JPH11105229A - 化粧材 - Google Patents
化粧材Info
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- JPH11105229A JPH11105229A JP27442597A JP27442597A JPH11105229A JP H11105229 A JPH11105229 A JP H11105229A JP 27442597 A JP27442597 A JP 27442597A JP 27442597 A JP27442597 A JP 27442597A JP H11105229 A JPH11105229 A JP H11105229A
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Abstract
意匠性の面での制約がなく、しかも、木質基材から放散
されるホルムアルデヒドのみならず、一旦室内空気中に
放散されたホルムアルデヒドをも効果的に捕捉除去する
ことができ、以て不快臭や健康被害等の解消に寄与する
ことのできる化粧材を提供する。 【解決手段】例えば含窒素化合物等のホルムアルデヒド
捕捉剤を内添、塗布又は含浸した紙基材等のホルムアル
デヒド捕捉層1の表面に、所望により適宜の絵柄2を設
け、更に塗布量が1.5〜4.5g/m2 のトップコー
ト層3を設ける。主として木質基材の表面に貼付して使
用する。
Description
築内装や、造作材、建具等の建築資材、家具、什器、住
設機器等の表面化粧等に使用するための化粧材に関する
ものであり、特に、建築資材等の木質基材が放散するホ
ルムアルデヒドを捕捉して無臭化、無害化する機能性を
有する化粧材に関するものである。
る合板やパーティクルボード等の木質基材が、ホルムア
ルデヒドを放散して室内の空気を汚染し、その特有の刺
激臭による不快感やアレルギー症状等の健康被害を居住
者に与える場合があることが指摘され、身近な環境汚染
の一つとして社会問題化しつつある。
の木質基材の製造時に、尿素系等のホルムアルデヒドを
含有する接着剤を使用していることである。この問題に
鑑み合板業界等では、ホルムアルデヒドを含有しない接
着剤での代替や、ホルムアルデヒド使用量の削減等の対
策を講じ始めているが、接着剤コストの上昇、接着性や
耐久性等の製品性能の低下、初期接着性や硬化時間等の
生産性の低下等の諸問題を抱え、性能面、価格面の両面
で十分満足できるものは得られていない。
基材を使用しつつ、そのホルムアルデヒドの影響を低減
する方法として、例えばホルムアルデヒドを吸収反応す
る含窒素化合物等(ホルムアルデヒド捕捉剤)の溶液を
含浸した紙を表面に貼付する方法などが提案されている
(特公昭52−134号公報参照)。表面意匠の劣る木
質基材の表面に化粧紙を貼付することは既に一般的な技
術になっているから、前記化粧紙として、前記含浸紙の
表面に木目等の絵柄を印刷してなるものを使用すれば、
ホルムアルデヒド対策と表面化粧機能とを兼ね合わせる
ことができ、まさに一石二鳥である。
紙には、紙基材の表面にグラビアインキ等により絵柄層
を印刷形成しただけの単純な構成のものも勿論あるが、
これは磨耗による柄の滅失や、表面の傷つき易さ、耐水
性の欠如等の問題の為、適用可能な用途が限定され、一
般的には絵柄層の上に透明乃至半透明の合成樹脂からな
る表面保護用のトップコート層が設けられる。トップコ
ート剤としては、例えばウレタン系樹脂やアミノアルキ
ド系樹脂等が多く使用されており、その塗布量は、目的
の用途によって要求される表面物性の程度にもよるが、
一般的には5〜15g/m2 程度の範囲とされる場合が
多い。
剤を含有させた化粧紙の場合には、表面に厚いトップコ
ート層を設けてしまうと、木質基材の化粧紙に覆われた
部分から室内空気中へのホルムアルデヒドの放散は確か
に防止できるものの、化粧紙に覆われていない木質基材
の木口等から一旦ホルムアルデヒドが室内空気中に放散
されてしまうと、トップコート層は一般に紙基材と比較
して気体透過性に乏しいので、この化粧紙は室内空気中
のホルムアルデヒドを吸収除去することができないとい
う問題点がある。
て、ホルムアルデヒド捕捉剤をトップコート層中に含有
させる方法も考えられる。しかしながら、この方法によ
ると、ホルムアルデヒド捕捉剤のトップコート樹脂に対
する相溶性が乏しいために、トップコート層の白濁やそ
の表面光沢の低下を惹起することがあり、ホルムアルデ
ヒド捕捉能力上又は意匠上の制約を受けるという問題点
がある。
おける上記した問題点に鑑みてなされたものであって、
良好な耐磨耗性・耐水性等の表面物性を有し、意匠性の
面で制約を受けることもなく、しかも、木質基材から放
散されるホルムアルデヒドのみならず、一旦室内空気中
に放散されたホルムアルデヒドをも効果的に捕捉除去す
ることができ、以て不快臭や健康被害等の解消に寄与す
ることのできる化粧材を提供しようとするものである。
ムアルデヒド捕捉層の表面にトップコート層を有する化
粧材において、前記トップコート層の塗布量が1.5〜
4.5g/m2 であることを特徴とするものである。
アルデヒド捕捉層が、ホルムアルデヒド捕捉剤を内添、
塗布又は含浸した紙基材であり、該紙基材の表面に絵柄
層を介して前記トップコート層が設けられてなることを
特徴とするものである。
れかの化粧材を、木質基材の表面に貼付してなるもので
ある。
より詳細に説明する。図1〜図7は本発明の化粧材の実
施の形態を示す側断面図である。
に、ホルムアルデヒド捕捉層1の表面に、絵柄層2と、
トップコート層3とが順次積層されて構成されたもので
あって、該トップコート層3の塗布量が、1.5〜4.
5g/m2 の範囲内であることを特徴とするものであ
る。
は例えば、適当な紙基材にホルムアルデヒド捕捉剤を内
添、塗布又は含浸したものを使用することができる。前
記紙基材としては、通常係る化粧材の基材として使用さ
れている任意の紙類を使用することができる。一般的に
は、坪量23〜40g/m2 程度の薄葉紙が使用される
場合が多いが、これに限定されるものではなく、例えば
チタン紙、樹脂含浸紙、樹脂混抄紙、紙間強化紙、晒又
は未晒クラフト紙、リンター紙、上質紙、コート紙、無
機紙、難燃紙、板紙、和紙等の各種の紙類を使用するこ
とができる。また、紙以外であってもこれに類似した材
料であれば使用可能であり、例えば織布や不織布、発泡
樹脂シート、突板等を使用することも可能である。ま
た、これらから選択される複数の材質の複合体、積層体
等であっても良い。
ルムアルデヒド捕捉剤とは、ホルムアルデヒドと物理的
又は化学的に反応して無臭化・無害化することができる
物質であれば何であってもよく、例えばジシアンジアミ
ド、メラミン等のアミノ化合物、尿素、バルビツール
酸、セミカルバジッド塩酸塩等のアマイド類、グルタミ
ン酸塩、グリシン、アラニン等のアミノ酸類、イソプロ
ピルヒドラジン、ブチルヒドラジン、ベンジルヒドラジ
ン、フェニルヒドラジン、ヒドラゾベンゼン等の有機ヒ
ドラジン類や、メチルカルバゼート、プロピオン酸ヒド
ラジド、カルボヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、
ドデカンジヒドラジド、チオカルボヒドラジド、イソフ
タル酸ジヒドラジド、4,4’−オキシビスベンゼンス
ルホニルヒドラジド等のヒドラジド類等のヒドラジン誘
導体等の含窒素化合物を少なくとも含有する組成物を使
用することができる。特に、本発明においては、トップ
コート層4の存在にも拘わらず空気中からのホルムアル
デヒド捕捉能力を十分に発揮させるべく、ホルムアルデ
ヒドとの反応性の高いものを使用することが好ましく、
具体的には、ヒドラジン誘導体、ユリア系又はアマイド
系の化合物を使用することが最も好ましい。
図1に示す様に前記紙基材の全体に均一に含有される様
に内添、塗布又は含浸されている必要はなく、例えば図
2に示す様に、紙基材11の表面側に部分的に塗布又は
含浸されていても良い。また、紙基材11が気体透過性
(特にホルムアルデヒド透過性)である限りにおいて、
図3に示す様に、紙基材11の裏面側に塗布又は含浸さ
れていても良いし、図4に示す様に、両者を併用するこ
とも可能である。また、ホルムアルデヒド捕捉剤は紙基
材11の紙面内において必ずしも全面に塗布又は含浸さ
れている必要もなく、例えばドット状、ストライプ状や
絵柄状等の任意のパターン状に設けられていてもよく、
これによって後述する絵柄層2を兼ねさせることもでき
る。
有させる方法としては、例えば抄紙時にパルプスラリー
中に添加しておく内添法、抄紙後の紙基材11に表面及
び/又は裏面から塗布又は含浸する方法等が適用可能で
ある。塗布又は含浸の方式としては、例えばグラビアコ
ート法、マイクログラビアコート法、ロールコート法、
ナイフコート法、エアーナイフコート法、スプレーコー
ト法、ロッドコート法、キスコート法、ダイコート法、
リップコート法、ディップコート法等、従来公知の任意
の方法が適用可能であり、紙基材11の加工適性やホル
ムアルデヒド捕捉剤塗工液の粘度特性等に応じて適宜選
択すればよい。塗布又は含浸の時期は、抄紙直後であっ
ても良いし、絵柄層2の形成前又は形成後、或いはトッ
プコート層3の形成後であっても良い。
する目的で設けられるものであって、本発明の目的の達
成上、少なくともホルムアルデヒド透過性である必要が
あるが、例えば一般の印刷インキによる印刷層であれ
ば、通常支障はない。また、ホルムアルデヒド不透過性
の材料であっても、例えば通常の印刷における様に、多
数の微細なドット状のパターン、乃至は多数の微細なド
ット状の抜けを有するパターン等から絵柄を構成するこ
とによって、本発明の目的を十分に達成することができ
る。
機又は無機の染料又は顔料等の着色剤を、体質顔料、充
填材、粘着付与剤、可塑剤、安定剤、消泡剤、レベリン
グ剤、界面活性剤、乾燥剤等の適宜の添加剤や、溶剤又
は希釈剤等と共に、合成樹脂等からなる結着剤中に分散
してなるものである。着色剤としては、高度の隠蔽性が
要求される用途には例えば二酸化チタンや黄鉛等の無機
顔料が使用される場合もあるが、一般的には例えばジス
アゾイエロー、ハンザエロー、イソインドリノン、スレ
ン、レーキレッド、ブリリアントカーミン、キナクリド
ン、ペリレン、アントラキノン、フタロシアニン等の透
明度が高く色彩効果に優れた有機顔料、又はカーボンブ
ラック等が使用されるのが通例である。また結着剤とし
ては、例えばアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキ
ド樹脂、繊維素誘導体、シェラック、ロジン、変性ロジ
ン、フェノール樹脂、クマロン樹脂、ケトン樹脂、石油
樹脂等、又はそれらの二種以上の混合物、共重合体等を
使用することができる。
グラビア印刷法やオフセット印刷法、凸版印刷法、フレ
キソ印刷法、スクリーン印刷法、インクジェット印刷
法、静電印刷法等の各種の印刷方法の適用により形成さ
れるのが普通である。勿論、本発明ではこれらに限定さ
れるものではなく、例えば手描き法、墨流し法や、転写
法、写真法、電子写真法、感光性樹脂法、真空蒸着法、
化学腐蝕法、感熱発色法、放電破壊法等、従来公知の任
意の画像形成手段を適用することができる。なお、絵柄
の種類は、使用目的や使用者の嗜好等により任意であ
り、例えば木目柄、石目柄、抽象柄等が一般的である
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、例えば
全面ベタ印刷等であっても良い。
耗性や耐水性等の表面物性を付与する目的で設けられる
ものであって、例えばアクリル系樹脂、アミノアルキド
樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ
系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、繊維素誘導
体、電離放射線硬化型樹脂等を主成分とする従来公知の
任意のトップコート剤が適用可能である。但し、本発明
の目的の達成の為には、トップコート層の塗布量は1.
5〜4.5g/m2 (乾燥後)の範囲であることが必要
である。塗布量が1.5g/m2 に満たないと、耐磨耗
性や耐水性等の表面物性や、表面光沢、塗装感等の面で
満足できるものを得ることができない。一方、塗布量が
4.5g/m2 を越えると、気体透過性が著しく低くな
るので、空気中のホルムアルデヒドがトップコート層3
を透過してホルムアルデヒド捕捉層1中のホルムアルデ
ヒド捕捉剤と反応することができず、ホルムアルデヒド
の捕捉効率が低下してしまうからである。
剤や減摩剤、滑剤、帯電防止剤、艶調整剤、ブロッキン
グ防止剤等の添加剤を適宜添加することにより、所望の
物性に調整することができる。また、トップコート層3
にもホルムアルデヒド捕捉剤を含有させると、室内空気
中のホルムアルデヒドの捕捉効率をさらに向上すること
ができる。この目的で使用するホルムアルデヒド捕捉剤
としては、樹脂の分子との間で化学結合を形成して安定
化する性質を有するヒドラジン誘導体を使用すると、表
面強度や耐水性等の表面物性の低下や白濁、光沢低下等
の意匠面への悪影響が少ないので好ましい。中でも、例
えばカルボヒドラジドやアジピン酸ジヒドラジド等の様
に、ヒドラジノ基を複数含有するヒドラジン誘導体を使
用すると、これが樹脂分子間で架橋剤としても作用し、
物理的・化学的にさらに優れたトップコート層3を得る
ことができる。この場合特に、トップコート剤として水
性エマルジョン樹脂系のものを使用すると、樹脂液中で
の溶解性に富み、樹脂の有する酸基やカルボニル基等の
親水性基との反応により強固な架橋を容易に形成し、ま
た製造工程中の有機溶剤の揮散や製造後の残留溶剤等の
問題をも同時に解決することができる。
捉層1は本質的に紙からなる層であることを想定して説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えばホルムアルデヒド捕捉剤を内添又は塗工した樹脂フ
ィルムであっても良い。両者の特性を比較すると、紙は
本質的に多孔質体であるから、これに内添、塗布または
含浸されたホルムアルデヒド捕捉剤の有効表面積が大き
く、ホルムアルデヒドの捕捉効率が高い反面、強度や成
形性に劣る欠点がある。従って、強度や成形性が要求さ
れるVカット加工や曲面貼り加工等の用途には、樹脂フ
ィルムを使用した化粧材が適している。
捉剤を塗工してホルムアルデヒド捕捉層1として使用す
る場合には、樹脂フィルムは一般にホルムアルデヒド透
過性が非常に低いので、木質基材から放散されるホルム
アルデヒドの捕捉除去機能と、室内空気中のホルムアル
デヒド捕捉除去とを、共に兼ね備えさせる為には、ホル
ムアルデヒド捕捉剤を樹脂フィルムの両面に塗工する必
要がある。しかしながら、ホルムアルデヒド捕捉剤を樹
脂フィルムの表面側にのみ塗工した場合であっても、例
えば金属や合成樹脂、無機材質等のホルムアルデヒドを
放散しない基材の表面に貼付する用途であれば、空気中
のホルムアルデヒドの捕捉除去機能は十分に達成するこ
とができる。また、これをホルムアルデヒドを放散する
木質基材に貼付して使用しても、樹脂フィルムが木質基
材表面からのホルムアルデヒドの放散に対するバリアー
層として作用し、一方木口等から空気中に放散されたホ
ルムアルデヒドは、樹脂フィルムの表面側に塗布された
ホルムアルデヒド捕捉剤によって捕捉除去されるので、
一定の効果は得ることができる。
例えば図5に示す様に、ホルムアルデヒド捕捉層1とト
ップコート層3との間に、ホルムアルデヒド透過性の中
間層4を設けることもできる。中間層4としては、例え
ばアクリル系水性エマルジョン樹脂、ポリオレフィン系
水性エマルジョン樹脂、ポリエステル系水性エマルジョ
ン樹脂、ポリウレタン系水性エマルジョン樹脂等からな
る気体透過性(ホルムアルデヒド透過性)の樹脂層を使
用することができる。なお、図5では絵柄層2は中間層
4とトップコート層3との間に設けられているが、中間
層4が透明乃至半透明である場合には、絵柄層2はホル
ムアルデヒド捕捉層1と中間層4との間や、中間層4の
層内等に設けても良く、これらの複数箇所に設けること
により深みのある立体的な意匠感を得ることも可能であ
る。
機又はマイクロカプセル型の発泡剤を添加して加熱発泡
させても良く、発泡により気体透過性がさらに向上して
空気中からのホルムアルデヒド捕捉効率が向上するので
更に好適である。また、例えばポリ塩化ビニル樹脂等の
様に、本来は気体透過性を有しない樹脂材料であって
も、例えば発泡剤と気泡連通化剤の併用等の手段によっ
て連続気泡型発泡体等の多孔質体とすれば、本発明の目
的の達成は可能である。この様に、中間層4を設けた構
成にあっては、必要に応じて化粧材の表面にエンボスを
施すことにより、立体的な意匠性を賦与することもでき
る。
ド捕捉剤を基材紙11に内添、塗布又は含浸する替わり
に、中間層4に添加することもできる。この様に構成す
れば、ホルムアルデヒド捕捉剤を含有する層と外気との
間の障壁が減少するので、室内空気中のホルムアルデヒ
ドの捕捉効率を向上することができる。勿論、基材紙1
1へのホルムアルデヒド捕捉剤の内添、塗布又は含浸を
併用しても良い。
基材層5上に、ホルムアルデヒド捕捉層1、絵柄層2及
びトップコート層3を順次積層した構成となる。この構
成の応用として、基材層5として紙以外の、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアル
コール共重合体等のオレフィン系共重合体樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート等のポリエステル系樹脂、ポ
リメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ナイロ
ン、ポリカーボネート等の樹脂フィルム等をはじめ、金
属箔や金属板、合板等の木質基板、樹脂成形品、無機質
素材等、一般に化粧材の基材として使用されている任意
の材料が使用可能である。
層1は、必ずしも気体透過性の材質には限定されず、例
えばホルムアルデヒド捕捉剤を添加した任意の樹脂から
なる層であってもよい。ホルムアルデヒド捕捉層1は、
必要に応じて着色することもできる。絵柄層2がホルム
アルデヒド捕捉層1の表面側に設けられる場合には、ホ
ルムアルデヒド捕捉層1は透明又は半透明である必要は
必ずしもないから、白濁等による意匠性の悪化を心配す
ることなく、必要十分な量のホルムアルデヒド捕捉剤を
含有させることができる。
を逸脱しない範囲内において、その詳細構成を種々変更
して実施することができる。
の形で住宅等の天井面や壁面等に直接施工することもで
きるが、図7に例示する様に、木質基材6の表面に接着
剤7等で貼付された化粧材として、造作材、建具等の建
築資材や、家具、什器、住設機器等の材料として使用す
ることもできる。勿論、木質以外の、例えば金属や合成
樹脂、無機質等の基材の表面に貼付して使用しても、室
内空気中のホルムアルデヒドの捕捉除去の機能は十分に
発揮することが可能である。
成材、パーティクルボード、ハードボード、中密度繊維
板(MDF)等が使用される。木質基材6の形状は必ず
しも平板状に限定されるものではなく、例えば柱状や異
形断面状、三次元凹凸形状等であっても良く、この様な
場合には、化粧材はラッピング法や真空成形法等の手段
により、木質基材6の表面形状に沿って貼付される。
挙げ、本発明をより詳細に説明する。
紙の裏面に、アマイド系ホルムアルデヒド捕捉剤(大日
精化株式会社製、商品名ダイムシュウホルム)を乾燥後
の塗布量3.5g/m2 に塗工した後、その表面に、硝
化綿系インキにてグラビア印刷法により隠蔽ベタ印刷と
木目印刷とを施して絵柄層を形成し、該絵柄層上に、2
液硬化型ウレタン樹脂系透明トップコート剤を乾燥後の
塗布量2.5g/m2 に塗工してトップコート層を形成
し、本発明の化粧紙を作製した。
て市販の厚さ2.7mmのMDF基材の片面にプレス貼
着し、本発明の化粧材を作製した。
プコート剤の塗布量を6g/m2 とし、他は同一条件に
て化粧紙を作製し、同一銘柄のMDF基材に同一条件で
貼付して化粧材を作製した。
紙へのホルムアルデヒド捕捉剤の塗工を省略し、他は同
一条件にて化粧紙を作製し、同一銘柄のMDF基材に同
一条件で貼付して化粧材を作製した。
プコート剤の塗布量を6g/m2 とし、他は同一条件に
て化粧紙を作製し、同一銘柄のMDF基材に同一条件で
貼付して化粧材を作製した。
例1及び比較例1〜3の化粧材、並びに化粧紙を貼付し
ていない同一銘柄のMDFを使用して、JAS法(デシ
ケーター法)に準じてホルムアルデヒド放散量試験を行
った。すなわち、各この化粧材を50mm×150mm
に切断したものを10枚使用して、蒸留水300ml入
りの結晶皿とともにデシケータ中に入れ密封し、20℃
で24時間放置後、蒸留水中のホルムアルデヒドをアセ
チルアセトン法により定量した。結果は、以下の通りで
あった。
表面に、まずメラミンを主成分とするホルムアルデヒド
捕捉剤を乾燥後の塗布量10g/m2 に塗工し、次にマ
イクロカプセル発泡剤を固形分比3重量%添加したアク
リル系水性エマルジョン樹脂を乾燥後の塗布量200g
/m2 に塗工し、その表面にアクリル系水性インキにて
抽象柄の絵柄を印刷後、更にエポキシ系硬化剤を添加し
たアクリル系トップコート剤を乾燥後の塗布量3.5g
/m2 に施し、しかる後加熱発泡、エンボスを施して、
本発明の化粧材を作製した。
表面に、ホルムアルデヒド捕捉剤としてカルボヒドラジ
ドを固形分比10重量%と、マイクロカプセル発泡剤を
固形分比5重量%それぞれ添加したポリオレフィン系水
性エマルジョン樹脂を乾燥後の塗布量250g/m2 に
塗工し、その表面に塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂系イン
キにて抽象柄の絵柄を印刷し、更にエポキシ系硬化剤を
添加したアクリル系トップコート剤を乾燥後の塗布量3
g/m2 に塗工した後、加熱発泡、エンボスを施して、
本発明の化粧材を作製した。
フィン系樹脂フィルムの表面に、ウレタン系インキにて
木目柄の絵柄印刷を施し、その表面にウレタン系接着剤
を介して、ホルムアルデヒド捕捉剤としてメラミンが2
0重量%内添された厚さ50μmのポリビニルアセター
ル樹脂フィルムを貼付すると同時に、導管柄のエンボス
を施し、該導管部にワイピング法により着色剤を充填し
た後、イソシアネート硬化型ウレタン系トップコート剤
を乾燥後の塗布量3g/m2 に施し、本発明の化粧材を
作製した。
に、ホルムアルデヒド捕捉剤としてジシアンジアミドを
乾燥後の含浸量が5g/m2 となる様に含浸・乾燥し、
次いで表面に硝化綿系インキにてグラビア印刷法により
隠蔽ベタ印刷と木目柄の印刷とを施した後、ホルムアル
デヒド捕捉剤としてアジピン酸ジヒドラジドを固形分比
10重量%添加したアクリル樹脂系水性エマルジョン型
トップコート剤を、乾燥後の塗布量4g/m2 に塗工、
乾燥硬化して、本発明の化粧材を作製した。
材は、ホルムアルデヒド捕捉層の表面に設けるトップコ
ート層の塗布量を1.5〜4.5g/m2 の範囲とした
ので、空気中のホルムアルデヒドが、トップコート層を
透過して容易にホルムアルデヒド捕捉層に到達し、ホル
ムアルデヒド捕捉剤と反応して効率良く捕捉除去され
る。しかも、トップコート層に大量のホルムアルデヒド
捕捉剤を添加する必要がないので、色調や表面光沢等の
意匠面で制約を受けることもない。従って、本発明の化
粧材を住宅等の建築物の室内装飾に使用することによ
り、耐磨耗性や耐水性等の表面物性の面や意匠性等の面
でも十分に満足しつつ、木質基材に放散するホルムアル
デヒドによる不快臭や健康被害等を軽減し、生活の質の
向上に寄与するところ大なるものである。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】ホルムアルデヒド捕捉層の表面にトップコ
ート層を有する化粧材において、前記トップコート層の
塗布量が1.5〜4.5g/m2 であることを特徴とす
る化粧材。 - 【請求項2】前記ホルムアルデヒド捕捉層が、ホルムア
ルデヒド捕捉剤を内添、塗布又は含浸した紙基材であ
り、該紙基材の表面に絵柄層を介して前記トップコート
層が設けられてなることを特徴とする化粧材。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の化粧材を、木質基
材の表面に貼付してなる化粧材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27442597A JP3991396B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27442597A JP3991396B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 化粧材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105229A true JPH11105229A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3991396B2 JP3991396B2 (ja) | 2007-10-17 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27442597A Expired - Fee Related JP3991396B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 化粧材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3991396B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002019025A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-22 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 木質化粧板の製造方法 |
| JP2003094563A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 化粧板 |
| CN111502181A (zh) * | 2020-03-19 | 2020-08-07 | 安徽奥美塑胶有限公司 | Spc超耐磨地板贴三聚氰胺浸胶装饰纸 |
| CN112553728A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-03-26 | 山东利源纤维有限公司 | 一种除甲醛bcf纱线 |
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1997
- 1997-10-07 JP JP27442597A patent/JP3991396B2/ja not_active Expired - Fee Related
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