JPH11204762A - 半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法

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JPH11204762A
JPH11204762A JP10006104A JP610498A JPH11204762A JP H11204762 A JPH11204762 A JP H11204762A JP 10006104 A JP10006104 A JP 10006104A JP 610498 A JP610498 A JP 610498A JP H11204762 A JPH11204762 A JP H11204762A
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JP
Japan
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transistor
insulating film
conductive layer
gate insulating
forming
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JP10006104A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ogishi
毅 大岸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程を簡略化して、信頼性を確保した半導
体不揮発性記憶装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】基板10上に、フローティングゲートとな
る第1導電層30とコントロールゲートとなる第2導電
層31,32を有するメモリトランジスタMT(第1ト
ランジスタ)と、第1導電層30および第2導電層3
1,32を積層させた第2ゲート電極33を有する高電
圧駆動型トランジスタHT(第2トランジスタ)と、第
1導電層30および第2導電層31,32を積層させた
第3ゲート電極35を有する低電圧駆動型トランジスタ
NLT,PLT(第3トランジスタ)を有する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体不揮発性記
憶装置およびその製造方法に関し、特にトランジスタの
ゲート電極とチャネル形成領域の間に電荷を蓄積するフ
ローティングゲートを有するメモリトランジスタと、前
記メモリトランジスタを駆動するための高電圧駆動型ト
ランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタとを有する
半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスクなどの磁気記憶装置
に代わり、電気的に書き換え可能な半導体不揮発性記憶
装置(EEPROM:Electrically Erasable and Prog
rammable ROM)が使われ始めている。EEPROMとし
ては、フローティングゲート型、MNOS型あるいはM
ONOS型、TEXTURED POLY型など、様々
な特徴を有する構造のものが開発されている。
【0003】EEPROMの1つであるフローティング
ゲート型の半導体不揮発性記憶装置の従来例を図10に
示す。例えば特開平6−163926号公報に開示され
ているように、例えばトランジスタのゲート電極とチャ
ネル形成領域の間に電荷を蓄積するフローティングゲー
ト30を有するメモリトランジスタMTと、前記メモリ
トランジスタを駆動するための例えばVpp程度の高電
圧を印加する高電圧駆動型トランジスタHTと、例えば
Vcc程度の低電圧を印加する低電圧駆動型トランジス
タ(NLT,PLT)とを有している。上記の各トラン
ジスタは、p型半導体基板10に形成されたnウェル1
1あるいはp型ウェル12上に、またはp型半導体基板
10のバルクシリコン上に形成されている。
【0004】上記のメモリトランジスタは、例えば、半
導体基板のチャネル形成領域上に積層されたゲート絶縁
膜22、フローティングゲート30、中間絶縁膜24お
よびコントロールゲート34を有し、フローティングゲ
ート30とコントロールゲート34は中間絶縁膜24に
より絶縁されている。また、ゲートの両側部の半導体基
板中にはチャネル形成領域に接続して形成されたソース
・ドレイン拡散層13を有している。
【0005】上記の構造を有するメモリトランジスタに
おいて、フローティングゲートは膜中に電荷を保持する
機能を持ち、ゲート絶縁膜および中間絶縁膜は電荷をフ
ローティングゲート中に閉じ込める役割を持つ。コント
ロールゲート、半導体基板あるいはソース・ドレイン拡
散層などに適当な電圧を印加すると、ファウラー・ノル
ドハイム型トンネル電流が生じ、ゲート絶縁膜を通して
半導体基板からフローティングゲートへ電荷が注入さ
れ、あるいはフローティングゲートから半導体基板へ電
荷が放出される。従って、ゲート絶縁膜はトンネル電流
を通すことができるように、数nm〜10数nm程度の
薄膜にして形成される。
【0006】上記のメモリトランジスタにおいて、フロ
ーティングゲート中に電荷が蓄積されると、この蓄積電
荷による電界が発生するため、トランジスタの閾値電圧
が変化する。この変化によりデータの記憶が可能とな
る。例えば、フローティングゲート中に電子を蓄積する
ことでデータの消去を行い、また、フローティングゲー
ト中に蓄積した電子を放出することでデータを書き込み
することができる。
【0007】一方、高電圧駆動型トランジスタHTおよ
び低電圧駆動型トランジスタ(NLT,PLT)は、例
えば半導体基板10のチャネル形成領域上に積層された
ゲート絶縁膜(21,23)とゲート電極(33,3
5)とを有し、ゲートの両側部の半導体基板中にはチャ
ネル形成領域に接続して形成されたソース・ドレイン拡
散層(13,14)を有している。高電圧駆動型トラン
ジスタのゲート絶縁膜21は、印加する高電圧に耐えら
れるように、例えば数10nm程度の厚膜に設計されて
いる。
【0008】上記のような半導体不揮発性記憶装置の従
来の製造方法においては、メモリトランジスタ、高電圧
駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタの
ゲート絶縁膜の形成はそれぞれ独立した工程で行ってい
る。また、従来の方法では、第1の導電層を堆積、加工
してメモリトランジスタのフローティングゲートを形成
し、第2の導電層を堆積、加工してメモリトランジスタ
のコントロールゲートと、高電圧駆動型トランジスタお
よび低電圧駆動型トランジスタのゲート電極を形成して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の半導体不揮発性記憶装置の製造方法においては、
高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジ
スタの形成領域における第1導電層を除去するためのマ
スク形成工程およびエッチング工程、メモリセルトラン
ジスタのゲート電極(フローティングゲートとコントロ
ールゲート)と高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧
駆動型トランジスタのゲート電極をパターン加工するた
めのそれぞれ独立したマスク形成工程およびエッチング
工程、および、高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧
駆動型トランジスタのゲート絶縁膜をそれぞれ作り分け
るためのマスク形成工程、エッチング工程および酸化工
程などが必要であり、マスクを多用し、工程も複雑であ
るので製造コストが高くなるという問題点があった。
【0010】また、上記の従来の半導体不揮発性記憶装
置の製造方法によると、メモリトランジスタのフローテ
ィングゲートとなる第1導電層を堆積、パターン加工し
た後に、高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型
トランジスタのゲート絶縁膜の形成およびエッチング工
程などを行うために、高温熱処理、プラズマエッチング
処理などのプロセスが原因となるメモリトランジスタの
特性の劣化が生じ、信頼性に問題を生じる可能性があっ
た。
【0011】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、従って、本発明は、フローティングゲートを
有するメモリトランジスタと、前記メモリトランジスタ
を駆動するための高電圧駆動型トランジスタおよび低電
圧駆動型トランジスタとを有する半導体不揮発性記憶装
置およびその製造方法であって、製造工程を簡略化して
製造コストを削減させることが可能で、信頼性を確保し
た半導体不揮発性記憶装置およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体不揮発性記憶装置は、半導体基板上
に、第1トランジスタと、前記第1トランジスタを駆動
するための第2トランジスタおよび第3トランジスタを
有する半導体不揮発性記憶装置であって、前記第1トラ
ンジスタが、前記半導体基板の第1トランジスタ用の第
1チャネル形成領域の上層に形成された第1ゲート絶縁
膜と、前記第1ゲート絶縁膜の上層に形成され、フロー
ティングゲートとなる第1導電層と、前記第1導電層の
上層に形成された中間絶縁膜と、前記中間絶縁膜の上層
に形成され、コントロールゲートとなる第2導電層と、
前記第1チャネル形成領域に接続する第1ソース・ドレ
イン領域とを有するメモリトランジスタであり、前記第
2トランジスタが、前記半導体基板の第2トランジスタ
用の第2チャネル形成領域の上層に形成され、前記第1
ゲート絶縁膜よりも膜厚の厚い第2ゲート絶縁膜と、前
記第2ゲート絶縁膜の上層に形成され、前記第1導電層
と前記第1導電層に接続して形成された前記第2導電層
とを有する第2ゲート電極と、前記第2チャネル形成領
域に接続する第2ソース・ドレイン領域とを有する高電
圧駆動型トランジスタであり、前記第3トランジスタ
が、前記半導体基板の第3トランジスタ用の第3チャネ
ル形成領域の上層に形成され、前記第2ゲート絶縁膜よ
りも膜厚の薄い第3ゲート絶縁膜と、前記第3ゲート絶
縁膜の上層に形成され、前記第1導電層と前記第1導電
層に接続して形成された前記第2導電層とを有する第3
ゲート電極と、前記第3チャネル形成領域に接続する第
3ソース・ドレイン領域とを有する低電圧駆動型トラン
ジスタである。
【0013】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、メモリトランジスタ(第1トランジスタ)におい
て、コントロールゲートと半導体基板中のチャネル形成
領域の間に、フローティングゲートを有する電界効果ト
ランジスタを構成する。コントロールゲート、半導体基
板およびソース・ドレイン領域などに適当な電圧を印加
すると、ファウラー・ノルドハイム型トンネル電流が生
じ、フローティングゲートへ電荷が注入され、あるいは
フローティングゲートから半導体基板へ電荷が放出され
る。このようにフローティングゲート中に電荷が蓄積さ
れると、この蓄積電荷による電界が発生するため、トラ
ンジスタの閾値電圧が変化する。この変化によりデータ
の記憶が可能となる。
【0014】上記の半導体不揮発性記憶装置において
は、上記のメモリトランジスタを駆動するための高電圧
駆動型トランジスタ(第2トランジスタ)および低電圧
駆動型トランジスタ(第3トランジスタ)をさらに有す
る。高電圧駆動型トランジスタのゲート絶縁膜(第2ゲ
ート絶縁膜)は、メモリトランジスタのゲート絶縁膜
(第1ゲート絶縁膜)および低電圧駆動型トランジスタ
のゲート絶縁膜(第3ゲート絶縁膜)よりも厚膜に形成
されて、印加される高電圧に耐えられる構造となってい
る。
【0015】また、上記の半導体不揮発性記憶装置にお
いては、高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型
トランジスタのゲート電極(第2ゲート電極および第3
ゲート電極)は、それぞれメモリトランジスタにおいて
フローティングゲートとなる第1導電層とコントロール
ゲートとなる第2導電層を接続して形成されている。第
1導電層と第2導電の接続には、コンタクトなどの接続
部を設けたり、第1導電層と第2導電を積層させて接続
することができる。従って、高電圧駆動型トランジスタ
および低電圧駆動型トランジスタの形成領域における第
1導電層を除去するためのマスク形成工程およびエッチ
ング工程、メモリセルトランジスタのゲート電極(フロ
ーティングゲートとコントロールゲート)と高電圧駆動
型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタのゲー
ト電極をパターン加工するためのそれぞれ独立したマス
ク形成工程およびエッチング工程など、従来よりも工程
を簡略化して製造することが可能な構造となっており、
製造コストを削減することができる。また、上記の構造
の半導体不揮発性記憶装置を製造するためには、メモリ
トランジスタのフローティングゲートを形成した後に高
電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジス
タのゲート絶縁膜の形成およびエッチング工程などを行
うための高温熱処理やプラズマエッチング処理を行う必
要がなくなるので、上記の各処理に起因するメモリトラ
ンジスタの特性の劣化は回避することができ、信頼性を
確保することができる。
【0016】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、好適には、前記第2ゲート電極においては前記第1
導電層と前記第2導電層が積層して形成されており、前
記第3ゲート電極においては前記第1導電層と前記第2
導電層が積層して形成されている。これにより、高電圧
駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタの
ゲート電極(第2ゲート電極および第3ゲート電極)
は、それぞれ第1導電層および第2導電層を接続するこ
とができる。
【0017】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、好適には、前記第1ゲート絶縁膜と前記第3ゲート
絶縁膜が同じ膜厚である。これにより、第1ゲート絶縁
膜と第3ゲート絶縁膜を同時に形成することが可能とな
り、製造工程をさらに簡略化して製造することが可能と
なる。
【0018】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置
は、好適には、前記第3トランジスタとして、nチャネ
ル型トランジスタとpチャネル型トランジスタを有す
る。nチャネル型とpチャネル型のMOSトランジスタ
を有する相補的MOS(CMOS:Complementary MOS)集積
回路は、静止時の消費電力が無視できるほど小さくする
ことが可能となる。
【0019】また、上記の目的を達成するため、本発明
の半導体不揮発性記憶装置の製造方法は、半導体基板上
に、メモリトランジスタである第1トランジスタと、前
記第1トランジスタを駆動するための高電圧駆動型トラ
ンジスタである第2トランジスタおよび低電圧駆動型ト
ランジスタである第3トランジスタを有する半導体不揮
発性記憶装置の製造方法であって、前記半導体基板の第
1トランジスタ形成領域に第1チャネル形成領域を形成
し、第2トランジスタ形成領域に第2チャネル形成領域
を形成し、第3トランジスタ形成領域に第3チャネル形
成領域を形成する工程と、前記第1チャネル形成領域の
上層に第1ゲート絶縁膜を形成し、前記第2チャネル形
成領域の上層に前記第1ゲート絶縁膜よりも膜厚の厚い
第2ゲート絶縁膜を形成し、前記第3チャネル形成領域
の上層に前記第2ゲート絶縁膜よりも膜厚の薄い第3ゲ
ート絶縁膜を形成する工程と、前記第1ゲート絶縁膜、
前記第2ゲート絶縁膜および前記第3ゲート絶縁膜の上
層に第1導電層を形成する工程と、前記第1トランジス
タ形成領域における前記第1導電層の上層に中間絶縁膜
を形成する工程と、前記第1トランジスタ形成領域にお
ける前記中間絶縁膜の上層および前記第2トランジスタ
形成領域と前記第3トランジスタ形成領域における前記
第1導電層の上層に第2導電層を形成する工程と、前記
第1トランジスタ形成領域において前記第2導電層、前
記中間絶縁膜および前記第1導電層をフローティングゲ
ートおよびコントロールゲートパターンにパターン加工
し、前記第2トランジスタ形成領域において前記第2導
電層および前記第1導電層を第2ゲート電極パターンに
パターン加工し、前記第3トランジスタ形成領域におい
て前記第2導電層および前記第1導電層を第3ゲート電
極パターンにパターン加工する工程と、前記第1チャネ
ル形成領域に接続する第1ソース・ドレイン領域と、前
記第2チャネル形成領域に接続する第2ソース・ドレイ
ン領域と、前記第3チャネル形成領域に接続する第3ソ
ース・ドレイン領域とを形成する工程とを有する。
【0020】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法は、半導体基板の第1トランジスタ形成領域に
第1チャネル形成領域を形成し、第2トランジスタ形成
領域に第2チャネル形成領域を形成し、第3トランジス
タ形成領域に第3チャネル形成領域を形成する。次に、
第1チャネル形成領域の上層に第1ゲート絶縁膜を形成
し、第2チャネル形成領域の上層に第1ゲート絶縁膜よ
りも膜厚の厚い第2ゲート絶縁膜を形成し、第3チャネ
ル形成領域の上層に第2ゲート絶縁膜よりも膜厚の薄い
第3ゲート絶縁膜を形成する。次に、第1ゲート絶縁
膜、第2ゲート絶縁膜および第3ゲート絶縁膜の上層に
第1導電層を形成する。次に、第1トランジスタ形成領
域における第1導電層の上層に中間絶縁膜を形成する。
次に、第1トランジスタ形成領域における中間絶縁膜の
上層および第2トランジスタ形成領域と第3トランジス
タ形成領域における第1導電層の上層に第2導電層を形
成する。次に、第1トランジスタ形成領域において第2
導電層、中間絶縁膜および第1導電層をフローティング
ゲートおよびコントロールゲートパターンにパターン加
工し、第2トランジスタ形成領域において第2導電層お
よび第1導電層を第2ゲート電極パターンにパターン加
工し、第3トランジスタ形成領域において第2導電層お
よび第1導電層を第3ゲート電極パターンにパターン加
工する。次に、第1チャネル形成領域に接続する第1ソ
ース・ドレイン領域と、第2チャネル形成領域に接続す
る第2ソース・ドレイン領域と、第3チャネル形成領域
に接続する第3ソース・ドレイン領域とを形成する。
【0021】上記の半導体不揮発性記憶装置の製造方法
によれば、第1トランジスタ形成領域に、コントロール
ゲート(第2導電層)と半導体基板中のチャネル形成領
域の間に、フローティングゲート(第1導電層)を有す
る第1トランジスタ(メモリトランジスタ)を形成す
る。また、第2トランジスタ形成領域に、第2導電層お
よび第1導電層の積層体を第2ゲート電極とする第2ト
ランジスタ(高電圧駆動型トランジスタ)を形成する。
また、第3トランジスタ形成領域に、第2導電層および
第1導電層の積層体を第3ゲート電極とする第3トラン
ジスタ(低電圧駆動型トランジスタ)を形成する。
【0022】上記の半導体不揮発性記憶装置の製造方法
によれば、従来方法で必要であった高電圧駆動型トラン
ジスタおよび低電圧駆動型トランジスタの形成領域にお
ける第1導電層を除去するためのマスク形成工程および
エッチング工程、メモリセルトランジスタのゲート電極
(フローティングゲートとコントロールゲート)と高電
圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタ
のゲート電極をパターン加工するためのそれぞれ独立し
たマスク形成工程およびエッチング工程などを省略し、
製造工程を簡略化して製造することが可能であるので、
製造コストを削減することができる。また、メモリトラ
ンジスタのフローティングゲートを形成する前に高電圧
駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタの
ゲート絶縁膜の形成を行い、また、高電圧および低電圧
駆動型トランジスタのゲート電極パターン加工における
プラズマエッチング処理を削減できるので、これらの処
理における高温熱処理によるストレスの発生や不純物の
拡散などによるメモリトランジスタのゲート絶縁膜(ト
ンネル絶縁膜)の劣化を回避することができ、信頼性を
確保した半導体不揮発性記憶装置を製造することができ
る。
【0023】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法は、好適には、前記中間絶縁膜を形成する工程
においては、前記第1トランジスタ形成領域、前記第2
トランジスタ形成領域および前記第3トランジスタ形成
領域において、前記第1導電層の上層に全面に中間絶縁
膜を形成し、前記第1トランジスタ形成領域の中間絶縁
膜を残して前記第2トランジスタ形成領域および前記第
3トランジスタ形成領域において形成された前記中間絶
縁膜を除去する。これにより、第2トランジスタ形成領
域および第3トランジスタ形成領域において第1導電層
と第2導電層を積層して形成することが可能となる。
【0024】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法は、好適には、前記第1ゲート絶縁膜および前
記第3ゲート絶縁膜を同時に形成する。これにより、製
造工程をさらに簡略化して製造することが可能となる。
【0025】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法は、好適には、前記第1ゲート絶縁膜、第2ゲ
ート絶縁膜および前記第3ゲート絶縁膜を形成する工程
が、前記第1チャネル形成領域、前記第2チャネル形成
領域および前記第3チャネル形成領域において第2ゲー
ト絶縁膜の一部となる絶縁膜を形成する工程と、前記第
1チャネル形成領域および前記第3チャネル形成領域に
おける前記第2ゲート絶縁膜の一部となる絶縁膜を除去
する工程と、前記第2ゲート絶縁膜の一部となる絶縁膜
を厚膜化して第2ゲート絶縁膜を形成する工程とを含
む。これにより、第2ゲート絶縁膜を第1ゲート絶縁膜
および第3ゲート絶縁膜よりも厚膜にして形成すること
が可能となり、しかも第2ゲート絶縁膜の一部となる絶
縁膜を厚膜化する際に同時に第1ゲート絶縁膜および第
3ゲート絶縁膜を形成することも可能となる。
【0026】上記の本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法は、好適には、前記第2ゲート絶縁膜の一部と
なる絶縁膜を厚膜化する工程において、同時に前記第1
ゲート絶縁膜および前記第3ゲート絶縁膜を形成する。
これにより、製造工程をさらに簡略化して製造すること
が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体不揮発性
記憶装置およびその製造方法の実施の形態について、図
面を参照して下記に説明する。
【0028】本実施形態のフローティングゲート型の半
導体不揮発性記憶装置の断面図を図1に示す。例えばL
OCOS法などにより形成した図示しない素子分離絶縁
膜により分離された半導体基板10の活性領域上に、メ
モリトランジスタ(MT)と、メモリトランジスタ(M
T)を駆動するための高電圧駆動型MOSトランジスタ
(HT)、nチャネル型低電圧駆動型MOSトランジス
タ(NLT)およびpチャネル型低電圧駆動型MOSト
ランジスタ(PLT)がそれぞれ形成されている。
【0029】上記のメモリトランジスタMTは、例えば
p型半導体基板10に形成されたn型ウェル11中のp
型ウェル12にチャネル形成領域を有している。チャネ
ル形成領域の上層に例えば10nm程度の膜厚の第1ゲ
ート絶縁膜(トンネル絶縁膜)22が形成されており、
その上層に例えばポリシリコンからなり、フローティン
グゲートとなる第1導電層30が形成されている。その
上層に、例えばONO膜(酸化膜−窒化膜−酸化膜の積
層体)である中間絶縁膜24が形成されている。その上
層に、例えばポリシリコンからなる下側第2導電層31
とタングステンシリサイドからなる上側第2導電層32
との積層体であるポリサイド構造のコントロールゲート
34が形成されている。これらゲート電極の両側部にサ
イドウォール絶縁膜25が形成され、また、p型ウェル
12中にはn型の導電性不純物を含有するn型ソース・
ドレイン拡散層13が形成されている。以上で、メモリ
トランジスタMTが構成されている。
【0030】上記の高電圧駆動型トランジスタHTは、
例えばVpp程度の高電圧が印加されて使用され、例え
ばp型半導体基板10に直接チャネル形成領域を有して
いる。チャネル形成領域の上層に例えば40nm程度の
膜厚の第2ゲート絶縁膜21が形成されており、その上
層に、例えばポリシリコンからなる第1導電層30、例
えばポリシリコンからなる下側第2導電層31およびタ
ングステンシリサイドからなる上側第2導電層32が積
層して形成され、第1導電層30、下側第2導電層31
および上側第2導電層32から第2ゲート電極33が形
成されている。これらゲート電極の両側部にサイドウォ
ール絶縁膜25が形成され、また、p型半導体基板10
中にはn型の導電性不純物を含有するn型ソース・ドレ
イン拡散層13が形成されている。以上で、高電圧駆動
型トランジスタHTが構成されている。
【0031】上記の低電圧駆動型トランジスタとして
は、nチャネル型の低電圧駆動型トランジスタNLT
と、pチャネル型の低電圧駆動型トランジスタPLTが
形成されており、例えばVcc程度の低電圧が印加され
て使用される。nチャネル型の低電圧駆動型トランジス
タNLTは、例えばp型半導体基板10に形成されたp
型ウェル12中にチャネル形成領域を有している。チャ
ネル形成領域の上層に例えば10nm程度の膜厚の第3
ゲート絶縁膜23が形成されており、その上層に、例え
ばポリシリコンからなる第1導電層30、例えばポリシ
リコンからなる下側第2導電層31およびタングステン
シリサイドからなる上側第2導電層32が積層して形成
され、第1導電層30、下側第2導電層31および上側
第2導電層32から第3ゲート電極35が形成されてい
る。これらゲート電極の両側部にサイドウォール絶縁膜
25が形成され、また、p型ウェル12中にはn型の導
電性不純物を含有するn型ソース・ドレイン拡散層13
が形成されている。以上で、nチャネル型の低電圧駆動
型トランジスタNLTが構成されている。一方、pチャ
ネル型の低電圧駆動型トランジスタPLTはp型半導体
基板10に形成されたn型ウェル11中にチャネル形成
領域を有しており、p型の導電性不純物を含有するp型
ソース・ドレイン拡散層14を有する他は、nチャネル
型の低電圧駆動型トランジスタNLTとほぼ同じであ
る。
【0032】上記の半導体不揮発性記憶装置のメモリト
ランジスタにおいて、第1導電層30は膜中に電荷を保
持するフローティングゲートとしての機能を持ち、ゲー
ト絶縁膜22および中間絶縁膜24などは電荷をフロー
ティングゲート中に閉じ込める役割を持つ。コントロー
ルゲート34あるいはn型ソース・ドレイン拡散層13
などに適当な電圧を印加すると、ファウラー・ノルドハ
イム型トンネル電流が生じ、第1ゲート絶縁膜22を通
して半導体基板10からフローティングゲートへ電荷が
注入され、あるいはフローティングゲートから半導体基
板10へ電荷が放出される。例えば、コントロールゲー
ト31に高電位を印加し、n型ソース・ドレイン拡散層
13に接地電位を印加することなどで基板からフローテ
ィングゲートへ電荷が注入される。
【0033】上記のようにフローティングゲート中に電
荷が蓄積されると、この蓄積電荷による電界が発生する
ため、トランジスタの閾値電圧が変化する。この変化に
よりデータの記憶が可能となる。例えば、フローティン
グゲート中に電子を蓄積することでデータの消去を行
い、また、フローティングゲート中に蓄積した電子を放
出することでデータを書き込みすることができる。
【0034】また、高電圧駆動型MOSトランジスタ
(HT)のゲート絶縁膜(第2ゲート絶縁膜)21は、
メモリトランジスタ(MT)のゲート絶縁膜(第1ゲー
ト絶縁膜)22および低電圧駆動型MOSトランジスタ
のゲート絶縁膜(第3ゲート絶縁膜)23よりも厚膜に
形成されており、印加される高電圧に耐えられるように
設計されている。
【0035】かかる構造の半導体不揮発性記憶装置は、
高電圧駆動型トランジスタ(HT)および低電圧駆動型
トランジスタ(NLT,PLT)のゲート電極(第2ゲ
ート電極33および第3ゲート電極35)は、それぞれ
メモリトランジスタにおいてフローティングゲートとな
る第1導電層30とコントロールゲートとなる第2導電
層(31,32)を積層して形成されている。従って、
従来よりも工程を簡略化して製造することが可能な構造
となっており、製造コストを削減することができる。ま
た、上記の構造の半導体不揮発性記憶装置を製造するた
めには、メモリトランジスタのフローティングゲート
(第1導電層)30を形成した後に高電圧駆動型トラン
ジスタおよび低電圧駆動型トランジスタのゲート絶縁膜
の形成およびエッチング工程などを行うための高温熱処
理やプラズマエッチング処理を行う必要がなくなるの
で、上記の各処理に起因するメモリトランジスタの特性
の劣化は回避することができ、信頼性を確保することが
できる。
【0036】上記の本実施形態の半導体不揮発性記憶装
置の製造方法について説明する。まず図2に示すよう
に、例えばp型半導体基板10に例えばLOCOS法な
どにより図示しない素子分離絶縁膜を形成して、基板1
0上にメモリトランジスタ(以下MTと略)形成領域、
高電圧駆動型トランジスタ(以下HTと略)形成領域、
nチャネル型低電圧駆動型トランジスタ(以下NLTと
略)形成領域およびpチャネル型低電圧駆動型トランジ
スタ(以下PLTと略)形成領域を形成する。次に、M
T形成領域およびPLT形成領域を開口したレジスト膜
をパターニング形成し、リンなどのn型の導電性不純物
をイオン注入し、MT形成領域およびPLT形成領域に
n型ウェル11を形成する。次に、MT形成領域および
NLT形成領域を開口したレジスト膜をパターニング形
成し、ホウ素などのp型の導電性不純物をイオン注入
し、MT形成領域のn型ウェル11中およびNLT形成
領域にp型ウェル12を形成する。次に、例えば熱酸化
法により、例えば30nmの膜厚で酸化膜20を形成す
る。
【0037】次に、図3に示すように、フォトリソグラ
フィー工程によりHT形成領域を保護するレジスト膜R
1をパターニング形成し、例えばRIE(反応性イオン
エッチング)などのエッチングを施し、MT形成領域、
NLT形成領域およびPLT形成領域の酸化膜20を除
去する。
【0038】次に、図4に示すように、例えば熱酸化法
により、酸化膜20の膜厚を10nm分厚膜化し、40
nmの膜厚を有するHT用のゲート絶縁膜(第2ゲート
絶縁膜)21を形成する。この際、同時にMT形成領
域、NLT形成領域およびPLT形成領域においても1
0nmの膜厚の酸化膜が成長し、MT形成領域において
第1ゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)22を形成し、N
LT形成領域およびPLT形成領域において第3ゲート
絶縁膜23を形成する。第1ゲート絶縁膜22と第3ゲ
ート絶縁膜23とが同じ膜厚に設計されているので、同
時に形成することが可能となっている。第1ゲート絶縁
膜22と第3ゲート絶縁膜23を膜厚を変えて形成する
場合には、上記の工程(レジスト膜の形成工程、レジス
ト膜で保護されていない領域のゲート絶縁膜のエッチン
グ除去工程、全面での熱酸化工程)を繰り返すことによ
りそれぞれ膜厚の異なるゲート絶縁膜を形成することが
できる。
【0039】次に、図5に示すように、MT形成領域、
HT形成領域、NLT形成領域およびPLT形成領域に
全面に例えばCVD法(Chemical Vapor Deposition) 法
によりポリシリコンを約100nmの膜厚で堆積させ、
後に形成するコントロールゲートの配線方向の分割を行
うパターニングを行って、第1導電層30を形成する。
次に、第1導電層30の上層に例えばCVD法によりO
NO膜(酸化膜−窒化膜−酸化膜の積層体)を堆積さ
せ、中間絶縁膜24を形成する。
【0040】次に、図6に示すように、フォトリソグラ
フィー工程によりMT形成領域を保護するレジスト膜R
2をパターニング形成し、例えばRIEなどのエッチン
グを施し、HT形成領域、NLT形成領域およびPLT
形成領域の中間絶縁膜24を除去する。
【0041】次に、図7に示すように、MT形成領域に
おいては中間絶縁膜24の上層に、HT形成領域、NL
T形成領域およびPLT形成領域においては第1導電層
30の上層に、全面に例えばCVD法によりポリシリコ
ンを堆積させ、下側第2導電層31を形成する。次に、
下側第2導電層31の上層に例えばCVD法によりタン
グステンシリサイドを堆積させ、上側第2導電層32を
形成する。HT形成領域、NLT形成領域およびPLT
形成領域においては第1導電層30と第2導電層が積層
され、接続されることとなる。
【0042】次に、図8に示すように、MTのコントロ
ールゲート配線パターン、HT、NLTおよびPLTの
ゲート電極の配線パターンを有するレジスト膜R3をフ
ォトリソグラフィー工程により形成し、プラズマエッチ
ングなどのエッチングを施して、第1導電層30、中間
絶縁膜24、下側第2導電層31および上側第2導電層
32をパターニング加工する。これにより、MT形成領
域においては、第1導電層30をフローティングゲート
とし、第2導電層(31,32)をコントロールゲート
34とすることができる。また、HT形成領域において
は、第1導電層30および第2導電層(31,32)を
積層させて形成した第2ゲート電極33とすることがで
きる。また、NLT形成領域およびPLT形成領域にお
いて、第1導電層30および第2導電層(31,32)
を積層させて形成した第3ゲート電極35とすることが
できる。
【0043】次に、MT形成領域においては、コントロ
ールゲート34をマスクとして、例えばリンなどのn型
の導電性不純物をイオン注入し、n型ソース・ドレイン
拡散層13を形成してメモリトランジスタMTを完成さ
せる。HT形成領域においては、第2ゲート電極33を
マスクとして例えばリンなどのn型の導電性不純物をイ
オン注入し、n型ソース・ドレイン拡散層13を形成し
て高電圧駆動型トランジスタHTを完成させる。NLT
形成領域においては、第3ゲート電極33をマスクとし
て例えばリンなどのn型の導電性不純物をイオン注入
し、n型ソース・ドレイン拡散層13を形成してnチャ
ネル型低電圧駆動型トランジスタNLTを完成させる。
PLT形成領域においては、第3ゲート電極33をマス
クとして例えばホウ素などのp型の導電性不純物をイオ
ン注入し、p型ソース・ドレイン拡散層14を形成して
pチャネル型低電圧駆動型トランジスタPLTを完成さ
せる。次に、例えばCVD法により酸化シリコンを堆積
させ、RIEなどにより全面にエッチバックして上記の
ゲート電極の両側部のサイドウォール絶縁膜25を形成
する。上記の各ソース・ドレイン拡散層の形成におい
て、サイドウォール絶縁膜の形成前後にイオン注入して
LDD(Lightly Doped Drain )構造のソース・ドレイ
ン拡散層とすることもできる。以上のようにして、図1
に示す半導体不揮発性記憶装置とすることができる。
【0044】上記の本実施形態の半導体不揮発性記憶装
置の製造方法によれば、従来方法で必要であった高電圧
駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタの
形成領域における第1導電層を除去するためのマスク形
成工程およびエッチング工程、メモリセルトランジスタ
のゲート電極(フローティングゲートとコントロールゲ
ート)と高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型
トランジスタのゲート電極をパターン加工するためのそ
れぞれ独立したマスク形成工程およびエッチング工程な
どを省略し、製造工程を簡略化して製造することが可能
であるので、製造コストを削減することができる。ま
た、メモリトランジスタのフローティングゲートを形成
する前に高電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型
トランジスタのゲート絶縁膜の形成を行い、また、高電
圧および低電圧駆動型トランジスタのゲート電極パター
ン加工におけるプラズマエッチング処理を削減できるの
で、これらの処理における高温熱処理によるストレスの
発生や不純物の拡散などによるメモリトランジスタのゲ
ート絶縁膜(トンネル絶縁膜)の劣化を回避することが
でき、信頼性を確保した半導体不揮発性記憶装置を製造
することができる。
【0045】また、上記の本実施形態の半導体不揮発性
記憶装置の製造方法によれば、メモリトランジスタ、高
電圧駆動型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジス
タの下地段差形状、それぞれのゲート電極をパターニン
グ形成する際の被エッチング膜厚がほぼ等しくなってい
るため、大きな段差によるフォトリソグラフィープロセ
スマージンの低下や、膜厚の相違によるエッチング条件
の相違などをなくし、メモリトランジスタ、高電圧駆動
型トランジスタおよび低電圧駆動型トランジスタのそれ
ぞれのゲート電極を同時にパターニング形成することが
可能となっている。
【0046】上記の本実施形態の半導体不揮発性記憶装
置の製造方法においては、図9に示す装置のように、中
間絶縁膜24を形成する際に、中間絶縁膜と例えば50
nm程度の導電層(第3導電層)36の積層体を形成す
ることができる。この場合、HT形成領域、NLT形成
領域およびPLT形成領域において中間絶縁膜24を除
去する際に、同領域の第3導電層36も除去し、MT形
成領域に残った第3導電層36はコントロールゲート3
4の一部となる。この第3導電層36を形成すると、H
T形成領域、NLT形成領域およびPLT形成領域にお
いて中間絶縁膜24を除去した時点でMT形成領域の中
間絶縁膜24が第3導電層36で覆われているため、こ
れをマスクとして、HT形成領域、NLT形成領域およ
びPLT形成領域において第1導電層30の上面に形成
された自然酸化膜をエッチング除去することが可能とな
り、HT形成領域、NLT形成領域およびPLT形成領
域における第1導電層30と第2導電層(31,32)
の電気的な接続を安定化することができる。
【0047】本発明の半導体不揮発性記憶装置は、上記
の実施の形態に限定されない。例えば、フローティング
ゲートはポリシリコンの1層構成としているが、多層構
成とすることができる。ソース・ドレイン拡散層は、L
DD構造などの種々の構造を採用することができる。半
導体記憶装置としてはNAND型やAND型などとする
ことができ、また、DINOR型とすることもできる。
電荷の電荷蓄積層への注入は、データの書き込み、消去
のどちらに相当する場合でも構わない。その他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明の半導体不揮発性記憶装置によれ
ば、従来よりも工程を簡略化して製造することが可能な
構造となっており、製造コストを削減することができ、
また、高温熱処理やプラズマエッチング処理に起因する
メモリトランジスタの特性の劣化は回避することがで
き、信頼性を確保することができる。
【0049】また、本発明の半導体不揮発性記憶装置の
製造方法によれば、上記の本発明の半導体不揮発性記憶
装置を製造することができ、製造工程を簡略化して製造
することが可能であるので、製造コストを削減すること
ができ、また、高温熱処理やプラズマエッチング処理に
よるメモリトランジスタのゲート絶縁膜(トンネル絶縁
膜)の劣化を回避することができ、信頼性を確保した半
導体不揮発性記憶装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態にかかる半導体不揮発性記憶装
置の断面図である。
【図2】図2は実施形態にかかる半導体不揮発性記憶装
置の製造方法の製造工程を示す断面図であり、酸化膜を
形成する工程までを示す。
【図3】図3は図2の続きの工程を示し、高電圧駆動型
トランジスタ形成領域を除く領域の酸化膜を除去する工
程までを示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示し、高電圧駆動型
トランジスタ形成領域の酸化膜を厚膜化し、高電圧駆動
型トランジスタ形成領域を除く領域において酸化膜を形
成する工程までを示す。
【図5】図5は図4の続きの工程を示し、中間絶縁膜を
形成する工程までを示す。
【図6】図6は図5の続きの工程を示し、メモリトラン
ジスタ形成領域を除く領域の中間絶縁膜を除去する工程
までを示す。
【図7】図7は図6の続きの工程を示し、第2導電層を
形成する工程までを示す。
【図8】図8は図7の続きの工程を示し、各トランジス
タのゲート電極をパターン加工する工程までを示す。
【図9】図9は本実施形態にかかる半導体不揮発性記憶
装置の変形例の断面図である。
【図10】図10は従来例にかかる半導体不揮発性記憶
装置の断面図である。
【符号の説明】
10…p型半導体基板、11…n型ウェル、12…p型
ウェル、13…n型ソース・ドレイン拡散層、14…p
型ソース・ドレイン拡散層、20…酸化膜、21…第2
ゲート絶縁膜、22…第1ゲート絶縁膜、23…第3ゲ
ート絶縁膜、24…中間絶縁膜、25…サイドウォール
絶縁膜、30…第1導電層、31…下側第2導電層、3
2…上側第2導電層、33…第2ゲート電極、34…コ
ントロールゲート、35…第3ゲート電極、36…第3
導電層、R1〜R3…レジスト膜、MT…メモリトラン
ジスタ、HT…高電圧駆動型トランジスタ、NLT…n
チャネル型低電圧駆動型トランジスタ、PLT…pチャ
ネル型低電圧駆動型トランジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に、第1トランジスタと、前
    記第1トランジスタを駆動するための第2トランジスタ
    および第3トランジスタを有する半導体不揮発性記憶装
    置であって、 前記第1トランジスタが、前記半導体基板の第1トラン
    ジスタ用の第1チャネル形成領域の上層に形成された第
    1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜の上層に形成
    され、フローティングゲートとなる第1導電層と、前記
    第1導電層の上層に形成された中間絶縁膜と、前記中間
    絶縁膜の上層に形成され、コントロールゲートとなる第
    2導電層と、前記第1チャネル形成領域に接続する第1
    ソース・ドレイン領域とを有するメモリトランジスタで
    あり、 前記第2トランジスタが、前記半導体基板の第2トラン
    ジスタ用の第2チャネル形成領域の上層に形成され、前
    記第1ゲート絶縁膜よりも膜厚の厚い第2ゲート絶縁膜
    と、前記第2ゲート絶縁膜の上層に形成され、前記第1
    導電層と前記第1導電層に接続して形成された前記第2
    導電層とを有する第2ゲート電極と、前記第2チャネル
    形成領域に接続する第2ソース・ドレイン領域とを有す
    る高電圧駆動型トランジスタであり、 前記第3トランジスタが、前記半導体基板の第3トラン
    ジスタ用の第3チャネル形成領域の上層に形成され、前
    記第2ゲート絶縁膜よりも膜厚の薄い第3ゲート絶縁膜
    と、前記第3ゲート絶縁膜の上層に形成され、前記第1
    導電層と前記第1導電層に接続して形成された前記第2
    導電層とを有する第3ゲート電極と、前記第3チャネル
    形成領域に接続する第3ソース・ドレイン領域とを有す
    る低電圧駆動型トランジスタである半導体不揮発性記憶
    装置。
  2. 【請求項2】前記第2ゲート電極においては前記第1導
    電層と前記第2導電層が積層して形成されており、 前記第3ゲート電極においては前記第1導電層と前記第
    2導電層が積層して形成されている請求項1記載の半導
    体不揮発性記憶装置。
  3. 【請求項3】前記第1ゲート絶縁膜と前記第3ゲート絶
    縁膜が同じ膜厚である請求項1記載の半導体不揮発性記
    憶装置。
  4. 【請求項4】前記第3トランジスタとして、nチャネル
    型トランジスタとpチャネル型トランジスタを有する請
    求項1記載の半導体不揮発性記憶装置。
  5. 【請求項5】半導体基板上に、メモリトランジスタであ
    る第1トランジスタと、前記第1トランジスタを駆動す
    るための高電圧駆動型トランジスタである第2トランジ
    スタおよび低電圧駆動型トランジスタである第3トラン
    ジスタを有する半導体不揮発性記憶装置の製造方法であ
    って、 前記半導体基板の第1トランジスタ形成領域に第1チャ
    ネル形成領域を形成し、第2トランジスタ形成領域に第
    2チャネル形成領域を形成し、第3トランジスタ形成領
    域に第3チャネル形成領域を形成する工程と、 前記第1チャネル形成領域の上層に第1ゲート絶縁膜を
    形成し、前記第2チャネル形成領域の上層に前記第1ゲ
    ート絶縁膜よりも膜厚の厚い第2ゲート絶縁膜を形成
    し、前記第3チャネル形成領域の上層に前記第2ゲート
    絶縁膜よりも膜厚の薄い第3ゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1ゲート絶縁膜、前記第2ゲート絶縁膜および前
    記第3ゲート絶縁膜の上層に第1導電層を形成する工程
    と、 前記第1トランジスタ形成領域における前記第1導電層
    の上層に中間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1トランジスタ形成領域における前記中間絶縁膜
    の上層および前記第2トランジスタ形成領域と前記第3
    トランジスタ形成領域における前記第1導電層の上層に
    第2導電層を形成する工程と、 前記第1トランジスタ形成領域において前記第2導電
    層、前記中間絶縁膜および前記第1導電層をフローティ
    ングゲートおよびコントロールゲートパターンにパター
    ン加工し、前記第2トランジスタ形成領域において前記
    第2導電層および前記第1導電層を第2ゲート電極パタ
    ーンにパターン加工し、前記第3トランジスタ形成領域
    において前記第2導電層および前記第1導電層を第3ゲ
    ート電極パターンにパターン加工する工程と、 前記第1チャネル形成領域に接続する第1ソース・ドレ
    イン領域と、前記第2チャネル形成領域に接続する第2
    ソース・ドレイン領域と、前記第3チャネル形成領域に
    接続する第3ソース・ドレイン領域とを形成する工程と
    を有する半導体不揮発性記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記中間絶縁膜を形成する工程において
    は、前記第1トランジスタ形成領域、前記第2トランジ
    スタ形成領域および前記第3トランジスタ形成領域にお
    いて、前記第1導電層の上層に全面に中間絶縁膜を形成
    し、前記第1トランジスタ形成領域の中間絶縁膜を残し
    て前記第2トランジスタ形成領域および前記第3トラン
    ジスタ形成領域において形成された前記中間絶縁膜を除
    去する請求項5記載の半導体不揮発性記憶装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記第1ゲート絶縁膜および前記第3ゲー
    ト絶縁膜を同時に形成する請求項5記載の半導体不揮発
    性記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1ゲート絶縁膜、第2ゲート絶縁膜
    および前記第3ゲート絶縁膜を形成する工程が、前記第
    1チャネル形成領域、前記第2チャネル形成領域および
    前記第3チャネル形成領域において第2ゲート絶縁膜の
    一部となる絶縁膜を形成する工程と、前記第1チャネル
    形成領域および前記第3チャネル形成領域における前記
    第2ゲート絶縁膜の一部となる絶縁膜を除去する工程
    と、前記第2ゲート絶縁膜の一部となる絶縁膜を厚膜化
    して第2ゲート絶縁膜を形成する工程とを含む請求項5
    記載の半導体不揮発性記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記第2ゲート絶縁膜の一部となる絶縁膜
    を厚膜化する工程において、同時に前記第1ゲート絶縁
    膜および前記第3ゲート絶縁膜を形成する請求項8記載
    の半導体不揮発性記憶装置の製造方法。
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