JPH11156055A - 軌道走行車輛の車輪振動防止装置 - Google Patents
軌道走行車輛の車輪振動防止装置Info
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- JPH11156055A JPH11156055A JP33946397A JP33946397A JPH11156055A JP H11156055 A JPH11156055 A JP H11156055A JP 33946397 A JP33946397 A JP 33946397A JP 33946397 A JP33946397 A JP 33946397A JP H11156055 A JPH11156055 A JP H11156055A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】従来ロ−ラコ−スタ−の騒音、振動を減衰する
ためには車輪の最外側のレ−ルに転接する部分にウレタ
ンゴムによるタイヤを装着し、該ウレタンゴムの弾性効
果を利用して騒音、振動を軽減させていた。しかしロ−
ラコ−スタ−の走行スピ−ドが150km前後になる
と、車輪の転接による騒音、振動はさらに大きくなる。
よって車輪の騒音、振動の大幅な減衰技術が求められて
いる。 【解決手段】前記の問題点を解決するために、本発明で
は走行車輪の中間に弾性材を装填し、ロ−ラコ−スタ−
から発生する騒音、振動を大幅に減衰させ、合わせてロ
−ラコ−スタ−のスピ−ドを得ようとするものである。
ためには車輪の最外側のレ−ルに転接する部分にウレタ
ンゴムによるタイヤを装着し、該ウレタンゴムの弾性効
果を利用して騒音、振動を軽減させていた。しかしロ−
ラコ−スタ−の走行スピ−ドが150km前後になる
と、車輪の転接による騒音、振動はさらに大きくなる。
よって車輪の騒音、振動の大幅な減衰技術が求められて
いる。 【解決手段】前記の問題点を解決するために、本発明で
は走行車輪の中間に弾性材を装填し、ロ−ラコ−スタ−
から発生する騒音、振動を大幅に減衰させ、合わせてロ
−ラコ−スタ−のスピ−ドを得ようとするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊園地等に設置され
レ−ルにより構成されたジェットコ−スタ−やロ−ラコ
−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌道走行車輛におけ
る車輪の振動防止装置に関する。
レ−ルにより構成されたジェットコ−スタ−やロ−ラコ
−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌道走行車輛におけ
る車輪の振動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地等に設置されているジェットコ−
スタ−やロ−ラコ−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌
道走行車輛(以下総称して「ロ−ラコ−スタ−」と記
す)は、図1および図2に示すように、鋼製で断面が円
形のパイプまたは丸棒にて構成されたレ−ルと、乗客を
載せる車台の下部に前記レ−ルに接する左右対の主車輪
と、該主車輪がレ−ルから所定距離以上離れるのを防止
する脱輪規制用の受車輪とが設けてあり、さらに該主車
輪と受車輪の他に横移動規制用の横車輪が設けてある。
軌道走行車輛の主車輪は、車輛及び乗客の全加重を支え
る走行用の車輪であり車輛が正常に運行している場合は
通常レ−ル上面を転接している。しかし主車輪はこのレ
−ルとの転接により衝撃、騒音、振動が生じ機械強度の
劣化、及び乗り心地に悪影響を与えている。よって、こ
れら左右に対をなす主車輪には、それぞれ図4及び図5
に示すように、各車輪の回転部分の最外側のレ−ルに転
接する部分にウレタンゴム製によるタイヤを装着して、
レ−ルと主車輪の転接により発生する衝撃、騒音、振動
を減衰させているが、十分な減衰効果が得られていな
い。
スタ−やロ−ラコ−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌
道走行車輛(以下総称して「ロ−ラコ−スタ−」と記
す)は、図1および図2に示すように、鋼製で断面が円
形のパイプまたは丸棒にて構成されたレ−ルと、乗客を
載せる車台の下部に前記レ−ルに接する左右対の主車輪
と、該主車輪がレ−ルから所定距離以上離れるのを防止
する脱輪規制用の受車輪とが設けてあり、さらに該主車
輪と受車輪の他に横移動規制用の横車輪が設けてある。
軌道走行車輛の主車輪は、車輛及び乗客の全加重を支え
る走行用の車輪であり車輛が正常に運行している場合は
通常レ−ル上面を転接している。しかし主車輪はこのレ
−ルとの転接により衝撃、騒音、振動が生じ機械強度の
劣化、及び乗り心地に悪影響を与えている。よって、こ
れら左右に対をなす主車輪には、それぞれ図4及び図5
に示すように、各車輪の回転部分の最外側のレ−ルに転
接する部分にウレタンゴム製によるタイヤを装着して、
レ−ルと主車輪の転接により発生する衝撃、騒音、振動
を減衰させているが、十分な減衰効果が得られていな
い。
【0003】しかし、最近ロ−ラコ−スタ−のスピ−ド
が早くなる傾向があり騒音、振動がさらに大きくなる傾
向にある等の問題があった。主車輪の転接により発生す
る騒音、振動を減衰するには、前記の主車輪の最外側に
設けたタイヤ部分のウレタンゴム部分を厚くすればその
弾性効果が大きくなり騒音、振動を減衰させることが出
来るが、レ−ルとの接触面積が増加し、接触抵抗が大き
くなるのでロ−ラコ−スタ−のスピ−ドに影響するた
め、タイヤ部分をむやみに厚くすることは出来ない。
が早くなる傾向があり騒音、振動がさらに大きくなる傾
向にある等の問題があった。主車輪の転接により発生す
る騒音、振動を減衰するには、前記の主車輪の最外側に
設けたタイヤ部分のウレタンゴム部分を厚くすればその
弾性効果が大きくなり騒音、振動を減衰させることが出
来るが、レ−ルとの接触面積が増加し、接触抵抗が大き
くなるのでロ−ラコ−スタ−のスピ−ドに影響するた
め、タイヤ部分をむやみに厚くすることは出来ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおりロ−ラコ
−スタ−の騒音、振動を減衰するために車輪の最外側の
レ−ルに転接する部分にウレタンゴムによるタイヤを装
着し、該ウレタンゴムの弾性効果を利用して騒音、振動
を軽減させている。しかし、前記した通りロ−ラコ−ス
タ−の走行スピ−ドが遅い時には走行時の騒音、振動は
大きな問題とはならなかったが、最近のロ−ラコ−スタ
−のように走行スピ−ドが150km前後になると、騒
音、振動はさらに大きくなる。よって騒音、振動の大幅
に減衰させる技術が求められている。
−スタ−の騒音、振動を減衰するために車輪の最外側の
レ−ルに転接する部分にウレタンゴムによるタイヤを装
着し、該ウレタンゴムの弾性効果を利用して騒音、振動
を軽減させている。しかし、前記した通りロ−ラコ−ス
タ−の走行スピ−ドが遅い時には走行時の騒音、振動は
大きな問題とはならなかったが、最近のロ−ラコ−スタ
−のように走行スピ−ドが150km前後になると、騒
音、振動はさらに大きくなる。よって騒音、振動の大幅
に減衰させる技術が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は次の点を特徴とする。すなわち、前記の
問題点であるロ−ラコ−スタ−の車輪とレ−ルの接触抵
抗を大きくせずに騒音、振動を解決するために、本発明
では走行車輪の中間に弾性材を装填し、該弾性材の防振
効果によって振動、騒音を吸収させることによって、騒
音、振動を大幅に減衰させ、合わせてレ−ルとタイヤの
摩擦を少なくしロ−ラコ−スタ−の走行スピ−ドを得よ
うとするものである。
ために本発明は次の点を特徴とする。すなわち、前記の
問題点であるロ−ラコ−スタ−の車輪とレ−ルの接触抵
抗を大きくせずに騒音、振動を解決するために、本発明
では走行車輪の中間に弾性材を装填し、該弾性材の防振
効果によって振動、騒音を吸収させることによって、騒
音、振動を大幅に減衰させ、合わせてレ−ルとタイヤの
摩擦を少なくしロ−ラコ−スタ−の走行スピ−ドを得よ
うとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明における一実施例に
ついて図1ないし図6を用いて説明する。本実施例の形
態はロ−ラコ−スタ−に適用した場合のもので、図1は
ロ−ラコ−スタ−の側面図で、図2はそのロ−ラコ−ス
タ−の平面図である。図において車台41にはお客様を
乗せ、その下部には後部に車台を連結する際のボギ−ア
−ム42等があり、ボギ−ア−ム42の前後の下部には
車輪を取りつけるための車軸取付ア−ム43がある。図
3に車輪組立図を示す。図において車軸取付ア−ム43
の左右のそれぞれには主車輪2ケ、受車輪1ケ、横車輪
が2ケの場合を示してある。図3の車輪組立図のA−
A’断面図を図4に、同B−B’断面図を図5示す。図
3において図の中央部の円柱は軌道走行用のレ−ル3で
ある。その上部には車輪取付ア−ム2に取り付けられ乗
客および車台41、ボギ−ア−ム42の全荷重がかかる
主車輪8、8である。さらにレ−ル3の下部には主車輪
8、8がレ−ルから所定距離以上離れないように受車輪
10が、さらには主車輪8と受車輪10から90度離れ
た位置に横移動規制用の横車輪9がそれぞれ車輪取付ア
−ム2に取り付けられている。
ついて図1ないし図6を用いて説明する。本実施例の形
態はロ−ラコ−スタ−に適用した場合のもので、図1は
ロ−ラコ−スタ−の側面図で、図2はそのロ−ラコ−ス
タ−の平面図である。図において車台41にはお客様を
乗せ、その下部には後部に車台を連結する際のボギ−ア
−ム42等があり、ボギ−ア−ム42の前後の下部には
車輪を取りつけるための車軸取付ア−ム43がある。図
3に車輪組立図を示す。図において車軸取付ア−ム43
の左右のそれぞれには主車輪2ケ、受車輪1ケ、横車輪
が2ケの場合を示してある。図3の車輪組立図のA−
A’断面図を図4に、同B−B’断面図を図5示す。図
3において図の中央部の円柱は軌道走行用のレ−ル3で
ある。その上部には車輪取付ア−ム2に取り付けられ乗
客および車台41、ボギ−ア−ム42の全荷重がかかる
主車輪8、8である。さらにレ−ル3の下部には主車輪
8、8がレ−ルから所定距離以上離れないように受車輪
10が、さらには主車輪8と受車輪10から90度離れ
た位置に横移動規制用の横車輪9がそれぞれ車輪取付ア
−ム2に取り付けられている。
【0007】図3におけるキャップ25は左右の車輪取
付ア−ム2を連結するボギ−ア−ム42に連結する部材
の露出を覆う安全カバ−である。図4及び図5におい
て、主車輪8の直径は約300mm程度である。主車輪
ピン11は主車輪8の回転軸であり、該回転軸からラジ
アル方向に向かって外側(図5では上方向)にスリ−ブ
13と、その外側に主車輪用の左右に対をなすボ−ルベ
アリング30、30と、さらにその外側には主車輪用の
電車の線路の断面図の形をなしたハブ18と、そして最
外側にはウレタンゴムによるタイヤ17が係止せられ主
車輪8を構成している。該ウレタン樹脂製のタイヤ17
が図4におけるレ−ル3とS点で転接し、回転すること
でロ−ラコ−スタ−の車台51がレ−ル3の高位置から
低位置に向かって前進、降下する。
付ア−ム2を連結するボギ−ア−ム42に連結する部材
の露出を覆う安全カバ−である。図4及び図5におい
て、主車輪8の直径は約300mm程度である。主車輪
ピン11は主車輪8の回転軸であり、該回転軸からラジ
アル方向に向かって外側(図5では上方向)にスリ−ブ
13と、その外側に主車輪用の左右に対をなすボ−ルベ
アリング30、30と、さらにその外側には主車輪用の
電車の線路の断面図の形をなしたハブ18と、そして最
外側にはウレタンゴムによるタイヤ17が係止せられ主
車輪8を構成している。該ウレタン樹脂製のタイヤ17
が図4におけるレ−ル3とS点で転接し、回転すること
でロ−ラコ−スタ−の車台51がレ−ル3の高位置から
低位置に向かって前進、降下する。
【0008】しかしロ−ラコ−スタ−のレ−ル3はその
性質上大小の曲線にて構成されており、直線部分は少な
いために主車輪8と受車輪10との間隔は一定間隔(レ
−ルの直径)以上離れており、したがって主車輪8と受
車輪10が走行中レ−ル3との転接による騒音、振動が
発生する。該騒音、振動はロ−ラコ−スタ−のスピ−ド
が早くなればなるほど大きくなる傾向にある。この場合
の騒音、振動音は相当大きくなり、遊園地の敷地外にも
迷惑をかけている状況にある。
性質上大小の曲線にて構成されており、直線部分は少な
いために主車輪8と受車輪10との間隔は一定間隔(レ
−ルの直径)以上離れており、したがって主車輪8と受
車輪10が走行中レ−ル3との転接による騒音、振動が
発生する。該騒音、振動はロ−ラコ−スタ−のスピ−ド
が早くなればなるほど大きくなる傾向にある。この場合
の騒音、振動音は相当大きくなり、遊園地の敷地外にも
迷惑をかけている状況にある。
【0009】以上の要求からなされたのが本発明であ
る。その実施例の詳細な断面図を図6に示す。図6は従
来例を示す図5に相当し、さらには図3のB−B’断面
図に相当する。本発明では、主車輪8の中心軸には主車
輪ピン11があり、そのラジアル方向に向って外側に左
右2つのT字型のボス58右と同ボス58左によって、
同ボスの寸法より多少大きめの弾性体56を左右から締
めつけ余圧を与えるように挟持している。この左右のボ
ス58は組立ボルト57にてはずれないように挟持さ
れ、さらに左右のボス58の中心部はインナ−プレ−ト
59で支持されている。尚、この左右のボス58は英字
のT字型を横にした形状のボス58を左右2個を組み合
わせたT、T型形状でを記載してあるが、該T字型の一
方を長くしたT字上のボスと、他方をI字型の形状とし
たT、I型でも同じ効果が得られる。
る。その実施例の詳細な断面図を図6に示す。図6は従
来例を示す図5に相当し、さらには図3のB−B’断面
図に相当する。本発明では、主車輪8の中心軸には主車
輪ピン11があり、そのラジアル方向に向って外側に左
右2つのT字型のボス58右と同ボス58左によって、
同ボスの寸法より多少大きめの弾性体56を左右から締
めつけ余圧を与えるように挟持している。この左右のボ
ス58は組立ボルト57にてはずれないように挟持さ
れ、さらに左右のボス58の中心部はインナ−プレ−ト
59で支持されている。尚、この左右のボス58は英字
のT字型を横にした形状のボス58を左右2個を組み合
わせたT、T型形状でを記載してあるが、該T字型の一
方を長くしたT字上のボスと、他方をI字型の形状とし
たT、I型でも同じ効果が得られる。
【0010】前記弾性体56のラジアル方向の外側(図
6では上方向)には、弾性体の偏り(一方のみが圧縮さ
れる:非調心性)を防止するためスリ−ブ13が取りつ
けられいる。その外側には左右2ケのボ−ルベアリング
30、30がスラストリング55にて挟止され車輪の振
動に対してスム−スに振動させると共に、その外側にハ
ブ53が、さらにその外側にタイヤ51と共に左右のフ
ランジ52により組立ボルト54で挟持されている。前
記弾性体56は実験の結果前記タイヤに使用されている
ウレタン樹脂製ゴムが良い結果を得た。また前記タイヤ
51には前記実施例では前記のウレタンゴムが採用され
ているが、以下に説明する弾性効果をも含めると、実施
例のウレタンゴムの他、鉄によるタイヤを採用すること
も可能となった。さらには左右のフランジ52と、ハブ
53と、鉄製のタイヤ51を一体化し鉄製の部材で構成
することも可能である。
6では上方向)には、弾性体の偏り(一方のみが圧縮さ
れる:非調心性)を防止するためスリ−ブ13が取りつ
けられいる。その外側には左右2ケのボ−ルベアリング
30、30がスラストリング55にて挟止され車輪の振
動に対してスム−スに振動させると共に、その外側にハ
ブ53が、さらにその外側にタイヤ51と共に左右のフ
ランジ52により組立ボルト54で挟持されている。前
記弾性体56は実験の結果前記タイヤに使用されている
ウレタン樹脂製ゴムが良い結果を得た。また前記タイヤ
51には前記実施例では前記のウレタンゴムが採用され
ているが、以下に説明する弾性効果をも含めると、実施
例のウレタンゴムの他、鉄によるタイヤを採用すること
も可能となった。さらには左右のフランジ52と、ハブ
53と、鉄製のタイヤ51を一体化し鉄製の部材で構成
することも可能である。
【0011】また本発明では弾性体56において、車輪
の厚み方向で中心部(図6では中心部)を左右側面より
厚く、側面部(図6で左右方向)を薄くすることによっ
て、弾性効果を落とさずに、車輪の非調心性(車輪全体
が中心部から周縁部方向で「く」の字状に偏心するこ
と)を少なくすることが出来る。さらに実験の結果、前
記弾性体を車輪のボ−ルベアリング30、30の車輪の
中心部の非回転部分に設けることで、肉厚の弾性体の採
用を可能としその弾性効果高めることが出来る。また本
発明では車輪の略中心部の非回転部分に弾性体56を装
填するため、該弾性体56の外側が車輪の中心部に向か
って偏心する。よって該弾性体56の外側に弾性体56
を挟持するスリ−ブ13とその外側のボ−ルベアリング
30、30をスラストリング55で挟持することで、弾
性振動の際の回転部の動きをスム−スにすることが出来
る。
の厚み方向で中心部(図6では中心部)を左右側面より
厚く、側面部(図6で左右方向)を薄くすることによっ
て、弾性効果を落とさずに、車輪の非調心性(車輪全体
が中心部から周縁部方向で「く」の字状に偏心するこ
と)を少なくすることが出来る。さらに実験の結果、前
記弾性体を車輪のボ−ルベアリング30、30の車輪の
中心部の非回転部分に設けることで、肉厚の弾性体の採
用を可能としその弾性効果高めることが出来る。また本
発明では車輪の略中心部の非回転部分に弾性体56を装
填するため、該弾性体56の外側が車輪の中心部に向か
って偏心する。よって該弾性体56の外側に弾性体56
を挟持するスリ−ブ13とその外側のボ−ルベアリング
30、30をスラストリング55で挟持することで、弾
性振動の際の回転部の動きをスム−スにすることが出来
る。
【0012】以上の説明したように構成することで主車
輪8のタイヤ51がレ−ル3との転接により生じる騒
音、振動等は、第1段階でタイヤ51で緩衝を吸収さ
せ、さらに第2段階で弾性体56で減衰され、主車輪ピ
ン11を介して車台に伝達される係数を十分減衰させる
ことが出来る。本実施例では以上の構成をロ−ラコ−ス
タ−のほぼ全加重が掛かる主車輪8の二ケの車輪に採用
されているが、さらに車台の左右、前後の各車輪の主車
輪にも適用されて全体の振動、騒音、摩擦音等々を減少
させている。また、前記した主車輪8のほか、受車輪1
0、横車輪9にも採用することができる。
輪8のタイヤ51がレ−ル3との転接により生じる騒
音、振動等は、第1段階でタイヤ51で緩衝を吸収さ
せ、さらに第2段階で弾性体56で減衰され、主車輪ピ
ン11を介して車台に伝達される係数を十分減衰させる
ことが出来る。本実施例では以上の構成をロ−ラコ−ス
タ−のほぼ全加重が掛かる主車輪8の二ケの車輪に採用
されているが、さらに車台の左右、前後の各車輪の主車
輪にも適用されて全体の振動、騒音、摩擦音等々を減少
させている。また、前記した主車輪8のほか、受車輪1
0、横車輪9にも採用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明における車
輪の振動防止装置によれば、従来の樹脂体のみによるタ
イヤの弾性効果の場合、該樹脂体の硬度、厚さ、・・・
の条件により、接触摩擦係数が異なりロ−ラコ−スタ−
のスピ−ドに大きな影響を与える。本実施例において
は、タイヤの樹脂体の硬度を大きくとるか、前述の鉄製
のタイヤを採用することで、タイヤとレ−ルの接触摩擦
係数を小さくし、中段に配した弾性体によって振動、摩
擦を大きく低減させることができる。また、本発明にお
ける実施例はロ−ラ−コ−スラ−の主車輪に採用した場
合で説明してあるが、モノレ−ル等その他の車輪に於て
も実施出来ることは言うまでもない。
輪の振動防止装置によれば、従来の樹脂体のみによるタ
イヤの弾性効果の場合、該樹脂体の硬度、厚さ、・・・
の条件により、接触摩擦係数が異なりロ−ラコ−スタ−
のスピ−ドに大きな影響を与える。本実施例において
は、タイヤの樹脂体の硬度を大きくとるか、前述の鉄製
のタイヤを採用することで、タイヤとレ−ルの接触摩擦
係数を小さくし、中段に配した弾性体によって振動、摩
擦を大きく低減させることができる。また、本発明にお
ける実施例はロ−ラ−コ−スラ−の主車輪に採用した場
合で説明してあるが、モノレ−ル等その他の車輪に於て
も実施出来ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロ−ラコ−スタ−の側面図
【図2】ロ−ラコ−スタ−の平面図
【図3】ロ−ラコ−スタ−の車輪装置部の各大図
【図4】図3の車輪装置部の部分断面図
【図5】図3の車輪装置部の主車輪8の部分断面図
【図6】本発明の主車輪8の部分断面図
1、ロ−ラコ−スタ−本体のボギ−ア−ム 2、車輪の取付ア−ム 3、レ−ル 7、受ロ−ラ軸 8、主車輪 9、横車輪 10、受車輪 11、主車輪の主軸ピン 12、横車輪の横車輪ピン 13、主車輪のスリ−ブ 17、タイヤ 18、ハブ 30、主車輪のボ−ルベアリング 51、タイヤ 52、フランジ 53、ハブ 54、組立ボルトA 55、スラストリング 56、緩衝材 57、組立ボルトB 58、ボス 59、インナ−プレ−ト
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 軌道走行車輛の車輪振動防止装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊園地等に設置され
パイプまたは丸棒により構成されたレ−ルと、そのレ−
ル上を走行するジェットコ−スタ−やロ−ラコ−スタ−
等々のアミュ−ズメント用軌道走行式遊戯用乗物におけ
る車輪の振動防止装置に関する。
パイプまたは丸棒により構成されたレ−ルと、そのレ−
ル上を走行するジェットコ−スタ−やロ−ラコ−スタ−
等々のアミュ−ズメント用軌道走行式遊戯用乗物におけ
る車輪の振動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地等に設置されているジェットコ−
スタ−やロ−ラコ−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌
道走行式遊戯用乗物(以下総称して「ロ−ラコ−スタ
−」と記す)は、図1および図2に示すように、鋼製で
断面が円形のパイプまたは丸棒にて構成されたレ−ル
と、乗客を載せる車台の下部に前記レ−ルに接する前後
左右対の主車輪と、この主車輪がレ−ルから所定距離以
上離れるのを防止する脱輪規制用の受車輪とが設けてあ
り、さらに主車輪と受車輪の他に横移動規制用の横車輪
が設けてある。ロ−ラコ−スタ−の主車輪は、車輛及び
乗客の全加重を支える走行用の車輪であり車輛が正常に
運行している場合は通常レ−ル上面を転接している。し
かし主車輪はこのレ−ルとの転接により衝撃、騒音、振
動が生じ機械強度の劣化、及び乗り心地に悪い影響を与
えている。よって、これら車体の左右に対をなして備え
てある主車輪には、それぞれ図4及び図5に示すよう
に、各車輪の回転部分の最外側のレ−ルに転接する部分
にウレタン樹脂によるタイヤを装着して、該樹脂の弾性
効果を利用してレ−ルと主車輪の転接により発生する衝
撃、騒音、振動を減衰させているが、十分な減衰効果が
得られていない。
スタ−やロ−ラコ−スタ−等々のアミュ−ズメント用軌
道走行式遊戯用乗物(以下総称して「ロ−ラコ−スタ
−」と記す)は、図1および図2に示すように、鋼製で
断面が円形のパイプまたは丸棒にて構成されたレ−ル
と、乗客を載せる車台の下部に前記レ−ルに接する前後
左右対の主車輪と、この主車輪がレ−ルから所定距離以
上離れるのを防止する脱輪規制用の受車輪とが設けてあ
り、さらに主車輪と受車輪の他に横移動規制用の横車輪
が設けてある。ロ−ラコ−スタ−の主車輪は、車輛及び
乗客の全加重を支える走行用の車輪であり車輛が正常に
運行している場合は通常レ−ル上面を転接している。し
かし主車輪はこのレ−ルとの転接により衝撃、騒音、振
動が生じ機械強度の劣化、及び乗り心地に悪い影響を与
えている。よって、これら車体の左右に対をなして備え
てある主車輪には、それぞれ図4及び図5に示すよう
に、各車輪の回転部分の最外側のレ−ルに転接する部分
にウレタン樹脂によるタイヤを装着して、該樹脂の弾性
効果を利用してレ−ルと主車輪の転接により発生する衝
撃、騒音、振動を減衰させているが、十分な減衰効果が
得られていない。
【0003】しかし、最近ロ−ラコ−スタ−の時速は早
くなる方向にあり、よってロ−ラコ−スタ−装置全体か
ら発生する騒音、振動がさらに大きくなる傾向にある等
の問題があった。主車輪の転接により発生する騒音、振
動をより減衰させるには、前記の主車輪の最外側に設け
たタイヤ部分を厚くすればその弾性効果が大きくなり騒
音、振動をより減衰させることが出来るが、レ−ルと車
輪との接触面積が増加し、よって摩擦抵抗が増えるので
ロ−ラコ−スタ−のスピ−ドに影響するため、タイヤ部
分をむやみに厚くすることは出来ない等の問題があっ
た。
くなる方向にあり、よってロ−ラコ−スタ−装置全体か
ら発生する騒音、振動がさらに大きくなる傾向にある等
の問題があった。主車輪の転接により発生する騒音、振
動をより減衰させるには、前記の主車輪の最外側に設け
たタイヤ部分を厚くすればその弾性効果が大きくなり騒
音、振動をより減衰させることが出来るが、レ−ルと車
輪との接触面積が増加し、よって摩擦抵抗が増えるので
ロ−ラコ−スタ−のスピ−ドに影響するため、タイヤ部
分をむやみに厚くすることは出来ない等の問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおりロ−ラコ
−スタ−の騒音、振動を減衰させるために車輪の最外側
のレ−ルに転接する部分にウレタン樹脂によるタイヤを
装着し、該樹脂の弾性効果を利用して騒音、振動を減衰
させている。しかし、前記した通りロ−ラコ−スタ−の
走行スピ−ドが遅い時には走行時の騒音、振動は大きな
問題とはならなかったが、最近のロ−ラコ−スタ−のよ
うに走行スピ−ドが時速150km近くなると、騒音、
振動はさらに大きくなる。よって騒音、振動の大幅な減
衰技術が求められている。
−スタ−の騒音、振動を減衰させるために車輪の最外側
のレ−ルに転接する部分にウレタン樹脂によるタイヤを
装着し、該樹脂の弾性効果を利用して騒音、振動を減衰
させている。しかし、前記した通りロ−ラコ−スタ−の
走行スピ−ドが遅い時には走行時の騒音、振動は大きな
問題とはならなかったが、最近のロ−ラコ−スタ−のよ
うに走行スピ−ドが時速150km近くなると、騒音、
振動はさらに大きくなる。よって騒音、振動の大幅な減
衰技術が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は次の点を特徴とする。すなわち、前記の
問題点であるロ−ラコ−スタ−の車輪とレ−ルの摩擦抵
抗を大きくせずに騒音、振動に対する問題を解決するた
めに、本発明では走行車輪の中間に弾性体を装填し、該
弾性体の弾性効果を利用して振動、騒音を吸収させ、車
輪の騒音、振動を大幅に減衰し、合わせてレ−ルとタイ
ヤの摩擦抵抗を少なくし所定の(ロ−ラコ−スタ−の)
走行スピ−ドを得ようとするものである。
ために本発明は次の点を特徴とする。すなわち、前記の
問題点であるロ−ラコ−スタ−の車輪とレ−ルの摩擦抵
抗を大きくせずに騒音、振動に対する問題を解決するた
めに、本発明では走行車輪の中間に弾性体を装填し、該
弾性体の弾性効果を利用して振動、騒音を吸収させ、車
輪の騒音、振動を大幅に減衰し、合わせてレ−ルとタイ
ヤの摩擦抵抗を少なくし所定の(ロ−ラコ−スタ−の)
走行スピ−ドを得ようとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明における一実施例に
ついて図1ないし図6を用いて説明する。本実施例の形
態はロ−ラコ−スタ−に適用した場合の例で、図1はロ
−ラコ−スタ−の側面図で、図2はそのロ−ラコ−スタ
−の正面図である。両図において車台41にはお客様を
乗せ、その下部には後部に車台を連結する際のボギ−ア
−ム42等があり、ボギ−ア−ム42の前後左右の下部
には車輪を取りつけるための車輪取付ア−ム43があ
る。図2のロ−ラコ−スタ−のにおいて車軸取付ア−ム
43の左右のそれぞれに取り付けられた主車輪2ケ、受
車輪1ケ、横車輪が2ケの場合を示図3に車輪組立図を
示す。図3の車輪組立図のA−A’断面図を図4に、同
B−B’断面図を図5示す。図3において図の中央部の
横長の円柱は軌道走行用のレ−ル3である。その上部に
は車軸取付ア−ム2に取り付けられ乗客および車台4
1、ボギ−ア−ム42の全荷重がかかる主車輪8、8で
ある。さらにレ−ル3の下部には主車輪8、8がレ−ル
から所定距離以上離れないように受車輪10が、さらに
は主車輪8と受車輪10からそれぞれ90度離れた位置
に横移動規制用の横車輪9が取り付けられている。
ついて図1ないし図6を用いて説明する。本実施例の形
態はロ−ラコ−スタ−に適用した場合の例で、図1はロ
−ラコ−スタ−の側面図で、図2はそのロ−ラコ−スタ
−の正面図である。両図において車台41にはお客様を
乗せ、その下部には後部に車台を連結する際のボギ−ア
−ム42等があり、ボギ−ア−ム42の前後左右の下部
には車輪を取りつけるための車輪取付ア−ム43があ
る。図2のロ−ラコ−スタ−のにおいて車軸取付ア−ム
43の左右のそれぞれに取り付けられた主車輪2ケ、受
車輪1ケ、横車輪が2ケの場合を示図3に車輪組立図を
示す。図3の車輪組立図のA−A’断面図を図4に、同
B−B’断面図を図5示す。図3において図の中央部の
横長の円柱は軌道走行用のレ−ル3である。その上部に
は車軸取付ア−ム2に取り付けられ乗客および車台4
1、ボギ−ア−ム42の全荷重がかかる主車輪8、8で
ある。さらにレ−ル3の下部には主車輪8、8がレ−ル
から所定距離以上離れないように受車輪10が、さらに
は主車輪8と受車輪10からそれぞれ90度離れた位置
に横移動規制用の横車輪9が取り付けられている。
【0007】図3における中央上部の円形はキャップ2
5で左右の車軸取付ア−ム2にボギ−ア−ム42を連結
する部材の露出を覆う安全カバ−である。図4及び図5
において、本実施例の場合主車輪8の直径は約300m
m、受車輪は約185mm、横車輪の直径は約200m
mである。主車輪ピン11は主車輪8の回転軸である。
該ピンは主軸取付ア−ム2に主車輪8を固定する為の部
材である。主車輪8は該回転軸からラジアル方向に向か
って外側(図5では上方向)にスリ−ブ13と、その外
側に主車輪用の左右に対をなすボ−ルベアリング30、
30と、さらにその外側には主車輪用の(電車の線路の
断面図の形をなした)ハブ18と、そして最外側にはウ
レタン樹脂によるタイヤ17が係止せられ主車輪8を構
成している。該ウレタン樹脂のタイヤ17が図4におけ
るレ−ル3とS点で転接し、回転することでロ−ラコ−
スタ−の車台41がレ−ル3の高位置から低位置に向か
って降下、前進する。
5で左右の車軸取付ア−ム2にボギ−ア−ム42を連結
する部材の露出を覆う安全カバ−である。図4及び図5
において、本実施例の場合主車輪8の直径は約300m
m、受車輪は約185mm、横車輪の直径は約200m
mである。主車輪ピン11は主車輪8の回転軸である。
該ピンは主軸取付ア−ム2に主車輪8を固定する為の部
材である。主車輪8は該回転軸からラジアル方向に向か
って外側(図5では上方向)にスリ−ブ13と、その外
側に主車輪用の左右に対をなすボ−ルベアリング30、
30と、さらにその外側には主車輪用の(電車の線路の
断面図の形をなした)ハブ18と、そして最外側にはウ
レタン樹脂によるタイヤ17が係止せられ主車輪8を構
成している。該ウレタン樹脂のタイヤ17が図4におけ
るレ−ル3とS点で転接し、回転することでロ−ラコ−
スタ−の車台41がレ−ル3の高位置から低位置に向か
って降下、前進する。
【0008】しかしロ−ラコ−スタ−のレ−ル3はその
性質上大小の曲線にて構成されており、直線部分は少な
いために主車輪8と受車輪10との間隔は一定間隔(レ
−ルの直径)以上離れており、したがって主車輪8と受
車輪10が走行中レ−ル3との転接による騒音、振動が
発生する。該騒音、振動はロ−ラコ−スタ−のスピ−ド
が早くなればなるほど大きくなる傾向にある。この場合
の騒音、振動音は相当大きくなり、遊園地の敷地外にも
迷惑をかけている状況にある。
性質上大小の曲線にて構成されており、直線部分は少な
いために主車輪8と受車輪10との間隔は一定間隔(レ
−ルの直径)以上離れており、したがって主車輪8と受
車輪10が走行中レ−ル3との転接による騒音、振動が
発生する。該騒音、振動はロ−ラコ−スタ−のスピ−ド
が早くなればなるほど大きくなる傾向にある。この場合
の騒音、振動音は相当大きくなり、遊園地の敷地外にも
迷惑をかけている状況にある。
【0009】以上の要求からなされたのが本発明であ
る。その実施例の詳細な断面図を図6に示す。図6は従
来例を示す図5に相当し、さらには図3のB−B’断面
図に相当する。本発明では主車輪8の中心軸には車軸取
付ア−ム2に固定するために主車輪ピン11があり、該
ピンの軸中心からそのラジアル方向に向ってに左右2つ
のT字型のボス58右と同ボス58左によって、同ボス
の寸法より多少大きめの弾性体56を左右から締めつけ
余圧を与えるように挟持されている。該左右のボス58
は組立ボルト57にて左右がはなれないように挟持さ
れ、さらに左右のボス58の中心部はインナ−プレ−ト
59で支持されている。尚、前記左右のボス58は本実
施例の図面では断面英字のT字型を横にした形状のボス
58を左右2個を組み合わせたT、T型形状で記載して
あるが、該T字型の一方を長くしたT字状のボスと、他
方をI字型の形状としたT、I型形状でも同様の効果が
得られる。
る。その実施例の詳細な断面図を図6に示す。図6は従
来例を示す図5に相当し、さらには図3のB−B’断面
図に相当する。本発明では主車輪8の中心軸には車軸取
付ア−ム2に固定するために主車輪ピン11があり、該
ピンの軸中心からそのラジアル方向に向ってに左右2つ
のT字型のボス58右と同ボス58左によって、同ボス
の寸法より多少大きめの弾性体56を左右から締めつけ
余圧を与えるように挟持されている。該左右のボス58
は組立ボルト57にて左右がはなれないように挟持さ
れ、さらに左右のボス58の中心部はインナ−プレ−ト
59で支持されている。尚、前記左右のボス58は本実
施例の図面では断面英字のT字型を横にした形状のボス
58を左右2個を組み合わせたT、T型形状で記載して
あるが、該T字型の一方を長くしたT字状のボスと、他
方をI字型の形状としたT、I型形状でも同様の効果が
得られる。
【0010】前記弾性体56のラジアル方向の外側(図
6では上方向)には、弾性体の偏り(一方のみが圧縮さ
れる:非調心性)を防止するためスリ−ブ13が取りつ
けられいる。その外側には左右2ケのボ−ルベアリング
30、30がスラストリング55にて挟持され車輪の振
動に対してスム−スに振動させると共に、その外側にハ
ブ53が、さらにその外側にタイヤ51と共に左右のフ
ランジ52により組立ボルト54で離れないよう挟持さ
れている。前記弾性体56は実験の結果前記タイヤに使
用されているウレタン樹脂製のゴムが最も減衰効果に良
い結果を得ている。また前記実施例では前記のウレタン
樹脂製のゴムが採用された結果、以下に説明する弾性効
果をも含めると、実施例記載のウレタン樹脂製ゴムの
他、鋼鉄によるタイヤ(51)を採用することも可能と
なった。さらには左右のフランジ52と、ハブ53と、
鋼鉄製のタイヤ51を一体化し鉄製の鋼材で構成するこ
とも可能である。
6では上方向)には、弾性体の偏り(一方のみが圧縮さ
れる:非調心性)を防止するためスリ−ブ13が取りつ
けられいる。その外側には左右2ケのボ−ルベアリング
30、30がスラストリング55にて挟持され車輪の振
動に対してスム−スに振動させると共に、その外側にハ
ブ53が、さらにその外側にタイヤ51と共に左右のフ
ランジ52により組立ボルト54で離れないよう挟持さ
れている。前記弾性体56は実験の結果前記タイヤに使
用されているウレタン樹脂製のゴムが最も減衰効果に良
い結果を得ている。また前記実施例では前記のウレタン
樹脂製のゴムが採用された結果、以下に説明する弾性効
果をも含めると、実施例記載のウレタン樹脂製ゴムの
他、鋼鉄によるタイヤ(51)を採用することも可能と
なった。さらには左右のフランジ52と、ハブ53と、
鋼鉄製のタイヤ51を一体化し鉄製の鋼材で構成するこ
とも可能である。
【0011】また本発明では弾性体56において、車輪
の厚み方向で中心部を左右側面より厚く、側面部を薄く
することによって、弾性効果を落とさずに、車輪の非調
心性(車輪全体が中心部から周縁部方向で「く」の字状
に偏心すること)を少なくすることが出来る。さらに実
験の結果、前記弾性体を車輪のボ−ルベアリング30、
30の車輪の中心部の非回転部分に設けることで、厚肉
の弾性体の採用を可能としその弾性効果をさらに高める
ことが出来る。また本発明では車輪の略中心部の非回転
部分に弾性体56を装填しているため、該弾性体56の
外側が車輪の中心部に向かって偏心する。よって該弾性
体56の外側に弾性体56を挟持するスリ−ブ13とそ
の外側のボ−ルベアリング30、30をスラストリング
55で挟持することで、弾性振動の際の回転部の動きを
スム−スにすることが出来る。
の厚み方向で中心部を左右側面より厚く、側面部を薄く
することによって、弾性効果を落とさずに、車輪の非調
心性(車輪全体が中心部から周縁部方向で「く」の字状
に偏心すること)を少なくすることが出来る。さらに実
験の結果、前記弾性体を車輪のボ−ルベアリング30、
30の車輪の中心部の非回転部分に設けることで、厚肉
の弾性体の採用を可能としその弾性効果をさらに高める
ことが出来る。また本発明では車輪の略中心部の非回転
部分に弾性体56を装填しているため、該弾性体56の
外側が車輪の中心部に向かって偏心する。よって該弾性
体56の外側に弾性体56を挟持するスリ−ブ13とそ
の外側のボ−ルベアリング30、30をスラストリング
55で挟持することで、弾性振動の際の回転部の動きを
スム−スにすることが出来る。
【0012】以上の説明したように構成することで主車
輪8のタイヤ51がレ−ル3との転接により生じる騒
音、振動等は、十分減衰させることが出来る。本実施例
ではロ−ラコ−スタ−のほぼ全加重が掛かる主車輪8の
二ケの車輪に採用された例としてあるが、さらに車台の
左右、前後の各車輪の主車輪8にも適用されて全体の振
動、騒音、摩擦音等々を減少させている。また、前記し
た主車輪8のほか、受車輪10、横車輪9にも採用する
ことでさらに効果を向上させることができる。
輪8のタイヤ51がレ−ル3との転接により生じる騒
音、振動等は、十分減衰させることが出来る。本実施例
ではロ−ラコ−スタ−のほぼ全加重が掛かる主車輪8の
二ケの車輪に採用された例としてあるが、さらに車台の
左右、前後の各車輪の主車輪8にも適用されて全体の振
動、騒音、摩擦音等々を減少させている。また、前記し
た主車輪8のほか、受車輪10、横車輪9にも採用する
ことでさらに効果を向上させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明における車
輪の振動防止装置によれば、従来の樹脂体のみによるタ
イヤの弾性効果の場合、該樹脂体の硬度、厚さ、・・・
の条件により、接触摩擦係数が異なりロ−ラコ−スタ−
のスピ−ドに大きな影響を与えている。本実施例におい
ては、タイヤの弾性体の硬度を大きくとるか、前述の鋼
製のタイヤを採用することで、タイヤとレ−ルの接触摩
擦係数を小さくし、中段に配した弾性体によって振動、
摩擦を大きく減衰させることもできる。また、本発明に
おける実施例はロ−ラ−コ−スタ−の主車輪に採用した
場合で説明してあるが、モノレ−ル等その他の車輪に於
ても実施出来ることは言うまでもない。
輪の振動防止装置によれば、従来の樹脂体のみによるタ
イヤの弾性効果の場合、該樹脂体の硬度、厚さ、・・・
の条件により、接触摩擦係数が異なりロ−ラコ−スタ−
のスピ−ドに大きな影響を与えている。本実施例におい
ては、タイヤの弾性体の硬度を大きくとるか、前述の鋼
製のタイヤを採用することで、タイヤとレ−ルの接触摩
擦係数を小さくし、中段に配した弾性体によって振動、
摩擦を大きく減衰させることもできる。また、本発明に
おける実施例はロ−ラ−コ−スタ−の主車輪に採用した
場合で説明してあるが、モノレ−ル等その他の車輪に於
ても実施出来ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロ−ラコ−スタ−の側面図
【図2】ロ−ラコ−スタ−の正面図
【図3】ロ−ラコ−スタ−の車輪装置部の拡大図
【図4】図3の車輪装置部の部分断面図
【図5】図3の車輪装置部の主車輪8の部分断面図
【図6】本発明の主車輪8の部分断面図
【符号の説明】 1、ロ−ラコ−スタ−本体のボギ−ア−ム 2、車軸の取付ア−ム 3、レ−ル 7、受ロ−ラ軸 8、主車輪 9、横車輪 10、受車輪 11、主車輪の主軸ピン 12、横車輪の横車輪ピン 13、主車輪のスリ−ブ 17、タイヤ 18、ハブ 30、主車輪のボ−ルベアリング41、車台 42、ボギ−ア−ム 43、車輪取付ア−ム 51、タイヤ52、フランジ53、ハブ54、組立ボル
トA 55、スラストリング 56、弾性体 57、組立ボルトB 58、ボス
トA 55、スラストリング 56、弾性体 57、組立ボルトB 58、ボス
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (5)
- 【請求項1】レ−ルにより構成された軌道と、このレ−
ルに転接する主車輪および前記主車輪が前記レ−ルから
所定距離以上離れないように規制する複数の受車輪、横
車輪を車体に取りつけてなる車輛とを備え、前記レ−ル
に沿って走行する軌道走行式遊戯用乗物において、 前記レ−ルに転接する車輪の内部に弾性体を備え、該弾
性体の弾性効果によって車輪の転接により発生する振動
を吸収してなることを特長とする軌道走行車輛の車輪振
動防止装置 - 【請求項2】前記レ−ルに転接する車輪内部の弾性体に
ウレタンゴムを用いたことを特長とする前記請求項1記
載の軌道走行式遊戯用乗物の車輪振動防止装置 - 【請求項3】前記車輪内部の弾性体において、左右のボ
スの距離の大きさに対して弾性体の幅を大きくし、組立
ボルトにて該弾性体を締めつけ余圧を与えることで車輪
全体のふらつきを防止した事を特長とする前記請求項1
記載の軌道走行車輛の車輪振動防止装置 - 【請求項4】前記車輪内部の弾性体を回転摩擦軽減の為
に装備した車輪のボ−ルベアリングより内側(ラジアル
方向で内側)の非回転側に設けたことを特長とする前記
請求項1記載の軌道走行車輛の車輪振動防止装置 - 【請求項5】前記車輪内部の回転摩擦軽減の為に装備し
た車輪のベアリングの内側の非回転側に弾性体を設け、
そのラジアル方向で外側にスリ−ブとスラストリングを
設けたことを特長とする前記請求項1記載の軌道走行車
輛の車輪振動防止装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33946397A JPH11156055A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軌道走行車輛の車輪振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33946397A JPH11156055A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軌道走行車輛の車輪振動防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156055A true JPH11156055A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18327714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33946397A Pending JPH11156055A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 軌道走行車輛の車輪振動防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11156055A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001058551A1 (en) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | The Wheel Thing, Inc. | Wheel assembly for a roller coaster |
| KR100459973B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2004-12-03 | 센요 고교 가부시키가이샤 | 인원 수송장치 |
| CN102295010A (zh) * | 2011-05-30 | 2011-12-28 | 深圳华强文化科技集团股份有限公司 | 一种用于“t”型轨道的导向机构 |
| CN105752840A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-07-13 | 长治市潞安合力机械有限责任公司 | 单轨吊重型行走小车 |
| CN106582034A (zh) * | 2017-01-10 | 2017-04-26 | 北京中冶设备研究设计总院有限公司 | 一种具有缓冲及偏心调整功能的过山车轮系装置 |
| CN111071266A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-28 | 深圳华侨城卡乐农业旅游科技有限公司 | 一种观景行车系统 |
| KR20200053206A (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-18 | 김석만 | 모노레일 바이크 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP33946397A patent/JPH11156055A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001058551A1 (en) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | The Wheel Thing, Inc. | Wheel assembly for a roller coaster |
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| CN105752840A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-07-13 | 长治市潞安合力机械有限责任公司 | 单轨吊重型行走小车 |
| CN105752840B (zh) * | 2016-03-30 | 2024-02-09 | 长治市潞安合力机械有限责任公司 | 单轨吊重型行走小车 |
| CN106582034A (zh) * | 2017-01-10 | 2017-04-26 | 北京中冶设备研究设计总院有限公司 | 一种具有缓冲及偏心调整功能的过山车轮系装置 |
| KR20200053206A (ko) * | 2018-11-08 | 2020-05-18 | 김석만 | 모노레일 바이크 |
| CN111071266A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-28 | 深圳华侨城卡乐农业旅游科技有限公司 | 一种观景行车系统 |
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