JPS60215011A - タンニンに基づく安定な高分子化合物 - Google Patents

タンニンに基づく安定な高分子化合物

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JPS60215011A
JPS60215011A JP60007642A JP764285A JPS60215011A JP S60215011 A JPS60215011 A JP S60215011A JP 60007642 A JP60007642 A JP 60007642A JP 764285 A JP764285 A JP 764285A JP S60215011 A JPS60215011 A JP S60215011A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゲル化せず且つ数ケ月の期間にわたって安定に
保たれるタンニンに基づく高分子凝集剤の製造方法に関
するものである。
英国特許第899721号は、タンニン、ホルムアルデ
ヒド及びアミノ又はアンモニウム化合物の間の反応生成
物から成る凝集剤を応用する、たとえば下水、工業廃水
及び天然水のような懸濁液の70キユレーシヨンのため
の方法を開示している。この特許は、この反応生成物の
新規な使用を目的としており、如伺にしてこの反応生成
物を形成せしめるかについての詳細な説明を提供してい
ないし、あるいはこの反応生成物を製造するための実施
例をも提供してはいない。この凝集剤を使用することに
ついて開示している利点は、これが懸濁溶液のpHに影
響を与えることもなく、またこの凝集剤は最終的な水の
溶解無機固形物含量に影響を及ぼすこともないというこ
とである。
この英国特許中に開示する3成分を単に反応させるのみ
では、ゲルを生成する傾向がある反応生成物を生じ;こ
れは相当な期間にわたって液体状態を保つことはない。
本発明の目的は数ケ月の期間にわたってゲル化又は同化
することがないタンニンに基づく高分子凝集剤を製造す
ることにある。
数ケ月の期間にわたってゲル化または固化することがな
い高固形物凝集剤を取得するような制御した条件ドに、
タンニン、アミノ化合物及びアルデヒドを反応させて凝
集剤を生成せしめることは、本発明の別の目的ぐある。
本発明の他の目的は、比較的長い期間にわたって貯蔵し
たのちにも、水の精製及び脱乳化に使用するときに商業
的に受け入れることができる性能を持ち続ける、タンニ
ンに基づく高分子凝集剤を製造することにある。
本発明の別の目的は、長い貯蔵寿命を有する最終製品を
取得するように反応物の中間的な粘度を監視することに
よって製造するタンニンに基づく高分子凝集剤を製造す
ることにあ、る。
長い貯蔵寿命を有するこの独特のタンニンに基づく高分
子凝集剤の添加によって廃水を処理することもまた、本
発明の一目的である。
これらの目的及びその他の目的は、本発明の説明の進行
につれて明白となるであろう。
凝集剤として使用するために適するタンニンに基づくへ
分子化合物の水溶液は、制御した反応条件下に製造され
る。本発明者は、通常の条件下に少なくとも3ケ月の貯
蔵寿命を有するすぐれた工業製品を取得するための要点
は、反応を監視して粘度が臨界的な中間的な範囲に達す
るときに反応を停止させるべき能力にあることを見出し
ている。
1)Hが7未満であり且つアミノ化合物からの第一アミ
ンのタンニン繰返し単位に対するモル比が約1.5:1
乃至3.0:1であるような、僅かに酸性の条件下に、
タンニン、アミノ化合物及びアルデヒドから成る水性反
応混合物を形成ゼしめる。
この反応混合物を、約150〜200’Fの温磨におい
て、反応系の鍵中間粘度範囲と呼ばれる望ましい範囲内
の中間粘度を有する反応生成物が生じるまで、加熱する
。この反応系鍵中間粘度範囲は、使用すべき各反応系に
対して決定する。生成物が長い貯蔵寿命を右することを
可能とする狭い中間粘度範囲を実験的に決定する。これ
らの狭い反応系鍵粘度範囲は一般に、ブルックフィール
ドLV王粘度g1により180’Fで測定するときに、
約2〜1oocpsの範囲内にある。反応系の鍵中間粘
度に達したときに反応を停止させる。液体の固形物含量
を重量で約20〜60%に調節し且つpHを、3.0未
満の値に調節することによって、安定な最終生成物を形
成させる。
噴霧乾燥したケブラコ(quebracho )粉の形
態にあるタンニン、ホルムアルデヒド及びモノエタノー
ルアミンを使用する好適実施形態においては、反応系の
鍵中間粘度範囲は、ブルックフィールドLVT粘度針に
より180″Fで測定して約38〜40C1)Sである
。反応液を冷却したのち、重量で約40〜45%の固形
物含量と好ましくは2.3〜2.6の範囲のE)Hを有
するように調節する。
この水溶液は6ケ月までは安定性を保ってゲル化するこ
とかなく、廃水処理用の凝集剤として使用することがで
きる。
好適 mン態の音間 タンニンに基づく高分子化合物は3成分を僅かに酸性の
l)H条件下に相互に反応させるこにとよって製造する
タンニン成分は世界中に見出される各種の木及び植物材
料から取得することができる。
タンニンは水溶性の複雑な有機化合物の大きなグループ
である。生育するほとんどすべての高木及び低木が葉、
枝、樹皮、木質部又は果実中に多少のタンニンを含有し
ている。樹皮の例はワラトル(Wattle:オースト
ラリア産低木の1種)、マングローブ(mangrov
e) 、オーク(oak)、:z−カリ(eucaly
ptus) 、ドクニンジン(hemlock )、松
(pine) 、カラマツ(larch)及びヤナギ(
willow)である。木質部の例はケブラコ、栗(c
hestnut) 、オーク及びウルンデイ(urun
day )である。果実の例はミロバラン(myrob
a tan )、バロニア(valonia )オーク
、デイビデイビ(diVi−divi) 、タラ(ta
ra)及びアルカロビラ(algarrobilla)
である。菓の例はうるしく sum−ac)及びガンビ
ア(gambier )であり、また根の例はノJナイ
グリ(canaigre)及びバルメット(palme
tto)である。好適な材料の中にはケブラコ木質部が
ある。噴霧乾燥したケブラコ粉はミモザ(mimosa
)抽出物としてカナダパツカーズ社から市販されている
これらの天然タンニンは、゛接着剤用縮合タンニン” 
(Ind、 Eng、 Chem、prod、Res、
 Dev、1982,21.359〜369)中でA。
ピッチ(piZZi)が記しているように、在来の゛加
水分解性パタンニンと゛縮合タンニン″とに分類するこ
とができる。縮合タンニン抽出物は、黒ワットル樹の樹
皮から(すなわち、市販のミモ1fタンニン)、ケプラ
コ樹の木質部から(スペインgf3 : Quel+r
a hacha、 axe−breaker) 、ドク
ニンジン樹の樹皮から、及び種々の一般的に用いられる
マツの種の樹皮から、製造されるものである。
ワラトル及びケブラコ抽出物の製造は、十分に確立され
た工業的な手段であって、これらは多大な石を自由に入
手することができる。
ワラトルやケブラコのような縮合タンニン抽出物は、約
70%のポリフェノール性タンニンと20〜25%の非
タンニン物質、主として単純な糖類及び高分子の炭水化
物(ヒドロコロイド樹脂類)、から成っており、非タン
ニン物質中の後者は抽出物の3〜6%を占めており且つ
抽出物の粘度に大きく寄与しており、一方、残余は数%
の水分が占めている。正確な構造は未知であるけれども
、ケブラコタンニン中の主なポリフェノール性組織は、
下記式■に示すようなレソルシノールAとビロカロール
B環に基づくフラボノイド類似体によって表わされる。
第二の成分はアルデヒドである。好適な材料の例は37
%活性のホルムアルデヒド溶液の形態で使用することが
できるホルムアルデヒドである。
これは6〜15%のメタノールで安定化した37%ホル
ムアルデヒドの水溶液で′あるホルマリンとし−Cも市
販されCいる。その他の工業用品級のホルムアルデヒド
及びその重合体を用いることもできる。このような工業
用の品級は44.45及び50%低メタノールホルムア
ルデヒド、メチル、プロピル、n−ブチル及びイソブチ
ルアルコール中のホルムアルデヒドの溶液、パラホルム
アルデヒド及びトリオキサンを包含する。固体のパラホ
ルムアルデヒドを用いる場合には、それが全部溶解する
ように注意をはられなけれはならない。
その他のアルデヒド含有又は発生反応物は、公知である
ように少なくとも1のアルデヒド基を含有する有機化合
物であり、たとえば、ホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、プロピオンアルデヒド、グリコールアルテ゛ヒト
及びグリオキシル酸など、又はポリアルデヒド類、すな
わち、たとえばグリオキサール、パラホルムアルデヒド
などのような、分子中に1よりも多いアルデヒド基を有
する有機化合物である。その他の適当なアルデヒド反応
成分はアルデヒド発生剤、t ’、にわち、たとえばメ
ラミン−ホルムアルデヒド単量体状生成物及びトリ並び
にヘキサ(メチロール〉メラミン及びトリ並びにヘキサ
(Cl〜C3アルコキシメチル)メラミンのような誘導
体のように、その場でアルデヒドを生成することができ
る公知の有機化合物を包含する。このような材料は公知
の常法によって生成せしめることができる。アルキルで
封鎖した誘導体は商業的に入手することができ、自己重
合に対して安定であり、それ故、好適である。
反応生成物のための第三の成分は、たとえはアンモニア
又は第一あるいは第三アミンのようなアミノ化合物又は
アミド化合物である。好適な材料は、たとえばモノエタ
ノールアミン、メチルアミン及びエチルアミンのような
第一アミンを包含する。第一アミンは第三アミン又は第
三アミンよりも反応性の大きいアミンであるから、第一
アミンが好適である。
これらの3成分を反応させる際には、十分に制御した条
件下に、特にIIHが7未満の僅かな酸性の条件rに、
反応を行なう必要がある。この条件を達成すためには何
らかの酸を用いればよいが、塩酸と酢酸が特に好適であ
る。
反応に際して使用することができるその他の好適な材料
は、発泡が生じるのを防ぐための泡止め材料である。こ
れらの材料の例は、たとえばダウケミカル社製のシリコ
ーンBのようなシリコーン油止め剤である。鉱物性シー
ル油及び高分子量アルコールを用いることもできる。
取得される生成物は゛マンニッヒ″反応によって変性し
である高分子物質から成っているものと思われる。マン
ニッヒ反応においては、アルデヒドをアミン化合物及び
ポリフェノール性のタンニンによって供給される活性水
素と縮白さける。タンニンの構造は完全にはわかっCい
ないが、反応生成物は下記の繰返し構造によって近似す
ることができる: H 式中で、CHR’″はカルボニル酸素の離脱後のアルテ
゛ヒト化合物の残部であり、R1及びR2は最初のアミ
ン化合物の一部分であった水素又はその他の有機部分で
ある。
このモデルに従うと、繰返しのタンニン単位の分子量は
約300であると推定される。第一アミンのタンニン繰
返し単位に対する好適モル比は約1.5:1乃至3.0
:1の範囲にある。
3反応酸分間の反応を加熱した条件下に進行させる際に
、ここで中間粘度と呼ぶ反応混合物の粘度を監視するこ
とによって反応を制御する。われわれは、これらの3成
分を包含する与えられた反応物系に対して、反応の終点
を決定する比較的狭い中間粘度の範囲が存在することを
見出した。われわれは、この範囲を反応系陣中間粘度範
囲と呼ぶ。この範囲に到達したならば、急冷及び急速な
外部冷却によって反応を停止させなければならない。わ
れわれはこの中間粘度が生成物の最終粘度に対して影響
を有し、一方、それが生成物の安定性すなわち貯蔵寿命
に影響を及ぼすということを見出した。与えられた各反
応系に対する中間粘度を注意深く制御することによって
、長い貯蔵寿命を有する反応生成物を製造することがで
きる。
タンニンをたとえばモノエタノールアミンのようなアミ
ン化合物と混合する一実施例形態においては、タンニン
を水中に溶解したのちに泡止め材料をも加えることが望
ましい。吐はたとえば塩酸のような酸の添加によって僅
かに酸性に保つ。
この最初の添加を行なったのちに、材料を冷却し、次い
でたとえばホルムアルデヒドのようなアルデヒドを反応
混合物が約120〜130’Fの温度となるように添加
することが好ましい。この反応は発熱的であるけれども
、反応温度を約150〜200″F1更に好ましくは約
180’Fに保つように、追加の加熱を加えることが好
ましい。
反応湿度が約150″I:よりも低い場合には、最終生
成物が高い活性を有しておらず、有効性が小さい。反応
温度が約200″Fよりもずっと高い場合には、生成物
は老化が迅速に過ぎてゲル化の傾向を示し、望ましい貯
蔵寿命を有していない。
反応の程度は粘度を調べることによって監視する。この
反応混合物の180’Fにおける粘度が38〜40セン
チポアズの水準に達したときに、反応を迅速に停止させ
る。これは、外部的な冷却を用いることにより、及び固
形物含量が40〜45重量%の範囲となり且つEIHが
2.3〜2.6の範囲となるように水と追加の酸を加え
ることによって反応混合物を急冷することにより、行な
うことが好ましい。反応が38〜40Cl)S(180
丁で測定する場合)の中間粘度までしか進行しないよう
に反応を制御することによっ−【、4〜6ケ月の望まし
い長い貯蔵寿命を有するすぐれた生成物を、これらの反
応物の使用によって取得することができる。
反応をもっと早い時期により低い中間粘度で停止させる
場合には、最終生成物は効果の低い凝集剤となる。かく
して、中間及びその後の最終粘度が低ければ低いほど、
生成物の有効性は低くなる。
たとえば、135.8cpsの最終粘度を有する生成物
を、500 Ell)Illのフミン酸溶液の凝集のた
めに700 ppmの割合で加えるときは、それにより
(生じる上澄液は73%という貧弱な透過率を有してい
るに過ぎない。しかしながら、246 cpsの最終粘
度を有する実施例1に記すような本発明による生成物は
、700 ppmという同一の添加率で、遥かに良好な
90%の上澄液透過率を達成することができる。
上記の反応物に対する反応混合物を38〜40cpsよ
りも^い中間粘度で停止させる場合には、生成物は望ま
しい4〜6ケ月にわたって液状に保たれることはない。
たとえば、これらの反応物から約40CI)Sよりも^
い中間粘度を有する生成物を特造する場合には、最終生
成物は4ケ月未満の貯蔵寿命を有するに過ぎない。
かくして、与えられた各反応系に対する中間粘度を変化
させて有効貯蔵寿命を測定することによって、前記のよ
うなその反応系の陣中間粘度に対する狭い範囲を取得す
ることができる。上記の反応系に対する陣中間粘度範囲
は約38〜40cpsである。他の反応物を用いる異な
る反応系に対しては、その系の陣中間粘度範囲はブルッ
クフィールドLVT粘度h1により180’Fで測定す
るときに2〜100C1)Sの範囲内にあるものと予想
される。
第一アミンのタンニン繰返し単位に対するモル比は制御
する必要がある。われわれは、第一アミンはもっとも反
応性の高いものであり且つ容易にマンニッヒ反応に参加
することから、これに注目することにする。第二アミン
も反応が可能であり、これを使用することもできるけれ
ども、第一アミンのほうが逃かに好ましいので、以下の
記述はこれらの好適第一アミンに関して行なう。前記の
式1に示したポリフェノール性構成要素に基づく300
の分子口を有する繰返しのタンニン単位を想定するなら
ば、この実施形態のモノエタノールアミンのタンニン繰
返し単位に対する比は、実施例1の反応によって示すよ
うに、好ましくは約1゜7:1乃至2.0:1、更に好
ましくは約1.86:1である。第一アミン:タンニン
比が2.0〜2゜5:1の範囲となるようにモノエタノ
ールアミンの添加量を増大さゼる以外は実施例1の手順
と同様にして反応を行なった。下記の第1表は500 
ppmの標準フミン酸溶液を用いる凝集試験の結果であ
る。生じる上澄液の透過率が高いほど、凝集剤としてす
ぐれている。
凰−1j!L アミン: 500111)−フミン酸溶液タンニン に
添加した生成物、上澄液の−iL−一 m 111笈 1.86 : 1 700 90 2.00 : 1 700 84 2.25 : 1 700 81 2.50 : 1 700 73 第1表中のデータは、第一アミン:タンニン比を2.0
:1の望ましい水準を超えて増大させるときには、有効
性の低い凝集剤が得られることを示している。第一アミ
ン:タンニン比が、約1゜7:1という好適値の下限よ
りも低い場合には、反応生成物は有用な商業製品とする
には老化が迅速に過ぎる。
1品を製造し終ったのちに、液体のI)Hを長い製品の
貯蔵寿命を与えるように調整しなければならない。われ
われは最終製品の粘度が高いほど貯蔵寿命が短かいとい
うことを見出した。下記第2表には、実施例1の手順に
よって製造し且つ種々の、pH値に調節した生成物液体
に対して75′Fで測定したときの最終製品の粘度をセ
ンチポアズ単位で示しである。
1.0 350 2゜0200 2.5 150 3.0 325 5.0 450 7.0 2,350 9.0 16,000 11.0 20,000以上 第2表中のデータから最終製品のpHを3.0未満の値
に保たねばならないことが明らかであり且つわれわれは
第一の実施形態の手順にょっC製造た製品に対し“Cは
約2.3〜2.6の範囲がいっそう好適であることを見
出している。
望ましい最終製品は20000 cps未満の粘度を有
する気体eある。比較的短かい期間で粘度が20000
 cpsよりも上昇するときは、それは工業的に受け入
れることができる性能を有していない望ましくないゲル
が生成していることを示すものである。結局は、タンニ
ンをアミノ化合物及びアルデヒドと反応させることによ
って製造したすべての製品は、時間と共に粘度を増大し
て最後にゲル化する。
要約すると、反応は7.0未満の酸性のpHで行なわな
ければならず、第一アミンのタンニン繰返し単位に対す
るモル比は1.5〜3.0:1でなければならず、中間
粘度を監視して、それが、われわれが反応系陣中間粘度
範囲と呼ぶ、各反応に対して独自に決定する狭い範囲に
達したときに反応を停止させなければならず、且つ最終
生成物に対するpHを3.0未満、より好ましくは1゜
7〜2.6の値に調節しなければならない。この手順に
従うことによって、通常の環境条件において3ケ月より
も長い貯蔵寿命を有するタンニンに基づく高分子化合物
を製造することができる。
タンニンに基づく高分子化合物を製造するためのもう一
つの実施形態においては、先ずたとえばホルムアルデヒ
ドのようなアルデヒドを、たとえば塩化アンモニウムの
ようなアミン化合物と反応させることによって、その場
で第一アミン化合物を生ぜしめることが可能である。こ
の場合に生成するアミンはモノ−、ジー及びトリメチル
アミンの混合物である。シリコーン取止め剤を加え、攪
拌しながら反応混合物を約140’Fに3時間加熱する
。次いで材料を約183’Fのより高い温度で還流させ
、それを更に3時間にわたって保持する。
この場合に、望ましい活性の高い第一アミンの量は反応
時間によって調節することができる。反応時間が長いほ
ど、活性の低い第二及び第三アミンが生成するために、
溶液中に存在する第一アミンが少なくなる。この初期反
応が生じたのち、反応混合物を、引続くタンニン化合物
との混合のために、約130″Fの水準まで冷却すれば
よい。塩化アンモニウムをアルデヒドと反応させるとき
には副生物として酸が生じるから、望ましい酸性のpH
条件を達成するために反応混合物に対して追加の酸を添
加する必要がないということに注意すべきである。
この第二の実施形態においては、タンニン化合物は、タ
ンニンを水及びシリコーン抱土め剤と混合することによ
り別個の反応器中で調製することができる。好適形態の
タンニンはカナディアンバラカース社によりミモザ抽出
物として市販されCいる噴霧乾燥したケブラコ粉である
。タンニンを176〜194’Fの比較的高い温度で水
中に溶解したのち、水性のタンニン混合物を約130F
に冷却する。この水性タンニン混合物にメチルアミン/
ホルムアルデヒド反応混合物を加え、その反応混合物を
約183’Fに加熱する。中間粘度が約4〜15CI]
Sの範囲に達するまで反応を継続する。
望ましい反応の程度に達したときに、外部的な加熱及び
固形物含量を約28〜32%の範囲に調節する水の添加
によって、混合物を室温まで急冷する。アミン形成化合
物として酸を生じる塩化アンモニウムを使用するから、
それが約1.7〜2゜6のpHを有する酸性の条件を与
える。それ故、この場合には溶液の最終pl−1を調節
するために追加の酸を添加する必要はない。
凝集活性についての標準的な試験は、フミン酸を水に対
して制御した量で加え、次いで提案した凝集剤を加える
ことである。凝集剤はフミン酸を沈殿さして透明な上澄
液を与える。上澄液を通過する光の透過率を測定し−C
凝集剤の有効性の表示として用いる。透過率が高いほど
凝集剤の効果は人ぐある。本発明による反応生成物に対
するこの試験の結果を第4表に示す。
本発明の基本的な局面を説明したが、以下の実施例は本
発明の特定の実施形態を例証するためのものである。
尖−一廐−」」−二り この実施例においては、アミノ化合物としてモノエタノ
ールアミンを、またアルデヒドとしてホルムアルデヒド
を用いることによって、タンニンに基づく高分子化合物
を製造した。
130.75gの脱イオン水を含有する反応器を150
’Fに予熱した。カナディアンパッカーズ社により市販
され−Cいる噴霧乾燥したケブラコ粉である125.7
Elのミモザ抽出物を攪拌しながら徐々に加えた。温度
を約130〜140’Fに保った。完全な溶解後に、材
料を110Fに冷却した。次いで0.15gのダウケミ
カル製シリコーン油止め剤シリコーンBを加えた。
このタンニン水溶液に対して47.65gのモノエタノ
ールアミンを攪拌しながら加えて1.86:1の第一ア
ミンのタンニンに対する比を与え、反応混合物の温度を
130′Fに上昇するにまかせ且つ全部のアミンを加え
るまで反応混合物をこの温度に保った。反応混合物の酸
性の状態を保つために、so、ogの濃度23%塩酸を
加えU pHを6.4〜6.7の範囲とし且つ温度が1
40’Fに上るにまかせた。この初期タンニン/アミン
溶液を生成させたのち、混合物を次いで120’Fまで
冷却した。
次いで、ホルムアルデヒドを62.70i11の37%
活性ホルムアルデヒドの形態で加え、この添加の間12
0〜130Fの1度に保った。ホルムアルデヒドを先の
溶液と混合したのち、溶液を加熱して反応を開始させた
。温度は約180’Fよりも高くならないように調節し
た。反応の進行につれて、溶液の粘度を、ブルックフィ
ールドmV−[粘度t1を使用して約178〜180’
Fの温度で試料を測定することによって、監視した。粘
度の読みが38〜40cpsに達したときに、望ましい
反応度が得られた。この時点において、外部的な冷却及
び45.200の脱イオン水と7.8gの増酸の添加に
よって反応混合物を急冷することにより、2.4の最終
pHと約40.2%の固形物含量及び246 cpsの
最終粘度を得た。
取得した反応生成物を通常の環境条件で貯蔵したが、6
ケ月後にもこれは液状のままであって、ゲル化又は固化
することがなかった。
−2 反応器に173.7gの37%活性小ルムアルデヒド、
38.50gの塩化アンモニウム及び0゜070のダウ
ケミカル社製シリコンB、シリコーン泡化め剤を仕込ん
だ。この反応器は効率的な凝縮器を備えているが、圧力
下にはなかった。攪拌しながら温度を徐々に140’F
まで上げ、この状態を3時間保った。次いで温度を更に
約183’Fの還流状態まで上げ、この還流を更に3時
間保った。初期反応生成物はモノ−、ジー及びトリルメ
チルアミンから成っている。引続いてタンニン水溶液の
添加ができるようにこの混合物を130’F以トまで放
冷した。
水性のタンニン混合物は、別個の攪拌反応器中で、先ず
104.85(lの脱イオン水を176〜194”Fに
予熱することによって調製した。この攪拌反応器に、0
.07gのシリコーン泡化め剤を、噴霧乾燥したケブラ
コ粉である86.65gのミモザ抽出物と共に、添加し
た。タンニン材料が水中に溶解したのちに、反応器を1
30’F以下に冷却した。次いで第一の反応器中で得た
メチルアミン/ホルムアルデヒド溶液を徐々にこのタン
ニン水溶液に加え、その混合物を約18.51”に加熱
した。中間粘度がブルックフィールドLVT粘度へ1に
より185’Fで測定して約5.3CI)Sに達するま
で、反応器をこの温度に保った。所望の中間粘度が得ら
れたのちに、反応混合物を室温まで冷却し且つ固形物含
量を28〜32重量パーセントの範囲に調節覆る96.
15CIの脱イオン水を添加することによって、反応を
停止させた。
最終反応混合物は29.4%の固形物含量、室温におい
て20 CI)Sの粘度及び1.9のpHを自していた
。これは通常の環境条件下に、ゲル化又は固化すること
なく5ケ月以上貯蔵することができた。
火−1−舅一二し 実施例1及び2において製造した本発明による反応生成
物を、たとえば明ばん及び塩化第二鉄(Fe C13)
のような他の凝集剤と共に、固形物を除くための河川水
の処理において試験した。
使用した水はヤドキン(yadkin >河からのもの
であった。結果を第3表中に示す。
1−1−九 色 使用量 濁り度 (APHA 処 理 (+)I)m>、 (NTU> 単位)なし−
1750 (比較) 明ばん 1 14 20 FeCla 1 17 30 実施例16,8 8 1未満 実施例2 9.6 7 2 第3表中のデータは、本発明に従って!11造した顎品
は濁り度(比濁側濁り度単位)を17から7又は8へと
実質的に低下させることを示している。
同様に、APHA (アメリカンパブリックへルスアソ
ーシエーション)単位(これはpt−co標準に基づい
ている)における色は50から2及びそれ以下に低下す
る。
実 施 例 4 実施例1及び2で製造したような本発明による反応生成
物を、水からのフミン酸の除去に対して試験した。フミ
ン酸は5001111mの量で存在した。
結果を第4表に示す。
第 4 表 生成物 廃水上澄液 処理 1胆1ふ吐1L の透過率% な し 0 実施例1 500 71 800 90 1000 90 実施例2 500 73 800 93 1000 95 第4表中のデータは、水からのフミン酸の除去において
、比較的低い濃廉におけるこれらの反応生成物によって
得られる顕著な凝集効果を示している。
上記の詳細な説明は単に例証のために記したものである
こと及び本発明の精神から逸脱することなく多くの変更
を行なうことができるということを了承すべきである。
特許出願人 ディアーボーン・ケミカル・カンパニー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、段階: (a)I)Hが7未満であり且つアミノ化合物からの第
    一アミンのタンニン繰返し単位に対するモル比が約1.
    5:1乃至3.0:1である、僅かに酸性の条件下に、
    タンニン、アミノ化合物及びアルデヒドから成る水性の
    反応混合物を形成さじ:(b)反応系陣中間粘度範囲の
    範囲内の中間粘度を有する反応生成物が生成するまで該
    反応混合物を約150〜200’Fの温度で加熱し、該
    反応゛系鍵中間粘度範囲は生じる生成物が長い貯蔵寿命
    を有することを可能とする狭い中間粘度範囲として各反
    応物系に対して決定し、該反応系陣中間粘度範囲はブル
    ックフィールドLVT粘度針によりi 、s O’Fで
    測定するときに約2〜100CpSの範囲内にあり、且
    つ (C,)中間粘度が段階(b)において規定した条件に
    達したときに反応を停止させ且つ液体の固形物含量を重
    量で約20〜60%に調節し、またpHを3.0未満の
    値に調節する ことから成る、凝集剤として使用するために適するタン
    ニンに基づく高分子化合物の水溶液の形成のための方法
    。 2、アミン化合物はモノエタノールアミンである、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、アルデヒドはホルムアルデヒドである、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4、アミン化合物はモノエタノールアミンである、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 5、段階(b)における温度は約175〜185Fであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、アミノ化合物はアミンであり且つ第一アミンのタン
    ニン繰返し単位に対するモル比は約1.7:1乃至2.
    0:1である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、タンニンはケブラコ粉の形態で使用する、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 8、アミノ化合物はモノエタノールアミンであり且つア
    ルデヒドはホルムアルデヒドである、特許請求の範囲第
    7項記載の方法。 9、反応温度は約175〜185’Fであり、中間粘度
    は約38〜4Qcpsであり、最終固形物含量は約35
    〜45重量%であり且つpHは約1.7〜2.6である
    、特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、段111!1(C)における固形物含量を重量で
    約40〜45%に調節する、特許請求の範囲第9項記載
    の方法。 11、段階<C>における反応生成物のpHを約2゜3
    〜2.6に調節する、特許請求の範囲第9項記載の方法
    。 12、特許請求の範囲第1項記載の方法によって製造し
    た生成物。 13、特許請求の範囲第9項記載の方法によって製造し
    た生成物。 14、アミノ化合物はメチルアミン、ジメチルアミン、
    トリメチルアミン、及びそれらの混合物から成るグルー
    プから選択する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 15、反応温度は約175〜185’Fであり、中間粘
    度は約4〜15cpsであり、最終固形物含量は約38
    〜32重量パーセントであり且つpHは約1.7〜2.
    6である、特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、pHは約1.9である、特許請求の範囲第15項
    記載の方法。 17、特許請求の範囲第14項記載の方法によって製造
    した生成物。 18、特許請求の範囲第15項記載の方法によって製造
    した生成物。 19.9)(が7未満である僅かに酸性の条件下にタン
    ニン、アミノ化合物及びアルデヒドを反応させることに
    よって生成せしめたタンニンに基づく高分子化合物の安
    定な水溶液にして、該溶液は重量で20〜60%の固形
    物含量、及び3未満のl)Hを有し、且つ通常の環境条
    件において少なくとも3ケ月は液状を保ってゲル化する
    ことがないような貯蔵寿命を有する、該水溶液。 20、凝集剤の添加による廃水処理方法において、凝集
    剤は特許請求の範囲第19項記載のタンニンに基づく高
    分子化合物の水溶液であることから成る改良。 21、凝集剤の添加による廃水処理方法において、凝集
    剤は特許請求の範囲第12項記載のタンニンに基づく高
    分子化合物の水溶液であることから成る改良。 22、凝集剤の添加による廃水処理方法において、凝集
    剤は特許請求の範囲第13項記載のタンニンに基づく高
    分子化合物の水溶液であることから成る改良。 23、凝集剤の添加による廃水処理方法において、凝集
    剤は特許請求の範囲第17項記載のタンニンに基づく高
    分子化合物の水溶液であることから成る改良。 24、凝集剤の添加による廃水処理方法において、凝集
    剤は特許請求の範囲第18項記載のタンニンに基づく高
    分子化合物の水溶液であることから成る改良。
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