JPH10307419A - 電子写真用トナーおよびその製造方法 - Google Patents

電子写真用トナーおよびその製造方法

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JPH10307419A
JPH10307419A JP13173497A JP13173497A JPH10307419A JP H10307419 A JPH10307419 A JP H10307419A JP 13173497 A JP13173497 A JP 13173497A JP 13173497 A JP13173497 A JP 13173497A JP H10307419 A JPH10307419 A JP H10307419A
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JP
Japan
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electrophotographic toner
toner
rosin ester
release agent
weight
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JP13173497A
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Giichi Kaneko
義一 金子
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱定着法において低温で定着でき、オフセ
ット現象の発生を十分に防止し、また透明性に優れたO
HP画像を形成し得る電子写真用トナー、およびその製
造方法を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂、着色剤及び離型剤を含む
電子写真用トナーにおいて、トナーがさらにロジンエス
テルを含有している。ロジンエステルの軟化点は700
℃〜120℃、溶融粘度は150℃における溶融粘度が
60cps〜2000cpsであり、200℃における
溶融粘度が5cps〜60cpsであることが好まし
い。離型剤および/または着色剤とロジンエステルを予
め分散し、それに他の成分を加えて混合し、混練り、粉
砕、分級して電子写真用トナーを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真法や静電記
録法などにおける電気的潜像を現像するための電子写真
用トナー、特にカラー画像の形成に適した電子写真用ト
ナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的潜像を現像剤により現像して可視
画像を形成する電子写真方式は、光導電性物質からなる
感光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像を現像剤
で現像してトナー画像を形成した後、必要に応じて紙等
にトナー画像を転写し、加熱、加圧などにより定着して
可視像を得るものである。また、カラー画像を形成する
電子写真方式は、原稿を色分解フィルターを用いて露光
し、あるいはスキャナーで読みとった像をレーザーで書
き込み露光して感光体上に例えばイエロー画像部の電気
的潜像を形成し、次いで該潜像をイエロートナーを含む
現像剤で現像してイエロートナー画像を形成した後、紙
等にイエロートナー画像を転写して定着し、ついで同様
の工程によりマゼンタトナー画像、シアントナー画像を
順次重ね合わせて定着することによりカラー画像を得る
ものである。近年、このような電子写真方式による画像
形成においては、高画質化、高速化、小型化、高信頼化
の要請があり、この方向に向かって開発が進んでいる。
特にカラー画像の形成においては高解像度で色再現性の
範囲を広くすることが必要であり、このためカラートナ
ーの軟化温度を低くし、溶融粘度を下げ、2色以上のカ
ラートナーの混色性を向上させる工夫がなされている。
【0003】しかし、このような熱特性を有するトナー
は加熱定着時に加熱ロールなどの定着ローラーにオフセ
ットし易い傾向にあるため、オフセット現象の発生を防
止するために、従来から、加熱ロール表面にシリコーン
オイル等の離型オイルを塗布する方法、あるいは特開昭
50−144446号公報、特開昭60−123856
号公報、特開平1−109360号公報、特開平3−5
764号公報、特開平4−9067号公報、特開平4−
230769号公報、特開平8−50367号公報など
に開示されているようにトナー中に各種の離型剤を含有
させる方法などが行われている。
【0004】しかし、前者の方法では、定着装置にオイ
ル塗布装置を設けるため定着装置が複雑になり、更に定
着時に離型オイルに起因する臭気が発生するという問題
がある。また、後者の方法では、感光体表面にフィルミ
ングが発生し、また現像剤中のキャリアや現像スリーブ
の表面を汚染し易く、また溶融粘度の小さい樹脂を用い
たトナーではオフッセット現象の発生を十分に防止する
ことができない。また離型剤を添加したトナーでは離型
剤が十分に微分散されず、そのトナーを用いてオーバー
ヘッドプロジェクター(OHP)用のフィルムなどにト
ナー画像を形成した場合に、OHP画像の透明性が低下
するという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題は
このような問題点を解決し、加熱定着法において低温で
定着でき、オフッセット現象の発生を十分に防止し、ま
た透明性に優れたOHP画像を形成し得る電子写真用ト
ナーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、熱
可塑性樹脂、着色剤及び離型剤を含む電子写真用トナー
において、トナーがさらにロジンエステルを含有してい
ることを特徴とする電子写真用トナーによって達成され
る。本発明の電子写真用トナーによれば、加熱定着法に
おいて従来より低温で定着でき、オフッセット現象の発
生を十分に防止し、また透明性に優れたOHP画像を形
成することができる。
【0007】本発明において使用されるロジンエステル
はロジンのカルボン酸を1価または2価のアルコールに
よりエステル化したものであり、特に、良好な低温定着
性とトナーの透明性を発現させるために、ロジンエステ
ルの軟化点としては70℃〜120℃が好ましく、また
ロジンエステルの溶融粘度としては150℃における溶
融粘度が60cps〜2000cpsであり、200℃
に於ける溶融粘度が5cps〜60cpsであることが
好ましい。上記ロジンエステルの軟化点は主に低温定着
性に寄与しており、またロジンエステルの溶融粘度は主
にトナーの透明性に寄与している。
【0008】また、ロジンエステルは熱可塑性樹脂との
相溶性が良く、離型剤とも相溶性があるため、ロジンエ
ステルが相溶化剤的に働き、離型剤や着色剤を熱可塑性
樹脂中に微分散化することができ、ロジンエステルを含
有するトナーを用いてカラー画像を形成することによっ
て、カラー画像の透明性や彩度を向上させることができ
る。ロジンエステルの使用量としては、熱可塑性樹脂、
着色剤および離型剤の種類や、ロジンエステルを添加す
る方法などにより異なるが、熱可塑性樹脂100重量部
あたり2〜30重量部が好ましい。
【0009】熱可塑性樹脂としては従来公知なものが使
用でき、例えばスチレン、パラクロルスチレン、ビニル
トルエン、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)
アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロ
キシプロピル、(メタ)アクリル酸2−クロロエチル、
(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリアミド、
(メタ)アクリル酸、ビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルメチ
ルケトン、N−ビニルピロリドン、N−ビニルピリジ
ン、ブタジエン等の単量体の重合体、又は、これら単量
体の2種類以上からなる共重合体、域いはそれらの混合
物などが挙げられる。その他に、ポリエステル、ポリウ
レタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ロジン、変性ロジ
ン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族
系炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂なども用いることが
できる。
【0010】熱可塑性樹脂としては、低温定着性を発現
させ、またオフッセット現象の発生を防止するために
は、縮重合系樹脂が好ましく、特に分子量(MW)が1
0000〜20000の縮重合系樹脂と分子量(MW)
80000〜150000の縮重合系樹脂の混合系が好
ましい。
【0011】縮重合系樹脂としては架橋構造を有するポ
リエステル樹脂が好ましく、特に原料モノマーとして3
価以上のカルボン酸もしくはその酸無水物、低級アルキ
ルエステル及び/又は3価以上のアルコールを含むポリ
エステル樹脂が好ましい。このようなポリエステル樹脂
としては、ビスフェノールAのポリエチレン付加物また
はビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物とテレ
フタル酸、琥珀酸、無水トリメリットなどとの縮重合体
が例示できる。
【0012】着色剤としては、黒色顔料としてカーボン
ブラック(オイルファーネスブラック、チャンネルブラ
ック、ランプブラック、アセチレンブラック等)、アニ
リンブラックのようなアジン系色素、金属塩アゾ色素、
金属酸化物、複合金属酸化物などが、黄色顔料としてカ
ドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケ
ルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイ
エローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、
ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パ
ーマネントイエローNCG、タートラジンレーキなど
が、澄色顔料としてモリブデンオレンジ、パーマネント
オレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレン
ジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジ
ジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジ
GKなどが、赤色顔料としてベンガラ、カドミウムレッ
ド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾ
ロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキ
レッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレー
キ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリア
ントカーミン3Bなどが、紫色顔料としてファストバイ
オレットB、メチルバイオレットレーキなどが、青色顔
料としてコバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリア
ブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシ
アニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、フ
ァーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCなど
が、緑色顔料としてクロムグリーン、酸化クロム、ピグ
メントグリーンB、マラカイトグリーンレーキなどが挙
げられ、これを単独または2種類以上を混合して使用す
ることができる。これらの着色剤の使用量としては熱可
塑性樹脂に対し1〜15重量%程度が好ましい。
【0013】また、本発明において用いる離型剤として
は、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
酸化ポリエチレン、フィシャートロプシュワックス、蜜
ロウ、カルナウバワックス、モンタンワックス、パラフ
ィンワックス、高級アルコール類、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸、及び高級脂肪酸の金属塩、高
級脂肪酸アミド類、高級エステルなどが挙げられ、これ
らは1種あるいは2種以上を用いることができ、特に、
ポリエチレン、ポリプロピレン、フィシャートロプシュ
ワックスやカルナウバワックスが好ましい。離型剤の使
用量としては熱可塑性樹脂に対し1〜10重量%程度が
好ましい。
【0014】さらに、本発明の電子写真用トナーには、
帯電を制御するために下記に示す帯電制御剤を用ること
ができる。すなわち、従来公知のいずれの帯電制御剤も
用いることができ、例えば、ニグロシン、炭素数2〜1
6のアルキル基を含むアジン系染料(特公昭42−16
27号公報)、塩基性染料(例えば、C.I.Basi
c Yellow 2(C.I.41000)、C.I.
Basic Yellow 3、C.I.BasicRe
d 1(C.I.45160)、C.I.Basic R
ed 9(C.I.42500)、C.I.Basic
Violet 1(C.I.42535)、C.I.B
asic Violet 3(C.I.42555)、
C.I.Basic Violet 10(C.I.45
170)、C.I.Basic Violet 14
(C.I.42510)、C.I.Basic Blu
e 1(C.I.42025)、C.I.Basic B
1ue 3(C.I.51005)、C.I.Basi
c B1ue 5(C.I.42140)、C.I.Ba
sicB1ue 7(C.I.42595)、C.I.
Basic B1ue 9(C.I.52015)、C.
I.Basic B1ue 24(C.I.5203
0)、C.I.Basic B1ue 25(C.I.5
2025)、C.I.Basic B1ue 26(C.
I.44045)、C.I.Basic Green1
(C.I.42040)、C.I.Basic Gre
en 4(C.I.42000)など、及びこれら塩基
性染料のレーキ顔料、C.I.SolventB1ac
k 8(C.I.26150)、ベンゾイルメチル−へ
キサデシルアンモニウムクロライド、デシルトリメチル
クロライド等の4級アンモニウム塩、ジブチル又はジオ
クチル等のジアルキル錫化合物、ジアルキル錫ボレート
化合物、グアニジン誘導体、アミノ基を含有するビニル
系ポリマー、アミノ基を含有する縮合系ポリマーなどの
ポリアミン樹脂、あるいは、特公昭41−20153号
公報、同43−27596号公報、同44−6397号
公報、同45−26478号公報に記載されているモノ
アゾ染料の金層錯塩、持公昭55−42752号公報、
同59−7385号公報に記載されているサルチル酸、
ジアルキルサルチル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のZ
n、Al、Co、Cr、Fe等の金属錯体、スルホン化
した銅フタロシアニン顔料、特開平4−151168号
公報に記載されているフッソ系化合物などを挙げること
ができる。
【0015】本発明の電子写真用トナーの製造方法とし
ては、ロジンエステルを熱可塑性樹脂、着色剤、離型剤
などと共に混合し、混練り、粉砕、分級して電子写真用
トナーを製造する方法でもよいが、離型剤とロジンエス
テル、着色剤とロジンエステルあるいは着色剤と離型剤
とロジンエステルを予め分散し、それに他の成分を加え
て混合し、混練り、粉砕、分級して電子写真用トナーを
製造することにより着色剤や離型剤を容易に微分散化す
ることができる。
【0016】離型剤とロジンエステル、着色剤とロジン
エステルあるいは着色剤と離型剤とロジンエステルを予
め分散するには、加熱下で二本ロールや三本ロールによ
り混練し、或いはロジンエステルの軟化温度以上、また
は微量の溶剤を加えてアトライターやホモジナイザーで
分散すればよい。このようにして製造された電子写真用
トナーの粒子径としては、体積平均粒子径が4〜10μ
m程度であることがが好ましい。
【0017】また、本発明の電子写真用トナーの製造方
法としては、エチレン性二重結合を有する重合性モノマ
ーを、着色剤、離型剤、ロジンエステルなどと共に重合
開始剤の存在下で懸濁重合する方法も好ましく、この方
法により着色剤や離型剤が微分散された重合トナーを得
ることができる。この重合トナーの体積平均粒子径とし
ては、特に4〜7μm程度が好ましい。このようにして
着色剤や離型剤が良く微分散された本発明の電子写真用
トナーを用いることにより、より透明性に優れたOHP
画像を形成することができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。
【0019】実施例1 スチレン/n−ブチルメタクレート(60/40)共重
合体100重量部、カーボンブラック10重量部、低分
子量ポリプロピレン5重量部、含クロムアゾ染料5重量
部およびロジンエステル(軟化点102℃、溶融粘度1
072cps(150℃)、48cps(200℃))
10重量部よりなる混合物を熱ロールにより加熱混練し
粉砕、分級して体積平均粒径9μmの黒色トナーを得
た。このトナー100重量部に対してコロイダルシリカ
0.3重量部を添加、混合し、このトナー3重量部を鉄
粉キャリア100重量部と混合して2成分系現像剤を製
造した。この現像剤を磁気ブラシ現像装置に入れて、通
常の電子写真法で有機感光体上に形成された静電潜像を
現像し、これを普通紙にコロナ放電を与えながら転写し
た。この転写画像をシリコーンオイルを供給しない定着
ローラーで熱定着したところ、定着温度130〜210
℃の範囲で紙の巻き付きやオフセット現象の発生は無
く、良好な定着画像が得られた。また上記トナーを50
℃の恒温槽中に1週間保存したがトナーの融着は見られ
ず、トナーの耐ブロッキング性は良好であった。
【0020】実施例2 スチレン−メチルアクリレート共重合体100重量部、
銅フタロシアニン10重量部、低分子量ポリプロピレン
5重量部、3,5−ジ−ターシャリーブチルサルチル酸
亜鉛5重量部およびロジンエステル(軟化点83℃、溶
融粘度90cps(150℃)、8.5cps(200
℃))7重量部よりなる混合物を熱ロールにより加熱混
練し粉砕、分級して体積平均粒径8μmのシアントナー
を得た。このトナー100重量部に対してコロイダルシ
リカ0.3重量部を添加、混合し、このトナー3重量部
を鉄粉キャリア100重量部と混合して2成分系現像剤
を製造した。この現像剤を実施例1と同じ装置にセット
し、実施例1と同様にして転写した転写画像を、130
℃から210℃まで10℃ごと上げて定着温度とした以
外は実施例1と同様にして、各温度で定着したところ、
オフセット現象や紙の巻き付きが無く、鮮明な画像が得
られた。また上記トナーを50℃の恒温槽中に1週間保
存したがトナーの融着は見られず、トナーの耐ブロッキ
ングは性良好であった。
【0021】実施例3 ポリエステル樹脂(ポリオキシエチレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニール)プロパンと
テレフタル酸、無水トリメリット酸からなる縮重合体)
100重量部、銅フタロシアニン2重量部、カルナウバ
ワックス5重量部、3,5−ジ−ターシャリーブチルサ
ルチル酸亜鉛5重量部およびロジンエステル(軟化点8
3℃、溶融粘度90cps(150℃)、8.5cps
(200℃))10重量部よりなる混合物を熱ロールに
より加熱混練し粉砕、分級して体積平均粒径7μmのト
ナーを得た。このトナー100重量部に対してコロイダ
ルシリカ0.3重量部を添加、混合し、このトナー3重
量部を鉄粉キャリヤ100重量部と混合して2成分系現
像剤とし、デジタル複写機を用いて画像形成を行った。
実施例1と同様にして130℃〜210℃の定着温度範
囲で定着試験した結果、オフセット現象や紙の巻き付き
がなくドット再現性の優れたシアン画像が得られた。ま
た、ポリエステルフィルムに転写した複写画像のへーズ
値を測定したところ16.8で透明性に優れたものであ
った。
【0022】実施例4 実施例3のポリエステル樹脂の代わりに分子量(MW)
12000のポリエステル樹脂30重量部とMW950
00のポリエステル樹脂70重量部を用いた他は実施例
3と同様にして体積平均粒径7μmのトナーを得た。こ
のトナーを用いて、実施例1と同様にして130℃〜2
10℃の定着温度範囲で定着試験を行った結果、オフセ
ット現象や紙の巻き付きがなくドット再現性の優れたシ
アン画像が得られた。またポリエステルフィルムに転写
した複写画像のへーズ値を測定したところ16.2で透
明性に優れたものであった。
【0023】実施例5 フィシャートロプシュワックス3重量部とロジンエステ
ル5重量部を熱溶融して混合したもの8重量部と、実施
例4で用いた樹脂100重量部、キナクリドンマゼンタ
顔料3重量部および3,5−ジ−ターシャリーブチルサ
ルチル酸亜鉛5重量部とを実施例1と同様にして加熱混
練し粉砕、分級して体積平均粒径7μmのトナーを得
た。このトナーを用い実施例1と同様にして130℃〜
210℃の定着温度範囲で定着試験を行った結果、オフ
セット現象や紙の巻き付きがなくドット再現性に優れた
マゼン夕画像が得られた。またポリエステルフィルムに
転写した複写画像のへーズ値を測定したところ13.8
で透明性に優れたものであった。
【0024】実施例6 キナクリドンマゼンタ顔料3重量部とロジンエステル1
0重量部にトルエン2重量部を加えて熱溶融して混合し
たものと、実施例4で用いた樹脂100重量部、カルナ
ウバワックス5重量部および3,5−ジ−ターシャリー
ブチルサルチル酸亜鉛5重量部とを実施例1と同様にし
て加熱混練し粉砕、分級して体積平均粒径7μmのトナ
ーを得た。このトナーを用い実施例1と同様にして13
0℃〜210℃の定着温度範囲で定着試験を行った結
果、オフセット現象や紙の巻き付きがなくドット再現性
の優れたマゼンタ画像が得られた。またポリエステルフ
ィルムに転写した複写画像のへーズ値を測定したところ
14.3で透明性に優れたものであった。
【0025】実施例7 キナクリドンマゼンタ顔料3重量部、カルナウバワック
ス5重量部及びロジンエステル5重量部を熱溶融して混
合したものと、実施例4で用いた樹脂100重量部およ
び3,5−ジ−ターシャリーブチルサルチル酸亜鉛5重
量部とを実施例1と同様にして加熱混練し粉砕、分級し
て体積平均粒径7μmのトナーを得た。このトナーを用
い実施例1と同様にして130℃〜210℃の定着温度
範囲で定着試験を行った結果、オフセット現象や紙の巻
き付きがなくドット再現性の優れたマゼンタ画像が得ら
れた。またポリエステルフィルムに転写した複写画像の
へーズ値を測定したところ13.3で透明性に優れたも
のであった。
【0026】比較例1 実施例7のカルナウバワックス5重量部とロジンエステ
ル5重量部とを熱溶融して混合したものの代わりにカル
ナウバワックス5重量部のみを使用し、その他は実施例
7と同様にして体積平均粒径7μmのトナーを得た。こ
のトナーを用い実施例7と同様にして130℃〜210
℃の定着温度範囲で定着試験を行った結果、170℃〜
210℃の範囲でオフセットが発生した。また、ポリエ
ステルフィルムに転写した複写画像のへーズ値を測定し
たところ32.5で透明性に劣るものであった。
【0027】実施例8 スチレン50重量部およびn−ブチルアクリレート50
重量部にアゾビスイソブチルニトリル2重量部を溶解し
たもの、ロジンエステル(軟化点83℃、溶融粘度90
cps(150℃)、8.5cps(200℃))5重
量部とカルナウバワックス5重量部を予め溶融混合した
もの、3,5−ジ−ターシャリーブチルサルチル酸亜鉛
3重量部、および銅フタロシアニン顔料1.5重量部を
ポリビニルアルコール水溶液中にホモジナイザーを用い
て分散し、80〜90℃で10時間懸濁重合を行い、遠
心沈降し、水洗後、濾過乾燥して体積平均粒子径6μm
のシアントナーを得た。このトナーを用いて実施例1と
同様にして現像剤を作成し、定着試験を行った結果、オ
フセット現象や紙の巻き付きがなく、分光特性の良い鮮
明なシアン画像が得られた。またポリエステルフィルム
に転写した複写画像のへーズ値を測定したところ14.
6で透明性に優れたものであった。
【0028】
【発明の効果】本発明の電子写真用トナーによれば、加
熱定着法において低温で定着でき、オフッセット現象の
発生を十分に防止し、また透明性に優れたOHP画像を
形成することができる。また、本発明の電子写真用トナ
ーは、トナーブロッキングが無く保存性に優れており、
またカラートナーにおける透明性が特に良好である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂、着色剤及び離型剤を含む
    電子写真用トナーにおいて、トナーがさらにロジンエス
    テルを含有していることを特徴とする電子写真用トナ
    ー。
  2. 【請求項2】 ロジンエステルの軟化点が70℃〜12
    0℃であることを特徴とする請求項1記載の電子写真用
    トナー。
  3. 【請求項3】 ロジンエステルの150℃における溶融
    粘度が60cps〜2000cpsであり、200℃に
    おける溶融粘度が5cps〜60cpsであることを特
    徴とする請求項1または2記載の電子写真用トナー。
  4. 【請求項4】 ロジンエステルは熱可塑性樹脂100重
    量部あたり2〜30重量部含有されていることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の電子写真用トナー。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂が縮重合系樹脂であること
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載の電子写真
    用トナー。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂が分子量(MW)1000
    0〜20000の縮重合系樹脂と分子量(MW)800
    00〜150000の縮重合系樹脂とを含むことを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5記載の電子写真用
    トナー。
  7. 【請求項7】 縮重合系樹脂が架橋構造を有するポリエ
    ステル樹脂であることを特徴とする請求項5または6記
    載の電子写真用トナー。
  8. 【請求項8】 架橋構造を有するポリエステル樹脂が、
    原料モノマーとして3価以上のカルボン酸もしくはその
    酸無水物、低級アルキルエステル及び/又は3価以上の
    アルコールを含むことを特徴とする請求項7記載の電子
    写真用トナー。
  9. 【請求項9】 離型剤がカルナウバワックス、ポリエチ
    レン、ポリプロピレン、フィシャートロプシュワックス
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7または8記載の電子写真用トナー。
  10. 【請求項10】 離型剤および/または着色剤が微分散
    されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8または9記載の電子写真用トナー。
  11. 【請求項11】 離型剤とロジンエステルを予め分散
    し、それに少なくとも熱可塑性樹脂および着色剤を加え
    て混合し、混練り、粉砕、分級することを特徴とする電
    子写真用トナーの製造方法。
  12. 【請求項12】 着色剤とロジンエステルを予め分散
    し、それに少なくとも熱可塑性樹脂および離型剤を加え
    て混合し、混練り、粉砕、分級することを特徴とする電
    子写真用トナーの製造方法。
  13. 【請求項13】 離型剤と着色剤とロジンエステルを予
    め分散し、それに少なくとも熱可塑性樹脂を加えて混合
    し、混練り、粉砕、分級することを特徴とする電子写真
    用トナーの製造方法。
  14. 【請求項14】 重合性モノマ−、着色剤、離型剤、ロ
    ジンエステルおよび重合開始剤を含む組成物により懸濁
    重合することを特徴とする電子写真用トナーの製造方
    法。
  15. 【請求項15】 電子写真用トナーの体積平均粒子径が
    4〜7μmであることを特徴とする請求項14記載の電
    子写真用トナーの製造方法。
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