JPH1092044A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- JPH1092044A JPH1092044A JP24625796A JP24625796A JPH1092044A JP H1092044 A JPH1092044 A JP H1092044A JP 24625796 A JP24625796 A JP 24625796A JP 24625796 A JP24625796 A JP 24625796A JP H1092044 A JPH1092044 A JP H1092044A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般的光磁気記録再生装置の光学系と比べて
光源追加によるコストアップの少ない磁壁移動再生を用
いた光磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 波長が異なる半導体レーザ1’,2’か
らの光束をダイクロイックミラー3により合成し、対物
レンズ5で集光して記録媒体6上に再生用スポット及び
加熱・記録用スポットを形成し、これらのスポットを用
いて情報の記録再生を行う。記録媒体6の磁壁を加熱・
記録用スポットにより移動させ、磁区を拡大させ、再生
用スポット内に単一磁区のみを位置せしめ、再生用スポ
ットからの光により情報を再生する。加熱・記録用スポ
ット及び磁気ヘッド7を用いて情報の記録・消去を行
う。21,22はコリメータであり、24は偏光ビーム
スプリッタである。
光源追加によるコストアップの少ない磁壁移動再生を用
いた光磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 波長が異なる半導体レーザ1’,2’か
らの光束をダイクロイックミラー3により合成し、対物
レンズ5で集光して記録媒体6上に再生用スポット及び
加熱・記録用スポットを形成し、これらのスポットを用
いて情報の記録再生を行う。記録媒体6の磁壁を加熱・
記録用スポットにより移動させ、磁区を拡大させ、再生
用スポット内に単一磁区のみを位置せしめ、再生用スポ
ットからの光により情報を再生する。加熱・記録用スポ
ット及び磁気ヘッド7を用いて情報の記録・消去を行
う。21,22はコリメータであり、24は偏光ビーム
スプリッタである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的情報記録再
生技術に属するものであり、特に、加熱用光スポット
(ヒート光スポット)を用いて磁壁移動させて磁区を拡
大させ、拡大した磁区中に再生用光スポットを配するよ
うにした光学的情報記録再生装置に関する。
生技術に属するものであり、特に、加熱用光スポット
(ヒート光スポット)を用いて磁壁移動させて磁区を拡
大させ、拡大した磁区中に再生用光スポットを配するよ
うにした光学的情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学的情報記録媒体たとえば光磁
気ディスクを用いた光学的情報記録再生装置において、
より高密度に情報を記録しこれを再生する技術に関する
研究開発が活発に行われている。従来は、記録媒体にお
ける記録情報を担持せるデータマークの大きさは、光学
系の回折限界により制限されていた。最近では、データ
マークの大きさが光学系の回折限界によっては制限され
ない様な光学的情報記録再生方法が提案されている。
気ディスクを用いた光学的情報記録再生装置において、
より高密度に情報を記録しこれを再生する技術に関する
研究開発が活発に行われている。従来は、記録媒体にお
ける記録情報を担持せるデータマークの大きさは、光学
系の回折限界により制限されていた。最近では、データ
マークの大きさが光学系の回折限界によっては制限され
ない様な光学的情報記録再生方法が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−290496号公報で
は、加熱用のヒート光スポットで磁壁移動させて磁区を
拡大させ、拡大した磁区中に再生用光スポットを配する
ようにして、光学系の分解能以下の微小なマークの記録
情報を再生するようにし、記録媒体を高記録密度化する
ことが提案されている。
は、加熱用のヒート光スポットで磁壁移動させて磁区を
拡大させ、拡大した磁区中に再生用光スポットを配する
ようにして、光学系の分解能以下の微小なマークの記録
情報を再生するようにし、記録媒体を高記録密度化する
ことが提案されている。
【0004】図10に前記公報に記載の記録再生装置の
光ヘッド光学系の模式図を示す。この記録再生装置で
は、図に示すように、一般的な光磁気ディスク記録再生
装置の光学系に、加熱用のレーザが付加されている。即
ち、図10において、1は記録再生用のレーザ光源で、
該光源からは波長780nmのレーザ光が出射される。
2は加熱用のレーザ光源で、該光源からは波長1.3μ
mのレーザ光が出射される。3は780nm光を100
%透過し且つ1.3μm光を100%反射するように設
計されたダイクロイックミラーである。4は偏光ビーム
スプリッタで、780nm光及び1.3μm光の各々の
P偏光が70〜80%透過し且つS偏光が100%反射
するように設計されている。1.3μm光の光束径は、
対物レンズ5の開口径よりも小さくなるようにしてあ
り、対物レンズ5の全開口部を通過して集光される78
0nm光に比べてNAが小さくなるようにしてある。ま
た、7は1.3μm光が信号検出系に漏れ込まないよう
にするために配置されたダイクロイックミラーで、78
0nm光を100%透過し且つ1.3μm光を100%
反射するように設計されている。6は光磁気記録媒体で
ある。
光ヘッド光学系の模式図を示す。この記録再生装置で
は、図に示すように、一般的な光磁気ディスク記録再生
装置の光学系に、加熱用のレーザが付加されている。即
ち、図10において、1は記録再生用のレーザ光源で、
該光源からは波長780nmのレーザ光が出射される。
2は加熱用のレーザ光源で、該光源からは波長1.3μ
mのレーザ光が出射される。3は780nm光を100
%透過し且つ1.3μm光を100%反射するように設
計されたダイクロイックミラーである。4は偏光ビーム
スプリッタで、780nm光及び1.3μm光の各々の
P偏光が70〜80%透過し且つS偏光が100%反射
するように設計されている。1.3μm光の光束径は、
対物レンズ5の開口径よりも小さくなるようにしてあ
り、対物レンズ5の全開口部を通過して集光される78
0nm光に比べてNAが小さくなるようにしてある。ま
た、7は1.3μm光が信号検出系に漏れ込まないよう
にするために配置されたダイクロイックミラーで、78
0nm光を100%透過し且つ1.3μm光を100%
反射するように設計されている。6は光磁気記録媒体で
ある。
【0005】図11は以上の様な光ヘッド光学系をもつ
記録再生装置の作用を説明するための図である。記録媒
体6に対し、図11(a)に示すように、案内溝14間
のランド15上に記録再生用のスポット11と該記録再
生用スポット11よりも径が大きい加熱用のスポット1
2とを結像させ、記録媒体6を矢印方向に移動させるこ
とにより、ランド15には図11(b)に示す様な温度
分布が形成される。かくして、移動している媒体の記録
面上の記録再生用スポット11内の領域に、図11
(b)に示してあるような所望の温度勾配を形成する。
ここで等温線16は温度Tsの等温線である。この媒体
の磁性層は、第1の磁性層、第2の磁性層、第3の磁性
層が順次積層されてなり、スピンの向きが相互に逆向き
の領域の境界部には磁壁13が形成されている。第1の
磁性層中の磁壁13が媒体の位置Xsにあると、この位
置では媒体温度が第2の磁性層のキュリー温度近傍の温
度Tsまで上昇しているので、第1の磁性層と第3の磁
性層との間の交換結合が切断される。この結果、第1の
磁性層中の磁壁13は、より温度が高い(磁壁エネルギ
ー密度が小さい)領域へとほぼ瞬間的に移動する。
記録再生装置の作用を説明するための図である。記録媒
体6に対し、図11(a)に示すように、案内溝14間
のランド15上に記録再生用のスポット11と該記録再
生用スポット11よりも径が大きい加熱用のスポット1
2とを結像させ、記録媒体6を矢印方向に移動させるこ
とにより、ランド15には図11(b)に示す様な温度
分布が形成される。かくして、移動している媒体の記録
面上の記録再生用スポット11内の領域に、図11
(b)に示してあるような所望の温度勾配を形成する。
ここで等温線16は温度Tsの等温線である。この媒体
の磁性層は、第1の磁性層、第2の磁性層、第3の磁性
層が順次積層されてなり、スピンの向きが相互に逆向き
の領域の境界部には磁壁13が形成されている。第1の
磁性層中の磁壁13が媒体の位置Xsにあると、この位
置では媒体温度が第2の磁性層のキュリー温度近傍の温
度Tsまで上昇しているので、第1の磁性層と第3の磁
性層との間の交換結合が切断される。この結果、第1の
磁性層中の磁壁13は、より温度が高い(磁壁エネルギ
ー密度が小さい)領域へとほぼ瞬間的に移動する。
【0006】再生用光ビームスポット11の下を磁壁1
3が通過すると、結果としてスポット11内の第1の磁
性層の原子スピンは全て一方向に揃う。そして、媒体の
移動に伴って磁壁13が位置Xsに来る度に、スポット
の下を磁壁13が瞬間的に移動しスポット内の原子スピ
ンの向きが反転して全て一方向に揃う。この結果、再生
信号振幅は記録されている磁壁の間隔(即ち記録マーク
長)によらず、常に一定かつ最大の振幅になる。
3が通過すると、結果としてスポット11内の第1の磁
性層の原子スピンは全て一方向に揃う。そして、媒体の
移動に伴って磁壁13が位置Xsに来る度に、スポット
の下を磁壁13が瞬間的に移動しスポット内の原子スピ
ンの向きが反転して全て一方向に揃う。この結果、再生
信号振幅は記録されている磁壁の間隔(即ち記録マーク
長)によらず、常に一定かつ最大の振幅になる。
【0007】再生用光ビームスポット11からの反射光
は、磁気光学効果により偏光面の回転を受け、対物レン
ズ5を経て偏光ビームスプリッタ4に至り、ここでS偏
光成分が反射され、ダイクロイックミラー7を透過し
て、信号検出系へと導かれる。
は、磁気光学効果により偏光面の回転を受け、対物レン
ズ5を経て偏光ビームスプリッタ4に至り、ここでS偏
光成分が反射され、ダイクロイックミラー7を透過し
て、信号検出系へと導かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のような場合、一般的な光磁気ディスク記録再生装置の
光学系(記録再生用レーザを含む)に加熱用のレーザが
付加された形態をとっており、これら2つのレーザはい
ずれも高出力用半導体レーザである。従って、上記従来
例は、高出力用半導体レーザを2つ使用するので、一般
的な光磁気ディスク記録再生装置の光学系(高出力用半
導体レーザは1つ)に比べて非常に高価なものになって
しまう。
のような場合、一般的な光磁気ディスク記録再生装置の
光学系(記録再生用レーザを含む)に加熱用のレーザが
付加された形態をとっており、これら2つのレーザはい
ずれも高出力用半導体レーザである。従って、上記従来
例は、高出力用半導体レーザを2つ使用するので、一般
的な光磁気ディスク記録再生装置の光学系(高出力用半
導体レーザは1つ)に比べて非常に高価なものになって
しまう。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記状況に鑑
み、一般的な光磁気ディスク記録再生装置の光学系と比
べても光源追加によるコストアップの少ない、磁壁移動
再生を用いた光学的情報記録再生装置を提供することに
ある。
み、一般的な光磁気ディスク記録再生装置の光学系と比
べても光源追加によるコストアップの少ない、磁壁移動
再生を用いた光学的情報記録再生装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、第1の光源及び第2の
光源からの光束を集光して情報記録媒体上に形成される
第1の光スポット及び第2の光スポットを用いて情報の
再生を行う光学的情報記録再生装置において、前記記録
媒体の記録情報の形成に関与せる磁壁を前記第2のスポ
ットにより移動させ該磁壁により囲まれた磁区を拡大さ
せ前記第1の光スポット内に前記磁区のみを位置せし
め、前記第1の光スポットからの光により情報を再生す
る様に構成されており、前記第2のスポットを用いて情
報の記録・消去を行う様にしてなることを特徴とする光
学的情報記録再生装置、が提供される。
如き目的を達成するものとして、第1の光源及び第2の
光源からの光束を集光して情報記録媒体上に形成される
第1の光スポット及び第2の光スポットを用いて情報の
再生を行う光学的情報記録再生装置において、前記記録
媒体の記録情報の形成に関与せる磁壁を前記第2のスポ
ットにより移動させ該磁壁により囲まれた磁区を拡大さ
せ前記第1の光スポット内に前記磁区のみを位置せし
め、前記第1の光スポットからの光により情報を再生す
る様に構成されており、前記第2のスポットを用いて情
報の記録・消去を行う様にしてなることを特徴とする光
学的情報記録再生装置、が提供される。
【0011】本発明の一態様においては、前記対物レン
ズの有効径をD1 、前記第2のスポットに対応する光束
の対物レンズで取り込まれる光束径をD2 、前記第2の
スポットに対応する光束のピーク強度の1/e2 相当の
光束径のトラック横断方向に対応する方向の寸法をW
2 、前記第1のスポットに対応する光束の波長をλ1 、
前記第2のスポットに対応する光束の波長をλ2 とし
て、 0.9−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦2.0−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立する。
ズの有効径をD1 、前記第2のスポットに対応する光束
の対物レンズで取り込まれる光束径をD2 、前記第2の
スポットに対応する光束のピーク強度の1/e2 相当の
光束径のトラック横断方向に対応する方向の寸法をW
2 、前記第1のスポットに対応する光束の波長をλ1 、
前記第2のスポットに対応する光束の波長をλ2 とし
て、 0.9−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦2.0−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立する。
【0012】本発明の一態様においては、前記対物レン
ズの有効径をD1 、前記第2のスポットに対応する光束
の対物レンズで取り込まれる光束径をD2 、前記第2の
スポットに対応する光束のピーク強度の1/e2 相当の
光束径のトラック横断方向に対応する方向の寸法をW
2 、前記第1のスポットに対応する光束の波長をλ1 、
前記第2のスポットに対応する光束の波長をλ2 とし
て、 1.3−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦1.5−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立する。
ズの有効径をD1 、前記第2のスポットに対応する光束
の対物レンズで取り込まれる光束径をD2 、前記第2の
スポットに対応する光束のピーク強度の1/e2 相当の
光束径のトラック横断方向に対応する方向の寸法をW
2 、前記第1のスポットに対応する光束の波長をλ1 、
前記第2のスポットに対応する光束の波長をλ2 とし
て、 1.3−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦1.5−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立する。
【0013】本発明の一態様においては、情報の記録・
消去時には、前記第1のスポットを用いてフォーマット
情報及び該第1のスポットのサーボ用の情報を読み取
る。
消去時には、前記第1のスポットを用いてフォーマット
情報及び該第1のスポットのサーボ用の情報を読み取
る。
【0014】本発明の一態様においては、前記第1の光
源及び前記第2の光源からの光束を光束分離合成手段に
より合成した上で1つの対物レンズにて集光する様に構
成されている。
源及び前記第2の光源からの光束を光束分離合成手段に
より合成した上で1つの対物レンズにて集光する様に構
成されている。
【0015】本発明の一態様においては、前記第1の光
源から発せられる光束の波長と前記第2の光源から発せ
られる光束の波長とは互いに異なり、前記光束分離合成
手段はダイクロイックミラーである。
源から発せられる光束の波長と前記第2の光源から発せ
られる光束の波長とは互いに異なり、前記光束分離合成
手段はダイクロイックミラーである。
【0016】本発明の一態様においては、前記第2の光
源と前記光束分離合成手段との間に第2のコリメータが
配置されている。
源と前記光束分離合成手段との間に第2のコリメータが
配置されている。
【0017】本発明の一態様においては、前記第1の光
源と前記光束分離合成手段との間に偏光ビームスプリッ
タが配置されており、前記第1の光スポットからの光は
前記偏光ビームスプリッタにより前記第1の光源からの
光から分離せしめられて信号検出系へと導かれる様に構
成されている。
源と前記光束分離合成手段との間に偏光ビームスプリッ
タが配置されており、前記第1の光スポットからの光は
前記偏光ビームスプリッタにより前記第1の光源からの
光から分離せしめられて信号検出系へと導かれる様に構
成されている。
【0018】本発明の一態様においては、前記第1の光
源と前記偏光ビームスプリッタとの間に第1のコリメー
タが配置されている。
源と前記偏光ビームスプリッタとの間に第1のコリメー
タが配置されている。
【0019】本発明の一態様においては、前記第1の光
源及び前記第2の光源は半導体レーザである。
源及び前記第2の光源は半導体レーザである。
【0020】本発明の一態様においては、前記第2の光
源のファーフィールドパターンは前記記録媒体のトラッ
ク横断方向に対応する方向に細長い形状である。
源のファーフィールドパターンは前記記録媒体のトラッ
ク横断方向に対応する方向に細長い形状である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0022】図1に、本発明の光学的情報記録再生装置
の一実施形態の概略構成図を示す。1’は再生用の半導
体レーザで、波長680nmのレーザ光を出射する。
2’は加熱用及び情報記録(情報消去をも含む)用の半
導体レーザで、波長780nmのレーザ光を出射する。
3は、680nm光を100%透過し、780nm光を
100%反射するように設計されたダイクロイックミラ
ーである。24は、ビーム整形機能を有する偏光ビーム
スプリッタで、680nm光に対してP偏光が70〜8
0%透過し且つS偏光が100%反射するように設計さ
れている。
の一実施形態の概略構成図を示す。1’は再生用の半導
体レーザで、波長680nmのレーザ光を出射する。
2’は加熱用及び情報記録(情報消去をも含む)用の半
導体レーザで、波長780nmのレーザ光を出射する。
3は、680nm光を100%透過し、780nm光を
100%反射するように設計されたダイクロイックミラ
ーである。24は、ビーム整形機能を有する偏光ビーム
スプリッタで、680nm光に対してP偏光が70〜8
0%透過し且つS偏光が100%反射するように設計さ
れている。
【0023】レーザ1’及びレーザ2’から出射される
レーザ光は、偏光ビームスプリッタ24及びダイクロイ
ックミラー3に対してP偏光として入射するような偏光
面方向を有しており、また、記録媒体6のトラック方向
に対応する方向である。
レーザ光は、偏光ビームスプリッタ24及びダイクロイ
ックミラー3に対してP偏光として入射するような偏光
面方向を有しており、また、記録媒体6のトラック方向
に対応する方向である。
【0024】コリメータ21の焦点距離は6mmであ
り、対物レンズ5の有効径(D1 )はφ3.3mm、N
Aは0.55である。ビーム整形機能を有する偏光ビー
ムスプリッタ24のビーム整形比は略2.0である。ま
た、レーザ1’のファーフィールドパターンは、偏光
(P偏光)方向[トラック方向に対応]の半値全角
(θ)が11°で、それと垂直の方向の半値全角
(θ’)が22°である。
り、対物レンズ5の有効径(D1 )はφ3.3mm、N
Aは0.55である。ビーム整形機能を有する偏光ビー
ムスプリッタ24のビーム整形比は略2.0である。ま
た、レーザ1’のファーフィールドパターンは、偏光
(P偏光)方向[トラック方向に対応]の半値全角
(θ)が11°で、それと垂直の方向の半値全角
(θ’)が22°である。
【0025】加熱・記録用の半導体レーザ2’及びコリ
メータ22を含む加熱・記録用投光光学系の諸元は、次
のように設定されている。
メータ22を含む加熱・記録用投光光学系の諸元は、次
のように設定されている。
【0026】図1のような光学系において、半導体レー
ザ1’からコリメータ21、偏光ビームスプリッタ24
及び対物レンズ5を経る再生用投光光学系の光学効率
は、一般に30〜60%程度である。
ザ1’からコリメータ21、偏光ビームスプリッタ24
及び対物レンズ5を経る再生用投光光学系の光学効率
は、一般に30〜60%程度である。
【0027】一方、上記半導体レーザ2’及びコリメー
タ22を含む加熱・記録用投光光学系では、そのスポッ
トが加熱用であることから、スポットサイズとしては大
きいものが要求される。従って、レーザ2’からの光束
のピーク強度の1/e2 以上の部分のトラック横断方向
(トラック方向と垂直の記録媒体面内方向)と光学的に
対応する方向の寸法W2 に対する当該レーザ2’からの
光束のうちで対物レンズ5を通過する光束の径D2 の比
率(D2 /W2 )の値を大きめに設定して、大きめのス
ポットを得る。
タ22を含む加熱・記録用投光光学系では、そのスポッ
トが加熱用であることから、スポットサイズとしては大
きいものが要求される。従って、レーザ2’からの光束
のピーク強度の1/e2 以上の部分のトラック横断方向
(トラック方向と垂直の記録媒体面内方向)と光学的に
対応する方向の寸法W2 に対する当該レーザ2’からの
光束のうちで対物レンズ5を通過する光束の径D2 の比
率(D2 /W2 )の値を大きめに設定して、大きめのス
ポットを得る。
【0028】また、半導体レーザ1’,2’の波長に関
しては、一般に波長600〜800nm付近では波長差
が50nm(余裕を見て100nm)あれば十分に波長
分離が可能であることから、本実施形態では再生用レー
ザ1’の波長(λ1 )を680nmとし、加熱用レーザ
2’の波長(λ2 )を780nmとしている。その出力
の最大定格値は、長波長の方が製作容易であることか
ら、短波長のものの1.4〜2.0倍の出力が可能であ
る。例えば、記録可能な半導体レーザとしては、波長6
80nmでは35mWであり、波長780nmでは50
〜70mWである。
しては、一般に波長600〜800nm付近では波長差
が50nm(余裕を見て100nm)あれば十分に波長
分離が可能であることから、本実施形態では再生用レー
ザ1’の波長(λ1 )を680nmとし、加熱用レーザ
2’の波長(λ2 )を780nmとしている。その出力
の最大定格値は、長波長の方が製作容易であることか
ら、短波長のものの1.4〜2.0倍の出力が可能であ
る。例えば、記録可能な半導体レーザとしては、波長6
80nmでは35mWであり、波長780nmでは50
〜70mWである。
【0029】ここで、レーザからの光束のピーク強度の
1/e2 以上の部分のトラック横断方向と光学的に対応
する方向の寸法Wに対する当該レーザからの光束のうち
で対物レンズ5を通過する光束の径Dの比率(D/W)
を変数として、スポットサイズ及び光学効率を示すと、
図2及び図3の様になる。ここで、スポットサイズは、
再生用光束(等方円スポットを形成するビーム整形後の
光束)のD/W≒0.85の時を基準とし、それに対す
る面積比で示す。図2及び図3において、実線はθ’/
θ≒2の時、点線はθ’/θ≒3の時である(図におい
ては、θはθにトラック方向と平行な方向に対応するこ
とを示す平行記号を付して示されており、θ’はθにト
ラック方向と垂直な方向に対応することを示す垂直記号
を付して示されている:以下同様)。図3から、D/W
≒0.7程度以上では、通常の場合(上記再生用投光光
学系など)の光学効率をかなり上回る。
1/e2 以上の部分のトラック横断方向と光学的に対応
する方向の寸法Wに対する当該レーザからの光束のうち
で対物レンズ5を通過する光束の径Dの比率(D/W)
を変数として、スポットサイズ及び光学効率を示すと、
図2及び図3の様になる。ここで、スポットサイズは、
再生用光束(等方円スポットを形成するビーム整形後の
光束)のD/W≒0.85の時を基準とし、それに対す
る面積比で示す。図2及び図3において、実線はθ’/
θ≒2の時、点線はθ’/θ≒3の時である(図におい
ては、θはθにトラック方向と平行な方向に対応するこ
とを示す平行記号を付して示されており、θ’はθにト
ラック方向と垂直な方向に対応することを示す垂直記号
を付して示されている:以下同様)。図3から、D/W
≒0.7程度以上では、通常の場合(上記再生用投光光
学系など)の光学効率をかなり上回る。
【0030】長波長のレーザ2’が短波長のレーザ1’
の1.4倍の出力とすると、D/Wを変数として、加熱
用光学系と再生用光学系との記録媒体上可能な光量比
(再生用光学系の光学効率を30%とし、加熱用光学系
の光学効率を図3に基づき求めた値とした)と、加熱用
光学系と再生用光学系とのスポット面積比(図2に基づ
き求めた値とした)と、の比をとると図4のようにな
る。図4において、実線はθ’/θ≒2の時、点線は
θ’/θ≒3の時である。光量比/面積比>1.0であ
れば、加熱用スポットを記録用として使用できる。即
ち、0.3≦D/W≦2.0程度であればよく、望まし
くは0.3≦D/W≦1.5程度であればよい。
の1.4倍の出力とすると、D/Wを変数として、加熱
用光学系と再生用光学系との記録媒体上可能な光量比
(再生用光学系の光学効率を30%とし、加熱用光学系
の光学効率を図3に基づき求めた値とした)と、加熱用
光学系と再生用光学系とのスポット面積比(図2に基づ
き求めた値とした)と、の比をとると図4のようにな
る。図4において、実線はθ’/θ≒2の時、点線は
θ’/θ≒3の時である。光量比/面積比>1.0であ
れば、加熱用スポットを記録用として使用できる。即
ち、0.3≦D/W≦2.0程度であればよく、望まし
くは0.3≦D/W≦1.5程度であればよい。
【0031】次に、加熱用として使用する場合に必要と
されるスポットサイズについて述べる。移動している
(回転している)記録媒体6に入射する光の強度分布と
そこに形成される温度分布との関係は、トラック方向の
断面で見た場合、図5のようになる。図5では、実線が
温度分布で、点線が強度分布である。図5から、媒体移
動方向の後ろ側の温度分布は、入射光強度分布のプロフ
ァイルに類似であることがわかる。一方、磁壁移動の結
果スピンの方向が再生用スポット内で一様になるような
温度勾配を形成するためには、少なくとも媒体移動方向
の後ろ側の傾斜温度分布内に再生用スポットが入ってし
まうことが必要である。従って、媒体移動方向の後ろ側
の温度分布の広がりに関しては、(加熱用スポット径/
2)≧再生用スポット径、の関係が略成り立てばよいこ
とになる。即ち、このようにすることによって、加熱用
スポットで得られる 温度分布の媒体移動方向後ろ側の
スロープ(勾配)内に再生用スポットを配置することが
可能になり、磁壁移動に伴い再生用スポット内の再生に
寄与する磁性膜の原子スピンの向き(磁化の向きに対
応)が反転して全て一方向に揃うようにすることができ
る。かくして、記録媒体6の記録情報の形成に関与せる
磁壁を加熱用スポットにより移動させ、該磁壁により囲
まれた磁区を拡大させ、再生用スポット内に単一の磁区
のみを位置せしめるのである。
されるスポットサイズについて述べる。移動している
(回転している)記録媒体6に入射する光の強度分布と
そこに形成される温度分布との関係は、トラック方向の
断面で見た場合、図5のようになる。図5では、実線が
温度分布で、点線が強度分布である。図5から、媒体移
動方向の後ろ側の温度分布は、入射光強度分布のプロフ
ァイルに類似であることがわかる。一方、磁壁移動の結
果スピンの方向が再生用スポット内で一様になるような
温度勾配を形成するためには、少なくとも媒体移動方向
の後ろ側の傾斜温度分布内に再生用スポットが入ってし
まうことが必要である。従って、媒体移動方向の後ろ側
の温度分布の広がりに関しては、(加熱用スポット径/
2)≧再生用スポット径、の関係が略成り立てばよいこ
とになる。即ち、このようにすることによって、加熱用
スポットで得られる 温度分布の媒体移動方向後ろ側の
スロープ(勾配)内に再生用スポットを配置することが
可能になり、磁壁移動に伴い再生用スポット内の再生に
寄与する磁性膜の原子スピンの向き(磁化の向きに対
応)が反転して全て一方向に揃うようにすることができ
る。かくして、記録媒体6の記録情報の形成に関与せる
磁壁を加熱用スポットにより移動させ、該磁壁により囲
まれた磁区を拡大させ、再生用スポット内に単一の磁区
のみを位置せしめるのである。
【0032】そこで、D/W≒0.85の場合に得られ
る等方的再生用スポットの径を基準として、トラック方
向と平行な方向のスポット径を示すと、図6の様にな
る。ここで、スポット径は、再生用光束のD/W≒0.
85の時を基準とし、それに対する比で示す。図6にお
いて、実線はθ’/θ≒2の時、点線はθ’/θ≒3の
時である。スポット径比で2倍のところを見ると、θ’
/θが3のときD/W≒0.9であり、θ’/θが2の
ときD/W≒1.3である。従って、D/Wが0.9以
上、望ましくは1.3以上であれば、加熱用スポットと
して強度密度的には問題がない。
る等方的再生用スポットの径を基準として、トラック方
向と平行な方向のスポット径を示すと、図6の様にな
る。ここで、スポット径は、再生用光束のD/W≒0.
85の時を基準とし、それに対する比で示す。図6にお
いて、実線はθ’/θ≒2の時、点線はθ’/θ≒3の
時である。スポット径比で2倍のところを見ると、θ’
/θが3のときD/W≒0.9であり、θ’/θが2の
ときD/W≒1.3である。従って、D/Wが0.9以
上、望ましくは1.3以上であれば、加熱用スポットと
して強度密度的には問題がない。
【0033】以上から、加熱用スポットに対するD/W
の条件は、半導体レーザのθ’/θに幅がある(θ’/
θ≒2〜3を想定)ので、0.9≦D/W≦2.0、望
ましくは1.3≦D/W≦1.5程度である。
の条件は、半導体レーザのθ’/θに幅がある(θ’/
θ≒2〜3を想定)ので、0.9≦D/W≦2.0、望
ましくは1.3≦D/W≦1.5程度である。
【0034】さて、以上の説明においては加熱用レーザ
の波長が780nmであるとしているが、加熱用レーザ
の波長が950nmの場合には、上記図4及び図6のグ
ラフに相当するグラフは図7及び図8のようになる。こ
れらの図において、実線がθ’/θ≒2の時、点線が
θ’/θ≒3の時である。上記のように、半導体レーザ
のθ’/θに幅があるので、加熱用スポットに対するD
/Wの条件はD/W≒1.0の時のみとなる。即ち、9
50nm程度が加熱用レーザの波長の上限である。再生
用レーザの波長680nmに対して加熱用レーザの波長
950nmが上限であるので、加熱用波長の上限は再生
用波長に対して950nm/680nm≒1.4倍であ
る(但し、対物レンズ5を通過する光束径が同一の場合
すなわちNAが同一の場合)。また、例えば図9に示す
様にコリメータ22の開口を小さくした場合も、使用光
の波長を長くした場合と同様である(スポット径は、波
長/NAに比例し、対物レンズの焦点距離が同一の場合
には波長/対物レンズを通過する光束径に比例する)。
以上より、波長が同一であれば、対物レンズを通過する
再生用光束の径の略1/1.4倍まで、対物レンズを通
過する加熱用光束の径を縮小することができ、図9の様
な場合を含めて、Dに相当する加熱用光束の対物レンズ
通過光束径をD2 とすると、α=(λ2 ×D1 )/(λ
1 ×D2 )が1.4程度までである。
の波長が780nmであるとしているが、加熱用レーザ
の波長が950nmの場合には、上記図4及び図6のグ
ラフに相当するグラフは図7及び図8のようになる。こ
れらの図において、実線がθ’/θ≒2の時、点線が
θ’/θ≒3の時である。上記のように、半導体レーザ
のθ’/θに幅があるので、加熱用スポットに対するD
/Wの条件はD/W≒1.0の時のみとなる。即ち、9
50nm程度が加熱用レーザの波長の上限である。再生
用レーザの波長680nmに対して加熱用レーザの波長
950nmが上限であるので、加熱用波長の上限は再生
用波長に対して950nm/680nm≒1.4倍であ
る(但し、対物レンズ5を通過する光束径が同一の場合
すなわちNAが同一の場合)。また、例えば図9に示す
様にコリメータ22の開口を小さくした場合も、使用光
の波長を長くした場合と同様である(スポット径は、波
長/NAに比例し、対物レンズの焦点距離が同一の場合
には波長/対物レンズを通過する光束径に比例する)。
以上より、波長が同一であれば、対物レンズを通過する
再生用光束の径の略1/1.4倍まで、対物レンズを通
過する加熱用光束の径を縮小することができ、図9の様
な場合を含めて、Dに相当する加熱用光束の対物レンズ
通過光束径をD2 とすると、α=(λ2 ×D1 )/(λ
1 ×D2 )が1.4程度までである。
【0035】ここで、D/Wというパラメータは、指数
関数の引数として対物レンズに取り込まれる(対物レン
ズを通過する)光束の強度分布を決める。そして、対物
レンズによる結像スポットの強度分布は、その対物レン
ズに取り込まれる光束の強度分布により決まり、指数関
数のフーリエ変換は指数関数であることより、ほぼ指数
関数的である。従って、上記α=(λ2 ×D1 )/(λ
1 ×D2 )という因子は、D/Wというパラメータには
αを引数とする自然対数という形で関与する。そこで、
加熱用スポットに対するD/Wの条件の1.3≦D/W
≦1.5に注目し、α=1.4の時、1.3−A×ln
α=1.5−B×lnα=1.0とすると、A≒0.8
9,B≒1.49となる。
関数の引数として対物レンズに取り込まれる(対物レン
ズを通過する)光束の強度分布を決める。そして、対物
レンズによる結像スポットの強度分布は、その対物レン
ズに取り込まれる光束の強度分布により決まり、指数関
数のフーリエ変換は指数関数であることより、ほぼ指数
関数的である。従って、上記α=(λ2 ×D1 )/(λ
1 ×D2 )という因子は、D/Wというパラメータには
αを引数とする自然対数という形で関与する。そこで、
加熱用スポットに対するD/Wの条件の1.3≦D/W
≦1.5に注目し、α=1.4の時、1.3−A×ln
α=1.5−B×lnα=1.0とすると、A≒0.8
9,B≒1.49となる。
【0036】以上のことから、加熱用スポットに対する
D/Wの条件は、上記の如く、対物レンズ5の有効径
(再生用光束が通過する径)をD1 、加熱用光束の対物
レンズ5を通過する光束径(図1においてはD1 に等し
い)をD2 、加熱用光束のピーク強度の1/e2 相当の
径のトラック横断方向の寸法をW2 とすると、 0.9−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦2.0−1.
49×lnα 望ましくは 1.3−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦1.5−1.
49×lnα である。但し、α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 )、
λ1 <λ2 <1.4×λ 1 である。
D/Wの条件は、上記の如く、対物レンズ5の有効径
(再生用光束が通過する径)をD1 、加熱用光束の対物
レンズ5を通過する光束径(図1においてはD1 に等し
い)をD2 、加熱用光束のピーク強度の1/e2 相当の
径のトラック横断方向の寸法をW2 とすると、 0.9−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦2.0−1.
49×lnα 望ましくは 1.3−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦1.5−1.
49×lnα である。但し、α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 )、
λ1 <λ2 <1.4×λ 1 である。
【0037】以上に基づいて、図1に示されている光学
系の加熱用レーザ2とコリメータ22とを選択した。そ
の数値の具体例を以下に示す。加熱用レーザ2’の波長
は780nmである。尚、コリメータ22の焦点距離を
fcol で示す。
系の加熱用レーザ2とコリメータ22とを選択した。そ
の数値の具体例を以下に示す。加熱用レーザ2’の波長
は780nmである。尚、コリメータ22の焦点距離を
fcol で示す。
【0038】具体例1 θ=10° θ’=30° fcol =5mm D/W=1.47 光学効率=89% 出力光量=44.5mW トラック方向スポット径比=3.3 スポット面積比=4.2 光量比/面積比=10.6具体例2 θ=11° θ’=22° fcol =5mm D/W=1.34 光学効率=88% 出力光量=44.0mW トラック方向スポット径比=2.3 スポット面積比=2.6 光量比/面積比=16.9 以上の具体例において、光量比/面積比が記録用出力に
相当する。上記具体例1及び具体例2のいずれにおいて
も、レーザ2’からの光束に基づき加熱用及び記録用の
スポットを形成するに際して何ら問題はない。また、コ
リメータ22の焦点距離fcol を約5mmとしておけ
ば、レーザ2’として、θ=10°〜11°、θ’=2
2°〜30°の如何なる半導体レーザをも使用すること
ができる。
相当する。上記具体例1及び具体例2のいずれにおいて
も、レーザ2’からの光束に基づき加熱用及び記録用の
スポットを形成するに際して何ら問題はない。また、コ
リメータ22の焦点距離fcol を約5mmとしておけ
ば、レーザ2’として、θ=10°〜11°、θ’=2
2°〜30°の如何なる半導体レーザをも使用すること
ができる。
【0039】また、再生用投光光学系の光学効率は、前
記諸元より約51%である。従って、通常の再生パワー
は1〜1.5mWなので、レーザ1’として、最大定格
5mW程度の低出力の十分に安価な半導体レーザを使用
することができる(書き換え型の光ディスク装置の記録
再生用高出力半導体レーザに比べて十分に安価で、コン
パクトディスクやレーザーディスクの再生装置で使用さ
れている再生用低出力半導体レーザを使用することがで
きる)。
記諸元より約51%である。従って、通常の再生パワー
は1〜1.5mWなので、レーザ1’として、最大定格
5mW程度の低出力の十分に安価な半導体レーザを使用
することができる(書き換え型の光ディスク装置の記録
再生用高出力半導体レーザに比べて十分に安価で、コン
パクトディスクやレーザーディスクの再生装置で使用さ
れている再生用低出力半導体レーザを使用することがで
きる)。
【0040】かくして、上記実施形態では、制御部によ
りレーザ1’及びレーザ2’を制御し、再生時には加熱
・記録用スポットを加熱パワー(情報の記録や消去がな
されることはないが有効な記録媒体昇温効果の発揮でき
るパワー)にして記録媒体を加熱しながら、再生用スポ
ットで記録情報ならびに該再生用スポットのトラッキン
グ誤差及びフォーカシング誤差などのサーボ用情報を信
号検出系で読み取り、記録時には再生用スポットでヘッ
ダ情報などのフォーマット情報ならびに該再生用スポッ
トのトラッキング誤差及びフォーカシング誤差などのサ
ーボ用情報を信号検出系で読み取りながら、加熱・記録
用スポットを記録パワーにして記録媒体に記録する。
尚、記録時において、記録すべき情報は、制御部により
磁気ヘッド7へと与えられ、磁界変調記録がなされる。
りレーザ1’及びレーザ2’を制御し、再生時には加熱
・記録用スポットを加熱パワー(情報の記録や消去がな
されることはないが有効な記録媒体昇温効果の発揮でき
るパワー)にして記録媒体を加熱しながら、再生用スポ
ットで記録情報ならびに該再生用スポットのトラッキン
グ誤差及びフォーカシング誤差などのサーボ用情報を信
号検出系で読み取り、記録時には再生用スポットでヘッ
ダ情報などのフォーマット情報ならびに該再生用スポッ
トのトラッキング誤差及びフォーカシング誤差などのサ
ーボ用情報を信号検出系で読み取りながら、加熱・記録
用スポットを記録パワーにして記録媒体に記録する。
尚、記録時において、記録すべき情報は、制御部により
磁気ヘッド7へと与えられ、磁界変調記録がなされる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、加
熱用スポットで磁壁を移動させて、その結果のスピンの
方向が再生用スポット内で一様であるようにして、微少
な記録マークを再生する装置において、加熱用スポット
の光源を用いて良好な消去及び記録用スポットを形成す
ることができるので、他の光源たる再生用スポットの光
源としては十分に低出力のものを採用でき、かくして従
来の消去及び記録可能な装置の光学系に対して単に加熱
用の光源を付加したものに比べて、より安価な装置の実
現が可能となる。
熱用スポットで磁壁を移動させて、その結果のスピンの
方向が再生用スポット内で一様であるようにして、微少
な記録マークを再生する装置において、加熱用スポット
の光源を用いて良好な消去及び記録用スポットを形成す
ることができるので、他の光源たる再生用スポットの光
源としては十分に低出力のものを採用でき、かくして従
来の消去及び記録可能な装置の光学系に対して単に加熱
用の光源を付加したものに比べて、より安価な装置の実
現が可能となる。
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施形態
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】再生用スポットを基準として加熱用スポットの
面積比のD/Wに対する変化を示すグラフである。
面積比のD/Wに対する変化を示すグラフである。
【図3】加熱用投写光学系の光学効率のD/Wに対する
変化を示すグラフである。
変化を示すグラフである。
【図4】再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
光量比と再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
面積比との比率のD/Wに対する変化を示すグラフであ
る。
光量比と再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
面積比との比率のD/Wに対する変化を示すグラフであ
る。
【図5】記録媒体における温度プロファイルと加熱用ス
ポットの入射強度分布形状との比較を示すグラフであ
る。
ポットの入射強度分布形状との比較を示すグラフであ
る。
【図6】再生用スポットを基準として加熱用スポットの
トラック横断方向径比のD/Wに対する変化を示すグラ
フである。
トラック横断方向径比のD/Wに対する変化を示すグラ
フである。
【図7】再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
光量比と再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
面積比との比率のD/Wに対する変化を示すグラフであ
る。
光量比と再生用スポットを基準とした加熱用スポットの
面積比との比率のD/Wに対する変化を示すグラフであ
る。
【図8】再生用スポットを基準として加熱用スポットの
トラック横断方向径比のD/Wに対する変化を示すグラ
フである。
トラック横断方向径比のD/Wに対する変化を示すグラ
フである。
【図9】本発明の光学的情報記録再生装置の光ヘッド光
学系の他の例を示す模式図である。
学系の他の例を示す模式図である。
【図10】従来の記録再生装置の光ヘッド光学系の模式
図である。
図である。
【図11】従来の記録再生装置の作用を説明するための
図である。
図である。
1’ 再生用半導体レーザ 2’ 加熱・記録用半導体レーザ 3 ダイクロイックミラー 4 ビーム整形機能付き偏光ビームスプリッタ 5 対物レンズ 6 記録媒体 7 磁気ヘッド 11 再生用スポット 12 加熱用スポット 13 磁壁 14 案内溝 15 ランド 21 再生側コリメータ 22 加熱・記録側コリメータ 24 偏光ビームスプリッタ
Claims (11)
- 【請求項1】 第1の光源及び第2の光源からの光束を
集光して情報記録媒体上に形成される第1の光スポット
及び第2の光スポットを用いて情報の再生を行う光学的
情報記録再生装置において、 前記記録媒体の記録情報の形成に関与せる磁壁を前記第
2のスポットにより移動させ該磁壁により囲まれた磁区
を拡大させ前記第1の光スポット内に前記磁区のみを位
置せしめ、前記第1の光スポットからの光により情報を
再生する様に構成されており、 前記第2のスポットを用いて情報の記録・消去を行う様
にしてなることを特徴とする光学的情報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記対物レンズの有効径をD1 、前記第
2のスポットに対応する光束の対物レンズで取り込まれ
る光束径をD2 、前記第2のスポットに対応する光束の
ピーク強度の1/e2 相当の光束径のトラック横断方向
に対応する方向の寸法をW2 、前記第1のスポットに対
応する光束の波長をλ1 、前記第2のスポットに対応す
る光束の波長をλ2 として、 0.9−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦2.0−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立することを特徴とする、請求項1に記載
の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項3】 前記対物レンズの有効径をD1 、前記第
2のスポットに対応する光束の対物レンズで取り込まれ
る光束径をD2 、前記第2のスポットに対応する光束の
ピーク強度の1/e2 相当の光束径のトラック横断方向
に対応する方向の寸法をW2 、前記第1のスポットに対
応する光束の波長をλ1 、前記第2のスポットに対応す
る光束の波長をλ2 として、 1.3−0.89×lnα≦D2 /W2 ≦1.5−1.
49×lnα α=(λ2 ×D1 )/(λ1 ×D2 ) λ1 <λ2 <1.4×λ1 の関係が略成立することを特徴とする、請求項1に記載
の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項4】 情報の記録・消去時には、前記第1のス
ポットを用いてフォーマット情報及び該第1のスポット
のサーボ用の情報を読み取ることを特徴とする、請求項
1〜3のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項5】 前記第1の光源及び前記第2の光源から
の光束を光束分離合成手段により合成した上で1つの対
物レンズにて集光する様に構成されていることを特徴と
する、請求項1〜4のいずれかに記載の光学的情報記録
再生装置。 - 【請求項6】 前記第1の光源から発せられる光束の波
長と前記第2の光源から発せられる光束の波長とは互い
に異なり、前記光束分離合成手段はダイクロイックミラ
ーであることを特徴とする、請求項5に記載の光学的情
報記録再生装置。 - 【請求項7】 前記第2の光源と前記光束分離合成手段
との間に第2のコリメータが配置されていることを特徴
とする、請求項5〜6のいずれかに記載の光学的情報記
録再生装置。 - 【請求項8】 前記第1の光源と前記光束分離合成手段
との間に偏光ビームスプリッタが配置されており、前記
第1の光スポットからの光は前記偏光ビームスプリッタ
により前記第1の光源からの光から分離せしめられて信
号検出系へと導かれる様に構成されていることを特徴と
する、請求項5〜7のいずれかに記載の光学的情報記録
再生装置。 - 【請求項9】 前記第1の光源と前記偏光ビームスプリ
ッタとの間に第1のコリメータが配置されていることを
特徴とする、請求項8に記載の光学的情報記録再生装
置。 - 【請求項10】 前記第1の光源及び前記第2の光源は
半導体レーザであることを特徴とする、請求項1〜9の
いずれかに記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項11】 前記第2の光源のファーフィールドパ
ターンは前記記録媒体のトラック横断方向に対応する方
向に細長い形状であることを特徴とする、請求項1〜1
0のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24625796A JPH1092044A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光学的情報記録再生装置 |
| US08/931,847 US6031810A (en) | 1996-09-18 | 1997-09-16 | Using two laser sources on a magneto-optical recording medium for preventing light intensity shortage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24625796A JPH1092044A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092044A true JPH1092044A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17145838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24625796A Pending JPH1092044A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1092044A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001042431A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Nitto Kogaku Kk | 光源装置およびプロジェクタ装置 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24625796A patent/JPH1092044A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001042431A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Nitto Kogaku Kk | 光源装置およびプロジェクタ装置 |
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