JPH11170223A - 古紙ボードの製造システム - Google Patents
古紙ボードの製造システムInfo
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- JPH11170223A JPH11170223A JP36287497A JP36287497A JPH11170223A JP H11170223 A JPH11170223 A JP H11170223A JP 36287497 A JP36287497 A JP 36287497A JP 36287497 A JP36287497 A JP 36287497A JP H11170223 A JPH11170223 A JP H11170223A
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- paper board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 古紙ボード製造設備の設備コスト及び設置面
積が大きくなることを抑制し、しかも、古紙の収集から
古紙ボードの製造までの全工程を効率化することが可能
な古紙ボードの製造システムを提供する。 【解決手段】 古紙を、その発生場所、集荷場所、又は
発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する
搬送経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備を用
い、解繊工程で解繊された解繊古紙をボード状に成形し
て古紙ボードを製造する。
積が大きくなることを抑制し、しかも、古紙の収集から
古紙ボードの製造までの全工程を効率化することが可能
な古紙ボードの製造システムを提供する。 【解決手段】 古紙を、その発生場所、集荷場所、又は
発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する
搬送経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備を用
い、解繊工程で解繊された解繊古紙をボード状に成形し
て古紙ボードを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は古紙を主たる原料と
する古紙ボードの製造方法に関する。
する古紙ボードの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
オフィスや工場、一般家庭などから排出される多量の古
紙が、環境保護、資源の有効活用などの見地から、種々
の用途に再利用されるようになっている。そして、その
再利用方法の一つとして、古紙を原料として建材用など
に用いられる古紙ボード(繊維板)を製造する方法が知
られている。
オフィスや工場、一般家庭などから排出される多量の古
紙が、環境保護、資源の有効活用などの見地から、種々
の用途に再利用されるようになっている。そして、その
再利用方法の一つとして、古紙を原料として建材用など
に用いられる古紙ボード(繊維板)を製造する方法が知
られている。
【0003】そして、この古紙ボードの製造方法として
は、例えば、古紙ボードの製造工程の一環として、古紙
を乾式解繊機などを用いて解繊し、得られた解繊古紙
(解繊ファイバー)に接着剤などの添加成分を添加して
古紙ボード原料に適した組成に調整した後、これをホッ
トプレス法などの方法により、ボード状に成形する古紙
ボードの製造方法が知られている。
は、例えば、古紙ボードの製造工程の一環として、古紙
を乾式解繊機などを用いて解繊し、得られた解繊古紙
(解繊ファイバー)に接着剤などの添加成分を添加して
古紙ボード原料に適した組成に調整した後、これをホッ
トプレス法などの方法により、ボード状に成形する古紙
ボードの製造方法が知られている。
【0004】ところで、古紙ボードの原料となる古紙
は、前述のように、オフィスや工場、一般家庭などの種
々の発生場所から収集(集荷)され、古紙ボード製造装
置の一部として設置された乾式解繊機などにより解繊さ
れている。したがって、従来の古紙ボードの製造装置
は、乾式解繊機などの付帯設備を含んでいるため、設備
が大型化してコストが増大し、設備の設置面積も大きく
なるという問題点がある。
は、前述のように、オフィスや工場、一般家庭などの種
々の発生場所から収集(集荷)され、古紙ボード製造装
置の一部として設置された乾式解繊機などにより解繊さ
れている。したがって、従来の古紙ボードの製造装置
は、乾式解繊機などの付帯設備を含んでいるため、設備
が大型化してコストが増大し、設備の設置面積も大きく
なるという問題点がある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、古紙ボード製造設備の設備コストが増大したり設置
面積が大きくなったりすることを抑制することが可能で
あるとともに、古紙の収集(集荷)から古紙ボードの製
造までの全工程を効率化することが可能な古紙ボードの
製造システムを提供することを目的とする。
り、古紙ボード製造設備の設備コストが増大したり設置
面積が大きくなったりすることを抑制することが可能で
あるとともに、古紙の収集(集荷)から古紙ボードの製
造までの全工程を効率化することが可能な古紙ボードの
製造システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、発明者は種々検討を行い、オフィスから出される古
紙には、機密情報を含むものがあり、そのような古紙
は、シュレッダーなどで切り刻んで、情報が外部に漏れ
ることを防止する処理(情報消去処理)がなされる場合
があり、古紙の発生現場で解繊処理を行うことにより、
シュレッダーと解繊設備を重複して設備することが不要
になって、全体として古紙ボード製造工程を簡略化でき
るのではないかと考え、さらに、検討を行って、本発明
を完成した。
め、発明者は種々検討を行い、オフィスから出される古
紙には、機密情報を含むものがあり、そのような古紙
は、シュレッダーなどで切り刻んで、情報が外部に漏れ
ることを防止する処理(情報消去処理)がなされる場合
があり、古紙の発生現場で解繊処理を行うことにより、
シュレッダーと解繊設備を重複して設備することが不要
になって、全体として古紙ボード製造工程を簡略化でき
るのではないかと考え、さらに、検討を行って、本発明
を完成した。
【0007】すなわち、本発明の請求項1の古紙ボード
の製造システムは、古紙を原料とする古紙ボードの製造
システムであって、(a)古紙を、その発生場所、集荷場
所、又は発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に
搬送する搬送経路において乾式解繊する乾式解繊工程
と、(b)前記古紙の発生場所又は集荷場所とは別の場所
に設置された古紙ボード製造設備を用い、前記解繊工程
で解繊された解繊古紙をボード状に成形して古紙ボード
を製造する古紙ボード製造工程とを具備することを特徴
としている。
の製造システムは、古紙を原料とする古紙ボードの製造
システムであって、(a)古紙を、その発生場所、集荷場
所、又は発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に
搬送する搬送経路において乾式解繊する乾式解繊工程
と、(b)前記古紙の発生場所又は集荷場所とは別の場所
に設置された古紙ボード製造設備を用い、前記解繊工程
で解繊された解繊古紙をボード状に成形して古紙ボード
を製造する古紙ボード製造工程とを具備することを特徴
としている。
【0008】古紙を、その発生場所、集荷場所、又は古
紙を発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送
する経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備によ
り解繊古紙をボード状に成形して古紙ボードを製造する
ことにより、設備コストの低減、設備のコンパクト化を
図ることが可能になるとともに、古紙ボードの製造シス
テムの構成の自由度を向上させ、効率よく古紙ボードを
製造することが可能になる。また、古紙の収集(集荷)
から古紙ボードの製造までのシステム全体の効率化を図
ることが可能になり、経済性を向上させることができる
ようになる。
紙を発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送
する経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備によ
り解繊古紙をボード状に成形して古紙ボードを製造する
ことにより、設備コストの低減、設備のコンパクト化を
図ることが可能になるとともに、古紙ボードの製造シス
テムの構成の自由度を向上させ、効率よく古紙ボードを
製造することが可能になる。また、古紙の収集(集荷)
から古紙ボードの製造までのシステム全体の効率化を図
ることが可能になり、経済性を向上させることができる
ようになる。
【0009】なお、本発明において、乾式解繊とは、例
えば、「古紙を回転刃により粗破砕した後、必要に応じ
て、これに冷水又は温水を噴霧して湿らせ、回転ピンに
より2つの固定刃間に押し込むことにより、ふやけた被
解繊材料(古紙)をピンの衝撃でささくれさせ、その部
分をさらに他の被解繊材料(古紙)と絡み合わせ、擦れ
合わせることにより繊維を解きほぐすこと」を意味する
ものであり、例えば、住倉工業株式会社製の乾式紙片微
細物解繊機などを用いることにより行うことができる。
なお、解繊の方法はこれに限られるものではなく、その
他の種々の方法を用いることが可能である。
えば、「古紙を回転刃により粗破砕した後、必要に応じ
て、これに冷水又は温水を噴霧して湿らせ、回転ピンに
より2つの固定刃間に押し込むことにより、ふやけた被
解繊材料(古紙)をピンの衝撃でささくれさせ、その部
分をさらに他の被解繊材料(古紙)と絡み合わせ、擦れ
合わせることにより繊維を解きほぐすこと」を意味する
ものであり、例えば、住倉工業株式会社製の乾式紙片微
細物解繊機などを用いることにより行うことができる。
なお、解繊の方法はこれに限られるものではなく、その
他の種々の方法を用いることが可能である。
【0010】また、古紙を、その発生場所で乾式解繊す
るとは、古紙を搬送する車両に乾式解繊機を搭載してお
き、古紙を収集(集荷)する際にその場所で乾式解繊を
行う場合や、乾式解繊機を発生場所に設置しておき、そ
こで収集(集荷)した古紙を乾式解繊する場合などを意
味する概念である。また、古紙を、集荷場所で乾式解繊
するとは、古紙を種々の発生場所から収集して回収する
古紙回収センターなどの集荷場所に乾式解繊機を設置し
ておき、そこで収集(集荷)した古紙を乾式解繊する場
合などを意味する概念である。また、古紙を、その発生
場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する搬送
経路において乾式解繊するとは、例えば搬送用の車両に
乾式解繊機を搭載し、古紙ボード製造設備の設置場所へ
の搬送過程で乾式解繊を行ったり、搬送経路の途中に乾
式解繊設備を設け、そこで乾式解繊したりする場合など
を意味する概念である。また、古紙ボード製造設備に関
して用いた、古紙の発生場所又は集荷場所とは別の場所
……の記述の意味するところは概念的なものであって、
古紙の発生場所又は集荷場所と、古紙ボード製造設備の
設置場所の間の距離の大小を問うものではない。
るとは、古紙を搬送する車両に乾式解繊機を搭載してお
き、古紙を収集(集荷)する際にその場所で乾式解繊を
行う場合や、乾式解繊機を発生場所に設置しておき、そ
こで収集(集荷)した古紙を乾式解繊する場合などを意
味する概念である。また、古紙を、集荷場所で乾式解繊
するとは、古紙を種々の発生場所から収集して回収する
古紙回収センターなどの集荷場所に乾式解繊機を設置し
ておき、そこで収集(集荷)した古紙を乾式解繊する場
合などを意味する概念である。また、古紙を、その発生
場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する搬送
経路において乾式解繊するとは、例えば搬送用の車両に
乾式解繊機を搭載し、古紙ボード製造設備の設置場所へ
の搬送過程で乾式解繊を行ったり、搬送経路の途中に乾
式解繊設備を設け、そこで乾式解繊したりする場合など
を意味する概念である。また、古紙ボード製造設備に関
して用いた、古紙の発生場所又は集荷場所とは別の場所
……の記述の意味するところは概念的なものであって、
古紙の発生場所又は集荷場所と、古紙ボード製造設備の
設置場所の間の距離の大小を問うものではない。
【0011】また、請求項2の古紙ボードの製造システ
ムは、前記ボード製造工程が、前記解繊古紙に接着剤な
どの添加成分を添加して組成を調整する原料調整工程
と、原料調整工程において組成が調整された古紙ボード
原料を、熱板を押圧して加熱・圧締することによりボー
ド状に成形するボード成形工程とを備えていることを特
徴としている。
ムは、前記ボード製造工程が、前記解繊古紙に接着剤な
どの添加成分を添加して組成を調整する原料調整工程
と、原料調整工程において組成が調整された古紙ボード
原料を、熱板を押圧して加熱・圧締することによりボー
ド状に成形するボード成形工程とを備えていることを特
徴としている。
【0012】解繊古紙に接着剤などの添加成分を添加し
て組成を調整した後、熱板を押圧して加熱・圧締するこ
とによりボード状に成形することにより、効率よく古紙
ボードを製造することが可能になる。
て組成を調整した後、熱板を押圧して加熱・圧締するこ
とによりボード状に成形することにより、効率よく古紙
ボードを製造することが可能になる。
【0013】また、本発明の請求項3の古紙ボードの製
造システムは、前記原料調整工程において、前記解繊古
紙に、ポリイソシアネート化合物水溶液を加えて、含水
率を10〜30重量%とし、ドライベースのポリイソシ
アネート化合物含有率を5〜15重量%とするととも
に、前記ボード成形工程において、組成が調整された古
紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物(MDI)
が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%になるまで、
加熱・圧締することにより、比重0.6〜0.8のボー
ドに成形することを特徴としている。
造システムは、前記原料調整工程において、前記解繊古
紙に、ポリイソシアネート化合物水溶液を加えて、含水
率を10〜30重量%とし、ドライベースのポリイソシ
アネート化合物含有率を5〜15重量%とするととも
に、前記ボード成形工程において、組成が調整された古
紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物(MDI)
が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%になるまで、
加熱・圧締することにより、比重0.6〜0.8のボー
ドに成形することを特徴としている。
【0014】解繊古紙にポリイソシアネート化合物水溶
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とするとともに、ボード成形工程において、組成が調
整された古紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物
(MDI)が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%に
なるまで加熱・圧締して、比重0.6〜0.8のボード
に成形することにより、安定した品質のボードが得られ
るとともに、古紙ボード原料を加熱・圧締してボード状
に成形する工程で、それほど水分を蒸発除去しなくても
(すなわち、通常の夏期の平衡含水率と同等かそれを越
えるような含水率とした場合にも)、加熱・圧締工程終
了時の解枠の際にボードの爆裂を招いたりすることな
く、確実にボードを成形して、安定した品質の古紙ボー
ドを得ることが可能になる。
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とするとともに、ボード成形工程において、組成が調
整された古紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物
(MDI)が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%に
なるまで加熱・圧締して、比重0.6〜0.8のボード
に成形することにより、安定した品質のボードが得られ
るとともに、古紙ボード原料を加熱・圧締してボード状
に成形する工程で、それほど水分を蒸発除去しなくても
(すなわち、通常の夏期の平衡含水率と同等かそれを越
えるような含水率とした場合にも)、加熱・圧締工程終
了時の解枠の際にボードの爆裂を招いたりすることな
く、確実にボードを成形して、安定した品質の古紙ボー
ドを得ることが可能になる。
【0015】なお、含水率を10〜30重量%としたの
は、含水率が10重量%未満になると、加熱・圧締工程
でポリイソシアネート化合物の硬化に十分な温度と時間
を確保しようとした場合に古紙ボードの含水率が低下し
すぎること、30重量%を越えると所定の含水率に到る
までに長時間を要するばかりでなく、水分の蒸発のため
に多くのエネルギーを必要とすることによる。
は、含水率が10重量%未満になると、加熱・圧締工程
でポリイソシアネート化合物の硬化に十分な温度と時間
を確保しようとした場合に古紙ボードの含水率が低下し
すぎること、30重量%を越えると所定の含水率に到る
までに長時間を要するばかりでなく、水分の蒸発のため
に多くのエネルギーを必要とすることによる。
【0016】また、ポリイソシアネート化合物含有率を
5〜15重量%としたのは、含有率が5重量%未満にな
ると、古紙ボードの強度が不十分になること、15重量
%を越えると、コストの増大を招くこと、15重量%ま
での添加量で十分な強度得られることによる。なお、ポ
リイソシアネート化合物の種類については特別の制約は
なく、ジフェニルメタンジイソシアネートその他種々の
ポリイソシアネート化合物を用いることが可能である。
また、古紙ボードの比重を0.6〜0.8の範囲とした
のは、比重が0.6より小さくなると曲げ強さの低下を
招き、また、0.8を越えると古紙ボードの重量が大き
くなりすぎて、取扱いに難があることによる。
5〜15重量%としたのは、含有率が5重量%未満にな
ると、古紙ボードの強度が不十分になること、15重量
%を越えると、コストの増大を招くこと、15重量%ま
での添加量で十分な強度得られることによる。なお、ポ
リイソシアネート化合物の種類については特別の制約は
なく、ジフェニルメタンジイソシアネートその他種々の
ポリイソシアネート化合物を用いることが可能である。
また、古紙ボードの比重を0.6〜0.8の範囲とした
のは、比重が0.6より小さくなると曲げ強さの低下を
招き、また、0.8を越えると古紙ボードの重量が大き
くなりすぎて、取扱いに難があることによる。
【0017】また、本発明の請求項4の古紙ボードの製
造システムは、前記古紙を乾式解繊する乾式解繊工程
が、古紙に含まれる情報を読みとれなくするための情報
消去工程を兼ねていることを特徴としている。
造システムは、前記古紙を乾式解繊する乾式解繊工程
が、古紙に含まれる情報を読みとれなくするための情報
消去工程を兼ねていることを特徴としている。
【0018】乾式解繊を行うことにより、古紙はファイ
バー状になり、例えば古紙の表面に印刷されたり記載さ
れたりした情報は読みとれなくなる。したがって、乾式
解繊工程が情報消去工程を兼ねることが可能になり、例
えば、オフィスなどの古紙の発生場所や、古紙回収セン
ターなどの古紙の集荷場所にシュレッダーを設置するこ
とが不要になる。
バー状になり、例えば古紙の表面に印刷されたり記載さ
れたりした情報は読みとれなくなる。したがって、乾式
解繊工程が情報消去工程を兼ねることが可能になり、例
えば、オフィスなどの古紙の発生場所や、古紙回収セン
ターなどの古紙の集荷場所にシュレッダーを設置するこ
とが不要になる。
【0019】また、本発明の請求項5の古紙ボードの製
造システムは、機密情報を含み、情報消去処理が必要な
古紙を原料とし、前記古紙を、その発生場所、集荷場
所、又は発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に
搬送する搬送経路において乾式解繊することにより情報
を消去した後、前記ボード製造工程に供することを特徴
としている。
造システムは、機密情報を含み、情報消去処理が必要な
古紙を原料とし、前記古紙を、その発生場所、集荷場
所、又は発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に
搬送する搬送経路において乾式解繊することにより情報
を消去した後、前記ボード製造工程に供することを特徴
としている。
【0020】機密情報を含む古紙は、通常OA紙である
ことが多い。したがって、機密情報を含み、情報消去処
理が必要な古紙(OA紙)を原料とし、これを乾式解繊
して用いることにより、安定した組成の原料を用いて古
紙ボードを製造することが可能になり、古紙ボードの品
質を向上させることが可能になるとともに、通常はシュ
レッダーなどにより情報消却処理がなされる古紙を乾式
解繊して情報消却処理を行うことが可能になり、全体と
してのコストの低減を図ることが可能になる。
ことが多い。したがって、機密情報を含み、情報消去処
理が必要な古紙(OA紙)を原料とし、これを乾式解繊
して用いることにより、安定した組成の原料を用いて古
紙ボードを製造することが可能になり、古紙ボードの品
質を向上させることが可能になるとともに、通常はシュ
レッダーなどにより情報消却処理がなされる古紙を乾式
解繊して情報消却処理を行うことが可能になり、全体と
してのコストの低減を図ることが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。図1
は本発明の一実施形態にかかる古紙ボードの製造システ
ムを示すフローシートである。なお、この実施形態で
は、機密事項を含み、シュレッダーなどで情報消去処理
をすることが必要な書類を含む古紙(OA紙)を原料と
して、古紙ボードを製造する場合を例にとって説明す
る。
てその特徴とするところをさらに詳しく説明する。図1
は本発明の一実施形態にかかる古紙ボードの製造システ
ムを示すフローシートである。なお、この実施形態で
は、機密事項を含み、シュレッダーなどで情報消去処理
をすることが必要な書類を含む古紙(OA紙)を原料と
して、古紙ボードを製造する場合を例にとって説明す
る。
【0022】この実施形態の古紙ボードの製造システム
は、図1に示すように、主要な工程として、機密事項を
含み、シュレッダーなどで情報消去処理をすることが必
要な書類を含む古紙を、その発生場所で乾式解繊する乾
式解繊工程Aと、接着剤としてポリイソシアネート化合
物を添加する接着剤添加工程Bと、ポリイソシアネート
化合物が添加された解繊古紙原料を所定の形状、厚さに
積層する(広げる)積層工程Cと、積層された解繊古紙
原料を予備的にプレスする予備プレス工程Dと、予備プ
レスされた解繊古紙原料を所定の温度に加熱しながら加
圧して成形を行う成形工程(ホットプレス工程)Eと、
成形体を最終製品(古紙ボード)にまで仕上げる製品仕
上工程Fとを備えている。
は、図1に示すように、主要な工程として、機密事項を
含み、シュレッダーなどで情報消去処理をすることが必
要な書類を含む古紙を、その発生場所で乾式解繊する乾
式解繊工程Aと、接着剤としてポリイソシアネート化合
物を添加する接着剤添加工程Bと、ポリイソシアネート
化合物が添加された解繊古紙原料を所定の形状、厚さに
積層する(広げる)積層工程Cと、積層された解繊古紙
原料を予備的にプレスする予備プレス工程Dと、予備プ
レスされた解繊古紙原料を所定の温度に加熱しながら加
圧して成形を行う成形工程(ホットプレス工程)Eと、
成形体を最終製品(古紙ボード)にまで仕上げる製品仕
上工程Fとを備えている。
【0023】なお、この実施形態においては、乾式解繊
工程A以降の、ボード製造工程(接着剤添加工程B、積
層工程C、予備プレス工程D、成形工程(ホットプレス
工程)E、及び製品仕上工程F)は、乾式解繊工程Aと
は別の場所(古紙ボード製造設備の設置場所)で行われ
るように構成されている。
工程A以降の、ボード製造工程(接着剤添加工程B、積
層工程C、予備プレス工程D、成形工程(ホットプレス
工程)E、及び製品仕上工程F)は、乾式解繊工程Aと
は別の場所(古紙ボード製造設備の設置場所)で行われ
るように構成されている。
【0024】乾式解繊工程Aは、古紙の発生場所(例え
ば、オフィス)で古紙を粉砕し、乾式解繊する工程であ
り、この工程で、古紙原料は十分に解繊され、ファイバ
ー状になる。
ば、オフィス)で古紙を粉砕し、乾式解繊する工程であ
り、この工程で、古紙原料は十分に解繊され、ファイバ
ー状になる。
【0025】また、接着剤添加工程Bは、古紙の発生場
所で解繊された古紙を、古紙ボード製造設備の設置場所
まで搬送した後、接着剤であるポリイソシアネート化合
物を添加、混合する工程である。
所で解繊された古紙を、古紙ボード製造設備の設置場所
まで搬送した後、接着剤であるポリイソシアネート化合
物を添加、混合する工程である。
【0026】さらに、積層工程Cは、ポリイソシアネー
ト化合物が添加された古紙原料を所定の形状、厚さに積
層する(広げる)工程である。
ト化合物が添加された古紙原料を所定の形状、厚さに積
層する(広げる)工程である。
【0027】また、予備プレス工程Dは、所定の形状、
厚さに積層された解繊古紙原料を予備的にプレスする工
程であり、15kgf/cm2以上の圧力でプレスが行われ
る。
厚さに積層された解繊古紙原料を予備的にプレスする工
程であり、15kgf/cm2以上の圧力でプレスが行われ
る。
【0028】成形工程(ホットプレス工程)Eは、予備
プレスされた解繊古紙原料を所定の温度に加熱しながら
加圧して、成形を行う工程であり、この工程で、ポリイ
ソシアネート化合物が硬化して接着剤としての機能を発
揮する。
プレスされた解繊古紙原料を所定の温度に加熱しながら
加圧して、成形を行う工程であり、この工程で、ポリイ
ソシアネート化合物が硬化して接着剤としての機能を発
揮する。
【0029】また、製品仕上工程Fは、成形体を切断、
トリミングして、所定の寸法の最終製品(古紙ボード)
に仕上げる工程である。古紙を乾式解繊した古紙原料
(解繊ファイバー)に、ポリイソシアネート化合物水溶
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とした繊維板原料を、上記のフローシートの示すよう
な手順で処理することにより、比重が0.6〜0.8
で、安定した品質の繊維板が得られるとともに、ホット
プレス工程で、それほど水分を蒸発除去しなくても(す
なわち、通常の夏期の平衡含水率と同等またはそれを越
えるような含水率とした場合にも)、解枠時に爆裂を招
いたりすることがなく、水分を蒸発させるために必要な
ランニングコストを低減することが可能になる。
トリミングして、所定の寸法の最終製品(古紙ボード)
に仕上げる工程である。古紙を乾式解繊した古紙原料
(解繊ファイバー)に、ポリイソシアネート化合物水溶
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とした繊維板原料を、上記のフローシートの示すよう
な手順で処理することにより、比重が0.6〜0.8
で、安定した品質の繊維板が得られるとともに、ホット
プレス工程で、それほど水分を蒸発除去しなくても(す
なわち、通常の夏期の平衡含水率と同等またはそれを越
えるような含水率とした場合にも)、解枠時に爆裂を招
いたりすることがなく、水分を蒸発させるために必要な
ランニングコストを低減することが可能になる。
【0030】次に、古紙(OA紙)から古紙ボードを製
造する方法について説明する。まず、乾式解繊工程Aに
おいて、古紙原料であるOA紙の発生場所であるオフィ
スのある建物あるいはその敷地内に設置された乾式解繊
機により、OA紙を乾式解繊する。なお、乾式解繊機を
車両に搭載しておき、必要に応じて古紙の発生場所に運
んで古紙の乾式解繊を行うようにすることも可能であ
る。
造する方法について説明する。まず、乾式解繊工程Aに
おいて、古紙原料であるOA紙の発生場所であるオフィ
スのある建物あるいはその敷地内に設置された乾式解繊
機により、OA紙を乾式解繊する。なお、乾式解繊機を
車両に搭載しておき、必要に応じて古紙の発生場所に運
んで古紙の乾式解繊を行うようにすることも可能であ
る。
【0031】それから、接着剤添加工程Bにおいて、解
繊された古紙原料に、接着剤としてポリイソシアネート
化合物を添加、混合する。なお、ポリイソシアネート化
合物としては、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネ
ートを用いる。
繊された古紙原料に、接着剤としてポリイソシアネート
化合物を添加、混合する。なお、ポリイソシアネート化
合物としては、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネ
ートを用いる。
【0032】次に、積層工程Cにおいて、接着剤が添加
された解繊古紙原料を所定の形状、厚さの板状に積層す
る。
された解繊古紙原料を所定の形状、厚さの板状に積層す
る。
【0033】そして、予備プレス工程Dにおいて、例え
ば、15kgf/cm2以上の圧力で予備的にプレスして、あ
らかじめ所定の形状に成形する。
ば、15kgf/cm2以上の圧力で予備的にプレスして、あ
らかじめ所定の形状に成形する。
【0034】それから、予備プレスされた解繊古紙原料
を、ホットプレス工程Eにおいて、接着剤を硬化させる
ことが可能な所定の温度に加熱しながら、例えば20kg
f/cm2の圧力で加圧して成形を行う。
を、ホットプレス工程Eにおいて、接着剤を硬化させる
ことが可能な所定の温度に加熱しながら、例えば20kg
f/cm2の圧力で加圧して成形を行う。
【0035】そして、成形体を冷却した後、製品仕上工
程Fにおいて、切断、トリミングして、所定の寸法の最
終製品(古紙ボード)に仕上げる。
程Fにおいて、切断、トリミングして、所定の寸法の最
終製品(古紙ボード)に仕上げる。
【0036】この実施形態の古紙ボードの製造システム
においては、機密事項を含み、シュレッダーなどで情報
消去処理をすることが必要な書類を含む古紙を、その発
生場所において乾式解繊し、古紙の発生場所とは別の場
所に設置された古紙ボード製造設備を用いて、解繊古紙
をボード状に成形して古紙ボードを製造するようにして
いるので、シュレッダーと乾式解繊機を重複して設備す
る必要がなくなり、設備コストの低減、設備のコンパク
ト化を実現して、効率よく古紙ボードを製造することが
可能になる。
においては、機密事項を含み、シュレッダーなどで情報
消去処理をすることが必要な書類を含む古紙を、その発
生場所において乾式解繊し、古紙の発生場所とは別の場
所に設置された古紙ボード製造設備を用いて、解繊古紙
をボード状に成形して古紙ボードを製造するようにして
いるので、シュレッダーと乾式解繊機を重複して設備す
る必要がなくなり、設備コストの低減、設備のコンパク
ト化を実現して、効率よく古紙ボードを製造することが
可能になる。
【0037】また、上記実施形態では、のりなどをほと
んど含まず、填料の種類や割合の安定したOA紙を原料
として用いているので、特性の安定した古紙ボードを製
造することができる。
んど含まず、填料の種類や割合の安定したOA紙を原料
として用いているので、特性の安定した古紙ボードを製
造することができる。
【0038】なお、上記実施形態では、古紙(OA紙)
をその発生場所で乾式解繊するようにした場合について
説明したが、古紙回収センターのような古紙の集荷場所
に乾式解繊設備を設け、そこで乾式解繊した後、解繊古
紙を古紙ボード製造設備の設置場所に搬送して古紙ボー
ドを製造するようにしてもよい。また、搬送用の車両に
乾式解繊機を搭載し、古紙ボード製造設備の設置場所へ
の搬送過程で乾式解繊を行ったり、搬送経路の途中に乾
式解繊設備を設け、そこで乾式解繊したりするように構
成することも可能である。
をその発生場所で乾式解繊するようにした場合について
説明したが、古紙回収センターのような古紙の集荷場所
に乾式解繊設備を設け、そこで乾式解繊した後、解繊古
紙を古紙ボード製造設備の設置場所に搬送して古紙ボー
ドを製造するようにしてもよい。また、搬送用の車両に
乾式解繊機を搭載し、古紙ボード製造設備の設置場所へ
の搬送過程で乾式解繊を行ったり、搬送経路の途中に乾
式解繊設備を設け、そこで乾式解繊したりするように構
成することも可能である。
【0039】本発明は、さらにその他の点においても上
記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範
囲内において種々の応用、変形を加えることが可能であ
る。
記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範
囲内において種々の応用、変形を加えることが可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】上述のように、本発明の古紙ボードの製
造システムは、古紙を、その発生場所、集荷場所、又は
発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する
搬送経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備によ
り解繊古紙をボード状に成形して古紙ボードを製造する
ようにしているので、設備コストの低減、設備のコンパ
クト化を実現することが可能になるとともに、古紙ボー
ドの製造システムの構成の自由度を向上させ、効率よく
古紙ボードを製造することが可能になる。また、古紙の
収集(集荷)から古紙ボードの製造までのシステム全体
の効率化を図ることが可能になり、経済性を向上させる
ことができる。
造システムは、古紙を、その発生場所、集荷場所、又は
発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する
搬送経路において乾式解繊し、古紙の発生場所又は集荷
場所とは別の場所に設置された古紙ボード製造設備によ
り解繊古紙をボード状に成形して古紙ボードを製造する
ようにしているので、設備コストの低減、設備のコンパ
クト化を実現することが可能になるとともに、古紙ボー
ドの製造システムの構成の自由度を向上させ、効率よく
古紙ボードを製造することが可能になる。また、古紙の
収集(集荷)から古紙ボードの製造までのシステム全体
の効率化を図ることが可能になり、経済性を向上させる
ことができる。
【0041】また、請求項2の古紙ボードの製造システ
ムのように、解繊古紙に接着剤などの添加成分を添加し
て古紙ボード原料に適した組成に調整した後、組成が調
整された古紙ボード原料を、ホットプレス法によりボー
ド状に成形するようにした場合、乾式で、効率よく古紙
ボードを製造することが可能になる。
ムのように、解繊古紙に接着剤などの添加成分を添加し
て古紙ボード原料に適した組成に調整した後、組成が調
整された古紙ボード原料を、ホットプレス法によりボー
ド状に成形するようにした場合、乾式で、効率よく古紙
ボードを製造することが可能になる。
【0042】また、請求項3の古紙ボードの製造システ
ムのように、解繊古紙にポリイソシアネート化合物水溶
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とするとともに、ボード成形工程において、組成が調
整された古紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物
(MDI)が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%に
なるまで、加熱・圧締することにより、比重0.6〜
0.8のボードに成形するようにした場合、安定した品
質のボードが得られるとともに、古紙ボード原料を加熱
・圧締してボード状に成形する工程で、それほど水分を
蒸発除去しなくても(すなわち、通常の夏期の平衡含水
率と同等かそれを越えるような含水率とした場合に
も)、加熱・圧締工程終了時の解枠の際にボードの爆裂
を招いたりすることなく、確実にボードを成形して、安
定した品質の古紙ボードを得ることができる。
ムのように、解繊古紙にポリイソシアネート化合物水溶
液を加えて、含水率を10〜30重量%とし、ドライベ
ースのポリイソシアネート化合物含有率を5〜15重量
%とするとともに、ボード成形工程において、組成が調
整された古紙ボード原料を、ポリイソシアネート化合物
(MDI)が硬化し、かつ、含水率が5〜10重量%に
なるまで、加熱・圧締することにより、比重0.6〜
0.8のボードに成形するようにした場合、安定した品
質のボードが得られるとともに、古紙ボード原料を加熱
・圧締してボード状に成形する工程で、それほど水分を
蒸発除去しなくても(すなわち、通常の夏期の平衡含水
率と同等かそれを越えるような含水率とした場合に
も)、加熱・圧締工程終了時の解枠の際にボードの爆裂
を招いたりすることなく、確実にボードを成形して、安
定した品質の古紙ボードを得ることができる。
【0043】また、請求項4の古紙ボードの製造システ
ムのように、古紙を乾式解繊する乾式解繊工程が、古紙
に含まれる情報を読みとれなくするための情報消去工程
を兼ねるようにした場合、シュレッダーと乾式解繊機を
重複して設備する必要がなくなり、設備コストの低減、
設備のコンパクト化を実現して、効率よく古紙ボードを
製造することが可能になる。
ムのように、古紙を乾式解繊する乾式解繊工程が、古紙
に含まれる情報を読みとれなくするための情報消去工程
を兼ねるようにした場合、シュレッダーと乾式解繊機を
重複して設備する必要がなくなり、設備コストの低減、
設備のコンパクト化を実現して、効率よく古紙ボードを
製造することが可能になる。
【0044】また、請求項5の古紙ボードの製造システ
ムのように、機密情報を含み、情報消去処理が必要な古
紙を、その発生場所、集荷場所、又は発生場所から古紙
ボード製造設備の設置場所に搬送する搬送経路において
乾式解繊して情報を消去した後、前記ボード製造工程に
供するようにした場合、シュレッダーと乾式解繊機を重
複して設備する必要がなくなり、設備コストの低減、設
備のコンパクト化を実現して、効率よく古紙ボードを製
造することができるようになるとともに、安定した組成
の原料を用いて古紙ボードを製造することが可能にな
り、古紙ボードの品質を向上させることが可能になる。
ムのように、機密情報を含み、情報消去処理が必要な古
紙を、その発生場所、集荷場所、又は発生場所から古紙
ボード製造設備の設置場所に搬送する搬送経路において
乾式解繊して情報を消去した後、前記ボード製造工程に
供するようにした場合、シュレッダーと乾式解繊機を重
複して設備する必要がなくなり、設備コストの低減、設
備のコンパクト化を実現して、効率よく古紙ボードを製
造することができるようになるとともに、安定した組成
の原料を用いて古紙ボードを製造することが可能にな
り、古紙ボードの品質を向上させることが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる古紙ボードの製造
システムを示すフローシートである。
システムを示すフローシートである。
A 乾式解繊工程 B 接着剤添加工程 C 積層工程 D 予備プレス工程 E 成形工程(ホットプレス工程) F 製品仕上工程
Claims (5)
- 【請求項1】古紙を原料とする古紙ボードの製造システ
ムであって、 (a)古紙を、その発生場所、集荷場所、又は発生場所か
ら古紙ボード製造設備の設置場所に搬送する搬送経路に
おいて乾式解繊する乾式解繊工程と、 (b)前記古紙の発生場所又は集荷場所とは別の場所に設
置された古紙ボード製造設備を用い、前記解繊工程で解
繊された解繊古紙をボード状に成形して古紙ボードを製
造する古紙ボード製造工程とを具備することを特徴とす
る古紙ボードの製造システム。 - 【請求項2】前記ボード製造工程が、前記解繊古紙に接
着剤などの添加成分を添加して組成を調整する原料調整
工程と、原料調整工程において組成が調整された古紙ボ
ード原料を、熱板を押圧して加熱・圧締することにより
ボード状に成形するボード成形工程とを備えていること
を特徴とする請求項1記載の古紙ボードの製造システ
ム。 - 【請求項3】前記原料調整工程において、前記解繊古紙
に、ポリイソシアネート化合物水溶液を加えて、含水率
を10〜30重量%とし、ドライベースのポリイソシア
ネート化合物含有率を5〜15重量%とするとともに、
前記ボード成形工程において、組成が調整された古紙ボ
ード原料を、ポリイソシアネート化合物(MDI)が硬
化し、かつ、含水率が5〜10重量%になるまで、加熱
・圧締することにより、比重0.6〜0.8のボードに
成形することを特徴とする請求項2記載の古紙ボードの
製造システム。 - 【請求項4】前記古紙を乾式解繊する乾式解繊工程が、
古紙に含まれる情報を読みとれなくするための情報消去
工程を兼ねていることを特徴とする請求項1〜3記載の
いずれかに記載の古紙ボードの製造システム。 - 【請求項5】機密情報を含み、情報消去処理が必要な古
紙を原料とし、前記古紙を、その発生場所、集荷場所、
又は発生場所から古紙ボード製造設備の設置場所に搬送
する搬送経路において乾式解繊することにより情報を消
去した後、前記ボード製造工程に供することを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載の古紙ボードの製造シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36287497A JPH11170223A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 古紙ボードの製造システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36287497A JPH11170223A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 古紙ボードの製造システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11170223A true JPH11170223A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18477953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36287497A Withdrawn JPH11170223A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 古紙ボードの製造システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11170223A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011524266A (ja) * | 2008-05-26 | 2011-09-01 | パネル・ボード・ホールディング・ビーブイ | 粒子材料を結合させることによる物品の製造方法 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36287497A patent/JPH11170223A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011524266A (ja) * | 2008-05-26 | 2011-09-01 | パネル・ボード・ホールディング・ビーブイ | 粒子材料を結合させることによる物品の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |