25℃でフィルムを1時間浸漬
させた場合の、n−ヘプタン中の蒸発残留物の量(溶出
後のn−ヘプタン重量に対する蒸発残留物の重量の比で
表す)で判断される。ただし、有限時間内の溶出のた
め、一般に溶解量は平衡値ではない。この量が規定値以
下であれば包装容器に使用可能となる。規定値は各樹脂
種について定められており、高めの規定値の例として、
ポリスチレンの240ppm 、ポリエチレンとポリプロピ
レンについての150ppm (100℃を超える用途で使
用する場合は30ppm )などがある。n−ヘプタンの密
度0.68g/cm3 を用いて、フィルムの表面積1cm2
当たりの溶出重量は、上記240ppm の場合、約0.3
mgと計算される。
要な場合は、上記の基準に従って樹脂種を選択すればよ
い。なお、一般に、樹脂と溶媒との親和性が低い場合に
はフィルムの表面付近のみからの溶出であるが、親和性
が高い場合には、溶媒はフィルムの層の内部まで浸透す
るため、内部からも溶出が生じる。すなわち、親和性が
高い場合の溶出量は、単にフィルムの表面積だけでな
く、それらの厚さにも影響を受ける。そこで、脱酸素多
層体の耐油性を測定する場合には、厚さが定まったも
の、つまり完全に多層化した後のものを用いる。また、
脱酸素対象物に接触する側のみでの測定となることか
ら、脱酸素多層体の酸素吸収面が測定部位となる。
シート状の脱酸素性包装材料として、例えば包装袋や包
装容器の一部や全部に種々の形で使用することができ
る。その際の被包装物は、固体、液体、クリーム状やス
ラリー状の半液体、またはこれらの混じったものでもよ
い。このため、本発明の脱酸素多層体の各層を構成する
材料としては、高い脱酸素速度を維持し、脱酸素成分及
び樹脂の溶出防止ができ、新たな溶出などの問題が生じ
るようなことがなければ、前述の材料以外に各種の添加
物を加えることが可能である。添加物としては、例え
ば、着色または隠蔽のための顔料や染料、酸化防止や分
解防止などのための安定化成分、帯電防止成分、吸湿成
分、脱臭成分、可塑化成分、難燃化成分などが挙げられ
る。また、同様に脱酸素多層体としての性能に悪影響を
与えない限り、印刷層や易開封層、易剥離層などを追加
することが可能である。
脂層を積層して予め延伸用基材の樹脂積層体を製造した
後、この樹脂積層体の複数の樹脂層をまとめて同時に延
伸することにある。この方法により、脱酸素層Aと難水
溶性フィラーを含む酸素透過性層Bとを、それぞれ、効
果的に連続微多孔質化すると同時に、無孔樹脂層の酸素
透過性層Cを安定して薄くすることが可能となり、優れ
た脱酸素性能を備えた脱酸素層Aと、その吸収面側に無
孔薄膜の酸素透過性層Cと微多孔質の酸素透過性層Bを
組み合わせて積層した酸素透過性に優れた遮蔽層とを備
えた多層体を製造することが可能になる。
の製造には、通常の共押出しや押出しコーティング、押
出しラミネートなどの手法を用いることが可能であり、
いずれの手法でも、本発明に合致した多層構造を得るこ
とができる。特に逐次積層する押出しコーティングや押
出しラミネートが好ましく、一度形成された平滑なフィ
ルム(特に延伸前は厚いため、強度的にも問題がない)
に次の層を重ねていくために、例えば脱酸素成分に鉄粉
を用いる場合でも、他の層が鉄粉の凹凸の影響を受けに
くい。
いるように、1軸延伸、2軸同時延伸、2軸逐次延伸の
いずれの手法を用いてもよい。この場合の延伸温度は、
酸素透過性層Cに係る樹脂の溶融温度付近以下が好まし
く、また延伸倍率は面積換算で2〜20倍とすることが
望ましい。延伸によって基材の樹脂積層体の厚みは薄く
なるが、延伸前後の厚みの変化は各層を構成する材料、
層構成及び延伸倍率等によって異なるので、これらを考
慮して、予め積層する各層の厚さと全体の厚さを決める
必要がある。
り、脱酸素層Aの吸収面の他面側に緩衝層Eを介してバ
リヤ層Dが積層される。バリヤ層Dは、熱ラミネート、
ドライラミネート、押出しコーティングなど、公知の方
法により、接着または融着して、最終的な多層構造とさ
れる。
に詳しく説明するが、本発明はこれらによって限定され
るものではない。なお、説明中の共通事項は次の通りで
ある。製造したフィルム状又はシート状の脱酸素多層体
(以下、単に脱酸素多層体という)は、脱酸素性能、脱
酸素成分の溶出及び耐油性について、それぞれ、次に述
べる方法で評価した。なお、脱酸素性能の試験に際して
は、所定の大きさに切り出した試料の脱酸素多層体の断
面を合成ゴム系接着剤で覆い、切断面に脱酸素層が露出
して結果に影響することがないように、端面処理して試
験に供した。また脱酸素成分の溶出試験には、前記端面
処理した試料を、さらに、温度60℃、相対湿度80%
の空気中に約5日間放置し、予め脱酸素樹脂組成物中の
鉄粉を十分酸化させて測定用試料とした。なお、この酸
化処理は、脱酸素成分の鉄は酸化することによって溶出
し易くなるために行った。
酸素吸収量の測定) 端面処理した所定面積の試料(面積;300cm2 、寸
法;15cm×20cm)と加湿用の水を含ませた脱脂綿と
を、アルミニウム箔積層フィルム製のバリア袋(寸法;
20cm×30cm)に入れ、空気を所定量充填した後、袋
をヒートシールして密封した。この密封袋を25℃に保
持しておき、袋内の酸素濃度をガスクロマトグラフ
((株) 島津製作所、GC-14B)を用いて経時的に測定
し、酸素濃度の変化を追跡した。通常は、脱酸素性能を
脱酸素時間で評価することとし、脱酸素時間を測定する
場合には、面積300cm2 の試料に対して充填する空気
量を300cm3 とし、袋内の酸素濃度が0.1容量%に
達するまでの時間を脱酸素時間として示した。総酸素吸
収量の測定は適宜行うが、この場合には、面積300cm
2 の試料に対し充填空気量を1500cm3 とし、袋内の
酸素濃度の変化がなくなった時点の酸素濃度から酸素吸
収量を算出し、これを総酸素吸収量とした。
2 、寸法;15cm×20cm)を、蓋付きのポリエチレン
製容器に入れた塩酸水溶液(塩酸濃度0.01N)10
00cm3 に25℃で浸漬し、プラズマ発光分光分析装置
(セイコー電子工業(株)、機種名;SPS1200VR )を用
い、浸漬液中の鉄濃度を経日的に測定した。なお、この
場合、塩酸水溶液は塩酸(原子吸光分析用)と純水(導
電率0.07μS/cm未満)から調製したものを用い、ま
た試料が外面に酸素透過性層B(微多孔質樹脂層)を有
する層構成の脱酸素多層体の場合には、特に断りのない
限り予め試料をエタノールに浸漬処理して撥水性を低下
させてから、浸漬試験に供した。
度の標準モデル溶液に塩化第二鉄水溶液を用いた味覚試
験より、3ppm とした。すなわち、塩化第二鉄水溶液を
用い、塩化第二鉄の濃度を0ppm から段階的に上げて味
覚に影響を与える濃度を調べたところ、約10ppm に達
すると味覚に若干の変化を覚えた。そこで塩化第二鉄鉄
濃度10ppm から塩素分を除いた3ppm を鉄相当分とし
て、鉄の許容上限濃度とした。
級)400cm3 を入れた試験容器の開口部(開口部面積
200cm2 )に、端面処理した脱酸素体試料(寸法;2
0cm×20cm、面積;400cm2 )の吸収面を容器側に
向けて重ね合わせ、締付け治具を用いて容器を密封した
後、容器をひっくり返して試料にn−ヘプタンを接触さ
せ、25℃で1時間保持した。続いて、脱酸素体試料に
接触させたn−ヘプタンを蒸発乾固させ、残留物の重量
を測定し、この重量から同量のn−ヘプタンの空試験の
蒸発残渣量を差し引き、これをn−ヘプタンの接触面積
200cm2 で割り算して、n−ヘプタン2cm3 /接触面
積1cm2 当たりの溶出量で示した。
格基準」(昭和34年厚生省告示第370号)の「第3
器具及び容器包装」の「B 器具又は容器包装一般の
試験法」の「4 蒸発残留物試験法」に準じて行った方
法であり、ポリスチレンの規定値240ppm から計算さ
れた、n−ヘプタン2cm3 /接触面積1cm2 当たりの溶
出量0.3mgを基準値とし、ここでは、これと比較し
て、耐油性を判断する。なお、耐油性を必要としない用
途には、この評価に関係なく使用可能である。
項は次の通りである。脱酸素層Aに用いる脱酸素成分と
して、鉄粉(平均粒径約35μm 、最大粒径約100μ
m )に50重量%塩化カルシウム水溶液を噴霧して加熱
乾燥させ、鉄粉100重量部当たり2重量部の比率で塩
化カルシウムを鉄粉表面にコーティングした粒状の脱酸
素成分(以下、塩化カルシウムコーティング鉄粉と呼
ぶ)を調製した。次いで2軸押出機を用い、前記粒状脱
酸素成分と所定の樹脂とを、所定混合比で混練、ストラ
ンドダイより押し出し、冷却後、ペレタイザーで切断し
て樹脂組成物のペレットを得、これを脱酸素層Aの材料
とした。
性フィラーとして、合成シリカ((株) 龍森、商品名;
CRYSTALITE VXS2 、平均粒径5μm )を用い、同様に2
軸押出機で、前記の合成シリカと所定の樹脂とを、混合
比50:50(重量比)で混練して樹脂組成物のペレッ
トを得、これを多孔質層Bの材料とした。なお、難水溶
性フィラーとして、珪藻土(RADIOLITE F 、昭和化学工
業( 株) 、平均粒径7μm )を用いた場合は、珪藻土4
0wt%、樹脂60wt%の混合比としたものを用いた。た
だし、以下の実施例においては、特に断らない限り前者
を用いた。
( 株) 、商品名としてはポリプロピレンであるが、実際
は他のα−オレフィンを若干含む共重合体、メルトフロ
ーレート6.0g/10min 、融点140℃、25℃にお
ける酸素透過係数1.4×10 -13 [cm3 ・cm/cm2 ・
sec ・Pa]。 (2)直鎖状低密度ポリエチレン(ULTZEX 2520F):三
井石油化学工業( 株) 、商品名としてはポリエチレンで
あるが、実際は他のα−オレフィンを若干含む共重合
体、メルトフローレート2.3g/10min 、融点118
℃、25℃における酸素透過係数3.0×10-13 [cm3
・cm/cm2 ・sec ・Pa]。 (3)4−メチル−1−ペンテン共重合体(TPX MX002
):三井石油化学工業(株) 、メルトフローレート22
g/10min(260℃) 、融点235℃、25℃における酸
素透過係数2.4×10-12 [cm3 ・cm/cm2 ・sec ・
Pa]。 (4)エチレン−プロピレン共重合体(TAFMER S-4030
):三井石油化学工業(株) 、エチレン成分のmol 分率
は約0.5、メルトフローレート0.2g/10min(19
0℃) 、単独での酸素透過係数は不明、ポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物の25℃における酸素透過
係数3.0×10-13 [cm3 ・cm/cm2 ・sec ・Pa]。 (5)エチレン−プロピレン共重合体(TAFMER P-0680
):三井石油化学工業(株) 、エチレン成分のmol 分率
は約0.75、メルトフローレート0.4g/10min(1
90℃) 、25℃における酸素透過係数1.4×10-12
[cm3 ・cm/cm2・sec ・Pa]、直鎖状低密度ポリエチ
レン(ULTZEX 2520F)30wt%との混合物の25℃にお
ける酸素透過係数8.2×10-13 [cm3 ・cm/cm2 ・
sec ・Pa]。 (6)水素添加スチレン−ブタジエン共重合体とポリプ
ロピレンとの混合物(DYNARON H4800N):日本合成ゴム
( 株) 、ポリプロピレン分率30wt%、メルトフローレ
ート16g/10min (230℃)。 (7)エチレン−酢酸ビニル共重合体(LV360 ):三菱
化学( 株) 、酢酸ビニル分率10wt%、メルトフローレ
ート9.0g/10min 、融点95℃。 (8)接着性ポリオレフィン(ADMER NF300 ):三井石
油化学工業( 株) 、メルトフローレート1.3g/10mi
n(190℃) 、融点120℃。 (9)接着性ポリオレフィン(ADMER NF550 ):三井石
油化学工業( 株) 、メルトフローレート6.2g/10mi
n(190℃) 、融点120℃。 (10)ナイロンMXD(MX-NYLON 6007 ):三菱ガス
化学( 株) 、メルトフローレート2.0g/10min 、融
点240℃。 (11)エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVAL E
P-E105):( 株) クラレ、エチレン成分のmol 分率0.
44、メルトフローレート5.5g/10min(190℃)
、融点165℃。 (12)酸素バリヤフィルムとして、厚さ15μm のナ
イロンフィルム(SUPERNYL、三菱化学( 株) )、または
ナイロンとポリプロピレンの積層フィルム(SUPERNYLの
ナイロン層とポリプロピレン層との間に薄い接着層を含
む、合計厚さ65μm 、三菱化学( 株) )を用い、その
接着にはドライラミネート用接着剤(東洋モートン(
株) 、AD-585とCAT-10)を用いた。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層
Eに係る層300μm 、の構成と各厚さで、共押し出し
により4層を積層した。この4層品を温度130℃、縦
3倍×横3倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さ
の概略は、無孔質層C10μm /多孔質層B55μm /
脱酸素層A60μm /緩衝層E35μm であった。この
4層延伸品の緩衝層Eの表面を3.6kJ/m2 (慣用的な
単位では60W /m2/min )の放電エネルギーでコロナ
放電処理してから、ナイロンフィルムをドライラミネー
ト用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、無
孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A/緩衝層E/接着層
F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィルムとした。脱
酸素時間は2.0日、鉄の溶出は20日後で0.06pp
m 、無孔質層C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm
2 当たり0.08mgであった。
共重合体(TAFMER P-0680 )70wt%と直鎖状低密度ポ
リエチレン(ULTZEX 2520F)30wt%との混合物、多孔
質層B及び脱酸素層Aに係る樹脂成分として直鎖状低密
度ポリエチレン(同)、緩衝層Eに係る樹脂成分として
直鎖状低密度ポリエチレン(同)を用いて、無孔質層C
に係る層40μm /多孔質層Bに係る層100μm /脱
酸素層Aに係る層100μm /緩衝層Eに係る層200
μm 、の構成と各厚さで、共押し出しにより4層を積層
した。この4層品を温度100℃、縦4倍で1軸延伸し
た。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C10μm
/多孔質層B40μm /脱酸素層A40μm /緩衝層E
50μm であった。この4層延伸品の緩衝層Eの表面を
3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放電処理してか
ら、ナイロンフィルムをドライラミネート用接着剤(乾
燥後の厚さ約10μm )で接着して、無孔質層C/多孔
質層B/脱酸素層A/緩衝層E/接着層F/バリヤ層D
の6層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸素時間は1.
7日、鉄の溶出は20日後で0.09ppm 、無孔質層C
側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり0.0
2mgであった。
ル−1−ペンテン共重合体(TPX MX002 )、多孔質層B
及び脱酸素層Aに係る樹脂成分として4−メチル−1−
ペンテン共重合体(同)を用いて、無孔質層Cに係る層
40μm /多孔質層Bに係る層100μm /脱酸素層A
に係る層200μm /緩衝層Eに係る層100μm 、の
構成と各厚さで、共押し出しにより4層を積層した。こ
の4層品を、温度130℃、縦4倍で1軸延伸した。延
伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層Cに係る層10μ
m /多孔質層Bに係る層40μm /脱酸素層Aに係る層
80μm /緩衝層Eに係る層25μm であった。この4
層延伸品の緩衝層Eの表面を1.8kJ/m2 の放電エネル
ギーでコロナ放電処理してから、ナイロンフィルムをド
ライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で
接着して、無孔質層C/多孔質層B/多孔質脱酸素層A
/緩衝層E/接着層F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素
フィルムとした。脱酸素時間は0.7日、鉄の溶出は2
0日後で0.12ppm 、無孔質層C側からのn−ヘプタ
ンへの溶出量は1cm2 当たり0.30mgであった。
タジエン共重合体とポリプロピレンとの混合物(DYNARO
N H4800N)、多孔質層B及び脱酸素層Aに係る樹脂成分
としてポリプロピレン(FX4D)、緩衝層Eに係る樹脂成
分としてポリプロピレン(同)を用いて、無孔質層Cに
係る層100μm /多孔質層Bに係る層150μm /脱
酸素層Aに係る層150μm /緩衝層Eに係る層300
μm 、の構成と各厚さで、共押し出しにより4層を積層
した。この4層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2
軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質
層C10μm /多孔質層B55μm /脱酸素層A60μ
m /緩衝層E35μm であった。この4層延伸品の緩衝
層Eの表面を3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放
電処理してから、ナイロンフィルムをドライラミネート
用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、無孔
質層C/多孔質層B/脱酸素層A/緩衝層E/接着層F
/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸
素時間は1.3日、鉄の溶出は20日後で0.08ppm
、無孔質層C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm
2 当たり0.60mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )70wt%とポリプロピレン
(FX4D)30wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層
Eに係る層300μm 、の構成と各厚さで、共押し出し
により4層を積層した。この4層品を温度130℃、縦
6倍で1軸延伸した。延伸後の各層の厚さの概略は、無
孔質層C17μm /多孔質層B70μm /脱酸素層A8
0μm /緩衝層E50μm であった。この4層延伸品の
緩衝層Eの表面を3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロ
ナ放電処理してから、ナイロンフィルムをドライラミネ
ート用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、
無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A/緩衝層E/接着
層F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィルムとした。
脱酸素時間は2.1日、鉄の溶出は20日後で0.09
ppm 、無孔質層C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1
cm2 当たり0.45mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )70wt%とポリプロピレン
(FX4D)30wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層
Eに係る層300μm 、の構成と各厚さで、共押し出し
により4層を積層した。この4層品を温度130℃、縦
4倍×横4倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さ
の概略は、無孔質層C7μm /多孔質層B30μm /脱
酸素層A35μm /緩衝層E20μm であった。この4
層延伸品の緩衝層Eの表面を3.6kJ/m2 の放電エネル
ギーでコロナ放電処理してから、ナイロンフィルムをド
ライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で
接着して、無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A/緩衝
層E/接着層F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィル
ムとした。脱酸素時間は1.3日、鉄の溶出は20日後
で0.08ppm 、無孔質層C側からのn−ヘプタンへの
溶出量は1cm2 当たり0.24mgであった。
共重合体(LV360 )、多孔質層B及び脱酸素層Aに係る
樹脂成分として直鎖状低密度ポリエチレン(ULTZEX 252
0F)、緩衝層Eに係る樹脂成分として直鎖状低密度ポリ
エチレン(同)を用いて、無孔質層Cに係るE40μm
/多孔質層Bに係る層100μm /脱酸素層Aに係る層
100μm /緩衝層Eに係る層200μm 、の構成と各
厚さで、共押し出しにより4層を積層した。この4層品
を温度80℃、縦4倍で1軸延伸した。延伸後の各層の
厚さの概略は、無孔質層C10μm /多孔質層B40μ
m/脱酸素層A40μm /緩衝層E50μm であった。
この4層延伸品の緩衝層Eの表面を3.6kJ/m2 の放電
エネルギーでコロナ放電処理してから、ナイロンフィル
ムをドライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ約10μ
m )で接着して、無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A
/緩衝層E/接着層F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素
フィルムとした。脱酸素時間は1.4日、鉄の溶出は2
0日後で0.07ppm 、無孔質層C側からのn−ヘプタ
ンへの溶出量は1cm2 当たり0.01mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )70wt%とポリプロピレン
(FX4D)30wt%との混合物、難水溶性フィラーとして
珪藻土、多孔質層B及び脱酸素層Aに係る樹脂成分とし
てポリプロピレン(同)、緩衝層Eに係る樹脂成分とし
てポリプロピレン(同)を用いて、無孔質層Cに係る層
100μm /多孔質層Bに係る層150μm /脱酸素層
Aに係る層150μm /緩衝層Eに係る層300μm 、
の構成と各厚さで、共押し出しにより4層を積層した。
この4層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2軸同時
延伸した。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C1
0μm /多孔質層B55μm /脱酸素層A60μm /緩
衝層E35μm であった。この4層延伸品の緩衝層Eの
表面を3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放電処理
してから、ナイロンフィルムをドライラミネート用接着
剤(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、無孔質層C
/多孔質層B/多孔質脱酸素層A/緩衝層E/接着層F
/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸
素時間は1.2日、鉄の溶出は20日後で0.08ppm
、無孔質層CC側からのn−ヘプタンへの溶出量は1c
m2 当たり0.34mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層
Eに係る層800μm 、の構成と各厚さで、共押し出し
により4層を積層した。この4層品を温度130℃、縦
3倍×横3倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さ
の概略は、無孔質層C10μm /多孔質層B55μm /
脱酸素層A60μm /緩衝層E90μm であった。この
4層延伸品の緩衝層E側に、ナイロンとポリプロピレン
の積層フィルム(緩衝層Eにポリプロピレン側が接す
る)を熱融着により積層して、無孔質層C/多孔質層B
/脱酸素層A/緩衝層E/融着層(ポリプロピレン)/
バリヤ層D(ナイロン)の6層構成の脱酸素フィルムと
した。ただし、熱融着における加熱は、ナイロン層側か
らのみ行い、脱酸素層Aと多孔質層Bとの熱による無孔
化を最小限に抑えた温度と加熱時間とした。脱酸素時間
は2.3日、鉄の溶出は20日後で0.06ppm 、無孔
質層C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり
0.08mgであった。
密度ポリエチレン(ULTZEX 2520F)、多孔質層B及び脱
酸素層Aに係る樹脂成分として直鎖状低密度ポリエチレ
ン(同)を用いて、無孔質層Cに係る層40μm /多孔
質層Bに係る層100μm /脱酸素層Aに係る層100
μm /緩衝層Eに係る層800μm 、の構成と各厚さで
共押し出しにより、4層を積層した。この4層品を、温
度100℃、縦4倍で1軸延伸した。延伸後の各層の厚
さの概略は、無孔質層C10μm/多孔質層B40μm
/脱酸素層A40μm /緩衝層E200μmmであった。
この4層延伸品の緩衝層E側に、厚さ15μm の接着性
ポリオレフィン(ADMER NF550 )の層と、厚さ20μm
のエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVAL EP-E10
5)の層とを、共押し出しラミネートにより同時に積層
して、無孔質層CC/多孔質層B/脱酸素層A/緩衝層
E/接着性樹脂層(ADMER )/バリヤ層D(EVAL)の6
層構成の脱酸素フィルムとした。ただし、共押し出しラ
ミネートは、脱酸素層Aと多孔質層Bとの熱による無孔
化を最小限に抑える溶融樹脂温度とラミネート速度で行
った。脱酸素時間は2.8日、鉄の溶出は20日後で
0.07ppm 、無孔質層C側からのn−ヘプタンへの溶
出量は1cm2 当たり0.01mg未満であった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、多孔質層Bに係る層150μm /無孔質層Cに係る
層100μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層
Eに係る層300μm 、の構成と各厚さで、共押し出し
により4層を積層した。この4層品を温度130℃、縦
3倍×横3倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さ
の概略は、多孔質層B55μm /無孔質層C10μm /
脱酸素層A60μm /緩衝層E35μm であった。この
4層延伸品の緩衝層Eの表面を3.6kJ/m2 の放電エネ
ルギーでコロナ放電処理してから、ナイロンフィルムを
ドライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )
で接着して、多孔質層B/無孔質層C/脱酸素層A/緩
衝層E/接着層F/バリヤ層Dの6層構成の脱酸素フィ
ルムとした。脱酸素時間は2.1日、鉄の溶出は20日
後で0.15ppm 、多孔質層B側のn−ヘプタンへの溶
出量は1cm2 当たり0.10mgであった。
ロピレン(FX4D)、緩衝層Eに係る樹脂成分としてポリ
プロピレン(同)を用いて、多孔質層Bに係る層150
μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層Eに係る
層300μm 、の構成と各厚さで、共押し出しにより3
層を積層した。この3層品を温度130℃、縦3倍×横
3倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さの概略
は、多孔質層B55μm /脱酸素層A60μm /緩衝層
E35μm であった。この3層延伸品の緩衝層Eの表面
を3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放電処理して
から、ナイロンフィルムをドライラミネート用接着剤
(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、多孔質層B/
多孔質脱酸素層A/緩衝層E/接着層F/バリヤ層Dの
5層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸素時間は0.6
日、鉄の溶出は20日後で2ppm (塩酸水溶液への浸漬
の前に、予めエタノールに数十秒浸漬した場合には20
日後で26ppm )、バリア層D側からのn−ヘプタンへ
の溶出量は1cm2当たり0.01mg未満であった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、脱酸素層Aに係る樹脂成
分としてポリプロピレン(同)、緩衝層Eに係る樹脂成
分としてポリプロピレン(同)を用いて、無孔質層Cに
係る層100μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩
衝層Eに係る層300μm 、の構成と各厚さで、共押し
出しにより3層を積層した。この3層品を温度130
℃、縦3倍×横3倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層
の厚さの概略は、無孔質層C10μm /脱酸素層A60
μm/緩衝層E35μm であった。この3層延伸品の緩
衝層Eの表面を3.6kJ/m2の放電エネルギーでコロナ
放電処理してから、ナイロンフィルムをドライラミネー
ト用接着剤(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、無
孔質層C/脱酸素層A/緩衝層E/接着層F/バリヤ層
Dの5層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸素時間は
1.9日、鉄の溶出は20日後で1.1ppm 、無孔質層
C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり0.
09mgであった。光学顕微鏡で観察したところ、無孔質
層Cを貫通した鉄粉がわずかに確認された。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)、緩衝層
Eに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層25μm /多孔質層Bに係る層
20μm /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層Eに
係る層200μm 、の構成と各厚さで、共押し出しによ
り4層を積層した。この無延伸の4層品の緩衝層Eの表
面を3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放電処理し
てから、ナイロンフィルムをドライラミネート用接着剤
(乾燥後の厚さ約10μm )で接着して、無孔質層C/
多孔質層B/脱酸素層A/緩衝層E/接着層F/バリヤ
層Dの6層構成の脱酸素フィルムとした。脱酸素時間は
40日、鉄の溶出は20日後で0.03ppm 、無孔質層
C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり0.
12mgであった。
ロピレン(FX4D)、緩衝層Eに係る樹脂成分としてポリ
プロピレン(同)を用いて、多孔質層に係る層150μ
m /脱酸素層Aに係る層150μm /緩衝層Eに係る層
300μm 、の構成と各厚さで、共押し出しにより3層
を積層した。この3層品を温度130℃、縦3倍×横3
倍で2軸同時延伸した。延伸後の各層の厚さの概略は、
多孔質層B55μm /脱酸素層A60μm /緩衝層E3
5μm であった。この3層延伸品の緩衝層Eの表面を
3.6kJ/m2 の放電エネルギーでコロナ放電処理してか
ら、ナイロンフィルムをドライラミネート用接着剤(乾
燥後の厚さ約10μm )で接着して、多孔質層B/多孔
質脱酸素層A/緩衝層E/接着層F/バリヤ層Dの5層
構成とした。さらに、この5層品の多孔質層B側に、エ
チレン−プロピレン共重合体(TAFMER S-4030 )50wt
%とポリプロピレン(FX4D)50wt%との混合物を用い
て、押し出しコーティングにより、厚さ10μm の無孔
質層を追加することを試みた。溶融樹脂の熱量不足、さ
らに多孔質層B部分のわずかな凹凸のためか、厚さ10
μm では融着できず、積層は不可能であった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm 、の構成
と各厚さで、共押し出しにより3層を積層した。この3
層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2軸同時延伸し
た。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C10μm
/多孔質層B55μm /多孔質脱酸素層A60μm であ
った。この3層延伸品の脱酸素層A側に、ナイロンフィ
ルムをドライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ約50
μm )で接着して、無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層
A/接着層F/バリヤ層Dの5層構成の脱酸素フィルム
とした(バリヤ層の積層強度は十分高くなった)。脱酸
素時間は10日であった。多孔質脱酸素層Aと多孔質層
Bとの細孔の、一部または全てが接着剤で埋められたと
考えられる。鉄の溶出は20日後で0.06ppm 、無孔
質層C側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり
0.08mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm 、の構成
と各厚さで、共押し出しにより3層を積層した。この3
層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2軸同時延伸し
た。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C10μm
/多孔質層B55μm /脱酸素層A60μm であった。
この3層延伸品の脱酸素層A側に、ナイロンとポリプロ
ピレンの積層フィルム(脱酸素層Aにポリプロピレン側
が接する)を熱融着により積層して、無孔質層C/多孔
質層B/脱酸素層A/融着層(ポリプロピレン)/バリ
ヤ層D(ナイロン)の5層構成の脱酸素フィルムとし
た。ただし、熱融着における加熱は、ナイロン層側から
のみ行い、脱酸素層Aと多孔質層Bとの熱による無孔化
を最小限に抑えた温度と加熱時間とした。脱酸素時間は
15日となった。脱酸素層Aと多孔質層Bとの細孔の、
一部または全てが、熱により無孔化されたと考えられ
る。鉄の溶出は20日後で0.06ppm 、無孔質層C側
からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm 2 当たり0.08
mgであった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm 、の構成
と各厚さで、共押し出しにより3層を積層した。この3
層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2軸同時延伸し
た。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C10μm
/多孔質層B55μm /脱酸素層A60μm であった。
この3層積品の脱酸素層Aに、厚さ15μm の接着性ポ
リオレフィン(ADMER NF550)の層と、厚さ20μm の
エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVAL EP-E105)
の層とを、共押し出しラミネートにより同時に積層し
て、無孔質層C/多孔質層B/脱酸素層A/接着性樹脂
層(ADMER )/バリヤ層D(EVAL)の5層構成の脱酸素
フィルムとした。ただし、共押し出しラミネートは、脱
酸素層Aと多孔質層Bとの熱による無孔化を最小限に抑
える溶融樹脂温度とラミネート速度で行った。脱酸素時
間は12日となった。脱酸素層Aと多孔質層Bとの細孔
の、一部または全てが、熱により無孔化されたと考えら
れる。鉄の溶出は20日後で0.07ppm 、無孔質層C
側からのn−ヘプタンへの溶出量は1cm2 当たり0.0
1mg未満であった。
共重合体(TAFMER S-4030 )50wt%とポリプロピレン
(FX4D)50wt%との混合物、多孔質層B及び脱酸素層
Aに係る樹脂成分としてポリプロピレン(同)を用い
て、無孔質層Cに係る層100μm /多孔質層Bに係る
層150μm /脱酸素層Aに係る層150μm 、の構成
と各厚さで、共押し出しにより3層を積層した。この3
層品を温度130℃、縦3倍×横3倍で2軸同時延伸し
た。延伸後の各層の厚さの概略は、無孔質層C10μm
/多孔質層B55μm /多孔質脱酸素層A60μm であ
った。この3層延伸品の多孔質脱酸素層A側に、ナイロ
ンフィルムをドライラミネート用接着剤(乾燥後の厚さ
約10μm )で接着して、無孔質層C/多孔質層B/脱
酸素層A/接着層/バリヤ層Dの5層構成の脱酸素フィ
ルムとすることを試みた。接着剤を塗布する面を脱酸素
層A側にした場合には脱酸素層Aによる接着剤の吸収が
著しく、塗布する面をナイロンフィルム側にした場合に
は接着剤層と脱酸素層Aとの接触面積の不足が生じて、
いずれもバリヤ層Dは剥離し易かった。したがって、既
述の緩衝層Eを設けることが脱酸素層Aとバリヤ層Dと
の接着性を向上する上で好適であることが分かった。
素多層体は、脱酸素速度に優れ、かつ脱酸素成分の溶出
汚染の防止性を持ち、包装材料としても、優れた新規な
脱酸素体である。したがって、本発明の脱酸素多層体
は、特に、従来の脱酸素剤の主な適用対象であった液体
成分の少ない系だけでなく、各種の液体成分が多量に含
まれる系に対しても適用可能であって、食品、医薬品や
金属製品などの、酸素の影響を受けて変質し易い各種製
品の酸化を防止する目的を持つ容器および包装体を構成
するために用いることができる。
の断面図
体をトップシールフィルムに使用した包装容器の断面図
体を片面に使用した包装袋の断面図
リヤ袋
Claims (8)
- 【請求項1】 脱酸素層の一面に酸素透過性層を備え、
他面にバリア層を備えたフィルム状又はシート状の脱酸
素多層体において、脱酸素成分を分散させた樹脂組成物
が連続微多孔質化されてなる脱酸素層Aの一面に、少な
くとも無孔薄膜の熱可塑性樹脂からなる酸素透過性層C
と粒状の難水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物が連
続微多孔質化されてなる酸素透過性層Bとを備え、かつ
前記層Aの他面に熱可塑性樹脂からなる緩衝層Eを備
え、隣接する前記各層が熱融着されてなる積層体の緩衝
層E面にバリア層Dが積層されてなることを特徴とする
片側吸収型脱酸素多層体。 - 【請求項2】 前記脱酸素成分が主剤として鉄粉を含有
する請求項1記載の脱酸素多層体。 - 【請求項3】 前記酸素透過性層Cの酸素透過率が、1
×10-11 〜6×10-9[cm3 /cm2 ・sec ・Pa]であ
る請求項1記載の脱酸素多層体。 - 【請求項4】 前記脱酸素多層体の酸素透過性層Cが存
在する側をn−ヘプタンに浸漬した際に、脱酸素多層体
からの溶出量が表面積1cm2 当たり0.3mg以下である
請求項1記載の脱酸素多層体。 - 【請求項5】 前記脱酸素層Aの一面に、脱酸素層Aか
ら順に酸素透過性層C、酸素透過性層Bが積層された請
求項1記載の脱酸素脱酸素体。 - 【請求項6】 前記脱酸素層A一面に、脱酸素層Aから
順に酸素透過性層B、酸素透過性層Cが積層された請求
項1記載の脱酸素脱酸素体。 - 【請求項7】 脱酸素成分を分散させた樹脂組成物の層
aの一面に酸素透過性を有する熱可塑性樹脂の層cと粒
状の難水溶性フィラーを分散させた樹脂組成物の層bと
がそれぞれ1層以上組み合わせて積層され、かつ前記層
aの他面に熱可塑性樹脂の層eが積層され、隣接する前
記各層が互いに熱融着されてなる樹脂積層体の基材を延
伸し、次に延伸した前記基材の層e面にバリア層Dを積
層して、層aが連続微多孔質化されてなる脱酸素層Aの
一面に、少なくとも層cが薄膜化されてなる無孔の酸素
透過性層Cと層bが連続微多孔質化されてなる酸素透過
性層Bとを備え、前記層Aの他面に層eが延伸されてな
る緩衝層Eに積層してなるバリア層Dを備えたフィルム
状又はシート状の脱酸素多層体を製造する片面吸収型脱
酸素多層体の製造方法。 - 【請求項8】 前記樹脂積層体の基材を1軸方向又は2
軸方向に面積換算で2〜20倍に延伸する請求項9記載
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071626A JPH10264279A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 片側吸収型脱酸素多層体とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071626A JPH10264279A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 片側吸収型脱酸素多層体とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264279A true JPH10264279A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13466061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9071626A Pending JPH10264279A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 片側吸収型脱酸素多層体とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264279A (ja) |
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