JPH1182411A - 液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータ - Google Patents
液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータInfo
- Publication number
- JPH1182411A JPH1182411A JP23988897A JP23988897A JPH1182411A JP H1182411 A JPH1182411 A JP H1182411A JP 23988897 A JP23988897 A JP 23988897A JP 23988897 A JP23988897 A JP 23988897A JP H1182411 A JPH1182411 A JP H1182411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pump
- hydraulic
- suction
- check valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リザーバの不要な簡単な構造の液圧シリンダ
制御回路及び液圧アクチュエータを提供することであ
る。 【解決手段】 両ロッド型複動シリンダ10の入出力ポ
ート11、12に、それぞれパイロットチェック弁1
3、14を挿入した回路11a、12aの一端を接続
し、他端を正逆転可能なポンプ20の吸入吐出ポート2
1、22に接続し、モータ30によってポンプ20を正
逆転することによって、シリンダ10の左右室の作動液
を置換し、ピストンロッド10aを前進・後退させるよ
うにしたのである。リリーフ弁21a及び22aは、異
常な液圧上昇のために設けられ、フィードチェック弁2
1b、22bは液漏れ等によって作動液が不足した際の
補充用として設けられ、それぞれ一端は前記吸入吐出ポ
ート21、22に、他端はリザーバ50に接続されてい
る。
制御回路及び液圧アクチュエータを提供することであ
る。 【解決手段】 両ロッド型複動シリンダ10の入出力ポ
ート11、12に、それぞれパイロットチェック弁1
3、14を挿入した回路11a、12aの一端を接続
し、他端を正逆転可能なポンプ20の吸入吐出ポート2
1、22に接続し、モータ30によってポンプ20を正
逆転することによって、シリンダ10の左右室の作動液
を置換し、ピストンロッド10aを前進・後退させるよ
うにしたのである。リリーフ弁21a及び22aは、異
常な液圧上昇のために設けられ、フィードチェック弁2
1b、22bは液漏れ等によって作動液が不足した際の
補充用として設けられ、それぞれ一端は前記吸入吐出ポ
ート21、22に、他端はリザーバ50に接続されてい
る。
Description
【0001】
【発明の技術分野】 この発明は、液圧シリンダの制御
回路とこの回路を利用した液圧アクチュエータに関す
る。
回路とこの回路を利用した液圧アクチュエータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液圧シリンダのピストンロッドを任意の
位置に前進又は後退させるために、通常図17及び図1
8に示すような制御回路が用いられる。図示のように、
片ロッド形複動シリンダ1の入出力ポート2a、3aに
つながる回路2b、3bには、それぞれパイロット弁
4、5が挿入されている。これらのパイロット弁4、5
は、図19に示すように、他方の回路3b又は2bをそ
れぞれパイロット圧とする逆止弁より成る。そして、回
路2b、3bは2位置4ポートの電磁切換弁6に接続さ
れ、この電磁弁6を経た一方の回路2cはリザーバ7に
開放され、他方の回路3cは、モータMによって駆動さ
れるポンプPを介して、同じくリザーバ7に開放されて
いる。なお、図中符号8はリリーフ弁である。
位置に前進又は後退させるために、通常図17及び図1
8に示すような制御回路が用いられる。図示のように、
片ロッド形複動シリンダ1の入出力ポート2a、3aに
つながる回路2b、3bには、それぞれパイロット弁
4、5が挿入されている。これらのパイロット弁4、5
は、図19に示すように、他方の回路3b又は2bをそ
れぞれパイロット圧とする逆止弁より成る。そして、回
路2b、3bは2位置4ポートの電磁切換弁6に接続さ
れ、この電磁弁6を経た一方の回路2cはリザーバ7に
開放され、他方の回路3cは、モータMによって駆動さ
れるポンプPを介して、同じくリザーバ7に開放されて
いる。なお、図中符号8はリリーフ弁である。
【0003】いま、図17のように、電磁弁6を消磁し
てモータMによりポンプPを駆動すると、電磁弁6は左
方位置にあるため、回路3cは回路2bにつながり、ポ
ンプPによってリザーバ7から汲み出された作動液は、
ポート2aからピストン1aに作用してピストンロッド
1bを矢印方向に前進させる。その際ピストン1aの右
室の作動液は、回路2bの液圧上昇によって開放された
パイロット弁5を介して回路3bから切換弁6を通り、
回路2cによってリザーバ7に返戻される。
てモータMによりポンプPを駆動すると、電磁弁6は左
方位置にあるため、回路3cは回路2bにつながり、ポ
ンプPによってリザーバ7から汲み出された作動液は、
ポート2aからピストン1aに作用してピストンロッド
1bを矢印方向に前進させる。その際ピストン1aの右
室の作動液は、回路2bの液圧上昇によって開放された
パイロット弁5を介して回路3bから切換弁6を通り、
回路2cによってリザーバ7に返戻される。
【0004】図18のようにピストンロッド1bが突出
した状態で、電磁弁6を励磁して右方位置にし、ポンプ
Pを駆動すると、リザーバ7から汲み出された作動液
は、回路3cから切換弁6を介して回路3bを通り、ポ
ート3aからピストン1aの右室に作用してピストンロ
ッド1bを矢印方向に後退させる。その際ピストン1a
の左室の作動液は、回路3bの液圧上昇によって開放さ
れたパイロット弁4を介して回路2bから切換弁6を通
り、回路2cによってリザーバ7に返戻される。
した状態で、電磁弁6を励磁して右方位置にし、ポンプ
Pを駆動すると、リザーバ7から汲み出された作動液
は、回路3cから切換弁6を介して回路3bを通り、ポ
ート3aからピストン1aの右室に作用してピストンロ
ッド1bを矢印方向に後退させる。その際ピストン1a
の左室の作動液は、回路3bの液圧上昇によって開放さ
れたパイロット弁4を介して回路2bから切換弁6を通
り、回路2cによってリザーバ7に返戻される。
【0005】
【発明の課題】上記のように、従来の回路は、少くとも
シリンダを最大限移動させ得る比較的多量の液体がリザ
ーバに常に保留されていなければならず、これをポンプ
で汲み出し、切換弁でリザーバに環流させる所謂オープ
ンシステムになっている。従って、リザーバの姿勢は、
ほぼ水平か、水平から一定の範囲内に限定され、シリン
ダ1、パイロット弁4、5、切換弁6、ポンプP、モー
タM、比較的大容量のリザーバ7を完全に一体化してコ
ンパクトにまとめるようなことが難しく、配管が必要と
なって装置が大型化する問題がある。
シリンダを最大限移動させ得る比較的多量の液体がリザ
ーバに常に保留されていなければならず、これをポンプ
で汲み出し、切換弁でリザーバに環流させる所謂オープ
ンシステムになっている。従って、リザーバの姿勢は、
ほぼ水平か、水平から一定の範囲内に限定され、シリン
ダ1、パイロット弁4、5、切換弁6、ポンプP、モー
タM、比較的大容量のリザーバ7を完全に一体化してコ
ンパクトにまとめるようなことが難しく、配管が必要と
なって装置が大型化する問題がある。
【0006】また、電磁弁6とモータMの両方を制御す
る必要があり、制御回路が複雑となるうえに、パイロッ
ト弁も二個必要で装置がさらに複雑となる問題がある。
る必要があり、制御回路が複雑となるうえに、パイロッ
ト弁も二個必要で装置がさらに複雑となる問題がある。
【0007】そこで、この発明の第1の課題は、シリン
ダの作動液をリザーバから汲み出し、また返戻するオー
プンシステムではなく、作動液を循環使用するクローズ
ドシステムによって、リザーバの姿勢に関係なく作動可
能にすることである。
ダの作動液をリザーバから汲み出し、また返戻するオー
プンシステムではなく、作動液を循環使用するクローズ
ドシステムによって、リザーバの姿勢に関係なく作動可
能にすることである。
【0008】この発明の第2の課題は、モータをコント
ロールするだけでシリンダの前進・後退を制御できるよ
うにすることである。
ロールするだけでシリンダの前進・後退を制御できるよ
うにすることである。
【0009】この発明の第3の課題は、極めてコンパク
トな液圧アクチュエータを提供することである。
トな液圧アクチュエータを提供することである。
【0010】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明の制御回路においては、両ロッド型複動シリンダの一
対の入出力ポートに、それぞれパイロットチェック弁を
挿入した回路の一端を接続し、これらの回路の他端を正
逆転可能なポンプの一対の吸入吐出ポートに接続し、前
記パイロットチェック弁をそれぞれ他方のパイロットチ
ェック弁に加わる液圧によって開くようにした構成を採
用したのである。
明の制御回路においては、両ロッド型複動シリンダの一
対の入出力ポートに、それぞれパイロットチェック弁を
挿入した回路の一端を接続し、これらの回路の他端を正
逆転可能なポンプの一対の吸入吐出ポートに接続し、前
記パイロットチェック弁をそれぞれ他方のパイロットチ
ェック弁に加わる液圧によって開くようにした構成を採
用したのである。
【0011】前記ポンプの一対の吸入吐出ポートと作動
液リザーバとの間を、それぞれ独立して前記吸入吐出ポ
ートに関連するリリーフ弁とフィードチェック弁を介在
して接続しておくのが好ましい。
液リザーバとの間を、それぞれ独立して前記吸入吐出ポ
ートに関連するリリーフ弁とフィードチェック弁を介在
して接続しておくのが好ましい。
【0012】また、他の制御回路においては、片ロッド
型複動シリンダの一対の入出力ポートに、それぞれパイ
ロットチェック弁を挿入した回路の一端を接続し、これ
らの回路の他端を正逆転可能なポンプの一対の吸入吐出
ポートに接続し、前記吸入吐出ポートの一方を開閉切換
弁を介してリザーバに接続し、前記吸入吐出ポートの他
方をフィードチェック弁を介してリザーバに接続し、前
記パイロットチェック弁をそれぞれ他方のパイロットチ
ェック弁へ加わる液圧によって開くようにし、前記切換
弁を、前記フィードチェック弁に加わる流圧をパイロッ
ト圧として開閉するようにしたのである。
型複動シリンダの一対の入出力ポートに、それぞれパイ
ロットチェック弁を挿入した回路の一端を接続し、これ
らの回路の他端を正逆転可能なポンプの一対の吸入吐出
ポートに接続し、前記吸入吐出ポートの一方を開閉切換
弁を介してリザーバに接続し、前記吸入吐出ポートの他
方をフィードチェック弁を介してリザーバに接続し、前
記パイロットチェック弁をそれぞれ他方のパイロットチ
ェック弁へ加わる液圧によって開くようにし、前記切換
弁を、前記フィードチェック弁に加わる流圧をパイロッ
ト圧として開閉するようにしたのである。
【0013】前記パイロットチェック弁は、弁体が対向
する一対の逆止弁と、前記弁体間にスライド可能に配置
されたスプールより成り、このスプールの両端にノック
ピンが設けられ、スプールの一端に作用する液圧によっ
て他端側に移動し、他端のノックピンが他端側の弁体を
押し開くようになっている。
する一対の逆止弁と、前記弁体間にスライド可能に配置
されたスプールより成り、このスプールの両端にノック
ピンが設けられ、スプールの一端に作用する液圧によっ
て他端側に移動し、他端のノックピンが他端側の弁体を
押し開くようになっている。
【0014】前記切換弁は、中間に小径部が設けられた
スライド可能のスプール弁と、このスプール弁の一端を
常時押圧して他端側に偏向させる弾性手段より成り、前
記フィードチェック弁に加わる液圧をスプール弁の他端
に作用させ、この液圧上昇によってスプール弁を前記弾
性手段に抗して一端側に移動させ、前記ポンプの吸入吐
出ポートの一方をスプール弁の小径部を介してリザーバ
に連通するようにしてある。
スライド可能のスプール弁と、このスプール弁の一端を
常時押圧して他端側に偏向させる弾性手段より成り、前
記フィードチェック弁に加わる液圧をスプール弁の他端
に作用させ、この液圧上昇によってスプール弁を前記弾
性手段に抗して一端側に移動させ、前記ポンプの吸入吐
出ポートの一方をスプール弁の小径部を介してリザーバ
に連通するようにしてある。
【0015】さらに、この発明の液圧アクチュエータに
おいては、制御ブロックの一面にモータ、他面にリザー
バタンクを固着し、制御ブロックの上面に両ロッド型複
動シリンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記モー
タによって駆動される正逆転可能なポンプを取り付け、
このポンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダの一
対の入出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの通路
内に他方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロット
チェック弁を設け、前記ポンプの一対の吸入吐出ポート
と前記リザーバタンクをそれぞれフィードチェック弁を
介して接続し、前記パイロットチェック弁の弁室と前記
リザーバタンクをそれぞれリリーフ弁を介して接続した
構成を採用したのである。
おいては、制御ブロックの一面にモータ、他面にリザー
バタンクを固着し、制御ブロックの上面に両ロッド型複
動シリンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記モー
タによって駆動される正逆転可能なポンプを取り付け、
このポンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダの一
対の入出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの通路
内に他方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロット
チェック弁を設け、前記ポンプの一対の吸入吐出ポート
と前記リザーバタンクをそれぞれフィードチェック弁を
介して接続し、前記パイロットチェック弁の弁室と前記
リザーバタンクをそれぞれリリーフ弁を介して接続した
構成を採用したのである。
【0016】また、他の液圧アクチュエータにおいて
は、制御ブロックの一面にモータ、他面にリザーバタン
クを固着し、制御ブロックの上面に片ロッド型複動シリ
ンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記モータによ
って駆動される正逆転可能なポンプを取り付け、このポ
ンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダの一対の入
出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの通路内に他
方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロットチェッ
ク弁を設け、前記ポンプの一方の吸入吐出ポートと前記
リザーバタンクを開閉切換弁で接続し、他方の吸入吐出
ポートとリザーバタンクをフィードチェック弁で接続
し、前記パイロットチェック弁の弁室とリザーバタンク
をそれぞれリリーフ弁を介して接続し、前記切換弁を前
記フィードチェック弁に加わる液圧上昇によって開くよ
うにした構成を採用したのである。
は、制御ブロックの一面にモータ、他面にリザーバタン
クを固着し、制御ブロックの上面に片ロッド型複動シリ
ンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記モータによ
って駆動される正逆転可能なポンプを取り付け、このポ
ンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダの一対の入
出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの通路内に他
方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロットチェッ
ク弁を設け、前記ポンプの一方の吸入吐出ポートと前記
リザーバタンクを開閉切換弁で接続し、他方の吸入吐出
ポートとリザーバタンクをフィードチェック弁で接続
し、前記パイロットチェック弁の弁室とリザーバタンク
をそれぞれリリーフ弁を介して接続し、前記切換弁を前
記フィードチェック弁に加わる液圧上昇によって開くよ
うにした構成を採用したのである。
【0017】前記正逆転可能なポンプを歯車ポンプによ
って構成し、この歯車ポンプのポンプ室側面に横V字形
の逃げ溝を設け、この逃げ溝の側面を歯車のかみ合い作
用線に実質的に一致するかそれよりもわずかに外側に位
置させ、かつ逃げ溝の先端を相互に連通しないようにし
ておくのが好ましい。
って構成し、この歯車ポンプのポンプ室側面に横V字形
の逃げ溝を設け、この逃げ溝の側面を歯車のかみ合い作
用線に実質的に一致するかそれよりもわずかに外側に位
置させ、かつ逃げ溝の先端を相互に連通しないようにし
ておくのが好ましい。
【0018】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1乃至図
16に基づいて説明する。図1は、両ロッド型複動シリ
ンダ10の制御回路を示す。図示のように、入出力ポー
ト11、12につながる回路11a、12aは、それぞ
れパイロットチェック弁13、14を介して、正逆転可
能なポンプ20の吸入吐出ポート21、22に接続され
ている。このポンプ20はモータ30によって駆動され
る。そして、前記ポンプ20とパイロットチェック弁1
3、14との間にはリリーフ弁21a、22aの一端が
接続され、このリリーフ弁21a、22aの他端はリザ
ーバ50に開放されている。また、ポンプ20の吸入吐
出ポート21、22には、フィードチェック弁21b、
22bの一端が接続され、フィードチェック弁21b、
22bの他端はリザーバ50に開放されている。前記パ
イロットチェック弁13、14は、それぞれ他方の回路
12a、11aをパイロット圧とする逆止弁より成る
が、後述するように、一つのスプールで作動するダブル
パイロットチェック弁の構造になっている。フィードチ
ェック弁21b、22bは通常の逆止弁でよい。
16に基づいて説明する。図1は、両ロッド型複動シリ
ンダ10の制御回路を示す。図示のように、入出力ポー
ト11、12につながる回路11a、12aは、それぞ
れパイロットチェック弁13、14を介して、正逆転可
能なポンプ20の吸入吐出ポート21、22に接続され
ている。このポンプ20はモータ30によって駆動され
る。そして、前記ポンプ20とパイロットチェック弁1
3、14との間にはリリーフ弁21a、22aの一端が
接続され、このリリーフ弁21a、22aの他端はリザ
ーバ50に開放されている。また、ポンプ20の吸入吐
出ポート21、22には、フィードチェック弁21b、
22bの一端が接続され、フィードチェック弁21b、
22bの他端はリザーバ50に開放されている。前記パ
イロットチェック弁13、14は、それぞれ他方の回路
12a、11aをパイロット圧とする逆止弁より成る
が、後述するように、一つのスプールで作動するダブル
パイロットチェック弁の構造になっている。フィードチ
ェック弁21b、22bは通常の逆止弁でよい。
【0019】いま、シリンダ10の左右両室に作動液が
充満した状態で、モータ30によってポンプ20を駆動
し、ポート21から作動液を吐出しポート22から吸入
するように作動させると(これを正転とする)、シリン
ダ10の右室からパイロット弁14(他方の回路11a
の液圧によって開いている)を介して汲み出された作動
液は、回路11aのパイロット弁13を通ってポート1
1からシリンダ10の左室に送られ、シリンダ10のロ
ッド10aは右方へ前進する。ポンプ20を停止する
と、ロッド10aはその位置で停止する。ポンプ20を
逆転させると、シリンダ10の左室から回路11aのパ
イロット弁13(他方の回路12aの液圧によって開い
ている)を通って汲み出された作動液は、回路12aの
パイロット弁14を通ってポート12からシリンダ10
の右室に送られる。
充満した状態で、モータ30によってポンプ20を駆動
し、ポート21から作動液を吐出しポート22から吸入
するように作動させると(これを正転とする)、シリン
ダ10の右室からパイロット弁14(他方の回路11a
の液圧によって開いている)を介して汲み出された作動
液は、回路11aのパイロット弁13を通ってポート1
1からシリンダ10の左室に送られ、シリンダ10のロ
ッド10aは右方へ前進する。ポンプ20を停止する
と、ロッド10aはその位置で停止する。ポンプ20を
逆転させると、シリンダ10の左室から回路11aのパ
イロット弁13(他方の回路12aの液圧によって開い
ている)を通って汲み出された作動液は、回路12aの
パイロット弁14を通ってポート12からシリンダ10
の右室に送られる。
【0020】このように、ポンプ20を正逆転させるこ
とによって、シリンダ10の左室と右室の作動液を置換
するだけでシリンダ10のピストンロッドを任意位置ま
で前進・後退させることができる。従って、理論的には
リザーバ50は不要である。しかし、何らかの原因でポ
ンプ20のポート21、22近辺の液圧が異常に高くな
ってリリーフ弁21a、22aから作動液を放出する場
合や、長期間の運転による液漏れが生じて作動液が不足
する場合等のために、最小限の作動液を保留、補充する
ことができるリザーバ50を設けておくのがよい。この
リザーバ50は、小容量の密開容器で足り、通常の運転
中には不要なものであるから、姿勢の制限を受けない。
とによって、シリンダ10の左室と右室の作動液を置換
するだけでシリンダ10のピストンロッドを任意位置ま
で前進・後退させることができる。従って、理論的には
リザーバ50は不要である。しかし、何らかの原因でポ
ンプ20のポート21、22近辺の液圧が異常に高くな
ってリリーフ弁21a、22aから作動液を放出する場
合や、長期間の運転による液漏れが生じて作動液が不足
する場合等のために、最小限の作動液を保留、補充する
ことができるリザーバ50を設けておくのがよい。この
リザーバ50は、小容量の密開容器で足り、通常の運転
中には不要なものであるから、姿勢の制限を受けない。
【0021】そして、この制御回路では、モータ30の
みを制御するだけでシリンダ10の前進・後退を任意に
コントロールすることができる。このようなモータとし
ては直流モータやサーボモータが好ましく、正逆転可能
なポンプとしては歯車ポンプやトロコイドポンプ等があ
る。
みを制御するだけでシリンダ10の前進・後退を任意に
コントロールすることができる。このようなモータとし
ては直流モータやサーボモータが好ましく、正逆転可能
なポンプとしては歯車ポンプやトロコイドポンプ等があ
る。
【0022】図2及び図3は、片ロッド型複動シリンダ
10’の制御回路を示す。片ロッド型複動シリンダ1
0’の場合、左室と右室ではピストンロッド10aの体
積分だけ右室の容積が小さくなる。従って図1のように
左室と右室の作動液を等量置換するだけではピストン1
0bをスムーズに移動させることはできない。そこで図
1のフィードチェック弁21bに代えて、回路11bに
2位置2ポートの切換弁40を設ける。この切換弁40
は、後述するように、フィードチェック弁22bが挿入
された回路12bの液圧をパイロット圧として作動する
ようになっている。
10’の制御回路を示す。片ロッド型複動シリンダ1
0’の場合、左室と右室ではピストンロッド10aの体
積分だけ右室の容積が小さくなる。従って図1のように
左室と右室の作動液を等量置換するだけではピストン1
0bをスムーズに移動させることはできない。そこで図
1のフィードチェック弁21bに代えて、回路11bに
2位置2ポートの切換弁40を設ける。この切換弁40
は、後述するように、フィードチェック弁22bが挿入
された回路12bの液圧をパイロット圧として作動する
ようになっている。
【0023】まず、ポンプ20を正転させると、シリン
ダ10’の右室からパイロット弁14(他方の回路11
aのパイロット圧で開いている)を介して作動液が汲み
出され左室へ送られるが、ピストン10bを均衡させる
ためには、ロッド10aの移動体積分だけ作動液が不足
するため、フィードチェック弁22bを介してリザーバ
50から不足分だけ補われる。このとき回路12bは負
圧になっているため、切換弁40は図2のように回路1
1bを遮断する位置にある。ポンプ20の駆動によって
ピストンロッド10aは右方に前進するがモータ30を
停止するとロッド10aはその位置に静止する。
ダ10’の右室からパイロット弁14(他方の回路11
aのパイロット圧で開いている)を介して作動液が汲み
出され左室へ送られるが、ピストン10bを均衡させる
ためには、ロッド10aの移動体積分だけ作動液が不足
するため、フィードチェック弁22bを介してリザーバ
50から不足分だけ補われる。このとき回路12bは負
圧になっているため、切換弁40は図2のように回路1
1bを遮断する位置にある。ポンプ20の駆動によって
ピストンロッド10aは右方に前進するがモータ30を
停止するとロッド10aはその位置に静止する。
【0024】次に、図3のようにポンプ20を逆転させ
ると、シリンダ10’の左室からパイロット弁13(他
方の回路12aのパイロット圧で開いている)を介して
汲み出された作動液は右室へ送られるが、右室はピスト
ンロッド10aの移動体積分だけ容積が小さいため、必
要な作動液の余剰が生じる。このとき、切換弁40は、
回路12bのパイロット圧によって、回路11bをリザ
ーバ50に連通する位置に切換えられている。そしてシ
リンダ10’の左室は、ピストン10bによって押圧さ
れているため、前記作動液の余剰分は、回路11bから
切換弁40を通ってリザーバ50に返戻される。
ると、シリンダ10’の左室からパイロット弁13(他
方の回路12aのパイロット圧で開いている)を介して
汲み出された作動液は右室へ送られるが、右室はピスト
ンロッド10aの移動体積分だけ容積が小さいため、必
要な作動液の余剰が生じる。このとき、切換弁40は、
回路12bのパイロット圧によって、回路11bをリザ
ーバ50に連通する位置に切換えられている。そしてシ
リンダ10’の左室は、ピストン10bによって押圧さ
れているため、前記作動液の余剰分は、回路11bから
切換弁40を通ってリザーバ50に返戻される。
【0025】このように、片ロッド型シリンダ10’の
場合には、大部分の作動液はポンプ20で置換して用い
られ、ピストンロッド10aが最大限後退したときのピ
ストンロッドの体積分だけリザーバ50に作動液を貯留
しておけばよく、ごく小さな密閉容器で足り、姿勢の制
限を受けることは少ない。
場合には、大部分の作動液はポンプ20で置換して用い
られ、ピストンロッド10aが最大限後退したときのピ
ストンロッドの体積分だけリザーバ50に作動液を貯留
しておけばよく、ごく小さな密閉容器で足り、姿勢の制
限を受けることは少ない。
【0026】図4及び図5は、前記パイロットチェック
弁13、14をダブルパイロット弁として構成した図で
ある。図示のように、シリンダ10(シリンダ10’も
同じ)のポート11、12につながる回路11a、12
aには、それぞれ通路131、141が連通し、ポンプ
20のポート21、22につながる回路には、それぞれ
通路132、142が連通しており、通路131と13
2、通路141と142の間には、弁座133、143
にばね134、144で押圧されたボール135、14
5から成る逆止弁機構が対向して設けられている。この
ボール135、145の対向面間に、これらのボールに
対して接近又は離反可能なスプール150が取り付けら
れている。このスプール150には、それぞれボール1
35、145の対向面を押すことができるノックピン1
51、152が設けられている。
弁13、14をダブルパイロット弁として構成した図で
ある。図示のように、シリンダ10(シリンダ10’も
同じ)のポート11、12につながる回路11a、12
aには、それぞれ通路131、141が連通し、ポンプ
20のポート21、22につながる回路には、それぞれ
通路132、142が連通しており、通路131と13
2、通路141と142の間には、弁座133、143
にばね134、144で押圧されたボール135、14
5から成る逆止弁機構が対向して設けられている。この
ボール135、145の対向面間に、これらのボールに
対して接近又は離反可能なスプール150が取り付けら
れている。このスプール150には、それぞれボール1
35、145の対向面を押すことができるノックピン1
51、152が設けられている。
【0027】いま、ポンプ20を逆転させると、図5の
ように通路142の液圧が高まり、ボール145を右方
へ押して通路142と141を通過させる。同時にスプ
ール150が左方に移動し、そのノックピン151によ
ってボール135を押して通路131と132を連通さ
せる。このため、シリンダ10の左室から回路11a、
通路131、132を通って作動液が汲み出され、通路
142、141、回路12aを通ってシリンダ10の右
室に送られる。ポンプ20を停止すると、通路132と
142内の液圧が等しくなるので、スプール150は、
図4の中立位置に戻り、通路131と132及び141
と142の間は遮断され、シリンダ10のピストンロッ
ドはその位置で停止する。ポンプ20を正転させると、
図5とは逆に通路132の液圧が高まり、スプール15
0が右方へ移動してそのノックピン152でボール14
5を押し、通路141と通路142が連通する。
ように通路142の液圧が高まり、ボール145を右方
へ押して通路142と141を通過させる。同時にスプ
ール150が左方に移動し、そのノックピン151によ
ってボール135を押して通路131と132を連通さ
せる。このため、シリンダ10の左室から回路11a、
通路131、132を通って作動液が汲み出され、通路
142、141、回路12aを通ってシリンダ10の右
室に送られる。ポンプ20を停止すると、通路132と
142内の液圧が等しくなるので、スプール150は、
図4の中立位置に戻り、通路131と132及び141
と142の間は遮断され、シリンダ10のピストンロッ
ドはその位置で停止する。ポンプ20を正転させると、
図5とは逆に通路132の液圧が高まり、スプール15
0が右方へ移動してそのノックピン152でボール14
5を押し、通路141と通路142が連通する。
【0028】図6及び図7は、図2及び図3の切換弁4
0の具体的構造を示している。図6のように、バルブス
プール41は通常ばね42によって右方に押されてお
り、この状態では回路11bにつながる通路43とリザ
ーバ50につながる通路44はスプール41の後端の大
径部41bによって遮断されている。スプール41の収
納室の先端には、回路12bの圧力をパイロット圧とし
て導入する通路45が設けられている。また、スプール
41の中途部分には、小径部41aが設けられている。
0の具体的構造を示している。図6のように、バルブス
プール41は通常ばね42によって右方に押されてお
り、この状態では回路11bにつながる通路43とリザ
ーバ50につながる通路44はスプール41の後端の大
径部41bによって遮断されている。スプール41の収
納室の先端には、回路12bの圧力をパイロット圧とし
て導入する通路45が設けられている。また、スプール
41の中途部分には、小径部41aが設けられている。
【0029】いま、ポンプ20を正転すると、スプール
41の先端(通路45側)には回路12bを介して負圧
がかかり、かつばね42によって押されているため、通
路43即ち回路11bはリザーバと遮断される(図2の
状態)。ポンプ20を逆転すると、回路12bの圧力が
上昇するため、図7のようにスプール41は左方に移動
し、その小径部41aが、回路11bにつながる通路4
3と、リザーバ50につながる通路44を連通させる
(図3の状態)。
41の先端(通路45側)には回路12bを介して負圧
がかかり、かつばね42によって押されているため、通
路43即ち回路11bはリザーバと遮断される(図2の
状態)。ポンプ20を逆転すると、回路12bの圧力が
上昇するため、図7のようにスプール41は左方に移動
し、その小径部41aが、回路11bにつながる通路4
3と、リザーバ50につながる通路44を連通させる
(図3の状態)。
【0030】次に、図2及び図3の液圧回路を利用した
液圧アクチュエータについて説明する。図8及び図9は
液圧アクチュエータの外観を示す。図示のように、ポン
プ20を含むバルブ類13、14、21a、22a、2
2b、40をコンパクトに組込んだ制御ブロックCの一
面には、モータ30が取り付けられ、制御ブロックCの
他面には、リザーバ(タンク)50が固着され、制御ブ
ロックCの上面には、シリンダ10’が固定されてい
る。図中、符号31はモータ30の電源コードである。
液圧アクチュエータについて説明する。図8及び図9は
液圧アクチュエータの外観を示す。図示のように、ポン
プ20を含むバルブ類13、14、21a、22a、2
2b、40をコンパクトに組込んだ制御ブロックCの一
面には、モータ30が取り付けられ、制御ブロックCの
他面には、リザーバ(タンク)50が固着され、制御ブ
ロックCの上面には、シリンダ10’が固定されてい
る。図中、符号31はモータ30の電源コードである。
【0031】前記制御ブロックCの縦断面を図10に示
す。図示のように、ダブルパイロットチェック弁13、
14の構造は、前記図4、図5に示したものと全く同じ
である。そして、パイロット弁13、14に通じる通路
132、142に対して、ポンプ20の吸入吐出ポート
21、22がそれぞれ開口している。このポンプ20は
歯車ポンプより成り、図11のように弁類の裏側に配置
され、モータ30の駆動軸32によって回転される。そ
して、ポンプ20の一方のポート22に一端が連通し、
かつ他端がタンク50に直接開放されたフィードチェッ
ク弁22bがタンク50内に突出するよう取り付けられ
ている。さらに、前記パイロット弁13、14の弁室に
は、リリーフ孔136、146が設けられ、このリリー
フ孔にそれぞれ一端がつながり、他端がタンク50内に
直接開放されるリリーフ弁21a、22aがタンク50
内に突出するよう取り付けられている(図12)。これ
らのリリーフ弁21a、22a自体は、常用されている
公知のものである。
す。図示のように、ダブルパイロットチェック弁13、
14の構造は、前記図4、図5に示したものと全く同じ
である。そして、パイロット弁13、14に通じる通路
132、142に対して、ポンプ20の吸入吐出ポート
21、22がそれぞれ開口している。このポンプ20は
歯車ポンプより成り、図11のように弁類の裏側に配置
され、モータ30の駆動軸32によって回転される。そ
して、ポンプ20の一方のポート22に一端が連通し、
かつ他端がタンク50に直接開放されたフィードチェッ
ク弁22bがタンク50内に突出するよう取り付けられ
ている。さらに、前記パイロット弁13、14の弁室に
は、リリーフ孔136、146が設けられ、このリリー
フ孔にそれぞれ一端がつながり、他端がタンク50内に
直接開放されるリリーフ弁21a、22aがタンク50
内に突出するよう取り付けられている(図12)。これ
らのリリーフ弁21a、22a自体は、常用されている
公知のものである。
【0032】前記ポンプ20のポート21、22と連通
する通路132、142は、さらに通路43、45によ
って、切換弁40のスプール収納室に連通している(図
6、7参照)。図13に示す切換弁40は、図6、7の
切換弁と構造は実質的に同じであるが、リザーバ(タン
ク)50が制御ブロックCの裏面に固着されているた
め、通路44が水平方向に設けられている。いま、通路
142、45からパイロット圧が作用すると、スプール
41は左方に移動し、小径部41aと通路43が連通
し、小径部41aが通路44の位置をカバーしているた
め、通路43は小径部41aを介してリザーバ50に通
じる通路44と連通する。パイロット圧が作用しなくな
ると、ばね42によってスプール41は図の位置に復帰
し、通路43と通路44を遮断する。即ち作用も図6、
7の切換弁40と同じである。
する通路132、142は、さらに通路43、45によ
って、切換弁40のスプール収納室に連通している(図
6、7参照)。図13に示す切換弁40は、図6、7の
切換弁と構造は実質的に同じであるが、リザーバ(タン
ク)50が制御ブロックCの裏面に固着されているた
め、通路44が水平方向に設けられている。いま、通路
142、45からパイロット圧が作用すると、スプール
41は左方に移動し、小径部41aと通路43が連通
し、小径部41aが通路44の位置をカバーしているた
め、通路43は小径部41aを介してリザーバ50に通
じる通路44と連通する。パイロット圧が作用しなくな
ると、ばね42によってスプール41は図の位置に復帰
し、通路43と通路44を遮断する。即ち作用も図6、
7の切換弁40と同じである。
【0033】上記制御ブロックCの通路131と141
は、それぞれシリンダ10’のポート11、12とつな
がるようにシリンダ10’の下面に固定される。その状
態は図8及び図9に示した通りである。こうして全ての
制御機能がブロックC内に組込まれ、そのブロックCと
シリンダ10’が一体化されたアクチュエータが得られ
るのである。
は、それぞれシリンダ10’のポート11、12とつな
がるようにシリンダ10’の下面に固定される。その状
態は図8及び図9に示した通りである。こうして全ての
制御機能がブロックC内に組込まれ、そのブロックCと
シリンダ10’が一体化されたアクチュエータが得られ
るのである。
【0034】図14は、両ロッド型複動シリンダ10を
用いたアクチュエータの外観を示す。この両ロッド型の
場合、前記図1で説明したように、切換弁40は不要で
あり、それに代えてフィードチェック弁21bが用いら
れている。そこで、図15に示すように、ポンプ20の
ポート21に一端が連通し、他端がタンク50間に突出
するフィードチェック弁21bを取り付ける。また、切
換弁40は不要であるから、図10のブロックCの通路
43、45をプラグ等で閉じて用いる。このようにし
て、フィードチェック弁21bを取り付け、通路43、
45を閉鎖した制御ブロックC’を前記図8の場合と同
様にシリンダ10に取り付ける。
用いたアクチュエータの外観を示す。この両ロッド型の
場合、前記図1で説明したように、切換弁40は不要で
あり、それに代えてフィードチェック弁21bが用いら
れている。そこで、図15に示すように、ポンプ20の
ポート21に一端が連通し、他端がタンク50間に突出
するフィードチェック弁21bを取り付ける。また、切
換弁40は不要であるから、図10のブロックCの通路
43、45をプラグ等で閉じて用いる。このようにし
て、フィードチェック弁21bを取り付け、通路43、
45を閉鎖した制御ブロックC’を前記図8の場合と同
様にシリンダ10に取り付ける。
【0035】前記ポンプ20は、前述のように歯車ポン
プが用いられている。この歯車ポンプは、本発明者が特
願平9−15168号に提案している図16に示すよう
なものが好ましい。図示のように、ケーシングに設けら
れた1対の円筒状ポンプ室23、24内に、インボリュ
ート歯車25、26が中央でかみ合うように収納されて
おり、このかみ合い部の両側に吸入吐出ポート21、2
2が設けられ、それぞれのポート21、22は、ケーシ
ングの側面に設けられた逃げ溝27、28が連通してい
る。これらの逃げ溝27、28はほぼ横V字形をしてお
り、この逃げ溝27、28の両側面27a、28aを、
両歯車25、26のかみ合い作用線C1、C2 に沿っ
て、この作用線C1 、C2 に実質的に一致するか或はわ
ずかに外側即ち0〜100μの範囲に形成し、かつ逃げ
溝27、28の先端を歯車25、26の回転角0°のと
きの接触点よりも前方に位置させてある。このようにす
ると、歯車25、26のかみ合い部における閉じ込み容
積を最小限にして、閉じ込み液体の圧縮、膨張による振
動、騒音を防止し、動力の負荷の増大をなくし、ポンピ
ング効果を大巾に向上させることができる。
プが用いられている。この歯車ポンプは、本発明者が特
願平9−15168号に提案している図16に示すよう
なものが好ましい。図示のように、ケーシングに設けら
れた1対の円筒状ポンプ室23、24内に、インボリュ
ート歯車25、26が中央でかみ合うように収納されて
おり、このかみ合い部の両側に吸入吐出ポート21、2
2が設けられ、それぞれのポート21、22は、ケーシ
ングの側面に設けられた逃げ溝27、28が連通してい
る。これらの逃げ溝27、28はほぼ横V字形をしてお
り、この逃げ溝27、28の両側面27a、28aを、
両歯車25、26のかみ合い作用線C1、C2 に沿っ
て、この作用線C1 、C2 に実質的に一致するか或はわ
ずかに外側即ち0〜100μの範囲に形成し、かつ逃げ
溝27、28の先端を歯車25、26の回転角0°のと
きの接触点よりも前方に位置させてある。このようにす
ると、歯車25、26のかみ合い部における閉じ込み容
積を最小限にして、閉じ込み液体の圧縮、膨張による振
動、騒音を防止し、動力の負荷の増大をなくし、ポンピ
ング効果を大巾に向上させることができる。
【0036】
【効果】この発明によれば、以上のように、正逆転可能
なポンプを用いて、シリンダ内の作動液を置換すること
によりピストンロッドを前進・後退させるクローズドシ
ステムを採用したので、作動液を貯留するリザーバは最
小限の容器で足り、リザーバの姿勢を考慮する必要がな
くなり、また、制御弁類を液圧だけで作動するようにし
たので、ポンプを駆動するモータの正逆転及び停止の制
御を行なうだけでピストンロッドの位置を任意にコント
ロールでき、制御回路が簡単となり、コスト削減に資す
るところが大きい。
なポンプを用いて、シリンダ内の作動液を置換すること
によりピストンロッドを前進・後退させるクローズドシ
ステムを採用したので、作動液を貯留するリザーバは最
小限の容器で足り、リザーバの姿勢を考慮する必要がな
くなり、また、制御弁類を液圧だけで作動するようにし
たので、ポンプを駆動するモータの正逆転及び停止の制
御を行なうだけでピストンロッドの位置を任意にコント
ロールでき、制御回路が簡単となり、コスト削減に資す
るところが大きい。
【0037】さらに、ポンプを含む弁類を単一ブロック
内に全て組込んだ制御ブロックを形成し、モータとリザ
ーバ及びシリンダを制御ブロックに結合して液圧アクチ
ュエータを形成したので、全体として極めてコンパクト
で制御の容易なアクチュエータを得ることができる。
内に全て組込んだ制御ブロックを形成し、モータとリザ
ーバ及びシリンダを制御ブロックに結合して液圧アクチ
ュエータを形成したので、全体として極めてコンパクト
で制御の容易なアクチュエータを得ることができる。
【0038】そのほか、特殊な歯車ポンプを用いること
によって、振動や騒音の少ないアクチュエータを提供す
ることができる。
によって、振動や騒音の少ないアクチュエータを提供す
ることができる。
【図1】この発明の制御回路の一例を示す回路図
【図2】制御回路の他の例を示す回路図
【図3】同上の作用を示す回路図
【図4】ダブルパイロット弁の構造を示す断面図
【図5】同上の作用を示す断面図
【図6】切換弁の構造を示す断面図
【図7】同上の作用を示す断面図
【図8】液圧アクチュエータの外観を示す側面図
【図9】同上の正面図
【図10】液圧アクチュエータの制御ブロックを示す縦
断面図
断面図
【図11】制御ブロックのポンプ部分を示す横断面図
【図12】制御ブロックのダブルパイロット弁部分を示
す横断面図
す横断面図
【図13】制御ブロックの切換弁部分を示す縦断面図
【図14】両ロッド型複動シリンダを用いたアクチュエ
ータの外観を示す側面図
ータの外観を示す側面図
【図15】同上の制御ブロックのポンプ部分を示す横断
面図
面図
【図16】歯車ポンプの縦断面図
【図17】従来の制御回路を示す回路図
【図18】同上の作用を示す回路図
【図19】パイロット弁の構造を示す線図
M モータ P ポンプ 1 片ロッド型複動シリンダ 1a ピストン 1b ピストンロッド 2a、3a ポート 2b、2c 回路 3b、3c 回路 4、5 パイロット弁 6 電磁切換弁 7 リザーバ 8 リリーフ弁 10、10’ シリンダ 10a ピストンロッド 11、12 入出力ポート 11a、12a、11b、12b 回路 13、14 パイロットチェック弁 20 ポンプ 21、22 吸入吐出ポート 21a、22a リリーフ弁 21b、22b フィードチェック弁 23、24 ポンプ室 25、26 歯車 27、28 逃げ溝 27a、28a 逃げ溝の側面 30 モータ 31 電源コード 32 駆動軸 40 切換弁 41 スプール 41a 小径部 41b 大径部 42 ばね 43、44、45 通路 50 リザーバ(タンク) 131、141 通路 132、142 通路 133、143 弁座 134、144 ばね 135、145 ボール 136、146 リリーフ孔 150 スプール 151、152 ノックピン C、C’ 制御ブロック C1 、C2 かみ合い作用線
Claims (8)
- 【請求項1】 両ロッド型複動シリンダの一対の入出力
ポートに、それぞれパイロットチェック弁を挿入した回
路の一端を接続し、これらの回路の他端を正逆転可能な
ポンプの一対の吸入吐出ポートに接続し、前記パイロッ
トチェック弁をそれぞれ他方のパイロットチェック弁に
加わる液圧によって開くようにした液圧シリンダ制御回
路。 - 【請求項2】 前記ポンプの一対の吸入吐出ポートと作
動液リザーバとの間を、それぞれ独立して前記吸入吐出
ポートに関連するリリーフ弁とフィードチェック弁を介
在して接続した請求項1に記載の液圧シリンダ制御回
路。 - 【請求項3】 片ロッド型複動シリンダの一対の入出力
ポートに、それぞれパイロットチェック弁を挿入した回
路の一端を接続し、これらの回路の他端を正逆転可能な
ポンプの一対の吸入吐出ポートに接続し、前記吸入吐出
ポートの一方を開閉切換弁を介してリザーバに接続し、
前記吸入吐出ポートの他方をフィードチェック弁を介し
てリザーバに接続し、前記パイロットチェック弁をそれ
ぞれ他方のパイロットチェック弁へ加わる液圧によって
開くようにし、前記切換弁を、前記フィードチェック弁
に加わる流圧をパイロット圧として開閉するようにした
液圧シリンダ制御回路。 - 【請求項4】 前記パイロットチェック弁は、弁体が対
向する一対の逆止弁と、前記弁体間にスライド可能に配
置されたスプールより成り、このスプールの両端にノッ
クピンが設けられ、スプールの一端に作用する液圧によ
って他端側に移動し、他端のノックピンが他端側の弁体
を押し開くようにした請求項1から3のいずれかに記載
の液圧シリンダ制御回路。 - 【請求項5】 前記切換弁は、中間に小径部が設けられ
たスライド可能のスプール弁と、このスプール弁の一端
を常時押圧して他端側に偏向させる弾性手段より成り、
前記フィードチェック弁に加わる液圧をスプール弁の他
端に作用させ、この液圧上昇によってスプール弁を前記
弾性手段に抗して一端側に移動させ、前記ポンプの吸入
吐出ポートの一方をスプール弁の小径部を介してリザー
バに連通するようにした請求項3に記載の液圧シリンダ
制御回路。 - 【請求項6】 制御ブロックの一面にモータ、他面にリ
ザーバタンクを固着し、制御ブロックの上面に両ロッド
型複動シリンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記
モータによって駆動される正逆転可能なポンプを取り付
け、このポンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダ
の一対の入出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの
通路内に他方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロ
ットチェック弁を設け、前記ポンプの一対の吸入吐出ポ
ートと前記リザーバタンクをそれぞれフィードチェック
弁を介して接続し、前記パイロットチェック弁の弁室と
前記リザーバタンクをそれぞれリリーフ弁を介して接続
した液圧アクチュエータ。 - 【請求項7】 制御ブロックの一面にモータ、他面にリ
ザーバタンクを固着し、制御ブロックの上面に片ロッド
型複動シリンダを固着し、前記制御ブロック内に、前記
モータによって駆動される正逆転可能なポンプを取り付
け、このポンプの一対の吸入吐出ポートと前記シリンダ
の一対の入出力ポートをつなぐ通路を設け、それぞれの
通路内に他方の通路の液圧をパイロット圧とするパイロ
ットチェック弁を設け、前記ポンプの一方の吸入吐出ポ
ートと前記リザーバタンクを開閉切換弁で接続し、他方
の吸入吐出ポートとリザーバタンクをフィードチェック
弁で接続し、前記パイロットチェック弁の弁室とリザー
バタンクをそれぞれリリーフ弁を介して接続し、前記切
換弁を前記フィードチェック弁に加わる液圧上昇によっ
て開くようにした液圧アクチュエータ。 - 【請求項8】 前記正逆転可能なポンプが歯車ポンプよ
り成り、この歯車ポンプのポンプ室側面に横V字形の逃
げ溝が設けられ、この逃げ溝の側面が歯車のかみ合い作
用線に実質的に一致するかそれよりもわずかに外側に位
置していることを特徴とする請求項6又は7に記載の液
圧アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23988897A JPH1182411A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23988897A JPH1182411A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182411A true JPH1182411A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17051369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23988897A Pending JPH1182411A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182411A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039116A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-06 | Toyooki Kogyo Co Ltd | 液圧駆動装置 |
| JP2002276559A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 液圧パワーパッケージ |
| JP2003214362A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Nippon Jii Rotor Kk | 両回転式ベーンポンプ装置 |
| CN104948454A (zh) * | 2014-03-25 | 2015-09-30 | 株式会社昭和 | 泵装置和液压致动器 |
| CN109210027A (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 可在正向和反向正排量泵旋转下实现单向流动的液压回路 |
| JP2020026815A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | 株式会社タカコ | ポンプユニット |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23988897A patent/JPH1182411A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002039116A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-06 | Toyooki Kogyo Co Ltd | 液圧駆動装置 |
| JP2002276559A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 液圧パワーパッケージ |
| JP2003214362A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Nippon Jii Rotor Kk | 両回転式ベーンポンプ装置 |
| CN104948454A (zh) * | 2014-03-25 | 2015-09-30 | 株式会社昭和 | 泵装置和液压致动器 |
| US9726202B2 (en) | 2014-03-25 | 2017-08-08 | Showa Corporation | Pump device and hydraulic actuator |
| CN109210027A (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 可在正向和反向正排量泵旋转下实现单向流动的液压回路 |
| JP2020026815A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | 株式会社タカコ | ポンプユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101081528B (zh) | 混凝土搅拌筒驱动装置 | |
| US8348635B2 (en) | Variable displacement gear pump | |
| JP5104656B2 (ja) | 可変容量型回転式ポンプ | |
| JP5150885B2 (ja) | 油圧ポンプ | |
| CN113266610A (zh) | 采用液控单向阀配流的径向柱塞液压装置及工作方法 | |
| WO1994001682A1 (fr) | Ensemble de commande d'un corps inertiel | |
| JP4847242B2 (ja) | ミキサドラム駆動装置 | |
| CA2538286C (en) | Orifice element with integrated filter, slow return valve, and hydraulic drive unit | |
| JPH1182411A (ja) | 液圧シリンダ制御回路及び液圧アクチュエータ | |
| US20090178400A1 (en) | Neutral Valve Structure | |
| US20240051367A1 (en) | Pre-pressurized system with reverse rotation of pump for valve actuation | |
| CN111852972A (zh) | 集成式砂浆泵控制阀 | |
| JP4082087B2 (ja) | 液圧歯車ポンプ | |
| JP2009203811A (ja) | 可変容量型ギヤポンプ | |
| CN108468671B (zh) | 一种适用于非对称闭式回路的流量匹配阀 | |
| KR101943396B1 (ko) | 복동실린더용 유압구동시스템 | |
| JPH10129282A (ja) | ハイドロスタティックトランスミッション | |
| KR20010017715A (ko) | 유압실린더의 유압제어시스템 | |
| JPWO1998017913A1 (ja) | 油圧ポンプ・モータ装置 | |
| ES2980669T3 (es) | Unidad hidráulica con bombas en paralelo unidas a un servomotor y utilización de la misma | |
| JPH11132201A (ja) | カウンタバランス弁 | |
| JPH09242903A (ja) | チェック弁 | |
| JP3006278B2 (ja) | 液圧シリンダの駆動装置 | |
| CN115289088A (zh) | 一种先导卸荷流体控制装置 | |
| KR20230172275A (ko) | 전기 유압 액추에이터 |