JPH11509467A - 非撹拌表面バイオリアクター中の固形物質のバイオ処理方法 - Google Patents

非撹拌表面バイオリアクター中の固形物質のバイオ処理方法

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Abstract

(57)【要約】 非撹拌表面バイオリアクターを用いて、不要化合物を除去するために固形物質をバイオ処理する方法を提供する。この方法によると、多数の粗基質の表面を、バイオ処理する固形物質でコーティングして、多数のコーティング化粗基質を形成させる。粗基質は、約0.3cm以上の粒子サイズを有するものであり、バイオ処理する固形物質は、約250μm以下の粒子サイズを有するものである。次いで、リアクターの間隙空間体積は約25%以上であるかまたはそれに等しいように、ヒープ中へ多数のコーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタンク内へ多数のコーティング化粗基質を入れることにより、非撹拌表面リアクターを形成させる。リアクターに、固形物質中の不要化合物を分解する能力のある微生物を接種し、次いで、固形物質中の不要物質が所望濃度まで分解されるまでその固形物質を表面バイオリアクターにてバイオ処理する。この方法は、汚染土のバイオ再生、石炭の脱硫、および難処理性硫化鉱石および精鉱のバイオ酸化に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 非撹拌表面バイオリアクター中の固形物質のバイオ処理方法発明の背景 1.発明の分野 本発明は固形物質のバイオ処理に関する。特に、本発明は、固形物質中に存在 する望ましくない化合物を好気的に分解する工程における、固形物質の部位外バ イオ処理方法に関する。2.先行技術の記述 生物学的処理方法が、産業界で広く応用されつつある。そのような方法は、廃 水処理、危険廃棄物再生、石炭脱硫、さらに難処理性硫化鉱物類のバイオ酸化等 に用いられてきている。 部位内(in situ)処理、農地耕作(landfarming)、コンポスティング(堆肥づく り、compositing)、ヒープ処理(heap treatment)、および撹拌または振盪タンク 類を含む、固形物質のバイオ処理では、各種の方法が採用できる。固形物質の部 位外(ex situ)バイオ処理方法においては、数種のバイオリアクターを用いてバ イオ処理が実施されている。バイオリアクターとは、リアクター自体に内蔵され ている微生物類あるいはそれらが産生する酵素類により、リアクター内で生物学 的反応が行われる装置または本体と定義できる。バイオリアクター設計における 主眼点は、所望の生物学的工程を大規模かつ経済的に進行させるのに最適の環境 を醸成することである。 ある固形物質がバイオ処理されるとき、所望の生物学的反応は、典型的な場合 として固形物質中に存在する望ましくない化合物群の直接的または間接的分解を 含む。これを経済的に達成するためには、バイオリアクターは、処理される固形 物質の許容可能な量(流速に関して)中において、望ましくない化合物の濃度が 許容可能なレベルまで低くなっていることが必要である。 一般に、バイオ処理工程はゆっくりしたものであるが、もしそれが好気的であ れば、好気性微生物(群)が望ましくない化合物を直接または間接的に代謝する ために大量の酸素を必要とする。それ故、酸素移送は、大規摸好気性バイオ処理 工程を実用可能とするために主要な課題となる。現在の好気性バイオリアクター 設計では、用いられる微生物がバイオ酸化または代謝されるべき物質に確実にア クセスするようにすることだけでなく、バイオリアクターの全域が適量の酸素お よび栄養の補給を確実に受けているようにすることが、正しいpHと温度を維持 することと同様に、意図されている。 撹拌タンクバイオリアクター類が、難処理性硫化金鉱石類のバイオ酸化や汚染 土壌のバイオ再生を含む、多くの型の好気性生物学的工程で用いられている。撹 拌タンクバイオリアクターでは、バイオ浸出剤と処理する固形物質間の接触が非 常に良好である。その上、撹拌タンク工程は、空気または酸素通気されるため、 典型的に好ましい酸素環境を有する。しかしながら、空気または酸素通気されて いる撹拌タンクバイオリアクター中でさえ、酸素の低水溶解性(10ppm)の ため大型のガス−水インターフェイスを必要とする。これは、一般に、複数の羽 根車と相当量のエネルギー消費により達成される。リアクターを撹拌および通気 することに伴う高いエネルギー費用のために、この型のバイオリアクターは、相 対的に速やかに、典型的には1週間以内に、所望の終了点に到達するようなバイ オプロセスに適用され得るものである。よりゆっくりとした生物学的プロセスに ついては、エネルギー費用が低く、大規模な、通常は静置回分(バッチ)式のプ ロセスが最上の解決である。しかしながら、細菌あるいは他の微生物類を、最適 環境下に供給するという目標は、なお第一に重要なものである。 有毒有機化合物類で汚染された土壌のバイオ処理に用いる静置回分式バイオリ アクターには主要な3種の型がある。これらの方法のひとつは農地耕作である。 これは開放大空間における汚染土壌の上位等級の処理である。土壌は、高密度ポ リウレタンで覆われ、通常、排水できるように砂で覆われた地域の上に広げる。 空気は穴開きパイプ群により、さらに1週間に1ないし2度耕すことにより導入 し得る。この方法は、多環式芳香族(PNA's)およびペンタクロロフェノール( PCP)で汚染された部位において広範囲に実施されている。この方法の一つの 限界は、適切な空気流を確保するために、土壌を比較的に薄く広げるので広い面 積が必要なことである。この方法はまた耕すことが必要であり、さらに、土壌の 層 が厚すぎたりよく混ざらなかったりすると、空気が制限されることがある。 汚染土壌のバイオ再生で用いられる他の技術は、コンポスティングである。堆 肥は、汚染土壌と、コンポスティングに必要な各種の支持改良剤、例えば木片チ ップ、藁、あるいは肥料、から形成される。これらの改良剤は、バイオ分解し得 る有機物類の量を増加させ、バルク重量を減らし、空気間隙を増やして堆肥の構 成を構造的に改良し、さらに混合物中の無機栄養素類の量を増加させる。コンポ スティングは容器内で強制通気しながら、あるいは空気パイプ群や耕作により通 気されている開放パイル内で実施できる。有機改良剤添加の不利益点のひとつは 、それらのバイオ分解が発熱を伴い酸素を必要とすることである。コンポスティ ングは通常、回分方式で行い、堆肥の一部を次の堆肥への接種に用いる。この工 程は、ディーゼル燃料、2,4,6−トリニトロトルエン(TNT)、ポリ芳香族 炭化水素類(PAH)、ベンゼン、およびキシレンを含む各種有機汚染物につい て効果的に用いられてきた。 ヒープバイオ再生は、発掘汚染土壌のバイオ再生で用いられる他の静置バイオ 工程である。この工程では、土壌を、被覆地域の上に2.4から3.7メートルの 高さのパイル(堆積)状に置く。空気流通を改良するため、空気は穴開きパイプ 群から導入する。そのような状況で、パイプ群は通常の間隔をおいて約31セン チメートルの汚染土壌ベッド上に置く。パイプ群は、次いで、重い装置から保護 するために、代表的には砂利層で覆う。発掘した土壌は、次いで、砂利層の上に 2.4から3.7メートルの高さのパイル状に山積みする。湿分を潅漑システムで 維持する。土壌はpH調整のために肥料または石灰を必要とすることがあり、ま た多孔質を高めるために砂を必要とすることがあり得る。この工程は低コストで あり、従って、ゆっくりした生物学的工程に応用可能である。しかしながら、こ の工程は、ヒープがパイル構築の間にあるいはその後に土壌の圧縮のために空気 不足となると遅くなりすぎることがある。 それ故、空気と液体のアクセスは、土壌再生、例えばヒープパイルバイオ再生 、コンポスティング、および農地耕作に使用されている、現存の静置回分式バイ オ工程において、速度制限の重要な考慮点である。空気流は、現存する工程でも 穴 開き空気パイプを通じて空気を導入するとか、あるいは土壌を耕すことによりな し得る程度には改良されている。しかしながら、バイオリアクター中のどのよう な流れの圧縮も、この工程の効率を妨害する。しかも、もし汚染土壌の一部が、 酸素や細菌、あるいは他の栄養素に暴露されなければ、バイオ工程全体としては 遅くなり、完了まで進行しない。同様に、石炭および難処理性硫化金鉱石のヒー プバイオ酸化の場合には、硫化物のバイオ酸化は、金属硫化物が細菌、水、栄養 素群、および空気に暴露される場合は細菌だけで効率的に実施される。もし硫化 物が鉱石あるいは石炭の固形片中に埋まっているときは、バイオ酸化は進行しな い。さらに、もしヒープ中の空気あるいは液体の流れが限られてくると、バイオ 酸化も限られたものになる。従って、バイオリアクター中のおよび処理する固形 物質中の、空気および流体の流れが改善された、固形物質のバイオ処理を可能と する、改良バイオリアクターの設計に対する願望が存在している。 難処理性硫化鉱物中の金属硫化物類をバイオ酸化するために、好酸性、独立栄 養性細菌を使用することは、過去10年ないし20年の間に格別の勢いを得たバ イオ処理である。 金は地上最も稀少な金属類のひとつである。金鉱石類は、冶金が自由なものと 難処理性ものとの2種に分類され得る。冶金が自由な鉱石類は、単純な比重技術 または直接シアン化法により加工できるものである。他方、難処理性鉱石類は、 常用のシアン化法処理ではどうにもならない。金含有鉱床は、もしそれらが常用 のシアン化物浸出技術では金の可溶化が不十分であるため経済的に加工できない ならば、それは難処理性のものとみなされる。そのような鉱石類は、しばしば金 属硫化物類(例えば、黄鉄鉱および硫砒鉄鉱)の含有量が過剰であるか、および /または有機炭素質性事由のために難処理性のものである。 難処理性鉱石類の多くは、硫化鉄粒子群あるいは他の金属硫化物粒子群中に閉 塞した、例えば金のような貴金属を含む鉱石類より成る。硫化鉄粒子群は、主と して黄鉄鉱および硫砒鉄鉱より成る。貴金属バリューはしばしば硫化鉱物内に収 蔵されている。例えば、金はしばしば黄鉄鉱あるいは硫砒鉄鉱の難処理性硫化物 親鉱物内に細かく分散した亜顕微鏡的粒子として存在する。もし、金属あるいは 他の貴金属が、粉砕した後でさえ硫化物親鉱物内に収蔵されたままであるならば 、次いで、封入された貴金属バリューを遊離させ、そして浸出剤(またはリキシ ヴィアント)により処理され易くするために、硫化物を酸化しなければならない 。このようにして、硫化物酸化工程は鉱石類の難処理性を減少させる。 金属硫化物を酸化して貴金属バリューを遊離させる方法の多くは、当技術分野 でよく知られている。これらの方法は、一般的には、ミル(mill)操作およびヒ ープ(heap)操作の2種に分けられる。ミル操作は高度の操作と資本コストを伴 う典型的に高価な工程である。そのために、ミル型操作では、総実収率が典型的 に高くても、ミル操作は金の濃度が約2.4g/トン以下のような低い品位の鉱 石類には典型的に不適である。ミル操作は、金濃度が0.68g/トン以下のよ うな鉱石類には、さらに不適である。 ミル型操作で硫化物を酸化する2種のよく知られた方法は、オートクレーブ中 での、および、か焼(送風ばい焼、roastinng)しながらの圧力酸化である。 難処理性硫化鉱石類中の硫化物の酸化は、微生物的予処理で、好酸性、独立栄 養性微生物、例えば、チオバチルス・フェロオキシダンス、スルフォロブス、ア シディアヌス種、および、広温度域好熱性細菌を用いても達成できる。これらの 微生物は、代謝中のエネルギー源として硫化鉱物類の酸化を利用する。この酸化 工程中、上記の微生物は、硫化鉄粒子を酸化して鉄を第二鉄イオンとして、また 、硫化物を硫酸イオンとして、可溶化する。もし、処理される難処理性鉱石が、 炭素質硫化鉱石である場合、次いで、微生物的予処理に引き続き、浸出剤で処理 することで天然の炭素質要素(matter)によって、オーロシアニドコンプレック ス(aurocyanide complex)または他の貴金属−浸出剤コンプレックスのプレグ ーロビング(preg-robbing)を防ぐための追加工程が必要となることがある。 本書中で使用されるとき、硫化鉱石または難処理性硫化鉱石は、難処理性炭素 質硫化鉱石をも包含するものと理解されよう。 炭素質硫化鉱石類をバイオ浸出する公知の方法は、参照して本書の一部とする 1988年3月8日発行の米国特許第4729788号に開示されている。この 開示された方法によれば、好熱性細菌、例えば、スルフォロブスおよび広温度域 好熱性細菌が、鉱石の構成硫化物を酸化するのに用いられる。バイオ浸出した鉱 石は、次いで、鉱石の炭素質構成要素のプレグ−ロビング傾向を阻害するブラン キング剤で処理する。貴金属類は、次いで、常用のシアニドまたはチオ尿素浸出 剤を用いて鉱石から抽出する。 炭素質硫化物鉱石類をバイオ浸出する他の公知方法は、参照して本書の一部と する1992年7月7日発行の米国特許第5127942号に開示されている。 この方法によると、鉱石は、鉱石の硫化物構成要素を酸化して貴金属バリューを 遊離させる、酸化的バイオ浸出に付される。鉱石は次いで、細菌共同体成長を促 進する栄養素の存在下に、細菌共同体を接種する。細菌共同体は、鉱石中の炭素 質要素のプレグ−ロビング傾向を不活性化する性質を特徴とするものである。貴 金属−吸着炭素を不活性化し得る、微生物共同体による処理に引き続き、鉱石は 、次いで、適当な浸出剤で浸出し、鉱石中の貴金属を溶解する。 微生物を用いる難処理性硫化鉱石類の酸化、もしくはしばしばバイオ酸化と言 われるものは、ミル操作あるいはヒープ操作中に行うことができる。圧力酸化や 、か焼と比較して、バイオ酸化プロセスは、操作がより単純で、要する資本も少 なく、さらに操作費用もより少なくてすむ。実際、バイオ酸化は、他の鉱石酸化 手段よりも経済的に有利であることから、難処理性硫化鉱石類中の硫化鉱物類の 酸化方法としてしばしば選択される。しかしながら、難処理性硫化鉱石類を酸化 する化学的および機械的手段と比較すると、微生物の場合は酸化速度が遅いので 、バイオ酸化はしばしば冶金工程における律速段階となっている。 ひとつのミル型工程は、鉱石の粉砕と、それに続く撹拌バイオリアクター中に おける鉱石スラリー処理を含むものであり、そこで微生物は細かく粉砕された硫 化物をエネルギー源として用い得るものである。そのようなミル工程は、トンキ ンスプリングス(Tonkin Springs)鉱山で商業的規模で用いられた。しかしなが ら、この鉱業会社は、トンキンスプリングスバイオ酸化操作は概して失敗であっ たと考えている。第二のミル型バイオ酸化工程は、常用の硫化物濃縮技術、例え ば、浮遊法、および次いで撹拌バイオリアクター中で硫化物を酸化してそれらの 難処理性性質を軽減する技術、を用いて、硫化物を含む貴金属を鉱石から分離す ることを含む。この型の商業的操業は、現に、アフリカ、南アフリカおよびオー ストラリアで行われている。 ヒープ工程におけるバイオ酸化では、典型的には、破砕した難処理性硫化鉱石 粒子でヒープを形成することと、続く硫化鉱物類をバイオ酸化する能力のある微 生物をヒープに接種することとを要する。バイオ酸化が所望の終了点に達した後 、このヒープを排水させ、繰り返し流水式洗浄する。遊離された貴金属バリュー は、次いで、適切な浸出剤で浸出するために待機させる。 鉱石中に含有されている典型的な貴金属は、シアニドが、鉱石からの貴金属バ リューの回収に最も効率的な浸出剤またはリキシヴィアントであるから、シアニ ドで浸出する。しかしながら、もしシアニドを浸出剤として用いる場合は、ヒー プを最初に中和すべきである。 シアニド処理が、高塩基性pHで行われねばならないのに、バイオ酸化は低酸 性pHで起こるので、常用のシアニド処理を伴うヒープバイオ酸化は、本来2段 階工程である。従って、ヒープバイオ酸化を利用する処理のオプションでは、こ の工程の2段階を分離しなければならない。これは伝統的にこれらの段階を一時 的に分離することによって行われている。例えば、難処理性金硫化物鉱石のヒー プバイオ酸化プロセスでは、ヒープはまずバイオ酸化され、次いで洗浄、中和お よびシアニド処理される。これを経済的、かつ実用的に達成するため、ヒープバ イオ酸化操作の多くは、構成上の鉱石−−構成外の鉱石の幾つかの中のひとつに で耐久性ヒープパッドを使用する。 利用可能な各種バイオ酸化工程の中で、ヒープバイオ酸化は、操作ならびに資 本費用が最も低い。このため、ヒープバイオ酸化プロセスは、低品位ないし廃棄 物型鉱石類、それは約2.4g/トン以下の金(または同等の貴金属バリュー) 含有鉱石類であるが、に特に適している。しかしながら、ヒープバイオ酸化は、 ミルバイオ酸化プロセス工程に比べると、非常に遅い速度論のものである。ヒー プバイオ酸化は典型的には 鉱石中の硫化鉱物類を十分酸化し、続くシアニド浸 出によって金または他の貴金属バリューを充分量回収できるようにして、経済的 と考えられるためには、多くの月日を必要とする。それ故、ヒープバイオ酸化操 作は、金を経済的に回収できるように十分バイオ酸化を行うために必要とされる 時間が長いという制約がある。バイオ酸化に必要な時間が長くなればなるほど、 耐久性ヒープパッドの利便は大きくなり、そして必要な資本投資も大きくなる。 ヒープパッド構築に適した土地量が限られているため、鉱業所では、耐久性ヒー プパッドのサイズが鉱業所で鉱石を処理する量の制限因子となり、かくして鉱業 所の収益性の制限因子となり得る。そのような状況において、バイオ酸化プロセ スの各速度制限条件は、ますます重要になってきている。 ヒープバイオ酸化工程の速度制限条件には、接種物のアクセス、栄養剤のアク セス、空気または酸素のアクセス、毒素の形成、および二酸化炭素アクセスが含 まれ、それらはこの工程をより効率的なものとするために、従って魅力的な処理 オプションとするために必要となるものである。さらに、バイオ酸化には、バイ オ酸化剤に関する誘導時間、生育サイクル、殺虫剤活性、細菌の生育能およびそ れらの類似物が重要な検討となるが、それは、アクセス能、粒子サイズ、沈下、 圧縮およびそれらの類似物のような変数は、いったんヒープが構築されたならば 、経済的にもとへ戻せないからである。これは、ヒープがいったん形成されると 、限られた理由以外では修復できないからである。 高い粘土および/または微細粒含量の鉱石類は、ヒープ浸出あるいはヒープバ イオ酸化プロセスでの処理に際し、特に難物である。その理由は、粘土および/ または微細粒は、ヒープ内を移動して空気および流体の流路を塞ぎ、プディング ;チャネリング;栄養素欠乏、二酸化炭素欠乏、または酸素欠乏;不均一バイオ 酸化剤配分、および同様のもの、を生じてしまうからである。その結果、ヒープ の広い領域が覆い隠され、非効率的にしか浸出されなくなる。これは、シアニド 浸出における共通の課題であり、高pHシアニド浸出のためにはセメントによる 、また低pHバイオ浸出のためには高分子による粒子凝集処理を余儀なくした。 高分子凝集剤による介助は、貴金属類の浸出に通常採用される高pH環境でも用 いることができ、その後、鉱石中の硫化鉄の酸化的バイオ浸出を行う。 難処理性硫化鉱石類のバイオ酸化は、ゆるい粘土や微細粒物質による浸透路の 閉塞に特に敏感である。それは、バクテリアが成長し鉱石中の硫化鉄粒子をバイ オ酸化するために大量の空気または酸素を必要とするからである。また、過剰の 熱は、換気不充分な大きなヒープ中で生育中の細菌を殺してしまうから、空気流 は、発熱性バイオ酸化反応で発生した熱の放散に重要である。 ウイリアムコールに与えられた、1993年9月21日付米国特許第5246 486号および1995年7月11日付米国特許第5431717号、に開示さ れた方法は、ヒープの全域にわたる良好な流体(ガスおよび液体の両方)流を確 実なものとすることによる、ヒープバイオ酸化プロセスの効率増加に関するもの であり、いずれも参照して本書の記載の一部とする。 硫化物や黄鉄鉱含量の低い鉱石類、または、炭酸カルシウムあるいはその他の 炭酸塩のように、酸消費物質の含量が高い鉱石類にも、ヒープバイオ酸化処理に 際しての問題が多い。その理由は、低黄鉄鉱鉱石類により発生する酸は、バクテ リアの成長に必要な低pHおよび高鉄濃度の維持には不充分だからである。 溶液在庫および溶液管理が、ヒープバイオ酸化工程において、速度を制限する 要件として重要となる。バイオ酸化ヒープ体から分離した溶液は、酸性であり、 またバクテリアと第二鉄イオンとを含有しているであろう。それ故、この溶液は 、新しい鉱石の集塊に、あるいはヒープの頂上へリサイクルして戻すことにより 、有利に活用できる。しかしながら、有毒な、および阻害性物質がこの分離した 溶液中に集積され得る。例えば、第一鉄イオンは、通常は黄鉄鉱浸出において有 用な介助になるが、濃度が約30g/Lを超えると、バクテリアの成育に阻害的 となる。バイオ酸化工程を遅らせる他の金属類も、この溶液中に集積し得る。難 処理性鉱石類中にしばしば見出されるそのような金属類には、砒素、アンチモニ ー、カドミウム、鉛、水銀、およびモリブデンが含まれる。その他の有害金属、 バイオ酸化副生物、溶存塩および細菌的に産生された物質もまたバイオ酸化速度 に対して阻害的であり得る。これらの阻害性物質が、分離された溶液中に充分な レベルまで集積すると、分離溶液の再使用は、バイオ酸化プロセスが進行する速 度に有害となってくる。実際、充分量の阻害性物質が集積した分離溶液の継続リ サイクルは、バイオ酸化プロセスを完全に停止してしまうだろう。 参照して本書の一部とする、1994年10月25日付でコールらによって出 願された、出願番号08/329002の米国特許出願には、阻害性物質の集積 を最小とする、バイオ浸出液オフ溶液(bioleachate off solution)の処理方法 が教示されている。その結果では、バイオ浸出液オフ溶液をヒープの頂上へリサ イクルしたとき、ヒープの内部でのバイオ酸化速度は遅くならないか、オフ溶液 が処理を受けずにリサイクルされた場合よりは少ない割合で遅くなる。 上記方法は、ヒープバイオ酸化工程が進行する速度を改善したが、ヒープバイ オ酸化は、撹拌バイオリアクターのようなミルバイオ酸化工程よりは、なお相当 長時間を要する。しかも、上で指摘したように、低品位難処理性硫化物鉱石類で は撹拌バイオリアクターは、初期資本コストおよび操業コストが高いために、利 用し得る代替方法とはならない。 それ故、難処理性硫化物鉱石類を伴う貴金属をバイオ酸化するのに用い得る、 そしてヒープ内での空気および流体流を改良した、ヒープバイオ浸出技術に対す るニーズが存在する。加えて、金属硫化物の品位が低く、鉱石類や酸消費物質、 例えば、炭酸カルシウムの濃度が高い鉱石類を処理できる、ヒープバイオ浸出プ ロセスに対するニーズも存在する。 難処理性硫化鉱物類の精鉱中に収蔵された貴金属類を分離するのに用い得るバ イオ酸化プロセスにもニーズが存在する。近時、そのような精鉱を酸化するのに 用いられているミル工程は、撹拌バイオリアクター中でのバイオ浸出、オートク レーブ中での圧力酸化、および、か焼を含むものである。これらのミル工程は、 精鉱中の硫化鉱物類を比較的に速やかに酸化し、封入されていた貴金属類を分離 するものである。しかしながら、精鉱中の金濃度が高くなければ、これらの工程 に伴う資本出費あるいは高い操業費用を経済的に正当化しない。そして、ミルバ イオ浸出工程が、当初の資本費用およびその操業費用の両方の意味で最も安価な ミル工程であるが、それでもなお、精鉱トン当たり約17g以下の金しか含まな い精鉱の処理に適したものではなく、典型的には、トン当たり約2.4g以上の 濃度を有する鉱石であることを要する。それ故、難処理性硫化鉱物類を伴ってい る貴金属の精鉱を、撹拌バイオリアクターに匹敵する速度でバイオ酸化するのに 使用でき、しかも、資本および操業費用はヒープバイオ浸出プロセスに匹敵する 方法に対するニーズも存在する。 硫化鉱物類を伴う貴金属の精鉱の他にも、バイオ酸化プロセスを用いて処理さ れ得る可能性のある多くの硫化鉱物類を含有する硫化物鉱石類がある。例えば、 銅鉱石類の多くは、硫化銅鉱物類を含有する。他の例は、亜鉛鉱石類、ニッケル 鉱石類、およびウラン鉱石類である。バイオ酸化には、これらの鉱石類の精鉱か ら銅、亜鉛、ニッケル、およびウランなどの金属バリューを溶解させるのに用い 得る。溶解した金属バリューは、次いで、公知技術、例えば、溶媒抽出、鉄セメ ンテーション、および沈殿などを用いて回収され得る。しかしながら、硫化鉱石 類から形成された硫化物精鉱の抜きん出た容量のために、撹拌バイオリアクター は禁止的に高価となり、標準のヒープ操作も、所望の金属バリューを回収するの に経済的に引き合うようになるまでには、明らかに長すぎる時間が必要となる。 それ故、硫化鉱石類から生じた金属硫化鉱物類の精鉱をバイオ酸化し、金属バリ ューの溶解を起こさせ、引き続きバイオ浸出溶液から回収され得るための経済的 工程に対するニーズも存在する。 それ故、難処理性硫化鉱石類から硫化物精鉱を、現存するヒープバイオ酸化プ ロセスより極めて速い速度で処理するのに使用し得て、しかも、当初の資本費用 トおよび操業費用が撹拌バイオリアクターのそれより少ない、バイオ酸化方法に 対するニーズが存在するが、そのニーズは満足されないままである。さらに、金 属硫化物型鉱石類の硫化物精鉱を経済的に処理するのに用い得るバイオ酸化方法 に対するニーズも存在するが、このニーズも満足されないままである。発明の概要 本発明は、非撹拌バイオリアクターにおける固形物質のバイオ処理に関する。 そのために、本発明の第一の態様では、非撹拌表面バイオリアクターを用いて固 形物質をバイオ処理し、不要化合物を除去する方法を提供する。この方法による と、多数の粗基質の表面を固形物質でコーティングして、多数のコーティング化 粗基質を形成するようにバイオ処理する。次いで、リアクターの間隙空間体積は 約25%以上であるかまたはそれに等しいように、ヒープ中へ多数のコーティン グ化粗基質を積み重ねるか、またはタンク内へ多数のコーティング化粗基質を入 れることにより、非撹拌表面リアクターを形成する。リアクターに、固形物質中 の不要化合物を分解する能力のある微生物を接種し、次いで、固形物質中の不要 物質が所望濃度まで分解されるまでその固形物質を表面バイオリアクターにてバ イオ処理する。バイオリアクターにおいて好適な間隙空間体積を保つために、粗 基質は、好ましくは、約0.3cm以上の粒子サイズを有するものであり、バイオ 処理される固形物質は、好ましくは、約250μm以下の粒子サイズを有するも のである。多数の粗基質に施す固形物質コーティングの厚さは、バイオ処理に使 用される微生物とバイオ処理されている全ての固形物質との好適なアクセスを確 保するために、好ましくは約1mm以下である。コーティングをより厚くすれば、 バイオリアクター能力は増大するであろうが、使用した微生物とその下にある固 形物質粒子とのアクセスが限定されるため、バイオ処理プロセスの進行速度は遅 くなるであろう。微生物の好適なアクセスを確保しながら、バイオリアクター能 力を最大限に使用するためには、固形物質コーティングの厚さは、約0.5mm以 上、約1mm以下であるべきである。空気および流体とのアクセスを高めるために 、バイオリアクターの間隙空間体積は、約35%以上かまたはそれに等しく設定 することができる。 様々な物質を粗基質として使用でき、これには岩石、砂利、溶岩、無機炭酸塩 含有岩石、煉瓦、シンダーブロック、スラグ、およびプラスチックがある。 本発明の第一態様の方法は、汚染土のバイオ再生、石炭の脱硫、および難処理 性硫化鉱石のバイオ酸化を含む多数の様々なバイオ処理法に有用である。バイオ 再生応用の場合、不要化合物は、典型的には有機化合物である。石炭の脱硫およ び難処理性硫化鉱石のバイオ酸化応用の場合、不要化合物は、硫化鉱物である。 本発明の第二の態様では、非撹拌表面バイオリアクターを用いて、微細金属硫 化物粒子からなる硫化鉱物精鉱をバイオ酸化して対象となる金属バリューを遊離 させる方法を提供する。この方法は、金属硫化物粒子を、粗鉱石粒子、溶岩、砂 利、または細菌のCO2源として無機炭酸塩を含有する岩石などの多数の粗基質 上にコーティングすることからなる。金属硫化物粒子を多数の基質上にコーティ ングまたは散布した後、ヒープ中へコーティング化基質を積み重ねるか、または タンク内へコーティング化基質を入れることにより、非撹拌表面リアクターを形 成する。次いで、多数のコーティング化基質表面上の金属硫化物粒子をバイオ酸 化して、対象となる金属バリューを遊離させる。 採掘された特定の鉱石埋蔵量にもよるが、本発明に使用した硫化鉱物精鉱は、 難処理性硫化鉱石を持つ貴金属由来の硫化物精鉱を含むこともあり、また、黄銅 鉱、針ニッケル鉱または閃亜鉛鉱(spharlorite)などの卑金属硫化物型鉱石由 来の硫化物精鉱を含むこともある。この相異点は、前者では、対象となる金属が 硫化鉱物内に収蔵された貴金属であり、後者では、回収される金属が銅、ニッケ ルまたは亜鉛などの卑金属であり、硫化物精鉱中に金属硫化物として存在すると いうことである。 本発明の第三の態様では、非撹拌表面バイオリアクターを用いて、貴金属含有 難処理性硫化鉱石から貴金属バリューを回収する方法を提供する。本発明のこの 態様による方法は、難処理性硫化鉱石から微細金属硫化物粒子からなる硫化鉱物 精鉱を産出し、多数の粗基質の表面を金属硫化物粒子の精鉱でコーティングし、 多数のコーティング化基質を用いてヒープを形成し、多数の基質表面にて金属硫 化物粒子をバイオ酸化し、バイオ酸化した金属硫化物粒子を貴金属浸出剤と接触 させることによって貴金属バリューをバイオ酸化金属硫化物粒子から溶解させ、 さらに、貴金属バリューを浸出物から回収する工程を含む。 本発明の第四の態様によれば、非撹拌表面バイオリアクターを用いて、難処理 性硫化物含有貴金属から貴金属バリューを回収する方法を提供する。本発明のこ の態様による方法は、貴金属含有難処理性硫化鉱石から微細金属硫化物粒子から なる硫化鉱物精鉱を産出し、多数の粗基質の表面を金属硫化物粒子の精鉱でコー ティングし、多数のコーティング化基質をタンク内に入れ、多数の粗基質表面に て金属硫化物粒子をバイオ酸化し、バイオ酸化した金属硫化物粒子を貴金属浸出 剤と接触させることによって貴金属バリューをバイオ酸化金属硫化物粒子から溶 解させ、さらに、貴金属バリューを浸出物から回収する工程を含む。 本発明の第五の態様によれば、非撹拌表面バイオリアクターを用いて、硫化鉱 物鉱石から金属バリューを回収する方法を提供する。本発明のこの態様による方 法は、無機硫化鉱石から、微細金属硫化粒子からなる硫化鉱物精鉱を産出し、多 数の粗基質の表面を金属硫化物粒子の精鉱でコーティングし、ヒープ中に多数の コーティング化基質を積み重ねるかまたはタンク内に多数のコーティング化基質 を入れることにより非撹拌表面リアクターを形成し、多数の粗基質表面にて金属 硫化物粒子をバイオ酸化することによって、バイオ浸出液オフ溶液の製造および 金属硫化物粒子の金属部分の分解を引き起こし、バイオ浸出液オフ溶液から所望 の金属バリューを回収する、各工程を含む。本方法を用いて処理できる対象とな る具体的な鉱石には、銅、亜鉛、ニッケル、モリブデン、およびウランの硫化鉱 石がある。 本発明の第六の態様では、貴金属を持つ微細難処理性硫化鉱物粒子からなる精 鉱から貴金属バリューを回収する方法を提供し、これは(a.)溶岩、砂利、無機 炭酸塩からなる群から選択される粗支持物質のヒープの頂上に微細難処理性硫化 鉱物からなる精鉱を配し;(b.)難処理性硫化鉱物の精鉱をバイオ酸化し;(c. )浸出剤を用いてバイオ酸化難処理性硫化鉱物から貴金属バリューを浸出し;さ らに(d.)浸出物から貴金属バリューを回収する、各工程を含む。この方法の利 点は、硫化鉱物バイオ酸化速度が従来のヒープバイオ浸出操作で観察されるより も非常に速いことである。しかしながら、この高速度のバイオ酸化にもかかわら ず、この開示方法にかかる最初の着手費用および操作費用は、ミル型のバイオ酸 化方法にかかる費用よりも低いのである。 金は、本発明の本態様に従う方法を用いて回収される好ましい貴金属である。 しかしながら、銀やプラチナを含むその他の貴金属も回収できる。溶岩は、広い 表面積をもつため、特に、好ましい基質物質である。当業者ならば直ちに理解で きるとおり、多数の浸出剤が本方法と共に使用できるが、チオ尿素およびシアニ ドが好ましく、シアニドは特に好ましい浸出剤である。 本発明の第七の態様では、硫化鉱石から金属バリューを回収する方法を提供し 、これは(a.)ファイン金属硫化物粒子からなる硫化鉱物精鉱を形成し;(b.) 溶岩、砂利、無機炭酸塩含有荒岩、煉瓦、シンダーブロック、スラグからなる群 から選択される粗支持物質のヒープの頂上に精鉱を配し;(c.)精鉱バイオ酸化 し;さらに(d.)金属硫化鉱物を酸化するのに使用した溶液から金属バリューを 回収することからなる。本発明に従う方法を用いて処理できる硫化鉱石を例示す ると、黄銅鉱、閃亜鉛鉱、ニッケル硫化鉱石、およびウラン硫化鉱石がある。こ の方法はバイオリアクター用支持物質のヒープを用いることから、その着手費用 および操作費用は、ミルバイオ浸出操作の場合よりも低い。しかしながら、ヒー プ内での空気流が良好なため、硫化鉱物のバイオ酸化速度は非常に速く、ミル型 操作で見られる速度にほぼ等しいことができる。精鉱が得られる硫化鉱石にもよ るが、本発明の本態様による方法から回収できる金属バリューには、銅、亜鉛、 ニッケルおよびウランがある。本方法に使用した支持物質は、好ましくは、その 表面積が広いため溶岩である。 上記およびその他の目的、特徴、および利点は、下記の好ましい実施態様の説 明から当業者には明らかになるであろう。図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施態様に従う方法のフローチャートを略図例示するもの であり; 図2は、本発明に従い、金属硫化物粒子の精鉱でコーティングされた難処理性 硫化鉱石基質の横断図であり; 図3は、本発明のその他の実施態様に従う方法のフローチャートを略図例示す るものであり; 図4は、本発明の更に別の実施態様に従う方法のフローチャートを略図例示す るものであり; 図5は、本発明の更に別の実施態様に従う方法のフローチャートを略図例示す るものであり; 図6は、鉱石全体についての鉄酸化パーセント対時間を本発明に従う方法と比 較したものを示すグラフであり; 図7は、鉱石全体の日平均バイオ酸化速度を本発明に従う方法の場合と比較し たグラフであり; 図8は、本発明に従うその他の方法でのバイオ酸化パーセントを例示するグラ フであり; 図9は、図8に対応する方法での日平均バイオ酸化速度を例示するグラフであ り; 図10は、荒岩支持体上にコーティングした黄鉄鉱精鉱および高濃度の無機炭 酸塩含有難処理性硫化鉱石支持体上にコーティングした同じ黄鉄鉱精鉱について 、バイオ酸化パーセントを時間の関数として示すグラフであり; 図11は、本発明の実施態様に従う方法対撹拌タンク型の方法の、溶岩ヒープ の頂上に配した精鉱についてのバイオ酸化速度を示すグラフである。発明の詳細な説明 本発明の第一の実施態様は、不要化合物を除去するために固形物質を非撹拌表 面バイオリアクターにてバイオ処理することを記載している。第一の実施態様に よれば、約0.3cm以上の粒子サイズを有する多数の粗基質の表面をバイオ処理 する固形物質でコーティングし、多数のコーティング化粗基質を形成する。バイ オ処理する固形物質は、粗基質上に適切に均質のコーティングを形成するために 約250μm以下の粒子サイズを有するものである。次いで、ヒープ中へ多数の コーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタンク内に多数のコーティング化 粗基質を入れることにより、リアクターの間隙空間体積が約25%以上かまたは これに等しい非撹拌表面リアクターを形成する。リアクターに固形物質中の不要 化合物を分解する能力のある微生物を接種し、次いで、固形物質中の不要化合物 が所望濃度まで分解されるまで固形物質を表面バイオリアクターにてバイオ処理 する。 バイオ処理方法は、二、三挙げると、汚染土の再生、石炭の脱硫、および難処 理性硫化鉱石のバイオ酸化に使用できる。再生応用の場合、固形物質は、典型的 には土であり、不要化合物は土中の有機化合物である。従って、本発明は、多く の現存するスーパーファンド部位(existing superfund sites)での応用を有す る。本発明を用いて土から除去できる有機汚染物質の一部を挙げると、廃棄油、 グリース、ジェット燃料、ディーゼル燃料、粗製油、ベンゼン、トルエン、エチ ルベンゼン、キシレン、ポリ芳香族炭化水素類(PAH)、多核芳香族類(PN As)、ペンタクロロフェノール(PCP)、ポリ塩素化ビフェニル類(PCBs) 、クレオソート、農薬類、2,4,6−トリニトロトルエン(TNT)、ヘキサヒ ドロ−1,3,5−トリニトロ−1,3,5−トリアジン(RDX)、オクタヒドロ −1,3,5,7−テトラニトロ−1,3,5,7−テトラゾシン(HMX)、N−メ チル−N−2,4,6−テトラニトロアニリン、およびニトロセルロース(NC) がある。 他方、本発明を用いて石炭を脱硫するならば、固形物質は、石炭粒子からなる ものであり、不要化合物は、石炭粒子内に含まれている硫化鉱物粒子である。難 処理性硫化鉱石のバイオ酸化応用の場合、固形物質は、典型的には、粉砕させた 鉱石または鉱石から産出した硫化精鉱であり、不要化合物は、鉱石または精鉱内 の金属硫化物粒子である。 ある例では、浮遊選鉱により、またはバイオ処理する固形物質のフラクション をより低重量のフラクション内に凝集させる他の手段により精鉱を形成するのが 有利な場合もある。例えば、多量の不要金属硫化物または毒素を含有しているよ うな場合、この精鉱の方が物質全体よりも一層費用効率良く処理できる。 当業者ならば、上記および続く説明から認識できるであろうが、本発明の方法 は、微生物または微生物が産生する酵素によりバイオ分解およびバイオ酸化を受 け易いあらゆる固形物質をバイオ処理するのに使用できるという広範囲の応用性 を有する。 粗基質の目的は、バイオ処理プロセス中にバイオ処理する固形物質が所在でき る相対的に広い表面積を有する支持体を提供することである。それ故に、多数の コーティング化粗基質をヒープ中へ積み重ねるか、またはタンク内に入れると、 リアクター空間1立法メートル当たり非常に広い活性表面積を有する非撹拌表面 リアクターが形成される。リアクター空間1立法メートル当たりのリアクターの 正確な表面積は、採用する粗基質の粒子サイズによって変わるが、リアクター1 立法メートル当たり少なくとも100平方メートルであるべきであり、典型的に は、リアクター空間1立法メートル当たり500平方メートルまたはそれ以上で あろう。更に、約0.3cm以上の粒子サイズを有する粗基質を用い、バイオ処理 する固形物質の粒子サイズを約250μm以下に制限することにより、リアクタ ーは、バイオ処理プロセス中、空気および栄養素をリアクターのあらゆる部分に アクセスさせるのに適した間隙空間体積を確保するであろう。この点で、リアク ターの間隙空間体積は少なくとも約25%であるべきである。このような間隙空 間体積もまた、ヒープ内での適切な熱放散を確保するものである。空気および液 体のアクセスおよび熱放散を高めるためには、バイオリアクターの間隙空間体積 を約35%以上またはそれに等しく設定すればよい。これにより、バイオ処理プ ロセス進行速度が大きく向上する。 より大きい粗基質を使用すれば、リアクター中の間隙空間体積が増大し、従っ て、熱放散に加えて、リアクター全体への空気および栄養素のアクセスが向上す るが、より大きい基質の使用は、バイオリアクターの積載能力を下げる。間隙空 間体積の確保と適切なリアクター能力の確保との間にうまく折り合いを付けるに は、約0.6cm以上で約2.54cm以下の名目粒子サイズを有する粗基質を用いれ ばよい。 粗基質として、岩石、砂利、溶岩、無機炭酸塩含有荒岩、煉瓦、シンダーブロ ック、スラグ、およびプラスチックを含む、様々な物質が使用できる。溶岩は、 粗く、不均質な表面であり、よって、所定の粒子サイズ基質に対するその表面積 が大きく、さらに、それに塗布する固形物質のコーティング精度が向上するため 、特に好ましい。きめの粗い無機炭酸塩含有荒岩は、バイオ処理プロセスが酸性 であるならば、酸が無機炭酸塩と反応して、代謝合成実施のための炭素源として 独立栄養性微生物が使用し得る二酸化炭素の放出をゆっくりと引き起こすため、 有利である。従って、二酸化炭素生成を使用して、リアクター内の微生物生育を 促進できる。難処理性硫化鉱石または硫化精鉱がバイオ酸化されて、その中の硫 化鉱物含量が低下している場合、粗鉱石粒子を粗基質として使用できる。同様に 、この方法を石炭の脱硫に使用するならば、粗石炭粒子を粗基質として使用でき る。両方の場合で、その基質は、その表面で実施されるバイオ酸化プロセスにと って有利であり得る。 粗基質を約0.3cm以上の粒子サイズを有するものとして定義したが、粗基質 物質の中には、実際それよりも小さいものもあることが認識および意図されてい る。当業者ならば、より大きい物質を所望のサイズ範囲まで砕くことにより粗基 質を製造すれば、砕いた物質がある種のサイズ分布を有することは理解されるで あろう。更に、物質を篩にかけて約0.3cm以下の物質を排除したとしても、篩 プロセスに特有の非能率性や操作中の粒子摩擦により、目標最小の0.3cm以下 の粒子サイズを有する物質は、依然、粗基質中に存在するであろう。そのため、 約0.3cm以上を基準として、リアクターの間隙空間体積がリアクター形成中お よびその操作を通して、少なくとも約25%を越えた状態であるために、実際的 には全ての粗基質がこのサイズを越えることを意図する。好ましくは、0.3cm 切断より小さいの粗基質の量は、5重量%以下である。 一般に、バイオ処理する固形物質は、その固形物質でコーティングする粗基質 よりも非常に小さいべきである。この物質は、不要化合物を一般的に撹拌タンク プロセスよりも長いが物質全体のヒーププロセスよりは短い時間でバイオ酸化ま たはバイオ分解できるように、バイオ処理に採用した微生物が物質全てにアクセ ス可能であるのに十分に小さいサイズまで粉砕すべきである。この時間は、その 不要化合物およびそのバイオ分解またはバイオ酸化速度によって変わるが、一般 に、14日から90日の間である。 最大固形物質粒子サイズは、その固形物質がコーティング処理中、集塊を形成 するのではなく、粗基質上で相対的に均質なコーティングを形成するように、約 250μmに設定してある。更に、250μm以上の粒子は、結合剤を使用しなけ れば粗基質表面にうまく接着できない。 コーティングプロセス中、粗基質上に相対的に均質な微粒子コーティングを形 成することが望ましく、なぜなら、そうすることによって、コーティング精度お よびバイオリアクターに添加される活性微生物に暴露される固形物質の表面積を 最大にするからである。固形物質の集塊がコーティングプロセス中に形成される 場合、集塊内部にある固形物質の粒子は微生物作用から保護されるので、それら が受ける生物学的処理量は低減するかまたは存在しないことになる。更に、集塊 は、コーティング化基質ほど構造的に堅固ではなく、リアクターを形成するのに 使用される積み重ねプロセス中、またはバイオ処理中にばらばらに破壊されるよ うであり、これは、リアクター内での、生物学的処理からリアクターの各部分を 覆い隠す遮断物の形成を導く可能性がある。 典型的には、バイオ処理する固形物質の粒子サイズが小さくなるにつれて、バ イオ処理プロセスは、より迅速に進行し、かつより多くの固形物質を粗基質上に 載せることができる。また、粒子サイズが小さければ小さいほど、粗基質表面へ うまく貼り付く(stick)傾向にある。処理する固形物質の粒子サイズが約25 μm以下であれば、処理中、過度の粉塵問題が生じることもあり、また、コーテ ィ ングプロセス中に凝集が起こってしまうこともある。 好ましくは、処理する固形物質の粒子サイズは、約75μm以上および106 μm以下の名目粒子サイズを有する。このサイズ範囲の粒子は、粗基質に良好に 接着し、その増進的改良点は、より微小な粒子サイズでのバイオ処理プロセス速 度で到達できるものであり、それらの製造費用に粉砕費用を加えても構わないほ ど適している。 コーティング化基質は、回転ドラムに適切な量で粗基質および固形物質を添加 することにより製造できる。好ましくは、粗基質は、乾燥しており、固形物質は 、高パルプ密度スラリー(high pulp density slurry)の状態であって、そのス ラリーが粗基質をコーティングするようにして固形物質が粗基質に貼り付く。あ るいは、回転ドラムに添加する場合は、粗基質と固形物質の両方が乾燥していて もよく、水をドラム内に噴霧して、粗基質への固形物質の接着を促進する。コー ティング基質を形成する場合、固形物質の水分含量を5ないし30重量%の範囲 内に維持して、固形物質と粗基質との適切な接着を促進するのが望ましい。 当業者は、その他多くの技術もまた粗基質をコーティングするのに使用できる ことを理解するであろう。例えば、バイオ処理する固形物質は、多数の粗基質が 積み重なってリアクターを形成しているので、粗基質上に高パルプ密度スラリー 形態で噴霧することができる。 バイオ処理する固形物質をスラリーとして適用する場合、バイオ処理プロセス を最適化するように物質を調整できる。例えば、pHは、不要化合物を破壊する のに使用される微生物の最適pH範囲に調整できる。栄養素、改良剤、または接 種物が必要な場合は、それらもまたこの時点で添加できる。ある場合では、固形 物質の粒子を粗基質に適用する前にタンク内でバイオプロセスを開始するのが有 利なこともある。 コーティング化粗基質の精度は、コーティング化基質表面上の固形物質粒子を バイオ処理している最中に、多数の遮断物がリアクターの流路に形成するのを妨 げる程度に十分であるべきである。このような遮断物は、酸素流およびバイオリ アクター内の微生物移動を低下させ、それによって、バイオ処理プロセス速度を 低下させる。もちろん、粗基質が固形物質の粒子サイズに相関して大きくなれば なるほど、固形物質が粗基質間の隙間よりも非常に小さくなるため、そのような 遮断物の形成は低くなるようである。コーティング化基質の精度は、また、バイ オ処理プロセス中に過剰量の固形物質がバイオリアクターから洗浄されるのを妨 げる程度に十分であるべきである。 殆どの場合で、水の表面張力が粗基質表面に対して固形物質粒子を支えるべき であるが、固形物質粒子が過剰濃度でバイオリアクターから洗浄されること、ま たは遮断物がコーティングの分解によりバイオリアクター内に形成することが分 かっているならば、結合剤を用いてコーティング精度を改善することができる。 しかしながら、結合剤は、バイオ処理する固形物質の一部へのバイオ処理微生物 のアクセスと抵触することもあるので、所望の終了点に到達するためにはバイオ 処理プロセスに必要な時間が増加する。 多数の粗基質上の固形物質コーティング厚は、バイオ処理に使用する微生物が バイオ処理する固形物質全体に適切にアクセスできることを確保するために好ま しくは約1mm以下である。コーティングをより厚くすれば、バイオリアクターの 能力は増加するが、バイオ処理プロセス進行速度は、使用する微生物の、その下 にある固形物質粒子へのアクセスが限定されるため、遅くなるであろう。適切な 微生物アクセスを確保しながらバイオリアクターの能力を最大限に利用するには 、固形物質コーティング厚は、約0.5mm以上、かつ約1mm以下であるべきであ る。岩石または煉瓦基質を用いる場合は、およそ10ないし30重量%の固形物 質を積載すると言える。 非撹拌表面リアクターは、ヒープ内またはタンク内に多数のコーティング化基 質を積み重ねることにより形成される。コンベヤー積重は、リアクター内でコー ティング化基質の圧密作用を最小化するものである。しかしながら、その他の積 重手段も採用できる。 好ましくは、多数のコーティング化基質を積み重ねて非撹拌表面リアクターを 形成しながら、またはリアクターの形成後直ちに、リアクターにバイオ処理プロ セスに使用される微生物を接種する。あるいは、バイオ処理プロセスに採用した 微生物が特定pH範囲で最大に機能するならば、接種前にリアクターのpHを当 分野で知られているようにして調整できる。 本バイオ処理プロセスに有用な微生物は、実在のバイオ分解およびバイオ酸化 プロセスにおいて特定の不要化合物を分解するのに従来的に使用されてきた微生 物と同じものである。例えば、チオバシラス・フェロオキシダンス、レプトスピ リラム・フェロオキシダンス、およびスルホロブスなどの好酸性の独立栄養性細 菌が、石炭脱硫または難処理性硫化鉱石バイオ酸化応用において硫化鉱物をバイ オ酸化するのに使用できる。これらの応用に有用なその他の細菌も、十分に当該 分野の範囲内である。同様に、土再生応用についても、採用すべき微生物は、コ ンポスティング(堆肥形成)、土地耕作、スラリーバイオ分解、およびヒープパ イルバイオ再生などの本バイオ再生プロセスに現在採用されている微生物と同じ ものである。当業者ならば、本発明の方法を用いて固形物質から除去し得る様々 な不要化合物にどの微生物が応用可能であるか容易に決定できるであろう。 一旦、リアクターに適切な微生物を接種したら、リアクター内のpH、温度、 栄養素供給、水分含量などの条件は、バイオ処理中、微生物の生育を可能最大限 まで促進するために監視および維持すべきである。微生物はリアクター中で生育 するので、そのリアクターを、ヒープバイオ浸出、堆肥形成、および土地耕作な どの伝統的な静置回分式バイオ処理プロセスよりずっと短い時間かつより大きい 程度まで不要化合物をバイオ分解またはバイオ酸化する非常に広い表面積を有す るバイオリアクターに移す。 また、このリアクターに、当分野でよく知られているように、空気を吹き込ん だり引き出すことができる穴開き空気パイプを設けることもできる。空気をリア クターを通して吹き込むのか、または引き出すのかは、リアクター内で起こって いる特定のバイオプロセスによって変わるが、このような選択もまた当分野の範 囲内である。 バイオ処理プロセスは、固形物質中の不要化合物が所望濃度まで分解されるま で、進行させるべきである。土再生応用の場合、これは、典型的には、特定の汚 染物質の許容レベルを規定する統治規制によって指図される。石炭脱硫応用の場 合、石炭内に残ってもよい残存硫黄量は、かなりの程度、環境規制に依存してお り、なぜならば、硫黄を含む石炭が燃焼すると副産物として二酸化硫黄を生成す るからである。そのため、石炭内に残存可能な硫黄量は、石炭燃焼時に環境規制 を犯す量よりも少なくなければならない。もちろん、これは、ある程度、バイオ 処理した石炭を利用する石炭燃焼プラントで採用されている設備によって変わる 。難処理性硫化鉱石または精鉱のバイオ酸化に関しては、鉱石中に残ってもよい 硫化鉱物の量は、鉱石または精鉱からの所望の金属バリューの経済的実収率を達 成するためにバイオ酸化しなければならない量によって指図されるものである。 不要化合物を所望濃度まで低下させた後、バイオリアクターを破壊して、バイ オ処理した固形物質を粗基質から分離できる。バイオ処理した固形物質の分離後 、粗基質は再利用できる。バイオ処理プロセスにおいて1回またはそれ以上使用 すると、バイオ処理プロセスに使用した微生物の薄膜が基質上に発生する。この バイオ薄膜は、処理している固形物質中に存在するあらゆる毒性または阻害性物 質に適合できるという利点を有する。従って、粗基質上にできたバイオ薄膜を死 滅させない、または完全に除去しないような方法でバイオ処理固形物質を除去す るのが最適である。このバイオ薄膜は、また、粗基質に塗布する次の固形物質の コーティングに接種するための有効な方法である。結果的に、何度もこのプロセ スに付した後の微生物を適合させることにより、微生物が処理している固形物質 中の不要化合物をバイオ分解またはバイオ酸化する速度も上昇するであろう。 本発明は、難処理性硫化鉱石の処理に採用できる可能な限り多くの実施態様と 併せて更に詳細に記載している。 本発明の第二の実施態様は、図1および図2に関して説明する。図1は、貴金 属を含有する硫化鉱石から貴金属バリューを遊離および回収するための処理フロ ーチャートを例示説明するものである。図1に例示説明したプロセスを説明する と、本実施態様に使用した硫化鉱物精鉱22は、金含有難処理性硫化鉱石から産 出される。従って、本実施態様で回収される貴金属は金ということである。しか しながら、当業者ならば理解するとおり、プラチナおよび銀などのその他の貴金 属もまた、図1に例示説明したプロセスを用いて難処理性硫化鉱右から遊離およ び回収できる。硫化鉱物精鉱22を産出するのに使用した難処理性硫化鉱石本体 が1種以上の貴金属を含有するならば、貴金属の組み合わせもまた、本実施態様 のプロセスを用いて回収できる。 図1に示したプロセスフローチャートによれば、多数の基質20と硫化鉱物精 鉱22を回転ドラム24に添加する。好ましくは、回転ドラム24に添加すると きに基質20と精鉱22との間の接着力を向上するために、硫化鉱物精鉱22は 、スラリー形態であり、多数の基質20は乾燥している。所望により、ポリマー 結合剤を回転ドラム24に加えてもよいが、必須ではない。回転ドラム24が回 転すると、ドラム24に添加した基質20は、湿った硫化鉱物精鉱22でコーテ ィングされてコーティング化基質39を形成する。次いで、コーティング化基質 39を積み重ねて、静置ヒープ26を形成する。 コーティング処理に精鉱スラリーを用いることにより、精鉱をその産出後に乾 燥させる必要性および費用が排除される。しかしながら、精鉱22および多数の 基質20は、その混合物をドラム26に添加した後、水または、好ましくは第二 鉄イオンを含有する水性酸溶液を噴霧して精鉱を基質に貼り付ける場合は、乾燥 状態で回転ドラム24に添加することもできる。精鉱と基質表面を結合させるた めに第二鉄イオンを含有する水性酸溶液を用いる利点は、それが硫化鉱物精鉱を 化学的に酸化し始めるということである。バイオ酸化用に調製中のコーティング 化基質39のpHを下げるためにも、それは酸性である。このような酸性溶液を 用いる不利点は、コーティング化基質39を形成するために使用する設備を酸耐 性であるように設計しなければならないため、設備費用が増大するということで ある。 硫化鉱物精鉱22は、微細に散在した金や、あるいはその中に収蔵されたその 他の貴金属バリューを有する多数の微細金属硫化物粒子40からなる。硫化鉱物 精鉱22は、また典型的には、精鉱22が得られた難処理性硫化鉱石由来の砂ま たはその他の脈石物質42の微細粒子を含有する。結果として、図2に例示説明 したように、各コーティング化基質39を金属硫化物粒子40および微粉42で コーティングする。 コーティング化基質39の精度は、コーティング化基質39の表面上の金属硫 化物粒子40をバイオ酸化しながら、ヒープ26内の流路に多数の遮断物が形成 するのを妨げるに十分であるべこのきである。このような遮断物は、酸素流およ びヒープ内での細菌移動を低下させることによりバイオ酸化速度を低減させる。 金属硫化物粒子40は疎水性であるため、ポリマー凝集補助剤などの結合剤を 使用せずとも乾燥基質20に貼り付く傾向にある。しかしながら、これは、金属 硫化物粒子40が適切なサイズであるという仮定のもとである。従って、これは 後の図5に例示した実施態様について説明しているが、もし、精鉱22が適切な 濃度の金属硫化物粒子40を含有するならば、精鉱22は、結合剤を使わずとも 、ヒープ26上に積み重ねるか、またはタンク45内に入れながらコーティング 化基質39を取り扱うことができる程度に十分にコーティング化基質39に接着 された状態であろう。更に、コーティング化基質39は、バイオ酸化プロセスの 間中、その精度を保持すべきである。従って、結合剤を使用せずにコーティング 化基質39を形成する場合は、適切な濃度の金属硫化物粒子および好適な粒子サ イズを有する硫化鉱物精鉱を使用することが重要である。 ポリマー結合剤は、使用してもよく、またおそらく、コーティング化基質39 の精度を向上するであろうが、かかる薬剤を使用すると、そのプロセスの操作費 用が増大する。 非常に高濃度の金属硫化物粒子40を有する硫化鉱物精鉱22の使用に対して 、少なくとも2つの要因が作用する。第1に、精鉱22の産出費用は、典型的に 、金属硫化物粒子のその濃度に比例する。そのため、精鉱22中の金属硫化物粒 子40の濃度が増大するにつれて、精鉱22の産出費用も同様に増大する。非常 に高品位の精鉱22を産出するのに付加される費用は、金属硫化物積載またはコ ーティング化基質39の精度の増進的改善によっても相殺することはできない。 第2に、精鉱の品位が高まるにつれて、難処理性硫化鉱石のテイルフラクション と共に残る金属硫化物粒子40の量は増加する。これらの金属硫化物粒子は、収 蔵貴金属バリューを含有するため、鉱石テイル中に残るあらゆる金属硫化物粒子 40は、このプロセスの全回収速度を下げるであろう。 上記要因を考慮して、硫化鉱物精鉱22は、バイオ酸化中の適切な操作特性お よび精度を確保するために金属硫化物を少なくとも20重量%含有すべきである 。しかしながら、好ましくは、精鉱は、金属硫化物を少なくとも約40重量%、 より好ましくは、少なくとも約70重量%含有する。典型的には、精鉱22は約 40から80重量%の間の金属硫化物を含有する。 一般に、硫化鉱物精鉱20の粒子サイズが減少するにつれて、バイオ酸化プロ セスはより迅速に進行する。また粒子サイズが小さくすると、精鉱品位の向上を もたらす。これは、典型的には、鉱石の粒子サイズが減少するにつれて、大量の 脈石物質から金属硫化物粒子40を分離するのがより容易になるからである。従 って、硫化鉱物精鉱22は、好ましくは、約25μm以下の粒子サイズを有する 。250μmより大きい粒子は、結合剤を使用しないと基質20にうまく接着で きない。更に、精鉱22が産出される難処理性硫化鉱石を少なくとも100%通 過する(passing)250μmに粉砕しなければ、選鉱中に大量の脈石物質から金 属硫化物粒子40をうまく分離するのは困難である。浮遊選鉱を用いて精鉱22 を形成する場合は、250μm以上の粒子はうまく浮かないため、このことは特 に真正である。一方、精鉱22の粒子サイズが約38μm以下ないし25μmであ る場合、精鉱粒子は、コーティングプロセス中、コーティング化基質39上に相 対的に均質なコーティングを形成するよりもむしろ、互いに凝集する傾向がある 。これらの精鉱の凝集は、バイオ酸化中の空気流および細菌移動を遮断し、それ によって、ヒープ中のバイオ酸化速度が低下する。 好ましくは、精鉱22の粒子サイズは、約100%通過する106μmないし 75μmである。このサイズ範囲の粒子は、基質20に良好に接着し、その増進 的改良点は、より微小な粒子サイズでのバイオ酸化速度および精鉱品位で到達で きるものであり、それらの製造費用に粉砕費用を加えても構わないほど適してい る。 硫化鉱物精鉱22は、当分野でよく知られている技術を用いて採掘されるあら ゆる貴金属含有難処理性硫化鉱石本体から産出でき、従って、ここに詳細に説明 する必要はない。しかしながら、精鉱22の産出は、典型的には、難処理性硫化 鉱石の適切な粒子サイズへの破砕および粉砕、続いて、1回以上の重力分離、ま たは1回以上の硫化物浮遊選鉱を含む。 潜在的な難処理性硫化鉱石本体の幾つかは、既に、更に精鉱する必要がないほ ど充分な品位である場合がある。これらのタイプの鉱石を処理する場合、硫化鉱 物精鉱は、バイオ酸化容易で、かつ所望の粒子サイズにするために更に細分可能 な場所に移すだけでよい。 金濃度については、本実施態様の方法は、たとえ精鉱22がわずか5gAu/精 鉱トン(または、その他の貴金属バリューの等価な経済的バリュー)を含有する としても、経済的に実施できる。このコース数は、かなりの程度、精鉱22の産 出費用および金の普及値に基づいて変わるものである。しかしながら、当業者な らば、従来的なオートクレーブ処理または撹拌タンクバイオリアクターではこの ような低濃度の金を有する硫化鉱物精鉱を経済的に処理することはできないこと を認識するであろう。 多くの様々な物質が基質20として使用できる。好ましい基質には、粗難処理 性硫化鉱石粒子、熔岩石、砂利、および無機炭酸塩成分含有荒岩がある。基質2 0は、また、プラスチックボール、リサイクルしたスタイロフォーム、粉砕タイ ヤなどの人工物質であってもよい。基質20の目的は、バイオ酸化プロセス中に 、精鉱22が所在できる相対的に広い表面積を持った支持体を提供することであ る。各基質20の表面積は、バイオ酸化中、実質的に、小表面バイオリアクター として作用する。そのため、多数のコーティング化基質39をバイオ酸化用のヒ ープ26内に積み重ね、非常に広い総表面積を有する非撹拌表面バイオリアクタ ーを作る。 バイオリアクターまたはヒープ26の総表面積は、基質20の粒子サイズを下 げ、粗い、不均質な表面形態を有する基質を用い、および/またはヒープ26上 に積み重ねたコーティング化基質39の数を増加することにより、増加させるこ とができる。ヒープ26内の基質30の総表面積を増加させる利点は、基質30 上に載せることができる精鉱22の量が比例して増加することであり、そうする ことによって、特定のヒープ26にてバイオ酸化され得る精鉱22の量が増加す る。 基質20に好ましい粒子サイズ範囲は、名目上、篩またはその他の適切な方法 で除去された約0.3cm以下の粒子では、約+0.62cmから約−2.5cmである 。しかしながら、およそ+600μmより下の粒子サイズを有する基質30を用 いてもよい。より小さい基質粒子サイズでは積載増加が達成されるのに対し、よ り大きい粒子サイズでは、空気流、流体流、および熱放散の増大が達成される。 名目+0.62ないし−2.5cmサイズ範囲は、精鉱積載と、適切な空気流、流体 流、および熱放散の確保とをうまく折り合いつけるものである。 基質20には、コーティングプロセス中に、プロセス処理量を最大にするのに 可能なだけの精鉱22を載せる。基質20上に載せることができる精鉱22の量 は、粒子サイズおよび基質20の表面形態によって変わる。そのため、粗基質2 0および硫化鉱物精鉱22は、硫化鉱物精鉱粒子の集塊形成を最小限に抑えなが ら、各基質39上に載せた硫化鉱物精鉱22の量を最大にするのに十分な量で回 転ドラム24に加えるべきである。硫化鉱物精鉱22粒子の凝集または集塊は、 上記のように、精鉱の粒子サイズがあまりにも微細な場合や、過剰量の精鉱をド ラム24に添加した場合に形成されることがある。精鉱粒子の集塊形成を回避し ながら、同時に基質20の適切な積載を確保するには、好ましくはおよそ10な いし30重量%の精鉱を回転ドラム24に加え、そうすれば、およそ10ないし 30重量%の精鉱22がコーティング化基質39上に載るであろう。 コーティング化基質39を形成する場合、精鉱22の水分含量を5ないし30 重量%の範囲内に維持するのが望ましい。精鉱の水分含量が5重量%より低い場 合、精鉱は基質に適当に接着せず、水分含量が40重量%を越える場合、精鉱ス ラリーは、あまりにも薄いため基質上に十分な厚さのコーティングを形成できな い。このことは、基質20に接着する精鉱の量を制限するものである。 その他のヒープ建造手段を用いることもできるが、コンベアー積重(conveyor stacking)が好ましい。コンベアー積重は、ヒープ内のコーティング化基質の 圧密作用を最小にする。ブルドーザーによるエンドダンピング(end dumping)ま たはトップダンピング(top dumping)などのその他の積み重ね手段は、高い圧 密作用およびコーティング化基質の分解のため、ヒープ内に流体流の低い領域を 生じてしまう。 所望ならば、ヒープ26に空気供給源(図示せず)につないだ穴開きパイプ2 7を設けて、ヒープ内の空気流を増大させることができる。ヒープ26内の空気 流が増大すると、バイオ酸化速度が増大し、熱がヒープから放散する速度が向上 する。更に、コーティング化基質39の間の空気流路および流体流路が大きいた め、穴開きパイプ27につなげた空気供給源は、より高価なコンプレッサーより もむしろ安価な送風機であることができる。 好ましくは、ヒープ26に、コーティング化基質39をヒープ26上に積み重 ねながら、またはヒープ26形成後、またはヒープ26のpHを2.5以下に下 げた後、直ちに、金属硫化物粒子40をバイオ酸化する能力のある細菌を接種す る。下記の細菌は、本発明の実施に使用できる: チオバシラス・フェロオキシダンス;チオバシラス・チオオキシダン ス;チオバシラス・オルガノパルス;チオバシラス・アシドフィルス;レプトス ピリラム・フェロオキシダンス;スルホバシラス・サーモスルフィドオキシダン ス;スルホロブス・アシドカルダリウス;スルホロブス・BC;スルホロブス・ ソルファタリクス、およびアシディアヌス・ブリエルレイ、など。 これらの細菌は、全て、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション、ま たは同様のカルチャー・コレクションから入手できる。上記細菌の1またはそれ 以上および特定の細菌が本方法に使用するために選択されるかどうかは、鉱石の 種類およびバイオ酸化最中のヒープ26の予測温度などの要因によって変わる。 しかしながら、これらの選択基準は、当分野の範囲内であり、ここに詳細に説明 する必要はない。バイオ酸化するのに最も普通かつ好ましい細菌は、チオバシラ ス・フェロオキシダンスである。 コーティング化基質39の表面上にコーティングした金属硫化物粒子40のバ イオ酸化中、更に接種物および微生物栄養素溶液をスプリンクラー系28により 供給することができる。これらのバイオ浸出液保持溶液の添加は、典型的には、 バイオ酸化プロセスの進行を監視するのに使用されるある種の性能指標に応答し て為される。 バイオ酸化速度は、バイオ酸化プロセス中、好ましくは、ヒ素、鉄、または硫 黄の可溶化速度またはそれから計算できる硫化物の酸化速度などの選択した性能 指標に基づき監視する。使用できるその他のバイオ酸化性能指標には、pH測定 、滴定可能酸性度、および溶解Ehがある。 好ましくは、ヒープ中に浸透するバイオ浸出液オフ溶液(bioleachate off so lution)をドレイン29に集め、ヒープ26の頂点へリサイクルする。これによ り、バイオ酸化プロセスに必要な新鮮な水の量を最小にする。さらに、バイオ浸 出液オフ溶液が酸性であり、高濃度の第二鉄イオンを含有することから、ヒープ 26頂点へのその再施用はバイオ酸化プロセスにとって有利である。しかしなが ら、バイオ酸化プロセスの初期にできる流出物溶液もまた、微生物阻害を導く成 分を含む顕著な濃度の塩基および重金属を含有している。阻害性物質がバイオ浸 出液オフ溶液中で増えると、バイオ酸化プロセスは、遅延する。実際、処理せず にオフ溶液のリサイクルを続けると、バイオ酸化プロセスを全く停止させてしま うほどの阻害性物質の増加を導くことがある。 阻害性物質の増加と、バイオ酸化プロセスへのその影響を最小限に抑えるため に、オフ溶液を、その濃度が過剰になれば、阻害性物質を除去するためにリサイ クルする前に、酸巡回域30にて処理できる。リサイクル前にバイオ浸出液オフ 溶液を調節する1つの方法は、そのpHを5以上に上げ、形成されるあらゆる沈 殿物を除去し、次いで、そのpHをオフ溶液の未処理部分またはその他の酸溶液 を用いてバイオ酸化に適したpHまで下げることを含む。このような調節方法は 、出典明示により本明細書の一部とする、Kohr等により1995年10月25日 に出願された米国特許出願08/547,894号に開示されている。 バイオ浸出液オフ溶液は、本発明では非常に酸性の傾向にある。これは、相対 的に高濃度の金属硫化鉱物を有する精鉱の方が鉱石全体よりもバイオ酸化されて いるからである。結果として、本発明のバイオ酸化プロセスは、過剰酸を大量に 生成する傾向にある。これは、そのプロセスがヒープ26の頂点へ実際にリサイ クルされ得るよりも多くの酸を生成するということである。この過剰酸は、始末 するか、または他の目的に使用しなければならない。この過剰酸の考えられる用 途の1つは、硫酸が銅酸化鉱石の有効な浸出剤である銅酸化鉱石浸出プロセスで ある。しかしながら、本方法の副産物として生産される硫酸溶液もまた典型的に は、高濃度の第二鉄イオンを含有する。このことから、輝銅鉱などの幾つかの銅 硫化鉱石の有効な浸出剤にもなる。酸溶液中の第二鉄イオンは、銅硫化鉱物を化 学的に酸化して、それらを溶解させる。従って、本方法由来の過剰酸は、銅浸出 操作において有益に使用し、銅浸出操作の酸費用を低減すると同時に、その処理 に関連する中和費用の発生を防止できる。 バイオ酸化反応が経済的に所定の終了点に到達した後、即ち、粗基質20の表 面上の金属硫化物粒子40が所望の程度までバイオ酸化された後、ヒープを破壊 し、バイオ酸化精鉱22を粗基質20から分離する。しかしながら、ヒープを破 壊する前に、典型的にはヒープを排水させ、次いで流水式洗浄を繰り返して洗浄 する。採用した洗浄サイクルの数は、典型的には、鉄などの適切なマーカー成分 および洗浄流出物のpHにより決める。 分離は、コーティング化基質39を篩にかけ、次いで、そのコーティング化基 質に水を噴霧することにより、達成できる。あるいは、コーティング化基質をト ロンメルを用いて水と共に回転(tumble)させてもよい。 分離後、金をバイオ酸化精鉱22から抽出する。これは、当分野でよく知られ ている多くの技術を用いて達成できる。しかしながら、典型的にはバイオ酸化精 鉱は、パルプ中炭素(carbon-in-pulp)または浸出中炭素(carbon-in-leach) プロセスにてシアニドなどの浸出剤を用いて浸出させる。これらのプロセスでは 、浸出剤は遊離した金またはその他の貴金属バリューを溶解するものであり、次 いで、当分野ではよく知られているように、これらを活性炭に吸着させる。 シアニドを浸出剤として用いる場合、精鉱を浸出前に中和させる必要がある。 中和の必要性を回避するには、浸出剤としてチオ尿素を用いて、金をバイオ酸化 精鉱から抽出することができる。チオ尿素抽出法は、出典明示により本明細書の 一部とする、米国特許4,561,947号に開示のように、ナトリウムメタビス ルファイトを用いて浸出溶液のEhを調整することにより、改良できる。チオ尿 素を浸出剤として用いるならば、活性炭よりはむしろ、好ましくは合成樹脂を用 いて、浸出物溶液から溶解した貴金属バリューを吸着させる。 遊離した金またはその他の貴金属バリューをバイオ酸化精鉱から抽出させた後 、バイオ酸化精鉱を廃棄物または尾鉱パイル36にとり、当分野ではよく知られ ている技術を用いて、金を炭素または合成樹脂から回収する。 バイオ酸化精鉱から分離しておいた粗基質20は、硫化鉱物精鉱22の新たな コーティングのために回転ドラムへとリサイクルできる。基質20は、それらが その機構的精度を保持する限り再利用できる。粗難処理性硫化鉱石粒子を基質2 0として使用する場合、それらを、好ましくは、ある時点まで処理して、好まし くは1ないし3サイクル後に、遊離した金バリューを回収する。 図2に例示説明したように、粗難処理性硫化鉱石基質20は、収蔵された金お よびその他の貴金属バリューを含有する金属硫化物粒子40を含有する。このプ ロセスに1ないし3サイクル通した後、粗鉱石基質20内の多くの金属硫化物粒 子40は、部分的にバイオ酸化される。この状況で粗鉱石基質をリサイクルを続 けて、遊離した金バリューを不要物にするよりはむしろ、その金バリューを回収 するために粗鉱石基質を処理できる。これは、好ましくは、粗鉱石基質を金属硫 化物粒子を大量の脈石物質から分離させるのに適した粒子サイズまで粉砕巡回域 32にて粉砕することにより、達成される。次いで、粉砕した粗鉱石基質由来の 金属硫化物粒子40の精鉱22を硫化物選鉱機34にて産出する。好ましくは硫 化物選鉱機34は、浮遊選鉱セルであり、バイオ酸化粗鉱石基質は、硫化物浮遊 選鉱および基質20のコーティングに適したサイズまで粉砕する。次いで、粉砕 した鉱石基質から産出した精鉱22を、第二の多数の粗基質20上にコーティン グする硫化鉱物精鉱供給物22と合わせ、これを更なるバイオ酸化のために新た なヒープ26に加える。 硫化物選鉱機由来の浮遊選鉱テイル34は、ヒープ26由来のバイオ酸化精鉱 22と共に、金抽出プロセスにて処理すべきである。浮遊選鉱テイルは、浮いて こなかった、完全におよび部分的に酸化された多数の金属硫化物粒子を含有する 。これらの酸化粒子は、顕著な金バリューを含有しており、既にこれらの金バリ ューの多くが遊離しているであろうから、シアニドまたはチオ尿素を用いて浮遊 選鉱テイルから容易に浸出させることができる。浸出後、浮遊選鉱テイルを、既 に金抽出を終了したバイオ酸化精鉱と共に廃棄物または尾鉱パイル36にて廃棄 する。 バイオ酸化プロセスを終了した難処理性粗硫化鉱石基質20は、別法として、 粉砕、次いで、浸出により単純に処理することもできる。しかしながら、この代 替プロセスは、粗鉱石基質内の金属硫化物粒子40の多くが、そこに内包されて いる金バリューを遊離させるほど十分に酸化されないため、全実収率が低くなる 。 基質20としての物質選択については、粗難処理性硫化鉱石粒子を用いる幾つ かの利点がある。 第1に、採掘される難処理性硫化鉱石本体は、典型的には、精鉱22産出に適 した粒子サイズに到達する前に数回の破砕および粉砕工程を終了しなければなら ない。結果として、粗難処理性硫化鉱石基質を破砕プロセスの適切な段階から除 去でき、このことから粗難処理性硫化鉱石粒子が安価な基質20源となる。 第2に、図2に例示説明し、また上記したように、粗難処理性硫化鉱石を基質 物質として用いるならば、それは、金属硫化物粒子40を含有するであろう。こ れらの金属硫化物粒子は、バイオ酸化プロセス中に部分的にバイオ酸化され、ま た、粗鉱石基質をそのプロセスで数回リサイクルするならば、金属硫化物粒子4 0は、結果的に、その貴金属バリューを回収できるほど十分にバイオ酸化される こととなる。 第3の利点は、第2の利点に関連するが、難処理性硫化鉱石中の鉄硫化物また は他の金属硫化物粒子40のフラクションは、非常に微細であるので、選鉱プロ セスではうまく浮遊しないということである。基質20として鉱石の粗粒子を使 用することにより、これらの非常に微細な金属硫化物粒子は、バイオ浸出液中の 第二鉄イオンにより経時的に化学的酸化される。このとき、粗鉱石粒子を最終的 に粉砕し、浮遊選鉱して、金属硫化物粒子の精鉱を産出すると、酸化された微細 金属硫化物粒子は、浮遊選鉱テイル中に残る。浮遊選鉱テイルは、シアニドまた はその他の浸出剤で浸出させるため、これらの非常に微細な硫化物粒子から遊離 した金バリューは、回収される。一方、粗鉱石粒子を粉砕および浮遊選鉱前に基 質20として使用しないならば、非常に微細な金属硫化物粒子は、精鉱22の産 出時に、依然、浮遊選鉱テイル中に残ったままである。しかしながら、これらの 非常に微細な硫化物粒子は、この時点で部分的にバイオ酸化されないので、それ らに収蔵されている金バリューは、浸出剤では回収できない。 基質20として難処理性粗硫化鉱石を用いる第4の利点は、バイオ酸化支持物 質中の金属硫化物粒子はバイオ酸化後、浮遊し易いということである。これは、 金属硫化物粒子の表面が、バイオ酸化プロセス中に変化するからである。そのた め、粗鉱石支持物質を数回再利用し、それを粉砕し、浮遊選鉱して、硫化鉱物精 鉱を産出した後、浮遊選鉱結果を向上できる。 粗鉱石粒子が無機炭酸塩成分も含有する場合は、粗基質20として粗難処理性 硫化鉱石粒子を用いる第5の利点が存在する。無機炭酸塩は、非常に酸を消費す る傾向がある。結果として、これらの鉱物を含有する鉱石は、従来的には、バイ オ酸化前に大量の酸調節を必要とした。これらの鉱石の酸調節は、バイオ酸化前 に無機炭酸塩成分を除去または低減して、バイオ酸化反応が進行できるようにす るために必要である。さらに、一般に、粗難処理性硫化鉱石粒子は、大量の無機 炭酸塩をその鉱石中に包含する場合、前調節しなければ、非常にゆっくりと−− しばしば9カ月またはそれ以上かかる−−バイオ酸化される傾向があるが、粗鉱 石粒子は、全くバイオ酸化できない。しかしながら、本発明の方法では、無機炭 酸塩を含有する粗難処理性硫化鉱石粒子は、基質30として有利に使用できる。 バイオ酸化プロセス中、粗鉱石基質の表面上の精鉱22のバイオ酸化から生じた 酸は、基質中の無機炭酸塩をゆっくりと中和する。中和プロセスの副産物は二酸 化炭素であり、本発明に使用した独立栄養性細菌は、これを代謝合成実施のため の炭素源として使用できる。故に、二酸化炭素生成は、ヒープ26中の細菌生育 を促進するものであり、次には、精鉱22のバイオ酸化速度を増大させるもので ある。そのため、支持物質20として無機炭酸塩を含有する粗鉱石を用いること により、粗基鉱石は、後のバイオ酸化のためにゆっくりと中和され、ヒープ26 中の細菌生育を促進する。付随する利点は、上記のように、粗鉱石中にある非常 に微細な浮遊不可能な硫化物粒子のバイオ酸化である。 当業者ならば理解するように、基質20として使用される粗難処理性硫化鉱石 粒子は、精鉱22の産出に使用したものと同じ鉱石本体由来のものである必要は ない。実際、ある状況では、ある鉱石本体由来の精鉱22と、その他のもの由来 の粗鉱石基質20を使用するのが有利なこともある。例えば、一方の鉱石本体は 容易に選鉱できるか、または既に精鉱に望まれる特徴を有していてよく、もう一 方の鉱石本体は、高濃度の無機炭酸塩を有していてよい。このような状況では、 精鉱22を産出するための第1の鉱石本体および基質20を産出するための第2 の鉱石本体を用いるのが有利である。この方法では、第2の鉱石本体由来の鉱石 は、第1の鉱石本体由来の精鉱のバイオ酸化結果を高めつつ、同時にバイオ酸化 準備中に中和できる。同様にして、鉱石本体が浮遊困難な高濃度の金属硫化物を 含有するならば、まず、本発明の方法において、粗鉱石基質40として鉱石を用 いることにより、浮遊選鉱結果を向上できる。 基質20として好ましいその他の物質には、溶岩、砂利、および無機炭酸塩を 含有する粗岩石がある。典型的には、採掘している難処理性硫化鉱石本体が廃棄 物ヒープまたは尾鉱パイルである、よって、鉱石が既に破砕および粉砕を終了し ている場合にこれらのタイプの基質を用いる。 溶岩を用いる利点は、非常に粗く不均質な表面形態を有することであり、これ は、特定の粒子サイズに対する基質30の全体表面積を増大する。このため、所 定の粒子サイズについて、より滑らかな表面を有するその他の基質よりも多い精 鉱を溶岩に載せることができる。 砂利は、典型的には、かなり滑らかな表面を有するが、安価な基質物質である 。無機炭酸塩を含有する粗岩石は、上記説明のように、バイオ酸化プロセス由来 の酸が無機炭酸塩を中和するので、二酸化炭素をゆっくりと放出するため、有利 で ある。このタイプの基質は、好ましくは、バイオ酸化プロセス中に二酸化炭素を 放出し続ける限り、このプロセスのみにて再利用する。 本発明の第三の実施態様は、図3と共に説明する。本実施態様のプロセスは、 実質的に、図1と共に説明した実施態様の変形である。従って、同様の項目は、 同じ引用番号で表しており、図1にてこれらの項目について表現した説明および 考察は、本実施態様に等しく適用することが理解されるであろう。 第二の実施態様のように、本実施態様のプロセスを用いて、貴金属を含有する 難処理性硫化鉱石から貴金属バリューを遊離および回収することができる。しか しながら、説明のために、硫化鉱物精鉱22を、金を含有する難処理性硫化鉱石 から産出すると仮定する。 本実施態様によれば、多数の基質20を回転ドラム24にて硫化鉱物精鉱22 でコーティングして多数のコーティング化基質39を製造する。次いで、多数の コーティング化基質39を積み重ねてヒープ26を形成し、これを大きい非撹拌 表面バイオリアクターとして使用する。 基質20、硫化鉱物精鉱22、コーティング化基質39の形成、およびヒープ 26の形成に関する上記様々な考察は、全て、ここにも等しく適用できる。 ヒープ26を形成後、そのヒープにバイオ酸化性細菌を接種して、バイオ酸化 プロセスを開始する。バイオ酸化プロセスが進行するように、更に硫化鉱物精鉱 22をヒープ26の頂上に添加できる。バイオ酸化プロセス中、ヒープ26の頂 上に更に硫化鉱物精鉱22を添加する利点は、ヒープにて処理される精鉱の量を 解体および再築の前に増大できるということである。更に、粗難処理性硫化鉱石 を基質20として使用するならば、精鉱22は、金属硫化物粒子40より迅速に バイオ酸化される傾向がある。従って、更なる精鉱22をヒープ26の頂上へ添 加することにより、粗鉱石基質のバイオ酸化度をヒープ解体前に増大させること ができる。更に、硫化鉱物精鉱22をヒープ26の頂上へ添加することにより、 そのバイオ酸化中に生成する酸および第二鉄イオンが、バイオ酸化プロセスの初 期に鉱石から洗浄されていない毒素により、または酸素欠乏により細菌生育が阻 害され得るヒープの低部へ移動する。結果として、硫化鉱物精鉱および粗鉱石基 質のバイオ酸化は、その領域での細菌生育が好まれないとしても、進行するであ ろう。 ある場合には、バイオ酸化を受けた後に硫化鉱物精鉱22をヒープ26の頂上 へ添加することには、このような添加によりヒープ内のバイオ酸化速度を上昇す るため、別の利点がある。コーティング基質39のバイオ酸化の後期段階では、 露出した反応性硫化物の殆どは、既に酸化されており、バイオ酸化速度の減速が 起こる。このバイオ酸化速度の減速は、鉄レベルの低下およびヒープ26内のp Hの増大を導き得る。新たな反応性硫化鉱物精鉱22のヒープ26頂上への添加 は、添加した精鉱のバイオ酸化により生じた高い第二鉄レベルのため活発なバイ オ酸化プロセスを再開でき、次には、基質20上にコーティングされた硫化鉱物 精鉱22および粗鉱石基質20中に包埋された金属硫化物粒子の間接的化学浸出 を増大する。 新たな精鉱22は、ヒープ内の流路が精鉱およびその精鉱由来のバイオ酸化残 渣でふさがり始めるまで、ヒープの頂上へ添加できる。 図1のものに由来する本実施態様の第2の変形は、どのようにして、貴金属バ リューをバイオ酸化後ヒープから回収するかということに関する。本実施態様で は、ヒープを解体し、次いで、バイオ酸化した精鉱を金抽出のためにヒープから 分離する代わりに、ヒープを貴金属浸出剤により直接浸出することにより、金を バイオ酸化精鉱から−−および、粗鉱石基質を用いるならば、その基質から−− 抽出する。好ましくは、浸出剤は、チオ尿素などの低pHで機能するものであり 、そうすれば、ヒープを浸出前に中和する必要がない。更に、チオ尿素またはそ の他の酸和合性浸出剤を用いることにより、遊離した金バリューを間欠的にヒー プから抽出できる。例えば、ヒープ26をある期間バイオ酸化し、適切な浸出剤 により抽出された金バリューを遊離させ、次いで、バイオ酸化プロセスを再開す ることができる。バイオ酸化プロセスの再開と共に、新たな精鉱22を好ましく はヒープ26の頂上へスラリー形態で加える。 金は、望ましい程度のバイオ酸化に続いて、バイオ浸出液溶液をヒープから酸 巡回域30にまず流出せしめて、ヒープ26から抽出される。ヒープから排出せ しめた後、チオ尿素のような酸和合性の浸出剤を浸出供給域38からスプリンク ラー系28にポンプで送り、そこでヒープ26に散布する。浸出剤がヒープ中に 浸透すると、これは硫化鉱物精鉱22および粗鉱石基質から遊離の金バリューを 溶解する。充填された浸出物はドレイン29に集まり、そこで酸巡回域から金除 去プロセス44(望ましくは、溶解した金を活性炭または合成樹脂上に吸着する ことを含む)へ移される。用いられなかった浸出剤を浸出供給域38へリサイク ルし、金を充填活性炭または合成樹脂から回収する。活性炭または合成樹脂から 吸着している金バリューを剥がす工程は当業者によく知られており、ここに記載 する必要はない。 本発明の第四の実施態様の方法を図4に示す。図4は、金属バリューを硫化鉱 石から遊離し、回収する方法を示す。この実施態様による方法は図1に関連して 述べた実施態様に類似しているので、同様の事項は同じ引用番号が付与されてい る。さらに、図4に関連しての記述および考察は、本実施態様に同様に適用され ると理解されるものである。 本実施態様によると、硫化鉱物精鉱22は硫化鉱石から最初に製造される。精 鉱22は、多数の微細金属硫化物粒子40および砂や他の脈石物質42の微細粒 子の両方を含んでいる。 多くの異なる硫化鉱石が硫化鉱物精鉱22を製造するのに用いられる。本方法 で処理され得る硫化物のうち最も重要なのは、銅、亜鉛、ニッケル、鉄、モリブ デン、コバルトまたはウランなどの卑金属の硫化鉱物を含む硫化鉱石である。こ れらの鉱石中の望ましい金属バリューは、鉱石中の硫化鉱物粒子の金属部分に存 在している。従って、遊離・回収される金属バリューは、鉱石から製造された精 鉱22中に存在する特殊な硫化鉱物に依存している。例えば、精鉱22の製造に 用いられた硫化鉱石が輝銅鉱、ハン銅鉱および/または黄銅鉱を含有していると 、回収される金属バリューは銅のそれである。一方、精鉱23が閃亜鉛鉱の精鉱 であると、回収された金属バリューは亜鉛のそれである。 精鉱22を製造した後、硫化鉱物精鉱22を多数の基質20上にコーティング して、コーティング化基質39を形成する。これは図1に関して記載されている ように、多数の乾燥基質20と精鉱22のスラリーを回転ドラム24に加えるか 、別法として、多数の乾燥基質20と精鉱22を回転ドラム24に加え、次いで 混合物に水溶液を噴霧することにより、行われる。回転ドラム24中に製造され た多数のコーティング化基質39を積み重ねて、ヒープ26を形成する。これは 大きい非撹拌表面バイオリアクターをつくる。 基質20、硫化鉱物精鉱22、コーティング化基質39およびヒープ26の形 成について上記の種々の考察は、ここにすべて等しく適用され得る。 ヒープ26が形成された後、ヒープにバイオ酸化細菌を接種すると、バイオ酸 化工程が始まる。精鉱22中の金属硫化物粒子40がバイオ酸化するので、硫化 物粒子の金属部分はバイオ浸出液溶液中に溶け、ヒープ中に浸透する。バイオ浸 出液溶液がヒープ中に浸透した後、それをドレイン29に集める。次いでバイオ 浸出液溶液は、既知の技術を用いてバイオ浸出液溶液から1以上の望ましい金属 バリューを除去して回収する工程に付す。 バイオ浸出液溶液から所望の金属バリューを回収した後、その溶液を酸巡回域 30の工程に回し、図1に関して記載されているように過剰の毒素を除去し、ヒ ープ26の上に再び用いる。 バイオ酸化反応が経済的に定められた終了点に達すると、すなわち、粗基質2 0の表面上の金属硫化物粒子が望む程度にバイオ酸化された後、ヒープを破壊し て、粗基質20からバイオ酸化精鉱を分離する。バイオ酸化精鉱は水または尾鉱 パイル36中で処理される。しかし、本実施態様は硫化鉱物精鉱22中の金属硫 化物粒子40から卑金属バリューを遊離・回収する観点から記載されており、硫 化物粒子40が記載されていない貴金属も含み得ることを理解されるべきである 。従って、精鉱22のバイオ酸化後、精鉱22から遊離された貴金属バリューは 、バイオ酸化精鉱の処理に先立って図1に関して記載されるように、抽出そして 回収され得る。 バイオ酸化精鉱から分離された粗基質20は、硫化鉱物精鉱22の新しいコー ティングのために回転ドラムにリサイクルできる。別法として、粗硫化鉱石粒子 が基質20について使用されるとき、これらは、粗鉱石基質中に酸化されない金 属硫化物粒子40の硫化鉱物精鉱を形成させるために1回以上のサイクル後に次 の工程に付されるのが望ましい。硫化鉱物精鉱22は、第二の実施態様に関して 記載されるように、バイオ酸化粗鉱石基質から製造される。 本発明の第五の実施態様に関する方法は図5に示される。図5に表示する方法 は、非撹拌バイオリアクターを用いて貴金属含有の難処理性硫化鉱石から貴金属 を遊離し、回収することに関する。この方法には、難処理性硫化鉱石から金属硫 化物粒子40の精鉱22を製造することが含まれる。精鉱22は、第二の実施態 様に関して記載されたように回転ドラム24を用いて、多数の粗基質20上にコ ーティングし、コーティング化基質39を形成する。形成後、コーティング化基 質39はバイオ酸化のためにタンク45に移される。タンク45中の基質39を バイオ酸化することにより、大きい非撹拌表面バイオリアクターがつくられ、こ れは非常に大きい表面積を有する。このように、タンク45は、第二の実施態様 の方法におけるヒープ26の代わりをする。従って、基質20、硫化鉱物精鉱2 2、コーティング化基質30の形成およびヒープ26の形成に関する第二の実施 態様においてなされた様々な考察は、本実施態様におけるタンク45中でのコー ティング化基質39のバイオ酸化にすべて等しく適用され得る。 コーティング化基質39上での精鉱22のバイオ酸化中に、バイオ浸出液保持 溶液は、数多くの既知技術のいずれかを用いて、タンクに上から加えられる。タ ンク中に浸透するバイオ浸出液溶液は、タンクから引き出され、再使用に先立っ て、図1に関して記載のように酸巡回域30中で処理される。 バイオ酸化工程中タンクに空気を吹き込んで、バイオリアクター中の酸化レベ ルを改善したり、熱放散を改善したりする。空気は、望ましくは送風機(表示せ ず)に連結した多数の穴開きパイプ46を通してタンク45中に吹き込まれる。 所望により、追加の精鉱22がタンク45中のコーティング化基質39の上に バイオ酸化を通して加えることができる。第三の実施態様に関して上記されたよ うに、バイオ酸化工程中バイオリアクターに追加の精鉱を加えることにより、バ イオリアクター内のバイオ酸化速度をバイオ酸化工程中、高レベルに維持するこ とができる。 バイオリアクターについてヒープ26に対するタンク45使用の有利な点は、 基質20からのバイオ酸化精鉱22の分離を容易にすることである。精鉱22が 望む終了点にバイオ酸化された後、基質からのバイオ酸化精鉱の分離は、タンク に水を満たし、次いで迅速にタンクを空にすることによりなされる。バイオ酸化 精鉱は排出水と共に運ばれる。この工程は分離結果を改善するために数回繰り返 される。分離工程のために、タンクには底に篩を装着するのが望ましく、その網 目は基質の大きさよりも小さく、精鉱粒子の大きさよりも大である。 分離後、バイオ酸化精鉱を貴金属浸出剤で浸出して、遊離した金または他の貴 金属バリューを抽出する。溶解金バリューは、溶液を活性炭または合成樹脂に接 触せしめることにより浸出物から回収される。浸出は活性炭または合成樹脂の存 在下になされることが望ましく、溶解金バリューはその溶解している溶液から直 ちに回収される。活性炭または合成樹脂上に吸収された金は既知の技術により回 収することができる。 貴金属バリューがバイオ酸化精鉱から回収されてしまうと、精鉱は廃棄物すな わち尾鉱パイル36中で処理される。 第二の実施態様のように、バイオ酸化精鉱から分離された粗基質20は、硫化 鉱物精鉱22の新しいコーティングのために回転ドラムへリサイクルされ得る。 基質20は、その機構的精度を保有している限り再使用し得る。粗難処理性硫化 鉱石粒子が基質20として用いられると、遊離の金を回収するために、望ましく は1〜3サイクル後の適当な時点で処理される。これは第二の実施態様に関して 記載したのと同じ方法で実施される。 本発明の他の点を次に記載する。貴金属含有の難処理性硫化鉱物の精鉱から貴 金属バリューを回収する方法が述べられる。この方法は、(a.)微細難処理性硫 化鉱物含有の精鉱を粗支持物質のヒープの頂上に配し、(b.)難処理性硫化鉱物 の精鉱をバイオ酸化し、(c.)浸出剤でバイオ酸化した難処理性硫化鉱物から貴 金属バリューを浸出し、(d.)浸出物から貴金属バリューを回収することを含む 。 貴金属含有難処理性硫化鉱物の精鉱は、典型的には貴金属含有難処理性硫化鉱 石から製造される。この精鉱は、既知の重力分離法または浮遊選鉱法を用いて、 かかる鉱石から製造される。重力分離法が安価であるが、浮遊選鉱法が工程の選 択性からして望ましい分離法である。浮遊選鉱過程において硫化鉱物を選鉱する ために最もよく用いられる収集剤は、キサンテートである。キサンテート浮遊選 鉱法は当業者によく知られており、詳細をここに記載する必要はない。 精鉱の粒子の大きさは、精鉱の80〜90%が100〜40μm以下であるこ とが望ましい。さらに望ましくは精鉱の80〜90%が150〜100μm以下 である。 しかし、最適の大きさは種々の鉱石のタイプによって変わる。一般的に、選鉱 過程において最適の分離を可能にし、バイオ酸化対更なる微細微粉砕費用増加の 比率を最適にする粒子の大きさが選ばれるべきである。 精鉱内での硫化鉱物の粒子の大きさが小さくなればなるほど、バイオ浸出中に 精鉱がより迅速に酸化する。しかし、より速いバイオ酸化速度が、常に鉱石の微 細粉砕または精鉱の浮遊選鉱に関するエネルギー費用を小さくするのではない。 本発明のこの方法において、ヒープ上で精鉱をバイオ酸化する費用は最小であ る。従って、少し長い目のバイオ酸化期間が追加の粉砕に関する費用の発生を防 止するのに適している。この点から、本方法はミル(mill)型方法より優れてい る。ミル型では、バイオ反応体が方法の経済性を維持し得る短い時間的期間内で 、できるだけ多くの精鉱を処理し得るように、硫化鉱物精鉱は高いバイオ酸化速 度を保つために非常に細かく粉砕されなければならない。 硫化鉱物精鉱は、形成後、支持物質のヒープの頂上に配する。望ましくは、精 鉱が最初に乾燥されなくてもヒープに直接的に管で送り得るように、精鉱をスラ リー形態でヒープの頂上に配する。精鉱のパルプ密度は、精鉱がよく流れ、しか し支持物質のヒープ中で単に洗われないように、調整されるべきである。硫化鉱 物粒子は、疎水性であるので、適当な支持物質を選択すると、ヒープを通過して 完全に移動するよりもむしろ支持物質に固着しやすくなる。もし適当な大きさの 支持物質が選択されておれば、流路が詰まることは問題にならないばずである。 支持物質の目的は、支持物質が大きい表面積バイオリアクターとして働くよう に、ヒープを通って徐々に移動するにつれて、硫化鉱物を捕獲し、保持すること である。この理由で、高多孔度または粗い表面を有する支持物質が、精鉱を捕獲 し、保持しやすいので、望ましい。流路をつまらさないで、支持体岩石が支持で きる精鉱が多いほどよい。本発明のこの点を実施できるのに用い得る支持物質と しては、バイオ酸化細菌のためのCO2源として少量の無機炭酸塩を含む、溶岩 、砂利または荒岩がある。他の適当な粗基質にはレンガ、シンダー・ブロックお よびスラグが含まれる。溶岩は、その粗さおよび高多孔度により、特に好ましい 支持物質である。 少量の無機炭酸塩を含有する支持物質は、それが産生するCO2による利点の みでなく、バイオ酸化の結果として生じる酸溶液を緩衝するのを助ける利点も有 している。これは、バイオ酸化プロセスにおいてバイオリアクターのpHを調整 するのを容易にする。 支持物質の適当な大きさを選択するに際し、いくつかの競合する点を考慮しな ければならない。支持物質の直径が小さくなればなるほど表面積は大きくなって 、支持物質のヒープよりつくられるバイオリアクターの有効面積は増加する。し かし、小さい直径の支持物質は、望ましい大きさを得るために粉砕することによ り費用が高くなることがある。さらに、小さい直径の支持物質は、ヒープの頂上 に加えられる精鉱により流体流路がよりつまりやすくなる。支持物質が大きくな るほど、流路が詰まるおそれなしに、より高いヒープが可能となる。 典型的には、支持物質は、直径が約0.62cmより大きく、約2.54cmよりも 小さい。望ましくは、支持物質は、直径が約0.95cmより大きく、約1.9cmよ りも小さい。直径約1.27cmの支持物質が最適の大きさである。 精鉱をバイオ酸化するために、精鉱中で硫化鉱物をバイオ酸化する能力のある 細菌または他の微生物をヒープに接種する。かかる微生物処置は既知の方法であ る。この目的に用いられる細菌には、チオバシラス・フェロオキシダンス、レプ トスピリラム・フェロオキシダンスおよびチオバシラス・チオオキシダンスがあ る。チオバシラス・フェロオキシダンスがバイオ酸化のために特に好ましい微生 物である。 バイオ浸出液溶液をリサイクルするならば、バイオ酸化の速度があまり遅くな らないように、リサイクル溶液中で毒性物質が形成されるのを防止するために予 め処置する工程が必要となる。その方法は、1994年10月25日出願の米国 特許出願番号08/329,002に記載され、阻害物質がバイオ酸化プロセス をを損なう程度には生成しないように用いることができる。 難処理性硫化物精鉱を充分にバイオ酸化した後、遊離した貴金属バリューをチ オ尿素またはシアニドの浸出剤で浸出する。シアニドは、ヒープのpHを浸出の 前にまず上げねばならないが、望ましい浸出剤である。チオ尿素の優れた点は、 バイオ酸化する微生物に対して毒性でないことである。結果的に、間欠的浸出を 行い、遊離した貴金属バリューを溶解し、次いでバイオ酸化プロセスを再開する ことができる。 溶解した貴金属バリューは、当業者によく知られた技術を用いて、浸出中の炭 素またカラム法の炭素などの浸出物から回収される。 本方法の他の有利な点は、ヒープの頂上に新しい精鉱を間欠的に加えることに よる継続的な方法として、本法を行うことができることである。ヒープの頂上に 新しい精鉱を加えることの利点は、一旦ヒープが形成されて、バイオ酸化が迅速 に起きると、バイオ酸化物質を処理するヒープを解体する必要なしに、ヒープ内 で高速のバイオ酸化を維持するために、新しい精鉱を加え得ることである。 発明の本方法は、比較的低い資本と操作費用の故に、ミル(mill)バイオ酸化 方法よりも、非常に低い品位の精鉱を、結果として低い品位の鉱石を経済的に処 理するために用いることができる。さらに、貴金属を産生する難処理性硫化鉱物 を支持物質のヒープの頂上に配することにより、ヒープ内において良好な流体流 (空気および液体の両方)が確保される。 本発明の他の点について以下に記述する。この点において、硫化鉱石から卑金 属バリューを回収する方法が提供される。このような鉱石には、例えば、黄銅鉱 、セン亜鉛鉱、ニッケル硫化鉱石およびウラン硫化鉱石がある。本法は、(a.) 微細金属硫化物粒子を含む硫化鉱物精鉱を形成し、(b.)この精鉱を粗支持物質 のヒープの頂上に配し、(c.)精鉱をバイオ酸化し、次いで(d.)金属硫化鉱物 をバイオ酸化するのに用いた溶液から金属バリューを回収することを含む。本方 法 では、貴金属を産生する硫化鉱物の精鉱を処理するための本発明方法について上 記したのと同様に、バイオリアクターのために粗支持物質のヒープを使用し、そ の資本および操作費用はミルバイオ酸化操作におけるよりも小さい。しかし、ヒ ープ中に良好な空気流によって、硫化鉱物のバイオ酸化速度は非常に高くなって 、ミル型操作でみられるものに達し得る。 精鉱が得られる硫化鉱石によるが、発明の本方法で回収される卑金属バリュー には、銅、亜鉛、ニッケルおよびウランがある。 発明の本方法についての方法パラメーターおよび考察は、難処理性硫化鉱物の 貴金属含有精鉱を処理するための上記の本発明方法とほとんど同じである。しか し、二方法の主要な相違は、本法において所望の卑金属バリューがバイオ酸化プ ロセス中に溶解することである。結果として、金属バリューは、金属硫化鉱物の 精鉱をバイオ酸化するのに用いた溶液から直接的に回収可能である。バイオ浸出 液から所望の金属バリューを抽出するのに用いる技法は、望む特定の金属によっ て変わる。当業者はすぐに分かるように、これらの技法には、溶媒抽出法、鉄浸 炭法、pH調整による沈降法が含まれる。溶媒抽出法は、バイオ浸出液溶液から 銅を得るのに特に好ましい方法である。 本発明の上記した方法と同様に、本方法は、間欠的に精鉱を加えることにより 継続的に操作することができる。例えば、精鉱は毎日あるいは週単位で加えるこ とができる。上記したように、このような添加によって、ヒープの頂上に供給さ れ、ヒープを通って移行する精鉱について、高速度のバイオ酸化が確保される。 当業者は分かるように、発明の本方法は、難処理性硫化鉱物の精鉱から貴金属 バリューを回収することについて上記した発明方法と併用することができる。そ れは、難処理性硫化鉱物からの卑金属はバイオ酸化プロセス中にバイオ浸出液溶 液に本来、溶解するのに対し、硫化鉱物中に含有の収蔵貴金属は同時に遊離され るからである。次いで、これらのバリューは上記した技法を用いて回収される。 本発明の種々な点について記載して来た望ましい実施態様は、次の実施例によ ってさらに詳細にされる。このような詳細は、開示する本発明を説明することを 意図するものであって、本発明を実施例に限定しようとするものではない。実施例1 硫化物であるが故に、シアニドでの浸出では処理しにくいことが知られている 低品位(3.4ppm)金鉱石のサンプルを破砕した。次いで、鉱石を−6.2cmフラ クション(47.4wt%)および−0.31cmフラクション(残り)に分けた。次い で、−0.31cmフラクションを75%が75γmm篩を通過するように粉砕し、 浮遊選鉱で難処理性黄鉄鉱精鉱の製造を助けた。 粉砕したサンプルに、30%パルプ(pulp)密度となるまで水を添加した。次い で、鉱石パルプをpH10に調節し、6Kg/鉱石トンのNa2SiO3で12時 間処理し、粘度物質を除去した。粘度物質を12時間後、硬化しないフラクショ ンとして除去した。 粘土が浮遊選鉱の問題となり得るため、非粘土物質を硬化させる工程を加え、 サンプルの浮遊選鉱前に粘度物質を除去した。 粘土フラクションは全鉱石重量の3%以下であったが、鉱石にほとんど5%の 金が含まれていた。粘土フラクションの除去および続く浮遊選鉱により、非常に 小さい重量フラクション(全鉱石重量の0.1%)が産出するが、17ppm以上の金 を含んだ。粘土浮遊選鉱テイルのシアニド浸出によりそれに含まれる76%以上 の金を抽出した。鉱石浮遊選鉱テイルに含まれる金の全量は1.08ppmであった 。 浮遊選鉱前に、粉砕した鉱石の主要フラクション(+5γmmから−75γmm)を 、Wemco浮遊選鉱セル中で10分間混合することにより、2.0Kg/トンのCa SO4で調節した。続いて、100g/トンのキサントゲン酸で10分混合し、 次いで50g/トンのDowforth D-200と5分混合した。次いでサンプルをパル プ密度30%で20分浮遊選鉱した。主要フラクションのサンプル4キログラム を各500gの8つの別のバッチで処理した。これらの浮遊選鉱から得られた硫 化物精鉱を回収し、合わせ、カラムにて再浮遊させた。 Wemco浮遊物からのテイル、カラムフローからのテイル、および硫化物精鉱の 3つのフラクションを回収し、これらの各フラクションを乾燥し秤量した。Wem co浮遊物からのテイルは全鉱石重量の35.4wt%であり、1.88ppmの金を含 んだ。このフラクションのシアニド浸出は、その金の67%を産生した。これは 全鉱石からのシアニド浸出からの回収が63%であったよりも高かった。カラム テイルは3.56ppmの金を含んだ。シアニド浸出によるこのフラクションからの 金の実収率は76.6%であった。 硫化物精鉱は753gの重量であり、全鉱石の8.8%であった(+0.31cm および−0.31cmフラクション)。精鉱の小フラクションの分析は、6.5ppmの 金を含むことを示した。このフラクションを47.4重量%の+0.31cm鉱石上 にコーティングした。乾燥黄鉄鉱精鉱を粗鉱石の表面に、30rpmで回転してい るドラム中で回転させることにより散布し、同時に凝集助剤である2,000ppm の第二鉄イオンおよび1%Nalco #7534の混合物を噴霧した。溶液のpHは1. 8であった。 粗鉱石支持岩上の精鉱の混合物を7.62cmカラムに入れた。空気および液体 を上から入れた。カラムにチオバシラス・フェロオキシダンス菌10mlを、2. 6のO.D.または1.1×1010細菌/mlの濃度で接種した。 細菌を5g/l硫酸アンモニウムおよび0.83g/l硫酸マグネシウム7水 和物を含む酸性栄養溶液で生育させた。溶液のpHを硫酸(H2SO4)で調節する ことにより1.7から1.9の範囲に維持した。溶液はまた硫酸第二鉄および硫酸 第一鉄の形で鉄を20g/リットル含んだ。 細菌をカラムの上から、pHを1.8に調節した後に接種した。実験中、0.2 ×9K塩および2,000ppm第二鉄と共に;カラムの上から入れた液体はpH1 .8であった。鉄酸化の程度は、2,000ppm第二鉄供給により導入した鉄を引 いた、カラムから溶出する溶液の分析により測定した。 T.フェロオキシダンスのための標準9K塩培地の組成を下記に記載する。濃 度はグラム/リットルで示す。 0.2×9K塩の標記は、9K塩溶液強度が標準9K塩培地の20%であった ことを示す。 60日後、カラムからの鉄浸出量は約50%の黄鉄鉱がバイオ酸化されたこと を示した。実験を停止し、混合物を+600μmフラクションおよび−600μm フラクションに分離した。各フラクションを95%−75μmまで粉砕し、次い で96時間、ボトル回転分析で500ppmシアニド溶液で浸出した。活性炭をボ トル回転試験に添加し、溶解した金を吸着させた。 −600μmフラクションの金実収率は83.7%であった。−600μm物質 は黄鉄鉱重量の損失のため増加した8.87ppmのヘッド金バリューを有した。粗 +600μmフラクションは、一方、57%の金実収率であり、ヘッド金バリュ ーは2.24ppmであった。これは、粗岩石の外側にコーティングした精鉱黄鉄鉱 が岩石の粗フラクションより早くバイオ酸化されることを示した。実施例2 他の比較試験を行った。この実施例において、鉱石サイズフラクションのバイ オ酸化速度を比較した。Ramrod Gold Corporationから提供された鉱石を1. 9cmに破砕した。−0.31cm鉱石フラクションを除き、精鉱を使用するのに使 用した。鉱石サンプルは鉱石トン当たり2.7g(2.7ppm)より少ない金を有し た。サンプルは硫砒鉄鉱および黄鉄鉱の両方を含んだ。精鉱は、−0.31cm鉱 石5Kgを、−75μmを通過するまでボールミルで粉砕し、ボールミルで粉砕し た鉱石を次いでキサントゲン酸で浮遊させ、黄鉄鉱精鉱を形成させた。浮遊選鉱 の前に、6Kg/鉱石トンのNa2SiO3で8時間またはそれ以上硬化させるこ とにより粘土を除去した。浮遊選鉱は、各500gの小バッチで、研究室Wemco 浮遊選鉱セルで行った。キサントゲン酸アミルカリウムを、100g/トンの濃 度で、1.5Kg/トンの硫酸ナトリウムおよび50g/トンのDowfroth D-200 と共に収集剤として使用した。黄鉄鉱精鉱は−0.31cm鉱石フラクションの重 量の4.5%を占めた。しかしながら、この鉱石フラクションは、粉砕した鉱石 に関して80%を越える金および黄鉄鉱を含んだ。精鉱は約17.4%鉄、15. 7%硫黄および約40ppm金を含んだ。+0.31cm鉱石は0.9%鉄および0.1 8%硫黄を含んだ。 この精鉱のサンプル140gを、+0.31cm粗鉱石560gにコーティング した。精鉱を粗鉱石に乾燥粉末として加えた。次いで、混合物を小プラスチック ドラムで、30rpmで回転させ、乾燥精鉱を岩石支持体に散布した。2,000pp m第二鉄イオンおよび1%Nalco #7534を含む液体を、全ての精鉱を岩石にコー ティングするまで噴霧した。液体のpHを1.8に維持した。使用した液体の量 は粗鉱石および精鉱の重量の5から10%の間と計算された。粗鉱石上の精鉱の 混合物700gを7.62cmカラムに入れた。カラムに入れた後の鉱石の高さは 約12.7cmであった。空気および液体をカラムの上から入れた。粗鉱石基質上 にコーティングした精鉱のカラムに、2.0のO.D.または細菌8×109/mlの 細菌約10mlを接種した。 細菌はATCC株#19859および33020を用いて元々開始したチオバシラス・フ ェロオキシダンスの混合培養物であった。細菌を5g/l硫酸アンモニウムおよび 0.83g/l硫酸マグネシウム7水和物を含む酸性栄養溶液で生育させた。溶 液のpHは、硫酸(H2SO4)での調節により1.7から1.9の範囲に維持した。 溶液はまた硫酸第二鉄および硫酸第一鉄の形で20g/リットルの鉄も含んだ。 細菌を、pHをpH1.8に調節した後にカラムの上から加えた。実験中にカ ラムの上から導入される液体は、0.2×9K塩および2,000ppmの第二鉄で pH1.8であった。鉄酸化の程度は、2,000ppm第二鉄供給により導入した 鉄を引いた、カラムから溶出する溶液の分析により測定した。 この鉱石は、その重量の1%より少ない濃度を有する硫化物では低かった。粗 岩石上の精鉱を20重量%にすることにより、黄鉄鉱および金の両方の濃度が1 0倍以上増加した。これは、図6および7に見られるように、全鉱石よりもバイ オ酸化の速度を増加させた。この方法は黄鉄鉱のほとんどを空気および水にさら すだけでなく、ヒープカラムモデルにおける鉱石の単位容量当たりで産生される 第二鉄および酸の量も増加させた。 図6は、+0.31cm粗鉱石上のこの鉱石の黄鉄鉱精鉱および全鉱石自体の両 方で浸出した鉄の割合により測定した酸化の量である。グラフが示すように、精 鉱処理を、最初の30日で約40%まで、そして最初の60日で65%以上バイ オ酸化した。全鉱石は84日で24%までバイオ酸化されたのみであった。日平 均バイオ酸化速度を図7に示す。コーティング化精鉱の最も高い日平均速度は1 .8%/日であり、一方全鉱石は僅かに0.5%の日平均速度であった。図7に説 明するように、コーティング化精鉱サンプルはサンプルのバイオ酸化が始まるほ ど長くかからなかった。これは、コーティング化精鉱処理が合理的に短時間で完 全なバイオ酸化を達成するようであることを意味する。 下記表1は、比較のために行った粗鉱石の精鉱処理および全鉱石処理の図6お よび7にグラフにした具体的なデータポイントを示す。 68日後、粗鉱石カラム上にコーティングした精鉱を外した。バイオ酸化物質 を+180μmフラクションおよび−180μmフラクションに分けた。微細物質 の重量は140gから150gに増加した。68日のバイオ酸化中にこの系から 除去された鉄の量は21.5gであり、黄鉄鉱46gに相当した。粗岩石の重量 は54g減少した。これは、岩石のバイオ酸化プロセスにより、より細かい物質 へと破壊されたためであると考えられた。バイオ酸化後の全重量は656gであ り、それは出発物質より44g少なかった。これは計算された酸化黄鉄鉱46g と合致する。 −180μm物質の二つのサンプルおよび+18μm物質の一つのサンプルをシ アニドで浸出した。サンプルを浸出するために、ボトル回転を96時間行い、浸 出剤を500ppmに維持した。+180μm粗鉱石支持岩を、ボトル回転を行う前 に95%−75μmまで粉砕した。全てのボトル回転物は浸出溶液中の活性炭で 処理された。 バイオ酸化68日後の−180μmフラクションの硫化物分析は、出発レベル の56%である8.8%硫化物をまだ含むことを示した。これはカラム実験で浸 出させた鉄で示されたより低い酸化程度であった。金実収率は高品位(38ppm) −180μmフラクションで83.4%および+180μm低品位(3ppm)フラクシ ョンで79.5%に増加した。これは非酸化鉱石の実収率45.6%からの実質的 な増加である。実施例3 ドミニカ共和国の鉱山からの70%−75μm金鉱石のサンプルを使用して、 硫化物浮遊精鉱を産出した。鉱石サンプルを、既にシアニド浸出されている鉱山 の尾鉱の山から得た。鉱石サンプルはまた2g/トンを越える金を含有し、それ は硫化物中にあり、シアニドで直接浸出できなかった。 硫化物精鉱を製造するために、数キログラムのこのサンプルを更に95%−7 5μmに粉砕した。次いで粉砕したサンプルを浮遊選鉱し、硫化物精鉱を形成さ せた。浮遊選鉱は各500gの研究室Wemco浮遊選鉱セルで小バッチで行った。 浮遊前に、粉砕した鉱石サンプルを30%のパルプ密度に調節した。次いで、鉱 石スラリーを1.5Kg/トン硫酸ナトリウム(Na2S)と5分間、pH8.5で混 合した。次いで、キサントゲン酸アミルカリウムを100g/トンで収集剤とし て添加し、5分間混合した。次いで、Dowfroth D-200 50g/トンを添加し 、5分間混合した。最後に、空気を導入して17.4重量%鉄および19.4重量 %硫化物および精鉱トン当たり14gの金を含む硫化物精鉱を製造した。次いで 、多くのコーティング化基質を、+0.31cmから−0.62cm花崗岩560g上 に硫化物精鉱140gから150gをコーティングすることにより製造した。精 鉱を乾燥粉末として花崗岩に加えた。次いで、混合物を小プラスチックドラムで 3 0rpmで回転させ、乾燥黄鉄鉱を支持物質上に散布した。2,000ppm第二鉄イ オンおよび1%Nalco #7534凝集助剤を含む液体を、すべての硫化物精鉱が湿潤 花崗岩上に広がるまで噴霧した。溶液をpH1.8に維持した。この場合の粗岩 石は鉄または金バリューを有しなかった。しかしながら岩石は少量の無機炭酸塩 を含有し、それが最初pHを高く維持させる傾向にあるだけでなく、細菌の炭素 源としてCO2を提供する。 精鉱コーティング化岩石700gをカラムに入れた。1.6のpHを有する0. 2×9K塩および2,000ppm第二鉄イオン溶液を、流速約300ml/日でカ ラムの上から挿入した。次いで、カラムを10mlの細菌で、実施例2のように接 種した。精鉱コーティング化岩石基質のpHを1.8のpHに調節した後、流入 液のpHを1.8にした。空気もまたカラムの上から挿入した。 図8は精鉱から浸出した鉄のパーセントにより測定したバイオ酸化のパーセン トをグラフで示す。バイオ酸化の日平均パーセントを計算し、表2に示し、図9 にグラフで図説する。バイオ酸化のパーセントは、除去された全鉄を精鉱に含ま れる全鉄で割って決定した。バイオ酸化の速度は、pHを調節し、細菌を構築し 、さらに適合させるため、開始が遅かった。しかしながら、約2週間後、速度は 急速に増加し、30日後に最大に達した。この時に全鉄のほとんど50%がバイ オ酸化されていた。このプロセスは、残りの黄鉄鉱が消費されたため、徐々に減 速して続いた。最後の64日では、鉄のほとんど97%がバイオ酸化されていた 。ほとんど完全にバイオ酸化され、速度がこのプロセスの終了近くまで減速して も、日平均速度はまた1%/日近かった。70日後、バイオ酸化が停止した。バ イオ酸化精鉱を+180μmフラクションおよび−180μmフラクションに分け た。バイオ酸化精鉱の重量は140gから115gに減少した。70日のバイオ 酸化でこの系から除去された鉄の量は、25.9gであり、黄鉄鉱55.5gに相 当した。花崗岩の重量は98.8g減少した。これは、岩石の炭酸カルシウムが 酸により破壊されたこと、および岩石がより細かい物質へと破壊されたことによ るものであると考えられた。全重量は123.3g減少し、これは黄鉄鉱単独の バイオ酸化で予定されていたものより67.8g多かった。 −180μm物質のサンプルをシアニド500ppmで、ボトル回転で96時間浸 出した。+180μm花崗岩もまたシアニド500ppmで浸出し、支持基質として 荒岩を使用した方法で、どの程度の金が支持岩石に貼り付くかを測定した。−1 80μm物質の分析は、9.7%の硫化物がまだ含まれることを示し、これは酸化 が僅かに約50%であることを示す。 −180μmフラクションからの金抽出は77%であった。この金を既にシア ニドで浸出した金鉱石から回収し、従って本発明の方法が現在まで廃棄物と考え られていた鉱石にさえ適応できることを証明する。すべての実収率が鉱山で現在 実施されている方法よりも向上しているが、本発明方法は以前は尾鉱と見なされ ていたものからの77%の金の回収を可能にした。 花崗岩支持岩石のシアニド浸出は、全金の3.4%である0.15ppmの金の採 取を示した。実施例4 80%が0.62cmを通過するように破砕した難処理性黄鉄鉱を有する金サン プルを支持岩石として試験するために製造した。鉱石はネバダ州のウエスタン・ ステーツ鉱山からであり、高濃度の無機炭酸塩を石灰岩の形で含有する。微細物 質(0.31cm以下)は、良好な空気流を可能にするために除去した。+0.31cm から−0.62cmの岩石の4キログラムのサンプルを、他の採鉱会社から提供さ れた1キログラムの金含有黄鉄鉱精鉱でコーティングした。コーティングは、粗 鉱石支持岩石および乾燥精鉱を小回転ドラムに入れ、第二鉄イオン2,000ppm および1%Nalco #7534凝集助剤含有液体を、全ての硫化物精鉱が湿潤花崗岩上 にコーティングされるまで、混合物に噴霧することにより、形成した。 両方のサンプルの鉄分析は、精鉱が鉄210gおよび鉄42.8g含有支持岩 石4キログラムを含むことを示す。 コーティング化鉱石基質を7.62cmカラムに入れた。バイオ酸化プロセスを 開始するために、pH1.3および2,000ppmの第二鉄を有する溶液を、約1 リットル/日でカラムを通過させた。7日後、カラムから溶出する溶液のpHは pH2.5以下であった。この点で、カラムにチオバシラス・フェロオキシダン ス菌の培養物10mlを(実施例2のように)接種し、供給溶液のpHをpH1.8 に上げた。全15日後、カラムはpH1.7およびEh700mVの酸を発生した 。バイオ酸化プロセスの進行は、精鉱コーティングした名目0.62cm鉱石のカ ラムから浸出する鉄の測定により追跡した。このデータを荒岩のサンプル上にコ ーティングしたのと同じ精鉱を使用した実験のデータと比較した。両方の場合の 浸出速度を図10のグラフ形態で比較する。ウエスタン・ステーツ実験が僅かに 速いという事実は、粗鉱石支持岩石がまた同程度酸化されたことを示す。 ウエスタン・ステーツカラム実験は全74日流し、全166グラムの鉄をその 系から浸出させ、または精鉱および支持岩石の両方の全鉄の66%を浸出させた 。鉄のほとんどは精鉱から浸出したが、支持岩石からのもあった。精鉱の重量は バイオ酸化後1,000グラムから705.8グラムに変化した。ウエスタン・ス テーツ粗鉱石支持岩石4キログラムは3695.5グラムに減少し、これはバイ オ酸化後の304.5グラムまたはその重量の7.6%の損失に相当する。粗鉱石 支持岩石の重量減少は、その黄鉄鉱のバイオ酸化、鉱石の炭酸塩の酸浸出および 鉱石の物理的削磨の組み合わせの結果であった。 ネバダ州の他の鉱山由来のバイオ酸化精鉱705.8グラムを、シアニドボト ル回転試験を使用して金抽出について試験した。バイオ酸化前の金実収率は46 %であった。バイオ酸化後、86%に増加した。この同じ金実収率が、砂利支持 物質で精鉱を同程度バイオ酸化することにより達成できた。 ウエスタン・ステーツ鉱石の酸消費を、バイオ酸化の支持岩石として使用する 前および後に測定した。pHを2まで減少させるのに必要な硫酸の量はバイオ酸 化前は100g鉱石当たり31.4グラムであった。pHを2まで減少させるの に必要な硫酸の量はバイオ酸化後は100g鉱石当たり11グラムであった。こ れは、支持岩石の重量の約20%が74日のバイオ酸化で酸中和されたことを意 味する。これは支持岩石の7.6%の重量損失より大きい。これはバイオ酸化後 に岩石に形成される沈殿または石灰岩の割合のサンプル毎の変化によるものであ り得る。 この試験から幾つかの結論を導き出せる。第1に、低pHバイオ酸化プロセス は高炭酸塩鉱石の表面で起こり得る。第2に、+0.31cmから−0.62cm支持 物質で、pH1.8酸による中和工程は鉱石の炭酸塩が74日後に完全には除去 されないほどゆっくりである。遅い酸中和工程は、鉱石中の石灰岩の中和がバイ オ酸化細菌炭素源の必要なCO2を提供するため、細菌にとっては有益である。 第3に、粗鉱石支持岩石は、ウエスタン・ステーツ鉱石中の小さい浮遊不可能な 硫化物がバイオ酸化されるため、この方法で利益を得る。 +0.31cmから−0.62cm粗鉱石支持岩石で約2カ月に起こる中和の量に基 づくと、+0.62cmから−1.9cm粗鉱石支持岩石はフルスケール工程に適して いる。より大きい粗鉱石支持岩石の場合、石灰岩中和を最大限に使用し、粗鉱石 支持岩石の小さい浮遊可能硫化物のバイオ酸化をするにはヒープバイオ酸化工程 に90から120日かかる。粗鉱石支持岩の外側に広がる硫化物のコーティング のバイオ酸化にかかる時間は、一般的に90日以下である。従って、粗鉱石支持 岩石は、粗鉱石支持岩石の表面のバイオ酸化のために黄鉄鉱精鉱を粉砕し、浮遊 させる前に数回使用し得る。 バイオ酸化の前に、ウエスタン・ステーツ鉱石の浮遊選鉱により精鉱を製造す る二つの試みが成された。一つの方法はキサンンテートしか使用せず、黄鉄鉱精 鉱内に僅かな金の実収率(12%以下)しか成さなかった。この浮遊選鉱からのテ イルはまだ4.0gAu/トンを含んだ。浮遊選鉱テイルのシアニドでの抽出は 、テイルに残る金の17%しか回収しなかった。 第2の試みは、浮遊選鉱でケロセンを炭素精鉱を浮遊除去するために使用し、 続いてキサントゲン酸を黄鉄鉱精鉱を製造するために使用した。これらの精鉱を 合わせた重量は、鉱石の18%であり、キサントゲン酸のみを使用して製造され た精鉱の7.4重量%の2倍であった。両方の精鉱からの合わせた金の実収率は 、金の53.8%に増加した。この浮遊選鉱からのテイルは、金が2.12g/ト ンに減少した。テイルのシアニドでの抽出は、両方の精鉱の浮遊選鉱後のテイル に残る金の34.5%しか回収しなかった。 第3の試みが、ウエスタン・ステーツ鉱石で、それが本実施例におけるバイオ 酸化の支持岩石として使用された後に浮遊選鉱において成された。+0.31cm から−0.62cm鉱石支持岩石を−75μmに粉砕し、次いで収集剤としてキサン トゲン酸を使用して浮遊させた。これは33.4g Au/トンおよび本来の鉱 石重量の7.9%である黄鉄鉱精鉱を形成した。この浮遊選鉱からのテイルは1 .09g Au/トンを含んだ。黄鉄鉱精鉱への金の実収率は72.4%であった 。1.09g/トンテイルのシアニド抽出物は、48.7%の金を回収し、0.5 6g/トンの最終のテイルを製造した。 33.4gAu/トン 黄鉄鉱精鉱は、振盪フラスコ実験でバイオ酸化した。 バイオ酸化後、シアニド抽出物は99%金実収率まで増加した。この結果は、こ の精鉱が、コーティング化支持岩石法の他の精鉱と別にバイオ酸化される黄鉄鉱 を含む金であることを示した。 下記表3に示す浮遊選鉱結果からみられるように、バイオ酸化の支持物質とし て使用した後のウエスタン・ステーツ鉱石の浮遊選鉱により、高品位の黄鉄鉱精 鉱がより簡単に製造され、浮遊選鉱テイルはシアニド抽出に対する難処理性が減 少している。これはバイオ酸化の高第二鉄および低pH条件における74日間の 黄鉄鉱の化学的変化によるものであり得る。あるいは、非浮遊硫化物を、第二鉄 および細菌酸化を組み合わせて、難処理性を減少し得る。 実施例5 二つの同時のバイオ浸出試験を、金含有黄鉄鉱精鉱のバイオ酸化速度を試験す るために行った。最初の試験はカラムタイプ実験から成り、ヒープリーチング法 を模倣し、第2は振盪フラスコ実験から成り、撹拌タンク工程を模倣する。 両方の試験の出発精鉱は、カリフォルニア州、トゥオルンネ群のジェームスタ ウン鉱山から得た。鉱山はSonora Gold会社が所有し、主脈鉱脈システムに沿 っている。精鉱はキサントゲン酸浮遊選鉱法で製造し、39.8%硫化物および 36.6%鉄を含有した。精鉱内の鉱物硫化物は主に黄鉄鉱を成す。サイズ分析 は、76%を越える精鉱粒子が75μmより小さいことを示す。精鉱は高い金濃 度を有し(約70g/トン精鉱)、シアニド浸出に対して難処理性であることが知 られている。 各試験のバイオ酸化の割合は、カラムから除去された全ての溶液中の鉄濃度ま たはフラスコ実験の場合、溶液中の鉄濃度+除去された鉄溶液により測定した。 チオバシラス・フェロオキシダンスの培養物を、各試験で鉱物硫化物精鉱のバ イオ酸化に使用した。チオバシラス・フェロオキシダンスの培養物は、ATCC 株19859および33020から開始した。培養物を、pH1.7から1.9および5g/ l硫酸アンモニウム((NH4)2SO4)、0.833g/l硫酸マグネシウム7水和 物(MgSO4・7H2O)および硫酸第二鉄および硫酸第一鉄の形の20g/l鉄 含有酸性栄養培地で生育させた。溶液のpHを上記範囲に硫酸(H2SO4)を使用 して調節した。 培養物を試験サンプルに適用する前に、鉱物硫酸酸化細菌の混合培養を、4× 109から1×1010セル/mlのセル密度に生育させた。 カラム実験を、約108セル/グラム精鉱を有する精鉱サンプル150gを接 種することにより開始した。これは5×109セル/mlの細菌3mlを黄鉄鉱精鉱 のサンプル150gに添加することにより成した。黄鉄鉱精鉱懸濁液150gを 、次いで、7.62cm、1.83メートルカラムに、.95cm溶岩3lと共に約半分 まで入れた。溶岩支持物質は、広い表面領域を有し、バイオ酸化中に遭遇する酸 性条件に良好に耐えるので、選択した。 接種および続く溶液添加の間、黄鉄鉱精鉱はカラム侵食をしなかった。ほとん どの黄鉄鉱精鉱は溶岩の最初の30cmに含有されていた。バイオ浸出溶液はカラ ムのpHが約1.8に下がるまで再循環させた。カラム内のバイオ酸化を開始さ せた後、1.8のpHおよび2000ppmの鉄を主に第二鉄の形で有する0.2× 9K塩溶液をカラムに供給した。2,000ppmの鉄はカラムから出る溶液中の鉄 の全ての分析から差し引いた。 バイオ酸化26日後、黄鉄鉱精鉱の鉄35%が酸化されていた。この点で、試 験を3gの新しい精鉱を毎日カラムに加えることによる連続工程試験に換えた。 更に9日後、黄鉄鉱添加速度を6g/日に増加させた。 フラスコ実験をカラム実験と同時に開始した。実験を開始するために、黄鉄鉱 精鉱のサンプル50gに、細菌培養物1mlを接種した。黄鉄鉱精鉱を、次いで、 大きい振盪フラスコ中、pH1.8を有する0.2×9K塩溶液1リットルに添加 した。同細菌で精鉱を接種するだけでなく、同数のセル/gで接種した。 約250rpmでフラスコを軌道振盪することによりバイオ浸出溶液に空気を加 えた。溶液をフラスコから経時的に回収し、カラムよりも高い濃度になるように 第二鉄濃度を保った。 26日目にカラム実験を連続工程に換えた時、フラスコ実験もまたフラスコに 1g黄鉄鉱精鉱/日を添加することにより連続試験に換えた。更に9日後、精鉱 の量を2g/日に増加させた。 58日後、フラスコおよびカラム実験への黄鉄鉱添加を止めた。カラムおよび フラスコの両方を更に20日間バイオ酸化させた。この点で、カラムの精鉱は約 76%酸化され、フラスコの精鉱は約89%酸化された。次いでカラムを10日 間チオ尿素で浸出し、遊離金を抽出した。しかしながら、1.8のpHを有し、 2,000ppmの第二鉄を含む0.2×9K塩の添加に再び戻した3日後、カラム 溶出液中のEhおよび鉄濃度は増加した。これはチオ尿素が細菌に非毒性であり 、チオ尿素抽出が細菌を殺すことなく経時的にできることを示す。 図11は、カラムおよびフラスコ精鉱バイオ浸出試験のバイオ酸化の量対日数 を示す。図8の“TU浸出”なるフレーズは、チオ尿素浸出を示す。図8の記載 に使用したデータは、本実施例の最後の表4および5に表として示す。 上記のように、フラスコは撹拌タンク工程を模倣する。フラスコ試験を、黄鉄 鉱を毎日添加することにより連続工程に換えた時、鉱石に適した大量の細菌を含 む急速バイオ酸化タンクに新しい黄鉄鉱を間欠的に導入する大規模工程の模倣を 意味する。カラムへの黄鉄鉱の毎日の添加は、貴金属を有する硫化金属が、連続 的にまたは断続的に、溶岩のような支持物質のヒープに配したバイオ酸化精鉱か ら成るヒープの頂上に添加される、連続工程の可能性を試験するために行った。 上記試験が証明するように、バイオ酸化の速度はカラムとフラスコ試験で有意 な差はなかった。バイオ酸化の開始は、カラム試験で僅かに遅かった。これはカ ラムのpHを1.8に下げる約10日の遅れによるものであり得る。次いで、カ ラムのバイオ酸化の速度はフラスコと同程度に増加した。実験の終わりの方で、 速度は再び減速し始めた。これは新鮮な黄鉄鉱とバイオ酸化黄鉄鉱の混合物の欠 乏によるものであり得る。しかしながら、二つの試験のバイオ酸化速度は、本発 明の方法の実施可能性を証明するのに十分近かった。本発明方法の実施可能性は 、撹拌タンク方法と比較して、重積方法のより低い資本および作業費用の観点か ら特に魅力的である。 本発明は好ましい態様および具体的実施例を参考にして記載しているが、当業 者は本発明の方法の多くの変形および適合が後述の請求の範囲の精神および範囲 から離れることなく可能であることを容易に理解する。例えば、本発明の方法は 難処理性硫化鉱石または難処理性炭素質硫化鉱石からの金の回収について記載し たが、この方法はこれらの鉱石に見られる銀およびプラチナのような他の貴金属 に同様に応用可能である。同様に、本発明の方法は、当業者は容易に理解するよ うに、黄銅鉱および閃亜鉛鉱のような金属黄鉄鉱石からのバイオ酸化硫化物精鉱 に使用し得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22B 15/14 C22B 19/32 19/32 23/06 23/06 60/02 60/02 3/00 F (31)優先権主張番号 08/588,589 (32)優先日 1996年1月18日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/636,117 (32)優先日 1996年4月22日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.非撹拌表面バイオリアクターを用いて、不要化合物を除去するために固形 物質をバイオ処理する方法であって: a.該バイオ処理する固形物質は、約250μm以下の粒子サイズを有し、か つ不要化合物を含有しており、約0.3cm以上の粒子サイズを有する多数の粗基 質の表面を、該バイオ処理する固形物質でコーティングして、多数のコーティン グ化粗基質を形成させ; b.ヒープ中へ多数のコーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタンク内 に多数のコーティング化粗基質を入れることにより、約25%以上かまたはそれ に等しい間隙空間体積を有する、非撹拌表面リアクターを形成させ; c.該リアクターに、該固形物質中の不要化合物を分解する能力のある微生物 を接種して、非撹拌表面バイオリアクターを形成させ;さらに、 d.該固形物質中の該不要化合物が所望濃度まで分解されるまで該固形物質を 該バイオリアクターにてバイオ処理する、 各工程を含んでなる、方法。 2.更に: e.該不要化合物が該所望濃度まで分解した後、該バイオ処理した固形物質を 該多数の粗基質から分離し;さらに、 f.該多数の粗基質を用いて工程a−dを繰り返す、 各工程を含んでなる、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.該不要化合物が有機汚染物質である、請求の範囲第1項または2項に記載 の方法。 4.該固形物質が土である、請求の範囲第3項に記載の方法。 5.該有機汚染物質が、廃棄油、グリース、ジェット燃料、ディーゼル燃料、 粗製油、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、ポリ芳香族炭化水素 類(PAH)、多核芳香族類(PNAs)、ペンタクロロフェノール(PCP) 、ポリ塩素化ビフェニル類(PCBs)、クレオソート、農薬類、2,4,6−ト リニトロトルエン(TNT)、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリニトロ−1,3,5 − トリアジン(RDX)、オクタヒドロ−1,3,5,7−テトラニトロ−1,3,5, 7−テトラゾシン(HMX)、N−メチル−N−2,4,6−テトラニトロアニリ ン、およびニトロセルロース(NC)からなる群から選択される少なくとも1つ である、請求の範囲第4項に記載の方法。 6.該多数の粗基質がプラスチックを含んでなる、請求の範囲第3項、4項、 または5項に記載の方法。 7.該不要化合物が硫化鉱物である、請求の範囲第1項または2項に記載の方 法。 8.該固形物質が石炭である、請求の範囲第7項に記載の方法。 9.該多数の粗基質が粗石炭粒子を含んでなる、請求の範囲第8項に記載の方 法。 10.該固形物質が難処理性硫化鉱石である、請求の範囲第7項に記載の方法。 11.該多数の粗基質が粗難処理性硫化鉱石粒子である、請求の範囲第10項に 記載の方法。 12.該多数の粗基質が岩石、溶岩、砂利、無機炭酸塩含有岩石、シンダーブロ ック、およびスラグからなる群から選択される少なくとも1つの物質を含んでな る、請求の範囲第1項、2項、3項、4項、5項、7項、8項、または10項に 記載の方法。 13.粗基質が約0.6cm以上かまたはこれに等しく、かつ約2.54cm以下かま たはこれに等しい名目粒子サイズを有する、請求の範囲第1−12項に記載の方 法。 14.該多数の粗基質上にコーティングした固形物質の量が、およそ10重量% からおよそ30重量%である、請求の範囲第1−13項に記載の方法。 15.該固形物質が約25μm以上か、またはこれに等しい粒子サイズを有する 、請求の範囲第1−14項に記載の方法。 16.該固形物質が75μm以上かまたはこれに等しく、かつ106μm以下かま たはこれに等しい名目粒子サイズを有する、請求の範囲第1−14項に記載の方 法。 17.該バイオ処理工程が、下記:微生物の生育を維持するのに必要な栄養素を バイオリアクターに供給すること、バイオリアクターの水分含量を所望レベル以 上に維持すること、貫通パイプから空気をバイオリアクターに吹き込むこと、バ イオリアクターのpHを予め測定した範囲内に維持すること、およびバイオリア クターの温度を予め測定した範囲内に維持すること、の少なくても1つを含んで なる、請求の範囲第1項に記載の方法。 18.該多数の基質上の該固形物質コーティング厚が約1mm以下である、請求の 範囲第1−17項のいずれかに記載の方法。 19.該間隙空間体積が約35%以上またはそれに等しい、請求の範囲第1−1 8項のいずれかに記載の方法。 20.該粗基質のわずか5重量%が0.3cm以下である、請求の範囲第1−19 項のいずれかに記載の方法。 21.非撹拌表面バイオリアクターを用いて、対象となる金属バリューを遊離さ せるために、微細金属硫化物粒子からなる硫化鉱物精鉱をバイオ酸化する方法で あって: a.約0.3cm以上の粒子サイズを有する多数の粗基質の表面を精鉱と接触さ せて、多数の精鉱コーティング化粗基質を形成させ; b.ヒープ中へ多数の精鉱コーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタン ク内に多数の精鉱コーティング化粗基質を入れることにより、非撹拌表面リアク ターを形成させ; c.対象となる金属バリューが遊離するまで多数の粗基質の表面上の微細金属 硫化物粒子をバイオ酸化する、 各工程を含んでなる、方法。 22.非撹拌表面リアクターがヒープ中へ多数の精鉱コーティング化粗基質を積 み重ねることにより形成され、その方法が更に: d.多数の粗基質の表面上にコーティングした金属硫化物粒子を所望の程度ま でバイオ酸化した後、ヒープを解体し; e.バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗基質から分離し;さらに、 f.多数の粗基質を用いて工程a−cを繰り返す、 各工程を含んでなる、請求の範囲第21項に記載の方法。 23.非撹拌表面リアクターがタンク内に多数の精鉱コーティング化粗基質を入 れることにより形成され、その方法が更に: d.バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗基質から分離し;さらに、 e.多数の粗基質を用いて工程a−cを繰り返す、 各工程を含んでなる、請求の範囲第21項に記載の方法。 24.多数の粗基質が、金属硫化物粒子を含有する粗鉱石粒子を含んでなる、請 求の範囲第21項記載の方法。 25.更に: d.多数の粗基質の表面上にコーティングした金属硫化物粒子を所望の程度ま でバイオ酸化した後、金属硫化物粒子バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗 基質から分離し; e.多数の粗基質を、そこから金属硫化物粒子を分離させるのに十分な粒子サ イズまで、粉砕し; f.多数の粉砕粗基質から、微細金属硫化物粒子からなる第二硫化鉱物精鉱を 産生し; g.第二の多数の粗基質を第二精鉱でコーティングし; h.第二の多数のコーティング化基質を用いて第二ヒープを形成させ;さらに 、 i.金属硫化物粒子の第二精鉱をバイオ酸化する、 各工程を含んでなる、請求の範囲第24項に記載の方法。 26.粗鉱石粒子もまた無機炭酸塩を含有する、請求の範囲第24項または25 項に記載の方法。 27.該多数の粗基質として使用した物質が、溶岩、砂利、および無機炭酸塩を 含有する岩石からなる群から選択される少なくとも1つの物質である、請求の範 囲第21項、22項、または23項に記載の方法。 28.粗基質が約0.6cm以上かまたはこれに等しく、かつ約2.5cm以下かまた はこれに等しい名目粒子サイズを有する、請求の範囲第21−27項のいずれか に記載の方法。 29.多数の粗基質上にコーティングした精鉱の量が、およそ10重量%からお よそ30重量%である、請求の範囲第21−28項のいずれかに記載の方法。 30.精鉱が少なくとも20重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、請求の範囲 第21−29項のいずれかに記載の方法。 31.精鉱が少なくとも約40重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、請求の範 囲第21−29項のいずれかに記載の方法。 32.精鉱が少なくとも約70重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、請求の範 囲第21−29項のいずれかに記載の方法。 33.精鉱が40重量%から80重量%の間の金属硫化物粒子を含んでなる、請 求の範囲第21−29項のいずれかに記載の方法。 34.精鉱が約250μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第21−33 項のいずれかに記載の方法。 35.精鉱が約25μm以上の粒子サイズを有する、請求の範囲第34項に記載 の方法。 36.精鉱が約106μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第21−33 項のいずれかに記載の方法。 37.精鉱が約75μm以下の名目粒子サイズを有する、請求の範囲第21−3 3項のいずれかに記載の方法。 38.対象となる金属バリューが、金、銀、およびプラチナからなる群から選択 される少なくとも1つの貴金属のものである、請求の範囲第21−37項のいず れかに記載の方法。 39.対象となる金属バリューが、金属硫化物粒子の金属部分由来の卑金属バリ ューである、請求の範囲第21−37項のいずれかに記載の方法。 40.非撹拌表面バイオリアクターを用いて、貴金属含有難処理性硫化鉱石から 貴金属バリューを回収する方法であって: a.難処理性硫化鉱石から微細金属硫化物粒子からなる硫化鉱物精鉱を産出し ; b.多数の粗基質の表面を精鉱でコーティングし、それによって多数の精鉱コ ーティング化基質を形成させ; c.ヒープ中へ多数のコーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタンク内 に多数のコーティング化粗基質を入れることにより、非撹拌表面リアクターを形 成させ; d.多数の粗基質の表面上の金属硫化物粒子をバイオ酸化し; e.バイオ酸化した金属硫化物粒子を貴金属浸出剤と接触させて、貴金属バリ ューをバイオ酸化金属硫化物粒子から溶解させ;さらに、 f.貴金属バリューを浸出物から回収する、 各工程を含んでなる、方法。 41.非撹拌表面リアクターがヒープ中へ多数の精鉱コーティング化粗基質を積 み重ねることにより形成され、その方法が更に: g.多数の粗基質の表面上にコーティングした金属硫化物粒子を所望の程度ま でバイオ酸化した後、ヒープを解体し;さらに、 h.浸出剤と接触させる前に、バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗基質 から分離する、 各工程を含んでなる、請求の範囲第40項に記載の方法。 42.更に、バイオ酸化した金属硫化物粒子から分離しておいた多数の粗鉱石基 質を用いて、工程b−fを繰り返すことを含んでなる、請求の範囲第41項に記 載の方法。 43.多数の粗基質からバイオ酸化した金属硫化物粒子を分離する方法が、多数 の精鉱コーティング化粗基質を篩上に置き、次いで、水を吹き付けることを含ん でなる、請求の範囲第41項または42項に記載の方法。 44.多数の粗基質からバイオ酸化した金属硫化物粒子を分離する方法が、多数 の精鉱コーティング化粗基質をトロンメル中で回転させることを含んでなる、請 求の範囲第41項または42項に記載の方法。 45.非撹拌表面リアクターがタンク中へ多数の精鉱コーティング化粗基質を入 れることにより形成され、その方法が更に: g.浸出剤と接触させる前に、バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗基質 から分離する、 工程を含んでなる、請求の範囲第40項に記載の方法。 46.更に、バイオ酸化した金属硫化物粒子から分離しておいた多数の粗基質を 用いて、工程b−fを繰り返すことを含んでなる、請求の範囲第45項に記載の 方法。 47.多数の粗基質からバイオ酸化した金属硫化物粒子を分離する方法が、タン クに水性溶液を充填し、次いで、迅速にタンクから排水することによって、バイ オ酸化金属硫化物粒子を水性溶液中でタンクから運び出すことを含んでなる、請 求の範囲第45項または46項に記載の方法。 48.多数の粗基質が、金属硫化物粒子内に収蔵された貴金属バリューを含有す る粗難処理性硫化鉱石粒子を含んでなる、請求の範囲第40項に記載の方法。 49.更に: g.浸出剤と接触させる前に、バイオ酸化した金属硫化物粒子を多数の粗基質 から分離し; h.多数の粗基質を、そこから金属硫化物粒子を分離させるのに十分な粒子サ イズまで、粉砕し; i.多数の粉砕粗基質から、微細金属硫化物粒子からなる第二硫化鉱物精鉱を 産生し; j.第二の多数の粗基質を第二精鉱でコーティングし; k.ヒープ中へ第二の多数のコーティング化粗基質を積み重ねるか、またはタ ンク内に第二の多数のコーティング化粗基質を入れることにより第二の非撹拌表 面リアクターを形成させ; l.金属硫化物粒子の第二精鉱をバイオ酸化し; m.バイオ酸化した第2精鉱を貴金属浸出剤と接触させて、バイオ酸化した第 2精鉱から貴金属バリューを溶解させ;さらに、 n.第二精鉱から溶解させた貴金属バリューを浸出物から回収する、 各工程を含んでなる、請求の範囲第48項に記載の方法。 50.粗難処理性硫化鉱石が、精鉱を産出するのに使用した、貴金属含有難処理 性硫化鉱石に由来するものである、請求の範囲第48項に記載の方法。 51.粗難処理性硫化鉱石粒子もまた無機炭酸塩を含有する、請求の範囲第48 項に記載の方法。 52.該多数の粗基質として使用した物質が、溶岩、砂利、および無機炭酸塩を 含有する岩石からなる群から選択される少なくとも1つの物質である、請求の範 囲第40−47項のいずれかに記載の方法。 53.多数の粗基質が約0.3cm以上の粒子サイズを有する、請求の範囲第40 −52項に記載の方法。 54.多数の粗基質が約0.6cm以上かまたはこれに等しく、かつ約2.5cm以下 かまたはこれに等しい名目粒子サイズを有する、請求の範囲第40−53項に記 載の方法。 55.多数の粗基質上にコーティングした精鉱の量が、およそ10重量%からお よそ30重量%である、請求の範囲第40−54項に記載の方法。 56.硫化鉱物精鉱が少なくとも20重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、請 求の範囲第40−55項のいずれかに記載の方法。 57.硫化鉱物精鉱が少なくとも約40重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、 請求の範囲第40−55項のいずれかに記載の方法。 58.硫化鉱物精鉱が少なくとも約70重量%の金属硫化物粒子を含んでなる、 請求の範囲第40−55項のいずれかに記載の方法。 59.硫化鉱物精鉱が40重量%から80重量%の間の金属硫化物粒子を含んで なる、請求の範囲第40−55項のいずれかに記載の方法。 60.精鉱が約250μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第40−59 項のいずれかに記載の方法。 61.精鉱が約25μm以上の粒子サイズを有する、請求の範囲第60項に記載 の方法。 62.精鉱が約106μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第40−59 項のいずれかに記載の方法。 63.精鉱が約75μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第40−59項 の いずれかに記載の方法。 64.回収される貴金属が、銀、金、およびプラチナからなる群から選択される 少なくとも1つである、請求の範囲第40−63項のいずれかに記載の方法。 65.浸出剤がチオ尿素およびシアニドからなる群から選択される、請求の範囲 第40−64項のいずれかに記載の方法。 66.非撹拌バイオリアクターを用いて、硫化鉱物鉱石から金属バリューを回収 する方法であって: a.硫化鉱物鉱石から、微細金属硫化粒子からなる硫化鉱物精鉱を産出し; b.約0.3cm以上の粒子サイズを有する多数の粗基質の表面を精鉱でコーテ ィングし、それによって、多数の精鉱コーティング化粗基質を形成させ; c.ヒープ中に多数の精鉱コーティング化基質を積み重ねるかまたはタンク内 に多数の精鉱コーティング化粗基質を入れることにより、非撹拌表面リアクター を形成させ; d.多数の粗基質の表面上の金属硫化物粒子をバイオ酸化することによって、 バイオ浸出液オフ溶液の生成および金属硫化物粒子の金属部分の分解を引き起こ し; e.バイオ浸出液オフ溶液から所望の金属バリューを回収する、 各工程を含んでなる、方法。 67.金属硫化物粒子の精鉱が硫化銅鉱物を含んでなり、回収される金属が銅で ある、請求の範囲第66項に記載の方法。 68.バイオ浸出液オフ溶液から銅を回収する方法が、溶媒抽出、銅セメンテー ション、および電解抽出からなる群から選択される少なくとも1つのプロセスを 含んでなる、請求の範囲第66項に記載の方法。 69.金属硫化物粒子の精鉱が硫化亜鉛鉱物を含んでなり、回収される金属が亜 鉛である、請求の範囲第66項に記載の方法。 70.金属硫化物粒子の精鉱が硫化ニッケル鉱物を含んでなり、回収される金属 がニッケルである、請求の範囲第66項に記載の方法。 71.貴金属含有微細難処理性硫化鉱物粒子からなる精鉱から貴金属バリューを 回収する方法であって: a.溶岩、砂利、無機炭酸塩を含有する荒岩、煉瓦、シンダーブロックおよび スラッグからなる群から選択される粗支持物質のヒープの頂上に難処理性硫化鉱 物の精鉱を配し; b.難処理性硫化鉱物の精鉱をバイオ酸化し; c.浸出剤を用いてバイオ酸化した難処理性硫化鉱物から貴金属バリューを浸 出し;さらに、 d.浸出物から貴金属バリューを回収する、 各工程を含んでなる、方法。 72.浸出物から回収される貴金属が、金、銀、およびプラチナからなる群から 選択される少なくとも1つである、請求の範囲第71項に記載の方法。 73.浸出物から回収される貴金属が金である、請求の範囲第71項に記載の方 法。 74.粗支持物質が、溶岩、砂利、無機炭酸塩を含有する荒岩からなる群から選 択される、請求の範囲第71項、72項、または73項に記載の方法。 75.支持物質が溶岩である、請求の範囲第71項、72項、または73項に記 載の方法。 76.浸出剤が、チオ尿素およびシアニドからなる群から選択される、請求の範 囲第71−75項のいずれかに記載の方法。 77.浸出剤がチオ尿素である、請求の範囲第71−75項のいずれかに記載の 方法。 78.更に、間欠的にヒープの頂上に、新たな精鉱を加えることを含んでなる、 請求の範囲第71−77項のいずれかに記載の方法。 79.チオ尿素を用いて貴金属バリューをバイオ酸化した難処理性硫化鉱物から 間欠的に浸出させる、請求の範囲第78項に記載の方法。 80.粗支持物質が約0.6cm以上の粒子サイズを有する、請求の範囲第71− 79項のいずれかに記載の方法。 81.精鉱が約150μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第71−80 項 のいずれかに記載の方法。 82.硫化鉱石から金属バリューを回収する方法であって: a.微細金属硫化物粒子からなる硫化鉱物精鉱を硫化鉱石から形成し; b.溶岩、砂利、無機炭酸塩を含有する荒岩、煉瓦、シンダーブロック、およ びスラグからなる群から選択される粗支持物質のヒープの頂上に精鉱を配し; c.精鉱をバイオ酸化し;さらに、 d.金属硫化鉱物を酸化するのに使用した溶液から金属バリューを回収する、 ことを含んでなる、方法。 83.回収される金属バリューが、銅、亜鉛、ニッケル、およびウランからなる 群から選択される、請求の範囲第82項に記載の方法。 84.回収される金属が銅である、請求の範囲第82項に記載の方法。 85.粗支持物質が、溶岩、砂利、無機炭酸塩を含有する荒岩石からなる群から 選択される、請求の範囲第82−83項のいずれかに記載の方法。 86.支持物質が溶岩である、請求の範囲第82−84項のいずれかに記載の方 法。 87.更に、間欠的にヒープの頂上に、新たな精鉱を加えることを含んでなる、 請求の範囲第82−86項のいずれかに記載の方法。 88.粗支持物質が約0.6cm以上の粒子サイズを有する、請求の範囲第82− 87項のいずれかに記載の方法。 89.精鉱が約150μm以下の粒子サイズを有する、請求の範囲第82−88 項のいずれかに記載の方法。
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