JPH11258428A - 窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子 - Google Patents
窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子Info
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- JPH11258428A JPH11258428A JP6516898A JP6516898A JPH11258428A JP H11258428 A JPH11258428 A JP H11258428A JP 6516898 A JP6516898 A JP 6516898A JP 6516898 A JP6516898 A JP 6516898A JP H11258428 A JPH11258428 A JP H11258428A
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Abstract
全を確認するのに用いるホログラム光学素子を提供す
る。 【解決手段】 車両のドアの窓の一部に側面観察用ホロ
グラム光学素子7を貼り付けて、車内の運転者Mがこの
側面観察用ホログラム光学素子7を通して通常は死角に
なっている車体の左側面下方を観察可能にし、その領域
の安全を確認できる。車両の後部窓8の一部に後方観察
用ホログラム光学素子9を貼り付けて、車内の運転者M
が車内のバックミラー14とこの後方観察用ホログラム
光学素子9を介して車両の後部直下を観察可能にし、車
両の後進時のその領域の安全を確認できる。
Description
確認用ホログラム光学素子に関し、特に、自動車の窓等
に貼り付けて安全確認のために用いるホログラム光学素
子に関するものである。
法として、バックミラー、ドアミラー等の専用の確認ミ
ラーを自動車に設置して、所定の観察域の安全を確認し
ていた。図7に模式的に示すように、例えば、車体が比
較的大きく、運転者の視点が高い車両の場合、左側面下
方の安全確認には、通常のドアミラー11に追加して、
フェンダー左最前部突端に左側面下方確認用のミラー1
2を設置していた。これは、左側通行の場合の左折時の
巻き込み防止の安全確認のために用いられる。また、そ
のような車両の後部直下についても、後部窓上縁にミラ
ー13を配置して、このミラー13と車内のバックミラ
ー14を介して安全を確認していた。これは、車両の後
進時の安全確認のためである。
用の確認ミラーを用いて安全を確認する場合に、 ミラーを追加するためのコストがかかってしまう、 意匠性が悪くなる、 車両の外部に設けるため、降雨時等に水滴が着く、曇
る等で視認性が著しく落ちる、 ミラーが視界の一部を遮る、等の問題があった。
みてなされたものであり、その目的は、自動車等の窓に
貼付等して所定の観察域の安全を確認するのに用いるホ
ログラム光学素子を提供することである。
明の窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子は、窓
に貼付して直接あるいはミラーを介して確認が困難な視
野の像を確認可能にする観察方向変換機能を有すること
を特徴とするものである。
察視野を照明するための光源を併設することもできる。
して、車体による死角の像を確認することが可能なよう
にすることができる。その場合、例えば、自動車の側面
窓に貼付したり、あるいは、自動車の後部窓に貼付した
りすることができる。
設置して、ドアの死角の像を確認することが可能なよう
にすることもできる。
長域の異なる複数の透過型ホログラムを積層させて構成
することもでき、その場合の複数の透過型ホログラム
は、波長域は400〜500nm、500〜600n
m、600〜700nmにそれぞれに1つの回折効率の
ピーク波長を有するものとすることができる。
ホログラムからなることが望ましい。
学素子を貼付等するだけで、ドアミラー等と同様の機能
を果たさせることができる。また、フィルム形態で大量
に複製することが可能なため、安価に作製可能である。
さらに、本発明のホログラム光学素子は余計な支柱等を
必要としないため、車両等の意匠性を損なう恐れがな
い。また、ホログラム光学素子を構成するフィルムは窓
内部に貼付できるため、水滴が着く心配はなく、また、
車両の空調を用いることで、通常の窓同様に曇りを除去
することが容易である。また、ホログラム越しに外光が
見えるので、視界が妨げられることはない。
確認用ホログラム光学素子の実施例について説明する。
図1(a)に、本発明の安全確認に用いるホログラム光
学素子を作製するための光学配置を示す。本発明による
ホログラム光学素子は、基本的に、フォトポリマー等の
ホログラム感光材料1の同じ側から2つの平行光束2、
3を異なる入射角θ1 、θ2 で入射させて干渉記録され
てなるものである。
1(b)に示すように、記録のときの光束2、3と略同
じ波長の平行光4がその一方の光束2又は3に略相当す
る入射角θ1 又はθ2 (図の場合、θ2 )でホログラム
光学素子10の前面から入射すると、他方の光束3又は
2に略相当する方向(図の場合、θ1 )に進む平行光5
となってその反対側に回折される特性を有するものであ
る。したがって、このようなホログラム光学素子10を
通して観察角θ1 で観察すると、ホログラム光学素子1
0を基準として観察角θ2 の方向が見える観察方向変換
機能を持っていることになる。
る際、光束2、3の一方が集束光で他方が平行光あるい
は発散光である場合には負の屈折力、一方が発散光で他
方が平行光あるいは集束光である場合には正の屈折力を
持つことになるので、このようなホログラム光学素子1
0は、上記の観察方向変換機能に加えて、視野拡大ある
いは物体拡大機能を持つこともできる。
なくとも観察方向変換機能を持つホログラム光学素子
(HOE)を自動車等の窓に貼り付けて観察域の安全確
認のために用いることとする。図2に模式的に示すよう
に、例えば、車両のドアの窓6の一部に上記のホログラ
ム光学素子10からなる側面観察用ホログラム光学素子
(HOE)7を貼り付けて、車内の運転者Mがこの側面
観察用HOE7を通して通常は死角になっている車体の
左側面下方を観察可能にし、その領域の安全を確認でき
るようにする。また、例えば、車両の後部窓8の一部に
上記のホログラム光学素子10からなる後方観察用HO
E9を貼り付けて、車内の運転者Mが車内のバックミラ
ー14とこの後方観察用HOE9を介して車両の後部直
下を観察可能にし、車両の後進時のその領域の安全を確
認できるようにする。なお、夜間等においては、それぞ
れの観察域が暗く観察できない場合もあるので、車内に
光源15を配置し、それらの照明光を後方観察用HOE
9等で回折させ、その観察域を照明するようにすること
もできる。
を自動車の窓に貼り付けて通常は死角になっている領域
を観察できるようにする例であったが、図3に示すよう
に、家屋のドア20に設けられた窓21の一部に本発明
の観察方向変換機能を持つホログラム光学素子10を貼
り付けて、屋内あるいは室内の観察者Mがドア20前方
の安全を確認してドア20を開けられるようにすること
もできる。
子は透過型であるので、通常のレリーフ型のホログラム
でももちろんよいが、回折効率が高く明るく、観察角θ
2 (図1(b))が大きな角度のものにするには、体積
型のホログラムとして構成するのが望ましい。また、本
発明で用いるホログラムは色分散を抑えるための設計
(膜厚、光学系等)をしてあるため、単一の波長によっ
て記録したものは単色しか回折しないので、白色あるい
はカラーで観察可能にするには、RGB(赤色、緑色、
青色)3枚のホログラムを多層化するか多重記録し、加
法混色させればよい。
1つの具体的な作製例を示す。ここでは、安全確認しよ
うとする像を白色で観察可能とする例について説明す
る。この場合、RGBそれぞれの波長域に回折光を持つ
体積ホログラムを3層積層させる。使用するホログラム
感光材料はフォトポリマー材料を使用した。各色毎の膜
厚、記録の際の屈折率変調Δnは以下の通りである。
垂直(0°)とした。このHOEは、主に車両のリアウ
ィンドウに設置し、後方下部の安全確認を行なうHOE
作製を目指したものである。このHOEを得るための各
色用のホログラム記録条件を下記に示す。なお、何れの
色用のホログラムに対しても、記録波長は514.5n
mを使用した。下記の角度はこの記録波長での値であ
る。
を撮影した。後処理として、紫外線照射による残留色素
除去加工と加熱(120℃、2時間)をして、3層積層
ホログラムを完成させた。得られたホログラム光学素子
は、目標通り、入射角60°の下方領域の像を出射角0
°方向から白色で明るく観察可能なものであった。な
お、作製した各ホログラムの回折効率を、青用について
は図4の、緑用については図5の、赤用については図6
のグラフにそれぞれ示す。
製して使用するホログラム光学素子の例について述べた
が、使用条件に応じて、ホログラムにレンズ機能を持た
せることも無論可能である。レンズ機能として、凸レン
ズ機能、シリンドリカルレンズ機能、トーリックレンズ
機能、凹レンズ機能の何れかのレンズ機能を持たせるこ
とが可能である。
ログラム光学素子をいくつかの実施例に基づいて説明し
てきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変
形が可能である。また、用途も車両、ドアの窓に限定さ
れず種々の窓に適用することができる。
の窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子による
と、既存の窓にホログラム光学素子を貼付等するだけ
で、ドアミラー等と同様の機能を果たさせることができ
る。また、フィルム形態で大量に複製することが可能な
ため、安価に作製可能である。さらに、本発明のホログ
ラム光学素子は余計な支柱等を必要としないため、車両
等の意匠性を損なう恐れがない。また、ホログラム光学
素子を構成するフィルムは窓内部に貼付できるため、水
滴が着く心配はなく、また、車両の空調を用いること
で、通常の窓同様に曇りを除去することが容易である。
また、ホログラム越しに外光が見えるので、視界が妨げ
られることはない。
光学配置とその機能を説明するための図である。
り付けて用いる場合の配置を模式的に説明する図であ
る。
に貼り付けて用いる場合の配置を模式的に説明する図で
ある。
ラムの回折効率を示す図である。
ラムの回折効率を示す図である。
ラムの回折効率を示す図である。
明するための図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 窓に貼付して直接あるいはミラーを介し
て確認が困難な視野の像を確認可能にする観察方向変換
機能を有することを特徴とする窓に設置する安全確認用
ホログラム光学素子。 - 【請求項2】 前記ホログラム光学素子で回折し観察視
野を照明するための光源を併設したことを特徴とする請
求項1記載の窓に設置する安全確認用ホログラム光学素
子。 - 【請求項3】 自動車の窓に貼付ないし近傍に設置し
て、車体による死角の像を確認することが可能な請求項
1又は2記載の窓に設置する安全確認用ホログラム光学
素子。 - 【請求項4】 自動車の側面窓に貼付したことを特徴と
する請求項3記載の窓に設置する安全確認用ホログラム
光学素子。 - 【請求項5】 自動車の後部窓に貼付したことを特徴と
する請求項3記載の窓に設置する安全確認用ホログラム
光学素子。 - 【請求項6】 家屋のドアの窓に貼付ないし近傍に設置
して、ドアの死角の像を確認することが可能な請求項1
又は2記載の窓に設置する安全確認用ホログラム光学素
子。 - 【請求項7】 回折波長域の異なる複数の透過型ホログ
ラムを積層させてなることを特徴とする請求項1から6
の何れか1項記載の窓に設置する安全確認用ホログラム
光学素子。 - 【請求項8】 前記の複数の透過型ホログラムが、波長
域は400〜500nm、500〜600nm、600
〜700nmにそれぞれに1つの回折効率のピーク波長
を有することを特徴とする請求項7記載の窓に設置する
安全確認用ホログラム光学素子。 - 【請求項9】 体積型ホログラムからなることを特徴と
する請求項1から8の何れか1項記載の窓に設置する安
全確認用ホログラム光学素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6516898A JPH11258428A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6516898A JPH11258428A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258428A true JPH11258428A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13279100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6516898A Pending JPH11258428A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 窓に設置する安全確認用ホログラム光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258428A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003002116A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両用ホログラム付きミラー |
| JP2010195248A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Murakami Corp | 視野拡大構造 |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP6516898A patent/JPH11258428A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003002116A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両用ホログラム付きミラー |
| JP2010195248A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Murakami Corp | 視野拡大構造 |
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