JPS5824270B2 - ボウセイポリエステルフイルム - Google Patents
ボウセイポリエステルフイルムInfo
- Publication number
- JPS5824270B2 JPS5824270B2 JP6916275A JP6916275A JPS5824270B2 JP S5824270 B2 JPS5824270 B2 JP S5824270B2 JP 6916275 A JP6916275 A JP 6916275A JP 6916275 A JP6916275 A JP 6916275A JP S5824270 B2 JPS5824270 B2 JP S5824270B2
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- JP
- Japan
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- resin
- film
- coating
- polyester film
- copper
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電線、ケーブルにおける銅あるいは銅基合金
からなる導体を被覆することにより、その発錆を有効に
防止し、しかも電線、ケーブル構成材としての必要諸%
性に優れた、表面コーティングした防錆ポリエステルフ
ィルムに関するものである。
からなる導体を被覆することにより、その発錆を有効に
防止し、しかも電線、ケーブル構成材としての必要諸%
性に優れた、表面コーティングした防錆ポリエステルフ
ィルムに関するものである。
ポリエステルフィルムの利用分野の一つに電線、ケーブ
ルにおける導体を巻回被覆する用途がある。
ルにおける導体を巻回被覆する用途がある。
つまり、銅あるいは銅基合金からなる導体をポリエステ
ルフィルムにて巻回被覆し、引続き架橋ポリエチレンそ
の他による所定絶縁被覆がなされる形態である。
ルフィルムにて巻回被覆し、引続き架橋ポリエチレンそ
の他による所定絶縁被覆がなされる形態である。
ここにおけるポリエステルフィルムの主要機能は、その
良好な電気絶縁性、耐熱性に起因した電気絶縁材機能、
その良好なる機械的強度、耐熱性に起因した多数本より
の導体の結束テープ機能、あるいは有色ポリエステルフ
ィルムが利用される場合の多心ケーブル各導体における
識別テープ機能である。
良好な電気絶縁性、耐熱性に起因した電気絶縁材機能、
その良好なる機械的強度、耐熱性に起因した多数本より
の導体の結束テープ機能、あるいは有色ポリエステルフ
ィルムが利用される場合の多心ケーブル各導体における
識別テープ機能である。
ここで、電線、ケーブルにおいて導体を腐蝕から保護す
ることは、非常に重要なことであり、このため銅および
銅基合金の防錆機能を有するポリエステルフィルムの利
用がみられる。
ることは、非常に重要なことであり、このため銅および
銅基合金の防錆機能を有するポリエステルフィルムの利
用がみられる。
これは導体と接触する面側に気化性防錆剤を含有する樹
脂をコートした防錆ポリエステルフィルムを利用するこ
とによりなされ、漸次防錆剤が導体表面に接触移行ある
いは気化移行し、導体を腐蝕から保護するものである。
脂をコートした防錆ポリエステルフィルムを利用するこ
とによりなされ、漸次防錆剤が導体表面に接触移行ある
いは気化移行し、導体を腐蝕から保護するものである。
ところが、従来の防錆ポリエステルフィルムは、次の諸
点で充分でない。
点で充分でない。
(1) ポリエステルフィルムへのコート樹脂の密着
性が充分でなく、広幅フィルムを細幅テープにスリット
加工する工程、テープ(フィルム)巻替工程等で、接触
するロールでの摩損、スリット時の衝撃等にてコート樹
脂が脱離しく特にテープ端部にて多い)、この脱離コー
ト樹脂粉がテープ(フィルム)非コート面へも移着転移
し、連続的に導体を架橋ポリエチレンで被覆する時に、
心金入口部にこの脱離樹脂が滓として蓄積し、連続作業
を阻害する。
性が充分でなく、広幅フィルムを細幅テープにスリット
加工する工程、テープ(フィルム)巻替工程等で、接触
するロールでの摩損、スリット時の衝撃等にてコート樹
脂が脱離しく特にテープ端部にて多い)、この脱離コー
ト樹脂粉がテープ(フィルム)非コート面へも移着転移
し、連続的に導体を架橋ポリエチレンで被覆する時に、
心金入口部にこの脱離樹脂が滓として蓄積し、連続作業
を阻害する。
この滓の蓄積は、コート樹脂のポリエステルフィルムへ
の密着性向上化、軟化点向上化、耐摩損性向上化、表面
粗面化度適性化、コート層厚さ適性化により防止される
と考えられる。
の密着性向上化、軟化点向上化、耐摩損性向上化、表面
粗面化度適性化、コート層厚さ適性化により防止される
と考えられる。
つまりコート樹脂のポリエステルフィルムへの密着性向
上化、耐摩損性向上化、表面粗面化度適性化は、コート
樹脂の脱離を防止する意味で、またコート樹脂の軟化点
向上化は心金部発生源の融着蓄積を防止するとともにコ
ート膜のブロッキング(フィルム間移着)を防止する意
味で、コート樹脂厚さ適性化は心金部でのスムーズな被
覆導体通過特性を得る意味で有効と考えられる。
上化、耐摩損性向上化、表面粗面化度適性化は、コート
樹脂の脱離を防止する意味で、またコート樹脂の軟化点
向上化は心金部発生源の融着蓄積を防止するとともにコ
ート膜のブロッキング(フィルム間移着)を防止する意
味で、コート樹脂厚さ適性化は心金部でのスムーズな被
覆導体通過特性を得る意味で有効と考えられる。
(2)電線、ケーブル完成品を解体すると、ポリエステ
ルフィルムコート膜が導体に移着し、フィルム層から脱
離しており、電線、ケーブル特性上、あるいは解体特性
上好ましくない。
ルフィルムコート膜が導体に移着し、フィルム層から脱
離しており、電線、ケーブル特性上、あるいは解体特性
上好ましくない。
これは架橋ポリエチレン被覆時にフィルム層に170〜
190℃程度の温度、20〜30ky/ffl程度の圧
力が3〜5分程度かかるためである。
190℃程度の温度、20〜30ky/ffl程度の圧
力が3〜5分程度かかるためである。
この移着防止は電線ケーブルメーカーで要望される事項
である。
である。
本発明はこれらの問題を解消し、しかも優れた防錆特性
を有する表面コーティング防錆ポリエステルフィルムを
得ようとするものである。
を有する表面コーティング防錆ポリエステルフィルムを
得ようとするものである。
なお識別テープ機能は、近年着目されている機能であり
、このため、ベースポリエステルフィルムとして酸化チ
タン等をブレンドした白色ポリエステルフィルムの利用
が目立っており、これらの白色ポリエステルフィルムに
対しては、一般的にコート樹脂の密着性が、通常のクリ
ヤーポリエステルフィルムの場合に比較して悪いため、
ここで用いるコート樹脂は、更に強固な密着特性が要請
される。
、このため、ベースポリエステルフィルムとして酸化チ
タン等をブレンドした白色ポリエステルフィルムの利用
が目立っており、これらの白色ポリエステルフィルムに
対しては、一般的にコート樹脂の密着性が、通常のクリ
ヤーポリエステルフィルムの場合に比較して悪いため、
ここで用いるコート樹脂は、更に強固な密着特性が要請
される。
電線、ケーブル分野では耐熱性が要求されることから、
該コーティング樹脂は熱硬化性耐熱樹脂が望ましい。
該コーティング樹脂は熱硬化性耐熱樹脂が望ましい。
銅および銅基合金の防錆剤としては、ベンゾトリアゾー
ルが優れており(特公昭39−6069)、コーティン
グ組成物は該熱硬化性耐熱樹脂にベンゾトリアゾールを
添加する方式が適当である。
ルが優れており(特公昭39−6069)、コーティン
グ組成物は該熱硬化性耐熱樹脂にベンゾトリアゾールを
添加する方式が適当である。
しかしながら、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリエステル樹
脂等にベンゾトリアゾールを添加した組成物からなるコ
ーティングを施したポリエステルフィルムの銅板被覆テ
ストの結果、その防錆特性は常に充分発揮されるとは限
らないことが判明した。
脂等にベンゾトリアゾールを添加した組成物からなるコ
ーティングを施したポリエステルフィルムの銅板被覆テ
ストの結果、その防錆特性は常に充分発揮されるとは限
らないことが判明した。
このことから、コーティング樹脂を防錆効果の点より選
択する必要があると共に、ベンゾトリアゾール添加量も
適性化する必要があるものと考えられる。
択する必要があると共に、ベンゾトリアゾール添加量も
適性化する必要があるものと考えられる。
また、このコーティング樹脂は、ポリエステルフィルム
への密着性に優れたものを選択する必要があることは言
うまでもない。
への密着性に優れたものを選択する必要があることは言
うまでもない。
更には、コーティング樹脂の耐摩損性も良好であること
が望ましい。
が望ましい。
また、ベンゾトリアゾール含有コーテイング膜表面は耐
摩損性の点で平滑なもの(表面粗面化度の低いもの)が
望ましいと考えられる。
摩損性の点で平滑なもの(表面粗面化度の低いもの)が
望ましいと考えられる。
一方、該コーティング組成物は良好なるコーティング特
性を有することが必要である。
性を有することが必要である。
また、通常のポリエステルフィルム連続コーティング条
件のコート樹脂乾燥硬化温度150〜180℃、乾燥硬
化時間30〜60秒でコート膜の乾燥硬化がなされるも
のが適当である。
件のコート樹脂乾燥硬化温度150〜180℃、乾燥硬
化時間30〜60秒でコート膜の乾燥硬化がなされるも
のが適当である。
本発明は、以上の点を考慮して種々検討を重ねた結果達
成されたもので、その要旨とするところはシリコーンア
クリル系樹脂囚、インシアネート系樹脂(B)およびベ
ンゾトリアゾール(C)を主体成分とし、その固形分重
量比が(B)/(A)= 10〜70/100、(C)
/(8)+(B)= 0.1〜40/100なるコート
膜を有することを特徴とする銅および銅基合金保護用防
錆ポリエステルフィルムに存する。
成されたもので、その要旨とするところはシリコーンア
クリル系樹脂囚、インシアネート系樹脂(B)およびベ
ンゾトリアゾール(C)を主体成分とし、その固形分重
量比が(B)/(A)= 10〜70/100、(C)
/(8)+(B)= 0.1〜40/100なるコート
膜を有することを特徴とする銅および銅基合金保護用防
錆ポリエステルフィルムに存する。
本発明は、コーティング樹脂としてシリコーンアクリル
系樹脂とインシアネート系樹脂の混合組成物を用いたこ
とが特徴の一つである。
系樹脂とインシアネート系樹脂の混合組成物を用いたこ
とが特徴の一つである。
本発明の混合組成物は、通常のポリエステルフィルム連
続コーティング条件で必要な硬化反応を起こし、ポリエ
ステルフィルムとの密着性、耐熱性、耐摩損性、表面平
滑性に優れたコーテイング膜を形成し、しかもこの組成
物にベンゾトリアゾールを上記量添加したものは、銅あ
るいは銅基合金をこのコーティングポリエステルフィル
ムで被覆した場合、優れた防錆効果を発揮する。
続コーティング条件で必要な硬化反応を起こし、ポリエ
ステルフィルムとの密着性、耐熱性、耐摩損性、表面平
滑性に優れたコーテイング膜を形成し、しかもこの組成
物にベンゾトリアゾールを上記量添加したものは、銅あ
るいは銅基合金をこのコーティングポリエステルフィル
ムで被覆した場合、優れた防錆効果を発揮する。
これは、シリコーンアクリル−イソシアネート系樹脂硬
化被膜中においてベンゾトリアゾールが良好に表面層に
分布し、しかもコート膜中のものが適度に表面層へブル
ーミング、更には揮散現象を起こし、銅および銅基合金
に対して防錆効果を発揮するものと解される。
化被膜中においてベンゾトリアゾールが良好に表面層に
分布し、しかもコート膜中のものが適度に表面層へブル
ーミング、更には揮散現象を起こし、銅および銅基合金
に対して防錆効果を発揮するものと解される。
本発明におけるイソシアネート系樹脂併用効果の1つは
、シリコーン系樹脂の中でも、比較的コート膜硬度の良
好なるシリコーンアクリル系樹脂の硬度を更に利用可能
な硬度まで向上させ、もつと耐摩損性を向上せしめるこ
と、および単独のシリコーンアクリル系樹脂では、通常
のポリエステルフィルムコーティング条件では充分便化
を起こさないが、この硬化性をインシアネート反応の併
用で完全化することにある。
、シリコーン系樹脂の中でも、比較的コート膜硬度の良
好なるシリコーンアクリル系樹脂の硬度を更に利用可能
な硬度まで向上させ、もつと耐摩損性を向上せしめるこ
と、および単独のシリコーンアクリル系樹脂では、通常
のポリエステルフィルムコーティング条件では充分便化
を起こさないが、この硬化性をインシアネート反応の併
用で完全化することにある。
3μ厚程度のシリコーンアクリル系樹脂コート膜は、そ
のコート膜を硬化させるには150〜180℃、数10
分間以上の加熱処理が必要であるが、これにイソシアネ
ート系樹脂を適性量添加したものは150〜180℃、
30〜60秒間で一体便化を起こし、ポリエステルフィ
ルムの変質防止、コーティング能率向上の点で極めて有
効となる。
のコート膜を硬化させるには150〜180℃、数10
分間以上の加熱処理が必要であるが、これにイソシアネ
ート系樹脂を適性量添加したものは150〜180℃、
30〜60秒間で一体便化を起こし、ポリエステルフィ
ルムの変質防止、コーティング能率向上の点で極めて有
効となる。
ここでシリコーンアクリル系樹脂とは、一般にシリコー
ンワニスト称せられているシリコーン樹脂の変性体であ
る。
ンワニスト称せられているシリコーン樹脂の変性体であ
る。
即ち、シリコーンワニスはメチルシリコーン系ワニスと
フェニルシリコーン系ワニスを主体とし、メチルシリコ
ーンワニスは一般的に5102 。
フェニルシリコーン系ワニスを主体とし、メチルシリコ
ーンワニスは一般的に5102 。
CH3S 103 / 2 + (CH3) S iO
t (CH3)3S 1012なる構造単倍、フェニル
シリコーンワニスはC6H55IO3/2 、C6H3
CH3SiO9(C6H3)2S10なる構造単位から
なる。
t (CH3)3S 1012なる構造単倍、フェニル
シリコーンワニスはC6H55IO3/2 、C6H3
CH3SiO9(C6H3)2S10なる構造単位から
なる。
これらのシリコーンワニスを化学的(共縮合)あるいは
機械的(ブレンド)にアクリル系樹脂で変性したものが
シリコーンアクリル系樹脂であるが、ここでハ化学的に
シリコーン成分にアクリル成分を導入したものがより望
ましい。
機械的(ブレンド)にアクリル系樹脂で変性したものが
シリコーンアクリル系樹脂であるが、ここでハ化学的に
シリコーン成分にアクリル成分を導入したものがより望
ましい。
このシリコーンアクリル系樹脂ワニスの例としては信越
化学工業(株製信越シリコーンKR−5208、同KR
,−5203、三菱レイヨン■製デュラクロン5E−1
390等があげられる。
化学工業(株製信越シリコーンKR−5208、同KR
,−5203、三菱レイヨン■製デュラクロン5E−1
390等があげられる。
このシリコーンアクリル系樹脂ワニスは、シリコーン成
分比率が多い程硬化膜の耐熱性は良好であるが、その樹
脂硬化が遅くなり、またアクリル成分が多い程硬化膜の
耐熱性は低下するが、樹脂硬化が早くなり、さらに塗膜
硬度も高くなる。
分比率が多い程硬化膜の耐熱性は良好であるが、その樹
脂硬化が遅くなり、またアクリル成分が多い程硬化膜の
耐熱性は低下するが、樹脂硬化が早くなり、さらに塗膜
硬度も高くなる。
市販のシリコーンアクリル系樹脂ワニスは、これらの成
分比が適切であり、有効に利用される。
分比が適切であり、有効に利用される。
さらにイソシアネート樹脂とは、末端に反応性に富むイ
ンシアネート基を有する樹脂であり、このインシアネー
ト基は種々の官能基、例えば−〇H基等とイソシアネー
ト反応を起こし、迅速な硬化反応を起こす。
ンシアネート基を有する樹脂であり、このインシアネー
ト基は種々の官能基、例えば−〇H基等とイソシアネー
ト反応を起こし、迅速な硬化反応を起こす。
これらのインシアネート系樹脂としては、2.4−トリ
レンジイソシアネート、2.6−49レンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート
、トリメチルプロパツールとトリレンジイソシアネート
の反応体、フェニレンジイソシアネートを主体とするも
の、およびこれらの種々の変性体等があり例としての次
の如きものがあげられる。
レンジイソシアネート、2.6−49レンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート
、トリメチルプロパツールとトリレンジイソシアネート
の反応体、フェニレンジイソシアネートを主体とするも
の、およびこれらの種々の変性体等があり例としての次
の如きものがあげられる。
信越化学工業■製信越シリコーンKR−302B、武田
薬品工業■製タケネートA−3、同タケネートA−10
、日本ポリウレタン工業■製コロネートL、保土谷化学
工業■製ミリオネートT−80、同ミリオネートT−1
00、バイエル社製デスモジュールM、三洋化成工業■
製つノフレツクスーEなど。
薬品工業■製タケネートA−3、同タケネートA−10
、日本ポリウレタン工業■製コロネートL、保土谷化学
工業■製ミリオネートT−80、同ミリオネートT−1
00、バイエル社製デスモジュールM、三洋化成工業■
製つノフレツクスーEなど。
シリコーンアクリル系樹脂とインシアネート系樹脂の配
合量は、シリコーンアクリル系樹脂固形分100重量部
に対してインシアネート系樹脂固形分10〜70重量部
の範囲にすることが必要であり、インシアネート系樹脂
配合量がこれより少ないと、一体硬化反応が不充分にな
り、コート膜の硬化処理が不充分かつ困難となる。
合量は、シリコーンアクリル系樹脂固形分100重量部
に対してインシアネート系樹脂固形分10〜70重量部
の範囲にすることが必要であり、インシアネート系樹脂
配合量がこれより少ないと、一体硬化反応が不充分にな
り、コート膜の硬化処理が不充分かつ困難となる。
また、コート膜硬度も不充分で耐摩損性に欠けることと
なる。
なる。
イソシアネート系樹脂配合量がこれより多いと、コーテ
イング液ポットライフが短かくなりすぎコーティング加
工中に溶液のゲル化が起こったり、一方で膜も硬く脆く
なりすぎ、かえってコート膜密着性が低下する。
イング液ポットライフが短かくなりすぎコーティング加
工中に溶液のゲル化が起こったり、一方で膜も硬く脆く
なりすぎ、かえってコート膜密着性が低下する。
なお、コート膜特性、例えばコート膜密着性、適度のコ
ート膜硬度、良好なるコート面平担性を保持させつつ更
にコート膜硬化を低温迅速化しようとする場合には、各
種有機金属塩触媒例えばオクチル酸あるいはナフテン酸
等の有機酸金属塩すなわち鉛、鉄、コバル1へ、亜鉛、
錫塩等の添加、エチルチタネート、ブチルチクネート、
トリエタノールアミン、コリンヘキンエイト等の添加が
有効である。
ート膜硬度、良好なるコート面平担性を保持させつつ更
にコート膜硬化を低温迅速化しようとする場合には、各
種有機金属塩触媒例えばオクチル酸あるいはナフテン酸
等の有機酸金属塩すなわち鉛、鉄、コバル1へ、亜鉛、
錫塩等の添加、エチルチタネート、ブチルチクネート、
トリエタノールアミン、コリンヘキンエイト等の添加が
有効である。
これらの添加量も、ポットライフを考え適性化する必要
があることは言うまでもない。
があることは言うまでもない。
銅および銅基合金の防錆剤としてのベンゾトリアゾール
の添加量は、シリコーンアクリル系樹脂およびイソシア
ネート系樹脂の合計固形分100重量部に対して0.1
〜40重量部の範囲にすることが必要である。
の添加量は、シリコーンアクリル系樹脂およびイソシア
ネート系樹脂の合計固形分100重量部に対して0.1
〜40重量部の範囲にすることが必要である。
ベンゾトリアゾール添加量がこれより少ないと、防錆効
果が殆んど発揮されず、またベンゾトリアゾール添加量
がこれより多いと、コート膜密性、コート面平担性ある
いはコート膜耐熱性(ベンゾトリアゾール融点90〜9
5°C)等が低下する。
果が殆んど発揮されず、またベンゾトリアゾール添加量
がこれより多いと、コート膜密性、コート面平担性ある
いはコート膜耐熱性(ベンゾトリアゾール融点90〜9
5°C)等が低下する。
以上の如き適性範囲のシリコーンアクリル系樹脂、イン
シアネート系樹脂、およびペンゾトリアヅール混合組成
物の有機溶剤溶液をポリエステルフィルムにコーティン
グ加工し、ポリエステルフィルム表面に該硬化コート膜
を密着させることによって防錆ポリエステルフィルムが
得られる。
シアネート系樹脂、およびペンゾトリアヅール混合組成
物の有機溶剤溶液をポリエステルフィルムにコーティン
グ加工し、ポリエステルフィルム表面に該硬化コート膜
を密着させることによって防錆ポリエステルフィルムが
得られる。
コート膜厚は経験的に0.5〜5μ、特に1.0〜3.
0μの範囲が適当であり、またコート膜表面粗面化度も
3μ以下が望ましい。
0μの範囲が適当であり、またコート膜表面粗面化度も
3μ以下が望ましい。
次に実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限りこれら実施例に制約さ
れるものではない。
本発明はその要旨を超えない限りこれら実施例に制約さ
れるものではない。
以下の実施例において割合を示す部は重量による。
実施例 1
25μ厚白色(酸化チタンブレンド)ポリエスチルフィ
ルム〔三菱樹脂■ダイアホイル■ホワイト#25〕に、
乾燥硬化後片面塗布厚約3μになるように下記配合組成
物を塗布し、約28μ厚白色防錆ポリエステルフィルム
囚を得た(コーティング条件:乾燥硬化温度150℃、
乾燥硬化時間30秒)。
ルム〔三菱樹脂■ダイアホイル■ホワイト#25〕に、
乾燥硬化後片面塗布厚約3μになるように下記配合組成
物を塗布し、約28μ厚白色防錆ポリエステルフィルム
囚を得た(コーティング条件:乾燥硬化温度150℃、
乾燥硬化時間30秒)。
注:1)信越化学工業■製
シリコーンアクリル樹脂
2)〃 イソシアネート系樹脂
3)〃 有機金属塩
試験結果を第1表に示す。
実施例 2
実施例1と同様にして、下記配合組成物より約28μ厚
白色防錆ポリエステルフィルムCB)を得た。
白色防錆ポリエステルフィルムCB)を得た。
試験結果を第1表に示す。
実施例 3
実施例1と同様にして25μ厚クリヤーポリエステルフ
イルム(三菱樹脂■製ダイアホイル#25)に下記配合
組成物を塗布し、約28μ厚クリヤー防錆ポリエステル
フイルム(c)を得た。
イルム(三菱樹脂■製ダイアホイル#25)に下記配合
組成物を塗布し、約28μ厚クリヤー防錆ポリエステル
フイルム(c)を得た。
注:4)三菱レイヨン■製
シリコーンアクリル系樹脂
5)三洋化成工業罐
イソシアネート系樹脂
試験結果を第1表に示す。
実施例 4
実施例1の配合組成物に、さらにサイロイド#244(
富士デヴイソン社製無定型シリカ粒子)5部を添加し、
実施例1と同様にして、約28μ厚白色防錆ポリエステ
ルフィルムΔを得た。
富士デヴイソン社製無定型シリカ粒子)5部を添加し、
実施例1と同様にして、約28μ厚白色防錆ポリエステ
ルフィルムΔを得た。
試験結果を第1表に示す。
比較例 1
実施例1と同様にして、下記配合組成物より約28μ厚
白色防錆ポリエステルフィルム(至)を得た。
白色防錆ポリエステルフィルム(至)を得た。
注二6)ユニオンワニス■製・熱硬化型ポリエステル樹
脂 比較例 2 実施例1と同様にして、下記配合組成物より、約28μ
厚白色防錆ポリエステルフィルム(日を得た。
脂 比較例 2 実施例1と同様にして、下記配合組成物より、約28μ
厚白色防錆ポリエステルフィルム(日を得た。
注ニア) ユニオンワニス■製エポキシ樹脂、ワニス
試験結果を第1表に示す。
試験結果を第1表に示す。
実施例1〜3、比較例1〜2およびに社製市販白色防錆
ホリエステルフイルム(ベースフィルムはダイアホイル
#25■ホワイト)FおよびGの特性対比結果を第1表
に示す。
ホリエステルフイルム(ベースフィルムはダイアホイル
#25■ホワイト)FおよびGの特性対比結果を第1表
に示す。
(注1) ニチバン24朋幅セロテープを試料フィルム
コート面に指で強く貼り合わせせ(押圧荷重約2kg)
、該セロテープを急激に引き剥した際の試料フィルムか
らのコート膜脱離をみる。
コート面に指で強く貼り合わせせ(押圧荷重約2kg)
、該セロテープを急激に引き剥した際の試料フィルムか
らのコート膜脱離をみる。
判定二〇(脱離なし〜微少)△(部分的に脱離)×(脱
離が著しい)(注2) 試料フィルムを両手で20回強
くもみ、拡げてコート膜の剥離、脱離をみる。
離が著しい)(注2) 試料フィルムを両手で20回強
くもみ、拡げてコート膜の剥離、脱離をみる。
判定は(注1)に準する。
(注3) 線心径約1mmの7本同心より銅線に試料フ
ィルムをコート面が銅線側になる如く、添巻きおよび重
ね巻きし、卓上5トンプレス機、温度190℃、圧力5
0ky/ffl、5分間の加熱プレスを行ない、試料を
急水冷後、試料フィルムを銅線より剥した後のコート膜
の脱離(銅線への移着性)をみる。
ィルムをコート面が銅線側になる如く、添巻きおよび重
ね巻きし、卓上5トンプレス機、温度190℃、圧力5
0ky/ffl、5分間の加熱プレスを行ない、試料を
急水冷後、試料フィルムを銅線より剥した後のコート膜
の脱離(銅線への移着性)をみる。
判定は(注1)に準する。
(注4) 電線ケーブルメーカーにて、実機テストを行
ない、被覆層を解体し、試料フィルムを銅線より剥した
後のコート膜の脱離(銅線への移着)をみる。
ない、被覆層を解体し、試料フィルムを銅線より剥した
後のコート膜の脱離(銅線への移着)をみる。
判定は(注1)に準する。
(注5) 当社テープ摩損テスト機にてテストを行なう
。
。
テスト概要は、スピード19771/minにて、試料
フィルム127ILrIL幅スリットテープを走行させ
、メッキ金属体およびクッション体で、250g荷重に
て該スリットテープを押圧し、200m走行後メッキ金
属体に付着した微細粉を集め、その析出を測定する。
フィルム127ILrIL幅スリットテープを走行させ
、メッキ金属体およびクッション体で、250g荷重に
て該スリットテープを押圧し、200m走行後メッキ金
属体に付着した微細粉を集め、その析出を測定する。
尚、この場合非コート面をメッキ金属体に接触せしめる
。
。
また、試料テープは500mm幅コートフィルムを1回
巻替し処理後、更に12朋幅にスリットしたものを用い
る。
巻替し処理後、更に12朋幅にスリットしたものを用い
る。
判定二〇(滓析出重量2m9未満) △(滓析出重量2
η以上、3〜未満)×(滓析出重量3η以上) (注6) 電線メーカーにて、実機テストを行ない、心
金部での滓蓄積状態をみる。
η以上、3〜未満)×(滓析出重量3η以上) (注6) 電線メーカーにて、実機テストを行ない、心
金部での滓蓄積状態をみる。
判定二〇(変色が殆んど認められない) △(やや褐色
化する) X(褐色〜黒変し発錆が著しい) (注8) 卓上5トンプレス機にて、コート面を内側に
して2枚の試験フィルムの加熱プレスを行ない、プレス
後2枚の試料フィルムを剥した際にコート面移着剥離を
起すプレス温度を調べる。
化する) X(褐色〜黒変し発錆が著しい) (注8) 卓上5トンプレス機にて、コート面を内側に
して2枚の試験フィルムの加熱プレスを行ない、プレス
後2枚の試料フィルムを剥した際にコート面移着剥離を
起すプレス温度を調べる。
(注9) テイラーホブソン社製タリサーフ表面あらさ
計により測定。
計により測定。
第1表に見られる如く、本発明による防錆ポリエステル
フィルムは、電線ケーブル巻回用途に非常に優れたもの
である。
フィルムは、電線ケーブル巻回用途に非常に優れたもの
である。
Claims (1)
- 1 シリコーンアクリル系樹脂(A)、イソシアネート
系樹脂(B)およびベンゾトリアゾール(0を主体成分
とし、その固形分重量比が(B)/(A)= 10〜7
0/100、(C)/cA)+(Bl−0,1〜40
/ 100 ナルコート膜を有することを特徴とする銅
および銅基合金保護用防錆ポリエステルフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6916275A JPS5824270B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | ボウセイポリエステルフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6916275A JPS5824270B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | ボウセイポリエステルフイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51145583A JPS51145583A (en) | 1976-12-14 |
| JPS5824270B2 true JPS5824270B2 (ja) | 1983-05-20 |
Family
ID=13394716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6916275A Expired JPS5824270B2 (ja) | 1975-06-10 | 1975-06-10 | ボウセイポリエステルフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824270B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155757A (en) * | 1980-05-01 | 1981-12-02 | Toyo Metalizing | Anticorrosive polyester film |
| US4310600A (en) * | 1980-08-29 | 1982-01-12 | American Hoechst Corp. | Polyester film having abrasion resistant radiation curable silicone coating |
| JPS5782045A (en) * | 1980-11-12 | 1982-05-22 | Toyo Metalizing | Rust preventing polyester film |
-
1975
- 1975-06-10 JP JP6916275A patent/JPS5824270B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51145583A (en) | 1976-12-14 |
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