JPH11175793A - 表面形状検出用センサ - Google Patents
表面形状検出用センサInfo
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- JPH11175793A JPH11175793A JP34681097A JP34681097A JPH11175793A JP H11175793 A JPH11175793 A JP H11175793A JP 34681097 A JP34681097 A JP 34681097A JP 34681097 A JP34681097 A JP 34681097A JP H11175793 A JPH11175793 A JP H11175793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非接触で被測定物の表面形状を感度良く検出
する。 【解決手段】 励磁コイル6により発生する磁界中にお
いて棒状コア3の先端を凹凸のある被測定物10の表面
に相対移動可能に対向させるとともに、棒状コア3に被
測定物10の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検
出するための検出コイル5を設け、棒状コア3を囲むよ
うに取り付けられる励磁コイル6の取付用支持部である
励磁コイル設置用段部17と、検出コイル5の取付用支
持部である検出コイル設置用溝16とを異なる位置に設
けていることで、センサ感度を良好にする。
する。 【解決手段】 励磁コイル6により発生する磁界中にお
いて棒状コア3の先端を凹凸のある被測定物10の表面
に相対移動可能に対向させるとともに、棒状コア3に被
測定物10の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検
出するための検出コイル5を設け、棒状コア3を囲むよ
うに取り付けられる励磁コイル6の取付用支持部である
励磁コイル設置用段部17と、検出コイル5の取付用支
持部である検出コイル設置用溝16とを異なる位置に設
けていることで、センサ感度を良好にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面形状検出用セ
ンサに関する。更に詳述すると、本発明は、磁束の変化
に基づいて非接触で被測定物の表面の凹凸形状を検出す
る表面形状検出用センサに関するものである。
ンサに関する。更に詳述すると、本発明は、磁束の変化
に基づいて非接触で被測定物の表面の凹凸形状を検出す
る表面形状検出用センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物の表面の凹凸形状を精密
に測定することができ、しかも簡単な構造且つ安価なも
のとしては、ダイヤルゲージがある。しかしながら、こ
のダイヤルゲージは被測定物を固定し且つ測定子を凹凸
面に接触させて測定を行うものであるため、その測定に
長時間を要してしまう。このため、瞬間的に被測定物の
表面の凹凸形状を検出することは困難であり、移動する
被測定物の表面の凹凸形状を次々に検出する用途には適
用することができなかった。
に測定することができ、しかも簡単な構造且つ安価なも
のとしては、ダイヤルゲージがある。しかしながら、こ
のダイヤルゲージは被測定物を固定し且つ測定子を凹凸
面に接触させて測定を行うものであるため、その測定に
長時間を要してしまう。このため、瞬間的に被測定物の
表面の凹凸形状を検出することは困難であり、移動する
被測定物の表面の凹凸形状を次々に検出する用途には適
用することができなかった。
【0003】このように、簡単な構造且つ安価なもの
で、次々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出し
得る装置類が存在しなかったため、例えば自動販売機に
組み込まれた硬貨識別装置等では、複数のセンサ類を備
えることで投入硬貨に対する様々な種類のデータを収集
して硬貨の種類や真偽についての判別を行っている。こ
こで、硬貨識別装置に設置されるセンサ類の一つとし
て、渦電流型センサがある。この渦電流型センサは硬貨
通路に対向して設置され、硬貨通過時の磁束変化を電気
的に検出するものである。即ち、硬貨の材質や厚さによ
って抵抗率が異なるために、各硬貨毎に渦電流損失が異
なる。かかる渦電流損失による磁束の変化を渦電流型セ
ンサは電気的に検出して出力する。したがって、硬貨判
別装置は、渦電流型センサの検出出力の変化に基づいて
投入された硬貨の材質、厚み、直径等を判断し、さらに
は他のセンサ類の検出出力に基づいたデータをも判断
し、これらの結果を予め記憶しているデータと対比する
ことで投入された硬貨の種類や真偽の判別を行ってい
る。
で、次々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出し
得る装置類が存在しなかったため、例えば自動販売機に
組み込まれた硬貨識別装置等では、複数のセンサ類を備
えることで投入硬貨に対する様々な種類のデータを収集
して硬貨の種類や真偽についての判別を行っている。こ
こで、硬貨識別装置に設置されるセンサ類の一つとし
て、渦電流型センサがある。この渦電流型センサは硬貨
通路に対向して設置され、硬貨通過時の磁束変化を電気
的に検出するものである。即ち、硬貨の材質や厚さによ
って抵抗率が異なるために、各硬貨毎に渦電流損失が異
なる。かかる渦電流損失による磁束の変化を渦電流型セ
ンサは電気的に検出して出力する。したがって、硬貨判
別装置は、渦電流型センサの検出出力の変化に基づいて
投入された硬貨の材質、厚み、直径等を判断し、さらに
は他のセンサ類の検出出力に基づいたデータをも判断
し、これらの結果を予め記憶しているデータと対比する
ことで投入された硬貨の種類や真偽の判別を行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出することがで
き、しかも構造が簡単で安価な表面形状検出装置の開発
が要請されている。例えば、自動販売機等に組み込む硬
貨識別装置等については、硬貨の変造・偽造がより精巧
に成りつつある現状では、硬貨の表面に付されている複
雑で細かい凹凸形状に基づいて硬貨の種類や真偽を判別
したいとの要請がある。
被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出することがで
き、しかも構造が簡単で安価な表面形状検出装置の開発
が要請されている。例えば、自動販売機等に組み込む硬
貨識別装置等については、硬貨の変造・偽造がより精巧
に成りつつある現状では、硬貨の表面に付されている複
雑で細かい凹凸形状に基づいて硬貨の種類や真偽を判別
したいとの要請がある。
【0005】ここで、表面の凹凸形状を非接触で検出す
る方法として、CCDカメラで撮り込んだ画像を処理す
る方法や、半導体レーザを凹凸面に照射してその反射光
をフォトダイオード等で取り込む方法等がある。しかし
ながら、これらの方法では凹凸面の錆や汚れ等が千差万
別であることから識別の障害となり、また、硬貨表面の
凹凸形状を検出するために凹凸形状専用の高価な装置類
を別個に設置することになるので製造コストの増加及び
装置の大型化を招き妥当でない。さらに、CCDカメラ
で画像を撮り込む方法では、凹凸形状を平面的な画像デ
ータとして処理するので、例えば本物の硬貨の写真が貼
られた偽物硬貨を区別することができない。一方、光学
的に凹凸情報を得易くするために周辺から浅い角度で光
を照射する場合には、中心部が窪んでいると反射光が得
難くて陰になり孔があると誤認する虞がある。したがっ
て、硬貨識別装置等では、従来から備えていた材質等を
検出する既存のセンサを発展させて硬貨表面の凹凸形状
の非接触の検出を可能にし、硬貨の材質等のデータと一
緒に硬貨表面の凹凸形状に関するデータを得ることがで
きれば便宜である。
る方法として、CCDカメラで撮り込んだ画像を処理す
る方法や、半導体レーザを凹凸面に照射してその反射光
をフォトダイオード等で取り込む方法等がある。しかし
ながら、これらの方法では凹凸面の錆や汚れ等が千差万
別であることから識別の障害となり、また、硬貨表面の
凹凸形状を検出するために凹凸形状専用の高価な装置類
を別個に設置することになるので製造コストの増加及び
装置の大型化を招き妥当でない。さらに、CCDカメラ
で画像を撮り込む方法では、凹凸形状を平面的な画像デ
ータとして処理するので、例えば本物の硬貨の写真が貼
られた偽物硬貨を区別することができない。一方、光学
的に凹凸情報を得易くするために周辺から浅い角度で光
を照射する場合には、中心部が窪んでいると反射光が得
難くて陰になり孔があると誤認する虞がある。したがっ
て、硬貨識別装置等では、従来から備えていた材質等を
検出する既存のセンサを発展させて硬貨表面の凹凸形状
の非接触の検出を可能にし、硬貨の材質等のデータと一
緒に硬貨表面の凹凸形状に関するデータを得ることがで
きれば便宜である。
【0006】そして、かかる表面形状検出センサの開発
は、硬貨識別の用途に限らず他の用途でも要請されてい
る。
は、硬貨識別の用途に限らず他の用途でも要請されてい
る。
【0007】本発明は、被測定物の表面の凹凸形状を非
接触で検出することが可能で感度が良く、簡単な構造で
安価に製造可能な表面形状検出用センサを提供すること
を目的とする。
接触で検出することが可能で感度が良く、簡単な構造で
安価に製造可能な表面形状検出用センサを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、励磁コイルにより発生する
磁界中において棒状コアの先端を凹凸のある被測定物表
面に相対移動可能に対向させるとともに、棒状コアに被
測定物の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検出す
るための検出コイルを設けてなる表面形状検出用センサ
であって、棒状コアを囲むように取り付けられる励磁コ
イルの取付用支持部と検出コイルの取付用支持部とを異
なる位置に設けてなるものである。
めに請求項1記載の発明は、励磁コイルにより発生する
磁界中において棒状コアの先端を凹凸のある被測定物表
面に相対移動可能に対向させるとともに、棒状コアに被
測定物の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検出す
るための検出コイルを設けてなる表面形状検出用センサ
であって、棒状コアを囲むように取り付けられる励磁コ
イルの取付用支持部と検出コイルの取付用支持部とを異
なる位置に設けてなるものである。
【0009】検出センサ部の出力は棒状コアの先端が対
向する被測定物の表面の凹凸形状に応じて変化するの
で、棒状コアを被測定物に対して相対的に移動させた場
合の検出センサ部の出力の変化によって被測定物の表面
の凹凸形状を検出することできる。励磁コイルの取付用
支持部と検出コイルの取付用支持部とを異なる位置に設
けてこれらのコイルを別々の位置に配置しているので、
これらのコイルを同じ位置に重ねて配置した場合に比べ
て検出コイルの出力は大きく変化する。即ち、検出コイ
ルの出力の変化率を大きくすることができる。
向する被測定物の表面の凹凸形状に応じて変化するの
で、棒状コアを被測定物に対して相対的に移動させた場
合の検出センサ部の出力の変化によって被測定物の表面
の凹凸形状を検出することできる。励磁コイルの取付用
支持部と検出コイルの取付用支持部とを異なる位置に設
けてこれらのコイルを別々の位置に配置しているので、
これらのコイルを同じ位置に重ねて配置した場合に比べ
て検出コイルの出力は大きく変化する。即ち、検出コイ
ルの出力の変化率を大きくすることができる。
【0010】また、請求項2記載の表面形状検出用セン
サでは、各取付用支持部の異なる位置は、棒状コアを中
心とする半径方向であるか、又は棒状コアの長さ方向に
異なる位置である。したがって、検出コイル及び励磁コ
イルを各取付支持部に設置すると、これら検出コイル及
び励磁コイルとが棒状コアを中心とする半径方向又は棒
状コアの長さ方向に離れて配置される。
サでは、各取付用支持部の異なる位置は、棒状コアを中
心とする半径方向であるか、又は棒状コアの長さ方向に
異なる位置である。したがって、検出コイル及び励磁コ
イルを各取付支持部に設置すると、これら検出コイル及
び励磁コイルとが棒状コアを中心とする半径方向又は棒
状コアの長さ方向に離れて配置される。
【0011】また、請求項3記載の表面形状検出用セン
サは、棒状コアを間に挟んだ両側に磁束通路形成用の補
助コアを配設し、検出コイルを棒状コアに巻回すると共
に補助コアに励磁コイルを巻回したものである。したが
って、検出コイルの設けられている棒状コアとは別に補
助コアが形成されることになり、この補助コアに被測定
物が通過する磁界を発生させる励磁コイルを巻回するこ
とで当該励磁コイルと検出コイルとを離して配置するこ
とができる。
サは、棒状コアを間に挟んだ両側に磁束通路形成用の補
助コアを配設し、検出コイルを棒状コアに巻回すると共
に補助コアに励磁コイルを巻回したものである。したが
って、検出コイルの設けられている棒状コアとは別に補
助コアが形成されることになり、この補助コアに被測定
物が通過する磁界を発生させる励磁コイルを巻回するこ
とで当該励磁コイルと検出コイルとを離して配置するこ
とができる。
【0012】また、請求項4記載の表面形状検出用セン
サは、丸棒状を成す棒状コアの周囲に円筒形状を成す磁
束通路形成用の補助コアを配設し、検出コイルを棒状コ
アに巻回すると共に補助コアに励磁コイルを巻回したも
のである。したがって、棒状コア及び補助コアの横断面
の輪郭が円形になり、被測定物と各コアとの相対移動方
向が360度いずれの方向であっても同様に被測定物の
表面の凹凸形状を測定することができる。
サは、丸棒状を成す棒状コアの周囲に円筒形状を成す磁
束通路形成用の補助コアを配設し、検出コイルを棒状コ
アに巻回すると共に補助コアに励磁コイルを巻回したも
のである。したがって、棒状コア及び補助コアの横断面
の輪郭が円形になり、被測定物と各コアとの相対移動方
向が360度いずれの方向であっても同様に被測定物の
表面の凹凸形状を測定することができる。
【0013】また、請求項5記載の表面形状検出用セン
サは、棒状コアと補助コアとを一体のコア体より構成
し、棒状コアと補助コアとの間に検出コイル設置用溝を
形成する一方補助コアの外側に励磁コイル設置用段部を
形成したものである。したがって、検出コイル設置用溝
が検出コイルの取付用支持部となり、励磁コイル設置用
段部が励磁コイルの取付用支持部となる。即ち、各コイ
ルが補助コアを挟んだ離れた位置に配置される。
サは、棒状コアと補助コアとを一体のコア体より構成
し、棒状コアと補助コアとの間に検出コイル設置用溝を
形成する一方補助コアの外側に励磁コイル設置用段部を
形成したものである。したがって、検出コイル設置用溝
が検出コイルの取付用支持部となり、励磁コイル設置用
段部が励磁コイルの取付用支持部となる。即ち、各コイ
ルが補助コアを挟んだ離れた位置に配置される。
【0014】また、請求項6記載の表面形状検出用セン
サは、励磁コイルには高周波信号が印加されるものであ
る。したがって、被測定物を貫く磁束が高周波信号の周
波数に対応する短時間周期で変化し、細かい凹凸形状の
検出が可能になる。
サは、励磁コイルには高周波信号が印加されるものであ
る。したがって、被測定物を貫く磁束が高周波信号の周
波数に対応する短時間周期で変化し、細かい凹凸形状の
検出が可能になる。
【0015】さらに、請求項7記載の表面形状検出用セ
ンサは、被測定物は硬貨であり、棒状コアの先端の相対
移動方向に関する先端の幅は2mm以下としたものであ
る。検出センサ部は棒状コアの先端に影響する磁束の変
化を検出するので、棒状コアの先端面の大きさによって
センサの分解能が決定される。硬貨の表面には細かい凹
凸形状が形成されているが、棒状コアの先端の相対移動
方向に関する幅を2mm以下にすることで、硬貨の判別
に要求される分解能で硬貨表面の凹凸形状を検出するこ
とができる。
ンサは、被測定物は硬貨であり、棒状コアの先端の相対
移動方向に関する先端の幅は2mm以下としたものであ
る。検出センサ部は棒状コアの先端に影響する磁束の変
化を検出するので、棒状コアの先端面の大きさによって
センサの分解能が決定される。硬貨の表面には細かい凹
凸形状が形成されているが、棒状コアの先端の相対移動
方向に関する幅を2mm以下にすることで、硬貨の判別
に要求される分解能で硬貨表面の凹凸形状を検出するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1に、本発明を適用した表面形状検出用
センサの実施形態の一例を示す。この表面形状検出用セ
ンサ1は、励磁コイル6により発生する磁界中において
棒状コア3の先端を凹凸のある被測定物10の表面に相
対移動可能に対向させるとともに、棒状コア3に被測定
物10の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検出す
るための検出コイル5を設け、棒状コア3を囲むように
取り付けられる励磁コイル6の取付用支持部と検出コイ
ル5の取付用支持部とを異なる位置に設けている。
センサの実施形態の一例を示す。この表面形状検出用セ
ンサ1は、励磁コイル6により発生する磁界中において
棒状コア3の先端を凹凸のある被測定物10の表面に相
対移動可能に対向させるとともに、棒状コア3に被測定
物10の凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検出す
るための検出コイル5を設け、棒状コア3を囲むように
取り付けられる励磁コイル6の取付用支持部と検出コイ
ル5の取付用支持部とを異なる位置に設けている。
【0018】棒状コア3を間に挟んだ両側には磁束通路
形成用の補助コア7が配設されており、これら棒状コア
3と2本の補助コア7は一体のコア体2より構成されて
いる。棒状コア3と各補助コア7との間には検出コイル
5の取付用支持部である検出コイル設置用溝16が形成
される一方、各補助コア7の外側には励磁コイル6の取
付用支持部である励磁コイル設置用段部17が形成され
ている。即ち、各コイル5,6の取付用支持部は、棒状
コア3を中心とする半径方向に異なった位置に設けられ
ている。
形成用の補助コア7が配設されており、これら棒状コア
3と2本の補助コア7は一体のコア体2より構成されて
いる。棒状コア3と各補助コア7との間には検出コイル
5の取付用支持部である検出コイル設置用溝16が形成
される一方、各補助コア7の外側には励磁コイル6の取
付用支持部である励磁コイル設置用段部17が形成され
ている。即ち、各コイル5,6の取付用支持部は、棒状
コア3を中心とする半径方向に異なった位置に設けられ
ている。
【0019】検出コイル設置用溝16の底部16aと励
磁コイル設置用段部17との棒状コア3の先端からの各
間隔L3,L4は異なっている。換言すると、検出コイ
ル設置用溝16の底部16aと励磁コイル設置用段部1
7とは、段違いに形成されている。本実施形態では、励
磁コイル設置用段部17に比べて検出コイル設置用溝1
6の底部16aを棒状コア3の先端に近づけて形成して
いる。したがって、検出コイル5を検出コイル設置用溝
16に設置すると当該コイル5は棒状コア3に巻回され
ることになり、励磁コイル6を励磁コイル設置用段部1
7に設置すると当該コイル6は補助コア7に巻回される
ことになり、幅Tの励磁コイル6に対して検出コイル5
は距離tだけ棒状コア3の先端側に突出し、棒状コア3
の先端から励磁コイル6までの間隔L1と棒状コア3の
先端から検出コイル5までの間隔L2とを異ならす。
磁コイル設置用段部17との棒状コア3の先端からの各
間隔L3,L4は異なっている。換言すると、検出コイ
ル設置用溝16の底部16aと励磁コイル設置用段部1
7とは、段違いに形成されている。本実施形態では、励
磁コイル設置用段部17に比べて検出コイル設置用溝1
6の底部16aを棒状コア3の先端に近づけて形成して
いる。したがって、検出コイル5を検出コイル設置用溝
16に設置すると当該コイル5は棒状コア3に巻回され
ることになり、励磁コイル6を励磁コイル設置用段部1
7に設置すると当該コイル6は補助コア7に巻回される
ことになり、幅Tの励磁コイル6に対して検出コイル5
は距離tだけ棒状コア3の先端側に突出し、棒状コア3
の先端から励磁コイル6までの間隔L1と棒状コア3の
先端から検出コイル5までの間隔L2とを異ならす。
【0020】いま、被測定物10の相対移動方向が図中
矢印方向であったとすると、棒状コア3の先端面3aの
当該移動方向に関する幅w、即ち棒状コア3の先端面3
aの四辺のうち当該相対移動方向に沿う二辺の長さw
は、検出しようとする凹凸形状の幅よりも小さく設定さ
れる。例えば被測定物10が硬貨の場合には、硬貨10
の表面の凹凸形状の幅よりも小さな値、例えば2mm以
下の値に設定する。幅wが2mmよりも大きくなると、
硬貨10の表面の凹凸形状に対して検出の分解能が粗く
なって細かい凹凸形状の検出が困難になり、硬貨10の
真偽等判別に用いるデータとしては分解能に劣るものと
なってしまうからである。ただし、必ずしも幅wを2m
m以下にする必要はなく、凹凸形状の幅に応じて幅wを
適宜値に設定すれば良い。また、凹凸形状を大まかに検
出すれば良い場合には必ずしも幅wを凹凸形状の幅より
も小さくする設定する必要はなく、凹凸形状の幅に近い
寸法であって検出に要求される分解能を考慮した値に幅
wを設定すれば良い。
矢印方向であったとすると、棒状コア3の先端面3aの
当該移動方向に関する幅w、即ち棒状コア3の先端面3
aの四辺のうち当該相対移動方向に沿う二辺の長さw
は、検出しようとする凹凸形状の幅よりも小さく設定さ
れる。例えば被測定物10が硬貨の場合には、硬貨10
の表面の凹凸形状の幅よりも小さな値、例えば2mm以
下の値に設定する。幅wが2mmよりも大きくなると、
硬貨10の表面の凹凸形状に対して検出の分解能が粗く
なって細かい凹凸形状の検出が困難になり、硬貨10の
真偽等判別に用いるデータとしては分解能に劣るものと
なってしまうからである。ただし、必ずしも幅wを2m
m以下にする必要はなく、凹凸形状の幅に応じて幅wを
適宜値に設定すれば良い。また、凹凸形状を大まかに検
出すれば良い場合には必ずしも幅wを凹凸形状の幅より
も小さくする設定する必要はなく、凹凸形状の幅に近い
寸法であって検出に要求される分解能を考慮した値に幅
wを設定すれば良い。
【0021】即ち、検出しようとする凹凸形状によって
は種々の幅の凹凸が混在している場合があるが、この場
合には凹凸形状の最小の幅を基準にして棒状コア3の幅
wを設定する。例えば、図22(A)に示す1円硬貨の
凹凸形状を検出する場合には、(B)に示すように最小
の幅は縁の凸部分であるので、この縁の凸部分を基準に
幅wを設定する。かかる最小の幅を基準にしてこれより
も小さい値に幅wを設定することで、全ての凹凸形状の
検出が可能になる。このようにすることで、棒状コア3
の相対移動軌跡が例えば(A)のP線であってもQ線で
あっても凹凸形状の検出を良好に行うことができる。た
だし、必ずしも縁の凸部分を基準にしてこれよりも小さ
い値に幅wを設定する必要はなく、例えば縁の凸部分の
形状検出を行わずに模様部分の凹凸形状の検出を行えば
良い場合には、検出対象である模様部分の凹凸形状の幅
のうち最も小さい幅よりも棒状コア3の幅wを小さくす
れば良い。例えば(B)の場合では、検出しようとする
凹凸形状の幅、例えばW1,W2よりも棒状コア3の幅
wを小さな値にすれば良い。即ち、検出したい凹凸形状
のうち、どの大きさの幅まで検出したいかを決め、その
幅よりも小さくなるようにすれば良い。この場合には、
検出したい大きさの幅の凹凸については鮮明に検出する
ことができる一方、検出する必要のない小さな幅の凹凸
についても概略形状の把握は可能になる。
は種々の幅の凹凸が混在している場合があるが、この場
合には凹凸形状の最小の幅を基準にして棒状コア3の幅
wを設定する。例えば、図22(A)に示す1円硬貨の
凹凸形状を検出する場合には、(B)に示すように最小
の幅は縁の凸部分であるので、この縁の凸部分を基準に
幅wを設定する。かかる最小の幅を基準にしてこれより
も小さい値に幅wを設定することで、全ての凹凸形状の
検出が可能になる。このようにすることで、棒状コア3
の相対移動軌跡が例えば(A)のP線であってもQ線で
あっても凹凸形状の検出を良好に行うことができる。た
だし、必ずしも縁の凸部分を基準にしてこれよりも小さ
い値に幅wを設定する必要はなく、例えば縁の凸部分の
形状検出を行わずに模様部分の凹凸形状の検出を行えば
良い場合には、検出対象である模様部分の凹凸形状の幅
のうち最も小さい幅よりも棒状コア3の幅wを小さくす
れば良い。例えば(B)の場合では、検出しようとする
凹凸形状の幅、例えばW1,W2よりも棒状コア3の幅
wを小さな値にすれば良い。即ち、検出したい凹凸形状
のうち、どの大きさの幅まで検出したいかを決め、その
幅よりも小さくなるようにすれば良い。この場合には、
検出したい大きさの幅の凹凸については鮮明に検出する
ことができる一方、検出する必要のない小さな幅の凹凸
についても概略形状の把握は可能になる。
【0022】この表面形状検出用センサ1には、図2に
示す回路が接続されている。励磁コイル6には例えば高
周波信号14が印加され、被測定物10が相対移動する
空間に磁界を発生させる。この磁界中を被測定物10が
通過すると磁束が変化する。この磁束の変化は棒状コア
3の先端面3aと被測定物10との間隔や被測定物10
の材質によってその変化の度合いが変わるので、被測定
物10の表面の凹凸形状や材質に応じて検出コイル5の
出力が変化する。検出コイル5の出力はアンプ回路11
によって増幅された後、検波回路12及びピークホール
ド回路13によって半波整流されて包絡線検波され、被
測定物10の凹凸形状に比例した波形の出力信号とな
る。この場合、増幅と検波の順序は逆でも良い。なお、
被測定物10が例えば金属等の場合には当該被測定物1
0に発生する渦電流が棒状コア3に影響する磁束を減少
させるので検出コイル5の出力信号が変化することにな
り、また、被測定物10が例えば磁性体等の場合には当
該被測定物10からの磁束の漏れが減少するので検出コ
イル5の出力信号が変化することになり、したがって、
本発明の表面形状検出用センサ1では、被測定物10が
金属等である場合に限らず磁性体等であっても表面の凹
凸形状を検出することができる。
示す回路が接続されている。励磁コイル6には例えば高
周波信号14が印加され、被測定物10が相対移動する
空間に磁界を発生させる。この磁界中を被測定物10が
通過すると磁束が変化する。この磁束の変化は棒状コア
3の先端面3aと被測定物10との間隔や被測定物10
の材質によってその変化の度合いが変わるので、被測定
物10の表面の凹凸形状や材質に応じて検出コイル5の
出力が変化する。検出コイル5の出力はアンプ回路11
によって増幅された後、検波回路12及びピークホール
ド回路13によって半波整流されて包絡線検波され、被
測定物10の凹凸形状に比例した波形の出力信号とな
る。この場合、増幅と検波の順序は逆でも良い。なお、
被測定物10が例えば金属等の場合には当該被測定物1
0に発生する渦電流が棒状コア3に影響する磁束を減少
させるので検出コイル5の出力信号が変化することにな
り、また、被測定物10が例えば磁性体等の場合には当
該被測定物10からの磁束の漏れが減少するので検出コ
イル5の出力信号が変化することになり、したがって、
本発明の表面形状検出用センサ1では、被測定物10が
金属等である場合に限らず磁性体等であっても表面の凹
凸形状を検出することができる。
【0023】この表面形状検出用センサ1では、検出コ
イル5の取付用支持部である検出コイル設置用溝16と
励磁コイル6の取付用支持部である励磁コイル設置用段
部17の位置を異ならせているので、検出コイル5と励
磁コイル6とが離れて配置され、検出出力の変化率即ち
センサ感度を向上させることができる。
イル5の取付用支持部である検出コイル設置用溝16と
励磁コイル6の取付用支持部である励磁コイル設置用段
部17の位置を異ならせているので、検出コイル5と励
磁コイル6とが離れて配置され、検出出力の変化率即ち
センサ感度を向上させることができる。
【0024】なお、検出コイル5と励磁コイル6を離し
て配置することと同様、棒状コア3の先端から励磁コイ
ル6までの間隔L1と棒状コア3の先端から検出コイル
5までの間隔L2を異ならせることで、検出出力の変化
率即ちセンサ感度を向上させることができる。図3に、
間隔L1と間隔L2の差がセンサ感度に与える影響を示
す。検出コイル5の励磁コイル6からの突出距離をt
(=L1−L2)、励磁コイル6の幅をTとすると、t
/Tの値が0の場合(L1=L2)には、検出出力は最
大値Aになるもののセンサ感度は最小値Bになる。そし
て、t/Tの値が増加又は減少するに従って、即ち検出
コイル5を励磁コイル6から大きく突出させる(L1>
L2)か又は検出コイル5を励磁コイル6の内側に大き
く引っ込める(L1<L2)ことに従って、検出出力は
減少する一方センサ感度は増加する。検出出力は図2に
示すアンプ回路11によって増幅できるので、表面形状
検出用センサ1としては検出信号の大きさを多少犠牲に
してもセンサ感度が良好になるように設定すべきであ
る。t/Tの絶対値を、例えば0.1以上に設定するこ
とにより、検出コイル5の出力信号の変化率が大きく被
測定物10の表面形状を取り込むことが可能なセンサが
得られる。また、検出コイル5を検出コイル設置用溝1
6に設置し、励磁コイル6を励磁コイル設置用段部17
に設置しているので、各コイル5,6の相対的な位置関
係が正確に規制され、各コイル5,6の設置間距離やt
/Tの値の変動を防止してセンサ感度を安定させること
ができる。
て配置することと同様、棒状コア3の先端から励磁コイ
ル6までの間隔L1と棒状コア3の先端から検出コイル
5までの間隔L2を異ならせることで、検出出力の変化
率即ちセンサ感度を向上させることができる。図3に、
間隔L1と間隔L2の差がセンサ感度に与える影響を示
す。検出コイル5の励磁コイル6からの突出距離をt
(=L1−L2)、励磁コイル6の幅をTとすると、t
/Tの値が0の場合(L1=L2)には、検出出力は最
大値Aになるもののセンサ感度は最小値Bになる。そし
て、t/Tの値が増加又は減少するに従って、即ち検出
コイル5を励磁コイル6から大きく突出させる(L1>
L2)か又は検出コイル5を励磁コイル6の内側に大き
く引っ込める(L1<L2)ことに従って、検出出力は
減少する一方センサ感度は増加する。検出出力は図2に
示すアンプ回路11によって増幅できるので、表面形状
検出用センサ1としては検出信号の大きさを多少犠牲に
してもセンサ感度が良好になるように設定すべきであ
る。t/Tの絶対値を、例えば0.1以上に設定するこ
とにより、検出コイル5の出力信号の変化率が大きく被
測定物10の表面形状を取り込むことが可能なセンサが
得られる。また、検出コイル5を検出コイル設置用溝1
6に設置し、励磁コイル6を励磁コイル設置用段部17
に設置しているので、各コイル5,6の相対的な位置関
係が正確に規制され、各コイル5,6の設置間距離やt
/Tの値の変動を防止してセンサ感度を安定させること
ができる。
【0025】次に、本発明の表面形状検出用センサ1の
製造工程の概略を図4に示す。先ず、(a)に示すフェ
ライトブロック18に溝18aと段部18bを機械加工
して(b)に示す状態にした後、かかるフェライトブロ
ック18を適当な厚さに切断して(c)に示すようにコ
ア体2を製造する。溝18aが検出コイル設置用溝16
に、段部18bが励磁コイル設置用段部17となる。そ
して、(d)に示すように検出コイル5と励磁コイル6
を設置する。
製造工程の概略を図4に示す。先ず、(a)に示すフェ
ライトブロック18に溝18aと段部18bを機械加工
して(b)に示す状態にした後、かかるフェライトブロ
ック18を適当な厚さに切断して(c)に示すようにコ
ア体2を製造する。溝18aが検出コイル設置用溝16
に、段部18bが励磁コイル設置用段部17となる。そ
して、(d)に示すように検出コイル5と励磁コイル6
を設置する。
【0026】以上のように構成された表面形状検出用セ
ンサ1は、励磁コイル6が発生させる磁界中を被測定物
10が相対移動するように配置される。例えば自動販売
機の硬貨識別装置等に組み込まれる硬貨識別用のセンサ
として使用する場合には、硬貨通路の近傍に表面形状検
出用センサ1を配置し、励磁コイル6に高周波信号とし
て例えば1MHzの高周波信号を印可する。そして、被
測定物としての硬貨10が棒状コア3の先端面3aに対
向しながら通過すると、例えば図5に示す出力信号が得
られる。この出力信号は硬貨10の凸部に対応して低く
なり、凹部に対応して高くなる。また、硬貨10が棒状
コア3に対向するまでは凹部に対応している場合よりも
更に出力は高くなり、硬貨10の途中に孔が在れば同様
の高い出力が得られる。即ち、この出力信号の波形は硬
貨10の表面の凹凸形状に対応するものであるが、同時
に、硬貨10の縁部と中央部の高さの差に関する情報2
1、縁部の幅に関する情報22、直径に関する情報2
3、材質や厚みに関する情報24等を得ることができ
る。したがって、硬貨識別用のセンサとして使用した場
合には、表面の凹凸形状についての情報に加えてこれら
の情報21〜24を同時に検出することができる。即
ち、被測定物10の表面の凹凸形状を検出するために、
専用のセンサを別個に設ける必要はなく、低コスト、小
型化が可能になる。ただし、本発明の表面形状検出用セ
ンサ1を硬貨識別用のセンサとして使用することは一例
であって硬貨識別の用途に限るものではないことは勿論
である。
ンサ1は、励磁コイル6が発生させる磁界中を被測定物
10が相対移動するように配置される。例えば自動販売
機の硬貨識別装置等に組み込まれる硬貨識別用のセンサ
として使用する場合には、硬貨通路の近傍に表面形状検
出用センサ1を配置し、励磁コイル6に高周波信号とし
て例えば1MHzの高周波信号を印可する。そして、被
測定物としての硬貨10が棒状コア3の先端面3aに対
向しながら通過すると、例えば図5に示す出力信号が得
られる。この出力信号は硬貨10の凸部に対応して低く
なり、凹部に対応して高くなる。また、硬貨10が棒状
コア3に対向するまでは凹部に対応している場合よりも
更に出力は高くなり、硬貨10の途中に孔が在れば同様
の高い出力が得られる。即ち、この出力信号の波形は硬
貨10の表面の凹凸形状に対応するものであるが、同時
に、硬貨10の縁部と中央部の高さの差に関する情報2
1、縁部の幅に関する情報22、直径に関する情報2
3、材質や厚みに関する情報24等を得ることができ
る。したがって、硬貨識別用のセンサとして使用した場
合には、表面の凹凸形状についての情報に加えてこれら
の情報21〜24を同時に検出することができる。即
ち、被測定物10の表面の凹凸形状を検出するために、
専用のセンサを別個に設ける必要はなく、低コスト、小
型化が可能になる。ただし、本発明の表面形状検出用セ
ンサ1を硬貨識別用のセンサとして使用することは一例
であって硬貨識別の用途に限るものではないことは勿論
である。
【0027】なお、図1の表面形状検出用センサ1では
各補助コア7の外側に励磁コイル設置用段部17を形成
しているが、図6に示すように励磁コイル設置用段部1
7の形成を省略しても良い。この場合には、各補助コア
7の励磁コイル6が固着されている部分7aが励磁コイ
ル6の取付用支持部となる。また、図1の表面形状検出
用センサ1では励磁コイル設置用段部17に比べて検出
コイル設置用溝16の底部16aを棒状コア3の先端に
近づけて形成しているが、図7に示すように、検出コイ
ル設置用溝16の底部16aに比べて励磁コイル設置用
段部17を棒状コア3の先端に近づけて形成しても良
い。即ち、図1の表面形状検出用センサ1では検出コイ
ル5を励磁コイル6よりも突出(L1>L2)させてい
たが、図7の表面形状検出用センサ1のように、励磁コ
イル6を検出コイル5よりも突出(L1<L2)させて
も良い。また、図1の表面形状検出用センサ1では棒状
コア3の両側に補助コア7を形成していたが、図8に示
す表面形状検出用センサ1(図8にはコア体2のみ図
示)のように、棒状コア3の片側にのみ補助コア7を形
成しても良い。さらに、図9に示すコア体2のように、
補助コア7の外側にリターンパス用コア8を形成しても
良い。
各補助コア7の外側に励磁コイル設置用段部17を形成
しているが、図6に示すように励磁コイル設置用段部1
7の形成を省略しても良い。この場合には、各補助コア
7の励磁コイル6が固着されている部分7aが励磁コイ
ル6の取付用支持部となる。また、図1の表面形状検出
用センサ1では励磁コイル設置用段部17に比べて検出
コイル設置用溝16の底部16aを棒状コア3の先端に
近づけて形成しているが、図7に示すように、検出コイ
ル設置用溝16の底部16aに比べて励磁コイル設置用
段部17を棒状コア3の先端に近づけて形成しても良
い。即ち、図1の表面形状検出用センサ1では検出コイ
ル5を励磁コイル6よりも突出(L1>L2)させてい
たが、図7の表面形状検出用センサ1のように、励磁コ
イル6を検出コイル5よりも突出(L1<L2)させて
も良い。また、図1の表面形状検出用センサ1では棒状
コア3の両側に補助コア7を形成していたが、図8に示
す表面形状検出用センサ1(図8にはコア体2のみ図
示)のように、棒状コア3の片側にのみ補助コア7を形
成しても良い。さらに、図9に示すコア体2のように、
補助コア7の外側にリターンパス用コア8を形成しても
良い。
【0028】次に、図10に基づいて本発明を適用した
表面形状検出用センサ1の第2の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では補助コア7の形
成を省略して棒状コア3のまわりに検出コイル5と励磁
コイル6を設置している。棒状コア3には、検出コイル
5の取付用支持部である検出コイル設置用段部19と励
磁コイル6の取付用支持部である励磁コイル設置用段部
17が段違い状に、即ち棒状コア3の長さ方向に異なっ
た位置に形成されている。したがって、検出コイル5と
励磁コイル6を各段部19,17に設置すると、これら
検出コイル5と励磁コイル6とは距離t(L1−L2)
だけずれて配置される。
表面形状検出用センサ1の第2の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では補助コア7の形
成を省略して棒状コア3のまわりに検出コイル5と励磁
コイル6を設置している。棒状コア3には、検出コイル
5の取付用支持部である検出コイル設置用段部19と励
磁コイル6の取付用支持部である励磁コイル設置用段部
17が段違い状に、即ち棒状コア3の長さ方向に異なっ
た位置に形成されている。したがって、検出コイル5と
励磁コイル6を各段部19,17に設置すると、これら
検出コイル5と励磁コイル6とは距離t(L1−L2)
だけずれて配置される。
【0029】ただし、必ずしも棒状コア3に検出コイル
設置用段部19と励磁コイル設置用段部17の両方を形
成する必要はなく、図11に示すように励磁コイル設置
用段部17の形成を省略しても良く、または図12に示
すように両方の段部17,19の形成を省略しても良
い。かかる場合には、棒状コア3の各コイル5,6を固
着させた部分3b,3cが検出コイル5の取付用支持部
又は励磁コイル6の取付用支持部となる。さらに、図1
3に示すように、検出コイル5の取付用支持部である検
出コイル設置用溝16よりも励磁コイル6の取付用支持
部である励磁コイル設置用段部17を棒状コア3の長さ
方向に異なる位置である先端側に形成し、間隔L1が間
隔L2よりも小さくなるようにして検出コイル5と励磁
コイル6とをずらして配置するようにしても良い。
設置用段部19と励磁コイル設置用段部17の両方を形
成する必要はなく、図11に示すように励磁コイル設置
用段部17の形成を省略しても良く、または図12に示
すように両方の段部17,19の形成を省略しても良
い。かかる場合には、棒状コア3の各コイル5,6を固
着させた部分3b,3cが検出コイル5の取付用支持部
又は励磁コイル6の取付用支持部となる。さらに、図1
3に示すように、検出コイル5の取付用支持部である検
出コイル設置用溝16よりも励磁コイル6の取付用支持
部である励磁コイル設置用段部17を棒状コア3の長さ
方向に異なる位置である先端側に形成し、間隔L1が間
隔L2よりも小さくなるようにして検出コイル5と励磁
コイル6とをずらして配置するようにしても良い。
【0030】次に、図14に基づいて本発明を適用した
表面形状検出用センサ1の第3の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では、補助コア7が
棒状コア3の周囲を囲む円筒形状を成している。また、
棒状コア3は、幅即ち直径wの丸棒形状を成している。
棒状コア3と補助コア7との間には検出コイル5の取付
用支持部である検出コイル設置用溝16が、補助コア7
の外周には励磁コイル6の取付用支持部である励磁コイ
ル設置用段部17がそれぞれ形成されている。即ち、検
出コイル設置用溝16と励磁コイル設置用段部17は、
棒状コア3を中心とする半径方向に異なった位置に形成
され、各コイル5,6は棒状コア3の半径方向に離れて
配置されている。この表面形状検出用センサ1では、補
助コア7が円筒形状を成し、棒状コア3が丸棒形状を成
しているので、これらのコア3,7の横断面の輪郭を円
形にすることができ、被測定物10と各コア3,7との
相対移動方向が360度いずれの方向であっても同様の
分解能で被測定物10の表面の凹凸形状を測定すること
ができる。なお、検出コイル設置用溝16の底部16a
と励磁コイル設置用段部17は段違い状に形成されてお
り、棒状コア3の先端から励磁コイル6までの間隔L1
は、棒状コア3の先端から検出コイル5までの間隔L2
よりも大きくなっている。
表面形状検出用センサ1の第3の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では、補助コア7が
棒状コア3の周囲を囲む円筒形状を成している。また、
棒状コア3は、幅即ち直径wの丸棒形状を成している。
棒状コア3と補助コア7との間には検出コイル5の取付
用支持部である検出コイル設置用溝16が、補助コア7
の外周には励磁コイル6の取付用支持部である励磁コイ
ル設置用段部17がそれぞれ形成されている。即ち、検
出コイル設置用溝16と励磁コイル設置用段部17は、
棒状コア3を中心とする半径方向に異なった位置に形成
され、各コイル5,6は棒状コア3の半径方向に離れて
配置されている。この表面形状検出用センサ1では、補
助コア7が円筒形状を成し、棒状コア3が丸棒形状を成
しているので、これらのコア3,7の横断面の輪郭を円
形にすることができ、被測定物10と各コア3,7との
相対移動方向が360度いずれの方向であっても同様の
分解能で被測定物10の表面の凹凸形状を測定すること
ができる。なお、検出コイル設置用溝16の底部16a
と励磁コイル設置用段部17は段違い状に形成されてお
り、棒状コア3の先端から励磁コイル6までの間隔L1
は、棒状コア3の先端から検出コイル5までの間隔L2
よりも大きくなっている。
【0031】ただし、必ずしも励磁コイル設置用段部1
7を形成する必要はなく、図15に示すように、励磁コ
イル設置用段部17を省略しても良い。この場合には、
補助コア7の励磁コイル6が固着されている部分7aが
励磁コイル6の取付用支持部である。また、必ずしも間
隔L2を間隔L1よりも小さくする必要なはく、検出コ
イル5よりも励磁コイル6を突出させて間隔L1を間隔
L2よりも小さくしても良い。
7を形成する必要はなく、図15に示すように、励磁コ
イル設置用段部17を省略しても良い。この場合には、
補助コア7の励磁コイル6が固着されている部分7aが
励磁コイル6の取付用支持部である。また、必ずしも間
隔L2を間隔L1よりも小さくする必要なはく、検出コ
イル5よりも励磁コイル6を突出させて間隔L1を間隔
L2よりも小さくしても良い。
【0032】次に、図16に基づいて本発明を適用した
表面形状検出用センサ1の第4の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では、検出コイル5
と励磁コイル6との間にスペーサ9を介在させること
で、検出コイル5の取付用支持部32と励磁コイル6の
取付用支持部33とを棒状コア3を中心とする半径方向
に異なる位置に設けている。スペーサ9を別の大きさの
ものに交換することで、各コイル5,6の棒状コア3の
半径方向の位置関係を調整することができる。
表面形状検出用センサ1の第4の実施形態について説明
する。この表面形状検出用センサ1では、検出コイル5
と励磁コイル6との間にスペーサ9を介在させること
で、検出コイル5の取付用支持部32と励磁コイル6の
取付用支持部33とを棒状コア3を中心とする半径方向
に異なる位置に設けている。スペーサ9を別の大きさの
ものに交換することで、各コイル5,6の棒状コア3の
半径方向の位置関係を調整することができる。
【0033】なお、上述の各形態は本発明の好適な形態
の例ではあるがこれらに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、必ずしも間隔L1と間隔L2とを異ならせ
る必要はなく、検出コイル5の取付用支持部と励磁コイ
ル6の取付用支持部を異なる位置に設けていれば、例え
ば図17に示すように各コイル5,6の高さを揃えて
(L1=L2)配置しても良い。
の例ではあるがこれらに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、必ずしも間隔L1と間隔L2とを異ならせ
る必要はなく、検出コイル5の取付用支持部と励磁コイ
ル6の取付用支持部を異なる位置に設けていれば、例え
ば図17に示すように各コイル5,6の高さを揃えて
(L1=L2)配置しても良い。
【0034】また、上述の各実施形態では、被測定物1
0の相対移動方向を各図中矢印で示すように各コア3,
7の並びに沿う方向にしているが、被測定物10の相対
移動方向は矢印で示す方向以外の方向であっても表面の
凹凸形状の検出が可能であることは勿論である。
0の相対移動方向を各図中矢印で示すように各コア3,
7の並びに沿う方向にしているが、被測定物10の相対
移動方向は矢印で示す方向以外の方向であっても表面の
凹凸形状の検出が可能であることは勿論である。
【0035】また、棒状コア3に巻回された検出コイル
5に代えて、棒状コア3に取り付けられた磁気抵抗効果
素子を使用しても良い。
5に代えて、棒状コア3に取り付けられた磁気抵抗効果
素子を使用しても良い。
【0036】さらに、励磁コイル6に印可する信号とし
ては、必ずしも高周波信号に限るものではなく、被測定
物10やその検出の分解能等に応じた信号を用いればよ
い。ただし、硬貨識別用のセンサとして使用する場合に
は、1kHzから10MHzの周波数の交流信号の使用
が好ましい。1kHz未満では、硬貨の種類や真偽等を
判別するためのデータとしては分解能に劣るものになる
からであり、10MHzを越えると、インピーダンスが
上昇し、センサの駆動が困難となったり、磁気回路を介
さない信号配線間での飛び込みノイズが大きくなるから
である。
ては、必ずしも高周波信号に限るものではなく、被測定
物10やその検出の分解能等に応じた信号を用いればよ
い。ただし、硬貨識別用のセンサとして使用する場合に
は、1kHzから10MHzの周波数の交流信号の使用
が好ましい。1kHz未満では、硬貨の種類や真偽等を
判別するためのデータとしては分解能に劣るものになる
からであり、10MHzを越えると、インピーダンスが
上昇し、センサの駆動が困難となったり、磁気回路を介
さない信号配線間での飛び込みノイズが大きくなるから
である。
【0037】
【実施例】間隔L1と間隔L2とを異ならすことでセン
サ感度が向上することを確認するために、図6に示す表
面形状検出用センサ1を使用して、実際に500円硬貨
の裏側面の凹凸形状検出を行った。t/Tの値を1(L
1≠L2)とした。比較のために、t/Tの値を0(L
1=L2)とした表面形状検出用センサでも同様の検出
を行った。棒状コア3の先端の幅wを0.3mmとし、
励磁コイル6に印加する高周波信号14の周波数を1M
Hzとした。図18にt/T=1の場合の検出コイル5
の出力信号の波形を、図19にt/T=0の場合の検出
コイル5の出力信号の波形を示す。これらの図からも明
らかなように、間隔L1と間隔L2とを相違させること
でセンサ感度が向上し、凹凸形状をよりはっきりと検出
することができることが確認できた。
サ感度が向上することを確認するために、図6に示す表
面形状検出用センサ1を使用して、実際に500円硬貨
の裏側面の凹凸形状検出を行った。t/Tの値を1(L
1≠L2)とした。比較のために、t/Tの値を0(L
1=L2)とした表面形状検出用センサでも同様の検出
を行った。棒状コア3の先端の幅wを0.3mmとし、
励磁コイル6に印加する高周波信号14の周波数を1M
Hzとした。図18にt/T=1の場合の検出コイル5
の出力信号の波形を、図19にt/T=0の場合の検出
コイル5の出力信号の波形を示す。これらの図からも明
らかなように、間隔L1と間隔L2とを相違させること
でセンサ感度が向上し、凹凸形状をよりはっきりと検出
することができることが確認できた。
【0038】また、棒状コア3の先端面3aの幅wと凹
凸形状検出の分解能との関係を調べるために、幅wの値
を変えて500円硬貨の表面形状を検出する実験を行っ
た。図20に幅wを0.5mmとした場合の検出コイル
5の出力信号の波形を、図21に幅wを3mmとした場
合の検出コイル5の出力信号の波形を示す。幅wを3m
mとした場合(図21)には、出力波形の形状が全体的
に平らなものとなってしまい、500円硬貨の縁部と中
央部の高さの差に関する情報21、直径に関する情報2
3、材質の厚みに関する情報24等は確認可能である
が、表面の凹凸形状の検出は困難であった。これに対
し、幅wを0.5mmとした場合(図20)には、出力
信号の形状の変化が500円硬貨の表面形状の変化に良
好に追従している。これにより、幅wを小さくすること
で細かい凹凸形状の特徴をより良好に検出できることが
確認できた。また、幅wを0.5mmとすることで、硬
貨の種類や真偽等を判別するためのセンサとして使用す
るのに十分な分解能を得ることできることがわかった。
凸形状検出の分解能との関係を調べるために、幅wの値
を変えて500円硬貨の表面形状を検出する実験を行っ
た。図20に幅wを0.5mmとした場合の検出コイル
5の出力信号の波形を、図21に幅wを3mmとした場
合の検出コイル5の出力信号の波形を示す。幅wを3m
mとした場合(図21)には、出力波形の形状が全体的
に平らなものとなってしまい、500円硬貨の縁部と中
央部の高さの差に関する情報21、直径に関する情報2
3、材質の厚みに関する情報24等は確認可能である
が、表面の凹凸形状の検出は困難であった。これに対
し、幅wを0.5mmとした場合(図20)には、出力
信号の形状の変化が500円硬貨の表面形状の変化に良
好に追従している。これにより、幅wを小さくすること
で細かい凹凸形状の特徴をより良好に検出できることが
確認できた。また、幅wを0.5mmとすることで、硬
貨の種類や真偽等を判別するためのセンサとして使用す
るのに十分な分解能を得ることできることがわかった。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の表
面形状検出用センサでは、棒状コアを囲むように取り付
けられる励磁コイルの取付用支持部と検出コイルの取付
用支持部とを異なる位置に設けてなるので、検出コイル
と励磁コイルとが離れて配置されることになり、各コイ
ルを同じ位置に重ねて配置した場合に比べて検出コイル
の出力が大きく変化するようになってセンサ感度を向上
させることができる。また、棒状コアに検出コイルを設
けて被測定物の表面に凹凸形状に起因した磁気変化を検
出するようにしているので、センサ自体の構造が簡単な
ものとなり、非接触で凹凸形状を検出するセンサを安価
に提供することができる。
面形状検出用センサでは、棒状コアを囲むように取り付
けられる励磁コイルの取付用支持部と検出コイルの取付
用支持部とを異なる位置に設けてなるので、検出コイル
と励磁コイルとが離れて配置されることになり、各コイ
ルを同じ位置に重ねて配置した場合に比べて検出コイル
の出力が大きく変化するようになってセンサ感度を向上
させることができる。また、棒状コアに検出コイルを設
けて被測定物の表面に凹凸形状に起因した磁気変化を検
出するようにしているので、センサ自体の構造が簡単な
ものとなり、非接触で凹凸形状を検出するセンサを安価
に提供することができる。
【0040】また、請求項2記載の表面形状検出用セン
サでは、励磁コイルの取付用支持部と検出コイルの取付
用支持部とを棒状コアを中心とする半径方向又は棒状コ
アの長さ方向に異なる位置に設けているので、各コイル
をそれぞれの取付用支持部に設置することでこれら各コ
イルが棒状コアを中心とする半径方向又は棒状コアの長
さ方向に離れて配置され、センサ感度を向上させること
ができる。
サでは、励磁コイルの取付用支持部と検出コイルの取付
用支持部とを棒状コアを中心とする半径方向又は棒状コ
アの長さ方向に異なる位置に設けているので、各コイル
をそれぞれの取付用支持部に設置することでこれら各コ
イルが棒状コアを中心とする半径方向又は棒状コアの長
さ方向に離れて配置され、センサ感度を向上させること
ができる。
【0041】また、請求項3記載の表面形状検出用セン
サでは、棒状コアを間に挟んだ両側に磁束通路形成用の
補助コアを配設し、検出コイルを棒状コアに巻回すると
共に補助コアに励磁コイルを巻回したので、補助コアに
励磁コイルを巻回することが可能になって当該励磁コイ
ルを検出コイルから離して配置することができ、センサ
感度を向上させることができる。
サでは、棒状コアを間に挟んだ両側に磁束通路形成用の
補助コアを配設し、検出コイルを棒状コアに巻回すると
共に補助コアに励磁コイルを巻回したので、補助コアに
励磁コイルを巻回することが可能になって当該励磁コイ
ルを検出コイルから離して配置することができ、センサ
感度を向上させることができる。
【0042】また、請求項4記載の表面形状検出用セン
サでは、丸棒状を成す棒状コアの周囲に円筒形状を成す
磁束通路形成用の補助コアを配設し、検出コイルを棒状
コアに巻回すると共に補助コアに励磁コイルを巻回した
ので、棒状コア及び補助コアの横断面の輪郭を円形にす
ることができ、被測定物と各コアとの相対移動方向が3
60度いずれの方向であっても同様に被測定物の表面の
凹凸形状を測定することが可能になる。
サでは、丸棒状を成す棒状コアの周囲に円筒形状を成す
磁束通路形成用の補助コアを配設し、検出コイルを棒状
コアに巻回すると共に補助コアに励磁コイルを巻回した
ので、棒状コア及び補助コアの横断面の輪郭を円形にす
ることができ、被測定物と各コアとの相対移動方向が3
60度いずれの方向であっても同様に被測定物の表面の
凹凸形状を測定することが可能になる。
【0043】また、請求項5記載の表面形状検出用セン
サでは、棒状コアと補助コアとを一体のコア体より構成
し、棒状コアと補助コアとの間に検出コイル設置用溝を
形成する一方補助コアの外側に励磁コイル設置用段部を
形成したので、検出コイル設置用溝が検出コイルの取付
用支持部となり、励磁コイル設置用段部が励磁コイルの
取付用支持部となって各コイルを設置すると当該コイル
が補助コアを挟んだ離れた位置に配置される。
サでは、棒状コアと補助コアとを一体のコア体より構成
し、棒状コアと補助コアとの間に検出コイル設置用溝を
形成する一方補助コアの外側に励磁コイル設置用段部を
形成したので、検出コイル設置用溝が検出コイルの取付
用支持部となり、励磁コイル設置用段部が励磁コイルの
取付用支持部となって各コイルを設置すると当該コイル
が補助コアを挟んだ離れた位置に配置される。
【0044】また、請求項6記載の表面形状検出用セン
サでは、励磁コイルには高周波信号が印加されるので、
被測定物を貫く磁束が高周波信号に対応する短時間周期
で変化し、細かい凹凸形状の検出が可能になる。
サでは、励磁コイルには高周波信号が印加されるので、
被測定物を貫く磁束が高周波信号に対応する短時間周期
で変化し、細かい凹凸形状の検出が可能になる。
【0045】さらに、請求項7記載の表面形状検出用セ
ンサでは、被測定物は硬貨であり、棒状コアの移動方向
に関する先端の幅が2mm以下であるので、硬貨の判別
に要求される分解能で硬貨表面の凹凸模様を検出するこ
とができる。
ンサでは、被測定物は硬貨であり、棒状コアの移動方向
に関する先端の幅が2mm以下であるので、硬貨の判別
に要求される分解能で硬貨表面の凹凸模様を検出するこ
とができる。
【図1】本発明を適用した表面形状検出用センサの第1
の実施形態を示す斜視図である。
の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の表面形状検出用センサに接続される回
路図である。
路図である。
【図3】t/Tの値と検出出力及びセンサ感度との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1の表面形状検出用センサの製造工程の概略
を示し、(a)はフェライトブロックの斜視図、(b)
はフェライトブロックに溝及び段部を加工した状態の斜
視図、(c)はフェライトブロックを切断したコア体の
斜視図、(d)はコア体に検出コイル及び励磁コイルを
設置する様子を示す斜視図である。
を示し、(a)はフェライトブロックの斜視図、(b)
はフェライトブロックに溝及び段部を加工した状態の斜
視図、(c)はフェライトブロックを切断したコア体の
斜視図、(d)はコア体に検出コイル及び励磁コイルを
設置する様子を示す斜視図である。
【図5】本発明の表面形状検出用センサの出力信号の例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】図1の表面形状検出用センサの第1の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図1の表面形状検出用センサの第2の変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】図1の表面形状検出用センサの第3の変形例の
コア体を示す斜視図である。
コア体を示す斜視図である。
【図9】図1の表面形状検出用センサの第4の変形例の
コア体を示す斜視図である。
コア体を示す斜視図である。
【図10】本発明を適用した表面形状検出用センサの第
2の実施形態を示す断面図である。
2の実施形態を示す断面図である。
【図11】図10の表面形状検出用センサの第1の変形
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図12】図10の表面形状検出用センサの第2の変形
例を示す側面図である。
例を示す側面図である。
【図13】図10の表面形状検出用センサの第3の変形
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図14】本発明を適用した表面形状検出用センサの第
3の実施形態を示す斜視図である。
3の実施形態を示す斜視図である。
【図15】図14の表面形状検出用センサの変形例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図16】本発明を適用した表面形状検出用センサの第
4の実施形態を示す断面図である。
4の実施形態を示す断面図である。
【図17】本発明を適用した表面形状検出用センサの第
5の実施形態を示す斜視図である。
5の実施形態を示す斜視図である。
【図18】t/Tの値が1の表面形状検出用センサで5
00円硬貨の裏側面の凹凸形状を測定した場合の出力信
号を示す図である。
00円硬貨の裏側面の凹凸形状を測定した場合の出力信
号を示す図である。
【図19】t/Tの値が0の表面形状検出用センサで5
00円硬貨の裏側面の凹凸形状を測定した場合の出力信
号を示す図である。
00円硬貨の裏側面の凹凸形状を測定した場合の出力信
号を示す図である。
【図20】棒状コアの先端面の幅wを0.5mmとして
500円硬貨の凹凸模様を測定した場合のセンサ出力を
示す図である。
500円硬貨の凹凸模様を測定した場合のセンサ出力を
示す図である。
【図21】棒状コアの先端面の幅wを3mmとして50
0円硬貨の凹凸模様を測定した場合のセンサ出力を示す
図である。
0円硬貨の凹凸模様を測定した場合のセンサ出力を示す
図である。
【図22】棒状コアの先端面の幅wと被測定物の凹凸形
状の幅との大きさの関係を説明するためのもので、
(A)は1円硬貨(被測定物)の平面図、(B)は1円
硬貨の凹凸形状の寸法概念を示す断面図である。
状の幅との大きさの関係を説明するためのもので、
(A)は1円硬貨(被測定物)の平面図、(B)は1円
硬貨の凹凸形状の寸法概念を示す断面図である。
1 表面形状検出用センサ 2 コア体 3 棒状コア 3b 検出コイルの固着部分(検出コイルの取付用支持
部) 3c 励磁コイルの固着部分(励磁コイルの取付用支持
部) 5 検出コイル 6 励磁コイル 7 補助コア 7a 励磁コイルの固着部分(励磁コイルの取付用支持
部) 10 硬貨(被測定物) 14 高周波信号 16 検出コイル設置用溝(検出コイルの取付用支持
部) 17 励磁コイル設置用段部(励磁コイルの取付用支持
部) 19 検出コイル設置用段部(検出コイルの取付用支持
部) 32 検出コイルの取付用支持部 33 励磁コイルの取付用支持部
部) 3c 励磁コイルの固着部分(励磁コイルの取付用支持
部) 5 検出コイル 6 励磁コイル 7 補助コア 7a 励磁コイルの固着部分(励磁コイルの取付用支持
部) 10 硬貨(被測定物) 14 高周波信号 16 検出コイル設置用溝(検出コイルの取付用支持
部) 17 励磁コイル設置用段部(励磁コイルの取付用支持
部) 19 検出コイル設置用段部(検出コイルの取付用支持
部) 32 検出コイルの取付用支持部 33 励磁コイルの取付用支持部
Claims (7)
- 【請求項1】 励磁コイルにより発生する磁界中におい
て棒状コアの先端を凹凸のある被測定物表面に相対移動
可能に対向させるとともに、上記棒状コアに上記被測定
物の上記凹凸形状に起因して発生する磁束変化を検出す
るための検出コイルを設けてなる表面形状検出用センサ
であって、上記棒状コアを囲むように取り付けられる上
記励磁コイルの取付用支持部と上記検出コイルの取付用
支持部とを異なる位置に設けてなることを特徴とする表
面形状検出用センサ。 - 【請求項2】 上記異なる位置は、上記棒状コアを中心
とする半径方向であるか、又は上記棒状コアの長さ方向
に異なる位置であることを特徴とする請求項1記載の表
面形状検出用センサ。 - 【請求項3】 上記棒状コアを間に挟んだ両側に磁束通
路形成用の補助コアを配設し、上記検出コイルを上記棒
状コアに巻回すると共に上記補助コアに上記励磁コイル
を巻回したことを特徴とする請求項1又は2記載の表面
形状検出用センサ。 - 【請求項4】 丸棒状を成す上記棒状コアの周囲に円筒
形状を成す磁束通路形成用の補助コアを配設し、上記検
出コイルを上記棒状コアに巻回すと共に上記補助コアに
上記励磁コイルを巻回したことを特徴とする請求項1又
は2記載の表面形状検出用センサ。 - 【請求項5】 上記棒状コアと上記補助コアとを一体の
コア体より構成し、上記棒状コアと補助コアとの間に検
出コイル設置用溝を形成する一方上記補助コアの外側に
励磁コイル設置用段部を形成したことを特徴とする請求
項3又は4記載の表面形状検出用センサ。 - 【請求項6】 上記励磁コイルには高周波信号が印加さ
れることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の
表面形状検出用センサ。 - 【請求項7】 上記被測定物は硬貨であり、上記棒状コ
アの先端の上記相対移動方向に関する幅は2mm以下で
あることを特徴とする請求項6記載の表面形状検出用セ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34681097A JPH11175793A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 表面形状検出用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34681097A JPH11175793A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 表面形状検出用センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11175793A true JPH11175793A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18385966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34681097A Pending JPH11175793A (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 表面形状検出用センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11175793A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029785A1 (en) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Japan Tobacco Inc. | Coin detector |
| JP2001129214A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Sensatec Kk | パチンコ玉計数検出器 |
| CN104700490A (zh) * | 2013-12-10 | 2015-06-10 | 北京华夏聚龙自动化股份公司 | 多模态电涡流传感器硬币信号采集装置 |
| JP6082149B1 (ja) * | 2016-06-08 | 2017-02-15 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34681097A patent/JPH11175793A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001029785A1 (en) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Japan Tobacco Inc. | Coin detector |
| JP2001129214A (ja) * | 1999-11-02 | 2001-05-15 | Sensatec Kk | パチンコ玉計数検出器 |
| CN104700490A (zh) * | 2013-12-10 | 2015-06-10 | 北京华夏聚龙自动化股份公司 | 多模态电涡流传感器硬币信号采集装置 |
| JP6082149B1 (ja) * | 2016-06-08 | 2017-02-15 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
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