JPH11503745A - Hiv感染症に対する2,4−ジクロロベンジルアルコール及びアミルメタクレゾール - Google Patents

Hiv感染症に対する2,4−ジクロロベンジルアルコール及びアミルメタクレゾール

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JPH11503745A JP8531555A JP53155596A JPH11503745A JP H11503745 A JPH11503745 A JP H11503745A JP 8531555 A JP8531555 A JP 8531555A JP 53155596 A JP53155596 A JP 53155596A JP H11503745 A JPH11503745 A JP H11503745A
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Abstract

(57)【要約】 HIVウイルス感染症の治療又は予防用の薬物の製造への2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタクレゾールとを含む組成物の使用。

Description

【発明の詳細な説明】 HIV感染症に対する2,4−ジクロロベンジルアルコール 及びアミルメタクレゾール 本発明はヒト免疫不全ウイルス(HIV)のウイルス感染症の治療又は予防に おける2,4−ジクロロベンジルアルコール(又は2,4DCBA)及びアミル メタクレゾール(又はAMC)の製剤の使用に関する。 HIV感染症は現在、世界中のあらゆる国に見いだされ、最も重要な伝染方法 は性的(sexual)である。ウイルスは、精液中の単球細胞中で遊離のウイルス粒 子として又は細胞内ヴィリオンとして存在する。それらによってウイルスは、比 較的容易に男性から女性又は男性から男性へ伝染する。或いは、感染した女性に おいて、遊離の又は細胞結合したウイルスが膣内の流体中に見い出される。 例えば逆転写酵素(RT)、プロテアーゼ又はインテグラーゼのようなウイル スの重要な酵素を阻害する既存抗ウイルスが発見されている。最初に臨床的に用 いられた薬物、即ち、AZT(又はジドブジン、RetrovirTM)はウイル スRT酵素を阻害する。しかし、AZTは感染症の治療薬ではなく、ヒトからヒ トへの伝染を防止するとは実証されていない。実際に、毒性を別にして、この薬 物に付随する臨床問題点の1つは、耐薬性ウイルスの発生と、コミュニティにお ける耐薬性ウイルスの実際の伝染である。それ故、HIVに対する新しいアプロ ーチは、遊離ウイルス及び/又は細胞結合ウイルスを接触時に直接破壊するか又 は不活化することができる新規な化合物を探すことである。これらはいわゆる殺 ウイルス性(virucidal)化合物である。このような分子は今までに述べられてい るが(Oxford等,App.Microbiology,21,606〜6 10(1971))、最近では殆ど研究されていない。 HIVビリオンは脂質二重層によって囲まれているので、洗剤様分子(deterge nt like molecule)を、ウイルスの脂質膜を破壊し、溶解するそれらの能力に関 して試験することが論理的である。例えば、非イオン界面活性剤ノンオキシノー ル−9が殺精子剤として臨床的習慣(clinical practice)で用いられて おり、これは直接の抗HIV活性を有する(Malkovsky等,The L ancet,645(1988))。しかし、これは選択的抗HIV効果を殆ど 有さず、さらにこれは膣への施用後に、毒性及び細胞破壊を惹起するので、これ の使用は実際にはHIV感染症を促進することになる(Kreiss等,J.A .M.A.268,477〜482(1992))。 化合物2,4−ジクロロベンジルアルコールは防腐剤として、即ち、抗菌抗真 菌剤として知られている、例えば、Martindaleの“The Extr a Pharmacopoeia”28版,561頁,The Pharmac eutical Press(1982)を参照のこと。アミルメタクレゾール 又は6−ペンチル−m−クレゾールは、うがい薬(mouth-wash)又はトローチ剤 に口腔感染症の治療のための2,4−ジクロロベンジルアルコールと併用して用 いられている消毒剤としても知られている、例えば、Martindaleの“ The Extra Pharmacopoeia”28版,549頁,The Pharmaceutical Press(1982)を参照のこと。防腐 剤はThe Concise Oxford Dictionary(Oxfo rd University Press,Oxford(1982))に、特 に細菌の増殖を防止することによる、セプシスの発現を阻止する作用剤として定 義されている。セプシスはBlack’s Medical Dictiona ry(A&C Black,London(1990))に体内の微生物増殖の 産物による中毒として定義されており、これに付随する一般的症状は炎症症状で ある。2,4−ジクロロベンジルアルコール又はアミルメタクレゾールのいずれ も抗ウイルス又は抗レトロウイルス活性、特に抗HIV活性を示すとは今までに 判明していない。 2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタクレゾールとの製剤が抗レ トロウイルス活性を有し、HIV感染力を不活化することが、予想外に、今回発 見された。 本発明によると、HIVウイルス感染症の治療又は予防のための薬物の製造へ の2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタクレゾールとを含む組成物 の使用を提供する。 本発明の特に好ましい実施態様では、HIVウイルス感染症の治療又は予防の ための薬物の製造への2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタクレゾ ールとのStrepsilTM様製剤の使用を提供する。 この薬剤組成物は例えば膣ルート直腸ルート又は経口ルートのような、任意の 適当なルートによる投与に適する。このような組成物は製薬分野で公知の任意の 方法によって、例えば有効成分にキャリヤー(単数又は複数)又は賦形剤(単数 又は複数)を無菌条件下で混合することによって製造されることができる。 組成物の製剤化に用いられる溶液及びシロップの調製のために、使用可能な賦 形剤は例えば水、ポリオール及び糖を包含する。懸濁液の調製のためには、油( 例えば、植物油)を用いて、水中油滴又は油中水滴懸濁液を形成することができ る。他の適当な賦形剤は、例えば、植物油、ワックス、脂肪、半固体又は液体ポ リオール等を包含する。 或いは、組成物を軟膏、クリーム、懸濁液、ローション、粉末、溶液、ペース ト、ゲル、スプレイ、エーロゾル又はオイルとして製剤化することができる。軟 膏に製剤化する場合には、有効成分をパラフィン基剤又は水混和性軟膏基剤と共 に用いることができる。有効成分を水中油滴基剤又は油中水滴基剤と共にクリー ムに製剤化することもできる。有効成分が適当なキャリヤー、特に水性溶媒中に 溶解又は懸濁する組成物をさらに製造することができる。 膣適用に適した薬剤組成物はペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペース ト、フォーム又はスプレイ製剤として提供されることができる。直腸適用に適し た薬剤組成物は座薬又は浣腸剤として提供されることができる。 組成物が酸化防止剤、緩衝剤、細菌発育抑制物質、溶質、懸濁化剤及び増粘剤 を包含することも考えられる。使用可能な賦形剤は例えば水、アルコール、ポリ オール、グリセリン及び植物油を包含する。 薬剤組成物は保存剤、可溶化剤、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、甘味剤、着色剤 、着臭剤、塩(本発明の物質はそれ自体、薬剤学的に受容される塩として提供さ れることができる)、緩衝剤、コーティング剤又は酸化防止剤を含有することが できる。これらの組成物は本発明の物質の他に治療有効剤を含有することもでき る。 本発明の物質の用量は、年齢及び治療される個人の条件等に依存して、広い範 囲内で変化することができ、医師が最終的に使用すべき適当な用量を決定する。 しかし、特定の用量に拘束されることなく、本発明による有効な組成物(通常は 、上記で考察したような薬剤組成物の一部として存在)は膣適用、直腸適用又は 経口適用に関して、本発明の治療に下記のように適すると考えられる。 組成物中に存在する化合物の適当な濃度範囲は下記のようである。2,4−ジ クロロベンジルアルコールは組成物中に10μg/ml〜10mg/ml、好ま しくは0.1mg/ml〜5mg/ml、特に1.0mg/ml〜5mg/ml の濃度で存在することができる。組成物中のアミルメタクレゾールの濃度は10 μg/ml〜5.0mg/ml、好ましく50μg/ml〜2.0mg/ml、 特に0.05mg/ml〜1.0mg/mlであることができる。副作用が発現 する場合には、通常の臨床的習慣に従って、組成物適用の量及び/又は頻度を減 ずることができる。 本発明に関連して、“HIV”なる用語は後天的免疫不全症候群(AIDS) 又はAIDS関連複合体(ARC)として表される医学的状態の原因であるHI V−1、HIV−2及び他の関連ウイルスをも包括する。HIVなる用語はHT LV−III、LAV及びARVなる名称によって今までに知られたウイルスの 国際的に受容される定義である。 或いは、本発明は、HIVによって惹起されるウイルス感染症の治療又は予防 のための薬物の製造への2,4−ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミル メタクレゾールの使用を提供する。 HIVによって惹起されるウイルス感染症の治療又は予防のための薬物の製造 への酸性スクロース基剤中の2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタ クレゾールとの製剤の使用も本発明によるものである。 HIVウイルス感染症の治療又は予防のための作用剤(agent)の製造への2, 4−ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールを含む組成物 の使用を提供することも、本発明の一部である。この作用剤はバリヤー避妊デバ イス(barrier contraceptive device)であることができる、又は膣適用若しく は直腸適用に適合させることができる。 それ故、本発明はHIVウイルス感染症の治療又は予防方法であって、2,4 −ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールの有効量を投与 することを含む方法をも包括する。 本発明の組成物は膣適用、直腸適用又は経口適用に適当に用いられることがで きる。適用ルートが膣ルートである場合には、組成物をペッサリー、クリーム、 ゲル、ローション又はスプレイとして提供することができる。適用ルートが直腸 ルートである場合には、組成物を浣腸剤として提供することができる。 同じ製剤が20年間以上、細菌感染症を治療するためのStrepsilTMマ ウストローチ剤として用いられているので、この混合物はこの領域の粘膜細胞に 有害な効果を殆ど及ぼさないことが考えられる。ヒト粘膜表面中のこのような細 胞毒性の不存在がHIV−1に対して今回発見された殺ウイルス効果を付随する こと、この製剤若しくは同様な製剤が膣若しくは直腸適用として、又は接触時に HIVを不活化するためのバリヤー避妊デバイス中の成分として用いられること ができること、又は細胞外ウイルスを経口的に破壊して、それによってウイルス の伝染を減ずる若しくは防止するために用いられることができることが提案され る。このような組成物又はこのような組成物を含有するバリヤー避妊デバイスは 他の活性剤、例えば殺精子剤を含有することもできる。バリヤー避妊デバイスは 潤滑剤、例えばVaselineTM又はKY JellyTMを備えることもでき る。 バリヤー避妊デバイスは男性用シース(male sheath)又はコンドーム、キャッ プ、及び女性用コンドーム又はFemidomTMを包含する。上述したように、 本発明による組成物がこのようなデバイスに適用又は含有されうることも考えら れる。 したがって、他の態様では、本発明は(a)膣、直腸又は経口適用に用いるた めの又は例えばコンドーム又はキャップのようなバリヤー避妊デバイスに適用す るための本発明の組成物;及び(b)本発明の組成物を組み込む、例えばコンド ーム又はキャップのような、バリヤー避妊デバイスを提供する。 本発明はまた、HIVウイルス感染症の治療又は予防に同時に、別々に又は連 続的に用いるための複合製剤として2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミ ルメタクレゾールとを含む製品をも包含する。 本発明による組成物は、例えばコンドーム若しくはキャップのようなバリヤー 避妊デバイスと、任意に殺精子剤及び/又は潤滑剤、例えばVaselineTM 若しくはKY JellyTMとを含むキットの一部として用いることもできる。 殺精子剤はキットの一部として次に用いるために例えばゲル、クリーム又はスプ レイのような、任意の便利な形で製剤化することもできる。 本発明の第2態様及びさらなる態様として、本発明の好ましい態様は第1態様 に必要に応じて変化を加えたものである。 次に、本発明を例として添付実施例に関連して説明するが、これらの実施例は 例示のために提供するものであり、本発明を限定するものと解釈すべきではない 。実施例1:殺ウイルス性混合物の製造 in vitro活性分析に用いるための殺ウイルス性混合物を次のように製 造した。1.6mgの2,4−ジクロロベンジルアルコール(2,4−DCBア ルコール)と0.6mgのアミルメタクレゾール(AMC)B.P.とを含有す る錠剤の商業的製剤を5mlの緩衝化唾液(buffered saliva)に混入した。活性 因子(active factor)を含有するこの製剤は殺ウイルス性混合物として知られる 。実施例1:in vitro活性 ウイルス:HIV−1の実験室単離物,MN 細胞:C8166細胞 HIV−1のサンプルを5mlの緩衝化唾液中の2,4−ジクロロベンジルア ルコール(2,4−DCBアルコール)とアミルメタクレゾール(AMC)との 製剤に加えた(殺ウイルス性混合物)。HIV−1の対応サンプルを別に5ml の未反応緩衝化唾液に加えた(対照混合物)。ウイルスを含有する2種類の混合 物を37℃において2、4、20及び60分間インキュベートした。これらの特 定の時間において、ウイルスサンプルを2種類の混合物の各々から取り出し、残 留ウイルス感染力に関して感受性C8166細胞において滴定した。この化合物 はC8166細胞に対して有害でなかった。混合物中に異なる量のHIV−1を 用いて、実験を4回繰り返した。結果 実験結果を以下の表1と表2に示す。混合物中に残留する感染性ウイルス量を 1mlあたりのウイルスのシンシチウム誘導単位として表現する。 表1と表2にその結果を示した実験は、2種類の混合物と共にそれぞれ106 又は105の感染性シンシチウム誘導単位をインキュベーションすることによっ て開始した。2,4−DCB及びAMC製剤を含有する溶液は、両方の実験にお いてウイルスの感染力(シンシチウム誘導活性)の103〜104分の1の減少を 生じた。HIVが感受性細胞において細胞融合(又はシンシチウム)を誘導する こと及びこれをウイルスの感染力の有用なかつ正確な推定値として用いることに 注目のこと。実施例2:in vitro活性に対するpHの影響 他の実験では、混合物の殺ウイルス効果に対するpHの影響を研究した。製剤 の抗HIV活性には低いpHが必要であったが、低いpHはそれだけではウイル ス感染力を破壊しなかった。ウイルスを30%スクロースと共にインキュベーシ ョンすることは殺ウイルス効果を有さなかった。 in vitroデータは、スクロースと付加的なイオン成分とを含有する酸 性溶液における2種類の有機分子の混合物の、生きている感染性HIV−1の感 染力を非常に顕著に低下させる意外な能力を示す。製剤中に含まれる化合物は相 互に可能な相乗効果を示して作用することができる、又はこれらの化合物は別々 の活性を有することができる。これらの化合物がウイルスの外側タンパク質スパ イク(outside protein spike)に結合することによってウイルスのインジケータ 細胞への吸収を阻害することによって、ウイルスをクランプすることによって、 スパイクタンパク質の部分的変性によって、脂質二重層への作用によって、又は ウイルス構造を安定化することによってそれらの活性を及ぼすと考えられる(O xfordとThomas、NPrinciples of Bacterio logy Virology and Immunology4(1990), Edward Arnoldによって刊行)。 混合物の抗HIV効力は、再製剤化(reformulation)又は同様な分子の添加に よって改良されることができるが、現在の製剤は、細菌感染症によって惹起され る咽頭炎を予防又は治療するためのヒトの粘膜表面上の2,4−ジクロロベンジ ルアルコールとアミルメタクレゾールとの混合物の施用後の広範囲な臨床データ ベースという利点を有する。実施例3:2,4−DCBAとAMC製剤の殺ウイルス活性 AMCとDCBAとの種々な濃度の抗HIV効果を別々にも試験した。これら の実験の結果は表3〜5に示す。材料と方法 試験試薬 AMCは暗黄色溶液として購入し、最初にDMSO中に溶解し、次に人工唾液 中でさらに希釈した(2.4mg/ml、1.2mg/ml、0.12mg/m l、0.06mg/ml、0.03mg/ml、0.015mg/ml及び0. 0075mg/ml)。DCBAは白色粉末として購入し、DMSO中に溶解し (100mg/mlストック)、人工唾液中でさらに希釈した(4.8mg/ ml、2.4mg/ml、0.24mg/ml、0.12mg/ml、0.06 mg/ml、0.03mg/ml及び0.015mg/ml)。細胞培養物 ヒトT細胞ラインC8166を殺ウイルス試験に用いて、10%熱不活化(5 6℃、30分間)したウシ胎児血清(FCS)、2mM L−グルタミン、10 0U/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシン及び5x10-5m 2−メルカプトエタノール(Sigma Chemical Company, 英国)を補充したRPMI 1640培地(Sigma Chemical C ompany,英国から)中で細胞を培養した。ウイルスストック 液体窒素中に貯蔵した、実験室菌株HIV−1IIIBを含有する無細胞(cellfre e)組織培養上清のストックをこの分析に用いた。凍結する前後のウイルスストッ クを滴定して、特定の分析のために必要な正確なTCID50を確保した。実施例3:殺ウイルス性分析 リンホブラストイド(lymphoblastoid)C8166細胞を96孔プレート(18 0μl/孔)に増殖培地中の5x105/mlの濃度で6通りにプレートアウト した(plated out)。異なる濃度の化合物を高力価のHIV−1IIIB(106TC ID50)と1:10の比で混合し(総量1ml)、37℃において1分間又は1 5分間インキュベートした。インキュベーション後に、ウイルス/化合物の混合 物(20μl)をC8166細胞の頂部列(top row)に加えた。混合後に、20 μlを次の系列の孔等に移し、10-1から10までの10倍希釈系列を得て、プ レートを37℃において10日間インキュベートした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.HIVウイルス感染症の治療又は予防用の薬物の製造への2,4−ジクロ ロベンジルアルコールとアミルメタクレゾールとを含む組成物の使用。 2.HIVウイルス感染症の治療又は予防用の薬物の製造への、酸性スクロー ス基剤中に2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタクレゾールとを含 む組成物の使用。 3.HIVウイルス感染症の治療又は予防用の薬物の製造への2,4−ジクロ ロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールの使用。 4.薬物が膣適用、直腸適用又は経口適用である、請求項1〜3のいずれか1 項に記載の使用。 5.HIVウイルス感染症の治療又は予防用の作用剤の製造への2,4−ジク ロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールを含む組成物の使用。 6.作用剤がバリヤー避妊デバイスを含む、請求項5記載の使用。 7.作用剤が直腸適用又は膣適用に適する、請求項5記載の使用。 8.2,4−ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールの 有効量を適用することを含む、HIVウイルス感染症の治療又は予防方法。 9.2,4−ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールを 含む、膣適用又は直腸適用に適した組成物。 10.ペッサリー、浣腸剤、クリーム、ゲル、スプレイ又はローションの形状で ある、請求項9記載の組成物。 11.バリヤー避妊デバイスに施用するための2,4−ジクロロベンジルアルコ ール及び/又はアミルメタクレゾールを含む組成物。 12.バリヤー避妊デバイスがコンドーム又はキャップである、請求項11記載 の組成物。 13.2,4−ジクロロベンジルアルコール及び/又はアミルメタクレゾールを 含む組成物を組み込むバリヤー避妊デバイス。 14.コンドーム又はキャップである、請求項13記載のバリヤー避妊デバイス 。 15.HIVウイルス感染症の治療又は予防に同時に、別々に又は連続的に用い るための複合製剤としての、2,4−ジクロロベンジルアルコールとアミルメタ クレゾールとを含む製品。 16.請求項9〜12のいずれか1項に記載の組成物と、バリヤー避妊デバイス と、任意に殺精子剤及び/又は潤滑剤とを含むキット。 17.バリヤー避妊デバイスがコンドーム又はキャップである、請求項16記載 のキット。
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