【発明の詳細な説明】
構造部材の製造方法及びその装置
本発明は、単一パネル、特に木材板から成る構造部材の製造のための方法及び
その装置に関する。
構造部材では、建物をコスト安くかつ迅速に、特にプレハブ的方法で製造する
ことができるために、特に二重壁部材及び又はカバー部材が対象とされる。好ま
しくはそのような構造部材は「型枠」の技術で使用される。構造部材のできる限
り形態可能性が要求され、同時に構造部材が増大する技術的要求を充足しかつそ
の上審美的対応する構造を可能にすべきである。
本発明の課題は、従来同時に充足不可能な従来の条件を充足させることができ
る方法及びその装置を創造することである。特に、構造部材の製造の一層の自動
化の可能性が同時に最高可能な形態可変性をもって創造されるべきである。
この課題は、請求の範囲第1項による方法及び請求の範囲第14項による装置
によって解決される。好ましくは方法及び装置の好適な実施形態は請求の範囲第
2項〜第13項又は第15項〜第40項に記載されている。請求の範囲の文言は
明細書の内容を参酌して行われる。
本発明は構造部材、特に単一パネル、特に木材板から成る壁部材又はカバー部
材の製造のための方法を提案し、その際少なくとも1つの切断面が所定の少なく
とも1つの単一パネルに、複数のパラメータを介してコンピュータ制御されて移
動可能なのこ−及びフライス盤によってデフィニションに従って形成され、その
際x;板表面に対して平行な第1方向、y;板表面に対して平行かつ第1方向に
対して垂直の第2方向、z;板表面に対して垂直な第3方向の座標系に関して、
次のパラメータ、即ちA;切断面と板表面との間の切断線の始点の(x,y)座
標、E;切断面と板表面との間の切断線の終点の(x,y)座標、N;切断面の
法線の(x,y,z)座標の基準に従って制御される。
この方法によって、単一パネルに大きさ及び方向付けに従って任意に設定可能
な少なくとも1つの切断面を形成することが可能である。切断面は、ここでは鋸
工具及び又はフライス工具のような加工工具によって加工可能な表面を称する。
これは平らでも湾曲でもあり得る。始点Aと終点Eとの間の距離は切断長さと称
され、これは例えば窓切取り等の縁長さを確定する。方法によって、個々に形成
される単一パネルを準備し、その際デフィニションに従って単一パネルを正確か
つ再現可能に予め特定された形に仕上げることが可能とされる。
方法によって任意の切断面及び相応して任意に裁断された単一パネルが、特に
種々の切取りをもって製造されることができる。そのような切取りは例えば窓及
び又はドアのために設定され、その際ドアの場合、工場で底部の後からの装着の
ために利用できる縁が残されることができる。更にいわゆる建築要素のための切
取り、例えば通気装置、電気用管、配管、接続ボックス等のための切取りが存在
し得る。切取りのこの例は、これに留まらない。
方法では、加工工具の進入の際に達成される切り込みは、予め設定可能であり
、その際加工工具は単一パネルの厚さに適合して、予め設定可能な量だけ進入さ
れる。このことは、切断面の最大に予期される斜め位置で、切断面は単一パネル
を完全に工具に面した板表面から板裏面まで貫通されることができる。好ましく
は、方法で追加的に他のパラメータの基準に従って制御され、即ちT;切断面に
おいて切断線AーEに対して垂直に向いた切り込みベクトルの大きさである。そ
れによって切り込みは切断面の斜め位置に適合されかつ加工工具が実際に単一パ
ネルの後方に位置する領域には進入しないことが達成されることができる。
本発明による方法は、好ましくは、スペーサ部分が単一パネルに基準に従って
行われる分配配置に従って固定されることができることによって特徴づけられる
。それによって例えば補強マット又は格子ビームのような補強部が単一パネルに
確定可能又は例えば2つの単一パネルがスペーサ部分の好適な実施の場合消失型
枠、特にいわゆるパーマネントシャッタとコンビネーションされることができる
。まずスペーサ部分の固定が行われるかつその後単一パネルの製造が行われるこ
とが可能である。好ましくは、まず単一パネルの製造かつその後にスペーサ部分
の固定が行われる。
好ましくは本発明による方法において利用されるデフィニションでは、CAD
デフィニションが対象とされる。それによって例えば単一パネルのための構造計
画がCAD援用して設定されかつ予め処理されることができる。この構造プラン
は特に単一パネルに関して適用され、特に設定されるべき切取り、並びに場合に
よっては追加的にスペーサ部分の正確な位置について、それは例えば静的観点か
ら単一パネル上に分配配置される。その上単一パネルの形態に関して、しかし単
一パネルのために選択された材料の特性、データを得るために及び又は貯蔵する
CAD援用を可能にする。それらは次の処理ステップ又は製造されるべき構造部
材の最適化のための方法の新たな実施の際に使用可能である。
単一パネルの方向付けは基本的に任意であり、水平でも垂直でもよい。単一パ
ネルが垂直に対して傾いている場合有利であることが実証された。垂直とxーy
平面との間の傾斜角度は、好ましくは1°と25°の間、特に5°と15°の間
に位置する。好ましくはその傾斜角度は略10°である。傾斜によって単一パネ
ルは追加の保持手段なしに支持台上その自重によってのみ保持されることができ
る。接着剤のような追加の保持手段が使用されることもできる。特に傾斜した又
は垂直の単一パネルでは、単一パネルはその下面で例えば支承ローラのような支
承要素上に支承されることもできる。
切断面の形成の際に、例えば支承要素等が接触する禁上領域に進入することが
考えられる。これを防止するために、本発明の方法によれば切断面の形成の際に
禁止領域、例えば単一パネルのための支承要素の領域は、禁止領域を通る形成さ
れるべき切断面の経過では、単一パネルが禁止領域に対して好ましくはxーy平
面に対して平行に移動されるように考慮され、そしてパラメータのための座標基
準点の相応した移動による移動が考慮される。切断面の形成は禁止領域の外方で
行われることができる。構造的手段、例えば工具を有するのこ−及びフライス盤
のためのストッパによって、禁止領域の「フェードアウト」を達成することも可
能である。
既に述べたように、単一パネルの裁断の際に板厚よりも深く切り込まれる場合
には、基本的に有利である。この方法で、即ち所定の切り込みが予め設定される
ことができ、切り込みは、そのような単一パネルでは実施される全ての切断に充
分である。相応して切り込みはこの単一パネルの加工では変更される必要はない
。特にそのような方法では、加工されるべき単一パネルの下方に少なくとも1つ
の、好ましくは交換可能かつ大きな面積の支持台、特に木材板が設けられている
場合に好適である。この場合に切り込みが、加工されるべき単一パネルが許容さ
れるように切断されるように選択されることができる。記載の措置によって、そ
の上、禁止領域は加工されるべき、支承要素のような単一パネルの下方にあり、
支承要素は場合によってこの領域の記載の移行によって考慮されなければならな
いことが回避される。この実施形態では例えば支承要素は支持台又は支持板と接
触しかつ加工されるべき単一パネルとは接触しない。
本発明では、単一パネルのみ及び又は単一パネルが支持板と共にクリップのよ
うな締付手段によって支持架台に固定されることができ、その際好ましくは両側
に単一パネルのためのストッパが設けられている。固定のために存在するクリッ
プは上記デフィニションの意味で同様に裁断又はスペーサ部分の固定の際の禁止
領域を形成する。このことは、制御によって単一パネルが場合によって支持板と
共に又は支持板なしに、固定用クリップの前もって少なくとも部分的係脱の下に
移動されかつ続いて移動後再び支持架台に固定されることができる。この場合に
も、パラメータのための座標基準点の相応した移動による移動が考慮される。
切断面によって構造部材の製造に再度使用される切取り片が再度使用された単
一パネルから除去される。切取りは縁領域で有り得るが、例えばドア又は窓が設
けられる領域でもあり得る。方法によれば、再使用されない切取り片は支持台に
関して位置固定されかつ再使用される単一パネルは切取り片に対して特にxーy
平面に対して垂直に移動されかつ除去されそして切取り片は別々に除去される。
好ましくは、先ず再使用された単一パネル及びその後切取り片は除去される場合
によってに好適である。切取り片は単一パネルの好適な傾斜では摩擦と重力によ
ってのみ支持台上に固定されることができる。このことは、特に本発明による方
法の枠内で可能な単一パネルの水平加工の際に行われることができる。切取り片
が取り外し可能な固定手段、特に少なくとも1つのねじによって支持台に位置固
定されることも可能である。このことは、特に傾斜した単一パネルでは、切取り
片及び再度用された単一パネルを互いに分離することを簡単に可能にする。切取
り片は後で再び支持台から除去されることができる。
特に切断面の形成が単一パネルの水平位置で行われない場合に特に、形成され
るべき切断面が完全に形成されず、その結果単一パネルの安定のために、切取り
片を再使用された単一パネルと結合され、後で除去されるブリッジ領域が残る、
場合には有利であり得る。そのように例えば窓断面又はドア断面の角領域に小さ
いブリッジウエブが残され、ブリッジウエブは後で容易に自動的に又は手動的に
除去されることができる。
単一パネルへのスペーサ部分のい固定の際に、単一パネルのために予期される
面分割の基本位置上に局部的負荷の分配が行われる場合には有利である。
好ましくは構成において本発明による方法では、次の処理ステップの少なくと
も1つのが実施される。
−二重壁構造部材の製造のために互いに付設された単一パネルへの補完的スペー
サ部分の固定
−スペーサ部分と付設の単一パネルの組合せ、その際スペーサ部分の形成のため
に互いに補完的なスペーサ部分が互いに固定されることができる。
前記両処理ステップの追加的使用の下に方法は、特にパーマネントシャッタの
ような二重壁型枠の製造のために好適である。
スペーサを種々の方法で、例えばナットによるねじ込みによって互いに固定す
ることが可能である。好適な方法では、組合せの際に互いに相応する補完的なス
ペーサ部分が互いに係入する。
スペーサの形成のために、互いに結合されるべきスペーサ部分はそれぞれ一体
に形成されることができる。補完的なスペーサ部分の少なくとも1つが、複数の
特に2つの互いに結合可能なスペーサ要素から、特に相応した補完的なスペーサ
要素へのスペーサ要素の係入によって、構成されることは好適である。スペーサ
要素の1つは単一パネルに固定されることができかつ他のスペーサ要素はそれぞ
れ所望の間隔及び又は予期されるべき負荷に相応した相異なる寸法を有する。固
定されるべきスペーサ要素は常に等しい形状であり得、このことは製造技術上及
び固定技術上の理由から好適である。好適なそのようなスペーサは例えばヨーロ
ッパ特許明細書第537727号に記載されており、その内容は明細書の内容と
して参照される。
その際先ずスペーサ要素が単一パネルに固定されかつその後これと結合可能な
スペーサ要素がこのスペーサ部分に組合されることができる。好適な方法では、
単一パネルへのスペーサ部分の固定の前に、スペーサ部分に対するスペーサ要素
の組合せが行われる。スペーサ部分及び又はスペーサ要素は単一パネルの固定面
に摩擦的に固定され、特にねじ止めされることができる。
方法の他の構成において、補完的スペーサ部分を備えた単一パネルは、互いに
係入することなしに、全ての補完的スペーサ部分が係入位置に互いに向かい合っ
て位置するまで、互いに移動され、そしてそれからスペーサは、好ましくは群状
に同時に係入させられることが行われる。その際構造部材の全てのスペーサ部分
が実質的に等しい力でかつ同時に係入させられることが可能である。このことは
、場合によっては相応した大きな技術コストをもって大きな面積の力作用を必要
とする。
スペーサ部分がそれぞれ群で、好ましくは実質的に等しい力で係入させられ、
その際好ましくは空間的に関連した群が全てのスペーサ部分の一部分又は分数で
ある。係入のために必要な相応した小さい力によって、この方法を単一パネルへ
の力作用のための相応した小さい装置によって実施する場合には、合理的である
。互いに係合されるべき単一パネル及び相応した圧着装置は互いにxーy平面に
対して平行に、好ましくは水平に移動される。相対運動は好ましくは不動の圧着
装置に対する単一パネルの移動によって及び好ましくは個々の圧着工程の間での
み行われることができる。
好適な実施形態では、本発明による方法は更に、単一パネルが組合せの際に垂
直に対して傾いた位置から先ず好ましくは同期する整列移動によって垂直位置に
もたらされるように構成されている。この垂直位置において、単一パネルは架台
に固定位置に向かい合って配設されており、その際単一パネルに設けられたスペ
ーサ部分は互いに対向しているが、互いに固定されてはいない。相応して相応し
たスペーサ部分がこの整列移動後に、例えばパーマネントシャッタを製造するた
めに、互いに係合される。
記載の整列運動は例えば電気スピンドルによって行われる。好ましくは整列運
動は機械的リンク機構と両側に配設されたじゃばらシリンダのコンビネーション
によって作用され、その協働は両単一パネルの同期した整列を保証する。同期し
た整列は特に、ヨーロッパ特許明細書第537727号に記載された又は類似の
スペーサ部分及びスペーサ要素が使用される場合に有利である。同期運動によっ
て壁皿状体及び管状連結要素から成るスペーサ部分は、向かい合って位置する単
一パネルに固定された所属の壁皿状体の開口に許容されるように導入される。
他の構成において、本発明による方法は、単一パネルが先行の加工ステップの
ために設けられた傾斜した位置において互いに向かい合って位置しており、組合
せの際に単一パネルが垂直位置に整列される前に先ず該当するスペーサ部分によ
って特定された距離にもたらされるように構成されている。特定距離で傾いた位
置に両単一パネルを組合せることは、好ましくは電動スピンドル送りによって行
われ、電動スピンドル送りは勿論同様に全システムの制御に応答して行われるこ
とができる。
結局、特に支持されてない側部分が斜めに、好ましくは直角に好適な二重壁構
造部材にセットされる状態にある。このために側方部分に面した単一パネルに、
場合によっては斜めに切断される深さ又は場合によっては斜めに切断されたスリ
ットが形成されることができる。この凹部に又はスリットには、支持しない側方
部分が挿入される。その際二重壁に鈍角に突き当たらない。こうして審美的非平
坦性が回避され、更にシリコン充填後手数をかけることを回避し、それによって
著しいコスト節約が得られる可能性が得られる。
本発明による構造部材の製造は全自動的に行われることができ、その際装置は
、個々の部分ステップが実施されるための複数のステップを有する。ステップの
間に単一パネル又は中間構造物が搬送手段、例えば搬送台車又は移動台車によっ
て搬送されることができる。単一パネルは合理的な方法でマークを付けられ、そ
の結果単一パネルは特に機械的読み取り可能に識別されることができる。
本発明による装置はのこ−及びフライス盤による、少なくとも1つの所定の単
一パネルに少なくとも1つの切断面を形成するための裁断装置を有し、のこ−及
びフライス盤は、少なくとも1つの鋸工具、特に丸鋸、及び又は少なくとも1つ
のフライス工具を備えた少なくとも1つのフライス装置を有し、その際鋸工具及
びフライス工具は、デフィニション、特にCADデフィニションに従って既に特
定されているパラメータA、E、Nを介してコンピュータ制御されて移動可能で
ある。
鋸装置は好ましくは平らな切断面の形成のために、そしてフライス装置は平坦
な切断面の形成のためにも丸い部分の形成のためにも、前記パラメータの基準に
従って形成されることができる。特に角部の形成のためのフライス工具はコンピ
ュータ制御されて移動可能である。それによって鋸による角部の形成の際に、場
合によっては必要な切断面の交差が回避されることができる。鋸工具及びフライ
ス工具は、デフィニション、特にCADデフィニションに従って、追加的にパラ
メータTを介してコンピュータ制御されて移動可能にされることができる。
裁断装置には好ましくは加工されるべき単一パネルの特定された位置決めのた
めのストッパ手段がある。特に単一パネルには場合によっては支持台板と共に、
その両垂直側にそれぞれ1つのストッパが付設可能である。特定された位置決め
によって特定されたパラメータによって板の制御された加工が可能にされる。
裁断装置の好適な実施形態では、のこ−及びフライス盤はxーy平面に対して
平行に走行可能に移送架台の移送ビームに配設されている。鋸工具とフライス工
具のための別々の移送ビームが設けられていることができる。好ましくはのこ−
及びフライス盤は共通の移送ビームに配設されている。機構はのこ−及びフライ
ス盤のxーy平面に対する自由な運動を可能にする。
単一パネルに対する切断面の傾斜の形成のために、好適な実施形態では、鋸工
具はxーy平面に対して斜めに向いた鋸平面内で旋回可能である。更にxーy平
面に対して垂直に向いた回転軸線のまわりに回転可能及び又は回転軸線に対して
横に、特に垂直に向いた鋸旋回軸線のまわりに旋回可能に鋸装置に案内されてい
る。フライス工具は、xーy平面に対して垂直かつ好ましくはxーy平面に対し
て斜めに向けられることができるフライス工具回転軸線を有する。更にフライス
工具回転軸線に対して横に、特に垂直に向いたフライス旋回軸線のまわりに旋回
可能にフライス盤に案内されている。単一パネルへの工具の進入を可能にするた
めに、鋸工具は鋸平面によってそしてフライス工具は切り込みベクトルに対して
平行なフライス工具回転軸線によって切り込みベクトルに対して平行に向いた進
入方向においてリニアーに移動可能に案内されることができる。
鋸工具もフライス工具もそれぞれ、既に記載された機能又は方向付けをそれぞ
れ又はコンビネーションとして有することができる。好ましくは本発明ではのこ
−及びフライス盤は、のこ−及びフライス盤もフライス工具も全ての機能を充足
し、即ち単一パネルの裁断の際にあらゆる運動が実施できる。
好適な実施形態では、フライス工具及び鋸工具は、フライス工具回転軸線が実
質的に、特にフライス工具の半径だけ平行にずらされて、鋸平面内に位置する。
それによって鋸平面に対して平行に向いた運動によって、フライス工具が鋸工具
によって場合によっては既に加工された個所に移動され又は逆に移動される。フ
ライス工具及び鋸工具は鋸平面に対して垂直でかつフライス工具回転軸線に対し
て垂直に向いた共通の旋回軸線のまわりに共に旋回可能に配設されることもでき
、その際フライス工具の旋回軸線と反対側の端領域及び鋸工見の旋回軸線とは反
対側の外側は旋回軸線から等しいラジアル方向距離を有し、好ましくはフライス
工具回転軸線は旋回軸線に対してラジアル方向に向いている。この構成によって
、旋回軸線のまわりの一回転によって工具交換を、フライス工具が正確に鋸工具
の加工個所に旋回され又は逆に旋回されるようにして工見交換を実施することが
可能である。工具は、鋸工具旋回軸線及びフライス工具旋回軸線が同一線上に経
過するようにも配設されることができる。
裁断の間、単一パネルは裁断装置の所望の位置に保持されることができる。そ
のために単一パネルは例えば例えばリブ又は突起上に点状に支持されることがで
きる。好適な実施形態では裁断装置は少なくとも1つの、好ましくは交換可能な
、大きな面積の支持台、特に木材板が付設されており、支持台上には単一パネル
がその板裏面を接して搭載可能である。単一パネルは支持台に例えば締付によっ
て固定されることができる。大きな面積の支持台は、加工されるべき単一パネル
が全面で支持され、切断及びフライス加工が支持台の深さまで案内されることが
でき、そして単一パネルを完全に貫通するが大きな面積の支持台を貫通しない切
断案内では、切断面は実質的に加工工具の側にのみ開放されるという利点を有す
る。加工工具に付設可能な吸引装置によって、塵も切屑のような加工残滓が容易
に吸引されることができる。磨耗板として役立つ支持台、特に木材板は、搬送の
際げもその上に載せられる仕上げられた単一パネルを支持することができる。本
発明による方法の記載で既に述べた特徴は、禁止領域の回避と関連して、方法の
制御と協働して又は装置と協働して、ここでもう一度参照される。
好ましくは裁断装置はxーy平面に対して平行な裁断装置に対する単一パネル
の移動のための手段を有し、この運動は好ましくは水平方向に行われるかつ好ま
しくは単一パネルは、デフィニション、特にCADデフィニションに従ってコン
ピュータ制御されて移動可能である。移動のための手段は例えば水平方向に移動
可能なコンベア又はローラとして形成されており、コンベア又はローラ上には単
一パネルが載せられる。場合によっては、存在する単一パネルのための接着剤は
、接着剤が単一パネルを相対運動のために解放し、続いて再び固定するように制
御可能である。その両を正確に特定された相対移動を可能にするために、裁断装
置は第1ストッパ及びxーy平面に対して少なくとも平行な、特にここに位置す
る、好ましくは水平で、第1ストッパに対してずらされて配設されている、単一
パネルのための第2ストッパを有することができる。ストッパの間の単一パネル
の移動及び加工工具の相応した制御によって禁止領域の記載の空所は裁断の際に
支持されることができる。裁断装置は装置の次に記載する装置とは無関係に有利
に使用されることができる。
支持台は、更に少なくとも1つの単一パネルの固定面上に多数のスペーサ部分
を固定するための少なくとも1つの装着装置を有する。装着装置は、有利に好ま
しくはCADに依存してxーy平面に対して平行に自由にプログラム可能に移動
可能な少なくとも1つのロボット頭部を有し、ロボット頭部は、スペーサ部分を
単一パネルに固定するために設けられている。特に摩擦による固定が行われるこ
とができる。好ましくはロボット頭部は少なくとも1つのねじ装置を有する。互
いに付設された単一パネルはそれぞれ1つの付設のロボット頭部によって同時に
、又は1つのロボット頭部によって順次加工されることができる。装着装置の作
業方法、特にスペーサ部分の供給は、図面と関連して詳しく記載される。
支持台は、互いに付設されてスペーサ部分を備えた単一パネルを組み立てるた
めの少なくとも1つの接合装置を有することができる。接合装置はスペーサ部分
を備えたそれぞれ1つの単一パネルの収容のための相対的に運動可能な少なくと
も一対のプレスフレームを有することができ、その際プレスフレームの少なくと
も1つは、互いに整列されたスペーサ部分の係入を作用する少なくとも1つの圧
着装置が付設されている。圧着装置は電動モータにより、液圧により又は好まし
くは空気圧により運動可能である。空気圧による運転は、特に支持台が組立られ
る工場において圧縮空気圧装置が既に存在する場合によってに特に有利である。
好ましくは空気圧じゃばらシリンダが使用可能である。
圧着装置を、圧着装置が実質的に同時に単一パネルの全面に亘って作用する圧
力の作用のために形成されるように構成することが可能である。選択的に、圧着
装置は、圧着領域に亘って均等に作用する圧力の作用のために形成されており、
その際圧着装置は単一パネルの全面の一部分又は分数に相応しかつ圧着装置と単
一パネルとの間の相対運動の発生のための移動装置が設けられている。好ましく
はそれから単一パネルが移動される。単一パネルの移動はぞれぞれ圧着装置の間
で行われる。圧着領域に亘ってのみ作用する圧着装置と関連して、スペーサ部分
が係入手段を有し、スペーサ部分が、互いの係入のために必要な係入行程が既に
係入しているスペーサ部分と隣接して、互いに既に接触しているが、係入はして
いないスペーサ部分との間の単一パネルの撓みが実質的に単一パネルの弾性率領
域にあるように小さいように形成されている。その際隣接したスペーサ部分の間
隔と係入行程は、大きな間隔ではスペーサ部分が大きな係入行程をもって使用さ
れるように決定されることができる。
他の有利な運転状態を可能にするために、本発明による装置では、プレスフレ
ームに少なくとも1つの圧着装置が付設されており、圧着装置は個々にも任意の
相互のコンビネーションでも操作可能である。好ましくは各圧着装置に1つの圧
力板が付設されており、圧板は空気圧により圧力を付勢可能である。空気圧付勢
は特に少なくとも1つの空気圧じゃばらシリンダを介して行われることができる
。記載の実施形態では、いかなる場合でも全ての圧着装置が単一パネルのプレス
又は組立のために操作されないことが達成されなければならない。その操作又は
圧力付勢が必要である、圧着装置のみ又は圧板のみが常に選択的に圧力を付勢さ
れることができる。例えば任意の裁断の単一パネルが大きな寸法の接合装置にも
たらされると、板又は板対が付設されている接合装置の部分のみが利用される。
特定の板又は板対で特定された領域も、正確に圧力を付勢されることができ、そ
の領域に例えばスペーサ部分は存在せず又はその領域に他の理由、例えばそこに
窓要素があるという理由から、圧力付勢は適当ではない。
他の構成において、本発明による装置では、ロッキング装置、特にロッキング
ロッド又はロッキング棒がプレスフレームの相互の固定のために設けられること
ができる。この方法でプレスフレーム従って組み立てられるべき単一パネルが特
定された相対位置に保持される。
装置において更に裁断装置に後続して、裁断された少なくとも1つの単一パネ
ルの収容のための第1中間貯蔵装置が設けられることができる。装着装置に後続
して、スペーサ部分を装着された単一パネルの収容のための複数の、特に多数の
貯蔵場所を備えた少なくとも1つの第2中間貯蔵装置が設けられることができる
。第2中間貯蔵装置は、有利に収容容量を有し、収容容量は、仕上げ装着された
各単一パネルに対して少なくとも1つの貯蔵場所が解放されるように、装着装置
の装着容量に適合される。それによって作用強力な装着装置が、実際に大きな中
断なしに運転されることができる。第2貯蔵装置はスペーサ部分に補強マット又
は格子ビームのような補強部を取りつけるための手段並びに場合は通気装置、電
気用管、配管、接続ボックス等のような建築要素の設置のための手段並びに場合
は他の構造部材、特に窓−およびまたはドア要素のようなものが付設されること
ができる。接合ステーションには仕上げられた構造部材のための少なくとも1つ
の収容装置が後続されることができる。
装置の個々の装置は、実質的に直線の仕上げ区間に互いに配設されることがで
きる。良好な空間利用のために装置への単一パネルの搬送方向の変更のために、
垂直軸線のまわりに単一パネルの回転を作用する回転装置が設けられることがで
き、回転装置は好ましくは、上に単一パネルを支持する装置が配設されている回
転底体として形成されている。この方法で例えばU字形の又はジグザグ状の仕上
げ区間が構成されることができる。
既に記載された方法のよび既に記載された装置の他に本発明はこの記載から生
じる個々の処理ステップ又は処理方法又は個々の装置、即ち装置の内方に個々に
または互いのコンビネーションとして記載された装置にも関する。特に本発明は
のこ−及びフライス盤、装着装置、中間貯蔵装置及び接合装置に関する。これら
の装置は、これらの装置によって把握される各記載部分に含まれる相応した特徴
によって特徴づけられる。
本発明の記載の特徴及び他の特徴は、従属項及び図面と関連して、好適な実施
形態の次の記載から得られる。その際個々の特徴はそれ自体でも又は複数個コン
ビネーションされても実現されることができる。
次に本発明を図示の実施例に基づいて詳しく説明する。図式的及び斜視図が示
されている。
図1は、本発明による二重壁構成部分の製造のための6つのステーションから
成る製造区間の著しく図式化した図である。
図2は、(図1のステーションIIIにおける)裁断装置の構成の例を示す図
である。
図3は、(図1のステーションIIIにおける)装着装置の構成の例を示す側
面図(下方)と上面図(上方)である。
図4は、(図1のステーションIVにおける)第2中間貯蔵装置の構成の例の
側面図(下方)と上面図(上方)である。
図5は、(図1のステーションV)における接続装置の構成の例を示す図であ
る。
図1の製造区間は、6つのステーションから成る。裁断ステーション(ステー
ションI)は図2と関連して詳しく記載される。裁断装置には単一パネル、例え
ば木材板がのこ−及びフライス盤によって、デフィニションにより、例えばCA
Dプログラムによって裁断される。単一パネルは、ここでは好ましくは更なる加
工のための仕様を有する機械読み取り可能なマークでもある。単一パネルは、基
本的に任意の順序で裁断されることができる。互いに関連して単一パネルが順次
加工されるのがよい。第1中間貯蔵装置(ステーションII)は裁断された多数
の単一パネルを収容する。第1中間貯蔵装置はステーションIからステーション
IIIへの単一パネルの移送のための搬送台車として使用されることができる。
第1中間貯蔵装置は各単一パネルのために別々に制御可能で、電気モータにより
運転される、X方向における単一パネルの移動のためのコンベアを有する。単一
パネルは、図1に示すように傾いているが、垂直にもされることができる。第1
中間貯蔵装置は、工場内の良好な空間利用のために製造区間の内方の搬送方向の
変更を可能にするために、回転皿状体上に配設されている。図3と関連して詳し
く記載される装着ステーション(ステーションIII)において、二重壁構造部
分を形成する、2つの単一パネルが2つの台車上に向かい合って位置し、台車上
では二重壁構造部分はそれぞれ1つのロボット頭部によってスペーサ部分を備え
る。スペーサ部分を備えた単一パネルは、それから、図4と関連して詳しく記載
される、第2中間貯蔵装置(図1のステーションIV)に移送される。図5と関
連してくむしく記載される後続の接続装置(ステーションV)には、補完的スペ
ーサ部分を備えた単一パネルが、全ての補完的スペーサ部分が係入位置において
互いに係入はしないが互いに向かい合って位置するまで、互いに移動される。単
一パネルは更に群毎に同時に係入されかつスペーサ部分の係入後仕上がった構造
部分を形成する。構造部分は、接合装置に後続している収容装置(ステーション
IV)によって収容される。特にステーションII、IV、V及びVIの装置は
水平で、横溝に、特に仕上げ区間の方向に対して垂直に例えばレール上を走行可
能である。
図2の側面図は、支持架台2を備えた裁断装置1を示し、支持架台はその前側
で垂直に対して略10°傾いたビーム3を有する。ビーム3には木材板の形の斜
めにされた磨耗板4が固定されており、木材板は単一パネル5のための大きな面
の支持台として役立ち、単一パネルは好ましくは同様に木材板でありかつ支持架
台の足部領域に配設されているローラ上を支持架台に移動される。他はは支持台
上にクランプされる。傾いた支持面はxーy平面を特定し、そのx軸線は水平、
即ち図平面に対して垂直でかつそのy軸線はx軸線に対して垂直で、方向6に対
して平行である。
支持架台2には移送架台7が配設されている、移送架台はx方向に延びる直線
案内8にx方向に移動可能に案内されておりかつy方向に対して平行に向いた少
なくとも1つの案内レール9を有し、案内レールにはのこ−及びフライス盤が移
送支持体にy方向6に移動可能に案内されている。
支持架台2には単一パネルの足部領域に詳しく図示しないローラが取りつけら
れており、ローラ上に磨耗板4と共に単一パネルがx方向に移動可能に支承され
ている。このことは、即ち既に記載された単一パネルと裁断装置の相対移動を、
切断面の形成の際に禁止領域の回避の際に可能にする。
のこ−及びフライス盤10は、丸鋸及びフライスであり、のこ−及びフライス
盤は移送支持体と共に自由にxーy平面内でコンピュータ制御されて移動可能で
ある。鋸工具、丸材鋸並びにフライス工具は他の自由度を有し、これは丸材鋸に
対して任意の方向及び傾きの切断を可能にしかつフライス工具にも単一パネルの
任意の個所で丸み、他の形態又は角部を実施することを可能にする。のこ−及び
フライス盤の追加の自由度は、記載の工具の回転又は旋回によって可能にされる
。パラメータTについての切込みの制御は、切断面の形成の際に各加工工具が磨
耗板4上に進入せず又は僅かにのみ進入することを可能にする。のこ−及びフラ
イス盤の可能な方向付けに関して、図1のステーションIに対する矢印が参照さ
れる。図示しない吸引装置は加工工具の側からの切屑の除去を考慮している。支
持台又は磨耗板は必要に応じて時々交換されることができる。
図3は装着装置20(図1のステーションIII)の側面図(下方)及び上面
図(上方)を示す。装着装置は向かい合って位置する2つの支持架台21、22
を有し、その中各々は原理的に、裁断装置1の支持架台2のように構成されてい
る。x方向に向いた直線案内23、24と、直線案内に案内されて、x方向に向
いた案内レール25、26とによって、ロボット頭部27、28がxーy平面に
対して平行に自由に移動可能に案内され、その際制御によってロボット頭部の任
意のxーy位置が移動されることができる。ロボット頭部27、28は、各支持
架台21、22上に位置する単一パネル29、30に、デフィニション、特にC
ADデフィニションに従ってスペーサ部分を設けるために仕様される。これらは
ロボット頭部に配設されているねじ装置によってねじ止めされる。ロボット頭部
27、28は自由にプログラム可能であるので、スペーサ部分は、相異なる区分
に従って取りつけられることができる。これは、規則的ラスタであり得る。スペ
ーサ部分の構成及び密度は単一パネル又は二重壁構成部分の予期される負荷によ
っても調整されることができる。
ロボット頭部27、28は実質的に同一である。次に装着装置の片側のみを詳
しく説明する。好ましくはロボット頭部は少なくとも1つのドライバを有し、ね
じによってスペーサ部分が単一パネル29上に固定される。通常の方法でスペー
サ部分は複数のねじを捻じることによって単一パネル29に固定される。相応し
てこれらのねじは1つだけのドライバの場合、順次ねじ込まれる。しかし好まし
くは複数のドライバがロボット頭部に、特にスペーサ部分の固定のために必要と
されるだけのドライバ(例えば6個)が存在することもできる。この方法で装着
装置20の速度は実質的に高められることができる。左の支持架台21には図示
しない多数のスペーサ部分の収容及び排出のための、x方向に走行可能な結合機
械31と、結合機械31及びロボット頭部27と協働する、単一パネル29の固
定面上の固定個所にスペーサ部分を位置正しく供給するための供給装置32を有
する。結合マガジンは、31は図示の実施例では単一パネル29の上方に配設さ
れている。供給装置32は重力によって支持されて作動し、その際スペーサはロ
ボット頭部に対して斜め下方へ滑り、ロボット頭部によって収容されかつ単一パ
ネル上にねじ込まれる。傾斜した単一パネルではロボット頭部へのスペーサ部分
の供給のために、別の駆動装置は必要ない。
ロボット頭部はスペーサ部分の形成のために互いに係合可能なスペーサ要素の
結合のための手段、好ましくは既に単一パネルに固定された第1スペーサ要素へ
の第2スペーサ要素の係入のための装置をも有することができる。それによって
単一パネルに固定されたスペーサ部分がつくられる。
装着装置20は、更に多数の、場合によっては方向付けされたスペーサ部分の
収容のための収容容器である。これらは収容容器中に送り込まれることができる
。揺動装置によって不規則に方向付けされたスペーサ部分は整列部にもたらされ
る。少なくとも1つの搬送装置34によってスペーサ部分は結合マガジン31に
供給される。スペーサ部分の固定のためのねじは相応してねじ供給装置35によ
ってロボット頭部に供給されることができる。ねじ供給装置は空気圧的に作動し
、その際ねじは空気流によってロボット頭部に供給される。多部分、特に2部分
から成るスペーサ部分では、これらは好ましくは既に収容ホルダ33の領域で纏
められかつ纏められた状態で単一パネル29上に載せられる。
図4は装着装置20に後続する第2中間貯蔵装置40を示す。図示の例では中
間貯蔵装置は2対の支持架台41を有し、支持架台は原理的には既に記載された
装置の支持架台2及び21に類似して構成されているが、案内レール及び直線案
内はない。各対の支持架台は仕上げ装着された単一パネルのための2つの貯蔵場
所を備えた走行可能な走行台車を形成する。第2中間貯蔵装置40の図示の4つ
の貯蔵場所はその都度仕上げ装着された単一パネルのために少なくとも1つの貯
蔵場所が解放されるために充分である。単一パネル渋滞が生じないようにかつ装
着装置20が場合によって新たに装着される単一パネルの供給の際に短い中断ま
で、連続的に作動することができる。
補完的スペーサ部分を装着された単一パネル(図4中間貯蔵装置でスペーサ部
分は参照符号42をそして補完的スペーサ部分は最小符号43を備える)は、第
2装着装置40において、スペーサ部分に取りつけられ、係入されることができ
る補強マット又は格子ビームのような補強部を備えることができる。更に前記建
築要素及び又は他の構成部材が単一パネルに取りつけられることができる。この
ことは手動的に行われることができ、自動的手段も設けられることができる。支
持架台42又は走行台車は側方で、略矢印44の方向に走行可能であり、その結
果装着された単一パネルを装着装置から引き取るために、最適の連結が達成され
ることができる。
図5は単一パネル51、52にねじ込まれて互いに補完的なスペーサ部分(4
2及び43)が互いに係入される状態の接合装置50を示す。単一パネル51、
52は図4に示された互いに傾いた位置において既に記載された方法で先ず傾斜
位置において該当するスペーサ部分42及び43によって特定された間隔にもた
らされ、かつ特に電動モータによるスピンドル移動によって行われる。それから
単一パネル51、52は同期整直運動によって実質的に垂直な位置に走行される
。この整直運動は機械的リンク機構と両側に配設されたじゃばらシリンダとのコ
ンビネーションによって行われる。単一パネルは、その際全ての補完的スペーサ
部分が係入位置で互いに向かい合って位置して係入はしない状態まで移動される
。ロッキング装置53によってプレスフレーム54、55の上縁は、その相対位
置において互いに固定される。スペーサ部分を備えたそれぞれ1つの単一パネル
の収容のために形成されているプレスフレーム54、55の各々は、プレス架台
56又は57に配設されている。両側に配設された、特にじゃばらシリンダの形
の整列装置58、59によって、両単一パネル51、52は、接合装置50の底
部領域における好ましくは図5に詳しく示されていない機械的リンク機構とのコ
ンビネーションによって、鋏状に垂直の係入位置にもたらされることができる。
図5に示されたプレスフレーム54、55は、図平面に対して垂直に向いたy方
向において単一パネルよりも実質的に狭く、その結果プレスフレームは狭い垂直
の圧着領域を介してのみ単一パネル上に作用することができる。プレス好適では
圧着領域に相応した、空間的に関連したスペーサ部分群のみが互いに係入される
。係入工程後プレスフレームは戻され、単一パネルは相応した量だけy方向に移
動し、その結果圧着領域にまだ係入していないスペーサ部分が位置し、かつ改め
て押圧される。単一パネルの移動に必要な移動装置は単一パネルの足部領域に配
設されているコンベアを有し、コンベアは単一パネルをコンピュータ制御されて
相応する区間だけy方向に移動する。
固有の圧着装置は、図5には詳しく説明されていない。圧着装置は、合理的に
プレスフレーム54、55に付設されており、その際好ましくはこのプレスフレ
ームの1つのみが少なくとも1つの圧着装置を有する。相応して単一パネルの1
つのみ又は単一パネル部分が1つの単一パネルを他の単一パネル又はその部分に
対してプレスされかつそれによって相応したスペーサ部分は互いに係合される。
既に述べたように、該当するプレスフレームにおいて、複数の「圧板」が設けら
れることができ、圧板は個々に又は互いに組合されて圧力を付勢される。その際
各圧板の圧力付勢は好ましくは空気圧的、特に少なくとも1つの空気バッグシリ
ンダによって行われる。例えば「プレス」として仕様されるプレスフレームに1
2個の圧板が付設され、その結果この中12個の圧板は全て又は該当するプレー
ト対のために必要な又は合理的である全て又はその一部分のみが操作される。こ
の操作は、勿論中央の制御部、場合によって特にCADデフィニションによって
も行われることができ、その際例えばプレスされるべき板対の寸法が測定されか
つ場合によって、合理的に圧力を付勢されるべきではない領域も(例えば既に挿
入された窓要素を有する領域)も考慮されることができる。空気圧じゃばらシリ
ンダの代わりに、空気圧による圧力付勢のために圧力クッションが使用されるこ
とができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年9月16日
【補正内容】
請求の範囲
1.単一パネル、特に木材パネルのパーマネントシャッタ及びスペーサのような
二重壁構造部材の製造方法にして、
次のステップを含こと、即ち
x;パネル表面に対して平行な第1方向
y;板表面に対して平行かつ第1方向に対して垂直な第2方向
ゼット;板表面に対して垂直の第3方向
を有する座標系により、
複数のパラメータによるコンピュータ制御されて運動可能なのこ−及びフライス
盤によって特定されるような少なくとも1つの所定の単一パネル上に少なくとも
1つの切断面領域を形成すること、
その際次のパラメータ、即ち、
A;切断面と板表面との間の切断線の開始点の座標(x,y)
E;切断面と板表面との間の切断線の終点の座標(x,y)
N;切断面の法線の座標(x,y,z)
によって、及び
プログラム制御される装着装置によって、スペーサ部分を備えた、互いに指定
可能な単一パネルが互いに相応する補完的スペーサ部分の結合によって組合せ可
能であるように、デフィニションに従って行われる分配に応じて単一パネルのパ
ネル表面にスペーサ部分を固定することによって、
指令されるように制御されることを特徴とする前記方法。
2.制御が追加的に他のパラメータ、即ちT;切込みベクトルが切断ラインAー
Eに対して垂直の切断面領域に向けられていることによって指令されるように行
われる、請求の範囲第1項記載の方法。
3.デフィニションはCADデフィニションである、請求の範囲1又は2記載の
方法。
4.単一パネルが垂直から傾いており、垂直とxーy平面との間のその傾き角度
が好ましくは1°と25°の間、特に5°と15°の間であり、好適には略10
°である、請求の範囲1から3までのうちのいずれか一記載の方法。
5.単一パネルの切断面領域、例えば取りつけ領域を含む領域を形成するために
適する禁止領域が、禁止領域を通る生成されるべき切断面の経過では、単一パネ
ルが禁止領域に対して、好ましくはxーy平面に対して平行に移動され、そして
座標基準点の相応した移動による移動がパラメータとして考慮される、請求の範
囲1から4までのうちのいずれか一記載の方法。
6.二重壁構造部材の製造のために、互いに指定可能な単一パネル上に互いに相
応した位置に補完的スペーサ部分の固定が行われる、請求の範囲1から5までの
うちのいずれか一記載の方法。
7.スペーサ部分を備え、互いに指定された単一パネルの組合せが行われ、補完
的スペーサ部分は、好ましくは補完的スペーサ部分を係合させて単一スペーサ部
分を形成するために、互いに固定可能である、請求の範囲第6項記載の方法。
8.補完的スペーサ部分の少なくとも1つが、複数の、特に2つの互いに結合可
能なスペーサ部分から構成され、特に相応した補完的なスペーサ部分への1つの
スペーサ部分の係入によって行われる、請求の範囲1から7までのうちのいずれ
か一記載の方法。
9.互いに係入することなしに、全ての補完的スペーサ部分が固定位置に互いに
向かい合って位置するまで、補完的なスペーサ部分を備えた単一パネルが互いに
移動され、そしてスペーサ部分が、好ましくは群状に同時に互いに係合するよう
になる請求の範囲1から8までのうちのいずれか一記載の方法。
10.スペーサ部分がそれぞれ1つの群で、好ましくは実質的に等しい力で係入
されられ、その際好ましくは空間的に関連する1つの群は互いに係合される単一
パネルの全てのスペーサ部分の一部分を有し、そして互いに係合される単一パネ
ル及び相応した圧着装置はxーy平面に対して実質的に平行に互いに移動される
、請求の範囲第9項記載の方法。
11.組合せの際に単一パネルが垂直に対して傾いた位置から同期した整列運動
によって、固定位置に単一パネルを配設するための垂直位置にもたらされる、請
求の範囲7から10までのうちのいずれか一記載の方法。
12.整列運動が機械的リンク機構と両側に配設されているじゃばらシリンダと
のコンビネーションによって行われる、請求の範囲第11項記載の方法。
13.組合せの際に単一パネルが、特に垂直位置への整合の前に傾いた位置で該
当するスペーサ部分を特定する距離にもたらされ、特に電動モータスピンドル移
動によって行われる、請求の範囲第11項又第12項記載の方法。
14.単一パネル、特に木材板から成る構成部分の請求の範囲第1項記載の方法
による製造のための装置において、
少なくとも1つの鋸及び又はフライスによる少なくとも1つの所定の単一パネル
に切断面の少なくとも1つの形成のための少なくとも1つの裁断装置(1)、
少なくとも1つの鋸工具を備えた少なくとも1つののこ盤(10)、
及び又は少なくとも1つのフライス工具を備えた少なくとも1つのフライス盤(
10)とを備え、
その際鋸工具及びフライス工具は、デフィニション特にCADデフィニション
に従って請求の範囲第1項によるパラメータA、E、Nを介してコンピュータ制
御されて移動可能であり、
そして更にスペーサ部分を備えて、互いに指定可能な単一パネルが高いに相応す
る補完的スペーサ部分を結合することによって組合せ可能であるように、複数の
スペーサ部分を単一パネルのパネル表面に固定するための少なくとも1つのプロ
グラム制御される装着装置(20)を備えたことを特徴とする前記装置。
15.鋸工具及び又はフライス工具が、デフィニション、特にCADデフィニシ
ョンに従って追加的に請求の範囲第2項記載のパラメータTを介してコンピュー
タ制御されて移動可能である、請求の範囲第14項記載の装置。
16.鋸装置(10)及び又はフライス装置(10)がxーy平面に対して平行
に移動可能に移送架台(7)の移送ビームに配設されている、その際鋸装置(1
0)及び又はフライス装置(10)は好ましくは共通の移送ビームに配設されて
いる、請求の範囲第14項又は第15項記載の装置。
17.鋸工具がxーy平面に対して斜めに向けられた鋸平面内に旋回可能及び又
はxーy平面に対して垂直の回転軸線のまわりで回転可能及び又は回転軸線に対
して横に、特に垂直に向いた鋸旋回軸線のまわりでのこ盤において旋回可能に案
内されている、請求の範囲14から16までのうちのいずれか一記載の装置。
18.鋸工具が切込みベクトルに対して平行な鋸平面を備えた鋸工具が、切込み
ベクトルに対して平行に向いた進入方向にリニアーに移動可能に案内されている
、請求の範囲14から17までのうちのいずれか一記載の装置。
19.フライス工具がxーy平面に対して垂直かつ好ましくはxーy平面に対し
て斜めに向けられたフライス工具回転軸線をも有し及び又はフライス工具回転軸
線に対して横に、好ましくは垂直に向いたフライス旋回軸線のまわりにフライス
装置において旋回可能に案内されている、請求の範囲14から18までのうちの
いずれか一記載の装置。
20.切込みベクトルに対して平行なフライス工具回転軸線を備えたフライス工
具が切込みベクトルに対して平行に向いた進入方向にリニアーに運動可能に案内
されている請求の範囲14から19までのうちのいずれか一記載の装置。
21.フライス工具及び鋸工具が、フライス工具軸線が実質上、特にフライス工
具のラジアル方向にずらされて、鋸平面内に位置するように互いに配設されてい
る、請求の範囲14から20までのうちのいずれか一記載の装置。
22.フライス工具及び鋸工具が鋸平面に対して垂直でかつフライス工具回転軸
線に対して垂直に向いた共通の旋回軸線のまわりを好ましくは共に旋回可能に配
設されている、そしてフライス工具の旋回軸線とは反対側の端領域及び旋回軸線
とは反対側の鋸工具の外側が、実質的に旋回軸線から実質的に等しい距離を有し
、その際好ましくはフライス工具回転軸線が旋回軸線に対してラジアル方向に向
いている、請求の範囲第21項記載の装置。
23.裁断装置(1)が少なくとも1つの、好ましくは交換可能な、大きな面積
の支持台(4)、特に木材板が付設されており、支持台上に単一パネル(5)が
その板裏面を接して搭載可能である、請求の範囲14から22までのうちのいず
れか一記載の装置。
24.裁断装置(1)がxーy平面に対して平行な裁断方向に対して、好ましく
は水平方向に単一パネルの移動のための手段(8、9)を有し、その際好ましく
は単一パネルはデフィニション、特にCADデフィニションに従ってコンピュー
タ制御されて移動可能である、請求の範囲14から23までのうちのいずれか一
記載の装置。
25.装着装置(20)が、xーy平面に対して平行に、自由に、特にCAD関
数に従ってプログラム可能に、運動可能である少なくとも1つのロボット頭部(
27、28)から成り、ロボット頭部は単一パネル上にスペーサ部分を固定する
ために設けられている、請求の範囲14から24までのうちのいずれか一記載の
装置。
26.装着装置(20)が連結マガジン(31)から成り、連結マガジンは、複
数のスペーサ部分を受けかつ配列するためのロボット頭部(27)と、連結マガ
ジン(31)及び固定位置にスペーサ部分を供給するためにロボット頭部(27
)と協働するフィーダ手段(32)と共に移動される、請求の範囲第25項記載
の装置。
27.連結マガジン(31)が、ロボット頭部(27)の上方で、好ましくは単
一パネル(29)の上方に配設されており、そして重力に支持された供給装置(
34)が設けられている、請求の範囲第26項記載の装置。
28.装着装置(20)が多数の、場合によって任意の方向付けされたスペーサ
部分のための収容容器(33)と、好ましくはスペーサ部分の方向付けされた整
列のための、好ましくは1つの揺動装置を有する整向装置と、連結マガジン(3
1)にスペーサ部分を供給する少なくとも1つの搬送装置(34)とが付設され
ている、請求の範囲14から27までのうちのいずれか一記載の互装置。
29.スペーサ部分(42、43)を装着された単一パネルの収容のための複数
の、特に多数の貯蔵場所を備えた、装着装置(20)に後続し、特に第2中間貯
蔵装置が設けられている、請求の範囲14から28までのうちのいずれか一記載
の装置。
30.第2中間貯蔵装置が収容容量を有し、その収容容量は、それぞれ仕上げ装
着された単一パネルに少なくとも1つの貯蔵場所が解放されるように、装着装置
の装着容量に適合されている請求の範囲第29項記載の装置。
31.第2中間貯蔵装置が、スペーサ部分に補強マット又は格子ビームのような
補強部の格納のための組立手段並びに場合によって通気装置、電気用管、配管等
のような建築要素の装着のための手段並びに場合によって他の構成要素、特に窓
及び又はドア要素が付設されている、請求の範囲第29項又は第30項記載の装
置。
32.互いに付設され、スペーサ部分(42、43)を備えた単一パネル(51
、52)の構成のための少なくとも1つの接合装置(50)が設けられている、
請求の範囲14から31までのうちのいずれか一記載の装置。
33.接合装置(50)がスペーサ部分を備えたそれぞれ1つの単一パネルの収
容のために互いに移動可能な少なくとも1対のプレスフレーム(54、55)を
有し、その際プレスフレームの少なくとも1つのが互いに整列されたスペーサ部
分の係入を作用する少なくとも1つの圧着装置が付設されている、請求の範囲第
32項記載の装置。
34.圧着装置が空気圧的に作動する圧着装置である、請求の範囲第33項記載
の装置。
35.圧着領域に亘って実質的に同様に作用する圧力を作用させるために形成さ
れており、その際圧着領域は単一パネルの共通の面の一部分に相応し、そして圧
着装置と単一パネルとの間の相対移動の発生のための移動装置が設けられている
、請求の範囲33から34までのうちのいずれか一記載の装置。
36.プレスフレームに、個々に又は選択的に互いに関連して操作可能な、少な
くとも2つの圧着装置が付設している、請求の範囲33から35までのうちのい
ずれか一記載の装置。
37.各圧着装置が1つの圧板を有し、圧板は空気圧的に、特に少なくとも1つ
の空気じゃばらシリンダを介して圧力を付勢可能である、請求の範囲第36項記
載の装置。
38.ロッキング装置(53)、特にプレスフレームを架台に位置固定するため
のロッキングロッド又はロッキング棒が設けられている、請求の範囲33から3
7までのうちのいずれか一記載の装置。
39.垂直軸線のまわりに単一パネルを回転させる少なくとも1つの回転装置が
、装置内で単一パネルの搬送方向を変えるために設けられており、この回転装置
は好ましくは単一パネルを支持する装置が配設されるための回転プラットフォー
ムとして形成されている、請求の範囲14から38までのうちのいずれか一記載
の装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR
,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S
D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 ヴィントアイゼン・ヨアヒム
ドイツ連邦共和国、D−73525 シュヴェ
ービィッシュ・グミュント、オーバーベッ
トリンガー・ストラーセ、71
(72)発明者 シュナーベル・ヴォルフガング
ドイツ連邦共和国、D−73563 メッグリ
ンゲン、シュルトハイス−リーク−ストラ
ーセ、4