JPH1172313A - 板材の歪み検査装置及びその方法 - Google Patents

板材の歪み検査装置及びその方法

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JPH1172313A
JPH1172313A JP9249544A JP24954497A JPH1172313A JP H1172313 A JPH1172313 A JP H1172313A JP 9249544 A JP9249544 A JP 9249544A JP 24954497 A JP24954497 A JP 24954497A JP H1172313 A JPH1172313 A JP H1172313A
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distortion
inspection
inspection pattern
screen
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JP9249544A
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Yoshiji Uchiumi
美次 内海
Mari Yamada
真理 山田
Hidemi Ito
秀己 伊藤
Masao Kubo
雅雄 久保
Takaaki Kato
隆明 加藤
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂板等の試料板2の内部の歪みと表面の平
滑性を同じ装置で検査することができる板材の歪み検査
装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 検査パターンの投影像を試料板2に対し
て斜め方向から投光する投影機1と、この試料板2を透
過し及び表面で反射した検査パターンの投影像を結像さ
せる第1と第2のスクリーン3,4と、これら第1と第
2のスクリーン3,4で結像した検査パターンの投影像
を撮像する第1と第2のCCDカメラ5,6と、これら
第1と第2のCCDカメラ5,6が撮像した検査パター
ンの画像のゆがみの程度をそれぞれ検査する画像解析部
7とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明な樹脂板等の
歪みを検査する板材の歪み検査装置及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂板は、プレス成形方式や押出成形方
式等によって樹脂を板状に成形し製造されるが、いずれ
の製造方法を用いた場合にも、成形時の熱的影響や厚味
不同による表面のうねり等による光学的物理的な歪みの
発生を避けることはできない。そして、樹脂板の製造工
程を改良する場合や製品の品質検査等を行う場合には、
この樹脂板の歪みの程度を詳細に検査する必要がある。
このような歪みは、検査員が樹脂板を透過させたり表面
で反射させた蛍光灯等の直線的な像を斜め方向から見
て、本来直線となるべき蛍光灯等の像のゆがみの程度を
判断して検査することもできる。しかし、人手による検
査方法では、客観的な判断基準を定めることが困難であ
るために、検査員の個人差による検査結果のバラツキが
生じ易く、信頼性のある検査を行うことができない。
【0003】そこで、本出願人は、図12に示すような
透明樹脂板の歪み検査装置及びその方法を既に提案して
いる(特開平7−243819号)。この検査装置及び
その方法は、多数の円形の検査パターンを投影機1から
投影し、透明な樹脂板等の試料板2を透過させてスクリ
ーン3に結像させた投影像をCCDカメラ5で撮像す
る。そして、CCDカメラ5で撮像された投影像の各円
形の径を画像解析部7に送り画像処理部8で測定すると
共に、歪み検査部9によってこれらの径のヒストグラム
を作成したり標準偏差を算出して各径のバラツキの程度
を調べるようになっている。円形の検査パターンを試料
板2を通して投影すると、この試料板2の内部の歪みに
応じて投影像の各円形が楕円形等に変形する。従って、
この投影像の各円形の径を測定すれば、これら各円形の
変形の程度が分かり、そのバラツキの程度を調べること
により、試料板2の内部の歪みを検査することができ
る。
【0004】また、一方、不透明な樹脂板や上記透明な
樹脂板の表面には、内部の物理的な歪みや厚味不同によ
り、本来滑らかであるべき樹脂板の表面の平滑性を損な
い曲がりや波打ちが現れる場合がある。そこで、本出願
人は、図13に示すような表面平滑性の検査方法及びそ
の装置を既に提案している(特願平8−219278
号)。この検査方法及びその装置は、図12の場合と同
様の検査パターンを投影機1から試料板2に投光し、こ
こで反射させた投影像をスクリーン4に結像させてCC
Dカメラ6で撮像する。そして、CCDカメラ6で撮像
された投影像の各円形の径を図12の場合と同様に画像
解析部7の画像処理部8で測定し歪み検査部9でこれら
各径のバラツキの程度を調べるようになっている。円形
の検査パターンを試料板2の表面で反射させて投影する
と、この試料板2の表面の波打ち具合等に応じて投影像
の各円形が楕円形等に変形する。従って、この場合も、
投影像の各円形の変形によるバラツキの程度を調べるこ
とにより、試料板2の表面の平滑性を検査することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
検査装置や検査方法は、試料板2のセッテイングが面倒
であり、この試料板2の内部の歪みと表面の平滑性を両
方検査する場合には、それぞれ別個の検査装置にセッテ
イングするのが煩わしくなるという問題があった。ま
た、試料板2の内部の歪みと表面の平滑性は、互いに関
連を有するものであるため、これらを関連付けて検査し
ようとすると、双方の検査装置での試料板2のセッティ
ング位置等を一致させてデータの整合性を図る必要があ
り、このセッティング調整がさらに面倒なものになると
いう問題もあった。さらに、透明な樹脂板を試料板2と
する場合であっても、内部の歪みだけを検査すれば足り
ることがあり、不透明な樹脂板を試料板2とする場合に
は、表面の平滑性しか検査できないが、これらを別個に
従来の検査装置で検査すると、樹脂板が透明か不透明か
によって装置を変更しなければならず、その都度調整の
必要性等が生じて面倒になると共に、検査装置が2台必
要になり、設置スペースが大きくなりすぎるという問題
が生じる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、樹脂板等が透
明であるか不透明であるかにかかわりなく、同じ装置で
この樹脂板の内部の歪みや表面の平滑性を検査すること
ができる板材の歪み検査装置及びその方法を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の板材の歪み検査装置は、所定の検査パタ
ーンの投影像を板材に対して斜め方向から投光する投影
機と、この板材を透過した検査パターンの投影像を結像
させる第1のスクリーンと、この板材の表面で反射され
た検査パターンの投影像を結像させる第2のスクリーン
と、この第1のスクリーンで結像した検査パターンの投
影像を撮像する第1のカメラと、この第2のスクリーン
で結像した検査パターンの投影像を撮像する第2のカメ
ラと、これら第1と第2のカメラが撮像した検査パター
ンの画像のゆがみの程度をそれぞれ検査する画像解析手
段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項1によれば、投影機から投光された
検査パターンは、板材を透過したものは第1のスクリー
ンに、また、表面で反射されたものは第2のスクリーン
に投影像として結像する。この際、第1のスクリーンに
結像された投影像は、板材の透過位置の内部の歪みに応
じて検査パターンが変形し、第2のスクリーンに結像さ
れた投影像は、板材の反射位置の表面の平滑性に応じて
検査パターンが変形する。そこで、これらのスクリーン
上の投影像をそれぞれ第1と第2のカメラで撮像して、
画像解析手段によりそれぞれ検査パターンの画像のゆが
みの程度を検査すれば、板材の内部の歪み及び/又は表
面の平滑性を客観的に検査することができる。板材が不
透明な場合には、表面平滑性のみの検査が可能であり、
透明な場合には、表面平滑性と内部歪みの双方又はいず
れか一方の検査が可能となる。しかも、透明な板材の表
面平滑性と内部歪みの双方を検査する場合には、この板
材を同じ位置と角度にセットしてこれらの検査を行うこ
とができるので、検査結果のデータを容易に整合させる
ことができる。
【0009】請求項2の板材の歪み検査方法は、投影機
を用いて所定の検査パターンの投影像を板材に対して斜
め方向から投光することにより、この板材を透過した検
査パターンの投影像を第1のスクリーンで結像させると
同時に、この板材の表面で反射された検査パターンの投
影像を第2のスクリーンで結像させ、この第1のスクリ
ーンで結像した検査パターンの投影像を第1のカメラで
撮像すると共に、この第2のスクリーンで結像した検査
パターンの投影像を第2のカメラで撮像し、これら第1
と第2のカメラが撮像した検査パターンの画像のゆがみ
の程度をそれぞれ検査することを特徴とする。
【0010】請求項2によれば、第1と第2のスクリー
ンで結像した検査パターンの投影像を第1と第2のカメ
ラで同時に又は順次撮像すると共に、これらのカメラで
撮像した検査パターンの画像のゆがみの程度を同時に又
は順次検査することができるので、透明な板材の内部の
歪みと表面の平滑性とを迅速に検査することができ、デ
ータの整合性も容易に図ることができる。
【0011】請求項3の板材の歪み検査方法は、請求項
1に記載の板材の歪み検査装置を用いて透明な板材の歪
みを検査する方法であって、この板材を透過した検査パ
ターンの投影像を第1のスクリーンで結像させ、この第
1のスクリーンで結像した検査パターンの投影像を第1
のカメラで撮像し、この第1のカメラが撮像した検査パ
ターンの画像のゆがみの程度を検査することを特徴とす
る。
【0012】請求項3によれば、第1のスクリーンで結
像した検査パターンの投影像を第1のカメラで撮像する
と共に、このカメラで撮像した検査パターンの画像のゆ
がみの程度を検査するので、請求項1の検査装置を用い
て透明な板材の内部の歪みを検査することができる。
【0013】請求項4の板材の歪み検査方法は、請求項
1に記載の板材の歪み検査装置を用いて不透明又は透明
な板材の歪みを検査する方法であって、この板材の表面
で反射された検査パターンの投影像を第2のスクリーン
で結像させ、この第2のスクリーンで結像した検査パタ
ーンの投影像を第2のカメラで撮像し、この第2のカメ
ラが撮像した検査パターンの画像のゆがみの程度を検査
することを特徴とする。
【0014】請求項4によれば、第2のスクリーンで結
像した検査パターンの投影像を第2のカメラで撮像する
と共に、このカメラで撮像した検査パターンの画像のゆ
がみの程度を検査するので、請求項1の検査装置を用い
て不透明な板材や透明な板材の表面の平滑性を検査する
ことができる。
【0015】請求項5の板材の歪み検査装置又はその方
法は、前記第1と第2のスクリーンが、光を散乱させる
と共に透過させるものであり、かつ、前記第1と第2の
カメラが、それぞれこれら第1と第2のスクリーンに結
像した検査パターンの投影像をこれらのスクリーンの背
後側から撮像するものであることを特徴とする。
【0016】第1と第2のカメラを第1と第2のスクリ
ーンの正面側(投影像が投光される側)に配置した場
合、これらのカメラが投影像の投光光路を遮らないよう
に、投影像の光軸に対してカメラの光軸を傾斜させる必
要が生じる。しかし、請求項5によれば、第1と第2の
カメラをそれぞれ第1と第2のスクリーンの背後側に配
置するので、投影像の光軸とカメラの光軸とを一致させ
ることができ、光軸の不一致による検査パターンの画像
のゆがみを考慮する必要がなくなる。
【0017】請求項6の板材の歪み検査装置又はその方
法は、前記第1と第2のスクリーンが、それぞれ第1と
第2のカメラの前方に配置された光散乱フィルタである
ことを特徴とする。
【0018】請求項6によれば、第1と第2のカメラの
前方に一体的に配置された光散乱フィルタに検査パター
ンの投影像が結像されるので、これらのカメラを移動さ
せて板材の広い範囲について検査を行う場合にも、大型
のスクリーンを使用する必要がなくなり検査装置を小型
化することができる。また、カメラのレンズの焦点距離
を短くすれば、このカメラと光散乱フィルタとの間の距
離も短くできるので、検査装置をさらに小型化すること
ができる。
【0019】請求項7の板材の歪み検査装置又はその方
法は、前記検査パターンが、同一の孤立図形を適宜間隔
で多数2次元的に配置したものであり、前記検査パター
ンの画像のゆがみの程度が、各孤立図形について測定し
た図形特徴値のバラツキの程度により判断されるもので
あることを特徴とする。
【0020】請求項7によれば、検査パターンが単一の
図形ではなく、孤立した多数の図形であるため、画像処
理の領域分割によってこれらの孤立図形を簡単に切り出
すことができ、各孤立図形の図形特徴値のバラツキの程
度を調べることにより、容易に検査パターンの画像のゆ
がみの程度を測定することができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態を詳述する。
【0022】図1〜図6は本発明の第1実施形態を示す
もので板材として透明樹脂板を用いた例であって、図1
は歪み検査装置の構成を示す側面図、図2は投影機の縦
断面図、図3は画像処理部の処理工程を示す工程図、図
4は試料板の平滑性が良好な場合の画像データを示す
図、図5は試料板に歪みがある場合の画像データを示す
図、図6は歪み検査装置の他の構成を示す側面図であ
る。なお、図12及び図13に示した従来例と同様の機
能を有する構成部材には同じ符号を付記する。
【0023】本実施形態の板材の歪み検査装置は、図1
に示すように、投影機1の正面に試料板2を傾斜させて
配置すると共に、この試料板2の後方と側方に第1のス
クリーン3と第2のスクリーン4をそれぞれ配置する。
そして、これら第1と第2のスクリーン3,4のほぼ正
面に第1のCCDカメラ5と第2のCCDカメラ6を配
置する。投影機1は、図2に示すように、ハロゲンラン
プ等の光源1aとコリメータレンズ1bと対物レンズ1
cとからなるスライド投影機であり、コリメータレンズ
1bと対物レンズ1cとの間にスライド1dを配置する
ことにより、このスライド1dのパターンを投影するよ
うになっている。スライド1dは、直径が同じ多数の円
形を等間隔に配置した検査パターンを映し出すものであ
る。なお、投影機1は、試料板2の測定領域に対応する
大きさの検査パターンを映し出すことができるものであ
ればよいので、このようなスライド投影機に限らず、レ
ーザ光を縦横に走査させながら出射させることにより所
望の大きさの検査パターンの投影像を形成するもの等で
あってもよい。
【0024】試料板2は、透明な単層の樹脂板や複層
板、即ち基材層の表面に機能性を付与するフィルムシー
ト又はコーティング層を形成した透明な樹脂板やその他
の透明な板材である。この試料板2は、投影機1の光軸
に対して傾斜して配置することにより、光の一部を透過
させると共に、他の一部を反射させる。また、試料板2
を傾斜させることにより、この試料板2の内部の歪みや
表面の波打ち等を拡大した投影像を得ることができる。
【0025】第1と第2のスクリーン3,4は、白色や
その他の色の平坦な乱反射面であり、試料板2を透過し
又はこの表面で反射された投影像が結像する位置に配置
される。従って、これらの第1と第2のスクリーン3,
4には、それぞれ投影像が映し出されることになる。ま
た、第1と第2のCCDカメラ5,6は、これら第1と
第2のスクリーン3,4のほぼ正面、即ち投影像が投光
される面側に配置される。これら第1と第2のCCDカ
メラ5,6は、撮像素子にCCD[Charge Coupled Devi
ce]を用いた固体撮像装置であり、第1と第2のスクリ
ーン3,4上に映し出された投影像をそれぞれ画像信号
に変換するものである。ただし、投影像を撮像するもの
であれば、CCD以外の固体撮像装置や電子管撮像装置
等を用いることもできる。第1と第2のスクリーン3,
4は、投影機1からの投影像の投光光軸に対して直交す
ると共に、これら第1と第2のCCDカメラ5,6の受
光光軸に対しても直交するように配置することが好まし
い。しかし、これらの光軸を一致させると、投影像をC
CDカメラ5,6が遮ることになるので、図1では、C
CDカメラ5,6の受光光軸を投影機1からの投影像の
投光光軸に対して少し傾斜させている。
【0026】これら第1と第2のCCDカメラ5,6で
撮像された投影像の画像信号は、図1に示したように、
それぞれ画像解析部7に送られるようになっている。画
像解析部7は、投影像の画像信号を解析してこの投影像
の各図形の径を測定する画像処理部8と、この画像処理
部8で測定した径のバラツキの程度を調べる歪み検査部
9からなり、コンピュータ等のデータ処理装置によって
構成される。
【0027】上記構成の検査装置を用いた本実施形態の
検査方法を説明する。投影機1が検査パターンを投影す
ると、この検査パターンが試料板2を透過すると共に表
面で反射されて第1と第2のスクリーン3,4に投影像
として映し出される。この際、第1のスクリーン3に投
影される投影像は、試料板2の内部に歪みがなければ検
査パターンの各円形がそのまま投影されるが、透過位置
に内部歪みがある場合には、この歪みの程度に応じて楕
円形等に変形する。また、第2のスクリーン4に投影さ
れる投影像は、試料板2の表面が完全な平滑面であれば
検査パターンの各円形がそのまま投影されるが、反射位
置の平滑性が劣る場合には、この波打ち等の程度に応じ
て楕円形等に変形する。これら第1と第2のスクリーン
3,4上の投影像は、それぞれ第1と第2のCCDカメ
ラ5,6で撮像される。なお、図1では、第1と第2の
CCDカメラ5,6や第2のスクリーン4が光軸に対し
て少し傾斜しているので、試料板2の内部に歪みがない
場合や表面が完全な平滑面である場合にも、検査パター
ンの各円形が変形されて楕円形として投影される。しか
し、この場合には、全ての円形が均一に楕円形に変形さ
れるので、光軸の傾斜による円形の変形は考慮する必要
がない。従って、本明細書では、簡単のため、光軸の傾
斜による円形の変形はないものとして説明を行う。
【0028】上記第1と第2のCCDカメラ5,6によ
って撮像された投影像の画像信号は、画像解析部7に送
られ、まず画像処理部8が、図3に示すステップ(以下
「S」という)1において、画像信号を取り込み、この
画像信号を白黒に2値化して測定範囲を限定し(S
2)、白黒を反転させて(S3)、白地に多数の黒い円
形が表された画像データを得る(S4)。そして、この
画像データの各円形についてそれぞれ径を測定する。こ
の径の測定は、まず画像データの各画素を黒の画素の連
結性に基づいて分類することにより各円形の領域を認識
する。次に、画素の並びに沿って縦方向の直線が各円形
の領域と交差する部分(切片)の長さ(画素数)を検出
し、各円形の領域ごとに、この領域と交差する直線のな
かで切片が最大の長さとなるものを選び出しこれをその
円形の径とする。また、画素の並びに沿った横方向の直
線についても同様に各円形の径を求める。なお、各円形
の径は、縦方向又は横方向のいずれかのみを求めてもよ
く、任意の角度の斜め方向の径を求めることもできる。
【0029】例えば、試料板2に内部歪みがなかったり
表面が十分に良好な平滑性を有する場合の画像データ
は、図4に示すように、円形がほとんど変形を受けない
ので、縦方向と横方向の径はそれぞれ全ての円形でほぼ
等しくなる。これに対して、試料板2に内部歪みがあっ
たり表面に波打ち等がある場合の画像データは、これら
の歪みに対応する領域内の円形が例えば図5に示すよう
な楕円形に変形するので、この領域内の円形(楕円形)
の横方向の径のみが他よりも長くなる。なお、上記光軸
の傾斜による円形の変形がある場合には、図4の画像デ
ータの場合にも、各円形の縦方向と横方向の径は相違す
ることになる。しかし、縦方向の径同士や横方向の径同
士は全ての円形でほぼ等しくなるため、この光軸の傾斜
による円形の変形は上記のように考慮する必要が生じな
い。
【0030】上記画像処理部8が画像データの各円形ご
とに縦方向と横方向の径を測定すると、次に歪み検査部
9がこの検査結果を受け取り、これら縦方向と横方向の
それぞれについて、全ての円形の径の標準偏差を算出す
る。標準偏差sは、円形の径のバラツキの程度を表すも
のであり、円形の数をn、各円形の径をx1〜xn、全て
の円形の径の平均値をxとすると、数1の演算によって
求められる。
【数1】
【0031】また、この歪み検査部9には、フロートガ
ラス等のように内部歪みがほとんどなくほぼ完全な平滑
面を有する基準試料の板材を試料板2として測定を行っ
た場合における各円形の径の縦方向と横方向の標準偏差
がそれぞれ予め記憶されている。これらの基準の標準偏
差は、円形がほとんど変形を受けないので、極めて小さ
い値となる。そして、検査対象となる試料板2について
実際に算出した縦方向と横方向の標準偏差を、それぞれ
この基準の標準偏差との比に換算して標準偏差比を求め
る。従って、この標準偏差比は、試料板2の内部歪みや
表面平滑性が基準試料と同等である場合には値がほぼ
「1」となり、これより内部歪みが大きい場合や表面平
滑性が劣る場合には、その程度に応じてより大きな値と
なる。また、この標準偏差比の値は、基準試料の内部歪
みや表面平滑性よりも何倍低下しているかを具体的に表
すことになる。さらに、このような基準試料と比較する
ことにより、検査パターンに表された各円形の径の誤差
や光学系の歪み等による影響を相殺することができる。
【0032】上記歪み検査部9が標準偏差比を算出する
と、この数値化によってその試料板2の歪み(第1のC
CDカメラ5が撮像した画像の場合には内部歪み、第2
のCCDカメラ6が撮像した画像の場合には表面平滑
性)を客観的に知ることができる。また、この標準偏差
比が所定の検査基準値を超えたかどうかを判断すること
により、歪みの大きい不良品を選別することができる。
さらに、縦方向と横方向の標準偏差比によっていわゆる
タテ歪やヨコ歪を区別して検出することができる。ま
た、種々の試料板2についてこの標準偏差比を調べれ
ば、これらの試料板2の歪みを客観的に比較することも
できる。
【0033】以上説明したように、本実施形態の検査装
置及びその方法によれば、試料板2の内部歪みと表面平
滑性を標準偏差比によって具体的に数値化するので、製
造工程の改良や製品の品質検査等の際に客観的で分かり
易い判断資料を得ることができる。また、一旦試料板2
をセットすれば、これらの内部歪みと表面平滑性を一度
に検査できるので、セッティングの煩わしさを減少させ
ることができる。しかも、これら内部歪みと表面平滑性
の標準偏差比は、試料板2を同じ位置と角度にセットし
た状態で検査することができるので、データの整合性を
得て比較検討が容易となる。特に、複層板を試料板2と
する場合には、このようなデータの整合性が重要とな
る。
【0034】上記本実施形態の板材の歪み検査装置は、
図6に示すように、投影機1とスクリーン3,4とCC
Dカメラ5,6を筐体10内に配置することにより、検
査装置をさらにコンパクトにし取り扱い易いものにする
ことができる。そして、この筐体10に試料板挿入部1
0aを設けて、ここに試料板2を挿入し筐体10内に斜
めに配置するだけで、内部歪みと表面平滑性の検査を行
うことができる。また、この筐体10内には、画像処理
部8と歪み検査部9からなる画像解析部7も配置するこ
とができる。ところで、図6に示す検査装置では、装置
をコンパクトにするために、投影機1からの投影像の投
光光軸だけでなく、CCDカメラ5,6の受光光軸もス
クリーン3,4に対して傾斜している。しかし、このよ
うな光軸の傾斜による円形の変形は上記のように考慮す
る必要は生じない。
【0035】なお、ここでは、検査パターンの図形とし
て円形を用いる場合について説明したが、このような円
形に限らず、四角形や細長い線等の任意の形状の図形を
用いることもでき、必ずしも等間隔に配置する必要もな
い。また、画像処理部8も、この円形の図形特徴値とし
て最もふさわしい径を測定する場合について説明した
が、検査パターンに用いる図形に応じ、試料板2の表面
の波打ちによって変化する任意の図形特徴値を測定する
ことができる。この図形特徴値は、画像処理での形状解
析等に利用される図形の領域の特徴の値であり、径の他
にも例えば図形の面積や周囲長、線の長さ等の幾何学的
特徴等を用いることができる。
【0036】さらに、ここでは、歪み検査部9が実際に
試料板2を測定して得た標準偏差と基準試料の基準の標
準偏差との比を算出したが、基準の標準偏差との差を算
出する等の他の比較方法を用いてもよく、試料板2を測
定して得た標準偏差そのものをバラツキの程度としても
よい。また、例えば試料板2を測定して得た各円形の径
のヒストグラムを求めることによりバラツキの程度を示
すようにすることもできる。
【0037】さらに、ここでは、検査パターンとして円
形等の多数の孤立図形を用いる場合について説明した
が、必ずしもこのような多数の孤立図形を用いる必要は
なく、単一のパターンのみによって形成することも可能
である。この場合、パターンが単一であるため標準偏差
を用いることはできないが、このパターンが内部歪みや
表面平滑性によって変形された場合に変化する図形特徴
値(図形の面積や線の直線性等)を測定すれば、同様の
検査は可能となる。
【0038】図7は本発明の第2実施形態を示すもので
板材として透明樹脂板を用いた例であって、板材の歪み
検査装置の構成を示す側面図である。なお、図1〜図6
に示した第1実施形態と同様の機能を有する構成部材に
は同じ符号を付記して説明を省略する。
【0039】本実施形態の検査装置の場合にも、投影機
1の正面に試料板2を傾斜させて配置すると共に、この
試料板2の後方と側方に第1のスクリーン3と第2のス
クリーン4をそれぞれ傾斜させて配置する。しかし、第
1と第2のCCDカメラ5,6は、これら第1と第2の
スクリーン3,4の背後側に配置している。そして、こ
れら第1と第2のCCDカメラ5,6の光軸をそれぞれ
投影機1からの投影像の投光光軸と一致させると共に、
第1と第2のスクリーン3,4をこれらの光軸に直交し
て配置している。このようにCCDカメラ5,6をスク
リーン3,4の背後に配置するためには、これらスクリ
ーン3,4が光を散乱させると共に透過させて投影像を
背後側にも映し出すものである必要がある。このように
投影像を背後側にも映し出すスクリーン3,4として
は、余り厚手ではない布生地や光学スリガラス、スリガ
ラス状の樹脂板、白濁した樹脂シート、又は、着色フィ
ルム若しくはシート等を平らに張りつめたものが一般的
であり、液晶調光材を用いることもできる。液晶調光材
は、樹脂分散型液晶シートの両面に透明電極を設けたも
のであり、透明電極間に電圧を加えると樹脂分散型液晶
シートが透明になるが、電圧を加えない場合には樹脂分
散型液晶シートが白濁して投影機1からの投影像を表面
と背面に映し出すことができる。なお、図7では図示を
省略しているが、第1と第2のCCDカメラ5,6で撮
像された投影像の画像信号は、第1実施形態と同様に画
像解析部7に送られて処理される。
【0040】上記構成の板材の歪み検査装置は、第1実
施形態と同様の方法で試料板2の内部歪みと表面平滑性
を検査することができる。しかも、投光光軸と受光光軸
が一致するので、CCDカメラ5,6により撮像された
画像は、光軸の傾斜による変形を受けることなく、検査
パターンの形状がそのまま保持される。従って、本実施
形態の場合には、検査パターンを単一のパターンのみに
よって形成し、このパターンのゆがみの程度を測定する
ことにより、試料板2の内部歪みと表面平滑性を検査す
ることが容易となる。もっとも、第1実施形態の場合に
も、基準試料との比較により、光軸の傾斜による変形は
相殺されるので、上記のように検査パターンを単一のパ
ターンのみによって形成することは可能である。また、
この光軸の傾斜によりどのような変形を受けるかは既知
であるため、画像処理部8での画像処理の際にこのよう
な変形の影響を除去することもできる。
【0041】図8〜図9は本発明の第3実施形態を示す
もので板材として押し出し成形された透明樹脂板を用い
た例であって、図8はインライン処理による板材の歪み
検査装置の構成を示す側面図、図9は図8の検査装置に
おける各CCDカメラの測定領域を示す平面図である。
なお、図1〜図7に示した第1と第2の実施形態と同様
の機能を有する構成部材には同じ符号を付記して説明を
省略する。
【0042】上記第1と第2の実施形態では、試料板2
を1枚ずつバッチ処理により検査する場合について説明
したが、本実施形態では、図8に示すように、押出成形
機11によって製造され順次ローラ12上を搬送される
透明な樹脂板等を試料板2として、この上方に投影機1
と第1と第2のCCDカメラ5,6を配置することによ
りインライン処理による検査を行う場合について示す。
投影機1と第1と第2のCCDカメラ5,6は、第1実
施形態や第2実施形態と同様の構成である。
【0043】ただし、本実施形態では、第1と第2のス
クリーン3,4に代えて、第1と第2のCCDカメラ
5,6の前方にそれぞれカバー13を介して配置した光
散乱フィルタ14,15を用いている。光散乱フィルタ
14,15は、入射光をフィルタ面でほぼ均一に散乱さ
せると共に、この入射光の一部をそのまま透過させるフ
ィルタであり、ヘーズ(拡散透過率/全光線透過率)が
30〜98%のものが好ましい。例えば、光学スリガラ
ス、スリガラス状の樹脂板、白濁した樹脂シート、又
は、着色フィルム若しくはシート等を平らに張りつめた
もの等がこれらの光散乱フィルタ14,15として好適
に用いられる。カバー13は、これらの光散乱フィルタ
14,15を第1と第2のCCDカメラ5,6の前方に
配置するための支持体であると共に、外部からの光を遮
光するレンズフードの役割も果たす。このような光散乱
フィルタ14,15は、第2実施形態の第1と第2のス
クリーン3,4と同様に投影像を結像させて映し出すと
共に、この投影像を背面側にも映し出す。従って、第1
と第2のCCDカメラ5,6は、これらの光散乱フィル
タ14,15の投影像を背面側から撮像することができ
る。この場合、第1と第2のCCDカメラ5,6は、焦
点距離の短いレンズを用いたとしても、光散乱フィルタ
14,15との間にはある程度の距離が必要となるの
で、この距離に応じた長さを有するカバー13を用い
る。なお、このような光散乱フィルタ14,15に代え
て、第2実施形態と同様のスクリーン3,4をそれぞれ
第1と第2のCCDカメラ5,6の前方に配置すること
もできる。このようにして第1と第2のCCDカメラ
5,6で撮像された投影像の画像信号は、第1実施形態
や第2実施形態の場合と同様に、図8では図示を省略し
た画像解析部7に送られて処理される。
【0044】本実施形態の検査装置は、試料板2がロー
ラ12によって順次搬送される以外は、第2実施形態と
同様の構成である。従って、この試料板2の搬送に伴っ
て、適当な間隔で第1と第2のCCDカメラ5,6の撮
像を行い、画像解析部7で第1実施形態や第2実施形態
と同様の処理を行えば、算出された標準偏差比によっ
て、順次製造される試料板2の内部歪みと表面平滑性を
検査することができる。
【0045】また、本実施形態では、図9に示すよう
に、帯状に順次搬送される試料板2を幅方向に3分割し
て、3台ずつの投影機1と第1と第2のCCDカメラ
5,6を併設することにより各領域A〜Cの検査を行う
ようにすることもできる。また、1台ずつの投影機1と
第1と第2のCCDカメラ5,6を配置して、これを順
次試料板2の幅方向に移動させて各領域A〜Cの検査を
行うようにすることもできる。この場合、第1と第2の
CCDカメラ5,6を幅方向に移動させれば、光散乱フ
ィルタ14,15もこれに伴って移動するので、試料板
2の上下に大型の第1と第2のスクリーン3,4を配置
する必要がなくなる。しかも、この第1と第2のCCD
カメラ5,6に焦点距離の短いレンズを用いれば、光散
乱フィルタ14,15との間隔距離を短くできるので、
検査装置の小型化を促進することができる。
【0046】なお、第2実施形態では、第1と第2のス
クリーン3,4を用いた検査装置について示したが、第
3実施形態と同様に、前方に光散乱フィルタ14,15
を配置した第1と第2のCCDカメラ5,6を用いるこ
とも可能である。
【0047】図10及び図11は本発明の第4実施形態
を示すもので透明樹脂板と不透明樹脂板を検査する例で
あって、図10は透明樹脂板の内部歪みの検査方法を説
明する側面図、図11は不透明樹脂板の表面平滑性の検
査方法を説明する側面図である。
【0048】本実施形態は、第1実施形態で示した板材
の歪み検査装置を用いて透明樹脂板の内部歪みだけを検
査する方法と、不透明樹脂板の表面平滑性だけを検査す
る方法を説明する。検査装置の構成や試料板2の配置は
第1実施形態の場合と同じである。ただし、試料板2が
透明な樹脂板であり、その内部歪みだけを検査する場合
には、図10に示すように、第1のCCDカメラ5のみ
が第1のスクリーン3上に投影された投影像を撮像し、
第2のCCDカメラ6は撮像を行わない。また、画像解
析部7の画像処理部8と歪み検査部9も、この第1のC
CDカメラ5によって撮像された投影像の画像信号のみ
を処理する。従って、この場合には、試料板2の内部の
歪みだけを検査することができる。また、試料板2が不
透明な樹脂板であり、その表面平滑性だけを検査する場
合には、図11に示すように、第2のCCDカメラ6の
みが第2のスクリーン4上に投影された投影像を撮像
し、第1のCCDカメラ5は撮像を行わない。また、画
像解析部7の画像処理部8と歪み検査部9も、この第2
のCCDカメラ6によって撮像された投影像の画像信号
のみを処理する。従って、この場合には、試料板2の表
面の平滑性だけを検査することができる。
【0049】このように、本実施形態の板材の歪み検査
方法によれば、試料板2の樹脂板が透明であるか不透明
であるかにかかわりなく、同じ装置を用いて同様に検査
を行うことができるので、樹脂板に応じて装置を変更し
たり調整を行う面倒がなくなると共に、検査装置の設置
スペースを縮小できるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の板材の歪み検査装置及びその方法によれば、板材の内
部の歪みと表面の平滑性を一度に検査できるので、それ
ぞれ別個に板材をセッティングする煩わしさをなくすこ
とができる。また、この板材を同じ位置と角度にセット
した状態で検査することができるので、これらの検査結
果のデータを容易に整合させることができるようにな
る。さらに、板材が透明であるか不透明であるかにかか
わりなく、同じ装置を用いて内部歪みと表面平滑性のい
ずれか一方だけを検査することもできるようになり、検
査装置の設置スペースを節約することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すものであって、歪
み検査装置の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すものであって、投
影機の縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示すものであって、画
像処理部の処理工程を示す工程図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示すものであって、試
料板の平滑性が良好な場合の画像データを示す図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態を示すものであって、試
料板に歪みがある場合の画像データを示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示すものであって、歪
み検査装置の他の構成を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示すものであって、板
材の歪み検査装置の構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態を示すものであって、イ
ンライン処理による板材の歪み検査装置の構成を示す側
面図である。
【図9】本発明の第3実施形態を示すものであって、図
8の検査装置における各CCDカメラの測定領域を示す
平面図である。
【図10】本発明の第4実施形態を示すものであって、
透明樹脂板の内部歪みの検査方法を説明する側面図であ
る。
【図11】本発明の第4実施形態を示すものであって、
不透明樹脂板の表面平滑性の検査方法を説明する側面図
である。
【図12】従来例を示すものであって、試料板の内部歪
みを検査する歪み検査装置の構成を示す側面図である。
【図13】他の従来例を示すものであって、試料板の表
面平滑性を検査する歪み検査装置の構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 投影機 2 試料板 3 スクリーン 4 スクリーン 5 CCDカメラ 6 CCDカメラ 7 画像解析部 8 画像処理部 9 歪み検査部 14 光散乱フィルタ 15 光散乱フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 雅雄 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内 (72)発明者 加藤 隆明 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の検査パターンの投影像を板材に対し
    て斜め方向から投光する投影機と、 この板材を透過した検査パターンの投影像を結像させる
    第1のスクリーンと、 この板材の表面で反射された検査パターンの投影像を結
    像させる第2のスクリーンと、 この第1のスクリーンで結像した検査パターンの投影像
    を撮像する第1のカメラと、 この第2のスクリーンで結像した検査パターンの投影像
    を撮像する第2のカメラと、 これら第1と第2のカメラが撮像した検査パターンの画
    像のゆがみの程度をそれぞれ検査する画像解析手段とを
    備えたことを特徴とする板材の歪み検査装置。
  2. 【請求項2】板材が透明な場合に、投影機を用いて所定
    の検査パターンの投影像をこの板材に対して斜め方向か
    ら投光することにより、板材を透過した検査パターンの
    投影像を第1のスクリーンで結像させると同時に、この
    板材の表面で反射された検査パターンの投影像を第2の
    スクリーンで結像させ、 この第1のスクリーンで結像した検査パターンの投影像
    を第1のカメラで撮像すると共に、この第2のスクリー
    ンで結像した検査パターンの投影像を第2のカメラで撮
    像し、 これら第1と第2のカメラが撮像した検査パターンの画
    像のゆがみの程度をそれぞれ検査することを特徴とする
    板材の歪み検査方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の板材の歪み検査装置を用
    いて透明な板材の歪みを検査する方法であって、 この板材を透過した検査パターンの投影像を第1のスク
    リーンで結像させ、この第1のスクリーンで結像した検
    査パターンの投影像を第1のカメラで撮像し、 この第1のカメラが撮像した検査パターンの画像のゆが
    みの程度を検査することを特徴とする板材の歪み検査方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の板材の歪み検査装置を用
    いて不透明又は透明な板材の歪みを検査する方法であっ
    て、 この板材の表面で反射された検査パターンの投影像を第
    2のスクリーンで結像させ、 この第2のスクリーンで結像した検査パターンの投影像
    を第2のカメラで撮像し、 この第2のカメラが撮像した検査パターンの画像のゆが
    みの程度を検査することを特徴とする板材の歪み検査方
    法。
  5. 【請求項5】前記第1と第2のスクリーンが、光を散乱
    させると共に透過させるものであり、かつ、前記第1と
    第2のカメラが、それぞれこれら第1と第2のスクリー
    ンに結像した検査パターンの投影像をこれらのスクリー
    ンの背後側から撮像するものであることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の板材の歪み検査
    装置又はその方法。
  6. 【請求項6】前記第1と第2のスクリーンが、それぞれ
    第1と第2のカメラの前方に配置された光散乱フィルタ
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載の板材の歪み検査装置又はその方法。
  7. 【請求項7】前記検査パターンが、同一の孤立図形を適
    宜間隔で多数2次元的に配置したものであり、 前記検査パターンの画像のゆがみの程度が、各孤立図形
    について測定した図形特徴値のバラツキの程度により判
    断されるものであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれかに記載の板材の歪み検査装置又はその方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008149712A1 (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 国立大学法人 宮崎大学 歪検査装置、及び歪検査方法
JP2011151548A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Nk Works Kk フラットベッドスキャナの較正方法
JP2018156829A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 コニカミノルタ株式会社 フレキシブルディスプレイ前面板用の透明ポリイミドフィルム及びその製造方法、並びに有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ

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