JPH11334906A - シ―ト体枚葉方法および装置 - Google Patents

シ―ト体枚葉方法および装置

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JPH11334906A
JPH11334906A JP7858999A JP7858999A JPH11334906A JP H11334906 A JPH11334906 A JP H11334906A JP 7858999 A JP7858999 A JP 7858999A JP 7858999 A JP7858999 A JP 7858999A JP H11334906 A JPH11334906 A JP H11334906A
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JP
Japan
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sheet
suction
negative pressure
stimulable phosphor
sheet body
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JP7858999A
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English (en)
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Tadashi Fujii
正 藤井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な制御および構成で、吸着盤の変形等を有
効に阻止してシート体を円滑かつ確実に取り出すことを
可能にする。 【解決手段】カセッテ16内に進入自在な吸着盤50
a、50bと、この吸着盤50a、50bを前記カセッ
テ16とシート体搬送機構52との間で進退させ、該カ
セッテ16内の蓄積性蛍光体シート32を前記シート体
搬送機構52に送り出し可能な移動機構54と、前記吸
着盤50a、50bを真空ポンプ56に連通して前記蓄
積性蛍光体シート32を吸着保持する一方、該吸着盤5
0a、50bを前記カセッテ16側に移動する際に前記
吸着盤50a、50bから前記蓄積性蛍光体シート32
の被吸着面に向かってエアを噴射する配管機構58とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、写真フイ
ルムや蓄積性蛍光体シート等のシート体を、吸着盤によ
り円滑かつ確実に吸着保持して枚葉するためのシート体
枚葉方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線の照射によりこの
放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光
の照射によって、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光
を示す蛍光体をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シー
ト状に構成されて蓄積性蛍光体シートとして使用されて
おり、前記蓄積性蛍光体シートが1枚ずつカセッテに収
容され、あるいは、複数枚ずつマガジンに収容されて取
り扱われている。
【0004】上記のシステムでは、例えば、蓄積性蛍光
体シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取
り部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存す
る画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取装
置が採用されている。この画像情報読取装置では、外部
の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録された
蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテまたはマガジン
(以下、単にカセッテという)が装填部に挿入された
後、このカセッテが開蓋された状態で、シート体枚葉機
構の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光体シートが取
り出される。
【0005】この蓄積性蛍光体シートは、シート体搬送
機構を介して読み取り部に搬送され、レーザ光等の照射
により前記蓄積性蛍光体シートに記録された放射線画像
情報の読み取り処理が行われる。蓄積性蛍光体シート
は、さらに残存する画像情報が消去された後、装填部に
配置されている同一または別のカセッテ内に収容され、
このカセッテと一体的に画像情報読取装置から取り出さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、装填
部では、装置全体の小型化を図るために、カセッテを全
開させるスペースを確保することができず、このカセッ
テの蓋体を所定の角度だけ傾斜させることにより、前記
カセッテの開蓋動作が行われている。このため、シート
体枚葉機構は、吸着盤をカセッテ内の蓄積性蛍光体シー
トに対して上方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移
動させ、この蓄積性蛍光体シートを吸着保持して取り出
すように構成されている。
【0007】しかしながら、図14に示すように、吸着
盤2がシート体3の被吸着面に対し傾斜して移動すると
(矢印X方向参照)、この吸着盤2のスカート部(先端
部)4が前記シート体3の表面に傾斜して接触する。従
って、実際に吸着盤2によりシート体3の吸着が完了す
るまでに、スカート部4と前記シート体3の表面とに滑
りが発生する。その際の摩擦抵抗により、スカート部4
の進入方向前方部が変形して、例えば、捲れてしまい、
シート体3の吸着不良が惹起されるという問題が指摘さ
れている。
【0008】なお、上記の問題は、吸着盤を蓄積性蛍光
体シートに対して斜め方向に進退させる構成に限らな
い。すなわち、特に吸着盤の直径に対しスカート部の高
さが大きい場合には、この吸着盤を蓄積性蛍光体シート
に対して鉛直方向に進退させても、前記スカート部の捲
れ等が発生し易いという問題がある。
【0009】一方、上記のシステムでは、蓄積性蛍光体
シートに記録された放射線画像情報を写真フイルム等の
写真感光材料等に再生する画像情報再生装置が用いられ
ている。この画像情報再生装置では、複数枚の写真感光
材料が収容されたマガジンを装填するためのマガジン装
填部を備えており、このマガジン装填部に装填された前
記マガジンから前記写真感光材料を1枚ずつ取り出すシ
ート体枚葉機構が組み込まれている。その際、シート体
枚葉機構は吸着盤を備えており、この吸着盤と写真感光
材料との間においても、同様に、上記の蓄積性蛍光体シ
ートと吸着盤との間に発生する問題が存在している。
【0010】そこで、従来、吸着盤自体を滑り易い材質
で製作したり、あるいは、前記吸着盤の吸着面の表面を
粗くして滑り易くしたりすることが行われている。しか
しながら、吸着盤を滑り易くすると、この吸着盤とシー
ト体との摩擦抵抗が必要以上に小さくなってしまう。こ
れにより、吸着盤がシート体を吸着保持した状態で移動
する際に、このシート体が前記吸着盤に対して位置ずれ
を惹起する他、前記シート体の落下が生ずるという問題
が指摘されている。
【0011】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、簡単な制御および構成で、吸着盤の変形等を有効
に阻止してシート体を円滑かつ確実に吸着保持すること
が可能なシート体枚葉方法および装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体枚
葉方法および装置では、吸着盤が取り出し位置に移動す
るとともに、この吸着盤からシート体の被吸着面に向か
ってエアが噴射されるため、前記吸着盤の吸着面と前記
シート体の被吸着面との間にエアの層が形成される。従
って、吸着盤とシート体との摩擦抵抗が一挙に削減さ
れ、前記シート体の位置ずれや前記吸着盤の変形等を有
効に阻止することができる。
【0013】特に、吸着盤がシート体の吸着面に対して
上方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動する際に
も、前記吸着盤のスカート部に摩擦抵抗による変形が発
生することがない。このため、吸着盤によるシート体の
吸着不良を確実に阻止することが可能になり、前記シー
ト体を効率的に取り出すことができる。
【0014】次に、吸着盤が吸引側に切り替えられるこ
とにより、この吸着盤が、シート体の被吸着面を吸着保
持した状態で、前記シート体と一体的に取り出し位置か
ら移動する。
【0015】また、本発明では、吸着盤を負圧発生源に
連通する配管機構が、前記吸着盤と前記負圧発生源の入
口側および出口側とを連通する循環路と、前記吸着盤と
前記負圧発生源の入口側とを連通して前記吸着盤でシー
ト体を吸着する一方、該吸着盤と該負圧発生源の出口側
とを連通して該吸着盤から前記シート体の被吸着面に向
かってエアを噴射するための切換弁とを備えている。こ
れにより、簡単な構成で、吸着盤によるエア噴射と吸引
とを容易かつ確実に切り替え制御することができる。
【0016】その際、配管機構は、通常、吸着盤に連結
されている負圧発生源を使用するとともに、切換弁とし
て、それぞれ3ポート型の第1および第2電磁弁を備え
るだけでよい。このため、配管機構の全体構成を一層簡
素化し、しかも前記配管機構を経済的に得ることが可能
になる。ここで、循環路には、吸着盤と負圧発生源の入
口側との間に位置して圧力検出手段が配設されており、
この吸着盤がシート体を吸引可能な状態であることを正
確に検出することができる。
【0017】さらにまた、本発明では、配管機構が負圧
発生源と加圧エア供給源とを備えている。従って、負圧
発生源と加圧エア供給源とをオン/オフ制御することに
より、吸着盤によるエア噴射と吸引とを円滑に切り替え
制御することができる。その際、第1または第2管路に
は、圧力検出手段が配設されている。
【0018】また、第1および第2管路には、第1およ
び第2開閉弁が配置されており、オフ側へのエアの逆流
を確実に阻止することが可能になる。
【0019】なお、装填部は、1枚のシート体、例え
ば、蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテを着脱自在
に構成しており、この蓄積性蛍光体シートに記録された
画像情報を読み取る画像情報読取装置等に好適に採用可
能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るシート体枚葉装置10を組み込む画像情報読取装
置12の概略構成説明図である。
【0021】画像情報読取装置12の前面部上部には、
操作部およびモニタの機能を有するタッチパネル14が
設けられ、このタッチパネル14の下方にカセッテ16
を着脱自在なカセッテ装填部18が設けられる。このカ
セッテ装填部18内には、第1の実施形態に係るシート
体枚葉装置10を備えた枚葉部20が構成され、この枚
葉部20の下方には、搬送系22を介して消去部24お
よび読み取り部26が配設される。
【0022】搬送系22は、複数の互いに対をなすニッ
プローラ28を備えており、このニップローラ28によ
り構成される鉛直搬送路上に、消去部24を構成する複
数の消去用光源30が配置される。
【0023】読み取り部26は、カセッテ16から取り
出された蓄積性蛍光体シート(シート体)32を副走査
方向(矢印A方向)に搬送する第1および第2ローラ対
34、36を有する副走査系38と、副走査方向に搬送
される前記蓄積性蛍光体シート32に主走査方向(副走
査方向に略直交する方向)にレーザ光Lを照射する光学
系40と、このレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体
シート32から生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る集
光系42とを備えている。
【0024】カセッテ16は、蓄積性蛍光体シート32
を収容する筐体44と、この筐体44の開口部46を開
閉自在な蓋体48とを有し、カセット装填部18には、
前記蓋体48を開閉するための図示しない開閉手段が設
けられている。
【0025】図2は、第1の実施形態に係るシート体枚
葉装置10の要部斜視説明図であり、図3は、このシー
ト体枚葉装置10を構成する枚葉部20の全体を示す斜
視説明図である。
【0026】シート体枚葉装置10は、カセッテ装填部
18で蓋体48が開放されたカセッテ16内に進入自在
な吸着盤50a、50bと、この吸着盤50a、50b
を前記カセッテ16とシート体搬送機構52との間で進
退させ、該カセッテ16内の蓄積性蛍光体シート32を
前記シート体搬送機構52に送り出し可能な移動機構5
4と、前記吸着盤50a、50bを真空ポンプ(負圧発
生源)56に連通して前記蓄積性蛍光体シート32を吸
着保持する一方、該吸着盤50a、50bを前記カセッ
テ16内に移動させる際、該吸着盤50a、50bから
該蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に向かってエアを
噴射する配管機構58とを備える。
【0027】枚葉部20には、蓄積性蛍光体シート32
の取り出し方向(矢印B方向)に交差する矢印C方向に
所定の間隔離間して側板60a、60bが設けられる。
側板60aには、移動機構54を構成する第1モータ6
2が固定され、この第1モータ62の駆動軸62aに軸
着される小径プーリ64と、駆動軸66の一端に固着さ
れた大径プーリ68とにベルト70が設けられる。
【0028】駆動軸66は、側板60a、60bにその
両端側を回転自在に支持されており、その一端に設けら
れた大径プーリ68にアーム72の一端が固着される。
図2〜図4に示すように、アーム72の他端にリンク7
4の一端が揺動自在に連結されるとともに、このリンク
74の他端に第1支軸76が設けられる。駆動軸66の
他端には、アーム72の一端が直接固着されており、こ
のアーム72の他端に第1支軸76を設けたリンク74
が連結されている。
【0029】側板60a、60bには、吸着盤50a、
50bを蓄積性蛍光体シート32の被吸着面(記録面と
は反対側の裏面)に対し上方から斜め下方に傾斜する軌
跡に沿って移動させるために、ガイド手段78を構成す
るガイド溝80、82が設けられる。ガイド溝80、8
2は、吸着盤50a、50bに所望の軌跡を付与するた
めにそれぞれの形状が設定されており、可動フレーム8
4の両端には、それぞれ前記ガイド溝80、82に対応
して第1支軸76および第2支軸86が固着される。す
なわち、第1支軸76は、リンク74と可動フレーム8
4とに両端が固定されている。第1および第2支軸7
6、86にベアリング88a、88bが設けられてお
り、このベアリング88a、88bがガイド溝80、8
2に挿入支持されている。
【0030】可動フレーム84には、最小寸法の蓄積性
蛍光体シート32の矢印C方向の寸法に対応して吸着盤
50a、50bが装着される。ここで、各種寸法の異な
る蓄積性蛍光体シート32は、全て、例えば、側板60
aに近接する位置を基準にして配置される。
【0031】図2および図5に示すように、吸着盤50
a、50bに接続される配管機構58は、前記吸着盤5
0a、50bと真空ポンプ(負圧発生源)56の入口5
6a側および出口56b側とを連通する循環路90と、
この循環路90に配設され前記吸着盤50a、50bと
前記真空ポンプ56の入口56a側とを連通して該吸着
盤50a、50bで蓄積性蛍光体シート32を吸着する
一方、前記吸着盤50a、50aと前記真空ポンプ56
の出口56b側とを連通して該吸着盤50a、50bか
ら前記蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に向かってエ
アを噴射するための第1および第2電磁弁(切換弁)9
2a、92bとを備える。
【0032】循環路90には、吸着盤50a、50bと
真空ポンプ56の入口56a側との間、例えば、第1電
磁弁92aと前記吸着盤50a、50bとの間に位置し
て前記吸着盤50a、50bの負圧状態を検出するため
の圧力センサ(圧力検出手段)94が配設される。第1
および第2電磁弁92a、92bは、3ポート弁により
構成されている。
【0033】図2、図3および図6に示すように、シー
ト体搬送機構52は、複数組のニップローラ96、98
および100と、これらニップローラ96、98および
100を一体的に駆動する第2モータ102とを備え
る。第2モータ102に連結される駆動プーリ104に
ベルト106が係合し、このベルト106はテンション
ローラ108a、108bを介して各ニップローラ9
6、98および100に設けられた従動プーリ(図示せ
ず)に架け渡されている。図2に示すように、ニップロ
ーラ96は、矢印C方向に所定の幅員を有し、かつ所定
の間隔ずつ離間する複数のゴムローラ112、114を
有している。他のニップローラ98、100は、ニップ
ローラ96と同様に構成されており、その詳細な説明は
省略する。なお、ニップローラ98では、ガイド機能を
有する比較的大径なローラが用いられている。
【0034】次に、このように構成されるシート体枚葉
装置10の動作について、第1の実施形態に係るシート
体枚葉方法との関連で以下に説明する。
【0035】先ず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シー
ト32は、カセッテ16内に遮光して収容された状態で
画像情報読取装置12を構成するカセッテ装填部18に
セットされる。その際、カセッテ装填部18に設けられ
ている図示しないロック解除手段によりカセッテ16の
蓋体48が所定の角度位置まで揺動され、開口部46が
開放される。
【0036】次いで、移動機構54が駆動されて吸着盤
50a、50bをカセッテ16内に移動させるととも
に、前記吸着盤50a、50bからこのカセッテ16内
の蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に向かってエアが
噴射される。すなわち、移動機構54では、第1モータ
62の駆動作用下に小径プーリ64、ベルト70を介し
て大径プーリ68が駆動軸66と一体的に所定方向に回
動する。
【0037】大径プーリ68および駆動軸66の他方の
端部には、アーム72の一端が固着されており、これら
アーム72が前記駆動軸66を支点にして揺動する。各
アーム72の他端には、リンク74を介して第1支軸7
6が連結されるとともに、この第1支軸76および第2
支軸86がベアリング88a、88bを介して側板60
a、60bのガイド溝80、82に配置されている。
【0038】このため、アーム72が揺動することによ
り、第1および第2支軸76、86がガイド溝80、8
2に沿って移動し、この第1および第2支軸76、86
を設けた可動フレーム84は、吸着盤50a、50bを
カセッテ16内の蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に
対して上方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動さ
せる(図8参照)。
【0039】一方、配管機構58では、図7に示すよう
に、第1および第2電磁弁92a、92bが付勢され、
真空ポンプ56の入口56a側が大気に開放されるとと
もに、出口56b側が吸着盤50a、50bに連通して
いる。そこで、真空ポンプ56が駆動されると、この真
空ポンプ56は、大気を吸引して出口56bからエアを
噴射するため、このエアが吸着盤50a、50bからカ
セッテ16内の蓄積性蛍光体シート32に向かって噴射
される(図9参照)。
【0040】吸着盤50a、50bがガイド手段78の
案内作用下に蓄積性蛍光体シート32の吸着位置に至る
と、配管機構58を構成する第1および第2電磁弁92
a、92bの付勢が解除され、図5に示す配管状態にな
る。従って、真空ポンプ56の入口56a側が吸着盤5
0a、50bに連通する一方、出口56b側が大気に開
放されており、前記真空ポンプ56の作用下に前記吸着
盤50a、50bと蓄積性蛍光体シート32の被吸着面
との間に形成される空間内が吸引される(図10参
照)。
【0041】次いで、吸着盤50a、50bにより蓄積
性蛍光体シート32の被吸着面が吸着され、圧力センサ
94を介して所定の負圧状態に至ったことが検出される
と、移動機構54を構成する第1モータ62が逆方向に
駆動される。このため、アーム72の揺動作用下に可動
フレーム84と一体的に吸着盤50a、50bがカセッ
テ16内からシート体搬送機構52側に移動し、このカ
セッテ16内の蓄積性蛍光体シート32は、前記吸着盤
50a、50bに吸着保持されて前記カセッテ16の開
口部46から取り出される。
【0042】そして、蓄積性蛍光体シート32の先端が
シート体搬送機構52を構成するニップローラ96に挟
持される。その際、このニップローラ96は、第2モー
タ102の作用下に、予め所定の回転速度で、図11
中、矢印方向に回転している。蓄積性蛍光体シート32
の先端部がニップローラ96に挟持されると略同時に、
吸着盤50a、50bによる前記蓄積性蛍光体シート3
2の吸着保持が解除される。これにより、蓄積性蛍光体
シート32は、ニップローラ96からニップローラ98
を介してニップローラ100に連続的に受け渡された
後、搬送系22の作用下に、一旦、消去部24を通過し
て読み取り部26に搬送される。
【0043】図1に示すように、読み取り部26では、
蓄積性蛍光体シート32が副走査系38を介して矢印A
方向に副走査搬送されながら、光学系40からレーザ光
Lがこの蓄積性蛍光体シート32の記録面側に主走査さ
れる。従って、蓄積性蛍光体シート32に記録されてい
た放射線画像情報は、集光系42により光電的に読み取
られることになる。
【0044】読み取り部26による放射線画像情報の読
み取り処理後、蓄積性蛍光体シート32は、搬送系22
を介して逆方向に搬送され、鉛直方向上方に移動する際
に消去部24に設けられた複数の消去用光源30を介し
て残存する放射線画像情報の消去が行われる。蓄積性蛍
光体シート32は、さらにシート体枚葉装置10を介し
てカセッテ16内に送り込まれる。そこで、カセッテ1
6がカセッテ装填部18から引き出されると、図示しな
い閉蓋手段を介して蓋体48が筐体44側に閉動し、開
口部46が遮光された状態で、前記カセッテ16が画像
情報読取装置12から取り出される。
【0045】この場合、第1の実施形態では、吸着盤5
0a、50bをカセッテ16内の蓄積性蛍光体シート3
2側に移動させるとともに、この吸着盤50a、50b
から前記蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に向かって
エアが噴射される(図9参照)。このため、吸着盤50
a、50bの吸着面(スカート部)と蓄積性蛍光体シー
ト32の被吸着面との間に空気層が形成され、前記吸着
盤50a、50bは、前記蓄積性蛍光体シート32の被
吸着面上で摩擦抵抗を生じさせることがなく、所定の位
置まで円滑に移動することができる。
【0046】従って、吸着盤50a、50bは、蓄積性
蛍光体シート32上の正確な位置に迅速に移動し、この
蓄積性蛍光体シート32を確実に吸着保持することが可
能になるという効果が得られる。しかも、吸着盤50
a、50bと蓄積性蛍光体シート32との摩擦抵抗が一
挙に削減されるため、前記吸着盤50a、50bが変形
してこの蓄積性蛍光体シート32の吸着不良が惹起した
り、該蓄積性蛍光体シート32が吸着前に位置ずれを惹
起したりすることを確実に阻止することができる。
【0047】さらに、配管機構58は、真空ポンプ56
の入口56a側と出口56b側とにそれぞれ接続される
3ポート弁からなる第1および第2電磁弁92a、92
bを備えるだけでよい。これにより、配管機構58の構
成を有効に簡素化することができ、設備費の高騰を確実
に回避し得るという利点がある。
【0048】また、吸着盤50a、50bから蓄積性蛍
光体シート32の被吸着面に向かってエアが噴射される
ため、この蓄積性蛍光体シート32上に付着する塵埃等
が確実に吹き飛ばされる。従って、蓄積性蛍光体シート
32上が可及的に平滑化され、吸着盤50a、50bを
介して所望の吸着状態を得ることが可能になる。一方、
吸着盤50a、50bが吸引側に切り替えられる際に
は、蓄積性蛍光体シート32上に塵埃等が存在しないた
め、塵埃等を吸い込んで配管機構58に詰まりが発生す
ることを有効に阻止することができる。
【0049】さらにまた、吸着盤50a、50bで蓄積
性蛍光体シート32を吸着保持してカセッテ16から取
り出した後、この蓄積性蛍光体シート32をシート体搬
送機構52に臨ませる際、前記吸着盤50a、50bか
らエアを噴射することができる。これによって、吸着盤
50a、50bと蓄積性蛍光体シート32との分離が一
層確実に遂行される。
【0050】なお、第1の実施形態では、吸着盤50
a、50bが蓄積性蛍光体シート32に対して上方から
斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動するように構成さ
れているが、この吸着盤50a、50bを前記蓄積性蛍
光体シート32の上方から鉛直方向に移動させる場合で
あっても、前記吸着盤50a、50bの変形等を有効に
回避することができるという効果が得られる。
【0051】また、1枚の蓄積性蛍光体シート32を収
容するカセッテ16が装填されるカセッテ装填部18に
代替し、複数枚の蓄積性蛍光体シートや複数枚の写真フ
イルム(シート体)が収容されたマガジンを装填するマ
ガジン装填部を採用しても、同様の効果が得られる。
【0052】図12は、本発明の第2の実施形態に係る
シート体枚葉装置を構成する配管機構120の配管説明
図である。
【0053】配管機構120は、真空ポンプ(負圧発生
源)122と、吸着盤50a、50bと前記真空ポンプ
122とを連通する第1管路124と、加圧ポンプ(加
圧エア供給源)126と、前記吸着盤50a、50bと
前記加圧ポンプ126とを連通する第2管路128とを
備える。第1および第2管路124、128は、第3管
路130に合流して吸着盤50a、50bに連通する。
第1または第2管路124、128には、圧力センサ
(圧力検出手段)132が配設される。なお、真空ポン
プ122および加圧ポンプ126は、オフ状態でエアの
逆流を防止する構造が採用されている。
【0054】このように構成される第2の実施形態で
は、吸着盤50a、50bが蓄積性蛍光体シート32側
に移動する際に、加圧ポンプ126がオンされて前記吸
着盤50a、50bから前記蓄積性蛍光体シート32に
向かってエアが噴射される。一方、吸着盤50a、50
bが蓄積性蛍光体シート32の吸着位置に至ると、真空
ポンプ122がオンされるとともに、加圧ポンプ126
がオフされ、前記吸着盤50a、50bが前記蓄積性蛍
光体シート32を吸着する。これにより、第1の実施形
態と同様の効果が得られる。
【0055】図13は、本発明の第3の実施形態に係る
シート体枚葉装置を構成する配管機構140の配管説明
図である。なお、第2の実施形態に係る配管機構120
と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0056】配管機構140は、第1および第2管路1
24、128に電磁弁である第1および第2開閉弁14
2、144を配置している。従って、図13に示すよう
に、真空ポンプ122がオンされる際には、第1開閉弁
142が開放される一方、第2開閉弁144が閉塞され
て加圧ポンプ126側にエアが逆流することを阻止する
ことができる。また、加圧ポンプ126がオンされる際
には、第1開閉弁142が閉塞される一方、第2開閉弁
144が開放される。
【0057】
【発明の効果】本発明に係るシート体枚葉方法および装
置では、吸着盤が取り出し位置に移動するとともに、こ
の吸着盤からシート体の被吸着面に向かってエアが噴射
されるため、前記吸着盤の吸着面と前記シート体の被吸
着面との間にエアの層が形成される。従って、吸着盤と
シート体との摩擦抵抗が一挙に削減され、前記シート体
の位置ずれや前記吸着盤の変形等を有効に阻止し、前記
シート体を円滑かつ確実に吸着保持して取り出すことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシート体枚葉装
置を組み込む画像情報読取装置の概略構成説明図であ
る。
【図2】前記シート体枚葉装置の要部斜視説明図であ
る。
【図3】前記画像情報読取装置を構成する枚葉部の斜視
説明図である。
【図4】前記シート体枚葉装置の側面説明図である。
【図5】前記シート体枚葉装置を構成する配管機構の配
管説明図である。
【図6】前記枚葉部を構成するシート体搬送機構の側面
説明図である。
【図7】前記配管機構をエア吹き出し側に切り替えた際
の配管説明図である。
【図8】吸着盤による枚葉動作開始位置の説明図であ
る。
【図9】前記吸着盤を移動させるとともに、エアを噴射
する際の説明図である。
【図10】前記吸着盤で蓄積性蛍光体シートを吸着する
際の説明図である。
【図11】前記吸着盤に吸着保持された前記蓄積性蛍光
体シートをニップローラに送り出す際の説明図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るシート体枚葉
装置を構成する配管機構の配管説明図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係るシート体枚葉
装置を構成する配管機構の配管説明図である。
【図14】従来の吸着盤によるシート体の吸着動作説明
図である。
【符号の説明】
10…シート体枚葉装置 12…画像情報読取
装置 16…カセッテ 18…カセッテ装填
部 20…枚葉部 22…搬送系 24…消去部 26…読み取り部 44…筐体 48…蓋体 50a、50b…吸着盤 52…シート体搬送
機構 54…移動機構 56、122…真空
ポンプ 58、120、140…配管機構 62、102…モー
タ 78…ガイド手段 80、82…ガイド
溝 84…可動フレーム 90…循環路 92a、92b…電磁弁 94、132…圧力
センサ 124、128、130…管路 142、144…開
閉弁

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚または複数枚のシート体を取り出し位
    置に配置する工程と、 吸着盤を前記取り出し位置に移動させるとともに、前記
    吸着盤から前記シート体の被吸着面に向かってエアを噴
    射する工程と、 前記吸着盤を吸引側に切り替えて該吸着盤で前記シート
    体の被吸着面を吸着する工程と、 前記シート体を吸着保持した状態で、前記吸着盤を前記
    取り出し位置から移動させる工程と、 を有することを特徴とするシート体枚葉方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート体枚葉方法におい
    て、前記吸着盤は、前記シート体の被吸着面に対して上
    方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動することを
    特徴とするシート体枚葉方法。
  3. 【請求項3】1枚または複数枚のシート体を収容して装
    填部で開蓋された容器内に進入自在な吸着盤と、 前記吸着盤を前記容器内とシート体搬送機構との間で進
    退させ、該容器内の前記シート体を前記シート体搬送機
    構に送り出し可能な移動機構と、 前記吸着盤により前記シート体を吸着保持する一方、該
    吸着盤を前記容器内に移動させる際に前記吸着盤から前
    記シート体の被吸着面に向かってエアを噴射する配管機
    構と、 を備えることを特徴とするシート体枚葉装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記配管機構は、負圧発生源と、 前記吸着盤と前記負圧発生源の入口側および出口側とを
    連通する循環路と、 前記循環路に配設され、前記吸着盤と前記負圧発生源の
    入口側とを連通して前記吸着盤で前記シート体を吸着す
    る一方、該吸着盤と該負圧発生源の出口側とを連通して
    該吸着盤から前記シート体の被吸着面に向かってエアを
    噴射するための切換弁と、 を備えることを特徴とするシート体枚葉装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記切換弁は、前記負圧発生源の入口側に配置され
    る3ポート型第1電磁弁と、 前記負圧発生源の出口側に配置される3ポート型第2電
    磁弁と、 を備えることを特徴とするシート体枚葉装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記循環路には、前記吸着盤と前記負圧発生源の入
    口側との間に位置して圧力検出手段が配設されることを
    特徴とするシート体枚葉装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記配管機構は、負圧発生源と、 前記吸着盤と前記負圧発生源とを連通する第1管路と、 加圧エア供給源と、 前記吸着盤と前記加圧エア供給源とを連通する第2管路
    と、 を備えることを特徴とするシート体枚葉装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記第1または第2管路には、圧力検出手段が配設
    されることを特徴とするシート体枚葉装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載のシート体枚葉装置
    において、前記第1および第2管路には、第1および第
    2開閉弁が配置されることを特徴とするシート体枚葉装
    置。
  10. 【請求項10】請求項3記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記移動機構は、前記吸着盤を前記シート体の被吸
    着面に対して上方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って
    移動させるガイド手段を備えることを特徴とするシート
    体枚葉装置。
  11. 【請求項11】請求項3記載のシート体枚葉装置におい
    て、前記容器は、1枚の前記シート体を収容するカセッ
    テであることを特徴とするシート体枚葉装置。
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