JPH11308289A - 復調器及び無線通信装置 - Google Patents
復調器及び無線通信装置Info
- Publication number
- JPH11308289A JPH11308289A JP11528298A JP11528298A JPH11308289A JP H11308289 A JPH11308289 A JP H11308289A JP 11528298 A JP11528298 A JP 11528298A JP 11528298 A JP11528298 A JP 11528298A JP H11308289 A JPH11308289 A JP H11308289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- received signal
- signal level
- unit
- statistical information
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信信号レベルの変動が激しい場合にも適切に
復調処理を制御でき、受信性能を向上できると共に、ど
のような無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い
復調器及び無線通信装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段と、受信信号の電力のレベルを検出してその
レベルに応じた受信信号レベル値を出力する受信レベル
検出手段と、所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値を統計的に処理して1又は複数種類の統計情報を
求める受信レベル統計処理手段と、1又は複数種類の統
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する補正決定手段とを備えるような構成にす
る。
復調処理を制御でき、受信性能を向上できると共に、ど
のような無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い
復調器及び無線通信装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段と、受信信号の電力のレベルを検出してその
レベルに応じた受信信号レベル値を出力する受信レベル
検出手段と、所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値を統計的に処理して1又は複数種類の統計情報を
求める受信レベル統計処理手段と、1又は複数種類の統
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する補正決定手段とを備えるような構成にす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信信号の復調に
関し、例えば、シンボルクロックタイミング再生機能及
び自動周波数制御機能を有する復調器及びその復調器を
用いた無線通信装置に関するものである。
関し、例えば、シンボルクロックタイミング再生機能及
び自動周波数制御機能を有する復調器及びその復調器を
用いた無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおける無線通信で
は、送信側と受信側とで同じレートのシンボルクロック
及び同じ周波数の電波を用いて通信を行う。しかし実際
には、無線通信装置に個体差があるため、送信側と受信
側でシンボルクロックや周波数にずれが生じることがあ
る。
は、送信側と受信側とで同じレートのシンボルクロック
及び同じ周波数の電波を用いて通信を行う。しかし実際
には、無線通信装置に個体差があるため、送信側と受信
側でシンボルクロックや周波数にずれが生じることがあ
る。
【0003】また、無線通信装置の移動等で無線通信の
パスが変化すると位相が変化する。このように、位相が
変化することによってもシンボルクロックや周波数にず
れが生じることがある。
パスが変化すると位相が変化する。このように、位相が
変化することによってもシンボルクロックや周波数にず
れが生じることがある。
【0004】このため、無線通信装置の復調器に、周波
数のずれに対する自動周波数制御(Auto Frequency Con
trol:以下、AFCと称す。)機能及びシンボルクロッ
クのずれに対するシンボルクロックタイミング再生(Bi
t Timing Recovery:以下、BTRと称す。)機能を設
け、受信側で常にシンボルクロック及び周波数のずれを
検知し、そのずれを補正するように制御する。
数のずれに対する自動周波数制御(Auto Frequency Con
trol:以下、AFCと称す。)機能及びシンボルクロッ
クのずれに対するシンボルクロックタイミング再生(Bi
t Timing Recovery:以下、BTRと称す。)機能を設
け、受信側で常にシンボルクロック及び周波数のずれを
検知し、そのずれを補正するように制御する。
【0005】図12は、BTR機能及びAFC機能を備
える従来の復調器の構成を示すブロック図である。ここ
では、復調器が受信信号を入力として、受信データ、シ
ンボルクロック及び受信信号レベル値を出力する場合に
ついて説明する。
える従来の復調器の構成を示すブロック図である。ここ
では、復調器が受信信号を入力として、受信データ、シ
ンボルクロック及び受信信号レベル値を出力する場合に
ついて説明する。
【0006】図12において、周波数変換部1は、ロー
カル周波数信号に応じて受信信号S1をIF信号(Inte
rmediate Frequency 信号:中間周波数信号)S2に変
換する。位相検出部2は、シンボルクロックに基づいて
シンボルクロックのn(整数)倍のレートに応じてIF
信号S2をサンプリングして位相を検出し、その位相に
応じた位相データS3を出力する。遅延検波部3は、位
相データS3から前シンボルとの位相差を検出し、その
位相差に応じた位相差データS4を出力する。受信デー
タ生成部4は、位相差データS4からシンボルクロック
のタイミングで受信データS5を生成する。
カル周波数信号に応じて受信信号S1をIF信号(Inte
rmediate Frequency 信号:中間周波数信号)S2に変
換する。位相検出部2は、シンボルクロックに基づいて
シンボルクロックのn(整数)倍のレートに応じてIF
信号S2をサンプリングして位相を検出し、その位相に
応じた位相データS3を出力する。遅延検波部3は、位
相データS3から前シンボルとの位相差を検出し、その
位相差に応じた位相差データS4を出力する。受信デー
タ生成部4は、位相差データS4からシンボルクロック
のタイミングで受信データS5を生成する。
【0007】BTR部5は、位相データS3に基づいて
補正して、シンボルクロックS6を再生する。受信レベ
ル検出部6は、IF信号S2から受信信号の電力のレベ
ルを検出し、そのレベルに応じた受信信号レベル値S7
を出力する。AFC部7は、位相差データS4に応じて
補正して、ローカル周波数の発生電圧を制御する制御電
圧S8を出力する。ローカル周波数発生部8は、制御電
圧S8に応じてローカル周波数信号S9を発生する。
補正して、シンボルクロックS6を再生する。受信レベ
ル検出部6は、IF信号S2から受信信号の電力のレベ
ルを検出し、そのレベルに応じた受信信号レベル値S7
を出力する。AFC部7は、位相差データS4に応じて
補正して、ローカル周波数の発生電圧を制御する制御電
圧S8を出力する。ローカル周波数発生部8は、制御電
圧S8に応じてローカル周波数信号S9を発生する。
【0008】図13は、図12におけるBTR部5の詳
細な構成を示すブロック図である。図13において、タ
イミング検出部21は、位相データS3から位相が変化
する速度に基づいてシンボルクロックタイミングを検出
し、タイミングS21として出力する。タイミング比較
部22は、タイミングS21と前回のシンボルクロック
S6のタイミングとを比較し、そのずれに応じたタイミ
ングのずれデータS22を出力する。
細な構成を示すブロック図である。図13において、タ
イミング検出部21は、位相データS3から位相が変化
する速度に基づいてシンボルクロックタイミングを検出
し、タイミングS21として出力する。タイミング比較
部22は、タイミングS21と前回のシンボルクロック
S6のタイミングとを比較し、そのずれに応じたタイミ
ングのずれデータS22を出力する。
【0009】タイミング補正部23は、タイミングずれ
データS22に基づいてシンボルクロックを補正する方
向及び幅を決定し、それに対応するタイミング補正デー
タS23を出力する。クロック再生部24は、タイミン
グ補正データS23に基づいて補正してシンボルクロッ
クS6を再生する。
データS22に基づいてシンボルクロックを補正する方
向及び幅を決定し、それに対応するタイミング補正デー
タS23を出力する。クロック再生部24は、タイミン
グ補正データS23に基づいて補正してシンボルクロッ
クS6を再生する。
【0010】図14は、図12におけるAFC部7の詳
細な構成を示すブロック図である。図14において、位
相差比較部31は、位相差データS4と基準となる位相
差とのずれを検出し、そのずれに応じた位相差ずれデー
タS31を出力する。制御電圧決定部32は、位相差ず
れデータS31に基づいて周波数を補正する方向及び幅
を決定し、それに対応する制御電圧S8を出力する。
細な構成を示すブロック図である。図14において、位
相差比較部31は、位相差データS4と基準となる位相
差とのずれを検出し、そのずれに応じた位相差ずれデー
タS31を出力する。制御電圧決定部32は、位相差ず
れデータS31に基づいて周波数を補正する方向及び幅
を決定し、それに対応する制御電圧S8を出力する。
【0011】シンボルクロックを補正して再生する際の
動作について図12及び図13を用いて説明する。
動作について図12及び図13を用いて説明する。
【0012】受信信号S1は、ローカル周波数信号S9
に応じて周波数変換部1でIF信号S2に変換され、位
相検出部2に出力される。位相検出部2でシンボルクロ
ックS6に基づくシンボルクロックレートに応じてIF
信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じた
1又は複数個の位相データS3が出力される。
に応じて周波数変換部1でIF信号S2に変換され、位
相検出部2に出力される。位相検出部2でシンボルクロ
ックS6に基づくシンボルクロックレートに応じてIF
信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じた
1又は複数個の位相データS3が出力される。
【0013】位相データS3がBTR部5に入力される
と、位相データS3に基づいて補正されたシンボルクロ
ックS6が再生される。
と、位相データS3に基づいて補正されたシンボルクロ
ックS6が再生される。
【0014】BTR部では、タイミング検出部21で位
相データS3から位相が変化する速度に基づいてシンボ
ルクロックタイミングが検出され、タイミングS21が
出力される。そして、タイミング比較部22でタイミン
グS21と前回のシンボルクロックS6のタイミングと
が比較されることにより、そのずれに応じたタイミング
のずれデータS22が出力され、タイミング補正部23
に出力される。
相データS3から位相が変化する速度に基づいてシンボ
ルクロックタイミングが検出され、タイミングS21が
出力される。そして、タイミング比較部22でタイミン
グS21と前回のシンボルクロックS6のタイミングと
が比較されることにより、そのずれに応じたタイミング
のずれデータS22が出力され、タイミング補正部23
に出力される。
【0015】タイミング補正部23にタイミングずれデ
ータS22が入力されると、そのずれを少なくするため
にシンボルクロックを補正する方向と補正する幅が決定
され、それに対応するタイミング補正データS23が出
力される。クロック再生部24にタイミング補正データ
S23が入力されると、タイミング補正データS23に
基づいて補正されたシンボルクロックS6が再生され
る。
ータS22が入力されると、そのずれを少なくするため
にシンボルクロックを補正する方向と補正する幅が決定
され、それに対応するタイミング補正データS23が出
力される。クロック再生部24にタイミング補正データ
S23が入力されると、タイミング補正データS23に
基づいて補正されたシンボルクロックS6が再生され
る。
【0016】次に、ローカル周波数を補正する際の動作
について図12及び図14を用いて説明する。
について図12及び図14を用いて説明する。
【0017】前述のように、周波数変換部1で受信信号
S1がIF信号S2に変換されると、位相検出部2でI
F信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じ
た1又は複数個の位相データS3が出力される。
S1がIF信号S2に変換されると、位相検出部2でI
F信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じ
た1又は複数個の位相データS3が出力される。
【0018】位相データS3が遅延検波部3に入力され
ると、位相データS3から前シンボルとの位相差が検出
され、その位相差に応じた位相差データS4が出力され
る。位相差データS4がAFC部7に入力されると、位
相差データS4に応じたローカル周波数発生部8の制御
電圧S8が出力される。
ると、位相データS3から前シンボルとの位相差が検出
され、その位相差に応じた位相差データS4が出力され
る。位相差データS4がAFC部7に入力されると、位
相差データS4に応じたローカル周波数発生部8の制御
電圧S8が出力される。
【0019】このときAFC部7では、位相差比較部3
1で入力された位相差データS4と基準となる位相差と
のずれが検出され、そのずれに応じた位相差ずれデータ
S31が制御電圧決定部32に出力される。すると、制
御電圧決定部32で位相差ずれデータS31に基づいて
ローカル周波数を補正する方向及び幅が決定され、それ
に対応する補正された制御電圧S8が出力される。
1で入力された位相差データS4と基準となる位相差と
のずれが検出され、そのずれに応じた位相差ずれデータ
S31が制御電圧決定部32に出力される。すると、制
御電圧決定部32で位相差ずれデータS31に基づいて
ローカル周波数を補正する方向及び幅が決定され、それ
に対応する補正された制御電圧S8が出力される。
【0020】制御電圧S8は、ローカル周波数発生部8
に入力され、補正されたローカル周波数S9が発生され
る。
に入力され、補正されたローカル周波数S9が発生され
る。
【0021】以上のように、従来の復調器によれば、B
TR部でシンボルクロックのずれを補正し、AFC部で
周波数のずれを補正することによって、送信側と受信側
で同じレートのシンボルクロック、同じ周波数を用いて
通信を行うことができる。
TR部でシンボルクロックのずれを補正し、AFC部で
周波数のずれを補正することによって、送信側と受信側
で同じレートのシンボルクロック、同じ周波数を用いて
通信を行うことができる。
【0022】ところが前述のような従来の復調器では、
例えば、伝送路の状態によって受信信号レベルが小さい
場合に、シンボルクロック又は周波数のずれに対する適
切な補正ができないという問題があった。
例えば、伝送路の状態によって受信信号レベルが小さい
場合に、シンボルクロック又は周波数のずれに対する適
切な補正ができないという問題があった。
【0023】すなわち、受信信号レベルが小さいと、受
信信号に対するノイズの割合は大きくなり、誤った位相
が検出される可能性が高くなる。前述の従来の復調器に
おけるBTR部及びAFC部は位相に基づいて補正を行
うため、誤った位相が検出される場合に周波数やシンボ
ルクロックの補正を適切に行うことができない。
信信号に対するノイズの割合は大きくなり、誤った位相
が検出される可能性が高くなる。前述の従来の復調器に
おけるBTR部及びAFC部は位相に基づいて補正を行
うため、誤った位相が検出される場合に周波数やシンボ
ルクロックの補正を適切に行うことができない。
【0024】これに対して、例えば、特開平8−288
796号公報に開示される周波数自動制御回路は、受信
信号の信号品質に応じてAFCの制御(AFCデータ)
を調整することにより、周波数自動制御回路の誤動作を
防止するものである。
796号公報に開示される周波数自動制御回路は、受信
信号の信号品質に応じてAFCの制御(AFCデータ)
を調整することにより、周波数自動制御回路の誤動作を
防止するものである。
【0025】図15は、特開平8−288796号公報
に開示される周波数自動制御回路の構成を示すブロック
図である。図15において、直交復調部101は、中間
周波数信号に変換されたGMSK(Gaussianfiltered M
inimum Shiftkeying)信号S100から同相信号I、逆
相信号Q及び電界強度信号RSSIを生成する。
に開示される周波数自動制御回路の構成を示すブロック
図である。図15において、直交復調部101は、中間
周波数信号に変換されたGMSK(Gaussianfiltered M
inimum Shiftkeying)信号S100から同相信号I、逆
相信号Q及び電界強度信号RSSIを生成する。
【0026】相互相関係数算出回路102は、同相信号
Iと逆相信号Qとから受信信号の相互相関を計算して、
符号間干渉量を算出する。信号品質算出回路103は、
相互相関係数算出回路102で算出された符号間干渉量
と電界強度信号RSSIとをパラメータとし、その組合
わせによって受信信号の品質を決定し、品質を数値化し
た品質信号を出力する。
Iと逆相信号Qとから受信信号の相互相関を計算して、
符号間干渉量を算出する。信号品質算出回路103は、
相互相関係数算出回路102で算出された符号間干渉量
と電界強度信号RSSIとをパラメータとし、その組合
わせによって受信信号の品質を決定し、品質を数値化し
た品質信号を出力する。
【0027】信号品質判定回路104は、信号品質算出
回路103からの品質信号をランク付けし、品質信号が
どのランクにあるかを判定する。AFCデータ生成回路
105は、信号品質判定回路104の判定結果に応じて
補正量に対応した係数をAFCデータに掛け、AFCデ
ータ信号を生成する。
回路103からの品質信号をランク付けし、品質信号が
どのランクにあるかを判定する。AFCデータ生成回路
105は、信号品質判定回路104の判定結果に応じて
補正量に対応した係数をAFCデータに掛け、AFCデ
ータ信号を生成する。
【0028】PLL回路(Phase Lock Loop回路)10
6は、AFCデータ信号に応じた補正信号に基づいて、
電圧制御発振回路107を制御する。電圧制御発振回路
107は、直交復調部101に同相信号I及び逆相信号
Qを生成する際の分周信号を供給する。
6は、AFCデータ信号に応じた補正信号に基づいて、
電圧制御発振回路107を制御する。電圧制御発振回路
107は、直交復調部101に同相信号I及び逆相信号
Qを生成する際の分周信号を供給する。
【0029】動作について説明する。GMSK信号S1
00が直交復調部101に入力されると、電圧制御発振
回路107から供給される分周信号に応じて同相信号
I、逆相信号Q及び電界強度信号RSSIが出力され
る。
00が直交復調部101に入力されると、電圧制御発振
回路107から供給される分周信号に応じて同相信号
I、逆相信号Q及び電界強度信号RSSIが出力され
る。
【0030】同相信号I及び逆相信号Qが相互相関係数
算出回路102に入力されると、符号間干渉量が算出さ
れ、その結果を示す符号間干渉量信号が信号品質算出回
路103に出力される。具体的には、同相信号Iの1バ
ースト中におけるトレーニングシーケンスコード(TS
C)ビット内の中央の16ビットがシフトされ、11個
の相互相関係数が得られる。そして、これら11個の相
互相関係数の内、絶対値の和が最大となる5個の相互相
関係数を除いた6個の相互相関係数の和が、全体11個
の相互相関係数の和で除算され、この数値が符号間干渉
量信号として、信号品質算出回路103に出力される。
算出回路102に入力されると、符号間干渉量が算出さ
れ、その結果を示す符号間干渉量信号が信号品質算出回
路103に出力される。具体的には、同相信号Iの1バ
ースト中におけるトレーニングシーケンスコード(TS
C)ビット内の中央の16ビットがシフトされ、11個
の相互相関係数が得られる。そして、これら11個の相
互相関係数の内、絶対値の和が最大となる5個の相互相
関係数を除いた6個の相互相関係数の和が、全体11個
の相互相関係数の和で除算され、この数値が符号間干渉
量信号として、信号品質算出回路103に出力される。
【0031】すると、信号品質算出回路103におい
て、符号間干渉量信号が示す符号間干渉量と電界強度信
号RSSIとに基づいて、受信信号の品質を数値化した
品質信号が生成され、信号品質判定回路104に出力さ
れる。そして、信号品質判定回路104において、品質
信号がどのランクにあるかが判定される。その判定結果
に応じてAFCデータ生成回路105で補正量に対応す
る係数がAFCデータに掛けられ、AFCデータ信号が
生成される。
て、符号間干渉量信号が示す符号間干渉量と電界強度信
号RSSIとに基づいて、受信信号の品質を数値化した
品質信号が生成され、信号品質判定回路104に出力さ
れる。そして、信号品質判定回路104において、品質
信号がどのランクにあるかが判定される。その判定結果
に応じてAFCデータ生成回路105で補正量に対応す
る係数がAFCデータに掛けられ、AFCデータ信号が
生成される。
【0032】例えば、品質信号が最高10ランクのうち
7ランクにあると判定された場合には、信号品質が最も
良いときの70%の補正量に対応した係数がAFCデー
タに掛けられ、AFCデータ信号が生成される。
7ランクにあると判定された場合には、信号品質が最も
良いときの70%の補正量に対応した係数がAFCデー
タに掛けられ、AFCデータ信号が生成される。
【0033】そのAFCデータ信号に応じた補正信号が
PLL回路106に入力されると、補正信号に基づい
て、電圧制御発振回路107が制御され、自動周波数制
御が行われる。
PLL回路106に入力されると、補正信号に基づい
て、電圧制御発振回路107が制御され、自動周波数制
御が行われる。
【0034】以上のように、従来の周波数自動制御回路
によれば、同相信号、逆相信号及び電界強度信号に基づ
いて信号品質を判定し、その信号品質に対応した補正量
を示すAFCデータを生成して周波数を自動制御するこ
とにより、周波数自動回路の誤動作を防止することがで
きる。
によれば、同相信号、逆相信号及び電界強度信号に基づ
いて信号品質を判定し、その信号品質に対応した補正量
を示すAFCデータを生成して周波数を自動制御するこ
とにより、周波数自動回路の誤動作を防止することがで
きる。
【発明が解決しようとする課題】
【0035】しかしながら、従来の周波数自動制御回路
は、受信レベルの変動が激しい場合に、適切な周波数補
正の制御ができないという問題があった。すなわち、従
来の周波数自動制御回路は、信号品質を判定した次の受
信信号に対して周波数補正の制御を行っているため、受
信レベルの変動が緩やかな場合には有効である。しか
し、受信レベルの変動が激しい場合には、現在の受信信
号と次の受信信号とで受信信号レベルや信号品質が大き
く変化するため、周波数補正の制御を適切に行うことが
できない。
は、受信レベルの変動が激しい場合に、適切な周波数補
正の制御ができないという問題があった。すなわち、従
来の周波数自動制御回路は、信号品質を判定した次の受
信信号に対して周波数補正の制御を行っているため、受
信レベルの変動が緩やかな場合には有効である。しか
し、受信レベルの変動が激しい場合には、現在の受信信
号と次の受信信号とで受信信号レベルや信号品質が大き
く変化するため、周波数補正の制御を適切に行うことが
できない。
【0036】また、符号間干渉量を求める際にトレーニ
ングシーケンスコードを用いるため、信号にトレーニン
グシーケンスコードを含む無線通信システムにしか適用
できないという問題があった。
ングシーケンスコードを用いるため、信号にトレーニン
グシーケンスコードを含む無線通信システムにしか適用
できないという問題があった。
【0037】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、受信信号レベルの変動が激しい場
合にも適切に復調処理を制御でき、受信性能を向上でき
ると共に、どのような無線通信システムにも適用でき、
汎用性の高い復調器及び無線通信装置を得ることを目的
とする。
めになされたもので、受信信号レベルの変動が激しい場
合にも適切に復調処理を制御でき、受信性能を向上でき
ると共に、どのような無線通信システムにも適用でき、
汎用性の高い復調器及び無線通信装置を得ることを目的
とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明に係る復調器は、
ローカル周波数を用いて受信信号を復調処理し、受信デ
ータ及びシンボルクロックを出力する復調処理手段と、
受信信号の電力のレベルを検出してそのレベルに応じた
受信信号レベル値を出力する受信レベル検出手段と、所
定時間に検出される複数個の受信信号レベル値を統計的
に処理して1又は複数種類の統計情報を求める受信レベ
ル統計処理手段と、1又は複数種類の統計情報に応じて
復調処理手段の処理を補正する制御幅補正値を決定する
補正決定手段とを備えるものである。
ローカル周波数を用いて受信信号を復調処理し、受信デ
ータ及びシンボルクロックを出力する復調処理手段と、
受信信号の電力のレベルを検出してそのレベルに応じた
受信信号レベル値を出力する受信レベル検出手段と、所
定時間に検出される複数個の受信信号レベル値を統計的
に処理して1又は複数種類の統計情報を求める受信レベ
ル統計処理手段と、1又は複数種類の統計情報に応じて
復調処理手段の処理を補正する制御幅補正値を決定する
補正決定手段とを備えるものである。
【0039】また、次の発明に係る復調器は、統計情報
が、複数個の受信信号レベル値の時間的変動を表す変動
受信信号レベルである。
が、複数個の受信信号レベル値の時間的変動を表す変動
受信信号レベルである。
【0040】また、次の発明に係る復調器は、統計情報
が、複数個の受信信号レベル値の時間的変動を表す変動
受信信号レベルから求められるフェージングの状態であ
る。
が、複数個の受信信号レベル値の時間的変動を表す変動
受信信号レベルから求められるフェージングの状態であ
る。
【0041】また、次の発明に係る復調器は、統計情報
が、複数個の受信信号レベル値の平均を表す平均受信信
号レベルである。
が、複数個の受信信号レベル値の平均を表す平均受信信
号レベルである。
【0042】また、次の発明に係る復調器は、補正決定
手段が、復調処理手段の処理を補正する制御幅補正値を
決定する際に、所定時点の受信信号レベル値を用いるも
のである。
手段が、復調処理手段の処理を補正する制御幅補正値を
決定する際に、所定時点の受信信号レベル値を用いるも
のである。
【0043】また、次の発明に係る復調器は、復調処理
手段が、受信信号の位相に応じて補正して、シンボルク
ロックを再生するシンボルクロックタイミング再生手段
を備え、補正決定手段が、シンボルクロックタイミング
再生手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するもの
である。
手段が、受信信号の位相に応じて補正して、シンボルク
ロックを再生するシンボルクロックタイミング再生手段
を備え、補正決定手段が、シンボルクロックタイミング
再生手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するもの
である。
【0044】また、次の発明に係る復調器は、復調処理
手段が、受信信号の位相に応じてローカル周波数の発生
を制御する周波数制御手段を備え、補正決定手段が、周
波数制御手段の制御を補正する制御幅補正値を決定する
ものである。
手段が、受信信号の位相に応じてローカル周波数の発生
を制御する周波数制御手段を備え、補正決定手段が、周
波数制御手段の制御を補正する制御幅補正値を決定する
ものである。
【0045】さらにまた、次の発明に係る無線通信装置
は、複数間で、変・復調して無線通信するものであっ
て、復調器が、ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段と、受信信号の電力のレベルを検出してその
レベルに応じた受信信号レベル値を出力する受信レベル
検出手段と、所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値を統計的に処理して1又は複数種類の統計情報を
求める受信レベル統計処理手段と、1又は複数種類の統
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する補正決定手段とを備えるものである。
は、複数間で、変・復調して無線通信するものであっ
て、復調器が、ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段と、受信信号の電力のレベルを検出してその
レベルに応じた受信信号レベル値を出力する受信レベル
検出手段と、所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値を統計的に処理して1又は複数種類の統計情報を
求める受信レベル統計処理手段と、1又は複数種類の統
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する補正決定手段とを備えるものである。
【0046】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発
明の一実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。例えば、図1はPHS(Personal Handy
Phone System)端末の構成である。
施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発
明の一実施の形態に係る無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。例えば、図1はPHS(Personal Handy
Phone System)端末の構成である。
【0047】図1において、インタフェース部Aは、無
線通信装置とユーザとの間で送信情報又は受信情報の入
出力を行う。例えば、スピーカーA1、マイクA2,キ
ーA3及び表示部A4から構成され、音声、画像、文字
などの情報を入出力する。
線通信装置とユーザとの間で送信情報又は受信情報の入
出力を行う。例えば、スピーカーA1、マイクA2,キ
ーA3及び表示部A4から構成され、音声、画像、文字
などの情報を入出力する。
【0048】制御部Bは、送信の際にインタフェース部
Aから入力される情報から1/0のデジタル信号でなる
送信データを生成すると共に、受信の際に1/0のデジ
タル信号でなる受信データからシンボルクロック及び受
信信号レベル値に応じて音声、画像、文字、受信信号の
強度などの情報を生成し、インタフェース部Aに出力す
る。
Aから入力される情報から1/0のデジタル信号でなる
送信データを生成すると共に、受信の際に1/0のデジ
タル信号でなる受信データからシンボルクロック及び受
信信号レベル値に応じて音声、画像、文字、受信信号の
強度などの情報を生成し、インタフェース部Aに出力す
る。
【0049】変調部Cは、1/0のデジタル信号でなる
送信データを変調する。波形生成部C1は送信データか
らI(同相)成分及びQ(直交)成分の波形を生成し、
直交変調器C2は、シンセサイザC3が出力するローカ
ル周波数にしたがってI(同相)成分及びQ(直交)成
分をπ/4シフトQPSKで変調する。
送信データを変調する。波形生成部C1は送信データか
らI(同相)成分及びQ(直交)成分の波形を生成し、
直交変調器C2は、シンセサイザC3が出力するローカ
ル周波数にしたがってI(同相)成分及びQ(直交)成
分をπ/4シフトQPSKで変調する。
【0050】RF部Dは、送信の際に変調部Cから入力
される被変調信号を無線周波数帯にアップコンバージョ
ンした後、増幅し、送信信号として出力する。また、受
信の際に受信信号を増幅した後、無線周波数帯からダウ
ンコンバージョンして出力する。
される被変調信号を無線周波数帯にアップコンバージョ
ンした後、増幅し、送信信号として出力する。また、受
信の際に受信信号を増幅した後、無線周波数帯からダウ
ンコンバージョンして出力する。
【0051】ミキサD1は、変調部Cから入力される被
変調信号をシンセサイザD2が出力するローカル周波数
にしたがって無線周波数帯にアップコンバージョンす
る。送信アンプD3は、無線周波数帯の信号を増幅し、
送信信号として出力する。
変調信号をシンセサイザD2が出力するローカル周波数
にしたがって無線周波数帯にアップコンバージョンす
る。送信アンプD3は、無線周波数帯の信号を増幅し、
送信信号として出力する。
【0052】スイッチD4は送信と受信の切り替えを行
う。送信時には送信アンプD3とアンテナとEを接続
し、受信時にはアンテナEと受信アンプD5とを接続す
る。受信アンプD5は、受信信号を増幅する。ミキサD
6は、増幅された受信信号をシンセサイザD2が出力す
るローカル周波数にしたがってダウンコンバージョンす
る。
う。送信時には送信アンプD3とアンテナとEを接続
し、受信時にはアンテナEと受信アンプD5とを接続す
る。受信アンプD5は、受信信号を増幅する。ミキサD
6は、増幅された受信信号をシンセサイザD2が出力す
るローカル周波数にしたがってダウンコンバージョンす
る。
【0053】アンテナEは、他の無線通信装置と無線信
号の送受信を行う。復調部Fは、復調器であり、ダウン
コンバージョンされた受信信号を入力として、受信デー
タ、シンボルクロック及び受信信号レベル値を出力す
る。
号の送受信を行う。復調部Fは、復調器であり、ダウン
コンバージョンされた受信信号を入力として、受信デー
タ、シンボルクロック及び受信信号レベル値を出力す
る。
【0054】無線通信装置の動作について説明する。送
信の際において、ユーザが送信情報を入力すると、その
送信情報はインタフェース部Aを介して制御部Bに出力
される。例えば、ユーザが音声を送信する場合、ユーザ
が発した音声はマイクA2を介して音声の送信情報が制
御部Bに出力され、ユーザは音声の情報を入力すること
ができる。また例えば、ユーザが文書の情報を送信する
場合、キーA3を介して文書の送信情報が制御部Bに出
力され、ユーザは文書情報を入力することができる。
信の際において、ユーザが送信情報を入力すると、その
送信情報はインタフェース部Aを介して制御部Bに出力
される。例えば、ユーザが音声を送信する場合、ユーザ
が発した音声はマイクA2を介して音声の送信情報が制
御部Bに出力され、ユーザは音声の情報を入力すること
ができる。また例えば、ユーザが文書の情報を送信する
場合、キーA3を介して文書の送信情報が制御部Bに出
力され、ユーザは文書情報を入力することができる。
【0055】制御部Bにおいて、送信情報から1/0の
デジタル信号でなる送信データが生成され、変換部Cに
出力される。変換部Cでは、波形生成部C1によって送
信データからI(同相)成分及びQ(直交)成分の波形
が生成され、直交変調器C2によってπ/4シフトQP
SKで変調される。例えば、240MHz帯の被変調信
号がRF部Dに出力される。
デジタル信号でなる送信データが生成され、変換部Cに
出力される。変換部Cでは、波形生成部C1によって送
信データからI(同相)成分及びQ(直交)成分の波形
が生成され、直交変調器C2によってπ/4シフトQP
SKで変調される。例えば、240MHz帯の被変調信
号がRF部Dに出力される。
【0056】被変調信号は、RF部Dに入力されると、
ミキサD1によってアップコンバージョンされる。例え
ば、シンセサイザD2から1.66GHz帯のローカル
周波数が出力され、240MHz帯の被変調信号が1.
9GHz帯にアップコンバージョンされる。そして、送
信アンプD3で増幅された後、送信信号としてアンテナ
Eから送信され、ユーザからの送信情報を送信すること
ができる。
ミキサD1によってアップコンバージョンされる。例え
ば、シンセサイザD2から1.66GHz帯のローカル
周波数が出力され、240MHz帯の被変調信号が1.
9GHz帯にアップコンバージョンされる。そして、送
信アンプD3で増幅された後、送信信号としてアンテナ
Eから送信され、ユーザからの送信情報を送信すること
ができる。
【0057】受信の際においては、他の無線通信装置か
ら送信された信号がアンテナEによって受信されると、
受信アンプD5で増幅された後、ミキサD6においてダ
ウンコンバージョンされ、復調部Fに出力される。例え
ば、シンセサイザD2から1.66GHz帯のローカル
周波数が出力され、1.9GHz帯の受信信号は、24
0MHz帯にダウンコンバージョンされる。
ら送信された信号がアンテナEによって受信されると、
受信アンプD5で増幅された後、ミキサD6においてダ
ウンコンバージョンされ、復調部Fに出力される。例え
ば、シンセサイザD2から1.66GHz帯のローカル
周波数が出力され、1.9GHz帯の受信信号は、24
0MHz帯にダウンコンバージョンされる。
【0058】復調部Fにおいて、受信信号から受信デー
タ、シンボルクロック及び受信レベル値が抽出され、制
御部Bに出力される。制御部Bにおいて、1/0のデジ
タル信号でなる受信データからシンボルクロック及び受
信信号レベル値に応じて音声、画像、文字、受信信号の
強度などの受信情報が生成され、インタフェース部Aに
出力される。
タ、シンボルクロック及び受信レベル値が抽出され、制
御部Bに出力される。制御部Bにおいて、1/0のデジ
タル信号でなる受信データからシンボルクロック及び受
信信号レベル値に応じて音声、画像、文字、受信信号の
強度などの受信情報が生成され、インタフェース部Aに
出力される。
【0059】例えば、音声の受信情報や電子メール等の
文字の受信情報は、受信データからシンボルクロックに
応じて生成される。また、受信信号の強度の情報は受信
信号レベル値に応じて生成される。
文字の受信情報は、受信データからシンボルクロックに
応じて生成される。また、受信信号の強度の情報は受信
信号レベル値に応じて生成される。
【0060】このように生成された受信情報は、インタ
フェース部Aを介して出力され、ユーザは受信情報を得
ることができる。例えば、音声の受信情報はスピーカー
A1から出力され、また例えば、画像や文字の受信情報
は表示部A4から出力されて、ユーザは受信情報を得る
ことができる。
フェース部Aを介して出力され、ユーザは受信情報を得
ることができる。例えば、音声の受信情報はスピーカー
A1から出力され、また例えば、画像や文字の受信情報
は表示部A4から出力されて、ユーザは受信情報を得る
ことができる。
【0061】図2は、図1に示した無線通信装置の復調
部Fの構成を示すブロック図である。
部Fの構成を示すブロック図である。
【0062】図2において、周波数変換部1は、ローカ
ル周波数信号に応じて受信信号S1をIF信号S2に変
換する。位相検出部2は、シンボルクロックに基づいて
シンボルクロックのn(整数)倍のレートでIF信号S
2をサンプリングして位相を検出し、その位相に応じた
位相データS3を出力する。遅延検波部3は、位相デー
タS3から前シンボルとの位相差を検出し、その位相差
に応じた位相差データS4を出力する。受信データ生成
部4は、位相差データS4からシンボルクロックのタイ
ミングで1/0のデジタル信号でなる受信データS5を
生成する。
ル周波数信号に応じて受信信号S1をIF信号S2に変
換する。位相検出部2は、シンボルクロックに基づいて
シンボルクロックのn(整数)倍のレートでIF信号S
2をサンプリングして位相を検出し、その位相に応じた
位相データS3を出力する。遅延検波部3は、位相デー
タS3から前シンボルとの位相差を検出し、その位相差
に応じた位相差データS4を出力する。受信データ生成
部4は、位相差データS4からシンボルクロックのタイ
ミングで1/0のデジタル信号でなる受信データS5を
生成する。
【0063】受信レベル検出部6は、IF信号S2から
受信信号の電力のレベルを検出し、そのレベルに応じた
受信信号レベル値S7を出力する。受信レベル統計処理
部9は、受信信号レベル値S7を所定時間記憶すると共
に、所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値S
7を統計的に処理して受信信号レベル値S7の時間的変
動を示す変動受信信号レベルS10を算出する。フェー
ジング判定部10は、変動受信信号レベルS10に基づ
いてフェージングの状態を判定し、判定結果に応じたフ
ェージング判定値S11を統計情報として出力する。補
正値決定部11は、統計情報であるフェージング判定値
S11に基づいて、BTR部及びAFC部の制御幅の補
正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR制御幅補
正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出力する。
受信信号の電力のレベルを検出し、そのレベルに応じた
受信信号レベル値S7を出力する。受信レベル統計処理
部9は、受信信号レベル値S7を所定時間記憶すると共
に、所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値S
7を統計的に処理して受信信号レベル値S7の時間的変
動を示す変動受信信号レベルS10を算出する。フェー
ジング判定部10は、変動受信信号レベルS10に基づ
いてフェージングの状態を判定し、判定結果に応じたフ
ェージング判定値S11を統計情報として出力する。補
正値決定部11は、統計情報であるフェージング判定値
S11に基づいて、BTR部及びAFC部の制御幅の補
正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR制御幅補
正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出力する。
【0064】BTR部5は、位相データS3及びBTR
制御幅補正値S12に基づいて補正して、シンボルクロ
ックS6を再生する。AFC部7は、位相差データS4
及びAFC制御幅補正値S13に応じて補正して、ロー
カル周波数の発生電圧を制御する制御電圧S8を出力す
る。ローカル周波数発生部8は、制御電圧S8に応じて
ローカル周波数信号S9を発生する。
制御幅補正値S12に基づいて補正して、シンボルクロ
ックS6を再生する。AFC部7は、位相差データS4
及びAFC制御幅補正値S13に応じて補正して、ロー
カル周波数の発生電圧を制御する制御電圧S8を出力す
る。ローカル周波数発生部8は、制御電圧S8に応じて
ローカル周波数信号S9を発生する。
【0065】なお、本実施の形態においては、周波数変
換部1、位相検出部2、遅延検波部3、受信データ生成
部4、BTR部5、AFC部7及びローカル周波数発生
部8によって、ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段を構成する。
換部1、位相検出部2、遅延検波部3、受信データ生成
部4、BTR部5、AFC部7及びローカル周波数発生
部8によって、ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段を構成する。
【0066】図3は、図2におけるBTR部5の詳細な
構成を示すブロック図である。図3において、タイミン
グ検出部21は、位相データS3から位相が変化する速
度に基づいてシンボルクロックタイミングを検出し、タ
イミングS21として出力する。タイミング比較部22
は、タイミングS21と前回のシンボルクロックS6の
タイミングとを比較し、そのずれに応じたタイミングの
ずれデータS22を出力する。
構成を示すブロック図である。図3において、タイミン
グ検出部21は、位相データS3から位相が変化する速
度に基づいてシンボルクロックタイミングを検出し、タ
イミングS21として出力する。タイミング比較部22
は、タイミングS21と前回のシンボルクロックS6の
タイミングとを比較し、そのずれに応じたタイミングの
ずれデータS22を出力する。
【0067】タイミング補正部23は、タイミングずれ
データS22及び補正値決定部11によって決定された
BTR制御幅補正値S12に基づいてシンボルクロック
を補正する方向及び幅を決定し、それに対応するタイミ
ング補正データS23を出力する。クロック再生部24
は、タイミング補正データS23に基づいて補正してシ
ンボルクロックS6を再生する。
データS22及び補正値決定部11によって決定された
BTR制御幅補正値S12に基づいてシンボルクロック
を補正する方向及び幅を決定し、それに対応するタイミ
ング補正データS23を出力する。クロック再生部24
は、タイミング補正データS23に基づいて補正してシ
ンボルクロックS6を再生する。
【0068】図4は、図2におけるAFC部7の詳細な
構成を示すブロック図である。図4において、位相差比
較部31は、位相差データS4と基準となる位相差との
ずれを検出し、そのずれに応じた位相差ずれデータS3
1を出力する。制御電圧決定部32は、位相差ずれデー
タS31及び補正値決定部11によって決定されたAF
C制御幅補正値S13に基づいて周波数を補正する方向
及び幅を決定し、それに対応する制御電圧S8を出力す
る。
構成を示すブロック図である。図4において、位相差比
較部31は、位相差データS4と基準となる位相差との
ずれを検出し、そのずれに応じた位相差ずれデータS3
1を出力する。制御電圧決定部32は、位相差ずれデー
タS31及び補正値決定部11によって決定されたAF
C制御幅補正値S13に基づいて周波数を補正する方向
及び幅を決定し、それに対応する制御電圧S8を出力す
る。
【0069】復調部の動作について、図1〜図4を用い
て説明する。前述のように復調部は、RF部Dでダウン
コンバージョンされた受信信号を入力として、受信デー
タ、シンボルクロック及び受信信号レベル値を制御部B
に出力する。
て説明する。前述のように復調部は、RF部Dでダウン
コンバージョンされた受信信号を入力として、受信デー
タ、シンボルクロック及び受信信号レベル値を制御部B
に出力する。
【0070】RF部Dから受信信号S1が入力される
と、ローカル周波数発生部8によって発生されたローカ
ル周波数S9に応じて、周波数変換部1でIF信号S2
に変換され、位相検出部2に出力される。そして、BT
R部5で再生されたシンボルクロックS6に基づくシン
ボルクロックレートに応じて、位相検出部2でIF信号
S2から位相が検出され、検出された位相に応じた1又
は複数個の位相データS3が出力される。例えば、シン
ボルクロックのn倍のレートでIF信号S2がサンプリ
ングされる場合、1シンボルの期間にn個の位相データ
が出力される。
と、ローカル周波数発生部8によって発生されたローカ
ル周波数S9に応じて、周波数変換部1でIF信号S2
に変換され、位相検出部2に出力される。そして、BT
R部5で再生されたシンボルクロックS6に基づくシン
ボルクロックレートに応じて、位相検出部2でIF信号
S2から位相が検出され、検出された位相に応じた1又
は複数個の位相データS3が出力される。例えば、シン
ボルクロックのn倍のレートでIF信号S2がサンプリ
ングされる場合、1シンボルの期間にn個の位相データ
が出力される。
【0071】位相データS3が遅延検波部3に入力され
ると、位相データS3から前シンボルとの位相差が検出
され、その位相差に応じた位相差データS4が出力され
る。そして、受信データ生成部4で位相差データS4か
らシンボルクロックS6のタイミングで受信データS5
が生成され、受信データS5が制御部Bに出力される。
ると、位相データS3から前シンボルとの位相差が検出
され、その位相差に応じた位相差データS4が出力され
る。そして、受信データ生成部4で位相差データS4か
らシンボルクロックS6のタイミングで受信データS5
が生成され、受信データS5が制御部Bに出力される。
【0072】一方、BTR部5では、位相データS3及
びBTR制御幅補正値S12に基づいて補正されたシン
ボルクロックS6が再生され、シンボルクロックS6が
制御部Bに出力される。また、受信レベル検出部6にお
いて、IF信号S2から受信信号の電力のレベルが検出
され、そのレベルに応じた受信信号レベル値S7が制御
部Bに出力される。このようにして復調部Fは、受信信
号S1から受信データS5、シンボルクロックS6及び
受信信号レベル値S7を生成し、制御部Bに出力でき
る。
びBTR制御幅補正値S12に基づいて補正されたシン
ボルクロックS6が再生され、シンボルクロックS6が
制御部Bに出力される。また、受信レベル検出部6にお
いて、IF信号S2から受信信号の電力のレベルが検出
され、そのレベルに応じた受信信号レベル値S7が制御
部Bに出力される。このようにして復調部Fは、受信信
号S1から受信データS5、シンボルクロックS6及び
受信信号レベル値S7を生成し、制御部Bに出力でき
る。
【0073】次に、シンボルクロックを補正して再生す
る際の動作について説明する。受信レベル検出部6によ
って、例えば、一定時間間隔で検出された複数個の受信
信号レベル値S7から、受信レベル統計処理部9で統計
的処理により受信信号レベル値S7の時間的変動を示す
変動受信信号レベルS10が算出される。
る際の動作について説明する。受信レベル検出部6によ
って、例えば、一定時間間隔で検出された複数個の受信
信号レベル値S7から、受信レベル統計処理部9で統計
的処理により受信信号レベル値S7の時間的変動を示す
変動受信信号レベルS10が算出される。
【0074】図5は、フェージングによる受信信号レベ
ル値の時間的変動を示す特性曲線である。フェージング
とは、信号レベルが短区間で急激に変動するという移動
体通信に特有の現象である。移動体通信における送受信
機の間の伝送路は、周辺の地形や建物による電波の反射
や回折により、電波の到来経路が複数存在する多重伝搬
路となる。多重伝搬路では、位相の異なる複数の電波が
お互いに干渉し、信号レベルの変動が生じ、フェージン
グが発生する。なお、フェージングの状態は、図5にお
いて、受信レベルの変動幅Hが大きいほど悪い状態であ
る。また、図6は、図5の受信信号レベル値の累積確率
分布を示す特性曲線である。
ル値の時間的変動を示す特性曲線である。フェージング
とは、信号レベルが短区間で急激に変動するという移動
体通信に特有の現象である。移動体通信における送受信
機の間の伝送路は、周辺の地形や建物による電波の反射
や回折により、電波の到来経路が複数存在する多重伝搬
路となる。多重伝搬路では、位相の異なる複数の電波が
お互いに干渉し、信号レベルの変動が生じ、フェージン
グが発生する。なお、フェージングの状態は、図5にお
いて、受信レベルの変動幅Hが大きいほど悪い状態であ
る。また、図6は、図5の受信信号レベル値の累積確率
分布を示す特性曲線である。
【0075】ここでは累積確率分布は、一定時間間隔で
所定時間に検出された受信信号レベル値の全データに対
する所定の受信信号レベル値であるデータの確率を、レ
ベル値の小さい方から累積した分布を表すものである。
所定時間に検出された受信信号レベル値の全データに対
する所定の受信信号レベル値であるデータの確率を、レ
ベル値の小さい方から累積した分布を表すものである。
【0076】図6において、図5における変動幅Hが大
きいほど累積確率分布の傾きは小さくなり、変動幅Hが
小さいほど累積確率分布の傾きは大きくなる。このよう
に、累積確率分布の傾きはフェージングの状態に応じて
変化し、累積確率分布の傾きより、フェージングの状態
を判定することができる。
きいほど累積確率分布の傾きは小さくなり、変動幅Hが
小さいほど累積確率分布の傾きは大きくなる。このよう
に、累積確率分布の傾きはフェージングの状態に応じて
変化し、累積確率分布の傾きより、フェージングの状態
を判定することができる。
【0077】そこで、受信レベル統計処理部9におい
て、複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理する
ことにより、受信信号レベル値に対する累積確率分布が
求められ、その累積確率分布の傾きに応じた値が変動受
信信号レベルS10として算出される。例えば、累積確
率分布の5%と90%に対応する各受信信号レベル値の
差が、累積確率分布の傾きに応じた変動受信信号レベル
S10として求められる。この場合、受信信号レベルの
差が小さいほど累積確率分布の傾き(変動受信信号レベ
ルS10)は大きく、受信信号レベルの差が大きいほど
累積確率分布の傾き(変動受信信号レベルS10)は小
さくなる。
て、複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理する
ことにより、受信信号レベル値に対する累積確率分布が
求められ、その累積確率分布の傾きに応じた値が変動受
信信号レベルS10として算出される。例えば、累積確
率分布の5%と90%に対応する各受信信号レベル値の
差が、累積確率分布の傾きに応じた変動受信信号レベル
S10として求められる。この場合、受信信号レベルの
差が小さいほど累積確率分布の傾き(変動受信信号レベ
ルS10)は大きく、受信信号レベルの差が大きいほど
累積確率分布の傾き(変動受信信号レベルS10)は小
さくなる。
【0078】そして、フェージング判定部10で変動受
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部11に出力される。
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部11に出力される。
【0079】例えば、変動受信信号レベルS10がいく
つかのランクに分けられ、フェージングの状態が判定さ
れる。例えば、1/0の2つのランクに分けられる場合
は、図6において、点線で示される基準の傾きより小さ
い、すなわち変動受信信号レベルS10が大きくフェー
ジングの状態が悪い場合のフェージング判定値S11は
1となる。また、基準の傾きより大きい、すなわち変動
受信信号レベルS10が小さくフェージング状態が良い
場合のフェージング判定値S11は0となる。
つかのランクに分けられ、フェージングの状態が判定さ
れる。例えば、1/0の2つのランクに分けられる場合
は、図6において、点線で示される基準の傾きより小さ
い、すなわち変動受信信号レベルS10が大きくフェー
ジングの状態が悪い場合のフェージング判定値S11は
1となる。また、基準の傾きより大きい、すなわち変動
受信信号レベルS10が小さくフェージング状態が良い
場合のフェージング判定値S11は0となる。
【0080】統計情報であるフェージング判定値S11
が補正値決定部11に入力されると、フェージング判定
値S11に基づいて、BTR制御幅補正値テーブルから
対応するBTR制御幅補正値S12が決定され、BTR
部5に出力される。BTR制御幅補正値テーブルは、あ
らかじめ設定され、補正値決定部11に記憶されてい
る。図7は、本実施の形態におけるBTR制御幅補正値
テーブルの一例を示す。
が補正値決定部11に入力されると、フェージング判定
値S11に基づいて、BTR制御幅補正値テーブルから
対応するBTR制御幅補正値S12が決定され、BTR
部5に出力される。BTR制御幅補正値テーブルは、あ
らかじめ設定され、補正値決定部11に記憶されてい
る。図7は、本実施の形態におけるBTR制御幅補正値
テーブルの一例を示す。
【0081】図7に示すように、BTR制御幅補正値S
12は、フェージングの状態が悪い場合にBTR部の制
御幅を少なくするように設定されている。これは、フェ
ージングによって受信信号レベルが小さくなる場合、そ
の信号から得られる位相も不確かになるため、そのよう
な位相に対するBTR部による補正を行わない方が復調
処理の動作が安定するためである。また、フェージング
によって位相のずれが激しく変わるような場合は、それ
に伴ってBTR部の制御も激しく変化させることにな
る。このような場合にも、BTR部による補正を行わな
い方が復調処理の動作が安定するためである
12は、フェージングの状態が悪い場合にBTR部の制
御幅を少なくするように設定されている。これは、フェ
ージングによって受信信号レベルが小さくなる場合、そ
の信号から得られる位相も不確かになるため、そのよう
な位相に対するBTR部による補正を行わない方が復調
処理の動作が安定するためである。また、フェージング
によって位相のずれが激しく変わるような場合は、それ
に伴ってBTR部の制御も激しく変化させることにな
る。このような場合にも、BTR部による補正を行わな
い方が復調処理の動作が安定するためである
【0082】例えば、図7において、フェージングの状
態が良く、フェージング判定値S11が0の場合、BT
R制御幅補正値S12は1となり、BTR部5の制御幅
は補正されない。また、フェージングの状態が悪く、フ
ェージング判定値S11が1の場合、BTR制御幅補正
値S12は0.5となり、BTR部5の制御部は0.5
の割合に補正される。このように、複数個の受信信号レ
ベル値の統計情報であるフェージングの状態に応じて、
BTR部5の制御幅を補正することができる。
態が良く、フェージング判定値S11が0の場合、BT
R制御幅補正値S12は1となり、BTR部5の制御幅
は補正されない。また、フェージングの状態が悪く、フ
ェージング判定値S11が1の場合、BTR制御幅補正
値S12は0.5となり、BTR部5の制御部は0.5
の割合に補正される。このように、複数個の受信信号レ
ベル値の統計情報であるフェージングの状態に応じて、
BTR部5の制御幅を補正することができる。
【0083】BTR部5では、タイミング検出部21で
位相データS3から位相が変化する速度に基づいてシン
ボルクロックタイミングが検出され、タイミングS21
として出力される。例えば、n個の位相データS3が入
力される場合、n個の位相データS3から位相変化の最
も少ない点が検出され、その点がタイミングS21とし
て出力される。
位相データS3から位相が変化する速度に基づいてシン
ボルクロックタイミングが検出され、タイミングS21
として出力される。例えば、n個の位相データS3が入
力される場合、n個の位相データS3から位相変化の最
も少ない点が検出され、その点がタイミングS21とし
て出力される。
【0084】タイミング比較部22でタイミングS21
と前回のシンボルクロックS6のタイミングとが比較さ
れ、そのずれに応じたタイミングのずれデータS22が
出力される。タイミング補正部23にタイミングずれデ
ータS22が入力されると、そのずれを少なくするため
に、シンボルクロックを補正する方向と補正する幅が決
定される。さらに、BTR制御幅補正値S12に応じ
て、決定されたシンボルクロックの補正方向と補正幅に
対する制御幅が補正され、対応するタイミング補正デー
タS23が出力される。
と前回のシンボルクロックS6のタイミングとが比較さ
れ、そのずれに応じたタイミングのずれデータS22が
出力される。タイミング補正部23にタイミングずれデ
ータS22が入力されると、そのずれを少なくするため
に、シンボルクロックを補正する方向と補正する幅が決
定される。さらに、BTR制御幅補正値S12に応じ
て、決定されたシンボルクロックの補正方向と補正幅に
対する制御幅が補正され、対応するタイミング補正デー
タS23が出力される。
【0085】クロック再生部24にタイミング補正デー
タS23が入力されると、タイミング補正データS23
に基づいて補正されたシンボルクロックS6が再生さ
れ、複数個の受信信号レベル値の統計情報であるフェー
ジングの状態に応じて、シンボルクロックS6を補正し
て再生するBTR部5の制御幅を補正し、シンボルクロ
ックS6を再生することができる。
タS23が入力されると、タイミング補正データS23
に基づいて補正されたシンボルクロックS6が再生さ
れ、複数個の受信信号レベル値の統計情報であるフェー
ジングの状態に応じて、シンボルクロックS6を補正し
て再生するBTR部5の制御幅を補正し、シンボルクロ
ックS6を再生することができる。
【0086】次に、ローカル周波数を補正する際の動作
について説明する。
について説明する。
【0087】前述のように、周波数変換部1で受信信号
S1がIF信号S2に変換されると、位相検出部2でI
F信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じ
た1又は複数個の位相データS3が出力される。位相デ
ータS3が遅延検波部3に入力されると、位相データS
3から前シンボルとの位相差が検出され、その位相差に
応じた位相差データS4がAFC部7に入力される。
S1がIF信号S2に変換されると、位相検出部2でI
F信号S2から位相が検出され、検出された位相に応じ
た1又は複数個の位相データS3が出力される。位相デ
ータS3が遅延検波部3に入力されると、位相データS
3から前シンボルとの位相差が検出され、その位相差に
応じた位相差データS4がAFC部7に入力される。
【0088】また、受信レベル統計処理部9において、
複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理すること
により、受信信号レベル値の時間的変動を示す変動受信
信号レベルS10が算出される。そして、フェージング
判定部10で変動受信信号レベルS10に基づいてフェ
ージングの状態が判定され、フェージング判定値S11
が出力される。
複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理すること
により、受信信号レベル値の時間的変動を示す変動受信
信号レベルS10が算出される。そして、フェージング
判定部10で変動受信信号レベルS10に基づいてフェ
ージングの状態が判定され、フェージング判定値S11
が出力される。
【0089】すると、BTR部5に対する制御と同様
に、補正値決定部11で受信信号レベル値の統計情報で
あるフェージング判定値S11に基づいて、AFC制御
幅補正値テーブルから対応するAFC制御幅補正値S1
3が決定され、AFC部7に出力される。AFC制御幅
補正値テーブルについても、BTR部5の場合と同様
に、あらかじめ設定され、補正値決定部11に記憶され
ている。図7は、本実施の形態におけるAFC制御幅補
正値テーブルの一例を示す。
に、補正値決定部11で受信信号レベル値の統計情報で
あるフェージング判定値S11に基づいて、AFC制御
幅補正値テーブルから対応するAFC制御幅補正値S1
3が決定され、AFC部7に出力される。AFC制御幅
補正値テーブルについても、BTR部5の場合と同様
に、あらかじめ設定され、補正値決定部11に記憶され
ている。図7は、本実施の形態におけるAFC制御幅補
正値テーブルの一例を示す。
【0090】AFC部7では、位相差比較部31で、入
力された位相差データS4と基準となる位相差とのずれ
が検出され、そのずれに応じた位相差ずれデータS31
が制御電圧決定部32に出力される。ここで、π/4シ
フトQPSKを用いたシステムの場合、基準となる位相
差は±π/4、±3π/4のいずれかであり、この値は
あらかじめ位相差比較部31に記憶されている。
力された位相差データS4と基準となる位相差とのずれ
が検出され、そのずれに応じた位相差ずれデータS31
が制御電圧決定部32に出力される。ここで、π/4シ
フトQPSKを用いたシステムの場合、基準となる位相
差は±π/4、±3π/4のいずれかであり、この値は
あらかじめ位相差比較部31に記憶されている。
【0091】制御電圧決定部32では、位相差ずれデー
タS31に基づいてローカル周波数を補正する方向及び
幅が決定され、AFC制御幅補正値S13に応じて制御
幅が補正される。そして、対応する補正された制御電圧
S8が出力される。このようにして、複数個の受信信号
レベル値の統計情報であるフェージングの状態に応じ
て、制御電圧S8を補正して生成するAFC部7の制御
幅を補正し、制御電圧S8を出力することができる。
タS31に基づいてローカル周波数を補正する方向及び
幅が決定され、AFC制御幅補正値S13に応じて制御
幅が補正される。そして、対応する補正された制御電圧
S8が出力される。このようにして、複数個の受信信号
レベル値の統計情報であるフェージングの状態に応じ
て、制御電圧S8を補正して生成するAFC部7の制御
幅を補正し、制御電圧S8を出力することができる。
【0092】さらに、出力された制御電圧S8によっ
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、複数個の受信信号レベル値の統計
情報であるフェージングの状態に応じてローカル周波数
を補正することができる。
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、複数個の受信信号レベル値の統計
情報であるフェージングの状態に応じてローカル周波数
を補正することができる。
【0093】以上のように本実施の形態によれば、複数
個の受信信号レベル値を統計的に処理することにより得
られる変動受信信号レベルから統計情報としてフェージ
ング判定値を求め、そのフェージング判定値によってB
TR部及びAFC部の制御幅を決定することにより、フ
ェージングにより受信レベルの変動が激しい場合にもB
TR部及びAFC部の制御誤差を小さくすることがで
き、受信性能を向上できる復調器及び無線通信装置を得
ることができる。
個の受信信号レベル値を統計的に処理することにより得
られる変動受信信号レベルから統計情報としてフェージ
ング判定値を求め、そのフェージング判定値によってB
TR部及びAFC部の制御幅を決定することにより、フ
ェージングにより受信レベルの変動が激しい場合にもB
TR部及びAFC部の制御誤差を小さくすることがで
き、受信性能を向上できる復調器及び無線通信装置を得
ることができる。
【0094】また、統計情報であるフェージング判定値
を2値にすることにより、ビット演算でBTR部及びA
FC部の制御幅を決定することができ、回路規模を小さ
くでき、高速に処理することができる復調器及び無線通
信装置を得ることができる。
を2値にすることにより、ビット演算でBTR部及びA
FC部の制御幅を決定することができ、回路規模を小さ
くでき、高速に処理することができる復調器及び無線通
信装置を得ることができる。
【0095】また、受信信号レベルに応じてBTR部及
びAFC部の制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC
部の制御幅を補正することにより、例えば、トレーニン
グシーケンスコードのような特定の信号を必要としない
ため、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用
性の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
びAFC部の制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC
部の制御幅を補正することにより、例えば、トレーニン
グシーケンスコードのような特定の信号を必要としない
ため、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用
性の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
【0096】なお、本実施の形態では、フェージング判
定値を統計情報とする場合について説明したが、統計情
報はこれに限定されるものではない。所定時間に検出さ
れる複数個の受信信号レベル値を統計的に処理して求め
られるものであればよく、複数個の受信信号レベル値の
時間的変動を表す変動受信信号レベルを統計情報とし
て、BTR部及びAFC部の制御幅の補正値を決定する
際に用いてもよい。この場合、フェージング判定部を削
除し、例えば、変動受信信号レベルをいくつかのランク
に分け、そのランクに応じてBTR部及びAFC部の制
御幅を決定する。これにより、本実施の形態と同様の効
果を得ることができる。
定値を統計情報とする場合について説明したが、統計情
報はこれに限定されるものではない。所定時間に検出さ
れる複数個の受信信号レベル値を統計的に処理して求め
られるものであればよく、複数個の受信信号レベル値の
時間的変動を表す変動受信信号レベルを統計情報とし
て、BTR部及びAFC部の制御幅の補正値を決定する
際に用いてもよい。この場合、フェージング判定部を削
除し、例えば、変動受信信号レベルをいくつかのランク
に分け、そのランクに応じてBTR部及びAFC部の制
御幅を決定する。これにより、本実施の形態と同様の効
果を得ることができる。
【0097】また、累積確率分布の傾きに応じた、例え
ば、累積確率分布の5%と90%に対応する各受信信号
レベル値の差をフェージングの状態を判定する変動受信
信号レベルとする場合について説明したが、変動受信信
号レベルは、これに限定されるものではない。変動受信
信号レベルは、受信信号レベル値の時間的変動を表すも
のであればよい。例えば、受信信号レベル値をランク分
けし、そのランクに対応する受信信号レベル値の個数を
カウントしていくことによっても、5%と90%にあた
るレベル(ランク)を求めることができ、90%のレベ
ルと5%のレベルの差から、累積確率分布の傾きに対応
する変動受信信号レベルを得ることができる。なお、こ
の変動受信信号レベルを統計情報として用いても良いこ
とは言うまでもない。
ば、累積確率分布の5%と90%に対応する各受信信号
レベル値の差をフェージングの状態を判定する変動受信
信号レベルとする場合について説明したが、変動受信信
号レベルは、これに限定されるものではない。変動受信
信号レベルは、受信信号レベル値の時間的変動を表すも
のであればよい。例えば、受信信号レベル値をランク分
けし、そのランクに対応する受信信号レベル値の個数を
カウントしていくことによっても、5%と90%にあた
るレベル(ランク)を求めることができ、90%のレベ
ルと5%のレベルの差から、累積確率分布の傾きに対応
する変動受信信号レベルを得ることができる。なお、こ
の変動受信信号レベルを統計情報として用いても良いこ
とは言うまでもない。
【0098】また、変調された信号自体の周波数成分が
変動するため、BTR部及びAFC部の制御幅補正値を
決定する精度が低下し、フーリエ変換の機能を備える必
要があるため、回路規模が大きくなるが、受信信号レベ
ルの周波数成分の変動によってもフェージングの状態を
判定できるため、これを変動受信信号レベルとしても良
い。なお、この変動受信信号レベルを統計情報として用
いても良いことは言うまでもない。
変動するため、BTR部及びAFC部の制御幅補正値を
決定する精度が低下し、フーリエ変換の機能を備える必
要があるため、回路規模が大きくなるが、受信信号レベ
ルの周波数成分の変動によってもフェージングの状態を
判定できるため、これを変動受信信号レベルとしても良
い。なお、この変動受信信号レベルを統計情報として用
いても良いことは言うまでもない。
【0099】また、統計情報であるフェージング判定値
を2値とし、BTR部及びAFC部の制御幅補正値を2
種類とする場合について説明したが、これに限定される
ものではない。フェージング判定値は、3以上のランク
に分けても良い。また、フェージング判定値などの統計
情報の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。
この場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細
に調節することができる。
を2値とし、BTR部及びAFC部の制御幅補正値を2
種類とする場合について説明したが、これに限定される
ものではない。フェージング判定値は、3以上のランク
に分けても良い。また、フェージング判定値などの統計
情報の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。
この場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細
に調節することができる。
【0100】実施の形態2.本発明に係わる別の実施の
形態を図面を用いて説明する。図8は図1に示した無線
通信装置の復調部Fの構成を示すブロック図である。図
8において、前述の実施の形態と同一又は相当部分に同
一符号を付し、説明を省略する。前述の実施の形態と異
なる点は、受信レベル統計処理部41と、補正値決定部
42である。
形態を図面を用いて説明する。図8は図1に示した無線
通信装置の復調部Fの構成を示すブロック図である。図
8において、前述の実施の形態と同一又は相当部分に同
一符号を付し、説明を省略する。前述の実施の形態と異
なる点は、受信レベル統計処理部41と、補正値決定部
42である。
【0101】受信レベル統計処理部41は、受信信号レ
ベル値S7を所定時間記憶すると共に、所定時間に検出
される複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理し
て受信信号レベル値S7の時間的変動を示す変動受信信
号レベルS10を算出するという前述の処理に加え、統
計情報として所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値S7の平均を求め、平均受信信号レベルS41と
して出力する。また、補正値決定部42は、その統計情
報であるフェージング判定値S11及び平均受信信号レ
ベルS41に基づいて、BTR部5及びAFC部7の制
御幅の補正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR
制御幅補正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出
力する。
ベル値S7を所定時間記憶すると共に、所定時間に検出
される複数個の受信信号レベル値S7を統計的に処理し
て受信信号レベル値S7の時間的変動を示す変動受信信
号レベルS10を算出するという前述の処理に加え、統
計情報として所定時間に検出される複数個の受信信号レ
ベル値S7の平均を求め、平均受信信号レベルS41と
して出力する。また、補正値決定部42は、その統計情
報であるフェージング判定値S11及び平均受信信号レ
ベルS41に基づいて、BTR部5及びAFC部7の制
御幅の補正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR
制御幅補正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出
力する。
【0102】次に、シンボルクロックを補正して再生す
る際の動作について説明する。前述の実施の形態と同様
に、受信レベル検出部6で検出された複数個の受信信号
レベル値S7から、受信レベル統計処理部41で統計的
処理により受信信号レベル値に対する累積確率分布が求
められ、累積確率分布の傾きに応じた変動受信信号レベ
ルS10が算出される。また、統計情報として受信信号
レベル値S7の平均である平均受信信号レベルS41が
算出される。変動受信信号レベルS10はフェージング
判定部10に出力され、平均受信信号レベルS41は、
補正値決定部42に出力される。
る際の動作について説明する。前述の実施の形態と同様
に、受信レベル検出部6で検出された複数個の受信信号
レベル値S7から、受信レベル統計処理部41で統計的
処理により受信信号レベル値に対する累積確率分布が求
められ、累積確率分布の傾きに応じた変動受信信号レベ
ルS10が算出される。また、統計情報として受信信号
レベル値S7の平均である平均受信信号レベルS41が
算出される。変動受信信号レベルS10はフェージング
判定部10に出力され、平均受信信号レベルS41は、
補正値決定部42に出力される。
【0103】そして、フェージング判定部10で変動受
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部42に出力される。
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部42に出力される。
【0104】すると、補正値決定部42で第1の統計情
報であるフェージング判定値S11及び第2の統計情報
である平均受信信号レベルS41に基づいて、BTR制
御幅補正値テーブルから対応するBTR制御幅補正値S
12が決定され、BTR部5に出力される。BTR制御
幅補正値テーブルは、あらかじめ設定され、補正値決定
部42に記憶されている。図9は、本実施の形態におけ
るBTR制御幅補正値テーブルの一例を示す。
報であるフェージング判定値S11及び第2の統計情報
である平均受信信号レベルS41に基づいて、BTR制
御幅補正値テーブルから対応するBTR制御幅補正値S
12が決定され、BTR部5に出力される。BTR制御
幅補正値テーブルは、あらかじめ設定され、補正値決定
部42に記憶されている。図9は、本実施の形態におけ
るBTR制御幅補正値テーブルの一例を示す。
【0105】例えば、BTR制御幅補正値テーブルは、
フェージング判定値S10及び平均受信信号レベルS4
1の大小によっていくつかのランクに分けられており、
そのランクにより、BTR制御幅補正値が決定される。
フェージング判定値S10及び平均受信信号レベルS4
1の大小によっていくつかのランクに分けられており、
そのランクにより、BTR制御幅補正値が決定される。
【0106】図9に示すBTR制御幅補正値テーブルに
おいて、平均受信信号レベルのランクは2つのランクに
分けられており、ある基準値より大きいときが0、小さ
いときが1である。例えば、フェージング判定値S10
が0、平均受信信号レベルS41のランクが0の場合、
BTR制御幅補正値S12は1となり、BTR部5の制
御幅は補正されない。また、フェージング判定値S10
が1、平均受信信号レベルS41のランクが1の場合、
BTR制御幅補正値S12は0.2となり、BTR部5
の制御幅は、0.2の割合に補正される。このように、
複数個の受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェ
ージングの状態及び第2の統計情報である平均受信信号
レベルに応じて、シンボルクロックS6を補正して再生
するBTR部5の制御幅を補正し、シンボルクロックS
6を再生することができる。
おいて、平均受信信号レベルのランクは2つのランクに
分けられており、ある基準値より大きいときが0、小さ
いときが1である。例えば、フェージング判定値S10
が0、平均受信信号レベルS41のランクが0の場合、
BTR制御幅補正値S12は1となり、BTR部5の制
御幅は補正されない。また、フェージング判定値S10
が1、平均受信信号レベルS41のランクが1の場合、
BTR制御幅補正値S12は0.2となり、BTR部5
の制御幅は、0.2の割合に補正される。このように、
複数個の受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェ
ージングの状態及び第2の統計情報である平均受信信号
レベルに応じて、シンボルクロックS6を補正して再生
するBTR部5の制御幅を補正し、シンボルクロックS
6を再生することができる。
【0107】次に、ローカル周波数を補正する際の動作
について説明する。その他の動作については、前述の実
施の形態と同様であるため、説明を省略する。
について説明する。その他の動作については、前述の実
施の形態と同様であるため、説明を省略する。
【0108】ローカル周波数を補正する際も前述の実施
の形態とほぼ同様に動作するが、受信レベル統計処理部
41において、複数個の受信信号レベル値S7を統計的
に処理することにより変動受信信号レベルS10及び平
均受信信号レベルS41が算出される。変動受信信号レ
ベルS10はフェージング判定部10に出力され、平均
受信信号レベルS41は、補正値決定部42に出力され
る。
の形態とほぼ同様に動作するが、受信レベル統計処理部
41において、複数個の受信信号レベル値S7を統計的
に処理することにより変動受信信号レベルS10及び平
均受信信号レベルS41が算出される。変動受信信号レ
ベルS10はフェージング判定部10に出力され、平均
受信信号レベルS41は、補正値決定部42に出力され
る。
【0109】そして、フェージング判定部10で変動受
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部42に出力される。す
ると、BTR部5に対する制御と同様に、補正値決定部
42で第1の統計情報であるフェージング判定値S11
及び第2の統計情報である平均受信信号レベルS41に
基づいて、AFC制御幅補正値テーブルから対応するA
FC制御幅補正値S13が決定され、AFC部7に出力
される。AFC制御幅補正値テーブルについても、BT
R部5の場合と同様に、あらかじめ設定され、補正値決
定部11に記憶されている。図9は、本実施の形態にお
けるAFC制御幅補正値テーブルの一例を示す。
信信号レベルS10に基づいてフェージングの状態が判
定され、その判定結果に応じたフェージング判定値S1
1が統計情報として補正値決定部42に出力される。す
ると、BTR部5に対する制御と同様に、補正値決定部
42で第1の統計情報であるフェージング判定値S11
及び第2の統計情報である平均受信信号レベルS41に
基づいて、AFC制御幅補正値テーブルから対応するA
FC制御幅補正値S13が決定され、AFC部7に出力
される。AFC制御幅補正値テーブルについても、BT
R部5の場合と同様に、あらかじめ設定され、補正値決
定部11に記憶されている。図9は、本実施の形態にお
けるAFC制御幅補正値テーブルの一例を示す。
【0110】AFC部7において、AFC制御幅補正値
S13に応じて制御幅が補正され、対応する補正された
制御電圧S8が出力される。このようにして、複数個の
受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェージング
の状態及び第2の統計情報である平均受信信号レベルに
応じて、制御電圧S8を補正して生成するAFC部7の
制御幅を補正し、制御電圧S8を出力することができ
る。
S13に応じて制御幅が補正され、対応する補正された
制御電圧S8が出力される。このようにして、複数個の
受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェージング
の状態及び第2の統計情報である平均受信信号レベルに
応じて、制御電圧S8を補正して生成するAFC部7の
制御幅を補正し、制御電圧S8を出力することができ
る。
【0111】さらに、出力された制御電圧S8によっ
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、複数個の受信信号レベル値の第1
の統計情報であるフェージングの状態及び第2の統計情
報である平均受信信号レベルに応じてローカル周波数を
補正することができる。
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、複数個の受信信号レベル値の第1
の統計情報であるフェージングの状態及び第2の統計情
報である平均受信信号レベルに応じてローカル周波数を
補正することができる。
【0112】以上のように本実施の形態によれば、前述
の効果に加え、複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理することにより得られる変動受信信号レベルから第1
の統計情報としてフェージング判定値を求め、さらに第
2の統計情報として平均受信信号レベルを求め、そのフ
ェージングの状態及び平均受信信号レベルによってBT
R部及びAFC部の制御幅を決定することにより、フェ
ージングによる受信レベルの変動が激しい場合にもBT
R部及びAFC部の制御誤差をさらに小さくすることが
でき、受信性能をより向上できる復調器及び無線通信装
置を得ることができる。
の効果に加え、複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理することにより得られる変動受信信号レベルから第1
の統計情報としてフェージング判定値を求め、さらに第
2の統計情報として平均受信信号レベルを求め、そのフ
ェージングの状態及び平均受信信号レベルによってBT
R部及びAFC部の制御幅を決定することにより、フェ
ージングによる受信レベルの変動が激しい場合にもBT
R部及びAFC部の制御誤差をさらに小さくすることが
でき、受信性能をより向上できる復調器及び無線通信装
置を得ることができる。
【0113】また、統計情報であるフェージング判定値
及び平均受信信号レベルのランクを2値にすることによ
り、ビット演算でBTR部及びAFC部の制御幅を決定
することができ、回路規模を小さくでき、高速に処理す
ることができる復調器及び無線通信装置を得ることがで
きる。
及び平均受信信号レベルのランクを2値にすることによ
り、ビット演算でBTR部及びAFC部の制御幅を決定
することができ、回路規模を小さくでき、高速に処理す
ることができる復調器及び無線通信装置を得ることがで
きる。
【0114】また、受信信号レベルに応じてBTR及び
AFCの制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC部の
制御幅を補正することにより、例えば、トレーニングシ
ーケンスコードのような特定の信号を必要としないた
め、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用性
の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
AFCの制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC部の
制御幅を補正することにより、例えば、トレーニングシ
ーケンスコードのような特定の信号を必要としないた
め、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用性
の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
【0115】なお、本実施の形態では、フェージング判
定値及び平均受信信号レベルを統計情報とする場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。統計
情報は、前述の実施の形態と同様に、様々に置き換えて
も良い。またそれらを組合わせて用いても良い。さら
に、本実施の形態と比較して情報量が減るため、通常、
BTR部及びAFC部の制御幅補正値の決定精度は低下
するが、平均受信信号レベルのみであっても良い。
定値及び平均受信信号レベルを統計情報とする場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。統計
情報は、前述の実施の形態と同様に、様々に置き換えて
も良い。またそれらを組合わせて用いても良い。さら
に、本実施の形態と比較して情報量が減るため、通常、
BTR部及びAFC部の制御幅補正値の決定精度は低下
するが、平均受信信号レベルのみであっても良い。
【0116】また、統計情報であるフェージング判定値
及び平均受信信号レベルを2値とする場合について説明
したが、これに限定されるものではない。フェージング
判定値及び平均受信信号レベルは、3以上のランクに分
けても良い。また、フェージング判定値などの統計情報
の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。この
場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細に調
節することができる。
及び平均受信信号レベルを2値とする場合について説明
したが、これに限定されるものではない。フェージング
判定値及び平均受信信号レベルは、3以上のランクに分
けても良い。また、フェージング判定値などの統計情報
の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。この
場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細に調
節することができる。
【0117】実施の形態3.本発明に係わるさらに別の
実施の形態を図面を用いて説明する。図10は本発明の
一実施の形態に係る無線通信装置の復調器を示すブロッ
ク図である。図10において、前述の実施の形態と同一
又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。前述
の実施の形態と異なる点は、補正値決定部51である。
実施の形態を図面を用いて説明する。図10は本発明の
一実施の形態に係る無線通信装置の復調器を示すブロッ
ク図である。図10において、前述の実施の形態と同一
又は相当部分に同一符号を付し、説明を省略する。前述
の実施の形態と異なる点は、補正値決定部51である。
【0118】補正値決定部51は、複数個の受信信号レ
ベル値の統計情報であるフェージング判定値S11及び
平均受信信号レベルS41と所定時点の受信信号レベル
値S7に基づいて、BTR部5及びAFC部7の制御幅
の補正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR制御
幅補正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出力す
る。
ベル値の統計情報であるフェージング判定値S11及び
平均受信信号レベルS41と所定時点の受信信号レベル
値S7に基づいて、BTR部5及びAFC部7の制御幅
の補正値を決定し、それぞれ補正値に応じたBTR制御
幅補正値S12及びAFC制御幅補正値S13を出力す
る。
【0119】補正決定部51において、BTR部5の制
御幅の補正値を決定する際の動作について説明する。
御幅の補正値を決定する際の動作について説明する。
【0120】補正値決定部51では、複数個の受信信号
レベル値の第1の統計情報であるフェージング判定値S
11及び第2の統計情報である平均受信信号レベルS4
1、さらに所定時点の受信信号レベル値S7に基づい
て、BTR制御幅補正値テーブルから対応するBTR制
御幅補正値S12が決定され、BTR部5に出力され
る。BTR制御幅補正値テーブルは、あらかじめ設定さ
れ、補正値決定部51に記憶されている。図11は、本
実施の形態におけるBTR制御幅補正値テーブルの一例
を示す。
レベル値の第1の統計情報であるフェージング判定値S
11及び第2の統計情報である平均受信信号レベルS4
1、さらに所定時点の受信信号レベル値S7に基づい
て、BTR制御幅補正値テーブルから対応するBTR制
御幅補正値S12が決定され、BTR部5に出力され
る。BTR制御幅補正値テーブルは、あらかじめ設定さ
れ、補正値決定部51に記憶されている。図11は、本
実施の形態におけるBTR制御幅補正値テーブルの一例
を示す。
【0121】例えば、BTR制御幅補正値テーブルは、
フェージング判定値S10、平均受信信号レベルS41
及び現時点の受信信号レベル値S7のそれぞれの大小に
よっていくつかのランクに分けられており、そのランク
により、BTR制御幅補正値が決定される。
フェージング判定値S10、平均受信信号レベルS41
及び現時点の受信信号レベル値S7のそれぞれの大小に
よっていくつかのランクに分けられており、そのランク
により、BTR制御幅補正値が決定される。
【0122】図11に示すBTR制御幅補正値テーブル
において、平均受信信号レベルS41のランクは2つの
ランクに分けられており、ある基準値より大きいときが
0、小さいときが1である。また、現時点の受信信号レ
ベル値S7のランクも2つのランクに分けられており、
ある基準値より大きいときが0、小さいときが1であ
る。
において、平均受信信号レベルS41のランクは2つの
ランクに分けられており、ある基準値より大きいときが
0、小さいときが1である。また、現時点の受信信号レ
ベル値S7のランクも2つのランクに分けられており、
ある基準値より大きいときが0、小さいときが1であ
る。
【0123】例えば、フェージング判定値S10が0、
平均受信信号レベルS41のランクが0、現時点の受信
信号レベル値S7のランクが0の場合、BTR制御幅補
正値S12は1となり、BTR部5の制御幅は補正され
ない。また、フェージング判定値S10が1、平均受信
信号レベルS41のランクが1、現時点の受信信号レベ
ル値S7のランクが1の場合、BTR制御幅補正値S1
2は0となる。すなわち、BTR部5の制御幅は0とな
り、BTR部の制御が行われない。このように、複数個
の受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェージン
グの状態及び第2の統計情報である平均受信信号レベ
ル、さらに現時点の受信信号レベル値に応じて、BTR
部5の制御幅に対する補正値が決定され、シンボルクロ
ックS6を補正して再生するBTR部5の制御幅を補正
して、シンボルクロックS6を再生することができる。
平均受信信号レベルS41のランクが0、現時点の受信
信号レベル値S7のランクが0の場合、BTR制御幅補
正値S12は1となり、BTR部5の制御幅は補正され
ない。また、フェージング判定値S10が1、平均受信
信号レベルS41のランクが1、現時点の受信信号レベ
ル値S7のランクが1の場合、BTR制御幅補正値S1
2は0となる。すなわち、BTR部5の制御幅は0とな
り、BTR部の制御が行われない。このように、複数個
の受信信号レベル値の第1の統計情報であるフェージン
グの状態及び第2の統計情報である平均受信信号レベ
ル、さらに現時点の受信信号レベル値に応じて、BTR
部5の制御幅に対する補正値が決定され、シンボルクロ
ックS6を補正して再生するBTR部5の制御幅を補正
して、シンボルクロックS6を再生することができる。
【0124】次に、補正決定部51において、AFC部
7の制御幅に対する補正値を決定する際の動作について
説明する。その他の動作については前述の実施の形態と
同様であるため、説明を省略する。
7の制御幅に対する補正値を決定する際の動作について
説明する。その他の動作については前述の実施の形態と
同様であるため、説明を省略する。
【0125】AFC部7の制御幅に対する補正値を決定
する際も前述の実施の形態とほぼ同様に動作するが、B
TR部5に対する制御と同様に、補正値決定部51で
は、複数個の受信信号レベル値の第1の統計情報である
フェージング判定値S11及び第2の統計情報である平
均受信信号レベルS41、さらに現時点の受信信号レベ
ル値S7に基づいて、AFC制御幅補正値テーブルから
対応するAFC制御幅補正値S13が決定され、AFC
部7に出力される。AFC制御幅補正値テーブルについ
ても、BTR部5の場合と同様に、あらかじめ設定さ
れ、補正値決定部11に記憶されている。図11は、本
実施の形態におけるAFC制御幅補正値テーブルの一例
を示す。
する際も前述の実施の形態とほぼ同様に動作するが、B
TR部5に対する制御と同様に、補正値決定部51で
は、複数個の受信信号レベル値の第1の統計情報である
フェージング判定値S11及び第2の統計情報である平
均受信信号レベルS41、さらに現時点の受信信号レベ
ル値S7に基づいて、AFC制御幅補正値テーブルから
対応するAFC制御幅補正値S13が決定され、AFC
部7に出力される。AFC制御幅補正値テーブルについ
ても、BTR部5の場合と同様に、あらかじめ設定さ
れ、補正値決定部11に記憶されている。図11は、本
実施の形態におけるAFC制御幅補正値テーブルの一例
を示す。
【0126】このように、複数個の受信信号レベル値の
第1の統計情報であるフェージングの状態及び第2の統
計情報である平均受信信号レベル、さらに現時点の受信
信号レベル値に応じてAFC部7の制御幅に対する補正
値が決定され、制御電圧S8を補正して生成するAFC
部7の制御幅を補正し、制御電圧S8を出力することが
できる。
第1の統計情報であるフェージングの状態及び第2の統
計情報である平均受信信号レベル、さらに現時点の受信
信号レベル値に応じてAFC部7の制御幅に対する補正
値が決定され、制御電圧S8を補正して生成するAFC
部7の制御幅を補正し、制御電圧S8を出力することが
できる。
【0127】さらに、出力された制御電圧S8によっ
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、受信信号レベル値の統計情報であ
るフェージングの状態及び平均受信信号レベル、さらに
現時点の受信信号レベル値に応じてローカル周波数を補
正することができる。
て、ローカル周波数発生部8から補正されたローカル周
波数S9が発生され、受信信号レベル値の統計情報であ
るフェージングの状態及び平均受信信号レベル、さらに
現時点の受信信号レベル値に応じてローカル周波数を補
正することができる。
【0128】以上のように本実施の形態によれば、前述
の効果に加え、複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理することにより得られる変動受信信号レベルから第1
の統計情報としてフェージング判定値を求め、さらに第
2の統計情報として平均受信信号レベルを求め、フェー
ジングの状態、平均受信信号レベル及び所定時点の受信
信号レベル値によってBTR部及びAFC部の制御幅を
決定することにより、フェージングによる受信レベルの
変動が激しい場合にもBTR部及びAFC部の制御誤差
をさらに小さくすることができ、受信性能をより向上で
きる復調器及び無線通信装置を得ることができる。
の効果に加え、複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理することにより得られる変動受信信号レベルから第1
の統計情報としてフェージング判定値を求め、さらに第
2の統計情報として平均受信信号レベルを求め、フェー
ジングの状態、平均受信信号レベル及び所定時点の受信
信号レベル値によってBTR部及びAFC部の制御幅を
決定することにより、フェージングによる受信レベルの
変動が激しい場合にもBTR部及びAFC部の制御誤差
をさらに小さくすることができ、受信性能をより向上で
きる復調器及び無線通信装置を得ることができる。
【0129】また、フェージング判定値、平均受信信号
レベルのランク及び現時点での受信信号レベル値のラン
クを2値にすることにより、ビット演算でBTR部及び
AFC部の制御幅を決定することができ、回路規模を小
さくでき、高速に処理することができる復調器及び無線
通信装置を得ることができる。
レベルのランク及び現時点での受信信号レベル値のラン
クを2値にすることにより、ビット演算でBTR部及び
AFC部の制御幅を決定することができ、回路規模を小
さくでき、高速に処理することができる復調器及び無線
通信装置を得ることができる。
【0130】また、受信信号レベルに応じてBTR及び
AFCの制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC部の
制御幅を補正することにより、例えば、トレーニングシ
ーケンスコードのような特定の信号を必要としないた
め、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用性
の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
AFCの制御幅補正値を求め、BTR部及びAFC部の
制御幅を補正することにより、例えば、トレーニングシ
ーケンスコードのような特定の信号を必要としないた
め、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用性
の高い復調器及び無線通信装置を得ることができる。
【0131】なお、本実施の形態では、フェージング判
定値及び平均受信信号レベルを統計情報とする場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。統計
情報は、前述の実施の形態と同様に、様々に置き換えて
も良い。またそれらを組合わせて用いても良い。
定値及び平均受信信号レベルを統計情報とする場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。統計
情報は、前述の実施の形態と同様に、様々に置き換えて
も良い。またそれらを組合わせて用いても良い。
【0132】また、統計情報であるフェージング判定値
及び平均受信信号レベルと現時点の受信信号レベル値を
2値とする場合について説明したが、これに限定される
ものではない。フェージング判定値及び平均受信信号レ
ベルと現時点の受信信号レベル値は、3以上のランクに
分けても良い。また、フェージング判定値などの統計情
報の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。こ
の場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細に
調節することができる。
及び平均受信信号レベルと現時点の受信信号レベル値を
2値とする場合について説明したが、これに限定される
ものではない。フェージング判定値及び平均受信信号レ
ベルと現時点の受信信号レベル値は、3以上のランクに
分けても良い。また、フェージング判定値などの統計情
報の値から制御補正値を求める関数を用いても良い。こ
の場合回路規模は大きくなるが、制御幅補正値を詳細に
調節することができる。
【0133】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定時
間に検出される複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理して1又は複数の統計情報を求め、その1又は複数の
統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅
補正値を決定することにより、受信レベルの変動が激し
い場合にも復調処理手段の制御誤差を小さくすることが
でき、受信性能を向上できると共に、どのような無線通
信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得るこ
とができる。
間に検出される複数個の受信信号レベル値を統計的に処
理して1又は複数の統計情報を求め、その1又は複数の
統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅
補正値を決定することにより、受信レベルの変動が激し
い場合にも復調処理手段の制御誤差を小さくすることが
でき、受信性能を向上できると共に、どのような無線通
信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得るこ
とができる。
【0134】また、次の発明によれば、統計情報として
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の時間
的変動を表す変動受信信号レベルを求め、その変動受信
信号レベルを含む1又は複数の統計情報に応じて復調処
理手段の処理を補正する制御幅補正値を決定することに
より、受信レベルの変動が激しい場合にも復調処理手段
の制御誤差を小さくすることができ、受信性能を向上で
きると共に、どのような無線通信システムにも適用で
き、汎用性の高い復調器を得ることができる。
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の時間
的変動を表す変動受信信号レベルを求め、その変動受信
信号レベルを含む1又は複数の統計情報に応じて復調処
理手段の処理を補正する制御幅補正値を決定することに
より、受信レベルの変動が激しい場合にも復調処理手段
の制御誤差を小さくすることができ、受信性能を向上で
きると共に、どのような無線通信システムにも適用で
き、汎用性の高い復調器を得ることができる。
【0135】また、次の発明によれば、統計情報として
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の時間
的変動を表す変動受信信号レベルからフェージングの状
態を求め、そのフェージングの状態を含む1又は複数の
統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅
補正値を決定することにより、受信レベルの変動が激し
い場合にも復調処理手段の制御誤差を小さくすることが
でき、受信性能を向上できると共に、どのような無線通
信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得るこ
とができる。
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の時間
的変動を表す変動受信信号レベルからフェージングの状
態を求め、そのフェージングの状態を含む1又は複数の
統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅
補正値を決定することにより、受信レベルの変動が激し
い場合にも復調処理手段の制御誤差を小さくすることが
でき、受信性能を向上できると共に、どのような無線通
信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得るこ
とができる。
【0136】また、次の発明によれば、統計情報として
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の平均
を表す平均受信信号レベルを求め、その平均受信信号レ
ベルを含む1又は複数の統計情報に応じて復調処理手段
の処理を補正する制御幅補正値を決定することにより、
受信レベルの変動が激しい場合にも復調処理手段の制御
誤差を小さくすることができ、受信性能を向上できると
共に、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用
性の高い復調器を得ることができる。
所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値の平均
を表す平均受信信号レベルを求め、その平均受信信号レ
ベルを含む1又は複数の統計情報に応じて復調処理手段
の処理を補正する制御幅補正値を決定することにより、
受信レベルの変動が激しい場合にも復調処理手段の制御
誤差を小さくすることができ、受信性能を向上できると
共に、どのような無線通信システムにも適用でき、汎用
性の高い復調器を得ることができる。
【0137】また、次の発明によれば、1又は複数の統
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する際に、所定時点の受信信号レベル値を用
いることにより、受信レベルの変動が激しい場合にも、
さらに復調処理手段の制御誤差を小さくすることがで
き、受信性能を向上できると共に、どのような無線通信
システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得ること
ができる。
計情報に応じて復調処理手段の処理を補正する制御幅補
正値を決定する際に、所定時点の受信信号レベル値を用
いることにより、受信レベルの変動が激しい場合にも、
さらに復調処理手段の制御誤差を小さくすることがで
き、受信性能を向上できると共に、どのような無線通信
システムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得ること
ができる。
【0138】また、次の発明によれば、復調処理手段
は、受信信号の位相に応じて補正して、シンボルクロッ
クを再生するシンボルクロックタイミング再生手段を備
え、補正決定手段は、シンボルクロックタイミング再生
手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するようにす
ることにより、受信レベルの変動が激しい場合にもシン
ボルクロックタイミング再生手段の制御誤差を小さくす
ることができ、受信性能を向上できると共に、どのよう
な無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器
を得ることができる。
は、受信信号の位相に応じて補正して、シンボルクロッ
クを再生するシンボルクロックタイミング再生手段を備
え、補正決定手段は、シンボルクロックタイミング再生
手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するようにす
ることにより、受信レベルの変動が激しい場合にもシン
ボルクロックタイミング再生手段の制御誤差を小さくす
ることができ、受信性能を向上できると共に、どのよう
な無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い復調器
を得ることができる。
【0139】また、次の発明によれば、復調処理手段
は、受信信号の位相に応じてローカル周波数の発生を制
御する周波数制御手段を備え、補正決定手段は、周波数
制御手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するよう
にすることにより、受信レベルの変動が激しい場合にも
周波数制御手段の制御誤差を小さくすることができ、受
信性能を向上できると共に、どのような無線通信システ
ムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得ることができ
る。
は、受信信号の位相に応じてローカル周波数の発生を制
御する周波数制御手段を備え、補正決定手段は、周波数
制御手段の制御を補正する制御幅補正値を決定するよう
にすることにより、受信レベルの変動が激しい場合にも
周波数制御手段の制御誤差を小さくすることができ、受
信性能を向上できると共に、どのような無線通信システ
ムにも適用でき、汎用性の高い復調器を得ることができ
る。
【0140】さらにまた、次の発明によれば、復調器
が、所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値を
統計的に処理して1又は複数の統計情報を求め、その1
又は複数の統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正
する制御幅補正値を決定することにより、受信レベルの
変動が激しい場合にも復調処理手段の制御誤差を小さく
することができ、受信性能を向上できると共に、どのよ
うな無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い無線
通信装置を得ることができる。
が、所定時間に検出される複数個の受信信号レベル値を
統計的に処理して1又は複数の統計情報を求め、その1
又は複数の統計情報に応じて復調処理手段の処理を補正
する制御幅補正値を決定することにより、受信レベルの
変動が激しい場合にも復調処理手段の制御誤差を小さく
することができ、受信性能を向上できると共に、どのよ
うな無線通信システムにも適用でき、汎用性の高い無線
通信装置を得ることができる。
【図1】 本発明に係る無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る復調器の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】 本発明に係るBTR部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 本発明に係るAFC部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】 受信信号レベル値の時間的変動を示す特性曲
線である。
線である。
【図6】 受信信号レベル値の累積確率分布を示す特性
曲線である。
曲線である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係るBTR部及びA
FC部の制御幅補正値テーブルである。
FC部の制御幅補正値テーブルである。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る復調器の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係るBTR部及びA
FC部の制御幅補正値テーブルである。
FC部の制御幅補正値テーブルである。
【図10】 本発明の実施の形態3に係る復調器の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態3に係るBTR部及び
AFC部の制御幅補正値テーブルである。
AFC部の制御幅補正値テーブルである。
【図12】 従来の復調器の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】 従来のBTR部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図14】 従来のAFC部の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図15】 従来の周波数自動制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 周波数変換部 2 位相検出部 3 遅延検波部 4 受信データ生
成部 5 BTR部 6 受信レベル検
出部 7 AFC部 8 ローカル周波
数発生部 9,41 受信レベル統計処理部 10 フェージン
グ判定部 11,42,51 補正値決定部 21 タイミング
検出部 22 タイミング比較部 23 タイミング
補正部 24 クロック再生部 31 位相差比較
部 32 制御電圧決定部 101 直交復調
部 102 相互相関係数算出回路 103 品質算出
回路 104 信号品質判定回路 105 AFCデ
ータ生成回路 106 PLL回路 107 電圧制御
発振回路 A インタフェース部 B 制御部 C 変調部 D RF部 E アンテナ F 復調部
成部 5 BTR部 6 受信レベル検
出部 7 AFC部 8 ローカル周波
数発生部 9,41 受信レベル統計処理部 10 フェージン
グ判定部 11,42,51 補正値決定部 21 タイミング
検出部 22 タイミング比較部 23 タイミング
補正部 24 クロック再生部 31 位相差比較
部 32 制御電圧決定部 101 直交復調
部 102 相互相関係数算出回路 103 品質算出
回路 104 信号品質判定回路 105 AFCデ
ータ生成回路 106 PLL回路 107 電圧制御
発振回路 A インタフェース部 B 制御部 C 変調部 D RF部 E アンテナ F 復調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬政 孝義 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 ローカル周波数を用いて受信信号を復調
処理し、受信データ及びシンボルクロックを出力する復
調処理手段と、上記受信信号の電力のレベルを検出して
当該レベルに応じた受信信号レベル値を出力する受信レ
ベル検出手段と、所定時間に検出される複数個の上記受
信信号レベル値を統計的に処理して1又は複数種類の統
計情報を求める受信レベル統計処理手段と、上記1又は
複数種類の統計情報に応じて上記復調処理手段の処理を
補正する制御幅補正値を決定する補正決定手段とを備え
ることを特徴とする復調器。 - 【請求項2】 上記統計情報は、上記複数個の受信信号
レベル値の時間的変動を表す変動受信信号レベルである
ことを特徴とする請求項1に記載の復調器。 - 【請求項3】 上記統計情報は、上記複数個の受信信号
レベル値の時間的変動を表す変動受信信号レベルから求
められるフェージングの状態であることを特徴とする請
求項1に記載の復調器。 - 【請求項4】 上記統計情報は、上記複数個の受信信号
レベル値の平均を表す平均受信信号レベルであることを
特徴とする請求項1に記載の復調器。 - 【請求項5】 上記補正決定手段は、上記復調処理手段
の処理を補正する制御幅補正値を決定する際に、所定時
点の受信信号レベル値を用いることを特徴とする請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の復調器。 - 【請求項6】 上記復調処理手段は、上記受信信号の位
相に応じて補正して、シンボルクロックを再生するシン
ボルクロックタイミング再生手段を備え、上記補正決定
手段は、上記シンボルクロックタイミング再生手段の制
御を補正する制御幅補正値を決定することを特徴とする
請求項1ないし5のいずれかに記載の復調器。 - 【請求項7】 上記復調処理手段は、上記受信信号の位
相に応じてローカル周波数の発生を制御する周波数制御
手段を備え、上記補正決定手段は、上記周波数制御手段
の制御を補正する制御幅補正値を決定することを特徴と
する請求項1ないし請求項6にのいずれかに記載の復調
器。 - 【請求項8】複数間で、変・復調して無線通信する無線
通信装置において、復調器は、ローカル周波数を用いて
受信信号を復調処理し、受信データ及びシンボルクロッ
クを出力する復調処理手段と、上記受信信号の電力のレ
ベルを検出して当該レベルに応じた受信信号レベル値を
出力する受信レベル検出手段と、所定時間に検出される
複数個の上記受信信号レベル値を統計的に処理して1又
は複数種類の統計情報を求める受信レベル統計処理手段
と、上記1又は複数種類の統計情報に応じて上記復調処
理手段の処理を補正する制御幅補正値を決定する補正決
定手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11528298A JPH11308289A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 復調器及び無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11528298A JPH11308289A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 復調器及び無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308289A true JPH11308289A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14658811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11528298A Pending JPH11308289A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 復調器及び無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308289A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003222667A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Japan Radio Co Ltd | Gps受信機 |
| JP2009100263A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | 無線装置 |
| JP2016127484A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | クラリオン株式会社 | ラジオ受信機 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11528298A patent/JPH11308289A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003222667A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Japan Radio Co Ltd | Gps受信機 |
| JP2009100263A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | 無線装置 |
| JP2016127484A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | クラリオン株式会社 | ラジオ受信機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3744546B2 (ja) | 被サンプリング信号の可変d.c.オフセットを補償する方法および装置 | |
| US8457102B2 (en) | Mobile wireless communication apparatus, wireless communication apparatus and communication processing method | |
| US6996193B2 (en) | Timing error detection circuit, demodulation circuit and methods thereof | |
| JP2634319B2 (ja) | コヒーレント無線受信機の周波数制御方法及びその方法を実施する装置 | |
| JPH09214571A (ja) | 無線受信機 | |
| KR100384554B1 (ko) | 무선수신방법및장치 | |
| CN105846844B (zh) | 接收装置以及接收装置的接收方法 | |
| US7590419B2 (en) | Frequency correction channel burst detector in a GSM/EDGE communication system | |
| JPH11308289A (ja) | 復調器及び無線通信装置 | |
| US7474718B2 (en) | Frequency control for a mobile communications device | |
| JP3792904B2 (ja) | 受信装置、及び通信装置 | |
| JP3966523B2 (ja) | 自動周波数制御回路及び自動周波数制御方法 | |
| JP3969544B2 (ja) | バンド適応型復調のための方法と装置 | |
| US7333573B2 (en) | Radio communication apparatus and method having automatic frequency control function | |
| CN116636162B (zh) | 用于适应发射机缺陷的差分相移键控(dpsk)接收机和由所述dpsk接收机执行的方法 | |
| JP3920043B2 (ja) | プリアンブル長推定回路、復調装置、および通信システム | |
| JPH06232939A (ja) | フレーム同期回路 | |
| JP4139814B2 (ja) | 周波数誤差検出方法、受信方法、及び送受信方法 | |
| JP2001345869A (ja) | キャリア再生回路とデジタル信号受信装置 | |
| JP2000236286A (ja) | 通信装置 | |
| RU2392761C2 (ru) | Итеративная коррекция частоты с использованием обучающей последовательности и битов данных | |
| JP2000307512A (ja) | 移動無線通信システムの閉ループ送信電力制御装置 | |
| JPH09294146A (ja) | 自動利得制御回路 | |
| JP2005130296A (ja) | 受信装置および呼び出し信号の受信方法 | |
| JP3718577B2 (ja) | 無線受信機及び無線受信方法 |