JPH11125205A - 油圧作業機の油圧駆動装置 - Google Patents
油圧作業機の油圧駆動装置Info
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- JPH11125205A JPH11125205A JP29096197A JP29096197A JPH11125205A JP H11125205 A JPH11125205 A JP H11125205A JP 29096197 A JP29096197 A JP 29096197A JP 29096197 A JP29096197 A JP 29096197A JP H11125205 A JPH11125205 A JP H11125205A
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプの押しのけ容積の変更が可能であると
共に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた
ときにも、アクチュエータの駆動操作を実現させること
ができる油圧作業機の油圧駆動装置の提供。 【解決手段】 可変容量油圧ポンプ2のレギュレータ5
を駆動させるポンプ傾転制御信号の増加に応じてポンプ
2の押しのけ容積を増加させるようにこのポンプ2を制
御するものにあって、ポンプ傾転制御信号が、アームシ
リンダ7、ブレーカ50等のアクチュエータの駆動操作
を可能にするポンプ2の押しのけ容積の上限値を互いに
異ならせる、アームシリンダ7等を操作する通常操作に
対応する通常制御信号と、ブレーカ50等を操作する特
定操作に対応する特定制御信号とから成り、駆動時には
特定制御信号を出力させるとともに非駆動時には通常制
御信号を出力させる電磁比例弁15と、これを駆動させ
るスイッチ17とを備えた。
共に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた
ときにも、アクチュエータの駆動操作を実現させること
ができる油圧作業機の油圧駆動装置の提供。 【解決手段】 可変容量油圧ポンプ2のレギュレータ5
を駆動させるポンプ傾転制御信号の増加に応じてポンプ
2の押しのけ容積を増加させるようにこのポンプ2を制
御するものにあって、ポンプ傾転制御信号が、アームシ
リンダ7、ブレーカ50等のアクチュエータの駆動操作
を可能にするポンプ2の押しのけ容積の上限値を互いに
異ならせる、アームシリンダ7等を操作する通常操作に
対応する通常制御信号と、ブレーカ50等を操作する特
定操作に対応する特定制御信号とから成り、駆動時には
特定制御信号を出力させるとともに非駆動時には通常制
御信号を出力させる電磁比例弁15と、これを駆動させ
るスイッチ17とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
油圧作業機の油圧駆動装置に係り、特に可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積の上限値を変更可能な油圧作業機の
油圧駆動装置に関する。
油圧作業機の油圧駆動装置に係り、特に可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積の上限値を変更可能な油圧作業機の
油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を制
御するレギュレータを備え、このレギュレータを駆動さ
せるポンプ傾転制御信号の値の増加に応じて可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積を増加させるように当該可変容
量油圧ポンプを制御する油圧駆動装置として、従来、特
許番号第2534897号に示されるものが知られてい
る。この第1の従来技術は、パイロット操作装置の操作
量に応じて、押しのけ容積、すなわちポンプ傾転が制御
されるようになっている。
御するレギュレータを備え、このレギュレータを駆動さ
せるポンプ傾転制御信号の値の増加に応じて可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積を増加させるように当該可変容
量油圧ポンプを制御する油圧駆動装置として、従来、特
許番号第2534897号に示されるものが知られてい
る。この第1の従来技術は、パイロット操作装置の操作
量に応じて、押しのけ容積、すなわちポンプ傾転が制御
されるようになっている。
【0003】しかし、この第1の従来技術では、可変容
量油圧ポンプの最大傾転を必要に応じて変えられるよう
にはなっていないので、可変容量油圧ポンプから吐出さ
れる圧油によって駆動するアクチュエータを介しておこ
なわれる複数の異なる操作の全てに対して好適とはいえ
なかった。すなわち、実施される頻度の高い操作を通常
操作と呼ぶものとすると、この通常操作とは異なる操
作、すなわち通常操作に比べて実施される頻度の低い特
定操作では、例えばアクチュエータ速度を通常操作時よ
りも遅くしたいことがあるが、このような特定操作をお
こなう場合においても、可変容量油圧ポンプの押しのけ
容積の上限値が通常操作時と同じであるという問題があ
り、そのためオペレータはアクチュエータ速度を遅くす
るためにパイロット操作装置のレバーをハーフストロー
クにして対応していた。
量油圧ポンプの最大傾転を必要に応じて変えられるよう
にはなっていないので、可変容量油圧ポンプから吐出さ
れる圧油によって駆動するアクチュエータを介しておこ
なわれる複数の異なる操作の全てに対して好適とはいえ
なかった。すなわち、実施される頻度の高い操作を通常
操作と呼ぶものとすると、この通常操作とは異なる操
作、すなわち通常操作に比べて実施される頻度の低い特
定操作では、例えばアクチュエータ速度を通常操作時よ
りも遅くしたいことがあるが、このような特定操作をお
こなう場合においても、可変容量油圧ポンプの押しのけ
容積の上限値が通常操作時と同じであるという問題があ
り、そのためオペレータはアクチュエータ速度を遅くす
るためにパイロット操作装置のレバーをハーフストロー
クにして対応していた。
【0004】また、このような問題を解決するものとし
て、従来、例えば特開平8−219104号公報に示さ
れる第2の従来技術が提案されている。この第2の従来
技術は、コントローラにより制御される電磁比例減圧弁
で可変容量油圧ポンプの傾転を制御するものであり、す
なわち、レギュレータを電磁比例減圧弁で構成したもの
であり、コントローラから出力される信号に応じて可変
容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値を変更でき、し
たがって、操作の種類に応じてアクチュエータの最大速
度を変更できるようになっている。
て、従来、例えば特開平8−219104号公報に示さ
れる第2の従来技術が提案されている。この第2の従来
技術は、コントローラにより制御される電磁比例減圧弁
で可変容量油圧ポンプの傾転を制御するものであり、す
なわち、レギュレータを電磁比例減圧弁で構成したもの
であり、コントローラから出力される信号に応じて可変
容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値を変更でき、し
たがって、操作の種類に応じてアクチュエータの最大速
度を変更できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第2の従来技術でも問題がある。この第2の従来技術
は、コントローラの故障とか、コントローラと電磁比例
減圧弁とを接続する配線の故障などのレギュレータを制
御する電気信号系統の故障が発生し、電磁比例減圧弁の
駆動制御が不能になったときには、この第2の従来技術
では、可変容量油圧ポンプの傾転が最小傾転量に保たれ
るようになっている。したがって、アクチュエータに供
給される流量は最小流量となり、アクチュエータを動か
すことができなくなり、今まで実施していた操作の継
続、あるいは実施が不能になる事態を生じる懸念があ
る。
た第2の従来技術でも問題がある。この第2の従来技術
は、コントローラの故障とか、コントローラと電磁比例
減圧弁とを接続する配線の故障などのレギュレータを制
御する電気信号系統の故障が発生し、電磁比例減圧弁の
駆動制御が不能になったときには、この第2の従来技術
では、可変容量油圧ポンプの傾転が最小傾転量に保たれ
るようになっている。したがって、アクチュエータに供
給される流量は最小流量となり、アクチュエータを動か
すことができなくなり、今まで実施していた操作の継
続、あるいは実施が不能になる事態を生じる懸念があ
る。
【0006】例えば、対象としている油圧作業機が油圧
ショベルの場合、ブーム、アーム、バケット等のフロン
トを回動させ、例えば旋回半径とか、ブームやアームの
最大高さ位置などに制約を受けやすい場所などで通常操
作、例えば掘削作業をおこなっている際に、上述したレ
ギュレータを制御する電気信号系統の故障が発生したと
きには、フロントが掘削作業姿勢のまま動かなくなった
り、あるいはこの油圧ショベルを所定の場所まで退避さ
せる走行が不能になったりする事態を招き、この油圧シ
ョベルが配置されている周辺の環境に対して多大の迷惑
をかけたり、故障修理のための当該油圧ショベルの搬送
に時間がかかったりして、実施中の掘削作業の能率が著
しく低下することが起り得る。
ショベルの場合、ブーム、アーム、バケット等のフロン
トを回動させ、例えば旋回半径とか、ブームやアームの
最大高さ位置などに制約を受けやすい場所などで通常操
作、例えば掘削作業をおこなっている際に、上述したレ
ギュレータを制御する電気信号系統の故障が発生したと
きには、フロントが掘削作業姿勢のまま動かなくなった
り、あるいはこの油圧ショベルを所定の場所まで退避さ
せる走行が不能になったりする事態を招き、この油圧シ
ョベルが配置されている周辺の環境に対して多大の迷惑
をかけたり、故障修理のための当該油圧ショベルの搬送
に時間がかかったりして、実施中の掘削作業の能率が著
しく低下することが起り得る。
【0007】本発明は、上述した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積の変更が可能であるとともに、レギ
ュレータを制御する制御系統に故障が生じたときにも、
アクチュエータの駆動操作を実現させることができる油
圧作業機の油圧駆動装置を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積の変更が可能であるとともに、レギ
ュレータを制御する制御系統に故障が生じたときにも、
アクチュエータの駆動操作を実現させることができる油
圧作業機の油圧駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る発明は、原動機と、この原動
機によって駆動される可変容量油圧ポンプと、この可変
容量油圧ポンプから吐出される圧油により駆動するアク
チュエータと、上記可変容量油圧ポンプから上記アクチ
ュエータに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁
と、上記可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を制御する
レギュレータとを備え、このレギュレータを駆動させる
ポンプ傾転制御信号の値の増加に応じて上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積を増加させるように当該可変容
量油圧ポンプを制御する油圧作業機の油圧駆動装置にお
いて、上記ポンプ傾転制御信号として、上記アクチュエ
ータの駆動操作を可能にする上記可変容量油圧ポンプの
押しのけ容積の上限値を、互いに異ならせる複数の傾転
制御信号を設定し、駆動時には、上記複数の傾転制御信
号のうちの所定の1つの傾転制御信号を除く傾転制御信
号を出力させるとともに、非駆動時には、上記所定の1
つの傾転制御信号を出力させる傾転可変制御手段と、こ
の傾転可変制御手段を駆動させる所定の駆動信号を出力
する駆動制御手段とを備えた構成にしてある。
に本発明の請求項1に係る発明は、原動機と、この原動
機によって駆動される可変容量油圧ポンプと、この可変
容量油圧ポンプから吐出される圧油により駆動するアク
チュエータと、上記可変容量油圧ポンプから上記アクチ
ュエータに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁
と、上記可変容量油圧ポンプの押しのけ容積を制御する
レギュレータとを備え、このレギュレータを駆動させる
ポンプ傾転制御信号の値の増加に応じて上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積を増加させるように当該可変容
量油圧ポンプを制御する油圧作業機の油圧駆動装置にお
いて、上記ポンプ傾転制御信号として、上記アクチュエ
ータの駆動操作を可能にする上記可変容量油圧ポンプの
押しのけ容積の上限値を、互いに異ならせる複数の傾転
制御信号を設定し、駆動時には、上記複数の傾転制御信
号のうちの所定の1つの傾転制御信号を除く傾転制御信
号を出力させるとともに、非駆動時には、上記所定の1
つの傾転制御信号を出力させる傾転可変制御手段と、こ
の傾転可変制御手段を駆動させる所定の駆動信号を出力
する駆動制御手段とを備えた構成にしてある。
【0009】このように構成した請求項1に係る発明で
は、可変容量油圧ポンプの傾転を制御するレギュレータ
とは別に、このレギュレータを制御可能な傾転可変制御
手段を設けてあり、この傾転傾転制御手段は駆動制御手
段から出力される駆動信号に応じて作動するようになっ
ている。
は、可変容量油圧ポンプの傾転を制御するレギュレータ
とは別に、このレギュレータを制御可能な傾転可変制御
手段を設けてあり、この傾転傾転制御手段は駆動制御手
段から出力される駆動信号に応じて作動するようになっ
ている。
【0010】駆動制御手段から傾転可変制御手段に所定
の駆動信号が出力されているとき、すなわち傾転可変制
御手段の駆動時には、所定の1つの傾転制御信号を除く
傾転制御信号がレギュレータに与えられ、可変容量油圧
ポンプの押しのけ容積の上限値が適宜制御され、この可
変容量油圧ポンプから吐出される圧油によりアクチュエ
ータを駆動させることができる。
の駆動信号が出力されているとき、すなわち傾転可変制
御手段の駆動時には、所定の1つの傾転制御信号を除く
傾転制御信号がレギュレータに与えられ、可変容量油圧
ポンプの押しのけ容積の上限値が適宜制御され、この可
変容量油圧ポンプから吐出される圧油によりアクチュエ
ータを駆動させることができる。
【0011】また、駆動制御手段から傾転可変制御手段
に所定の駆動信号が出力されていないとき、すなわち傾
転可変制御手段の非駆動時には、所定の1つの傾転制御
信号がレギュレータに与えられ、上述の場合に比べて可
変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が変更するよ
うに制御され、可変容量油圧ポンプから吐出される圧油
によりアクチュエータを駆動させることができる。
に所定の駆動信号が出力されていないとき、すなわち傾
転可変制御手段の非駆動時には、所定の1つの傾転制御
信号がレギュレータに与えられ、上述の場合に比べて可
変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が変更するよ
うに制御され、可変容量油圧ポンプから吐出される圧油
によりアクチュエータを駆動させることができる。
【0012】そして、上述のように傾転可変制御手段の
駆動時あるいは非駆動時に、レギュレータを制御する電
気系統に故障が生じた場合には、すなわち上述の駆動制
御手段の故障とか、あるいは、この駆動制御手段と傾転
可変制御手段との接続系統などに故障が生じ、傾転可変
制御手段の制御が不能となる事態が発生したときには、
この傾転可変制御手段から上述した所定の1つの傾転制
御信号の出力が可能であり、したがって、この所定の1
つの傾転制御信号によるアクチュエータの駆動をおこな
わせることができる。
駆動時あるいは非駆動時に、レギュレータを制御する電
気系統に故障が生じた場合には、すなわち上述の駆動制
御手段の故障とか、あるいは、この駆動制御手段と傾転
可変制御手段との接続系統などに故障が生じ、傾転可変
制御手段の制御が不能となる事態が発生したときには、
この傾転可変制御手段から上述した所定の1つの傾転制
御信号の出力が可能であり、したがって、この所定の1
つの傾転制御信号によるアクチュエータの駆動をおこな
わせることができる。
【0013】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
述した請求項1に係る発明において、上記複数の傾転制
御信号が、当該油圧作業機で実施される頻度の高い通常
操作を実施させる通常制御信号と、上記通常操作に比べ
て当該油圧作業機で実施される頻度の低い特定操作を実
施させる少なくとも1つの特定制御信号とを含む構成に
してある。
述した請求項1に係る発明において、上記複数の傾転制
御信号が、当該油圧作業機で実施される頻度の高い通常
操作を実施させる通常制御信号と、上記通常操作に比べ
て当該油圧作業機で実施される頻度の低い特定操作を実
施させる少なくとも1つの特定制御信号とを含む構成に
してある。
【0014】このように構成した請求項2に係る発明で
は、傾転可変制御手段の駆動時あるいは非駆動時に、レ
ギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場合に
は、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、あるい
は、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系統
などに故障が生じ、傾転可変制御手段の制御が不能とな
る事態が発生したとき、上述した所定の1つの傾転制御
信号が通常制御信号である場合には、傾転可変制御手段
から通常制御信号がレギュレータに出力され、また、上
述した所定の1つの傾転制御信号が特定制御信号である
場合には、傾転可変制御手段から特定制御信号がレギュ
レータに出力される。
は、傾転可変制御手段の駆動時あるいは非駆動時に、レ
ギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場合に
は、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、あるい
は、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系統
などに故障が生じ、傾転可変制御手段の制御が不能とな
る事態が発生したとき、上述した所定の1つの傾転制御
信号が通常制御信号である場合には、傾転可変制御手段
から通常制御信号がレギュレータに出力され、また、上
述した所定の1つの傾転制御信号が特定制御信号である
場合には、傾転可変制御手段から特定制御信号がレギュ
レータに出力される。
【0015】また、本発明の請求項3に係る発明は、上
述した請求項2に係る発明において、上記特定制御信号
が、上記通常制御信号の場合に比べて、上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積の上限値を小さくする特性を有
するとともに、上記所定の1つの傾転制御信号が上記通
常制御信号から成る構成にしてある。
述した請求項2に係る発明において、上記特定制御信号
が、上記通常制御信号の場合に比べて、上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積の上限値を小さくする特性を有
するとともに、上記所定の1つの傾転制御信号が上記通
常制御信号から成る構成にしてある。
【0016】このように構成した請求項3に係る発明で
は、当該油圧作業機で実施される操作が通常操作である
ときには、例えば駆動制御手段から所定の駆動信号は出
力されず、これにより傾転可変制御手段は、入力される
ポンプ傾転制御信号をそのまま通常制御信号として出力
する動作形態に保たれる。これに伴い、通常制御信号に
よりレギュレータが作動し、可変容量油圧ポンプの押し
のけ容積の上限値は、通常操作に好適な大きな上限値に
保たれ、このように制御される可変容量油圧ポンプから
吐出される圧油によってアクチュエータを駆動し、所望
の通常操作を実施することができる。
は、当該油圧作業機で実施される操作が通常操作である
ときには、例えば駆動制御手段から所定の駆動信号は出
力されず、これにより傾転可変制御手段は、入力される
ポンプ傾転制御信号をそのまま通常制御信号として出力
する動作形態に保たれる。これに伴い、通常制御信号に
よりレギュレータが作動し、可変容量油圧ポンプの押し
のけ容積の上限値は、通常操作に好適な大きな上限値に
保たれ、このように制御される可変容量油圧ポンプから
吐出される圧油によってアクチュエータを駆動し、所望
の通常操作を実施することができる。
【0017】また、当該油圧作業機で実施される操作
が、通常操作時のアクチュエータ速度に比べて遅いアク
チュエータ速度で実施されるべき特定操作であるときに
は、駆動制御手段から所定の駆動信号を出力させること
により、傾転可変制御手段が作動し、この傾転可変制御
手段は、入力されるポンプ傾転制御信号の値を小さく変
化させた特定制御信号、すなわち通常制御信号とは特性
の異なる特定制御信号をレギュレータを駆動させる信号
として出力する。これによってレギュレータが作動し、
可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が、前述し
た通常制御信号の場合に比べて小さな値、すなわち該当
する特定操作に好適な上限値となるように制御される。
したがって、可変容量油圧ポンプから吐出される最大流
量は、通常操作時に比べて少ない流量となり、その流量
がアクチュエータに供給されて該当する特定操作を良好
に実施することができる。
が、通常操作時のアクチュエータ速度に比べて遅いアク
チュエータ速度で実施されるべき特定操作であるときに
は、駆動制御手段から所定の駆動信号を出力させること
により、傾転可変制御手段が作動し、この傾転可変制御
手段は、入力されるポンプ傾転制御信号の値を小さく変
化させた特定制御信号、すなわち通常制御信号とは特性
の異なる特定制御信号をレギュレータを駆動させる信号
として出力する。これによってレギュレータが作動し、
可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が、前述し
た通常制御信号の場合に比べて小さな値、すなわち該当
する特定操作に好適な上限値となるように制御される。
したがって、可変容量油圧ポンプから吐出される最大流
量は、通常操作時に比べて少ない流量となり、その流量
がアクチュエータに供給されて該当する特定操作を良好
に実施することができる。
【0018】また、このように特定操作を実施している
とき、あるいは前述した通常操作を実施しているとき
に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場
合には、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、ある
いは、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系
統などに故障を生じ、傾転可変制御手段に所定の駆動信
号が与えられず、この傾転可変制御手段の制御が不能と
なる事態が発生したときには、この傾転可変制御手段か
ら通常制御信号が出力可能であり、したがって、前述し
た通常操作を実施させることができる。なお、この場
合、方向制御弁のストロークをハーフストロークに制御
すれば、該当するアクチュエータを駆動して上述の特定
操作も実施させることができる。
とき、あるいは前述した通常操作を実施しているとき
に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場
合には、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、ある
いは、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系
統などに故障を生じ、傾転可変制御手段に所定の駆動信
号が与えられず、この傾転可変制御手段の制御が不能と
なる事態が発生したときには、この傾転可変制御手段か
ら通常制御信号が出力可能であり、したがって、前述し
た通常操作を実施させることができる。なお、この場
合、方向制御弁のストロークをハーフストロークに制御
すれば、該当するアクチュエータを駆動して上述の特定
操作も実施させることができる。
【0019】また、本発明の請求項4に係る発明は、上
述した請求項2に係る発明において、上記特定制御信号
が、上記通常制御信号の場合に比べて、上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積の上限値を大きくする特性を有
するとともに、上記所定の1つの傾転制御信号が、この
特定制御信号から成る構成にしてある。
述した請求項2に係る発明において、上記特定制御信号
が、上記通常制御信号の場合に比べて、上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積の上限値を大きくする特性を有
するとともに、上記所定の1つの傾転制御信号が、この
特定制御信号から成る構成にしてある。
【0020】このように構成した請求項4に係る発明で
は、当該油圧作業機で実施される操作が特定操作である
ときには、例えば駆動制御手段から所定の駆動信号は出
力されず、これにより傾転可変制御手段は、入力される
ポンプ傾転制御信号をそのまま特定制御信号として出力
する動作形態に保たれる。これに伴い、特定制御信号に
よりレギュレータが作動し、可変容量油圧ポンプの押し
のけ容積の上限値は、特定操作に好適な大きな上限値に
保たれ、このように制御される可変容量油圧ポンプから
吐出される圧油によってアクチュエータを駆動し、所望
の特定操作を実施することができる。
は、当該油圧作業機で実施される操作が特定操作である
ときには、例えば駆動制御手段から所定の駆動信号は出
力されず、これにより傾転可変制御手段は、入力される
ポンプ傾転制御信号をそのまま特定制御信号として出力
する動作形態に保たれる。これに伴い、特定制御信号に
よりレギュレータが作動し、可変容量油圧ポンプの押し
のけ容積の上限値は、特定操作に好適な大きな上限値に
保たれ、このように制御される可変容量油圧ポンプから
吐出される圧油によってアクチュエータを駆動し、所望
の特定操作を実施することができる。
【0021】また、当該油圧作業機で実施される操作
が、特定操作時のアクチュエータ速度に比べて遅いアク
チュエータ速度で実施されるべき通常操作であるときに
は、駆動制御手段から所定の駆動信号を出力させること
により、傾転可変制御手段が作動し、この傾転可変制御
手段は、入力されるポンプ傾転制御信号の値を小さく変
化させた通常制御信号、すなわち特定制御信号とは特性
の異なる通常制御信号をレギュレータを駆動させる信号
として出力する。これによってレギュレータが作動し、
可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が、前述し
た特定制御信号の場合に比べて小さな値、すなわち該当
する通常操作に好適な上限値となるように制御される。
したがって、可変容量油圧ポンプから吐出される最大流
量は、特定操作時に比べて少ない流量となり、その流量
がアクチュエータに供給されて該当する通常操作を良好
に実施することができる。
が、特定操作時のアクチュエータ速度に比べて遅いアク
チュエータ速度で実施されるべき通常操作であるときに
は、駆動制御手段から所定の駆動信号を出力させること
により、傾転可変制御手段が作動し、この傾転可変制御
手段は、入力されるポンプ傾転制御信号の値を小さく変
化させた通常制御信号、すなわち特定制御信号とは特性
の異なる通常制御信号をレギュレータを駆動させる信号
として出力する。これによってレギュレータが作動し、
可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値が、前述し
た特定制御信号の場合に比べて小さな値、すなわち該当
する通常操作に好適な上限値となるように制御される。
したがって、可変容量油圧ポンプから吐出される最大流
量は、特定操作時に比べて少ない流量となり、その流量
がアクチュエータに供給されて該当する通常操作を良好
に実施することができる。
【0022】また、このように通常操作を実施している
とき、あるいは前述した特定操作を実施しているとき
に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場
合には、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、ある
いは、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系
統などに故障を生じ、傾転可変制御手段に所定の駆動信
号が与えられず、この傾転可変制御手段の制御が不能と
なる事態が発生したときには、この傾転可変制御手段か
ら特定制御信号が出力可能であり、したがって、該当す
るアクチュエータを駆動して前述した特定操作を実施さ
せることができる。なお、この場合、方向制御弁のスト
ロークをハーフストロークに制御すれば、該当するアク
チュエータを駆動して上述の通常操作も実施させること
ができる。
とき、あるいは前述した特定操作を実施しているとき
に、レギュレータを制御する制御系統に故障が生じた場
合には、すなわち上述の駆動制御手段の故障とか、ある
いは、この駆動制御手段と傾転可変制御手段との接続系
統などに故障を生じ、傾転可変制御手段に所定の駆動信
号が与えられず、この傾転可変制御手段の制御が不能と
なる事態が発生したときには、この傾転可変制御手段か
ら特定制御信号が出力可能であり、したがって、該当す
るアクチュエータを駆動して前述した特定操作を実施さ
せることができる。なお、この場合、方向制御弁のスト
ロークをハーフストロークに制御すれば、該当するアク
チュエータを駆動して上述の通常操作も実施させること
ができる。
【0023】また、本発明の請求項5に係る発明は、上
述した請求項2〜4のいずれかに係る発明において、上
記駆動制御手段が、上記特定制御信号の特性を記憶する
テーブル及び上記通常制御信号の特性を記憶するテーブ
ルの少なくとも一方を有し、該当するテーブルで記憶さ
れた特性に相当する所定の駆動信号を上記傾転可変制御
手段に出力するコントローラを含む構成にしてある。
述した請求項2〜4のいずれかに係る発明において、上
記駆動制御手段が、上記特定制御信号の特性を記憶する
テーブル及び上記通常制御信号の特性を記憶するテーブ
ルの少なくとも一方を有し、該当するテーブルで記憶さ
れた特性に相当する所定の駆動信号を上記傾転可変制御
手段に出力するコントローラを含む構成にしてある。
【0024】このように構成した請求項5に係る発明で
は、当該油圧作業機で実施される操作の種類か通常操作
であるか特定操作であるかに応じて、コントローラの該
当するテーブルに記憶された制御信号の特性に相当する
所定の駆動信号がコントローラから出力され、この所定
の駆動信号に応じて傾転可変制御手段を作動させること
ができる。
は、当該油圧作業機で実施される操作の種類か通常操作
であるか特定操作であるかに応じて、コントローラの該
当するテーブルに記憶された制御信号の特性に相当する
所定の駆動信号がコントローラから出力され、この所定
の駆動信号に応じて傾転可変制御手段を作動させること
ができる。
【0025】また、本発明の請求項6に係る発明は、上
述した請求項1〜5のいずれかに係る発明において、上
記方向制御弁を切換え制御する操作信号を出力する操作
装置を備えるとともに、上記レギュレータを駆動させる
上記ポンプ傾転制御信号が、上記操作信号から成る構成
にしてある。
述した請求項1〜5のいずれかに係る発明において、上
記方向制御弁を切換え制御する操作信号を出力する操作
装置を備えるとともに、上記レギュレータを駆動させる
上記ポンプ傾転制御信号が、上記操作信号から成る構成
にしてある。
【0026】さらに、本発明の請求項7に係る発明は、
上述した請求項1〜5のいずれかに係る発明において、
上記方向制御弁がセンタバイパス通路を有するものであ
るとともに、上記レギュレータを駆動させる上記ポンプ
傾転制御信号が、上記センタバイパス通路の流量の変化
に関連してその値を変化させるものから成る構成にして
ある。
上述した請求項1〜5のいずれかに係る発明において、
上記方向制御弁がセンタバイパス通路を有するものであ
るとともに、上記レギュレータを駆動させる上記ポンプ
傾転制御信号が、上記センタバイパス通路の流量の変化
に関連してその値を変化させるものから成る構成にして
ある。
【0027】これらのように構成した請求項6,7に係
る発明では、操作装置の操作量に応じて可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積を制御することができる。
る発明では、操作装置の操作量に応じて可変容量油圧ポ
ンプの押しのけ容積を制御することができる。
【0028】また、本発明の請求項8に係る発明は、上
述した請求項1〜7のいずれかに係る発明において、上
記レギュレータが、圧力信号によって作動するパイロッ
ト式レギュレータから成り、上記ポンプ傾転制御信号が
圧力信号であるとともに、上記傾転可変制御手段が電磁
弁から成る構成にしてある。
述した請求項1〜7のいずれかに係る発明において、上
記レギュレータが、圧力信号によって作動するパイロッ
ト式レギュレータから成り、上記ポンプ傾転制御信号が
圧力信号であるとともに、上記傾転可変制御手段が電磁
弁から成る構成にしてある。
【0029】このように構成した請求項8に係る発明で
は、所定の駆動信号が電磁弁に与えられたときに、この
電磁弁が切換えられ、入力した圧力信号の値を変更させ
てレギュレータに出力する。
は、所定の駆動信号が電磁弁に与えられたときに、この
電磁弁が切換えられ、入力した圧力信号の値を変更させ
てレギュレータに出力する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧作業機の油圧
駆動装置の実施形態について図に基づいて説明する。図
1〜3は、本発明の請求項1,2,3,6,8に係る発
明に対応する油圧作業機の油圧駆動装置の第1の実施形
態の説明図であり、図1はこの第1の実施形態の構成を
示す油圧回路図、図2は図1に示す第1の実施形態に備
えられるレギュレータに与えられる信号圧力と、可変容
量油圧ポンプの傾転量、すなわち押しのけ容積との関係
を示す特性図、図3は図1に示す第1の実施形態に備え
られる電磁弁、例えば電磁比例弁の入力側の圧力である
一次圧と、出力側の圧力である二次圧の関係を示す特性
図である。
駆動装置の実施形態について図に基づいて説明する。図
1〜3は、本発明の請求項1,2,3,6,8に係る発
明に対応する油圧作業機の油圧駆動装置の第1の実施形
態の説明図であり、図1はこの第1の実施形態の構成を
示す油圧回路図、図2は図1に示す第1の実施形態に備
えられるレギュレータに与えられる信号圧力と、可変容
量油圧ポンプの傾転量、すなわち押しのけ容積との関係
を示す特性図、図3は図1に示す第1の実施形態に備え
られる電磁弁、例えば電磁比例弁の入力側の圧力である
一次圧と、出力側の圧力である二次圧の関係を示す特性
図である。
【0031】図1に示す第1の実施形態は、例えば油圧
ショベルに備えられるものであり、原動機1と、この原
動機1によって駆動される可変容量油圧ポンプ2及びパ
イロットポンプ3と、可変容量油圧ポンプ2の吐出圧を
規定するメインリリーフ弁4及びパイロットポンプ3の
吐出圧を規定するパイロットリリーフ弁4aと、可変容
量油圧ポンプ2の傾転量、すなわち押しのけ容積を制御
するレギュレータ5とを備えている。また、複数のアク
チュエータ例えば油圧ショベルの運転室が配置される旋
回体を駆動する旋回モータ6、フロントを構成するアー
ムを駆動するアームシリンダ7等の他、特殊作業用のア
クチュエータ、例えば岩石の破砕等に活用されるブレー
カ50を備えている。なお、一般に油圧ショベルには、
ブームシリンダ、バケットシリンダ、左右走行モータ等
の他のアクチュエータも備えられているが、説明を簡単
にするためにこれらのアクチュエータは図示を省略して
ある。
ショベルに備えられるものであり、原動機1と、この原
動機1によって駆動される可変容量油圧ポンプ2及びパ
イロットポンプ3と、可変容量油圧ポンプ2の吐出圧を
規定するメインリリーフ弁4及びパイロットポンプ3の
吐出圧を規定するパイロットリリーフ弁4aと、可変容
量油圧ポンプ2の傾転量、すなわち押しのけ容積を制御
するレギュレータ5とを備えている。また、複数のアク
チュエータ例えば油圧ショベルの運転室が配置される旋
回体を駆動する旋回モータ6、フロントを構成するアー
ムを駆動するアームシリンダ7等の他、特殊作業用のア
クチュエータ、例えば岩石の破砕等に活用されるブレー
カ50を備えている。なお、一般に油圧ショベルには、
ブームシリンダ、バケットシリンダ、左右走行モータ等
の他のアクチュエータも備えられているが、説明を簡単
にするためにこれらのアクチュエータは図示を省略して
ある。
【0032】また、可変容量油圧ポンプ2から旋回モー
タ6、アームシリンダ7、ブレーカ50のそれぞれに供
給される圧油の流れを制御する方向制御弁、すなわち旋
回用方向制御弁9、アーム用方向制御弁10、ブレーカ
用方向制御弁11と、これらの方向制御弁9〜11をそ
れぞれ切換え制御する操作信号、例えばパイロット圧力
信号を発生させる操作装置、すなわち旋回用パイロット
弁12、アーム用パイロット弁13、ブレーカ用パイロ
ット弁14、及びタンク70を備えている。
タ6、アームシリンダ7、ブレーカ50のそれぞれに供
給される圧油の流れを制御する方向制御弁、すなわち旋
回用方向制御弁9、アーム用方向制御弁10、ブレーカ
用方向制御弁11と、これらの方向制御弁9〜11をそ
れぞれ切換え制御する操作信号、例えばパイロット圧力
信号を発生させる操作装置、すなわち旋回用パイロット
弁12、アーム用パイロット弁13、ブレーカ用パイロ
ット弁14、及びタンク70を備えている。
【0033】そしてまた、パイロット弁12〜14で発
生させたパイロット圧力信号のうちの最大圧力を取り出
し、レギュレータ5を駆動させるポンプ傾転制御信号と
して導くパイロット管路19を備えている。
生させたパイロット圧力信号のうちの最大圧力を取り出
し、レギュレータ5を駆動させるポンプ傾転制御信号と
して導くパイロット管路19を備えている。
【0034】なお、レギュレータ5に与えられるポンプ
傾転信号として、上述したアームシリンダ7、ブレーカ
50等のアクチュエータの駆動操作を可能にする可変容
量油圧ポンプ2の押しのけ容積の上限値を、互いに異な
らせる複数の傾転制御信号を設定してある。
傾転信号として、上述したアームシリンダ7、ブレーカ
50等のアクチュエータの駆動操作を可能にする可変容
量油圧ポンプ2の押しのけ容積の上限値を、互いに異な
らせる複数の傾転制御信号を設定してある。
【0035】ここで、当該油圧ショベルで実施される頻
度の高い操作を通常操作と呼び、この通常操作は、掘削
作業時のフロントを制御するアームシリンダ7の駆動操
作等であるとし、この通常操作に比べて当該油圧ショベ
ルで実施される頻度の低い操作を特定操作と呼び、この
特定操作は例えばブレーカ50の駆動操作であるものと
する。
度の高い操作を通常操作と呼び、この通常操作は、掘削
作業時のフロントを制御するアームシリンダ7の駆動操
作等であるとし、この通常操作に比べて当該油圧ショベ
ルで実施される頻度の低い操作を特定操作と呼び、この
特定操作は例えばブレーカ50の駆動操作であるものと
する。
【0036】上述した複数の傾転制御信号は、上述した
通常操作を実施させる通常制御信号と、特定操作を実施
させる特定制御信号とを含んでいる。この特定制御信号
は、例えば上述した通常制御信号の場合に比べて、可変
容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値を小さくする特
性を有するものである。
通常操作を実施させる通常制御信号と、特定操作を実施
させる特定制御信号とを含んでいる。この特定制御信号
は、例えば上述した通常制御信号の場合に比べて、可変
容量油圧ポンプの押しのけ容積の上限値を小さくする特
性を有するものである。
【0037】また、この第1の実施形態は、駆動時に
は、上述した複数の傾転制御信号すなわち通常制御信
号、特定制御信号のうちの所定の1つの傾転制御信号を
除く傾転制御信号を出力させるとともに、非駆動時には
上述した所定の1つの傾転制御信号を出力させる傾転可
変制御手段、例えば電磁弁の1つである電磁比例弁15
を備えている。この第1の実施形態では、上述した所定
の1つの傾転制御信号は、例えば上述した通常制御信号
から成っている。
は、上述した複数の傾転制御信号すなわち通常制御信
号、特定制御信号のうちの所定の1つの傾転制御信号を
除く傾転制御信号を出力させるとともに、非駆動時には
上述した所定の1つの傾転制御信号を出力させる傾転可
変制御手段、例えば電磁弁の1つである電磁比例弁15
を備えている。この第1の実施形態では、上述した所定
の1つの傾転制御信号は、例えば上述した通常制御信号
から成っている。
【0038】また、上述した電磁比例弁15は、非駆動
時すなわち所定の駆動信号が与えられず、同図1に示す
上段位置に保持されているときは、パイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)を
そのままレギュレータ5に二次圧P1(=P0)として
出力し、駆動時すなわち所定の駆動信号が与えられたと
きは、図1の状態から下段方向に適宜切換えられ、その
開口量が小さくなるように変化し、パイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)の
値を変化させ、より小さい値のパイロット圧力信号(二
次圧P1)をレギュレータ5に出力する。
時すなわち所定の駆動信号が与えられず、同図1に示す
上段位置に保持されているときは、パイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)を
そのままレギュレータ5に二次圧P1(=P0)として
出力し、駆動時すなわち所定の駆動信号が与えられたと
きは、図1の状態から下段方向に適宜切換えられ、その
開口量が小さくなるように変化し、パイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)の
値を変化させ、より小さい値のパイロット圧力信号(二
次圧P1)をレギュレータ5に出力する。
【0039】また、上述した電磁比例弁15を、上述の
特定制御信号を出力する動作形態に保つように制御する
上述の所定の駆動信号を出力する駆動制御手段、例えば
スイッチ17を備えている。
特定制御信号を出力する動作形態に保つように制御する
上述の所定の駆動信号を出力する駆動制御手段、例えば
スイッチ17を備えている。
【0040】上述したように、この第1の実施形態で
は、可変容量油圧ポンプ2の傾転を制御するレギュレー
タ5とは別に、このレギュレータ5を制御可能な電磁比
例弁15を設けてあり、この電磁比例弁15は、所定の
駆動信号により、すなわちスイッチ17のON動作によ
り、開口量が全開状態よりも小さな所定値になるように
制御される。
は、可変容量油圧ポンプ2の傾転を制御するレギュレー
タ5とは別に、このレギュレータ5を制御可能な電磁比
例弁15を設けてあり、この電磁比例弁15は、所定の
駆動信号により、すなわちスイッチ17のON動作によ
り、開口量が全開状態よりも小さな所定値になるように
制御される。
【0041】このように構成した第1の実施形態では、
当該油圧ショベルで実施される操作が経験的に知られて
いる通常操作、例えば掘削作業のためにアームシリンダ
7等を駆動操作するときにあっては、これらのアクチュ
エータの複合操作のために大きな流量が必要となること
から、スイッチ17は開放されたままに保たれる。した
がって、電磁比例弁15は切換えられず、図1に示す上
段位置に保持される。この状態にあって、アーム用パイ
ロット弁13等を操作してアームシリンダ7等のフロン
トを駆動するアクチュエータを操作しようとするとき、
アーム用パイロット弁13等で発生したパイロット圧力
のうちの最大値がパイロット管路19にパイロット圧力
信号として導かれ、電磁比例弁15に一次圧P0として
入力される。このとき、電磁比例弁15は全開状態とな
っていることから、上述のように一次圧P0をそのまま
二次圧P1として、レギュレータ5に出力する。これに
よって、レギュレータ5が作動し、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適な比較的大
きい上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ2から比較的
大きな最大流量が吐出され、アームシリンダ7等のアク
チュエータを介して所望の通常操作を実施できる。
当該油圧ショベルで実施される操作が経験的に知られて
いる通常操作、例えば掘削作業のためにアームシリンダ
7等を駆動操作するときにあっては、これらのアクチュ
エータの複合操作のために大きな流量が必要となること
から、スイッチ17は開放されたままに保たれる。した
がって、電磁比例弁15は切換えられず、図1に示す上
段位置に保持される。この状態にあって、アーム用パイ
ロット弁13等を操作してアームシリンダ7等のフロン
トを駆動するアクチュエータを操作しようとするとき、
アーム用パイロット弁13等で発生したパイロット圧力
のうちの最大値がパイロット管路19にパイロット圧力
信号として導かれ、電磁比例弁15に一次圧P0として
入力される。このとき、電磁比例弁15は全開状態とな
っていることから、上述のように一次圧P0をそのまま
二次圧P1として、レギュレータ5に出力する。これに
よって、レギュレータ5が作動し、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適な比較的大
きい上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ2から比較的
大きな最大流量が吐出され、アームシリンダ7等のアク
チュエータを介して所望の通常操作を実施できる。
【0042】図2はレギュレータ5に与えられる信号圧
力すなわちパイロット圧力信号と、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量、すなわち押しのけ容積との関係を示すが、
アーム用パイロット弁13等の操作量が増加するにつれ
てパイロット管路19を介して導かれるパイロット圧力
信号の値が増加し、これに追従するようにポンプ傾転が
最大傾転(上限値)まで増加し、上限値で一定の最大流
量を吐出するようになっている。また、図3の51は通
常操作時の一次圧P0と、二次圧P1すなわち通常制御
信号との関係を示す特性線であるが、この通常操作時に
は、一次圧P0に等しい二次圧P1が電磁比例弁15か
ら出力されるようになっている。
力すなわちパイロット圧力信号と、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量、すなわち押しのけ容積との関係を示すが、
アーム用パイロット弁13等の操作量が増加するにつれ
てパイロット管路19を介して導かれるパイロット圧力
信号の値が増加し、これに追従するようにポンプ傾転が
最大傾転(上限値)まで増加し、上限値で一定の最大流
量を吐出するようになっている。また、図3の51は通
常操作時の一次圧P0と、二次圧P1すなわち通常制御
信号との関係を示す特性線であるが、この通常操作時に
は、一次圧P0に等しい二次圧P1が電磁比例弁15か
ら出力されるようになっている。
【0043】そして、当該油圧ショベルで実施される操
作が、例えば通常操作時に比べて少ない流量で駆動すべ
き場合、すなわち前述したブレーカ50の駆動操作であ
るときには、スイッチ17をONにする操作をおこな
う。これにより、所定の駆動信号が電磁比例弁15の駆
動部に与えられ、前述したように電磁比例弁15が図1
の状態から下段方向に切換えられ、その開口量が小さく
なるように変化し、ブレーカ用パイロット弁14の操作
が大きくなると、電磁比例弁15はパイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)を
入力して、特定制御信号、すなわち、入力したパイロッ
ト圧力信号(一次圧P0)に比べて、より小さい値のパ
イロット圧力信号(二次圧P1)をレギュレータ5に出
力する。
作が、例えば通常操作時に比べて少ない流量で駆動すべ
き場合、すなわち前述したブレーカ50の駆動操作であ
るときには、スイッチ17をONにする操作をおこな
う。これにより、所定の駆動信号が電磁比例弁15の駆
動部に与えられ、前述したように電磁比例弁15が図1
の状態から下段方向に切換えられ、その開口量が小さく
なるように変化し、ブレーカ用パイロット弁14の操作
が大きくなると、電磁比例弁15はパイロット管路19
を介して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P0)を
入力して、特定制御信号、すなわち、入力したパイロッ
ト圧力信号(一次圧P0)に比べて、より小さい値のパ
イロット圧力信号(二次圧P1)をレギュレータ5に出
力する。
【0044】図3の52は、この特定操作時の一次圧P
0と、二次圧P1すなわち特定制御信号との関係を示す
特性線であるが、この特定操作時には、所定の圧力値以
上になると一次圧P0よりも小さな値の一定の二次圧P
1が出力されるようになっている。
0と、二次圧P1すなわち特定制御信号との関係を示す
特性線であるが、この特定操作時には、所定の圧力値以
上になると一次圧P0よりも小さな値の一定の二次圧P
1が出力されるようになっている。
【0045】この二次圧P1を受けてレギュレータ5が
作動し、可変容量油圧ポンプ2の傾転量の上限値が、前
述した通常制御信号の場合に比べて小さくなり、したが
って、可変容量油圧ポンプ2から吐出される最大流量
は、通常操作時に比べて少ない流量となり、ブレーカ5
0の最大作動速度を遅くした所望のブレーカ50の駆動
操作を実現させることができる。
作動し、可変容量油圧ポンプ2の傾転量の上限値が、前
述した通常制御信号の場合に比べて小さくなり、したが
って、可変容量油圧ポンプ2から吐出される最大流量
は、通常操作時に比べて少ない流量となり、ブレーカ5
0の最大作動速度を遅くした所望のブレーカ50の駆動
操作を実現させることができる。
【0046】また、このように特定操作を実施している
とき、あるいは前述した通常操作を実施しているとき
に、レギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じた
場合には、すなわち、上述した電磁比例弁15の故障と
か、スイッチ17の故障とか、スイツチ17と電磁比例
弁15を接続する配線の断線などを生じ、電磁比例弁1
5に所定の駆動信号が与えられず、この電磁比例弁15
の制御が不能となる事態が発生したときには、この電磁
比例弁15から通常制御信号、すなわち、パイロット管
路19を通して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P
0)がそのままレギュレータ5に導かれ、したがって、
前述した通常操作を実施することができる。なお、この
ようにレギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じ
て、通常制御信号によってレギュレータ5を制御するよ
うな特別な事態になったときでも、可変容量油圧ポンプ
2から吐出される流量を抑える操作を実施することによ
り、例えば、ブレーカ用方向制御弁11を制御するブレ
ーカ用パイロット弁14の操作量、すなわちレバースト
ロークをハーフストロークにすることにより、応急的に
このブレーカ50の駆動操作を実施することができる。
とき、あるいは前述した通常操作を実施しているとき
に、レギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じた
場合には、すなわち、上述した電磁比例弁15の故障と
か、スイッチ17の故障とか、スイツチ17と電磁比例
弁15を接続する配線の断線などを生じ、電磁比例弁1
5に所定の駆動信号が与えられず、この電磁比例弁15
の制御が不能となる事態が発生したときには、この電磁
比例弁15から通常制御信号、すなわち、パイロット管
路19を通して導かれるパイロット圧力信号(一次圧P
0)がそのままレギュレータ5に導かれ、したがって、
前述した通常操作を実施することができる。なお、この
ようにレギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じ
て、通常制御信号によってレギュレータ5を制御するよ
うな特別な事態になったときでも、可変容量油圧ポンプ
2から吐出される流量を抑える操作を実施することによ
り、例えば、ブレーカ用方向制御弁11を制御するブレ
ーカ用パイロット弁14の操作量、すなわちレバースト
ロークをハーフストロークにすることにより、応急的に
このブレーカ50の駆動操作を実施することができる。
【0047】このように構成した第1の実施形態によれ
ば、電磁比例弁15を駆動制御することにより、可変容
量油圧ポンプ2の傾転量の変更が可能であり、土砂の掘
削作業を実施するアクチュエータ操作、岩石の破砕作業
等を実施するアクチュエータ操作などのアクチュエータ
操作の種類に応じた望ましいアクチュエータ速度を確保
できる。また、レギュレータ5を制御する制御系統に故
障が生じたときにも、この油圧ショベルで実施されるフ
ロント駆動のためのアームシリンダ7等の通常操作、及
びブレーカ50の駆動操作である特定操作を実施させる
ことができる。したがって、該当するアクチュエータ操
作による作業の継続、あるいは実施が可能になり、作業
能率の低下を防ぐことができる。また、当該油圧ショベ
ルの作業姿勢の変更とか、車体の停止位置からの移動と
かの当該油圧ショベルの作業形態の変更を容易におこな
わせることができる。
ば、電磁比例弁15を駆動制御することにより、可変容
量油圧ポンプ2の傾転量の変更が可能であり、土砂の掘
削作業を実施するアクチュエータ操作、岩石の破砕作業
等を実施するアクチュエータ操作などのアクチュエータ
操作の種類に応じた望ましいアクチュエータ速度を確保
できる。また、レギュレータ5を制御する制御系統に故
障が生じたときにも、この油圧ショベルで実施されるフ
ロント駆動のためのアームシリンダ7等の通常操作、及
びブレーカ50の駆動操作である特定操作を実施させる
ことができる。したがって、該当するアクチュエータ操
作による作業の継続、あるいは実施が可能になり、作業
能率の低下を防ぐことができる。また、当該油圧ショベ
ルの作業姿勢の変更とか、車体の停止位置からの移動と
かの当該油圧ショベルの作業形態の変更を容易におこな
わせることができる。
【0048】図4,5は、本発明の請求項1,2,3,
5,6,8に係る発明に対応する油圧作業機の油圧駆動
装置の第2の実施形態を示す説明図で、図4は本発明の
第2の実施形態の構成を示す油圧回路図、図5は図4に
示す第2の実施形態に備えられるコントローラの要部構
成を示すブロック図である。
5,6,8に係る発明に対応する油圧作業機の油圧駆動
装置の第2の実施形態を示す説明図で、図4は本発明の
第2の実施形態の構成を示す油圧回路図、図5は図4に
示す第2の実施形態に備えられるコントローラの要部構
成を示すブロック図である。
【0049】第2の実施形態を示す図4では、図1に示
したブレーカ50、ブレーカ用方向制御弁11、及びブ
レーカ用パイロット弁14に代えて、バケットを駆動さ
せるバケットシリンダ8、このバケットシリンダ8の駆
動を制御するバケット用方向制御弁11a、このバケッ
ト用方向制御弁11aを切換えるバケット用パイロット
弁14aを設けてある。また、この第2の実施形態で
は、電磁比例弁15を作動させる所定の駆動信号を出力
する駆動制御手段が、図5に示した要部構成を有するコ
ントローラ16と、アーム用パイロット弁13の操作に
伴って発生するパイロット圧力信号を検出し、コントロ
ーラ16に検出信号を出力する圧力検出器21と、バケ
ット用パイロット弁14aによるバケットクラウド操作
に伴って発生するパイロット圧力信号を検出し、コント
ローラ16に検出信号を出力する圧力検出器18と、旋
回用パイロット弁12の操作に伴って発生するパイロッ
ト圧力信号を検出し、コントローラ16に検出信号を出
力する圧力検出器22とを備えた構成にしてある。
したブレーカ50、ブレーカ用方向制御弁11、及びブ
レーカ用パイロット弁14に代えて、バケットを駆動さ
せるバケットシリンダ8、このバケットシリンダ8の駆
動を制御するバケット用方向制御弁11a、このバケッ
ト用方向制御弁11aを切換えるバケット用パイロット
弁14aを設けてある。また、この第2の実施形態で
は、電磁比例弁15を作動させる所定の駆動信号を出力
する駆動制御手段が、図5に示した要部構成を有するコ
ントローラ16と、アーム用パイロット弁13の操作に
伴って発生するパイロット圧力信号を検出し、コントロ
ーラ16に検出信号を出力する圧力検出器21と、バケ
ット用パイロット弁14aによるバケットクラウド操作
に伴って発生するパイロット圧力信号を検出し、コント
ローラ16に検出信号を出力する圧力検出器18と、旋
回用パイロット弁12の操作に伴って発生するパイロッ
ト圧力信号を検出し、コントローラ16に検出信号を出
力する圧力検出器22とを備えた構成にしてある。
【0050】上述したコントローラ16は、図5に示す
ように、通常制御信号の特性を記憶するテーブル101
と、特定制御信号の特性を記憶するテーブル100と、
これらのテーブル101,100から出力されるポンプ
最大傾転に相当する信号の最大値を選択し、ポンプ最大
傾転目標値として出力する最大値選択手段103と、こ
の最大値選択手段103から出力されるポンプ最大傾転
目標値と電磁比例弁出力電流との関係を記憶するテーブ
ル102などを備えている。上述したテーブル101に
記憶される通常制御信号の特性は、例えばアームシリン
ダ7の操作に係るものであり、この第2の実施形態でも
例えばあらかじめこのアームシリンダ7の操作が通常操
作と決められている。このテーブル101には、圧力検
出器21から出力される検出信号の値の増加に応じてポ
ンプ最大傾転の上限値が100%となるまで変化する関
係が設定されている。また、上述したテーブル100に
記憶されている特定制御信号の特性は、例えばバケット
シリンダ8のクラウド操作に係るものであり、この第2
の実施形態では例えばあらかじめこのバケットシリンダ
8のクラウド操作が特定操作と決められている。このテ
ーブル100には、圧力検出器18から出力される検出
信号の値の増加に応じてポンプ最大傾転の上限値が90
%となるまで変化する関係が設定されている。
ように、通常制御信号の特性を記憶するテーブル101
と、特定制御信号の特性を記憶するテーブル100と、
これらのテーブル101,100から出力されるポンプ
最大傾転に相当する信号の最大値を選択し、ポンプ最大
傾転目標値として出力する最大値選択手段103と、こ
の最大値選択手段103から出力されるポンプ最大傾転
目標値と電磁比例弁出力電流との関係を記憶するテーブ
ル102などを備えている。上述したテーブル101に
記憶される通常制御信号の特性は、例えばアームシリン
ダ7の操作に係るものであり、この第2の実施形態でも
例えばあらかじめこのアームシリンダ7の操作が通常操
作と決められている。このテーブル101には、圧力検
出器21から出力される検出信号の値の増加に応じてポ
ンプ最大傾転の上限値が100%となるまで変化する関
係が設定されている。また、上述したテーブル100に
記憶されている特定制御信号の特性は、例えばバケット
シリンダ8のクラウド操作に係るものであり、この第2
の実施形態では例えばあらかじめこのバケットシリンダ
8のクラウド操作が特定操作と決められている。このテ
ーブル100には、圧力検出器18から出力される検出
信号の値の増加に応じてポンプ最大傾転の上限値が90
%となるまで変化する関係が設定されている。
【0051】なお、旋回モータ6の操作に係るテーブル
は図示を省略してあるが、旋回モータ6の操作も例えば
別の特定操作であるとあらかじめ決められており、図示
を省略したテーブルには、圧力検出器22から出力され
る検出信号の値の増加に応じて最大傾転の上限値が70
%となるまで変化する関係が設定されており、そのテー
ブルから出力されるポンプ最大傾転は、図5に示す最大
値選択手段103に入力されるように構成してある。
は図示を省略してあるが、旋回モータ6の操作も例えば
別の特定操作であるとあらかじめ決められており、図示
を省略したテーブルには、圧力検出器22から出力され
る検出信号の値の増加に応じて最大傾転の上限値が70
%となるまで変化する関係が設定されており、そのテー
ブルから出力されるポンプ最大傾転は、図5に示す最大
値選択手段103に入力されるように構成してある。
【0052】また、前述したテーブル102に記憶され
るポンプ最大傾転目標値と電磁比例弁出力電流との関係
は、ポンプ最大傾転目標値の増加に伴って電磁比例弁出
力電流の値、すなわち電磁比例弁15に出力される所定
の駆動信号の値が減少し、最大値選択手段103から出
力されるポンプ最大傾転の上限値が100%であると
き、ポンプ最大傾転目標値が最大となり、このときには
電磁比例弁出力電流の値が0となって、所定の駆動信号
はコントローラ16から出力されない関係に設定してあ
る。その他の構成については、前述した図1に示した第
1の実施形態と同等である。
るポンプ最大傾転目標値と電磁比例弁出力電流との関係
は、ポンプ最大傾転目標値の増加に伴って電磁比例弁出
力電流の値、すなわち電磁比例弁15に出力される所定
の駆動信号の値が減少し、最大値選択手段103から出
力されるポンプ最大傾転の上限値が100%であると
き、ポンプ最大傾転目標値が最大となり、このときには
電磁比例弁出力電流の値が0となって、所定の駆動信号
はコントローラ16から出力されない関係に設定してあ
る。その他の構成については、前述した図1に示した第
1の実施形態と同等である。
【0053】このように構成した第2の実施形態では、
当該油圧ショベルで実施される操作が通常操作、例えば
掘削作業のためにアームシリンダ7等を駆動操作すると
きにあっては、アーム用パイロット弁13の操作に伴っ
て発生したパイロット圧力信号が圧力検出器21で検出
され、この圧力検出器21から検出信号がコントローラ
16に出力される。この検出信号に基づいて、図5に示
すテーブル101によりポンプ最大傾転が求められる。
例えば今仮に、アーム用パイロット弁13のレバーをフ
ルストローク操作したとすれば、ポンプ最大傾転は10
0%の上限値となり、その値が最大値選択手段103に
出力される。最大値選択手段103は、この100%の
上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値として
テーブル102に出力する。このテーブル102でポン
プ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求め
られるが、今、100%のポンプ最大傾転に相当する最
大の値のポンプ最大傾転目標値であることから、電磁比
例弁出力電流の値は0と求められる。したがって、この
コントローラ16から図4に示す電磁比例弁15に所定
の駆動信号が出力されず、電磁比例弁15は最大開口量
(全開状態)に保持される。このときには、前述した第
1の実施形態で説明したのと同様に、パイロット管路1
9を通して導かれるパイロット圧力信号がそのまま通常
制御信号として電磁比例弁15からレギュレータ5に出
力され、このレギュレータ5の作動によって、可変容量
油圧ポンプ2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適
な100%の上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ2か
ら最も大きな最大流量が吐出され、アームシリンダ7等
のアクチュエータを介して所望の通常操作を実施でき
る。
当該油圧ショベルで実施される操作が通常操作、例えば
掘削作業のためにアームシリンダ7等を駆動操作すると
きにあっては、アーム用パイロット弁13の操作に伴っ
て発生したパイロット圧力信号が圧力検出器21で検出
され、この圧力検出器21から検出信号がコントローラ
16に出力される。この検出信号に基づいて、図5に示
すテーブル101によりポンプ最大傾転が求められる。
例えば今仮に、アーム用パイロット弁13のレバーをフ
ルストローク操作したとすれば、ポンプ最大傾転は10
0%の上限値となり、その値が最大値選択手段103に
出力される。最大値選択手段103は、この100%の
上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値として
テーブル102に出力する。このテーブル102でポン
プ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求め
られるが、今、100%のポンプ最大傾転に相当する最
大の値のポンプ最大傾転目標値であることから、電磁比
例弁出力電流の値は0と求められる。したがって、この
コントローラ16から図4に示す電磁比例弁15に所定
の駆動信号が出力されず、電磁比例弁15は最大開口量
(全開状態)に保持される。このときには、前述した第
1の実施形態で説明したのと同様に、パイロット管路1
9を通して導かれるパイロット圧力信号がそのまま通常
制御信号として電磁比例弁15からレギュレータ5に出
力され、このレギュレータ5の作動によって、可変容量
油圧ポンプ2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適
な100%の上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ2か
ら最も大きな最大流量が吐出され、アームシリンダ7等
のアクチュエータを介して所望の通常操作を実施でき
る。
【0054】また例えば、通常操作に比べれば少ない流
量であるものの、比較的速いアクチュエータ速度で駆動
すべきバケツトクラウドの単独操作、すなわちあらかじ
め決められた特定操作であるときには、バケット用パイ
ロット弁14aのバケットクラウド操作に伴って発生し
たパイロット圧力信号が圧力検出器18で検出され、こ
の圧力検出器18から検出信号がコントローラ16に出
力される。この検出信号に基づいて図5に示すテーブル
100によりポンプ最大傾転が求められる。例えば今仮
に、パケット用パイロット弁14aのレバーをフルスト
ローク操作したとすれば、ポンプ最大傾転は90%の上
限値となり、その値が最大値選択手段103に出力され
る。最大値選択手段103は、この90%の上限値のポ
ンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値としてテーブル1
02に出力する。このテーブル102でポンプ最大傾転
目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求められ、その
電磁比例弁出力電流の値に相当する所定の駆動信号が電
磁比例弁15に出力される。これにより電磁比例弁15
が図4の状態から下段方向に切換えられ、その開口量が
小さくなるように変化し、電磁比例弁15は、パイロッ
ト管路19を介して導かれるパイロット圧力信号を入力
して、より小さい値のパイロット圧力信号を特定制御信
号としてレギュレータ5に出力する。この特定制御信号
を受けてレギュレータ5が作動し、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量の上限値が90%に抑えられ、通常操作時に
比べれば少ない流量となるものの、バケットシリンダ8
の要求流量を十分に満たした速いバケット作動速度を確
保でき、この所望のバケットクラウド操作を実施させる
ことができる。
量であるものの、比較的速いアクチュエータ速度で駆動
すべきバケツトクラウドの単独操作、すなわちあらかじ
め決められた特定操作であるときには、バケット用パイ
ロット弁14aのバケットクラウド操作に伴って発生し
たパイロット圧力信号が圧力検出器18で検出され、こ
の圧力検出器18から検出信号がコントローラ16に出
力される。この検出信号に基づいて図5に示すテーブル
100によりポンプ最大傾転が求められる。例えば今仮
に、パケット用パイロット弁14aのレバーをフルスト
ローク操作したとすれば、ポンプ最大傾転は90%の上
限値となり、その値が最大値選択手段103に出力され
る。最大値選択手段103は、この90%の上限値のポ
ンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値としてテーブル1
02に出力する。このテーブル102でポンプ最大傾転
目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求められ、その
電磁比例弁出力電流の値に相当する所定の駆動信号が電
磁比例弁15に出力される。これにより電磁比例弁15
が図4の状態から下段方向に切換えられ、その開口量が
小さくなるように変化し、電磁比例弁15は、パイロッ
ト管路19を介して導かれるパイロット圧力信号を入力
して、より小さい値のパイロット圧力信号を特定制御信
号としてレギュレータ5に出力する。この特定制御信号
を受けてレギュレータ5が作動し、可変容量油圧ポンプ
2の傾転量の上限値が90%に抑えられ、通常操作時に
比べれば少ない流量となるものの、バケットシリンダ8
の要求流量を十分に満たした速いバケット作動速度を確
保でき、この所望のバケットクラウド操作を実施させる
ことができる。
【0055】なお、旋回モータ6を単独駆動するとき
も、上述したバケットクラウド操作と同様であり、圧力
検出器18の検出信号に応じてレギュレータ5に70%
の上限値に相当する特定制御信号が出力され、旋回モー
タ6の単独駆動を実施できるとともに、可変容量油圧ポ
ンプ2の傾転量の上限値が旋回モータ6の要求流量を十
分に満たす最少限の流量に抑えられ、可変容量油圧ポン
プ2からの無駄な流量の供給が防止される。
も、上述したバケットクラウド操作と同様であり、圧力
検出器18の検出信号に応じてレギュレータ5に70%
の上限値に相当する特定制御信号が出力され、旋回モー
タ6の単独駆動を実施できるとともに、可変容量油圧ポ
ンプ2の傾転量の上限値が旋回モータ6の要求流量を十
分に満たす最少限の流量に抑えられ、可変容量油圧ポン
プ2からの無駄な流量の供給が防止される。
【0056】また、上述のような通常操作、あるいは特
定操作を実施しているときに、レギュレータ5を制御す
る制御系統に故障が生じた場合には、すなわち、電磁比
例弁15の故障とか、コントローラ16の故障とか、圧
力検出器18,21,22の故障とか、これらの圧力検
出器18,21,22とコントローラ16とを接続する
配線の断線とか、コントローラ16と電磁比例弁15と
を接続する配線の断線などを生じ、電磁比例弁15に所
定の駆動信号が与えられず、この電磁比例弁15の制御
が不能となる事態が発生したときには、前述した第1の
実施形態におけるのと同様に、パイロット管路19を通
して導かれるパイロット圧力信号がそのままレギュレー
タ5に導かれ、前述したアームシリンダ7等の操作であ
る通常操作を実施できる。なお、このようにレギュレー
タ5を制御する制御系統に故障が生じて通常制御信号に
よってレギュレータ5を制御するような特別な事態にな
ったときでも、例えばバケット用パイロット弁14aを
ハーフストローク操作することによりバケットクラウド
操作を実施することができ、また、旋回用パイロット弁
12をハーフストローク操作することにより旋回モータ
6の駆動操作を実施することができる。
定操作を実施しているときに、レギュレータ5を制御す
る制御系統に故障が生じた場合には、すなわち、電磁比
例弁15の故障とか、コントローラ16の故障とか、圧
力検出器18,21,22の故障とか、これらの圧力検
出器18,21,22とコントローラ16とを接続する
配線の断線とか、コントローラ16と電磁比例弁15と
を接続する配線の断線などを生じ、電磁比例弁15に所
定の駆動信号が与えられず、この電磁比例弁15の制御
が不能となる事態が発生したときには、前述した第1の
実施形態におけるのと同様に、パイロット管路19を通
して導かれるパイロット圧力信号がそのままレギュレー
タ5に導かれ、前述したアームシリンダ7等の操作であ
る通常操作を実施できる。なお、このようにレギュレー
タ5を制御する制御系統に故障が生じて通常制御信号に
よってレギュレータ5を制御するような特別な事態にな
ったときでも、例えばバケット用パイロット弁14aを
ハーフストローク操作することによりバケットクラウド
操作を実施することができ、また、旋回用パイロット弁
12をハーフストローク操作することにより旋回モータ
6の駆動操作を実施することができる。
【0057】このように構成した第2の実施形態にあっ
ても、コントローラ16から出力される所定の駆動信号
によって電磁比例弁15を駆動制御することにより可変
容量油圧ポンプ2の傾転量の変更が可能であり、アクチ
ュエータ操作の種類に応じた望ましいアクチュエータ速
度を確保することができる。また、レギュレータ5を制
御する制御系統に故障が生じたときでも、アームシリン
ダ7等の通常操作、及びバケットクラウド操作や旋回モ
ータ6の駆動操作のような特定操作を実現させることが
でき、前述した第1の実施形態と同等の作用効果を奏す
る。
ても、コントローラ16から出力される所定の駆動信号
によって電磁比例弁15を駆動制御することにより可変
容量油圧ポンプ2の傾転量の変更が可能であり、アクチ
ュエータ操作の種類に応じた望ましいアクチュエータ速
度を確保することができる。また、レギュレータ5を制
御する制御系統に故障が生じたときでも、アームシリン
ダ7等の通常操作、及びバケットクラウド操作や旋回モ
ータ6の駆動操作のような特定操作を実現させることが
でき、前述した第1の実施形態と同等の作用効果を奏す
る。
【0058】また特に、該当するアクチュエータを介し
て実施される作業の種類等を考慮して、テーブル10
0,101,102等の記憶内容を必要に応じて書き替
えることにより、特定制御信号の特性、あるいは通常制
御信号の特性を容易に変更することができ、作業の種類
に応じた好適な、無駄の少ないポンプ流量制御を実施で
きる。
て実施される作業の種類等を考慮して、テーブル10
0,101,102等の記憶内容を必要に応じて書き替
えることにより、特定制御信号の特性、あるいは通常制
御信号の特性を容易に変更することができ、作業の種類
に応じた好適な、無駄の少ないポンプ流量制御を実施で
きる。
【0059】図6は本発明の請求項1,2,3,4,
5,7,8に対応する第3の実施形態の構成を示す油圧
回路図、図7は図6に示す第3の実施形態に備えられる
コントローラの要部構成を示すブロック図、図8は図6
に示す第3の実施形態におけるセンタバイパス流量と、
レギュレータ5に与えられる信号圧力との関係を示す特
性図である。
5,7,8に対応する第3の実施形態の構成を示す油圧
回路図、図7は図6に示す第3の実施形態に備えられる
コントローラの要部構成を示すブロック図、図8は図6
に示す第3の実施形態におけるセンタバイパス流量と、
レギュレータ5に与えられる信号圧力との関係を示す特
性図である。
【0060】図6には、説明を簡単にするために、アク
チュエータとしてアームシリンダ7だけを、また、方向
制御弁としてアーム用方向制御弁10だけを描いてある
が、実際には前述したように油圧ショベルに普通に備え
られる他のアクチュエータ、及びこれらのアクチュエー
タの駆動を制御する方向制御弁を有するものである。
チュエータとしてアームシリンダ7だけを、また、方向
制御弁としてアーム用方向制御弁10だけを描いてある
が、実際には前述したように油圧ショベルに普通に備え
られる他のアクチュエータ、及びこれらのアクチュエー
タの駆動を制御する方向制御弁を有するものである。
【0061】この第3の実施形態では、アーム用方向制
御弁10、及び図示しない他のアクチュエータに係る方
向制御弁のいずれもセンタバイパス通路を有する構成に
してある。
御弁10、及び図示しない他のアクチュエータに係る方
向制御弁のいずれもセンタバイパス通路を有する構成に
してある。
【0062】また、レギュレータ5を駆動させるポンプ
傾転制御信号が、センタバイパス通路の流量の変化に関
連してその値を変化させるものから成っている。すなわ
ち、センタバイパス通路の下流部分にはセンタバイパス
流量検出装置20を設けてあり、このセンタバイパス流
量検出装置20でセンタバイパス流量が減少するにした
がって値の大きくなる信号圧力、すなわち図8に示す関
係を有する信号圧力を、パイロット管路80を介してレ
ギュレータ5に導くように構成してある。前述した傾転
可変制御手段を構成する電磁比例弁15は、このパイロ
ット管路80中に設けてある。
傾転制御信号が、センタバイパス通路の流量の変化に関
連してその値を変化させるものから成っている。すなわ
ち、センタバイパス通路の下流部分にはセンタバイパス
流量検出装置20を設けてあり、このセンタバイパス流
量検出装置20でセンタバイパス流量が減少するにした
がって値の大きくなる信号圧力、すなわち図8に示す関
係を有する信号圧力を、パイロット管路80を介してレ
ギュレータ5に導くように構成してある。前述した傾転
可変制御手段を構成する電磁比例弁15は、このパイロ
ット管路80中に設けてある。
【0063】上述したセンタバイパス流量検出装置20
は、センタバイパス通路の下流に設けた絞り20aと、
この絞り20aに並設させたシリンダ20bと、このシ
リンダ20b内に配置され、絞り20aの上流側の圧と
下流側の圧との差圧に応じて摺動するピストン20c
と、パイロットポンプ3に連絡されるパイロット管路8
1に設けられ、ピストン20cが同図の左方向に移動す
るとき、ばねを介して全開から閉じられる方向にその開
口量を変化させるリリーフ弁20dと、このリリーフ弁
20dの上流に位置するパイロット管路81部分に設け
た絞り20eとから構成してある。前述したパイロット
管路80は、絞り20eとリリーフ弁20dとの間に位
置するパイロット管路81部分の圧力を信号圧力として
取り出すように構成してある。
は、センタバイパス通路の下流に設けた絞り20aと、
この絞り20aに並設させたシリンダ20bと、このシ
リンダ20b内に配置され、絞り20aの上流側の圧と
下流側の圧との差圧に応じて摺動するピストン20c
と、パイロットポンプ3に連絡されるパイロット管路8
1に設けられ、ピストン20cが同図の左方向に移動す
るとき、ばねを介して全開から閉じられる方向にその開
口量を変化させるリリーフ弁20dと、このリリーフ弁
20dの上流に位置するパイロット管路81部分に設け
た絞り20eとから構成してある。前述したパイロット
管路80は、絞り20eとリリーフ弁20dとの間に位
置するパイロット管路81部分の圧力を信号圧力として
取り出すように構成してある。
【0064】また、同図6において、60aは通常操作
に相応する傾転量、例えば90%上限値の傾転量を設定
する通常操作設定部、60bは第1の特定操作に相応す
る傾転量、例えば100%の上限値の傾転量を設定する
第1の特定操作設定部、60cは第2の特定操作に相応
する傾転量、例えば70%の上限値の傾転量を設定する
第2の特定操作部、60は設定部60a〜60cのうち
のいずれか1つを選択して、それぞれ個別の選択信号を
コントローラ16に出力する傾転量選択器である。コン
トローラ16には、図7に示すように、前述した図5に
示すテーブル100,101に類似するテーブル10
4,105,106が前述した設定部60a〜60cの
それぞれに対応して個別に設けられており、例えば傾転
選択器60によって通常操作設定部60aが選択された
ときは対応するテーブル104から90%の上限値のポ
ンプ最大傾転が出力され、また第1の特定操作設定部6
0bが選択されたときは対応するテーブル105から1
00%の上限値のポンプ最大傾転が出力され、また第2
の特定操作設定部60cが選択されたときは対応するテ
ーブル106から70%の上限値のポンプ最大傾転が出
力されるようになっている。また、このコントローラ1
6には図5に示したと同様の最大値選択手段103、す
なわちテーブル104〜106から出力されるポンプ最
大傾転の最大値を選択する最大値選択手段103と、図
5に示したと同等のテーブル102、すなわち最大値選
択手段103から出力されたポンプ最大傾転目標値に対
応する電磁比例弁出力電流を求め、所定の駆動信号とし
て電磁比例弁15に出力するテーブル102が設けられ
ている。
に相応する傾転量、例えば90%上限値の傾転量を設定
する通常操作設定部、60bは第1の特定操作に相応す
る傾転量、例えば100%の上限値の傾転量を設定する
第1の特定操作設定部、60cは第2の特定操作に相応
する傾転量、例えば70%の上限値の傾転量を設定する
第2の特定操作部、60は設定部60a〜60cのうち
のいずれか1つを選択して、それぞれ個別の選択信号を
コントローラ16に出力する傾転量選択器である。コン
トローラ16には、図7に示すように、前述した図5に
示すテーブル100,101に類似するテーブル10
4,105,106が前述した設定部60a〜60cの
それぞれに対応して個別に設けられており、例えば傾転
選択器60によって通常操作設定部60aが選択された
ときは対応するテーブル104から90%の上限値のポ
ンプ最大傾転が出力され、また第1の特定操作設定部6
0bが選択されたときは対応するテーブル105から1
00%の上限値のポンプ最大傾転が出力され、また第2
の特定操作設定部60cが選択されたときは対応するテ
ーブル106から70%の上限値のポンプ最大傾転が出
力されるようになっている。また、このコントローラ1
6には図5に示したと同様の最大値選択手段103、す
なわちテーブル104〜106から出力されるポンプ最
大傾転の最大値を選択する最大値選択手段103と、図
5に示したと同等のテーブル102、すなわち最大値選
択手段103から出力されたポンプ最大傾転目標値に対
応する電磁比例弁出力電流を求め、所定の駆動信号とし
て電磁比例弁15に出力するテーブル102が設けられ
ている。
【0065】上述した通常操作設定部60a、第1の特
定操作設定部60b、第2の特定操作設定部60c、傾
転量選択器60、及びコントローラ16により、電磁比
例弁15を駆動制御する駆動制御手段が構成されてい
る。
定操作設定部60b、第2の特定操作設定部60c、傾
転量選択器60、及びコントローラ16により、電磁比
例弁15を駆動制御する駆動制御手段が構成されてい
る。
【0066】このように構成した第3の実施形態では、
当該油圧ショベルで実施される操作が通常操作、例えば
掘削作業等のためにアームシリンダ7等を駆動操作する
ときにあっては、図6に示す傾転量選択器60で通常操
作設定部60aが選択され、その選択信号がコントロー
ラ16のテーブル104に入力される。テーブル104
からは90%上限値のポンプ最大傾転が最大値選択手段
103に出力される。最大値選択手段103は、この9
0%上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値と
してテーブル102に出力する。このテーブル102で
ポンプ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が
求められる。今は90%のポンプ最大傾転に相当するポ
ンプ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求
められ、この電磁比例弁出力電流に対応する所定の駆動
信号が電磁比例弁15に出力される。これにより、電磁
比例弁15は最大開口量よりわずかに閉じられた状態に
保持される。これに伴い、パイロット管路80を通して
導かれるパイロット圧力信号が値を小さくして通常制御
信号として電磁比例弁15からレギュレータ5に出力さ
れ、このレギュレータ5の作動によって可変容量油圧ポ
ンプ2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適な90
%の上限値に保たれ、90%を上限とする最大流量が該
当するアームシリンダ7等のアクチュエータに供給され
て所望の通常操作を実施できる。
当該油圧ショベルで実施される操作が通常操作、例えば
掘削作業等のためにアームシリンダ7等を駆動操作する
ときにあっては、図6に示す傾転量選択器60で通常操
作設定部60aが選択され、その選択信号がコントロー
ラ16のテーブル104に入力される。テーブル104
からは90%上限値のポンプ最大傾転が最大値選択手段
103に出力される。最大値選択手段103は、この9
0%上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目標値と
してテーブル102に出力する。このテーブル102で
ポンプ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が
求められる。今は90%のポンプ最大傾転に相当するポ
ンプ最大傾転目標値に対応する電磁比例弁出力電流が求
められ、この電磁比例弁出力電流に対応する所定の駆動
信号が電磁比例弁15に出力される。これにより、電磁
比例弁15は最大開口量よりわずかに閉じられた状態に
保持される。これに伴い、パイロット管路80を通して
導かれるパイロット圧力信号が値を小さくして通常制御
信号として電磁比例弁15からレギュレータ5に出力さ
れ、このレギュレータ5の作動によって可変容量油圧ポ
ンプ2の傾転量の上限値は、この通常操作に好適な90
%の上限値に保たれ、90%を上限とする最大流量が該
当するアームシリンダ7等のアクチュエータに供給され
て所望の通常操作を実施できる。
【0067】この場合、例えばアーム用パイロット弁1
3が操作されない図6に示す状態にあっては、アーム用
方向制御弁10のセンタバイパス通路を流れる流量が大
きく、これに伴って絞り20aの上流側の圧と下流側の
圧の差が大きく、ピストン20cはシリンダ20b内を
同図6の左方向に動かされた状態にあり、ばねを介して
リリーフ弁20dが全開状態に保たれる。したがって、
パイロット管路81、絞り20eを介して供給されるパ
イロット圧油はリリーフ弁20dを通してタンク70に
逃され、絞り20eとリリーフ弁20dとの間に位置す
るパイロット管路81部分の圧力は、最も低圧となり、
この低圧がパイロット管路80を介してレギュレータ5
に導かれ、可変容量油圧ポンプ2から最小の流量が吐出
される。図6に示す状態からアーム用パイロット弁13
が操作されると、その操作量の増加に応じてアーム用方
向制御弁10のセンタバイパス通路が徐々に閉じられ、
このアーム用方向制御弁10のセンタバイパス通路を流
れる流量が徐々に小さくなる。これに伴って絞り20a
の上流側の圧と下流側の圧との差が次第に小さくなり、
ピストン20cはシリンダ20b内を同図6の右方向に
動かされ、ばねを介してリリーフ弁20dが次第に閉じ
る方向に制御される。したがって、絞り20eとリリー
フ弁20dとの間に位置するパイロット管路81部分の
圧力は次第に高くなり、この高くなった圧力がパイロッ
ト管路80を介してレギュレータ5に導かれ、可変容量
油圧ポンプ2から傾転量の上限値が90%となる範囲内
で最大の流量まで吐出可能になる。前述した図8はアー
ム用方向制御弁10のセンタバイパス通路を流れるセン
タバイパス流量とレギュレータ5に与えられる信号圧
力、すなわちパイロット管路80を流れるパイロット圧
力信号との関係を示しており、アーム用パイロット弁1
3の操作量の増加に応じて、パイロット管路80を流れ
るパイロット圧力信号の値が大きくなり、これに伴って
可変容量油圧ポンプ2から吐出される流量が増加するよ
うになっている。
3が操作されない図6に示す状態にあっては、アーム用
方向制御弁10のセンタバイパス通路を流れる流量が大
きく、これに伴って絞り20aの上流側の圧と下流側の
圧の差が大きく、ピストン20cはシリンダ20b内を
同図6の左方向に動かされた状態にあり、ばねを介して
リリーフ弁20dが全開状態に保たれる。したがって、
パイロット管路81、絞り20eを介して供給されるパ
イロット圧油はリリーフ弁20dを通してタンク70に
逃され、絞り20eとリリーフ弁20dとの間に位置す
るパイロット管路81部分の圧力は、最も低圧となり、
この低圧がパイロット管路80を介してレギュレータ5
に導かれ、可変容量油圧ポンプ2から最小の流量が吐出
される。図6に示す状態からアーム用パイロット弁13
が操作されると、その操作量の増加に応じてアーム用方
向制御弁10のセンタバイパス通路が徐々に閉じられ、
このアーム用方向制御弁10のセンタバイパス通路を流
れる流量が徐々に小さくなる。これに伴って絞り20a
の上流側の圧と下流側の圧との差が次第に小さくなり、
ピストン20cはシリンダ20b内を同図6の右方向に
動かされ、ばねを介してリリーフ弁20dが次第に閉じ
る方向に制御される。したがって、絞り20eとリリー
フ弁20dとの間に位置するパイロット管路81部分の
圧力は次第に高くなり、この高くなった圧力がパイロッ
ト管路80を介してレギュレータ5に導かれ、可変容量
油圧ポンプ2から傾転量の上限値が90%となる範囲内
で最大の流量まで吐出可能になる。前述した図8はアー
ム用方向制御弁10のセンタバイパス通路を流れるセン
タバイパス流量とレギュレータ5に与えられる信号圧
力、すなわちパイロット管路80を流れるパイロット圧
力信号との関係を示しており、アーム用パイロット弁1
3の操作量の増加に応じて、パイロット管路80を流れ
るパイロット圧力信号の値が大きくなり、これに伴って
可変容量油圧ポンプ2から吐出される流量が増加するよ
うになっている。
【0068】また、例えば通常操作に比べて多い流量、
すなわち速いアクチュエータ速度で駆動すべき第1の特
定操作であるときには、傾転量選択器60で第1の特定
操作設定部60bが選択され、その選択信号がコントロ
ーラ16のテーブル105に入力される。テーブル10
5からは100%上限値のポンプ最大傾転が最大値選択
手段103に出力される。最大値選択手段103は、こ
の100%上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目
標値としてテーブル102に出力する。テーブル102
では入力されたポンプ最大傾転目標値に対応する電磁比
例弁出力電流が求められる。今は、ポンプ最大傾転目標
値が100%上限値のポンプ最大傾転に相当するもので
あることから、電磁比例弁出力電流は0と求められる。
したがって、コントローラ16から所定の駆動電流は出
力されず、電磁比例弁15は全開状態に保たれ、パイロ
ット管路80を介して導かれるパイロット圧力信号をそ
のまま値を変化させずに第1の特定制御信号としてレギ
ュレータ5に出力させる。すなわち、この第3の実施形
態では第1,第2の実施形態におけるのと異なり、第1
の特定制御信号が、電磁比例弁15の非駆動時にレギュ
レータ5に出力される所定の1つの傾転制御信号を構成
している。
すなわち速いアクチュエータ速度で駆動すべき第1の特
定操作であるときには、傾転量選択器60で第1の特定
操作設定部60bが選択され、その選択信号がコントロ
ーラ16のテーブル105に入力される。テーブル10
5からは100%上限値のポンプ最大傾転が最大値選択
手段103に出力される。最大値選択手段103は、こ
の100%上限値のポンプ最大傾転をポンプ最大傾転目
標値としてテーブル102に出力する。テーブル102
では入力されたポンプ最大傾転目標値に対応する電磁比
例弁出力電流が求められる。今は、ポンプ最大傾転目標
値が100%上限値のポンプ最大傾転に相当するもので
あることから、電磁比例弁出力電流は0と求められる。
したがって、コントローラ16から所定の駆動電流は出
力されず、電磁比例弁15は全開状態に保たれ、パイロ
ット管路80を介して導かれるパイロット圧力信号をそ
のまま値を変化させずに第1の特定制御信号としてレギ
ュレータ5に出力させる。すなわち、この第3の実施形
態では第1,第2の実施形態におけるのと異なり、第1
の特定制御信号が、電磁比例弁15の非駆動時にレギュ
レータ5に出力される所定の1つの傾転制御信号を構成
している。
【0069】レギュレータ5の作動に伴って可変容量油
圧ポンプ2の傾転量の上限値は、この第1の特定操作に
好適な100%の上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ
2から最も大きな最大流量が吐出され、該当するアクチ
ュエータを速い速度で作動させて所望の第1の特定操作
を実施できる。
圧ポンプ2の傾転量の上限値は、この第1の特定操作に
好適な100%の上限値に保たれ、可変容量油圧ポンプ
2から最も大きな最大流量が吐出され、該当するアクチ
ュエータを速い速度で作動させて所望の第1の特定操作
を実施できる。
【0070】また上述とは逆に、通常操作に比べて少な
い流量、すなわち遅いアクチュエータ速度で駆動すべき
第2の特定操作であるときには、傾転量選択器60で第
2の特定操作設定部60cが選択され、その選択信号が
コントローラ16のテーブル106に入力される。テー
ブル106からは例えば70%上限値のポンプ最大傾転
が最大値選択手段103に出力される。最大値選択手段
103は、この70%上限値のポンプ最大傾転をポンプ
最大傾転目標値としてテーブル102に出力する。テー
ブル102では入力されたポンプ最大傾転目標値に対応
する電磁比例弁出力電流が求められる。今は、ポンプ最
大傾転目標値が70%上限値のポンプ最大傾転に相当す
るものであり、対応する電磁比例弁出力電流に相当する
所定の駆動信号が電磁比例弁15に出力される。これに
伴い、電磁比例弁15は最大開口量に比べて相当量閉じ
られた状態に保持される。これに伴い、パイロット管路
80を通して導かれるパイロット圧力信号が値をかなり
小さくして第2の特定制御信号として電磁比例弁15か
らレギュレータ5に出力され、このレギュレータ5の作
動によって可変容量油圧ポンプ2の傾転量の上限値は、
この第2の特定操作に好適な70%の上限値に保たれ、
70%を上限とする比較的少ない最大流量が該当するア
クチュエータに供給されて、該当するアクチュエータを
遅い速度で作動させて所望の第2の特定操作を実施でき
る。
い流量、すなわち遅いアクチュエータ速度で駆動すべき
第2の特定操作であるときには、傾転量選択器60で第
2の特定操作設定部60cが選択され、その選択信号が
コントローラ16のテーブル106に入力される。テー
ブル106からは例えば70%上限値のポンプ最大傾転
が最大値選択手段103に出力される。最大値選択手段
103は、この70%上限値のポンプ最大傾転をポンプ
最大傾転目標値としてテーブル102に出力する。テー
ブル102では入力されたポンプ最大傾転目標値に対応
する電磁比例弁出力電流が求められる。今は、ポンプ最
大傾転目標値が70%上限値のポンプ最大傾転に相当す
るものであり、対応する電磁比例弁出力電流に相当する
所定の駆動信号が電磁比例弁15に出力される。これに
伴い、電磁比例弁15は最大開口量に比べて相当量閉じ
られた状態に保持される。これに伴い、パイロット管路
80を通して導かれるパイロット圧力信号が値をかなり
小さくして第2の特定制御信号として電磁比例弁15か
らレギュレータ5に出力され、このレギュレータ5の作
動によって可変容量油圧ポンプ2の傾転量の上限値は、
この第2の特定操作に好適な70%の上限値に保たれ、
70%を上限とする比較的少ない最大流量が該当するア
クチュエータに供給されて、該当するアクチュエータを
遅い速度で作動させて所望の第2の特定操作を実施でき
る。
【0071】また、上述のような通常操作、あるいは第
1,第2の特定操作を実施しているときに、レギュレー
タ5を制御する制御系統に故障が生じた場合には、すな
わち、電磁比例弁15の故障とか、コントローラ16の
故障とか、傾転量選択器60の故障とか、コントローラ
16と電磁比例弁15とを接続する配線の断線などを生
じ、電磁比例弁15に所定の駆動信号が与えられず、こ
の電磁比例弁15の制御が不能となる事態が発生したと
きには、パイロット管路80を通して導かれるパイロッ
ト圧力信号がそのままレギュレータ5に導かれ、前述し
た第1の特定操作を実施できる。なお、このようにレギ
ュレータ5を制御する制御系統に故障が生じて通常制御
信号によってレギュレータ5を制御するような特別な事
態になったときでも、例えばアーム用パイロット弁13
等をハーフストローク操作することによりアームシリン
ダ7等の駆動操作による通常操作を実施することがで
き、また、同様にして、第2の特定操作を実施すること
ができる。
1,第2の特定操作を実施しているときに、レギュレー
タ5を制御する制御系統に故障が生じた場合には、すな
わち、電磁比例弁15の故障とか、コントローラ16の
故障とか、傾転量選択器60の故障とか、コントローラ
16と電磁比例弁15とを接続する配線の断線などを生
じ、電磁比例弁15に所定の駆動信号が与えられず、こ
の電磁比例弁15の制御が不能となる事態が発生したと
きには、パイロット管路80を通して導かれるパイロッ
ト圧力信号がそのままレギュレータ5に導かれ、前述し
た第1の特定操作を実施できる。なお、このようにレギ
ュレータ5を制御する制御系統に故障が生じて通常制御
信号によってレギュレータ5を制御するような特別な事
態になったときでも、例えばアーム用パイロット弁13
等をハーフストローク操作することによりアームシリン
ダ7等の駆動操作による通常操作を実施することがで
き、また、同様にして、第2の特定操作を実施すること
ができる。
【0072】このように構成した第3の実施形態にあっ
ても、第2の実施形態と同様にコントローラ16から出
力される所定の駆動信号によって電磁比例弁15を駆動
制御することにより可変容量油圧ポンプ2の傾転量の変
更が可能であり、アクチュエータ操作の種類に応じた望
ましいアクチュエータ速度を確保することができる。ま
た、レギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じた
ときでも、アクチュエータを速い速度で作動させる第1
の特定操作、アームシリンダ7等の駆動操作である通常
操作、及びアクチュエータを遅い速度で作動させる第2
の特定操作を実現させることができる。
ても、第2の実施形態と同様にコントローラ16から出
力される所定の駆動信号によって電磁比例弁15を駆動
制御することにより可変容量油圧ポンプ2の傾転量の変
更が可能であり、アクチュエータ操作の種類に応じた望
ましいアクチュエータ速度を確保することができる。ま
た、レギュレータ5を制御する制御系統に故障が生じた
ときでも、アクチュエータを速い速度で作動させる第1
の特定操作、アームシリンダ7等の駆動操作である通常
操作、及びアクチュエータを遅い速度で作動させる第2
の特定操作を実現させることができる。
【0073】また、第2の実施形態と同様に、該当する
アクチュエータを介して実施される作業の種類を考慮し
てテーブル104,105,106,102等の記憶内
容を必要に応じて書き替えることにより、特定制御信号
の特性あるいは通常制御信号の特性を容易に変更するこ
とができ、作業の種類に応じた好適な、無駄の少ないポ
ンプ流量制御を実施できる。
アクチュエータを介して実施される作業の種類を考慮し
てテーブル104,105,106,102等の記憶内
容を必要に応じて書き替えることにより、特定制御信号
の特性あるいは通常制御信号の特性を容易に変更するこ
とができ、作業の種類に応じた好適な、無駄の少ないポ
ンプ流量制御を実施できる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明の各請求項に係る
発明によれば、傾転可変制御手段を適宜駆動させること
により、可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の変更が可
能であるとともに、レギュレータを制御する制御系統に
故障が生じたときにも、従来ではできなかったアクチュ
エータの駆動制御を実現させることができ、アクチュエ
ータを介しておこなわれる作業の能率の低下を防ぐこと
ができ、また、上述した故障を生じたときにも、当該油
圧作業機の動作形態の変更を容易におこなわせることが
できる。
発明によれば、傾転可変制御手段を適宜駆動させること
により、可変容量油圧ポンプの押しのけ容積の変更が可
能であるとともに、レギュレータを制御する制御系統に
故障が生じたときにも、従来ではできなかったアクチュ
エータの駆動制御を実現させることができ、アクチュエ
ータを介しておこなわれる作業の能率の低下を防ぐこと
ができ、また、上述した故障を生じたときにも、当該油
圧作業機の動作形態の変更を容易におこなわせることが
できる。
【0075】また特に、請求項3に係る発明によれば、
レギュレータを制御する制御系統に故障が生じたときに
も、当該油圧作業機で実施される頻度の高い通常操作
を、方向制御弁をハーフストロークに保持するなどの特
別な操作を考慮することなく実施することが可能であ
る。
レギュレータを制御する制御系統に故障が生じたときに
も、当該油圧作業機で実施される頻度の高い通常操作
を、方向制御弁をハーフストロークに保持するなどの特
別な操作を考慮することなく実施することが可能であ
る。
【0076】また特に、請求項4に係る発明によれば、
レギュレータを制御する制御系統に故障が生じたときに
も、通常操作に比べて当該油圧作業機で実施される頻度
の低い特定操作を、方向制御弁をハーフストロークに保
持するなどの特別な操作を考慮することなく実施するこ
とが可能である。
レギュレータを制御する制御系統に故障が生じたときに
も、通常操作に比べて当該油圧作業機で実施される頻度
の低い特定操作を、方向制御弁をハーフストロークに保
持するなどの特別な操作を考慮することなく実施するこ
とが可能である。
【0077】また特に、請求項5に係る発明によれば、
該当するアクチュエータを介して実施される作業の種類
を考慮してテーブルの記憶内容を必要に応じて書き替え
ることにより、特定制御信号の特性、あるいは通常制御
信号の特性を容易に変更することができ、作業の種類に
応じた好適な、無駄の少ないポンプ流量制御を実施する
ことができる。
該当するアクチュエータを介して実施される作業の種類
を考慮してテーブルの記憶内容を必要に応じて書き替え
ることにより、特定制御信号の特性、あるいは通常制御
信号の特性を容易に変更することができ、作業の種類に
応じた好適な、無駄の少ないポンプ流量制御を実施する
ことができる。
【図1】本発明の油圧作業機の油圧駆動装置の第1の実
施形態の構成を示す回路図である。
施形態の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態に備えられるレギュ
レータに与えられる信号圧力と、可変容量油圧ポンプの
傾転量との関係を示す特性図である。
レータに与えられる信号圧力と、可変容量油圧ポンプの
傾転量との関係を示す特性図である。
【図3】図1に示す第1の実施形態に備えられる電磁比
例弁の入力側の圧力である一次圧と、出力側の圧力であ
る二次圧との関係を示す特性図である。
例弁の入力側の圧力である一次圧と、出力側の圧力であ
る二次圧との関係を示す特性図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示す油圧回路
図である。
図である。
【図5】図4に示す第2の実施形態に備えられるコント
ローラの要部構成を示すブロック図である。
ローラの要部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の構成を示す油圧回路
図である。
図である。
【図7】図6に示す第3の実施形態に備えられるコント
ローラの要部構成を示すブロック図である。
ローラの要部構成を示すブロック図である。
【図8】図6に示す第3の実施形態におけるセンタバイ
パス流量と、レギュレータに与えられる信号圧力との関
係を示す特性図である。
パス流量と、レギュレータに与えられる信号圧力との関
係を示す特性図である。
1 原動機 2 可変容量油圧ポンプ 3 パイロットポンプ 5 レギュレータ 6 旋回モータ 7 アームシリンダ 8 パケットシリンダ 9 旋回用方向制御弁 10 アーム用方向制御弁 11 ブレーカ用方向制御弁 11a バケット用方向制御弁 12 旋回用パイロット弁 13 アーム用パイロット弁 14 ブレーカ用パイロット弁 14a バケット用パイロット弁 15 電磁比例弁(傾転可変制御手段) 16 コントローラ(駆動制御手段) 17 スイッチ(駆動制御手段) 18 圧力検出器(駆動手段) 19 パイロット管路 20 センタバイパス流量検出装置 21 圧力検出器(駆動制御手段) 22 圧力検出器(駆動制御手段) 50 ブレーカ 60 傾転量選択器(駆動制御手段) 60a 通常操作設定部(駆動制御手段) 60b 第1の特定操作部(駆動制御手段) 60c 第2の特定操作部(駆動制御手段) 70 タンク 80 パイロット管路 81 パイロット管路 100 テーブル 101 テーブル 102 テーブル 103 最大値選択手段 104 テーブル 105 テーブル 106 テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊岡 司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 中村 剛志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 後藤 安晴 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (8)
- 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動され
る可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプから
吐出される圧油により駆動するアクチュエータと、上記
可変容量油圧ポンプから上記アクチュエータに供給され
る圧油の流れを制御する方向制御弁と、上記可変容量油
圧ポンプの押しのけ容積を制御するレギュレータとを備
え、このレギュレータを駆動させるポンプ傾転制御信号
の値の増加に応じて上記可変容量油圧ポンプの押しのけ
容積を増加させるように当該可変容量油圧ポンプを制御
する油圧作業機の油圧駆動装置において、 上記ポンプ傾転制御信号として、上記アクチュエータの
駆動操作を可能にする上記可変容量油圧ポンプの押しの
け容積の上限値を、互いに異ならせる複数の傾転制御信
号を設定し、 駆動時には、上記複数の傾転制御信号のうちの所定の1
つの傾転制御信号を除く傾転制御信号を出力させるとと
もに、非駆動時には、上記所定の1つの傾転制御信号を
出力させる傾転可変制御手段と、 この傾転可変制御手段を駆動させる所定の駆動信号を出
力する駆動制御手段とを備えたことを特徴とする油圧作
業機の油圧駆動装置。 - 【請求項2】 上記複数の傾転制御信号が、当該油圧作
業機で実施される頻度の高い通常操作に対応する通常制
御信号と、上記通常操作に比べて当該油圧作業機で実施
される頻度の低い特定操作に対応する少なくとも1つの
特定制御信号とを含むことを特徴とする請求項1記載の
油圧作業機の油圧駆動装置。 - 【請求項3】 上記特定制御信号が、上記通常制御信号
の場合に比べて、上記可変容量油圧ポンプの押しのけ容
積の上限値を小さくする特性を有するとともに、上記所
定の1つの傾転制御信号が上記通常制御信号であること
を特徴とする請求項2記載の油圧作業機の油圧駆動装
置。 - 【請求項4】 上記特定制御信号が、上記通常制御信号
の場合に比べて、上記可変容量油圧ポンプの押しのけ容
積の上限値を大きくする特性を有するとともに、上記所
定の1つの傾転制御信号が、この特定制御信号であるこ
とを特徴とする請求項2記載の油圧作業機の油圧駆動装
置。 - 【請求項5】 上記駆動制御手段が、上記特定制御信号
の特性を記憶するテーブル及び上記通常制御信号の特性
を記憶するテーブルの少なくとも一方を有し、該当する
テーブルで記憶された特性に相当する所定の駆動信号を
上記傾転可変制御手段に出力するコントローラを含むこ
とを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の油圧作
業機の油圧駆動装置。 - 【請求項6】 上記方向制御弁を切換え制御する操作信
号を出力する操作装置を備えるとともに、上記レギュレ
ータを駆動させる上記ポンプ傾転制御信号が、上記操作
信号であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
記載の油圧作業機の油圧駆動装置。 - 【請求項7】 上記方向制御弁がセンタバイパス通路を
有するものであるとともに、上記レギュレータを駆動さ
せる上記ポンプ傾転制御信号が、上記センタバイパス通
路の流量の変化に関連してその値を変化させるものであ
ることを特徴とする請求項1〜5記載の油圧作業機の油
圧駆動装置。 - 【請求項8】 上記レギュレータが、圧力信号によって
作動するパイロット式レギュレータから成り、上記ポン
プ傾転制御信号が圧力信号であるとともに、上記傾転可
変制御手段が電磁弁であることを特徴とする請求項1〜
7のいずれかに記載の油圧作業機の油圧駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29096197A JPH11125205A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 油圧作業機の油圧駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29096197A JPH11125205A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 油圧作業機の油圧駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11125205A true JPH11125205A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17762701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29096197A Pending JPH11125205A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 油圧作業機の油圧駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11125205A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040071537A (ko) * | 2003-02-06 | 2004-08-12 | 주식회사수산중공업 | 유압식 작업 장치의 유량 제어 시스템 및 제어 방법 |
| JP2005016708A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab | 重装備オプション装置用油圧回路 |
| JP2005265062A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械の油圧制御装置 |
| CN118582435A (zh) * | 2024-08-01 | 2024-09-03 | 兰州理工大学 | 一种用于泄洪闸的无电应急智能液压快速操作系统 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP29096197A patent/JPH11125205A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040071537A (ko) * | 2003-02-06 | 2004-08-12 | 주식회사수산중공업 | 유압식 작업 장치의 유량 제어 시스템 및 제어 방법 |
| JP2005016708A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Volvo Construction Equipment Holding Sweden Ab | 重装備オプション装置用油圧回路 |
| JP2005265062A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械の油圧制御装置 |
| CN118582435A (zh) * | 2024-08-01 | 2024-09-03 | 兰州理工大学 | 一种用于泄洪闸的无电应急智能液压快速操作系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041222 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |