JPH11158943A - 循環型配水システム - Google Patents
循環型配水システムInfo
- Publication number
- JPH11158943A JPH11158943A JP32763497A JP32763497A JPH11158943A JP H11158943 A JPH11158943 A JP H11158943A JP 32763497 A JP32763497 A JP 32763497A JP 32763497 A JP32763497 A JP 32763497A JP H11158943 A JPH11158943 A JP H11158943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- distribution
- water distribution
- reservoir
- return pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小規模のシステムにより配水本管内の水質劣
化を予め防止できるようにする。 【解決手段】 浄水場からの上水を配水池3から水需要
家へ供給するための配水本管6a,6b,6cの途中
に、配水池3に至る戻り配管13a,13b,13cを
接続し、戻り配管13a,13b,13cの途中に、配
水中の夾雑物や溶解性物質を分離除去する活性炭吸着装
置や濾過装置またはその組合せから成る装置15a,1
5b,15cを設ける。
化を予め防止できるようにする。 【解決手段】 浄水場からの上水を配水池3から水需要
家へ供給するための配水本管6a,6b,6cの途中
に、配水池3に至る戻り配管13a,13b,13cを
接続し、戻り配管13a,13b,13cの途中に、配
水中の夾雑物や溶解性物質を分離除去する活性炭吸着装
置や濾過装置またはその組合せから成る装置15a,1
5b,15cを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水場から配水池
へ上水を送り、配水池から配水本管を介して水需要家へ
供給する配水システムに係り、より詳しくは、配水本管
内の水質劣化を防止できる循環型配水システムに関す
る。
へ上水を送り、配水池から配水本管を介して水需要家へ
供給する配水システムに係り、より詳しくは、配水本管
内の水質劣化を防止できる循環型配水システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、浄水場から配水池へ上水を送
り、配水池から配水本管を介して水需要家へ供給する配
水システムは知られている。例えば、厚生省監修「水道
施設設計指針・解説」1990 日本水道協会編 p.61
3 図-9.50 送・配水施設の制御例には、配水池から水需
要家の存在する各地区に対しそれぞれ配水本管を設け、
各配水本管は先止めして、配水池から水需要家方向への
み上水を流すパイプラインを形成したものが示されてい
る。
り、配水池から配水本管を介して水需要家へ供給する配
水システムは知られている。例えば、厚生省監修「水道
施設設計指針・解説」1990 日本水道協会編 p.61
3 図-9.50 送・配水施設の制御例には、配水池から水需
要家の存在する各地区に対しそれぞれ配水本管を設け、
各配水本管は先止めして、配水池から水需要家方向への
み上水を流すパイプラインを形成したものが示されてい
る。
【0003】このような水需要家方向へのみ上水を流動
させるパイプラインシステムにおいては、配水区域内の
水圧の均等化、需要が変動する時間帯間での水圧管理を
主目的としてシステムが構築されている。
させるパイプラインシステムにおいては、配水区域内の
水圧の均等化、需要が変動する時間帯間での水圧管理を
主目的としてシステムが構築されている。
【0004】ところで、上水の使用量が激減する夜間か
ら明け方にかけて、上水は配水管内に長時間滞留する。
このため、上水は配水管内で水質が劣化(赤錆、トリハ
ロメタンの生成など)する。しかし、配水池から水需要
家方向へのみ上水を流す配水システムにあっては、劣化
した水質を回復させることは難しい。
ら明け方にかけて、上水は配水管内に長時間滞留する。
このため、上水は配水管内で水質が劣化(赤錆、トリハ
ロメタンの生成など)する。しかし、配水池から水需要
家方向へのみ上水を流す配水システムにあっては、劣化
した水質を回復させることは難しい。
【0005】そこで、配水池よりも下流側の配水本管の
途中に切換弁を設け、この切換弁に配水池よりも上流側
の浄水場に至る戻り配管を接続して、配水本管内の水質
が劣化すると切換弁により配水流路を切り換え、劣化し
た上水を浄水場へ戻し、水質を回復させるようにした循
環型の配水システムが提案されている(特開平7−90
888号公報)。なお、これ以降、配水本管およびこれ
に接続する戻り配管内の上水を「配水」と称す。
途中に切換弁を設け、この切換弁に配水池よりも上流側
の浄水場に至る戻り配管を接続して、配水本管内の水質
が劣化すると切換弁により配水流路を切り換え、劣化し
た上水を浄水場へ戻し、水質を回復させるようにした循
環型の配水システムが提案されている(特開平7−90
888号公報)。なお、これ以降、配水本管およびこれ
に接続する戻り配管内の上水を「配水」と称す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浄水場は、
濾過槽など広いスペースを必要とする設備を擁してい
る。一方、配水池は浄水場で濾過された上水を受け入
れ、配水本管に配水するだけであるため、広いスペース
を必要としない。したがって、一般に浄水場は水源近く
に設置され、配水池は市街地の近辺に設置される。この
ため、従来の循環型配水システムのように、配水本管内
の滞留で水質が劣化した配水を浄水場へ戻すには、還流
路となる戻り配管の敷設距離が長くなり、戻り配管の敷
設費用が膨大なものとなる。
濾過槽など広いスペースを必要とする設備を擁してい
る。一方、配水池は浄水場で濾過された上水を受け入
れ、配水本管に配水するだけであるため、広いスペース
を必要としない。したがって、一般に浄水場は水源近く
に設置され、配水池は市街地の近辺に設置される。この
ため、従来の循環型配水システムのように、配水本管内
の滞留で水質が劣化した配水を浄水場へ戻すには、還流
路となる戻り配管の敷設距離が長くなり、戻り配管の敷
設費用が膨大なものとなる。
【0007】また、配水本管内の水質が劣化した配水
を、切換弁により配水流路を切り換えて浄水場へ戻すよ
うにしているため、還流させている間は、水需要家への
供給が断たれてしまう(節水状態となる)。
を、切換弁により配水流路を切り換えて浄水場へ戻すよ
うにしているため、還流させている間は、水需要家への
供給が断たれてしまう(節水状態となる)。
【0008】また、配水は配水本管内で水質が劣化して
も、一旦、浄水場で濾過された水であるために水質の回
復は容易で、水質回復のために浄水場のような大規模な
設備は必要なく、小規模の活性炭吸着装置や濾過装置ま
たはその組合せから成る装置が有れば十分である。
も、一旦、浄水場で濾過された水であるために水質の回
復は容易で、水質回復のために浄水場のような大規模な
設備は必要なく、小規模の活性炭吸着装置や濾過装置ま
たはその組合せから成る装置が有れば十分である。
【0009】いずれにしても、従来は配水本管内の水質
が劣化した場合に配水を循環させて水質の回復を図ると
いう消極的な考えに基づいてシステムが構築されてお
り、予め配水本管内の水質の劣化を防止するという概念
は存在していない。
が劣化した場合に配水を循環させて水質の回復を図ると
いう消極的な考えに基づいてシステムが構築されてお
り、予め配水本管内の水質の劣化を防止するという概念
は存在していない。
【0010】本発明の技術的課題は、小規模のシステム
により配水本管内の水質劣化を予め防止できるようにす
ることにある。
により配水本管内の水質劣化を予め防止できるようにす
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
循環型配水システムは、配水本管の途中に、配水池に至
る戻り配管を接続するとともに、戻り配管の途中に、配
水中に含まれる夾雑物や溶解性有機物等を分離除去する
活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそれらの組合
せから成る装置を設けたものである。この請求項1の発
明においては、配水本管の途中に配水池に至る戻り配管
を接続して、配水の一部を常に循環(流動)させるよう
にしているため、配水が配水管内に滞留することがなく
なって、赤水の発生が抑えられる。このため、配水の水
質の劣化を防止できる。更に、戻り配管の途中に設けた
活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそれらの組合
せから成る装置により、配水中に含まれる夾雑物や溶解
性微量有機物等が積極的に除去されるので、例えば消毒
用に添加される塩素と、配水中に含まれる農薬類に代表
される溶解性微量有機物との反応で生ずるトリハロメタ
ン(THM)の発生量を低減することができるようにな
る。
循環型配水システムは、配水本管の途中に、配水池に至
る戻り配管を接続するとともに、戻り配管の途中に、配
水中に含まれる夾雑物や溶解性有機物等を分離除去する
活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそれらの組合
せから成る装置を設けたものである。この請求項1の発
明においては、配水本管の途中に配水池に至る戻り配管
を接続して、配水の一部を常に循環(流動)させるよう
にしているため、配水が配水管内に滞留することがなく
なって、赤水の発生が抑えられる。このため、配水の水
質の劣化を防止できる。更に、戻り配管の途中に設けた
活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそれらの組合
せから成る装置により、配水中に含まれる夾雑物や溶解
性微量有機物等が積極的に除去されるので、例えば消毒
用に添加される塩素と、配水中に含まれる農薬類に代表
される溶解性微量有機物との反応で生ずるトリハロメタ
ン(THM)の発生量を低減することができるようにな
る。
【0012】また、本発明の請求項2に係る循環型配水
システムは、戻り配管の途中に返送ポンプを設けたもの
である。この請求項2の発明においては、配水区域が低
地区の場合に有効である。すなわち、低地区への配水
は、一般に自然流下式で行われる。したがって、循環系
内における配水区域からそれよりも高位置にある配水池
までは配水を還流させる手段が必要となる。戻り配管途
中に返送ポンプを設けることで、自然流下式により配水
が行われる低地区を対象とした配水システムに循環方式
を取り入れることができる。
システムは、戻り配管の途中に返送ポンプを設けたもの
である。この請求項2の発明においては、配水区域が低
地区の場合に有効である。すなわち、低地区への配水
は、一般に自然流下式で行われる。したがって、循環系
内における配水区域からそれよりも高位置にある配水池
までは配水を還流させる手段が必要となる。戻り配管途
中に返送ポンプを設けることで、自然流下式により配水
が行われる低地区を対象とした配水システムに循環方式
を取り入れることができる。
【0013】また、本発明の請求項3に係る循環型配水
システムは、戻り配管を、配水池からの配水を加圧して
水需要家へ供給するための配水ポンプの下流側に接続し
たものである。この請求項3の発明においては、配水区
域が中地区および高地区の場合に有効である。すなわ
ち、中地区および高地区への配水は、一般にポンプ加圧
式で行われ、同系統に対しては同一場程の配水ポンプが
使用される。したがって、戻り配管を、配水ポンプの下
流側に接続することで、中地区および高地区を対象とし
た配水システムに循環方式を取り入れることができる。
システムは、戻り配管を、配水池からの配水を加圧して
水需要家へ供給するための配水ポンプの下流側に接続し
たものである。この請求項3の発明においては、配水区
域が中地区および高地区の場合に有効である。すなわ
ち、中地区および高地区への配水は、一般にポンプ加圧
式で行われ、同系統に対しては同一場程の配水ポンプが
使用される。したがって、戻り配管を、配水ポンプの下
流側に接続することで、中地区および高地区を対象とし
た配水システムに循環方式を取り入れることができる。
【0014】また、本発明の請求項4に係る循環型配水
システムは、戻り配管の途中に流量を調節する調節弁を
設けたものである。この請求項4の発明においては、戻
り配管の途中に設けた調節弁により流量を調節すること
で、配水池への還流路を含む配水区域内の水圧の均等化
や、需要が変動する時間帯間での水圧管理が容易とな
り、水需要家へ供給可能状態におきながら配水の一部を
常に循環(流動)させることができる。
システムは、戻り配管の途中に流量を調節する調節弁を
設けたものである。この請求項4の発明においては、戻
り配管の途中に設けた調節弁により流量を調節すること
で、配水池への還流路を含む配水区域内の水圧の均等化
や、需要が変動する時間帯間での水圧管理が容易とな
り、水需要家へ供給可能状態におきながら配水の一部を
常に循環(流動)させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示実施形態により本発明
を説明する。図1は本発明の実施形態に係る循環型配水
システムを示す構成図である。
を説明する。図1は本発明の実施形態に係る循環型配水
システムを示す構成図である。
【0016】本実施形態の循環型配水システムは、図示
しない浄水場からの上水が、バッファ機能を持つポンプ
井1に一旦貯留されてから送水ポンプ2により配水池3
へ送られる。送水ポンプ2により配水池3へ送られる上
水の時間当たりの流量は、流量計4をみながら調節弁5
により調節され、一定となるように予め設定されてい
る。配水区域内に低地区、中地区および高地区がある場
合、配水本管6が各地区に対応して3系統6a,6b,
6c設けられ、水需要家とは分岐管7を介して接続され
る。
しない浄水場からの上水が、バッファ機能を持つポンプ
井1に一旦貯留されてから送水ポンプ2により配水池3
へ送られる。送水ポンプ2により配水池3へ送られる上
水の時間当たりの流量は、流量計4をみながら調節弁5
により調節され、一定となるように予め設定されてい
る。配水区域内に低地区、中地区および高地区がある場
合、配水本管6が各地区に対応して3系統6a,6b,
6c設けられ、水需要家とは分岐管7を介して接続され
る。
【0017】低地区の場合、配水池3は配水区域よりも
高位置にあるため、水圧を確保できる。したがって、低
地区の配水本管6aにはポンプを設ける必要がない。し
かし、中地区および高地区の場合、水圧を確保するため
のポンプが必要である。このため、配水本管6に配水ポ
ンプ8を設け、配水ポンプ8の下流側で分岐させて2系
統の配水本管6b,6cとしている。
高位置にあるため、水圧を確保できる。したがって、低
地区の配水本管6aにはポンプを設ける必要がない。し
かし、中地区および高地区の場合、水圧を確保するため
のポンプが必要である。このため、配水本管6に配水ポ
ンプ8を設け、配水ポンプ8の下流側で分岐させて2系
統の配水本管6b,6cとしている。
【0018】各配水本管6a,6b,6cには、それぞ
れの基端側に流量計9a,9b,9cが設置されている
とともに、各流量計9a,9b,9cの下流側にそれぞ
れ遠隔操作可能な弁が設置されている。これら弁のう
ち、低地区側の弁は、配水管の破裂など異常時における
事故防止用として設置されたもので、緊急遮断弁11と
して機能する。中地区側および高地区側の各弁は、それ
ぞれの配水区域内の適正な水量配分を目的として設置さ
れたもので、それぞれ流量を調節する調節弁12a,1
2bとして機能する。
れの基端側に流量計9a,9b,9cが設置されている
とともに、各流量計9a,9b,9cの下流側にそれぞ
れ遠隔操作可能な弁が設置されている。これら弁のう
ち、低地区側の弁は、配水管の破裂など異常時における
事故防止用として設置されたもので、緊急遮断弁11と
して機能する。中地区側および高地区側の各弁は、それ
ぞれの配水区域内の適正な水量配分を目的として設置さ
れたもので、それぞれ流量を調節する調節弁12a,1
2bとして機能する。
【0019】各配水本管6a,6b,6cの途中には、
それぞれ配水池3に至る戻り配管13a,13b,13
cが接続されている。低地区側の戻り配管13aには、
配水池3が高位置にあるため、途中に配水を還流させる
返送ポンプ14が設けられ、返送ポンプ14の下流側に
流量を調節する遠隔操作可能な調節弁12cが設けられ
ている。また中地区側および高地区側の各戻り配管13
b,13cの途中にも、それぞれ流量を調節する遠隔操
作可能な調節弁12d,12eが設けられている。これ
ら戻り配管13a,13b,13c側の調節弁12c,
12d,12eは、各戻り配管13a,13b,13c
の配水池3側端部が開放されているために必要なもので
あり、これら調節弁12c,12d,12eと中地区側
および高地区側の各配水本管6b,6cに設けた調節弁
12a,12bを調整することによって、配水池3への
還流路を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変動
する時間帯間での水圧管理が容易となる。
それぞれ配水池3に至る戻り配管13a,13b,13
cが接続されている。低地区側の戻り配管13aには、
配水池3が高位置にあるため、途中に配水を還流させる
返送ポンプ14が設けられ、返送ポンプ14の下流側に
流量を調節する遠隔操作可能な調節弁12cが設けられ
ている。また中地区側および高地区側の各戻り配管13
b,13cの途中にも、それぞれ流量を調節する遠隔操
作可能な調節弁12d,12eが設けられている。これ
ら戻り配管13a,13b,13c側の調節弁12c,
12d,12eは、各戻り配管13a,13b,13c
の配水池3側端部が開放されているために必要なもので
あり、これら調節弁12c,12d,12eと中地区側
および高地区側の各配水本管6b,6cに設けた調節弁
12a,12bを調整することによって、配水池3への
還流路を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変動
する時間帯間での水圧管理が容易となる。
【0020】また、各戻り配管13a,13b,13c
には、それぞれの調節弁12c,12d,12eの下流
側に活性炭吸着装置や濾過装置またはその組合せから成
る装置15a,15b,15cが設けられており、これ
ら活性炭吸着装置や濾過装置またはその組合せから成る
装置15a,15b,15cによって、各循環系内の配
水中に含まれる溶解性微量有機物等や夾雑物を除去でき
るようになっている。
には、それぞれの調節弁12c,12d,12eの下流
側に活性炭吸着装置や濾過装置またはその組合せから成
る装置15a,15b,15cが設けられており、これ
ら活性炭吸着装置や濾過装置またはその組合せから成る
装置15a,15b,15cによって、各循環系内の配
水中に含まれる溶解性微量有機物等や夾雑物を除去でき
るようになっている。
【0021】このように、本実施形態の循環型配水シス
テムは、各配水本管6a,6b,6cの途中に、それぞ
れ配水池3に至る戻り配管13a,13b,13cを接
続して、配水の一部を常に循環(流動)させるようにし
ているので、配水が配水管内に滞留することがなくなっ
て、赤水の発生がなくなるとともに、配水中に含まれる
溶解性微量有機物と消毒用に添加される塩素との反応で
生じたトリハロメタン(THM)の濃度が低減される。
このため、配水の水質が大幅に改善される。
テムは、各配水本管6a,6b,6cの途中に、それぞ
れ配水池3に至る戻り配管13a,13b,13cを接
続して、配水の一部を常に循環(流動)させるようにし
ているので、配水が配水管内に滞留することがなくなっ
て、赤水の発生がなくなるとともに、配水中に含まれる
溶解性微量有機物と消毒用に添加される塩素との反応で
生じたトリハロメタン(THM)の濃度が低減される。
このため、配水の水質が大幅に改善される。
【0022】また、各戻り配管13a,13b,13c
の途中にそれぞれ活性炭吸着装置や濾過装置またはその
組合せから成る装置15a,15b,15cを設けてい
るので、配水中に含まれる溶解性微量有機物や夾雑物を
除去でき、循環系内の水質を良好に維持することができ
る。
の途中にそれぞれ活性炭吸着装置や濾過装置またはその
組合せから成る装置15a,15b,15cを設けてい
るので、配水中に含まれる溶解性微量有機物や夾雑物を
除去でき、循環系内の水質を良好に維持することができ
る。
【0023】また、戻り配管13aの途中に返送ポンプ
14を設けているので、自然流下式により配水が行われ
る低地区を対象とした配水システムに循環方式を取り入
れることができる。
14を設けているので、自然流下式により配水が行われ
る低地区を対象とした配水システムに循環方式を取り入
れることができる。
【0024】また、戻り配管13b,13cを、配水池
3からの配水を加圧して水需要家へ供給する配水ポンプ
8の下流側に接続しているので、ポンプ加圧式により配
水が行われる中地区および高地区を対象とした配水シス
テムに循環方式を取り入れることができる。
3からの配水を加圧して水需要家へ供給する配水ポンプ
8の下流側に接続しているので、ポンプ加圧式により配
水が行われる中地区および高地区を対象とした配水シス
テムに循環方式を取り入れることができる。
【0025】また、各戻り配管13a,13b,13c
の途中に流量を調節する遠隔操作可能な調節弁12c,
12d,12eを設けているので、配水池3への還流路
を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変動する時
間帯間での水圧管理が容易となり、水需要家へ供給可能
状態におきながら配水の一部を常に循環(流動)させる
ことができる。
の途中に流量を調節する遠隔操作可能な調節弁12c,
12d,12eを設けているので、配水池3への還流路
を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変動する時
間帯間での水圧管理が容易となり、水需要家へ供給可能
状態におきながら配水の一部を常に循環(流動)させる
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、配水本管の途中に配水池に至る戻り配管を接続し
て、配水の一部を常に循環(流動)させるようにしたの
で、配水管内における配水の滞留がなくなって、赤水の
発生が抑えられ水質の劣化が防止できる。更に、戻り配
管の途中に活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそ
の組合せから成る装置を設けたので、配水中に含まれる
溶解性微量有機物や夾雑物を除去でき、消毒用に添加さ
れる塩素と溶解性微量有機物との反応で生ずるトリハロ
メタン(THM)の生成を低減できる。この結果、循環
系内の配水の水質が改善され、これを良好に維持するこ
とができる。
れば、配水本管の途中に配水池に至る戻り配管を接続し
て、配水の一部を常に循環(流動)させるようにしたの
で、配水管内における配水の滞留がなくなって、赤水の
発生が抑えられ水質の劣化が防止できる。更に、戻り配
管の途中に活性炭吸着装置、又は濾過装置、もしくはそ
の組合せから成る装置を設けたので、配水中に含まれる
溶解性微量有機物や夾雑物を除去でき、消毒用に添加さ
れる塩素と溶解性微量有機物との反応で生ずるトリハロ
メタン(THM)の生成を低減できる。この結果、循環
系内の配水の水質が改善され、これを良好に維持するこ
とができる。
【0027】また、請求項2の発明によれば、戻り配管
の途中に返送ポンプを設けたので、自然流下式により配
水が行われる低地区を対象とした配水システムに本発明
の循環方式を取り入れることができる。
の途中に返送ポンプを設けたので、自然流下式により配
水が行われる低地区を対象とした配水システムに本発明
の循環方式を取り入れることができる。
【0028】また、請求項3の発明によれば、戻り配管
を、配水池からの配水を加圧して水需要家へ供給するた
めの配水ポンプの下流側に接続したので、ポンプ加圧式
により配水が行われる中地区および高地区を対象とした
配水システムに本発明の循環方式を取り入れることがで
きる。
を、配水池からの配水を加圧して水需要家へ供給するた
めの配水ポンプの下流側に接続したので、ポンプ加圧式
により配水が行われる中地区および高地区を対象とした
配水システムに本発明の循環方式を取り入れることがで
きる。
【0029】また、請求項4の発明によれば、戻り配管
の途中に流量を調節する調節弁を設けたので、配水池へ
の還流路を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変
動する時間帯間での水圧管理が容易となり、水需要家へ
供給可能状態におきながら配水の一部を常に循環(流
動)させることができる。
の途中に流量を調節する調節弁を設けたので、配水池へ
の還流路を含む配水区域内の水圧の均等化や、需要が変
動する時間帯間での水圧管理が容易となり、水需要家へ
供給可能状態におきながら配水の一部を常に循環(流
動)させることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る循環型配水システムを
示す構成図である。
示す構成図である。
3 配水池 6,6a,6b,6c 配水本管 8 配水ポンプ 12c,12d,12e 調節弁 13a,13b,13c 戻り配管 14 返送ポンプ 15a,15b,15c 活性炭吸着装置や濾過装置ま
たはその組合せから成る装置
たはその組合せから成る装置
Claims (4)
- 【請求項1】 浄水場から配水池へ上水を送り、配水池
から配水本管を介して水需要家へ供給する配水システム
において、 前記配水本管の途中に、前記配水池に至る戻り配管を接
続するとともに、 該戻り配管の途中に、配水中の夾雑物や溶解性物質を分
離除去する活性炭吸着装置や濾過装置またはその組合せ
から成る装置を設けたことを特徴とする循環型配水シス
テム。 - 【請求項2】 戻り配管の途中に返送ポンプを設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の循環型配水システム。 - 【請求項3】 戻り配管を、配水池からの配水を加圧し
て水需要家へ供給するための配水ポンプの下流側に接続
したことを特徴とする請求項1記載の循環型配水システ
ム。 - 【請求項4】 戻り配管の途中に流量を調節する調節弁
を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の循環型配水システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32763497A JPH11158943A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 循環型配水システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32763497A JPH11158943A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 循環型配水システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11158943A true JPH11158943A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18201248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32763497A Pending JPH11158943A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 循環型配水システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11158943A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8491607B1 (en) | 1998-07-15 | 2013-07-23 | Astrazeneca Ab | Elastic surgical ring clip/loader and a method |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32763497A patent/JPH11158943A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8491607B1 (en) | 1998-07-15 | 2013-07-23 | Astrazeneca Ab | Elastic surgical ring clip/loader and a method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20180026541A (ko) | 정수 시스템 및 방법 | |
| JP5120070B2 (ja) | 水処理装置 | |
| US5160608A (en) | High efficiency water treatment system | |
| US20180251385A1 (en) | Water treatment system | |
| CN110536742A (zh) | 高回收率集成uf/ro系统 | |
| JP2012200640A (ja) | 飲料水供給システム | |
| WO2020105494A1 (ja) | 超純水製造装置の立ち上げ方法及び超純水製造装置 | |
| US7303666B1 (en) | Water filtration system | |
| Choi et al. | On the feasibility of small communities wellhead RO treatment for nitrate removal and salinity reduction | |
| CN221971425U (zh) | 多套制水设备并联的纯水供应系统 | |
| JPH11158943A (ja) | 循環型配水システム | |
| JP2711242B2 (ja) | 非常用飲料水供給システム | |
| JP2012217867A (ja) | 飲料水供給システム | |
| CN217439054U (zh) | 一种多路供水系统 | |
| JP3281238B2 (ja) | 超純水供給装置とその配管の殺菌方法 | |
| JP2005095812A (ja) | 水の浄水化装置および水の浄化方法 | |
| JP4940631B2 (ja) | 逆浸透膜分離装置の運転方法 | |
| JP3037401U (ja) | 非常災害用貯水タンク | |
| JP7646927B1 (ja) | 超純水製造方法及び超純水製造装置 | |
| KR102948139B1 (ko) | 배낭형 역삼투압 정수장치 | |
| CN223866480U (zh) | 一种净水系统 | |
| JP7447553B2 (ja) | 海水処理システム | |
| EP4722459A1 (en) | Independent water usage system | |
| CN114450079B (zh) | 净水器 | |
| JPH08158430A (ja) | 水道水供給システム |