JPS60168389A - 新規なa−898物質,その製造法およびそれを有効成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents

新規なa−898物質,その製造法およびそれを有効成分とする抗腫瘍剤

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JPS60168389A
JPS60168389A JP59020883A JP2088384A JPS60168389A JP S60168389 A JPS60168389 A JP S60168389A JP 59020883 A JP59020883 A JP 59020883A JP 2088384 A JP2088384 A JP 2088384A JP S60168389 A JPS60168389 A JP S60168389A
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Japan
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substance
composition
absorption spectrum
amino acid
novel
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JP59020883A
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English (en)
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Masanobu Munakata
正信 棟方
Hiroshi Aono
博 青野
Nobuhiro Watanabe
信宏 渡辺
Yoshitada Mori
森 義忠
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Sapporo Breweries Ltd
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Sapporo Breweries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なA−898物質、その製造法およびそれ
を有効成分とする抗腫瘍剤に関する。
近年、種々の微生物の産生する抗腫瘍物質について研究
が行なわれているが、現在のところその生産、単離、精
製のためのスクリーニング法は未だ確立されているとは
云えない。
本発明者らは、アルカリ性培地という特殊な条件下で生
育できる微生物の培養液のうち、マウス腎臓線維芽細胞
の8V40腫瘍転換細胞に対して強い細胞毒性を示すも
のはin ViVOでの抗腫瘍活性を示す率が高いこと
を見出し、このスクリーニング方法を利用して各種の放
線菌が抗腫瘍物質を産生ずることを知見した。さらに、
この抗腫瘍物質を単離することに成功した。すなわち本
発明者らは、1nvitroで上記SV40腫瘍転換細
胞に対して細胞毒性を示し、in vivoでマウス肉
腫由来の腹水型同系腫瘍メス−A (Math A )
に対し抗腫瘍性を示す物質を探索することを内容とする
抗腫瘍物質のスクリーニング法によりストレプトマイセ
ス属に属する放線菌が上記腫瘍の増殖を強力に阻止する
抗腫瘍物質を産生することを認め、さらにこれを単離、
精製することに成功し、本発明を完成したのである。
本発明の新規なA、 −898物質は下記の物理化学的
性質を有している。
+11形状 白色ないしは灰色の無定形粉末 (2)元素組成 0:33.4.9%、H:5.29%、N:2.40%
S : 1.22%、 灰分:14.34%(3)分子
量 約24000 (4)アミノ酸組成 A−−898物質1分子中のアミノ酸残基数は下記の通
りである リジン 4〜6 イソロイシン 6 アスハラキン酸 18 フルギニン 4〜6グルタミン
酸 8 セリン 8 アラニン 14〜16 グリシン 20メチオニン 2
 バリン 14 ヒスチジン 2 ロイシン 10〜12スレオニン 1
0 チロシン 2 ソ01J ン 6 フェニルアラニン 41/2シスチ
ン 1〜2 トリプトファン 1〜2(51糖含量 16.7 % (6)糖組成 マンノースおよびグルコース (7)赤外部吸収スペクトル 第1図に示した通り (8)紫外部吸収スペクトル 第2図に示した通り (9)等電点 pT = 3.7 5 上記A−898物質は、ストレプトマイセス属に属する
上記A−898物質生産菌をアルカリ性液体培地に培養
し、培養物から該物質を採取することによって製造する
ことができる。
上記A−898物質生産菌の1例として、本発明者らが
土壌から分離した放線菌ストレプトマイセスA−898
株がある。このストレプトマイセスA−898株の菌学
的性質は次の通りである。
1、形態的性質 菌糸の発育は充分で、栄養菌糸は断絶しない。
胞子のうの形成はみられず、気菌糸の着生が充分で、胞
子は連鎖状に着生する。さらに、胞子着生菌糸は単純分
岐で、単純分岐は形成しない。胞子柄はらせんを形成す
る。
■、ジアミノピメリン酸の型 細胞全加水分解物中のジアミノピメリン酸を’I’LO
にて分析した結果LL型を示した。
以上I、Hの結果から、本菌は8treptomyce
ta −ceae科のStreptOm7CeS属に属
することは明らかである。
■、生理的特徴 fil生育温度:20〜35℃ (2)酸素に対する挙動:好気的でm1crodero
philicではない。
(3)タンパク質に対する作用 ゼラチンの液化 =(−) ミルクの凝固とペプトン化 :(ト) チロシナーゼ :(ト) 1(、Sの生成 :(イ) インドールの生成 :(ハ) B8の生成 :(ト) (4)デンプンの分解 :(至) 弱い(5)炭素源の
資化性(プリドハム・ゴドリーブ法による)D−glu
cose + raffinose ±D−xy4os
e + D−mannito! +L−arabino
se + 1−inositol ±L−rhamno
se ++ 5alicine ±D−fructos
e +:5ucrose ±D−gajactose 
+ ma、nnose −h+−(6)硝酸塩の還元 
十 ■、各種培地における生育状態 flJショ糖硝酸塩寒天培地 栄養菌糸は白から灰色。発育は普通で気菌糸は白色で短
かい。全体に転調。可溶性色素は認められない。
(2)グルコース・アスパラギン寒天培地栄養菌糸は薄
肌色から白色。発育悪く気菌糸の着生もわずか。全体に
粘稠。可溶性色素は認められない。
(3)グリセリン・アスパラギン寒天培地栄養菌糸は白
色。発育悪く気菌糸の着生もわずか。可溶性色素は薄赤
紫色である。
(4)デンプン・無機塩寒天培地 栄養菌糸は白から白黄色。発育悪く気菌糸の着生もわず
か。可溶性色素は認められない。
(5iチロシン寒天培地 栄養菌糸は白から灰色。発育は非常に良く気菌糸の着生
も密で灰色である。可溶性色素は焦茶色である。
(6)栄養寒天培地 栄養菌糸は白から薄赤紫色。生育は普通で気菌糸は白色
。全体に転調。可溶性色素は赤紫色である。
(7)イースト・麦芽寒天培地 栄養菌糸は白から灰色。生育は非常に良く、気菌糸は白
色。全体に転調。可溶性色素は黒色である。
(8)オートミール寒天培地 栄養菌糸は白から灰色。生育悪く気菌糸の着生もわずか
。可溶性色素は薄茶色である。
(9)グルコース・ペプトン!ゼラチン培地生育せず (11脱脂牛乳 発育良好。凝固は特に観察されないが、ペプトン化は多
い。
01)ペプトン・イースト・鉄寒天培地栄養菌糸は白か
ら黒色。生育悪く気菌糸の着生もわずか。全体に転調。
可溶性色素は赤茶色である。
(財)ベネット培地 栄養菌糸は灰色から茶色。生育は良好で気菌糸は薄茶色
。可溶性色素は赤茶色である。
0→アルカリ培地 (グルコース1.0%、アスパラギ
ン0.05%、イーストエキス帆1%、硫酸アンモニア
0.05%、燐酸二カリ0.05%、炭酸ナトリウム1
.0%) 栄養菌糸は灰色。生育は非常に良好で気菌糸の着生も密
で灰色である。可溶性色素は焦茶色。
以」二の生理学的特徴および各種培地での培養的諸性質
から、本菌はバージ−のマニュアル・オブ・デターミナ
テイブ・バクテリオロジ−(1974年版)の記載によ
りストレグトマイセス・アクロモジェネス・サブスピー
シーズ・ルブラディリスris )に類似した菌と推定
された。ただし、食塩耐性が異なり(本菌は7%食塩培
地で生育不能)また生育pHが7.5〜10である点に
おいても異なっている。それ故、本発明者らは本菌を新
菌株と認め、ストレプトマイセスA−1398株と命名
した。
本菌は工業技術院微生物工業技術研究所に受託されてお
り、その受託番号はFEBM P−7340である。
新規なムー898物質を生産するための微生物は上記A
−898株に限定されず、A−898株以外のストレプ
トマイセス属に属するものであって当該物質生産能を有
する菌株であれば使用することができる。
A−898物質はストレプトマイセス属に属するA−8
98物質生産菌をアルカリ性液体培地に培養することに
より製造することができる。
本発明により上記A−898物質生産菌を培養するため
に用いる培地としては当該菌体が利用しうる炭素源、窒
素源、無機塩類等を含有するものであればよい。炭素源
としては例えばグルコース。
ラクトース、マルトース、グリセリン、澱粉等が用いら
れ、窒素源としては例えば肉エキス、酵母エキス、大豆
粉、ペプトン、コーンメチ−プリカー。硫酸アンモニウ
ム、アスパラギン等が用いられる。その他必要に応じて
適宜の無機地類、消泡剤等を添加することができる。本
発明において培地のpI(は特に重要であり、アルカリ
性のpnとすべきで、pH8,0〜9.5が最適である
。アルカリ性pHを維持するために、培地に対して炭酸
ナトリウムまたは重炭酸ナトリウムを0.3〜1.5%
、好ましくは1%を別個に滅菌し、滅菌した他の培地成
分に添加する。
前記のごとき栄養源を有する液体培地で大量培養するに
は、深部通気液体培養が有利であり、培養温度は25〜
30℃、特に27〜28℃が最適である。
A−898物質の生産に最も適した培地、例えばグルコ
ース1%、L−アスパラギン0.05%、硫酸アンモニ
ウム0.05%、燐酸二カリウム帆05%、炭酸ナトリ
ウム1%を含むpH10の培地を用い、28℃でロータ
リー振盪培養を行なった場合、6日間培養するとpH8
,8に低下し、培養液の抗腫瘍活性は最大となる。活性
区分は水溶性であり、上記培養液を濾過または遠心分離
等で液体と菌体を含む固形分に分離すると、主として液
体中に含まれる。
このようにして得られた培養p液から本発明の目的物質
であるA−898物質を得るには目的物質と不純物との
間の性状の差を利用して分離精製する。すなわち、培養
p液のpHを変化させ夾雑物を沈澱させる方法、硫酸ア
ンモニウム等を加え塩濃度を変えることにより分別沈澱
させる方法、エタノール、アセトン等を添加してその濃
度を変え分別沈澱させる方法あるいは透析膜、限界濾過
膜およびセファデックス、バイオゲル等のゲルを使用し
て分子量の差により分画する方法あるいはジエチルアミ
ノエチル(DBAE )セルロース、 DEAFセファ
デックス、カルボキシメチル(CM)セルロース、 0
Mセファデックス等のイオン交換セルロース、イオン交
換セファデックスに対する吸着能の差を利用して分離溶
出する方法等を利用して分取精製する。これらの方法は
必要に応じ単独に用いられ、任意の順序に組合せ、また
反復して適用することができる。
例えば培養p液に硫酸アンモニウムを60%(W/V)
加え目的物質を沈澱させる。得られた沈澱を少量の水に
溶かし、透析膜を用いて透析するか分画分子量1万以上
の限界濾過膜を用いて低分子物質を除く。得られた溶液
を低温下で減圧濃縮後、セファデックスG50でゲル濾
過し、活性分画を凍結乾燥する。このようにして得た粗
A−898物質の水溶液をI)EARセファデックスイ
オン交換体のカラムに吸着させ、pH8,0のリン酸バ
ッファー等の緩衝液中で塩濃度を順次上げて溶出を行な
う。次に、透析膜またはゲル濾過法によりA−898物
質分画に含まれた緩衝液および塩の成分を除去する。活
性分画を凍結乾燥後、ショーテックスOHパックB−8
00、ウォーターズブロチインl−125等の高速液体
クロマトグラフィー用充填カラムを用いて高速ゲル濾過
にかけるとシンメトリカルな溶出像を示し、最純化され
たA−898物質を得ることができる。
前記のような種々の方法の組合せによって得られるA、
 −898物質は等電点電気泳動の場で単一なバンドを
示す。
このようにして得られるA−898物質の物理化学的性
状は次のごとくである。
(1) 形状 本物質の凍結乾燥品は白色ないし灰色の無定形粉末であ
る。
(2) 元素組成 0:33.49%、H:5.29%、N:2.40%。
S:1.22%、 灰分:14.34%(ただし、灰分
中に含まれる無機元素はP : 21.7%、 Oa:
5.9%、 Na : 3.3%、に:3.0%、 M
g :1.5%、 Zn: Q、9%等であった。) (3) 分子量 本物質が高分子物質である性質を利用してゲル濾過法に
より分子量を決定した。0.1モル塩化カリウムを含む
0.1モル燐酸緩衝液(pH7,0)で平衡化したセフ
ァデックスG−75カラム(直径1.5fi、長さxm
)を用いて分子量既知の蛋白質、すなわちウシ血清アル
ブミン(分子量67.000)、オーヴアアルプミン(
43,000)。
キモトリプシノーゲン(25,000)、リボヌクレア
ーゼA (13,700)と共に同じ緩衝液でゲルp過
を行ない、それぞれの流出容量(Ve)を対数で目盛っ
た分子量の値と比較することにより、A−898物質は
分子量約24.000と決定された。
(4) アミノ酸組成 A−898物質を6N−塩酸と減圧封管中で110’c
、44時間加水分解すると、第1表に示すようなアミノ
酸が検出される。トリプトファンはこの加水分解条件で
分解変性するため、5%チオグリコール酸を含む6N−
塩酸を用いて減圧封管中110℃、64時間加水分解し
た。
これら加水分解物のアミノ酸分析結果から、A−898
物質は分子中に20種142〜138個のアミノ酸残基
を含むことが判明した。
第1表 A−898物質のアミノ酸組成(5)糖含量 A−898物質をフェノール硫酸法で含有する糖量な測
定すると、グルコース換算で16.7%(w/w)の糖
を含有する糖タンパク質であることが判明した。
(6)糖組成 本物質を2規定のトリフルオロ酢酸で100℃、3時間
加水分解して調製した液をTLOで解析した結果、次の
ような糖を含有していることが判明した。
マンノースオヨヒクルコース (7)赤外部吸収スペクトル 第1図に示すごとく典型的な糖タンパク質の吸収を示し
ている。
(8) 紫外部吸収スペクトル 第2図に水溶液中での吸収スペクトルを示す。
(9)等電点 アンフオラインpH3,5〜1oおよび LK’B81
QO等電点電気泳動装置を用いてA−898物質の等電
点な測定すると、pIは3.75であった(第3図)2
元素分析の結果から、この低い等電点は硫酸根、リン酸
根の存在によるものと推定される。
次に、新規な糖蛋白性物質A−898の生物活性につい
て言及する。
(11マウスの各種実験腫瘍に対する抗腫瘍性(イ) 
マウス腹水型肉腫メス−Aに対する延命効果1群10匹
、6週令メス、平均体重20gのEALB/Cマウスに
1週間、同系のマウスの腹腔内で継代した癌細胞メス−
Aをマウス1匹当りlXl0’個を腹腔内に移植し、翌
日から5日間試験群には生理食塩水に溶解したA−89
8物質溶液0.1mlを、対照群は生理食塩水のみを0
.1mlずつ腹腔内に投与した。以後、生存日数を観察
して延命効果を次式により算出した。
結果を第2表に示す。
(ロ) マウス白血病P−388に対する延命効果マウ
スの種類なりDFl、腫瘍なP−388におきかえたこ
と以外は上記と同様の方法で延命効果を試験した。結果
を第2表に示す。
(ハ) マウス腹水型肝癌ME−134に対する延命効
果マウスの種類を03H/He、腫瘍をMU−134に
おきかえたこと以外は上記と同様の方法で延命効果を試
験した。結果を第2表に示す。
に) マウス黒色肉腫メラノーマB−16に対する延命
効果 1群10匹、6退会メス、平均体重2051の057B
L/6のマウスに、12日間同系のマウスの皮下で継代
したメラノーマ13−16の癌細胞を1g/9IILl
生理食塩水のホモジエネートにし、その0.5mlを右
腋下皮下に移植し、以下@)と同様に試験して得られた
延命効果を第2表に示ず。
(ホ) マウス腹水型肉腫ザルコーマ−180に対する
延命効果マウスの種類をIOR,腫瘍をザルコーマ−1
80におきかえたこと以外は上記(イ)と同様の方法で
延命効果を試験した。結果を第2表に示す。
−る− 上表から明らかなように、A−898物質はマウスの各
種同系腫瘍および同種腫瘍に対して巾広い抗腫瘍スペク
トルを持っていることが判明した。特に同系腫瘍メス−
Aに対しては延命率200%を越える強い延命効果を示
した。
これらの結果から本物質は有効な抗癌剤となりうる資質
を有していると考えられる。
(21SV40腫瘍転換細胞に対する増殖阻害活性A、
 −898物質はSV40 (シミアンウィルス40)
で腫瘍転換[、たマウス腎臓由来線維芽細胞SV4.0
・03.T(・2Kに対して5μg/mlで完全に増殖
を阻害する。
(3)抗菌活性 A−898物質は2000 tt/l/mlでスタフィ
ロコッカス・アウレウス209F、ザルテイナ・ルテア
IFO3232、バチルス・ズブチリスPOI219、
エシェリヒア・コリIAM 1(111、キャンテイダ
・アルビカンスIAM 8444に対して抗菌活性を全
く示さない。
一冴一 以上記述したA、 −898物質の性状は、この物質が
本発明者らによって得られた新物質であることを明らか
に示すものである。以下、本発明の態様を実施例におい
て示すが、各年−の採取手段の組合せによってA−89
8物質は最高に純化することができる。これら実施例は
何ら本発明を限定するものでなく、前記の如く本物質の
諸性状が明らかにされた以上、たとえ本発明の範囲内に
具体的に示されなくともその変形あるいは修飾的手段を
用いても目的物質が得られることは明白である。
実施例1 グルコース1ク、L−アスパラギン0.05%。
硫酸アンモニウム0.05%、リン酸二カリウム0.0
5%、炭酸ナトリウム1%(別滅菌しておいて添加)の
組成を有する培地(IJ9,5 ) 10 lを201
容の培養槽に調製し、120℃で10分間加熱滅菌した
。予め同一組成の培地にて96時間培養を行なったスト
レプトマイセスA−898株の種培養液0.31を無菌
的に接種した。28℃で通気攪拌培養(通気−3710
//分・攪拌数15 Or、p、m・・内圧0.3 k
g/cm2)を96時間行なった。遠心分離(8,00
0r、p、m、 )で菌体を含む固形分を除き、培養瀝
液81を得た。この培養p液は0.3m1.5回腹腔投
与でメスーA腹水癌(移植量I X I Q6個/マウ
ス)に対して142%の延部効果を示した。
この培養p液中にはA、 −898物質が約50■/l
含まれている。
実施例2 実施例1で得られた培養p液に硫酸アンモニウムを60
容量%(Wh)になるように加え、3時間攪拌の後4℃
以下で24時間塩析した。生じた沈澱は遠心分離(8,
00Or、p、m、 10分間)で集めた。固形分に2
1の水を加え、pHを8に調整した後、透析膜(セロフ
ァンチューブ)に注入し、4°Cで流水透析し硫酸アン
モニウムおよび低分子夾雑物を除いた。透析内液の沈澱
は遠心分離(15,00Or、p、n+、、5分間)で
除去し、上澄液は凍結乾燥した。得られた凍結乾燥品は
20.51gであった。凍結乾燥品1gを水に溶かし、
予め水でよく洗浄したセファデックスG−50カラム(
10×100crn)に注入しゲルp過を行なった。流
出液には純水を使用し、120al/hr、の流速で2
0m1づつ分取した。各流出区分を抗腫瘍活性の指標と
t、てSV40・03LT・2に細胞に対する細胞毒性
を測定し、活性区分を分取して凍結乾燥した。ここで得
られた粉末は6.smy/kgマウス5回腹腔投与でメ
スーA腹水癌に対して198%の延命効果を示した。
次に、この凍結乾燥品をDEAEセファデックスA25
を0,01モルのトリス塩酸緩衝液(pH8,0)で充
分平衡化したカラム(2x70cm)に注入し、溶出液
として0.01モルトリス塩酸緩衝液(pH8,0) 
2 dと同緩衝液に1モルになるように塩化ナトリウム
を加えた液21を使用して直線的塩濃度勾配を作製し溶
出した。20m1づつ分取し280nmにおける蛋白質
の吸光度とSV40・03H・2に細胞に対する細胞毒
性を測定し、活性区分を分取し、透析膜(セロファンチ
ューブ)に注入して4℃で蒸溜水中で48時間透析した
。透析内液を凍結乾燥後、少量の蒸溜水に溶かし、セフ
ァデックスG75(蒸溜水で充分洗浄、2X100cm
、)カラムに注入し、蒸溜水を使用し3 Q ml/h
r、で溶出し、3 mlづつ分取して280nm(7)
吸光度とSV40・03I(・2に細胞に対する細胞毒
性を測定した(第4図)。活性区分を凍結乾燥し、44
.0m9を得た。
本粉末の抗腫瘍活性は2.0〜/kgマウス、5回腹腔
投与でメスーA腹水癌に対して203%以上の延命効果
を示した。
実施例3 実施例2で得られた粉末をpH7,0、0,02モルリ
ン酸緩衝液で充分洗浄した水系高速液体クロマトグラフ
ィー用カラム(プロティンl−125,7,8X30+
m2本)に注入しく 10 mt27ml溶液を100
0μm 1回につき注入)、280 nmの吸収を示す
ピークを分取した(第5図)。吸収ピークのAを限界p
過膜(ミリボア社製、イマーシブルQX−10゜排除限
界分子量1o、0oo)を用いて濃縮脱塩した。
次いで、凍結乾燥し、178mgの白色〜灰白色のA〜
898物質の粉末を得た。本粉末の抗腫瘍活性はメスー
A腹水癌に対して1 タ/kgマウス、5回腹腔投与で
210%以上の延命効果を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図はA−898物質0.41R9をKEr 200
 m9と一緒に真空加圧下で錠剤とした時の赤外吸収ス
ペクトル、第2図はA−898物質の紫外吸収スペクト
ル、第3図はA−898物質5〜をアンフオラインpH
3〜10でLKE8100型エレクトロフォーカシング
装置を用いて4°C246時間、300Vで等電点電気
泳動を行なった泳動図、第4図はセファデックス075
カラムの溶出図(溶出液は30m1/hr、蒸溜水、チ
ャージ量20■)、第5図はA−898物質1TIui
のウォーターズブロチインカラムl−125(2本接続
)の浴出図(溶出液は2威/min、+pH7,0、0
,02モルリン酸緩衝液)である。 特許出願人 サッポロビール株式会社 第4図 り画靭(I金画) 第5図 イ米斗判キ田テrAt;2fつ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の物理化学的性質を有する新規なA−898物
    質。 (1)形状 白色ないしは灰色の無定形粉末 (2)元素組成 (j:33.49%、H:5.29%、N:2.40%
    。 S’1.22%、 灰分:14.34%(3)分子量 約24000 (4)アミノ酸組成 A−898物質1分子中のアミノ酸残基数は下記の通り
    である リジン 4〜6 インロイシン 6 アスパラギン酸 18 アルギニン 4〜6グルタミン
    酸 8 セリン 8 アラニン 14〜16 グリシン 20メチオニン 2
     バリン 14 ヒスチジン 2 ロイシン 10〜12スレオニン 1
    0 チロシン 2 プロ リン 6 フェニルアラニン 41/2シスチン
     1〜2 トリプトファン 1〜2t51糖含量 16.7 % (6)糖組成 マンノースおよびグルコース (7)赤外部吸収スペクトル 第1図に示した通り (8)紫外部吸収スペクトル 第2図に示した通り (9)等電点 pI = 3.75 2、ストレプトマイセス属に属する下記A−898物質
    生産菌をアルカリ性液体培地に培養し、培養物から下記
    A−898物質を採取することを特徴とする下記の物理
    化学的性質を有する新規なA−898物質の製造法。 fil形状 白色ないしは灰色の無定形粉末 (2)元素組成 0 : 33.49%、H:5.29%、N:2.40
    %。 S:1.22%、 灰分: 14.34%(3)分子量 約24000 (4)アミノ酸組成 A、 −898物質1分子中のアミノ酸残基数は下記の
    通りである リジン 4〜6 イソロイシン 6 アスハラギン[18フルギニン 4〜6グルタミン酸 
    8 セリン 8 アラニン 14〜16 グリシン 20メチオニン 2
     バリン 14 ヒスチジン 2 ロイシン 10〜12スレオニン 1
    0 チロシン 2 プロ リン 6 フェニルアラニン 41/2シスチン
     1〜2 トリプトファン 1〜2(5)糖含量 16.7 % (6)糖組成 マンノースおよびグルコース (7)赤外部吸収スペクトル 第1図に示した通り (8)紫外部吸収スペクトル 第2図に示した通り (9)等電点 pI = 3.75 3ストレプトマイセス属に属するA−898物質生産菌
    がストレプトマイセスA−898株(FERJ4p−7
    340)である特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、下記の物理化学的性質を有する新規なA−898物
    質を有効成分とする抗腫瘍剤。 (1)形状 白色ないしは灰色の無定形粉末 (2)元素組成 0:33.4.9%、 H:5.29%、 N:2.4
    0%。 S : 1.22%、 灰分:14.34%(3)分子
    量 約24000 (4)アミノ酸組成 A−898物質1分子中のアミノ酸残基数は下記の通り
    である リジン 4〜6 インロイシン 6 アスパラギン酸 18 アルギニン 4〜6グルタミン
    酸 8 セリン 8 アラニン 14〜16 グリシン 20メチオニン 2
     バリン 14 ヒスチジン 2 ロイシン 10〜12スレオニン 1
    0 チロシン 2 プロ リ ン 6 フェニルアラニン 41/2シスチ
    ン 1〜2 トリプトファン 1〜2(5)糖含量 16.7 % (6)糖組成 マンノースおヨヒクルコース (7)赤外部吸収スペクトル 第1図に示した通り (8)紫外部吸収スペクトル 第2図に示した通り (9)等電点 pI = 3.75
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