JPH11338187A - 電子写真用トナーの製造方法 - Google Patents
電子写真用トナーの製造方法Info
- Publication number
- JPH11338187A JPH11338187A JP14631098A JP14631098A JPH11338187A JP H11338187 A JPH11338187 A JP H11338187A JP 14631098 A JP14631098 A JP 14631098A JP 14631098 A JP14631098 A JP 14631098A JP H11338187 A JPH11338187 A JP H11338187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- external additive
- core particles
- electrophotographic toner
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー芯粒子と外添剤との混合時間を、外添
剤の効果がより有効に発揮される最適な混合時間に設定
することができ、電子写真方式に最適な特性を有する電
子写真用トナーが得られる電子写真用トナーの製造方法
を提供する。 【解決手段】 2つのピークを有する分子量分布を示
し、高分子量側ピークの数平均分子量が1.0×105
〜2.5×105 の範囲内、低分子量側ピークの数平均
分子量が2.0×103 〜3.2×103 の範囲内であ
り、かつ、ガラス転移温度が60〜70℃の範囲内であ
るバインダ樹脂を含むトナー芯粒子と、外添剤との混合
時間を、帯電量が飽和点p1 に達する時間t1 以上に設
定する。
剤の効果がより有効に発揮される最適な混合時間に設定
することができ、電子写真方式に最適な特性を有する電
子写真用トナーが得られる電子写真用トナーの製造方法
を提供する。 【解決手段】 2つのピークを有する分子量分布を示
し、高分子量側ピークの数平均分子量が1.0×105
〜2.5×105 の範囲内、低分子量側ピークの数平均
分子量が2.0×103 〜3.2×103 の範囲内であ
り、かつ、ガラス転移温度が60〜70℃の範囲内であ
るバインダ樹脂を含むトナー芯粒子と、外添剤との混合
時間を、帯電量が飽和点p1 に達する時間t1 以上に設
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録方式
に用いる電子写真用トナーの製造方法に関するものであ
る。
に用いる電子写真用トナーの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーを用いた画像形成には、カ
ールソンプロセスの応用による電子写真方式が広く用い
られている。カールソンプロセスを応用した電子写真方
式の画像形成装置は、一般に、表面に感光層を有する感
光体ドラムの周囲に、帯電器、露光器、現像器、定着
器、クリーナ、および除電器を順次設けて構成されてい
る。
ールソンプロセスの応用による電子写真方式が広く用い
られている。カールソンプロセスを応用した電子写真方
式の画像形成装置は、一般に、表面に感光層を有する感
光体ドラムの周囲に、帯電器、露光器、現像器、定着
器、クリーナ、および除電器を順次設けて構成されてい
る。
【0003】電子写真方式の画像形成装置における画像
形成プロセスを以下に説明する。上記装置では、まず、
暗所において帯電器により感光体ドラム表面が均一に帯
電される。次に、露光器により感光体ドラム表面に原稿
像が投射される。これにより、感光体ドラム表面におけ
る光が当たった部分の帯電電位が除去されて、感光体ド
ラム表面に静電潜像が形成される。次いで、この静電潜
像に感光体ドラム上の帯電電位と逆極性に帯電させた現
像器内のトナーが付着される。これにより、トナーによ
る可視像が形成される。
形成プロセスを以下に説明する。上記装置では、まず、
暗所において帯電器により感光体ドラム表面が均一に帯
電される。次に、露光器により感光体ドラム表面に原稿
像が投射される。これにより、感光体ドラム表面におけ
る光が当たった部分の帯電電位が除去されて、感光体ド
ラム表面に静電潜像が形成される。次いで、この静電潜
像に感光体ドラム上の帯電電位と逆極性に帯電させた現
像器内のトナーが付着される。これにより、トナーによ
る可視像が形成される。
【0004】その後、記録材がこの可視像に重ねられ、
記録材の裏面に対して転写器によりコロナ放電が行わ
れ、記録材にトナーと逆極性の電荷が付与される。これ
により、トナー像が記録材に転写される。転写されたト
ナー像は、定着器の熱や圧力により記録材に定着され、
永久像となる。一方、記録材に転写されずに感光体ドラ
ム上に残った残留トナーは、クリーナにより除去され
る。また、上記装置では、感光体ドラム上の静電潜像が
除電器により除電された後、再度、帯電器による帯電プ
ロセスから始まる上述した一連のプロセスが繰り返され
て、連続的な画像形成が行われる。
記録材の裏面に対して転写器によりコロナ放電が行わ
れ、記録材にトナーと逆極性の電荷が付与される。これ
により、トナー像が記録材に転写される。転写されたト
ナー像は、定着器の熱や圧力により記録材に定着され、
永久像となる。一方、記録材に転写されずに感光体ドラ
ム上に残った残留トナーは、クリーナにより除去され
る。また、上記装置では、感光体ドラム上の静電潜像が
除電器により除電された後、再度、帯電器による帯電プ
ロセスから始まる上述した一連のプロセスが繰り返され
て、連続的な画像形成が行われる。
【0005】上記のようなカールソンプロセスを応用し
た電子写真方式に用いられるトナー、すなわち電子写真
用トナーは、可視像を形成する着色粉体であると同時
に、記録材への定着機能を有している。このように複数
の機能を持つ電子写真用トナーにおいては、全ての機能
を満足させることが困難なことが多い。このため、ある
ときは画像濃度において問題が生じ、また、あるときは
長期使用安定性等において問題が生じる。
た電子写真方式に用いられるトナー、すなわち電子写真
用トナーは、可視像を形成する着色粉体であると同時
に、記録材への定着機能を有している。このように複数
の機能を持つ電子写真用トナーにおいては、全ての機能
を満足させることが困難なことが多い。このため、ある
ときは画像濃度において問題が生じ、また、あるときは
長期使用安定性等において問題が生じる。
【0006】この様な問題を解決するために、トナーに
は、例えば、保存性、流動性、帯電性等の諸物性を安定
させるために、外添剤を添加することが多い。
は、例えば、保存性、流動性、帯電性等の諸物性を安定
させるために、外添剤を添加することが多い。
【0007】一般的に外添剤などの微粒子は、一次粒子
が凝集して大きな二次粒子を形成した状態で存在してい
る。そこで、トナー粒子に対して外添剤を添加すること
により所望の特性を有するトナーを得ようとする場合、
外添剤の凝集体(二次粒子)をいかに解砕し、最適な状
態でトナー中に均一に分散させるかが問題となってい
る。
が凝集して大きな二次粒子を形成した状態で存在してい
る。そこで、トナー粒子に対して外添剤を添加すること
により所望の特性を有するトナーを得ようとする場合、
外添剤の凝集体(二次粒子)をいかに解砕し、最適な状
態でトナー中に均一に分散させるかが問題となってい
る。
【0008】特願平9−35175号明細書には、上記
のような外添剤を添加するプロセスで、外添剤の効果を
より有効に発揮させるための技術として、トナー粒子と
外添剤とを混合する混合時間を、帯電性が特異点を示す
混合時間と保存性が特異点を示す混合時間との間に設定
する技術が記載されている。
のような外添剤を添加するプロセスで、外添剤の効果を
より有効に発揮させるための技術として、トナー粒子と
外添剤とを混合する混合時間を、帯電性が特異点を示す
混合時間と保存性が特異点を示す混合時間との間に設定
する技術が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、図10に示すように、トナー芯粒子(ト
ナー粒子)の帯電量は、ある混合時間で極大となった
後、大きく減少していく。このことから、最適なトナー
芯粒子と外添剤との混合時間は、混合時間が極大となる
までのある特定の時間に限定される。そのため、最適な
混合時間が異なる複数の外添剤を添加する場合に、それ
ぞれの外添剤に最適な混合時間で全ての外添剤を混合す
ることが困難である。
従来技術では、図10に示すように、トナー芯粒子(ト
ナー粒子)の帯電量は、ある混合時間で極大となった
後、大きく減少していく。このことから、最適なトナー
芯粒子と外添剤との混合時間は、混合時間が極大となる
までのある特定の時間に限定される。そのため、最適な
混合時間が異なる複数の外添剤を添加する場合に、それ
ぞれの外添剤に最適な混合時間で全ての外添剤を混合す
ることが困難である。
【0010】本発明は、上記従来の問題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、トナー芯粒子と外添剤との混
合時間を、外添剤の効果がより有効に発揮される最適な
混合時間に設定することができ、電子写真方式に最適な
特性を有する電子写真用トナーが得られる電子写真用ト
ナーの製造方法を提供することにある。
ものであり、その目的は、トナー芯粒子と外添剤との混
合時間を、外添剤の効果がより有効に発揮される最適な
混合時間に設定することができ、電子写真方式に最適な
特性を有する電子写真用トナーが得られる電子写真用ト
ナーの製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子写真用トナーの製造方法は、上記の課題を解決する
ために、バインダ樹脂を含むトナー芯粒子と外添剤とを
混合する電子写真用トナーの製造方法であって、上記バ
インダ樹脂として、2つのピークを有する分子量分布を
示し、高分子量側ピークの数平均分子量が1.0×10
5 〜2.5×105 の範囲内、低分子量側ピークの数平
均分子量が2.0×103 〜3.2×103 の範囲内で
あり、かつ、ガラス転移温度が60〜70℃の範囲内で
あるものを用い、トナー芯粒子と外添剤との混合時間
を、帯電量が飽和点に達する時間以上に設定したことを
特徴としている。
電子写真用トナーの製造方法は、上記の課題を解決する
ために、バインダ樹脂を含むトナー芯粒子と外添剤とを
混合する電子写真用トナーの製造方法であって、上記バ
インダ樹脂として、2つのピークを有する分子量分布を
示し、高分子量側ピークの数平均分子量が1.0×10
5 〜2.5×105 の範囲内、低分子量側ピークの数平
均分子量が2.0×103 〜3.2×103 の範囲内で
あり、かつ、ガラス転移温度が60〜70℃の範囲内で
あるものを用い、トナー芯粒子と外添剤との混合時間
を、帯電量が飽和点に達する時間以上に設定したことを
特徴としている。
【0012】上記の方法によれば、上記のような特定の
特性を有するバインダ樹脂を用いているために、攪拌中
期以降、トナー芯粒子および外添剤の状態に実質的な変
化がない状態となる。それゆえ、トナー芯粒子と外添剤
との混合時間が、電子写真用トナーの帯電量が飽和点に
達する時間以上になると、電子写真用トナーの帯電量に
実質的な変化がない状態となる。
特性を有するバインダ樹脂を用いているために、攪拌中
期以降、トナー芯粒子および外添剤の状態に実質的な変
化がない状態となる。それゆえ、トナー芯粒子と外添剤
との混合時間が、電子写真用トナーの帯電量が飽和点に
達する時間以上になると、電子写真用トナーの帯電量に
実質的な変化がない状態となる。
【0013】これに対し、バインダ樹脂の数平均分子量
およびガラス転移温度が上記の数値範囲よりも低いと、
帯電量の飽和点がなくなる。また、バインダ樹脂の数平
均分子量およびガラス転移温度が上記の数値範囲よりも
高いと、定着特性が大きく悪化し、実用的に使用不可能
なものとなる。
およびガラス転移温度が上記の数値範囲よりも低いと、
帯電量の飽和点がなくなる。また、バインダ樹脂の数平
均分子量およびガラス転移温度が上記の数値範囲よりも
高いと、定着特性が大きく悪化し、実用的に使用不可能
なものとなる。
【0014】そして、上記の方法によれば、トナー芯粒
子と外添剤との混合時間を、帯電量が飽和点に達する時
間以上に設定しているので、複数種類の外添剤を用いる
場合にも、全ての外添剤を最適な条件で混合することが
できる。
子と外添剤との混合時間を、帯電量が飽和点に達する時
間以上に設定しているので、複数種類の外添剤を用いる
場合にも、全ての外添剤を最適な条件で混合することが
できる。
【0015】なお、本明細書において「飽和点」とは、
電子写真用トナーの帯電量の変動が±10%以内になる
時点を指すものとする。
電子写真用トナーの帯電量の変動が±10%以内になる
時点を指すものとする。
【0016】本発明の請求項2記載の電子写真用トナー
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項1
記載の電子写真用トナーの製造方法において、上記外添
剤が、シリカおよびハイドロタルサイトを含むことを特
徴としている。
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項1
記載の電子写真用トナーの製造方法において、上記外添
剤が、シリカおよびハイドロタルサイトを含むことを特
徴としている。
【0017】初期現像剤には、初期カブリ発生防止のた
めに帯電量の立ち上がりの速さが要求される。そのた
め、請求項2の方法では、トナー芯粒子に対し、シリカ
およびハイドロタルサイトを添加している。これによ
り、帯電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とさ
れる流動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防
止できる電子写真用トナーを得ることができる。
めに帯電量の立ち上がりの速さが要求される。そのた
め、請求項2の方法では、トナー芯粒子に対し、シリカ
およびハイドロタルサイトを添加している。これによ
り、帯電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とさ
れる流動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防
止できる電子写真用トナーを得ることができる。
【0018】本発明の請求項3記載の電子写真用トナー
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項2
記載の電子写真用トナーの製造方法において、トナー芯
粒子をシリカと混合した後、ハイドロタルサイトと混合
することを特徴としている。
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項2
記載の電子写真用トナーの製造方法において、トナー芯
粒子をシリカと混合した後、ハイドロタルサイトと混合
することを特徴としている。
【0019】請求項3の方法では、請求項2の方法にお
いて、トナー芯粒子に対し、シリカを混合した後にハイ
ドロタルサイトを混合している。これにより、帯電量の
立ち上がりに大きく関与するハイドロタルサイトが各ト
ナー芯粒子の表面に多量に存在した状態となる。この結
果、帯電量の立ち上がりがさらに速く、初期カブリの発
生をさらに確実に防止できる電子写真用トナーを得るこ
とができる。また、シリカがトナー芯粒子に埋没するこ
とを防止でき、十分な流動性を有する電子写真用トナー
を得ることができる。
いて、トナー芯粒子に対し、シリカを混合した後にハイ
ドロタルサイトを混合している。これにより、帯電量の
立ち上がりに大きく関与するハイドロタルサイトが各ト
ナー芯粒子の表面に多量に存在した状態となる。この結
果、帯電量の立ち上がりがさらに速く、初期カブリの発
生をさらに確実に防止できる電子写真用トナーを得るこ
とができる。また、シリカがトナー芯粒子に埋没するこ
とを防止でき、十分な流動性を有する電子写真用トナー
を得ることができる。
【0020】本発明の請求項4記載の電子写真用トナー
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項2
記載の電子写真用トナーの製造方法において、上記外添
剤が、さらにマグネタイトを含むことを特徴としてい
る。
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項2
記載の電子写真用トナーの製造方法において、上記外添
剤が、さらにマグネタイトを含むことを特徴としてい
る。
【0021】補給用トナーには、濃度低下、トナー飛
散、保存性等の問題を防止するために、長期使用におけ
る帯電の安定性が要求される。そのため、請求項4の方
法では、トナー芯粒子に対し、シリカおよびハイドロタ
ルサイトに加えて帯電を安定化させる機能を有するマグ
ネタイトを外添している。これにより、長期使用におけ
る流動性や帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用トナ
ーとして最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保
存性等の問題を防止できる電子写真用トナーを得ること
ができる。
散、保存性等の問題を防止するために、長期使用におけ
る帯電の安定性が要求される。そのため、請求項4の方
法では、トナー芯粒子に対し、シリカおよびハイドロタ
ルサイトに加えて帯電を安定化させる機能を有するマグ
ネタイトを外添している。これにより、長期使用におけ
る流動性や帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用トナ
ーとして最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保
存性等の問題を防止できる電子写真用トナーを得ること
ができる。
【0022】本発明の請求項5記載の電子写真用トナー
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項4
記載の電子写真用トナーの製造方法において、トナー芯
粒子をハイドロタルサイトと混合した後、マグネタイト
と混合し、次いで、シリカと混合することを特徴として
いる。
の製造方法は、上記の課題を解決するために、請求項4
記載の電子写真用トナーの製造方法において、トナー芯
粒子をハイドロタルサイトと混合した後、マグネタイト
と混合し、次いで、シリカと混合することを特徴として
いる。
【0023】請求項5の方法では、請求項4の方法にお
いて、トナー芯粒子に対し、マグネタイト、ハイドロタ
ルサイト、シリカの順に外添剤を混合している。これに
より、それぞれの外添剤が最適な混合時間で外添され、
補給用トナーとして最適な外添条件で電子写真用トナー
を製造できる。それゆえ、それぞれの外添剤がその機能
を十分に発揮できる。この結果、長期使用における帯電
の安定性を確保でき、補給用トナーとして最適な特性を
有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問題を防止で
きる電子写真用トナーを得ることができる。
いて、トナー芯粒子に対し、マグネタイト、ハイドロタ
ルサイト、シリカの順に外添剤を混合している。これに
より、それぞれの外添剤が最適な混合時間で外添され、
補給用トナーとして最適な外添条件で電子写真用トナー
を製造できる。それゆえ、それぞれの外添剤がその機能
を十分に発揮できる。この結果、長期使用における帯電
の安定性を確保でき、補給用トナーとして最適な特性を
有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問題を防止で
きる電子写真用トナーを得ることができる。
【0024】以下、本発明について、図1ないし図4、
図9、および図10を用いてさらに詳細に説明する。本
発明の電子写真用トナーの製造方法では、バインダ樹脂
を含むトナー芯粒子1と外添剤2とを混合する電子写真
用トナーの製造方法において、上記バインダ樹脂とし
て、2つのピークを有する分子量分布を示し、高分子量
側ピークの数平均分子量が1.0×105 〜2.5×1
05 の範囲内、低分子量側ピークの数平均分子量が2.
0×103 〜3.2×103 の範囲内であり、かつ、ガ
ラス転移温度が60〜70℃の範囲内であるものを用い
る。
図9、および図10を用いてさらに詳細に説明する。本
発明の電子写真用トナーの製造方法では、バインダ樹脂
を含むトナー芯粒子1と外添剤2とを混合する電子写真
用トナーの製造方法において、上記バインダ樹脂とし
て、2つのピークを有する分子量分布を示し、高分子量
側ピークの数平均分子量が1.0×105 〜2.5×1
05 の範囲内、低分子量側ピークの数平均分子量が2.
0×103 〜3.2×103 の範囲内であり、かつ、ガ
ラス転移温度が60〜70℃の範囲内であるものを用い
る。
【0025】トナー芯粒子1・11と外添剤2とをミキ
サー等で混合したときのトナー芯粒子1・11および外
添剤2の状態を、図1および図9に示す。図1は、本発
明の製造方法におけるトナー芯粒子1および外添剤2の
状態を示し、図9は、従来の製造方法におけるトナー芯
粒子11および外添剤2の状態を示している。トナー芯
粒子11は、数平均分子量が上記の数値範囲より低く、
ガラス転移温度が60℃未満であるバインダ樹脂を含む
ものである。
サー等で混合したときのトナー芯粒子1・11および外
添剤2の状態を、図1および図9に示す。図1は、本発
明の製造方法におけるトナー芯粒子1および外添剤2の
状態を示し、図9は、従来の製造方法におけるトナー芯
粒子11および外添剤2の状態を示している。トナー芯
粒子11は、数平均分子量が上記の数値範囲より低く、
ガラス転移温度が60℃未満であるバインダ樹脂を含む
ものである。
【0026】図1および図9からも分かるように、トナ
ー芯粒子(トナー芯粒子1およびトナー芯粒子11)と
外添剤2との付着状態は、電子写真用トナーの帯電量に
大きく関与する。
ー芯粒子(トナー芯粒子1およびトナー芯粒子11)と
外添剤2との付着状態は、電子写真用トナーの帯電量に
大きく関与する。
【0027】本発明の製造方法では、図1に示すよう
に、上記のような特定の特性を有するバインダ樹脂を用
いているために、攪拌中期以降、トナー芯粒子1および
外添剤2の状態に実質的な変化がない状態となる。それ
ゆえ、図2に示すように、トナー芯粒子1と外添剤2と
の混合時間が時間t1 となり、電子写真用トナーの帯電
量が飽和点p1 に達した時点以降は、電子写真用トナー
の帯電量に実質的な変化がない飽和状態となる。
に、上記のような特定の特性を有するバインダ樹脂を用
いているために、攪拌中期以降、トナー芯粒子1および
外添剤2の状態に実質的な変化がない状態となる。それ
ゆえ、図2に示すように、トナー芯粒子1と外添剤2と
の混合時間が時間t1 となり、電子写真用トナーの帯電
量が飽和点p1 に達した時点以降は、電子写真用トナー
の帯電量に実質的な変化がない飽和状態となる。
【0028】これに対し、従来の電子写真用トナーの製
造方法では、図9に示すように、トナー芯粒子11と外
添剤2との付着状態が常に大きく変化する。そして、数
平均分子量およびガラス転移温度がトナー芯粒子1より
低いトナー芯粒子11を用いているために、攪拌後期に
なるにつれて外添剤2がトナー芯粒子1に埋め込まれ、
飽和点を持たない帯電特性を示す。
造方法では、図9に示すように、トナー芯粒子11と外
添剤2との付着状態が常に大きく変化する。そして、数
平均分子量およびガラス転移温度がトナー芯粒子1より
低いトナー芯粒子11を用いているために、攪拌後期に
なるにつれて外添剤2がトナー芯粒子1に埋め込まれ、
飽和点を持たない帯電特性を示す。
【0029】それゆえ、図10に示すように、電子写真
用トナーの帯電量は、常に大きく変化し、極大となった
後、大きく減少する。このことから、最適なトナー芯粒
子11と外添剤2との混合時間は、帯電量が極大となる
までのある特定の時間に限定される。そのため、最適な
混合時間の異なる複数の外添剤2を添加する場合に、そ
れぞれの外添剤2に最適な混合時間で全ての外添剤2を
混合するのが困難である。
用トナーの帯電量は、常に大きく変化し、極大となった
後、大きく減少する。このことから、最適なトナー芯粒
子11と外添剤2との混合時間は、帯電量が極大となる
までのある特定の時間に限定される。そのため、最適な
混合時間の異なる複数の外添剤2を添加する場合に、そ
れぞれの外添剤2に最適な混合時間で全ての外添剤2を
混合するのが困難である。
【0030】これに対し、本発明の製造方法では、それ
ぞれの外添剤2を、電子写真用トナーの帯電量が飽和点
p1 に達する時間t1 以上の混合時間でトナー芯粒子1
に混合することにより、全ての外添剤2を最適条件で外
添することができる。
ぞれの外添剤2を、電子写真用トナーの帯電量が飽和点
p1 に達する時間t1 以上の混合時間でトナー芯粒子1
に混合することにより、全ての外添剤2を最適条件で外
添することができる。
【0031】初期現像剤として用いる電子写真用トナー
を製造する場合、外添剤2として、シリカおよびハイド
ロタルサイトを用いることが望ましい。これにより、帯
電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とされる流
動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防止でき
る電子写真用トナーを得ることができる。
を製造する場合、外添剤2として、シリカおよびハイド
ロタルサイトを用いることが望ましい。これにより、帯
電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とされる流
動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防止でき
る電子写真用トナーを得ることができる。
【0032】シリカおよびハイドロタルサイトの使用量
は、トナー芯粒子1の100重量部に対し、シリカが
0.1〜0.3重量部の範囲内であり、かつ、ハイドロ
タルサイトが0.2〜0.4重量部の範囲内であること
が望ましい。これにより、電子写真用トナーの帯電量の
立ち上がりをより一層速くすることができる。
は、トナー芯粒子1の100重量部に対し、シリカが
0.1〜0.3重量部の範囲内であり、かつ、ハイドロ
タルサイトが0.2〜0.4重量部の範囲内であること
が望ましい。これにより、電子写真用トナーの帯電量の
立ち上がりをより一層速くすることができる。
【0033】また、トナー芯粒子1は、シリカと混合し
た後、ハイドロタルサイトと混合することが望ましい。
これにより、トナー芯粒子1と外添剤2との付着状態
は、図3に示すように、帯電量の立ち上がりに大きく関
与するハイドロタルサイト粒子2bがトナー芯粒子1の
表面に多量に存在した状態となっている。この結果、帯
電量の立ち上がりがさらに速く、初期カブリの発生をさ
らに確実に防止できる電子写真用トナーを得ることがで
きる。また、先に混合を行ったシリカ粒子2aについて
も、従来の製造方法とは異なりトナー芯粒子1に埋没す
ることがないため、電子写真用トナーの流動性を損なう
ことがない。
た後、ハイドロタルサイトと混合することが望ましい。
これにより、トナー芯粒子1と外添剤2との付着状態
は、図3に示すように、帯電量の立ち上がりに大きく関
与するハイドロタルサイト粒子2bがトナー芯粒子1の
表面に多量に存在した状態となっている。この結果、帯
電量の立ち上がりがさらに速く、初期カブリの発生をさ
らに確実に防止できる電子写真用トナーを得ることがで
きる。また、先に混合を行ったシリカ粒子2aについて
も、従来の製造方法とは異なりトナー芯粒子1に埋没す
ることがないため、電子写真用トナーの流動性を損なう
ことがない。
【0034】また、補給用トナーとして用いる電子写真
用トナーを製造する場合、外添剤2として、シリカおよ
びハイドロタルサイトに加えてマグネタイトを用いるこ
とが望ましい。これにより、長期使用における流動性や
帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用トナーとして最
適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問
題を防止できる電子写真用トナーを得ることができる。
用トナーを製造する場合、外添剤2として、シリカおよ
びハイドロタルサイトに加えてマグネタイトを用いるこ
とが望ましい。これにより、長期使用における流動性や
帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用トナーとして最
適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問
題を防止できる電子写真用トナーを得ることができる。
【0035】シリカ、ハイドロタルサイト、およびマグ
ネタイトの使用量は、トナー芯粒子1の100重量部に
対し、シリカが0.1〜0.3重量部の範囲内であり、
かつ、ハイドロタルサイトが0.05〜0.1重量部の
範囲内であり、しかもマグネタイトが0.1〜0.3重
量部の範囲内であることが望ましい。これにより、電子
写真用トナーの長期使用における帯電の安定性をさらに
向上できる。
ネタイトの使用量は、トナー芯粒子1の100重量部に
対し、シリカが0.1〜0.3重量部の範囲内であり、
かつ、ハイドロタルサイトが0.05〜0.1重量部の
範囲内であり、しかもマグネタイトが0.1〜0.3重
量部の範囲内であることが望ましい。これにより、電子
写真用トナーの長期使用における帯電の安定性をさらに
向上できる。
【0036】また、これら外添剤は、ハイドロタルサイ
ト、マグネタイト、シリカの順にトナー芯粒子1と混合
することが望ましい。これにより、それぞれの外添剤2
が最適な混合時間で外添され、補給用トナーとして最適
な外添条件で電子写真用トナーを製造できる。この結
果、図4に示すような、トナー芯粒子1と、シリカ粒子
2aおよびハイドロタルサイト粒子2bとの付着状態が
得られる。それゆえ、それぞれの外添剤2がその機能を
十分に発揮できる。従って、長期使用における帯電の安
定性を確保でき、補給用トナーとして最適な特性を有
し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問題を防止でき
る電子写真用トナーを得ることができる。
ト、マグネタイト、シリカの順にトナー芯粒子1と混合
することが望ましい。これにより、それぞれの外添剤2
が最適な混合時間で外添され、補給用トナーとして最適
な外添条件で電子写真用トナーを製造できる。この結
果、図4に示すような、トナー芯粒子1と、シリカ粒子
2aおよびハイドロタルサイト粒子2bとの付着状態が
得られる。それゆえ、それぞれの外添剤2がその機能を
十分に発揮できる。従って、長期使用における帯電の安
定性を確保でき、補給用トナーとして最適な特性を有
し、濃度低下、トナー飛散、保存性等の問題を防止でき
る電子写真用トナーを得ることができる。
【0037】なお、上記トナー芯粒子1中のバインダ樹
脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロル
スチレン、ポリビニルトルエン等のスチレンまたはその
置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重
合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニ
ルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタレン共重
合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン
−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル
酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
メチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸
共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合
体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレ
ン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレ
タン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアミ
ド、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、脂環式
炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、
パラフィン、ワックス等が、単独あるいは2種以上を混
合して使用できる。また、上記トナー芯粒子1は、カー
ボンブラック等の着色剤を含んでおり、さらに必要に応
じて、内添剤として、帯電制御剤や、ポリエチレンレン
ワックス等のポリオレフィンワックスを含んでいてもよ
い。
脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロル
スチレン、ポリビニルトルエン等のスチレンまたはその
置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重
合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニ
ルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタレン共重
合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン
−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル
酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸
メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
メチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸
共重合体、スチレン−マレイン酸ハーフエステル共重合
体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体等のスチレ
ン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレ
タン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ポリアミ
ド、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、脂環式
炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、
パラフィン、ワックス等が、単独あるいは2種以上を混
合して使用できる。また、上記トナー芯粒子1は、カー
ボンブラック等の着色剤を含んでおり、さらに必要に応
じて、内添剤として、帯電制御剤や、ポリエチレンレン
ワックス等のポリオレフィンワックスを含んでいてもよ
い。
【0038】本発明の製造方法により得られた電子写真
用トナーは、キャリアと混合することにより2成分現像
剤を得る処理(以下、現像剤化と称する)を施すことが
望ましい。
用トナーは、キャリアと混合することにより2成分現像
剤を得る処理(以下、現像剤化と称する)を施すことが
望ましい。
【0039】上記キャリアとしては、球形化された磁性
キャリアが好適に用いられる。球形化された磁性キャリ
アとしては、強磁性体または常磁性体からなる磁性体粒
子を球形化した粒子;上記磁性体粒子の表面を樹脂また
は脂肪酸ワックスで球状に被覆した粒子;樹脂または脂
肪酸ワックス中に上記磁性体粒子を分散させた粒子等が
挙げられる。
キャリアが好適に用いられる。球形化された磁性キャリ
アとしては、強磁性体または常磁性体からなる磁性体粒
子を球形化した粒子;上記磁性体粒子の表面を樹脂また
は脂肪酸ワックスで球状に被覆した粒子;樹脂または脂
肪酸ワックス中に上記磁性体粒子を分散させた粒子等が
挙げられる。
【0040】上記の強磁性体または常磁性体としては、
鉄、クロム、ニッケル、コバルト等の金属;これら金属
の化合物や合金、例えば、四三酸化鉄、酸化第二鉄、二
酸化クロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅
系合金等が挙げられる。また、上記の樹脂としては、ス
チレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロジン変
性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ、上記の脂肪酸ワッ
クスとしては、パルミチン酸、ステアリン酸等が挙げら
れる。
鉄、クロム、ニッケル、コバルト等の金属;これら金属
の化合物や合金、例えば、四三酸化鉄、酸化第二鉄、二
酸化クロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅
系合金等が挙げられる。また、上記の樹脂としては、ス
チレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロジン変
性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂等が挙げられ、上記の脂肪酸ワッ
クスとしては、パルミチン酸、ステアリン酸等が挙げら
れる。
【0041】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。
【0042】〔実施例1〕バインダ樹脂としてのスチレ
ン−アクリル共重合体(高分子量側の数平均分子量Mn
1 が1.0×105 ≦Mn1 ≦2.5×105 、低分子
量側の数平均分子量Mn2 が2.0×103 ≦Mn2 ≦
3.2×103 、ガラス転移温度Tgが60℃以上70
℃未満)100重量部、着色剤としてのカーボンブラッ
ク(Degussa社製;商品名「Printex9
0」)7重量部、帯電制御剤(オリエント化学工業株式
会社製;商品名「ボントロンP51」)2重量部、およ
び、ポリエチレンレンワックス(三洋化成工業株式会社
製;商品名「ハイマーTP32」)2重量部を、乾式混
合機(ヘンシェルタイプのミキサー)にて400rpm
で混合した。得られた混合物を2軸混練機にて240r
pmで溶融混練した後、ジェットミルにて粉砕分級し
た。これにより、トナー芯粒子1としての平均粒径9μ
mの粉体を得た。
ン−アクリル共重合体(高分子量側の数平均分子量Mn
1 が1.0×105 ≦Mn1 ≦2.5×105 、低分子
量側の数平均分子量Mn2 が2.0×103 ≦Mn2 ≦
3.2×103 、ガラス転移温度Tgが60℃以上70
℃未満)100重量部、着色剤としてのカーボンブラッ
ク(Degussa社製;商品名「Printex9
0」)7重量部、帯電制御剤(オリエント化学工業株式
会社製;商品名「ボントロンP51」)2重量部、およ
び、ポリエチレンレンワックス(三洋化成工業株式会社
製;商品名「ハイマーTP32」)2重量部を、乾式混
合機(ヘンシェルタイプのミキサー)にて400rpm
で混合した。得られた混合物を2軸混練機にて240r
pmで溶融混練した後、ジェットミルにて粉砕分級し
た。これにより、トナー芯粒子1としての平均粒径9μ
mの粉体を得た。
【0043】得られた粉体と、外添剤2としてのシリカ
(日本アエロジル株式会社製;商品名「R972」)
0.2重量部とを、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミ
キサー)により、表1に示す各外添混合時間で混合し、
電子写真用トナーを得た。
(日本アエロジル株式会社製;商品名「R972」)
0.2重量部とを、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミ
キサー)により、表1に示す各外添混合時間で混合し、
電子写真用トナーを得た。
【0044】次に、上記の電子写真用トナー145g
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表1に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表1に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
【0045】電子写真用トナーの評価は、上記の2成分
現像剤をシャープ株式会社製複写機;商品名「SD−4
085」に使用し、帯電量の変化を測定することによっ
て行った。外添混合時間および現像剤化時間を変化させ
た各サンプル(電子写真用トナー)の評価結果を表1お
よび図5に示す。
現像剤をシャープ株式会社製複写機;商品名「SD−4
085」に使用し、帯電量の変化を測定することによっ
て行った。外添混合時間および現像剤化時間を変化させ
た各サンプル(電子写真用トナー)の評価結果を表1お
よび図5に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1および図5より、本実施例では、外添
混合時間が60秒以上になると、電子写真用トナーの帯
電特性が飽和し安定することが分かる。従って、本実施
例では、粉体と外添剤2との混合時間を、帯電量が飽和
点に達する60秒時間以上に設定すればよい。また、電
子写真用トナーの飽和帯電量の大きさが、現像剤化時間
によって変化することが分かる。
混合時間が60秒以上になると、電子写真用トナーの帯
電特性が飽和し安定することが分かる。従って、本実施
例では、粉体と外添剤2との混合時間を、帯電量が飽和
点に達する60秒時間以上に設定すればよい。また、電
子写真用トナーの飽和帯電量の大きさが、現像剤化時間
によって変化することが分かる。
【0048】〔実施例2〕実施例1で得られた電子写真
用トナーと、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商
品名「アルカマイザー4」)0.2重量部とを、乾式混
合機(へンシェルタイプのミキサー)により、表2に示
す各外添混合時間で混合し、電子写真用トナーを得た。
用トナーと、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商
品名「アルカマイザー4」)0.2重量部とを、乾式混
合機(へンシェルタイプのミキサー)により、表2に示
す各外添混合時間で混合し、電子写真用トナーを得た。
【0049】次に、上記の電子写真用トナー145g
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表2に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表2に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
【0050】電子写真用トナーの評価は、実施例1と同
様にして行った。外添混合時間および現像剤化時間を変
化させた各サンプル(電子写真用トナー)の評価結果を
表2に示す。
様にして行った。外添混合時間および現像剤化時間を変
化させた各サンプル(電子写真用トナー)の評価結果を
表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2および図6より、本実施例では、外添
混合時間が80秒以上になると、帯電特性が飽和し安定
することが分かる。従って、本実施例では、粉体と外添
剤2との混合時間を、帯電量が飽和点に達する80秒時
間以上に設定すればよい。つまり、ハイドロタルサイト
の最適混合時間は80秒以上である。
混合時間が80秒以上になると、帯電特性が飽和し安定
することが分かる。従って、本実施例では、粉体と外添
剤2との混合時間を、帯電量が飽和点に達する80秒時
間以上に設定すればよい。つまり、ハイドロタルサイト
の最適混合時間は80秒以上である。
【0053】〔実施例3〕実施例1で得られた粉体に対
し、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用い
て、外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株式会社
製;商品名「R972」)0.2重量部を投入して60
秒間混合した後、外添剤2としてのハイドロタルサイト
(商品名「アルカマイザー4」)0.2重量部を投入し
て80秒間外添混合することにより、電子写真用トナー
を得た。粉体と外添剤2との混合時間は、帯電量が飽和
点に達する時間以上に設定した。
し、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用い
て、外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株式会社
製;商品名「R972」)0.2重量部を投入して60
秒間混合した後、外添剤2としてのハイドロタルサイト
(商品名「アルカマイザー4」)0.2重量部を投入し
て80秒間外添混合することにより、電子写真用トナー
を得た。粉体と外添剤2との混合時間は、帯電量が飽和
点に達する時間以上に設定した。
【0054】次に、上記の電子写真用トナー145g
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表3に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表3に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
【0055】電子写真用トナーの評価は、実施例1と同
様にして行った。現像剤化時間を変化させた各サンプル
(電子写真用トナー)の評価結果を表3および図7に示
す。
様にして行った。現像剤化時間を変化させた各サンプル
(電子写真用トナー)の評価結果を表3および図7に示
す。
【0056】〔実施例4〕実施例1で得られた粉体に対
し、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用い
て、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商品名「ア
ルカマイザー4」)0.2重量部を投入して80秒間混
合した後、外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株
式会社製;商品名「R972」)0.2重量部を投入し
て60秒間外添混合することにより、電子写真用トナー
を製造した。粉体と外添剤2との混合時間は、帯電量が
飽和点に達する時間以上に設定した。
し、乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用い
て、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商品名「ア
ルカマイザー4」)0.2重量部を投入して80秒間混
合した後、外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株
式会社製;商品名「R972」)0.2重量部を投入し
て60秒間外添混合することにより、電子写真用トナー
を製造した。粉体と外添剤2との混合時間は、帯電量が
飽和点に達する時間以上に設定した。
【0057】次に、上記の電子写真用トナー145g
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表3に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表3に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
【0058】電子写真用トナーの評価は、実施例1と同
様にして行った。現像剤化時間を変化させた各サンプル
(電子写真用トナー)の評価結果を表3および図7に示
す。
様にして行った。現像剤化時間を変化させた各サンプル
(電子写真用トナー)の評価結果を表3および図7に示
す。
【0059】
【表3】
【0060】表3および図7に示す実施例3および実施
例4の結果の比較により、外添順序を変えることにより
飽和帯電量に差が発生することが分かる。初期現像剤
は、カブリ発生防止のために帯電の飽和値が高い方が良
い。このことから、初期現像剤として用いる電子写真用
トナーを製造する場合には、シリカを外添した後にハイ
ドロタルサイトを外添すれば良いことが分かる。
例4の結果の比較により、外添順序を変えることにより
飽和帯電量に差が発生することが分かる。初期現像剤
は、カブリ発生防止のために帯電の飽和値が高い方が良
い。このことから、初期現像剤として用いる電子写真用
トナーを製造する場合には、シリカを外添した後にハイ
ドロタルサイトを外添すれば良いことが分かる。
【0061】〔実施例5〕補給用トナーには、初期現像
剤とは異なり、コピー濃度低下の防止や保存性の向上等
のために、長期使用における帯電性の安定および流動性
の確保が必要となる。
剤とは異なり、コピー濃度低下の防止や保存性の向上等
のために、長期使用における帯電性の安定および流動性
の確保が必要となる。
【0062】そこで、実施例1で得られた粉体に対し、
乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用いて、
外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株式会社製;
商品名「R972」)0.2重量部を投入して60秒間
混合した後、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商
品名「アルカマイザー4」)0.2重量部と感光体ドラ
ムの研摩剤として機能する外添剤2としてのマグネタイ
ト(商品名「KBC−100−40」)0.2重量部と
を投入して80秒間外添混合することにより、電子写真
用トナーを製造した。粉体とマグネタイトとの混合時間
は、帯電量が飽和点に達する時間以上に設定した。
乾式混合機(ヘンシェルタイプのミキサー)を用いて、
外添剤2としてのシリカ(日本アエロジル株式会社製;
商品名「R972」)0.2重量部を投入して60秒間
混合した後、外添剤2としてのハイドロタルサイト(商
品名「アルカマイザー4」)0.2重量部と感光体ドラ
ムの研摩剤として機能する外添剤2としてのマグネタイ
ト(商品名「KBC−100−40」)0.2重量部と
を投入して80秒間外添混合することにより、電子写真
用トナーを製造した。粉体とマグネタイトとの混合時間
は、帯電量が飽和点に達する時間以上に設定した。
【0063】次に、上記の電子写真用トナー145g
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表4に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
と、平均粒径100μmのフェライトキャリア(シャー
プ株式会社製複写機;商品名「SD−4085」専用の
現像剤用キャリア)4kgとをボールミル(V型ミキサ
ー)により表4に示す各現像剤化時間(ボールミル回転
時間)で混合する現像剤化を行い、トナー濃度3.5重
量%の2成分現像剤を得た。
【0064】電子写真用トナーの評価は、実施例1と同
様にして行った。ボールミル回転時間(現像剤化時間)
を変化させた各サンプル(電子写真用トナー)の評価結
果を、実施例3の電子写真用トナーの評価結果と併せ
て、表4および図8に示す。
様にして行った。ボールミル回転時間(現像剤化時間)
を変化させた各サンプル(電子写真用トナー)の評価結
果を、実施例3の電子写真用トナーの評価結果と併せ
て、表4および図8に示す。
【0065】
【表4】
【0066】表4および図8に示す結果から、マグネタ
イトを使用することにより、長期使用においてさらに安
定した画質を得ることができ、補給用トナーとして最適
な特性を有する電子写真用トナーが得られることが分か
る。
イトを使用することにより、長期使用においてさらに安
定した画質を得ることができ、補給用トナーとして最適
な特性を有する電子写真用トナーが得られることが分か
る。
【0067】また、実施例1で得られた粉体に対し、シ
リカ、ハイドロタルサイト、およびマグネタイトを混合
する順序を種々検討した。その結果、実施例1で得られ
た粉体に対し、ハイドロタルサイト、マグネタイト、シ
リカの順で外添剤2を混合することにより、各外添剤2
を最適な混合時間で外添することができ、各外添剤2に
その機能を十分に発揮させることができることが分かっ
た。
リカ、ハイドロタルサイト、およびマグネタイトを混合
する順序を種々検討した。その結果、実施例1で得られ
た粉体に対し、ハイドロタルサイト、マグネタイト、シ
リカの順で外添剤2を混合することにより、各外添剤2
を最適な混合時間で外添することができ、各外添剤2に
その機能を十分に発揮させることができることが分かっ
た。
【0068】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電子写真用トナ
ーの製造方法は、以上のように、バインダ樹脂を含むト
ナー芯粒子と外添剤とを混合する電子写真用トナーの製
造方法であって、上記バインダ樹脂として、2つのピー
クを有する分子量分布を示し、高分子量側ピークの数平
均分子量が1.0×105 〜2.5×105 の範囲内、
低分子量側ピークの数平均分子量が2.0×103 〜
3.2×103 の範囲内であり、かつ、ガラス転移温度
が60〜70℃の範囲内であるものを用い、トナー芯粒
子と外添剤との混合時間を、帯電量が飽和点に達する時
間以上に設定した方法である。
ーの製造方法は、以上のように、バインダ樹脂を含むト
ナー芯粒子と外添剤とを混合する電子写真用トナーの製
造方法であって、上記バインダ樹脂として、2つのピー
クを有する分子量分布を示し、高分子量側ピークの数平
均分子量が1.0×105 〜2.5×105 の範囲内、
低分子量側ピークの数平均分子量が2.0×103 〜
3.2×103 の範囲内であり、かつ、ガラス転移温度
が60〜70℃の範囲内であるものを用い、トナー芯粒
子と外添剤との混合時間を、帯電量が飽和点に達する時
間以上に設定した方法である。
【0069】上記の方法によれば、上記のような特定の
特性を有するバインダ樹脂を用いているために、ある時
点で、トナー芯粒子と外添剤との混合時間が電子写真用
トナーの帯電量が飽和点に達する。そして、上記の方法
によれば、トナー芯粒子と外添剤との混合時間を帯電量
が飽和点に達する時間以上に設定している。これによ
り、複数種類の外添剤を用いる場合にも、全ての外添剤
とトナー芯粒子との混合時間を、外添剤の効果がより有
効に発揮される最適な混合時間に設定することができ、
電子写真方式に最適な特性を有する電子写真用トナーが
得られるという効果を奏する。
特性を有するバインダ樹脂を用いているために、ある時
点で、トナー芯粒子と外添剤との混合時間が電子写真用
トナーの帯電量が飽和点に達する。そして、上記の方法
によれば、トナー芯粒子と外添剤との混合時間を帯電量
が飽和点に達する時間以上に設定している。これによ
り、複数種類の外添剤を用いる場合にも、全ての外添剤
とトナー芯粒子との混合時間を、外添剤の効果がより有
効に発揮される最適な混合時間に設定することができ、
電子写真方式に最適な特性を有する電子写真用トナーが
得られるという効果を奏する。
【0070】本発明の請求項2記載の電子写真用トナー
の製造方法は、以上のように、上記外添剤が、シリカお
よびハイドロタルサイトを含む方法である。これによ
り、帯電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とさ
れる流動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防
止できる電子写真用トナーを得ることができるという効
果を奏する。
の製造方法は、以上のように、上記外添剤が、シリカお
よびハイドロタルサイトを含む方法である。これによ
り、帯電量の立ち上がりが速く、初期現像剤に必要とさ
れる流動性および帯電性を有し、初期カブリの発生を防
止できる電子写真用トナーを得ることができるという効
果を奏する。
【0071】本発明の請求項3記載の電子写真用トナー
の製造方法は、以上のように、トナー芯粒子をシリカと
混合した後、ハイドロタルサイトと混合する方法であ
る。これにより、帯電の立ち上がりがさらに速く、初期
カブリの発生をさらに確実に防止でき、しかも十分な流
動性を有する電子写真用トナーを得ることができるとい
う効果を奏する。
の製造方法は、以上のように、トナー芯粒子をシリカと
混合した後、ハイドロタルサイトと混合する方法であ
る。これにより、帯電の立ち上がりがさらに速く、初期
カブリの発生をさらに確実に防止でき、しかも十分な流
動性を有する電子写真用トナーを得ることができるとい
う効果を奏する。
【0072】本発明の請求項4記載の電子写真用トナー
の製造方法は、以上のように、上記外添剤が、さらにマ
グネタイトを含む方法である。これにより、長期使用に
おける流動性や帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用
トナーとして最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛
散、保存性等の問題を防止できる電子写真用トナーを得
ることができるという効果を奏する。
の製造方法は、以上のように、上記外添剤が、さらにマ
グネタイトを含む方法である。これにより、長期使用に
おける流動性や帯電性等の特性の安定性に優れ、補給用
トナーとして最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛
散、保存性等の問題を防止できる電子写真用トナーを得
ることができるという効果を奏する。
【0073】本発明の請求項5記載の電子写真用トナー
の製造方法は、以上のように、トナー芯粒子をハイドロ
タルサイトと混合した後、マグネタイトと混合し、次い
で、シリカと混合する方法である。これにより、長期使
用における帯電の安定性を確保でき、補給用トナーとし
て最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等
の問題を防止できる電子写真用トナーを得ることができ
るという効果を奏する。
の製造方法は、以上のように、トナー芯粒子をハイドロ
タルサイトと混合した後、マグネタイトと混合し、次い
で、シリカと混合する方法である。これにより、長期使
用における帯電の安定性を確保でき、補給用トナーとし
て最適な特性を有し、濃度低下、トナー飛散、保存性等
の問題を防止できる電子写真用トナーを得ることができ
るという効果を奏する。
【図1】本発明の電子写真用トナーの製造方法におい
て、外添剤が攪拌に伴ってトナー芯粒子に外添されてゆ
く状態を示す模式図であり、(a)は攪拌初期、(b)
は攪拌中期、(c)は攪拌後期の状態をそれぞれ示す。
て、外添剤が攪拌に伴ってトナー芯粒子に外添されてゆ
く状態を示す模式図であり、(a)は攪拌初期、(b)
は攪拌中期、(c)は攪拌後期の状態をそれぞれ示す。
【図2】本発明の電子写真用トナーの製造方法におけ
る、外添剤とトナー芯粒子との混合時間と電子写真用ト
ナーの帯電量との関係を示すグラフである。
る、外添剤とトナー芯粒子との混合時間と電子写真用ト
ナーの帯電量との関係を示すグラフである。
【図3】本発明の電子写真用トナーの製造方法の一実施
形態において、外添剤であるシリカ粒子およびハイドロ
タルサイト粒子がトナー芯粒子表面に付着された状態を
示す模式図である。
形態において、外添剤であるシリカ粒子およびハイドロ
タルサイト粒子がトナー芯粒子表面に付着された状態を
示す模式図である。
【図4】本発明の電子写真用トナーの製造方法の他の実
施形態において、外添剤であるシリカ粒子およびハイド
ロタルサイト粒子がトナー芯粒子表面に付着された状態
を示す模式図である。
施形態において、外添剤であるシリカ粒子およびハイド
ロタルサイト粒子がトナー芯粒子表面に付着された状態
を示す模式図である。
【図5】本発明の電子写真用トナーの製造方法の一実施
例における、外添混合時間および現像剤化時間と電子写
真用トナーの帯電量との関係を示すグラフである。
例における、外添混合時間および現像剤化時間と電子写
真用トナーの帯電量との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の電子写真用トナーの製造方法の他の実
施例における、外添混合時間および現像剤化時間と電子
写真用トナーの帯電量との関係を示すグラフである。
施例における、外添混合時間および現像剤化時間と電子
写真用トナーの帯電量との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の電子写真用トナーの製造方法のさらに
他の実施例における、現像剤化時間と電子写真用トナー
の帯電量との関係を示すグラフである。
他の実施例における、現像剤化時間と電子写真用トナー
の帯電量との関係を示すグラフである。
【図8】本発明の電子写真用トナーの製造方法のさらに
他の実施例における、ボールミル回転時間(現像剤化時
間)と電子写真用トナーの帯電量との関係を示すグラフ
である。
他の実施例における、ボールミル回転時間(現像剤化時
間)と電子写真用トナーの帯電量との関係を示すグラフ
である。
【図9】従来の電子写真用トナーの製造方法において、
外添剤が混合に伴ってトナー芯粒子に外添されてゆく状
態を示す模式図であり、(a)は攪拌初期、(b)は攪
拌中期、(c)は攪拌後期の状態をそれぞれ示す。
外添剤が混合に伴ってトナー芯粒子に外添されてゆく状
態を示す模式図であり、(a)は攪拌初期、(b)は攪
拌中期、(c)は攪拌後期の状態をそれぞれ示す。
【図10】従来の電子写真用トナーの製造方法におけ
る、外添剤とトナー芯粒子との混合時間と電子写真用ト
ナーの帯電量との関係を示すグラフである。
る、外添剤とトナー芯粒子との混合時間と電子写真用ト
ナーの帯電量との関係を示すグラフである。
1 トナー芯粒子 2 外添剤 2a シリカ粒子 2b ハイドロタルサイト粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 佳孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 森西 康晴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 本田 陽康 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】バインダ樹脂を含むトナー芯粒子と外添剤
とを混合する電子写真用トナーの製造方法であって、 上記バインダ樹脂として、2つのピークを有する分子量
分布を示し、高分子量側ピークの数平均分子量が1.0
×105 〜2.5×105 の範囲内、低分子量側ピーク
の数平均分子量が2.0×103 〜3.2×103 の範
囲内であり、かつ、ガラス転移温度が60〜70℃の範
囲内であるものを用い、 トナー芯粒子と外添剤との混合時間を、帯電量が飽和点
に達する時間以上に設定したことを特徴とする電子写真
用トナーの製造方法。 - 【請求項2】上記外添剤が、シリカおよびハイドロタル
サイトを含むことを特徴とする請求項1記載の電子写真
用トナーの製造方法。 - 【請求項3】トナー芯粒子をシリカと混合した後、ハイ
ドロタルサイトと混合することを特徴とする請求項2記
載の電子写真用トナーの製造方法。 - 【請求項4】上記外添剤が、さらにマグネタイトを含む
ことを特徴とする請求項2記載の電子写真用トナーの製
造方法。 - 【請求項5】トナー芯粒子をハイドロタルサイトと混合
した後、マグネタイトと混合し、次いで、シリカと混合
することを特徴とする請求項4記載の電子写真用トナー
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14631098A JPH11338187A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電子写真用トナーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14631098A JPH11338187A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電子写真用トナーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338187A true JPH11338187A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15404795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14631098A Pending JPH11338187A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 電子写真用トナーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11338187A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018040967A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | キヤノン株式会社 | トナー |
| JP2025118894A (ja) * | 2020-12-25 | 2025-08-13 | キヤノン株式会社 | トナー |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14631098A patent/JPH11338187A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018040967A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | キヤノン株式会社 | トナー |
| JP2025118894A (ja) * | 2020-12-25 | 2025-08-13 | キヤノン株式会社 | トナー |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2815613B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JPH02191968A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JP3025694B2 (ja) | 電子写真用現像剤及びその製造方法 | |
| JP2001083731A (ja) | 静電荷像現像用乾式現像剤及び静電荷像の現像方法 | |
| JPH11338187A (ja) | 電子写真用トナーの製造方法 | |
| JP2767840B2 (ja) | 静電荷現像用トナー | |
| JPH05257316A (ja) | 静電荷像用現像剤 | |
| JPH03293366A (ja) | 磁性トナー | |
| JPH0421862A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JP3226104B2 (ja) | 正帯電性磁性トナー | |
| JP2861826B2 (ja) | 静電荷像現像用一成分トナーの製造方法 | |
| JP2002287404A (ja) | 磁性一成分トナー | |
| JPH05107819A (ja) | 静電潜像現像用キヤリア | |
| JPS638750A (ja) | 磁性トナ− | |
| JPH0264655A (ja) | 現像剤用キャリア | |
| JP2870846B2 (ja) | 静電荷像現像用二成分現像剤 | |
| JP3102928B2 (ja) | 静電荷像現像用負帯電性トナー | |
| JP2694543B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
| JPH02222967A (ja) | 乾式トナー | |
| JP2870833B2 (ja) | 電子写真用現像剤 | |
| JP2004219935A (ja) | トナーおよび該トナーを用いる画像形成装置 | |
| JPH10339971A (ja) | 静電荷像現像用現像剤 | |
| JP3241148B2 (ja) | 電荷制御剤を含有しない2成分系現像剤用トナー | |
| JP3254295B2 (ja) | 磁性トナー及び現像装置 | |
| JP4277626B2 (ja) | 電子写真用トナーおよび該トナーを用いる画像形成装置 |